【安価】異世界に召喚された俺を待っていたのは、可愛いご主人との学園生活!?

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1 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 15:56:52.66 ID:JWFLf6eKO
リハビリがてら

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2 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 15:58:55.76 ID:JWFLf6eKO


〜東京・昼〜


「えーっと...次は...コイツのとこですか。なんかあったまおかしーって聞いてますけど」


先輩「そーなんだけどよ。わり。この後俺、兄貴に呼ばれてるんだわ」


「マジっすか。じゃあ自分1人で行ってきますよ」


先輩「一丁前言いやがってガキのくせに。まぁ今度埋め合わせすっから。じゃな!」


「うぃ〜」









〜某アパート・204号室前〜


「債務者さーん!居るんでしょ〜、出てきてくださいよ〜」ドンドンドン


「居留守してんでしょ〜知ってるっても〜」ドンドンドン


(めんどくせーなぁ...)


「だーかーらー」ガチャガチャ


「...あ?開いてんじゃん」


「入るよー。ダメだよ〜鍵はしとかなきゃね」


3 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 16:00:32.79 ID:JWFLf6eKO


「電気つけるよ......あぁ?」パチ


(なんだこれ...?リビングの床一面に...昔漫画で見た魔法陣みてーな...気持ち悪りぃ)


ザシュッ!


「いっ!?ってぇ...!?」


(脇腹...!刺された...!?)


債務者「はっ!はっ!はっ!」


「債務者...!テメェ...!」


債務者「う、うるさい!!お、お前が悪いんだ!!いつもいつも!!」ザシュッ ザシュッ...


「や、やめ.......ろ...」


債務者「はぁはぁはぁ...はは、ははは...やった...やってやったぞ...!こ、この悪魔を!この僕が!」


債務者「あーっはっはっは!!!はーっはっはっはっは!!!」


「く......そ......」


(魔法陣ピカー)









〜第四魔導学院・1年生の教室〜


「出てこい!私の眷属!オーダー!」


ボンッ


「わぁ...!や、やったやったぁ!あたしにも出来たー!」


教師「良く出来ました。見事、人型の眷属を召喚しましたね。検査の後に寮へ運びますので、貴女は部屋で待機していてください」


「はい!」









〜第四魔導学院・東寮・  の部屋〜


コンコン


「はい!あいてます、どうぞ!」


教師「失礼します。あなたの眷属を連れてきました。ベットへ」


4 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 16:02:18.16 ID:JWFLf6eKO


「先生!結果は?」


教師「検査の結果ですが、偉人の生まれ変わり、強大な魔力を貯蔵...」


「おおぉ...!」


教師「...と言う事は無く、ただの一般人レベルです。鍛えればそれなりに戦えるかもしれませんが」


「えっ...そ、そんなぁ...」


教師「一般人レベルの生徒は少なくありません。気に病まないように。初期睡眠は額にルーンを書けば起きますので。それでは」


バタンッ


「.......はぁ」


「そりゃ期待はしてなかったけどさ...いざ言われると、ちょっとショック...」


「とりあえず起こそっか。えっと...ルーンを書いて...よし。ほら、起きなさい」ツンツン


「ん...」


「おはよ。気分はどう?」


「...?ここは...?」


「ここは第四魔導学院。それであたしは???」


下1 ご主人(女)の名前
下2 眷属の名前(ご主人に名付けられる)
下3 ご主人(女)の大まかな設定(性格以外)

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 16:07:32.33 ID:tvxtz9e20
アニマ
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 16:27:22.44 ID:ayyjNQJM0
ドグ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 16:27:27.25 ID:CQ3DHUVTO
ブラウンのツーサイドアップヘアー
容姿端麗で形良い乳!
 剣術と火属性魔法の分野が得意
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 16:28:01.71 ID:RYR+xyE+0
田舎貴族の娘。昔から冒険好きで、野外活動に慣れている
9 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 17:10:41.16 ID:lnC//U+CO


「あたしの名前はアニマ。あなたを召喚した...んーと、言わばご主人様ね!」


「はあ...ご主人?」


アニマ「あなたの名前は?なんていうの?」


「俺は...ん?俺は...?」


アニマ「どうしたの?もしかして覚えてないの?」


「......ダメだ。思い出せない」


アニマ「えぇ...?」


アニマ(おかしい...いくら過去の一般人とはいえ、記憶はあるはずなのに...)


「う〜ん...」


アニマ「えっと...じゃあ名前が無いのもアレだし、あたしが名付けてあげる!」


「名前を?俺の?」


アニマ「そ!とびきり良いのつけてあげる!」


「...じゃあ、お願いしようかな」


アニマ「ん〜...う〜ん...」


アニマ「......ドグ」

10 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 17:13:06.27 ID:aLpYk0i+O


「どぐ?」


アニマ「違う、ドグ!どう?良い名前でしょ?」


「ドグ...」


アニマ「だめ?気に入らなかった?」


ドグ「いや、良い名前だよ。とりあえずはドグって名乗る」


アニマ「けってーい!今日から宜しくね、ドグ!」


ドグ「ああ、宜しく頼むよ」









〜同場所・翌日〜


アニマ「今日は早速だけどドグ!あなたの実力を見せてもらうわよ!」


ドグ「俺の?眷属ってのは戦うモンなのか」


アニマ「そうよ。近いうちに一年生の眷属をお披露目する機会があるの。だからドグの実力を知らなくっちゃね」


ドグ「お披露目?なんでまた...」


アニマ「決まりなの。ほーら、早く行くよ」ギュッ


ドグ「ちょ...!わ、わかったから離れて!」


11 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 17:15:52.17 ID:CjKcm9F0O


アニマ「え?うそ、あたし臭い?お風呂入ったんだけどな」クンクン


ドグ「いや、なんでもない。もう大丈夫だから、行こう」


アニマ「そう?ドグったら変なの〜」









〜第一魔導学院・中庭〜


ドグ「凄いな...こんなに広いのか」


アニマ「ほんとに凄いよね。歩くのも大変大変。じゃあ早速だけどドグって何が得意とか...わかる?まさか能力なんて無いとは思うけど...」


ドグ「俺が出来る事か...」






下1 ドグの能力・能力の程度 無しも可

下2 得意武器・能力の程度 無しも可

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 17:17:00.12 ID:SDa23THe0
身体が冷えると僅かな静電気が発する
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 17:18:31.06 ID:smKH6Nfz0
14 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 17:22:48.36 ID:X+D/hxaaO
弓の腕前は
下1
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 17:24:09.18 ID:RYR+xyE+0
100m先の獣の心臓くらいなら射抜ける
16 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 18:30:47.16 ID:Mz8FQdPrO


ドグ「ちょっと、わからない...」


アニマ「そうだよね。何も覚えてないんだし、仕方ない仕方ない。そこに少し小さい建物があるでしょ?ドグ、行ってみて」


ドグ「ああ、わかった」





〜同場所・武器庫〜


ドグ「これは...武器の倉庫か」


ドグ(とはいえ...何を使ったら良いのか)


ドグ「......ん?これは...」


ドグ(弓...だよな)


ドグ「...なんだろう、この感じ」


ドグ「...試してみるか」ガチャガチャ





〜同場所・中庭〜


アニマ「あ、戻ってきた。どうだった?」


ドグ「これ。多分使える気がするんだ」


アニマ「へぇ、弓が得意なんだ〜。じゃあさ」タタタタ


ドグ(中庭の...木のとこまで行った?)


アニマ「ドグー!たとえばー!この木とかにー!当てられるー?」


17 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 18:33:45.64 ID:ICpKmGoQO


ドグ「...やってみる!」


ドグ(距離は大したことないな。これなら、当てられる気がする)グググ...


ドグ「すぅ...」パシュッ


アニマ「おおー!凄いね!じゃあ今度はー!これに当ててみて!」ジャン


ドグ(どっから用意したんだあの的...?木よりは圧倒的に小さいけど...)


アニマ「ど真ん中行ってみよー!」


ドグ「...了解」パシュッ


アニマ「...!」


アニマ(射るまでの速さとこの精度...まぐれじゃ無さそう?)


アニマ「...凄いよ!ドグ!ど真ん中!」


ドグ(うん。よし。なんで使えるのか知らないけど、的に当てるのは難しく感じない)グッ パッ


アニマ「じゃあお次はー!これー!」ジャン


ドグ(どっから出した、あの林檎...)


アニマ「手に持ったままだからねー!ちゃーんと...」


ザシュッ ボトッ


アニマ「......え?」


アニマ(射抜いた...?あの一瞬で?)


ドグ「......よし」


アニマ(ドグって...何者?)









〜第一魔導学院・廊下〜


アニマ「それでね、この長い廊下の先に学年用のクラスがあってね」


ドグ「へぇ〜」

18 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 18:39:59.60 ID:CbQS4o/kO


アニマ「それでね、窓から見えるアレが教員塔」


ドグ「ふんふん...」メモメモ


アニマ「あはは。熱心だ。偉いね...ん?」


男子生徒「ねぇ、君ちょっと。良いかな?」


アニマ「は、はい?」


アニマ(制服を着崩してる...柄悪いし...胸の記章、3年生?)


男子生徒「君何年?すっげぇ可愛いね!」


アニマ「い、1年ですけど...」


男子生徒「あー!やっぱり?見た事ないと思ったんだよね〜。今何してんの?暇?」


アニマ「いえ、今は学院内の案内を...」


男子生徒「後ろの彼?何、彼氏?」


アニマ「ち、違います!眷属です、私の」


ドグ「...どうも」


男子生徒「へぇ〜...眷属ね」スタスタ ガッ


ドグ「うわわっ!」


アニマ「ちょっと!」


男子生徒「大丈夫、変な事しないよ。男同士でお話があんの。ちょ〜っと待っててね」


ドグ『な、なんですか?』


男子生徒『眷属君さ。君のご主人、めーっちゃ可愛いじゃん。それでさ、少し借りたいんだけど。良いよね?案内はまた今度って事で』





下1 自由安価 台詞、行動... 何でもOK



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 18:42:11.72 ID:tvxtz9e20
本人に聞けや、俺はアニマに従う、お前の言う事を聞く筋合いはない。話す相手もわからないトンマか?
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 18:46:20.27 ID:RYR+xyE+0
債権回収者の凄み…
21 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 19:20:27.53 ID:I0dAP0d4O


ドグ「......」


男子生徒『おい、聞いてんのかー?おーい?』ペチペチ


ドグ『本人に聞けや、俺はアニマに従う、お前の言う事を聞く筋合いはない。話す相手もわからないトンマか?』


男子生徒『...は?お前今なんつった?』


ドグ『えっ...えっ?』


男子生徒「なんつったか聞いてんだよ!」ドコォッ


ドグ「いっって!」ドサッ


アニマ「何してんの!?話し合いじゃなかったの!?」


男子生徒「気が変わったんだ。眷属如きが舐めやがって。お前、中庭に出ろ」


ドグ「ぺっ。ちょっと待ってくださいよ。俺にも何が何だか...」


アニマ「大丈夫!?ドグ!」


男子生徒「動かねぇなら動かすまでだ」



下1 男子生徒の名前
下2 男子生徒の眷属の名前


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 19:28:41.79 ID:WOFU5Z5F0
ゼル
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 19:29:06.48 ID:DhJkzAZ4O
イデア

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 19:37:49.03 ID:zVfefzGYO
急にイキリ出して草
25 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 20:12:42.33 ID:v11aHKvkO


男子生徒「おい、イデア。見てんだろ」


イデア「お呼びですか、ゼル様」


アニマ「えっ!?」


アニマ(今...何処から...!?)


ゼル「そいつ、中庭に吹っ飛ばして」


イデア「承知致しました」ピッ


ドグ「わっ、うわわっ!浮いてる!?」


アニマ「な、なにこれ...!ちょっとやめて!お願い!」


ゼル「ごめんね、君とはまた後でね。イデア、やれ」


ドグ「おわぁぁぁっ!?」バゴォーン??


アニマ「ドグ!」タッタッタ


ゼル「ははっ!壁ごと行ったな。骨の何本かいってんじゃね」


イデア「中庭に移動させました」


ゼル「...ちっ。もう良いよ。後は俺が直接やる」


イデア「承知致しました」スッ


ゼル「......」





〜第一魔導学園・中庭〜


アニマ「ドグ!ドグ!」ユッサユッサ


ドグ「......」


アニマ(気を失ってる...!)


26 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 20:13:26.35 ID:v11aHKvkO


ゼル「きーみ。危ないから離れてくれる?」


アニマ「はぁ!?何言ってんの!離れるわけないでしょ!馬鹿!」


ゼル「何をそんなに怒ってるの?たかが眷属が怪我しただけじゃん」


アニマ「たかがって何よ!自分の眷属傷つけられて怒らない主人なんか居ないでしょ!」


ゼル「そう?俺は別に怒らないけど」


アニマ「っ!話にならない!」


ゼル「とりあえずどいてくれる?君も怪我しちゃうよ」


アニマ「っ!!...やってみなさいよ!」ボォォォンッ


ゼル「!?」


ゼル(なんつー魔力...まるで火柱)


ゼル「これは...驚いた」


アニマ「うるさいっ!そこから一歩でも前に出たら、この炎がアンタを襲うわよ!」




下1 ゼルの能力

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 20:15:08.03 ID:SDa23THe0
意識して進んだ場所を一時的に足元をすくわれやすい沼地にする能力
この能力の主は沼になった場所には足をすくわれず滑走することができる
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 20:15:46.16 ID:RYR+xyE+0
学園の治安がクソ過ぎる
29 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 21:41:19.04 ID:ff2y0Y64O


ゼル「わかった。降参だよ」


アニマ「...は?」


ゼル「その炎収めてよ。なんか冷めちゃった」


アニマ「...何、いきなり。私が何もしないとでも思ってる?」


ゼル「前に出たら、でしょ。だから俺は後ろに下がるよ」スタスタ


アニマ(なんなのこいつ...気味が悪い...)


ゼル「それと。こんだけ大騒ぎしたから、教師が今にすっ飛んでくるよ。じゃあね」スタスタスタ


アニマ「...当たり前じゃない、そんなの」


アニマ「はっ!ドグ!...ってそうだった、気を失ってるんだ...ごめんねドグ」


アニマ「ゆっくりしてる場合じゃなかった。よい...しょっと」


アニマ(...無駄に大き過ぎる土地のせいだよ。報告受けてからすぐに来れないんじゃ何かあっても間に合わないじゃん...)スタスタ


ズズ...


アニマ「...え?」

30 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 21:49:09.53 ID:U/qFNnbhO


アニマ(な、なにこれ!足が重い!)ズズズ


ゼル「入ったね」


アニマ「っ!」


アニマ(遠くにいたのに...一瞬で詰めてきた...!)


ゼル「そうイライラしないでよ。俺だってイライラしてるんだ、そこの眷属のおかげでさ」スイー スイー


アニマ(なんなのこいつ...!地面を歩いてるのに、滑ってるように見える!)


アニマ「このっ!」ボンッ


ゼル「遅い遅い。そんなんじゃ当たらないよ」


アニマ(速い!これじゃ狙っても...!)


アニマ「......先生達が来るわよ、良いの?」


ゼル「良くないね。でも、背中の眷属をぶっ飛ばせるなら謹慎くらい喜んで受けるよ」


アニマ「さっきから眷属眷属って...!眷属が嫌いなの?」


ゼル「大嫌いだね」


アニマ「でもさっき!眷属の力を借りたじゃない!」


ゼル「勘違いしないでほしいな。借りたんじゃない。使ってあげたんだよ」


アニマ「なに、それ...!」


ゼル「じゃ、お喋りはここまで。重いでしょソレ、受け取るよ」ガッ


アニマ「やだ!ちょっと!ドグを引っ張らないで!」


ゼル「立ってるだけでも疲れるでしょ。暴れたら余計平衡感覚が乱れるよ」


アニマ「こんのっ...!」カッ


ゼル(っ!また炎か...!)


「そこまでっ!!」


アニマ「えっ?」シュン


ゼル「あー...面倒臭いのが来ちゃったよ。教師じゃなくて、よりによって生徒会長様とは」



下1 生徒会長の名前と性別
下2 生徒会長の能力と得意武器
下3 大まかな設定(性格以外)

31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 21:50:45.09 ID:KQXhaF0to
クリスティーヌ

大剣
曲がったことが大嫌い、良家のお嬢様
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:02:15.77 ID:x94PZQK60
凍結魔法、氷を生むのではなく特定の範囲を凍結させる 鎖を用いる
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:04:26.57 ID:z/q76wNTO
とんでもなく不幸、周りに感染するレベル
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:05:21.99 ID:RYR+xyE+0
銀髪ロリ、ちっちゃい、真面目で冷酷
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:08:26.38 ID:KQXhaF0to
(本当申し訳ない下1名前だった)
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:11:19.48 ID:E8IFUMyS0
クリスティーヌ

氷使い
超不幸

これでいいんじゃない?
37 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 22:14:53.76 ID:2NTSRG18O
見直して気付いたけど、第四魔導学院なのに途中から第一なってたスマヌ
31は名前と性別だけ使います
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:15:57.13 ID:KQXhaF0to
すまねえ
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:18:18.56 ID:RYR+xyE+0
>>31はずれてもいいように全部記述したんだと思ってた
というか俺も安価取らなかったけど性格も書いちゃってたな
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 22:47:41.58 ID:oe2j++QbO
氷使いで不幸ってめっちゃ不幸そう(?)
41 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 23:17:53.79 ID:je2ZCrS2O


「ゼル。能力を解除しろ。お前何回問題を起こせば気が済むんだ?」


ゼル「はいはい」


アニマ「わっ!も、戻った...足が軽い...」


「...君は、1年生か?」


アニマ「え、あ、はい...そうですけど...」


「私はこの第四魔導学院、生徒会長のクリスティーヌだ。災難だったな、先生の所には私が付き添おう」


アニマ「生徒会長さんですか...あ、あたしはアニマ。背中に居るのはドグ。眷属です」


クリスティーヌ「その眷属...怪我をしているな。後で治癒の出来る生徒を呼んでおくよ」


ゼル「やめた方がいいかもよ〜?会長、超不幸体質だし。もしかしたらもっと怪我するかも」


クリスティーヌ「...」キッ


パキキッ


アニマ「うわ...氷?」


ゼル「つめた!って足を固めやがったな!おい、解除しろこれ!」


クリスティーヌ「少しは反省しろ」


「コラァァァ何をしとるかお前達はァァァ!!」

42 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 23:19:11.81 ID:je2ZCrS2O


アニマ「や、やっときた...」ヘナヘナ


クリスティーヌ「アニマ。これは私が奴に甘くしすぎた結果だ。申し訳ない」


アニマ「あ、頭を上げてください!会長さんは悪くないですよ!」


クリスティーヌ「お詫びになるかわからないが明日、私の寮室に来てくれ 」


「こんのバカタレ共がァァァ!!」


クリスティーヌ「え、ちょ先s...いたぁい!」


アニマ「ぎゃ!いだぃ...」


ゼル「(死)」









〜第四魔導学院・東寮・アニマの部屋〜


ドグ「んぁ...」


アニマ「あっ!ドグ起きた!大丈夫?痛いとこない?」


ドグ「あれ?何がどうなって...」


アニマ「話すと長くなるけど...今はとりあえずゆっくり休も!今日は疲れちゃったよ...」

43 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 23:20:50.04 ID:je2ZCrS2O


ドグ「...大変だったみたいだね」


アニマ「ほんとだよ...もう...すぅ...」


ドグ「え、寝た?...よっぽど疲れてたんだな」


ドグ(いや、俺のせいか)ゴソゴソ


ドグ「少し夜風に当たりにいくか...おやすみ、アニマ」





〜第四魔導学院・東寮・屋上〜


ドグ「おぉ...夜は冷えるな」


バチッバチッ


ドグ「な、なんだ...?」バチッバチッ


ドグ「...?」


ドグ「今のは一体...」スッ


バチッ


ドグ「あっ」


ドグ(柵を触ろうとしたら...静電気か)


ドグ「ビックリした...」スッ


バチチッ


ドグ「わっ...?」


バチッ バチッ バチッ


ドグ「なんだ...?ずっと静電気が...」


ドグ「......」オソルオソル


バチバチバチバチ


ドグ「すげ...」


ドグ(指と指の間で電気が...)


ドグ「よし、次は5本で試してみよう」

44 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/06(月) 23:23:23.65 ID:je2ZCrS2O









〜第四魔導学院・3年寮・西棟〜


アニマ「ドーグー?昨日遅くまで何してたの?さっきからすっごい眠そう」


ドグ「ああ、ちょっと...色々と...」


アニマ「ご主人様に隠し事ですか〜?この、この」


ドグ「た、大した事じゃない。それより、会長さんの部屋わかってる?」


アニマ「もち!」





コンコン


クリスティーヌ「開いてるぞ」


アニマ「失礼します!会長さん!昨日は弁解とか含めて色々ありがとうございましたー!」


クリスティーヌ「アニマ、落ち着いて。そちら眷属の方も無事で何よりだ」


ドグ「なんか、色々とお世話になったみたいで...ありがとうございます」


クリスティーヌ「礼はいい。こちらこそすまなかった。お詫びなるかはわからないが、2人に渡したい物があるんだ」






下1 アニマへの贈り物

下2 ドグへの贈り物

45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 23:25:46.64 ID:oe2j++QbO
氷雪花の花束

花言葉『 絶 望 』

(クリスティーヌ本人は知らない)
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 23:29:53.40 ID:KQXhaF0to
眷属の心得
(秘密のメモ挟まり)
47 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/06(月) 23:39:39.31 ID:yZ9QLN4XO
別の書き溜めの間にやってみたら思いの外楽しくなってしまった
今日は一旦ここまで
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 23:42:09.28 ID:KQXhaF0to
おつおつ
きたい
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/06(月) 23:42:45.13 ID:RYR+xyE+0
50 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 15:56:26.45 ID:Y+FY/eMs0


クリスティーヌ「まず、アニマにはこれ」


アニマ「わっ!花束?綺麗ですね!」


クリスティーヌ「どうだ、綺麗だろう?なにやら雪国でしか採れない花らしいんだ」


アニマ「えっ。もしかして、これ氷雪花ですか?」


クリスティーヌ「詳しいな。たしか、そんな名前だったよ。大した物では無いが、受け取ってくれ」


アニマ「あ、ありがとうございます!」


アニマ(これの花言葉って...絶望だった気がするけど。会長さん知らなさそう...)


クリスティーヌ「ドグ。君にはこれを渡そう」


ドグ「...これは?」


クリスティーヌ「眷属の心得だ。きっと君の役に立つと思うよ」


ドグ「眷属の、心得ですか」ペラペラ


ドグ(ん?本の間に紙が挟まって...間違って入ったかな)チラッ


クリスティーヌ「ふふ...」シー


ドグ(...なるほど。そう言う事か)


ドグ「会長。ありがとうございます」


クリスティーヌ「さ。昨日の件はこれで終わりだ。どうだ?この後一緒に昼食でも」


アニマ「良いんですか!ご一緒したいです!ドグも良いよね?」


ドグ「ああ。でも先に頂いたものを部屋に置きにいこうか」


クリスティーヌ「確かにそれがいい。では、準備ができたら正門まで来てくれ」


アニマ「はーい!」

51 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 15:58:28.57 ID:Y+FY/eMs0









〜第四魔導学院・東寮・アニマの部屋〜


アニマ「これで良し。ドグも置いたね?」


ドグ「先に行ってて。俺ちょっと気になる事があって。すぐ行くから」


アニマ「え?何?私にも教えて?」


ドグ「うぉぁっ!アニマ...ちょっと離れて...」


アニマ「あはは、なんて声出してるの。ドグってあたしにぎゅーってされるの嫌がるよね」


ドグ「いや、そういう訳じゃ無いんだけど...とにかく!会長さん待たせてるんだから行ってきなよ」


アニマ「は〜い。ドグも早く来るんだよ」ガチャ パタン


ドグ「はあ...」


ドグ(完全にペット扱い...男としては......って何考えてるんだ!アニマは俺の主人。そう、しゅじんなんだ。やましい気持ちは無い!)ブンブンブン


ドグ「とりあえず...アレを見るか」



下1 秘密のメモの内容



52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 16:22:34.42 ID:WflPWZF8O
今度二人だけで話がしたい
53 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 16:51:21.95 ID:Y+FY/eMs0


『今度二人だけで話がしたい』


ドグ「二人だけで話...俺と?」









〜第四魔導学院・正門〜


アニマ「会長さん、お待たせしました〜」


クリスティーヌ「来たか。ドグはどうした?」


アニマ「すぐに来るって言ってましたよ。ドグって、なーんか私に隠し事ばっかりしてる気がするんですよね。あまり深くは聞かないですけど」


クリスティーヌ「歳もそんな変わらないみたいだし、男の子だ。隠し事の一つや二つあるさ」


アニマ「そういうものですかね。そういえば会長さんの眷属って?」


クリスティーヌ「ああ、私の眷属は



下1 眷属の種族と容姿

下2 眷属の名前

下3 眷属の能力

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 16:55:06.17 ID:YnGTjfcH0
幽霊 甲冑を纏った大柄な騎士
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 17:01:11.02 ID:eauztzNTO
ペペロンチーノ
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 17:01:45.61 ID:me+ohePl0
甲冑の隙間から毒蜘蛛、ムカデ、黒蠍が湧いてくる
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 17:03:40.50 ID:DmPDrjZ20
剣士として単純に強い。また、幽霊であるため物理的な攻撃を殆ど無効化する
58 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 17:33:55.45 ID:Y+FY/eMs0


クリスティーヌ「私の眷属は、いつも側に居るよ」


アニマ「え?見えないですけど...」


クリスティーヌ「それはそうだ。幽霊だからな」


アニマ「...え?幽霊...?お化けって事ですか...?」


クリスティーヌ「お化けというにはあまり可愛げがないな。ペペ、姿を出していいぞ」


ペペロンチーノ「......」ヌッ


アニマ「うわっ!出たっ!本当に幽霊だ!」


クリスティーヌ「はは。コイツが私の眷属、ペペロンチーノだ。怖いか?寡黙だが悪い奴じゃない」ゴンゴン


ペペロンチーノ「......」


アニマ「おっきいですね...それに強そう」


クリスティーヌ「見た目に騙されるなよ。ペペの能力はあまり良いものとは言えない。私とは相性が良いがな」


アニマ「あの、これ聞いていいのかわかんないんですけど...」


クリスティーヌ「なんだ?」


アニマ「なんで名前が...その...食べ物の名前なんですか?」


クリスティーヌ「ああ、その事か。見ての通り寡黙で素性を全く明かしてくれないんだ。何も答えない癖に、ぺぺはずっと付いてくる」


アニマ(この見た目で、ぺぺって...ギャップのお化け...)


クリスティーヌ「そんな時、私が食べていたペペロンチーノが...」


アニマ「え!?まさかそのペペロンチーノを!?」


クリスティーヌ「ああ、そうだ。そんなに驚く事じゃないだろう?見た目とのギャップがあって中々可愛いと思わないか?」


アニマ「そう、ですね。会長の感性には驚かされます......」

59 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 17:34:34.34 ID:Y+FY/eMs0


クリスティーヌ「あっはっは。褒め言葉として受け取るよ。おや?そうこうしているうちにドグが見えてきたな」


アニマ「あっほんとだ!おーい!ドグー!」


ドグ「......お待たせしました。すみません、遅れて」


クリスティーヌ「気にしていない。さ、行こうか」


アニマ「はーい。どこにいくんですか?」


クリスティーヌ「そうだな...





1. 私の行きつけの店に連れて行こう

2. 私の家に行こう。手料理を振る舞うよ

3. 自由安価


下1
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 17:36:49.81 ID:+Q5HsZ6Do
1
61 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 18:49:52.60 ID:Y+FY/eMs0


クリスティーヌ「私の行きつけの店に連れて行こう」









〜東の大陸南部・花の街・街道〜


クリスティーヌ「そうなのか。記憶が無い眷属は初めて聞いた」


アニマ「そうなんですよ。でも弓の扱いがすーっごい上手くて、手に持ってた林檎なんて一回で射抜いちゃうんです」


クリスティーヌ「それは凄い。今度是非見せてもらいたいな」チラッ


ドグ「は、はい。機会があれば」


アニマ「そういえば会長さんて、超不幸体質って言われてましたよね。全然そんな感じはしないですけど」


クリスティーヌ「その事か。認めたくは無いが、確かに運はあまり良くない」


アニマ「例えばどんな不運が?」


クリスティーヌ「些細な事もあれば、命に関わる事もある」


アニマ「え?命に?」


クリスティーヌ「例えば、朝起きて躓いてしまい、その拍子に頭を打って連鎖的に物が崩れ落ちるのは良くあるな」


アニマ「はあ...」


クリスティーヌ「他には空から鉄材が落ちてきたり、横を通った馬車の荷台が崩れ落ちたり、料理をしていると包丁が飛んでいったり、道具が爆発したり...」


ドグ(もはや歩く災害。道具が爆発ってどうなってるんだ...)


62 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 18:51:33.29 ID:Y+FY/eMs0


アニマ「わ、わかりました...もういいです...」


クリスティーヌ「お前達の前で何も起きないのは本当にただの偶然だ。よし、着いたぞ」





〜花の街・洋食店〜


店長「いらっしゃいませー。あら、クリスちゃんじゃない。今日はお友達と一緒なのね」


アニマ「ねぇねぇお友達だって、ドグ」ツンツン


ドグ「な、なんだよ...」


クリスティーヌ「こんにちはおばさん。あそこ、使っていいかな?」


店長「もちろん。お好きにどうぞ」





アニマ「綺麗なお店ですね〜会長さんがいつも来るのもわかります」


クリスティーヌ「だろう。私は休日は必ず外食だからかな、花の街のお店は詳しいぞ。アニマは街に出ないのか?」


アニマ「あ、あたし別の大陸から来てて、まだ散策とか出来てないんですよね」


クリスティーヌ「そうだったのか。なら、この街に来た時は驚いたんじゃないか?ここは大陸一の花の都だ」


アニマ「すっごい驚きました!どこを見ても花、花。見た事ない花まであるし、目がぐるぐるでしたよ」


クリスティーヌ「それは良かった。ドグはどうだ?初めて学院の外に出たのだろう?」


ドグ「






1. 無難に答える

2. あー...えーと...凄かったです(興味無かった)

3. 自由台詞安価

63 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 18:55:58.30 ID:Y+FY/eMs0
安価入れ忘れた

ここから 下1
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 19:09:56.26 ID:d6s+VVXRO
学園内部よりは治安がマシで安心した
65 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 21:18:50.15 ID:Y+FY/eMs0


ドグ「学院内部よりは治安がマシで安心した...」


クリスティーヌ「はは。街の話をしてたんだが、余程昨日の事が気にかかってるみたいだな。それに、学院の治安は特別悪い訳ではない。あんな生徒はゼルだけだ」


アニマ「いつもあんな感じなんですか?」


クリスティーヌ「あの性格だ、友人も居ない。基本的に一人で行動している。信じられないかもしれないが、普段は大人しいんだ。久しぶりで油断してたよ」


アニマ「大人しい...?普段から女の子に声とか掛けてそうですけど」


クリスティーヌ「ないな。アニマが余程好みのタイプだったんじゃないか?私から見てもアニマは綺麗だ。それに仕草も可愛いしな」


アニマ「う、嬉しいのに嬉しくない...」


クリスティーヌ「ははは。確かに奴が1年生の頃は女生徒に声を掛けていた。御家にから止められてからはそういう事はしなくなったと思っていたよ」


ドグ「でも、他にも問題を起こしてるんですよね?」


クリスティーヌ「ああ。先輩への暴行、寮棟の半壊、そして昨日の壁の破壊。更には認可のない状況で眷属の能力を対人に行使するのも規則違反だが、何度も違反している」


アニマ「なんで追い出されないんですか?」


クリスティーヌ「...コレだよ」


アニマ「...?」


ドグ「お金ですか」


クリスティーヌ「そうだ。奴は名家の生まれでな、学院に莫大な援助をしている。後はわかるな?」


アニマ「そんなのって...」


ドグ「やっぱり治安が...」


クリスティーヌ「はは。まぁ追々実感してくれればいいさ。そろそろ何か注文しよう」

66 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 21:24:15.50 ID:Y+FY/eMs0









〜第四魔導学院・教室・翌日〜


教師「皆さん、おはようございます。今週も清く正しく、魔導学院の誇りを持って励んでください。それと、全員の眷属召喚が終わり、明日からは眷属を同伴してきて大丈夫です」


「お〜」


教師「静かに。それに加え、今週末にはサモン・ストラグルがあります。王国騎士団や冒険者ギルドの皆様方が見に来られますので、手を抜いたりはしないように」


「はい先生!具体的には何をするんですか?」


教師「良い質問です。サモン・ストラグルでは【演習】と【実戦】があります」


教師「まず演習。これは自分の眷属の出来る最大限のパフォーマンスを発揮させる場です。戦いに不向きでも、こういう事ができるとアピールして下さい」


教師「次に実戦。こちらは主と眷属のペアになり2対2の勝負をしてもらいます。3回攻撃を当てられる、降参、明らかに能力差がある場合、教師陣による審議にて決着をつけます」


教師「本日の授業が終わり次第、眷属と相談し、どちらに出るのか決めておいてください。わかりましたか?」


「はーい」









〜第四魔導学院・東寮・アニマの部屋〜


アニマ「って事があったんだよ〜」


ドグ「へぇ。それでどっちに出るんだ?」


アニマ「それが迷いどころ。ドグはどっちが良い?」


ドグ「俺はアニマに従うよ。だから決めてくれ」


アニマ「う〜ん...」




下1
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 21:27:58.04 ID:me+ohePl0
アニマ「ドクに危険な目を負わせたくないしパフォーマンスショーに出場させようかなと…今からでも遅くないから一発芸でも覚えて!!」
68 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 22:20:46.61 ID:Y+FY/eMs0


アニマ「ドクに危険な目を負わせたくないしパフォーマンスショーに出場させようかなと…今からでも遅くないから一発芸でも覚えて!!」


ドグ「演習の事?一発芸って言われてもな...」


アニマ「何か見てる人をわーっ!て驚かせられるのが良いよね」


ドグ「そう言われてもな...一発芸...一発芸...」


アニマ「何個か出してみよっか」




下1 候補1

下2 候補2

下3 候補3


後に1つに絞ります
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 22:33:42.48 ID:ONyfkHMJ0
家事力披露
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 22:38:52.32 ID:txHekLkEO
困ったときの「どじょうすくい踊り」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 22:50:14.62 ID:j19ooc7Mo
テーブルクロス引き
72 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/07(火) 23:14:06.98 ID:Y+FY/eMs0


アニマ「ドグの家事力を見せるとか」


ドグ「え、俺召喚されてから家事した事ないよ...?」


アニマ「大丈夫、すぐ出来る!」


ドグ「わ、わかった...とりあえず他は?」


アニマ「うーん...」


ドグ(頼むからまともなの来い...!)


アニマ「どじょうすくい踊り...」
ドグ(なにそれーー!?)


ドグ「あの...アニマさん。それは一体...?」


アニマ「たしかね〜...別の大陸の舞踊って聞いた事あるんだよね。詳細はわからないから明日図書室で調べよう!」


ドグ「え〜っと...他は...?」


アニマ「無難にテーブルクロスとか」


ドグ「一番芸らしい芸だけど...」


ドグ(良いのか...?色々なとこから視察に来るのに...いやでもアニマの提案を無下にする訳にもいかないしな...しょうがない...)


アニマ「とりあえず全部やってみる?」


ドグ「いや、流石に全部は...一つにしよう」


アニマ「どれが良い?」



1. 家事

2. どじょう

3. テーブルクロス

4. 強引に新しいのを提案


下1

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 23:20:14.91 ID:ONyfkHMJ0
1
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/07(火) 23:20:34.25 ID:ifdHrzomO
1
75 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/07(火) 23:33:28.74 ID:Y+FY/eMs0
安価やってるのに気付いたら話書き始めそうになる遅筆マン
今日はここまで
76 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/12/08(水) 02:31:03.79 ID:ThvnSvlp0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/08(水) 07:19:11.04 ID:q5nK15ZN0
78 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/08(水) 22:22:29.69 ID:K89oDPds0


ドグ「じゃあ...家事で」


アニマ「決まり!明日からみっちり教えるからね」


ドグ「アニマは家事が得意なのか?」


アニマ「あたし?得意じゃないよ?」


ドグ「えっ......え?」


ドグ(そんな純粋な眼差しで言われるとは思ってなかった)


アニマ「教えるのはあたしの友達だよ。何でもできちゃう凄い子なの」


ドグ「何でも出来るのか。それは凄いな」


アニマ「ドグも頑張るんだよ?演習でみんなを驚かしちゃお!」


ドグ(家事でどこまで出来るか...)









〜第四魔導学院・3年寮・西棟・屋上〜


クリスティーヌ「おや、本当に来てくれたか」


ドグ「まぁ...会長さんの呼び出しですし」


クリスティーヌ「呼び出しとは失礼だな。私はただ話がしたいと書いただけだ。お前はそれに応じた、そうだろう?」


ドグ「まぁそうですけど...それで、俺に話とは?」



下1 話の内容
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/08(水) 23:22:14.89 ID:XcH9F25A0
クリスティーヌの右腕に呪いでもかかったような謎の痣がありその正体をつきとめる為に異世界からきた眷属であるドグに訪ねてみた内容
80 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/09(木) 22:27:42.72 ID:xKVTxMzZ0


クリスティーヌ「まずは、これを見てくれ」


ドグ「っ!?会長...それは...?」


クリスティーヌ「私にもわからない。ドグ。これは、何だと思う?」


ドグ「いや、俺に聞かれても...」


クリスティーヌ「...そうか。ドグ。お前にこれを見せたのも、聞いたのも、理由がある」


ドグ「理由って...?」


クリスティーヌ「...ちょっと強引な理由かもしれないが、何故だろうな。偶然と言えば偶然...」


ドグ「どう言う事ですか?」


クリスティーヌ「お前が召喚された日に、私の右腕に痣が出来た」


ドグ「はい?それ、俺に関係あるんですか?」


クリスティーヌ「普通なら無い。だが、ドグ。お前はもしかしたらこの世界の人間では無いかもしれない」


ドグ「え?ど、どういう...」


クリスティーヌ「ドグは大昔にあった災厄を知ってるか?」

81 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/09(木) 22:28:27.20 ID:xKVTxMzZ0


ドグ「いえ...」


クリスティーヌ「とある眷属が齎した災厄。勇者によって平和を取り戻した」


ドグ(眷属が、災厄を?)


クリスティーヌ「災厄の眷属は、記憶を失っていてな。何でも別の世界から来たらしい」


ドグ「え...」


クリスティーヌ「後にも先にもそんな眷属はその災厄の1人だけだった。だが...」


ドグ「俺が...2人目?災厄の生まれ変わりって事ですか...?」


クリスティーヌ「お前が別の世界から来たとしても、奴の生まれ変わりだとは思っていない。少なくとも私はな」


ドグ「会長...」


クリスティーヌ「追い討ちをかける訳じゃないが、その時代に人々に流行った病があってな」


ドグ「え......まさか...?」


クリスティーヌ「断定はしない。だが、似ている」


ドグ「どうして痣なんて...」


クリスティーヌ「詳しい事は私にもわからない。だが一つ言うなら...」


ドグ「何ですか?」


クリスティーヌ「気を付けろ。お前の命を狙う奴が出る日は遠くない」


ドグ「え!?なんで...!って...そうか。俺は...」


82 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/09(木) 22:29:13.36 ID:xKVTxMzZ0


クリスティーヌ「知っているのは一部の教師だけだ。まだ様子を見られているのだろう。だが...」


ドグ「その痣...ですよね」


クリスティーヌ「そうだ。私以外に痣が出来た者は居ないと思いたいが、もし教師の耳に入ったらお前は...」


ドグ「会長は...会長は大丈夫なんですか?」


クリスティーヌ「本来なら死の危険がある。だが、言っただろう?似ているだけ。幸い痛みがあるとかではないしな。お前が気に病む必要はない」


ドグ「そう...ですか...」


クリスティーヌ「ふふ。安心しろ、私は死なない。そして、お前も守る」


ドグ「っ!...あ、ありがとうございます...」


クリスティーヌ「どうした?顔が赤いぞ」


ドグ「いえ、何でもないです...」


ドグ(今の...凄いドキドキした...)









その後、何が起きるでも無く
ドグは、週末までアニマの友人に家事を教えて貰った


〜第四魔導学院・演習場〜


ドグ「この施設って、もしかして今回の為に?」


アニマ「そんな事ないよ。演習場と訓練場も他校との模擬戦にも使われるし」


ドグ「へぇ。本当この観客席は埋まるのかな?」


アニマ「先生が言うんだから埋まるんじゃないかな?第一から第四のサモン・ストラグルは別の大陸からも足を運ぶ人がいっぱいだーって」


ドグ「そうか...そうかぁ...」


ドグ(鍛えられたとはいえ、胃が痛くなってきた...)

83 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/09(木) 23:35:56.20 ID:xKVTxMzZ0





〜第四魔導学院・実況解説席〜


実況の人「さぁー!今年も始まりました!サモン・ストラグル!新進気鋭の1年生達が己の眷属を連れて殴り込みだー!」


解説の人「殴り込みでは無いんですけどね」


実況の人「今年も多くの方々が足を運んでくれていますね!皆さん期待しててください!きっとその眼差しに応えますよ!」


解説の人「あなたが応えるんじゃないんですけどね」


実況の人「焦らないで!皆さん焦らないで!もう始まりますから!」


解説の人「誰も焦ってないんですけどね。予定通り始まりますよ」


実況の人「準備完了の合図が出ました!お待たせしました皆さん!サモン・ストラグル!開始ぃぃーーーッ!!!」





〜第四魔導学院・演習場〜


ドグ「これは、凄いな。なんて人の数だ...」


アニマ「ドグ?緊張してる?」


ドグ「してるよ。アニマは緊張しないのか?」

84 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/09(木) 23:37:14.21 ID:xKVTxMzZ0


アニマ「あたしは別に。大勢の前で何かやるのは慣れてるの」


ドグ「なに、そうだったのか。俺は緊張で気持ち悪い...」


アニマ「えー?大丈夫?よしよし〜」


ドグ「うぅ...恥ずかしいからやめて」





演習は順調に進んだ
射撃、透視、空中浮遊、高速移動、演舞...etc
あえて演習に出る者達も居た


〜同場所・控室〜


アニマ「ドグ!いよいよ出番だよ!」


ドグ「わ、わわ、わかってる!!」


アニマ「ガッチガチじゃないの!足もガックガク!深呼吸して、深呼吸」


ドグ「すーはー!すーはー!」


アニマ「ゆっくりだよ!落ち着いて、ね?」


ドグ「......」


アニマ「落ち着いた?」


ドグ「だいぶ...マシにはなった」


アニマ「よしよし。じゃあ行こっか。みんな待ってるよ」


ドグ「が、頑張る...」



下1 ドグの家事力

85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/12/09(木) 23:41:36.44 ID:kdlycy5Qo
神域
86 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/10(金) 23:30:42.05 ID:eWs7wJzy0


実況の人『さぁお次は!アニマとドグ選手による!家事です!……え!?家事!?』


ドグ(そりゃ驚くよな、他の参加者と毛色が違うし)


解説の人『良いと思いますよ。拠点での雑務は手際の良い人が居ると助かるので。どの程度なのか見物です』


アニマ「なら安心だね!ドグ凄い頑張ったし!」


ドグ「まぁ…頑張ったけどさ…」


実況の人『通りで会場に謎のセットがあった訳ですね!ならば見せてもらいましょう!家事の実力とやらを!』


解説の人『楽しみですね』


アニマ「まずはこの...大量の服!」ドッサァ


ドグ(どっから出したその服は...)


「なんだこいつら?」


「え?家事?」


ドグ(視線が痛いんですけど!)


アニマ「周りの目なんか気にしないの!さ、やっちゃって」


ドグ「ああ...」


ドグ(もう、なるようになれだ)





「お、おい...あいつ凄くね?動きは見えてるのに...何か速ぇ」


「あの子、うちで欲しいね」


「投げた服...一気に竿に通さなかった?見間違い?」


「面白い奴も居たもんだ」


87 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/10(金) 23:31:26.54 ID:eWs7wJzy0


アニマ「...良いよドグー!凄いよー!」


ドグ(覚えた事をやっているだけだけど...思ったより反応は悪くないな...?)


実況の人『凄い凄いすごーーーい!ドグ選手!なんて手際の良さ!正確さ!』


解説の人「期待以上ですね。将来有望ですよ」


「おい!!」ズカズカ


アニマ「え?」
ドグ「...え?」


実況の人『お、おっとぉ!?なんだなんだぁ!?』


「な、何でお前がここに居るんだよ!」


解説『知り合い...でしょうか』


ドグ「俺の事...知ってるんですか...?」


「はぁ!?お、覚えてねぇのかよ!」


アニマ「ちょっといきなり何なの!今演習中なんだけど!」


「うるさい!!女は黙ってろ!!」

88 : ◆rBZosM0CJQ [sage]:2021/12/10(金) 23:32:46.98 ID:eWs7wJzy0


ドグ(なんだこいつ...覚えてない?......まさか...!)


ドグ「な、なぁあんた!もしかして、記憶を失う前の俺を知ってるのか?」


「記憶を失ってるだと?...はは...ははは!あーっはっは!なんだよそういう事か!」


アニマ「気持ち悪い...何なの」


「...あ?」


教師「ちょっと君!何をしている!さっさと離れるんだ!おい!誰の眷属だ!」


「...ちっ。まぁ、良い...お前が覚えてないなら好都合だよ...くく...クヒヒ」


生徒「すみませーん!やっと見つけた!お前勝手に離れんなよな!」


「クヒヒ...」


生徒「おい、聞いてるのか?」


「すいませんね...」


生徒(なんだこいつ...気味が悪りいな...)


教師「そこの主人の君。あとで話があるから。明日、教員棟に眷属と来るように」


生徒「はーい...ツイてねぇ」


ドグ(あの人...絶対に何か知ってる...)


アニマ「...ドグ?」









軽く荒れたものの、サモン・ストラグルは滞りなく進み
ドグは比較的好印象なイメージを与えることに成功し、その日を終えた


〜第四魔導学院・東寮・屋上〜


ドグ「......」


ドグ(寝付けない。今日のアレが気になってしょうがない...)

89 : ◆rBZosM0CJQ [saga]:2021/12/10(金) 23:39:05.62 ID:eWs7wJzy0


ドグ「冷えるな...あ、そうだ」


バチッバチッ


ドグ(この数日、家事の後ここに来て確信したけど、やっぱり寒い時に俺は静電気を出せる)


ドグ「でもなぁ...この威力じゃ使い物にならないしな」


ドグ「う〜ん...あ」


ドグ(そういえば眷属の心得...まだちゃんと読んで無かったけど、能力を成長させる方法とかないかな)






下1 能力を成長させる方法は 有る/無い

下2 心得に書いてある内容
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