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安価とコンマで異世界転生!その7
- 839 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/11(日) 19:07:42.60 ID:Z3g9tFewo
- 一行は死ぬほど気を張って疲れていたので、
その後に出てきた郷土料理をおいしくいただき、
早速眠ることにした
ベッドは複数ある上に大きく、
余裕を持って寝られそうだ
狙撃少女「おやすみなさい……」
男「あぁ、おやすみー……」
という風にさっさと眠ってしまった
>>下1……深夜にハプニングはあったか(あればその内容も)
- 840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/11(日) 19:48:31.20 ID:ZGXhUaQBO
- 男のいる部屋に『何かしらの存在』が漂っていた。
- 841 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/11(日) 21:56:16.85 ID:Z3g9tFewo
- 男「ん……」
彼は夜中に目を覚ました
トイレかとも思ったがそうでもない
何者かの気配がするのだ
男「…………?」
ゆっくりと体を起こしながら緩慢に瞼を開く
すると、空中になにかがあった
それがなんなのかは彼には説明できなかった
強いて言うならば幽霊のような存在でそこに漂っていた
- 842 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 03:00:56.40 ID:BK9WeOPco
- 男「……どうしたものか……」
彼はそれがとりあえず幽霊だと判断した
なので幽霊をどこかにやるための戦略を練る
男「あ、そうだ……ごめんよ」
彼は中華の持ってきていた調理用具のバッグを開き、
中に調味料として入っていた塩を手に取った
- 843 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 03:02:36.89 ID:BK9WeOPco
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 844 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 19:11:33.70 ID:BK9WeOPco
- ・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値31/38……レベル29)
・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値3/37……レベル28)
・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)
・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値11/34……レベル25)
・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値7/38……レベル29)
・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値13/32……レベル23)
・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)
【所持アイテム】竜毒血清、毒竜管、人造人間の子宮、金属、不思議な赤石、銀の鎖鎌、危険物の魔導書(乙種)人間サイズの蛇の胴体パーツ、邪教典、硫酸の入った瓶、筋トレメソッド本、13時間時計×3、純金小判×5 レア珍獣の生息地(本) 忘却されるまで封印した機械(本)、無限に重なる葉っぱ、ホームセンターの便利グッズ紹介本 回復スライム、氷スライム レインボースライム 探し物の位置を指し示すコンパス(『4回』、不良品)、牛スライム、文字を書き込んだら対になるものに文字が浮かび上がる一対の巻物、壊れたものを何でも直すレンチ、黄金の番人像、世界樹の露(三回分)、なんでも開けるドアノブ型生命体
【ギルドの資金】99378975
- 845 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 19:13:37.64 ID:BK9WeOPco
- 男「……盛るか?いや……既に侵入してる幽霊に盛り塩って効くのか?」
彼は暫く迷った結果、
空中をただよっている何かに向かって、
塩を摘まんで投げつけることにした
男「ふんっ!ふんっ!」
>>下1……何者かはどう反応した?
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/12(月) 19:15:14.30 ID:7Fa7kWpP0
- 器用に避けている
- 847 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 19:18:52.39 ID:BK9WeOPco
- ???「……………………」
それは男が放った塩を避けている
てっきり幽霊のように非物質性を持つものかと思っていたが、それがわざわざ器用に身をくねらせて回避していることから、
物理的な存在であることはうかがえた
男「……しばくか」
彼はレジストソードを抜き、
浮遊するそれに向かって構える
???「……………………」
- 848 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/12(月) 20:46:24.52 ID:BK9WeOPco
- 彼が剣を振りかざして迫ると、それは逃げ出した
一直線に部屋の窓へと突貫し、
きちんと開けて夜の闇へと抜け出していった
男「はぁ……はぁ……なんだったんだアレ……?」
もう疲れてしまったので、
今度こそゆっくりと眠ることにした
- 849 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/13(火) 02:04:37.44 ID:0vvcubVpo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 850 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/13(火) 20:19:11.41 ID:0vvcubVpo
- ・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値31/38……レベル29)
・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値3/37……レベル28)
・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)
・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
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・ぶりっ子
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『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
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・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:風魔法 回復魔法
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(経験値13/32……レベル23)
・狙撃少女
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武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)
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- 851 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/13(火) 20:35:42.39 ID:0vvcubVpo
- ?翌日・陽週金曜日?
中華「……男?どうしたの考え込んで」
今日はゆっくり寝て起きた中華は、
朝から深刻な表情をしている男を心配した
男「ああ……なんか変なの見てな」
男は深夜の出来事について話した
自分でも意味不明すぎて寝ぼけていただけなのではないかと疑わしくなる
- 852 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/13(火) 20:39:23.99 ID:0vvcubVpo
- 氷魔「……では……ルームサービスの方にでも聞いてはいかがでしょうか……?」
やる気「そっすね、そんなのが居れば知ってると思うっすよ」
ぶりっ子「あのぉ……」
男「どうした?」
ぶりっ子「それって……やっぱり幽霊じゃないんですかぁ……?」
彼女は震えながら心配そうな顔で聞いてくる
怪盗「もし、幽霊だったら?」
ぶりっ子「今から漏らすかも……」
男「多分幽霊じゃないから安心してくれ」
- 853 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/13(火) 20:55:44.12 ID:0vvcubVpo
- それから十分ぐらい経って、
ルームサービスが朝食を届けに来た
男「どうもありがとう」
ルームサービス「恐れ入ります……」
男「あぁ、あと聞きたいことがあって」
ルームサービス「はい。なんなりと」
男「昨日の夜、部屋に浮遊する謎の生き物が出現したんだけど知ってたりします?」
ルームサービス「>>下1」
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/13(火) 21:28:53.38 ID:C6tK9AdB0
- 調べているけど分からなくて我々も困ってるんです
- 855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/13(火) 21:29:55.73 ID:yQRzv/a50
- すみません。正体までは… でも近い内に良い事か悪い事が起こると思うので、気を付けておいてください。
- 856 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 00:18:53.68 ID:Jisup0kco
- ルームサービス「調べているけど分からなくて我々も困ってるんです」
男「そうでしたか。ちなみに、被害などは?」
ルームサービス「えっ、何かされたんですか!?」
男「いえ」
ルームサービス「そうでしたか……何かを壊されたり怪我を負わされたり、といった被害はまだ報告されていません」
男「分かりました」
- 857 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 01:08:43.30 ID:Jisup0kco
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 858 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 18:59:54.95 ID:Jisup0kco
- ・男
【筋力】124【HP】65【素早さ】200【MP】114【顔面】30(神の力)【歌唱力】74【料理】111【中華料理】97【画力】26【加護】13
【刀術】・閃火斬(火属性武器でのダメージに+6、それ以外の武器では+3)
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
『魔法の才能』(魔法習得難易度易化)
『多芸』(感覚系ステータス+20)
『万能通訳』、『降神術』(神の依り代に適性)
『マグネリレーション』(定期的な巡り合わせ)
武器:レジストソード(攻撃力3.5、魔法生物特効)
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:火魔法 上級火魔法 氷魔法 上級氷魔法 闇魔法 風魔法 回復魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 耳鼻咽喉キャンセラレーション 海割りの奇跡
所持:麻薬(1回分)"人は空を羽ばたけるのか?"鳥人間強制改造本ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)、上級氷魔導書、13時間時計、魔王のデモウイルス、サファイアの原石、厨二っぽい太刀(攻撃力3、炎属性)、ベヒーモスの角剣
(経験値31/38……レベル29)
・中華
【筋力】130【素早さ】191【HP】43【MP】75【中華料理】112【顔面】76【加護】10【運命力】29【求心力】33
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
『魔王の資格』
『器用』(回数で壊れるアイテムを一回多く使え、罠や精密機械などに関するコンマ判定にボーナスが付く)
武器:デモンズスピア(攻撃力4)
防具:ミレニアムアーマー
装飾品:銀の腕輪(筋力+5)
習得魔法:火魔法 上級火魔法 上級水魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法 回復魔法
所持:危険な国三選、13時間時計
(経験値3/37……レベル28)
・氷魔【筋力】156【HP】??+34【MP】171【素早さ】145【料理】37【歌唱力】27【ダンス】1【顔面】37【加護】20
『消費MP1/2』、『ポリシーブレイク』
『究極氷魔法』消費【MP】:240(120)
『メルティング』、『氷魔法上位混合』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
防具:ミスローブ
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法 氷空魔法 水魔法 超上級水魔法 超上級回復魔法 マナ電流互換改 着火魔法 照明魔法 洗濯魔法 水質検査魔法
所持:異性にモテる為の本(所持継続一日以上で【顔面】+5) 雷の魔導書、13時間時計
(経験値29/45……レベル36)
・やる気
【筋力】157【HP】55【MP】129 【素早さ】174【顔面】36【加護】20
『殺る気』(殺せると思った相手へのダメージ二段階上昇)
『魔王の資格(80%)』(不完全ながら能力値上昇、魔物の言語が分かる)
武器:スパイラルランス
防具:ミレニアムアーマー
習得魔法:超上級水魔法 土魔法 回復魔法 着火魔法 照明魔法 マナ電流互換改 洗濯魔法 水質検査魔法 闇魔法 天候操作魔法 ジャミングウェイブ 解錠魔法
所持:氷の上なら狙った場所に届くカーリングストーン爆弾
(経験値11/34……レベル25)
・ぶりっ子
【筋力】122 【HP】??+32【MP】140【素早さ】99【料理】73【歌唱力】44【ダンス】51【加護】10
【顔面】58
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
『毒手』(攻撃を命中させた相手に永続スリップダメージ)
『従者式格闘術』(後出しでかばいダメージ上昇)
武器:ドラゴンキラー
防具:ソードブレイカー 緋色の法衣(炎や熱系の魔法や攻撃の無力化+魔法だった場合魔力吸収 )
習得魔法:水魔法 上級水魔法 氷魔法 上級氷魔法 光魔法 マナ電流互換 着火魔法 照明魔法
必殺技:ぴゅん太郎
所持:化粧品(試供品)、13時間時計
(経験値7/38……レベル29)
・怪盗
【筋力】120
【MP】136
【素早さ】355
『盗む』
武器:丁半槌
防具:ソードブレイカー
習得魔法:風魔法 回復魔法
所持:アダマンタイトの曲刀、雷の力を吸収する杖
(経験値13/32……レベル23)
・狙撃少女
【筋力】122【MP】137【素早さ】??+2
武器:守人のパチンコ(攻撃力3.5、攻撃前に属性魔法を使用して属性付加可能、三発)
習得魔法:水魔法
所持:スパークナイフ(攻撃力2.5、雷属性)アンチオールスナイパー(攻撃力8、一発)
(経験値21/38……レベル29)
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- 859 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 19:02:15.03 ID:Jisup0kco
- それから男は朝食を受け取り、
色々と礼を言うと部屋に戻った
狙撃少女「まさか、この宿の関係者でも分からないとは……」
中華「悪いやつじゃないといいんだけどね」
氷魔「……むしろ……昨日無理やり追い払ってしまったせいで……こちらが恨まれていないか心配です……」
男「悪い」
やる気「なんか浮いてたら俺っちでも追い払ってるんで、そんなもんっすね」
- 860 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 19:08:13.41 ID:Jisup0kco
- ぶりっ子「もうその話やめませんかぁ……?」
怪盗「怖がってる子だっているんですよ!」
狙撃少女「ふふ……」
一行は先日の続き______地下道の孤児たちによるスラムを探すことにした
男「当たりはついている」
中華「そうなの?じゃあ早速行こうか」
- 861 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 19:30:30.59 ID:Jisup0kco
- ギルドの面々がやってきたのは、
先日邂逅をした盗人の少年の家だった
氷魔「……すみません……お子さんはいますか……?」
少年の母「あら!只今お呼びいたしますね!」
と言って30秒後ぐらいに少年が出てきた
少年「……用?」
やる気「地下道に孤児たちのスラムがあるって聞いたんすけど……案内とか言付けとかって頼めないっすかね?」
少年「>>下1」
- 862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/14(水) 19:51:04.06 ID:t8zGTLO3o
- あんた達の頼みならなん……できる限りなら聞いてやるよ
- 863 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/14(水) 21:42:14.01 ID:Jisup0kco
- 少年「あんた達の頼みならなん……できる限りなら聞いてやるよ」
ぶりっ子「今……」
少年「どうした?」
少年はぶりっ子を睨み付ける
ぶりっ子「なんでもないですぅ」
少年「年代も近いし知り合いだ。うち、親がいるからといってそれが生活の助けになってた訳じゃないからな。本質的には同じようなものだ」
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/12/14(水) 22:57:54.74 ID:VQX5dXFS0
- PCRの感度70%と言い、PCR検査を抑制し抗原検査を推進。自治体のPCR検査拡大を妨害し、空港検疫の抗原検査を頑なに守り、日本のコロナ禍を悪化させた張本人。亡くならずにすんだ命が多く亡くなった。その方がPCR検査ですか。
- 865 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/15(木) 03:00:38.22 ID:Dmyb8oBVO
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 866 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/15(木) 19:55:24.35 ID:yAuqcdQN0
- すみません
なぜか書き込みに使っているアプリが書き込みに使用できないので本日はお休みさせていただきます
これ以降も同様の状態が続くようであれば別のアプリやブラウザからの書き込みで対応していきます
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/15(木) 19:57:08.64 ID:wxkimZcho
- 誰じゃい
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/16(金) 10:24:31.80 ID:oP6E+jDDO
- 了解です
- 869 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/16(金) 19:49:47.68 ID:LK3V/8w20
- undefined
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/16(金) 20:40:04.40 ID:XNAITN+ro
- undefinedは行数多すぎってことやで
- 871 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/18(日) 19:13:59.98 ID:tC2dtmWr0
- >>870
ありがとうございます
これからは変動があったときだけ分割してステータスを貼ることにします
いろいろやっても治らなかったので今日からブラウザで書き込みをします
- 872 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/18(日) 19:18:24.44 ID:tC2dtmWr0
- アプリのやつからコピペしているのになぜかトリップが別物になっている……
一行は少年に連れられて地下にあるスラムの入り口までやってきた
それは干からびた巨大な下水管のようだった
怪盗「こ、この中ですか?」
少年「ああ。汚い水が通ってきて蹴り出されることはないから安心してくれ」
と言って彼は暗闇の中へと消えていく
一行も慌ただしくその後を追っていくのだった
- 873 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/18(日) 19:32:13.01 ID:tC2dtmWr0
- それから三分もしないうちに、
確かにスラム街のようになっている所に出た
所々地上に通じる穴が開いており、そこから光が射し込んでくる
しかし、ただ穴が開いているだけで通るための設備などはない
薄暗い中に複数のあばら小屋のようなものがあるばかりだ
男「……滅多なことはできないな」
周りには多くの少年少女たちがおり、
一行をぼーっと見ているものや見ないようにしているもの、
なにか恨めしい視線を向けるものもいた
- 874 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/18(日) 20:57:27.88 ID:tC2dtmWr0
- 少年「この先にいわゆるリーダー格の人間がいる。ついてきてくれ」
彼はくすんだ赤の建物へと入っていこうとする
中華「……あ、そうだ。そのリーダーって両目ともある?」
少年「……?あるはずだ」
不思議そうな顔をしたが、彼はそのまま建物の奥へと進み、
そしてリーダー格の中性的な子供の所へとやってきた
リーダー「久しぶり」
少年「ああ、久しぶりだな……今日はここに用がある奴らがいるってんで、俺が代表に連れてきた」
リーダー「ふぅん。で、なんの用?」
氷魔「……片目が潰れた……魔術に精通している少年をご存知ありませんか……?」
リーダー「>>下1」
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/18(日) 21:18:52.80 ID:npZGKZWJo
- 知ってるかもしれないし知らないかもしれない
そっちが持ってるものによるな
- 876 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/19(月) 01:57:52.47 ID:tqGFJ8TB0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 877 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/19(月) 19:49:41.37 ID:tqGFJ8TB0
- リーダー「知ってるかもしれないし知らないかもしれない」
やる気「と、いうと……」
リーダー「そっちが持ってるものによるな」
ぶりっ子「はぁ、なんかくれてやりますかぁ」
怪盗「作戦会議ですね」
一行はその場で円を組み、案を出し始めた
- 878 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/19(月) 20:06:12.19 ID:tqGFJ8TB0
- 狙撃少女「じゃあ現金で」
男「無粋じゃないか?下手すれば怒りを招くぞ。やはり先日俺がやったように病人の治療が丸いと思うが」
中華「耳鼻咽喉に該当する病人がいればいいけど……いなかったらダメだね」
氷魔「……中華さんが料理を振る舞うというのは……」
やる気「ずっと中華が料理作り続けてくれる訳でもなし、一回だけってのも残酷な気がするっすね……」
怪盗「難しいですね……」
- 879 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/19(月) 20:11:18.91 ID:tqGFJ8TB0
- 狙撃少女「……あ、すごく強引な解決法がありますけど」
男「なんだ?」
狙撃少女「三つとも示して好きなものを選んでもらえばいいのでは?」
中華「うーん……まぁ交渉失敗だけはなさそうだね。複数望まれたらちょっと損した気分になるけど」
氷魔「……そこまでの問題でもありませんし……全部示してしまいましょうか……」
一行は三つのプランをとりあえず全て宣言し、
リーダーに提示した
リーダー「そうだな……>>下1」
- 880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/19(月) 20:15:34.53 ID:21pN2trXo
- 一つくれたら昨日どこにいたか、二つくれたらいつもいる場所、三つで名前だ
- 881 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/20(火) 00:56:19.00 ID:8SOBLT7d0
- リーダー「一つくれたら昨日どこにいたか、二つくれたらいつもいる場所、三つで名前だ」
やる気「……だそうっすけど」
ぶりっ子「全部やってあげてもいいんじゃないですかぁ?」
怪盗「みんなかわいそうですもんね……望んで孤児になった子なんているわけないですし」
と怪盗が同情の意を示すと、リーダーは割って入った
リーダー「まとめ役として、貰えるものは貰っておくが……情をかけると怒り出す奴もいる。滅多なことは言わないほうがいい」
怪盗「複雑ですね、思春期は」
狙撃少女「怪盗さんも思春期ですよね?」
- 882 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/20(火) 01:02:32.14 ID:8SOBLT7d0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2022/12/20(火) 12:29:47.61 ID:ODmp8rHc0
- はい
- 884 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2022/12/20(火) 18:55:24.59 ID:8SOBLT7d0
- 男「……まさか」
怪盗「いや思春期ですよ!?なんですかその疑念の目は!」
男「冗談だ。……で、キッチンはあるのか?」
リーダー「ガキのままごとぐらいならできる奴がある……案内してやれ」
少年「ああ」
彼は中華を連れて建物のどこかへと行った
リーダー「さて……呼吸器やら耳やらの病気を治せるんだったな?……正直疑わしいけど、今それらしい症状の奴らを呼んでくる」
と言ってリーダーもまたどこかへと行ってしまった
- 885 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/20(火) 19:51:40.05 ID:8SOBLT7do
- アプリが復活しました
氷魔「……で……お金ですよね……いくら出せばいいんでしょう……?」
やる気「なにもそこまでの大金をそもそも持ってるとは思ってないんじゃないっすかね」
ぶりっ子「そうですねぇ。私たち基準での大金を渡すよりは少なく済みそうです」
所持金を整理して渡すお金を纏め終わった頃、
リーダーは複数人の子供たちを連れてきた
- 886 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/21(水) 01:43:00.50 ID:/bM7ESfoo
- リーダー「診てもらおうか。医者は誰だ?」
男「……医者じゃないが……治せる。時間もかけさせない。まっすぐ並んでくれ」
部屋の片隅にあるガタガタのパイプ椅子を設置し、
男が座って子供たちを並ばせる
子供たちは不安そうにしていたり、
ひそひそと話す者もいたが、
あまりに苦しく話すどころか呼吸すら大変そうな子供までいた
怪盗「……これだけいて、魔力足りるんですか?」
狙撃少女「私たちも貸すんですよ。ほら適当に手を向けるなり肩を押さえるなりしましょう!」
- 887 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/21(水) 01:43:25.15 ID:/bM7ESfoo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 888 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/21(水) 19:58:09.51 ID:/bM7ESfoo
- そうして大体十分後
男「お……終わった……」
氷魔「……お疲れ様です……」
やる気「すげえ疲れたっす」
他の面々も魔力を供給したため、
男と同様に疲労に襲われている
- 889 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/21(水) 21:02:43.32 ID:/bM7ESfoo
- 逆に、彼は普段と違って魔力を供給されているので、
いつもよりは疲れなかった
かつては一度使用しただけで倒れかけていたというのだから複数回の使用に耐えたのは相当なものだ
ぶりっ子「……でも、みんな治ってよかったですねぇ」
治療した少年少女はみな安堵している
感謝の言葉を口にする者もおり、
少なからず一行にやってよかったと思わせた
- 890 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/21(水) 21:07:15.81 ID:/bM7ESfoo
- リーダー「どういうカラクリなんだ?いや、治ったのだから疑っている訳ではないけど」
怪盗「カラクリ……神様の奇跡を行使しているらしいですよ?めちゃくちゃ魔力使いますけど」
リーダー「神?……神、か。忘れていたよ、そんな概念」
狙撃少女「無理もありませんね。ですが、実際いるんですよね、不思議なことに」
一行が疲労から口々に雑談をしていると、
中華が料理を持って戻ってきた
中華「随分お疲れだね。疲労を癒すためにも、とりあえず食べるといいよ。まだ作ってるから、おかわりだって沢山用意できる」
>>下1……彼が持ってきた料理とは
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/21(水) 21:23:34.63 ID:+bsQYVR00
- 至高のサラダ(鉢植えのトマト)
- 892 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/22(木) 01:23:24.00 ID:qnre2zMoo
- リーダー「サラダか」
中華「うん、トマトサラダ」
リーダー「肉は置いてないからな。よく料理が作れたものだ」
中華「中華料理専攻だからそりゃ肉があったほうがやりやすいけど……それ以外もきちんと詰めてるからね」
と話しながらテーブルに皿を並べていく
じめじめとした陰鬱な空間に、
緑と赤の瑞々しい色彩が魅力的だった
- 893 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/22(木) 01:28:37.44 ID:qnre2zMoo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 894 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/22(木) 19:34:51.52 ID:qnre2zMoo
- リーダー「なら、みんなを呼んでくるか……」
と言って彼は仲間の子供たちを呼びに行った
態度は威圧的なところがあるが、
やはり孤児たちのリーダーをしているだけあって面倒見がとてもよい
男「しかし、トマトはあったんだな」
中華「ああ、鉢植えに植えてあったんだよね。トマトはあまり水分を必要としないから……こういった場所でも育つのさ」
氷魔「……そうなんですね……」
- 895 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/22(木) 19:37:19.88 ID:qnre2zMoo
- それから中華は追加のサラダを作りにキッチンへと行ってしまった
それと入れ替わるようにリーダーが数十人の子供たちを引き連れて入ってくる
リーダー「順番に並び、一人一皿ずつとることだ。いいね」
子供達「はーい!」
と元気いっぱいである
先程目にした生気のない子供たちとは大違いだ
- 896 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/22(木) 19:42:27.14 ID:qnre2zMoo
- リーダー「……驚いているようだな。我々は餓えているから、食料が見つかればみな高揚するんだ」
やる気「なるほど……」
子供たちはみな、サラダを受けとればその場で食べ始めてしまっている
ぶりっ子「……今よりいい暮らしをしたいなら、方法があります」
男「待て、ぶりっ子。たとえどんなものであれ、子供たちに教えを強要すべきじゃない」
ぶりっ子「でも……」
リーダー「そうだな……確かにこの国の中には、あるいは外に、我々を全員とは言わないが受け入れてくれるような場所もあるだろう。だが、そこにいないのには理由がある」
- 897 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 01:21:47.74 ID:hIC9HkCmo
- 男「人間不信とかか?」
リーダー「……そうだ、まぁ流石に代表ともなれば交流はするけど」
男「一人一人奇跡をかけてる時にさ、誰も目を合わせてくれなかったからな」
リーダー「悪気がある訳ではない……言うまでもないか」
怪盗「人間不信でも受け入れてくれる所もあると思いますけどね」
リーダー「そうだね。だが、あいつら本人が耐えきれなくなって逃げ出したりしたら問題だ。というかそういう子いるし」
- 898 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 01:32:13.84 ID:hIC9HkCmo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 899 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 19:53:34.78 ID:Cv/0MN9Co
- それから三十分ほど、入れ替わり立ち替わり子供たちがやってきてはサラダを取っていった
中華はてんてこ舞だったが非常に満ち足りた笑顔をしていた
こういう人間になりたいものだ、と男はふと思った
狙撃少女「さて……片目の潰れた少年について何か知りませんか?」
男「なに、別に知らなかったからといって暴力に訴えたりはしない」
リーダー「>>下1」
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/23(金) 20:11:40.07 ID:aXK0AlSt0
- 昨日は町外れの旧遺跡跡に赴いていたのは見た。半年前からその遺跡にちょいちょい足を運んでいた。
名前は、もう一つくれたら教える
- 901 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 21:17:01.06 ID:5GJsN1r9O
- リーダー「昨日は町外れの旧遺跡跡に赴いていたのは見た。半年前からその遺跡にちょいちょい足を運んでいた」
氷魔「……なるほど……大体分かりました……」
リーダー「名前は、もう一つくれたら教える」
やる気「下手に換金用の品渡すくらいなら、やっぱ現生のほうがいいっすか?」
リーダー「そうだな、なにせ我々には信用がないから」
- 902 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 21:23:20.67 ID:5GJsN1r9O
- ぶりっ子「えーっと、財布係」
男「俺だ。……あれ?」
彼は財布を入れていた場所をまさぐるが、
なんとそこには財布がない
ぶりっ子「まさか無くしたんですかぁ!?」
怪盗「ふっふっふ……これですね?」
しかし彼女はそれを持っていた
いつの間にかスっていたようだ
狙撃少女「かなりよくない部類の冗談ですね……」
怪盗「あっはっは!ごめんね!」
- 903 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/23(金) 21:26:03.77 ID:5GJsN1r9O
- すると怪盗は財布を投げ渡してくる
それなりの額が入っているので、
うまくキャッチできなければちょっと痛い
男「おっと」
リーダー「……で、いくらくれる?」
男「そうだな……」
下1……いくら渡す?
1.10万
2.20万
3.50万
4.100万
- 904 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/23(金) 21:35:40.11 ID:Mks31LZz0
- ここはケチらず4
- 905 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/24(土) 02:37:06.61 ID:128qa7Bmo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 906 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/24(土) 19:54:11.39 ID:128qa7Bmo
- リーダー「……え?」
音を立てて枚数を数え、大きな財布から札束を机に置いた
男「百万だ」
リーダー「……贅沢な話だが……ちょっと困るな」
男「食うにはしばらく困らなくなるからな。設備でも拡張すればいい」
リーダー「あー、まさかこんなに貰えるとは思ってなかったな……どうしてだ?」
- 907 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/24(土) 21:15:46.92 ID:128qa7Bmo
- 男「逆に百万あげない理由がなかった。君はリーダーとして信頼できるから、有効に活用してくれるだろうと信じている」
リーダー「ありがとう。……じゃあ、彼の名前を教えるよ」
一行は片目の潰れた少年の名前を聞き出した
これで必要な情報は全て揃ったといえるだろう
中華「こんなものかな……あ、すごくどうでもいい質問なんだけど」
リーダー「なに?」
中華「君って男の子?女の子?」
リーダー「>>下1」
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/24(土) 21:16:27.97 ID:j9m9dLDj0
- …・・・・女の子だよ
- 909 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/25(日) 01:43:01.76 ID:urc7IlBoo
- リーダー「……女の子だよ」
氷魔「……そうだったんですか……気付けなくてごめんなさい……」
リーダー「いいのさ、どうせお洒落なんてする余裕ないし、いかにも女の子じゃ嘗められるから」
やる気「確かに、そうっすね……」
リーダー「あんまり外の奴には言わないでくれよ?」
ぶりっ子「そりゃあもちろんですよぉ」
- 910 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/25(日) 02:30:58.00 ID:urc7IlBoo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 911 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/25(日) 19:38:39.22 ID:urc7IlBoo
- 【ギルドの資金】98378975
怪盗「じゃ、そろそろいきましょうか!」
狙撃少女「ええ……あ、そうだ、お土産にアクセサリーとかいります?」
リーダー「かっ、からかうんじゃない!」
男「ははは……情報ありがとな」
そう言って一行が去ろうとすると、
リーダーは声をかけてきた
リーダー「これ、受け取ってほしい。さっきみんなが書いたんだ」
- 912 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/25(日) 19:41:49.62 ID:urc7IlBoo
- 彼女の手には手紙が握られており、
男はそれを回収した
男「どうもありがとう。また来るかも」
中華「中身はなにかなぁ?」
そんなことを話しながら、また少年に先導されて一行は孤児のスラムから抜け出たのだった
少年「……じゃ、俺の仕事はここまでだ。がんばれよ」
と言って彼は家に帰っていった
- 913 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/26(月) 03:32:30.23 ID:jqLjyLVPo
- それから一行は町外れの旧遺跡跡へと移動する
その最中、歩きながら貰った手紙を読んでいた
氷魔「……心が……温まりますね……」
綴られていたのは思い思いの感謝の気持ち
一つの紙面に沢山の子供が所狭しと感謝を書き込んでいるのだ
やる気「中華のサラダなんて『至高のサラダ』なんて呼ばれてるっすよ、良かったっすね」
中華「そうなのかい?それはありがたいね。……でも、いつか彼らにはもっと豊かになってもらって、僕のサラダよりも美味しい物を食べて欲しいな」
- 914 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/26(月) 03:34:53.63 ID:jqLjyLVPo
- ぶりっ子「そりゃそうでしょうけど……でも……」
中華「本当の至高にはまだ僕の料理は遠いから、ぜひ本物の至高を味わって欲しいんだ」
怪盗「たとえどれだけよい調理がなされていたとしても、どんな食材を使っていたとしても……餓えて死にそうな時に与えられる食事より良いものはないと思いますけどね」
狙撃少女「まったく同感です」
中華「……そ、そうかな?そうだったら嬉しいよ」
- 915 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/26(月) 19:53:15.99 ID:jqLjyLVPo
- 平和そのものな話題だったが、
旧遺跡のエリアに近付くと緊張感が漂い始める
ここには恐ろしい術を使う少年がいるのだから、
油断はできないのだ
男「……追い回してどうこうってのもしたくない、穏便に済ませられるようにしたいが」
氷魔「……しかし……こちらから探さずに出てくるよう言っても……もしかしたら逃げられて終わりかもしれません……」
やる気「ここが奴のテリトリーなら、既に気付かれている可能性もあるっす。観光客のふりでもするべきっすね」
- 916 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/26(月) 20:07:49.56 ID:jqLjyLVPo
- 一行は観光客のふりをすることにした
ぶりっ子「なんというか……風情がありますねぇ」
怪盗「もっとボキャブラリーを出したほうがよいのでは……」
ぶりっ子「う、うるっさいですねぇ!」
怪盗「すみませーん」
と、極めて自然な雰囲気で一行は旧遺跡群を練り歩く
>>下1……片目が潰れた少年は見つかったか
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/26(月) 20:08:59.14 ID:+1RChGgy0
- 何の手がかりもなかった
- 918 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/26(月) 22:07:46.81 ID:jqLjyLVPo
- およそ一時間後
狙撃少女「全く手かがりがありませんね」
男「ああ……ここまで何もないとはな」
中華「人がいた痕跡や気配もほとんどないよねぇ。あるにはあるけど……」
氷魔「……それこそ……観光客のものと見分けがつきません……」
やる気「もしかしたら今日はたまたまいないのかもしれないっすね」
ぶりっ子「あぁ、この前の遺跡みたいにもしかしたら地下があるかもしれませんよぉ」
怪盗「なるほど、探してみましょうか」
- 919 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/27(火) 02:33:38.36 ID:q19GPFBro
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 920 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/27(火) 19:49:38.68 ID:q19GPFBro
- そして一行は遺跡を逆行し、
地下へと続く抜け道を探し始めた
狙撃少女「……これですかね」
彼女は床のタイルをずらした
一ヶ所凹んでいるタイルは、スライドすればくぼみにはまって地下への入り口となった
男「目敏いな、よくやった」
- 921 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/27(火) 20:20:42.62 ID:q19GPFBro
- 狙撃少女「えへへ」
彼女はかなり素直なタチなので、
褒められればそのまま受け取る
中華「……いや、これただの穴では?降りられるけど出られるかは分からないよ」
氷魔「……きっとありますよ……出口……」
やる気「最悪ぶっ壊して出れば問題ないっすね!どうせ誰も見てないっすよ」
そうして、一人一人穴へと飛び降りていった
>>下1……旧遺跡地下の様子
- 922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/27(火) 20:22:52.37 ID:DFI4QISY0
- 更に古い遺跡の廃墟が広がっている
- 923 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 03:12:08.91 ID:mR5LyGOao
- 怪盗「華麗に着地!」
狙撃少女「ぐふっ」
男「まずいまずい……!」
穴の直下に留まっていると潰されかねないので、
男は先に着地した者達を少し遠くへと引っ張った
中華「……ふぅ」
氷魔「……ここも遺跡ですね……しかし……建築様式に違いが見られます……恐らく……こちらの方が古い遺跡でしょう……」
- 924 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 03:14:15.60 ID:mR5LyGOao
- 周りを見ると、くねくねとした紋様が刻まれた石造りの遺跡になっている
地上は比較的シンプルな造りの石だけでなく粘土も使われた遺跡だった
やる気「さて……いかにもなんかいそうっすね、こういうとこ」
ぶりっ子「なんか……祟りとかありそうですねぇ」
怪盗「たとえ実体がなかろうと私たちなら楽勝です!怯えないで下さいっ!」
- 925 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 03:16:20.96 ID:mR5LyGOao
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 926 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 19:51:20.60 ID:mR5LyGOao
- 少し震えるぶりっ子を支えながら、
一行は遺跡の奥へと進みだした
狙撃少女「なんか、曲がり角多くないですか?」
男「迷宮なんじゃないか?」
氷魔「……いえ……恐らく……この遺跡自体が魔術や術式の触媒としての形をしているのでしょう……」
中華「五芒星みたいな?」
氷魔「……そうです……」
- 927 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 19:53:59.80 ID:mR5LyGOao
- やる気「ってことは……その中心に向かえば奴はいるんじゃないすか?」
氷魔「……そうですね……今進んでいる方向に進めば大体中央なので……このままいきましょう……」
曲がりくねった道を、方向感覚だけを便りに一定の向きに進んでいく
そして、ついにそこへと辿り着いた
氷魔「……ここだと思います……」
>>下1……そこに片目の潰れた少年はいたか
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/28(水) 19:59:48.77 ID:OnJrCYpe0
- ドアがある。その奥にいると思われる
- 929 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/28(水) 22:32:14.67 ID:mR5LyGOao
- そこにはドアがあった
石造りの大きな灰色で両開きの扉だった
いかにもこの先になにかがあるかのようだ
ぶりっ子「よし、それじゃあ開けますよぉ」
怪盗「これ、結構重いですね……」
引きずるようにして扉を奥向きに開き、
奇妙な地下旧遺跡の最奥へと進む
- 930 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 03:03:35.39 ID:dqQX/cpyo
- 狙撃少女「……っ!離れましょう!」
扉を開くと、中から大量の黒い霧が流れ出してきた
一行は霧から逃れるため、必死に扉から距離を取った
男「はぁ……はぁ……!」
中華「まさか、ここまで充満しているとは……!」
- 931 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 03:16:04.45 ID:dqQX/cpyo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 932 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 19:58:38.10 ID:dqQX/cpyo
- 氷魔「……食らっても……死にはしないと思いますが……避けるに越したことはないでしょうね……」
やる気「照明魔法!」
霧が立ち込めているのに加え、
その部屋は元よりとても暗かった
その闇を照らすと、中に人影が浮かび上がってきた
怪盗「あっ、あなたは誰ですか!?」
???「>>下1」
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/12/29(木) 20:05:54.06 ID:S1V7/LEE0
- 今、この場所を調査している。
片目の小僧がいると聞いてね
- 934 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 20:25:43.84 ID:dqQX/cpyo
- ???「今、この場所を調査している」
霧が晴れ、その姿が鮮明になっていく
彼はどうやら冒険者のようで、
長剣を携えて暗闇でも爛々と光る真っ赤な目をこちらに向けている
狙撃少女「ど、どうしてこんな場所に……!?」
冒険者「片目の小僧がいると聞いてね」
男「なるほど、それは俺たちもなんだ。街の顔役から依頼を受けていてね」
冒険者「ふぅん……残念だが、少なくとも今ここにその小僧はいない」
- 935 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 20:29:22.48 ID:dqQX/cpyo
- 中華「あなたは、どうして?」
冒険者「俺か?……守秘義務はないが、話すべき理由でもない。だが、協力はしたい所だな」
いかにも冷酷そうな目付きだが、
融和の図れそうな発言をするため、
一行は少し困惑した
氷魔「……断る理由もありませんが……あなたはよいのですか……?」
冒険者「勿論、要求するモノはある」
- 936 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 20:33:31.05 ID:dqQX/cpyo
- やる気「金っすか?」
冒険者「まさか、俺には必要ない。もしそのガキを捕まえたなら、俺に身柄を引き渡してほしい」
ぶりっ子「それくらいなら、多分問題ないですけどぉ……」
冒険者「殺してしまった場合には、体の一部が欲しい。なるべく首が欲しいが、最悪どこでも構わない」
平然とそう言ってのけるので、
恐らくこの冒険者は自発的に、あるいは誰かに命じられてその少年を殺害するつもりなのだろうと直感的に一部のメンバーは察した
- 937 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/29(木) 20:38:21.01 ID:dqQX/cpyo
- 怪盗「……うーん……あなたからの見返りは?」
冒険者「もう一つ、あの小僧がよく現れる場所がある。そこを教えよう」
狙撃少女「あと一つだけなのですか?」
冒険者「少なくとも俺の知る限りそうだ。二ヶ所で張り込めば、必ず奴を見つけられるだろう」
奇妙な術を使う少年を探しているにも関わらず、
危険性度外視で発見に注力していることから、
彼の実力は疑うべくもないことがわかる
- 938 : ◆cUhskXlNTw [saga]:2022/12/30(金) 04:12:50.74 ID:zrGrDaTmo
- 本日はここまでです
ありがとうございました
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