【安価・コンマ】美琴「15歳の誕生日ね……」【禁書】

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32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:17:10.88 ID:vcrG9o9/o
美琴「それじゃ、何か飲む?」

黒子「まずはお水を……」

美琴「りょーかい」

黒子「生き返りますのぉ……!」ゴクッ

インデックス「ねえねえ短髪」ヒソヒソ

美琴「どうしたの?」

インデックス「この人って短髪のお友達?」

美琴「ええ、ルームメイトよ」

黒子「ん? このシスター様は、お姉様のお知り合いですの?」

美琴「ま、まあそんなところね」

黒子「何か隠されたりとかしてないですわよね?」ジトッ

美琴「な、何も隠してないわよ」

インデックス「そうなんだよ、私と短髪は>>32なんだから!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:17:39.55 ID:vcrG9o9/o
ミスったので安価↓1
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 12:24:03.90 ID:JiTVeeZyo
腐れ縁
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:34:40.81 ID:vcrG9o9/o
インデックス「私と短髪は腐れ縁なんだから!」

美琴「そうそう腐れ縁よね……ってもっと良い言い方あったでしょ?」

インデックス「親友とか相棒とかそういうのだとちょっと大げさかなって」

黒子「く、腐れ縁!? わたくしが知らない醸された世界をこのシスター様と……!」

美琴「色々あったし腐ったというより醸されたって感じではあるかしらね」

黒子「お、お姉様……! 私に断りもなくそんな大人の階段を……!」

美琴「上ってない!上ってないわよ!」

黒子「安心して欲しいですわ、私は2番目でもお姉様と一緒に……」ジリジリ

美琴「ちょっと黒子!」

黒子「か゛も゛され゛た゛世界にお付き合いしますわ、お゛ね゛ぇ゛ざま゛ぁ!」ピョーン

美琴「いい加減にしろって言ってんだろうがあああ!」ビリビリッ

黒子「」

シャアアア……
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:37:38.06 ID:vcrG9o9/o
初春「……なるほど、それでスプリンクラーを誤作動させたと」

美琴「も、申し訳ございません……」ポタポタ…

インデックス「慌てて避けたから良かったけど、私も一歩間違えたらくろこや短髪みたいになってたかも!」

佐天「シスターさんが無事だったのは良かったですけど、御坂さん全身ビチョビチョですね……」

初春「ここの洗濯乾燥サービスは早くて対応も良いですし、使った方が良いんじゃないですか?」ポチポチ

佐天「制服なら1時間くらいで乾くよね」ウン

美琴「そうさせてもらおうかしら」

インデックス「……それにしても短髪」

美琴「なによ……」

インデックス「下着がスケスケかも! カエルが背中に見えてるんだよ」

美琴「」バッ

初春「み、御坂さんバスタオルです!」

美琴「ありがとう……」
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:45:02.99 ID:vcrG9o9/o
佐天「私が気にしても言えなかったことをスッパリ言いましたね、シスターさん」

美琴「気がついてたなら言ってくれても良いじゃない!」

初春「……それにしても制服を乾かしている間、それまで着るものがないといけませんね」

佐天「初春、それならアレがあるじゃん」

初春「アレってまさか……」

佐天「そう、御坂さんにコスプレさせちゃいましょう!」イエーイ

美琴「こ、コスプレ!?」

初春「シスターさんも着てますもんね……」

佐天「いやあ御坂さんの不可抗力ですからねえ、流石に私たちの制服を着せるのは忍びないですし」ウン

インデックス「短髪をみんなの着せ替え人形にするってこと?」

初春「佐天さん的にはそういうことになりますね」

黒子「……よ、予備の制服ならわたくしのカバンに」ビリビリ

初春「あ、起きましたね」

佐天「黒子?」ヒソヒソ

黒子「はい?」
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:55:46.65 ID:vcrG9o9/o
佐天「普段、制服ばかりの御坂さんを着せ替えたいと思ったことはあるでしょ?」

黒子「それは山ほど……」

佐天「そのチャンスを生かしたいと思わないの?」

黒子「まさか……」ハッ!

佐天「黒子が起こしたトラブルをチャンスに私が変えようと考えてるんだし、乗ってみない?」

黒子「く、くぅ……」

佐天「さあやろう、やっちゃおうぜ、く・ろ・こ……」

黒子「……し、仕方ないですわね。 誰かがストッパーにならないといけませんし」コホン

佐天「いぇーい!」

インデックス「いぇーい!」

美琴(何かすごい目で見られてる気がするんだけど……)

初春「では全員で御坂さんに着せたい候補を出しますか」

佐天「じゃあ、私は>>40で」

黒子「わたくしなら>>41ですわ」

インデックス「短髪なら>>42が良いと思うんだよ!」

初春「>>43もなかなか捨てがたいと思いませんか?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 12:56:52.24 ID:vcrG9o9/o
食事で少し落ちます
14時くらいから再開予定です
時間までに安価埋まってなくても進めると思います
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 13:00:11.77 ID:4zTEIv0M0
黒ビキニ
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 14:04:51.86 ID:XLli9ojKO
美琴「こ、これって黒ビキニじゃないの?」

佐天「はい、これなら御坂さんのスレンダーな魅力を引き立てられるんじゃないかなって」

初春「黒い色って締まって見えますし、くびれとかアピールになる気がします!」

美琴「フリルのタイプは着たことが有るけれど、かなり大人っぽくない…?」

佐天「そこですよ! 15歳になってより大人に近づくんですから、背伸びをするっていうのが狙いです!」

黒子「わたくしの考えていた堕天使メイド服よりストレートにセクシーですわ」

インデックス「ニワトリの着ぐるみとかも愛嬌があっていいと思ったけれど、短髪がそういうのは私も好きかも!」

初春「アイドル路線も有りだと思ったんですけどねえ……」
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 14:14:18.67 ID:XLli9ojKO
黒子「いけませんの想像してきただけで鼻血が……!」ブフォ

佐天「はい、ティッシュ」つ□

黒子「助かりましたの……」フキフキ

美琴「……ねぇ、ここで着替える訳じゃないわよね?」

初春「確か更衣室があるのでそれを使っていただければ……」

黒子「ここは私が責任を持って送り狼……いえエスコートいたしますわ」

美琴「本音が漏れてるわよ!」ビリッ

黒子「あひん!」ビクッ
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 14:23:06.80 ID:XLli9ojKO
【更衣室】

美琴(初春さんがここまで案内してくれたけど、何か緊張してくるわね)

初春「御坂さーん、着替え終わりましたか?」

美琴「ちょっとまってー……ん?」

美琴(……そういえばアレ使ってみるチャンスかしら)イソイソ

初春(結構繁盛していますし、カラオケ屋さんでコスプレって割とポピュラーなんですかねぇ)

テクテク

初春(あの人もきっとコスプレするつもりでしょうか……)

↓1 誰が来た?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 14:58:40.08 ID:L0IPeyCho
青ピ
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 15:35:02.65 ID:vcrG9o9/o
青ピ「おっと、こんなところに美人さん発見や!」クワッ

初春「ひぃっ!」

青ピ「キミのこと見たことあるで、その制服って柵川中学のやろ」

初春「そ、そうですけど……」

青ピ「いや〜このお店で出会えるなんてまさに奇跡やね。 ボクは高校生なんやけどクラスのみんなで集まりがあって来てるんや」ウンウン

初春「へ、へぇ……」

青ピ「盛り上がりすぎて、ハメを外してオデコDXから隠れに来たら僥倖! これはもう運命に──」

??「───間違いないとか言うんじゃないわよね?」

青ピ「ひぃっ!?」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 15:42:38.45 ID:vcrG9o9/o
青ピ「」

??「まったく、私にジュースをかけて逃れようなんて1億年早いのよ」フン!

初春「あの、ありがとうございます……」

??「気にしないで、まさかこんな子に手を出そうなんて……後でこってりしぼるわ」

美琴「初春さん、終わったから開けても良い?」

初春「あ、はーい! 」

美琴「おまた、せ……」シャーッ

??「あら水着? このお店ってプールあったかしら」

美琴(母性の象徴……!)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 15:50:17.79 ID:vcrG9o9/o
美琴「み、水着を着ているのはかくかくしかじか……」

??「まるまるうまうま、なるほどね。 でも店内をその姿で歩くのはいただけないわ、はい」パサッ

美琴「おっと……!」

??「この上着貸してあげるわ、時間あるときに返してくれれば良いから」

美琴「ありがとうございます!」ペコッ

初春「あのお名前は……」

吹寄「吹寄制理よ、今度はこういう捕物じゃない時に会えるといいわね」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:01:01.22 ID:vcrG9o9/o
【廊下】

初春「はぁ〜」キラキラ

美琴「初春さんすっかり目を輝かせちゃってるわね」クスッ

初春「颯爽と現れてすぐに助けてくれる……ヒーローみたいでかっこよかったですから」

美琴「私もこうして廊下を黒ビキニで徘徊しなくて良くなっているから、助かったわ……」

初春(でも下半身はパンツ姿なんですよね、御坂さん……)

美琴「アイツの周りにいる母性の象徴の筆頭だったからどんな人かと思ったけれど、良い人だったわね」ボソッ

初春「アイツって、あああの……」

??「お、ビリビリじゃねえか」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:04:46.79 ID:vcrG9o9/o
美琴「なっ……!」

??「なんだよ、そんなビックリした顔して上条さんの顔になんかついてますか?」

美琴「い、いや別になんでもないし……」

上条「そういえばインデックス見なかったか? アイツにドリンクバーのシステム説明する前に放っちまってさ……」

美琴「あの子なら私達の部屋で遊んでるわよ、誕生日のケーキもペロッと食べたし」

上条「も……」

美琴「も?」

上条「申し訳ございませんでしたー!」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:11:43.31 ID:vcrG9o9/o
美琴「どうして急に土下座するのよ!」

上条「いやいや、人様の誕生日ケーキを食べるなんてそんなお行儀の悪い行いをされたらそりょ土下座しかございませんことよ!」

美琴「ちょっと大きかったしそれくらい良いわよ、あの子がいないと食べきれないくらいだったかもしれないしね」

上条「ありがたいフォローに感謝……」チラッ

美琴「どうしたの?」

上条「いや……」

美琴「ん?」

上条「イメチェンされたのかなと思いまして、見上げたら黒いものが……」

美琴「黒い……?」

??「いつものハーフパンツとやらじゃないんだな」

美琴「〜///」バッ!
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:20:45.44 ID:vcrG9o9/o
初春「上条さんと私達しかいないのに、別の方の声がしたような……?」ンー?

上条「オティヌス、いきなり何を言ってんだ!」ヒソヒソ

オティヌス「何って貴様が考えたであろうことをそのまま吐露しただけだが?」

上条「厄介なことになるだろうが!」

オティヌス「私のことばかりで良いのか? 御坂美琴がかなり顔を真っ赤にしているが」

美琴「し、下から、下から覗かれるなんて……」パチパチ

上条「どうしたら……!」

オティヌス「誕生日と言っていただろう、何か渡してやれば良いんじゃないか?」

上条「プレゼントか? だけど寮にあるしな……」

オティヌス「こういうのは機を見るに敏だ、早いに越したことは無いぞ」

上条「ええい、今持ってる↓1を渡すしかないってことだな!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 16:24:44.92 ID:SV6r6tCrO
合鍵
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:37:22.17 ID:vcrG9o9/o
上条「ええい、今持ってる合鍵を渡すしかないってことだな!」

オティヌス「おいそれは……」

上条「今の俺にはそれしかできねえ、御坂!」

美琴「な、なによっ……」

上条「俺からの誕生日プレゼントだ、今はこんなものしか無くて悪い……」チャリッ

美琴「これって鍵……?」

上条「ああ、俺の寮の鍵だ」

美琴「え……」

上条「御坂に対する本心はこれだ、受け取ってくれないか?」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:47:41.48 ID:vcrG9o9/o
美琴「よ、喜んで……///」バフッ!

上条「良かった……」

初春「意識している相手に対して合鍵を渡す、これって……」

オティヌス「高めに見積れば求婚、低めに見積っても付き合う前の誠意の表明だろうな」

初春(最近の高性能フィギュアは恋愛分析まで出来るんですね……)ジーッ

??「盛り上がってるところすみません、上条ちゃん?」

上条「こ、子萌せんせい!? これには深い訳が……」

子萌「いえ生徒の恋路を邪魔なんてしたら先生失格ですから、そんな事はしません。 ですが……」

上条「ですが?」

子萌「成績は頑張りましたけど出席日数が足りなさすぎて、高校生から中学生に降級させるかもしれないと連絡がありまして……」

上条「……な、なんと」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 16:53:55.24 ID:vcrG9o9/o
子萌「一応、もう一度再試験を受けて合格すれば免除してくれるとのことでしたので、頑張りましょう!」

上条「ええっ、今日はデルタフォースの進級祝いのカラオケだったんじゃ!」

美琴「なーに悠長なこと言ってるの」グイッ

上条「み、御坂さん? 私の首元を掴んで何をされているんでせうか……?」

美琴「一緒に帰って勉強を見るために決まってるじゃない! 鍵も貰ったんだし、これから毎日見てあげるわ」フフッ!

上条「いやその鍵をそう使われると……!」

美琴「勉強しないと同級生になっちゃうぞ、セ・ン・パ・イ……♥」

上条「ふ、不幸だ〜!」

★おしまい★
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2023/05/05(金) 17:18:08.30 ID:vcrG9o9/o
原作で御坂さんが作中時間で15歳になるのはいつになるのか、上条さんは進級できるのか…

拙い初SSに安価を取ってくださった方、読んでいただいた方ありがとうございました 

またの機会にご覧いただけたら幸いです
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2023/05/05(金) 20:57:28.96 ID:3W73e91ro
おつおつ
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