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【ミリマスSS】莉緒「セクシーが封印されたわ!」P「そんなバカな」
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1 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:33:00.10 ID:5f3r4jUX0
アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
ギャグ時空なので深く考えずにお楽しみください。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1675683179
2 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:34:47.61 ID:5f3r4jUX0
prrrrr
P「ん、電話だ。もしもし」
莉緒「大変よプロデューサーくん!」
P「お、おぉ。朝からどうした莉緒。今日はオフだよな」
莉緒「セクシーが……」
P「セクシー?」
莉緒「セクシーが封印されちゃったのよ!」
P「そんなバカな」
3 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:35:36.34 ID:5f3r4jUX0
莉緒「いま劇場にいるのよね? すぐに行くから」
P「いや来られても困るんだが……」
莉緒「行くから。待っててね。約束よ。それじゃあ切るわね」
P「え、あぁ。なんだったんだ……」
4 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:36:39.39 ID:5f3r4jUX0
1時間後
P「寝ぼけてたのかな……」
バタバタバタバタ
ガチャ
莉緒「プロデューサーくん!助けて!」
P「本当に来た」
美咲「わぁっ。莉緒さんどうしたんですか!?」
莉緒「美咲ちゃんも居たのね。ちょうど良いわ」
P「ちょうど良くはない」
莉緒「セクシーが封印されてしまったのよ!」
美咲「え、えぇーーーー!!!」
P「リアクションは青羽さんに一任しよう」
5 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:37:22.89 ID:5f3r4jUX0
P「莉緒、順を追って説明してくれるか?」
莉緒「今朝ね、夢を見たの」
P「夢」
莉緒「私の前にセクシー仙人が現れてね」
P「セクシー仙人」
莉緒「お前にセクシーの資格は無い、剥奪する!って言って私のセクシーを」
P「よーし、今日もお仕事頑張るぞ」
莉緒「聞いてよぉ!」
P「はい」
6 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:37:53.71 ID:5f3r4jUX0
莉緒「それで、セクシー仙人が私の身体からセクシーを抜き取っちゃったの!」
P「へぇそりゃ一大事」
美咲「セクシー仙人さんってどんな人だったんですか?」
莉緒「え、うーんと。ちょっと覚えてないかな。夢だし」
P「覚えてないのかよ。青羽さんは仕事に戻って良いですよ」
美咲「はぁい」
7 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:40:00.02 ID:5f3r4jUX0
莉緒「びっくりして飛び起きて、鏡を見てみたらビックリ。自慢のセクシーが本当に封印されてるの!」
P「そんなバカな」
莉緒「本当よ!見て分からないの!?プロデューサーくんのバカ!にぶちん!意気地なし!」
P「ひでぇ言われよう」
莉緒「ちょっと見ててね」
P「え、うん」
莉緒「……」クネクネ
P「……」
莉緒「……」クネクネ
P「……」
莉緒「ね?」
P「なにが?」
8 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:40:48.82 ID:5f3r4jUX0
莉緒「普段通りの私だったら今ごろプロデューサーくんは鼻血が止まらなくなっているはずだもの」
P「怖すぎるわ」
莉緒「やっぱりセクシーが封印されてるのよ。どうにかしないと大変なことになるわ」
P「そうかもしれないね」
セクシービースト(SB)「話ハ聞カセテ貰イマーシタ!」バァン
P「うわぁ部外者だ!もしもし警備室ですか!?」
警備員「セクシーだったので通しました」
P「ちくしょうめ!」
SB「765プロセクシー四天王ノ一角ガ堕チタトナレバ、千載一遇ノチャンスデース」
P「日本語上手いっすね」
9 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:41:48.14 ID:5f3r4jUX0
SB「今コソ私ガセクシー界ノトップに返リ咲ク時デース」
莉緒「くっ、確かにセクシーを封印された私には荷が重いわ」
P「俺にも重いです」
SB「セクシーノ海ニ飲マレテ死ニナサーイ!」ブオッ
??「莉緒さん、危ない!」
SB「ムッ!?」
P「お、お前は……!」
10 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:42:42.47 ID:5f3r4jUX0
莉緒「真ちゃん!」
真「怪我は無いですか莉緒さん、セクシーが封印されたと聞いて飛んできました」
P「言ったの?」
莉緒「うん、朝にグループチャットで」
P「仲良いね君たち」
SB「ククク……誰カト思エバ、トンダ子猫チャンデースネ」
P「悪役が板について来ましたね」
11 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:44:07.14 ID:5f3r4jUX0
莉緒「ま、真ちゃん。でも……」
真「えぇ、分かっています。今のボクは彼女のセクシーパワーに遠く及ばない」
P「セクシーパワー?」
SB「格ノ違イヲ、魅セテアゲマース」
真「でも、時間を稼ぐことは出来る! 莉緒さん、今のうちに!」
SB「セクシーセット……」ズズズ
真「うおぉぉぉぉ!!!」
P「何これ」
12 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:45:01.86 ID:5f3r4jUX0
SB「シャイニング・セクシー!」カッ
真「ぐわぁっ!?」
SB「フンッ、コンナ小娘、ワタシノ『肌』ヲ魅セルマデモアリマセーン」
真「くっ、ここまでとは……。せめて時間稼ぎくらいは……」
このみ「やれやれ、そんなに弱気に育てた覚えは無いわよ。真ちゃん」
真「このみ師匠!」
莉緒「このみ姉さん!」
P「急に現れるの流行ってます?」
13 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:45:57.03 ID:5f3r4jUX0
SB「コノミ・ババ。一人デコノ私ニ勝テルトデモ……?」
このみ「一人じゃないわ。真ちゃん、まだやれるわね?」
真「もちろん、です!」
このみ「セクシーとは心の在り方、目の前の相手に臆していてはセクシーは始まらないわよ」
真「はいっ!」
莉緒「真ちゃんのセクシーパワーが一気に高まっていく! これが真ちゃんの持つセクシーポテンシャルなのね!」
P「逃げていいですか?」
14 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:47:02.64 ID:5f3r4jUX0
SB「二人纏メテ、捻リ潰シテアゲマース……」ユラァ
このみ「二人じゃないわ。莉緒ちゃん、早く帰って来なさいよ」
莉緒「このみ姉さん!」
真「やっぱりボク、このみ師匠と莉緒さんが並んでいるところが見たいです。それまで何とか、繋ぎます」
莉緒「真ちゃん!分かった、待ってて!すぐに戻るから!」
P「俺は何も分からないんですけど」
莉緒「プロデューサーくん!行くわよ!」
P「どこへ」
15 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:47:54.85 ID:5f3r4jUX0
莉緒「決まってるじゃない、レッスンルームよ!」
P「初耳です」
莉緒「このみ姉さんと真ちゃんが時間を稼いでいる間に、私のセクシーを取り戻してみせるわ!」
P「取り戻すものなんですねセクシーって」
SB「行カセルトデモ……? シャイニング・セクシー!」カッ
このみ「バーニング・セクシー!」ゴォッ
莉緒「このみ姉さん!」
このみ「行きなさい莉緒ちゃん!」
莉緒「くっ。プロデューサーくんも早く!」
P「えー」
16 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:48:59.41 ID:5f3r4jUX0
P「レッスンルームに着いたけど何するんですか」
莉緒「この部屋には大鏡がある。自分を見つめ直しながらセクシーパワーを高めることが出来るわ」
P「そうなんだ」
莉緒「時間がないからすぐに始めるわよ」バッ
P「急に薄着になるなビビるだろ」
莉緒「え?いまセクシーだった?」
P「うんまぁびっくりしました」
莉緒「まさか、セクシーが封印されたことにより己の中にセクシーパワーが溜め込まれて高まっているというの……?」
P「そういうもんなんですねセクシーって」
莉緒「この状態で今の私を一番魅力的に伝えるポーズを確認すれば……! プロデューサーくん、手伝って!」
P「がんばります」
17 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:49:42.55 ID:5f3r4jUX0
SB「セクシー・フェニックス!」ズアオッ
このみ「ぐぅっ!?」
真「このみ師匠! な、なんてパワーだ……。まさにセクシーの暴風雨!」
美咲「わぁ事務室がぐちゃぐちゃ」
SB「グランドキャニオンデセクシーヲ鍛エナオシタ私ニ、モハヤ敵ハイマセーン」
このみ「ここまでの力を持っているとはね……」
18 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:50:26.19 ID:5f3r4jUX0
バァン
莉緒「待たせたわね! このみ姉さん、真ちゃん!」
真「莉緒さん!」
このみ「待ちくたびれたわよ。莉緒ちゃん、その立ち姿……」
莉緒「えぇ」
このみ「『成った』ようね、身体からセクシーが満ち溢れているわ」
SB「ドンナ相手ダロウト、今ノワタシニハ敵イマセーン」
SB「シャイニング・セクシー!」カッ
莉緒「ハッ!」バッ
真「なっ!? 片手のポージングだけでセクシーを打ち消した!?」
P「そういう世界観なんだ」
19 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:51:24.80 ID:5f3r4jUX0
SB「ナルホド、少シハヤルヨウデースネ」
莉緒「セクシーは、競い合うものじゃない。お互いに高めあうものなのよ」
SB「ソウイウ台詞ハ、私ニ勝ッテカラ言ッテクダサーイ!」
SB「セクシー・フェニックス!」ズアオッ
莉緒「行くわよ。このみ姉さんと真ちゃん、それにプロデューサーくんと一緒に高めたセクシーを」
P「あ、俺もなんだ」
莉緒「セクシー・ビューティー!」カッ
SB「グッ、確カニ強力。ダガ……!」
莉緒「今よ! このみ姉さん、真ちゃん!」
このみ「えぇ、行くわよ真ちゃん!」
真「はい!」
20 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:51:53.68 ID:5f3r4jUX0
「「「セクシー・コンビネーション!」」」
SB「ウオオオオォォォオォ!!! マ、マサカ、コノ私ガ……!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
21 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:52:52.98 ID:5f3r4jUX0
このみ「ふぅ、これにて一件落着ね」
真「莉緒さんのセクシーが封印された時はどうなることかと思いましたよ」
莉緒「頼らせてもらっちゃったわね二人とも。御礼にランチでも奢るわ」
このみ「良いわね。駅前に気になるお店があるの」
真「わぁ〜良いですね! また色々教えてください、師匠!」
莉緒「さ〜あ行くわよ〜! 当然、プロデューサーくんと美咲ちゃんも行くわよね?」
P「あ、いえ私はもう外出しないといけなくて」
美咲「私も今日はお弁当持ってきちゃってて」
莉緒「そう? じゃあまた今度ね。行ってきまーす」
P「……」
美咲「……」
22 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:53:24.07 ID:5f3r4jUX0
美咲「あの、セクシーって何なんですか……?」
P「なんも分かりません」
おわり
23 :
◆ivbWs9E0to
[saga]:2023/02/06(月) 20:54:39.77 ID:5f3r4jUX0
終わりです。
セクシービーストさん再登場してほしいです。
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2023/02/06(月) 20:56:07.33 ID:qiIAv+1DO
セクシーの意味
1:性的魅力
2:色っぽい
を表す言葉
言語は性を意味するセックスが由来
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/02/06(月) 22:03:52.85 ID:pMZBSRSa0
読み手には「深く考えず」と促す割に自身はしっかり考えて批判を回避するため
>>1
で予防線を張る策士
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/02/07(火) 19:51:04.28 ID:s0dLmDdLo
よくわからんからお隣から松本さんデリバリーしてもらってくる
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2023/02/07(火) 21:14:11.59 ID:26xFMRfi0
セクシービーストって誰だかよくわからないのでセクシーギルティ踊らせておきますね
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[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
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