【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」ターボ「3スレ目だ!」【安価】

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265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 16:06:51.92 ID:efxtAhfPO
1000年と言う時間がどれぐらい長く感じるのかは俺には想像も付かない。
でも、たとえ10000年先だとしても俺はあのマヤノを片時も忘れたりしないと思うし、会いたいよ。

シンボリルドルフは…ルナはどうなんだ?
俺にはここに君が居ることが答えだと思える。
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 16:38:22.78 ID:EUc3hOtS0
>>265
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/04(月) 18:56:34.23 ID:q94nLH1eo
>>265
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/05(火) 04:16:05.45 ID:8UBH2e/lO
ウソをついても仕方ないから本音で話すが

お前と過ごした日々が俺の記憶から欠落してるんだ

でなければもっと早くお前を迎えにきてやれたのにな
269 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/06(水) 06:28:22.29 ID:FbABJENh0

「君が私だとして――250年待たされるのを、都度4回繰り返されたら、どう思う?」


 ルナは静かに、だけど確かにそう言った。

 冗談だと唾棄しそうなそれを、しかし俺は何故だか冗談であると判断することが出来なかった。

 それが紛れもない真実であることは、少なくとも俺の中では違いようのない真実だと言える。

 250年を4度――つまり、1000年。歴史を現代から遡るのであれば、平安時代の末期にまで至るほどの期間。

 あまりに遠大で、想像すらできないほどの期間。それを理解し、咀嚼し、共感してあげることは、俺にはできない。

 ……取り繕って出た共感の言葉は、きっといたずらにルナのことを傷つけてしまうことは明白で。

 だから、俺が出来ることは。


「……正直に、君に俺の心のうちを話すよ、ルナ」
「……ああ」


 小さく、声が響く。


「――正直な話、1000年という時間が、どれくらい長く感じるのか……俺には想像がつかない」


 相槌も、頷きも返ってこない。ルナ自身も万感の思いをあの言葉に込めたはずで、俺の言葉に対して安易に頷くことは出来ないのだろう。

 俺の言葉に安易に頷くことは、ルナが送ってきた悠久の旅路を彼女自身で矮小化してしまう行為だから。

 それに俺も、ルナの言葉を――想いを余すことなく受け取りたい。これは義務ではなく、俺の願いだ。

 ……続けて、と言わんばかりに、ルナの相貌はこちらを見据えて離さない。どうしたら俺のこの思いを余すことなく伝えることが出来るか――考えて、放つ。

 例えそれが、彼女の想いの一部を、否定することになったとしても。


「でも、でもだ。――たとえ10000年が経ったとしても、俺はマヤノを片時も忘れたりしないと思うし、会いたいよ」
「……その先に待つ事実が、どんなものであったとしても?」
「……ああ」


 俺は小さく頷いて――ルナへと近づく。

 彼女は拒まない。遠ざからない。

 互いの体温すらわかるほどの距離、俺とルナはそこで初めて、お互いの表情を確認する。


「シンボリルドルフ――ルナ、君はどうなんだ?」
「……私が、か?」
「ああ。君が、だ。……俺には、此処に君がいることが答えだと思える」
「……」


 苦しみから逃れる一番の方法は、逃げることだ。

 俺はそのことをよく知っている。マヤノと一緒に暮らした時期、一度目のクリスマス。

 あの時、俺は逃げた、自らの不出来を嘆き、世界を恨み、苦しみから逃れるように。

 雪のように儚く、泥のように絡まる苦しみ。ルナはそれから逃れる方法を知っているはずだ。

 記憶を引き継いでいるという事は、自死すれば記憶を引き継がないことを承知しているという事なのだから。

 それでも彼女は、此処にいる。俺が此処にいるのと同じように、此処にいる。

 共感や同情なんかじゃない。君と俺は似た者同士で、どれだけ傷付いても手放したくないものがあって。それを手に入れるためならば、傷付くことを厭わない。

 いうなれば、この言葉たちが示す意味とは――。


「ルナ、君と俺は――"同じ"なんだよ」


 俺は、ルナが浮かべているのと同じ、柔らかな笑みを浮かべてそう言った。

 
270 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/06(水) 07:15:31.52 ID:FbABJENh0

「――さて、種明かしをしようか」


 観念したように息を吐き、ルナは破顔する。

 突然の変わりように、俺は思わず「は?」と声をあげる。

 そこには先ほどの剣呑ともいえる雰囲気を醸し出すルナの姿はなく、いつもの彼女がいた。


「驚かせてしまったかな? トレーナーくん」
「……本当に聞きたいんだが、何?」
「これくらいしないと、君の本心を聞くことが出来なさそうだな、と思ってね」


 茶目っ気たっぷりにウインクすら送ってくるルナ。俺は疑問符で頭がいっぱいだ。

 何処からが冗談だったのだろう。それともただ単にからかわれただけなのか。

 それにしても、ルナの話には真実の気配がした。ならば何故、そんな態度を取らなければならなかったのか。

 俺の本心を聞くだけなら、直接――。


「そうか、君は――本心以上に、俺の覚悟を見たかったわけだ」
「ご名答」


 小さく笑うルナは、「まずは座ろうか」と近くにあるベンチを指さした。


「まずはどこから話をしようか。……そうだな、前提として、先ほどまでに話したことは全て事実だ」
「……それはなんとなく理解してたよ。約1000年とはすさまじいな」
「ああ、それなんだが――真実ではあるが、あえて説明していない部分がある」


 ……なんですと?


「確かに私は、ループされるたびに約250年の間、自らの生誕を待つことになる。だが、生誕を待つ間は知能を持つことはない。まぁ、感覚的には気付いたら250年経っている、と言えばわかるかな」
「……つまり?」
「私が産まれ、約2年が経過し物心が付いた段階で記憶が継承される」


 ……つまり、250年間はルナはルナとして存在するけれど、そこに知能はない。

 知能がなければ時間の経過を感じることはない。


「物は言いよう、ってことか」
「トレーナーくんには悪いとは思ったけれどね」


 前々から思っていたことだが、俺はルナに言葉遊びで勝つことができない。

 特に問題ないとは思っていたが、こんな風に弄ばれるならば勉強するのもやぶさかではない。

 少しじとりとした目でルナを見ると、彼女はばつが悪そうに視線をずらす。


「……250年という年月が何か、トレーナーくんは見当がつくか?」
「話題を逸らしたな。――250年前、1770年くらいか……」


 1770年頃と言えば、思い当たる節が一つある。


「"Eclipse first, the rest nowhere"――唯一抜きん出て、並ぶ者なし」
「ふむ、流石はトレーナーくん。勉強も出来ているようだね」


 にこりと微笑むルナだが、これくらいはトレーナーにとって常識だ。

 史上最高の競争バと言えば誰か、と言われれば、様々なウマの名前が上がるだろう。

 だが、最も有名な競争バと言えば、と問われれば、異口同音に人々は3つの名を挙げる。

 エクリプス、マッチェム、そして――ヘロド。

 特に有名なウマとしてエクリプスの名が挙げられるが、その所以が"Eclipse first, the rest nowhere"である。

 即ち、「エクリプス一着、二着なし」。

 エクリプスが他のウマと圧倒的な差をつけたことに起因する言葉だ。
271 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/06(水) 08:03:54.91 ID:FbABJENh0

「なるほど、250年前というのは君のご先祖様にあたるヘロドが引退した辺りの年か」
「ご明察だ。遠いご先祖様が引退し、連綿と受け継がれてきた血の末に私がいる」


 ルナは誇らしげに語るが、そう考えると少し妙な話になる。

 そう、先に上げた三つのウマ。

 特にエクリプスというウマの話題で頻出する、ある特徴と言うか――逸話がある。

 ……些細とは呼べそうにもない違和感だが、今それを口にするべきではない、と思った。

 恐らく、この特徴はルナの知るところに無く、俺が知るところにある。

 それには何かの意味がある。きっと。


「……どうした、トレーナーくん?」
「いや、何でもない。遠大な年月に思いを馳せていただけだよ」
「……? まぁ、何でもないならいいんだ。それで、もう一つの種明かしだ」


 そう言いながら、ルナはどこからか取り出した眼鏡を付けた。

 外出するときに着けているのを見るが、どうやら伊達らしい。今つけたのも、雰囲気を出すためなのだろう。


「ループの真実について、だ」
「……真実、か」
「ああ」


 ルナは頷いて、メモ用紙を一枚取り出した。

 その中央に一本線を引いて、線の先端と終端がくっつくようにそれを丸めた。

 俺が一度ルナに話した時に例えた、それそのものを今提示されたことになる。つまり俺の考察は合っていたのだろうか。

 ……どうやらそうでもないらしい。ルナは「大枠は君の考察通りだが」と前置きして話す。


「時間は特定地点を座標としてループしているんだよ」
「……それも250年前?」
「もっと詳しく言うのであれば、1600年末――約300年前という事になる」


 なるほど、と心の中で呟く。

 俗に言う"三大始祖"の中で最も早い生まれだとされるのがダーレーアラビアン、先に話題に上がったエクリプスの先祖にあたるウマである。

 その生まれが1600年の末頃。なぜそこがループの起点となっているかはさておき、競争バたるウマ娘たちに関連する事象の起点としてこれ以上に相応しい地点はない。


「……ルナ、どうして1600年末くらいが起点になるのかとかはわかるか?」
「すまない、トレーナーくん。それは私も探ってみたんだが……解らずじまいでね」


 ……今の答えで確信した。

 俺とルナには、所有する知識に何か違いがある。

 仮に1600年末……ダーレーアラビアンの生誕日を知っているのであれば、ルナは即座に懸念事項として話をするはずだ。

 だが、ルナはその話をしなかった。そこに決定的な違いが垣間見える。

 ……と、また考えこんでしまった。いろいろ考えるのはまた後でもできそうだし、今はルナから話を聞くことが先決か。

 そう思いながらルナの方を見ると、じとりとした目でこちらのことを見ていた。


「……不満だったか?」
「いや、そんなことはない。むしろ300年前からループが始まっていると知れただけでも大きな収穫だよ」


 笑いかけるが、ルナは満足していないらしい。少し目を細めて、訴えかけるように呟く。


「――論功行賞。優れた行いに対しては相応の褒美が必要だと思うのだけれどね、トレーナーくん」

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/06(水) 10:10:14.90 ID:ReBBx+BNO
拗ねカイチョーかわいい
273 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/12(火) 02:21:03.35 ID:60cjC9k60
「論功行賞、ね」

 
 俺は小さく呟いて、思案する。

 確かに、ルナの齎した情報は絶大で、このループの真実にほど近い情報だと言える。

 普段ならば手放しで褒める、褒めるのだけれど……。


「なぁルナ、一つ聞いてもいいか?」
「何でも聞いてくれ、トレーナーくん」
「――俺は、君のことを覚えていない。忘れてしまっている以上、俺は君の知る俺ではない。……それでも、俺のことをトレーナーとして認めてくれるのか?」


 俺と、ルナを担当した俺はほぼ別人だと言ってもいい。

 同じ顔をしていて、声が同じで――でも、明確に違う。それが俺だ。

 そんな俺をルナは認めてくれていたと思う。だから俺は、トレーナーとしてルナに接し続けていた。

 だけど、ことここに至って、俺は結論を出した。明確に、彼女と二人三脚で歩んできた歴史を、俺自身の記憶を根拠に否定した。

 それでも俺を認めてくれるのであれば、この手の行く先が見つかる。だけど、認めてくれないのであれば――この手は空を切ることになる。


 俺は手を差し出した。この手を取るのであれば、君は俺のことを認めたという事になるし、払えば認めなかったという事になる。

 言葉には出さない。出さなくてもルナにはわかると信じている。


「……トレーナーくん」
「……なんだ?」
「君の問いに答えるのを失念していたね」


 たとえ10000年が経ったとしても、俺はマヤノを片時も忘れたりしないと思うし、会いたいよ。

 シンボリルドルフ――ルナ、君はどうなんだ?

 ……俺が彼女につきつけた言葉への、答え。

 はぐらかされてしまったが、確かに答えはもらっていなかった。

 静かにアメジストの瞳が揺れて……そして閉じられた。


「君の言う通りだよ。私は君と再び覇道を歩みたくて待った。例えそれは10000年が経とうとも変わらない鉄心石腸の心持ちだ」
「……じゃあ」
「記憶がなくても、私の知る君ではなくなっていても。――例え、君に想い人がいたとしても。私は君の担当ウマ娘でありたいと思うし、担当ウマ娘だと思っている」


 力強く手を握るルナ。静かに開かれた瞳は、いつもの優しげなもので。


「論功行賞、だったか」
「ああ。さて、トレーナーくんはどんなご褒美を私に与えてくれるのかな?」
「……ルナが知っている通り、俺には想い人がいる。だから、あんまり大それたことは出来ない。だから、これで許してくれ」


 手を解いて、それを彼女の頭に持っていく。

 さらさらと流れる絹糸のような感触に、傷をつけないようにゆっくりと、慎重に指を通す。

 小さく、ルナから声が漏れて。その声がどんなものなのかはわからないけれど。

 これで正解だったんだと、何故か思った。

 かつてルナの頭を撫でた時のような、こうあるべき感覚が俺の記憶をかき乱した。


(でも、俺が本当に好きなのはルナじゃない)


 こうあるべきではない。記憶のような何かを否定して、俺は今を選ぶ。

 本当に手に入れるべきものは何か、俺は既に知っているから。

 この記憶に呑まれるわけにはいかない。抗わなければならない。


(もともとの俺には悪いけど)


 それでも、俺は――。
274 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/12(火) 02:22:01.33 ID:60cjC9k60


――俺は、マヤノトップガンのことが好きなんだ。


275 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/12(火) 02:27:07.22 ID:60cjC9k60


 指を解いて、ルナから離れる。

 糸をほぐす様に、星が瞬き、満ち、やがて欠けるように。

 例え幾星霜が過ぎたとして。

 想いは変わり、願いも変わる。

 置き去りにしてきた想いは小さな傷にして、だけどそれよりも軽やかな羽を伸ばす。

 今を生きる俺は、今此処にいる俺だから。

 俺は俺を生きるために、この思いを全うする。

 それが、君を傷つけるものだとしても。


276 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/12(火) 02:29:55.66 ID:60cjC9k60
―――――――――――――――――――――――――――――――

▼リミテッドイベント[例えば幾星霜が過ぎたとして。]が終了した。

▼エンディングの分岐が発生した。

▼特定のイベントに際し、コンマ判定の補正が追加された。

―――――――――――――――――――――――――――――――
277 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/12(火) 02:42:31.54 ID:60cjC9k60
リョテイ「……ところで、トレーナー」

トレーナー「ん、なんだ?」

リョテイ「最近ターボとか皇帝サンとかによく構ってるよな」

トレーナー「……あー、まぁ確かに。ケアとかも必要だしな」

リョテイ「はぁ。いーか、アンタに絶対不変の真実とやらを教えてやる」

トレーナー「な、なんだよ、いきなり改まって……」

リョテイ「アンタの担当ウマ娘はほかならぬアタシだ。そのことを肝に銘じて日々を過ごせよ?」

トレーナー「……リョテイ」

リョテイ「あ? なんだよ」

トレーナー「ひょっとして、寂しかった?」

リョテイ「……」

リョテイ「…………」

リョテイ「…………まぁ、な」

トレーナー「――」

トレーナー「謝っても遅いよな」

リョテイ「遅いこたねぇよ。だけど、覚えててくれよな」

リョテイ「――アタシにとっては、アンタは唯一無二の味方で、ついでに同志だ」

リョテイ「じゃあ、よろしく頼むぜ――トレーナーサン?」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと10ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 2/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/担当ウマ娘とラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にする
―――――――――――――――――――――――――――――――
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2021/10/12(火) 05:50:53.42 ID:IqoLPNRGo
メイン進行
リョテイを追い込みしっかりできるようにしたい
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 07:22:05.09 ID:F/U5mpZIo
罪な男やでトレーナーさん……
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 08:10:59.63 ID:/SOGYd5QO
会長はどういうわけかウマ娘にループ前の記憶を戻す方法を知っているけど
逆に本当はトレーナーに過去の記憶を取り戻させる方法も知っているんじゃないか?
ループの中心人物がトレーナーだから事情が違って出来ないのか、それとも出来ると知っていて敢えてしていないのか

後者だとしたらなんと報われない想い…
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 08:26:37.97 ID:Ju5Ao+JqO
これスペとマヤノもキーワード言って記憶取り戻ししないといきないきゃならないんじゃないか!

非常に面倒くせえなー。

pS まさかとはおもうが、ナリタブライアン、サイレントスズカも以前育成してたけど記憶無いだけですとか無いよな
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 15:48:01.66 ID:XzvMjb0c0
とりあえずマヤノを選んだ以上マヤノの記憶は絶対戻したいな
リョテイ…
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 17:15:46.65 ID:H8+/AmGAO
ツンケンしてるのかと思ったら想像以上にしおらしくてかわいいなリョテイ
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/12(火) 18:34:13.92 ID:COIngHp/o
>>281
サイレン「ス」スズカな
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 00:45:15.12 ID:uSK2kSSt0
全部のルートに行きたい症候群がやばい
286 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/13(水) 03:04:36.77 ID:gOpDRNwB0

「君には足りないものがある、それは何かわかるか?」
「……まぁ、大体アンタが言いたいことは分かるようになってきたぜ、トレーナー」


 小さくステップを踏んで、蹄鉄を鳴らしたリョテイ。

 彼女は両の拳を鳴らすように合わせ、にかりと笑みを浮かべた。


「――アタシの走法と、作戦が適合してない。アンタが言いたいのはそう言うことだろ?」
「……ああ。ルナとの対決でもよく解ったと思うが、君の本来のポテンシャルは皇帝に勝るとも劣らないものだ」


 最後の坂道での直線勝負。ルナが勝利を収めたものの、リョテイの敢闘もまた素晴らしいものだった。

 事実、あの日を境にキンイロリョテイの名前は徐々に広がりつつある。


「だったら、今からアタシの走り方をどうこうするか?」
「いや、そうしてしまえば君の持ち味が無くなってしまうかもしれないからな。それはできない」
「……へぇ、ならどうするんだよ」


 試すような知性のきらめき。リョテイの浮かべる挑戦的な笑みに、俺も思わず笑みを浮かべてしまう。

 夢の共犯者。浪漫の求道者。リョテイは俺を隣に置いてくれている。その信頼がこそばゆくて――でも暖かい。

 だから、そんな彼女を失望させたくない。どれだけ受け取っても足りないくらいの浪漫で彼女を満たしたい。

 そう、彼女が歩むべきは黄金の旅程。輝かんばかりのウイニング・ロード。

 そこへ至るための答えは、たった一つ。


「リョテイ、俺から君に提示することは一つだ」


 彼女の脚質が最も発揮されやすい作戦。

 追込。基本的な作法は、彼女自身が知っている。ならばどうするべきか。


「――並走トレーニングだ。君の思想を、完璧に、実践的なものに昇華するにはそれが必要だ」
「へぇ、並走ねぇ……。でも誰を?」
「君が選ぶといい。話はこちらでつける」


 俺がそう言えば、リョテイは「へぇ」と呟く。

 他人と合わせることが、彼女にとってどんな効果となって現出するかはわからない。

 それでも、学ぶことはあるはずで。


「ま、次までに考えておくとするか」
「ああ、考えておいてくれ。――君の浪漫への道が、きっと開けるはずだからな」


―――――――――――――――――――――――――――――――

▼[地に閃く黄金の旅程] 3/5

▼次回メイン進行時、[脚質適性:追込]がB以上のウマ娘を一人選択肢、並走トレーニングを行います。

※[脚質適正:追込]B以上
■適性A
・ゴールドシップ
・ナリタタイシン
・ヒシアマゾン
■適性B
・アグネスデジタル
・ハルウララ
・マヤノトップガン

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1 誰を並走トレーニングの相手に指名する?
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 06:22:19.62 ID:gcMJQRREo
ゴルシ
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 09:16:26.82 ID:s4/um7Luo
父息子(娘)併せ馬夢の共演
289 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/13(水) 20:47:57.07 ID:gOpDRNwB0
トレーナー「変わらないものを見ていると落ち着くよな」

トレーナー「何というか、春が来ると桜が咲いたりするの、凄く落ち着くんだけど俺だけか?」

トレーナー「ループなんて事象に巻き込まれてるからか、余計に日常が愛おしく感じたりしてて……」

トレーナー「いろんなものは変わるのに、この風景だけは変わらずやってくるんだな〜って思って安心する」

トレーナー「うーん、言語化が難しいな」

トレーナー「いい風景だ、くらいに留めておいた方が風情があるのかもな、こういう場合は……」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと9ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/担当ウマ娘とラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にする
―――――――――――――――――――――――――――――――
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/13(水) 20:52:36.55 ID:NZ+VYKlh0
マヤノにおはようと言ってみる
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/14(木) 08:13:50.74 ID:PKsYPr1KO
育成は間に合うのか?(汗)全員にかまってたらキリが無いから

レースに向けて調整した方がいいよな
292 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/18(月) 11:41:30.51 ID:maWE6Djg0
リアルの用事で数日間バタバタしていました。今日の夕方からまたぶん投げます……!お待たせしてしまい申し訳ございません……。
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/18(月) 12:16:22.92 ID:2Yu538nyo
帰還に感謝…!
294 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/18(月) 17:34:20.80 ID:557iCIeL0

――これは夢だ。


 目の前にマヤノが現れた瞬間、無情にも俺の意識はそう断じてしまった。

 こんな時くらい、意識を持っていけばいいのに。夢なんて朝起きたら記憶にないものなのだから、都合がいい夢を見せてくれればいいのに。

 降りしきる雨に打たれるような、鈍重な気持ちを覚える。だが、夢の中の俺は特に表情にも浮かべず、マヤノといつも通り幸せに会話をしていた。

 俺がいるのに、俺だけが置いてけぼりになっていて。どれだけ手を伸ばしても届かないそれが、もうすでに失われてしまったものだと理解できた。

 一万年待っても、どんな真実が待っていようとも、マヤノに会いたいのに――。

 それはもう叶わないことだと、何故かそう思った。

 だって、どれだけ叫んでも、この声は届いていないのだから。

 だって、どれだけ焦がれても、最後は此処からいなくなってしまうのだから。


「行かないでくれ――」


 失って初めて気付く。

 俺は、確かに失う辛さをよく理解していたはずだ。だが、その実咀嚼しきれていなかった。

 心の底から焦がれる存在を失うという、潜在的な破滅に。


「行かないでくれ、マヤノ――!」

295 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/18(月) 17:34:56.98 ID:557iCIeL0



 がばりと起き上がり、周囲を見渡す。

 そこはあの世界ではない。現実世界の、トレセン学園敷地内の、ベンチ。

 ぴしりと痛む背筋が、それなりの時間ここで眠りこけていたことを意味していた。

 ……なんでこんなところで寝てたんだっけ?

 思い返して……そう言えば、今日は書類作業をしていたんだった、と思い出す。

 外に出たのは気分転換で、ベンチに座ってぼーっとしていたらそのまま……と言った流れだ。


「バカなことしたなぁ……」


 しみじみと呟けど、時間が戻ってくるわけではない。書類作業がまだまだトレーナー室に残っているはずで。

 よっこらせ、と声を出して立ち上がろうとして――ふと膝の上に何かが置いてあるのに気が付いた。

 なんだこれ、と持ち上げてみる。……どうやら誰かのハンカチらしい。うっすらとシミが付いているので、何かの液体を拭ったのだろうか。

 一体なぜ……と思う気持ちはもちろんあるが、気にしてもいられない。リョテイかネイチャ、あるいはルナに聞けば、ハンカチの持ち主はおおよそわかるだろうし、あとで聞いてみようかな。

 こんどこそ立ち上がろうとして、地面を見たら。そこから顔が生えてきた。

 驚きのあまり声も出ない俺に、見慣れた顔は軽快な動きでベンチから出てきて、俺の前に立った。


「驚かせちゃった?」
「……驚かない奴がいるか、あれで」


 お化け屋敷の驚かせポイントで驚かない人間はいない。それくらいの当然さで驚くいたずらである。

 早鐘を打つ心臓。それは一旦置いといて……それよりも、俺にはもっと聞きたいことがあった。

 
「なんで君が此処に居るんだ――マヤノトップガン」
「なんでって、キミがマヤを呼んだんでしょ?」


 ふっしぎー、と首を傾げるマヤノトップガンに、俺もまた首を傾げた――。
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/19(火) 08:02:39.78 ID:LlrYnMraO
マヤんと本来の仲に戻るとリョテイがやる気なくしちゃうんじゃないかと心配でもある
297 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 00:22:33.19 ID:ezbV7Ab10



「――なんでって、キミがマヤを呼んだんでしょ?」


 首を傾げるマヤノトップガン。俺も首を傾げざるを得ない言葉が出て驚いている。

 そもそもマヤノトップガンの名前を呼んだのはこれが初めて。彼女を呼んだ記憶なんて、俺の何処にもない。

 だが、マヤノトップガンが嘘を吐く理由がないようにも思える。一体どういうことなのだろう……。


「にしても、キミって結構うわきしょーなんだね? 担当ウマ娘がいるのにマヤの名前を寝言で呟くなんて!」
「……寝言?」


 聞き返す俺に、マヤノトップガンは意気軒昂に頷いた。


「マヤノ、マヤノって、マヤのことを呼ぶ声が聞こえたの。なんでかなって思ってそっちに向かったら、キミがベンチで寝てたんだ。――苦しそうに」
「……なるほどな」


 つまり、先ほど見た夢で叫んだ言葉がそのまま口から出ていたという事だろう。

 それをよりにもよって本人に聞かれるとか……末代までの恥だ。


「ねね、どんな夢見てたの?」
「……ただの、普通の夢だよ」
「えー? ここまで話したんだから教えてよー! ごえつどーしゅー? ってやつでしょ?」


 それを言うなら乗り掛かった舟だろ、とツッコミをとりあえず入れて――悩む。

 マヤノトップガンは賢い……というか、非常に洞察力が高い子だ。下手に嘘をついてはぐらかそうとするものならば、直ぐにバレてしまうだろう。


「……やっぱり人に言えないような夢だったんだ?」
「いや、まぁ。いかがわしいってわけじゃないんだけど――」
「――ねぇ、やっぱりキミ、マヤと会ったことあるでしょ?」


 金色の瞳が夕焼けに煌々ときらめいて、そこに俺の見知ったマヤノが一瞬宿った気がした。

 でもそれは明確に違う。勘違いだ。彼女はマヤノトップガンであり、俺の知るマヤノではないのだから。

 ……俺の好きな、マヤノじゃないんだから。


「ねぇ、クリスマスの時、マヤを部屋から押し出したときの言葉、覚えてる?」
「……さぁ、なんだかな」
「覚えててくれてるんだ、嬉しいかも! ヒトメボレって言ってたよね?」


 言われて、ぎくりとする。

 もう会うこともないかもしれない。会うとすればそれは――あのおまじないを使う時だと決めていたから。

 思わずそんな言葉が出た。彼女を困惑させるかもしれない一言だったのに、何故か。

 ……いや、”何故か”なんて白々しい。もう俺は理解しているはずだ。

 マヤノトップガン――彼女のその全てが、俺を「自分勝手に動け」と急かしている。

 マヤノトップガンが光なら、俺はさながらその光に吸い寄せられる蛾だ。

 もう一度話したい、もう一度触れたい、月日を重ねれば重ねるほど、想いは雪みたいに積もっていた。

 そう、俺はもうわかっていたんだ。なんであの時そんな言葉が出たのかなんて。

 あの言葉を吐けば、きっとマヤノトップガンなら俺に会いに来るはずだ、と。そう直感していたからだ。

 俺からは会いに行けない。この意気地なしが邪魔をするのだから。

 だから、あちらから会いに来てもらえれば、あるいは。


「ねぇ、キミ――あの言葉の本当の意味を聞かせてよ」


 俺は、また君に甘えることが出来る。

 甘えてしまえる。
298 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 00:44:37.77 ID:ezbV7Ab10

「俺は――」


 一つ口に出して、押し黙る。

 この先の言葉を紡げば、もう後には戻れない気がして。

 この先の言葉を紡げば、俺は少し報われる気がして。

 だからこそ、この先の言葉は、簡単には言えない。


「……キミにとって、あの言葉が大事な意味だったってことはホントに理解してるよ。だからマヤ、聞きたいんだ。キミが何をマヤに伝えようとしてくれたのか……」


 あの日は追い出されちゃったから聞けなかったけれど。マヤノトップガンはそう言って、小さく笑った。

 思わずドキリとするくらいの少女らしさだった。仄かな石鹸の香りも、口をほころばせる所作も、少し高めの声も。

 その全てが、俺に刷り込まれていた。それがそうあるだけで、万全であるかのように。


「俺は、君のことを知ってる」


 もう、だから。いっそ、この口が動くことが正常であると思うのであれば。

 この言葉は紡ぐしかない。口が動いて、伝えるべき言葉を、伝えるだけ。

 今までが狂っていたかのように、それだけで心が穏やかになる。

 魔法だった。秋風と、石鹸と、あと……にんじん色の。


「マヤノトップガン、君は……もし俺が、君のトレーナーだった、と言ったら信じるか?」


 こんな言葉がすらすら出てくるのも魔法で。

 言葉に滞りはない。淀んだ水が清らかになって、滑らかに流れていくかのように。

 口が開く。言葉を並び立てていく。


「例えば、君と共にいろんな舞台に立ったと言えば信じるか? 例えば君と共にいろんなところに行ったと言えば信じるか?」


 例えば。

 俺が約束を果たせなかったと言えば、信じるか?

299 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 00:46:55.92 ID:ezbV7Ab10


「――信じるよ」


 たった一言。たった一言の稲妻が俺を強かに打ち据えて、目を離せなくした。
300 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 00:48:08.14 ID:ezbV7Ab10



「――おはよう、マヤノ」


 だったら、もう俺は後悔なんてしない。


301 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 01:24:56.74 ID:QJpSA7Z+o
この周も目標未達の場合リョテイのためにループ知覚ウマ娘を増やすのも手……だがしかし育成でループ自体を超えるべきか……
なんて考えてたら何か不穏を検知……故障だと思いてぇ
302 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 01:45:49.23 ID:ezbV7Ab10

 瞬間の出来事だった。

 俺とマヤノトップガンの間に冷たい風が吹き抜けた。

 お互いの前髪を舞い上げ、視線を視線が混じって。

 ぐにゃりと、マヤノトップガンの体勢が崩れた。

 咄嗟に駆け寄ってマヤノトップガンの体を抱き寄せるが、体温が異常に高かった。


「……ん、マヤ、倒れちゃった――」
「大丈夫か」
「……`トレーナーちゃん`?」


 茹だるような体温。潤む瞳。霞む視界の外側はきっと不明瞭だろうに、マヤノトップガンは――マヤノは俺のことを呼んだ。

 小さく漏れ出る吐息は炎よりもなお熱く、脂汗に張り付く前髪は気だるげな表情のマヤノをより強調するようだった。

 ハンカチを取り出して汗を拭き、とりあえず近くのベンチに彼女を寝かせる。

 枕となるような何かはないので、とりあえず俺の膝にマヤノの頭を乗せて……少しでも落ち着けるように頭を撫でる。


「……少し、落ち着いてきたかも」
「そうか。体調はどうだ?」
「うーん。ちょっと……動きたくないかも」


 小さく、細い息を吐いて、うわごとのようにマヤノはつぶやいた。

 数か月付き合いがあったツインターボであの反応だったのだ、今のマヤノにどれだけの負荷がかかっているのかなんて想像だに出来ない。

 とにかくゆっくりと、いつかみたいにゆっくりと髪に指を通す。

303 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 01:46:31.27 ID:ezbV7Ab10


「えへへ、まさかまたトレーナーちゃんに撫でてもらえるなんて思わなかったよぉ」
「……俺だってそうだよ、マヤノ」
「随分と待ったんだよ? おばあちゃんになっても、ずっとずっと……」


 ……俺が消滅した後の世界は、そのままの時間の流れで進んでいく。

 当然だが、いくら俺が特異な存在でも、マヤノやターボたちは特段異常性のないただのウマ娘。

 一生を過ごして、永遠の眠りにつくその時まで、二度と会えない俺との記憶を抱えて生きていく。

 ひどくむごい話だと思う。実感がわかないのが、なおそう思わせる。

 俺が担当ウマ娘にマヤノやターボ、スペシャルウィークを選んでしまったばっかりに、彼女たちは消えない傷を抱えて歩くことを強いられている。

 だけど。だからこそ。俺はもう、折れない。折れるなんて、できない。

 このまま折れてしまったら、リョテイのことを置き去りにしてしまう。それに、今はターボもマヤノも――。


「トレーナー失格だよな、俺」
「……トレーナーは失格かもね。でも……」


 そう言いながら、俺の頭へとゆっくりと手を伸ばすマヤノ。苦し気だけど穏やかな表情に、心が安らぐ気持ちがして。

 頭の後ろへと腕を回して、静かに上体を起こすマヤノ。耳元にくっついた唇が震えて、言葉が紡がれる。


「――マヤの最高最強のパートナーとしては、合格だよ、トレーナーちゃん」


 小さく、何処までも小さく囁かれたその言葉。微笑んだ気配が伝わって、次の瞬間。

 頬に、柔らかな感覚が触れた。

 それが何よりの証左だった。それが何よりの希望だった。

 迷って迷って歩き続けた道の、一つの答え。

 それがこの感触だった。この思いだった。この体温だった。


「もう離さないでね、トレーナーちゃん」


 幽かな声が耳朶を捉えて。俺は、瞳から零れだすそれを止めるすべを知らなくて。

 声にならない声で、「ああ」と呟くことしかできなかった。

 でもそれでいい。これからもっといろんな言葉を交わすことが出来るのだから。

 これからもっと、思い出を紡げるのだから――!
304 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/20(水) 01:55:52.68 ID:ezbV7Ab10
―――――――――――――――――――――――――――――――


▼過去の担当ウマ娘の記憶を呼び覚ました。
サポートカード[マヤノトップガン]を入手しました。
サポートカード[マヤノトップガン]がアクティブ化しました。
サポートカード[サンライトブーケ:マヤノトップガン]がアクティブ化しました。


▼マヤノトップガンから受け継いだ因子が強化された。
ひらめき☆ランディング★★☆→ひらめき☆ランディング★★★
スタミナ★★★→スタミナ(2ランクアップ)
根性★★★→根性(2ランクアップ)
逃げ★★☆→逃げ★★★
※★3因子がさらに強化された場合、無条件でランクを上昇させる因子に進化します。
 (例)スタミナ:80(G+)時に継承するとスタミナ:200(E)となる。


―――――――――――――――――――――――――――――――
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 01:57:43.88 ID:Ht0ICCva0
ネイチャさんが物陰から見てそう
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 12:00:34.18 ID:xAoSfzfrO
トレーニングしないといけないからしばらく無理だけど、レース越したらスペちゃんも迎えに行ってあげないとな
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/20(水) 13:30:52.09 ID:uGAaK4Ns0
むしろ先に迎えに行って練習とかレースとかさせた方が色々特典あるっぽいけどな
そういえば記憶復活組の4人は今回の周でレースに出す時はどのレースからになるんだろ
自分でレースとか出てるのかな
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 12:19:36.11 ID:mUhus0lRO
いやいやさすがに主人公はリョティなんだから、他のうま娘達はレース出さないだろう

309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 12:27:47.95 ID:fhsiISfD0
チームメンバーはチームメンバーで各々出走するだろ?
イメージとしてはアオハル杯での担当以外の出走枠みたいな感じで
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 12:39:28.34 ID:69MCnRjI0
>>149みたいにリョテイ以外の子も目標設定はあるな
勝った場合のボーナスとかどうなるのかはもう覚えてないけど
人数も多いしコンマ判定とかは流石にやらない感じかな?
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 14:17:12.25 ID:zwYz/mBT0
マヤノ好きなトレーナーも、記憶を取り戻して皇帝とうまぴょいするルートのトレーナーも見たい(強欲)
312 : ◆FaqptSLluw :2021/10/21(木) 15:44:52.10 ID:UKwrjZ5O0
記憶を呼び覚ましたウマ娘に関しては、物語上はチームの練習に参加することになりますが、目標レースに出走したり練習の効果値を上昇させたりはしません。

厳密にはチームメンバーでは無いので、チームの能力値補正も掛かりません。ただ、練習を重ねたりして好感度を上げておくといいことがあります。お出かけしたりお話したりしてもいいかもしれません。

全ては安価の導き次第。更新は今日の夕方行う予定です。よろしくお願いします。
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/21(木) 16:22:37.13 ID:eHJoNnItO
能力補正得る為には、リョティにレース勝ってもらって、

チームメンバーに追加すればよいのか。

ps、主人公リョティ同様、ネイチャも記憶引き続きってるぽいのにやはり空気だ
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 01:39:05.17 ID:Pv0vNqE90
まだ夕方かもしれん
315 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/10/22(金) 01:57:28.02 ID:saIeLd1L0
秋冷えが身に染みる季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は寒暖差が激しすぎて見事に風邪を引いてしまいました。
お待たせしてしまい申し訳ございませんが、体調の回復を優先させていただきます。

皆様もご自愛ください。
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/22(金) 07:28:15.61 ID:Psve/hdoo
ご自愛ください
317 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/24(日) 18:26:04.13 ID:vw7EpcxU0
お待たせしております、体調が回復したので更新を再開して行こうと思います……!

―――――――――――――――――――――――――――――――

トレーナー「春がきて段々と気温が上がり始めた。このうららかさに心を落ち着ける瞬間が、割と人生の中でも上位に入るくらい心地いい気がする」

トレーナー「四季の中で一番好きなところはどこかと聞かれれば、それは夏だと答えるのだけれども、好きな瞬間だと何処にでもあるから決めづらい」

トレーナー「なんだかんだ言って、四季のことを愛しているんだな、と思った瞬間だった」

トレーナー「……まぁ、それを押しても八月後半のあの季節だけは忘れることが出来ないし、今でも人生の中で一番好きな瞬間であることには変わりないのだが……」

トレーナー「さて、今日は何をしようか」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと9ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/担当ウマ娘とラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
―――――――――――――――――――――――――――――――
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 18:27:09.35 ID:dDyYh1950
ライバル研究
319 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/24(日) 18:35:17.95 ID:vw7EpcxU0

トレーナー「というわけでリョテイ、今日は研究を行おう」

リョテイ「研究、ねぇ。何の研究を進めるんだよ」

トレーナー「――サイレンススズカ。君のライバルについてだ」

トレーナー「これから日本ダービーに出馬するにあたって、彼女は間違いなく有力なウマになってくる」

トレーナー「彼女の研究をしなければ、競い合う以前に逃げ切られておしまいになる可能性もあるだろうな」

リョテイ「まぁ、確かにその通りだな」

トレーナー「……案外すんなり受け入れるんだな。もっと反対するのかと思ってたけど」

リョテイ「アイツを何の対策もなしに負かすことなんてアタシには出来ないからな」

リョテイ「――異次元の逃亡者の異名は伊達じゃない。称号が付けられるんなら、そこに理由はあるはずだ」

トレーナー「わかってくれてるなら早いよ。じゃあ、まずはディスカッションだ」

―――――――――――――――――――――――――――

下1 ナリタブライアンの研究解析
50以上で研究度上昇・スキルヒント
50以下で研究度上昇
320 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/10/24(日) 18:37:30.88 ID:vw7EpcxU0
コピペがモロバレしてしまいました、正しくはサイレンススズカです。
安価は下です。
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 18:39:16.13 ID:xScYEFaio
ぬん
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 19:04:19.88 ID:xKRaME/Uo
祝体調回復っ!
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 19:16:07.49 ID:QlzLr73g0
体調回復して良かった!
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 19:32:45.56 ID:20xPhX5o0
祝福ッ!
325 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/10/24(日) 20:01:46.03 ID:vw7EpcxU0

トレーナー「サイレンススズカの強力な点と言えば、真っ先に浮かぶのは――」

リョテイ「――最終直線での逃げ足。あれは正直反則だろ」

トレーナー「ああ、その通りだ。彼女が異次元の逃亡者と呼ばれる所以がそれだ」

トレーナー「じゃあリョテイ、そんな彼女の強力なアドバンテージを潰すためには何が必要なのか解るか?」

リョテイ「……まぁ、普通に考えたらスタミナ切れを狙うのが吉だよな」

リョテイ「アタシに限らず、全ての走るウマ娘はラストスパートまである程度のスタミナを温存してる」

リョテイ「スタミナさえ切れてしまえば、スズカの逃げ足も鈍るってことを言いたいのか?」

トレーナー「その通りだ。つまり俺たちに必要なものは、サイレンススズカのスタミナを切らす努力か、あるいは……」

リョテイ「スズカのことを差し切ることが出来るほどのスピードとパワーか」

トレーナー「今回はまず、スタミナに焦点を当てたトレーニングをしていこうと思う」

トレーナー「思うんだが……なんでそんなに顔色が悪いんだ?」

リョテイ「あ? 別に何ともねーよ」

トレーナー「リョテイが思ってるよりも、俺は君のことを見てる。体調が悪いんならそう言ってくれ」

リョテイ「ま、別に悪いってわけじゃないから黙っておいたんだけどな。単なる寝不足だよ」

トレーナー「……いや、立派な体調不良じゃないか。今日はここ辺りにして、明日は休養にあてるとするか」

リョテイ「別に大丈夫って言ってるんだけどな……。まぁ、アンタがそう言うなら」

トレーナー「しっかり休めよ」

―――――――――――――――――――――――――――

▼サイレンススズカの研究度が[1/5]になった。
326 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/10/24(日) 21:23:28.05 ID:vw7EpcxU0
トレーナー「春眠暁を覚えずとは言うけれど、睡眠時間が足りないとマジで布団から出たくないよなぁ……」

トレーナー「これを詠んだ詩人は”もう一度寝るの最高過ぎん? 寝るわ”って言いながらまた寝たけど、現代人には厳しい環境だよな」

トレーナー「うらやましい限り……とは思うけれど、やっぱり当時の人は当時の人で能力が必要になったらしいし、相当優秀な人だったんだろうな」

トレーナー「眠ることが出来れば眠ることは重要だと思うけど、そこに至るまでにも重要な要素があるんだな、と切に思った」

トレーナー「……それこそ経済的な理由。あるいは……肉体的な環境もそうだろうか?」


―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと7ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/担当ウマ娘とラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
―――――――――――――――――――――――――――――――
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 21:28:48.48 ID:xScYEFaio
ライバル研究
328 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/24(日) 22:07:07.97 ID:vw7EpcxU0
トレーナー「というわけでリョテイ、今日もサイレンススズカの対策を練るぞ」

リョテイ「ああ……って言ったところで、やること自体はわかり切ってるんだけどな」

リョテイ「この前トレーナーが言ってた二つ目の対策――アタシ自身のスピードとパワーの強化」

トレーナー「その通りだ。今日は君の差し足についての理解を深めていこうと思う」

トレーナー「特に君の脚質――追込に向く脚質は差し足を伸ばせば強い武器となるだろう」

トレーナー「差し足を延ばせばサイレンススズカの驚異的な逃げ足を差すことも出来るはずだ」

リョテイ「まぁ、直線勝負であれば逃げウマに負けるつもりはねぇよ。……で、具体的には何をするんだ?」

トレーナー「ディスカッションだ」

リョテイ「またかよ」


―――――――――――――――――――――――――――


下1 サイレンススズカの研究解析
50以上で研究度上昇・スキルヒント
50以下で研究度上昇
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 22:15:05.62 ID:eC6kFu100
330 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/10/25(月) 00:01:09.23 ID:w9Xl5zij0

トレーナー「サイレンススズカの強みである逃げ足を差し切るのに、特別な手段は必要ない。純然たるパワーとスピードこそが必要だ」

リョテイ「まぁそうだよな。逆に何かあるんだったら、どんな深慮遠謀なんだ……ってなるし」

トレーナー「あいにく深慮遠謀なんて備えていないものでな……。ともかく、純然たるパワーとスピードが必要で、特別な手段が必要なわけではない。つまり俺がこれから君に教えていくのは――純粋な差し方だ」

リョテイ「なるほどな。で、それはどんな差し方なんだ?」

トレーナー「――飛べ」

リョテイ「は?」

トレーナー「正しく言うのであれば、飛ぶように地面を蹴ろ」

リョテイ「……つまり、皇帝サンみたいなスーパーストライドをやれってことか?」

トレーナー「まぁそうだな、大体はあんな感じだと思ってくれていい」

トレーナー「ただ、ルナと君だと体格に差がありすぎるから……空気抵抗を抑えるために前傾になる必要は薄い。スリップストリームで加速したら、後は誰も君のスピードとパワーについて来れないだろうしな」

リョテイ「……背が小さいって言われること自体は構わないんだけど、なんだか癪だな」

トレーナー「背の小ささもメリットだ。体格が大きいと、パワーは増えやすいがその分空気抵抗が増加する。体格が小さいとその逆だが――君には天性のパワーがある。それはとても大きなアドバンテージとなるだろう」

トレーナー「今君に課しているトレーニングも、その体格の小ささとパワーのアドバンテージを最大限に生かすための”改造”のためのものだ。ま、研究と並行して進めていこうじゃないか」

リョテイ「なるほど。自分のこの体の大きさが今までネックに感じていたけれど、そうでもないんだな」

リョテイ「……ありがとうな、トレーナー」

トレーナー「構わない。……勝とうな」

リョテイ「言われずとも」

―――――――――――――――――――――――――――

▼サイレンススズカの研究度が[1/5]になった。

▼スキルヒント[直線一気]Lv1を獲得した。
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/25(月) 00:02:02.35 ID:Ch1VOy86o
研究の進捗度は2では?
332 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/10/25(月) 03:11:04.04 ID:w9Xl5zij0
>>331
おっしゃる通りですね……! 次回の進捗から修正させていただきます!


今日の更新はここまでです。いつもご覧いただきありがとうございます……!
333 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/25(月) 07:37:01.31 ID:Ud+RRNtpo
おつ
334 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/11/02(火) 02:00:13.06 ID:cM2zvDVD0
本業で忙しく、思ったように時間を取れず、更新が滞ってしまいすみません……!
諸々落ち着いてきたので更新を再開しようと思います。

ちなみにライブラ杯の方はいかがでしたか? 皆様のウマ娘が思う存分ターフを駆け抜けることは出来ていましたでしょうか?
健闘を祈るとともに、敢闘を称えるばかりです。

―――――――――――――――――――――――――――

トレーナー「最近作業をしていると腰が痛みだすようになってきた。明らかに運動不足の傾向が出てきたな……」

トレーナー「運動しなければならないとは思うが、やはり普段の仕事が忙しいと運動をする気にもなれない」

トレーナー「俺もウマ娘たちと一緒に走ったりした方がいいのだろうか……?」

トレーナー「いや、絶対にやめておこう。人間はウマ娘には勝てないのだから……」

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[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと9ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
―――――――――――――――――――――――――――――――
335 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/02(火) 02:01:40.61 ID:cM2zvDVD0
目標レースまでの残ターンの表記に誤りがありました。
正しくは残り6ターンです……!
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/02(火) 06:09:57.16 ID:fKN3h5roo
ライバル研究
337 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/04(木) 00:50:26.88 ID:AIdwcEY/0

トレーナー「サイレンススズカの強力な逃げ脚に対抗する手段は前回ディスカッションしたよな?」

リョテイ「ああ……。もう机には向かいたくない」

トレーナー「そう言うと思って、今日は単純なトレーニングを用意してきた」

リョテイ「……アンタ、ひょっとして単純なトレーニングなんて言いながら、やることは座学、なんてことはないだろうな?」

トレーナー「いつもならそうするかもしれないが、今回に限っては本当に単純なトレーニングだ、信用してくれ」

リョテイ「ホントかなぁ……?」


―――――――――――――――――――――――――――


下1 サイレンススズカの研究解析
50以上で研究度上昇・スキルヒント
50以下で研究度上昇
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/04(木) 01:28:26.06 ID:9mLkPKGz0
339 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/04(木) 17:47:08.24 ID:AIdwcEY/0

トレーナー「というわけでトレーニングだ」

リョテイ「なぁトレーナー、一つ聞いていいか?」

トレーナー「ん? どうした?」

リョテイ「これからトレーニングを行うのは理解した、だけどこれは何だ?」

トレーナー「何って――ペースランナーだが?」

リョテイ「いや、それはわかってるんだ、それは……」

リョテイ「だけどなんで、こんなにも速度を上げた状態から始めなきゃならないんだ?」

トレーナー「少し考えればわかることだ、リョテイ」

トレーナー「君は追込に向いたウマ娘だ。つまり、大逃げの代名詞でもある彼女を打倒するには差し足を育む必要がある」

トレーナー「そこで、だ。まずはサイレンススズカのトップスピードを体験してもらおうと思う。最終的にはそのペースを完全に記憶してもらうことになるな」

リョテイ「……まぁ、やることは理解できたけどさ。じゃあどうしてトップスピードを記憶しなきゃいけないんだよ」

トレーナー「うすうす感づいてるかもしれないが、一応教えておこうかな」

トレーナー「――彼女の十全の走りを阻害する。それが最終的な目標だ」


―――――――――――――――――――――――――――


▼サイレンススズカの研究度が[3/5]になった。
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/11/05(金) 00:16:34.99 ID:XCOahCmq0
面白いSSだぁ。つい一気見して追い付いちゃった。
死→祈り→ループ開始みたいな感じなのかな?
ちょっぴりSSの女勇者「強くてニューゲーム」を思い出したわ。
341 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/06(土) 17:39:15.48 ID:7LM0CxD70

トレーナー「春夏秋冬の巡りが美しい……とは思うけれども、常日頃そう言うことを想ってるわけじゃないんだよなぁ」

トレーナー「普通に生きてて呼吸してることを意識する瞬間が少ないように、四季を生きている実感なんて、ふとした瞬間にしか感じない」

トレーナー「そう考えると、俺たちってかなり大雑把な生き物なんだな、とか考えちゃうよな」

トレーナー「ひょっとしたら大雑把すぎて見逃してることもあったりするんだろうか」

トレーナー「はーあ、変なこと考えちゃったな。今日はどうするか」

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[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

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下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと5ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中。次回トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――

ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
―――――――――――――――――――――――――――――――
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 18:04:05.71 ID:aprWo6fGo
トレーニング
343 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/06(土) 20:02:13.12 ID:7LM0CxD70

トレーナー「さて、最近ずっとサイレンススズカの対策ばっかりしていたからな、今日はトレーニングをしなければ」

リョテイ「ふぅん。で、今日は何のトレーニングを?」

トレーナー「……どのトレーニングがいい?」

リョテイ「おいおい、そりゃトレーナーが考えることだろ。アタシが考えることじゃないぜ、トレーナーさんよ?」

トレーナー「まぁ、それもそうだよな」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :475(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

―――――――――――――――――――――――――――――――


下1 トレーニングの種類
スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ


下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目の場合は追加ロール
※休憩効果発動、トレーニング効果量2倍
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性に追加の固定値。
※サポートカード[サンライトブーケ:マヤノトップガン]アクティブ。スタミナに追加の補正値。
※サポートカード[マヤノトップガン]アクティブ。スタミナに追加の補正値。
※サポートカード[ツインターボ]アクティブ。スピードに追加の補正値。
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 20:07:04.65 ID:feciDoFp0
パワー
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 20:14:55.05 ID:lbepbe1Oo
ほい
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 20:19:02.29 ID:lT57cFRvo
oh...
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/06(土) 20:39:12.42 ID:aprWo6fGo
すて…リョテイちゃん気性難出ちゃったかー
348 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/07(日) 02:03:28.64 ID:l9BqXXWz0
トレーナー「というわけで今日はパワーのトレーニングを行おうと思う」

リョテイ「あいあい、ちなみに何やるんだ?」

トレーナー「まぁ順当にウェイトリフティングじゃないか?」

リョテイ「適当だな、オイ……。まぁいいけどさ」

トレーナー「じゃあ、今からジムだ!」

リョテイ「……いや、それはいいんだけどな、トレーナー」

リョテイ「アンタ、ジムの使用許可取ってるのか?」

トレーナー「……え?」

リョテイ「最近トレーニングすることあんまりなかっただろ? 忘れてるんじゃないかって思って……って、その顔は忘れてそうだな」

トレーナー「……じゃあ、ダートを走るか」

リョテイ「はいはい」

―――――――――――――――――――――――――――――――

▼キンイロリョテイのパワーが上昇した。

パワー:475(C+)+(5×1.2×1.25)×2=490(C+)
349 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/07(日) 02:28:49.04 ID:l9BqXXWz0

トレーナー「日本ダービーまで残り僅かだが、課題は多く残っている」

トレーナー「その全てを解決できるとは思えないが、それでもリョテイの価値をより確実なものにすることは可能なはずだ」

トレーナー「ここからが俺の実力の見せ所。さて、やるか――」

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[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :490(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

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下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと4ターン(当該ターン含む)。

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ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

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        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
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■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
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350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 02:34:11.10 ID:WsJ8sndLo
ライバル研究
なんとか終わらせてぇ
351 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/11/07(日) 03:56:49.73 ID:l9BqXXWz0
今日の更新はここまでです。
何とか先行マヤノを勝たせようと奔走しているので更新はすこし亀気味になるかもしれません、すみません。
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 13:03:28.72 ID:WsJ8sndLo
おつおつ
353 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/11/07(日) 17:26:15.43 ID:l9BqXXWz0

トレーナー「というわけで、今日はサイレンススズカの研究を行っていくわけだが……」

リョテイ「ってことは、今日もペースランナーか?」

トレーナー「ああ。だが今日はいつものトレーニングとは趣向を変えて見ようと思う」

リョテイ「趣向、ねぇ」

トレーナー「そうだ。彼女の逃げ足の際たるところは、高いスピード保持能力と加速力だ。裏を返せば、加速力やスピード保持能力がどうしても落ちる箇所では、彼女の力は十全に発揮することは出来ない」

トレーナー「つまり、俺が何を言いたいかわかるか?」

リョテイ「……まぁ、ウマ娘として何度もレースしてたらわかるぜ?」

リョテイ「つまりアンタは、アタシにコーナーでの加速をさせようってハラか」

トレーナー「そう言うことだ。というわけで今日は姿勢制御とバランス力のトレーニングだ」

リョテイ「あいよ」


―――――――――――――――――――――――――――


下1 サイレンススズカの研究解析
50以上で研究度上昇・スキルヒント
50以下で研究度上昇
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/07(日) 17:34:10.35 ID:ca+0ARHDo
いけー
355 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/08(月) 02:30:06.50 ID:46Ddih2V0
トレーナー「というわけで、これだ」

リョテイ「これは……風船?」

トレーナー「ああ。限界まで空気を入れてるから、なにかに触れたりしたら割れるだろうな」

リョテイ「つまりアタシは、ペースランナーのサイドにこれが当たらないように走ればいいってことか?」

トレーナー「ああ。姿勢制御とか難しいことを言っているが、簡単にまとめれば必要なのは体幹だと言える」

トレーナー「体幹は基礎だからな。まずはどれだけ自身の体幹がぶれているか、あるいは走行中にどれだけぶれているかを計測する」

リョテイ「方法はキテレツだけど、理解はしたぜ。じゃあ開始と洒落込むか」

トレーナー「ああ。……それとひとつ聞いておきたいことがあるんだが」

リョテイ「あ? なんだよ」

トレーナー「メンコつけなくて、大丈夫か?」

リョテイ「……言うのがおせえんだよ!」

―――――――――――――――――

▼サイレンススズカの研究度が[4/5]になった。
356 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/11/08(月) 16:48:18.89 ID:46Ddih2V0

トレーナー「消滅の美学って、一体どういう文化から派生した思考なんだろうな」

トレーナー「詫び寂びみたいな、何というか静けさや趣を重要視する文化ってかなり珍しいはずで」

トレーナー「とすれば、何か日本にしかない何かしらが作用していることは確かなんだけど……」

トレーナー「例えば日本では花が散った時の言葉は少なくとも5以上あるけど、海外では2つ3つしかないとかなんとか……」

トレーナー「それくらい日本って言うのは消滅に特化した文化圏なんだなぁと考えると、少し思うところが出てくるよな。俺たちもそんなに滅びを良しとしてないはずなのに、な」

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[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :490(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

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下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/ライバル研究/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと3ターン(当該ターン含む)。

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ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

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        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
―――――――――――――――――――――――――――――――
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 17:13:40.56 ID:QhpuwD8f0
ライバル研究
358 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/08(月) 17:19:13.77 ID:46Ddih2V0
トレーナー「さて、サイレンススズカの対策は今日が最後だ」

リョテイ「ようやくかという気持ちがあるけど、これだけかという気持ちもある。本当にこれだけでスズカのことを倒せるようになるのか?」

トレーナー「疑問はごもっともだ。ただ、確実にとまではいかなくても、倒せる確率は上がったはずだ。そうでなければ俺は君のトレーナーである資格がないからな」

リョテイ「ふぅん……。ま、期待はしてるけどさ」

リョテイ「で、最後の対策ってなんだよ、トレーナー」

トレーナー「ズバリ――気象予報だ」

リョテイ「は?」


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下1 サイレンススズカの研究解析
50以上で研究度上昇・スキルヒント
50以下で研究度上昇
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 17:27:27.60 ID:QhpuwD8f0
そい
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/08(月) 21:27:15.82 ID:UYDf1GXBO
時期的に次のターンで三女神像に祈りに行ったら何かありそうな気がする
361 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/08(月) 23:40:41.45 ID:46Ddih2V0

トレーナー「バ場を走るうえで必要な情報はいくつかある。例えば右回りか左回りか、バ場は良バ場か重バ場なのか、気候は……」

トレーナー「リョテイ、君にだってあるはずだ。――普段通りの走りができなかったり、あるいは普段よりもうまく走れたり」

トレーナー「これまではあまり見てこなかったバ場状態。それを今こそ気にしようか」

トレーナー「そうすれば、サイレンススズカに対抗できる武器が生まれるかもしれない」

リョテイ「……なるほど、とりあえず言いたいことは理解したぜ、トレーナー」

リョテイ「言いたいことは、な」

トレーナー「含みがあるな、何を言いたい?」

リョテイ「実際にそれが出来るかどうかって話なんだよなぁ」

トレーナー「……ひょっとして出来ないのか?」

リョテイ「出来るにはできる。けど、さ。日本ダービーの日の天候って……」

リョテイ「――雨、だよな?」

トレーナー「ああ、そうだけど?」

リョテイ「……雨、あんまり得意じゃないんだよな」

トレーナー「好き嫌いの話なのか……」

リョテイ「だから、まぁ。頑張りはするけどさ、期待はしすぎないでくれよな?」

トレーナー「……まぁ、わかったよ。コツだけは教えとくから、身につけといてくれよな」


―――――――――――――――――――――――――――


▼サイレンススズカの研究度が[5/5]になった。

▼スキルヒント[雨の日〇]を獲得した。
362 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/09(火) 18:28:38.83 ID:eSke7XlE0

トレーナー「春の終わりって、一年の中で一番憂鬱な時期だよな」

トレーナー「これから梅雨が来ると思うと、気落ちする……」

トレーナー「俺が湿気が嫌いだからって言うのもあるけれど、雨が続く季節って純粋に気分が落ちないか?」

トレーナー「……早く夏にならないかな」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :490(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

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下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行
スキル習得(ウマ娘)/スキル習得(トレーナー)/その他(良識の範囲内で自由に)
※日本ダービーまであと2ターン(当該ターン含む)。

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ナイスネイチャの好感度:★★★/★★☆☆☆☆☆☆(好感度:+2/好感)

キンイロリョテイの好感度:★★★/★★★★☆☆☆☆(好感度:+4/友人以上)

シンボリルドルフの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

ツインターボの好感度:★★★/★★★☆☆☆☆☆(好感度:+3/友人)

マヤノトップガンの好感度:★★★/★★★★★★★★(好感度:+8/比翼連理)

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        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「祈りは力に、願いは形に」/特定の時期に、ある場所を訪ねる
・「地を支え、海を拝せよ」/探索の進捗を終了させる
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中 3/5
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
・夢千夜/記憶を呼び覚ましたウマ娘の好感度を一定以上(+5/親友より上)にした上で、会話をする
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363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/09(火) 18:38:54.32 ID:QdvjOTmeo
トレーニング
364 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/11/09(火) 19:06:11.55 ID:eSke7XlE0

トレーナー「というわけでリョテイ、今日はトレーニングだ」

リョテイ「なんかようやくって感じだな」

トレーナー「ま、今までずっとサイレンススズカの対策に時間を割いてきたわけだしな。久しぶりのトレーニングってことにはなるかも」

リョテイ「とはいえ、個人的に少し練習はしてたからなまってはいないはず。さ、早くトレーニングしようぜ」

トレーナー「ああ」


―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:610(B)
スタミナ:337(D)
パワー :490(C+)
根性  :306(D)
賢さ  :691(B)

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下1 トレーニングの種類
スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ


下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目の場合は追加ロール

※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性に追加の固定値。
※サポートカード[サンライトブーケ:マヤノトップガン]アクティブ。スタミナに追加の補正値。
※サポートカード[マヤノトップガン]アクティブ。スタミナに追加の補正値。
※サポートカード[ツインターボ]アクティブ。スピードに追加の補正値。
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