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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】

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855 :1 [saga]:2021/08/01(日) 14:21:46.91 ID:Vkgopo/30
 『グレイトフル!』


 『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』
 
 『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』


 ゴーストBST(エステル)「変身ッ!」

 
 『全カイガン!』

 
 『ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!』


 『ダ〜イ〜へ〜ンゲ〜〜!』


 ゴーストGTF(エステル)「ハァアッ!!」




 ダークゴースト(菱形)「何だあれ・・・?偉人達を全身に纏っている・・・?」

 
 
 ゴーストGTF(エステル)「これが偉人達との絆の力だっ!」


 我ら思う、故に我ら在り
 (http://www.youtube.com/watch?v=LKcCTMVJKKs)


 ゴーストBST(エステル)「私達は負けはしないっ!」


 ゴーストBST(エステル)「命、燃やすぞっ!」



 DPスペクター(清ヶ)「俺の生き様、見せてやるっ!」


 
 ネクロム友情BST(リタ)「心の叫びを聴けっ!」



 ヘルブロス(ゆみ)「妹のために、皆のために・・・っ!」



 ナル「ヤっくん、背中は任せて!」


 薬丸「ええっ!禍斗、アンタも頼むわよ!」


 挟美(禍斗)「わかりました」


 

 ◎ 偶数
 △ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:14.80 ID:uCbmrqqeO
いけ!
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:20.57 ID:vuFCKRqJO
それ
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:30.71 ID:2t8bcbs4O
ほい
859 :1 [saga]:2021/08/01(日) 15:44:22.49 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「待ったなしで一気に叩くぞ!」


 DPスペクター(清ヶ)「ああっ!」


 ネクロム友情BST(リタ)「うんっ!」


 『メガマブシー!メガマブシー!』

 『闘魂ダイカイガーン!』


 『メガオメガシャイン!』


 ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアッ!!」


 ―ズバァアアアッl!!


 オレゴースト眼魂と闘魂ブースト眼魂を2つをデュアルアイソケットに装填し
 ギガシェイドを閉じる。刀身のクァンタムプロミレンスにエネルギーが蓄積されていく。
 下から斜めに振い上げ、刃から斬撃を飛ばしゾロゾロと迫ってきている眼魔コマンド達を
 斬り裂いた。
 腰部分を境に斬り裂かれた部分から黒い液体を飛び散らし、眼魔コマンド達は黒い煙となり
 消滅していった。
 


 『メガハゲシー!メガハゲシー!』

 『極限!ダイカイガン!』


 『ギガオメガダマ!』
  

 DPスペクター(清ヶ)「デアリャァアアッ!!」


 ―ギュルルルルルッ!

 ―ギュォオオオオオオオンッ!!


 ブラスターモードのディープスラッシャーにスペクター眼魂とディープスペクター眼魂の
 2つをデュアルアイソケットに装填し、ギガシェイドを閉じる。
 クァンタムバレルに増幅させたエネルギーを、ハイブレンダーファーネスから送り込み
 充填させ、紫色の稲妻を放電させる強力なエネルギー弾を発射した。
 エネルギー弾は1体の眼魔コマンドに命中するとその周囲の眼魔コマンド達を巻き込んで
 爆発を起こし倒した。


 『DAIKAIGAN』
 
 『OMEGA CLASH』


 ネクロム友情BST(リタ)「テァアアアアッ!!」


 ―ギュオンッ ギュオンッ ギュオンッ!

 ―ドギュウウゥウウウンッ!!


 友情バースト眼魂をガンガンキャッチャーに装填し、ディサイダーグリップを握りしめ
 勢いよく突き出す。
 シーズフィンガーズに金色のエネルギーによって形成された掌が現れて、伸びて行く先に
 居る眼魔コマンド達を握り潰した。
 大爆発を起こし、眼魔コマンドは殲滅され残されたのはダークゴーストのみとなる。


 ダークゴースト(菱形)「あらら・・・あっさりやられちゃった」


 ゴーストGTF(エステル)「>>860
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:20.52 ID:VnioONCMO
どうだ、これがお前の持っていない力だ!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:40.01 ID:2t8bcbs4O
観念しろ、しっかりここで成敗してやる
862 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:20:51.05 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「どうだ!これがお前の持っていない力だ!」


 ゴーストGTF(エステル)「観念しろ。お前の負けだ!」



 ダークゴースト(菱形)「・・・」


 『ダイカイガン!』

 『オメガドライブ!』


 ダークゴースト(菱形)「負けるなら・・・潔くがいいかな」


 ダークゴースト(菱形)「その方が都合がいいんだ」



 ゴーストGTF(エステル)「幹比古・・・それが望みならば・・・!」


 『全ダイカイガン!グレイトフル!』

 『オメガドライブ!』


 ゴーストGTF(エステル)「私達は手加減などしないっ!」


 ゴーストGTF(エステル)「清ヶ!リーダー!」


 『ダイカイガン!ディープスペクター!』

 『オメガドライブ!』


 『友情ダイカイガン!バースト!』

 『オメガドライブ!』


 DPスペクター(清ヶ)「倍返しだっ。つりごと持ってけッ!」


 ネクロム友情BST(リタ)「僕らの友情の力を受けてみろッ!」


 3人の背後にそれぞれの異なる紋章が出現し、そこから前傾姿勢で前に出している利き足に
 エネルギーが収束していく。
 紋章はエネルギーが全て収束されると消滅した。
 ゴースト、スペクター、ネクロムは高く跳び上がり、エネルギーによって発光している足を
 突き出す。


 ダークゴースト(菱形)「ハァアアアアアアアッ!!」



 ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアアアアッ!!」


 DPスペクター(清ヶ)「デァァアアアアアアアアッ!!」


 ネクロム友情BST(リタ)「タァァアアアアアアッ!!」



 ―ドガァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!


 ◎ 14〜51orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:34.98 ID:2t8bcbs4O
意外と厳しい?
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:47.33 ID:VnioONCMO
許容範囲が狭い…
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:23:04.06 ID:HDCjroTXO
52〜98はNG?
866 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:41:35.17 ID:Vkgopo/30
 同じ様に飛び蹴りを繰り出すダークゴーストの足からは黒く燃え上がる炎が灯っていた。
 ダークゴーストのライダーキックとトリプルライダーキックが炸裂し、衝撃波が室内に
 響き渡った。

 ダークゴースト(菱形)「グゥゥ・・・!ウオアアアアアアアアッ!!」


 ―ギュオォオオオオオオオオオオッ!!


 ゴーストGTF(エステル)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 DPスペクター(清ヶ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 ネクロム友情BST(リタ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 3対1と、力の差があるにも関わらずダークゴーストは渾身に力でキックを続けていくが
 ゴースト達は蓄積させたエネルギーの出力を最大まで解放する事によって、更に強く
 発光させながらダークゴースト目掛けて加速する。 


 ―ドガァアアアッ!! ドガァアアッ!! ドガァアッ!! ドガァアアアアアッ!!


 ダークゴースト(菱形)「グアァアアアアアアァアアアアッ!!」


 ―ドガァアアアアアアアアアアアアアッ!!

 そして、ダークゴーストのキックの威力が弱まった瞬間に、均衡が破れ姿勢が崩れた
 ところを狙いゴースト達はダークゴーストの胸部に叩き込む。
 トリプルライダーキックを叩き込み、そのまま船内の壁を次々と破りながら突き進み
 船内の端になる箇所の壁を最後にゴースト達はキックを止め、着地する。
 ダークゴーストは壁に壁にめり込み、全身から火花を散らしながら俯せに倒れた。

 
 ―ドサッ・・・!

 ダークゴースト(菱形)「あ、ぐっ・・・!」


 ダークゴースト(菱形)「・・・ハハ・・・」


 ―ドガァアアアアアアアアアアンッ!!

 最後は両手をついて上半身を起こそうと粘るが、力尽き倒れたと同時に爆発が起きて
 通路を爆煙が覆った。
 

 ゴーストGTF(エステル)「・・・」


 DPスペクター(清ヶ)「・・・殺っちまったか?」


 ネクロム友情BST(リタ)「・・・いや」



 菱形「っかふ・・・がはっ・・・!」


 菱形「っ、は・・・うぐっ・・・」



 DPスペクター(清ヶ)「・・・お前、最後の一撃・・・」


 ゴーストGTF(エステル)「>>867」 





 >>865 はい。あと01〜13もOut。ま。ゾロ目だからセーフなり
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:44:44.46 ID:2t8bcbs4O
みねうちって奴だな、ここで何も聞かずに終わらせるのは私としては忍びない
すべて話してもらおうか
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:45:01.67 ID:+jUvcGs9O
ああ手を抜いたぞ
869 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:18:09.22 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「ああ。峰打ちという奴だ」


 ネクロム友情BST(リタ)「どうして、そんな事を」


 ゴーストGTF(エステル)「何かを知っているようなんだ。今回の黒幕の陰謀を」


 ゴーストGTF(エステル)「だから、ここで何も聞かずに終わらせるのは・・・」


 『オヤスミー』

 
 エステル「私としては忍びないと思ったんだ。・・・幹比古、全て話してもらおうか」


 『オヤスミー』

 ―ギュウウゥン・・・

 清ヶ「全部吐けよ。でないと、次はマジで殺すぞ」


 リーダー「ライダーを学園都市から追放するなんて・・・一体何を考えているんだ」


 菱形「・・・っ、あぁ・・・そうだね、うん」ゴロン


 菱形「簡単に話すと、亡本さんの展開してる・・・事業の利益をもっと得るため、かな」


 菱形「けど、亡本さんの事業は大抵・・・非合法だし、バレる訳には、いかない・・・」


 菱形「だから、警備員は外してライダーを、追い出す打算を出したんだ」


 リーダー「・・・なるほど、それで強気になったあんな会見を・・・!」


 エステル「・・・まだ隠しているだろう?お前の大事なものを守るためと、言っていたな」


 菱形「・・・はぁ・・・蛭魅を、殺すと言われたんだ。爆発物でね、うん」


 エステル「何・・・!?」


 菱形「それも悪趣味に、蛭魅が好きそうなアクセサリーを身に付けさせて・・・」


 菱形「自宅にも、学校にも仕掛けてる、ってさ・・・」


 菱形「・・・だから、協力せざる得なかったんだよ、うん・・・」


 清ヶ「>>870
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:19:33.05 ID:2t8bcbs4O
あの外道そんなことしやがってるのか、挟美ちゃんだけじゃなくて
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:20:35.89 ID:+jUvcGs9O
俺を手駒にしようとしたのは亡本を倒すための協力者というのもあったのか?
872 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:38:56.05 ID:Vkgopo/30
 清ヶ「あの外道そんな事しやがってたのか・・・挟美ちゃんだけじゃなくて・・・!」


 リーダー「もう許される事じゃないよ。終身刑じゃ、生温く思う・・・!」


 菱形「っ、ゴフッ・・・」


 清ヶ「・・・おい。俺を手駒にしようとしたのは・・・」


 清ヶ「亡本のクソ野郎を倒すための協力者が必要だったっていうのもあったのか?」


 菱形「・・・っ、はは・・・」


 エステル「・・・何故、それを言ってくれなかったんだ・・・!」


 菱形「僕の舌には、通信機が埋め込まれていて・・・話すに話せなかったんだ」


 菱形「バレたら蛭魅を殺されて、いたから・・・まぁ、もう大丈夫だよ」


 リーダー「何が大丈夫だって言うんだい?今、この会話を聴かれてるなら妹が」


 菱形「僕が死ねば、その爆弾も強制的に自滅する仕組みにしてあるんだ。うん・・・」


 エステル「なっ・・・!?」


 菱形「なんとも・・・慈悲的だよ、亡本さんは。蛭魅だけは解放してくれたんだから」


 リーダー「・・・死んだら、妹には会えなくなるだよ?いいのかい?」


 菱形「・・・。・・・うん・・・エステル。これを」


 エステル「!。これは、ア、むぐっ・・・!?」


 菱形「・・・僕は眠る事にするよ。・・・だから・・・この身体は、頼んだ・・・」


 菱形「それと・・・このベルトも、好きに使いなよ・・・」カチャッ


 エステル「・・・>>873
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:40:40.19 ID:+jUvcGs9O
それは使えない、私には私のものがある
起きるときまで預かってやる
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:41:07.18 ID:etoHB1xTO
…ああ、そうする
必ず助けてくるから安心しろ
875 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:53:52.13 ID:Vkgopo/30
 エステル「・・・ああっ、そうする。私には私のものがあるが・・・」


 菱形「・・・蛭魅には、ごめんって言っておいてくれるかな?」


 エステル「おい、そんな事を言うんじゃない。必ず助ける!」


 菱形「・・・」クスッ


 菱形「・・・もう、十分だよ・・・ありが、と・・・」

 ―ガクッ・・・


 エステル「・・・幹比古っ」


 ―シュッ シュッ ギュオオォン・・・

 ―シュウウゥゥ・・・


 エステル「・・・」


 清ヶ「エステル、何やったんだ・・・?」


 エステル「・・・挟美と同じ方法で、眼魂に幹比古の魂を保管した」


 リーダー「え・・・!?」


 エステル「死とは、あくまで魂が肉体から離れただけだからな」


 エステル「この身体の状態を治療すれば、心臓も正常に動く状態となって」


 エステル「そこに魂を入れ直せば・・・」


 リーダー「・・・そうか、爆弾を自滅させるために死ぬ事を・・・」


 清ヶ「危ない賭けをしやがるな・・・ったく」


 ―・・・タッ タッ タッ!

 挟美(禍斗)「ご主人様、ご友人2人」


 薬丸「3人ともっ!大丈夫!?」


 ナル「こっちは何とかなったよー!・・・って、あ!その人・・・」


 ゆみ「し、死んだの・・・?」


 エステル「今はな。・・・全てが終わり次第、息を吹き返すはずだ」


 ゆみ「ど、どういう事・・・?」


 ―ドオォオオオオオンッ・・・!

 ―グラグラ・・・ グラグラ・・・

 薬丸「キャッ!な、何?地震・・・!?」


 リーダー「いや・・・多分、一方通行はまだ戦ってるんだ」


 エステル「>>876
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:12.92 ID:2t8bcbs4O
こちらは落ち着いたが待ってるだけでは良くないな…行くか!
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:33.37 ID:5PUcwIiyO
アイツだけほっておくのは出来ないし行くぞみんな
878 :1 [saga]:2021/08/01(日) 19:16:16.58 ID:Vkgopo/30
 エステル「こちらは落ち着いたが、一方通行を放っておく事は出来ないな」


 エステル「行くぞ、皆!」


 清ヶ「ああっ」


 リーダー「わかった」


 薬丸「ええっ!」


 ナル「よーしっ!」


 ゆみ「うんっ!・・・あれ?エステルさん、ポケット光ってるけど・・・?」


 エステル「ん?・・・あっ!」ゴソゴソッ


 挟美眼魂「(あっ!エ、エステルさん!それに、皆!)」


 清ヶ「挟美ちゃんの声がする!?」


 エステル「言ったじゃないか。挟美の魂はこの中に保管してあると」


 挟美(禍斗)「なので、彼女の声であるのは当然です」


 挟美眼魂「(え、えっと、私どうなってるの?というか私がどうしてそこに居るの!?)」


 薬丸「あぁ、えっとー・・・ちょっと立て込んでて・・・」


 ナル「んっと、挟美は今目玉になってるかな」


 挟美眼魂「(>>879)」
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:27:47.29 ID:5PUcwIiyO
あの清ケくんが持ってた目玉!?
えーっとでも意外と心地は悪くないかも…
880 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:11:53.69 ID:Vkgopo/30
 挟美眼魂「(あ、あの、エステルさん達が使ってる、あの目玉!?)」


 清ヶ「そうそう、眼魂な。それになってるんだよ」


 エステル「安心しろ。すぐにこの身体に戻せる」


 挟美眼魂「(そ、そっか・・・よかったぁ・・・)」


 清ヶ「大丈夫だって。たとえ挟美ちゃんが一生そのままでも、俺は愛してるよ」クスッ


 挟美眼魂「(せ、清ヶ君・・・//)」ポッ


 ゆみ「(目、だけに?Eyesってかけて・・・)」プフッ


 エステル「ただ、薬を体内に注入しないとお前を身体に戻しても、また眠ってしまうんだ」


 エステル「禍斗」


 挟美(禍斗)「はい」プスッ、チュニュー・・・


 ナル「うおわ!?自分で打つのはボク無理・・・」


 清ヶ「もうちょい丁寧に扱ってくれよ・・・」


 挟美(禍斗)「・・・解毒剤投与、完了しました。これでいつでも入れ替わり可能です」スッ


 挟美眼魂「(あ、ありがと・・・)」


 薬丸「それじゃあ・・・挟美はここに居ると危険だし、姫戯が居るところに」


 エステル「・・・いや、待ってくれ」


 薬丸「え・・・?」


 ナル「どうしたの?」


 エステル「・・・清ヶ、挟美」


 清ヶ「なんだ?」


 挟美眼魂「(何・・・?)」


881 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:38:12.41 ID:Vkgopo/30




 ―ザシュッ! ブチィッ・・・! ブツッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「グルァアアッ!!」


 ―ブチィッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「ハァッ・・・!」


 ―キュララララッ・・・! キュラッ・・・!

 アマゾンNEO(アルファル)「しつこいっ・・・!」


 ―ダダダッ・・・!

 アマゾンNEOは斬り裂き続けても未だ、追いかけてくる針金に怒りの声色を上げると
 走り出した。
 連続で攻撃するより、船内を駆け回って伸し続けた所で斬り落とす作戦を思いついたのだ。
 通路を駆け抜け、時折壁をぶち破って反対側の通路へ出たりするが、それでも針金は
 追いかけ続け、そのデッキの通路全体にまで張り巡らされていく。
 そして、アマゾンNEOは再び壁をぶち破った。


 ―ドカァアアッ!

 ―ガシャァーン! カラカラッ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「グゥッ!・・・ハッ・・・」



 「「「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」」


 「・・・キ」


 「「「「「キャァアアアアアアアアアアッ!」」」」」



 アマゾンNEO(アルファル)「(しまった!まさかこんな所に・・・!)」


 アマゾンNEO(アルファル)「(>>882)」
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 20:55:23.47 ID:S7F9Mi04O
この人たちに被害を与えないようにしないと、私にだけ目を向けさせて…
883 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:06:02.61 ID:Vkgopo/30
 アマゾンNEO(アルファル)「(この人達に被害を与えないようにしないと・・・)」


 アマゾンNEO(アルファル)「(私にだけ来るように離れて)」


 ―ピトッ

 アマゾンNEO(アルファル)「え・・・?」


 「あぁ、なんて筋肉質で美味しそうなの・・・!」


 「これは是非とも食べてみたいわ!」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・は?」


 「奥様!独り占めなんていけませんわ!私もこれを食べてみたいのですから!」


 ―ガヤガヤ ガヤガヤ

 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」 


 「おい!今すぐ捕獲しろ!」


 「大人しくしていろ!今すぐ仲間のところに連れ戻してや」


 ―ジャキ・・・ッ!
 
 「・・・ひぃっ!?」ヘタ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」フーッフーッ


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・グウゥゥウッ!」




 ◎ 50以上orゾロ目
 △ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:09:51.56 ID:S7F9Mi04O
そりゃキレるわな…
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:10:05.50 ID:5PUcwIiyO
アルファルが少し不憫
886 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:30:25.76 ID:Vkgopo/30
 アマゾンNEO(アルファル)「今すぐ・・・失せろオォオオオオオオオオオオッ!!!」


 ―バシュッ! バシュッ! バシュバシュッ! バシュバシュバシュッ!

 ―ザクッ! バリーンッ! ガシャン! ドカァッ! バキィッ・・・!


 アマゾンNEOが叫ぶと、全身の装甲の関節部から無数の触手が飛び出した。
 それはその会場全体を覆い尽くすまでに伸びて、テーブル、壁、天井、床を斬り付け
 テーブルの上に置かれていた多種多様な料理もめちゃくちゃにする。
 しかし、触手は周囲の船客やウエイター達を誰1人殺さず、傷つけたりもしていない。
 
 アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアアアアアアアッ!!」


 「「「「「うわぁあああああ!!」」」」」

 
 「「「「「イヤァアアアアアアアアッ!!」」」」」


 ―ドタドタッ! ドタドタッ!

 ―グシャッ! グチュッ! 


 「ぎゃんっ!」

 ―ドカッ! ドコッ!

 
 アマゾンNEOの攻撃で錯乱状態に陥った船客やウエイター達は一目散に逃げ始めた。
 床に散らばった料理を踏みつけ、先を走って転んでしまった人も踏みつけてる事を
 気にせず会場から逃げていく。
 そして、会場に居た全員が居なくなり、アマゾンNEOだけが残された。
 アマゾンNEOは、息を荒げながら間接部から伸ばしている触手を縮小させていく。


 ―シュルルルル・・・

 アマゾンNEO(アルファル)「フーッ・・・!フーッ・・・!」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・グゥウウッ!」


 アマゾンα(オッレルス)「よく耐えたな。すごいじゃないか」


 アマゾンα(オッレルス)「誰1人、殺さず傷つけずに追い払うなんて」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・>>887
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 07:20:21.09 ID:MNeK8jTXO
ママならきっとこうすると思ったから…
ああいう人は叩きのめしたいけど私の手を汚すことはないかなって
888 :1 [saga]:2021/08/02(月) 08:13:29.18 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンNEO(アルファル)「・・・ママならきっとこうすると思ったから」


 アマゾンNEO(アルファル)「あんな人達なんて、叩きのめしたいけど・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「私の手を汚す事はないかなって、冷静に考えただけだよ」


 アマゾンα(オッレルス)「そうだね。彼らは人間によって裁かれるべきなんだ」


 アマゾンα(オッレルス)「君は、仮面ライダーとしての本質を守れる事も出来たよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・誰か、1人でも殺してたら、貴方は私を殺してたの?」


 アマゾンα(オッレルス)「・・・1人くらいなら、大目に見てあげるよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・これから1人、アマゾンになった人を殺すけど・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「いいんだね?」


 アマゾンα(オッレルス)「アマゾンになっているなら、もう人ではない」


 アマゾンα(オッレルス)「好きにしていいよ。・・・あぁ、そういえば彼はどこかな?」


 アマゾンα(オッレルス)「ほら、瞳が赤い真っ白な」


 アマゾンNEO(アルファル)「別の所でまだ戦ってると思うよ。・・・あれがまだ居るから」


 ―キュララララッ キュラッ

 アマゾンα(オッレルス)「そうか。わかった、手伝うよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・奥さんに怒られない?戻らないといけないんじゃ」


 アマゾンα(オッレルス)「>>889
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 12:26:23.80 ID:o2lPhZHhO
怒るだろうけど、あの子も僕のすることを理解してくれるから平気だよ
…きっとね、うんきっと
890 :1 [saga]:2021/08/02(月) 12:46:58.13 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンα(オッレルス)「あはは・・・まぁ、うん。怒られるだろうね」


 アマゾンα(オッレルス)「けど、彼女も僕の行いを理解してくれるから・・・きっと平気だ」


 アマゾンNEO(アルファル)「そっか。じゃあ・・・お願いっ。戦って!」

 ―ジャキンッ
 

 アマゾンα(オッレルス)「ああっ」


 

 -エスコフィエ号 Eデッキ-

 アマゾンΩ(一方通行)「ヴグォァアアッ!」


 ―ザシュッ! バツンッ! ブチィッ!


 アマゾンΩ(一方通行)「ハァァッ・・・!」


 ―チカチカッ・・・

 アマゾンΩ(一方通行)「チィッ・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「(身体ン中のタンパクが少なくなって来やがった!)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(変身解いて戦うってのもいいが・・・それじゃァ、意味がねェ)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(亡本の野郎が気に食わねェと思ってる)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(ライダーのままで勝負をつけてェンだッ・・・!)」


 ―キュラララッ! キュキュンッ! キュラッ!

 ―ザシュッ! ザシュッ! ズバァッ!

 アマゾンΩは無数に襲いかかってくる針金を斬り裂きながら、通路を走り出す。
 時折、より接近してきた針金を斬り裂きつつも走っていく。
 曲がり角へ入り、そのままその先にある扉へ体当たりするようにぶち破った。

 ―バァァーーンッ!!

 ―ガシャァアーンッ! ドカァッ・・・!


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・あァ?ここは・・・厨房か」


 アマゾンΩ(一方通行)「(何か食えるモンがあるはずだっ。・・・よし、卵だ)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(・・・あン?・・・そォだなァ、肉もタンパクになるか)」


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・」



 
 SELECT

 卵
 肉

 ↓3まで(多数決)
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:26.02 ID:ExKa9QXmO
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:30.77 ID:o2lPhZHhO
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:45.25 ID:uNOHkdR0O
894 :1 [saga]:2021/08/02(月) 19:08:31.25 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンΩ(一方通行)「・・・鶏肉のがタンパク豊富だよな」


 ―シュウウゥゥ・・・

 一方通行「ちっ、強制解除されちまったか・・・」


 一方通行「なら、適当に焼いて食うか。生でもまぁ、食えやしねェみたいだが・・・」


 一方通行「・・・流石に意識があると抵抗があるなァ」


 一方通行は床に落ちていた大きめの中華鍋とその蓋を拾い上げ、丸鶏を投げ入れた。
 水を適当に入れて蓋をするとその上に手を置き、ベクトル操作で中の空気を圧縮させる。
 圧縮された空気が圧縮熱によって、分子が速く動くようになり鍋の中の温度が上昇して
 蓋の隙間から湯気が噴き上がってきた。
 数秒して、蓋を捨てて丸鶏を確認する。湯気が立ちこめる鍋の中には十分に蒸された丸鶏が
 白く変色していた。
 それを一方通行は掴み上げるや否や、皮越しに背肉に喰らいつき噛み千切る。

 ―ブチィッ ムシャムシャッ


 一方通行「ンぐっ!ふぅっ、むぐっ・・・!」


 丸鶏をひっくり返して胸肉も喰らい、ポッカリ空いた部分から覗くお目当てのタンパクが
 最も多く含まれているササミを見つる。
 口にまだ含んでいるにも関わらず、そのままササミに喰らいつき、少し噎せながらも
 食べていく。
 そして、残った部分の肉も噛み千切って食べ尽くし、骨を投げ捨てる。


 一方通行「っ、ッハァァ・・・」


 一方通行「>>895
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:15:36.08 ID:ExKa9QXmO
くそ、まだ十分じゃねェ…
俺としたことがこンなみっともねェなンてな
896 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:31:13.10 ID:VdXhOFCN0
 一方通行「クソ、みっともねェ喰い方して腹八分目もいかねェか・・・」


 一方通行「まァ・・・変身して一撃浴びせられるくらいなら出来るはずだ」


 一方通行「それまでは・・・」


 ―ゾゾゾ ゾ ゾ・・・ッ

 一方通行「腕だけでやり過すしかねェなァ」


 ―キュララララッ! キュラッ ギュラッ・・・

 一方通行「よォ、待たせたなァ。俺はここだぜ」


 一方通行「全部引き千切ってやらァッ!」


 ―キュキュンッ!

 ―ガシッ!


 ―ブチィッ!

 一方通行「ギャハハハハハッ!!」

 ―ブチッ! ブチブチィッ・・・!




 -エスコフィエ号 亡本の自室-

 ―ズズ・・・ ズン・・・

 「な、亡本様!このままではエスコフィエ号が!」


 亡本「・・・」

 ―スクッ


 亡本「ボートを用意しろ。港へ退避する」


 「わ、わかりました。じょ、乗客の皆様にもご用意を」


 亡本「私が先だ。客は放っておけ」

 
 「えっ!?そ、そんな!?」

 
 亡本「客よりも私の命が最優先だと覚えておけ。早くしろ」

 ―カツカツカツッ・・・
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:41:16.73 ID:ExKa9QXmO
悪役らしいなあ
898 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:45:23.79 ID:VdXhOFCN0



 -エスコフィエ号 Aデッキ-

 ―ドカァアッ!!


 ―ドシャァア! ドガァアアッ・・・!


 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」


 アマゾンNEOαはエスコフィエ号の最上階の屋根へと辿り着き、咆哮を上げる。
 針金は先程まで伸ばしていた箇所よりも更に増え、全身から伸ばしているようだった。
 屋根を這って針金は一方通行達の所まで未だに伸びていき、攻撃は止まらないように見える。


 一方通行「アァアアアアッ!!」


 ―ザシュッ! ブチィッ!

 ―キュララララッ! キュキュンッ!


 一方通行「まだ伸びて来やがるのか・・・!」


 一方通行「(面倒くせェ・・・!どんだけ体内に入れてンだよ!)」


 ―ビギュンッ! ビギュンッ!

 一方通行「あ?・・・」クルッ


 リーダー「一方通行!よかった、やっと見つけたよ!」

 
 薬丸「なんか、切断されてる針金が沢山落ちてるんだけど・・・これ、何?」


 一方通行「・・・見りゃわかンだろ」


 ―キュララララッ! キュラッ! キュキュンッ


 ナル「うわ!?針金が勝手に動いてる!?」


 ゆみ「誰かが操って、攻撃してきてるの?」


 一方通行「ンなとこだ。・・・で、そっちは上手くやったンだな」

 
 挟美「ご、ご心配おかけしました・・・!」


 清ヶ「・・・悪かったな。1回、殺しちまいそうになって」


 一方通行「>>898
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:58:07.80 ID:dMqY600+O
許すわけねェだろ
仕事増やすから覚悟しろよ
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:59:15.94 ID:ExKa9QXmO
本気でかかってこられたのは悪くねェ、俺が弱かったのも分かったのは良い反省材料だしな
ただしやられたからにはやり返すぞ
901 :1 [saga]:2021/08/02(月) 21:31:02.92 ID:VdXhOFCN0
 一方通行「許すと思ってンのか?」

 
 清ヶ「・・・後でいくらでも相手してやるよ」


 挟美「清ヶ君・・・」


 一方通行「はァン・・・なら、仕事増やすから覚悟しろよ」

 
 清ヶ「・・・それだけでいいのか?」


 一方通行「本気でかかって来やがったのは悪くねェ。俺の弱さも理解出来て」


 一方通行「良い反省材料になったしなァ」


 清ヶ「・・・そうかよ。なら、いくらでもやってやるよ」


 一方通行「あァ。それよりもまずは・・・カマ野郎をぶっ殺すぞ」


 一方通行「あの姫戯の心臓に溜まってる液体を飲んで、暴走状態になっちまってンだ」


 清ヶ「アイツかっ・・・!」


 エステル「姿が見えないが、別のところから攻撃してきているのか?」


 一方通行「あァ。恐らくアマゾン特有の共鳴で俺を見つけてンだろうよ」


 ゆみ「た、倒せるの?あんな能力を使う相手に・・・」

 
 ナル「倒せないかなんて聴く必要はないよ!絶対に倒すんだから!」


 エステル「ああっ。必ず・・・私達の報いを受けさせてやるんだっ」


 薬丸「そういう事。でも、ナル?無茶はしないでよね」


 リーダー「一方通行、敵はどこから攻撃をしてきてるんだい?」


 一方通行「ちょっと待ってろ(反響による空間把握で・・・)」

 ―とんっ

 ―と ぉ ん・・・


 ―・・・キィン・・・


 一方通行「・・・屋上だ。先に行ってろ、もう2人こっち側についてる奴らを連れてくる」

 
 一方通行「この人数なら申し分ねェが・・・死ぬなよ」


 清ヶ「>>902
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 21:34:52.21 ID:ExKa9QXmO
挟美ちゃんがいるんだぜ、そう簡単にはいかねえよ
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 21:35:01.14 ID:dMqY600+O
一方通行もな
904 :1 [saga]:2021/08/02(月) 21:53:07.34 ID:VdXhOFCN0
 清ヶ「挟美ちゃんが居るんだぜ?そう簡単にくたばるかよ」


 リーダー「時間稼ぎはこっちで任せてよ。一方通行」


 エステル「早く戻ってきて。一緒に倒すんだ!」


 一方通行「ああっ」

 ―ダダダッ!


 
 -エスコフィエ号 Aデッキ-

 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」


 
 ―ドカァァアアンッ! ガシャァアッ!!


 エステル「見つけたっ、なんだあの化け物は・・・!?」


 ゆみ「デ、デッカい・・・!」


 薬丸「能力か何の暴走かわからないけど・・・人があんなのになるなんて・・・」


 ナル「あれって怪人になるのかな?でもベルトしてるし・・・ライダー?」


 リーダー「いや、ライダーなんかじゃない。異形の化け物だよ」


 清ヶ「・・・挟美ちゃん、ホントに大丈夫なんだな?」


 挟美「・・・うんっ!清ヶ君と・・・一緒に、戦うよ!」


 清ヶ「・・・おうっ」ニカッ


 清ヶ「・・・昨日だけでとんでもない罪を作っちまった」


 清ヶ「亡本に操られた罪」


 清ヶ「仮面ライダーの存在を危惧させた罪」


 清ヶ「操られてたとはいえ、友達に手を掛けてちまった罪」


 清ヶ「それと、助けようとした仲間を信じなかった罪」


 清ヶ「あと・・・亡本の罪」


 清ヶ「そして・・・亡本に操られた俺の弱さが罪だ」


 清ヶ「それを全部、俺は受け入れてやる」


 清ヶ「>>905
905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:10:28.98 ID:ExKa9QXmO
それを受け入れて糧にして俺はもっと強くなる!
906 :1 [saga]:2021/08/02(月) 22:33:14.50 ID:VdXhOFCN0
 清ヶ「全部受け入れて、糧にして・・・もっと強くなってやる!」


 ―・・・キュイィン・・・!

 清ヶ「!。スペクター眼魂が・・・!」


 エステル「これは・・・そうか!お前の心の強さに呼応して進化したんだな!」
 

 リーダー「だから、僕のネクロム眼魂も・・・そういう事なんだ」


 清ヶ「・・・よしっ!挟美ちゃん、一緒に!」


 挟美「うん!禍斗さん、お願いします!」


 禍斗眼魂「(お任せください)」


 エステル「私達もいくぞ!リーダー!飛緒!」


 リーダー「うん!」


 ゆみ「いくよ!」



 ゆみ「潤動!」


 エステル「変身!」

 
 リーダー「変身!」
 


 『Jesus』

 『セブン罪科!』
 
 
 『『アーイ!』』


 『バッチリミロ〜・・・!バッチリミロ〜・・・!』

 『バッチミロー!バッチリミロー!』


 挟美「変身!」


 清ヶ「変身!」


 『カイガン!スペクター!』

 『レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!』



 『罪カイガン!シンスペクター!』


 『PRIDE!GREED!LUST!WRATH!ENVY!GLUTTONY!SLOTH!BREAK!』

 『DEADLY SIN!』


 シンスペクター(清ヶ)「シンスペクター、か。シンってのは罪って事だな」


 ゼロスペクター(挟美)「あっ・・・これが、仮面ライダー・・・!」


 ゼロスペクター(挟美)「>>907
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:38:32.55 ID:dMqY600+O
私もまさかなっちゃうなんて…///
ちょっとびっくりだけど清ヶくんやみんなとならイケそうな気がしてきたよ!
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:38:52.38 ID:ExKa9QXmO
真っ黒だけどかっこよくていいかもエヘン
909 :1 [saga]:2021/08/02(月) 22:41:05.08 ID:VdXhOFCN0
 今日はここまで
 おやすみなませー

 いよいよ終盤でせう!
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:49:37.80 ID:ExKa9QXmO
おつおつー
いやーヒヤヒヤした劇場版だなほんと
911 :1 [saga]:2021/08/03(火) 18:26:58.95 ID:p909NO3K0
 ゼロスペクター(挟美)「まさか、私も変身しちゃうなんて・・・//」


 ナル「おー!カッコいいね!真っ黒な感じが強そうって思わせてるよ!」


 シンスペクター(清ヶ)「だな。禍斗のサポートがあるみたいだし、いっちょやってやろうぜ!」


 ゼロスペクター(挟美)「うんっ!」


 ネクロム友情BST(リタ)「薬丸とナルはアイツを引き付けて!カバーはゆみ、君に任せるよ!」


 薬丸「わかった!」


 ナル「よぉーーしっ!」


 ヘルブロス(ゆみ)「任せて!」


 ネクロム友情BST(リタ)「清ヶ!エステル!挟美!僕らはとことん叩きのめすよ!」


 シンスペクター(清ヶ)「おうっ!」


 ゴースト無限(エステル)「ああっ!」


 ゼロスペクター(挟美)「うんっ・・・!」



 Dive Deep
 (http://youtu.be/ObfA9Ln1yjA)

 ―ドカァァアンッ!

 薬丸「ほらほらこっちこっちー!」


 
 アマゾンNEOα素体「ゲゲェェエエエエエッ!!」


 『RIFLE MODE』

 ―ビキュンッ! ビキュンッ!


 ―ヒュォオオオッ!

 ゴースト無限(エステル)「ハァァアアッ!」

 ―ズバァアッ! ザシュッ!


 背中で爆発が起きたのに気づいたアマゾンNEOαは、薬丸を見つけるや否や襲いかかろうとする。
 その前に、ヘルブロスはトランスチームガンで顔面付近を射撃し意識を逸らさせた。
 無限を描く光を翼にして、ゴーストは飛行しながら接近していき構えていたナギナタモードの
 ガンガンセイバーで斬りつける。
 斬りつけられたアマゾンNEOαの身体の箇所からは、黒い粘液が飛び散って体内の針金が覗いていた。
 ネクロム、スペクター、ゼロスペクターはそれぞれ武器を構えると、ゴーストが斬りつけた箇所に
 狙いを定めた。


 
 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 19:21:43.09 ID:C1snU9E/o
それ
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 19:21:54.55 ID:Hyn4ABDbO
ほい
914 :1 [saga]:2021/08/03(火) 21:03:19.19 ID:qg9hJesh0
 シンスペクター(清ヶ)「3ッ!」

 『極限!ダイカイガン!』
 
 『ギガオメガギリ!』


 ネクロム友情BST(リタ)「2ッ!」

 『DAIKAIGAN』
 
 『OMEGA FINISH』


 ゼロスペクター(挟美)「1ッ!」

 『ダイカイガン!』

 『オメガスパーク!』 
 


 ネクロム友情BST(リタ)「いっけぇええーーッ!」

 
 ゼロスペクター(挟美)「ッ!」 


 シンスペクター(清ヶ)「ハァアアアアアアッ!」


 ―ビギュゥウンッ! ドギュォオオンッ!!

 ―ギュォオオオオオオオオオオオッ!!

  
 ―ドガアアァアアアンッ!!

 スペクター達の一斉射したエネルギー弾は一直線に飛んで行き、やがて交わるように
 螺旋を描きながらアマゾンNEOαに命中した。
 命中したエネルギー弾は切創部分の深くで爆発し、アマゾンNEOαを吹き飛ばす。
 デッキの床に落ちたアマゾンNEOαは地面に倒れるも、すぐに起き上がって咆哮を上げる。
 しかし、視線を上に向けているため、真下にいるナルの存在に気付かず隙を与える切っ掛けと
 なってしまっていた。


 ナル「オッリャァアアアッ!!」


 ―ドゴォオオオオ オ オ オ ンッ!!


 アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲエェエ・・・ッ!!」


 『GEAR ENGINE!』

 『FUNKY FINISH!』

 ヘルブロス(ゆみ)「ッタァアアアッ!!」


 ―ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!

 
 着ぐるみを着た状態でのダブルパンチで殴りつけ、アマゾンNEOαを上空へ叩き飛ばす。
 上空へ飛んでいくアマゾンNEOαを待ち伏せていたヘルブロスはネビュラスチームガンに
 ギアエンジンを装填してファンキーフィニッシュを発動させる。
 胸部、肩部、腕部の歯車、計6つを回転させながらエネルギーカッターを創り出すと
 最初に胸部と肩部からエネルギーカッターを飛ばした。
 4つの白と青エネルギーカッターはアマゾンNEOαに直撃して、背鰭から伸びている針金を
 斬り落とした。


 ―ズバァアアアッ!!

 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエッ!!」


 ヘルブロス(ゆみ)「>>915
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:08:47.47 ID:Hyn4ABDbO
喰らいなさい、私とまみの二人分っ!
916 :1 [saga]:2021/08/03(火) 21:49:51.67 ID:qg9hJesh0
 ヘルブロス(ゆみ)「私と、まみの分を・・・!」


 ヘルブロス(ゆみ)「喰らえぇえええええッ!!」


 ―ギュイィイイイイインッ!!


 ―ガ ガガ ガ ガガガッ!!

 ―バキャァアア・・・ッ!!


 落下する勢いに乗せて、後頭部で両手を組み、アマゾンNEOαの背中にそのまま振り下ろして
 殴打するダブルスレッジハンマーを見舞うヘルブロス。
 両腕のギアトルクガントレットで回転するエネルギーカッターはアマゾンNEOの背中の装甲を
 削り取り、粉々に粉砕した。
 殴打されたアマゾンNEOαは垂直落下して、身体の真正面から船のデッキに叩きつけられる。

 ―ドガァアアアッ!!


 アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲゲェエエエエ・・・ッ!」

 
 『ダイカイガン!スペクター!』

 『オオメダマ!』


 ゼロスペクター(挟美)「テァアアアアアッ!!」


 ―バシィイイインッ!

 ―ギュルルルルルルルッ!


 ―ドカァアアアアアアッ!!

 オオメダマを発動させたゼロスペクターはゴーストドライバーのグリントアイから
 直径21cmの眼魂型のエネルギー体を掴み取る。
 手を下にエネルギー体を支えて、軽く宙に浮かせると右腕を構えてスパイクを打った。
 エネルギー体は高速回転しながらアマゾンNEOαの胸部に目掛けて打ち付けられ
 胸部の装甲を粉砕する。


 アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲ、ゲェ・・・」


 ナル「弱ってきたよ!これなら!」


 ゴースト無限(エステル)「・・・いや、待て!様子がおかしい!」


 ―メキメキメキッ! メキッ! メキョッ!


 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエエエエエッ!!」


 ゴーストが叫ぶと同時に、アマゾンNEOαは床に這いつくばりながら藻掻き始めた。
 それを目撃した全員は身構えて攻撃に備える。
 すると、アマゾンNEOαは這いつくばっていた体勢から波打つように起き上がって
 咆哮を上げた。 
 装甲が無くなった身体の前面と裏面から針金を伸し、全身を覆っていく。
 針金で覆われた全身は、ギチギチと音を立てて攻撃を一切受け付けないような
 屈強さと変貌した。


 シンスペクター(清ヶ)「くそっ!足掻きやがって・・・!」


 

 ◎ 30以上orゾロ目
 ○ 15以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:53:53.31 ID:Hyn4ABDbO
なかなか粘るな
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:54:00.75 ID:7Lqvhn0oO
うらぁ!
919 :1 [saga]:2021/08/03(火) 22:15:04.90 ID:qg9hJesh0
 一方通行「だから何だってンだ?怖じ気づいてンのか?」


 ネクロム友情BST(リタ)「一方通行・・・!」


 シンスペクター(清ヶ)「あぁ?誰がだよ。誰が」


 一方通行「はン・・・ンじゃ、俺達も混ぜてもらおうじゃねェか」


 アマゾンα(オッレルス)「もう片付きそうだし、そう時間は掛からないかな」


 アマゾンNEO(アルファル)「うん。これで・・・終わりにする」


 ゴースト無限(エステル)「あっ・・・お前と同系統のライダーも来ていたのか?」


 一方通行「あァ。ちょっとばかり、こいつにも因縁がアイツにあってなァ」


 一方通行「俺以上に・・・アイツは許せねェみてェだ」


  
 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエエエッ!!」



 アマゾンNEO(アルファル)「あれはもう、単なる化け物だよ」


 アマゾンα(オッレルス)「ああ。容赦しなくてもいいな」


 一方通行「最初からするつもりなンざねェよ」

 ―カチャッ


 ナル「あれ?それベルト違うくない?」


 薬丸「そっちの小さいライダーのと同じベルトよね・・・?」


 一方通行「この貧乏くせェのからの差し入れだ」


 アマゾンα(オッレルス)「え?(・・・俺、貧乏くさく見えるの?)」

 ―スチャッ


 一方通行「これで、最強との差を見せてやるよォ・・・!」 

 
 ―カチリッ キュリリリッ キュォーン

 一方通行「・・・ヴヴヴ・・・!ヴヴヴッ!!」



 一方通行「ヴオ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!!」



 一方通行「アァアアアアマァアアアゾォオオオオオンッ!!!」


 ―グチュルルッ ギュオン

 
 [v・OMEGA]
 
 ―キュリリリッ キュィィン・・・


 ―ボオォォオオッ!! ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!


 アマゾンv・Ω(一方)「>>920
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 22:47:56.84 ID:i4ZJI7heO
さてと、本気でやってやるぜ…!
俺にも意地があるからよォ、負けっぱなしは許されねェンだ!
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 22:48:43.02 ID:i4ZJI7heO
さてと、本気でやってやるぜ…!
俺にも意地があるからよォ、負けっぱなしは許されねェンだ!
922 :1 [saga]:2021/08/04(水) 20:38:33.04 ID:nIXvls4K0
 アマゾンv・Ω(一方)「こっから先は一方通行だァ!」


 アマゾンv・Ω(一方)「俺にも意地があるからよォ!負けっぱなしは許されねェンだ!」


 アマゾンv・Ω(一方)「本気でやってやるぜッ!!」

 
 EAT KILL ALL
 (http://www.youtube.com/watch?v=S0uDFR6JIGI&t=159s)


 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエッ!!」

 ―キュキュキュンッ! キュララララッ!


 [BLADE LOADING]

 アマゾンv・Ω(一方)「グルァアアアッ!!」

 ―ズバァアアアアッ!!


 ―パラパラ・・・

 アマゾンNEO(アルファル)「『炎よ 破壊せよ』!」
            Kenaz Hagalaz


 ―ボオォオオオオオオッ!!


 ―ジュウウウゥゥッ・・・!

 大量の針金が襲いかかってきて、アマゾンΩは腕に形成されたアマゾンネオブレードを
 振いながら、ベクトル操作で振った際の風圧を操作する。
 針金を斬り裂き、操作された風圧の威力を暴風並みに高めて残った針金を吹き飛ばした。
 その風を利用してアマゾンNEOはルーンカードをアマゾンNEOαへと飛ばし、詠唱をすると
 ルーンカードが爆発するように燃え上がる。
 爆炎はアマゾンNEOαを包み込み、全身を焼き尽くす程に燃え上がってアマゾンNEOαは
 のたうち回りながらその場から退避した。


 アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲェエエエエエエッ・・・!!」


 『VIOLENT SLASH』

 アマゾンα(オッレルス)「ハァァア・・・!」

 ―ザッ ダ ン ッ!

 
 アマゾンα(オッレルス)「フゥウッ!」

 ―ザシュッ!!

 
 ―スパァアッ!! 


 バイオレントスラッシュを発動させたアマゾンαは、狙いを定めアマゾンNEOαが
 立ち上がったところで瞬時に駆ける。
 3m手前まで接近すると跳び上がって、刃を伸ばした右腕のアームカッターを突き出し
 アマゾンNEOαの右脚の膝下辺りを斬り裂いた。
 
 ―ずるぅ・・・

 ―ド サァ


 ―パキッ パキッ ズルル・・・ ズル・・・ 

 アマゾンNEOα(シェフ)「が、ぐ、ぇ・・・!」


 シンスペクター(清ヶ)「化けの皮がはがれやがったな!」


 シンスペクター(清ヶ)「>>923
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/04(水) 21:23:55.31 ID:qhFT96lBO
このまま一気に行く、手加減も容赦もせずやるぞ!
924 :1 [saga]:2021/08/05(木) 20:31:59.61 ID:fBzIV38H0
 シンスペクター(清ヶ)「手加減も、容赦もしねぇからなぁッ!!」


 『シンダイカイガン』
 『エンヴィースラップ!』


 シンスペクター(清ヶ)「まずは俺の分!」


 ―ド ス ン ッ!!

 嫉妬の平手 エンヴィースラップを発動させた事により、ロッドモードのガンガンハンドに
 掌を模したエネルギー体が収束させ、アマゾンNEOαを叩きつける。
 羨望はプラスに取ると向上心となるが、マイナスに取れば僻み、妬み、嫉みとなる。
 

 『シンダイカイガン!』
 『ラストバレット!』


 シンスペクター(清ヶ)「これはナルの分ッ!」


 ―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!
 
 ―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!
 
 ―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!

 ガンガンハンドをガンモードに変形させ、色欲の銃弾 ラストバレットを発動する。
 紫色のエネルギーを発生させながら紋章が現れて、青白いオーラに包まれている
 ガンガンハンドの分身を無数に複製させ、巨大な壁のように展開した。
 ガンガントリガーを引くと、同時に複製されたガンガンハンドからも光弾が一斉射され
 アマゾンNEOαは全弾を被弾し、膝を付く。
 奇しくも初戦で挟美を庇ったスペクターへの攻撃の仕打ちとなった。
 性欲は豊穣へと繋がる重要なもの。
 しかし享楽、悦楽のための淫猥な行為は許されざる大罪である。
 産みの苦しみもまた失楽の罰であり、非生産的な性行為も罰せられるべき対象である。
 家族や恋人への愛が大きいからこそ、分身の数が多くなっているのだ。


 『シンダイカイガン!』

 『グラトニーバイト!』


 シンスペクター(清ヶ)「次は一方通行で・・・ッ!」


 ―ガシュッ! ガシュッ! ガシュッ! ガシュッ! ガ シュ ッ!

 紋章を潜り抜け、暴食の咬撃 グラトニーバイトの発動によって獣の頭部を模した
 エネルギー体を蹴る際に纏いながら5連続の回り蹴りを繰り出す。
 獣の頭部を模したエネルギー体は蹴る度にアマゾンNEOαを噛み付き、牙が刺さった箇所から
 黒い粘液を飛び散らさせた。
 食事。生きるための行為も節度なき過食は誰にとっても不利益でしかない。
 時に知識とも結び付けられるが、なんにせよ必要以上の吸収は早期に身を滅ぼす事になる。
925 :1 [saga]:2021/08/05(木) 20:36:52.71 ID:fBzIV38H0
 『シンダイカイガン!』

 『プライドフィスト!』


 シンスペクター(清ヶ)「リーダー達、皆の分と!」


 ―ドガァッ!ドガドガッ!ドガァッ!ドガッ!ドガッ!ドガァッ!ドガァッ!ドガッ!

 発動させた傲慢の拳 プライドフィストで再び紋章を潜り抜けると、猛突進しながら
 アマゾンNEOαの全身を連続パンチで殴打していく。
 目にも止まらない素早い攻撃でアマゾンNEOαはタコ殴りの状態となり、最後の一発まで
 抵抗出来ず、殴り倒された。
 高い自尊心、他人より重要、魅力的になりたいという欲望、賞賛をそれに値する者へ
 送る事の怠慢、過度の自己愛などを指す。
 
 
 『シンダイカイガン!』

 『グリードスラッシュ』


 シンスペクター(清ヶ)「濡れ衣を着せられたライダー、皆の分も・・・!」

 
 ―ザシュッ!
 
 ―ズバァアッ! ザ ブ ッ!

 ディープスラッシャーを手にして、強欲の斬撃 グリードスラッシュを発動する。
 片手でディープスラッシャーを斜めに構え、瀕死の状態にも関わらずまだ立ち上がる
 アマゾンNEOαに近付いていく。
 アマゾンNEOαがアマゾンズスイーパーで攻撃しようとしてくる直前に胸部に押し当て
 そこからまたディープスラッシャーを押し込んで、斬り付ける。
 振り切って、振り向き様に正面を向いていたアマゾンNEOαを再び2回斬り付けた。
 アマゾンNEOαは全身を青白い稲妻に覆われて、痙攣を起こし麻痺状態となる。
 あれが欲しい、これがしたいという欲望。向上心を生むそれらも行き過ぎれば問題となる。
 足るを知ることなく有象無象を求めれば、やがて本当に望んでいたものをも見失う事になる。


 『シンダイカイガン!』

 『ラースフレイム!』


 シンスペクター(清ヶ)「これは挟美ちゃんの分だぁッ!」

 
 ―ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! 

 ブラスターモードに変形させ、憤怒の灼熱 ラースフレイム を発動させるとエネルギーが
 クァンタムデプスバレルに蓄積されていく。
 紋章を背に、オブリタレイトリガーを引くと強烈な発光と共にハイブレンダーファーネス内部の
 全エネルギーが放出され、業火のエネルギー弾を撃ち出した。
 絶大な威力を持った業火のエネルギー弾は、アマゾンNEOαの全身に被弾し、その度に炎が
 燃え上がった。
 自尊心、正義感も度が過ぎれば他者を傷つけるだけのもの。
 憎しみからくる怒りもあれば義憤もある。純粋故に負に傾けば厄介でもある。
 アマゾンNEOαに対するスペクターの憤怒は長点に達しており、命中した全弾はアマゾンNEOαの
 全身の至る所を黒焦げにしていた。
 

 アマゾンNEOα(シェフ)「こ、の・・・クソ、ガキィ・・・!」
 

 シンスペクター(清ヶ)「はっ・・・まだ悪態吐ける余裕があるのかよ」


 シンスペクター(清ヶ)「・・・そういや、まだ1つ罪が残ってたな。それで7つ目か」


 シンスペクター(清ヶ)「>>926
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 20:51:26.70 ID:4N8w4hEGO
その一つこの手でぶっ飛ばしてやるよ
…ああ、今度は一人ではやらねえよ
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 20:51:53.47 ID:nL/eEPyjO
しっかり最後まで責任取らせてやるよ
928 :1 [saga]:2021/08/05(木) 21:47:26.25 ID:fBzIV38H0
 シンスペクター(清ヶ)「・・・まぁ、それはまた別に取っとかねぇといけないからな」


 シンスペクター(清ヶ)「これでキッチリ責任取って死ね・・・カマ野郎ッ!」


 『罪ダイカイガン!』

 『デッドリーオメガドライブ!』


 シンスペクター(清ヶ)「一方通行ッ!トドメは譲ってやるから用意しとけッ!」


 アマゾンv・Ω(一方)「ああっ!・・・おい。お前もやりてェなら・・・やれ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」コクリ
 

 ―ダダダッ!

 [AMAZON SLASH]

 頷いた後、アマゾンNEOは即行でアマゾンNEOαに接近しアマゾンネオブレードを構える。
 アマゾンNEOαは接近してくるのに気付くと、アマゾンズスイーパーを振い上げて
 カウンターを狙って斬り掛かった。
 しかし、アマゾンNEOの体内ではアマゾンスラッシュを発動させた事により活性化された
 アマゾン細胞で爆発的な俊敏性が与えられている。
 アマゾンNEOはカウンターとなる隙さえも与えず、アマゾンNEOαの目の前まで近付いた。
 

 ―ギャリッ・・・

 アマゾンNEOα(シェフ)「ひっ・・・!?い、嫌・・・」


 アマゾンNEOα(シェフ)「嫌よ!やめて・・・!私はシェフなのよ!」


 アマゾンNEOα(シェフ)「私から料理を奪わないで!料理を作るのに腕は欠かせな」


 ―シュカッ!

 ―ブチャァ・・・!


 アマゾンNEOα(シェフ)「ギ・・・!やあ あ あ あああ!?!?」


 アマゾンNEOαの懇願に聞く耳など持たず、アマゾンNEOは振いあげたアームカッターの
 一斬りでアマゾンズスイーパーごと右腕を切断した。
 斬り落とされた右腕の関節から鮮血が噴き出し、アマゾンNEOの仮面を赤く汚していく。
 

 アマゾンNEO(アルファル)「>>929
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 22:00:23.73 ID:4N8w4hEGO
あなたはシェフじゃない…
だから要らないよ
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 22:01:08.52 ID:hhMU9p1AO
みんなを笑顔にするシェフなのにあなたは相応しくないよ、大人しくして
931 :1 [saga]:2021/08/05(木) 22:38:43.78 ID:fBzIV38H0
 アマゾンNEO(アルファル)「シェフ?違うよ。化けの皮を被ってる怪物」


 アマゾンNEO(アルファル)「だから要らないよね?そんな腕・・・こっちのもっ!」


 ―ザ パァ ッ!

 ―ブチュッ・・・!


 アマゾンNEOα(シェフ)「ギヤァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア アッ!!」


 アマゾンNEOの斬撃によって両腕を斬り落とされたアマゾンNEOαは、絶叫しながら後退し
 藻掻くように両腕の二の腕だけを動かす。
 アマゾンNEOの背後で待機していたアマゾンΩはアマゾンズインジェクターを再注入し
 アマゾンスラッシュを発動させる。
 スペクターは6枚の青い翼を広げ、飛翔して上空まで昇ると紋章が背にしている月と
 重ねるように光り輝く。
 紋章の中心にある目から、弧を描くようにエネルギーが右脚に収束されていき
 スペクターは跳び蹴りの構えに入った。


 [AMAZON SLASH]


 ―ジャギン!

 アマゾンv・Ω(一方)「最後の審判だ」


 アマゾンv・Ω(一方)「俺の大事なもん傷つけた罪を償うなら・・・死ンどけ」



 シンスペクター(清ヶ)「俺の生き様、見せてやるッ!!」


 シンスペクター(清ヶ)「ハァァアアアアアアアアアアアアッ!!」


 ―ドガァアアアアアアアアアアアアアッ!!

 翼から羽根を飛び散らせながら、海面を波立たせる程の衝撃波を放って急降下していき
 堕天致死蹴り デッドリーオメガドライブを繰り出す。
 その後に続いて、アマゾンΩが跳び上がりアマゾン・アイを真っ赤に発光させながら
 弧を描くようにアマゾンNEOαに飛びかかった。
 急降下してから平行に滑空するシンスペクターのキックが決まり、アマゾンNEOαは
 船外へ蹴飛ばされ宙を舞いう。
 


 アマゾンNEOα(シェフ)「ゲ、ゲェ・・・!」



 アマゾンv・Ω(一方)「spdi切dn・・・!」


 
 ―ズ バ ァ ア ア ア ア ッ!!


  
 アマゾンNEOαの頭部の中心から一直線に下半身まで、1本の線が走る。
 限界まで伸びたアームカッターの刃は一切、血に濡れる事なくアマゾンNEOαを縦に
 大切断したのだ。
 真っ二つになったアマゾンNEOαの残骸は血を撒き散らしながら、海へと落下していった。
 アマゾンΩもそのまま海へと落下していくかと思われたが、海面を走る何かが跳び上がって
 落下していくアマゾンΩを連れ去っていく。 
 それはジャングレイダーだった。清ヶが借りたまま港に置き去りにされていたのが偶然にも
 幸いして、アマゾンΩの脳波をキャッチし駆けつけてきたのだ。


 ―ガロォオオオンッ!!


 ―ズダァァンッ!!

 アマゾンv・Ω(一方)「ハァァ・・・」


 アマゾンv・Ω(一方)「>>931
932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 07:49:04.76 ID:tR3jNk+nO
コイツが本丸じゃねェのに苦労させやがって…
だが少しは気が晴れたなァ
933 :1 [saga]:2021/08/06(金) 21:21:50.19 ID:HFwL3m9k0
 アマゾンv・Ω(一方)「苦労させやがって・・・アイツが本命じゃねェってのに・・・」


 アマゾンv・Ω(一方)「まァ・・・これで少しは気が晴れたなァ」

 
 アマゾンv・Ω(一方)「お前はどうだ?清ヶ」


 シンスペクター(清ヶ)「・・・ああ、爽快としてるぜ」クスッ


 アマゾンv・Ω(一方)「はっ・・・」


 ネクロム友情BST(リタ)「・・・!。一方通行、あれ・・・!」


 ―・・・バ バ バ バ バ バ バ バッ・・・!


 ヘルブロス(ゆみ)「あれって、警備員が保有してる大型輸送ヘリだよ!」


 アマゾンv・Ω(一方)「黄泉川と手塩の連中が嗅ぎ付けて来やがったか」


 薬丸「丁度良いタイミングで来てくれたわね」


 ナル「でもさ、私達の顔知られたらマズくない?」


 ゼロスペクター(挟美)「え?・・・あ、そ、そっか」


 ゼロスペクター(挟美)「皆、今は普通の漫画家さんをやってるもんね・・・」


 アマゾンα(オッレルス)「救命ボートを1つ拝借して逃げればいいんじゃないか?」


 ナル「でも、速度が遅かったら見つかって意味無くない?」


 ゴースト無限(エステル)「それなら、私のサポートユニットに引っ張ってもらおう」


 ゴースト無限(エステル)「馬力は申し分ないから、見つかる前に振り切れるはずだ」


 ネクロム友情BST(リタ)「じゃあ、そうしよう」コクリ


 ネクロム友情BST(リタ)「えっと、ゆみの妹と姫戯も含めて・・・12人だね」


 アマゾンv・Ω(一方)「・・・いや、俺と清ヶは乗らねェ」


 シンスペクター(清ヶ)「ああっ。・・・まだやり残してる事もあるからな」


 アマゾンNEO(アルファル)「え・・・?」


 ネクロム友情BST(リタ)「・・・亡本への報復・・・いや、制裁に行くんだね?」


 シンスペクター(清ヶ)「>>934
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:01:04.64 ID:7S5YiWk6O
ああ、挟美ちゃんを巻き込んだことを俺は絶対に許さねえからな
きちんとその分は報復にいくさ
935 :1 [saga]:2021/08/06(金) 22:21:49.25 ID:HFwL3m9k0
 シンスペクター(清ヶ)「ああっ。挟美ちゃんに手を出した事を、許しはしねぇからな」

 
 シンスペクター(清ヶ)「キッチリその分は返してもらうぜ」


 シンスペクター(清ヶ)「その為に、まだ1つとっておきを残してあるんだ」

 
 ネクロム友情BST(リタ)「・・・わかった」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・私は、残るよ。捕えられてる仲間の皆を落ち着かせて」


 アマゾンNEO(アルファル)「ヘリで来た人達を誘導して、助けてもらわないと」


 ヘルブロス(ゆみ)「あの、私もここに残るね?風紀委員の私なら、お咎めも軽いだろうし」


 ヘルブロス(ゆみ)「何があったのかちゃんと説明しておくよ」


 アマゾンv・Ω(一方)「そうか。なら、黄泉川に俺らが来たのか聴かれたら・・・」


 アマゾンv・Ω(一方)「・・・適当に答えておいてくれ」


 ヘルブロス(ゆみ)「え?て、適当って・・・ん、ん〜。難しい事、要求するなぁ・・・」


 薬丸「じゃあ、ナル。ヘリが来る前に救命ボートを取ってくるわよ」


 ナル「はいはーい!」


 アマゾンα(オッレルス)「俺も手伝うか」


 ゴースト無限(エステル)「私もキャプテンゴーストを呼ぼう」


 ゼロスペクター(挟美)「清ヶ君・・・あの人の事は許せないけど・・・」


 ゼロスペクター(挟美)「・・・殺めるのは・・・ライダーとして、していい事なの・・・?」


 シンスペクター(清ヶ)「・・・>>936
936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:23:25.78 ID:TsKkg8+xO
っかんねえ、正しくねえことだと思う…
ただああいう食い物にした奴を野放しにするのはいけねえと思うんだ
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:23:55.64 ID:7S5YiWk6O
挟美ちゃんは許してるのか?
938 :1 [saga]:2021/08/06(金) 22:41:13.33 ID:HFwL3m9k0
 シンスペクター(清ヶ)「・・・わかんね。正しくはないと思うけど・・・」


 シンスペクター(清ヶ)「ただ・・・ああいう食い物にした奴を野放しにするのは」


 シンスペクター(清ヶ)「絶対に許せねぇと思うんだ」


 シンスペクター(清ヶ)「・・・だから、もし・・・俺があの野郎を殺したら・・・」


 ゼロスペクター(挟美)「・・・私は、清ヶ君の意志を尊重するよ」


 ゼロスペクター(挟美)「間違っていた、って言わないけど・・・」


 ゼロスペクター(挟美)「今からする事をちゃんと考えて、あの人を裁くなら」


 ゼロスペクター(挟美)「・・・徹底的に懲らしめて」


 シンスペクター(清ヶ)「・・・おうっ」コクリ


 アマゾンv・Ω(一方)「行くぞ、清ヶ。恐らく野郎はもう先に港の戻ってるはずだ」


 シンスペクター(清ヶ)「だろうな。逃げ足の速いこった」


 ナル「救命ボート持ってきたよー!」


 ―ゴォォォ・・・

 キャプテンゴースト「」


 ヘルブロス(ゆみ)「え?・・・何あれ?幽霊船?」


 ゴースト無限(エステル)「ボートを降ろしたら、キャプテンゴーストにロープを渡すんだ!」


 

 ―バ バ バ バ バ バ バ バッ!

 伊東「着艦したぞ!船員が武装している可能性を考慮して船内を調べろ!」


 黄泉川「よし!行くじゃんよっ!」


 ―タッタッタッタッ・・・!



 視点

 アルファル
 ゆみ&姫戯&まみ

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 09:38:50.65 ID:lOR5buycO
アルファル
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 09:39:03.76 ID:7sNI4vwxO
ゆみ
941 :1 [saga]:2021/08/07(土) 10:09:51.94 ID:KMnLACZM0
 ゆみ「あっ、居た!まみ!姫戯さん!」


 まみ「あっ、お姉ちゃん・・・!」


 姫戯「手塩さん!黄泉川さんも!」


 手塩「姫戯。よかった、無事で・・・」


 黄泉川「助けたのは一方通行か?」


 姫戯「え?いいえ、助けくれたのは薬」


 ゆみ「わ、私です!私が助けました!」

 
 ゆみ「その、極秘に入手したこの変身アイテムで船に乗り込んで、はい!」


 姫戯「ちょ、ゆみ」

 
 ゆみ「(話を合わせてください!)」パチパチッ


 ゆみ「(一方通行達は加担してないって事にしたいですから)」パチンッ


 姫戯「(いや、ウインクして何を伝えようとしてるのよ・・・)」


 黄泉川「・・・そうか。それじゃあ、一方通行の友達の恋人の子は?」


 ゆみ「あ、挟美さんなら・・・。・・・(やば。挟美さん居ないと辻褄合わなくない?)」


 ゆみ「(ここに居ないと一方通行達が来てた事隠せないよ!?)」


 ゆみ「(い、今からどこかに隠れてもらうしかっていうか連絡先知らないから出来ないし!)」


 黄泉川「どうしたじゃん、飛緒?早く解放してあげないと」


 ゆみ「そ、そのー、あのー・・・」アワアワ


 手塩「・・・>>942
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 10:27:45.67 ID:7sNI4vwxO
その様子を見るになんか知っているんだろうけど、悪いことにはなってないってことでいいのね?
943 :1 [saga]:2021/08/07(土) 10:42:50.77 ID:KMnLACZM0
 手塩「その様子を見るに、何か知っているのだろうけど」


 手塩「悪い事には、なっていないという事で、いいんだな?」


 ゆみ「・・・はい」


 黄泉川「・・・それなら、よかったじゃんよ」


 姫戯「ねぇねぇ!さっきから無視するのはやめてよ〜!」


 黄泉川「あぁ、すまないじゃん。・・・それで、チラッと見てしまったんだが・・・」


 黄泉川「これは、一体・・・?子供が、閉じ込められてるじゃんよ・・・」


 まみ「皆、能力が暴走する症状を患っている子達で・・・」


 まみ「ネクターって呼ばれる液体を採取するために、利用されてしまって・・・」グッ


 手塩「何て、事を・・・っ」
 

 姫戯「お願い、黄泉川さん!手塩さん!皆を助けてあげて・・・!」


 黄泉川「ああっ。この船をすぐに港へ戻して、病院へ運ぶじゃん」


 ゆみ「でも、かなり時間がかかるんじゃ・・・?」


 黄泉川「そうでもないじゃんよ」クスッ


 黄泉川「鉄装!頼みがあるじゃん!お前の風で船を押すんだ!」


 鉄装『は、はい!・・・え?あ、は、はい!?』


 
 
 まみ「・・・でも、皆、助かるのかな・・・」


 ゆみ「大丈夫。腕の立つ医者を知ってるから、その人なら・・・」


 姫戯「蛙みたいな顔のお医者さんの事?」


 ゆみ「あ、はい。そうですよ」コクリ


 姫戯「>>944
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 11:23:01.11 ID:7sNI4vwxO
でもあの人でも私のはムズカシイッテ…
945 :1 [saga]:2021/08/07(土) 12:06:38.61 ID:KMnLACZM0
 姫戯「先生が言うには、私の心臓に組み込まれてる機械は取り除く事が出来るって言ってたの」


 姫戯「だから、皆も絶対に助けてくれるわ!」


 まみ「・・・本当?」


 ゆみ「うん。きっと大丈夫!今度こそ、信じてみよ?」


 まみ「・・・うん」ポロポロ

 
 警備員a「隊長!乗客、船員の安否確認が取れました。全員無事のようです」


 黄泉川「よしっ!・・・一方通行達は、先に降りたんだろうな」ヒソヒソ


 手塩「ああ。恐らく・・・病院へ、とんぼ返り、したんじゃないか」ヒソヒソ


 黄泉川「そうだといいじゃんよ」クスッ


 ゆみ「あ、あの、黄泉川先生?呼ばれてますけど・・・?」


 黄泉川「わかってるじゃん。今行く!」


 手塩「・・・よくやったな、一方通行」




 
 -エスコフィエ号 調理室-

 アルファル「ここだよ・・・!」


 伊東「よし!開けるぞっ!」


 ―バンッ!

 ―ガシャンッ! ガシャンッ!

 カニアマゾン「」ブクブクッ


 モズアマゾン「キシャァアアッ!」



 伊東「なっ・・・!?」


 高梁「怪人だからじゃないかよ・・・!?マジで食材にするつもりだったのか・・・」


 アルファル「少し、待ってて」


 伊東「お、おい!危ないぞ!止しなさい!」グッ


 アルファル「>>946
946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 12:39:52.67 ID:7sNI4vwxO
大丈夫、私は強いから
947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 12:40:15.20 ID:soAeIygbO
みんなは私の支持に従ってくれて方が良いかな…
948 :1 [saga]:2021/08/07(土) 13:02:47.95 ID:KMnLACZM0
 アルファル「大丈夫。私が、落ち着かせるから」


 アルファル「ここで待ってて。・・・お願い」


 伊東「・・・」


 高梁「伊東・・・どうする」


 伊東「・・・全員、指示に従え。誰1人も動くなよ」


 高梁「了解」




 クモアマゾン「グルルルルッ・・・!」


 コウモリアマゾン「ギシャァアアッ!!」


 アルファル「・・・大丈夫。もう怖がらなくていいよ」


 アルファル「酷い目に遭って、混乱しているかもしれないけど・・・」


 アルファル「助けてあげるから。・・・落ち着いて?」


 アルファル「>>949
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 14:06:48.18 ID:1Q9o3RzCO
私の後ろにいる人はさっきまでの人たちとは違うから、約束するよ

仕事終わったから参加できる!
950 :1 [saga]:2021/08/07(土) 15:46:08.79 ID:KMnLACZM0
 アルファル「後ろの人達も、あなた達を閉じ込めた人達とは違うって約束する」


 アルファル「だから・・・気を静めて、人の姿になって」


 クモアマゾン「・・・」

 
 コウモリアマゾン「・・・」


 アルファル「それにね?もう空腹に困らなくても済むようになるよ」ニコリ


 アルファル「私は皆を助けたいから、後の事も考えておいたの」


 アルファル「・・・信じて、もらえないかな?」


 「「「「「・・・」」」」」


 ―・・・コ オ ォ ォ・・・

 伊東「に、人間になった・・・」


 アルファル「檻を開けてあげて。私が誘導してあげるから」


 高梁「・・・お前、何者なんだ?」


 アルファル「>>951


 >>949 おつかれっす
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 15:58:58.07 ID:1Q9o3RzCO
私も同じだよ、ちょっと生まれは違うけどね
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 15:59:35.20 ID:9TwzZEGeO
通りすがりのイギリス人ってことにしといて
あまり大きな騒ぎになるのをみんな望んでないから
953 :1 [saga]:2021/08/07(土) 16:29:00.36 ID:KMnLACZM0
 アルファル「私も、彼らと同じ・・・アマゾンだよ。生まれ方が違ってるけどね」


 高梁「アマゾン・・・?」


 伊東「聴いた事のない怪人の名前だな・・・」


 アルファル「あまり大きな騒ぎになるのを、皆は望んでないから」


 アルファル「今はこの事を内密にお願い。・・・明日にはちゃんと説明するようにするから」


 高梁「・・・わかった。開けるぞ、カッターでいけそうか?」

 
 警備員b「はい、何とかなりそうです」


 アルファル「この人達は港に着いた後、別の場所に連れて行くからね」


 伊東「連れて行くって、どこにだ?」


 アルファル「まだ他にも仲間が居るの。その仲間の元にだよ」


 伊東「・・・移動手段は確保してあるのか?」


 アルファル「うん」コクリ


 伊東「そうか。なら、ちゃんと見張ってるんだぞ?」


 アルファル「わかってるよ」コクリ





 キュアマーチ(鉄装)「準備OKですよ、隊長!」


 黄泉川『よーし!特大の風を頼むじゃん!』

 
 キュアマーチ(鉄装)「よ〜しっ!せーーーのっ!」


 ―ビュオオォオオオオオオオオオオオオオッ!!


 ―ザパァァアッ! バシャァンッ! バシャァンッ!


954 :1 [saga]:2021/08/07(土) 16:40:31.07 ID:KMnLACZM0



 -学園都市 第一一学区 運河 港-

 ―チャプ チャプ

 亡元「・・・」


 「亡元様、お乗りください」


 亡元「・・・ああ。・・・この借りは高くつくぞ、一方通行」


 ―バタム

 「出発します。各車よろしくお願いします」


 『了解。パッケージを確保、移動を開始する。各車、周囲の警戒を怠るな』


 『『『『『『『『了解』』』』』』』』


 『雨もまた降ってきた。視界が悪くなるのを考慮しろ』





 -第一五学区 高速道路-

 ―ザァァァァ・・・

 ―ブオ オ オ オ オッ・・・! 

 「どうぞ」


 亡元「ん・・・それで、今回の損失はどれくらいだ?」

 
 「今集めた情報から計算しましたが、客船とライダーシステムの喪失によって」


 「損失は年間利益の60%に達します」


 亡元「なるほど。困ったものだ・・・ラインを増設して3年で回収しよう」グイッ


 「了解しました」コクリ


 亡本「食料の消費は人口が増えない限りは爆発的に加速する事はない」


 亡本「食を娯楽とする事こそが私の生存戦略・・・」


 亡本「>>955
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