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安価とコンマで『剣と魔法のRPG』をイチから作る
- 132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:44:28.68 ID:5cgVLiAYO
- デュナミス家
人々の才能を見抜く分析魔法「ギフトセンサー」を使いこなす。
才能のある人間を要職や一族に迎え入れており、時折在野の天才がいないか各地を回っている。
使う魔法の影響で才能の無い人間に対して憐憫や軽蔑の感情を抱く傾向が見られる。
このままだと始まるまでに一ヶ月以上かかりそうだし、大国以外は主人公達がその国に入ってから設定を詰める程度でいいと思う
- 133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:44:39.40 ID:qN5vni000
- 主要王族・貴族の名称 ヴェローナ家
家系魔法 美術魔法『入魂』
特徴 絵画や彫刻など、著名な美術家を数多く輩出している名門
美麗族らしく至高の美を求め続けた結果、その答えを創作の世界に見出すようになり今に至る
家計魔法である入魂はその名の通り作った美術品に魂を与えて動かすことが出来るというものだが、響きが泥臭いためヴェローナ家の者達はこの名前を嫌っている
- 134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:46:26.25 ID:/bNPaBh/0
- 3
設定安価をするのはいいけど、一度に大量にやるのはやめようね
一つ一つ丁寧に掘り下げていくと良いと思うよ
- 135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:48:20.85 ID:gMqbKiM50
- 1の案かな
安価は国のトップだけに絞るとか
物語中で実際に寄ったり話題に上がるかはわからんし必要な時が来たら安価コンマで募集くらいでいいんじゃないの
- 136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:54:03.70 ID:EFfxzTN2o
- 2
既に決まったものが消えてしまうのも忍びない
- 137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 15:58:23.27 ID:BCuw0e710
- 1寄りの3かな 一度採用してしまった国と種族を減らすのは安価取った人たちに申し訳ないが、実際減らさないとままならない。半減する事自体は賛成
減らした分の国家・種族は過去の国家、伝説の種族として残すとか
- 138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 16:01:00.27 ID:9K9r7z0DO
- 2
- 139 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 16:10:44.12 ID:CrYFZIIJO
- 皆さん、様々な提案ありがとうございます。多数決の結果、基本的には>>129の2とします。
ただし、種族や国に関してはすぐに掘り下げはせず、主人公に関係するものから順に安価やコンマで決めていきます。
また、安価も下5までを最大とします。もっと欲しい時は分けて募集します。確かに安価やりすぎですよね。楽しくなっちゃって……。
一応、ここまで頂いた王族・貴族の安価は採用しています。いつ出てくるかは分からないですが。
ご意見本当にありがとうございました。安価の量は適切にしますので、これからもよろしくお願いします!
- 140 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 16:17:48.59 ID:CrYFZIIJO
- それでは、主人公を作成していきたいと思います。取り敢えず、設定の安価はこれだけなので、お付き合いください。実はこれも、各種族ごとに主人公作って操作しようとしてたんですよね……。このままいってたらヤバかったかもな。
では、主人公の安価を募集します。主人公の名前・性別・性格・容姿・特徴をお願いします。種族は庸人に固定。特徴は特技とか趣味とか好きなものとか、何でもいいので一つお願いします。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用。
- 141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 16:27:48.64 ID:ytcW1ofIO
- 名前 リース・ロートシルト
性別 男
性格 面倒くさがりだがなんやかんで情には脆いタイプ
容姿 白髪公式イケメン
特徴 庸人だが超能力を使えてサイキックでもないので魔法も使える二刀流
- 142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 16:28:50.85 ID:4esKX8xp0
- 名前リーフィア
性別女性
性格内気で気弱だが頑張り屋
容姿小柄で華奢な体格 銀髪のロングヘアを三つ編みにしている
特徴趣味は読書で自分で日記や本を書いたりする 世界中を回って世界の文化や歴史等を本に纏めるのが夢
- 143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 16:34:16.06 ID:qN5vni000
- 名前 ラーズ
性別 男
性格 今どきのチャラチャラした若者だが、根は心優しく真面目
容姿 長い赤毛を後ろで束ねた青年。腰には剣を差している
特徴 ある名うての剣士の家に生まれ、自身も一人前の剣士になるべく育てられたが父親と喧嘩して現在家出中
- 144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 16:41:19.24 ID:9K9r7z0DO
- 名前 ライシロ
性別男
性格無口
容姿 無表情で緑の髪の優男
特徴 王国の王族の側近
生まれた時から言葉を喋れないが、何故か親しい関係の人には考えていることや言いたいことが分かる不思議な体質
- 145 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 16:55:04.67 ID:MfWPdqo7O
- >>142を採用。主人公は、気弱だが頑張り屋なリーフィアさんです。逆境に映えそうなキャラクターですね。
では、リーフィアの家系魔法と戦闘力、魔力を決めます。
家系魔法の二字熟語か三字熟語を安価してください。造語でもオッケー。簡単に魔法の効果もお願いします。下3まで募集し、コンマの一番高いものを採用。
また、魔法は10種類の用途とレベルに分けられるんですが、ここは別に考えなくて大丈夫です。こちらで割り振るので、好きな熟語を安価してください。設定を全部頭に入れるのは僕だけでいいんです。
リーフィアの戦闘力と魔力は、このレスのコンマ十桁で戦闘力、一桁で魔力を判定。
なお、このスレは安価とコンマで何とかなるタイプのスレです。例えば敵と戦う際に、厳密に敵のHPを設定したりはしません。なので戦闘力や魔力も目安です。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用。
- 146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:00:54.69 ID:/bNPaBh/0
- 速読
- 147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:02:15.56 ID:EFfxzTN2o
- 文脈
- 148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:13:07.45 ID:9K9r7z0DO
- 記録
紙や本等等に人や物や魔法の情報を取り込み記録することができる
魔翌力を込めることで一時的に情報を実体化させて使うことが出来る
- 149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:14:15.62 ID:EFfxzTN2o
- >>147
効果を書き忘れたので追記。まあコンマ的には不採用だけど一応
文脈魔法:解釈の余地がある文章について、それがどれほど強固な文(公文書など)であろうと、その解釈を一方的に確定させることができる。この魔法によって確定した以外の解釈は誰も認知することができなくなる
- 150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:20:11.50 ID:/bNPaBh/0
- >>146
あっ、効果書かなきゃ駄目だったか、すまん
速読:魔道具等の情報を文字として見る事が出来、一瞬で読破し使用方法を熟知する
- 151 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 17:27:36.36 ID:ppWRKCzkO
- >>146を採用。リーフィアの家系魔法は『速読』です。他の安価をストックしておいて、後で使わせていただきたいと思います。そうすれば安価減らせますからね。
最後の安価です。本スレの『剣と魔法のRPG』での最終目的は「戦乱の世を平和にする事」です。要は戦争を止めたり、起こった戦争を早めに終結させるなどが目的となります。リーフィアは、この激動の世の中に巻き込まれていきます。
そこで、リーフィアの物語がどこから始まるかを安価します。どの国にいて、今どんな状況なのか。
もし今ある国から選ぶ場合は、国の名前は>>47-48から選んでください。大国を選んでいいし、それ以外の村でも構いません。
状況は平和でもいいし、殺伐としててもいいです。そんなにガッツリ書かなくても大丈夫です。どんな状況でも彼女は運命に巻き込まれていくので。
↓3まで募集。コンマの一番高いものを採用
- 152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:30:29.71 ID:YKiqfWQe0
- 田舎臭いグリンシルトの出身で、
いま大国に渡って魔術を勉強中
- 153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:35:03.95 ID:BCuw0e710
- アルカンレティア 「大国」からの亡命者達に溢れ混沌とした状況、治安は低下し、国は警察機構を強化し統制を強めつつある
- 154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:42:23.81 ID:9K9r7z0DO
- グリンシルトとアルカンレティアの国境付近
状況は平和
- 155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 17:43:12.34 ID:xuljqfsf0
- 大国
学術国家からの留学生として首都に来た
- 156 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 17:48:47.01 ID:3ZWwTe81O
- >>153を採用。リーフィアはアルカンレティアの人間で、現在は“大国”からの亡命者で混沌としているようです。
ここまでありがとうございました。では、少しだけ物語を進めていこうと思います。長くなる可能性が高いですが、設定がざっくり分かっていれば楽しめるようなスレを心掛けます。よろしくお願いします!
- 157 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 18:20:24.70 ID:5VrGv0zRO
- 【物語の始まり───自由の国・アルカンレティア】
怒号が聞こえる。また誰かが暴れているのだろうか。このところ、毎日そんな感じだ。
リーフィア「こっちに来ないでね……」
そう小さく呟く彼女は、リーフィアと言う。趣味が読書の内気な少女だ。
彼女の住む国・アルカンレティアは、自由の国を標榜している。そのため、各国から亡命者が絶えない。もちろん、それは悪い事ではない。行き場の無い人に居場所を提供するのは、人間として当然の事だ。
問題は……最近、その数が多すぎる事である。
リーフィア「やっぱり……大国からのだよね……」
『大国』。アルカンレティアの隣国。世界で一番の影響力を“持っていた”国。現在はかなり衰退しており、昔の繁栄は見る影も無い。
その『大国』からの亡命者が、明らかに増えているのだ。相当酷い状況なのだろう。前に一度目撃した事があるが、身なりもボロボロで、何とか逃げてきたというような人ばかりだった。
そのせいで、最近のアルカンレティアは治安が悪い。警察が何とか頑張っているみたいだけど……元々この国の警察などの機構は弱めだ。いくら強化しているからと言っても、限度があるだろう。
リーフィア「……これからどうなるのかな……」
『大国』だけではなく、波乱を生みそうな国はたくさんある。戦争だけは起きないでほしいものだが……。
リーフィアは溜め息を吐き、読んでいる本を閉じた。実は彼女の家系魔法を使えば本など一瞬で読めるのだが、彼女はそれを良しとせず、魔法を使わないでじっくりと読む。
本を読み終わった彼女は、ある行動を取る事にした。
・下から一つ選択してください。
1.学校に行く。
2.図書館に本を返しに行く。
3.お昼寝する。
4.騒動が起きていた場所に行っている。
5.その他。どんな行動でも可ですが、明らかにあり得ない場合は無効です。
↓2
- 158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:22:54.13 ID:C+ApayFdo
- 3
- 159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:22:54.96 ID:BCuw0e710
- 3
- 160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:22:58.71 ID:9K9r7z0DO
- 2
- 161 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 18:30:20.07 ID:W+YQvjgIO
- >>159を採用。
リーフィア「……ねむい」
そう、昼寝である。
昨日夜更かしをしてしまったリーフィアは、今とてつもなく眠いのだ。まだ日は明るいが、たまにはそんな時間に眠ったって良いだろう。
リーフィア「おやすみなさい……」
リーフィアはモゾモゾと寝間着に着替え、ベッドに入った。
・リーフィアはお昼寝中ですが、何かが原因で起こされてしまいます。何があったのでしょう? 自由に安価してください。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用。
- 162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:34:16.19 ID:YKiqfWQe0
- 害虫が出た
- 163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:35:00.33 ID:qN5vni000
- 怖い夢を見た
- 164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:35:47.54 ID:ytcW1ofIO
- 水ぶっかけられた
- 165 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/11(月) 18:38:59.27 ID:W+YQvjgIO
- >>164を採用したところで本日はここまでです。ありがとうございました。まだまだ本当に始まりですね。
多分これからも細かく安価は出すと思うので、よろしくお願いします。
- 166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:40:26.74 ID:BCuw0e710
- 乙
- 167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:43:26.26 ID:4esKX8xp0
- 乙です
- 168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:45:17.61 ID:9K9r7z0DO
- 乙
2レスで水ぶっかけられる主人公の明日はどっちだ
- 169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 18:54:01.29 ID:D4I6Ha9wO
- 乙
これから物語が始まるワクワク感よ
- 170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/11(月) 19:03:00.91 ID:C+ApayFdo
- おつ
- 171 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 13:10:04.90 ID:YUv2s4GuO
- おはようございます。
それでは、リーフィアが水をぶっかけられるところから始めます。無防備な人に水を掛けるのはダメだと思います。
- 172 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 13:11:01.03 ID:YUv2s4GuO
- ザパァッ!!
リーフィア「……!!?」
突然の冷水に、リーフィアは飛び上がる。
いくらここがアルカンレティアの首都……水の都だとしても、寝ているところにいきなり水を掛けられるなんて事は普通無い。
リーフィア(だ、誰!? 何……!?)
・リーフィアに水を掛けたのは誰? 関係性を下から選択してください。
1.家族
2.友人
3.学校関係者
4.近所の人
5.警察や国の者
6.赤の他人
7.それ以外。あまりにも無さすぎる人は無効。
↓2
- 173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 13:26:34.12 ID:lQvyAnwpo
- 5
- 174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 13:28:31.67 ID:84WwJLnh0
- 5
- 175 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 13:42:36.34 ID:XGzNfZDcO
- >>174を採用。リーフィアの元に警察または国の人間が来たようです。
それではキャラクター安価です。現れた人間の名前・性別・年齢・種族・職業・喋り方・来た目的を安価してください。
種族は硬人・天翼族・美麗族・灰仙・舞踏族・機人・サイキック・庸人・獣人から選んでください。職業は警察や国などに関係していれば何でも。
↓3まで募集。コンマの一番高いものを採用。残り2つもストックしておきます。
- 176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/12(火) 13:49:55.80 ID:VGFkwlXI0
- 名前:朧
性別:女
年齢:129(庸人で言えば12)
種族:灰仙
職業:国家公認暗殺者
喋り方:老人のような口調
来た目的:暗殺
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 13:52:21.03 ID:lQvyAnwpo
- 名前:クラウス・フォン・メイザード
性別:男
年齢:25
種族:サイキック
職業:国家中央暗部エージェント
喋り方:〜だ、とお堅い命令口調
来た目的:外国で古代兵器が出土したため、リーフィアの家系魔法を狙った賊から護るため来た
- 178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 13:52:24.56 ID:1lA9D17l0
- 名前 マト・カノ
性別 女
年齢 32
種族 庸人
職業 巡査
喋り方 「(丁寧語な口調)〜っす」
来た目的 暴徒化した亡命者からの避難誘導(水をかけたのは中々起きなかったため)
- 179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 13:52:54.78 ID:84WwJLnh0
- 名前 ジェイド
性別 男
年齢 25
種族 サイキック
職業 警察官
喋り方 淡々としている
来た目的 近くで起きた殺人事件の捜査
- 180 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 14:42:22.91 ID:tBYKKjv8O
- ・>>176を採用。リーフィアの暗殺に来たようですが……?
リーフィアに水を掛けたのは……小柄で灰色の髪を持つ少女だった。少女は小さな樽を投げ捨て、顎を触る。
オボロ「ふぅむ……イカンのぉ。そんなでは儂だけでなく、そこらのチンピラにも殺されてしまうぞ」
リーフィア(は……灰仙の女の子!? 何でここに……!?)
灰仙。灰色の髪をした小柄の長命種。目の前の少女も、見た目は12歳くらいに見えるが、おそらくその10倍は生きているはずだ。見た目で侮るのは危険である。
オボロ「おっと……動くでない」ピッ
リーフィア「うっ……!」
突き出されたのは、短刀。切先はリーフィアの首元に向いている。
オボロ「少しでも動けば、お主を殺す。ああ、会話は許可するぞ」
リーフィア「あ……あなたは、誰? どうしてこんなところに……」
オボロ「儂の名はオボロ。字はこのように書く」
そう言って、オボロは空中に指で文字を書く。魔力で実体化した「朧」という文字に、リーフィアは見覚えがあった。
リーフィア「それ、古代文字の……?」
オボロ「ほう……なかなかどうして教養のある。賢いという話は本当のようだのぉ」
オボロはニヤリと笑う。
オボロ「どうしてとも聞いたな。答えてやろう。儂は、お主を殺しに来たのじゃ」
リーフィア「こ、殺し……!?」
一体どういう事なのだ。全く身に覚えが無い。
リーフィア「……で、でも、じゃあ、どうして?」
リーフィア「どうして……水を掛けたりしたの?」
殺す事が目的なら、わざわざ殺す必要は無い。寝ているところで首を掻き切ればいいだけだ。
オボロ「……やはりお主は賢いのぉ。それに冷静じゃ」
オボロ「理由は簡単じゃ。お主が無防備すぎるからよ」
リーフィア「む、むぼ……?」
- 181 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 14:43:50.39 ID:tBYKKjv8O
- オボロ「儂は国から認められた暗殺者じゃ。今回も国から依頼され、お主を殺しに来た」
オボロ「ところが、いざ来てみると、暗殺対象とは思えぬほど無防備ではないか。警護もいないしの」
オボロ「そこで、この任務は本当に適切なのか……そう考えていたところなのじゃ」
リーフィア「……そ、そんな事していいの?」
オボロ「なんじゃ、殺されたいのか?」
リーフィア「ち、違うよ! でも……」
オボロ「ふん、儂は優秀な灰仙じゃぞ? 暗殺者として信用を失うのはちと痛いが、人生千年、いくらでもやりようはあるわい」
リーフィア「そ、そう……」
どうやら、少なくともすぐに殺される事は無さそうだ。
リーフィア「……じゃあ、誰に依頼されたのか、教えてくれたりする……?」
オボロ「ん? ああ……そうじゃな、構わんぞ」
・オボロに暗殺の依頼をした国は? つまり、オボロがどこの公認暗殺者かという事です。
1.アルカンレティア
2.『大国』
3.それ以外(>>47-48から選んでください)
↓2
- 182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 14:47:20.76 ID:QlpTWlrA0
- 3フレイヤ王国
- 183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 14:47:26.03 ID:J7SoX2bDO
- 2
- 184 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 15:37:49.28 ID:FJavggyAO
- ・>>183を採用。全然関係ないんですが、めっちゃID変わる。
オボロ「『大国』じゃ」
リーフィア「た、大国……!?」
最近アルカンレティアの、頭を悩ませている『大国』。今でこそ衰退しているが、世界の中心と言っても過言ではなかった『大国』。
そこが、何の特徴も無い普通の少女である自分を殺しに来たというのか?
リーフィア「な、何で……」
オボロ「はて……何でじゃったかのぉ……」
・『大国』がリーフィアを狙う理由とは何でしょう? 自由に安価してください。
↓3まで。コンマの一番高いものを採用。
- 185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 15:46:54.65 ID:kw2UrVIL0
- リーフィアが大国先王の庶子であるため
- 186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 15:47:56.56 ID:lQvyAnwpo
- 外国で出土した古代兵器を動かせる可能性があるのはリーフィアの家系魔法のため、起動させられるくらいなら殺してしまおうと
- 187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 15:49:23.70 ID:QlpTWlrA0
- 王族の血縁者だから
- 188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 15:50:05.69 ID:OrQqryHDO
- リーフィアが歴史を知るために偶然発見した遺跡を調査していたが、実は大国にとって不都合な歴史又は遺物が眠っているため
- 189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2021/10/12(火) 15:57:02.03 ID:VGFkwlXI0
- 水ぶっかけられて命狙われていきなり王族だと言われる女
- 190 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 17:20:15.52 ID:L5bbQEvYO
- ・>>187を才能。コイツぁ主人公だぜ!
オボロ「ああ! 確か王族の血縁者だからじゃったかの」
リーフィア「……へ?」
リーフィア「……私が?」
オボロ「そうらしいぞ。依頼主の関係者に強い探索家系魔法の持ち主がいるらしくての。そやつにやらせたから間違いないとかなんとか言ってたのぉ……」
リーフィア「…………」
リーフィア「いやいやいや……」
リーフィア(物心ついた時にはアルカンレティアの住人だった私が? 『大国』の王族?)
リーフィア「そんなわけ……ないよ。そんな、物語みたいな……」
オボロ「事実は小説よりも奇なり……そういう言葉があったの?」
オボロ「そもそも、それが事実かどうかは関係ないんじゃよ。お主は『大国』の王族を根絶やしにしたい奴らから狙われてるんじゃ。たとえ儂に殺されんとも、何度も命を狙われるじゃろうな」
リーフィア「そ、そんな……」
オボロ「……しかし、腹が立ってきたのぉ」
リーフィア「……え?」
オボロ「……儂が仕えていた国は、こんな何も知らぬ少女を殺すほど堕ちていたんじゃ。そんな国のために働いていたなど、ハラワタ煮え繰り返るわ」
リーフィア「オボロさん……」
灰仙には、性格によって髪色が変わるという特徴がある。利己的なほど黒く、利他的なほど白くなるのだとか。
だが、オボロの髪は灰色のままだ。利己的にならず、それでいて利他的にもならず、これまで生きてきたのだろう。
彼女は、常に中立を心掛けてきたのだ。物事を俯瞰で捉え、何をすべきなのか考えてきた人なのだとリーフィアは感じた。
オボロ「縁あって仕えていたが、このままでは儂も外道に堕ちてしまう……やめじゃ、やめやめ!」
- 191 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 17:20:56.25 ID:L5bbQEvYO
- オボロ「して、リーフィア」
リーフィア「は、はい」
オボロ「ただちにアルカンレティアを去れ」
リーフィア「えっ……」
オボロ「儂はこれから『大国』に行き、お主を殺したと嘘の報告をする。しかし、このままこの国にいては、その嘘はバレてしまうじゃろう」
オボロ「儂には契約魔法が掛けられていないからのぉ……おそらく本当に儂が殺したかどうか、確認する人間を送っているはずじゃ。儂ならそうする」
オボロ「それとも、命を捨ててまでアルカンレティアにいたい理由があるかの?」
リーフィア「そ、それは……」
・リーフィアがアルカンレティアを離れるかどうか。下から選択してください。
1.アルカンレティアから離れ、身を隠す。
2.とある理由からアルカンレティアを離れたくない(理由も安価してください)。
3.一度離れるけど、とある理由から必ず戻ってきたい(理由も安価してください)。
↓2
- 192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 17:25:06.20 ID:lQvyAnwpo
- 3読みかけの借りてる本をちゃんと返しに行く
- 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 17:25:34.87 ID:1lA9D17l0
- 3 まだ解読できていない稀書があるから
- 194 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 20:41:01.98 ID:mExf38ZpO
- ・>>193を採用。
リーフィア「……分かり、ました」
リーフィア「でも……いつか必ず帰ってきます。まだ読んでない稀書があるんです……!」
オボロ「……えらく本好きじゃのぉ」
オボロ「善は急げじゃ。すぐ出発するぞ」
リーフィア「え……オボロさんも来てくれるんですか?」
オボロ「これも縁じゃ。アルカンレティアから出るくらいまでは手助けしてやるわい」
リーフィア「わ、分かりました……! 少し待っててください……!」
そう言うと、リーフィアは手当たり次第に変化魔法『縮小』を近くの本に掛ける。こうして移動魔法『収納』が掛けられた鞄に入れれば、どんな量の本も持っていけるからだ。
オボロ「……そんなに持っていく気か?」
リーフィア「どれも手放せません……!!」
・これからリーフィアはアルカンレティアを逃げ出します。その間に何かが起こるでしょうか? 自由に安価してください。内容は何でも構いません。大きな事でも小さな事でも。
↓3まで。コンマ50以上で発生。発生しないと無事に検問所に行けます。
- 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 20:51:16.42 ID:QlpTWlrA0
- 迷子の子どもに懐かれた
- 196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 20:54:34.18 ID:kw2UrVIL0
- アルカンレティア防衛義勇軍募集の張り紙。異国民を追い出して祖国を守ろう!
- 197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 20:55:10.91 ID:lQvyAnwpo
- なんかワープ屋さんと出会った
- 198 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 23:43:34.22 ID:5Bjbf2ibO
- ・>>197を採用。時間空いてすいません。
オボロ「よし……では、行こうかの」
リーフィア「あ……でも、私、出国手続きとかしてないです……」
オボロ「何を言うか。そんなもん要らん」
オボロ「儂にはとっておきの秘策があるんじゃよ」ニヤリ
リーフィア「……?」
- 199 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/12(火) 23:45:48.47 ID:5Bjbf2ibO
- リーフィアが連れられたのは、町中から外れた裏路地だった。ここはスラムとまでは言わないものの、治安が悪い現在、迂闊に立ち寄って良い場所ではない。
道端には浮浪者が何人も寝ている。そんな中、オボロは何の躊躇も無く、一人の浮浪者に声を掛けた。
オボロ「おい、ワープ屋。出番じゃぞ」
ワープ屋「あー……?」
“ワープ屋”と呼ばれた男は、無精髭の生えた顔を上げた。大きな欠伸をして、軋んだ髪を掻く。
ワープ屋「何だい、またお前さんか。俺ァ婆さんは趣味じゃねーんだが」
オボロ「殺すぞ」
ワープ屋「冗談、冗談。すぐやるよ。そこのお嬢ちゃんもかい?」
リーフィア「え、えっと……」
オボロ「あぁそうじゃ。早くするんじゃよ」
ワープ屋「わーった、わーった……」
そう言うと、その男は手の平を光らせ始めた。
ワープ屋「ほい、手ェ繋げ」
リーフィア「えっ」
オボロ「大丈夫じゃ。見た目ほど汚くは無いぞ」
ワープ屋「ひでーのなー」
リーフィア「じゃ、じゃあ……失礼します……」
オボロが言うのだから、何か考えがあるのだろう。そう思い、リーフィアは“ワープ屋”の手に触れた。
その瞬間。
ギュオン……!!!
リーフィア「……!?」
リーフィアは、体が歪む感覚と強い浮遊感を感じた。
そして、気がつくと……そこは全く知らない場所であった。
・リーフィアはアルカンレティアから他国の入口にワープしています。どこにワープしたのでしょう。>>47-48から選択してください。今回『大国』は無しです。
↓1
- 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 23:46:15.19 ID:QlpTWlrA0
- グリンシルト
- 201 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 00:04:20.62 ID:4+VQce+KO
- ・>>200を採用。
リーフィア「こ、ここは……?」
リーフィアの眼前には、驚くほどの緑が広がっていた。森に草原、小川などの豊かな自然で溢れている。
ワープ屋「グリンシルト。アルカンレティアの隣国だよ。つっても、グリンシルトは無駄に広いからなー。アルカンレティアから中央に行くには一週間はかかるな」
オボロ「それを此奴は一瞬で移動したのじゃよ。家系魔法の『転移』でな」
ワープ屋「俺ァそれで生計立ててるもんでね」
ワープ屋「んじゃ、また何かあったら言ってくれや!」
そう言うと、“ワープ屋”は一瞬で目の前から消えた。
- 202 : ◆0UPy0Q6GXwAs [sage]:2021/10/13(水) 00:05:06.38 ID:4+VQce+KO
- リーフィア「…………」ボーッ
オボロ「何じゃ、そんな呆けた顔をして」
リーフィア「いえ、その……急にこんな事になって、混乱してて……」
オボロ「……まぁ、それはそうじゃろうな。可哀想よの、何も分からぬままこんな事に巻き込まれるのは」
オボロ「そんなお主にプレゼントじゃ」
オボロはリーフィアの肩を掴み、何やら唱えた。そうするとリーフィアの体が光り、やがて収まる。
リーフィア「これは……?」
オボロ「儂の強い魔翌力で『偽装』を掛けた。これがあれば、お主は暗殺を依頼されたリーフィアだとはバレぬし、今まで通りの身分証を使っても足がつかん」
オボロ「……せめてもの餞別じゃ。受け取れ」
リーフィア「あ……ありがとうございます!」
リーフィア「私……実は旅をするのが夢だったんです。良い機会なので……旅人になろうかなと思います」
オボロ「ふむ、落ち込まぬのは良い事じゃ。その意気じゃぞ」
オボロ「……では、達者でな」
リーフィア「はい……! 本当にありがとうございました……!」
- 203 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 00:05:37.21 ID:4+VQce+KO
- そうして、リーフィアとオボロは別れた。
突然アルカンレティアを離れる事となり、訳の分からない状況に巻き込まれたリーフィア。
これから彼女は、どんな出来事に巻き込まれていくのだろうか……。
- 204 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 00:06:30.47 ID:4+VQce+KO
- オボロ「…………」
オボロ「……ふぅむ。良い子じゃ。良い子じゃが……人を信用しすぎじゃのぉ……」
オボロ「儂が本当の事を言っとるとは限らんではないか。警戒心がまるで足りん」
オボロ「あれで大丈夫かのぉ……まぁ、見ていくしかないか……」
オボロ「全く……」スッ……
オボロは自身の髪に触れる。そして、ゆっくりと上から下に撫で付けた。
オボロ「まんまと儂の髪の毛が灰色だと思ってくれたようじゃのぉ……」
彼女の髪の毛は変色してゆき、綺麗な『白色』になった。
オボロ「ククク……これからどうなるかのぉ……?」
そして彼女は、一瞬でグリンシルトの草原から姿を消した。
- 205 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 00:08:32.42 ID:4+VQce+KO
- 本日はここまでです。ありがとうございました。
いきなりアルカンレティアを離れ、グリンシルトで過ごす事になったリーフィアさん。マジでどうなるのかな。それでは、おやすみなさい。
- 206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:14:50.91 ID:f3ZJAaZ30
- 乙でした
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:16:13.32 ID:u5dmetQmo
- 乙乙
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:16:20.22 ID:HVGNYZy10
- 乙でした
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:36:51.17 ID:GZL1nXzDO
- 乙
楽しみ
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:42:54.77 ID:xB7Xbuijo
- 乙
- 211 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 20:42:32.58 ID:fzpF1B62O
- おはようございます。始める前に、安価用のテンプレを貼ります。ここを見ればどんな種族や国があったかなどが簡単に分かるようにです。
【種族】
硬人・天翼族・美麗族・サイバーフェアリー・悪魔族・灰仙・風来鬼・舞踏族・魔女・機人・フィギュア・サイキック・庸人・ドラゴン・獣人
※硬人とサイキックは差別されがち。
※悪魔族とフィギュアは怖がられている。
※魔女は数が少ない。
※ドラゴンは数が少なすぎて、ほとんどの人間が存在を知らない。
【世界(左から右に行くほど辺境)】
・中央……『大国』、プリマス、アルカンレティア、グリンシルト、ダリアの洞(地下)、空中機動要塞ネメシス(上空)
・東部……ウェルス共和国、底都(地下)、極東島国
・西部……テトラゴノン首長連合、ファイル島
・南部……フレイヤ王国、科学都市、学術国家ヴェルズィテート、アーペガ聖共和国
・北部……大私帝国、神聖共和国、ヴィクルー共和国
【魔法の種類】
攻撃・探索・分析・移動・予知・治癒・錬成・守護・変化・契約
※予知魔法・治癒魔法は珍しい、または難しい。
- 212 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 20:44:16.98 ID:fzpF1B62O
- 【自然豊かな国───グリンシルト】
リーフィア「あ……! あった、城門……!」
オボロと別れたリーフィアは、街に向かって歩いていた。
グリンシルトは広大な土地に街が点在している。これは、豊かな自然をできるだけ破壊しないという配慮なのだとか。
そのため、グリンシルトの街は、一つひとつが小さな国のように作られている。目の前の城門がその例だ。
城門の近くに列がある。おそらくあの場所に検問所があるのだろう。
リーフィア(この街に入りたい人、たくさんいるんだ……どんな人達がいるんだろう……)
リーフィア「……そういえば……」
リーフィアは、別れ際にオボロから言われた事を思い出す。
- 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:45:18.72 ID:HVGNYZy10
- ありがたい。現状舞台は中央地域で纏まっているわけだ
- 214 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 20:47:27.85 ID:RFJGzE8/O
- オボロ「お主に掛けた『偽装』じゃが……簡単には破れん。お主は今、リーフィアでありながらリーフィアで無いのじゃ」
オボロ「その魔法があれば、お主が『大国』の王族である事を知る者に正体がバレる事は無いだろう」
オボロ「ただし……目立ってはならぬ」
リーフィア「……目立つ?」
オボロ「そうじゃ。目立てば目立つほど、その魔法は薄くなっていく。そして信じられないほど目立った時、その魔法は完全に解ける」
リーフィア「…………」ゴクリ……
オボロ「……とまぁ、脅したは良いが、お主の性格じゃ目立つ事もあるまいて。気楽に行くんじゃな」
リーフィア「は、はい……」
- 215 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 20:50:12.11 ID:RFJGzE8/O
- リーフィア(……目立たないように、気をつけないと。どんな人達がいるか、見るだけで……)
・並んでいる中で、目立っている人達がいます。どんな人達、或いは団体でしょうか。名前、性別、年齢、種族、職業、容姿、性格、どこから来たか、来た目的を安価してください。
・どこから来たかは>>211から選択してください。もちろん、それ以外でも可。団体で来ている場合は、職業か来た目的のところに明記してください。
・来た目的に「戦争をしに来た」や「街を襲いに来た」などを書いた場合、無効となります。まだそんな時じゃないので。
↓3まで
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:59:14.97 ID:HVGNYZy10
- 名前 ライオネル・ヒューマン
性別 男
年齢 33
種族 庸人
職業 軍人
容姿 ハンサムな色男
性格 爽やかで話し上手だが打算的で小賢しい
どこから来たか・来た目的
『大国』北部軍閥の幹部で、グリンシルトの軍事顧問に就任する予定。他国に干渉し北部軍閥の影響力を強める意図がある
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:01.11 ID:Q+pT8V/R0
- 名前 ギール
性別 男
年齢 不明(ぱっと見は20代前半)
種族 人間
職業 不明
容姿 冒険者らしき服装でボロボロのマントを纏っている。本人の見窄らしさとは対極に位置するかのような緋色の美しい両手剣を背負っている(これが何なのかは分からないが本能的に手放してはいけないと感じるらしい)
性格 温厚。いじられ気質
どこから来たか 不明(記憶喪失)
来た目的 あてもなく彷徨っていたら辿り着いた
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:23.97 ID:u5dmetQmo
- 名前 セラフ・ローエングラム
性別 女
年齢 1200
種族 ドラゴン
職業 旅人
容姿 メチャ美人
性格 適当自由人
どこから来たか 空から
来た目的 戸籍もパスポートもないけど観光させろと
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:00:47.60 ID:Q+pT8V/R0
- 種族のところ間違えた、不明で
- 220 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:43:01.93 ID:nJt+RBoMO
- ・>>217-219を採用。今さらですが、この世界では基本的に「名前・名字」になります。
リーフィア(商人隊や観光目的の人達が多いけど……気になるのは、あの辺りかな……)
検問所職員女「すいません、こんなにお待たせしてしまって……」
ライオネル「はは、大丈夫だよ。いくら僕が『大国』から来た軍事顧問だと言っても、検問で特別扱いはできないだろうからね」
検問所職員女「本当にすいません……」
ライオネル「しかし……この国は本当に自然豊かだねぇ。軍閥の幹部なんかしていると気が滅入るからさ、本当に癒されるよ」
検問所職員女「あ、ありがとうございます……!」
ライオネル「その分、軍事的には脆弱だけどね」
検問所職員女「あ……は、はい……」
リーフィア(た、『大国』の人間……!? しかも軍閥って……!)
現在、荒れている『大国』の国内には、3つの派閥がある。一つは、王族とその関係者。もう一つは、悪魔族を後ろ盾にする反乱軍。
そして最後の一つが……『大国』北部を支配する軍閥だ。
現在、この軍閥が一番力を持っていると言えるだろう。軍事的には強力なのはもちろん、王族が頼らない今、軍閥は国内に期待を寄せられている。
リーフィア(でも、グリンシルトの軍事顧問って……確かにグリンシルトには軍事のイメージは無いけど……)
軍閥が対外的な影響力も行使し始めた……という事なのだろうか。
- 221 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:45:02.19 ID:RbjuNkhvO
- 検問所職員男「……名前は?」
ギール「えっと……ギール、かな? 多分」
検問所職員男「多分?」
ギール「いや……分かんないんですよ。俺、なんか記憶喪失みたいで……」
検問所職員男「……怪しいな」
ギール「い、いや! 本当なんですって!」
検問所職員男「すまんな、こちらは疑うのが仕事だ。何か身分証になる物は無いのか?」
ギール「うーんと……」ゴソゴソ……
ギール「……飴玉なら」
検問所職員男「……入国拒否、と」
ギール「ま、待って! 頼みますよ! 俺もう色んなところで入国拒否食らってるんです! 行くあてが無いんですよ!」
検問所職員男「そうか……それは大変だったな……」
ギール「! じゃ、じゃあ……!」
検問所職員男「入国拒否だ」
ギール「どうして!?」
検問所職員男「それが検問所だ」
リーフィア(……記憶喪失、かぁ)
リーフィア(確かに怪しいけど……悪い人では無さそうだなぁ……)
- 222 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 21:47:54.17 ID:NDr3DcOGO
- セラフ「入国させてよ」
検問所職員新人「い、いえ! それはできないです!」
セラフ「何で?」
検問所職員新人「身分証が無いからであります!」
セラフ「いいじゃん」
検問所職員新人「良くないですよ!?」
セラフ「固い事言わないでさー」
検問所職員新人「決まりですから!」
セラフ「むう……」
検問所職員新人「そ、そうだ! どこから来たかは言えますか? その国に確認が取れれば、入国が可能です!」
セラフ「空から」
検問所職員新人「そら?」
セラフ「空」
検問所職員新人「……やっぱり入国させられません!」
セラフ「ケチくさいなー、そんなんじゃモテないよー?」
検問所職員新人「あ、怪しい人間を入国させる検問所職員の方がモテませんよ!」
セラフ「……確かに!」
検問所職員新人「ね!? そうでしょ!?」
セラフ「じゃあ、入れてよ」
検問所職員新人「何故!!?」
リーフィア(…………)
リーフィア(大変そうだなぁ……)
・リーフィアの行動、または他の人の行動を下から選択してください。
1.ライオネルが話し掛けてくる。
2.ギールに声を掛ける。
3.セラフが近づいてくる。
4.検問所で自分の番が回ってくる。
5.その他。自由安価。あり得ないものは無効です。
↓2
- 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:39.13 ID:GZL1nXzDO
- 3
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:41.75 ID:f3ZJAaZ30
- 2
- 225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:49.80 ID:62WSZKZBO
- かそく
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:48:52.39 ID:B/CujmEDO
- 3
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 21:49:35.24 ID:q99MQpA00
- やべーやつらが集まってて検問所の人たちの胃に穴あきまくりだな…
安価下
- 228 : ◆0UPy0Q6GXwAs [saga]:2021/10/13(水) 22:00:06.35 ID:CBK0Lhz4O
- ・>>224を採用。ギールに話しかけます。
リーフィア「……あのー……」
検問所職員男「ん? 何だ、まだ君の順番ではないぞ」
リーフィア「あ、いえ、そうではなくて……その人の事なんですけど……」
ギール「へ? 俺?」
リーフィア「え、えっと……」
リーフィア(悪い人じゃ無さそうだし、可哀想だし……何とかしてあげたいんだけど……)
リーフィアは、基本的にお人好しであった。
リーフィア(どうすればいいかな……)
・ギールを街に入れてあげましょう。その方法を下から選択してください。
1.自分の知り合いだと告げる(同時にどんな関係か安価してください)。
2.『偽装』でギールの身分証を作る(同時にコンマ判定。30以上で成功)。
3.一度勾留して判断するなど、入国できる現実的な方法を提案する。
4.その他。自由安価。リーフィアっぽくないものは無効です。
↓2
- 229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:00:28.14 ID:u5dmetQmo
- 2
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:04:04.14 ID:q99MQpA00
- 2
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 22:04:26.91 ID:HVGNYZy10
- 3
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