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【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.1
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415 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 21:27:38.21 ID:9LACTD5S0
------------------------------------------------
【パニック議論開始!】
サイレンサーLv.1:補正なし
発言力:♡×3
集中力:☆×5
コトダマ
‣【あさひの証言】
‣【事件当時のアリバイ】
‣【AVルーム裏口の扉】
甘奈「甘奈と甜花ちゃんは昨日の夜からずっと一緒だったもん!」
あさひ「わたしが今朝食堂に行ったのはだいぶ後の方っす」
愛依「朝のアナウンスが鳴って一度ゲームルームに集まってから」
甜花「夜時間からずっと一緒に動いてた……から」
あさひ「包丁を取るタイミングなんかなかったっすよ」
愛依「武器は集め始めたんだよ!」
甜花「包丁を持ってたりしたら流石に、気づく……!」
あさひ「事件が起きた時もずっと教室にいたっすからね」
愛依「だから更にそれよりも前……」
灯織「私はアリバイを証明してくれる方はいませんが……」
あさひ「わたしが教室にいたこと自体は食堂組の人たちが証明してくれるっすよね?」
愛依「朝のアナウンスのマジ直後なら包丁をチョータツできたはず!」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【Noise:30】愛依「どーよ! これがうちの反論!」【Noise:30】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
灯織「事件現場には近づいていません!」
凛世「はい……ひょっこりと顔を出されたあさひさんに、驚きました……」
夏葉「上等よ、愛依。可能性はバッチリ提示できたわ」
【サイレンサーでノイズ発言を鎮めろ!】
【コンマで30以上の数字を出すことでノイズ発言を鎮めることができます】
↓1
416 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 21:29:24.85 ID:/0C/TaCj0
ぬ
417 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 21:34:24.14 ID:9LACTD5S0
にちか「あー、もう! うるさーい!」
【EXCELLENT!】
【ノイズ発言を鎮めたのでウィークポイントが出現しました】
------------------------------------------------
【パニック議論開始!】
サイレンサーLv.1:補正なし
発言力:♡×3
集中力:☆×5
コトダマ
‣【あさひの証言】
‣【事件当時のアリバイ】
‣【AVルーム裏口の扉】
甘奈「甘奈と甜花ちゃんは昨日の夜からずっと一緒だったもん!」
あさひ「わたしが今朝食堂に行ったのはだいぶ後の方っす」
愛依「朝のアナウンスが鳴って一度ゲームルームに集まってから」
甜花「夜時間からずっと一緒に動いてた……から」
あさひ「包丁を取るタイミングなんかなかったっすよ」
愛依「武器は集め始めたんだよ!」
甜花「包丁を持ってたりしたら流石に、気づく……!」
あさひ「事件が起きた時もずっと教室にいたっすからね」
愛依「だから更にそれよりも前……」
灯織「私はアリバイを証明してくれる方はいませんが……」
あさひ「わたしが教室にいたこと自体は食堂組の人たちが証明してくれるっすよね?」
愛依「朝のアナウンスのマジ直後なら包丁をチョータツできたはず!」
灯織「地下の図書室に行っていたら、その【道中で確実に目撃されます】よ!」
あさひ「死体発見アナウンスを聞いて、わたしも飛び出したんっすから」
【QUIET】
灯織「事件現場には近づいていません!」
凛世「はい……ひょっこりと顔を出されたあさひさんに、驚きました……」
夏葉「上等よ、愛依。可能性はバッチリ提示できたわ」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
418 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 21:41:13.00 ID:/0C/TaCj0
【AVルーム裏口の扉】>【道中で確実に目撃されます】
419 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 21:46:45.41 ID:9LACTD5S0
【発言力:♡×3→2】
灯織「いえ、地下に行くルートはただの一つだけです。地下に降りてからのことは関係ありません」
灯織「地下の図書室に行くには必ずあの廊下を通らなくちゃいけなかった」
灯織「それなら確実に彼女に目撃されたはずなんです」
(しまった……別の発言をすればよかったな……)
(風野さんが言っている目撃って多分、あの人に見られるってことなんだろうけど……)
(あの人の発言自体、ちょっと疑問なんだよね。モヤモヤ同士ぶつけ合ってみるのもありなのかな)
------------------------------------------------
【パニック議論開始!】
サイレンサーLv.1:補正なし
発言力:♡×2
集中力:☆×5
コトダマ
‣【あさひの証言】
‣【事件当時のアリバイ】
‣【AVルーム裏口の扉】
甘奈「甘奈と甜花ちゃんは昨日の夜からずっと一緒だったもん!」
あさひ「わたしが今朝食堂に行ったのはだいぶ後の方っす」
愛依「朝のアナウンスが鳴って一度ゲームルームに集まってから」
甜花「夜時間からずっと一緒に動いてた……から」
あさひ「包丁を取るタイミングなんかなかったっすよ」
愛依「武器は集め始めたんだよ!」
甜花「包丁を持ってたりしたら流石に、気づく……!」
あさひ「事件が起きた時もずっと教室にいたっすからね」
愛依「だから更にそれよりも前……」
灯織「私はアリバイを証明してくれる方はいませんが……」
あさひ「わたしが教室にいたこと自体は食堂組の人たちが証明してくれるっすよね?」
愛依「朝のアナウンスのマジ直後なら包丁をチョータツできたはず!」
灯織「地下の図書室に行っていたら、その【道中で確実に目撃されます】よ!」
あさひ「死体発見アナウンスを聞いて、わたしも飛び出したんっすから」
【QUIET】
灯織「事件現場には近づいていません!」
凛世「はい……ひょっこりと顔を出されたあさひさんに、驚きました……」
夏葉「上等よ、愛依。可能性はバッチリ提示できたわ」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
420 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 21:53:21.03 ID:/0C/TaCj0
【あさひの証言】>【道中で確実に目撃されます】
421 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:00:24.78 ID:9LACTD5S0
にちか「聞こえた……!」論破!
【BREAK!】
にちか「単独行動をしていたメンバーが地下の図書室に向かっていたら、確実に他の誰かに目撃されてしまう。それって芹沢さんのことを言ってるんですよね?」
灯織「ええ……七草さんと一緒に捜査をした時に、彼女が言っていたことです」
灯織「コロシアイ促進BGMが流れ出すよりも前から教室にいて……モノクマと戦うことを決めたメンバーが地下に下っていくのを見てからは」
灯織「その動向が気になってずっと廊下を注視していたと」
にちか「そう、芹沢さんのこの証言があるなら単独行動組はもちろん事件に関与していないことになるんです」
甘奈「や、やった……!」
にちか「でも、そうじゃないんです……」
甜花「え……?」
にちか「愛依さんはずっと言ってましたよね? 【芹沢さんを探すために途中で離脱した】って」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
にちか「愛依さんは【途中で抜けて、事件発生時刻よりも後に戻って来た】って聞きましたよ!」
愛依「え?! あ、あー……あさひちゃんを探しに行った時のことか!」
愛依「うん、9時20分ぐらいから15分ぐらい抜けてたけど……図書室には行ってない! 地上を探してたんだよ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
にちか「芹沢さんがいたのは、あの教室のはずなんですよ? 図書室に行ったでもないなら、愛依さんは確実に教室の前を通ったはずです」
422 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:03:02.14 ID:9LACTD5S0
にちか「だけど、芹沢さんは【そんなこと一言も言ってない】! 誰も通ってないって断言までしてる!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あさひ「それも気になったから、そこからはずっと廊下を見てたっすよ」
にちか「え? ずっと? 死体発見まで?」
あさひ「はいっす。まあ途中よそ見したとかはあったかもしれないっすけど……基本はずっと見てたと思うっす」
あさひ「でも【そこから他に通った人はいなかった】っすね。地下に行く人も、地下から出てきた人もいないっす」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
にちか「それっておかしくないですか?! 証言が食い違ってるんですよ!」
甜花「た、確かに……和泉さんの姿を見てないのはおかしい……よね」
甘奈「というか愛依ちゃんはあさひちゃんのことを教室で見つけなかったの?」
愛依「えっと……」
あさひ「……」
夏葉「もしかして……何か隠してるのかしら?」
愛依「いやいや、隠し事なんて、ぜんぜん!」
にちか「どうなんですか?!」
423 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:03:46.37 ID:9LACTD5S0
愛依「……うぅ、そーなんよ。うち、あさひちゃんを探しに階段登ったけど……【教室では見つけられなくて】」
凛世「なんと……!」
にちか「ちょ、ちょっと待ってくださいよ! それじゃあ芹沢さんは嘘の証言をしてたってことですか?!」
あさひ「んー……まあいいか。嘘とかじゃないんっすよ。教室にずっといても退屈だったんで、【ちょっと抜けてる時があった】んっすよ」
あさひ「廊下に何か面白いものないかなーって探しに行ってたんで。その時に愛依ちゃんがきたのかもしれないっすね」
めぐる「来たのかもしれないっすねー……ってそんな簡単に言っちゃってるけど、大きな変化だよ!」
めぐる「あさひが廊下を見てない時間があったんだったら……甘奈や灯織が地下に行くことだって可能だったタイミングがあるんじゃない?!」
甘奈「えっ……あ、甘奈たちも?!」
灯織「私もですか……!?」
甜花「あ、あぅ……」
424 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:05:58.86 ID:9LACTD5S0
真乃「あ、あの……あさひちゃんはどうなるのかな……?」
あさひ「わたしっすか?」
真乃「最初は凶器の調達ができないから容疑者から外れていたけど……今はそうでもないし」
真乃「事件当時のアリバイも、自分一人の証言しかないんだよね……?」
あさひ「あー、そうっすね! わたしも容疑者になると思うっすー!」
樹里「そんな気軽によく飲み込めんな……」
夏葉「あさひ……それは分かった上で言っているのかしら」
あさひ「なんのことっすか?」
夏葉「この状況、あさひだけは別。【あさひは容疑者にはなり得ない】のよ」
恋鐘「なして? 条件はみんな一緒やろ?」
425 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:07:20.96 ID:9LACTD5S0
夏葉「いい? 愛依があさひを迎え入れると言って出て行ったのが9時20分ごろ。そこから15分前後してから愛依は戻ってきた」
夏葉「愛依が図書室に行ったのではなく、証言通りに地上階を探しに行っていたのなら【この段階であさひは既に倉庫に向かっていた】ことになる」
甘奈「そっか……行きも帰りも愛依ちゃんがあさひちゃんを見つけてないから……」
夏葉「逆に愛依が犯人だった場合なら言わずもがな。あさひは関与していない……それだけのことよ」
霧子「そうとも限らないんじゃないかな……二人が行き違いになっていた場合とか……」
夏葉「私たちが死体を見つけたのが【9時35分で愛依と合流した直後】なの。あさひが犯人ならば必ず愛依とすれ違っているだろうし、行き違いは起こり得ないわ」
夏葉「地下を行き来する階段は一つしかないし、地下の階段前の教室はただ一つなんだもの」
あさひ「ふーん、そういうことになるんすね」
(愛依さんの証言で芹沢さんの不在が証明された)
(ただ、愛依さんは確実に帰ってきていて、道は一本道だから……結果的に芹沢さんのアリバイを証明することになるんだ)
透「じゃあ容疑者は4人だ」
円香「芹沢さんを探しに行くと言って離脱した時間のある愛依さん」
円香「それぞれ単独行動をしていた甘奈と甜花さんの姉妹」
円香「そしてマンホールにいた……? 灯織」
透「犯人はこの中にいる!ってね」
【甘奈「その推理は許せないかも!」】反論!
426 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:09:18.15 ID:9LACTD5S0
甘奈「ちょっと待ってよ! 確かに今の話を聞いているとあさひちゃんのアリバイは証明されちゃうのかもしれないけど……」
甘奈「それと同じ原理で、甘奈たちのアリバイも証明されるんじゃない?」
甘奈「容疑者に甘奈たちを入れるのは不適切なんじゃないかな!」
------------------------------------------------
【反論ショーダウン・真打 開始!】
発言力:♡×2
集中力:☆×5
コトノハ
‣【事件当時のアリバイ】
‣【あさひの証言】
‣【AVルーム裏口の扉】
甘奈「あさひちゃんのアリバイが」
甘奈「地上に出た愛依ちゃんとすれ違っていないことで証明されるのなら」
甘奈「甘奈たちだってそうなるよ!」
甘奈「だって甘奈たちも」
甘奈「死体発見アナウンスまで誰とも一度も会ってないもん!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
【発展!】
にちか「ええ、それはもちろん知ってますけど……」
にちか「それだから、お二人はアリバイがないって話なんじゃないですかー!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
甘奈「今まではそれでアリバイなしになってたけど状況が違うんだよ!」
甘奈「あさひちゃんが倉庫に行っている間に地下に降りても」
甘奈「犯行を行った後、戻ってくる時に」
甘奈「絶対に愛依ちゃんかあさひちゃんに【会っちゃう】よね?」
甘奈「でも、二人とも甘奈たちの姿も見てないって言ってるし」
甘奈「地下には行ってない証拠になるよね☆」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ30以上で論破しろ!】
↓1
427 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 22:10:34.67 ID:gOYs62sA0
【あさひの証言】
428 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:21:07.20 ID:9LACTD5S0
【発言力:♡×2→1】
甘奈「うん、あさひちゃんがいないタイミングがあったのは分かってるよ?」
甘奈「でも、それはそのタイミングで甘奈たちが地下に行くことはできても、戻ることができたことの証明にはなってないよ!」
甘奈「あさひちゃんは死体が見つかった後のタイミングでは教室に戻ってきてたんだよね?」
甘奈「甘奈たちが死体発見現場にやってきたのはあさひちゃんたちよりも後なんだよ!」
(うーん……ややこしいけど、芹沢さんは死体発見までには教室に戻ってきていて、かつ誰も目撃していないという証言なんだよね?)
(だったら、図書室に行くことはできても、戻ることはできないというのが甘奈さんの理屈だ)
(なら、図書室から戻る必要はなかったことを証明するのが打ち破るきっかけになるのかも……!)
------------------------------------------------
【反論ショーダウン・真打 開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトノハ
‣【事件当時のアリバイ】
‣【あさひの証言】
‣【AVルーム裏口の扉】
甘奈「あさひちゃんのアリバイが」
甘奈「地上に出た愛依ちゃんとすれ違っていないことで証明されるのなら」
甘奈「甘奈たちだってそうなるよ!」
甘奈「だって甘奈たちも」
甘奈「死体発見アナウンスまで誰とも一度も会ってないもん!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
【発展!】
にちか「ええ、それはもちろん知ってますけど……」
にちか「それだから、お二人はアリバイがないって話なんじゃないですかー!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
甘奈「今まではそれでアリバイなしになってたけど状況が違うんだよ!」
甘奈「あさひちゃんが倉庫に行っている間に地下に降りても」
甘奈「犯行を行った後、戻ってくる時に」
甘奈「絶対に愛依ちゃんかあさひちゃんに【会っちゃう】よね?」
甘奈「でも、二人とも甘奈たちの姿も見てないって言ってるし」
甘奈「地下には行ってない証拠になるよね☆」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ30以上で論破しろ!】
↓1
429 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 22:27:15.39 ID:/0C/TaCj0
【AVルーム裏口の扉】
430 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:29:41.41 ID:9LACTD5S0
にちか「その言葉、切らせてもらいますねー!」論破!
【BREAK!】
にちか「甘奈さんたちと芹沢さんの状況が違うのは……一つ大きな事実があるからなんです」
甘奈「事実……?」
にちか「私たち食堂組は死体発見アナウンスを受けて地下へと向かっている際に、実際に教室にいた芹沢さんに会っているんです」
にちか「つまり事件前後で芹沢さんが教室に戻ってきていた証明はできている」
甘奈「そうだよね? だからそのあさひちゃんに会ってない甘奈たちは……」
にちか「会う必要がないんです」
甜花「ひぃん?!」
にちか「地下には図書室とゲームルームの他にもう一つ部屋があるんです。それが【AVルーム】」
甜花「エー……ブイ……?」
にちか「ゲームルーム側から入る入り口ともう一つ、廊下に直結で用意されている入り口もあるんですよ」
にちか「つまり、ここから【AVルームに身を隠しておけば、あとは死体発見の騒ぎに乗じて姿を現すだけでいい】」
にちか「これなら芹沢さんと愛依さんの二人の目を掻い潜っての反抗が可能です!」
甘奈「そ、そんな……甘奈たち……行ってないし、やってないよ……!」
灯織「状況が混沌としてきましたね……容疑が今、いろんな方向に向けられていて……苦しい状況です」
円香「愛依さんが犯人だったら話もスッと終わって分かりやすかったんですが」
愛依「ご、ごめん……」
431 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:31:13.57 ID:9LACTD5S0
甜花「ちょ、ちょっと待って……!」
にちか「……? 甜花さん……?」
甜花「あ、あの……今の七草さんの推理は……無理があると思います……!」
樹里「ま、マジか? どこの話だ?」
甜花「AVルームの話……なんだけど……えっと……幽谷さん、おかしいと思ったよね……?」
霧子「う、うん……あそこの扉は、【開かない】はずだから……」
にちか「扉が、開かない……?」
甜花「前に甜花と幽谷さんで一緒に、あの部屋でアニマルビデオを見たことがあるんだけど……」
甜花「その時に、扉が開かなくて焦った記憶があるんだ……」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
甜花『あ、あれ……? 開かない……』
霧子『甜花ちゃん……? ちょっと代わってもらってもいいかな……?』
甜花『う、うん……』
霧子『よい、しょ……』
霧子『ダメみたい……どうやら、立て付けが悪い扉みたいだね……』
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
霧子「どれだけ力を入れても動かなくて……レーンには埃も溜まっていたから……」
霧子「犯行の後に身を隠す場所には使えないと思うな……」
甘奈「て、甜花ちゃん……ありがとう! 甜花ちゃんは世界で一番頼りになるお姉ちゃんだよ!」
甜花「に、にへへ……これで、弁護できた……」
432 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:32:01.39 ID:9LACTD5S0
(AVルームが使えないから身を隠せない……)
(本当にそれだけの単純な話かな……)
(もっと容疑をふっかけて……議論を撹乱してやれる気がする)
にちか「いや、待ってください!」
灯織「ま、まだ……可能性があるんですか?」
にちか「はい……【地下に身を隠せる場所が他にもある】としたら……どうですか?」
甘奈「ほ、他にも身を隠せる場所……?」
(隠し通路の話をするのは論外として……)
(あの場所なら……可能性はあるかもしれない……!)
------------------------------------------------
【ひらめきアナグラム開始!】
き/つ/う/こ/う
【正しい順番に並べ替えろ!】
↓1
433 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 22:32:41.85 ID:gOYs62sA0
つうきこう
434 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:34:19.25 ID:9LACTD5S0
にちか「これだ!」
【解!】
にちか「図書室の角っこにあった【通気口】……あそこなら出入り出来るはずですよ!」
めぐる「つ、通気口ー?!」
円香「元は地下に貯蔵されている本の湿気を取るためのものなんでしょうね。あれだけの本が収められているだけあって、かなり立派な通気口があったと思います」
樹里「そういや……地下から降りる階段の天井にパイプが通してあったな。あれが多分通気口のパイプ……なんだよな?」
夏葉「まさかあのパイプの中を這って脱出したとでも言うつもり?!」
真乃「かなり大胆な脱出計画ですね……」
甜花「て、甜花……そんなことする体力ない……」
凛世「しかし、仰る通り人が一人通れるほどの隙間はあるものかと……」
にちか「これも検討の価値はありますよね?」
樹里「んあー! しょうがねえ、これも確かめてみるぞ!」
樹里「図書室に出入りする方法が他にもあったのかどうか! 検証だ!」
435 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:35:29.04 ID:9LACTD5S0
------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトダマ
‣【床の埃】
‣【整理された本棚】
‣【コロシアイ促進BGM】
真乃「あさひちゃんの監視の目を掻い潜って地下に行くことは可能です……っ」
真乃「戻ってくる愛依さんと、あさひさんに会わずに姿を隠す方法は……」
めぐる「【通気口を使った】んだよ!」
めぐる「図書室には地上とつながる大きな通気口があったからね!」
甜花「甜花、そんなとこよじ登れない……!」
透「書架用の梯子を使えば【誰でも登れる】高さだよ」
透「あーでもあの図書室ってさ」
透「めっちゃ雑じゃなかった? 配置とか」
凛世「本棚の上の本も雑然としており、とても人が行き来しやすいものではありませんでした……」
凛世「通気口を使おうとしても、【本がそれを阻む】ものかと……」
甜花「通気口を張って進むのも体力使うし……」
甜花「甜花には不可能なトリック……!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
436 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 22:38:48.04 ID:/0C/TaCj0
【整理された本棚】>【本がそれを阻む】
437 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:41:12.34 ID:9LACTD5S0
にちか「それは違くないですかー?」論破!
【BREAK!】
にちか「確かにあの図書室はきったないです。お姉ちゃんの仕事部屋みたいな汚さです」
真乃「そ、そうなんだ……」
あさひ「まさに足の踏み場もないってやつっすね!」
甘奈「そんな状況じゃ通気口を使うどころじゃないよね……?」
灯織「……そんな状況ではなかったってことなんですよ」
甘奈「ひ、灯織ちゃん?!」
灯織「私と七草さんは図書室の本棚を一通り調べてみたんですが……」
灯織「本棚の上に乱雑に置かれていたはずの本は【全て整頓して並べ直されていた】んです」
甜花「そ、そうなの……?」
灯織「あれならうっかり本を落として音を立ててしまうようなこともなく、通気口を使うことができたと思います」
(うぅ……そんな恨めしそうな目を私に向けないで……)
樹里「ってことは……ここまでの流れを整理するとだ」
438 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:42:03.79 ID:9LACTD5S0
樹里「あさひと愛依がいなくなったタイミングで地下に忍び込んだ犯人がルカを殺害」
樹里「そのあとは梯子を使って本棚の上に登り、通気口を通って地上へと向かった」
夏葉「あとは死体発見アナウンスのタイミングで、あさひがいなくなるのを確認してから教室の方の通気口から脱出する」
夏葉「何食わぬ顔で後から合流すれば条件は満たすわね」
甘奈「ち、違う……違うって……甘奈たちはやってないよ……!」
甘奈「そ、それに大体……通気口なんて使ったらパイプを通る時に大きな音がしちゃうよね?!」
甘奈「そんな大胆な方法、気づかれずに実行するなんて……」
にちか「いや、それは看破してますよ」
甘奈「ええっ?!」
(通気口を使う時になる大きな音。それを掻き消す方法なら、あれがあったはずだ)
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>374
>>375
↓1
439 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/14(水) 22:44:39.14 ID:/0C/TaCj0
【コロシアイ促進BGM】
440 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:45:41.21 ID:9LACTD5S0
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「事件が起きる少し前、コロシアイのタイムリミットが1時間を切った頃から学園中にあの爆音が鳴り響いてましたよね?」
甘奈「爆音って……コロシアイ促進BGM?」
樹里「あー……あのモニターから流れてたやつか……どこ行っても流れてっからノイローゼになるかと思ったんだよな……」
にちか「あれだけ大きな音が流れている状況で、通気口を人が通って物音が立とうとも、誰も気にしません」
にちか「物音は、この方法を否定する理由にはならないですよねー!」
甘奈「そ、そんな……!」
灯織「……」
(よし……いいぞ、いいぞ……!)
(完全に流れは私のもの! もはや食堂組に疑いの目を向ける人は誰もいない!)
(このまま、単独行動をしてた人か、愛依さんあたりに罪を被せて……この学園を卒業する……!)
夏葉「だいぶ事件の全容が見えてきた様ね……容疑者も数が絞れてきた」
夏葉「地下に行って殺害が可能だったのは、愛依、甘奈、甜花、灯織の四人」
夏葉「この中からあとは犯人を見つけ出さないと……」
441 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:46:44.73 ID:9LACTD5S0
あさひ「あ、ちょっといいっすか?」
442 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:47:42.03 ID:9LACTD5S0
夏葉「どうしたの、あさひ? ここまでの推理で何かわからないことでもあったかしら」
あさひ「うーん、そうじゃないんっすけど……夏葉さん、一つ大きな見落としをしてるっすよ」
夏葉「見落とし? 何かしら、教えてちょうだい?」
あさひ「容疑者からにちかちゃんが抜けてるっす」
(……!?)
にちか「え、ちょっと急にやだなー……もしかして、途中でトイレに抜け出してたこと? でもちゃんとトイレに行ってからも私は食堂に戻ってきたしー……」
あさひ「いや、そうじゃないっす。そこはどうでもよくて」
443 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:48:27.45 ID:9LACTD5S0
あさひ「女子トイレから直通で図書室に行く隠し通路があるっすよね?」
444 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:50:19.13 ID:9LACTD5S0
にちか「……は?」
目の前の少女はあまりにも平然と、それが常識であるかの様に口にするので、私は言葉を失ってしまった。
私が裁判に挑むずっと前から存在を隠し続け、この舞台において心の拠り所にして戦っていた核を、彼女は悠々と全員の前で披露した。
子供が図工の時間に作った自信作を、食卓の上に置いた時の様に朗らかな笑顔で、微塵の邪気も滲ませることもなく。
灯織「隠し……通路……?」
あさひ「一回の女子トイレの用具入れっすね。その壁を押すと奥の空間が開いて、そのまま図書室まで行くことができるっすよ」
円香「ちょっと、急に何?」
円香「そんなフィクションみたいな話急に言われて信じられると思う?」
あさひ「いや、でも本当に隠し通路があるんっすよ!」
(何を急に言い出すのこの子……!?)
(だ、ダメ……なんとしてもこの子の発言は打ち砕かないと……!)
445 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/14(水) 22:51:47.67 ID:9LACTD5S0
本日はここまで。
また明日21:00ごろより再開予定です。
それではお疲れさまでした。またよろしくお願いします。
446 :
再開します
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 20:53:18.19 ID:z3AvASb90
灯織「女子トイレに隠し通路があるから、七草さんにも犯行は可能……とのことだけど」
灯織「流石に隠し通路がある、と言われても信用できない……その証拠がないんだから」
にちか「そ、そうだそうだ! 証拠を出せ証拠を!」
あさひ「証拠っすか? いいっすよ?」
にちか「なっ……!」
甘奈「証拠が、あるの……?!」
あさひ「あはは、そうじゃなきゃこんな話急にしないっすよ」
(もはや猶予はない……どんな手段を用いてもこの子は挫かないとダメだ……!)
447 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 20:54:35.84 ID:z3AvASb90
------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトダマ
‣【事件当時のアリバイ】
‣【整理された本棚】
‣【ゲームルームの武器】
あさひ「にちかちゃんも容疑者なんっすよ」
あさひ「だって女子トイレには図書室と通ずる【隠し通路があった】っす!」
めぐる「そんなの初耳だよー!?」
凛世「隠し通路とはどのようなものなのですか……?」
あさひ「本棚の一部が【開いたり閉じたりする】っすよ!」
樹里「そんな大掛かりな仕掛け、誰かが気付きそうだけどな……」
めぐる「証拠だって今まで出てきてないよね……」
あさひ「少し前に通気口の議論になったじゃないっすか」
あさひ「あの時に本棚の上の本が整理されていたって話が出たっすけど」
あさひ「隠し通路がある本棚だけは【本が積まれてなかった】んっすよ」
灯織「積まれてない?」
あさひ「本棚が動いたら本が落ちちゃうからっすね」
あさひ「これが隠し通路があった証拠っす!」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
448 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 21:01:13.20 ID:oKoZwgX40
【整理された本棚】>【本が積まれてなかった】
449 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:05:24.42 ID:z3AvASb90
にちか「この嘘で真実を覆い隠す!」偽証!
【BREAK!】
にちか「本棚の上の本がなかった……? そんなわけない!」
にちか「私自身が図書室の本棚は一通り調べたけど、全部の本棚の上に本は積まれてたし、整理された状態で置いてあったよ!」
(もし芹沢さんの言う通り本棚の上の本がなくなっていたとしても……隠し通路があることの確定的な証拠にはならないはずだ……)
(この子がどこまで知っているのかはわからないけど……物理的な証拠がない限りは嘘で捻り潰せる……!)
夏葉「図書室の調査は行ったけど……本棚の上の本まで全ては見てないわね……」
霧子「あっ、恋鐘ちゃん……」
恋鐘「なんね、霧子? うちん顔になんかついとーと?」
霧子「ドローンで撮った写真だよ……! あれなら図書室を俯瞰で見た写真があるんじゃないかな……」
(やば……!)
恋鐘「そうばい! 写真があればあさひの証言の裏付けになるはずたい! モノファニー、現像はいまどがんね!?」
モノファニー『』
モノタロウ「あ、あれ!? モノファニー!? どこ行っちゃったの!?」
450 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:07:37.91 ID:z3AvASb90
モノスケ「モノファニーは離席中や。アイツも何かと多感な時期やからな。ワイらで色々と察してやらなあかんで」
モノキッド「あっ、そうだ……空から見てるんだよ、ミーたちのことをみんなが」
モノダム「……」
霧子「どうやら……まだ出来ていないみたいだね……」
あさひ「その必要はないっすよ? だって【わたしが撮った写真がある】っすから」
にちか「は、はぁ……?」
あさひ「わたし、こんなこともあろうかと現場の写真をいっぱい撮っておいたっす!」
(そういえば……)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
他の人たちより一際目立って捜査に熱中している様子の少女が一人。
手には何やらインスタントカメラのようなものが握られて、現場を歩き回っては写真の撮影を繰り返している。
それについて回る愛依さんはあたふたしてばかり。
にちか「あ、あの……芹沢さん、ちょっといい?」
あさひ「……」
愛依「あさひちゃん、あさひちゃん! なんかお話あるみたいだけど?!」
あさひ「……? なんっすか?」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
(芹沢さんは捜査の段階でインスタントカメラを持ち込んで写真をやたら撮り回っていた……!)
あさひ「みんなにはこの2枚の写真を見て欲しいっす!」
451 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:08:55.31 ID:z3AvASb90
芹沢さんが私たちの前に提示した写真は、図書室奥の本棚を引きの画角で撮った写真。
あさひ「写真には右下に日付の時刻が自動で入るっすけど……」
あさひ「1枚目は昨日の夜時間っすね。この時は本棚の上にある本はそのままっす」
めぐる「バランスが悪い積み方がしてあって、すぐに崩れてきそうだね!」
透「他の本棚は綺麗に整理された後っぽいね」
あさひ「で、2枚目は事件が起きてから撮った写真っす。右下はルカさんの死体が映っちゃってるんで気をつけてくださいっす」
甜花「うぅ……本当だ……」
真乃「あっ! 【中央の本棚の上の本がなくなってる】!」
円香「床にいくつか散乱した様になっていますし……これは」
樹里「元から図書室は床に本が散乱してたからあんまり気に求めてなかったけど……これは怪しいな」
(こ、こんなのずるいよ……!)
(私の嘘を後出しで潰せる証拠を持ってたなんて……!)
452 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:09:37.99 ID:z3AvASb90
(で、でも……これもまだ確定的じゃない……!)
にちか「確かにその写真で見ると、中央の本棚の本は落ちてるみたいですけど……!」
にちか「隠し通路の存在をそれで証明するには足りないですよね!?」
愛依「まあグーゼンに本が落ちることだってあるよね……? 実際、本の積み方はバランスが悪く積まれてたわけなんだしさ?」
あさひ「そうっすね! 偶然かもしれないっす!」
にちか「はぁ……?」
あさひ「あはは、なんだか楽しくなってきたっす! にちかちゃん、その調子でお願いするっすよ!」
あさひ「わたしと一緒に、戦ってくださいっす!」
(こ、この子は……何を言ってるの……?)
453 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:10:59.05 ID:z3AvASb90
------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトダマ
‣【ルカの持っていた手紙】
‣【食堂の利用規則】
‣【床の埃】
あさひ「図書室奥の中央の本棚の上の本」
あさひ「あれが事件の前後で落ちちゃってるのは」
あさひ「隠し通路として【本棚が動いた】証拠っす!」
甘奈「偶然に本が落ちちゃっただけかもしれないよ?」
甘奈「地震があったとか……」
甘奈「誰かがぶつかったとか!」
灯織「本棚の上の本の有無で隠し通路の存在を議論するのはちょっと無理があるような気が……」
灯織「図書室に【他に事件前後で変わったところもない】ですし……」
円香「仮に本棚が動いたとして」
円香「それが【女子トイレにつながっている証拠もない】ですよね?」
愛依「あさひちゃん……どうなん?」
あさひ「あはは、楽しくなってきたっすね!」
【嘘のコトダマで利用できる発言に同意しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
454 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 21:14:32.83 ID:oKoZwgX40
【床の埃】>【他に事件前後で変わったところもない】
455 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:16:53.14 ID:z3AvASb90
にちか「この嘘で真実を握りつぶす!」偽証
【BREAK!】
にちか「みなさん、芹沢さんの話に踊らされちゃダメですよ! そんな……隠し通路だなんて、そんなわけないじゃないですか!」
あさひ「……」
にちか「あの図書室は長く利用していた人もいなかった。埃も散々に溜まってましたよね?」
凛世「はい……わずかの時間立ち入っただけでも思わず咳き込んでしまうような……」
凛世「淀んだ空気に、止まってしまった時間を感じておりました……」
恋鐘「ふぇーーーーーーくしょん!」
にちか「でも、隠し通路がもしあったんだとしたら、その扉が開く時に床の埃も吹き飛んじゃいませんか?」
樹里「ん? ああ……そう、か……」
にちか「風野さん、一緒に捜査しましたけど床の埃はどうでしたか?」
(風野さんは床の埃の違いには気づいていなかった……ここは念押しをすれば乗ってくれるはずだ……!)
456 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:18:33.93 ID:z3AvASb90
にちか「風野さん……」
灯織「え、ええ……【大変埃が溜まっていて】、正直、長居はしたくない場所でした」
(……よしっ!)
夏葉「でもちゃんと床の埃を目視したわけじゃないわ……もしかしたら一定の場所だけ埃が避けられた様になっていたかもしれないじゃない?」
にちか「いやいや、そんなことないですって! 私は見ましたよ、あの床は満遍なく埃まみれでした!」
あさひ「あはは、にちかちゃん、適当な嘘じゃダメっすよ〜」
にちか「……っ!?」
あさひ「さっきも言ったっすけど。わたしインスタントカメラで現場の写真をいっぱい撮ってたっす」
あさひ「それでこれは……【死体発見現場周辺の床の写真】っす」
そこに映っていたのは、埃に塗れた図書室のフローリング。
その埃が……あたかも放物線を描く様な形でよけられたような跡だった。
457 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:19:25.38 ID:z3AvASb90
凛世「こ、これは……?」
あさひ「図書室の隠し通路は本棚が動いて、壁の扉が姿を現す仕掛けっす」
あさひ「だから、仕掛けを動かす際に本棚が床を擦って、そこにあった埃を動かしてこんな風に溜まったんっすね」
あさひ「さっきのにちかちゃんの嘘はこの写真で完全に瓦解するっすね!」
(な、何を言ってるの……この子は……)
まずい、まずいまずい。
ここまで積み重ねてきた嘘が、突き崩されている音がする。
私の立っているこの場所が、根本から折れかけている。
柱を食い破ろうとしているのは、無害だと思っていた小さな小さな鼠。そのひと噛みひと噛みが深く、深刻に、抉っていく。
円香「だ、だとしても……隠し通路が女子トイレと繋がっている証拠はないでしょ」
樹里「隠し通路の存在もまだ……確定じゃない。可能性が高くなってきてるのは事実だけど」
樹里「なあ、にちか……もっと詳しく聞かせてくれないか。今アンタがついた嘘のその意味も、合わせて」
にちか「意味……? 意味ってなんです……?」
にちか「そんなもんないですよ! この子が! 私を急に容疑者扱いするから……そこから逃れようとしただけです!」
愛依「に、にちかちゃん、落ち着いて! ほら、ロンリ的に反論すればダイジョーブだから!」
にちか「言われなくても……そうするつもりですよ!」
にちか「芹沢さん……あなたの勝手にはさせない」
あさひ「……」
にちか「私は負けないんだから!」
コトダマゲット!【女子トイレの隠し通路】
〔女子トイレに存在する隠し通路。図書室まで通じており、にちかはこれを利用してルカを殺害した〕
458 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:20:39.40 ID:z3AvASb90
------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトダマ
‣【モノクマファイル1】
‣【コロシアイ促進BGM】
‣【女子トイレの隠し通路】
あさひ「女子トイレと図書室を繋ぐ隠し通路があったっす!」
あさひ「それを利用すればにちかちゃんにも犯行は可能っすね!」
夏葉「隠し通路の存在を示す根拠は二つ」
真乃「図書室奥中央の【本棚の上から崩れ落ちた本】と」
真乃「【放物線の形によけられた床の埃】ですね……っ!」
あさひ「どっちも写真があるっすよ!」
円香「だとしても隠し通路を示す確定的な証拠はない」
円香「ましてその隠し通路とやらが女子トイレと通じている証拠もね」
樹里「なあ、マジな話どうなんだ」
樹里「にちか……隠し通路を……【使った】のか?」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
459 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 21:22:59.67 ID:oKoZwgX40
【女子トイレの隠し通路】>【使った】
460 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:24:52.00 ID:z3AvASb90
にちか「この嘘を、貫き通す!」偽証!
【BREAK!】
にちか「はぁ〜……マジでわけわかんない、最悪。さいっっあく」
にちか「隠し通路? そんなの使ったわけないじゃないですか! ドラマの見すぎ、小説の見すぎ、ゲームのやりすぎですよ!」
にちか「断言しますけどね、私はそんな隠し通路の存在なんか知らないし、通ってない!」
にちか「女子トイレには行きましたけど、それっきり! 図書室には行ってないですから!」
愛依「あさひちゃん……にちかちゃんがここまで強く言ってるけど……どうなん?」
あさひ「……」
あさひ「にちかちゃんの反論は、それで終わりっすか?」
にちか「はぁ……はぁ……何?」
あさひ「うーん……もうちょっと楽しみたかったんっすけど。ネタ切れなら仕方ないっすね」
あさひ「これで終わりにするっす」
これまでに聞いたことのない様な低いトーンで、彼女はとても退屈そうに、懐からもう一枚写真を取り出した。
これまでと同じく、図書室の床を写した写真。
しかし、そこに混じる色彩には……【紫】があった。
461 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:26:39.50 ID:z3AvASb90
めぐる「こ、この写真は……何……?」
真乃「図書室の床を撮った写真みたいだけど……こ、これって……っ!」
樹里「あ、足跡が浮かび上がってるじゃねーか!!」
(あ、足跡……?)
あさひ「事件現場となった周辺を、わたしが【ブラックライト】を使って照らして写真を撮ったっす」
樹里「ま、待て待て! ブラックライトで足跡ってわかるものなのか?!」
夏葉「いえ、そんなわけないわ。ブラックライトが反応するのは特定の物質のみ。蛍光物質を含むものが長く蓄光するので、反射で光る原理ね」
あさひ「そう、だから【犯人は蛍光物質を多く含むものを踏んでる】んっすよ」
にちか「はぁ……?」
あさひ「わたしは事件の前に、【衣類用洗剤を女子トイレの床に散布しておいた】んっすよ」
462 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:27:26.04 ID:z3AvASb90
あさひ「衣類用洗剤には蛍光増白剤っていうブラックライトに反応する物質が含まれてるっすからね」
あさひ「だから、それを踏んだ人間が図書室に来ていたら足跡が残る原理っす」
にちか「で、でもそんなの死体発見現場に駆けつけたんだし残るのは当然……!」
あさひ「こんな【本棚から出てきたみたいな向きの足跡で】……っすか?」
にちか「……!」
甘奈「あさひちゃんの言う通りだよ……この足跡の持ち主はどうみても、壁から出てきて死体の方向に歩いてる」
甘奈「隠し通路から出てきて、犯行を行った様にしか見えない……」
あさひ「にちかちゃんの他に、事件の前後で一回の女子トイレに行った人はいないっすか?」
「……」
あさひ「なんならにちかちゃんの靴を、今このブラックライトで照らしてもいいっすけど」
あさひ「……どうするっすか?」
463 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:28:23.30 ID:z3AvASb90
(……)
(…………)
(………………意味わかんない)
(何? 突然話をぶったぎってきて証拠の連続?)
(しかも、それが全部私が犯人だって結びつく確定的な証拠?)
(こんなの……もう、どうしようもないじゃん)
気がつけば、私は証言台の細い柱に縋る様にへたり込んでいた。
手のひらで握っても指が余るほどにか細い柱。私が積み重ねていた嘘とはこの程度のものだったんだろう。
必死に必死に重ねて、練り合わせて、なんとか柱と言い張れるぐらいの出来のものに乗っかって、不恰好な櫓で挑んでいた。
こんな簡単に根本から崩れ落ちるとも知らずに。
464 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:30:23.54 ID:z3AvASb90
全てが終わったと悟った今、脳を占めるのは落胆というよりも自分自身への失望だった。
ルカさんが私にならこの犯行を任せられると言ってくれた信頼も、今際の際に託してくれた希望も、全て全て台無しだ。
私のような何も持たない、何もできない一般人が、身の丈に合わない夢を思い描いたせいで。
私はこんなところに立っている資格はない。
地べたにみすぼらしく、惨たらしく、這いつくばっているべき人間だったんだ。
愛依「に、にちかちゃん……だったん……?」
にちか「……」
円香「黙ってても何もわからない。答えはイエスかノーで」
円香「……で、あなたが殺したの?」
にちか「……」
にちか「……はい」
樹里「……ッ!? なんで……なんでだよ……ッ!」
465 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:31:40.54 ID:z3AvASb90
樹里「あんなにも、にちかとルカは仲が良さそうだったじゃねーか……!」
樹里「それなのに……それなのに……」
にちか「……」
真乃「にちかちゃん……話してもらえないかな。私たちに」
めぐる「真乃……?」
真乃「どうして、ルカさんを殺しちゃったのか……ゆっくりでいいから、にちかちゃんの言葉で聞きたいんだ……」
もう……いい。
早く楽になりたい。
真実を一人で抱え込んで、戦い続けることにはもう疲れてしまった。
一度敗北を脳が認識してからの私は、自分でも驚くほどつらつらと真実を語った。
466 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:33:09.83 ID:z3AvASb90
にちか「この殺害計画を持ちかけたのはルカさんの方だったんです」
恋鐘「ル、ルカん方からぁ?! なして被害者が?!」
霧子「恋鐘ちゃん……とりあえず、お話聞こう……?」
にちか「コロシアイのタイムリミット……それを過ぎてしまえば全員が殺されてしまう。その前にルカさんは自分が犠牲者になることで、クリアしようとしたんです」
愛依「じ、自分をギセーに……」
樹里「それってつまり……ルカはアタシたち全員を守ろうとしてたってことか……?」
モノクマ「本当タイムリミットギリギリで残念だったよね。せっかくボクも愛用の鼻毛にオイルを塗りまくってたところだったのに」
モノスケ「お、お父やん……まさかあの伝説の鼻毛真拳の継承者やったんか……?!」
モノタロウ「鼻毛真拳……? の正統継承者って誰誰誰ー誰・誰ー誰誰だっけ?」
にちか「そこに、今回の動機でクロは犯人と学級裁判で指摘されてもおしおきが免除されるって聞いて……ルカさんは私に自分を殺す様にお願いしてきたんです」
甜花「七草さんに……? 他の誰かじゃなくて……?」
甘奈「きっと……甘奈たちを守るだけじゃなくて、にちかちゃんを学園の外に出してあげようとしてたんだよ」
にちか「だから、私はそれに乗っただけ。ルカさんが用意した凶器を使って、ルカさんが見つけていた隠し通路を通った」
にちか「食堂からは女子トイレを口実にして抜け出して、急いで図書室に向かいました」
めぐる「私たちが集まっているすぐ隣に……にちかも来てたんだね」
夏葉「食い止められなかったのね……」
にちか「ルカさんを一突きにして、食堂に戻ってからはしっての通りです。さも事情も知らぬ人間のふりをして一緒に死体発見現場に向かって……」
にちか「今のいままで嘘を貫き通してました」
灯織「……完全に踊らされていました。一緒に捜査していたにも関わらず」
にちか「……ごめんなさい」
467 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:34:45.62 ID:z3AvASb90
灯織「……」
心臓を貫くほどにひどく冷たい視線だ。
人を裏切ると言うのはこれだけの代償が伴うんだ。
真乃「でも……これで終わりましたね……なんとか、真相にたどり着くことができました……」
樹里「……だな。愛依や単独行動組は何度も疑っちまって悪かった!」
愛依「いやいや気にしなくていいし! ことがことだしさ!」
甘奈「……にちかちゃんは、甘奈たちに罪をなすりつけようとしてたんだよね?」
にちか「……」
甜花「なーちゃん……」
甘奈「ごめん……すぐには、にちかちゃんのことを許せそうにはないかも……」
透「……」
円香「……どうしたの? 柄でもなく考え込んじゃったりして」
透「あ、いや……えっと、どうすればいいのかな、こう言う時って」
円香「はぁ?」
透「ちょい待ち。えっと……あー……」
【透「それは違うよ」】反論!
468 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:36:37.76 ID:z3AvASb90
(……え?!)
透「にちかちゃんがクロ……まあ多分それはマジ」
透「本人が言ってることだしさ」
透「だけど、ちょっと気になんだよね。付き合ってよ」
(こ、この後に及んで何……?)
(私の発言に何かおかしなところが……?)
------------------------------------------------
【反論ショーダウン・真打開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトノハ
‣【モノクマファイル1】
‣【凶器の包丁】
‣【血飛沫の血痕】
透「最後の晩餐の途中で抜け出して」
透「女子トイレの隠し通路通って」
透「図書室行って」
透「カリスマ殺して」
透「やば、めちゃくちゃユダじゃん」
透「かっくいー」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【発展!】
にちか「何が言いたいんです……?!」
にちか「私は全部認めましたよ……!?」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
透「知ってる知ってる」
透「犯人なのは変わらんて」
透「えっと……殺す時にさ」
透「刺したのは【一回】?」
透「一突きつったじゃん」
透「腹?」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ30以上で論破しろ!】
↓1
469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 21:47:10.73 ID:oKoZwgX40
【血飛沫の血痕】>【一回】
470 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:52:44.33 ID:z3AvASb90
にちか「この矛盾って……!」論破!
【BREAK!】
にちか「あ、浅倉さん……これって?」
透「なんか途中から気になってたんだよね。喉にオーボエが引っかかったみたいな感じでさ」
円香「小骨。喉から管楽器聞こえてきてどうする」
にちか「さっき一度愛依さんに容疑がかかりかけた時の話を思い出して欲しいんですけど……」
愛依「え、うちん時……?」
にちか「幽谷さんが現場の夥しい血痕を見て返り血を浴びていないのはおかしいっていう風に反論してましたよね?」
霧子「う、うん……でも、刺すだけじゃ血は吹き出さないからこれは間違いで……」
にちか「そうなんですよ。刺すだけじゃ血は吹き出さないんです」
にちか「だったら、この【離れたところにある散った血痕】はどうなるんでしょうか」
真乃「こ、この血痕は……滴った感じでもないね……!」
めぐる「勢いよく飛び出したって感じの血痕だよー!」
夏葉「ど、どういうこと? にちか、あなたがルカを刺した時のものではないの?」
にちか「私はルカさんを刺した……それは確かなんですが、こんな噴き出したような血痕には心当たりはないんです」
霧子「包丁を突き刺すと……傷口を刃物自体が蓋しちゃうから……」
霧子「こんな風に噴き出すことは……ないみたい……」
(こ、これは……一体……?)
(この事件は私が犯人ってことで……終わるんじゃなかったの……?)
471 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:54:29.00 ID:z3AvASb90
------------------------------------------------
【ブレインドライブ開始!】
Q1.にちかがルカを刺したのは?
a.1回 b.2回
Q2.死体から血が噴き出したのは?
a.包丁を刺す時 b.包丁を引き抜く時
Q3.最終的に包丁は?
a.現場に落ちていた b.持ち出されていた c.死体に刺さっていた
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 21:56:13.58 ID:oKoZwgX40
abc
473 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 21:58:17.91 ID:z3AvASb90
【ABC】
にちか「推理はつながった!」
【COMPLETE!】
にちか「いや……やっぱりおかしいです! 死体から血が噴き出すなんて、【包丁を引き抜かない限り起こりません】よ!」
愛依「包丁を……引き抜く?」
にちか「さっき霧子さんが言った通りです。ただ刺すだけじゃ包丁自体が傷口の蓋をして血は滴るだけ」
にちか「それを勢いよく引き抜くことで、血飛沫が上がった様な痕がついたんですよ」
恋鐘「ばってん、ちょっと待たんね! ルカの死体には確かに包丁が刺さっとったはずばい!」
恋鐘「包丁を引き抜いた事実はなか!」
真乃「いや……そうじゃないのかもしれません……」
恋鐘「なして?!」
にちか「答えは単純な話ですよ……」
------------------------------------------------
・元から包丁は二本刺さっていた
・包丁は二度刺された
・包丁が生えてきた
【正しい選択肢を選べ!】
↓1
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 22:00:07.39 ID:oKoZwgX40
・包丁は二度刺された
475 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:01:22.10 ID:z3AvASb90
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「私がルカさんを刺した一回。それとは別にもう一回……ルカさんの体には包丁が突き立てられていたんです!」
恋鐘「あ、あ、あ、あ……」
恋鐘「あっぱよ〜〜〜〜〜〜〜?!?!?!」
霧子「二回目……それはにちかちゃんがやったんじゃないんだよね……?」
めぐる「ど、どういうこと?! にちかが犯人なんじゃなかったの?!」
灯織「もしかして、【他に事件に介入した人間がいる】と言うおつもりですか?」
にちか「私は二回刺してなんかない。一回しか刺してないですよ!」
にちか「別に私は自分が犯人じゃないと言うつもりはないんです……ただ、この事件にはまだ、隠された謎がある!」
円香「検討するほどの謎? 刺した人間が犯人なのは明らかでしょ」
透「や、でも。違和感違和感」
灯織「私たちをこれほどまでに欺いていたんです。七草さんの推理には付き合いきれません」
真乃「で、でも現場が不自然なのは事実だから……!」
【ちょっと待ったー!】
476 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:02:02.05 ID:z3AvASb90
モノクマ「おやおや? なんだか議論が白熱している様だけど……これはもしかすると、七草さんを犯人とすべきか、まだ検討すべき謎があるかで二分されてやいないかい?」
モノタロウ「二分されてたら……どうなるの?」
モノファニー「仲良くドッチボールができるわね!」
モノタロウ「あ、帰ってきた」
モノスケ「ワイは花一匁がやりたいで!」
モノキッド「勝って嬉しい花一匁……負けて悔しい花一匁……ハチミツが欲しい……モノダムは要らない……ゲヘヘヘ」
モノダム「……」
モノクマ「我が才囚学園が誇る変形裁判場が今こそ輝く時! さあ、議論スクラムの始まりだーーー!」
477 :
早めですがこの議論スクラムで今日は終わりにします。
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:04:19.49 ID:z3AvASb90
------------------------------------------------
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
『七草にちかが犯人で裁判を終わりにする』vs【まだ裁判を続けるべきだ!】
円香「何よりも本人が自供しているんです。これ以上の議論は必要ありません」
あさひ「にちかちゃんが隠し通路を使った証拠もバッチリ揃ってるっすよ!」
甜花「えっと……死体の血はいっぱいだったから……ただちょっと散っちゃっただけだと思う……」
灯織「七草さんはずっと嘘をついていたんです。そんな彼女にまた誘導されているんじゃないですか?」
甘奈「本当はにちかちゃんが二回刺したんじゃないの……?」
恋鐘「大体二回刺したって……モノクマファイルと矛盾しとらん?」
樹里「にちか以外に誰がルカを刺したっつーんだよ!」
-------------------------------------------------
【意見スロット】
【容疑者】
【血痕】
【モノクマファイル】
【刺した】
【自供】
【クロ】
【証拠】
【嘘】
-------------------------------------------------
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
↓1
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/15(木) 22:11:24.62 ID:oKoZwgX40
【自供】
【証拠】
【血痕】
【嘘】
【刺した】
【モノクマファイル】
【クロ】
発言が7つなのにスロットが8つだから一つ余ったっす……
【容疑者】
479 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:16:53.08 ID:z3AvASb90
すみません! 最後の発言が一つ抜けてたみたいです…
ここのスクラムはクリア判定にしておきますね
-------------------------------------------------
※正答
【自供】
【証拠】
【血痕】
【嘘】
【刺した】
【モノクマファイル】
【容疑者】
【クロ】
-------------------------------------------------
【CORRECT!】
【にちか「引くわけにはいかない!」】
円香「何よりも本人が自供しているんです。これ以上の議論は必要ありません」
【にちか「八宮さん!」
めぐる「にちかちゃんが認めた罪と血痕は別問題だよね!」】
あさひ「にちかちゃんが隠し通路を使った証拠もバッチリ揃ってるっすよ!」
【にちか「杜野さん!」
凛世「にちかさんがルカさんを刺した証拠があるのは事実ですが……二回刺した証拠はございません……」】
甜花「えっと……死体の血はいっぱいだったから……ただちょっと散っちゃっただけだと思う……」
【にちか「幽谷さん!」
霧子「ううん……やっぱり……あの散った血痕は包丁を引き抜かない限り……あり得ないよ……」】
灯織「七草さんはずっと嘘をついていたんです。そんな彼女にまた誘導されているんじゃないですか?」
【にちか「櫻木さん!」
真乃「血痕は紛れもない事実。嘘をつく余地はないよ……っ!」】
甘奈「本当はにちかちゃんが二回刺したんじゃないの……?」
【にちか「ここは私が!」
にちか「違う……私は一度しか刺してません! だって返り血も浴びてないんですよ!」】
恋鐘「大体二回刺したって……モノクマファイルと矛盾しとらん?」
【にちか「有栖川さん!」
夏葉「いいえ、モノクマファイルには死因以外の外傷がなしとしか書いていない。刺し傷が死因な時点で矛盾はないわ」】
樹里「にちか以外に誰がルカを刺したっつーんだよ!」
【にちか「浅倉さん!」
透「ヨーギシャは他にもいたはずだよね、色々」】
あさひ「結局クロはにちかちゃんで変わらないんっすよ」
【にちか「愛依さん!」
愛依「にちかちゃんが刺した後の……二回目でルカちゃんが死んじゃったかも知んないじゃん?!」】
480 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:18:36.41 ID:z3AvASb90
【全論破】
「「「「「「「これが私たちの答えだ!」」」」」」
【BREAK!】
にちか「別に私だって罪を逃れようってわけじゃないんです。ただ……」
にちか「ルカさんの死に疑問を残したくない。……ってどの口が言ってんだって話ですけど」
透「あの現場に他の誰かがいた可能性は結構あるしさ」
透「あると思うよ。話してみる価値は」
円香「……はぁ、付き合うしかないか」
樹里「でもよ、その第三者はにちかが刺した後に図書館にやってきて、それでもう一度刺して逃げ出したんだろ?」
樹里「そんなの、どうやるんだ? あさひの監視に愛依の巡回もあった。それを掻い潜る方法なんて……」
真乃「そ、それって……もしかして、【通気口】……?」
灯織「私たちアリバイのない人間が利用したと目されていた……通気口ですか……?」
にちか「はい……あそこなら条件を満たすはずです。私がルカさんを刺した後に、他の誰かにバレることもなく侵入し、そして退却することもできる」
甘奈「い、いやでも……流石に通気口はないんじゃない?」
甘奈「人が通れるぐらいの大きさがあったとはいえ、それも結構ギリギリだよ?」
甘奈「無茶してわざわざそこを通る意味なんて_____」
481 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:19:29.67 ID:z3AvASb90
モノファニー「お待たせしたわね! お待ちかねの写真は完成したわ!」
482 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:20:56.06 ID:z3AvASb90
甜花「ひぃん!? きゅ、急に何……?」
モノファニー「そこのキサマに依頼されていたドローンで撮影した図書館の俯瞰写真、現像が完了したわよ」
モノタロウ「えらい! モノファニーなんとか裁判が終わるまでに間に合わせたね!」
モノスケ「締切さえ守ればええんや! それ以外はどうでもええ! たとえゲームの配信しとろうが、編集の悪口を書き込んどろうがなんでもええんや!」
モノファニー「人数分にコピーしておいたから、全員に一枚ずつ配っていくわね!」
突然に割って入ってきたモノファニー。
ここにきて増える証拠に戸惑いつつも、私はそれを手に取って……発見した。
にちか「こ、これって……!」
あさひ「……」
真乃「【通気口近くの本の上に、血が……落ちてます】!」
コトダマゲット!【ドローンで撮影した写真】
〔図書室をドローンで俯瞰的に撮影した写真。本棚の上から通気口まで、血が垂れた痕が残っている〕
483 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:22:15.15 ID:z3AvASb90
樹里「血は本の上を滴っていって、そのまま通気口へとつながって行ってる。これはどうみても【ルカを刺した人間の逃走経路】だな」
夏葉「すごい……恋鐘、大手柄よ! あなたのドローンが真実を暴き出したのよ!」
灯織「はい! 私も額を負傷した甲斐がありました!」
恋鐘「ふふーん、もっと褒めてもよかよ〜?」
甜花「で、でも……これで、七草さん以外の人がもう一度斑鳩さんを刺したのって……確定、なの?」
甜花「七草さんが通気口から出ていった可能性は……」
凛世「それはございません。にちかさんは食堂に死体発見アナウンス以前に戻ってきておりますゆえ……」
甜花「そ、そっか……」
にちか「そうなるとまた私が犯人に確定する以前の話に戻ります」
にちか「風野さん、甘奈さん、甜花さん、芹沢さん! この四人の中に……【本当の犯人がいる】!」
愛依「……あれ? うちはもういいの?」
夏葉「あなたも私たちのグループに戻ってきていたでしょう。その時点で除外できるわ」
甘奈「違う……甘奈たちは本当に、一緒にいただけだから……」
灯織「私も、違うんです……信じてください……!」
あさひ「あはは、いい感じっす。楽しくなってきたっすね」
【甘奈「甘奈は何も知らないよ!」】
【灯織「私ではありません!」】
【あさひ「盛り上がってきたっすね!」】
484 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/15(木) 22:24:01.34 ID:z3AvASb90
というわけでパニック議論に再度突入したところで本日はここまで。
ここから先は区切れるところもなく、最後まで一気に行きたいので……
スクラムはミスしてすみませんでした!
次回の更新で裁判の終わりまで行けると思います。
それではお疲れさまでした。
次回更新は6/17(土)21:00〜を予定しています。
またよろしくお願いします。
485 :
少し早いですが再開します
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 20:37:14.90 ID:EJLX27IQ0
-------------------------------------------------
【パニック議論開始!】
甘奈「にちかちゃんが犯人なんじゃなかったの?!」
灯織「私にはアリバイがないですが……」
あさひ「にちかちゃんすごいっすね! あそこから盛り返すなんて!」
霧子「血飛沫はにちかちゃんが刺しただけじゃ飛ばないから……
灯織「な、なにより動機がありません!」
愛依「あさひちゃんもマジすごい! 隠し通路を証明しちゃうなんて!」
霧子「誰か第三者がいたのは間違いないよ……!」
円香「動機がないのはみんな一緒でしょ?」
恋鐘「ばってん、なして今まで隠し通路ん存在を隠しとったね?」
甜花「で、でも……第三者がいたのもあくまで、可能性……」
凛世「生き残りたい……それだけで十分な動機でございます……」
あさひ「だって、すぐにわかっちゃったらつまんないじゃないっすか」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【Noise:30】あさひ「みんなでもっといっぱいお話しするっすよ〜!」【Noise:30】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【サイレンサーでノイズ発言を鎮めろ!】
【コンマで30以上の数字を出すことでノイズ発言を鎮めることができます】
↓1
486 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 20:44:54.80 ID:3ZURDa6iO
あ
487 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 20:48:30.21 ID:EJLX27IQ0
にちか「あー、もう! うるさーい!」
【EXCELLENT!】
【ノイズ発言を鎮めたのでウィークポイントが出現しました】
-------------------------------------------------
【パニック議論開始!】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
コトダマ
‣【床の埃】
‣【凶器の包丁】
‣【ドローンで撮影した写真】
甘奈「にちかちゃんが犯人なんじゃなかったの?!」
灯織「私にはアリバイがないですが……」
あさひ「にちかちゃんすごいっすね! あそこから盛り返すなんて!」
霧子「血飛沫はにちかちゃんが刺しただけじゃ飛ばないから……
灯織「な、なにより動機がありません!」
愛依「あさひちゃんもマジすごい! 隠し通路を証明しちゃうなんて!」
霧子「誰か第三者がいたのは間違いないよ……!」
円香「動機がないのはみんな一緒でしょ?」
恋鐘「ばってん、なして今まで隠し通路ん存在を隠しとったね?」
甜花「で、でも……第三者がいたのもあくまで、可能性……」
凛世「生き残りたい……それだけで十分な動機でございます……」
あさひ「だって、すぐにわかっちゃったらつまんないじゃないっすか」
甘奈「通気口を通って脱出した第三者なんて【いるわけない】よ!」
灯織「えっと、その……違うんです! 私ではないんです!」
あさひ「みんなでもっといっぱいお話しするっすよ〜!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
↓1
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 20:55:35.69 ID:u4nefy1y0
【ドローンで撮影した写真】>【いるわけない】
489 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 20:57:08.18 ID:EJLX27IQ0
にちか「聞こえた……!」論破!
【BREAK!】
にちか「ルカさんを刺した二人の犯人……その間には明確な相違点があるんですよ」
愛依「ソーイ点……なんが違うの?!」
にちか「さっきの月岡さんが提供してくれた写真をもう一度見てください」
恋鐘「おっ、うちん出番〜?」
にちか「これを見てわかる様に、通気口に逃げていったもう一人の犯人は、血を滴らせながら逃走しているんです」
にちか「つまり、【こっちの犯人は包丁を引き抜いた時に血を浴びていた】んですよ」
霧子「包丁を引き抜くのは真正面から力をかける必要があるから……」
霧子「血を浴びずに行くのは……無理だね……!」
にちか「しかもそんな状態で通気口を張って進むことになれば……着ている服は著しく汚れることになる」
にちか「隠し通路を歩いて逃走した私とは【衣服の状態が全く異なる】はずなんですよ!」
樹里「そっか! なら服が汚れてたやつが犯人……」
樹里「ってそんなやついないぞ!?」
490 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 20:58:05.84 ID:EJLX27IQ0
円香「まあ普通に考えてみすみす疑われる材料を作る意味はないですからね」
円香「犯人は死体発見までの間に服の替えを用意したと考えるのが普通」
恋鐘「着替えとったと?」
夏葉「それぞれの個室のクローゼットには制服の替えが多く用意されていたわ。あれを用いて着替えたのでしょうね」
甘奈「でも、着替えたかどうかなんか分かりようがないよ!?」
甘奈「制服は全部同じ見た目だし……区別はつかないって!」
透「んー」
透「あのさ、その二人目の犯人。めちゃ器用じゃない?」
円香「は? また急に何?」
透「いや、だって着替えも持ってたし、それで人も刺したんでしょ?」
透「マルチタスク」
円香「いや同時並行じゃないし」
(……そうだ、ルカさんを刺した時、第二の犯人は逃走用の着替えを別で用意していたはず)
(それはもちろん……他の人間に見つからない場所に隠していた!)
にちか「あと少し……あと少しで見えてきそうです」
にちか「第二の犯人を明らかにするための方法が……」
あさひ「……」
あさひ「もうちょっとっすよ、にちかちゃん」
491 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 20:58:59.64 ID:EJLX27IQ0
-------------------------------------------------
【発掘イマジネーション開始!】
第二の犯人は着替えを■■■■に隠していた!
一文字目:01〜25
二文字目:26〜50
三文字目:51〜75
四文字目:76〜00
【指定の範囲内のコンマを出して結論を掘り当てろ!】
↓1〜8
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 20:59:50.95 ID:u4nefy1y0
あ
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:00:11.28 ID:AWxfML2T0
たあっ
494 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:01:11.92 ID:u4nefy1y0
てやー
495 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:01:48.58 ID:u4nefy1y0
しゃー
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:03:04.91 ID:u4nefy1y0
っす
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:03:44.69 ID:u4nefy1y0
ばい
498 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:04:24.64 ID:u4nefy1y0
ぐー
499 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:05:06.52 ID:u4nefy1y0
ぱー
500 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:11:41.26 ID:EJLX27IQ0
【コンマ95 28 92 58 91 69 64 52】
カンカンカン……
【すべてを掘り切ることはできなかった……】
【規定回数以内に終わらなかったのでボーナスは発生しません】
-------------------------------------------------
【発掘イマジネーション開始!】
Q.犯人が着替えを隠していた場所は?
第二の犯人は着替えを■ッカーに隠していた!
【正しい文字を推測し、着替えを隠した場所を指摘しろ!】
↓1
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:13:52.45 ID:u4nefy1y0
ロッカー
文字隠しが答えみたいになっててちょっと面白い
502 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:16:04.64 ID:EJLX27IQ0
-------------------------------------------------
第二の犯人は着替えをロッカーに隠していた!
-------------------------------------------------
にちか「そうか、わかりましたよ!」
【COMPLETE!】
にちか「第二の犯人は通気口を逃走経路にしていた。そうなると、着替えを用意する先も通気口に近いところにしておく必要がありますよね?」
真乃「うん……別の部屋とかに隠してたら、移動している間に見つかっちゃうかもしれないもんね……っ」
灯織「かといって通気口のすぐ側だと、自分が通気口を通っている間に別の誰かが見つけるかもしれない」
灯織「最低限他の人の目からは隠れた場所にしまっていたはずです」
めぐる「それってどこのことなのかなー?」
にちか「通気口は図書室と地上の教室を繋いでいた。この二つの空間で、その条件に該当し得るのは……ただ一つ」
凛世「もしかして、【ロッカー】にございますか……」
にちか「はい、教室に備え付けられていたロッカー。あの中に着替えをしまっておけばよかったんです」
503 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:16:55.77 ID:EJLX27IQ0
にちか「あそこなら通気口を脱出してすぐに着替えを取り出せるし、脱いだ後の汚れた服もしまって隠しておける」
にちか「まさに一石二鳥の隠し場所なんですよ」
霧子「でも、そのロッカーが犯人を絞ることに繋がるの……?」
夏葉「……! なるほど、隠し場所がロッカーならそれが使えた人間は【ただ一人】ね」
にちか「はい……今回の事件、私の後にもう一度ルカさんを刺した第二の犯人がいました」
にちか「私の犯行を前提としながら、それを利用して本当の殺害を企てた……その犯人は!」
(あの人しか、いない……!)
-------------------------------------------------
【クロを指摘しろ!】
↓1
504 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:18:26.21 ID:u4nefy1y0
あさひ
505 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:19:40.05 ID:EJLX27IQ0
にちか「お前だー!」
【解!】
にちか「芹沢さん、あなただよね」
あさひ「……」
愛依「あ、あさひちゃんが……?! な、なんで……?!」
夏葉「単純なことよ。この中でアリバイが不安定な人間の一人であり、その大半の時間は教室で過ごしていたという」
夏葉「灯織や甘奈、甜花ではロッカーに着替えを仕込む余地がないのだから」
灯織「それが可能なのは彼女だけ……ということですか」
にちか「ど、どうなの……芹沢さん!」
あさひ「……」
あさひ「……あはは、にちかちゃん面白いっすね。一度は自分の罪を認めたのに、ここまで状況をひっくり返すなんて」
あさひ「わたしが期待してた以上っすよ、にちかちゃん」
にちか「ど、どういう意味……?」
506 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:20:41.95 ID:EJLX27IQ0
あさひ「でもこれで終わりじゃないっすよね? だってまだにちかちゃんの推理には【証拠がない】っすよ」
あさひ「わたしがにちかちゃんをクロにしたのとおんなじで、証拠がなければ推理はただの推理っす」
甘奈「ロッカーにある汚れた制服を持ってこれれば一発だけど……」
モノクマ「学級裁判はトイレ以外での途中退席を認めてませーん!」
にちか「わたしはトイレですー!」
モノクマ「そんなあからさまな嘘は認めないから!」
(うーん……悔しいけど芹沢さんのいう通りだ。彼女を追い詰めるには証拠が足りていない)
(でも、そんな証拠なんてあるの……? 芹沢さんが通気口を通ったという証拠なんて……)
(……ダメだ、私じゃ思いつかない)
(でも、【私以外】なら……?)
(私じゃ掴めない証拠でも他の誰かの力を借りれば、証拠を得られるかもしれない)
507 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:21:45.92 ID:EJLX27IQ0
にちか「……芹沢さん、勝負だよ」
あさひ「どうしたっすか、にちかちゃん。なんだか怒ったみたいな顔っす」
にちか「悪いけど、もう手加減はしない。私は……真実と向き合うって決めたから」
にちか「あなたが本当のクロだと証明してみせる!」
あさひ「あはは! いいっすよ! それじゃあ勝負っす!」
あさひ「わたしとにちかちゃん、どっちがルカさんを殺したクロか決めちゃうっすよ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
さあ、学級裁判も最終局面になってまいりました。
七草さまと芹沢さまで雌雄を決する最後の戦いは理論武装となります。
理論武装はこれまでにやってきたパニックトークアクションをさらに発展させたミニゲームです。
テンポよく反論をする芹沢さまをこれまたテンポよく切り返す。
指定範囲内のコンマが規定回数内に出るまでコンマ判定を繰り返します。
規定回数の倍数を超過するたびに発言力にダメージを受けてしまいますのでご注意ください。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
508 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:22:53.74 ID:EJLX27IQ0
-------------------------------------------------
【理論武装開始】
発言力:♡×1
集中力:☆×5
あさひ「にちかちゃんが隠し通路を通って殺したっす!」
あさひ「女子トイレと図書室はつながってたっすよ!」
あさひ「ブラックライトで出てきた足跡が証拠っす!」
あさひ「ルカさんを刺して殺したクロはにちかちゃんっす!」
【コンマ値20〜60を4レス以内に2回出せ!】
↓1〜4
509 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:24:03.07 ID:u4nefy1y0
ぽっよーん
510 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:24:44.32 ID:u4nefy1y0
むきむき
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:25:12.15 ID:u4nefy1y0
てぃた
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:26:02.18 ID:u4nefy1y0
ぱだだ
513 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/06/17(土) 21:28:29.16 ID:u4nefy1y0
出なさすぎじゃない?
514 :
◆vqFdMa6h2.
[saga]:2023/06/17(土) 21:28:52.63 ID:EJLX27IQ0
【コンマ07 32 15 18】
【コンマ20〜60が出た回数 1】
【Miss…】
【発言力がゼロになりました】
【報酬が半減する代わりに発言力が最大まで回復します】
-------------------------------------------------
【理論武装開始】
発言力:♡×5
集中力:☆×5
あさひ「にちかちゃんが隠し通路を通って殺したっす!」
あさひ「女子トイレと図書室はつながってたっすよ!」
あさひ「ブラックライトで出てきた足跡が証拠っす!」
あさひ「ルカさんを刺して殺したクロはにちかちゃんっす!」
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