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ミステリーを書いてみたから是非犯人を推理してってくれ
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わしじゃよ
[saga]:2021/08/10(火) 22:22:40.79 ID:jt5YgCLp0
なんかミステリーでよくある孤島の館に集められた人たちを、執事が迎え入れていた。
執事「皆様、お集りになったようですね」
執事「ようこそ、我が主が所有する孤島の別荘『ばりくそ殺人事件が起きそうな館』へ」
執事「まー名前からして怪しい度マックスなんですが、ご安心ください。殺人事件なんて起きませんよハハハ」
主人公「うーん全然安心できないが、せっかくの機会だ、今日はこの館で開かれるパーティを楽しむとしようか高校生のヒロインちゃん」
ヒロイン「そうね、普通の高校生を謳いながら実は名探偵の孫である主人公くん」
探偵「へぇ、あなた高校生探偵なんですか。僕も探偵業を営んでましてね。巷では難事件ばかり解決するんで『探偵王子』なんて呼ばれてるんですよ。そうだ、せっかくですから皆さん自己紹介しませんか?」
刑事「面倒くせえが、まあいい。俺は刑事だ、休暇だったのにこんな孤島まで呼び出されちまってな、主とやらをとっちめてやらねえと」
政治家「私は名のある政治家だ。そこの刑事が言った通り、私も主とやらに呼び出されてね。まったく忙しいのに、困っちゃうよ」
医者「僕は医者です、皆さん何か気分でも悪くなれば言ってくださいね」
小説家「おいどんは九州のラノベ作家ばい。『この素晴らしいゼロから始まるオーバー幼女お兄様』って作品を書いとるばい」
詐欺師「ミーは詐欺師デス。どんなことでも騙してみせマース」
奇術師「わたし、きじゅつし! すごいんだよ、マジックできるよ」
アル中「俺はアル中だ。酒をくれ」
殺人鬼「俺は殺人鬼だ、さてどいつから血祭りにあげてやろうかな」
執事「さて、皆さまの自己紹介も終わったところで、我が館の主に登場していただきましょうかね」
執事「主! そろそろ皆様を集められた理由を発表するタイミングと思いますが、いかがでしょうかー!」
執事「……おかしいな、返事がありませんね」
主人公「うーん、おかしいとこはこれまでにも多々あったんだが、確かに主さんが返事しないのもおかしいですね」
探偵「これは事件の匂いがしますよ」
主人公「え、あ、うん」
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