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【艦これ】龍田「私とあの人と……愛宕と高雄、とその他」
- 204 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2021/11/26(金) 22:52:52.97 ID:kOHOXo9J0
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< 内輪での外向き用 >
雲龍「じゃあ仕方無いからご期待にお応えして」
旗風「いえ、いいですから」
雲龍「バックでヤられているときに指をしゃぶらされる屈辱感でも説明する? 」
松風「いや、結構」
涼月「私にはできないことなので興味はありますね」
雲龍「そう? 」
涼月「まぁ、その辺りもRomaさん次第ですけれど」
雲龍「なるほど」
山城「えぇ……」
松風「……」
旗風「……」
Roma「何故かしら、最近妙に恨みがましい目を向けられる気がするの」
Littorio「Littorioも同じね。…………何故かは分かるしLittorio自身にはどうしようもない部類ですけれど」
- 205 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2021/11/26(金) 22:55:25.62 ID:kOHOXo9J0
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< カミングアウトにならないカミングアウト >
葛城「え? ペニバン? 使うけど」
天城「そ、そう……」
葛城「まさか手首突っ込むわけにもいかないでしょ? 生の男なんてもっと嫌だし」
雲龍「そうね」
葛城「あれはあれで男とは違う動きと感覚だと思うんだよなー。
ある意味ではただただ喘がせて奉仕しているわけだし」
雲龍「あぁ……そう言われると興味が湧くわ。
出るものは無いわけだし限界は体力そのものだけなわけだから」
葛城「で、私たちには事実上その限界は無いみたいなものだから。……お待ちしておりますよ? お姉様」
雲龍「ま、私はヤっても腰振る方しかやりたくないけれど。……天城? 」
天城「は、はい? 」
雲龍「さすがに後退りされると傷付くわ。初めての動きだとしてもすぐ慣れてみせる」
天城「…………」
葛城「普通は“ さすがにヤらないから ”とか言うとこだと思うんだけどなぁ……」
- 206 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2021/11/26(金) 23:00:08.49 ID:kOHOXo9J0
-
< 接収されたりはしないだろうが >
雲龍「あぁでも……そう……そうなのね」
天城「はい? 」
雲龍「いえね、ちょっと時間置いて本人がいなくなったら急に衝撃を受けたの」
天城「えーと、なんとかいうバンドのことですか? 」
雲龍「カマトト振るのもいい加減にしなさいよ」
天城「天城は断固として捨ててはいけない恥じらいというものがあると信じていますので」
雲龍「あ、そ……ニュアンス的に装着する側らしいけれど……いえ、この際そんなものはどうでもいいわ」
天城「はぁ」
雲龍「通販でしょう? 私たちはあの人のアカウントを通したりあの人の階級のお陰で抜け道があるけれどね」
天城「ええ」
雲龍「確実に検閲されるのが分かっていてもなお普通に注文できてしまう葛城に愕然としたの」
天城「…………嗚呼……」
- 207 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2021/11/26(金) 23:01:31.45 ID:kOHOXo9J0
-
ありがとうございました
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/26(金) 23:03:45.92 ID:pwlwFHeR0
- 乙
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/27(土) 02:10:08.79 ID:+xs1UgrXo
- お疲れ様です
今晩は寝れそうにない
まじやばい
- 210 :ちゃんと寝られたでしょうか…… ◆5z7C0EoTrg [saga sage]:2021/11/29(月) 22:20:46.28 ID:7qp1YV5V0
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< 眉一つ動かさずに >
提督「十一月二十九日がいい肉の日ならさ」
加賀「ぁむ……なんです」
提督「沢山食って程良く酔ったから呟いてるだけ。食ってていいよ」
加賀「……」
提督「でも反応くらいはしろ。……十一月三十日はいい竿の日だよなぁ、って」
加賀「お肉の翌日はお魚というわけね。期待しているわ」
提督「うん。…………下ネタスルーされるとちょっと寂しい」
- 211 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2021/11/29(月) 22:22:03.40 ID:7qp1YV5V0
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来月から本気出すたぶんきっとおそらく
なんか他に気分転換とかするといいかもしれなくもない気がします
また来ます
ありがとうございました
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/29(月) 22:38:19.07 ID:u48A4B290
- 乙 あまり無理せずに
- 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/30(火) 00:00:09.34 ID:rOv39e1mo
- お疲れ様です
せわしい時期になるから無理せずに
- 214 : 【凶】 [saga]:2022/01/01(土) 22:09:08.07 ID:afs4ttwa0
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十二月は本気を出すとはなんだったのか
2016年……吉
2017年……末吉
2018年……ピョン吉
2019年……凶
2020年……吉
2021年……吉
2022年……??
- 215 : 【吉】 [saga]:2022/01/01(土) 22:13:40.54 ID:afs4ttwa0
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< 本気と宣言する本気というもの >
提督「新年早々悪いんだけどさ」
愛宕「んー……? 」
提督「今年はなんか本気で生きられないかもしれない」
愛宕「いつもでしょ」
提督「そんなこと無いよ」
愛宕「でも本気で愛してもらったこと無い気がするし」
提督「そんなこと、無いよ。……本気に、させて? 」
愛宕「私たちでバトルロイヤルでもしてみればいいのね? 」
提督「本気で止めねぇとな。…………ふぅ」
愛宕「んー……? 」
提督「今年は一緒に温泉行ってくれれば、本気出す。この風呂も悪くはないけどさ」
愛宕「はいはい。……………………ぅうん……」
- 216 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/01(土) 22:15:31.07 ID:afs4ttwa0
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2016年……吉
2017年……末吉
2018年……ピョン吉
2019年……凶
2020年……吉
2021年……吉
2022年……凶
中吉とか大吉って存在してるんですかね……
今年も1スレが目標です
十二月みたいに消える可能性も割とありますが
ともあれ今年もよろしくお願い致します
ありがとうございました
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/02(日) 00:11:46.58 ID:Yvsziy700
- 乙 今年もよろしくお願いします
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/02(日) 21:45:39.47 ID:JmJEhlZCo
- あけましておめでとうございます
こんごともよろしく
- 219 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:05:27.91 ID:NnJAjArG0
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< 遅ればせながら新年を祝うにあたって昨年の思い出でも >
雲龍「地味にフェラゴムが難しいことに驚いた昨年でした」
加賀「……そう」
葛城「言いたいことが何かは分かるけどあれフェラゴムっていうの? 」
天城「口でゴムをつける、としか言いようが無いと思いますが」
雲龍「ま、名前はどうでも。取り敢えず、最初は難しかったのよ」
加賀「はしたない。…………赤城さん? 」
赤城「え、いや、なんというか……私って初心だったのかなぁ、とか、思わないでも? 」
- 220 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:08:11.59 ID:NnJAjArG0
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< 論理と想像の飛躍(意味は同じ) >
雲龍「空母一初心でありながら世界有数の面従腹背クズ女というのも中々に濃いキャラクタですね」
加賀「馬鹿、初心というのは擬態よ」
葛城「男を飼う赤城さんかぁ……」
天城「モグモグし始めても驚きませんよね」
赤城「あのですねぇ……」
- 221 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:14:40.43 ID:NnJAjArG0
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< 欲しいといえば欲しいような熨斗付けて返したいような >
赤城「でもですね、別に信じてくれなくても構いませんが純潔は保っているんですよ。
男にも女にも、この身体を許したことはありません」
天城「だから怖いんですよ」
葛城「しかも利になると思えば今すぐにでも娼婦にでもなれそうだし」
加賀「長く持てば長く保持する程強固になる鬼札ですものね。
赤城さんのイメージという分かりやすい武器の必殺」
雲龍「そこらのビッチな女よりも余程女を使っていますものね、この玉藻前」
赤城「それは当然でしょう? 出し渋り大事に取っておくものです、女なんてものは」
瑞穂「…………自他共に認める処女に力説されて説得力があるなんてもう意味が分かりませんね」
- 222 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:23:32.51 ID:NnJAjArG0
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< 解放 >
提督「毎回手頃な美少女食い殺して化けてんなら、ほら」
雲龍「膜も再生しようというものね」
赤城「ええ、ええ、そうですとも……はい」
加賀「実は千二百年程前は若藻と呼ばれていたのでは? 」
叢雲「あれ摩竭陀の雑さは兎も角として褒姒の辺りとかその後とか時系列があやふやでよく分からないのよね。
本当のところおしえてくれる? 」
赤城「お昼寝してたんです。人々の悪意を溜め込んで」
提督「……なるほど」
雲龍「……ほう」
加賀「……嗚呼」
叢雲「……恐ろしいものね」
赤城「いや、これボケ……ボケなんですってば、くだらないボケに大層な集団ボケで返さないでくださいよぅ……」
- 223 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:25:42.77 ID:NnJAjArG0
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< 何食べたい? >
提督「え、うーん……冷蔵庫を思い出して考え得る最適解は」
高雄「ええ」
提督「麻婆春雨に白米、中華スープ! 」
高雄「……叢雲さん」
叢雲「気分じゃない。あんたが気分変えなさい」
提督「はいよ。じゃあカルボナーラ。スープは絶対コンソメ」
高雄「心得ました」
叢雲「ふん。……あんたって」
提督「あん? 」
叢雲「なんでもいいとは絶対言わないわよね。内心そう思っていたとしても」
提督「ママ上殿の教育だな。なんでもいいとそれじゃ駄目でガチ喧嘩してから俺は変わった」
叢雲「馬っ鹿じゃないの……」
- 224 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:26:39.15 ID:NnJAjArG0
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< 極狭の針に糸を通した末路 >
提督「ただまぁ俺が女の子にそこそこストレス与えずに満足してもらえてるならママ上殿の教育が九割はいくな」
叢雲「一見素晴らしい女性に思えるけど……ある意味あなたの母親が元凶じゃない。こんなクズ男生み出した」
提督「……確かに」
- 225 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:29:11.76 ID:NnJAjArG0
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< やさぐれるというもの >
天城「思ったんですけどね」
雲龍「うん? 」
天城「あの人って女の子の泣き顔だとか痛がってる顔を見ながら楽しめる趣味が無いじゃないですか」
雲龍「残念なことね」
天城「はぁ。……で、雲龍姉様は本当に不快になるギリギリの痛苦が欲しい、と」
雲龍「そのラインを行ったり来たりする所まであの人を持っていくのが難しいのよ」
天城「ええ。……まぁ、そうであるのならつまりですね、姉様の演技にはまだ改善の余地があるのでは、と」
雲龍「なるほど……さすが天城ね。熟考に値するわ」
葛城「しねーよ……刹那の思考も要らないくらいのゴミみたいな価値さえねーよその流れ」
- 226 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:30:24.45 ID:NnJAjArG0
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< 正しく自業自得といえる >
天城「でもほら、あの人はあの人でストレスを無意識に解消できるかもしれないし」
葛城「いやいやいや……あの人クズ極まってるけどそういうタイプのクズではないから」
雲龍「あら、抱かれたことも無いあなたにあの人の何が分かるの? 」
葛城「あんたら馬鹿姉二人が心真っ黒に染めるまで焦がれてる相手が自分の女の不幸願うわけ無いでしょうが」
天城「…………なるほど」
雲龍「…………確かに」
赤城「そこで深く頷くのもあの人に失礼な気はしますけれどねぇ……」
- 227 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:31:22.14 ID:NnJAjArG0
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< 伝道師 >
提督「いや、水族館はいいぞ。デートならもう鉄板で構わない」
涼月「はぁ」
提督「ちょっと遠出できる上に海が近いから食事を普段より豪華にしても不自然じゃない。
場所によっては別のアクティビティもあるしラフな格好の方が映える」
涼月「色々考えてるんですね、意外でもないですけど」
提督「そう? あぁ、それになにより」
涼月「なにより? 」
提督「水族館は、楽しい! 」
涼月「はぁ」
提督「何も分かってない顔をしておるなお嬢さん。
行ってみ? Romaお姉さんと行ってみ? 世界、変わるよ? 」
涼月「は、はぁ……」
伊14「定期的に何かの回し者みたいになるけどこれなんなの? 何かの周期でもあるの? 」
伊13「知ら、ない……けど……でも、本気で楽しそうだよ……? 」
- 228 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:32:53.17 ID:NnJAjArG0
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< いや、でも本当楽しいと思うの >
伊14「姉貴……すーぐ詐欺師とかに騙されそうで妹は心配だよ? 」
伊13「そんな、こと、無いから……この人が、悪い」
提督「そんなわけあるか。水族館は本気で楽しいんだぞ」
涼月「まぁ、そんなに言うなら誘ってみますけど……Romaさんに運転してもらった方がいいでしょうか」
提督「その方が無難かな。免許は二人とも持ってるけどどうしても見た目年齢のことがあるし」
伊13「涼月さんなら、大丈夫な気も、しますけど」
提督「まぁな。……リードさせてやれってこと。
あいつはそういうの気にする方だから大事にしてやれ」
涼月「……なるほど」
伊14「今日一の頷きだよー……? なんでぇ……? 」
- 229 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:37:26.74 ID:NnJAjArG0
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< ふと逃げられると気付いて、そのまま >
愛宕「不思議よね。この人これでデート中は殆ど雑学喋り散らかしたりしないし」
高雄「こっちが訊いたとしても本当に丁度良いタイミングで打ち切ったり話変えるものね」
提督「…………」
Littorio「大分絶賛に近いと思いますけれど……そんなに聞いてほしいなら叢雲と旅行でもしてきては? 」
提督「喧嘩しそう」
叢雲「結局議論になるんだから今すぐここで始めようが水族館で始めようが同じね」
Littorio「そうですか。…………まぁ、いきなり二人で失踪されても困りますしね」
- 230 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:39:47.10 ID:NnJAjArG0
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< 期待の目 >
提督「まぁ、むーちゃんがデートしよ? って上目遣いで囁いてくれたら是非も無いけど」
叢雲「そんな薄寒いこと言う私なんてどこが楽し……心から楽しいみたいな顔やめてくれる?
これだけじゃなくて、あなたたち全員よ馬鹿ァ! 」
- 231 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:40:51.23 ID:NnJAjArG0
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< ヴゥゥゥゥ…… >
時雨「あのさぁ……横須賀鎮守府って一応は帝国でも有数の憧れ集めてる場所なんだけど? 」
鈴谷「まぁ、実際は人殺しのクズとか男女問わない色情魔とか大概なのばっかの魔窟だけど」
あきつ丸「不可解……いや、本当に不可思議極まるな」
鹿島「あら、またいつもの面子ですけど廊下の真ん中で突っ立って……うん? 」
大井「…………ローターって普通廊下の真ん中で震えているものなの? 」
那珂「知らないよそんなの……」
- 232 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:43:36.93 ID:NnJAjArG0
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< 暴露る恐怖の度合い≒快感 >
鈴谷「てーかそもそも皆これが何かは分かるんだね」
大井「まぁ……ここでカマトト振る度胸のある女の方が怖いわ」
那珂「川内ちゃんとかは割と怪しい気もするけどねー。……止めないの? 」
時雨「那珂ちゃんはこれ触りたいのかい? 」
那珂「全く」
あきつ丸「そうだな」
大井「じゃあ、放置? 」
鈴谷「放置でしょ」
鹿島「そうですね。……こうよく見ると妙に粘ついたような光沢もありますしプレイ中か何かだったのでしょうか」
- 233 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:47:19.30 ID:NnJAjArG0
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< 投げるな、置くな、跨ぐな >
雲龍「ぁ……」
提督「んだよ、ハッピー乳イヤーはヤったじゃねぇか。ずっと忘れててもよかったのに」
雲龍「どうせなら巫女コスをすればよかったかと思って」
提督「間に合ってる」
山城「間に合ってるわね」
扶桑「あの、私たちの戦闘衣は違いますけれど」
提督「ん? そうだね」
山城「……ええ」
扶桑「?? 」
雲龍「そう。……………………巫女さんな山城、か」
- 234 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:50:45.93 ID:NnJAjArG0
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< 無敵 >
雲龍「知ってる? 巫女装束っていうのは神聖なもので護符と同じなの。
巫女装束三原則なんてものもあるのよ? その一つに“ 置くな ”っていうのがあって
山城「すぐに畳みましたとも。脱いでから畳むまで命令されて」
扶桑「…………」
提督「いや、あの、えっと……うーん……」
雲龍「……」
山城「何か? 」
提督「嘘は言ってねぇけどもだな……双方盛り上がったプレイを恣意的に語るって露悪と悪意が過ぎるんじゃねぇのかなって」
- 235 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/01/10(月) 22:51:13.18 ID:NnJAjArG0
-
ありがとうございました
- 236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/01/10(月) 23:37:49.97 ID:CHrv1YSH0
- 乙
- 237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/02(水) 14:36:15.48 ID:6PQ92tHk0
- 春の保守
- 238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/03(木) 23:35:59.88 ID:O2oR64zc0
- 年表1〜3は提督「俺と、高雄と愛宕」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1479046877/)の>>654-656
年表4・5は愛宕「私とあの人と高雄」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511959941/)の>>634-635
年表6・7は愛宕「私とあの人と……高雄」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1545140645/)の>>338-339
年表8・9は提督「俺と……高雄と愛宕」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1581775360/)の>>146-147
年表10・11は提督「俺と……愛宕と高雄」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1607956251/)の>>376-377
年表12
21/03/17 横須賀:クソ映画耐久飲み会(提供大湊警備府)
21/03/18 それぞれの「結婚とは?」又はおかしさの根幹について 雲龍流男女平等 クソ映画信徒の会結成? 葛城のマジで・タイム “傷”についての話 アレな小噺
横須賀:速吸初登場 時雨の傑作な“事故” 秋雲が将校と作成した色々なランキングを発表
21/03/22 葛城着任辺りの回想と今現在 横須賀:瑞鶴傷心中 お目目ぐるぐるパーティー...
21/03/23 オオサンショウウオの映像を観たそれぞれの感想 麗しき(笑)雲龍型姉妹関係などなど 江風が泥酔(ベストコンディション)中...
21/03/24 後輩の結婚祝い選びから友人の恋愛対象の話へ... 雲龍が色々センチ 悪酔いした高雄が叢雲で遊ぶ(天丼芸:見たこと無いモノ)
21/04/01 雲龍の尊さ演出と江風(泥酔)の侮蔑... 漣を歪ませた犯人は? 雲龍の救い(掬い)
21/04/13 葛城が馴染んできた... 好きな戦国の三傑について 理想的なシチュエーション(ハジメテ?)を語る 焚き火で色々焼く 江風の親愛と龍田の親愛
横須賀:あきつ丸・時雨・の雑談(ブラウザ・陰毛のお手入れ) 速吸がツーアウトになった
21/04/21 天城の一日罰ゲーム(ミックス巻き)に扶桑も巻き込まれた 提督の偉大な言葉(?)と漣達の皮肉(女は星の数編)
21/04/22 提督と山城が横須賀へ(色々暗躍) 高雄・愛宕戸籍を貰う 横須賀:鈴谷のカレー論と大井の鈴谷特効 「大湊に遣れ」って夕立が上申して即却下された
21/04/23 提督の誕生日(艦これ八周年)
21/05/12 高雄の誕生日 結婚生活において大切なこと三つ
別の世界線のアレ→【艦これ】提督「カップサイズ幾つ? 」蒼龍「I だけど」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1626532734/)
21/07/17 雲龍の特殊獣姦プレイ(?) 天城のロック論 提督が人間兵器について疑問を呈する(再) 年を取ることについて 横須賀:あきつ丸・時雨(酔)・春雨の雑談(厨二表現)
21/07/19 デートにおける金銭感覚 あくまとのとりひき 漣に電気シェーバーが送られてくる... 初月・涼月の盗撮(対象加賀)と轟沈未遂 酷い暑さなので酒宴(天城暴走)
21/07/20 天城が引きこもる...「提督以外が参加してる」LINEグループを確認... 漣・明石が「月姫」で○○の好きそうなキャラを考える 昼食の鮪の漬けステーキ批評会
21/07/21 朝食にて叢雲作鯛の冷やし茶漬けが好評 高雄のサラシ・和柄のブラでの嘘吐き合戦
21/07/29 高雄の嫉妬 サンジョルディの妊娠が発覚...(雲龍が婿を捕まえてきた) “運”とゲームキャラになったら話 横須賀:鹿島が浴衣に着替えて...
21/07/30 明石が江風の愚行を思い出す 龍田に謎の連絡が 戸籍上の年齢話 胸が大きい利点とは? 横須賀:Aquila・あきつ丸の雑談(洋風鍋) アメリカンクラッカーの認知度
21/07/31 愛宕の長年の疑問(七草がゆ) 赤城の感性... 提督が訃報の連絡を受けて傷心...
21/08/02 江風のルール無用の自由人っぷり 『カチカチ山』の教訓から前科へ... 横須賀:Bismarck・Richelieu・Aquilのセッション
21/08/12 不機嫌な雲龍に皆が振り回される... Romaのドイツでの過去話 赤城のファインプレーから見えた鎮守府内序列
21/08/17 初月・涼月との雑談(スカート丈・民族系)→Romaがアオザイを縫ってたので涼月が着る 業務用のガスレンジを発注 横須賀:スイーツビュッフェ開催中(Bismarck案)
21/08/18 提督に客人 爪切り事情 警備府大奥物語 江風の悪気ない言葉と龍田の言葉遊び(対象扶桑) 横須賀:時雨・あきつ丸・鈴谷の雑談(常識・虫歯)
21/08/19 Littorio・Romaのオリーブの木栽培計画 夕食の為にフグ釣り 高雄・愛宕の取得資格が発覚 龍田の恋敵について
21/08/22 扶桑・山城・龍田の不毛な議論 加賀の剣舞に惚れ惚れ 提督が競馬で壊れた日... 横須賀:時雨・あきつ丸・浜風の雑談(胸)
21/08/24 Littorioを草原と馬とビールと理不尽な悲哀の似合う女の子にして提督を浄化中 乙女探し 横須賀:那珂・Polaテキーラ勝負(Bismarck案) 翌日の早朝に赤城来訪
21/08/25 提督が高雄にマン島TTに出たいと言った時の思い出(明石がノリノリで準備中) 愛宕がなりたかった女の子... 漣の誕生日イブ
21/08/28 コンビニのあんぱんから連想されたこと 大当たりの日又は赤城の擬態日 横須賀:Aquilaがやらかす...
21/08/29 一航戦の正道と邪道 個々の倫理感 提督がゲータレードが伝わらずショックを受ける... 雲龍のお願い 横須賀:ネクタイとスカーフによる多様性 秋雲のあきつ丸評
21/08/30 阿賀野の栗の木成長日記 ツッコミ不在の為公序良俗さんはお休み中 総旗艦について 提督の失言 江風の古傷抉り中 横須賀:時雨・あきつ丸の雑談(瑞鶴...)
21/08/31 海風の四葉のクローバー探し 龍田・高雄の雑談『サロメ』 07/29に迎えた婿猫の名前発表「エリザベト」 横須賀:時雨・あきつ丸の恋バナ?
- 239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2022/03/03(木) 23:38:32.50 ID:O2oR64zc0
- 年表13
21/09/01 明石の布石で昼食はラーメンに 漣主催雲龍さんの反応賭博【お互いの好きなところは?】で提督が犠牲に... 涼風と三笠さんの特技(?) 龍田が古参の明石に質問
21/09/02 提督・涼風・龍田の殺艦事件の想定から不測の事態へ... 横須賀:恐ろしい相関図が... 時雨・GZの密談 レズの日
21/09/03 それぞれの“朝” 阿賀野の下着の事で提督と旗風が頭を悩ます 漣の冗談から流れるように赤城への批難へ 雲龍が江風の我儘を聞き江風を妹()にしようとする...
21/09/04 教師と生徒についてのあれこれ ヤってるときの余韻?について 山城の条件反射又は共依存 横須賀:時雨・あきつ丸が戯れる
21/09/05 酒盗女は誰? 一航戦のレベルの低い誘導と能代の飯婦化 雲龍の季節外れの七夕
21/09/06 提督と加賀のノープランデート(外泊) 龍田と愛宕の譲れないもの又は嫉妬... 横須賀:時雨・あきつ丸・鹿島の雑談(罪深い人が選んだ最善ルートと嘗ての関係)
21/09/07 赤城の本気朝食編 前日のを引きずってる龍田が出先の提督に電話 横須賀:時雨・あきつ丸の雑談(空母群)
21/09/08 提督の永遠に見ていられるやつ 提督が引いたおみくじと山城の予想 赤城御膳と提督で提督が選ばれる 焼肉パーティーの裏で龍田と提督がピクニック中(同敷地内)
雲龍・赤城・加賀・葛城は寝たり起きたりを繰り返し朝まで 横須賀:時雨・あきつ丸・鈴谷・秋雲の雑談(おっぱい) 時雨・鹿島(・あきつ丸)の雑談(あきつ丸の良さ)
21/09/09 海風のお誘いと提督の開き直りと江風への被弾 Romaが涼月を採寸中に... 提督曰く大湊警備府は神だそうです 明石が指を落とす... 雲龍の馬鹿みたいな誘い方
一航戦はファミレスに行ってみたいそうです(葛城・叢雲・漣が巻き込まれる) 提督宛に届いたあんこうスティックが好評 提督と雲龍の“残暑払い”
21/09/11 ハートのタトゥーシールどこに張りたいか? 提督作ガッツリ飯(漣と一航戦食) 雲龍の発想力(海防艦編) 提督・高雄のコスプレかん 海風へ江風のとある提案...
21/09/12 提督の理想と雲龍(しまむら)の反応... 龍田復活? 時雨が提督に相談の電話 クウボトーク 女子校生妄想 江風の誘い受け? 提督のセックス感と愛宕の言葉選び
21/09/13 後輩が子供を連れてきて珍百景が 何故か大量にあった板チョコの“使い道”(涼月の期待と江風の逃走) 鎖骨酒への返答不要の疑問(涼月の期待その二)
21/09/14 提督にとっての死活問題と高雄・愛宕にとっての物凄くくだらない事 横須賀:時雨・春雨の雑談(BBAは幾つから?)
21/09/15 愛宕・扶桑が釣りに挑戦(サポ:明石・伊13・伊14) 提督・天城・葛城・叢雲・漣・江風でボウリングへ出かける(疑似家族?・ニューゲーム・谷間の話) 赤城の回想
21/09/15 【艦これ】龍田「私とあの人と……愛宕と高雄、とその他」(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1631714169/)
21/09/15 龍田の幸せで嫌な夢...
21/09/18 龍田・提督の夢(?) もやし炒めパーティー 龍田・提督の九年前のあの日 愛宕の龍田奪還計画
21/09/20 Humanismについてで全方位に喧嘩を売る 雲龍・高雄・愛宕のフェラの違いについてと旗風のアイデンティティー 横須賀:金剛・時雨の優しい&それっぽい会話
21/09/21 雲龍型のカラオケ(雲龍は歌い逃げ) 海風の江風・涼風にとっては理解しづらい話 色んな場所でそれぞれの中秋の名月
21/09/25 雲龍の誕生日
21/09/26 雲龍と朝から 大分のB級グルメと旗風のピュア芸 漣が雲龍にドン引きされる... 横須賀:時雨・あきつ丸・秋雲の雑談(伯爵の部屋)
21/09/27 飼いたい動物とサンのお土産の話から赤城が何を“ 使う ”のかの話へ(能代に流れ弾) 叢雲の誕生日 提督と叢雲が外泊
21/10/02 朝から提督にRomaが事後()報告 漣が気づいた将来又はいきなり脈絡無くぶっ壊れる 横須賀:時雨・あきつ丸・鈴谷・秋雲・大井の審議(朝カレー)
21/10/09 (雲龍の友人の)女性士官が来訪 山城が扶桑に躾けられてる為山城宛の書類が届かず 横須賀:夕立の上申が却下される 時雨・あきつ丸の雑談(季節外れの花火)
21/10/10 中近世のサロンのような日(キャラ・媚態について) ボーリング(09/15)での一幕がバレた
21/10/11 江風が提督に競馬を教わった 横須賀:時雨・あきつ丸・夕立・鹿島の雑談(駄洒落・ゲーム) 忘れられてる事
21/10/20 山城が罰ゲームで着せ替え人形に Littorio・高雄の雑談(祖国の血) 山城の面倒臭い女の子の日
21/10/22 父娘のほンわかした日常 雲龍との本能的(?)な日常 愛宕は揶揄う相手が増えて楽しいそうです 阿賀野の誕生日パーティー 妻たちの理想又は嫉妬について
21/10/24 雲龍のテンション下がる日(?) 提督・漣の深遠過ぎる問題 阿賀野が加賀からクマさんパジャマを貰う 娼婦と男娼の話 愛宕・山城の暇つぶし 雲龍の叶わない夢
21/10/25 提督の理想のネクタイ結び 子猫達が産まれてる事を確認 赤城さんへの天罰(?) 叢雲の頭をぶっ壊す魔窟っぷり
21/10/26 提督のお化け屋敷での思い出 明石の強さ 涼月が愛宕に相談と提督へのお願い 横須賀:時雨・秋雲・GZ・WSの噛み合わない話
21/11/22 涼月の相談事と崇高 提督と山城の試し事 横須賀:時雨・あきつ丸・秋雲・鹿島(悪酔い)の雑談(両性具有者)
21/11/26 雲龍型の猥談 横須賀:時雨・あきつ丸の雑談(WSの誕生日)
21/11/29 今日は何の日ッふっふぅ~♪明日は何の日ッはっはぁ~ん♪
22/01/01 新年の宣言
22/01/10 赤城=玉藻前説 ママ上殿の教育論 提督が涼月へデートのアドバイス 山城が双方盛り上がったプレイを恣意的に語る 横須賀:θヴイィィイィィ
22/03/03 (七周年)
- 240 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:47:07.24 ID:wV0LTTyh0
-
< お互いに先生って呼ぶっていうのは変かな? >
提督「先生と呼ばれる職業の人間が先生と呼ばれる職業の人間と付き合うとさ」
高雄「? 」
提督「自動的に先生呼びプレイができることに気付いた」
高雄「……」
提督「……」
高雄「……休憩、終わりですよ」
提督「うん。……ツッコミさえやめたらもう何も残らないと思うよ? ね? 」
- 241 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:48:01.74 ID:wV0LTTyh0
-
< 閣下呼びは兎も角大尉呼びしてもなんかね >
高雄「はぁ……」
提督「何その心底呆れたみたいな顔」
高雄「呆れているんですよ、心底。……でも」
提督「うん? 」
高雄「言いたくないですし考えたこともありませんけど私たちも大概主従プレイなのでは? 」
提督「なるほど。…………む」
高雄「や、考え込むような顔されてもですね……」
- 242 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:50:10.05 ID:wV0LTTyh0
-
< チョコ菓子ってこう本当にちょっとで満足するのはコスパが良いというのか >
高雄「チョコパイって美味しいですよね」
提督「え? うんまぁ……唐突だね」
高雄「ええ」
提督「…………」
高雄「…………」
提督「…………バレンタイン後の胸焼けまだ残ってる気がするレベルなんだけど」
高雄「消費期限が近いものが発掘されたので……」
- 243 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:51:47.22 ID:wV0LTTyh0
-
< 楽しませる側の方が楽しい >
提督「取り敢えず俺はもういい。終いには来年のバレンタイン禁止にするぞもう」
高雄「構いませんよ」
提督「うん? 」
高雄「その代わりホワイトデーも禁止ですからね」
提督「じゃあ禁止にしない。…………それが対抗になると思われてるっていうのもなんだかなぁ……」
- 244 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:54:19.15 ID:wV0LTTyh0
-
< あくまで自己申告です >
加賀「安心なさい。これくらいすぐに無くなってしまうわ」
赤城「山と積まれたチョコ菓子ですか……うーん、壮観」
高雄「はぁ」
愛宕「よかったじゃない。私たちは好きなのだけちょっと摘んでいればいいんだし」
高雄「……そうね」
提督「……まぁ、沢山食べる子好きだよ。俺も偏ってるけど料理好きだから喜んでくれるのは嬉しいよ」
愛宕「で、その心は? 」
提督「え、おっぱい大きい娘って基本沢山食べるじゃん……? 」
高雄「うーん……否定はできませんけれど」
愛宕「そこまで食べてたっけ」
加賀「割と微妙なところね」
Roma「いやいやいやいや……何を真顔で……」
- 245 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:56:50.30 ID:wV0LTTyh0
-
< 個人的に好きじゃないだけですが >
提督「俺まともに退役できたら作家になる予定なんだけどさ」
高雄「マンションの管理人と主夫と普通のサラリーマンとあとは何になる予定なんでしたっけ」
提督「まぁ、一応全部やってやれないことは無いじゃん」
高雄「それはそうですけれど」
愛宕「うーん、まずは新人賞からね」
提督「うん。……でさ、続編出したとして絶対に子供世代メインとかはやらないつもりなんだ。
というかさっきそう心に誓った」
愛宕「あ、そう……? 」
漣「何を読んだのか観たのか。候補が多過ぎますねぇ……」
- 246 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:58:00.17 ID:wV0LTTyh0
-
< 重厚なファンタジー官能小説とか転がってたらおしえてください買います >
愛宕「というか物語なわけ? ノンフィクションとかエッセイじゃなくて」
提督「なんで辞めた後も軍のこと考えなきゃなんねぇんだよ」
愛宕「そうかもしれないけど」
漣「モテモテハーレム系のなろう系とか描いてもノンフィクションライクになりますがぁ? 」
愛宕「まぁ……そうね」
提督「…………」
- 247 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 22:58:37.92 ID:wV0LTTyh0
-
< 媚び啼き >
雲龍「あれがオスに媚びているサンですよ」
加賀「くっ……」
葛城「なにあれ」
天城「ある意味でサンに恋している加賀さんの心を圧し折る姉様? 」
葛城「ちょっと何言ってるか分かんないんだけど……」
- 248 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:00:11.14 ID:wV0LTTyh0
-
< 好きになった順番とか深さとかじゃなくてただ単純に >
葛城「サンがエリザベス選んで番になったんだからもうどうしようもないじゃん? 」
加賀「あなたそれ私含めて姉二人にも言える? 」
葛城「や、えー……えぇ……? 」
- 249 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:01:54.16 ID:wV0LTTyh0
-
< 茶会を横目に見つつ時折溜息など吐いてみたりするも >
提督「やっと最低限終わった。……君らさ」
雲龍「? 」
天城「? 」
愛宕「? 」
提督「一応名目上は部下なんだから働く上官の前では口より手動かせば? 」
愛宕「私が判捺せるものは終わらせたし」
天城「命じられればやりますが」
雲龍「今日は口より手でしてほしいのね? 」
提督「違う、そうじゃない」
- 250 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:02:58.11 ID:wV0LTTyh0
-
< 思い立ったが >
提督「んー……そういやちょっと実家帰ってくるわ。新年度関係の諸々も粗方終わらせたし」
愛宕「はいはーい。何日くらい? 」
提督「一週間くらいかな。友達にも会ってきたいし」
愛宕「りょーかい。全権委任は高雄でいいのね? 」
提督「いいんじゃない。別にお前でも加賀でも誰でもいいんだけど」
愛宕「非常時の連絡体制だとか全部理解してるのが高雄しかいないから無理でーす」
提督「あ、そう……じゃ、そういうことで」
愛宕「うん。…………うん? 」
- 251 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:05:50.08 ID:wV0LTTyh0
-
< 明日も一緒だと思っていたのに >
高雄「いくらなんでも急過ぎませんか」
提督「ん、悪い」
高雄「悪いと思うなら……いえ、別に悪くはないけれど」
提督「まぁまぁ。今日はまだいるから許して」
高雄「お弁当は? 」
提督「つくってくれるなら喜んで貰う」
高雄「かしこまりました。……ところで」
提督「あん? 」
高雄「しっかりと予定を組み立てられる少将閣下はお弁当箱の中がチョコ菓子でも文句は言わないのでしょうね」
提督「え、いや、あのさ……根に持たないでくれよマジで。泣くよ俺」
- 252 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:08:29.51 ID:wV0LTTyh0
-
< 含むところなんて欠片程も御座いませんとも >
漣「気が強いくせに」
叢雲「あん? 」
漣「打たれ弱い女の子って好かれやすいよね。男には」
叢雲「ここには誰もいないわね」
漣「そうだね」
叢雲「ええ」
漣「…………」
叢雲「…………」
漣「…………」
叢雲「…………」
提督「……会話下手かお前ら」
- 253 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:10:17.75 ID:wV0LTTyh0
-
< 浅いと切り捨てられるものでもないけれど >
海風「ここには夜は献身的、なヒトって冷静に考えるといないですよね」
雲龍「貪り喰らう怪物だとか快楽の対価として献ずるようなのばかりではあるかしら」
海風「全く微塵も褒めてはいませんけどある種雲龍さんが一番献身的とさえ言えるかも」
雲龍「私も全く貶しているわけではないけれど高雄辺りが一番献身から遠いかもしれないわね」
海風「嗚呼……」
雲龍「……」
海風「…………深い、ですね」
雲龍「えーと……」
- 254 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:13:25.71 ID:wV0LTTyh0
-
< 季節とかなんかそういうのは忘れたことにして >
提督「さて本日は」
加賀「? 」
提督「突発芋煮会を開催したいと思います」
加賀「ほう……」
赤城「なるほど」
提督「はい。……ですが」
加賀「? 」
赤城「? 」
提督「醤油、里芋、牛肉でいきますので悪しからず」
加賀「は? 味噌では? 」
赤城「豚肉では? 」
提督「まぁ、鍋はあるから隣でやれ。……ほらな? 里芋には文句入らなかっただろう? 」
天城「む……おかしいですね……」
- 255 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:15:01.18 ID:wV0LTTyh0
-
< 楽しいです >
提督「だってジャガイモ煮崩れするじゃん。別に不味いとかそういうあれじゃねぇよ」
天城「それがいいんじゃないですか」
提督「俺は断固として里芋派ですのでね。……お前らもやんの? 味噌ベースの豚肉」
加賀「いえ、私は牛肉派ですので」
赤城「私も醤油派ですし」
漣「はいはーい! 味噌・ジャガ・豚肉で! 」
提督「は? 」
加賀「は? 」
赤城「は? 」
天城「は? 」
漣「ひえっ」
叢雲「面倒だから最初から全部用意してるって言えばいいのに……親の仇でも見つけたみたいな顔の演技楽しいの? 」
- 256 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:17:35.17 ID:wV0LTTyh0
-
< 逆通訳ってそもそもなんだ >
高雄「ふぅ……長ネギこんなに要ります? 」
提督「長ネギとコンニャクは幾らあってもいいんだ」
加賀「味のバランスがおかしくなるでしょうが」
提督「肉も芋も沢山あるしいいだろうそれで」
赤城「そこはほら、贅肉というか脂肪というか……雲龍さん? 」
雲龍「身体が大きければお腹に肉が沢山あってもいいということになるけど? 」
提督「高雄、加賀、俺が悪かったよ。全面的に俺が悪い」
高雄「……」
赤城「雲龍さんを逆通訳にすると楽でいいですねぇ……」
加賀「赤城さん……? 」
- 257 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:20:04.58 ID:wV0LTTyh0
-
< まぁ、いざ用意し始めると手癖でどうにかなる >
愛宕「締めは? うどん? 」
提督「当然。カレーうどん以外有り得ないね」
加賀「敢えてここは雑炊でも」
赤城「ほうとうっぽくするのもいいかもしれません」
愛宕「まぁ、ルウとうどんしか用意してませんけどね。……これから夕食用意するの死ぬ程怠いなぁ」
- 258 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:21:43.49 ID:wV0LTTyh0
-
< キッチン横並びで唐突に >
山城「……………………」
雲龍「……………………」
山城「……………………」
雲龍「……………………」
山城「……………………割と真面目に普通の恋愛じゃあ楽しめない可能性」
雲龍「別にいいわそれで」
扶桑「あのね……」
- 259 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:23:17.63 ID:wV0LTTyh0
-
< それはそれ >
涼月「あの……えーと……」
提督「うん? 」
涼月「ご相談というか……うーん…………違うかもしれないんですけど」
提督「言ってよ。くだらなかったら笑ってやるから」
涼月「ん……あの」
提督「あぁ」
涼月「“ 良いところにホクロ有るわね ”は褒め言葉ですか? 」
提督「当然」
涼月「そう、ですかぁ……はぁ……」
提督「ん、んん……君なんで変なこと訊いた自覚あるクセにそんな複雑な顔で俺を睨めるの? 」
- 260 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:25:07.65 ID:wV0LTTyh0
-
< 指針や軸としては見上げられても >
涼月「だってですよ? 確かにまぁ経験豊富? なあなたがそういうのならきっとそうなんだろうって納得はできても」
提督「あぁ」
涼月「Romaさんの感性もあなた寄りってことじゃないですかそれ」
提督「そうだね。……なんで君は相変わらず俺のこと小馬鹿にしなきゃいけない病気に罹ってるの? 」
- 261 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:28:07.75 ID:wV0LTTyh0
-
< 心当たりのある方が怖い気もする >
漣「アホのご主人様ー、お年玉欲しくありません? 」
提督「遂に頭ぶっ壊れたのか、可哀想に」
漣「お年玉が嫌ならお盆玉で」
提督「どっちでもいいよっていうかそもそも部下からのお年玉ってなんだよ、
どうせ玉落としてきたりする駄洒落だろう? 」
漣「いーえー? 公明正大清廉潔白大正義な漣ちゃん様がそんな非道を働くわけ」
提督「最後も四字熟語にしておけよ。……で? 」
漣「手、出して? あと目ぇ瞑って? 」
提督「んだよ……」
漣「はい、どーぞ? 」
提督「あん? ……何これ」
漣「お札。痴呆ですか? 」
提督「ちげーよ理由訊いてんだよ理由。
部下に野口さん二人掴まされる理由に心当たり無ぇよ……」
- 262 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:31:02.48 ID:wV0LTTyh0
-
< 図星って割とポピュラーな逆ギレ要因なんですけどね >
漣「まぁまぁ。実家帰るのに託けて遊び呆けてくるんでしょ? 」
提督「ふっつーに実家メイン。里帰りです」
漣「またまたー。鬼嫁でヤンデレな皆さんから逃げて羽伸ばしてくるんでしょ? 」
提督「ちげぇから。つーかお前よくそんなこと口走れるな怖くないのかよ」
漣「だってここにそれ否定できるヒトいませんもん」
提督「…………」
- 263 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:34:42.58 ID:wV0LTTyh0
-
< 絡んでいるだけとも言えるけれど >
漣「まぁ、そんなことはどうでもいいんですよ。ちょっと買ってきてほしいものがありまして」
提督「んなもん金渡されなくても大概買ってきてやるけど」
漣「ちっちっち、分かってませんなぁご主人様は」
提督「あぁん? 」
漣「こういうのは頼むって形にしておくと後々お土産が倍に増えて返ってくるんですよ。
頼んだものは労力無くゲットしてサプライズはお金も使わずに」
提督「確かに。……いや、でもお前それ精々二千円程度で引き出すってことは程度がーー
初月「あれを甘えるっていうんじゃないのか」
海風「私の甘えたいってああいうことじゃないんだけど……いや、悪いとかそういうことじゃなくてね? 」
- 264 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:37:04.61 ID:wV0LTTyh0
-
< あなたの口に言わせたい(邪) >
愛宕「あの人がどれだけ薄汚い所業に手を染めていても」
高雄「? 」
愛宕「それでもなお今の地位っておかしいと思うのよねぇ〜……」
高雄「……そうね」
愛宕「家柄一般後ろ盾は後付け好かれるのよりも嫌われるのが大得意」
高雄「ええ」
叢雲「…………そこまであからさまな目を向けるくらいならいっそ直接訊いたら? 」
- 265 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:38:43.43 ID:wV0LTTyh0
-
< 誤魔化しているわけでもなく >
愛宕「え、いいの? 」
叢雲「訊くだけなら誰も反対しないと思うわ」
愛宕「そうねぇ〜……」
高雄「叢雲さんと漣さんよりはまだあの人を酔わせた方が可能性としてマシな気がするわね」
叢雲「そうでもないと思うけど……あのね」
愛宕「んー? 」
叢雲「クソったれな冒険活劇ドラマがあったのよ。
あいつは言うに及ばず私や漣にも全く似合わないような致命的で刹那的な酷い時期が」
高雄「冒険……活劇…………? 」
愛宕「余計意味分からなくなってきたわねぇ……」
- 266 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:42:06.83 ID:wV0LTTyh0
-
< 致命までいかなければまぁ…… >
加賀「あぁん……? 」
天城「……なんです」
加賀「飲めるものなら開けなさい。きっちり半分ずつに分けてあげる」
天城「言いましたね? ええ、乾してやりますとも」
加賀「もし残さず自分の分を飲めたら私の身体、一日好きにしてもいいわ」
天城「へぇ……天城を忘れられなくなっても知りませんから」
加賀「ふふ、あなたこそ私を手放せなくならないようにね」
天城「それはそれは。……ま、そんなの関係無く飲めますけれどね」
加賀「あぁん……? 」
天城「……なんです」
加賀「私の身体は醜いから見たくもないというのね? 」
天城「違います。……ではもし加賀さんが飲めなければ期間を二日にさせていただきましょうか」
加賀「望むところよ」
赤城「物凄く久方振りに悪酔いした加賀さん見ましたけれど相方は雲龍さんじゃないんですね」
明石「雲龍さんはもっと飲ませるの上手いですから。
天城さんより耐性も強いですし」
赤城「なるほど。……加賀さんってどれだけ我を無くしても記憶が残るタイプなんですよねぇ」
- 267 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:45:06.11 ID:wV0LTTyh0
-
< 単純にホラー映画観たときよりも割と怖いかもしれない >
阿賀野「怖いなぁ……ちゃんと戸締まりして寝よ? 」
能代「どれだけ加賀さんたちが酔ってても別に阿賀野姉ぇは狙われないと思うけど」
伊14「能代さんの獲物だもんねー」
伊13「ヒトのモノ、盗るの、よくない」
能代「そういう変なあれじゃなくて……」
- 268 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:47:33.54 ID:wV0LTTyh0
-
< 酔い醒めない >
松風「でもあれじゃない? あのヒトたちは今現在他の女の良人を狙ってるわけだから」
旗風「寧ろ阿賀野さんは丁度良い獲物かもしれませんね」
涼月「なるほど。……簡単には開けられないようにする鍵の掛け方おしえようか? 」
能代「別にいい。……いや、あのね、盗られるのが趣味とかそういうことじゃなくってねぇ……! 」
- 269 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:53:47.96 ID:wV0LTTyh0
-
< その言い合いを矛盾とは思わないという当然 >
提督「ふぅ……今日も楽しく過ごしました、っと」
龍田「フゥ…………あなたは明日から暫くいなくなるけれどね」
提督「それでも楽しいことには変わりないさ」
龍田「まぁねぇ……」
提督「偶には俺がいない時間が無いと俺の価値を忘れちゃうだろう? 」
龍田「馬鹿ね。そんなわけ、無いじゃない」
提督「本当? 俺がいるのが至極当然みたいになってんじゃん皆」
龍田「だって当然だもの。あなたがいないのが不自然なのよ」
提督「ん……」
龍田「…………フ-」
提督「フゥ……」
龍田「……………………」
提督「……………………何? 」
龍田「……………………ちゃんと、帰ってきてくれるのよね? 」
提督「当然。お前らと一緒にいるのが俺の当然だよ。…………何の嘘偽りも無く、さ」
- 270 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/04(月) 23:55:48.20 ID:wV0LTTyh0
-
>>238
>>239
いつもいつもありがとうございます……失踪どころか消えかかっているのに……
お久し振りです。たぶんきっとまた来ます
ありがとうございました
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/05(火) 08:25:21.31 ID:ELsYBhBOo
- お疲れ様です
キテター これからも待ってるのでよろしくお願いします
- 272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/05(火) 17:39:54.10 ID:0aRJK0WOo
- おつ
- 273 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:11:17.43 ID:OIBkf3vU0
-
< (自画自)賛美歌 >
扶桑「ふぅ……『いつくしみ深き』で目覚めるなんて、なんて化け物には罪深い」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………そっか、あの人暫くいないんだったわね」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………寝起きで下着姿の女としては中々に心惹かれる存在かもしれないわね、今の私」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………」
扶桑「…………山城、まだ起きていないでしょうね。さすがに聞かれていたら恥ずかしいわ」
- 274 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:12:00.95 ID:OIBkf3vU0
-
< 滲み出る >
涼月「あのね、これでも私は健全にRomaさんと一緒にいたいの」
初月「いや、その身体で健全は無理だろう姉さん」
涼月「は? 」
涼風「寧ろ健全な女ってなんだよ、っていうね。
……エロいこと以外は健全ってことでもないからな」
- 275 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:13:55.05 ID:OIBkf3vU0
-
< 更新な趣味って矛盾している気がしないでもない >
秋雲「はーやれやれ……ライフはコストだし墓地はデッキなんだよなー」
GZ「お前は何を言っているんだ」
春雨「大丈夫です。選ばれし変なのな皆さんしか理解できません」
GZ「そうか……」
WS「尊厳をコストにしている私たちには割と相応かもしれませんけれど」
秋雲「や、そんな高尚な話してないから。そういうんじゃないから」
WS「……? 」
- 276 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:14:59.23 ID:OIBkf3vU0
-
< 物足りない >
雲龍「指先の力だけでシーツに穴が空くほど貫かれて、仰け反らされる程の快楽は中々無いものよ」
天城「まぁ……そうですね」
葛城「おねーちゃんその二は妹が越してきてから面倒になってたツッコミ放棄してない? 」
天城「いえ、品の無いお話ではあるけれど同意はせざるを得ないので」
雲龍「そうよね」
葛城「あんたにはもう期待なんてしないけども……そうなんだ」
天城「そうなんです」
雲龍「そうなのよ。……でもツッコミがいないとちょっとつまらないわね」
- 277 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:16:13.72 ID:OIBkf3vU0
-
< エアリーディング◎ >
雲龍「同じ男を相手に盛った私とあなたが竿姉妹なら」
天城「……はぁ」
雲龍「同じ男を対象として慰めたことがあればそれはオカズ姉妹と言えるのでは? 」
天城「…………はぁ」
葛城「ツッコまない……ツッコまないから。なんかそういうことしたら満足させちゃう気がするし」
- 278 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:18:55.78 ID:OIBkf3vU0
-
< 賛美はできませんけれどね >
山城「でも実際あの人を想像すると割に深くイけるわよね」
雲龍「ええ」
葛城「本人いなくなると途端に正直になるってどうかと思うよ」
愛宕「そこは山城のプレイみたいなものだから」
山城「そんなものじゃないわ。単に自分の想いの深さに安堵して浸っているだけ」
扶桑「それをプレイって言うんじゃあ……いえ、そのものを否定はできないけれど」
- 279 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:22:06.66 ID:OIBkf3vU0
-
< 心に秘すことだけが愛じゃない >
山城「あら、姉様だってそうでしょう? 私と絡まるときよりもあの人に抱かれた記憶の方が甘美な筈」
扶桑「…………」
雲龍「だって、ということはあなたはそうなのね」
山城「当然。姉様に向ける愛とあの人に与えられる愛は質の違うものだもの」
愛宕「なるほど」
Littorio「姉妹に向ける色欲というものは一体どういう質を有するんでしょうね」
Roma「それはそれで割と気持ちの良いものよ」
Littorio「…………え? 」
- 280 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:25:52.42 ID:OIBkf3vU0
-
< 深淵に至るまでの過程が >
愛宕「だし巻き卵は甘いのとしょっぱいのどっちが好き? って訊かれて」
高雄「ええ」
愛宕「甘じょっぱいのって言うのは駄目だと思うの」
高雄「まぁ……でも甘じょっぱいっていう味はあると思うけれど」
愛宕「それでもこう、ヒントが欲しいじゃない。嗜好というか」
高雄「それはそうね」
海風「とか言いつつ愛宕さんのつくるだし巻きが最高って顔して食べるんだよねあの人」
江風「最高の先に至らないと駄目ってことだな。……江風は姉貴のつくるのが一番好きだけど? 」
- 281 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:27:06.69 ID:OIBkf3vU0
-
< いや、だからヒントが欲しくてですね >
海風「そりゃそうじゃん。もうだし巻きは諦めて江風の好みに合わせてるもん」
江風「そ、そうか……」
明石「完璧に合わせられてる時点で諦めなくてもよかったんじゃ……」
- 282 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:32:50.98 ID:OIBkf3vU0
-
< その場合はきっと出会いもしない >
雲龍「あの人の痛みは私のモノ、私の痛みは私のモノ」
葛城「言葉だけ聞くと実に献身的で涙が出るね」
雲龍「実際に啼かされるのは私だけれど」
葛城「はいはい。……おねーさまはさ」
雲龍「うん? 」
葛城「本気で愛すべき相手を間違えたと思うんだよね。
こんなに献身的で何でもできる女普通は一生愛されるものだよ」
雲龍「? あの人は死ぬまで私を愛してくれるけれど」
葛城「そういうことじゃなくてさ……しかもそこは筈とか予定じゃなくて断定なんだ」
雲龍「だからつまりそういうことね」
葛城「そうだね。…………魂の共鳴、みたいな裏の無い少年誌的な世界だったらなぁ……」
- 283 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:35:34.09 ID:OIBkf3vU0
-
< 面会許可、下りました >
加賀「嗚呼……なんて素晴らしい。桃源郷はここにあったのね」
天城「いえ、えーと……親バカ? 」
葛城「うーん……」
雲龍「そういうのは親バカというのではなくてただの馬鹿親というのでは? 」
加賀「……」
赤城「バッサリいきますねぇ……親猫二匹に仇敵みたいな顔向けられてる私はどうすれば? 」
- 284 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:38:50.72 ID:OIBkf3vU0
-
< お昼寝眺めて嘆息して >
瑞穂「ふふふ……ぁふ……………………Zzz」
明石「…………………………………………」
天城「? どうしました? 」
明石「いえ……おっきなシロクマのぬいぐるみに嫉妬するなんて思いもしなかったなぁ、って」
天城「はぁ」
葛城「たぶん大体きっといい話。……提督さんが存在しなければ」
叢雲「そうね。…………でもあれが謝る方が失礼な気がする」
- 285 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:40:12.58 ID:OIBkf3vU0
-
< キャラ(クタ)というもの >
時雨「僕はね、物語の為に使い捨てられる一般的な……なんていうのかな、社会通念上の正義として描かれるキャラクタを嫌いになれないんだ」
あきつ丸「あん? 」
時雨「物語では主人公だとかヒロインが妄言染みたことを平然と宣うじゃないか。
それを馬鹿にしたり嗜めたりして観客に馬鹿にされる役のこと。シンプルに敵と表現してもいいね」
あきつ丸「あぁ、ガストンみたいなやつのことか」
時雨「うん。勿論キャラクタ上普通に悪役だったりはするんだけどさ。……君」
あきつ丸「? 」
時雨「『美女と野獣』なんて真面目に観たことあるわけ? 怖いよ僕は」
あきつ丸「あのな……」
- 286 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:45:10.79 ID:OIBkf3vU0
-
< 惚気? >
天城「葛城? ちょっと気分が良いので聞いてほしいのですけれど」
葛城「うん? 」
天城「あの人、素は本当にストイックなの」
葛城「そりゃあの筋肉維持してるくらいだしまぁ……」
天城「重いものは食べたくない、取り敢えず食べられれば何でもいいって言ったときに出てきたもの分かります?
我儘な天城が悪かったのかもしれませんけれど、
ささみとゆで卵がメインのサラダ、厚揚げわかめ豆腐のシンプルなお味噌汁、それからもち麦ですよ? 」
葛城「へぇ」
雲龍「毎食それが理想なのよあれは。なんならば私たちがつくったものなんて全部無駄な贅沢品」
天城「あれはあれで悪くないのですけれど……嗚呼、堕落させているのは寧ろ天城たちの方なのですね」
葛城「そうだね。…………唐突に私は何を聞かされてるんだろう? 」
- 287 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:51:38.86 ID:OIBkf3vU0
-
< 記憶浚って >
提督『おい……そこの女子力がゴミな女』
葛城『女子力っぽい何かが有り過ぎる男に言われると傷付くんだけど……何? 』
提督『袖、釦、取れそう、馬鹿? 』
葛城『何故にカタコト……馬鹿ですけど何か?
そのうち天城姉ぇに直してもらおうと思ってたけど文句ある? 』
提督『袖貸せ。暇だから直してやる』
葛城『…………は? 』
提督『んだよ。男に触られるのは袖口だけでも嫌だって? 』
葛城『や、そうじゃなくて……え、何、ソーイングセットなんて持ってるの? 』
提督『悪いかよ』
葛城『だからそうじゃなくて……えぇ……』
葛城「……ま、あぁいう男だもんね。惚気というより再確認だって無理矢理思うこともできるかな」
天城「はい……? 」
- 288 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:54:53.74 ID:OIBkf3vU0
-
< 私の感傷を返して >
雲龍「安産祈願子宝祈願で有名な神社だとかでレイプされたらどんな気分になるのかしら」
葛城「…………あのさぁ」
天城「知りませんよ……姉様が突然呟いたときの正解なんて」
- 289 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:56:00.56 ID:OIBkf3vU0
-
< 逃げてきて >
天城「ふぅ……やっぱりこれ、気分が悪くなります」
山城「そうね」
天城「ヤニクラが好きだなんておかしな人間もいるものですね」
山城「生きている実感でも求めているのじゃなくて」
天城「そんな高尚なものでもないでしょう。
いえ、殊更に生の実感を高尚だとも思いませんけれど」
山城「そうかもしれないわ。……フゥ……」
天城「…………」
山城「…………」
天城「…………天城たちって」
山城「? ええ」
天城「実はあんまり絡みありませんよね」
山城「フゥ……そうね。だから何、という気もするけれど」
- 290 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 00:59:25.74 ID:OIBkf3vU0
-
< 敢えて言わない方が上手く回る >
山城「フゥ……女の園にいる以上不用意な絡みは寧ろ無い方がいいのじゃなくて? 」
天城「それはそうですけれど」
山城「誰とは言わないけれどいないわけではないでしょう?
そこまで高雄や愛宕に絡まない子とか」
天城「確かに。……実は江風さんってオールラウンダーですよね」
山城「それがあの子のいいところだもの」
天城「はぁ」
山城「ふふ……でも別にあなたのこと嫌いじゃないのよ私。これは掛け値無しに本当、だけれど」
天城「ええ」
山城「それこそ女の園でこんなこと言われて信用できる? 」
天城「……そうですね」
- 291 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 01:04:43.65 ID:OIBkf3vU0
-
ありがとうございました
- 292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/07(木) 08:13:32.59 ID:qXJxkkPQ0
- 乙
- 293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/07(木) 13:13:05.03 ID:HD32UStto
- お疲れ様です
- 294 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:10:13.78 ID:pTv28l3I0
-
< 昨日も見たきっと明日も見る日常 >
雲龍「ふむ……ハメ比べ……姉妹……平均……偏差……」
天城「……」
加賀「……ツッコまないから。ツッコみませんからね」
葛城「……まだ何も言っていませんけど」
- 295 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:11:12.34 ID:pTv28l3I0
-
< ではあなたがそうすれば良いのではなくて? >
雲龍「母乳の味って姉妹で似てるのかしら」
加賀「…………」
天城「…………」
葛城「…………我慢比べやってるわけじゃないんだからさぁ。
普通にツッコめば? ねぇ……? 」
- 296 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:13:05.97 ID:pTv28l3I0
-
< 遠く遠く其はまだ遠く >
雲龍「あぁ……本当放置プレイって最悪。早く帰ってこないかしらあの人」
天城「……………………」
加賀「……………………」
葛城「だからさ……ってーかまだ割と普通に会話できる内容でしょうが」
- 297 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:15:13.26 ID:pTv28l3I0
-
< ツッコミを入れないなら入れないで終わらない >
葛城「つーか馬鹿のおねーさまはよくそうくっだらない下ネタ際限無く浮かんでくるね」
雲龍「だって嘘や偽りの類いじゃないし」
葛城「あ、そう……」
加賀「……私たち、勝った? 」
天城「いつも通り負けたのでは。いえ、何をもって勝ちとするのかは天城にも分かりませんけれど」
- 298 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:18:23.11 ID:pTv28l3I0
-
< 常時フリーダム >
雲龍「私、シスターのコスは似合わないと思うの」
天城「……修道女、ということでよろしいですね? 」
雲龍「その言い方をするとあの人が面倒臭そうだから今まで言わなかったの」
加賀「あの人が面倒になるパターンを知っているのなら私たちが面倒がるパターンも知っていてほしいものね」
雲龍「やっぱりLittorioよね、いえ、Romaの方が目付きとしても性格としても愉しそう。
そもそも信心の話とはいえステレオタイプ的にコーカソイドな顔じゃないと駄目だわ」
加賀「…………阿賀野、叢雲」
阿賀野「歴史ネタ文化ネタではあるけどさぁ……」
叢雲「結局あいつじゃないと駄目なんだから私たちに振らないでくれる? 」
- 299 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:24:02.26 ID:pTv28l3I0
-
< (生命に)限りあるからこそ悪巫山戯 >
提督「俺の監視役また君か、って言う準備してたんだけどさ」
あきつ丸「はぁ」
提督「まさか本当にまたあきつ君だと思わなかったよ俺。飽きないの君」
あきつ丸「これはこれで中々に良いものなのですよ。
提督殿が面倒を起こさなければ半分休暇のようなものでありますので」
提督「あ、そう……はぁ」
あきつ丸「それとも……自分のような狗ではなく御し易い雌犬の方がお好みでしたか」
提督「んなこと無いよ。あきつ君と会うのは嫌いじゃない」
あきつ丸「はぁ」
提督「単に他意無く言ってみただけ。……いっそ俺の実家まで案内しようか? 婚約者とか言って」
あきつ丸「ご冗談を。気付けば背後に高雄や愛宕がいても驚きませんよ自分は」
提督「まっさか……ねぇ? 」
- 300 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:26:07.41 ID:pTv28l3I0
-
< やっぱされたいよねー、って >
鈴谷「あきつちゃんは出張かぁ」
時雨「今度のお土産は何かな? 」
鈴谷「さぁ? ……あきつちゃんが帰ってきてくれればそれでいいよ私は」
時雨「そうだね。…………いっそ鈴谷さんの方から告白すればいいのに」
- 301 : ◆5z7C0EoTrg [saga]:2022/04/07(木) 21:26:36.09 ID:pTv28l3I0
-
ありがとうございました
- 302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/07(木) 21:34:09.56 ID:qXJxkkPQ0
- 乙
- 303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/04/07(木) 22:13:18.63 ID:R6KpeYHlo
- 雲龍のシスターか
お疲れ様です
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