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【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」スペ「2スレ目です!」【安価】

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752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 01:06:52.90 ID:uHVc9UDi0
クリスマスゴルシ
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 05:57:39.60 ID:3XroH1TCo
トレーナー消えてしまった後のツインターボ
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 08:55:19.13 ID:tDZvE6HCO
全部書け(無謀)
755 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 16:00:06.83 ID:+hM7VL0K0
スーパー・ショート・ショートですがお納めください。

―――

 開いた窓から湿気を含んだ重い風が吹き込んで、僅かにツインターボの毛先を揺らした。

 じとりと巻き付くような湿気、曇天ともくればそろそろ雨が降るのは目に見えていた。

 だから、気分が余計に暗くなったのかもしれない。思い出したのは――あの日、メイクデビューの日の出来事。


「……なんで、なんで誰も、トレーナーのこと、覚えてないんだよぉ……」


 シーツを握って、涙を湛え、ツインターボは小さくつぶやいた。

 レースが終わって気を失い――気付いた時には、トレーナーは記憶ごとこの世界か消えてしまっていた。

 誰に聞いても二言目には「そんな人いたか?」と返ってくる。

 ツインターボだけが、トレーナーという人物の存在を確信していて。だが、周囲の人々はその存在を懐疑的に見ていて……。そんな状況に置かれたツインターボは、もう心が疲れ切っていた。

 わがままを言っても笑って聞き入れてくれた。消えて初めて、いろんなことに気を遣ってくれていたことに気が付いた。……世界で一番の味方が、消えてしまったということに気付いてしまった。

 ……苦しかった。

 息がつまるような、閉塞を感じた。

 雨が降ってきて、それがベランダに小さく打ち付けて。

 その甲高い音だけが、今のツインターボの味方だった。

 誰もがツインターボを慰めに来た。ただ、その心を癒すものは、本質的に存在しない。

 どれだけ待っていても、どれだけ望んでいても、いない――。


「……だれか、だれか覚えてないのかなぁ……」


 うっすらと隈の残る瞳で、外を眺める。

 これが御伽噺ならば、いい子にして待っていれば空から降ってくるのかもしれないけれど……。

 負けてしまったツインターボは、もう夢を見てばかりではいられなくなっていた。

 現実はまだまだ子供であるツインターボに、敗北の二文字を突き付けてしまっていて。


「……く、う、ぁ……!」


 シーツを小さな手でぎゅっと握って、寄った皴に水滴が落ちていく。

 この世界は残酷で、救いなんてなかった。

 そう思わせるに十分な絶望を、ツインターボは既に抱えていた。

 ……だから、もう。


「君は幸せになるべきだ、ツインターボ」


 幸せになってほしい――。そう願った誰かの祈りは形となる。

 ……そのウマ娘によって、ツインターボがターフに舞い戻るのは、また別の話。
756 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 16:24:02.45 ID:+hM7VL0K0
時間ができたのでもういっちょスーパー・ショート・ショートをば

―――


「蹄鉄よし、勝負服、よし……!」


 かるくつま先を叩いて、スペシャルウィークは立ち上がる。

 控室から少し歩けば、そこには客の喊声渦巻く中山競馬場のパドックが広がっていた。

 ……有馬記念。スペシャルウィークはあれから血のにじむような努力を重ねて、大舞台に立っていた。


――”トレーナーなしで有馬まで上り詰めた超有望株”。


 それが今のスペシャルウィークの評価。本人は事あるごとに否定するので、謙虚で実力もあるウマ娘として人気を博していた。

 だが、それは真実ではない。――彼女にも、トレーナーがいる。

 ただ、今ここにはいないというだけだ。今もトレーナーは自分のことをきちんと見てくれている。

 ”一緒に日本一を目指さないか”と、スペシャルウィークに声を掛けたトレーナーが、私の晴れ舞台を見ていないわけがない。

 スペシャルウィークはもう三年も経つというのに、トレーナーのことを忘れず、信じていた。


「……トレーナーさん。私、絶対に勝って勝って、日本一になりますから――!」


 ゲートについて、駆け出す準備。両隣のウマ娘も――確かに、名だたる強者。

 でも、とスペシャルウィークは思う。

 どれだけ強くたって、負けるわけにはいかない。もう負けたくない。

 あの日、トレーナーが消えた日、スペシャルウィークは強く誓ったのだ。


「絶対に、負けない」


 ゲートが開かれ、体は風をまとって前へ進む。

 ブルネットの髪が流れ、姿勢は前傾。序中盤は脚を溜めて。

 終盤で、解く。

 爆発的な加速を見せたスペシャルウィークは、他のウマ娘をごぼう抜きし、一気に先頭集団に躍り出る。


――それは、まさしく星の如き加速だった。


 全てを過去に置き去るようなレースの結果は、もはや第四コーナーから最終直線に入った時点で明白だった。

 後悔や絶望を振り払う走りは、その先に誰の背中も写さない。

 夢や希望は、誰かのを追うモノじゃないから、もう背中は見ない。


「――トレーナーさんッ!」


 声高に、叫ぶ。トレーナーがどこにいても、彼女のことを見つけられるほどに。


「私、どこにいてもトレーナーさんが見つけられるくらいに輝きますから!」


 だから。


「いつかまた、会いに来てください……! 私にいつか、あの時のお礼をさせてください!!」


――いつかまた、会いましょう。絶対に!

757 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 16:42:03.74 ID:+hM7VL0K0
もういっちょ。

文字量は正式にイベントを踏んだ時よりも短くなってます。

―――

「……君にはそこそこ期待していたつもりだったんだ、マヤノトップガン」
「会長、さん……?」


 シンボリルドルフに呼び出されたマヤノトップガンは、開口一番突きつけられた言葉に思わず硬直した。

 確かに、ここ何日かは少し落ち込んでいて、トレーニングも疎かになりがちだった。

 でも、だからといって――。


「君がナリタブライアンに勝つ? それは皮算用というやつだ。諦めたほうがいい」
「……会長さんでも、言っていいことと悪いことがあるよ」
「何故だ? 私はただ――事実を述べているにすぎんよ」


 かちん、と。頭の何処かが切れるような感触がした。

 確かに、ナリタブライアンに敵わないことは分かっている。

 だが、そんな言い方があるものか。

 今までの努力を否定するような、そんな言い様を許せるものか。


「訂正して、会長さん」
「訂正する必要がどこにある、マヤノトップガン。先ほども言ったがこれは事実だ。人間が水の中で息をしようとするのを止めることに、何の理由や説明がいる? 訂正する必要もあるまい」
「……じゃあ、どうして! どうして会長さんはマヤにいろんなことを教えてくれたの……?」


 シンボリルドルフの瞳をまっすぐと見て、マヤノトップガンは問う。

 放課後の、あの時間。楽しいばかりとは言えなかったが、シンボリルドルフと共にナリタブライアンを打倒するのはマヤノトップガンにとって好きな時間の一つだった。

 だから、本人から否定される理由が知りたかった。

 だが。


「気まぐれだよ、マヤノトップガン」


 その一言で、マヤノトップガンが覚えていたすべての好意的な記憶が、砕ける音がした。


「……期待した私が馬鹿だったよ。一度打ちのめされるといい。身の程を理解できるんじゃないか?」


 膝を、着くしかなかった。

 気付かないうちに瞳からは涙があふれ、コンクリートにしみこんでいく。

 その跡も、夏に近づく気温のせいで直ぐに乾いて、まるで嘘みたいに消えていく。

 全ては虚飾で。

 真実は、この心だけだった。


―――

「……手間を掛けたな」
「構わない。外ならぬ君の願いならな――ブライアン」
「……」
「それにしても、自分の未明を恥じるのみだ。全てのウマ娘の幸せを願っているとは言うが、悲しませることでしか事態を解決できないとは」
「……誰もアンタのことを責めないだろ」
「それでも、だ。……後は頼むよ、私も少し……堪えた」

758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 16:46:42.08 ID:WQ9mrwQYo
会長にこんな事言われたら再起不能になりそう
759 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 17:03:51.85 ID:+hM7VL0K0
もういっちょスーパー・ショート・ショート。
ゴルシがリミテッドイベントのクリスマスを踏んだ場合、秋川理事長もたづなさんも出てきません。
全て一人で解決します。

―――

「よぉ、トレーナー! そんなとこでアルマジロみたいに丸まってどうしたんだ?」
「――ゴールドシップ」
「は、さては――ダンゴムシごっこだな?! 岩役を探してるトコだったんだな」


 街道の路地裏。いつもの笑顔を浮かべてゴールドシップはそこに立っていた。


「……ごめん、ゴールドシップ。今は一人にしてくれないか」
「……。あぁん? どうしたんだよいきなり、ゴルシちゃんをハブって一人でダンゴムシごっこに洒落込むとはいい度胸じゃねーか」
「…………違うんだよ。とにかく、一人にして――」


 不意に、ぐいと引っ張り上げられた。

 そしてそのまま壁に優しく押し付けられ、またぐらに足が差し込まれた。

 そのまま顎をくい、と持ち上げられ――視界いっぱいにゴールドシップの顔が映った。

 いつも通り、綺麗な顔だ。――ただ、そこに浮かべられている表情は、いつものにやけ顔ではなく、真剣なものだった。


「おいおい、いきなりどうしたんだよ。――トレーナーしては珍しく弱気のヘナちゃんじゃねーか」
「……」
「答えろよ。アタシのトレーナーともあろうものが、青菜に塩ブッ込んだみてーな顔してるんだ。何かあるんだろ?」


 どうなんだよ、と。差し込まれた足が強く持ち上げられる。

 目線が強制的にあわされて、俺はそれを咄嗟に逸らした。


「……あたくし、ちょっと頭に来ましてよ」
「……」
「ちょっとついて来いよ。てか連れてくから」
「え、ちょ」


 俺が何かを言う前に、ゴールドシップは手際よく俺を横抱きにして、どこかへと駆け出した。

 商店街を疾走するゴールドシップ、その腕に抱えられている俺。

 物珍しさに目を向けてくる住民たちと目が合うたび、俺は死にたくなった。


―――


「うじうじしてんじゃねー。どうせ”俺はクソ雑魚アホトレーナーだから、天才ゴルシちゃんとつり合いが取れないんだーえーん”とか言ってたんだろ?」

「……おおむねその通りだけど」

「くっだらねーこと考えてんな、オマエ。オマエ以外にゴルシちゃんのトレーナーは務まらないって知ってっか?」

「……は?」

「アタシについて来れるトレーナーはオマエだけだって言ってんだよ。ほら、わかったら救命胴衣準備しろ!」

「え? は?」

「気分が良くねぇんだろ? だったら――夜釣りじゃーい!」

760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 17:18:28.74 ID:tDZvE6HCO
このスレを見てマヤノが推しになった人は絶対に居る
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 18:14:31.01 ID:Voud/ofGo
まさかの全部盛り!ありがとうございます!ありがとうございます!!

夏の空とターボは程よく曇らせろ
スペちゃんはさすがの日本総大将
マヤノはこの後トレーナーちゃんが慰めてくれるから…ごめん、やっぱ辛えわ…
イケメンムーブするゴルシは反則なんですよね、釣果すごそう
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 18:37:04.03 ID:JMvmh9UT0
これ見て思ったけどこのスレのキンイロリョテイはこうテンションがガッと上がってない時のゴルシに雰囲気が似てる。
運命的な何かがある二人だけあって
あと>>1は絶対にスペちゃんに「ブルネットの髪」って表現を使うのが気に入っている、俺も好き
763 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 18:39:10.76 ID:+hM7VL0K0
「――稟議書。本当に通るんだろうか」


 キンイロリョテイと別れた後、俺は稟議書を手にして理事長室前に立っていた。

 ……これを提示するという事は、俺がループしているという事は最初から説明することに他ならない。

 だが、俺には提出せざるを得ない理由があった。――URA優勝という、大望が。

 マヤノトップガンの育成を終えてみてわかった。ウマ娘を育成する上で欠かせない要素の一つに”他のウマ娘の協力”がある。

 前回のループではシンボリルドルフが協力してくれたが、今ループでも同じように上手くいくとは思えない。

 であれば、最初からウマ娘の協力を取り付けられる状況――つまりチームを作成することは必要だと強く思う。


「考えているだけじゃだめだな。提出しに行くか」


 二度扉を叩けば、内側から秋川理事長の声が返ってくる。

 俺は「失礼します」と扉を開き、中へと入る。


「挨拶ッ! お疲れ様だ!」
「お疲れ様です、理事長。今少しお話よろしいでしょうか?」
「肯定! ……君は、先週着任したばかりのトレーナーだな、何か用か?」


 こちらを、と秋川理事長に稟議書を差し出す。

 既に決済印が押されたそれに、秋川理事長は首をひねって疑問を露わにした。


「……疑問。このような提案の決済印を押した覚えはないが……」
「当然でしょう。……なぜならば、その決済印は、貴方ではない秋川理事長に押してもらったものですから」


 俺がそう言えば、秋川理事長は首をひねった。

 言っていることの意味が良く理解できていないようだ。……まぁ、当然の反応だろう。

 このままでは、話が進むこともない。

 そもそも話すつもりだったので、俺は自身が陥ってしまっている状況の仔細を理事長へと話した。

 最初こそ理解が出来ないとばかりに何度も話を止めていた理事長だったが、実際の体験を交えて話せば次第に懐疑的な態度が打ち解けていく。

 ……さすが、若いなりに理事長をしているだけはあった。


「成程。理解はしたぞ、理解は。ただ、だからといってすぐに稟議を通すわけにはいかないが……」
「……いえ、通した方がよろしいかと」
「……シンボリルドルフ、いつからそこに?」


 俺がそう問えば、シンボリルドルフは苦笑いを浮かべて、扉の方を手で示した。

 ……開けっ放しだった。
764 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 18:55:20.66 ID:+hM7VL0K0
「おおよその事情は把握しました。……してしまった、と言ったほうが正しいですが」
「……ああ、むしろ手間が省けた、ともいえるかな」
「手間が省けた、という事は――もともと私にも話そうと?」


 シンボリルドルフが首をかしげた。


「ああ。ウマ娘のケアは、ウマ娘に任せるのが一番いい」
「……同感です。なるほど、ではこれからの話し合いには私も加わるとして――」


 シンボリルドルフは秋川理事長の方に向き直り、今一度同じ言葉を繰り返す。


「理事長、その稟議は通すべきです」
「熟慮……。なぜそう思うか、意見を聞かせてくれ、シンボリルドルフ」


 では失礼して、とシンボリルドルフが理事長室に備え付けのホワイトボードに向かう。

 トレセン学園と書き、何かの数字を書く。……これは、ウマ娘の総数と、トレーナーの総数……だろうか。


「――そもそも、トレセン学園は慢性的なトレーナー不足です。それはひとえに、ウマ娘のありとあらゆる調整を行うという点で、トレーナーという職業が特殊技能職であることが原因だと思われます」
「肯定。確かに、トレセン学園におけるトレーナーの総数は、ウマ娘の在籍数を下回っている」
「ある程度は私たちのような高学年のウマ娘が面倒を見ていますが、個々人の面倒を見るには手が回りません。私たちとて競争バですから」


 確かに。寮母や指導役のウマ娘などはいるが、その全てがレースに出ることを目指しトレーニングを行っているウマ娘たちだ。

 練習の時間を割いてまで、個々人に構っている暇はない。冷酷なようだが、そもそも彼女たちがトレセン学園に居るのだって、レースに勝ちたいが為なのだ。


「ですが、1人のトレーナーが複数人のウマ娘の面倒を見ることができればどうでしょうか。トレーナーの負担は増すでしょうが、確実に個々人への対応力が増すと考えられます」
「疑問。確かに言うことは分かった。ある程度の説得力もあると思う。だが――トレーナーの負担についてはどう考える?」
「――希望性を採ればよいかと。余裕があるトレーナーに希望してもらい、実績に応じて複数人のウマ娘の面倒を見せる」


 シンボリルドルフがそう提案すると、理事長は少し悩んで――そして結論を出す。


「承認。とりあえず、私にはとても魅力的な提案に見えるッ。だが、さすがにたづなに了解を得ないとマズいからな……。たづなに聞いてから、追って沙汰を言い渡そうッ!」
「……ありがとうございます」


 シンボリルドルフが頭を下げる。俺はただ事態の推移を見守ることしかできずに、追うように頭をさげた。

 それにしても、やけにシンボリルドルフの対応が迅速な気がする。聡明なシンボリルドルフとはいえ、さすがにループなどと説明がされれば困惑するのが常ではないんだろうか。

 ……まぁ、気にしていても何も始まらない。手助けに感謝するだけにとどめておこう。
765 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:02:05.21 ID:+hM7VL0K0

 それから数日が経過した。俺の稟議書は無事に通ったようで、理事長から正式に「チーム結成」についての通達が為された。

 チームを結成するにあたっての条件は簡単だ。トレセン学園のトレーナーであること。

 とはいえ、最初から何人ものウマ娘の面倒を見させるわけにもいかないらしく、実績を上げたことがないトレーナーは2人チームを結成することしか出来ない、とのこと。

 とはいえ、チームを結成することは出来るわけだ。


「……というわけで、チームを結成しようと思う」
「お、なかなか粋なことするな」
「……意外だな、君はこの手のことに否定的だと思ってたが」


 窓際で知恵の輪を解いていたキンイロリョテイは、俺の方を不愉快そうな視線で見つめる。


「いやアンタ、私と関わってまだ一日二日だろ? なに理解した気になってんだよ」
「態度から推察したまでだ。……ちなみに、なんで好意的なのか聞いても?」
「あ? 決まってんだろ、そんなん……」


――青春って浪漫だろ、そりゃアンタ。


 言われてなるほど、と思った。


766 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:08:12.21 ID:+hM7VL0K0
トレーナー「誘うウマ娘は誰でもいいのか?」

リョテイ「まぁ、ヘンな奴じゃなければ」

トレーナー「じゃ、決まりだな。もう声はかけてあるんだよ」

リョテイ「へぇ。随分と手が早いんだな、アンタ」

トレーナー「……言い方を考えてくれ。まぁ否定はしないが」

リョテイ「……いや、否定しろよ」

――――

▼チームが結成されました。

▼ナイスネイチャの加入は、メイクデビュー後となります。

―――
[チームについて]
チームに加入したウマ娘は、練習やイベントなどに参加することになります。
原則として、安価での指定がなければ、チームの構成員となったウマ娘と育成ウマ娘は別行動をとりません。
また、構成員となったウマ娘も、育成ウマ娘と異なるレースに出走します。
これによる目標不達成は存在しませんが、勝利することにより育成ウマ娘に恩恵を齎すことが出来ます。

トレーナーの抱える秘密を共有するかどうかは安価に委ねられます。

詳細な設定については、設定の説明が必要な際に行います。
767 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/25(水) 19:11:36.84 ID:+hM7VL0K0
トレーナー「……トレーナー室が凄く簡素に見える」

トレーナー「マヤノと一緒に過ごしていた時は、マヤノの私物とか結構あったからな」

トレーナー「キンイロリョテイの私物は……あ、この前の知恵の輪が窓枠に置かれたままだな……」

トレーナー「この感じだと、そう遠くないうちに私物にあふれることになるかもな」

トレーナー「……いかん、笑うな笑うな」

トレーナー「気を引き締めないと」

―――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:86
スタミナ:47
パワー:22
根性:25
賢さ:19

―――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/その他(良識の範囲内で自由に)
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:12:37.45 ID:M3KgUwVl0
トレーニング
769 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:13:08.79 ID:+hM7VL0K0
あ、ちなみにメイクデビューまではあと3ターン(当ターンを含む)です。
安価なら下
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:13:40.85 ID:Voud/ofGo
(リョテイもヘンな奴の括りや…どっちかというと…)
771 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:17:26.96 ID:+hM7VL0K0
リョテイ「トレーニングか」

トレーナー「不服か?」

リョテイ「別に。まぁ、将来的にはそうなるかもしれないが、ね」

トレーナー「……どういうことだ?」

リョテイ「アンタが私に適した量のトレーニングを課すことが出来るか、ってコトだよ」

トレーナー「今日はどうあがいても軽く流すからな。どれだけ成長できるかはキンイロリョテイ、君次第だ」

リョテイ「ま、初回なんてそんなもんだろ。理解はしてるが――言い方、もう少し柔らかくできないのか」

トレーナー「……これでも十分柔らかくしてるつもりだけどな」

リョテイ「……嘘がヘッタクソだなぁ、アンタ」

―――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:86
スタミナ:47
パワー:22
根性:25
賢さ:19

―――

下1 トレーニングの種類

スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の成長率に固定値追加。

―――

下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目の場合は追加ロール

―――
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:20:45.49 ID:WQ9mrwQYo
パワー
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:21:18.83 ID:Voud/ofGo
ほーい
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:33:02.18 ID:yrspui1oO
いいスタート切れたかな
775 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:38:27.64 ID:+hM7VL0K0
トレーナー「総合的に見てパワーがないな」

リョテイ「ま、他のウマ娘と比べたら小柄に生まれたからな」

トレーナー「だろうな。今回は不足ぎみなパワーを補強しようと思う」

リョテイ「そうかい。何をすりゃいいんだ」

トレーナー「パワーの上昇ならこれと相場が決まってるだろ」

リョテイ「……だからジムだったのか」

トレーナー「まぁ、全体的なパワーの増強ならここ以上の場所はないしな」

トレーナー「一部分の筋肉を特化させるなら他にもあるけどな」

トレーナー「さて、まずは取り組んでもらおうか。君のキャパシティを見たい」

リョテイ「へいへい」

―――

▼キンイロリョテイのパワーが上昇した。
パワー:22(G)+83=105(G)


776 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:42:55.21 ID:+hM7VL0K0
「小柄なだけあってパワーは本当にないんだな」
「最初アンタもそう言ってただろ。まぁ、鍛える重要性は理解してるけどな」
「だったらいいんだ」


 それだけを告げて、踵を返そうとした時だった。

 ポケットに潜めておいた石が、唐突に発熱した。

 来たか、と俺は思った。

 ツインターボの時然り、マヤノの時然り、この石が光ったと思ったら力が増した。

 俺の[俯瞰・解]はこの石のことを因子と呼ぶことを示している。


「……おい、どうしたんだよいきなり押し黙って」
「キンイロリョテイ、今から体の異常があったら、無理せず休めよ」
「は?」


 キンイロリョテイの胡散臭いものを見る目が、俺のことを貫いた。

―――

下1 [トレーナー白書(当ループ限定品)]を使用するか

777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:43:42.46 ID:fMQgCyfSo
使う
778 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 19:56:27.03 ID:+hM7VL0K0

 発熱がピークに至り、突如として石や本の感触が喪失する。

 すると、目の前で俺のことを疑うように手を組んでいたキンイロリョテイの体が、跳ねた。


「……ッ! おい、これ、なんだよ……っ!」
「……」
「おい、答えろよ……! 怖いだろーが!」


 ……少しすると落ち着いたようで、キンイロリョテイは荒い息を吐きながら目の前に崩れ落ちた。

 周囲には誰もいない。ここを利用するとき、予め理事長に事情を話して貸し切りにしてもらったからだ。

 まぁ、ここ以外にもジムはいくつかあるからな。

 ……っと、そんなことはどうでもいい。今大事なのはキンイロリョテイのことだ。


「大丈夫か」
「……ああ。なんかポカポカするというか、温かい気持ちになると言うか――」
「キンイロリョテイ」
「なんだよ」
「――なんで君は泣いてるんだ?」


 驚くキンイロリョテイの両目には、キラキラと光るそれが湛えられていた。

 彼女はそれを慌てて拭うと、きっ、とこちらを睨みつけてくる。


「アンタ、ほんとに何したんだよ……!」
「警戒するようなことじゃない。機会が来たら話す」
「……信用ならないトレーナーの下で、ウマ娘が十全にトレーニングすると思うか?」
「いや、君はどうあがいてもトレーニングに励む」


 言い切った俺に対して、キンイロリョテイはぴくりと片眉を跳ね上げた。


「どうしてそんなことが言いきれる?」
「君が走る目的は俺じゃない。君の夢であり、浪漫だからだ。俺はその為の舞台装置に過ぎない、だろう?」
「……。はぁ、正解だよ、まったく。食えない奴だ」


 ため息を吐くキンイロリョテイ。だが、俺に対する疑心がなくなったわけではないらしく、指をピッと立てて、こちらに指してくる。


「……いつか話してもらうからな」
「そう言ってるだろ」
「チッ! 相変わらず感じ悪いな、アンタ」
「気に入らないか」
「……気に入るか気に入らないかの話じゃない。直したほうがアンタのためだって言ってんだよ」
「そうか、忠告ありがとう」


 俺がそう伝えると、キンイロリョテイは鼻を鳴らして、シャワールームの方へと向かう。

 ……特に悪影響などはなさそうだ。むしろ、何というか……肌つやが増したような。

 変な影響はなかったようで何よりだ。――まぁ、スキルも正常に受け継がれているし、変な影響が出るわけがないんだが……。

 心配なものは心配だ。ただそれだけの話。

 俺はキンイロリョテイにこのホッとした気持ちがバレないように、その場からそそくさと離れたのだった。


―――

▼トレーナー白書を使用した。
下1 獲得スキル
※コンマが大きいほど良いスキルを習得する。
※ゾロ目は追加ロール。
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 19:58:03.04 ID:yrspui1oO
ハッピーカムカム
780 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 20:15:16.77 ID:+hM7VL0K0
▼スキル[お見通し]を獲得した。

▼夢のきらめきを使用した

▼因子継承開始

―――

■因子継承

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:86(G)+(12×2)=110(G)
スタミナ:47(G)+(12×3)=86(G)
パワー:105(G)
根性:25(G)+(12×3)=61(G)
賢さ:19(G)

▼スキル[先手必勝]を獲得した。

▼スキル[全身全霊]を獲得した。

▼固有スキル[シューティングスター]を獲得した。

▼固有スキル[これが諦めないってことだァ!]を獲得した。

▼固有スキル[ひらめき☆ランディング]を獲得した。

▼脚質[逃げ:G]が[逃げ:D]に上昇した。

―――

■夢のきらめき

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:110(G)×1.2=132(G)
スタミナ:86(G)×1.5=129(G)
パワー:105(G)×1.5=157.5→158(G)
根性:61(G)×1.2=73.2→74(G)
賢さ:19(G)×1.2=22.8→23(G)

[固有スキル:黄金天馬 Lv3]→[固有スキル:黄金天馬 Lv4](作戦:追込/判定)
・レース終盤に加速すると、勢いを付けて加速力を上げる。
(レース終盤の判定値に+100し、判定値の和を1.8倍する。倍数はスキルレベル依存)

黄金天馬Lv1:1.5倍
黄金天馬Lv2:1.6倍
黄金天馬Lv3:1.7倍
黄金天馬Lv4:1.8倍
黄金天馬Lv5:1.9倍
黄金天馬Lv6:2.0倍(スキルレベル最大)

―――
781 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 20:16:14.01 ID:+hM7VL0K0
丁度いい機会なので、前回ループからの変更点を今から記載します。少々お待ちください。
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 20:21:18.12 ID:Voud/ofGo
スキルイイネ
出来るだけ多く羽を生やして欲しい
783 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 20:40:21.44 ID:+hM7VL0K0
全部で5つの変更点を設けております。各項目の詳細については、その説明が必要になった際に改めて申し上げます。

■■■■■

@固有スキルの変更点
――――――――――――――――――――――――――

1.固有スキル因子継承時の条件が撤廃されました。

・メイクデビュー等序盤事故率の低減
・ウマ娘本家との設定の著しい乖離
(本来であれば脚質関係なくスキルは継承可能)

――――――――――――――――――――――――――

2.全体的なスキル効果の見直しを行いました。

・固有スキルごとの個性が消失していたため
・展開のマンネリ化を防ぐ目的

――――――――――――――――――――――――――

3.スキルの種類を細分化しました。

・展開スキル(レース展開にコンマで効果が発動するスキル)
・判定スキル(レース終了時に、一定の条件を満たした際発動するスキル)
・以上二つに細分化されました

――――――――――――――――――――――――――



A通常スキルの変更点
――――――――――――――――――――――――――

1.通常スキル因子継承時の条件が撤廃されました。

・同上

――――――――――――――――――――――――――

2.全体的なスキル効果の見直しを行いました。

・同上

――――――――――――――――――――――――――

3.スキルの種類を細分化しました。

・同上

――――――――――――――――――――――――――



B進行における変更点
――――――――――――――――――――――――――

1.現在立っているイベントフラグについての明記

・円滑なスレ進行のため
・今まで分かりづらかったフラグの立ち方の明文化

――――――――――――――――――――――――――


784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 20:42:39.00 ID:yrspui1oO
明文化ありがたい
785 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 20:48:45.18 ID:+hM7VL0K0


C脚質における変更点
――――――――――――――――――――――――――

1.脚質の変更点

・補正する能力値を一律で2つにしました。
>高い能力値になると、補正の数より倍率が高い脚質が有利になるため。

・逃げ(補正:スピード、賢さ)
適性S:+1.7倍
適性A:+1.5倍
適性B:+1.3倍
適性C:  0倍
適性D:-1.3倍
適性E:-1.5倍
適性F:-1.7倍
適性G:-1.9倍

・先行(補正:スピード、スタミナ)
適性S:+1.7倍
適性A:+1.5倍
適性B:+1.3倍
適性C:  0倍
適性D:-1.3倍
適性E:-1.5倍
適性F:-1.7倍
適性G:-1.9倍

・差し(補正:パワー、スタミナ)
適性S:+1.7倍
適性A:+1.5倍
適性B:+1.3倍
適性C:  0倍
適性D:-1.3倍
適性E:-1.5倍
適性F:-1.7倍
適性G:-1.9倍

・追込(補正:パワー、根性)
適性S:+1.7倍
適性A:+1.5倍
適性B:+1.3倍
適性C:  0倍
適性D:-1.3倍
適性E:-1.5倍
適性F:-1.7倍
適性G:-1.9倍

――――――――――――――――――――――――――



D賢さの変更点
――――――――――――――――――――――――――

1.レースにおける賢さの扱い
・以前と同様に、デバフなどで発生したマイナスを打ち消す能力を把持しています。
・それとは別に、能力値によって展開スキルに補正値を与えます。

1-1.補正値の変化

賢さSS+:2.45倍
賢さSS :2.30倍
賢さS+ :2.15倍
賢さS :2.00倍
賢さA+ :1.80倍
賢さA :1.70倍
賢さB+ :1.65倍
賢さB :1.60倍
賢さC+ :1.55倍
賢さC :1.50倍
賢さD+ :1.45倍
賢さD :1.40倍
賢さE+ :1.35倍
賢さE :1.30倍
賢さF+ :1.25倍
賢さF :1.20倍
賢さG+ :1.15倍
賢さG :0.00倍

――――――――――――――――――――――――――
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 21:30:44.98 ID:3XroH1TCo
賢さあげる価値高まったな
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 21:36:58.09 ID:JMvmh9UT0
こういうクール系のデレはいずれ癌に効くようになる
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 22:12:25.10 ID:7VrO1/rI0
今の状態じゃスキル全部0倍で死んでて草
789 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 23:23:38.63 ID:+hM7VL0K0
現時点での能力値です。

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気:普通

―――――――――――――――――――――――――――――――
[固有スキル]
・[黄金天馬]Lv4(作戦:追込/判定)
レース終盤に加速すると、勢いを付けて加速力を上げる。
(レース終盤の判定値に+100し、判定値の和を1.8倍する)
―――――――――――――――――――――――――――
・[ひらめき☆ランディング]Lv2(汎用/判定)
最終コーナーで競り合うと、直線で抜け出しやすくなる。
(レース中盤に+補正が発生した場合、判定値+[200×SLv])
―――――――――――――――――――――――――――
・[シューティングスター]Lv1 (汎用/展開)
レース終盤で相手を抜くと、勢いに乗って速度が上がる。
(レース中盤までに+補正が発生した場合、判定値+[150+(25×SLv)])
―――――――――――――――――――――――――――
・[これが諦めないってことだァ!]Lv2 (作戦:逃げ/展開)
レース終盤で最後の力を振り絞り、速度が上がる。
(レース中盤までに-補正が発生している場合、判定値+[250×SLv))
―――――――――――――――――――――――――――――――
[通常スキル]
・先駆け(作戦:逃げ/展開)
レース序盤ですこし前に行きやすくなる。
(レース序盤に選択肢追加:+50の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・先駆け(作戦:逃げ/展開)
レース序盤で前に行きやすくなる。
(レース序盤に選択肢追加:+100の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・末脚(汎用/展開)
ラストスパートですこし速度が上がる。
(レース終盤に選択肢追加:+50の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・全身全霊(汎用/展開)
ラストスパートですこし速度が上がる。
(レース終盤に選択肢追加:+100の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――――――

[脚質]
逃げ:D(G) 先行:A 差し:C 追込:B

―――――――――――――――――――――――――――――――

[バ場適性]
芝:A ダート:G

―――――――――――――――――――――――――――――――

[所持アイテム]

・目覚まし時計(当ループ限定品) 1つ
 使用するとレース開始前まで時間が巻き戻り、やる気が上昇する。
 当ループ中のみ使用可能。

・夢のきらめき 1つ
 使用するとウマ娘の潜在能力を開花させる。
 開花させたウマ娘の潜在能力はループしても引き継がれる。
 担当ウマ娘選択直後に使用可能。探索時獲得。

・やる気ドロップス 3つ
 使用するとウマ娘のやる気を2段階上昇させる。
 どのタイミングでも使用可能。探索時獲得。

・サポートカード[スペシャルウィーク]/アクティベート
 願いの結晶。強く在らんとし、夢を駆けるウマ娘の親愛の証。
 根性を上昇させる練習に固定の効果値をプラスする。
 願いがいつか力となって、貴方の力になりますように。
790 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 23:27:39.85 ID:+hM7VL0K0
コピペミスの為アイテム追加です。

―――――――――――――――――――――――――――――――

・サポートカード[サンライトブーケ:マヤノトップガン]/インアクティベート
 願いの結晶。比翼連理を誓い、願いに駆けるウマ娘の親愛の証。
 スタミナを上昇させる練習に固定の効果値をプラスする。
 どれだけ時間が経っても、きっと会いに行きます。

―――――――――――――――――――――――――――――――
791 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 23:30:39.14 ID:+hM7VL0K0
お見通しもド忘れしてますね………………………………

―――――――――――――――――――――――――――――――
・お見通し(作戦:追込/判定)
左右に移動すると視野が広くなる。
(レース中盤のブロックによるマイナス補正を半分にする)
―――――――――――――――――――――――――――――――
792 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/25(水) 23:42:13.80 ID:+hM7VL0K0
トレーナー「あれからというもの、キンイロリョテイは俺が近付くたびに遠のいていく」

トレーナー「……因子継承と呼ぶらしいアレが、どんな風にウマ娘に影響を及ぼすのかわからない」

トレーナー「それを考えていなかった俺の落ち度なのかもしれないが……少しだけ落ち込んでしまうな」

トレーナー「……ええい、むしろ近寄られないだけよかったと考えるべきだろ、もういい加減悩むな」

トレーナー「俺が目指すのは、URAファイナルズ。悩んでいてはたどり着けない」

トレーナー「……頑張るしかない。悩む暇もない」

トレーナー「動け」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気:普通

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/その他(良識の範囲内で自由に)
※メイクデビューまであと2ターン(当該ターン含む)。

―――――――――――――――――――――――――――――――

        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/メイクデビュー終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/25(水) 23:45:11.57 ID:JMvmh9UT0
お出掛け キンイロリョテイとラーメン
794 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 00:09:09.07 ID:3i77LfTq0
「おい」


 トレーニングが終了して、一息ついていた時だった。

 キンイロリョテイがこちらをじっと見ていた。

 何か言おうとまごついているのだろうか。だが、その割にはいくら待ってもその先の言葉が出てこない。


「何か用か」
「……な、何でもない」
「……何かある顔だろ、それは。なにか心配事でもあるのか」


 冷淡に問えば、キンイロリョテイは「ちげーよ」と近くにあった石を蹴る。

 うん、どう見ても何かある顔だな。


「……手がかかるウマ娘だ」
「はぁ?! なんだアンタ、喧嘩売ってるんなら買おうじゃねぇか!」
「そもそもまごついてるのは君だろうが」
「……ぐ、ぐぬぬ」


 ……経験則上、こういう風に伝えるべきことをまごつくのは、案外相手が奥手である場合だ。

 つまり、俺たちはある程度打ち解ける必要がある。

 互いに好意を持つ必要性はないが、それでも最低限の信頼関係を築いておく必要がある。

 で、あれば。取る手段は一つ。


「キンイロリョテイ――君、腹は減っているか」
「は? 何故?」
「いいから。どうなんだ?」
「……まぁ、減ってるけど」
「じゃあ決まりだ。シャワー浴びたら正門前に集合、いいな?」

 
 ノーとは言わせない。これくらいの強引さでことを進めたほうがいいタイプだ、彼女は。

 案の定「はぁ?!」などと声に出しつつも、正門には来るつもりらしい。

 ……これで、何とかなるといいんだが。



795 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 00:10:01.95 ID:3i77LfTq0


「キチンと来るんだな」
「……るせぇ。トレーナーがああ言ったんだ。意味がないことじゃない、そうだろ」
「ああ、きちんと意味を汲み取ってくれたようで何よりだ、キンイロリョテイ」


 小さく褒めれば、キンイロリョテイは耳をぴん、と立たせて驚いたような顔をした。

 見れば小さく尻尾も揺れている。……ひょっとして嬉しいのだろうか。

 小柄なのも相まって、少しだけ可愛らしく思えてくる。小動物みたいな?


「……アンタ、案外考えてること顔に出てるからな」
「そうか。気を付けるとしよう」
「ああ、そうしてくれ。――で、今日は何をするんだよ」


 正直に「夕ご飯を一緒に食べよう」なんて言ったら、結局断られるだろうし。


「兎にも角にも付いてきてくれ。怪しいことをするわけじゃない」
「――っ! あ、妖しいことってなんだよ……!」


 ぴくりと震えて、キンイロリョテイは声をあげた。


「は? ……そりゃ、あれだ。犯罪行為だよ」
「犯罪やる奴は口をそろえて”やらない”って言うんだよ……!」
「論理的に俺が勝てないからやめような。君、何をそんなに怖がってるんだよ」
「だって、男って暗がりに連れ込んで……するんだろ?」
「は?」


 思わず、冷えた声が出た。

 年端もいかない少女に対してそれを行うことを想像して、嫌な気持ちになったわけじゃない。

 ……何というか、そう思われてしまったのが、マヤノに申し訳なくて。

 その感情がつい漏れ出して、声に出てしまった。


「……ごめん、言いすぎた」
「どうして謝るんだ。君の指摘は正しい」
「じゃあどうしてアンタ……今にも死にそうな顔してんだよ」


 言われて、顔を触る。

 ……眉は下がるところまで下がって、口は真一文字に結ばれている。

 彼女の言う通り、どうやら知らず知らずのうちに表情が変わってしまっていたようだ。

 あわてて表情を直せば、キンイロリョテイは静かに俺のことを見ていた。


「”感じ悪いのは……あいにく事情があってそうなってるだけだ”だったか」
「………」
「何があったかは聞かないが……アンタ、その顔でうろつくなよ。捕まりでもしたら迷惑だ」


 ああ、と吐いた声は、小さく響いた。

 お互いが口を閉ざし、何も言えない空気が漂う。

 ……そんな時、ふと、俺の腹の虫が鳴った。


「……飯、行こうか」
「……。飯食いに行くなら初めから素直に言っとけよ」
「……。次からはそうする」
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 00:13:31.57 ID:De/Za/Hy0
「大人」なのに一周回って不器用になってるトレーナーちゃんかわいいなぁ…
797 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 00:29:35.78 ID:3i77LfTq0
「ラーメン屋、か」
「何か思い入れでもあるのか?」
「なんでそうなるんだよ。全ての文末に意味を求めんな」


 キンイロリョテイに呆れられながら入ったその店は、前回のループでたづなさんに教えてもらったラーメン屋だった。

 とっておきの場所ではないらしいが、それでもたづなさんのお眼鏡にかなった店だ。

 キンイロリョテイの好みはわからないが、気に入る一品はきっとある。


「へえ、いい雰囲気だな」
「そうか、そう思ってもらえるなら誘った甲斐があった」
「ああ、この机が少し油でベタついてるとこなんて最高だな、記憶しとく」
「結構イケる口なんだな、君は」


 素直に感心していると、キンイロリョテイも「アンタもな」などといってくる。

 やはり食事に対する興味関心が強い傾向があるウマ娘と交友関係を築くなら、飯に誘うのが一番だ。

 それに、今回は特にクリーンヒットらしかった。キンイロリョテイも(表情からは読み取りづらいものの)ご満悦だ。


「俺は……そうだな、黒豚骨にしようか」
「あ? あー……そっちも気になるな、どうしようか」
「気になるなら、少し分けてやろうか?」


 俺がそう言うと、キンイロリョテイの耳はピンと勢いよく立ち――。

 次の瞬間には、彼女はそれを抑える。


「……いらない」
「わかった。じゃあ何頼むんだ?」
「……この赤の味噌」


 店員を呼び、注文を伝える。その時こっそりと、取り皿を要求するのも忘れない。

 さて、これから少し時間がある。何か話そうか――と思ったが、キンイロリョテイはつい、と顔を逸らしていて話になりそうもない。

 ……仕方がない。本当ならば今日一日で打ち解けたかったのだが、そうもいかないのだろう。

 諦めて、徐々に食べ物で釣る……もとい、親睦を深める作戦を採ろう。
798 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 00:30:11.72 ID:3i77LfTq0


「……お、来たみたいだな」
「……いいにおい」
「伸びないうちに食うぞ。――いただきます」


 手を合わせて、割り箸を割る。

 そしてまず――自身のラーメンから、麺をひと掬いと、スープを少し取り皿へ。ついでにチャーシューもおまけしておこう。

 不思議な目でこちらを見るキンイロリョテイに――それを差し出す。


「はい」
「……いいのか?」
「早く食べろ、伸びるぞ」
「……っ」


 小さく舌打ちして、それを受け取るキンイロリョテイ。

 まだまだ信頼関係を築くには時間がかかりそうだ。

 そんなことを考えているとき、ふと――そっぽを向いたキンイロリョテイの口から、何か言葉が漏れた。


「……何か言ったか?」
「何も! 言って! ない!」
「……そうか。冷めないうちに食べろよ」


 そう言えば、キンイロリョテイは小さく鼻を鳴らして、ラーメンを食べ始めた。

 ……これで、少し関係が良くなるといいんだけどな。


―――

▼キンイロリョテイのやる気が上がった。
普通→絶好調
799 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 00:33:57.85 ID:3i77LfTq0
トレーナー「あれからというもの、キンイロリョテイの態度が少し軟化した」

トレーナー「……ような気がする。気がするだけだ」

トレーナー「距離感はそのままなんだが、あちら側からこちらに対する質問を行うようになったのは大きな進歩だと思いたい」

トレーナー「……なんだか、新鮮だな、と思う」

トレーナー「今まではスペシャルウィーク、ツインターボ、マヤノ……と、割と素直な子たちを育成してきたからな……」

トレーナー「うーむ……それにしても心配だ……上手く行くのかね」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/その他(良識の範囲内で自由に)
※メイクデビューまであと1ターン(当該ターン含む)。

―――――――――――――――――――――――――――――――

        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/メイクデビュー終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 00:40:15.64 ID:RCByDjFx0
お勉強たーいむ
かしこさ上げていかないときついでしょこれ
801 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 02:11:58.26 ID:3i77LfTq0

トレーナー「……というわけでトレーニングだが」

リョテイ「なにがというわけで、だ……。一体誰に向かって喋ってるんだよ」

トレーナー「独り言が多くなってな……。ともかくトレーニングをやるが……」

リョテイ「……な、なんだよ。もったいぶんなよ……」

トレーナー「トレーニングをやるぞ」

リョテイ「……」

トレーナー「トレーニングをやるぞ」

リョテイ「……おう」

―――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気 :絶好調

―――

下1 トレーニングの種類

スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の成長率に固定値追加。

―――

下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目の場合は追加ロール

―――

802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 02:13:46.22 ID:9VDmHF4Go
賢さ
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 02:35:54.50 ID:wjtCs6jc0
へい
804 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 03:29:29.61 ID:3i77LfTq0
今日はここまでです
ラーメン食べたい
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 07:23:54.28 ID:O3dV2Ajso
ラーメン絶好調リョテイチョロカワ
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 07:34:02.63 ID:5Z8gsFev0
ステータスのGは0〜199?みたいに、数値上ではどこからどこまでの範囲なのかも一度明記してほしい
トレーニングする時の判断材料になるし
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 08:34:04.52 ID:PFAyEG3QO
おそらくは地雷だろうが、ナイスネイチャーにループに関する事を聞くべきか?

普通に聞き込みしたら頭おかC人の印象で
終わるだろうし困ったな
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 08:53:33.95 ID:wwHUeRjxo
ネイチャよりマヤノと関わったらてええんでね?
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 18:32:22.51 ID:0Xl954JoO
リョテイはもしかしてちょろかわなのでは?
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 18:35:24.29 ID:1BGnd+Ma0
>>806
原作ゲーム準拠でしょ(^^;
811 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 19:53:53.88 ID:3i77LfTq0
能力値のランク付けは、アプリ版ウマ娘プリティーダービーの設定に準じています。
下記のとおりです。

――――――――――――――――――――――――――

SS+:1150〜1200
SS :1100〜1149
S+ :1050〜1099
S :1000〜1049
A+ :900〜999
A :800〜899
B+ :700〜799
B :600〜699
C+ :500〜599
C :400〜499
D+ :350〜399
D :300〜349
E+ :250〜299
E :200〜249
F+ :150〜199
F :100〜149
G+ :49〜99
G :01〜49

――――――――――――――――――――――――――
812 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 19:58:03.91 ID:3i77LfTq0
リョテイ「へえ、勉強か」

トレーナー「知識は武器だって古の賢人も言ってたぞ」

リョテイ「ま、私も同意だな。やっぱ知らなくて損することは色々あるってモンだ」

トレーナー「へぇ、随分と訳知り顔で語るな」

リョテイ「食堂でシャトーブリアンが出る日とか知らないと損するだろうが」

トレーナー「……俗的だな」

リョテイ「むしろ私が高尚だと思うのか、アンタは」

トレーナー「……思わないな」

リョテイ「なんだかそれはそれでムカつくな、オイ……」


――――――――――――――――――――――――――

▼キンイロリョテイの賢さが上昇した。

賢さ:23(G)+50=73(G+)

――――――――――――――――――――――――――
813 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 20:10:29.07 ID:3i77LfTq0
(あ、ステータスのランク付け間違ってますね……。訂正したものを下記に添付しておきます)

―――――――――――――――――――――――――――――――

――メイクデビューまで、あと0ターン。


―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(F)
スタミナ:129(F)
パワー :158(F+)
根性  :74(G+)
賢さ  :73(G)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――
[固有スキル]

・[黄金天馬]Lv4(作戦:追込/判定)
レース終盤に加速すると、勢いを付けて加速力を上げる。
(レース終盤の判定値に+100し、判定値の和を1.8倍する)
―――――――――――――――――――――――――――
・[ひらめき☆ランディング]Lv2(汎用/判定)
最終コーナーで競り合うと、直線で抜け出しやすくなる。
(レース中盤に+補正が発生した場合、判定値+[200×SLv])
―――――――――――――――――――――――――――
・[シューティングスター]Lv1 (汎用/展開)
レース終盤で相手を抜くと、勢いに乗って速度が上がる。
(レース中盤までに+補正が発生した場合、判定値+[150+(25×SLv)])
―――――――――――――――――――――――――――
・[これが諦めないってことだァ!]Lv2 (作戦:逃げ/展開)
レース終盤で最後の力を振り絞り、速度が上がる。
(レース中盤までに-補正が発生している場合、判定値+[250×SLv))
―――――――――――――――――――――――――――――――
[通常スキル]

・先駆け(作戦:逃げ/展開)
レース序盤ですこし前に行きやすくなる。
(レース序盤に選択肢追加:+50の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・先駆け(作戦:逃げ/展開)
レース序盤で前に行きやすくなる。
(レース序盤に選択肢追加:+100の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・末脚(汎用/展開)
ラストスパートですこし速度が上がる。
(レース終盤に選択肢追加:+50の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・全身全霊(汎用/展開)
ラストスパートですこし速度が上がる。
(レース終盤に選択肢追加:+100の補正値)
―――――――――――――――――――――――――――
・お見通し(作戦:追込/判定)
左右に移動すると視野が広くなる。
(レース中盤のブロックによるマイナス補正を半分にする)
―――――――――――――――――――――――――――――――

[脚質]
逃げ:D(G) 先行:A 差し:C 追込:B

―――――――――――――――――――――――――――

[バ場適性]
芝:A ダート:G

―――――――――――――――――――――――――――――――
814 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 20:10:55.33 ID:3i77LfTq0
―――――――――――――――――――――――――――――――

[所持アイテム]

・目覚まし時計(当ループ限定品) 1つ
 使用するとレース開始前まで時間が巻き戻り、やる気が上昇する。
 当ループ中のみ使用可能。

・夢のきらめき 1つ
 使用するとウマ娘の潜在能力を開花させる。
 開花させたウマ娘の潜在能力はループしても引き継がれる。
 担当ウマ娘選択直後に使用可能。探索時獲得。

・やる気ドロップス 3つ
 使用するとウマ娘のやる気を2段階上昇させる。
 どのタイミングでも使用可能。探索時獲得。

・サポートカード[スペシャルウィーク]/アクティベート
 願いの結晶。強く在らんとし、夢を駆けるウマ娘の親愛の証。
 根性を上昇させる練習に固定の効果値をプラスする。
 願いがいつか力となって、貴方の力になりますように。

・サポートカード[サンライトブーケ:マヤノトップガン]/インアクティベート
 願いの結晶。比翼連理を誓い、願いに駆けるウマ娘の親愛の証。
 スタミナを上昇させる練習に固定の効果値をプラスする。
 どれだけ時間が経っても、きっと会いに行きます。

―――――――――――――――――――――――――――――――
■トレーナースキル

・[俯瞰:解]
【第一段階】
 様々なデータを数値的に見ることができる。
 ラウンド数の認識、レース時の達成着順の確認が可能。
【第二段階】
 スキルを視覚的に把握可能になる。
 レース時、同一段階でのスキル同時発動が可能になる。
―――――――――――――――――――――――――――
・[戦術家]
 コンマによるランダム安価を用いる判定に対して使用することができる。
 安価を取り消し、代わりに選択肢の中から一つ任意のものを選択し、それを適用する。
―――――――――――――――――――――――――――
・[大人]
 汚い人間であるということ。
 一定以上の好感度の担当ウマ娘に対して、甘言を弄することで様々なバフを与える。
―――――――――――――――――――――――――――
・[共感覚]
 真の意味でウマ娘と通じ合い、自身の持つ知識や経験などを余すことなく伝えることができる。
 ウマ娘の所有する脚質、距離適性、スキルのヒントレベルを常に1上昇させる。
―――――――――――――――――――――――――――
・分岐する業(不明)
 効果不明
―――――――――――――――――――――――――――――――
■[スキルヒント:トレーナー]

・収束する条(パッシブ)Lv1(上限値) HLv:1
 詳細情報習得後公開。
―――――――――――――――――――――――――――
・運命の輪(パッシブ)Lv1(上限値) HLv:1
 詳細情報習得後公開。
 習得条件:[収束する条]習得。
―――――――――――――――――――――――――――
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:12:34.26 ID:O3dV2Ajso
???「やっぱり中央はすごいな!こんな肉食べた事ないぞ!」
816 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 20:22:32.62 ID:3i77LfTq0

――五月某日。

 春は過ぎ、これから梅雨に差し掛かろうかという時期。

 事前に予報されていた気象とは打って変わって、晴天が頭上に広がっていた。

 太陽光に揮発する朝露によりバ場は湿り、稍重。

 ……とはいえ、キンイロリョテイにとってそこまで問題はなさそうだ。問題ではないと言うか、気にしていない……?

 相変わらず剛毅な性格のウマ娘だ、と俺は思う。その全てを自らの末脚で磨り潰せばいいとでも思っていそう。


「コンディションは?」
「言われなくても、アンタが十全に仕上げてくれたよ。気持ち悪いくらいに完璧だ」
「そりゃどうも」


 褒められたのか貶されたのか良く解らない言葉に、曖昧な返事を返す。

 キンイロリョテイはそれが面白くなかったのか、蹄鉄を鳴らして近付いた。


「なんだよ、言いたいことがあるならハッキリ言えよ」
「何でもない。君の勝利を祈っている、と言っただけだ」
「けっ、祈るな、そして願うなよ、ンなもん……」


 キンイロリョテイは、その小さな体躯を十分に解しながら、俺に背を向けて笑った。


「――勝利ってのはな、勝ち取るモンだ」


 大胆不敵な宣言と共に、彼女は控室からパドックへと躍り出た。

 ……なぜだろう。彼女の背中は酷く小さく見えるのに。

 なんだか、どんな背中よりも大きく見えるのは。 


「勝てよ、キンイロリョテイ」

817 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 20:26:09.89 ID:3i77LfTq0
―――――――――――――――――――――――――――――――

■レース

下1 作戦決定(コンマ)
逃げ[D]/先行[A]/差し[C]/追込[B]

01-10:逃げ[D]
11-50:先行[A]
51-70:差し[C]
71-00:追込[B]

―――――――――――――――――――――――――――――――
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:26:29.20 ID:5Z8gsFevo
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:34:24.29 ID:O3dV2Ajso
ないすぅ!
820 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 20:36:06.13 ID:3i77LfTq0
よく見たら[シューティングスター]が展開スキルになってますね……。
判定スキルです……。
821 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/26(木) 20:42:46.26 ID:3i77LfTq0
―――――――――――――――――――――――――――――――

▼キンイロリョテイの作戦が[先行:A]に決定しました。

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1 キンイロリョテイの序盤の調子

01-25:出遅れ(ゴールのコンマ判定に-50の補正)
26-50:掛り(ゴールのコンマ判定に-25の補正)
51-75:順調な出だし(ゴールのコンマ判定の補正なし)
76-00:集中状態(ゴールのコンマ判定に+25の補正)
ゾロ目:補正効果1.5倍。マイナス補正の効果は消える。

―――――――――――――――――――――――――――

下2 キンイロリョテイの中盤の調子

01-25:ブロック(ゴールのコンマ判定に-50の補正)
26-50:掛り(ゴールのコンマ判定に-25の補正)
51-75:順調な出だし(ゴールのコンマ判定の補正なし)
76-00:快走(ゴールのコンマ判定に+25の補正)
ゾロ目:補正効果1.5倍。マイナス補正の効果は消える。

―――――――――――――――――――――――――――

下3 キンイロリョテイの終盤の調子

01-33:好走(ゴールのコンマ判定の補正なし)
34-66:末脚(ゴール時のコンマ判定に+50の補正)
67-00:全身全霊(ゴール時のコンマ判定に+100の補正)
ゾロ目:補正効果1.5倍。マイナス補正の効果は消える。

―――――――――――――――――――――――――――

下4 ゴールイン 着順確定

―――――――――――――――――――――――――――
【作戦】

■先行[A](補正:スピード、スタミナ)
補正がある能力値:1.5倍

―――――――――――――――――――――――――――
▼着順決定

[ 下4のコンマ+序盤補正+中盤補正+終盤補正]=レース中達成値

[ウマ娘の能力値から賢さを除いた合計]=能力値参照値

―――――――――――――――――――――――――――

【[レース中達成値]+[能力値参照値]+バ場補正/芝A(+100)+中距離適正A(+100)+やる気/絶好調(+100)=達成値

【判定スキル+達成値=固有達成値】

―――――――――――――――――――――――――――

固有達成値-(レース中全てのマイナス補正-賢さ)=最終達成値

―――――――――――――――――――――――――――

最終達成値が1100を超した場合 1着
※(100超えるごとにバ身が1伸びる。報酬増)
最終達成値が1000を越した場合 2〜3着
最終達成値が900を越した場合  4〜5着(掲示板)
最終達成値が900を下回った場合 着外

継続ライン:〜3着

―――――――――――――――――――――――――――

レースなので連取は5分間隔で可能なものとします。
よろしくお願いいたします。
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:43:41.37 ID:1BGnd+Ma0
おりゃ
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:48:19.71 ID:/UYrBmMRo
えい
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:50:05.15 ID:5Z8gsFev0
はい
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:51:24.74 ID:1BGnd+Ma0
もう一丁
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:52:07.25 ID:T9OBKp3do
はい
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 20:57:38.60 ID:O3dV2Ajso
828 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 21:06:43.63 ID:3i77LfTq0
■キンイロリョテイ

▼レース展開
序盤(37):掛り(-25)
中盤(71):順調な出だし(0)
終盤(15):好走(0)
着順確定:74
――――――――――――
[-25]+[0]+[0]+[74]=49
49×[賢さ:G+]1.15=56.35 レース中達成値


▼作戦:先行(A) (スピード、スタミナに1.5倍の補正)
スピード:132(F)×1.5=198
スタミナ:129(F)×1.5=193.5
パワー :158(F+)
根性  :74(G+)
賢さ  :73(G+)
――――――――――――
[198]+[193.5]+[158]+[74]=623.5 能力値参照値



▼着順
[レース中達成値:56.35]+[能力値参照値:623.5]
+[バ場補正/芝A:100]+[中距離適正A:100]
+[やる気/絶好調:100]
=979.85 達成値
―――――――――――――
【固有スキル発動無しの為割愛】
―――――――――――――
[達成値:979.85]
[レース中全てのマイナス補正:25]
[補正後賢さ:73] 
―――――――――――――
[最終達成値:1004.85]

結果、キンイロリョテイ――3着!
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 21:15:57.65 ID:O3dV2Ajso
毎回メイクデビューが鬼門化するの芝枯れるけどバランス調整うまいなって
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 21:29:43.79 ID:5Z8gsFev0
緩和されたはずなのにクッソギリギリやなww
条件緩くて良かったな
831 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/26(木) 21:48:23.27 ID:3i77LfTq0

 正直に言えば、このレースでキンイロリョテイが条件を満たせないことはない、と思っていた。

 体格故のフィジカルの弱さはあるものの、それを補って余りある瞬間的なパワーと瞬発力。

 伸ばせばGTでも通用するであろうと思われる素質が彼女にはある。

 ……だが、レースが始まれば、俺はその認識を改めざるを得なくなった。


―――


「……走法と脚質が、合ってない」


 中盤に差し掛かり、キンイロリョテイの走り方に違和感を覚えた。今回彼女が取っている戦法は先行策。

 序中盤からある程度リードを保っておくことが重要な作戦だが、そもそも彼女の強さは瞬間的なパワーと瞬発力。安定した出力を求められる先行策には、あまり向いていないとも言える。

 そもそも彼女の固有スキルは追込で真価を発揮するものだ。そう考えると――そこにミスマッチさを覚えないわけにはいかなかった。

 ……第四コーナーから回って、最終直線に入る。各ウマ娘がスパートをかける中、キンイロリョテイは先頭集団には食いついていた。だが、それも少しすると離され――やがてゴール。

 三着という結果は悪い結果ではない。俺のループ条件にも引っかかってはいないものの――。


「アンバランス、だな」


 キンイロリョテイの持つ不安定さに、俺は憂慮を深めることしかできなかった。


―――

■下1〜5 リザルト
※コンマ分の能力値上昇
※ゾロ目の場合は追加ロール

スピード:下1
スタミナ:下2
パワー:下3
根性:下4
知識:下5
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 21:52:04.68 ID:s1bXCcPY0
ここで1200になるまでゾロ目を出せば永久機関の完成や
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 21:55:23.75 ID:5Z8gsFev0
せい
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 22:37:23.57 ID:s1bXCcPY0
珍しく埋まらない
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 22:38:14.22 ID:O3dV2Ajso
ぞろ
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 22:38:23.06 ID:5Z8gsFev0
んじゃもっかい
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/26(木) 22:55:27.87 ID:RCByDjFx0
>>835
有言実行やりますねぇ!
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 10:36:27.68 ID:/h/+Fg2lO
ここのリョテイは肉付きが高じて肉料理めっちゃ上手そう
839 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 11:56:38.25 ID:52at4mF80
下1 根性分の追加ロール
※ゾロ目の場合は追加ロール
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 12:01:08.46 ID:lhU7SlPe0
ほい
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 12:01:14.50 ID:vixnZFyWo
うまだっち!
842 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 12:42:13.65 ID:52at4mF80
[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(F)+68=200(E)
スタミナ:129(F)+75=204(E)
パワー :158(F+)+57=215(E)
根性  :74(G+)+22+46=142(F)
賢さ  :73(G+)+06=79(G+)
843 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 13:03:24.26 ID:52at4mF80
トレーナー「……お疲れ様」

リョテイ「くっ……無様なところ見せたな」

トレーナー「別に無様じゃなかった。三着だって十分な成果だからな」

リョテイ「……そうかい」

トレーナー「だが、反省しなければならないことがあるのは確かだが――それ以前に、一つ聞きたいことがある」

リョテイ「何だよ」

トレーナー「――君、俺がトレーナーにつくまで我流でトレーニングやってただろ」

リョテイ「……そりゃ、トレーナーが居ないんなら我流でやるしかないだろ?」

トレーナー「トレセン学園の先輩に教わったりしなかったのか」

リョテイ「……あいにく、私は人付き合いが得意な方じゃなくてね」

トレーナー「だからか……」

リョテイ「だからかって、何がだよ」

トレーナー「君がちぐはぐだという話だ、キンイロリョテイ」

リョテイ「――あ?」

―――――――――――――――――――――――――――――――

トレーナー「……というわけで、教育する時間が必要なんですよ」

たづな「なるほど。確かにキンイロリョテイさんは、あまり他人と関わらないですからね……」

トレーナー「一応目標設定は……ここ辺りにするつもりですけど、構いませんか」

たづな「ええと、どれどれ……」

―――――――――――――――――――――――――――――――


下1 目標設定
――――――――――――
・ホープフルステークス
ターン数:12
難易度:中
報酬:中
――――――――――――
・皐月賞
ターン数:20
難易度:高
報酬:高
――――――――――――
・日本ダービー
ターン数:25
難易度:特高
報酬:特高
――――――――――――
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 13:14:18.65 ID:znAXn+E/0
ホープ
皐月とかダービーは余裕あったら目標とは別で出ようか
845 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 13:55:33.98 ID:52at4mF80
たづな「――ホープフルステークス、ですか」

トレーナー「はい、さすがに十二月の末に至ればある程度改善は出来るかと」

たづな「いいですね、目標設定としても適切ですし、こちらから言うことは何もありません!」

トレーナー「ならよかった――」

トレーナー「……あ、たづなさん。それとは別件なんですけど、一つお尋ねしたいことがあるんです」

たづな「え? はい、何でしょうか?」

トレーナー「……おいしいラーメン屋、今度教えてくれませんか」

たづな「ふむ……。覚悟はおあり、なんですね?」

トレーナー「はい! ……え、覚悟?」

たづな「いいお返事ですね! それでは、都合のいい日にお声がけください! とっておきをお教えしますよ!」

トレーナー「え? ちょ、覚悟ってなんですか――!」

―――

▼[サブイベント:ラーメン道、その窮極に迫る――!]のイベントフラグが立ちました。

▼次の目標がホープフルステークスに定められました。

846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 14:02:28.00 ID:gqDGKvSM0
マヤノまでの3ルートはいわば「最初からバッドエンド確定の周回稼ぎルート」だったし
リョテイも周回特典もらえればラッキーくらいで最初から特高でいいと思うわ
URAはまだまだ無理ゲー設定だろうし
847 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 14:26:03.07 ID:52at4mF80
トレーナー「さて、キンイロリョテイ。今日はミーティングの日だ」

リョテイ「おう。で……その書類の束はなんだ?」

トレーナー「見てみるか?」

リョテイ「おう」

リョテイ「……おい、アンタ私を殺す気か?」

トレーナー「いや? 活かす気しかない」

リョテイ「殺人的な量のトレーニングを見せておいて、言うに事を欠いて生かす? ふざけてんだろ……」

トレーナー「だが、痛感しただろ? 君の得意戦術とする先行策で、あの結果……。他のウマ娘も強かったとはいえ、君のポテンシャルはあの中では一番だった」

リョテイ「……」

トレーナー「君は浪漫を追い求めている。だから同時に理解もしているはずだ」

トレーナー「――浪漫を追い求めるには、実力も必要だ、と」

リョテイ「……理解はしてるよ、理解はな」

リョテイ「……はぁ、わーったよ、やればいいんだろ、やれば……!」

リョテイ「それにアンタが無理して作ってんだ、それに応えなくて何がウマ娘だ」

トレーナー「……そんなに無理してるように見えるか?」

リョテイ「鏡見たことあるか? アンタの目の隈、私の黒鹿毛くらい真っ黒だぞ」

トレーナー「……そうか」

リョテイ「アンタも不器用だよなぁ。損する生き方だぜ、それ」

トレーナー「余計なお世話だ」

リョテイ「ま、どうとらえるかはアンタ次第だ。だけど――」

リョテイ「――だけどアタシは、そう言う生き方、嫌いじゃない」

リョテイ「じゃ、またな”トレーナー”」

トレーナー「お、おう」

トレーナー(……あれ、呼び名が変わった?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
▼メインイベント[地に閃く黄金の旅程]が開始します。

・メインイベント[地に閃く黄金の旅程]開始後、行動安価に[メインイベント進行]が追加されます。
・当イベントはいくつかの進行度によりチャプター分けされており、キンイロリョテイの育成中のどのタイミングでも進行することが可能です。
―――――――――――――――――――――――――――――――
[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気 :絶好調
―――――――――――――――――――――――――――――――
下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと12ターン(当該ターン含む)。
―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/当ターン終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[ラーメン道、その窮極に迫る――!]/たづなとの会話
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 14:31:55.41 ID:gqDGKvSM0
休憩
849 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 14:48:56.01 ID:52at4mF80
トレーナー「……今日は特にやることがないので休憩を取らせているわけだが」

リョテイ「……」

トレーナー「君は何をやっているんだ、キンイロリョテイ……」

リョテイ「何って、ルービックキューブだけど」

トレーナー「見たらわかる。君が何故トレーナー室でルービックキューブを弄っているか、という話なんだ」

リョテイ「トレーナーなんだから担当ウマ娘の行動くらい大目に見ろよな」

トレーナー「自室でやればいいのでは?」

リョテイ「バカ、アンタそそくさと自室に戻ってルービックキューブに励むやつがいるか!」

リョテイ「そんなことしたら根暗だって呼ばれるだろうが!」

トレーナー「いや、それだけで根暗って呼ぶ方にも問題があるような」

リョテイ「ともかく、私の世間体のためにも使わせてもらう」

トレーナー「……はぁ、もういいよ。邪魔はするなよ」

リョテイ「ああ」

―――

トレーナー「……」

リョテイ「なぁ、喉乾いたんだけど」

トレーナー「自分で飲み物買ってきたらどうだ?」

リョテイ「あ、こんなところに水あるじゃねーか。いただきます」

トレーナー「馬鹿、それ俺の飲みかけ――」

トレーナー「飲みやがった、なんて奴だ……」

リョテイ「結構トレーナー室って設備整ってるんだな」

トレーナー「……まぁな」

リョテイ「お、今度はクッキー発見」

トレーナー「来客用だ。クッキーが食べたきゃ食堂に――って、開けるなって言ってるだろ!」

リョテイ「何か言ったか?」

トレーナー「都合のいい時だけ耳が悪くなりやがる、コイツ……」

リョテイ「ま、わりぃとは思ってるけど、トレーナー」

リョテイ「ヒマだから許してくれよ」

トレーナー「俺は暇じゃないんだが……?」

リョテイ「私は暇なんだよ」

トレーナー「り、理不尽な――!」

―――――――――――――――――――――――――――――――

▼休憩効果発動、次回トレーニング効果2倍
850 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 14:53:45.37 ID:52at4mF80
トレーナー「自分には向いてないってわかってても、どうしてもやりたいこととかあるよな」

トレーナー「あるいは辞められないこと。俺はいくつかある」

トレーナー「そのうちの一つが、トレーナー業なんだが……」

トレーナー「結局、勉強して知識を付ければどうにでもなってしまうところ、あるよな」

トレーナー「勿論才能はあるんだろうけど、基礎的なところは地道な努力で埋めてしまえる」

トレーナー「……まぁ、だからこそ努力する天才には勝てないとも言えるんだけどな」

トレーナー「キンイロリョテイは努力したらどこまで伸びるんだろうな、きっとどこまでも伸びるんだろうけど」

トレーナー「さて、今日は何をしようかな」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:132(G)
スタミナ:129(G)
パワー :158(G)
根性  :74(G)
賢さ  :23(G)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと11ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中、トレーニング効果2倍

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/当ターン終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[ラーメン道、その窮極に迫る――!]/たづなとの会話
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
851 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 14:55:00.34 ID:52at4mF80
アッ、イベント挟み忘れてたので、安価取ったら先にイベント投げます。すみません……。
安価だったら下です。
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 14:57:46.69 ID:/h/+Fg2lO
休憩…のついでに 稟議書のことで後押しをもらった会長にお礼を言いに行こう
853 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 15:05:34.07 ID:znAXn+E/0
継承したステータス消えちょらんか?
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 15:08:53.33 ID:vixnZFyWo
賢さ73じゃなかった?
855 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 15:14:04.41 ID:52at4mF80
コピペミスしてました……後で訂正します!すみません!
856 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 18:26:33.46 ID:52at4mF80
「さて、今日は――チームメンバーを君に紹介するぞ」
「へぇ。そう言えば前に声を掛けたって言ってたな」
「ああ。もう彼女にはトレーナー室に待機してもらっている」


 知恵の輪を解きながら、特に興味がなさそうに「へぇ」と答えるキンイロリョテイ。

 だが、その本心は透けて見えた。何せ、彼女の耳はいつにもましてぴこぴこと動き、尻尾のゆらゆらは三割増し。

 そう言えば、彼女曰く青春は浪漫らしい。そりゃ気分は舞い上がるってものか。

 そんなことを考えていれば、いつの間にかトレーナー室の前に立っていた。

 ここまでくると、さすがのキンイロリョテイも緊張しているのか、今まで解いていた知恵の輪を片付けて頭の後ろに手を組んでいる。


「開けるぞ」
「……おう」


 いち、にの、さん。俺は扉を開いて――。


「おいっすー、ナイスネイチャでーす」


 新たな仲間を迎えた。

―――

▼チームを結成した

下1 チーム名

857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 18:30:18.82 ID:9IkyIp500
チームエルタニン
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 18:55:01.59 ID:zZ0QuK7Po
エルタニン(りゅう座γ星)、150万年後全天中最も明るい星になる(Wikipedia)のすき
859 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 18:56:20.18 ID:52at4mF80
「というわけで、俺たちの新たな仲間――ナイスネイチャだ」
「ほー。ここがチーム・エルタニンの拠点ですか〜」
「――チーム・エルタニン?」


 キンイロリョテイが疑問符を浮かべる。

 そう言えば説明していなかったな。


「チームを結成するにあたって、チーム名は最初に決めなければならない」
「へぇ、そんなルールがあったんだな。……で、エルタニンってなんだよ、エルタニンって」
「……過去のチームを見てみると、シリウスとかカノープスとか、星の名前を冠したものが多かったからな。エルタニンも星の名だ」


 りゅう座の中で最も輝く星――エルタニン。アラビア語で「龍の頭」を意味する。

 龍の如く雄々しく、力強いチームにしたいという願いからのネーミングだった。

 さて、気に入るかな――。


「……かっけぇじゃん」
「ネイチャさんはフツーの名前で良かったんですけどねぇ。こう、チーム星! みたいな……」


 好(?)感触のようだ。

 俺はほっと一息ついて、改めてチームについて解説を始めた。


「チームとはまあ、部活動みたいなものだ。所属するウマ娘どうしが研鑽しあうことで、より効果的なトレーニングを行うことを目的としている」
「浪漫があるなあ」
「あとは、まぁ。俺が二人のトレーニングの面倒を見ることになる。これは薄々察してたとは思うけど」
「あ、じゃあ一つ質問でーす」


 ナイスネイチャが声をあげたので、水を向ける。


「脚質とか全然違うと思うんですけど、メニューも同じだったりするんですか?」
「いや、それぞれにあったトレーニングメニューを作成している。安心してほしい」
「……それって、トレーナーさんの負担が二倍になるっていう意味じゃ?」
「承諾済みだ」


 ひえぇ、とナイスネイチャの口から声にならない音が漏れた。

 確かに負担は二倍だが、それ以上にメリットもある。

 スポーツなどの運動を行う際、グループの人数が多ければ運動のパフォーマンスが向上する。

 純粋に一人で行うよりも寂しくない、と言うのもあるだろうが、誰かが居ると気合は入る。

 だからこそ、俺はチームを組むことを決断した。……キンイロリョテイをURAファイナルズに導くために。


「……ともかく、明日からトレーニング開始だ。よろしくな、二人とも」

―――

このあとにチームについての詳細な仕様について記載します。
 
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspopsy/39/2/39_2012-1120/_pdf
https://www.titech.ac.jp/news/pdf/tokyotechpr20190219_takagi_esk7ijo2.pdf
860 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 18:58:53.89 ID:52at4mF80
あ、違う。「龍の頭」は別名ですね。
正しくはアラビア語で「蛇」です。
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 19:03:52.79 ID:RCbMECgS0
俺は墓地のサイバーモンスターを除外しサイバー・エルタニンを特殊召喚させてもらうぞ…
862 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/27(金) 19:06:25.28 ID:52at4mF80
―――――――――――――――――――――――――――――――

▼チーム:エルタニンを結成しました。

・トレーニングについて
チームを組んだウマ娘の数に応じて、トレーニング効果が増長します。
また、ウマ娘それぞれの適性に応じて、トレーニング効果の増加率が変化します。

―――――――――――――――――――――――――――

[増加率]
1人:全てのトレーニングに1.25倍
2人:全てのトレーニングに1.50倍
3人:全てのトレーニングに1.75倍
4人:全てのトレーニングに2.00倍

―――――――――――――――――――――――――――

[適性]
・ナイスネイチャ:パワー+1.2倍、賢さ+1.1倍

―――――――――――――――――――――――――――

・チームに所属するウマ娘について
育成ウマ娘と同様、出走レースが設定されます。
この際、ループ条件は設置されません。
レースの格や着順に応じて、チームメンバーの能力値に恩恵を与えます。

―――――――――――――――――――――――――――

・メンバー編成について
史実やアニメ、ゲームなどの関係性に着目して選んでみると良いことがあるかもしれません。

―――――――――――――――――――――――――――――――
※追記があった場合は追って補記します。
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/27(金) 19:26:13.92 ID:znAXn+E/0
エルタニンがなぜかナガタニエンに見えた
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 07:43:01.26 ID:YLLrtqMI0
よし、(リョテイから見て)嫁父のマックイーン所属させるかww
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 11:21:28.20 ID:leVCVWRUO
さて、チーム編成もすんだしこれからどうするか?

普通に攻略してくべきか?それともあくまでもループに関して追及さていくへきか?

他の人の意見あるならどうぞ。
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 11:25:39.94 ID:u9liotseO
攻略主体にして余裕あるならループ追求かな
その時々でベストを尽くしてURA目指していきたい
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 11:38:43.80 ID:Ax9pgApT0
捨て駒にするのはあんまり気分良くないもんな
感覚としてはウララ金策に近い
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 11:52:54.80 ID:zOB/v84X0
まぁ既に前3周は捨て駒だけどな
マヤノvsネイチャ戦の時点でクリア出来る想定の調整じゃなかったみたいだし
リョテイも捨て駒調整じゃないといいけど
869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 12:36:10.05 ID:7ksBbrH+o
いけるとこまでいきたいよね
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 14:12:55.09 ID:leVCVWRUO
一応、694確認してもらって

ループにはこの現象について、ナイスネーチャーには確認取るべきだとは

思っているが確実に地雷だから、逃げ道は必要だろうとは思ってる状態
871 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/28(土) 22:25:03.27 ID:Np4W0XDc0
トレーナー「さて今日のことだが……今日はトレーニングはお休みだ」

リョテイ「へぇ。じゃあ、私はちょっと買い出しに行くわ」

トレーナー「買い出し、ねぇ。怪我はするなよ」

リョテイ「ばーか、ンなもんしねーよ」

トレーナー「はぁ、ホントに分かってんだろうな……」

ネイチャ「トレーナーさんも大変ですな〜」

トレーナー「……もう慣れたよ。ナイスネイチャも好きに過ごしてもらっても構わない」

ネイチャ「ん〜……。今日はこの部屋で過ごさせてもらいますかね」

トレーナー「そうか。部屋にあるものは自由に使ってもらって構わない」

ネイチャ「了解。……ってことは、トレーナーさんはどこかに?」

トレーナー「ああ、少し話すことがあってな」

ネイチャ「ほいほい、いってらっしゃい〜」

―――

トレーナー「さて、シンボリルドルフはいるかな……?」

ルドルフ「おや、誰かと思えば。生徒会室前で何を?」

トレーナー「君に用事があってね。今時間は大丈夫か?」

ルドルフ「ええ。でしたら中にどうぞ」

トレーナー「ありがとう」

ルドルフ「して、どんな用事ですか?」

トレーナー「いや、用事というほどのものでもないんだ。ただ感謝したくてね」

ルドルフ「……ああ、先日のチーム結成についてですか」

ルドルフ「あれは私も必要だと思っていたから賛同したに過ぎません。慢性的なトレーナー不足は前々から指摘されていた問題ですから」

トレーナー「だとしても、あの稟議が通ったのは君のおかげだと思っている。ありがとう」

ルドルフ「……」

ルドルフ「貴方の力になれて、なによりです」

トレーナー「差し当って、何かお礼をしたいんだが……何か俺に出来ることはあるか?」

ルドルフ「……ふむ」

ルドルフ「……でしたら、一つお願いが」

トレーナー「どうぞ」

ルドルフ「もし良ければ、なのですが……チームのメンバーを増員するときは、私のことを誘っていただけませんか」

トレーナー「……意外だな。シンボリルドルフからそんな提案を受けるなんて」

トレーナー「でもわかった。次にチームメンバーを増やすときは検討するよ」

ルドルフ「ありがとうございます」

トレーナー「ああ」

トレーナー「……いつまでも仕事の邪魔をするのも悪いし、俺はこれで失礼するよ」

ルドルフ「ええ、またお話しましょう」

トレーナー「はは、そう言ってもらえるのは光栄だな。では、また」

ルドルフ「……」

ルドルフ「……ふぅ、行ったか」

ルドルフ「……」

ルドルフ「仕事に、戻らなくてはな」

―――――――――――――――――――――――――――――――

▼休憩効果発動、次回トレーニング効果4倍
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 22:27:57.48 ID:Ax9pgApT0
おっとこれはカイチョーただの社交辞令ではないな…?
やっぱり”知ってる”のか、それとも>1のミスリードか
873 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/28(土) 22:32:14.61 ID:Np4W0XDc0
ちょい頭痛がひどいので更新亀になります、ご了承ください……!

―――――

トレーナー「本格的に雨が降り始めてきた」

トレーナー「梅雨はあまり好きではない……というか雨があまり好きじゃないんだよな」

トレーナー「いい所もあるとは思うけど、それ以上にマイナスなイメージが強い」

トレーナー「ああ、その他にももちろん理由はある」

トレーナー「トレーニングがしづらいんだよな、雨が降ってると……」

トレーナー「体育館とかジムとかを使うにも、人の多さを考えなければいけないし……」

トレーナー「……人が多いと、今は顔を合わせたくない人とも顔を合わせる羽目になるし」

トレーナー「さて、今日はどうしようかな」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:200(E)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと10ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中、トレーニング効果4倍

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/当ターン終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[ラーメン道、その窮極に迫る――!]/たづなとの会話
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 22:40:06.96 ID:rZN+2VsY0
メイン進行
頭痛いなら寝んしゃい
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/28(土) 22:46:06.25 ID:Ax9pgApT0
この時期の頭痛は熱中症とかの疑いもあるから水分塩分補給はしっかりするんやで
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 00:12:03.01 ID:uVi8ZIpEO
理由はわからんが実はルドルフもこのトレーナーの元でループした回があるのに、トレーナーはそれを覚えていないとか…?
877 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/29(日) 00:59:31.94 ID:PyS3IW5H0

「キンイロリョテイ、君は君が思っている以上に――強い」
「突然なんだよ、気持ち悪いな……」
「だが、君は君が思っている以上に――弱い」
「喧嘩売ってんのか?」


 あんまりな言葉に、俺は思わず肩を落とす。

 時刻は夕方の4時。授業が終了し、トレーニングに差し掛かる前。

 俺はキンイロリョテイを捕まえて、トレーナー室で事前説明を行おうとしていた。

 と言うのも、これから行うトレーニングは特殊なものであり、説明が必須なものだったからだ。……まして、我流で練習を重ねてきた彼女には。


「君は、俺がレースの後に指摘した問題点を覚えているか」
「……ちぐはぐって話か?」


 俺は頷く。

 ……キンイロリョテイの走りに見えた不安定性。それは看過できるものではない。

 彼女の脚質は先行に大きな適性がある……と、俺の【眼】は告げている。

 だが、彼女の走法――固有スキルは、追込の時にのみ発動するものだ。

 脚質は先天的なものもあるが、後天的に鍛えられた結果伸びることもある。

 そして恐らく、彼女の脚質は――後天的に鍛えられたもので。


「キンイロリョテイ、はっきり言えば――君が追い求める浪漫を求めるならば、追込にシフトしたほうが良い」
「追込だ……?」
「ああ。君の中盤から後半にかけて強く差す脚は、序中盤でスタミナを求められる先行策とはあまり相性がよくない」


 怪訝な表情を浮かべながらも、特に言い返してこないのは……おそらく本人にも自覚がある、という事なのだろう。

 そもそも彼女ほどのポテンシャルを秘めているウマ娘を他のトレーナーが放っておくとも考えづらい。

 ……俺は数値的に彼女のことを評価できるからこそスカウトした。だが、他のトレーナーはそうともいかない。

 彼女には申し訳ないが――先行策を採るウマ娘であれば、彼女よりも強力な子はいる。

 そちらに目移りするのも、理解できる話だ。


「というわけで、これから君には――君に適した脚質を伸ばすトレーニングを課すことになる」
「……。話が見えてきた。トレーナーが殺人的なトレーニングを考案してたのは、全て私の浪漫の為ってワケだな」
「……まぁそうだな」
「ふぅん……」


 キンイロリョテイがそっぽを向いて、毛先を指で巻き始めた。

 何か気に障ることを言ってしまったのだろうか。


「……ま、特に異存はない。始めるなら始めるとしよう」
「キンイロリョテイがそれでいいのならば」 

―――――――――――――――――――――――――――――――

▼[地に閃く黄金の旅程]
Chapter1.未だ見えぬ黄金色[1/5]
878 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/29(日) 01:11:58.81 ID:PyS3IW5H0
なんか寝て起きて蕎麦食ったら治りました

―――――――――――――――――――――――――――――――

トレーナー「……冷蔵庫に豆腐があるのに豆腐を買ってしまうこととか、よくある」

トレーナー「特に目も当てられないのは牛乳だ。1日で消費する牛乳の量なんてたかが知れてる」

トレーナー「卵も難しいな。でも卵は消費する方法が楽ちんだからまだましか」

トレーナー「……いつか、キンイロリョテイにも料理を振舞ってやれるくらいの気持ちになれるのだろうか」

トレーナー「……」

トレーナー「君の残滓を、俺はいつまで追いかけていられるんだろう、マヤノ……」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:200(E)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと9ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中、トレーニング効果4倍
※あと3ターンで夏合宿が開始します。

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/当ターン終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[ラーメン道、その窮極に迫る――!]/たづなとの会話
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 01:42:29.36 ID:WnYDNaGa0
たづなさんとラーメン食いに行こう!

リョテイはその間ヒマだからネイチャと一緒にトレーナーを尾行するといいとおもうよ
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 01:58:08.25 ID:SJ4nrXjAo
蕎麦すげ
でも本当にご自愛下さい

「追いかけて"いる"んだろう」じゃなくて「追いかけて"いられる"んだろう」なのね……トレーナーくんも成長しているね…
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 05:48:53.75 ID:X65xwhsZO
残念ながら、現時点ではループならないうま娘はいない状態らしいからな。

つまり、あやしくても会長もナイスネーチャーもハズレって事。

882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 07:20:22.63 ID:+tpOe9190
どうでもいいけど名前は正確にな、ナイスネイチャだ
そのうちナースネーチャンとか言い出しそう
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 08:11:09.63 ID:WnYDNaGa0
ちなみにナイスネイチャンは実在したからナイスネイチャとは別個体の話になるぞ
サラブレッドじゃなくてポニーだけど
884 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/29(日) 13:37:50.74 ID:PyS3IW5H0
「よし、今日のトレーニングはこれで終わりだ」
「……え? これだけ?」


 意外そうな声をあげるキンイロリョテイ。

 確かに、通常課しているトレーニングの8割くらいしかこなしていない。その疑問は妥当なものだ。

 まぁ、通常の8割といっても、周囲のトレーニング量と比べるとかなりの量があるわけだが……。

 それでもキンイロリョテイは少し不満らしい。いつもより顔を5割増しで顰めている。


「おいおい、担当ウマ娘の育成をほっぽって何をやるつもりだよ」
「同僚と、少しな」
「……同僚?」


 間違ったことは言ってない。むしろ真実しか述べていない。


「……ふぅん。そうか。ま、だったらしょうがないよな」
「ありがとう」
「明日はよろしく頼むぜ」


 そう言いながら、俺のことを送り出してくれるキンイロリョテイ。

 だが、何故だろう――。

 俺の背を見送るその視線に、嫌な予感がするのは……。



「お待たせしました」
「いえいえ、私も今来たばかりですよ、トレーナーさん」


 校門前でたづなさんと落ち合う。

 恐らく俺よりも多忙なたづなさんが、俺よりも先に来る――。なんとなく、気合の入り方を感じる。

 多忙の中わざわざ時間を作る……。仕事中のたづなさんのことしか俺は知らないが、仕事中と同じく、趣味にも真摯に向き合っているのだろう。

 その姿勢に畏敬の念すら覚えて、背筋が伸びる。


「トレーナーさん? いきなりどうされたんですか?」
「いや、凄いなぁって……」
「は、はぁ……」


 たづなさんは苦笑を浮かべて息を吐く。

 何か変な行動をとってしまったのだろうか。

 俺が聞き返そうとすると、たづなさんは門の外を手のひらで指した。


「時間もあれですし、そろそろ外に出ましょうか」
「あ、はい」

 
 答えに困っているのを察したのか、たづなさんが率先して門を出た。

 これが大人の気遣いって……コト?!
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 14:23:30.36 ID:r8KU0fc6o
ちいかわ構文やめーや
886 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/29(日) 21:20:48.63 ID:PyS3IW5H0
「……おいネイチャ……ッ。もうちょっと右に寄れって……!」
「もう十分右に寄ってますってば……!」
「髪の面積が太ぇんだよ……!」
「髪の面積が太い……?」


 ……一方、トレーナーとたづなが商店街へ向かう頃。

 校門近くの木に隠れながら、二人の様子を見つめている影があった。

 言わずもがな、キンイロリョテイとナイスネイチャである。

 ……トレーニングが終了した後、キンイロリョテイはナイスネイチャに話を持ち掛け、尾行する流れになったのだが。

 ナイスネイチャはキンイロリョテイの押しの強さに半ば強引に連れてこられた形であり、トレーナーに少し悪いな、などと考えている。

 そんなことはつゆ知らず、キンイロリョテイはトレーナーが歩きだしたのを見て移動し始めた。

 むろん、ナイスネイチャの手を掴んで。


「担当ウマ娘をほっぽって、自分は同僚とデートですか、そうですか……」
「……そう言うわけじゃない、と思うんですけどねぇ、あたしゃ……」


 ここまで来たならば、もう乗っかるほかはない。ナイスネイチャはまんまとキンイロリョテイのペースに飲まれつつあった。

 ナイスネイチャは、押しに弱かった。……とても。





「というわけで到着しました、ここが私のイチオシです……!」
「ここが」


 思わず息を呑む。

 商店街の中でも、かなり奥まった場所に存在するラーメン屋。そこがたづなさんのとっておきだった。

 見れば見るほど、ここがラーメン屋だとは思えない。

 看板は黒ずんでいて文字すらろくに読めない、屋号をプリントしているらしき暖簾は、油にまみれて黄ばんでいる。

 お世辞にも衛生的だ、とは言えない佇まい。この店をラーメン屋として認識することが出来る人間は、そうそういない。


「ふふ、凄い顔してますよ?」
「……本音を言えば、ほんとにここが? という気持ちです」
「わかります。私もはじめはそんな感じでしたから」


 にこりと微笑むたづなさん。

 ……一体どんなところから、このお店についての情報を得たのだろう。滅多なことじゃ手に入りそうにもないけれど……。

 そんなことを考えているうちに、たづなさんは店の扉を開いていた。躊躇する暇もなく、俺はたづなさんと共に店の前に立つことになり――。


「わッ……」


 濃厚な豚骨の香りに、全身が歓喜に打ち震えた。

 そんな俺の反応をあらかじめ予測していたのだろうか、たづなさんは「行きますよ」と俺に声を掛けて、カウンター席へと座った。

 厨房では、いかにも”いぶし銀の職人”な佇まいの老人が、振り返ることなく「いらっしゃい」と呟いた。


「……豚骨バリ堅チャーシューマシ2つ」
「……あいよ」


 座って少しの間もおかず、たづなさんは注文した。


「勝手に頼んでしまってすみません。でも、このお店はこれが一番いいので」
「え、ええ。勝手がわからない上にメニューも見当たりませんから、助かりました」
「良かったです。……さて、少し待ちましょうか」


 野球中継のラジオのみが響く店内。俺は、この先に何が待ち受けるのだろうと、期待に胸を膨らませるばかりだった――。
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 21:33:56.00 ID:SJ4nrXjAo
(湿度?湿度?)
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 22:34:14.34 ID:rrrbjBif0
麺を茹でる湯から立ち上るカンスイ香る湯気…っ
数十年の時をかけ完成された、あるいは未だ成長途中の豚骨スープ…っ
湿度…っ!圧倒的湿度…っ!
889 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/29(日) 22:53:17.90 ID:PyS3IW5H0
「アイツら、裏路地に入ってったぞ……」
「こっちの方、何かあったっけ……?」


 一方そのころ、キンイロリョテイとナイスネイチャはトレーナーの跡をつけていた。

 途中でナイスネイチャが商店街の人たちに絡まれるという事件こそあったものの、尾行は順調。

 最終的に二人が辿り着いたあのラーメン店へとたどり着いたのだが――。


「……これ、入ったら絶対にバレるよな」
「そう、ですねぇ」


 明らかに小規模経営のラーメン屋だ。チェーン店ならいざ知らず、この手のラーメン屋は仕切りなどがなく、尾行は不可能。

 ここにきてキンイロリョテイとナイスネイチャの尾行は中断を余儀なくされた。


「いったい何をやってるんだ、アンタはよ……」
「いや、絶対ラーメン食べてるだけですってば」
「くぅ……」


 浪漫に走るきらいがある思考は、言い換えれば想像力が豊かであるという事で。

 キンイロリョテイはめくるめく大人の世界に、思わず生唾を飲むことしかできなかった。





「お待ち」


 差し出された器には、たっぷりと注がれた白濁色のスープ。

 沸き立つ煙からはこれでもかと豚骨の香りが漂い、その間に僅かに醤油の香りが混じる。

 メンマ、半熟煮卵、もやし……。そして、山盛りにされたチャーシュー。

 聴覚、視覚、嗅覚、触覚――食べる前から理解できる。これは美味しい――!


「うん、流石ですね!」
「これは……とても良いラーメンですね」
「ええ、私もそう思います。それでは――」


 いただきます。

―――――――――――――――――――――――――――――――

▼[サブイベント:ラーメン道、その窮極に迫る――!] クリア。

▼[サブイベント:全てはこの一杯の為に――!] 発生。
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 23:05:00.12 ID:xRE1+Ua4o
ネイチャとリョテイなんかいいな
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/29(日) 23:20:21.11 ID:ez4SZkGCO
もしかして:リョテイかわいい
892 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/30(月) 00:10:06.66 ID:A+ncv6B/0
トレーナー「最近の子はどんな曲を聞くのかな、と考える」

トレーナー「俺が若いころはこう、ロックとかが隆盛だった頃なんだけど、今の子たちはポップな曲にハマることが多いんだろうか」

トレーナー「テレビも見なくなって久しいし、そろそろ若者らしい曲を探さないと話題を合わせるのにも苦労しそうだ」

トレーナー「……」

トレーナー「冷静になって考えてみたら、キンイロリョテイもナイスネイチャも最近の曲を聞くタイプには思えないな」

トレーナー「解散!」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:200(E)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと8ターン(当該ターン含む)。
※休憩効果発動中、トレーニング効果4倍
※あと2ターンで夏合宿が開始します。

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
・「チーム結成」/当ターン終了後
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/キンイロリョテイとラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 00:16:08.39 ID:6Hum0UR60
トレーニング
894 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/30(月) 00:47:31.63 ID:A+ncv6B/0
トレーナー「さて、キンイロリョテイ。普段の脚質トレーニングと並行して、身体能力を向上させるためのトレーニングを行う必要がある」

リョテイ「……相変わらず殺人的なスケジュールだよな」

トレーナー「そうでもしなければ、GTでの勝利はもとより、URAファイナルズでの勝利など夢のまた夢だ。それに――それを了承したのも君だろう」

リョテイ「はいはい、わかってますよって」

ネイチャ「それにしてもトレーナーさん、さすがにオーバーワーク気味な気もするけど……」

リョテイ「気にすんなネイチャ、そうでもしなければ勝てないって言うのは解ってる」

リョテイ「……それに、仮にもコイツはトレーナーだろ? 私たちをブッ壊すわけにはいかないだろうし、心配しなくてもいいと思うぜ?」

ネイチャ「……」

ネイチャ「確かに、その通りかも……」

ネイチャ「アタシも、なんだかこの人だったら大切に育ててくれそう、って思ったからチーム入りを決断したわけですし……」

トレーナー「……そこまで褒められると、少し困る」

リョテイ「褒めてねぇよ」

ネイチャ「ま、リョテイさんはこういうとこありますからね〜。アマノジャクってやつ?」

リョテイ「誰がアマノジャクだ、誰が!」

トレーナー「……まぁ、キンイロリョテイの言う通り、俺は君たちを大切に育成しなくてはならない。君たちの夢の為にも、な」

リョテイ「ふん」

ネイチャ「で、トレーナーさん。今日のトレーニングはどのように?」

トレーナー「ふむ……」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:200(E)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1 トレーニングの種類

スピード/スタミナ/パワー/根性/賢さ
※サポートカード[スペシャルウィーク]アクティブ。根性の成長率に固定値追加。
※チームメンバー補正:ナイスネイチャ【パワー1.2倍、賢さ1.1倍の増加補正】

―――――――――――――――――――――――――――――――

下2 トレーニングの効果量
※ゾロ目の場合は追加ロール
※休憩効果発動、トレーニング効果4倍
※チーム結成中、全てのトレーニングに1.25倍

―――――――――――――――――――――――――――――――
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 01:17:28.75 ID:6Hum0UR60
人おらんかね?
連だけど一応スピード
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/30(月) 01:18:55.54 ID:RhD1lORS0
えい えい むん
897 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/31(火) 00:49:10.18 ID:CPf3aVxE0
トレーナー「……速度はやはり、全てにおいて基礎である」

トレーナー「最終的にどこでどう抜け出すかの判断は確かに必要だ、だがそれ以前に――速度がなければ、抜け出すものも抜け出せない」

トレーナー「というわけで、今日は速度の練習を行う」

リョテイ「ふぅん。ま、速さを上げるってんならやってやる」

ネイチャ「にしても、何とも聞き覚えのある言葉ですなぁ……」

トレーナー「……そうか?」

トレーナー「まぁ、そんなことはどうでもいい。次の目標であるホープフルステークスまであと半年程度」

トレーナー「半年程度とは言え手は抜けん。油断なくトレーニングにあたるように」

リョテイ「はいはい。じゃ、まずは走り込みでもしてきますよっと」

ネイチャ「じゃ、アタシも〜」


――――――――――――――――――――――――――

▼キンイロリョテイのスピードが上昇した。
スピード:200(E)+{(54×4)×1.25}=470(C)

――――――――――――――――――――――――――
898 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/31(火) 00:54:02.29 ID:CPf3aVxE0
トレーナー「例えばの話だけど、という言い出しの後に続く言葉、だいたい許容できないお願い説」

トレーナー「例えばの話だけど、お金貸して〜って言ったら貸してくれる?」

トレーナー「例えばの話だけど、浮気してるって言ったら許してくれる?」

トレーナー「よっぽどじゃなければ許せない。例外はあるんだろうけどな」

トレーナー「なぜこんなことを考えているかというと、この前キンイロリョテイから同じようなことを言われたからだ……」

トレーナー「”例えばの話だ、私がトレーニングをサボりたいって言ったら許してくれるか?”」

トレーナー「場合によっては許そう、場合によっては……」

トレーナー「でもそれが、食道楽の為だと知っちゃあ、許せないよな……」

トレーナー「……今度また飯に連れていくべきか?」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/お出かけ/休憩/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※ホープフルステークスまであと7ターン(当該ターン含む)。
※あと1ターンで夏合宿が開始します。

―――――――――――――――――――――――――――――――
        【現在立っているフラグ】

■エクストライベント
・「????」/不明
―――――――――――――――――――――――――――
■メインイベント
・[地に閃く黄金の旅程]/開始中
―――――――――――――――――――――――――――
■メジャーイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■サブイベント
・[全てはこの一杯の為に――!]/キンイロリョテイとラーメンを食べに行く
―――――――――――――――――――――――――――
■プチイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――
■リミテッドイベント
なし
―――――――――――――――――――――――――――――――
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 00:58:36.46 ID:R7Yq1aRPo
メイケイエールイベント
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 00:59:25.14 ID:R7Yq1aRPo
おのれ予測変換

メインイベントですごめんなさい
901 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/31(火) 01:47:59.49 ID:CPf3aVxE0
「……おい、トレーナー」
「なんだ、キンイロリョテイ」
「――本当にこのトレーニング、効果が出てるんだろうな?」


 キンイロリョテイは汗を滴らせながら、俺に問いかけた。

 妙に鋭い視線が唐突に降り注いで、俺は思わず息を呑んだ。

 だが、この問いには明確な答えがある。俺は彼女のトレーナーであり、彼女の勝利の為ならば寝食を厭うことはない。

 ……ただ、そのことをはっきりと伝えてしまっては、下手すると好感度が上がってしまう。

 好くのも、好かれるのも。もうたくさんだ。


「おい、私を置いて自分の世界に浸るなよ」
「……すまない。トレーニングの効果があるのか、という話だったな」
「ああ、この地味で過酷なトレーニングに何の意味があるのかって聞いてんだ」


 ……彼女の抱く疑問は正当なものだ。

 確かに、俺が組んだトレーニングメニューは恐ろしく地味で、同じことの繰り返し。

 成果を出す機会が12月の末まで与えられないのであればなおさら。

 だけど、成果を出す機会を一定の水準以下で設けては、トレーニングの意味がない。

 故に。


「意味はある。だが、意味を説明すれば、君はそれを実践する。それでは意味がない」
「あ? 実践の何が悪いんだよ」
「――君は知る必要がないことだ。少なくとも、今は」


 ……とげとげしい言葉であることは十分に理解している。

 だが、こうでも言わないと――彼女の”問題”は解けることはない。

 キンイロリョテイ――孤独だからこそ生まれたその”問題”は、こうでもしなければ、解けることはない。


「そう、かよ」
「……不満か?」
「ああ不満さ、不満だよ! 何の説明もなくトレーニングを押し付けられる気持ちにもなってくれ」
「……良く理解している。だが、切に説明は出来ない」
「……チッ。まぁいいさ。アンタがトレーナーである限り、私たちは健全に育てられなくちゃならない。トレーナー、アンタがもし、このトレーニングに何の意味も持たせていないなら、その時は」


 キンイロリョテイは、俺の胸倉をつかんで、持ち上げる。

 ウマ娘の膂力は、人間の比ではない。俺の体は簡単に持ち上がって、首が閉まる。

 それでも、俺は浮かべた表情を消すことはない。

 そうして次の言葉を待たなければ、この仕打ちへの贖罪とはならない。


「――その時は、私がアンタを殺す」


 酷く鋭い視線で貫かれて、竦みそうになる足。

 それを何とか強く抑えつけて、ただ平坦に「ああ」と答える。

 ……今にでも出てきそうな弱音が、表情に出ていないことを祈る。

 やがて、解放。地に落ちた俺は咽そうになるのを無理やり止めて、去りゆくキンイロリョテイの背中に声を投げる。


「心配しなくても、君に浪漫を見せてやるさ」
「はん、言うだけ言ってろ」


 トレーニングを始めた時よりもいくばくか冷たい視線で、俺のことを見るキンイロリョテイ。

 その瞳を見て、しかし俺は喜び、確信した。

 やはりキンイロリョテイは、逸材なのだ、と。
―――――――――――――――――――――――――――――――
▼[地に閃く黄金の旅程]
Chapter1.未だ見えぬ黄金色[2/5] 
902 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/31(火) 02:01:27.87 ID:CPf3aVxE0

――遠く、遠く。カモメの鳴く声がした。


 本当であれば聞きたくなかった音。

 本当であれば感じたくなかった気配。

 本当であれば嗅ぎたくなかった香り。

 潮が満ちる、夏の気配が寄る、潮の香りが鼻を衝く。

 どうしてまた繰り返してしまったのだろう。

 どうしてあの場で、終わることが出来なかったのだろう。


――俺は過去を振り切れていない。


 生きながらにして死んでいる者が居るとするならば、それは俺だ。

 過去の時間は流れて消えてしまうのに、俺はそれに取りつかれていて。

 だから、俺は死んでいる。

 時間の中に、死んでいる。

 にんじん色の髪の毛。黄金の瞳。石鹸の香り。頬の赤。唇の紅。高い声。白い指。

 忘れられない。忘れたくない。

 記憶の稜線を辿る思考の雷は、その猛々しさとは裏腹に優しく頭を痛ませる。


――海が、近くなる。


 どうしようもなく吐き気がする、明確な気配に。

 俺はただ、合宿の始まりを感じるしかなかった。

 そこにあるはずのない、極彩色の記憶のフラグメントを辿る。

 忘れられない、夏が。

 始まる。

――――――――――――――――――――――――――

■夏合宿について
夏合宿中は以下のことが行えます
・トレーニング
・休憩(トレーニング効率2倍)
・探索
・メインイベント進行

■トレーニングについて
普段より効率のいいトレーニングを行うことができます。

■休憩について
トレーニング効率がアップします。また、やる気が下がっている場合は1段階上昇します。

■探索コマンドについて
夏合宿中、付近の探索を行うことができます。
このコマンドによって発生した進捗はループを経ても記録されます。
直接ウマ娘の成長に結びつくかどうかは運次第。ですが結びついた時のリターンは大きい、言わばギャンブルのような要素です。
また、探索の結果によっては次回ループ時に影響が発生する可能性があります。

■メインイベント進行について
夏合宿期間中、メインイベントの進行度は一度に2増えます。
これによって進捗を超過する場合、持ち越しなどはありません。

■アナウンス/[リミテッドイベント:追憶]の発生
夏合宿終了前(3ターン目終了後)、特定の条件を満たした場合イベントが発生します。

――――――――――――――――――――――――――

下1

今日は何をする?
トレーニング/休憩/探索/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)

――――――――――――――――――――――――――
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 02:05:04.85 ID:fZkIL1/L0
たんっさくっ
904 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/08/31(火) 02:18:44.18 ID:CPf3aVxE0
―――


■探索について

・探索とは?
夏合宿中にのみ行える特殊な行動です。
様々なスキルのヒントや、ループに役立つものなどが獲得できる唯一の行動ですが、時には何の成果も得られず終わる、いわばギャンブルのような行動です。
探索は13の探索度を有しており、一度探索するとその是非を問わず、探索度を1増やします。
※現在の探索度は[2/13]です。

・探索の特徴
探索は【ループしても探索度が保持されます】。
また、探索度を増やせば増やすほど、報酬を得る機会は増加します。
最終到達地点に到着すると、イベントが発生します。

・道中の判定について
下5コンマ安価を一気に取ります。
コンマの集計が終了した後、再度下5コンマ安価を取ります。
最終的に今までに集計した10コンマ安価を総合した数値によってリザルトを算出します。
道中の安価にも報酬が存在することがありますが、それなりに難度が高いものだと考えてください。
基本的にはコンマの数値が高ければ高いほど、ウマ娘やトレーナーにとって有用なものが入手できます。
コンマがゾロ目だった場合は、原則として終了後に追加ロールが発生するものとします。

・その他
追記すべき事項があれば都度追記します。
連取は性質上1分経過後であれば可能なものといたします。
ご協力のほどお願い致します――。


―――
905 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/08/31(火) 02:30:21.48 ID:CPf3aVxE0
リョテイ「……おいトレーナー、何処に行くんだよ」

トレーナー「散歩だよ」

リョテイ「あぁ? せっかくの夏合宿だってのにわざわざ”お休み”とかなんとか言いだしやがって」

リョテイ「第一散歩する場所なんて無いだろ、この島」

トレーナー「……君には関係ないことだろう」

リョテイ「……関係ある。アンタは私のトレーナーだ」

トレーナー「……」

トレーナー「一人にしてくれ」

リョテイ「……アンタの言ってた、事情って」

トレーナー「――君には必要のない情報だ」

リョテイ「……」

リョテイ「行っちまった」

リョテイ「……」

リョテイ「……クソ、アイツもアイツで大概だが、私も私で不器用だな……」

リョテイ「アンタのことは好きでも嫌いでもないが――そんな顔する奴が浪漫を語れるかってんだよ」

――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)

――――――――――――――――――――――――――


下1〜5 探索安価

下1:コンマ値+10
下2:コンマ値−10
下3:コンマ値−10
下4:コンマ値−20
下5:コンマ値−25


――――――――――――――――――――――――――
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 02:32:15.10 ID:R7Yq1aRPo
トレーナーすーぐ顔にでちゃうのね…スペちゃん以降ことごとく担当ウマ娘に見抜かれてら
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 03:00:18.35 ID:R7Yq1aRPo
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 03:04:15.13 ID:tetuMJQX0
ほい
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 03:15:43.51 ID:fZkIL1/L0
マイナスぅ
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 03:23:10.52 ID:fZkIL1/L0
もっかい
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/31(火) 10:31:16.70 ID:WbG6SJVIO
トレーナーはマヤノと出会う前ほど想いを伝えることが苦手では無くなったけど、それゆえにリョテイ達に対して想いを隠すのが不器用になってるのが切ないな…
912 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 01:20:18.84 ID:FgCx/5jm0
トレーナー「……何故着いてきた?」

リョテイ「アンタには関係ないだろ」

トレーナー「言い方を変えよう。帰ってくれ」

リョテイ「ヤだね。トレーニングしていない今、自分の意思で決めたことにアンタの意見を挟む余地なんてない」

トレーナー「……」

トレーナー「頼むから、一人にしてくれよ」

トレーナー「俺がお前のことを知らないように、お前は俺のことを何一つ知っちゃいない!」

トレーナー「お前の意思に俺の言葉の介在する余地がないように、俺の事情にお前が介在する余地はない……」

トレーナー「……なぁキンイロリョテイ、帰ってくれ」

リョテイ「はン。ようやく理解したぜ、トレーナー」

リョテイ「アンタ、さては迷子だろ?」


――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)

――――――――――――――――――――――――――


下1〜5 探索安価

下1:コンマ値+10
下2:コンマ値−10
下3:コンマ値−10
下4:コンマ値−20
下5:コンマ値−25


――――――――――――――――――――――――――
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:25:34.34 ID:vyAJAXMW0
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:27:06.86 ID:vl72T5s3o
さて
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:34:31.16 ID:PaDs5Nweo
ええぞ…リョテイ踏み込め……!
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:42:12.74 ID:jEXJC7DE0
どうなる
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:49:55.30 ID:gYAGmxYPo
ほい
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 01:50:38.41 ID:J4DOXS97o
ほい
919 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 02:21:46.39 ID:FgCx/5jm0
――――――――――――――――――――――――――

[10+10]+[35-10]+[13-10]+[51-20]+[52-25]=106
[34+10]+[86-10]+[16-10]+[74-20]+[30-25]=185

106+185=291

▼スキルヒント[垂れウマ回避]Lv1を獲得した。(100)

▼スキルヒント[がんばり屋]Lv1を獲得した。(200)

――――――――――――――――――――――――――


920 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 02:24:03.92 ID:FgCx/5jm0
トレーナー「……迷子?」

リョテイ「ああ、アンタは迷子だ。それもドが付くほどの、な」

トレーナー「……馬鹿にしているのなら、今すぐに帰ってくれ」

トレーナー「難しいことは言ってない。簡単なことだ。君はここで踵を返し、太陽に向かって歩けばいい」

トレーナー「早く帰って――」

リョテイ「――そう言って逃げるつもりか?」

リョテイ「アンタは迷子だ。強い後悔を抱えて歩いている。その後悔を拭いたいけど、ぬぐえない」

リョテイ「その方法を知らない。どんな道を歩けばいいかわからない、子供――いや、大人だよ」

リョテイ「そしてアンタは逃げ出した。誰かを理解することを」

リョテイ「その結果がこれじゃないのか? 誰からも仔細を聞かれにくいように殻を作って事情とかなんとか嘯きやがって」

リョテイ「失礼にもほどがあるってモンだろ、こっちはアンタのことを理解しようとしているのに、アンタはこちらのことを理解することもなく、理解させる気もない」

リョテイ「その上なんだ? ”俺はお前たちのトレーナーです”?」

リョテイ「ふざけるのも大概にしろよ玉無しが」

リョテイ「これだからアンタみたいな大人ぶった人間は嫌いなんだ。私がアンタをトレーナーとして認めたのは――アンタが私の浪漫を認めてくれる、遊び心溢れる”オトナ”だったからだ」

リョテイ「くだらねぇ……。で、玉無し。何か言い返せよ」

リョテイ「そろそろ言いたいことの一つや二つ、出てきたんじゃねぇか? ん?」

トレーナー「……」

トレーナー「……お前に」

トレーナー「お前に何がわかる」

トレーナー「何か一つでも大きなことを失ったことがないお前に、一体何が解る?」

トレーナー「……例えばお前の脚が折れた時のことを考えろ。……例えばお前の両親が死んだときのことを考えろ。……例えばお前の浪漫が潰えた時のことを考えろ」

トレーナー「想像がつくかよ、お前に――この絶望が!」

トレーナー「いいか、よく聞け、この際だからお前に一つ教えてやる」

トレーナー「相互理解なんて真の意味で出来やしないんだよ、お互いの脳を混ぜ合うような時間しか、理解を形作ることは出来ないんだよ」

トレーナー「――その理解を失ったうえで、理解を説かれる?」

トレーナー「拷問だよ、キンイロリョテイ」

トレーナー「お前は俺のことを糾弾して、なんなら立ち直らせたいのかもしれない」

トレーナー「……でも無理だ。お前が俺のことを理解することは出来ない。まして、俺がお前のことを理解することも」

トレーナー「ああ、そうともさ――。俺がお前に持ち掛けたのは信頼とか理解じゃない」

トレーナー「――利益だ。そうだろ、キンイロリョテイ」

キンイロリョテイ「……」

キンイロリョテイ「アンタさ、自分で気づいてないみたいだから教えてやるよ」

キンイロリョテイ「――嘘つくとき、アンタ、手とか足が固まってるぜ」

キンイロリョテイ「何が嘘か本音か、私はもう理解できてるんだよ。アンタは理解させてないつもりかもしれないがな」

キンイロリョテイ「もう、お前の地雷がなんなのかも知ってんだ、こちとらよ」

キンイロリョテイ「あえて触れてないだけだとそろそろ気付けよ。触れてやってもいい所を、あえてお前から言わせる意味を考えろ」

キンイロリョテイ「……全ての言葉を撤回する気はないが、謝罪はするぜ。ただ――」

キンイロリョテイ「ただ、これが私の本音で、ラストワードだ。良く考えろよ、トレーナー」

キンイロリョテイ「頼むぜ」


921 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 02:28:00.95 ID:FgCx/5jm0
トレーナー「――迷子」

トレーナー「俺が、迷子……?」

トレーナー「……わからない。わからないよ」

トレーナー「俺は……俺は……」

トレーナー「どうしたらいいんだ」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:204(E)
パワー :215(E)
根性  :142(F)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/休憩/探索/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)


―――――――――――――――――――――――――――――――

エクストライベント点灯:3ターン終了後
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 02:50:13.16 ID:pZBUt2Iu0
チーム設営自体が出来たばっかだし、メンバー同士の仲を深めるためにチーム組んでる同期集めてもらって総当たりで2対2のビーチバレー対決とかできないかな?
スタミナとパワーとなんなら根性上がるかなって
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 11:08:41.16 ID:07gFXDCwo
新キャラヒトミミ娘が運動よわよわで話題だがこのトレーナーちゃんはどうなのだろうか(詳しくは書かれてなかったよね…?)
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 11:09:54.81 ID:rc0qXNtWO
テイオー顔負けのキレッキレのダンス踊れるトレーナーはそれはそれで見たい
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 11:36:08.64 ID:oYEvKFMP0
「俺は…どうしたらいいんだ」とか真剣に悩みながら、身体は今日の勝利の女神は〜♪って踊ってるみたいな
面白トレーナーの可能性が…?
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 12:51:46.37 ID:hauAxhwz0
大泉Tもとい沖野Tもうまぴょい歌ってるからアリエール
927 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 16:07:27.90 ID:mEgxH3Gr0
運動はそれなりだと思います。成人男性の平均よりも若干上?
中の上みたいな……。トレーナーってトレーニングの都合上体力がなければ務まらないでしょうしね。これは妄想ですが。

鋼の意思さんともうまぴょいしてるので、かっしともWINNIN'5して欲しいですね。

928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 16:11:58.08 ID:pZBUt2Iu0
またループすることがあったら一周使ってウマ娘と並走しながら指導できるように鍛えるか…
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 16:16:32.85 ID:i9p9YFEu0
身体能力以外は人間と大差ないし
フォームやスキルの指導はトレーナーが実際にやって見せるんだろうか
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 17:50:50.74 ID:oYEvKFMP0
ウマ娘と並走なんて出来たらそれもう人間じゃないだろ…
ループも自分でURAに出て脱出しそう
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 17:53:37.90 ID:hauAxhwz0
エイシンフラッシュが白目剥いて気絶しそう
932 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/09/01(水) 18:26:01.72 ID:CjkP1Em2O
僕もそこまでコーチングについて詳しい訳では無い(かじる程度には勉強しました)のでなんとも言い難いですが、フォームの指導などは基本的に映像資料や口頭での指示がメインとなる気がします。
フォームはやはり本人の体のやわらかさや筋肉の比重によって、(ある程度画一化されてはいますが)調整しなければならない。そう考えるとフォームを見せるのは非効率的だと思うので、基本的にトレーナーがウマ娘のフォームを調整する際は口頭での指示です。


ちなみにスキルについては、スキルという言葉を明文化する前に説明していましたが、ペース配分や踏み込み方、基本的なフォームに絡まない変化のことを指しています(これは当SSのオリジナル要素なので本家がどうなのかは分かりません)。
例えばマエストロだと踏み込み方、みたいな……。トレーナーがスキルを識別できるようになった今現在でも、抽象的にでは無く、実際どのタイミングでどう動くか、を口頭で説明しています。


人間が時速70km/hを出せるわけないだろ、いい加減にしろ!

933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 18:30:12.52 ID:CVlGh4Sa0
>>932
赤道直下の土地を、真西から
真東へ向かって走れば、時速
1500km以上を出せますけど(--#)
934 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 18:45:13.47 ID:FgCx/5jm0
>>933
一瞬「?」となりましたが、なるほど確かに……ってなりませんよ?!
地球の外(つまり宇宙)から我々を観測できる存在が居て、恒久的に時速1km/hを計測できる存在がいるならば、相対的に速度の計算が出来そうですが……これも詭弁だな……
935 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 18:48:50.06 ID:FgCx/5jm0
ルドルフ「というわけだ、ナイスネイチャ」

ネイチャ「……え、と。今なんて?」

ルドルフ「――ビーチバレーで対決しよう、と言ったんだ」

ネイチャ「どうしてこうなった?!」

――――

 突然のルドルフの提案。

 置いてけぼりになるナイスネイチャ。

 だが、始まりがあれば終わりがあるように、全ての物事には因果がある。

 これを説明するには、時を戻さねば難しいだろう……。

――――
936 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 19:19:09.34 ID:FgCx/5jm0
リョテイ「……うっす」

ネイチャ「おいっす〜……って、何か元気なさそうですけど」

リョテイ「ちょっと、いろいろあってな」

ネイチャ「へー……。それってトレーナーさん関連だったり?」

リョテイ「な?! なんでわかんだよ!!」

ネイチャ「だってリョテイさん、顔に出やすいし……」

ネイチャ「それにリョテイさんは気付いてないみたいですけど……トレーナーさんの前だと目に見えて機嫌良いですよね?」

リョテイ「……」

リョテイ「……マジで?」

ネイチャ「マジです」

リョテイ「…………気付かれてないと、いいんだけどな」

ネイチャ「……?」

ネイチャ「ところで、いつもなら誰よりも早く顔を出してるトレーナーさんがいないことと、リョテイさんのその表情って何か関係あります?」

リョテイ「……アイツが悪いんだ!」

ネイチャ「訳アリっぽいですね……。とりあえずここじゃ声、響きますから」

リョテイ「……ああ」



ネイチャ「なるほど、簡単に話をまとめると……」

ネイチャ「まず前提として、トレーナーさんは何かを私たちに隠している」

ネイチャ「次に、トレーナーさんは一人でどこかに歩いていこうとした」

ネイチャ「そして、それをリョテイさんが追い掛けていった」

ネイチャ「最後に、着いていったら帰れと言われ、口論になった挙句、トレーナーさんは……」

ネイチャ「――トレーナーさんは、泣いていた」

ネイチャ「うーん……。話を聞いてると、どっちもどっち、ですねぇ……」

リョテイ「おい、今の話の何処に私の悪い点があったんだ!」

ネイチャ「そりゃ一人にしてくれって言ってるんですから、相応の理由があるんでしょう。そう前置きしてるのにわざわざついていくのは、少しトレーナーさんのことを考えてない行動ですからね〜」

リョテイ「……まぁ、そうだけどさ」

ネイチャ「ただ、酌量の余地はありますよ? リョテイさんだって何も悪意があって追い掛けたわけじゃない」

ネイチャ「隠し事をしていたことが悪いことかと言われると、別にそうじゃないとは思いますけど……でも、トレーナーさんもトレーナーさんで言い方が悪かった、とは思いますよ、アタシは」

ネイチャ「だから、どっちもどっち」

リョテイ「……むぅ」

ネイチャ「でも、まぁ。むしろいい機会かも」

リョテイ「……いい機会?」

ネイチャ「トレーナーさんは確かに隠し事をしてて、多分その隠し事のせいで動きが制限されてるって思うんですよ、アタシ」

ネイチャ「それで、ほら。やっぱりアタシたちって担当ウマ娘じゃないですか。だったら、さあ」

ネイチャ「――分かち合いたい、そう思っちゃうんですよね〜……」

ネイチャ「個人的にはグッジョブ! って感じですけど……でも、その感じだと当分トレーナーさんは会ってくれなさそうだ……」

リョテイ「……でも、どうすんだよ。トレーニングしなきゃ……。次のレースはGTなんだぞ」

ネイチャ「うん、そこはネック」

ネイチャ「どうしたものか……うにゃ〜……」

937 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 19:20:12.52 ID:FgCx/5jm0


ルドルフ「――話は聞かせてもらった」


―――

 そして時は戻る――!

―――
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 19:25:25.68 ID:ZvcQKxvOO
>>934
その人通称岡惚れ糞野郎って有名な荒しだから触れない方がいい
939 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 19:32:50.26 ID:FgCx/5jm0

思ったよりも長くなりそうなので、夏合宿が終わり次第このスレを一度畳みます。

―――――――――――――――――――――――――――――――

ルドルフ「実はな、ビーチバレーがトレーニングにいいとテイオーが主張していてな……」

ルドルフ「これが、なんだ、その……テイオーの意気が気炎万丈の猛りを見せていて、だな」

ネイチャ「……つまり、テイオーが”やりたい”と駄々をこねている、という」

ルドルフ「……」

リョテイ「これほど清々しい皇帝の無言の肯定は見たことねぇな」

ルドルフ「”皇帝”の無言の”肯定”……ふふ、君も中々やるじゃないか」

ネイチャ「つまり、会長さんは予定を邪魔されてるわけだ」

ルドルフ「ああ、そうなるな」

ネイチャ「”皇帝”の”行程”を”肯定”しないといけませんなぁ……」

ルドルフ「……やるな」

リョテイ「何のことか良く解らないが、温度に高低差があるな……」

ネイチャ「リョテイさん、わかってやってません?」

ルドルフ「メモをしておくとしよう……ふふ」

ネイチャ「……って、主題からずれてますずれてます!」

ネイチャ「つまり、アタシたちとビーチバレーをやれば収まるだろうと、そういう……」

ルドルフ「ふふ、ふふふ……。すまない、先ほどのキンイロリョテイの洒落が面白くてな……!」

ルドルフ「そういうことだ。協力してくれるか?」

ネイチャ「ま、断る理由はないですよねぇ。リョテイさんは?」

リョテイ「”あの”皇帝と戦えるんだ、否やはない」

ルドルフ「決まりだな。 では――戦るとしようか!」


―――――――――――――――――――――――――――――――

下1 ルドルフ&テイオーペアに勝てるか
50以上:勝利(10毎に点差が開く。報酬増)
50以下:敗北
※ゾロ目は追加ロール

―――――――――――――――――――――――――――――――
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 19:35:09.80 ID:PaDs5Nweo
もちろん水着だよなぁ!?
941 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 20:03:37.79 ID:FgCx/5jm0
テイオー「あ、カイチョー! ……って、どうしてネイチャも一緒なのさ!」

ネイチャ「そりゃ会長さん直々にお誘い頂けたからに決まってるでしょーが」

ルドルフ「そうだぞ、テイオー。こちらから誘ったんだ」

テイオー「ふーん……? でも、勝ちはもらったよー!」

テイオー「だってこっちは……無敵のテイオー様と最強のカイチョーコンビだからね!」

リョテイ「あ? クソガキが、いい度胸してんじゃねーか」

リョテイ「負けて吠え面かくのが楽しみだなぁ、おい」





リョテイ「ネイチャ!」

ネイチャ「ほいさ!」

リョテイ「喰らえクソガキ、これが――私のゴールデン、スパイクだぁッ!」

テイオー「くぅ……!」

ルドルフ「腰の入れ方が甘いぞ、テイオー」

テイオー「カイチョー! よーし、今度はこっちが……!」

ネイチャ「させない……っ!」

テイオー「……! ネイチャのブロックなんて、直ぐに抜けちゃうもんね!」

ネイチャ「ところがどっこい――」

テイオー「うわ、なんでこっちに来るのさー!」

ネイチャ「こちとらいつもあんたさんの背中ばっかり追っかけてきてますからね、理解しちゃうってもんですよ――」

ネイチャ「――だから、今日くらいは背中、見せたるわーい!」


―――――――――――――――――――――――――――――――


下1 スタミナ上昇量
下2 パワー上昇量
下3 根性上昇量
※ゾロ目は追加ロール

942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 20:07:16.41 ID:oYEvKFMP0
へい
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 20:07:32.03 ID:TmEgThNQ0
ていっ
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 20:18:35.37 ID:oYEvKFMP0
とりまー
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 20:39:11.79 ID:fz8+wywmO
このスレの夏合宿で想いを伝えると言えばアレだな
946 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 21:14:19.70 ID:FgCx/5jm0
―――――――――――――――――――――――――――――――

▼キンイロリョテイの能力値が上昇した。

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スタミナ:204(E)+{(41+30)×1.25}=293(E+)
パワー :215(E)+{(03+30)×1.25}×1.2=265(E+)
根性  :142(F)+{(37+30)×1.25}=226(E)

―――――――――――――――――――――――――――――――
947 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 21:17:38.18 ID:FgCx/5jm0
トレーナー「……」

―――――――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:293(E+)
パワー :265(E+)
根性  :226(E)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

―――――――――――――――――――――――――――――――

下1
トレーニング/休憩/探索/メインイベント進行/その他(良識の範囲内で自由に)
※あと2ターンで夏合宿が終了します。
※今ターン終了後、リミテッドイベントが開始します。
※ホープフルステークスまであと4ターン(当ターン含む)

―――――――――――――――――――――――――――――――
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 21:18:46.45 ID:oYEvKFMP0
探索
949 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/09/01(水) 21:21:39.93 ID:FgCx/5jm0
トレーナー「……歩こう」

――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:293(E+)
パワー :265(E+)
根性  :226(E)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

――――――――――――――――――――――――――


下1〜5 探索安価

下1:コンマ値+10
下2:コンマ値−5
下3:コンマ値−5
下4:コンマ値−10
下5:コンマ値−25


――――――――――――――――――――――――――
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 21:25:39.29 ID:xt+O+8C3o
はい
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 21:29:52.07 ID:oYEvKFMP0
そい
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/09/01(水) 21:31:49.74 ID:Lcw/jdrbO
さい
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 21:39:34.65 ID:mlDGEv98O
動け
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 21:47:09.60 ID:KWW3mK/c0
へい
955 : ◆FaqptSLluw [saga]:2021/09/01(水) 22:35:27.94 ID:FgCx/5jm0

 どれだけ焦がれても、もう出会うことは出来ない。

 そう考えるだけで、胸が落ち窪んで無くなってしまいそうな暗澹を感じた。

 綺麗な海も、抜けるような青空も、神さびた森林も。

 全てが、まるで当てつけのように綺麗で、美しくて。

 どうしようもなく、惨めだった。


「……話すべきなのだろうか」


 小さくつぶやいた声は、森の静かな、しかし華やかなたたずまいに消える。

 ひっそりと芽生えた罪悪の心を、溶かすように。


――――――――――――――――――――――――――

[黄金探しの放浪者]キンイロリョテイ
スピード:470(C)
スタミナ:293(E+)
パワー :265(E+)
根性  :226(E)
賢さ  :79(G+)
やる気 :絶好調

――――――――――――――――――――――――――


下1〜5 探索安価

下1:コンマ値+10
下2:コンマ値−5
下3:コンマ値−5
下4:コンマ値−10
下5:コンマ値−25


――――――――――――――――――――――――――
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:37:50.54 ID:oYEvKFMP0
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:39:35.41 ID:jEXJC7DE0
そぉい
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:40:24.93 ID:pZBUt2Iu0
コンマが死んじょるけぇの
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:41:06.09 ID:mlDGEv98O
ゾロ目を出すと思ったのなら既に行動は終わっているんだ
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 22:43:19.58 ID:PaDs5Nweo
はねせー
961 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 23:03:11.36 ID:FgCx/5jm0
[29+10]+[7-5]+[74-5]+[65-10]+[60-25]=200
[54+10]+[41-5]+[93-5]+[9-10]+[58-25]=220

200+220=420

――――――――――――――――――――――――――

 切り株に座って、考える。

 きっと話すべきなんだろう。

 俺は、俺という個体の前に、キンイロリョテイとナイスネイチャのトレーナーだ。

 彼女たちを育てる上で障害となりそうなものは排除しなければならない立場。

 だから話すべきだ。話すべきなんだ。

 でも、考えても考えても、話す気にはなれない。

 ……きっとこれは、奇妙な独占欲だ。

 この思い出を話してしまえば、それだけで思い出のかけらが消えていきそうで。

 この思い出を話してしまえば、傷が見えてしまいそうで。

 消したくない、見せたくない。

 背反する気持ちは、神話のゴルゴーンのように、俺のことを固めていた。


――――――――――――――――――――――――――

▼スキルヒント[テンポアップ]Lv1を獲得した。(100)

▼スキルヒント[詰め寄り]Lv1を獲得した。(200)

▼アイテム[やる気ドロップス]を獲得した。(300)

▼アイテム[目覚まし時計]を獲得した。(400)

――――――――――――――――――――――――――

・探索度が[5/13]になった。
962 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 23:14:40.93 ID:hauAxhwz0
そういや折角チーム組んだんだしアオハル杯の開催を打診してみるってのも面白いんじゃないかね
ゲーム的には負けても目標未達でゲームオーバーってこともなさそうだし
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 23:33:36.34 ID:pZBUt2Iu0
そういや、チームメイトも出走レースの設定あるみたいだけどステータスとかはどうなってるのかね
964 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 23:53:49.66 ID:FgCx/5jm0
リミテッドイベント[追憶]が予想以上に長くなり、スレッドの終わりも近付いてきたので、いったんここで切って次スレを建てたいと思います。
こちら次スレです。
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1630507649/
あとは埋めていただけると助かります。

チームメイトのステータスは固定値+[n]d100をロールします。
nは隠しステータス【好感度】によって変動します。
【好感度】はトレーニングの回数やイベントによって上昇します。

あと、1000記念安価です。

>>1000
お好きなシチュエーションで一個書きます。
965 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/01(水) 23:57:19.63 ID:FgCx/5jm0
あ、シチュエーション安価は下記の登場人物で限定させていただきます。

・スペシャルウィーク
・ツインターボ
・マヤノトップガン
・会田(第三ループ)
・ナイスネイチャ(第三ループ)
・シンボリルドルフ(第三ループ)
・秋川理事長(第三ループ)
・駿川たづな(第三ループ)
・キンイロリョテイ
・ナイスネイチャ(第四ループ)
・シンボリルドルフ(第四ループ)
・駿川たづな(第四ループ)
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/01(水) 23:59:40.11 ID:hauAxhwz0
1000取って「今日は何の日スレ丸1ヶ月分書け」ってやろうとしたのに…ちぇっ。
967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:01:58.72 ID:ON51achHo
おつおつ
アプリも頑張れ頑張る
担当ウマ娘達で夢の第11R(要するにルムマ)とか思いついたけどもう少しループ重ねて担当増やしたあとの方が面白そう埋め
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 00:04:41.51 ID:bssm/Iw+0
おつー
1000って夢の中でも良いからもう一度あのマヤノとトレーナーちゃんを会わせてあげたい、とかでもいいのかな
969 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/02(木) 00:10:56.18 ID:Bj9gKXHF0
>>966
アプリの方が忙しかったので……(免罪符になり得ない言い訳)

>>967
新しいCMも発表されましたし、因子周回からですね。
アオハル杯滅茶苦茶楽しいですね、僕は早速S乗りました!
皆様はいかがですか?

>>968
そう言うのでもよいです。こういう感じだったらいいな〜みたいなIFでも大丈夫です。
ただ、直接のネタバレになる(例えばURA優勝とか、エクストライベントを起こしたら)、ウマ娘の規約に明確に引っかかる表現とかは再安価取ります。
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 02:00:03.21 ID:YCTKPB1BO
トレーナーにチームに誘って欲しいって言ってた時のシンボリルドルフ視点とか見てみたいな
971 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/09/02(木) 02:22:38.72 ID:Bj9gKXHF0
今日はここまでです。
おはガチャ引いたら円弧ライスが出たので今からアオハルぶん回します。
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 08:51:32.02 ID:4JYmju4UO
そういや育成結果によって稟議書仕上がってたけど、チーム編成上限人数は周回終了でしか増える事がないんか?
973 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/09/02(木) 11:58:28.55 ID:5GKJy0ZV0
>>972
原則としてループ終了後です。ただし例外はあります。
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 13:53:45.62 ID:ABXwgQrP0
忘れてた
うめ
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 16:43:23.60 ID:dUeVTKidO
うむ
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 17:22:01.71 ID:bb8VQFV30
埋めるにも若干時間がかかるから適当に聞けること聞いとけという精神
977 : ◆FaqptSLluw [sage]:2021/09/02(木) 18:33:45.22 ID:H9uaukfSO
何となくですが、現時点で踏む可能性のあるエクストライベント及びリミテッドイベントのメタタイトルです。
一応想定してるイベントはこれくらいあります。

ーーー

▼エクストラ
・地を支え、海を拝せよ。
・祈りは力に、願いは形に

▼リミテッド
・銀月の誓い
・例えば幾星霜が過ぎたとして。
・追憶
・回顧
・Report:file_EX[manifold]
・常識とは破られるために存在する。
・栄枯盛衰→マーベラス!
・秋空の窓辺、あるいは乙女の祭典
・夢千夜
・万福招来(※ただし結果を保証するものではありません)
・プライドファイト
・前時代の遺物、あるいは懐古の念
・過去
・現在
・未来
・須臾
・禁じ手
・鋼の意思
・停滞と壁
・才能

ーーー

ちょうどいいので質問タイムにしてしまいましょう。
質問があればどうぞ。
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 18:51:57.93 ID:+VLQRCm40
>栄枯盛衰→マーベラス!
>万福招来(※ただし結果を保証するものではありません)
ここだけ誰が関与するのかモロバレで芝

ここからアオハル杯の開催、ないしは樫本代理の登場などはあり得ますか?
あとやっぱりハッピーミーク同様リトルココン、ビターグラッセも育成馬としての選択は不可?
ついでにもひとつ、育成馬ではないチームメンバーとして上記3頭の選出も不可?
979 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/02(木) 19:01:44.96 ID:H9uaukfSO
まさか新規シナリオがこうも早く来るとは思ってなかったので、全然考えてなかったです……。
やるとしたら、このストーリーが終わってから、お祭りみたいな感じでやることになりますね、アオハル杯は。

樫本代理、チームファーストは桐生院さんとミーク同様選択不可とさせていただきます。理由は桐生院さんと同じですね。

980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 19:38:12.57 ID:ON51achHo
>鋼の意思
これも芝

目覚まし時計の説明が変わったけどレース敗北回避専用になりました?
例えば>>695この辺のループ開始前の(多分サポカの)判定をやり直したりするのには使えない感じです?
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 22:01:28.15 ID:bb8VQFV30
キンイロリョテイのキャラクターのイメージって名前聞いた時から結構固まってた?
982 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/02(木) 22:25:18.93 ID:Bj9gKXHF0
>>980
目覚まし時計の効果はもともとアプリ版の効果に寄せてた(つもり)だったんですが、文章が明らかにアプリ版のものとは乖離していたので修正していました。今思えばサイレントで修正するべきものではなかったと思います、すみません。
ループ前コンマはどちらにせよ再判定不可扱いです。トレーナースキルの[戦術家]もそうですが、今後出てくるかもしれないありとあらゆる再判定系スキル/アイテムの力をもってしても再判定は出来ません。一応理由はありますがここでは伏せておきます。

>>981
正直今でも迷ってます。
名前聞いて、アニメのビジュアル見て……それでも決まりませんでした。
最初は敬語キャラだったりしました。が、敬語キャラを描くのがあまり上手ではなくて、グラスワンダーを丸かぶりしそうになったのでこうなりました。
今も正直ウオッカ辺りと被ってそうで心配です。
983 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/02(木) 22:26:37.49 ID:Bj9gKXHF0
どちらかというとシャカールと被ってそうな気はしています。キニシナーイ……。
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 22:31:22.46 ID:ABXwgQrP0
マーベラスのマーベラスなマーベラスでマーベラスしたい
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/02(木) 23:37:46.37 ID:bb8VQFV30
スレ進めていくうちに結構>>1にマヤノへの愛着が湧いたんじゃないかというのを感じ取れた
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:10:32.36 ID:eiCNCtUXo
ウララとかかなりの激ムズかもしくは超ゆるゆるになるかわからんけど極端そう
987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:15:34.75 ID:PjZjfSoio
>>982
一言も喋ってないキャラ投げられて全然イメージから乖離してないの正直凄い
988 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/03(金) 00:29:04.78 ID:j+afubRR0
>>984
わかる(わかる)

>>985
もともとマヤ推しで、このスレでいつ選ばれるかな〜などとウキウキしてました。
このスレッドを始めたのがウマ娘を始めて5日くらいしてからなので、六月の初め……?
そのころに「花咲く乙女のJune Bride」が開催してたので、そこからですね……多分。
無論スレを進めていく過程で愛着が湧きました!

>>986
これはある程度参考になるかなと思うので発表しちゃうんですけど、難易度の高低は[適性の多さ]によって変動します。
なのでマヤノトップガンの難易度は全体を通してかなり高めですね。特に天皇賞〜有馬は……。
逆に適性が少ない……例えばサイレンススズカなんかは結構難易度低めです。
その代わり受け取れる報酬が少ない、って感じですね。

>>987
ありがたい限り……!
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 00:51:10.14 ID:scqkKhBw0
てことは馬場適性、距離適性共に広く高いオグリやデジたんは難易度やべーってことか…
スペとターボがどっちも脚質適性で即死だったから脚質全部高いマヤノ選んだけど早すぎたのか
990 : ◆FaqptSLluw [sage saga]:2021/09/03(金) 02:45:00.94 ID:j+afubRR0
だから有馬まで進んだのはW頑張ったWと言えるくらいには奇跡なんですよね……。本当は天皇賞で1度終わるくらいの設計でしたが、これも安価の妙……

オグリ、勇者さん、マヤノ、ダスカ、ルドルフあたりは高めにカテゴライズされると思います。実際数値の詳細設定自体は選ばれてから試算するので明確に難易度がどうなるか、とは言及しづらいですが……。

さて、そろそろ1000ですので、安価の方も何卒よろしくお願いいたします。あとはホントに埋めてもらって構いませんので……!
991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 02:53:22.66 ID:cZ/lrht80
ダスカを膝に乗せて抱きしめたり抱き枕にしたら絶対気持ちいいよなぁ髪髪モフモフ!カリカリモフモフ!きゅんきゅんきゅい!
まあ筋肉あるやろうからそこまでふかふかではないかも知らんが
992 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 07:40:10.00 ID:zYqZlYJP0
埋めていくか
993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 08:16:04.34 ID:VmPY+lv6O
うめ
994 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 08:34:42.83 ID:AVC4Y1CG0
たけ
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 08:40:34.72 ID:VmPY+lv6O
生姜がないなんて、しょうがないなぁ
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 08:49:24.39 ID:scqkKhBw0
エアグルーヴのやる気が下がった
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 11:00:51.48 ID:V4Qx4LzcO
デジたん育成したい
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 11:03:40.60 ID:VmPY+lv6O
ココにアグネスデジタル庁を建てよう
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 11:10:26.35 ID:VmPY+lv6O
>>1000よろしく
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/09/03(金) 12:27:54.83 ID:5FtaUrW2O
本格化したターボ師匠
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
  \僕はSS!/           \_/  !        ( ( (ヽ     ヽ
                   ,\ _____ /、       | −、ヽ\     !  <私は二次創作
   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
   | | /  ─ 、−、!    |  |  / ∋ |__|  |  |    ヽ  /   ヽ <
   |__|─ |   ・| ・ |    |  /`, ──── 、 |  |     ` ─┐  ?h ̄
   (   ` ─ o−i    ヽ /         \ .ノ_      .j ̄ ̄ |
    ヽ、  ┬─┬ノ / ̄ ./            ヽ- 、\    /   ̄ ヽ\
  // /ヽ─| | ♯|  /   i  ぼくオリジナル   | ..) ) \  i  ./   |\\
  | |  /  `i'lノ))┘/ , ─│             !-l⊂⊃l┐__ヽ__/\ / |   | |
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