【安価】異世界に召喚された俺を待っていたのは、可愛いご主人との学園生活!?

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132 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/15(水) 22:10:16.83 ID:F69/wWuf0


アスナ「ぜぇ...ちょっと...はぁ...もう無理...」


ドグ「...き、きっつ...いつまでやるんだ...」


テックマン「よし、もう良いぞ。とりあえず休め」


バタバタッ バタンッ


ドグ「そ、それで...どうだったんですか...」


テックマン「中々個性的だな、うん」


アスナ「な、なによ...それ...」


テックマン「そもそもお前ら体力も魔翌力の総量も全然ダメ。一応一人一人ダメ出しな」


テックマン「まずアニマ。まだ剣と炎同時に操れないだろ。意識が分散しすぎてどっちも疎かになりがち。どっちも使おうって考えてるからだぞ」


アニマ「うっ...張り切りすぎた...」


テックマン「次、リメロ。能力の完成度は高い、これ褒められる点だな。ただ全身まで変化させる事が出来ないのは、慣れもあるけど、変化時に起こる魔翌力の乱れに耐えられてない」


リメロ「あ、あの感覚...慣れなくて...」


テックマン「ラギウス。お前は魔翌力の総量が低すぎる。それじゃゼスタとの連携も持って数分、良くて二桁分行けるかだ。能力的に戦闘向きではないから、魔翌力の総量を上げてゼスタを生かせ」


ラギウス「...わかった」


テックマン「アスナは大きい物を切り取る時に念を込めるが、元を辿れば魔翌力だ。魔翌力回路が大きすぎるから念が過剰になって、魔翌力がダダ漏れ。回路を細くして、最小限の魔翌力を使え」


アスナ「そんな事言われても...」


テックマン「で、ドグ。お前は良くわからん」


ドグ「ええ!そりゃないですよ...」


テックマン「いや、ほんとに。身体をもっと使えるのに使ってない...いや使い方を知らないって言うのかな...手を抜いてた訳じゃないんだろ?」


133 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/15(水) 22:11:09.12 ID:F69/wWuf0


ドグ「はい...本気でやってましたけど...」


テックマン「だよな。ドグは可能性を秘めてる。今は全然ダメだけど、身体を作って動き方を覚えれば見違えるかもな」


ドグ「な、なるほど...」


テックマン「じゃ、一通り終わった事だし行くか〜」


アニマ「え?どこにですか?」


テックマン「この大陸の南西に大森林があるだろ。そこだよ」


アスナ「ちょっと嘘でしょ!?野宿しろっての!?」


リメロ「大森林...危ない魔物が出るとか噂が...」


テックマン「修行つったら山籠りって相場が決まってるだろ」


ドグ「森なんですけど...」


テックマン「一緒だ、一緒。安心しろ、風呂くらいは用意してある」


アスナ「え?どうやって?」


リメロ「あっ...!まさか...!」


テックマン「お、リメロは知ってたか。今考えてたそれだ」


アニマ「何?何かあるの?」


リメロ「天然の...お風呂...」


アスナ「天然の?そんなのがあるの?」


ラギウス「大森林の中心部にあるという天然風呂...人が近寄らないために噂となっていたが、本当にあったのか」


134 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/15(水) 22:12:05.81 ID:F69/wWuf0


アニマ「外で入るの?危なくない?」


テックマン「その点は安心だ。どっかの馬鹿が大の風呂好きでな。大陸各地に自分専用の風呂作っては渡り歩いてんだ」


ドグ「どっかのって...お知り合いですか?」


テックマン「そこそこ知り合い。まぁそう言う訳だ。明日からは個別メニューでやるからな、早く行って休もうぜ」









〜大森林・中心部〜


テックマン「おっ着いたぞ」


ドグ「や、やっと...ぜぇ...ぜぇ...」


リメロ「も、もうダメです...」バタンッ


アスナ「私達どれくらい...歩いたのよ...はぁ...」


アニマ「も、もう無理ぃ...」


テックマン「半日ちょいしか歩いてないだろ。情けないねぇ若いのは」


ラギウス「だ、だが...もう足が動かんぞ...」


テックマン「ならあそこまで頑張れ。倒れたお前ら担ぐなんて御免だ」


アニマ「あそこって...家?」


ドグ「家の裏から湯気が上がってるけど...あれかな?」


リメロ「......」


アスナ「リメロ!あ〜もう!男共!リメロを持って!さっさとあの家に行くわよ!」


テックマン「仕方ねぇ。リメロは俺が連れて行くから、お前達も早く着いてこいよ」

135 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/15(水) 22:12:57.08 ID:F69/wWuf0


ドグ「そんな軽々と...あんだけ歩いた後なのに...」


アニマ「やっぱ教官って凄いんだね〜...」


ラギウス「話は後だ...はやくあの家で休もう」









〜大森林・無人の家〜


アスナ「リメロ。リーメーロ。起きなさい、そのまま寝ちゃダメよ」


リメロ「んぅ...」


テックマン「野郎は後だ。先に女共は風呂入っとけ」


アニマ「お風呂だー!リメロ、アスナ!行くよ!あ、ゼスタも行く?」


ゼスタ「ア“〜?」


ラギウス「良いぞ、行ってこい」


アニマ「やったー!やば!軽っ!かわいいね〜!」スリスリスリ


アスナ「そいつ雄じゃないの...?」


リメロ「ねむ...ねむ...」





テックマン「...女共も行った所で、だ」


ドグ「ところで?」


ラギウス「うむ?」

136 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/15(水) 22:14:20.58 ID:F69/wWuf0


テックマン「覗きに行くか?」


ドグ「えっ...えっ!?」


ラギウス「何を...」


テックマン「またまた。2人ともちょっと期待してるって感じだな。良いな、この能力」


ラギウス「なっ!?教官まさか、俺と同じ...?」


テックマン「そういや言い忘れてたな。俺の能力は模倣。この目で見た相手の能力を7割程度使えるんだ」


ドグ「模倣...凄いですね...」


テックマン「オリジナルには劣るが、まぁ使い方次第だな。経験と知識は何より重要だ」


ラギウス「教官...」


テックマン「って何真面目に話してんだ。それで、見たいのか?見たくないのか?」



下1

137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/15(水) 22:19:54.15 ID:cuIjgBPOo
見たい
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/25(土) 00:10:35.09 ID:tf1RaSIbO
はよ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/27(月) 17:28:29.62 ID:OhlGtZIM0
続きまだかな?
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