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【シャニマス×ダンガンロンパ】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】
- 383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 21:42:16.59 ID:uvx71tAz0
- 2
- 384 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 21:44:52.15 ID:zANooWfn0
- 2 選択
【集中力ゲージを消費しました】
【ロンパ候補の発言が減ります】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×4
コトダマ
‣【パーティの上面図】
‣【あさひの証言】
‣【倉庫のアイロン】
夏葉「あの机を倒したのは灯織だった……」
夏葉「それなら誰も名乗り出ないのも納得ね」
愛依「どうして灯織ちゃんは机を倒しちゃったんかな?」
結華「どうしても何も暗闇でパニック状態だったからじゃないの?」
結華「あの場にいた全員、混乱状態だったわけだしさ」
冬優子「倒して音を立てることが目的だったとかはないかな?」
冬優子「机の倒れる音でほかの何かの音を誤魔化したとか……」
ルカ「普通【停電中は動こうとしない】だろ」
ルカ「下手に動けば転んで怪我しちまうかもしれねーしな」
ルカ「そもそもホントに机はホクロ女が倒したのかよ?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
- 385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 21:46:54.01 ID:uvx71tAz0
- あさひの証言
- 386 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 21:48:38.63 ID:zANooWfn0
-
にちか「それは違くないですかー!?」論破!
【BREAK!】(集中力:☆4→4.5)
にちか「確かに普通真っ暗闇なら動こうとはしないはず……停電なら停電が治るまでその場で待ち続けますよね」
ルカ「あ? お、おう……」
にちか「でも、芹沢さんは聞いてたんです。あの真っ暗闇でも何かをしようとしている風野さんの声を!」
あさひ「あー、アレのコトっすね」
≪灯織「だ、大丈夫です……こういうこともあろうかと……あれ?」≫
あさひ「確かに灯織ちゃんは何かをやろうとしてたっす。暗闇の中でも安全を確保するための準備があったっぽいんっすよね」
透「あー、じゃあその途中でやっちゃったんだ」
透「がしゃーんとごろごろ、って感じで」
結華「ひおりんなら何か対策をしててもおかしくはないよね……」
結華「それこそあの入場時のボディチェックだって、そこまでやるかって感じの厳重さだったしさ」
にちか「風野さんはその何かのために動き出したところで、足を引っかけて机を倒してしまった可能性があります!」
【千雪「その推理、ほつれちゃってます!」】反論!
- 387 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 21:50:42.74 ID:zANooWfn0
-
千雪「ちょっと待ってくれるかな? それ、少しおかしいと思うの」
にちか「え……? な、何がですか……?」
千雪「灯織ちゃんがあの暗闇の中で机を倒してしまった」
千雪「机を倒した張本人が名乗り出ない今、その説は有力に見えちゃうけど……やっぱり灯織ちゃんが倒したとは思いづらいかな」
千雪「それに、あさひちゃんの聞いた灯織ちゃんの暗闇での安全対策……それもわかってるんだから」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×5
集中力:☆×4.5
コトノハ
‣【胸元の花飾り】
‣【暗視スコープ】
‣【エアコンのスイッチ】
千雪「やっぱり灯織ちゃんが机を倒したとは考えづらいよ」
千雪「今その根拠を裏付けるのは誰も名乗り出ないという状況証拠だけ」
千雪「灯織ちゃんが倒したっていう直接の証拠はないよね?」
千雪「でも反対に机を倒していないことを証明することはできるの」
千雪「推理の軌道修正をすべきじゃないかな」
◇◆◇◆◇◆◇◆
【発展!】
にちか「待ってください! 机を倒していない証拠……?」
にちか「そ、そんなものがあるっていうんですか?!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
千雪「簡単なことなの」
千雪「灯織ちゃんの死体のそばに落ちていた暗視スコープ」
千雪「あれを使えば【暗闇の中でも見通すことができる】わ」
千雪「わざわざ見えている机にぶつかって倒しに行く必要もないよね?」
千雪「死体のそばにスコープが落ちていた以上」
千雪「机を倒したのは灯織ちゃんとは思えないな」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ30以上で論破しろ!】
↓1
- 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 21:52:00.62 ID:uvx71tAz0
- 暗闇 に 暗視スコープ
- 389 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 21:54:54.04 ID:zANooWfn0
-
にちか「その矛盾、斬っちゃいますからね!」
【BREAK!】(集中力:☆4.5→5)
にちか「死体のそばに落ちていた暗視スコープ……あれ、実は使えなかったんです」
千雪「使えなかった……?」
にちか「はい、レンズの上から黒い絵の具か何かで塗りつぶされてて、暗闇どころか向こう側も見えないぞって感じなんですよ。だから逆にあれをつけちゃえば見えてるものも見えなくなるぐらいで……」
にちか「暗視スコープがあったからって風野さんが辺りを見えてたとは限らないんじゃないですかね!」
千雪「たしかにそれはそうかも……でも、なんでスコープのレンズが塗りつぶされてたのかな?」
美琴「それこそ犯人の策略なんじゃないかな」
美琴「犯人が灯織ちゃんの暗視スコープの準備を知ったうえで、それに黒い絵の具を塗りつけたのだとしたら……意図的に隙を作ることができるよね」
美琴「灯織ちゃんは見えるようになると思って装着したスコープ、それが機能しなかったら相当に焦るはずだよ」
あさひ「そういえば……わたしが聞いた灯織ちゃんの声もそうだったっすね」
あさひ「灯織ちゃんは何か予定していたはずのことがうまくいかなかった。そんな感じの声を出してたっす」
- 390 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 21:56:43.94 ID:zANooWfn0
-
夏葉「なるほど、つまりはこういうことね」
夏葉「突然の停電でパニックに陥る私たち。それを律して安全を確保するために灯織はスコープを片手に動き出した」
夏葉「でもスコープは実際は機能せず、それに動揺した灯織は机をうっかり倒してしまった」
果穂「す、すごいです! 灯織さんの動きが目にうかぶようですー!」
智代子「じゃあ灯織ちゃんはそれでうっかり転んじゃったところを殺されたんだ!」
智代子「転んだ状態だと、抵抗しようにもできないもんね!」
ルカ「けっ……どこまでもこすい犯人だな」
冬優子「……ってことは、犯人は停電することまで織り込み済みだったってことですか?」
冬優子「暗視スコープに細工をしたところで、停電が起きなきゃ意味がないですよね?」
透「いいんじゃない、電気消せば」
結華「いやいや……パーティ中に突然照明を落とすような奇行、三峰たちも流石に見逃さないって」
恋鐘「あれはれっきとした『停電』だったばい。ブツンって感じで唐突に起きたことやったけんね!」
果穂「じゃあ、犯人はてい電が起きるように細工をしていたってことですか?」
にちか「うん、犯人はあのタイミングで停電が起きるように仕掛けをしていたんだと思う」
結華「三峰が写真を撮った直後を狙って?」
にちか「というよりは……あの時間を狙って、ですかね」
(犯人が午後11時30分に停電が起きるように狙って細工を仕掛けた証拠……)
(捜査の時に現場で私たちも見つけていたはずだ)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>365〜>>366
↓1
- 391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 21:58:15.36 ID:uvx71tAz0
- エアコンのスイッチ
- 392 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:00:55.59 ID:zANooWfn0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「大広間のエアコン、皆さんもあれの音を聞きましたよね?」
結華「そういえば! 三峰がちょうどこがたんに写真を見せようとしたタイミングで……」
≪恋鐘「結華、写真どがん感じになったばい? ちょっと見せてくれんね?」
結華「オッケー、ちょっと待って……今アルバム開くから……」
ピピッ≫
恋鐘「何かが起動したような電子音がしとったばい!」
にちか「美琴さんと一緒に確認したんですけど、旧館中のエアコンが午後11時30分に作動するようにタイマーが設定されてたんです」
にちか「旧館中のエアコンが同時に起動して、それが停電の引き金になったんだと思います!」
雛菜「そっか〜、それなら狙ったタイミングで停電を起こせますね〜」
愛依「でも、そんなにうまくいくもんなの?」
愛依「確かにそれなら停電を起こすタイミングは選べたかもしんないけどさぁ……? 停電になるぐらい、ブレーカーが落ちるぐらいの電力の消費にはならなくない?」
にちか「はい、これだけだと不十分です! だから、犯人はその前段階の仕込みもやってたと思うんですよね!」
果穂「仕込み……ですか?」
夏葉「どういう意味か説明してもらえるかしら?」
(エアコンの起動で停電を引き起こすのに必要なこと……)
(つまりはあの起動で、ブレーカーの耐えられる電力消費の臨界点を超えさせる必要があるんだよね)
(それなら犯人のやっていた仕込みとはあれのことになる……!)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>365〜>>366
↓1
- 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:02:14.73 ID:uvx71tAz0
- 倉庫のアイロン
- 394 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:03:42.71 ID:zANooWfn0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「倉庫にあったアイロンですよ! あれ、三つも電源に刺しっぱなしになってて、あっっつあつの状態になってたんです!」
にちか「アイロンってコンセントに刺してたら基本点きっぱなしじゃないですか。それが三つも重なってたら相当な負荷なはずですよ!」
にちか「それでブレーカーが落ちないぎりぎりのところを保っておいて……」
あさひ「エアコンのスイッチが入った瞬間にブレーカーが落ちる仕組みなんっすね!」
千雪「確かにアイロンってよく電気を食うものね……」
透「おー、停電の時限爆弾じゃん」
夏葉「そのトリックが行われたのは間違いなさそうね……アイロンもエアコンも、それ以外で使う理由もないもの」
果穂「あれ……? でも、だとしたら犯人がしぼり込めませんか?」
果穂「倉庫でアイロンを使ってたなら、倉庫に入った人が犯人です!」
千雪「どうかなぁ……お昼にやった掃除はルカちゃん以外みんなが参加して、どこを誰が掃除しているのか分からない状態だったもの」
恋鐘「うちも倉庫には出入りはしたけど、アイロンの状況はよく知らんたい」
透「できるね、誰でも。トリックは」
ルカ「いや、それは違うな」
美琴「……ルカ?」
- 395 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:05:36.32 ID:zANooWfn0
-
ルカ「私はそもそもその掃除に参加していないんだ。なら、その倉庫のアイロンとやらを仕掛けることもできねえだろ」
あさひ「いや、そうはならないっす」
ルカ「あ?」
あさひ「だって、掃除は昼には終わったんすよ? そこからパーティまでの時間は十分あるっす。ルカさんも旧館に忍び込んで停電のトリックを仕込むこと自体は可能だったはずっす!」
ルカ「なっ……!」
冬優子「誰かがずっと入り口を見張ってたわけでもないし……確かに誰にでもアイロンとエアコンのトリックを仕込むこと自体は可能みたいですね」
ルカ「ちっ……わざわざ旧館でパーティなんて面倒なことしやがって!」
雛菜「そういえばすごく今更なんですけど〜、どうして急にパーティなんかやろうって言いだしたんですかね〜?」
にちか「え?」
雛菜「だってそうじゃないですか〜? どっちかっていうのそういうやるタイプのキャラっぽくないし〜、決起集会ならもっと早くにやるべきだったんじゃないですかね〜」
夏葉「それは……灯織なりに気を回したんじゃないかしら」
美琴「あのパーティは決起集会なんかじゃなかったんだよ」
美琴「彼女はもっと別の理由があって、私たちをあの場に集めたかった。そうだよね、にちかちゃん」
にちか「は、はい!」
結華「別の理由……? 三峰たち全員を集めるほどの理由が、あったっていうの?」
夏葉「それなら聞かせてもらおうかしら。どうして灯織はパーティを開こうと思ったの?」
(彼女が突然にパーティを思い立った理由、それはあれしかない……)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>365〜>>366
↓1
- 396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:09:32.88 ID:uvx71tAz0
- 脅迫状
- 397 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:11:27.27 ID:zANooWfn0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「実は風野さんのもとには脅迫文が届いていたんです」
夏葉「嘘……?!」
にちか「『今夜必ず誰かを殺す』……ちょっと字が汚くて、どこの誰が書いたかまではわからないですけど。これが風野さんの部屋に置きっぱなしになってました」
にちか「そしてあのパーティの日の朝……レストランで私は見たんです」
にちか「彼女が何か紙を懐に隠すのを。きっとあの時の彼女は、この脅迫文を見たばかりだったんじゃないですかね」
智代子「それもあって全員が一堂に会するパーティを開こうとしたんだね!」
美琴「一つの場に全員を集めてしまえば、監視もできる……」
美琴「それに入場の時にも厳重なボディチェックをしていたし、あれは私たちを守るためにやっていたんだね」
夏葉「灯織はそれを誰にも打ち明けることなく、誰かを不安にすることもなく……黙って一人で立ち向かっていたのね……」
果穂「灯織さんは、ヒーローです……あたしたちみんなのことを守ろうとしてくれた、ヒーローです!」
- 398 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:13:10.50 ID:zANooWfn0
-
摩美々「実際、あの現場に武器を持ち込むのは不可能だったはずだよー」
摩美々「摩美々のジョークグッズのナイフですら許さないで回収してた。少しでも危険のあるものは全部あのジュラルミンケースの中だからねー」
恋鐘「うちも料理が終わり次第調理道具はほとんど全部回収されてしまったばい! まだちゃんと洗ってもなかったやつもあって……多分あのケースの中はギトギトになっとるとやろ」
あさひ「えー、わたしのドライバーもギトギトなんすか?」
智代子「でも、そこまで警戒してたのに灯織ちゃんは殺されちゃったんだよね……?」
愛依「千枚どーしみたいな細くとがった凶器……でも、その正体はわかってないんだったよね」
夏葉「犯人はどうやって凶器を持ち込んだのかしら……」
あさひ「……」
あさひ「……あ、わかった」
にちか「せ、芹沢さん? わかったって何が?」
あさひ「全部っすよ、全部」
ルカ「はぁ? それってどういう……」
- 399 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:14:26.35 ID:zANooWfn0
-
あさひ「灯織ちゃんを殺したのは、ルカさんだったんすね」
- 400 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:15:19.84 ID:zANooWfn0
-
(……え?)
ルカ「は、はぁ?! 何を言い出してるんだよ、お前……」
あさひ「だってそうじゃないっすか。現場に凶器を持ち込むことができたのはルカさんだけっすよ」
ルカ「ら、埒が明かねえ……話が飛躍しすぎだろ」
ルカ「今の話ってパーティの参加者は全員武器の持ち込みが不可能だったってだけで……私はそもそもパーティに参加してないから無関係……」
あさひ「だからっすよ。パーティに参加していないルカさんしか持ち込むことはできなかったはずっす」
あさひ「灯織ちゃんはかなりの厳戒態勢だった。厨房の調理道具も使った後はすぐに回収するほど……おそらく凶器そのものを旧館に隠しておくのは困難だったはずっす」
あさひ「そうなるとどこかのタイミングで持ち込む必要がある……で、それができたのはルカさんだけっす!」
(……パーティの参加者は全員ボディチェックを受けていた)
(だからルカさんしか凶器を持ち込めない……?)
(それってどういうことなの……?)
(考えろ、考えるんだ……! 芹沢さんの推理、その道筋を……!)
- 401 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:17:13.12 ID:zANooWfn0
- -------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×5
Q1.パーティの参加者は凶器を現場に持ち込むことはできた?
A.可能 B.不可能
Q2.犯人が現場に凶器を持ち込むことができたタイミングは?
A.灯織が旧館に来る前 B.犯人がパーティに参加するとき C.会場が停電する直前
Q3.犯人はボディチェックを受けた?
A.受けた B.受けていない
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:18:45.73 ID:uvx71tAz0
- Aca
- 403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:18:46.46 ID:H+U046K80
- BAB
- 404 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:22:29.20 ID:zANooWfn0
- >>402
(いや……そうじゃない)
(ボディチェックは私自身がこの目で確認したし、自分の手で行った)
(あれをスルーして武器を持ち込むことなんかできるはずない)
(なら、芹沢さんの発言の意図は……)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×4
Q1.パーティの参加者は凶器を現場に持ち込むことはできた?
A.可能 B.不可能
Q2.犯人が現場に凶器を持ち込むことができたタイミングは?
A.灯織が旧館に来る前 B.犯人がパーティに参加するとき C.会場が停電する直前
Q3.犯人はボディチェックを受けた?
A.受けた B.受けていない
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:32:03.37 ID:uvx71tAz0
- Baa
- 406 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:34:31.92 ID:zANooWfn0
- >>405
(いや、あと少し……あとちょっとなんだけど……!)
(芹沢さんはルカさんをクロとして告発するつもりだ)
(ルカさんは……パーティには参加してなかったよね!)
(そうなると……)
-------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×3
Q1.パーティの参加者は凶器を現場に持ち込むことはできた?
A.可能 B.不可能
Q2.犯人が現場に凶器を持ち込むことができたタイミングは?
A.灯織が旧館に来る前 B.犯人がパーティに参加するとき C.会場が停電する直前
Q3.犯人はボディチェックを受けた?
A.受けた B.受けていない
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:36:20.56 ID:uvx71tAz0
- Bab
- 408 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:38:20.66 ID:zANooWfn0
-
にちか「推理、繋がっちゃいましたよ!」
【COMPLETE!】
にちか「もしかして、そういうことなの……?」
にちか「私たちパーティの参加者は全員……ボディチェックを受けている。全身くまなく手で触ってまでのチェック、見落としがあったとは考えづらい」
にちか「でも逆に言えば、パーティの参加者じゃない人はボディチェックを受けていない。現場に凶器を持ち込むことは可能だった……?」
ルカ「お、おい待てって……パーティに参加してないってことは、現場にもいないってことだろ?」
あさひ「いや、必ずしもそうとは限らないっす。灯織ちゃんより先に旧館にやってきて、どこかに隠れておけば問題ないはずっす」
あさひ「わたしたちは全員パーティに参加しているから、パーティ中はルカさんに鉢合わせる心配もない。それこそ倉庫なんかに隠れておけばいいっすね」
千雪「倉庫もお昼に掃除してからは誰も立ち寄ってないみたいだもんね……だからこそ、誰もアイロンのトリックに気づけなかった」
ルカ「待て、そうはさせねえぞ! あのホクロ女が厳戒態勢だったのはさっきも確認したよな? だったらあいつはちゃんと倉庫まで確認したはずだ。倉庫じゃ隠れ場所としては不十分だろうが!」
あさひ「え? 別に倉庫の部屋そのままとは言ってないっすよ?」
ルカ「はぁ? ど、どういうことだよ。まさか段ボールとかワゴンとかの中に隠れてたとでもいうつもりか?」
(いや、きっと芹沢さんが言っているのはあそこのことだ……)
(この旧館の中で、唯一誰の目にもつくことがなく、隠れ場所に最適だった空間が倉庫にはある……!)
-------------------------------------------------
【ひらめきアナグラム開始!】
た/ゆ/か/し
【正しい順番に並べ替えろ!】
↓1
- 409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 22:40:26.62 ID:8bNXmz4V0
- ゆかした
- 410 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:42:54.97 ID:zANooWfn0
-
にちか「閃いちゃいました!」
【解!】
にちか「倉庫自体は隠れ場所として不十分……それは間違いありません。でも……倉庫から行くことのできる、床下なら話は別ってことです?」
愛依「ゆ、床下……?! そんなとこ行けんの?!」
美琴「他の荷物の陰に隠れてて分かりづらいけど……倉庫の床には扉が付いていて、そこから床下に行けるみたい。特に部屋ごとの仕切りもない空間で、旧館ならどの部屋の床下にもそこから移動可能だったみたいだよ」
ルカ「ま、まさか……私がそこに隠れてたっていうのか?!」
結華「さすがのひおりんでもわざわざ床下までは覗かない……ていうかそもそもその存在すら知らなかった可能性もあるよね」
結華「現にめいめいをはじめとした大多数は気づいてなかったみたいだしさ」
ルカ「わ、私も知らないってそんなとこ……」
あさひ「でも、この方法なら灯織ちゃんにバレずに凶器を持ち込むことができるっす!」
千雪「それが可能なのもルカちゃんだけ……」
雛菜「パーティ中にわざわざ床下を覗き込むこともないですしね〜」
あさひ「どうっすか? ルカさん、違うっすか?」
ルカ「違うか? だと……?」
ルカ「違う違う! 大間違いに決まってんだろ!」
ルカ「大体私はパーティなんかそもそも知らねえし旧館に近寄ってもいない! 床下も何も、部屋の構造すら知らないんだよ!」
あさひ「そんなの口でならなんとでも言えるじゃないっすか」
ルカ「ざけんな! そんなこじつけで犯人にされてたまるかよ!」
- 411 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:44:35.55 ID:zANooWfn0
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×3
集中力:☆×5
コトダマ
‣【胸元の花飾り】
‣【暗視スコープ】
‣【脅迫状】
ルカ「私がホクロ女より早く会場入りして」
ルカ「【床下に凶器を持ち込んで隠れてた】ぁ?!」
ルカ「そんなのあるわけねーだろ!」
果穂「でも、ルカさん以外の全員……」
果穂「【ボディチェックを受けている】ので凶器はもちこめないです!」
千雪「旧館の設備も灯織ちゃんは入念にチェックをしてたし……」
千雪「≪凶器の見落としがあった≫とは思いづらいかな」
恋鐘「ルカは【床下で停電の起きる午後11時半まで待っとって】……」
恋鐘「停電が起きたら灯織を刺し殺したとよ!」
ルカ「そんなのそもそも不可能だ!」
ルカ「暗闇で動けないのは【潜んでた犯人も同じ】だし」
ルカ「ライトでも使おうもんなら参加者連中にもろ分かりだろうが!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
- 412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 22:49:07.43 ID:uvx71tAz0
- 潜んでた犯人 暗視スコープ
- 413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 22:50:06.14 ID:zIbPVHbx0
- 【潜んでた犯人も同じ】に花飾りかな
- 414 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:56:47.56 ID:zANooWfn0
- >>412
にちか「それは違くないですかー?!」論破!
【BREAK!】
にちか「いや、暗闇で行動自体は犯人なら可能だったかもしれない……それこそ、風野さんより先に会場に入って、姿を隠していた犯人なら」
ルカ「ど、どういう意味だよ……」
にちか「だってボディチェックを受けていないんですから……凶器の他にも物を持ち込むことは可能だったはずです」
千雪「……もしかして、それって!」
あさひ「暗視スコープっす! 灯織ちゃんのは使えない状態だったかもしれないっすけど、犯人が別で持ち込んでいれば暗闇でも見ることはできたはずっす」
愛依「暗視スコープは別に光ったりするわけじゃないもんね……! 確かにこれなら停電中でも灯織ちゃんを狙って刺すことができたんじゃん?!」
智代子「じゃあ、あの時……私たちの目の前にルカちゃんはいたんだ……」
智代子「あの暗闇の向こうで、灯織ちゃんを刺し殺そうとスコープを装着して……」
夏葉「……ルカ、あなた」
ルカ「違う、何もかも違う……! バカ言うなって……!」
- 415 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:58:20.76 ID:zANooWfn0
-
ルカ「そ、そもそも! 暗視スコープをつければ動けたかもしれねえけど……そんな時間があるのかよ?!」
夏葉「……確かにそうね、確かに理論上犯行は可能だとしても停電の実際の時間はせいぜい一分や二分。倉庫から大広間に移動して、灯織を刺殺して脱出となるとかなり慌ただしくなるわ」
愛依「そういえば、うち……停電を直すために途中で大広間を出て事務室に行こうとしたけど、誰にも出くわさなかったよ?」
にちか「……!」
愛依「大広間の扉も開いてなかったし……ルカちゃんが部屋を出入りしたっていう推理は違和感あんだよね……」
ルカ「ほ、ほら! そうだろ! 私がたとえ床下に隠れていたとしても、犯行は不可能なんだって……」
あさひ「それは違うっすよ」
ルカ「……!!」
あさひ「別に、わざわざ大広間を出入りしなくたって灯織ちゃんを刺すことはできるっす」
結華「ちょい待ちちょい待ち! ひおりんは大広間で死んじゃってたんだよ?!」
結華「大広間に行かずに殺害なんて、そんなの不可能では?!」
あさひ「それはそうっすね」
冬優子「それはそうって……あさひちゃん、どういうことなのかな?」
あさひ「だから、犯人は大広間には行ったんすよ。でも、大広間の扉を出入りはしてないっす!」
雛菜「ん〜? なにそれ〜、なぞなぞですか〜?」
透「あ、じゃあテレポートだ」
果穂「す、すごいですー! ルカさんはエスパーなんですかー!?」
摩美々「事態を余計ややこしくしないー」
(大広間の扉を出入りせずに、大広間に行く……?)
(そんな魔法みたいな方法が本当にあるのかな……)
- 416 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 22:59:36.97 ID:zANooWfn0
- -------------------------------------------------
【ロジカルダイブ開始!】
発言力:♡×3
Q1.犯人はどうやって風野灯織を殺害した?
A.絞殺 B.毒殺 C.刺殺 D.撲殺
Q2.犯人は事件当時どこにいた?
A.大広間 B.床下 C.旧館の外
Q3.殺害した瞬間、風野灯織の体制は?
A.直立 B.座位 C.転倒
Q4.犯人はどうやって風野灯織を刺した?
A.床下から突き上げた B.凶器を罠として仕掛けておいた C.ボウガンで射出した
【正しい道筋を選んで推理を組み立てろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 23:00:14.02 ID:aSAPK3mP0
- cbca
- 418 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:02:15.14 ID:zANooWfn0
-
にちか「推理、繋がっちゃいましたよ!」
【COMPLETE!】
にちか「そうか、芹沢さんは床下のことを言ってるんだ……」
結華「ま、また床下……?!」
美琴「旧館の床下は人が一人はいるには十分な空間があって、部屋ごとの仕切りもなく移動ができる。大広間の真下になら床下から移動は可能だね」
愛依「で、でも……床下からじゃ灯織ちゃんは刺せないじゃん?」
あさひ「なんでっすか?」
愛依「な、なんでって……旧館でやってたのって立食パーティじゃん? 立ったままの灯織ちゃんじゃ刺そうにも凶器が届かないっしょ」
あさひ「……? だから、犯人は刺すことができるっすよね?」
夏葉「……! ついさっき、机の倒れる音の議論で結局倒したのは灯織だという結論に至った。机を倒した際に灯織が転倒していた可能性はかなり高いわ……!」
ルカ「お、おい……それじゃまさか……」
あさひ「転んだところをめがけて、犯人は床下から思いっきり凶器を突き上げたんすよ!」
- 419 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:03:36.84 ID:zANooWfn0
-
千雪「パーティ会場の床、結構板と板との間は空いてたし……細くてとがった凶器なら使うこともできるかもしれないよね」
智代子「しかもこれなら愛依ちゃんと出会わなくても犯行が可能……!」
摩美々「途中で停電がなおったとしてもその姿を見られることもない……ノーリスクな方法だねー」
果穂「それが可能だったのは、ルカさんだけ……なんですよね」
結華「パーティの参加者は全員そもそもの前提が通らないからねー」
結華「できるのはパーティ中に姿を目撃されてないルカルカだけってことかな!」
ルカ「ふ、ふざけんな……あくまでそれは可能ってだけの話で……」
透「でも、ないじゃん。それ以外の方法」
ルカ「……ちっ!」
あさひ「やっぱり灯織ちゃんを殺せるのはルカさんしかいないっすよ!」
- 420 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:05:07.70 ID:zANooWfn0
-
……いいのかな。
今この議論の場は明確に一つの終着点に向かって動いている。
_____【風野灯織を殺害したのは斑鳩ルカである】。
確かに彼女はこのコロシアイ南国生活が始まる際に、『私は殺せる』とそう啖呵を切った。
それからもルカさんは私や美琴さんと何度も衝突を繰り返し、憎まれ口を叩き、とても信頼関係を築くなんてしてこなかった。
誰かを手にかける人間、候補で言えば最有力であるだろう。
でも、そんな彼女でも一つだけわかっているものがある。
本人がそう言ったわけでもない、ましてやそれを彼女は否定すらした。
でも、私には確信がある。
私だから確信の持てる、ただ一つだけの真実。
彼女は、今も美琴さんを________。
そんな確信があるからこそ、私はこう胸を張って言うことができる。
【斑鳩ルカは人を殺さない】
- 421 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:06:30.57 ID:zANooWfn0
-
殺せるはずが、無いんだ。
自分自身の胸の内をずっと押し殺したままで、自分だけ逃げ去ることなんかきっと彼女はできやしない。
そこで逃げられるほど淡泊な人間であるなら、とっくに彼女はアイドルなんてやめているはずだ。
彼女が“カミサマ”に身を堕としてまで芸能界にい続けている理由。
そんなもの、分かり切ってる。
私は、本当にこのままでいいのかな。
違ったことを正しいと言って。
正しいことを違ったと言って。
真実を嘘に捻じ曲げた果てにたどり着くそれに、【希望】なんてあるの?
……それなら、もう一度捻じ曲げてやる。
歪みを元通りにすることは難しいけど、似た形に歪みなおさせることはできる。
それができるのは、私だけなんだ……!!
- 422 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:07:34.55 ID:zANooWfn0
- ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
☆偽証について
さて、これより新しいノンストップ議論・『偽証ミスディレクション』がはじまります。
本家ではv3にて登場したシステムですね。
現在七草さまがお持ちのコトダマの情報を捻じ曲げて相手に打ち込むことで、議論の流れもまた捻じ曲げてしまおうという中々にゆがんだ議論なのでございます。
要は、『この情報がああだったらいいのにな』というポイントにぶつけてやれということです。
偽証ミスディレクションは通常の議論と異なり、嘘をつくという新たなリスクを背負うことになります。そのため、誤答で受けるダメージは通常よりも高くなりやすく、間違えるごとにダメージは増していきます。
なお、通常のノンストップ議論では偽証を行うことはできません。
【偽証ミスディレクション】という名前の議論が行われたときのみ適用されるシステムとお考え下さい。
それでは、よい二枚舌ライフを!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
- 423 :本日はこちらの議論でおしまいにします ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:10:07.08 ID:zANooWfn0
- -------------------------------------------------
【偽証ミスディレクション開始!】
発言力:♡×3
集中力:☆×5
コトダマ
‣【モノクマファイル1】
‣【美琴の証言】
‣【あさひの証言】
あさひ「灯織ちゃんより先に旧館に入れば」
あさひ「【凶器を持ち込むこともできる】っす」
千雪「倉庫の床下にずっと隠れておけばその姿が見つかることもないし…」
千雪「後はパーティ中に【停電が発生する】のを待つだけ」
智代子「停電が起きたら【暗視スコープ】で床下を移動して」
智代子「転んでいる灯織ちゃんを刺せばいいんだもんね!」
摩美々「それが可能なのは、パーティに参加していなくて」
摩美々「パーティ中の【アリバイがない】唯一の人物であるルカだけなんだよねー」
ルカ「違う……違うんだよ……!」
ルカ「私は、私は……!」
【嘘のコトダマで議論の流れを捻じ曲げろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
- 424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 23:16:27.73 ID:aSAPK3mP0
- アリバイがない に 美琴の証言
- 425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/28(日) 23:16:34.02 ID:8bNXmz4V0
- 2
- 426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 23:16:36.24 ID:H+U046K80
- 【アリバイがない】に【美琴の証言】
- 427 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/28(日) 23:19:36.53 ID:zANooWfn0
-
正解が出たので本日はここで終了にします。
次回また続き、美琴の証言を偽証してルカのアリバイを無理やり作り出すところより再開します。
裁判自体は半分近く進んだので、おそらく次の更新で最後まで行けるものかと思います。
次回更新は明日11/29の夜を予定しています。
それではお疲れさまでした。またよろしくお願いします。
- 428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/28(日) 23:27:19.03 ID:uvx71tAz0
- お疲れ様でした!
- 429 :続きから再開します ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:35:00.13 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「この嘘で、真実を!」偽証!
【BREAK!】
(正直なところ……これは文字通りの賭けだ)
(今から私が言うのは完全な嘘だし、これを口にすることをきっと美琴さんは良しとしない)
(そのうえで、美琴さんが私の意図に気づいて……)
(そして、ルカさんを、想ってくれないと……!)
恋鐘「にちか、どげんしたと?」
にちか「……実は、ここまでずっと黙っていたことがあるんです」
夏葉「黙っていたこと……? 何かしら」
にちか「パーティの最中に、退室したのは美琴さん、千雪さん、風野さんの三人。そのうち風野さんは旧館内で少し休んですぐに戻ってきて、千雪さんはルカさんを探してホテルを出た」
にちか「でも、美琴さんはずっと旧館の入り口で監視をしていたんです」
美琴「……にちかちゃん?」
にちか「言ってましたよね、美琴さん。見張りをしているときに……一度ルカさんが様子を見に来たって」
- 430 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:35:45.56 ID:YOXWFtRz0
-
美琴「えっ……?」
ルカ「はぁ……?!」
にちか「美琴さん……!」
美琴「……」
(もはやこれしか手はない。アリバイの一切が存在しないルカさんを守るためには、無理やりでもアリバイを作らないと……)
(この嘘さえ通れば……芹沢さんの推理は根底から瓦解する……!)
夏葉「ちょ、ちょっと待って頂戴! 美琴はこれまで一度もそんなことを口にしていないでしょう? ルカのアリバイがあるというならもっと早くに言うべきタイミングはあったはずよ!」
にちか「言えなかったんです……美琴さんはルカさんのことをよく思っていませんから」
結華「いやいや! だ、だとしてもでしょ?! 今は全員の命がかかってるんだし、恨み嫉みなんかにとらわれてる場合じゃ……」
(お、お願いです……美琴さん……!)
美琴「……」
(ルカさんを救えるのは美琴さんだけ……)
(そして、ルカさんは絶対に犯人じゃないから……!)
美琴「私は……」
- 431 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:36:52.09 ID:YOXWFtRz0
-
美琴「……確かに、一度だけルカと会ってるよ」
- 432 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:38:20.69 ID:YOXWFtRz0
-
ルカ「み、美琴……!?」
美琴「確か千雪さんと入れ替わりぐらいだったかな。どこでパーティの話を聞いたのか知らないけど、ちょっかいを出してきて」
美琴「そんな暇があるなら脱出方法の一つでも探したらどうだ、なんて……嫌になっちゃうよね」
(み、美琴さん……!)
(わかってくれたんだ……!)
あさひ「ふーん……それ、本当っすか?」
美琴「うん、本当だよ」
愛依「じゃ、じゃあどういうこと……? あさひちゃんの今までの推理は……」
透「間違ってた、全部」
結華「そ、そんな……?!」
にちか「パーティ中は全員がその存在をほかの誰かに一度は確認されている……風野さんがボディチェックをする前から隠れる、なんて不可能なんですって!」
ルカ「緑チビ……お前、どういうつもりだよ」
にちか「どういうつもりも何も、みんなで生き残るためですよ! 間違った人をクロにするわけにはいかないんです!」
ルカ「お前……!?」
結華「で、でも待ってよ……そうなると、凶器はどうなるの?! ひおりんのボディチェックがあるから持ち込むのは不可能って話だったんでしょ?!」
千雪「ルカちゃんが灯織ちゃんより先に旧館に入る方法が、一番持ち込むうえではやっぱり確実に思えるんだけどなぁ……」
あさひ「……やっぱり、納得いかないっす」
(とりあえず議論が決着する事態は防げたはず。あとはこの議論を本来あるべき流れに戻さなきゃだよね……!)
(もうちょっとだ、気合入れてくぞ……!)
- 433 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:39:55.34 ID:YOXWFtRz0
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
発言力:♡×3
集中力:☆×5
コトダマ
‣【モノクマファイル1】
‣【床に散乱した料理】
‣【花束】
冬優子「灯織ちゃんは細くて長い鋭利な刃物で刺されちゃったんですよね……」
美琴「胸部を貫通したって書いてあるから……それなりの長さと強度のあるものだよ」
摩美々「ボディチェックをスルーしてそんなの持ち込むって無理じゃないー?」
あさひ「やっぱり、先に旧館に入って待機しておく方法が一番確実っす」
恋鐘「何個かに分割して運ぶ方法はどがんね?」
恋鐘「旧館に入ってから≪組み立てて武器を作る≫ばい!」
夏葉「元から≪現場に凶器があった≫と考えてみるのはどうかしら」
夏葉「私たちが何気なく見落としたものが、案外凶器かもしれないじゃない?」
愛依「灯織ちゃんが脅迫文を受けて≪用意していた武器を逆に利用されちゃった≫、とかは?!」
摩美々「そんなの、持ってたっけー?」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
1.発言する(コトダマと撃ち込む先の発言を併せて指定安価)
2.集中力を使う(ロンパ候補の発言の数が減る)
↓1
- 434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 20:41:03.65 ID:kR8WzFmv0
- 現場に凶器 に 料理
- 435 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:44:35.54 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「それなんじゃないですかね!」同意!
【BREAK!】
にちか「そうですよ、元から現場に武器があったとすれば……別にボディチェックを突破する必要もないんです!」
にちか「なんなら手ぶらで旧館に入っちゃって……そのままふらっと現場にある武器を使っちゃえばいいんですから!」
結華「だから、何度も言ってるじゃん! ひおりんは厳戒態勢で、ありとあらゆる危険物を回収してたって」
にちか「基本的には、です! 月岡さん、厨房の調理器具を風野さんが回収したタイミングって全部料理が完成してからでしたよね?」
恋鐘「え? た、確か……そうやったと」
千雪「料理をするのに包丁も何もなしじゃできないもんね……でも、料理が大広間に並んだらすぐにそれも回収されたんでしょ?」
千雪「どっちみち武器を確保することは難しいんじゃないかしら」
愛依「確かに……持ち出す隙なんか無い感じじゃん?」
にちか「だから、凶器として持ち出す必要はなかったんです。もっと別の形で……凶器は堂々と私たちの前にあったんですよ」
冬優子「ふゆたちの前に……?」
冬優子「……あっ、それってもしかして……テーブルの上の料理のこと?!」
恋鐘「ふぇぇぇぇぇ?! うちん料理〜〜〜〜〜〜〜!?」
美琴「単純に灯織ちゃんも見落としたんだろうね。あれだけ厳戒態勢だった灯織ちゃんも目の前の料理を見て、毒を入れられてる可能性は考慮したものの……それ自体が殺害に使われるとは思わなかった」
摩美々「あー、それであの暴食だったんだぁ……」
摩美々「摩美々をはじめ全員ドン引きで食べるどころじゃなかったもんねー、自分一人で毒見を引き受けてたってわけなんだぁ」
智代子「で、でも……いったいどの料理を使って灯織ちゃんを刺したの?!」
智代子「どれも美味しくて……殺人級の味だったけど、本当に命を奪った料理はどれなんですか?!」
(風野さんの死因は胸部を細長い凶器で貫かれたこと)
(それなら、あの時の料理で凶器になりうるのは一つしかない!)
-------------------------------------------------
・ちゃんぽん
・チャーハン
・シュラスコ
・フライドチキン
・ラザニア
【正しい選択肢を選べ!】
↓1
- 436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 20:47:59.54 ID:p/L/z85Y0
- シュラスコ
- 437 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:49:07.75 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「もちろんシュラスコですよ、肉を貫いてる鉄串……これを使ったんです」
美琴「実際現場に散乱していた肉の一部には貫かれたような跡があったの。これはもともと鉄串にささっていたものなんだろうね」
美琴「わざわざシュラスコの肉を引き抜いてから食べてた人がいるなら、話は別だけど」
ルカ「しかしこうやって見るとこれ以上なく凶器って感じの面構えの鉄串だな」
夏葉「床板の合間を縫って通せる貫通力のあるもの……ええ、本当にうってつけね」
にちか「刺した後は床下にでも落としてしまえばいい。隠滅も簡単です!」
透「逆に言えば、これを使えたのって大広間にいた人だけだよね。だって、ほかだとシュラスコ触れないし」
にちか「そ、そうなんですよ! だから、そうなるとルカさんには絶対不可能でー……」
恋鐘「ちょ、ちょっと待たんね!」
冬優子「恋鐘ちゃん……? どうかしたの?」
恋鐘「こん鉄串を犯人が使ったからって大広間の人間が犯人とは限らんばい!」
ルカ「なんでだよ! 鉄串は大広間にしかないもんだろ? 料理を作った後は備品も全部ホクロ女に回収されたって……」
- 438 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:50:16.46 ID:YOXWFtRz0
-
恋鐘「だって、この鉄串はうちが厨房入った時には既にもう一本無くなっとったけん!」
- 439 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:51:38.25 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「う、嘘……!?」
恋鐘「厨房には備品リストがあって、スプーンから鍋までなんでも数が書いてあるんよ。それに照らし合わせたら、確かに鉄串が一本足り取らんかったばい」
(そ、そんな……!)
(せっかくルカさんの容疑を完全に晴らせると思ったのに……!)
あさひ「それじゃ、ルカさんが鉄串を持ち出していた可能性は普通にあるっすね」
ルカ「なっ……お、お前しつこいな……」
果穂「さっきまでのお話といっしょですよね! 灯織さんより先に旧館に入ってかくれていた方がずっと安全でかくじつな方法です!」
雛菜「え〜? でもアリバイがあるって言ってますよ〜?」
結華「そんなに急にルカルカのアリバイを信じるなんてできないって!」
美琴「……今まで黙っててごめんね」
千雪「でも……床下のトリックを使えば疑問はほとんど消えるんだよね」
夏葉「それもあくまであさひが立てた推論に過ぎないわ、確たる証拠もないもの」
あさひ「わたしはやっぱりルカさんが犯人だと思うっす」
にちか「違う、ルカさんは犯人じゃないって……!」
【モノクマ「真実は二つに一つ!」】意見対立!
- 440 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:55:24.81 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「な、何?! モノクマ!?」
モノクマ「いやあ、やっぱり学級裁判ってのはこうじゃないとね。クロの思惑とシロの推理とがぶつかり合う、この瞬間が脳汁つゆだくドバドバなんですわ!」
モノミ「コラー! また何かよからぬことを企んでまちゅね!」
モノクマ「いやいや! ボクはあくまで裁判を公平に進行したいだけさ! だからこういうときはオマエラの味方、オマエラが思う存分意見をぶつけ合えるように、お手伝いをしてやるよ!」
にちか「て、手伝い……?」
モノクマ「思う存分オマエラの意見を正面からぶつけ合ってくれればいいんだよ! いざ! サイエンスが未来を切り開くとき! 変形裁判場・オーーーーン!」
-------------------------------------------------
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
「犯人は床下にいた!」vs【犯人は大広間にいた!】
果穂「犯人が現場にいたら、てい電中でも事件にあたしたちも気づくと思います!」
冬優子「犯人は床下に隠れて、転んじゃった灯織ちゃんを突き上げて殺害したんです!」
結華「凶器を現場に持ち込むにはひおりんより先に旧館に行く必要があるんだよ?」
千雪「灯織ちゃんより旧館に早くついて、ずっと隠れられるのはパーティに参加していないルカちゃんだけよ」
あさひ「ルカさんのアリバイを証明してるのは美琴さんだけ。それも嘘かもしれないっすよね」
恋鐘「事件ん前から鉄串の数が足り取らんかったけん、ルカがこいを使って灯織刺したばい!」
摩美々「暗闇の中で行動するなんて暗視スコープでもないと無理だし、それを持ち込めたのってボディチェックされてないルカだけじゃーん」
-------------------------------------------------
【意見スロット】
【行動】
【停電】
【転倒】
【鉄串】
【アリバイ】
【嘘】
【凶器】
-------------------------------------------------
発言力:♡×3
集中力:☆×5
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
1.スクラムを指示する(解答)
2.集中力を使う(一部スロットが自動で正答位置に並び代わる)
↓1
- 441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 20:57:05.10 ID:p/L/z85Y0
- 停電
- 442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 20:57:33.70 ID:p/L/z85Y0
- 失礼、誤送信しました
- 443 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 20:59:32.10 ID:YOXWFtRz0
- 一応再安価出しておきますね
-------------------------------------------------
【意見対立】
【議論スクラム開始!】
「犯人は床下にいた!」vs【犯人は大広間にいた!】
果穂「犯人が現場にいたら、てい電中でも事件にあたしたちも気づくと思います!」
冬優子「犯人は床下に隠れて、転んじゃった灯織ちゃんを突き上げて殺害したんです!」
結華「凶器を現場に持ち込むにはひおりんより先に旧館に行く必要があるんだよ?」
千雪「灯織ちゃんより旧館に早くついて、ずっと隠れられるのはパーティに参加していないルカちゃんだけよ」
あさひ「ルカさんのアリバイを証明してるのは美琴さんだけ。それも嘘かもしれないっすよね」
恋鐘「事件ん前から鉄串の数が足り取らんかったけん、ルカがこいを使って灯織刺したばい!」
摩美々「暗闇の中で行動するなんて暗視スコープでもないと無理だし、それを持ち込めたのってボディチェックされてないルカだけじゃーん」
-------------------------------------------------
【意見スロット】
【行動】
【停電】
【転倒】
【鉄串】
【アリバイ】
【嘘】
【凶器】
-------------------------------------------------
発言力:♡×3
集中力:☆×5
【意見スロットを正しい順番に並び替え、敵スクラムを向かい討て!】
1.スクラムを指示する(解答)
2.集中力を使う(一部スロットが自動で正答位置に並び代わる)
↓1
- 444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:02:40.18 ID:p/L/z85Y0
- 停電
転倒
凶器
アリバイ
嘘
鉄串
行動
- 445 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:05:41.46 ID:YOXWFtRz0
- -------------------------------------------------
【停電】
【転倒】
【凶器】
【アリバイ】
【嘘】
【鉄串】
【行動】
-------------------------------------------------
【CORRECT!】
【にちか「生きて帰る、そのために……!」】
果穂「犯人が現場にいたら、てい電中でも事件にあたしたちも気づくと思います!」
【にちか「浅倉さん!」
透「わけわかんなかったじゃん、停電。パニックだったし」】
冬優子「犯人は床下に隠れて、転んじゃった灯織ちゃんを突き上げて殺害したんです!」
【にちか「園田さん!」
智代子「でも、灯織ちゃんが転んだのっていわば偶然だし……狙って殺すにはリスクが高いよ!」】
結華「凶器を現場に持ち込むにはひおりんより先に旧館に行く必要があるんだよ?」
【にちか「夏葉さん!」
夏葉「いえ、凶器は現場で調達すればいいの……パーティの料理に使われていた鉄串を使うのよ!」】
千雪「灯織ちゃんより旧館に早くついて、ずっと隠れられるのはパーティに参加していないルカちゃんだけよ」
【にちか「ここは私が!」
にちか「美琴さんがルカさんのパーティ中のアリバイも証明してます!」】
あさひ「ルカさんのアリバイを証明してるのは美琴さんだけ。それも嘘かもしれないっすよね」
【にちか「美琴さん!」
美琴「私がそんな嘘をつくメリットはないよね。大丈夫、安心して」】
恋鐘「事件ん前から鉄串の数が足り取らんかったけん、ルカがこいを使って灯織刺したばい!」
【にちか「愛依さん!」
愛依「で、でもそれがいつなくなったのかもわからないし……事件に関係してるかはビミョーじゃん?!」】
摩美々「暗闇の中で行動するなんて暗視スコープでもないと無理だし、それを持ち込めたのってボディチェックされてないルカだけじゃーん」
【にちか「市川さん!」
雛菜「ほかにもなにか方法はあったかもしれないし〜、決めつけるには早くないですか〜?」】
-------------------------------------------------
【CROUCH BIND】
【SET!】
【コンマの合計値210以上で相手のスクラムを打ち破れ!】
↓直下より七回連続でコンマ判定
- 446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:07:14.18 ID:kR8WzFmv0
- あ
- 447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:11:55.91 ID:kR8WzFmv0
- ああ
- 448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:11:59.78 ID:p/L/z85Y0
- 真乃・・・めぐる・・・!
- 449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:13:09.71 ID:kR8WzFmv0
- あああ
- 450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/29(月) 21:15:50.32 ID:JjT0JyMiO
- せい
- 451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:15:57.00 ID:p/L/z85Y0
- 灯織・・・!
- 452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:18:45.01 ID:kR8WzFmv0
- ああああああ
- 453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/29(月) 21:18:55.04 ID:JjT0JyMiO
- つよい
- 454 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:21:02.91 ID:YOXWFtRz0
- 【コンマ判定:18+91+78+71+32+100+01=391】
【全論破】
「「「「「「「「これが私たちの答えだ!」」」」」」」」
【BREAK!】
にちか「確かに、床下にルカさんが潜んでいたことにしていろんな可能性をぶん投げちゃえば話は楽かもしれないですけど……それじゃダメなんです!」
にちか「そもそもルカさんには美琴さんとのアリバイがありますし……それに、床下の方法にも疑問点がないわけじゃないです!」
にちか「まだ……ルカさんが犯人だって断言するには早いんですよ……!」
夏葉「この裁判には私たち全員の命がかかっている。だからこそ、ありとあらゆる可能性を検討すべきだと思うの。もちろんルカが床下に潜んでいた可能性も含めてね」
夏葉「だから次はほかの可能性も検討するべきじゃないかしら。そのうえでルカへの疑念を新たにするのなら、それは健全な議論の流れだわ」
にちか「夏葉さん……!」
ルカ「なんなんだよ……お前ら……」
美琴「……私は今もルカのことは疑ってるよ」
美琴「でも、それ以上に……にちかちゃんのことを信じているの」
にちか「美琴さん……あ、ありがとうございます!」
あさひ「……わたしはやっぱりルカさんが犯人だと思うっす」
愛依「あさひちゃん……」
あさひ「でも、ほかに何か灯織ちゃんを刺す方法があるならそれも聞いてみたいっす。なんだか面白そうっす!」
結華「お、面白そうって……はは、あさたんはやっぱりあさたんだなぁ」
- 455 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:22:11.33 ID:YOXWFtRz0
-
透「でもさ、ほかの人は暗視スコープ持ってないよ。どうやんの」
透「鉄串は誰でも持てるけどさ。暗闇で心臓めがけてあんな長いの、無理じゃん」
千雪「そこでどうしても止まっちゃうよね……あの停電の暗闇は、暗視スコープでもない限りは動けそうにないし……」
あさひ「暗闇で動く方法っすか……」
美琴「……前に一度、ナイトパフォーマンスをしたことがあるの」
にちか「美琴さん?」
美琴「海外のダンスユニットの凱旋パフォーマンスでね、照明を全部落として手足にLEDをつけて真っ暗闇の中で踊ったの」
愛依「え?! く、暗闇の中で踊ったって……それ危なくない?! だって隣で踊ってる人見えないんでしょ?!」
美琴「うん、見えてない。でも……パフォーマンスはみんなの分も把握してるし、手足につけたライトが大体の目安にはなっていたから」
あさひ「……大体の、目安」
美琴「どうかな、それと同じ考え方なら……なんとかならない?」
結華「そうか、真っ暗闇の中で全部が見えなくてもいい……何か目安になるものがあれば、それで動くことはできる……!」
摩美々「でも、そんな目安になるものなんてあったー?」
摩美々「停電中は摩美々たちもその場にいたけど、特に何も目立ってなかったと思うケドー」
(……そう、逆に目立ってしまったらいけないんだ)
(だって、犯人がすべて見えるように、明るくしてしまったら停電の意味がない)
(必要最低限だけ照らしてくれる、そういう目安で十分)
(だから犯人は、あれを使ったんだ……)
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを選べ!】
>>365〜>>366
↓1
- 456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:23:33.69 ID:kR8WzFmv0
- 蛍光塗料
- 457 :あ、今更ですが蛍光塗料→夜光塗料ですね…修正出来てなかった… ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:25:46.71 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「犯人はこれを使ったんです!」
あさひ「それって……ペンキっすか?」
にちか「ペンキはペンキでも……夜光塗料なんです、これ! 暗闇になるとほんのりと光って、その場所を照らしてくれる便利物! これを犯人は近くのものに塗り付けておいて……その光を頼りに風野さんまでにじり寄ったんですよ!」
雛菜「でも、そんな光なんて使ったら雛菜たちパーティの参加者にバレちゃいません〜?」
美琴「……いや、そうでもないと思うよ」
美琴「所詮塗料の発光なんてそこまで大した光でもないし……注意して探さないとわからないぐらいのほんのりとした光。あのパニック状態の中なら、視界に入ってもそれほど気にも留めないんじゃないかな」
千雪「……」
夏葉「あら? どうしたの、千雪?」
千雪「夏葉ちゃん……うーん、勘違いかもしれないんだけど……なんだかあの塗料に見覚えがあるような気がして……」
果穂「……」
智代子「どうしたの、果穂? なんだか静かだね」
果穂「ちょこ先輩……その、あたしも、あのペンキに見覚えがあるんです……なんででしょう……」
(……え?)
恋鐘「ライブの設営かなんかで使ったことでもあるとやろか?」
摩美々「だったら摩美々たちにも見覚えがあってもおかしくないよねー。あいにく摩美々は見おぼえないですよー?」
(果穂ちゃんと千雪さんの二人が見覚えがある……?)
にちか「もしかして……二人は、あれにこの塗料を使ってたんじゃないですか?」
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>365〜>>366
↓1
- 458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:27:28.68 ID:kR8WzFmv0
- 蛍光塗料
- 459 :あ、今更ですが蛍光塗料→夜光塗料ですね…修正出来てなかった… ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:29:51.55 ID:YOXWFtRz0
-
発言力:♡×3→2
結華「に、にっちゃん!? お、落ち着いて……今はその塗料を二人がどう使ったかって話だよ!?」
にちか「え……あ、わああああ!! す、すみません……間違えました!」
美琴「にちかちゃん、大丈夫。きっと考え方は間違ってないはずだから」
にちか「は、はい!」
(果穂ちゃんと千雪さん……あの二人が関わって、塗料を使うようなものって……)
(……あれしかないよね!)
にちか「もしかして……二人は、あれにこの塗料を使ってたんじゃないですか?」
-------------------------------------------------
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>365〜>>366
↓1
- 460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:31:28.27 ID:p/L/z85Y0
- 胸元の花飾り
- 461 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:34:56.62 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「これだー!」
【解!】
にちか「パーティの入り口で配ってた花飾り……これじゃないですか?」
千雪「……! うん、それ……! それに色を付けるのに使ったの……!」
千雪「突発的な思い付きで作ったものだったから……ただ布をまとめるだけじゃ寂しくて、倉庫においてあったものを使わせてもらったの」
果穂「千雪さんのアイデアでお花も二色でぴかぴかの花かざりになったんです!」
雛菜「パーティでつけるには妙にギラギラだと思ってたんですよね〜」
千雪「いいアイデアだと思ったんだけどなぁ……」
結華「い、いやいや! 実際この花飾りでパーティは華やかになってたし、ナイスアイデアだと思うよ!?」
冬優子「花飾りの着色に夜光塗料が使われていた……」
冬優子「ということは、犯人はその花飾りを頼りにして殺人を行ったってことですか?」
【愛依「そんな推理じゃキメらんないって!」】反論!
- 462 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:36:12.74 ID:YOXWFtRz0
-
愛依「ま、待って?! それってばおかしくない?!」
にちか「愛依さん……? ど、どうしたんですか、急に大きな声を出して……」
愛依「確かにその夜光塗料で停電中でも犯人は大体の位置を把握できたかもしんないけどさ……それってなんかヘンじゃない?」
にちか「ヘン……ですか?」
愛依「夜光塗料を頼りに殺人なんかできないんじゃん? にちかちゃんの推理は大事なところが抜けてるし、うちが教えてあげる!」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
発言力:♡×2
集中力:☆×5
コトノハ
‣【花束】
‣【暗視スコープ】
‣【美琴の証言】
愛依「犯人は停電中の暗闇でも」
愛依「灯織ちゃんの位置が分かって」
愛依「凶器を持って行動できた」
愛依「暗視スコープがあれば話は早いけど」
愛依「現場じゃ見つかってない系」
愛依「でも、夜光塗料を目印にしたってのはやっぱムリ!」
愛依「チメー的な矛盾ってのがあるっしょ!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
【発展!】
にちか「蛍光塗料を塗りつけておけば暗闇でも位置が把握できるのは確かです!」
にちか「暗視スコープも何も必要ないですってー!」
◇◆◇◆◇◆◇◆
愛依「それはそうなんだけど、大事なのは花飾りも夜光塗料を使ってたってとこ!」
愛依「参加者は全員花飾りをつけてたんだよ?!」
愛依「そんなんで停電になったら……【そこら中が光っちゃって】本当の目印がわかんないよ!」
愛依「どれが正解かもわからないんじゃ行動なんてできない」
愛依「犯人は殺害不可能になっちゃう系!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ30以上で論破しろ!】
↓1
- 463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:38:32.63 ID:kR8WzFmv0
- そこらじゅうが光って 花束
- 464 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:41:57.98 ID:YOXWFtRz0
-
にちか「その矛盾、斬っちゃうので!」
【BREAK!】
にちか「花飾りに夜光塗料が使われていた、その状況なら確かに停電になってもどれがどれかサッパリだと思います」
愛依「だよねだよね?! ルカちゃん以外の全員が入場の時にもらってたんだから!」
夏葉「ええ、確かに私ももらったわね」
夏葉「でも、その後に……果穂とあさひに渡したわ」
愛依「……え?」
愛依「あ、あああああ!! そ、そうじゃん……うちも渡したんだった!」
にちか「気づきました? あのパーティを途中で退席した美琴さんと風野さん以外の全員はあの場で突然始まった花束づくりに協力して、みんな花飾りを手放してるんですよー!」
千雪「全員の花飾りで花束を作ってルカちゃんに渡してあげようと思って」
千雪「パーティは来たくないのかもしれないけど……私たちの思いだけでも知ってほしかったの」
ルカ「……そうかよ」
あさひ「でも、その結果大広間から夜光塗料の使われた花飾りはすべて撤去されたっす。これなら犯人が何かに塗り付けておいた夜光塗料も判別が簡単っすね!」
冬優子「暗くなった室内で光る唯一のポイント、それを頼りにすればいいんだね!」
- 465 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:43:00.76 ID:YOXWFtRz0
-
透「……あれ」
雛菜「どうしたの〜? 透先輩〜?」
透「……夜光塗料が使われた花飾り、停電の時には全部なくなってたって話」
透「引っ掛かるんだよね、なんか」
にちか「あ、浅倉さん……」
透「……あ、そっか。灯織ちゃんだ」
透「灯織ちゃんは花束を作った後で合流したから……胸につけっぱだったよね、確か」
あさひ「あー、そういえばそうっすね。灯織ちゃんからはもらってないっす」
摩美々「それは摩美々たちも確認したよー。灯織は胸に花飾りをつけっぱなしだった」
摩美々「その花飾りごと、凶器が貫いてたよねー」
夏葉「……【花飾りごと】、ですって?」
摩美々「そう、花の上からブスリって感じの跡だったねー」
智代子「ど、どうしたの夏葉ちゃん……何か思いついた?」
夏葉「……私も、何かが引っ掛かるような気がするのだけど」
- 466 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:43:43.17 ID:YOXWFtRz0
-
(…………)
(……………………)
(…………………………………………)
愛依「……あれ? ど、どうしたの……にちかちゃん」
にちか「えー? 愛依さんこそどうしたんですかー? そんな急にー?」
愛依「い、いや……どうしたも何もさ……」
果穂「にちかさん……何かあったんですか?」
にちか「え? 果穂ちゃんまで急にどうしたのー?」
美琴「にちかちゃん……? どうして……?」
- 467 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:44:21.93 ID:YOXWFtRz0
-
美琴「どうして、にちかちゃんは……泣いているの?」
- 468 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:45:19.61 ID:YOXWFtRz0
-
(……あー、やっぱり無理だ。しんどい)
- 469 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:46:19.71 ID:YOXWFtRz0
-
(こういうの慣れてないんだって。だって私ってただの一般人なんだよ? ちょっとばかりほかの人よりもアイドルとかに興味が強いだけの一般人)
(生まれ持ったものなんて、何も無い。ただ貧乏な家族の不幸な子供ってだけ)
(度胸も勇気も持ち合わせてない、そりゃ不安にも負けるし、緊張にだって弱い)
(さっきから心臓もバックバクだし、今からでもすぐにゲロ吐いちゃいそう)
(……でも、【あなた】は違うよね)
(私よりもずっと早くに美琴さんの隣に立って、私よりもずっと長い間美琴さんと一緒にいたんだもん)
(体力だってメンタルだって私とは大違い。そうでしょ?)
- 470 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:47:31.53 ID:YOXWFtRz0
-
「……おい、どういうつもりなんだよ」
(……どういうつもりって言われてもなー、私だって最初はこんなことになると思ってなかったんだよ?)
(だって、こうなるって分かってたら手紙をわざわざ送り付けたりなんかしない)
(犯行計画なんか、立てたりなんかしないって)
「ふざけんな……お前は、お前は……ほかの全員を裏切ろうとしたってのか……?」
(……あはは、確かに結局はそうなっちゃいますね)
(そっか……美琴さんのことも、騙そうとしたんだ。私)
「救いようもないバカヤローだよ、お前は」
(ですよねー、自分でもドン引きですよ)
(どこまで生きたいんだー!って思います、惨めにもほどがありますよね!)
「……なぁ、お前はどうしたいんだよ」
「なんで、さっき私を助けた?」
(……あー、さっきの)
(なんでなんですかね、ルカさんがクロだと勘違いされたまま投票タイムになれば、私の勝ちでしたよね)
「……なんで」
「なんで……?!」
- 471 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:48:30.83 ID:YOXWFtRz0
-
「なんで生きるのを諦めちまったんだよ……七草にちか……!」
(……あはは)
- 472 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:49:36.92 ID:YOXWFtRz0
-
私の目からあふれ出ていたそれは、ある分では彼女の言うとおりだった。
もうこれ以上は隠しきれない、すべてが明らかになる。
私の出番はここまでだという自分の命そのものに対する諦観の涙。
でも、それが全部じゃない。
他のみんなを裏切ってしまったことに対する罪の意識?
仲間の命を奪ってしまったことに対する虚しさ?
多分挙げてたらキリがない。
でも、一番は……きっと、【悔しさ】。
齢16程度の人間でも、こういう時は昔とやらを思い出すらしい。
“現在”から観測して10年程度の昔、まだお姉ちゃんと仲が良かったころの記憶。
別に今が不仲ってわけじゃないけど、感情を素直のありのままに吐き出せて、それを受け止めてもらえてた時期の記憶。
___もう二度と、会うことのできないお姉ちゃんとの記憶。
ちゃんと謝りたかったな。
お姉ちゃんのお弁当に焦げた肉を押し付けたこと、テストの点数をずっと黙って遊びまわってたこと。バイト代が足りないときは、スーパーの買い物ケチって趣味に充ててたこと。
こんな出来の悪い妹で、ごめんね。お姉ちゃん。
- 473 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:50:53.65 ID:YOXWFtRz0
-
でも、何よりも謝らなきゃなのは美琴さんだ。
こんなポンコツとユニットを組んでくれて、私のことを目にかけてくれて、アドバイスもしてくれたし練習も面倒見てくれた。
数えきれないの恩があって、まだ返すこともできていなかったのに……
私は、逃げた。
美琴さんと向き合うことから逃げた。
まだ、夢をかなえることもできていなかった。その道の途中だった。
隣を走るってそう決めたのに……逃げた。
本当に、ごめんなさい美琴さん。
最高のパフォーマンスで最高のステージに立つ、その夢……叶えられませんでした。
裏切ろうって気持ちがあったわけじゃない。
むしろ私は、みんなを助けたかった。
助けるために武器をとって、思いっきり振りかざして……
_____いや、これも言い訳だよね。
- 474 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:52:45.31 ID:YOXWFtRz0
-
私はエゴで事件を引き起こしたんだ。
それを今更取り繕っても仕方がない。
殺人犯に許されるのは、自分の罪を悔いて首を垂れることだけ。
そして、死に行く者に許されるのは、遺される人に思いを託すことだけ。
私は、私のこの思いを託さなくちゃいけない。
____他でもない、【あの人】に。
- 475 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:53:53.54 ID:YOXWFtRz0
-
(……ねえ、ルカさん)
「なんだよ」
(どうせ私、これから死ぬんだし……一生のお願いってやつ使ってもいいですか?)
「……好きにしな」
(……美琴さんのこと、お願いします)
「……お断りだ」
(あはは、だと思ったー!)
「……お前の願いなんか背負って生きていくつもりは毛頭ねえよ。私はただ、私のやりたいようにやる」
「……その過程でお前の願いが叶ったんなら、そん時はお前自身の幸運を喜びな」
(……ちょっとかっこいいって思っちゃいました)
「お前に言われても嬉しくないんだよ」
(……ははっ、ですよね!)
「……だから、私はお前とは一切関係なく……この裁判を終わらせる」
「このイかれた学級裁判を終わらせて……私が私のために、未来を切り開く……!」
- 476 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 21:54:41.94 ID:YOXWFtRz0
-
【ルカ「生き残るのは……私だ!」】
-------------------------------------------------
【クロを指摘しろ!】
↓1
- 477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 21:58:38.41 ID:Pau9SU5i0
- にちか
- 478 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 22:01:27.66 ID:YOXWFtRz0
-
ルカ「……お前だ」
【解!】
ルカ「……そうかよ」
ルカ「お前がその気なら、乗ってやる。ただ、それだけだ。私はその後の保証はしない」
ルカ「てめェの気持ちはてめェ自身で伝えろ、人に任せるんじゃねえ」
ルカ「……私だって、絶対……そうするからよ」
にちか「はは……約束ですよ!」
美琴「……何を話しているの?」
ルカ「悪いな、美琴。……私は、私の正しいと思う道を選ぶ」
ルカ「風野灯織を殺した犯人は七草にちか、てめェなんだろ」
にちか「……」
愛依「え、えええええええええええ?!」
結華「に、にっちゃんが……!?」
- 479 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 22:02:30.53 ID:YOXWFtRz0
-
ルカ「犯人はあの停電の中で見事に被害者の心臓を一突きで貫いてみせた。それならそれ相応の準備が必要だ」
ルカ「確かに暗視スコープを使えば一発かもしれない。ただ、そんなのボディチェック以前に旧館に忍び込む以外で持ち込みようがないし、持ち込めた人間はいない」
ルカ「ならどうやって犯人は風野灯織の心臓を刺したのか……それはさっき言った通り夜光塗料を使ったんだよ」
ルカ「問題はその夜光塗料を犯人が何にどう塗ったのか、なんだけど……その答えを指し示すのが死体の状況なんだよ」
恋鐘「死体の状況……?」
夏葉「やっぱり、そういうことなのね……!」
(風野灯織の死体にはある一つの特徴があった)
(それが犯人が夜光塗料をどう使っていたのかを表す唯一絶対の証拠になる……!)
-------------------------------------------------
【正しい選択肢を選べ!】
発言力:♡×2
・死体は床に倒れていた
・死体は花飾りの上から胸部を貫かれていた
・直前に暗視スコープを使っていた
↓1
- 480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 22:08:41.10 ID:kR8WzFmv0
- 花飾り
- 481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/29(月) 22:09:00.24 ID:ChgQgZZzO
- 死体は花飾りの上から胸部を貫かれていた
- 482 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/11/29(月) 22:09:35.49 ID:YOXWFtRz0
-
ルカ「これだ!」
【解!】
ルカ「死因になった胸部の貫通痕。これは花飾りごと貫かれたものだったろ?」
ルカ「花飾りには夜光塗料が使われていた、つまり暗闇でもこれだけは光ってたんだよ。要は犯人はそれを目標にして凶器を振りかざしたんだ」
智代子「そ、そっか……だから胸につける花飾りだったんだね!」
智代子「必然的に心臓の前につけることになるから、それを目標にして貫けば絶対致命傷になるはずだよ!」
夏葉「……いえ、智代子。そうではないの」
智代子「あ、ありゃ?」
夏葉「思い返してちょうだい。もともとこの花飾りは千雪と果穂の思い付きで始めたものだったでしょう?」
恋鐘「ふぇ〜〜〜!? それやったら、千雪と果穂が犯人ばい?!」
千雪「え、ええ?! ち、違うわ……!?」
夏葉「もちろん二人は犯人なんかじゃない。もし二人が犯人ならすべての花飾りに彩色をする必要がない、むしろ混乱するだけなんだもの」
冬優子「それこそ暗闇の中であちらこちらが光って狙いが付けられなくなっちゃいますもんね……!」
夏葉「だからおそらく、犯人にとってあの花飾りは不測の事態だったはずよ。まさか自分が犯行用に用意していた夜光塗料をそんな風に使われるとも思っていなかった」
雛菜「じゃあ犯人は花飾りとは別で夜光塗料を使ってたんですね〜?」
あさひ「それこそ犯人は直接殺す予定の対象の胸元に塗料を塗りつけてたんじゃないっすかね。自分だけが分かるぐらいに少量で」
あさひ「で、停電が起きたらそこを刺すようにしてたんっすよ!」
摩美々「……ちょっと待ってよ、それってつまりー」
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