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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】

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802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:34:42.20 ID:QjSSSiRXO
乃木先生やっぱみさきちうまいなあ
愛を感じる
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:34:54.62 ID:URbREov7O
最高すぎる…
804 :1 [saga]:2021/07/29(木) 22:09:56.09 ID:10JYNfa90
 エンジンブロスが先に動き、エネルギーカッターでリモコンブロスを斬り付けようとする。
 それをリモコンブロスは、色違いのエネルギーカッターで受け止めるとギリギリのところで
 相殺する事が出来た。 
 斬撃を相殺した衝撃によって、お互いに蹌踉めきながら後退した。
 

 エンジンブロス(まみ)「ッ!」


 リモコンブロス(ゆみ)「くっ・・・!」


 ―キイィイイインッ・・・!

 エンジンブロス(まみ)「ヴアァアアアアアアアアッ!!」


 ―キイィイイインッ・・・!

 リモコンブロス(ゆみ)「ッハァアアアアアアアアッ!!」


 
 ―ボ ン ッ!!

 エンジンブロスとリモコンブロスは同時に先制攻撃を繰り出した。
 お互いこれが最後の一撃だと言わんばかりに、目の前まで接近し、渾身の力で噴出球体を
 胴体に叩き込む。
 エンジンブロスは叩き込んだと思われた掌を見て驚く。
 もう片方の掌に創っていた噴出球体を先に盾として解き放ち、リモコンブロスは
 エンジンブロスの噴出球体をも相殺させたので。
 そして、リモコンブロスが解き放つ、空気の塊がエンジンブロスの胸部に直撃した。
 エンジンブロスの身体が弓なりになりながら、宙を舞い、最後は大の字で倒れる。

 ―シュウウゥゥ・・・


 まみ「ぐ、ぅぅ・・・!」


 リモコンブロス(ゆみ)「・・・っ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」

 
 ―タッ・・・!

 リモコンブロス(ゆみ)「まみっ!大丈夫!?生きてる、よね・・・?」


 まみ「・・・死んだかと思った」


 リモコンブロス(ゆみ)「・・・死んだと思って、生まれ変わりなさい」


 まみ「・・・ヴヴヴ・・・出来るかな?」ポロポロ


 ―シュウウゥゥ・・・

 リモコンブロス(ゆみ)「>>805



 >>802 ホントですせうね〜。大好きだから描ける事になって嬉しい事でしょう
 >>803 ねー!派閥解散って東城会と近江連合の解散みたいになりそうで怖い
805 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/07/30(金) 03:23:18.53 ID:l4RwdsbT0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 07:41:45.57 ID:EkKNtQDJO
生まれ変わる最後のチャンスだと思って挑みなさい、私が隣にいてあげるから…約束よ
807 :1 [saga]:2021/07/30(金) 21:15:31.07 ID:oD0UAS4d0
 リモコンブロス(ゆみ)「生まれ変わる最後のチャンスだと思って挑みなさい」


 ゆみ「私が隣にいてあげるから・・・ね?約束だよ」ニコリ


 まみ「・・・うん」エグッ


 挟美(禍斗)「使いますか?」スッ


 まみ「あ・・・あ、ありがと・・・」フキフキ


 ゆみ「・・・あ、そういえば薬丸さんは」


 薬丸「ここよ。すっごい音がして、何事かと思ったら・・・」


 姫戯「まみ!」


 まみ「姫・・・!」


 ゆみ「あっ、姫戯さ」


 ―ゴツッ!

 ゆみ「いったぁ!?」ジンジン


 薬丸「うわっ」」


 姫戯「〜〜っもう!もう!このわからず屋!目が覚めるの遅いのよ!」ジンジン


 まみ「・・・ひ、姫?そっちは私のお姉ちゃんなんだけど・・・」


 姫戯「・・・え?」


 挟美(禍斗)「服装が明らかに違いますので、よく見てください」


 姫戯「・・・あ、あはは!あはははっ!いやー、ごめんなさいねついうっかり!」


 薬丸「>>808
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 21:31:12.13 ID:jpEiPlwTO
全くそそっかしいたらありゃしないね
いい感じの雰囲気だね、スッキリした?
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 21:31:27.37 ID:oJ3ebDJNO
んー確かに似てる
810 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:01:24.69 ID:oD0UAS4d0
 薬丸「まったく・・・そそっかしいたらありゃしないわね・・・」


 まみ「それが姫だから・・・」


 薬丸「まっ、いい感じの雰囲気になったから結果オーライね。スッキリした?」


 姫戯「うーん・・・まだわだかまりがあるけど、一応は」


 まみ「・・・ごめんね。私、間違ってた・・・」


 まみ「皆のために思ってたけど・・・騙されてたから・・・」ヴヴヴ・・・


 姫戯「大丈夫よ。ちゃんとしている大人はちゃんと居るんだから」


 姫戯「アンタも皆も、きっと病気を治せる方法考えてくれる人がいるわ」


 姫戯「だから・・・しっかりしなさいよ」ポンポンッ


 まみ「・・・ふぐっ」ポロポロ


 姫戯「おぉ・・・慣れないわね、アンタの泣き顔には・・・」



 薬丸「・・・よかったじゃない。妹さん、助け出す事が出来て」ニコリ


 ゆみ「うん・・・。・・・薬丸さん、これからどうしますか?」


 薬丸「私?そりゃもちろん、エステルの加勢に行くわよ」


 挟美(禍斗)「私もご主人様の支援及び援護に向かいます」


 ゆみ「・・・わかった。まみ、姫戯さんと安全な場所に隠れてて?」


 まみ「え?お、お姉ちゃんは・・・?」


 ゆみ「>>811
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:14:39.81 ID:jpEiPlwTO
戦うよ、お世話になった人がたくさんいるしまみを泣かせることをした人は殴らないと!
812 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:23:34.60 ID:oD0UAS4d0
 ゆみ「私は風紀委員として助太刀するよ」


 ゆみ「助けてもらったんだから、その借りを返さないと。それに・・・」


 まみ「・・・?」


 ゆみ「まみを泣かせた人を殴り飛ばしてくるっ!」フンスッ


 まみ「・・・その人はすっごく強いよ。だから・・・これ」スッ


 ゆみ「これ・・・まみが使ってた・・・?」
 
 
 まみ「最初に、さっき使ったギアの次に連続で装填すれば強化変身が出来るの」


 まみ「多分、対抗出来るぐらいパワーアップするはずだから」


 ゆみ「・・・うん。ありがとう、使わせてもらうね」


 挟美(禍斗)「ご主人様の友人、こちらをお返しします。使わずに済みましたから」


 薬丸「そう。なら、私が使うかもしれないわね」


 ゆみ「姫戯さん、まみと一緒に居てあげてくださいね」


 姫戯「ええっ、貴女達に私の想いを託すわ。絶対に・・・勝ってきて!」


 ゆみ「はいっ」コクリ


 挟美(禍斗)「・・・」コクリ


 薬丸「>>813
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:33:05.90 ID:oJ3ebDJNO
私も頑張らなきゃね、見せ場作っちゃお
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:33:31.44 ID:B8KRyGLvO
とーぜんでしょ、勝つし負けないわ
815 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:46:13.51 ID:oD0UAS4d0
 薬丸「当然でしょ。見せ場作って勝つしかないし・・・頑張らないと」


 薬丸「よしっ!エステルを助けに行くわよっ!」


 挟美(禍斗)「わかりました」


 ゆみ「うんっ!」


 ―タッタッタッ・・・!

 
 まみ「・・・気をつけてね」


 姫戯「・・・あっ!そ、そうだ!」


 姫戯「ねぇまみ?私の友達の恋人がこの船に拉致されてるみたいなの」


 姫戯「その人の事、知らない?」


 まみ「え?そ、それが、さっきの長髪で茶髪の人なんだけど・・・」


 姫戯「え?」


 まみ「へ、変身してた私と生身で戦えるくらい強かったよ・・・?」


 姫戯「え?」



 
 視点変更

 ゴーストVSダークゴースト
 アマゾンΩ・アマゾンNEOVSアマゾンNEOα・サメアマゾン・バッファローアマゾン

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 五和ちゃんとレッサーちゃんとオリアナ姉さんとオルソラさんの水着実装ktkrっ!!!
 http://i.imgur.com/eG80YAG.png
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:19.03 ID:jpEiPlwTO
もう!胸のでかい人が多すぎる!

ゴーストズ
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:25.88 ID:B8KRyGLvO
アマゾンズ
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:35.49 ID:8rHzVNobO
ゴースト
819 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:57:09.86 ID:oD0UAS4d0
 今日はここまで
 おやすみなさいませー

 >>816 意外な事にオリアナ姉ちゃんの水着は公式のイラストでも無いため、これが初となる
     オルソラさんは頂上決戦で着た事はあるもよう
     http://i.imgur.com/M9GWtci.jpeg
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 07:56:59.02 ID:k2/GyoJOO
おつおつー
意外に水着グラ無いのか…
821 :1 [saga]:2021/07/31(土) 09:11:08.36 ID:zR6XYDSs0
 ―ギュイィイイイイイイインッ!!


 アマゾンNEOα(シェフ)「キェアアアアアッ!!」

 ―ヒュンッ! ビュンッ!

 ―ガギィィッ! ヂャインッ! チュチューンッ!

 アマゾンΩはアマゾンズスイーパーのチェーンソーによる斬撃を手で弾き返しながら、アマゾンNEOαを
 スタジアムの壁際まで追い詰めていく。
 全く攻撃が通用しない現状に焦りを隠せないアマゾンNEOα。その攻撃も狙いが定まらなくなり始めて
 ついに、背中が壁に着く。

 アマゾンNEOα(シェフ)「くっ・・・!?」


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・」


 アマゾンNEOα(シェフ)「ア、アンタ、私を殺す気・・・?」


 アマゾンNEOα(シェフ)「クフ、フフフッ・・・!そんな事出来ないわよね?」


 アマゾンΩ(一方通行)「あン?」


 アマゾンNEOα(シェフ)「仮面ライダーは人を守るために生きているんでしょう?」


 アマゾンNEOα(シェフ)「なら、貴方に人は殺せない。私を殺せないわねぇ!!」


 アマゾンNEOα(シェフ)「アハハハハハッ!ハハハハハッ!!」


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・お前、アマゾンを喰ったりしてンだよなァ?」


 アマゾンNEOα(シェフ)「ええっ、お客様に勧めするからには私も味を知らないといけないもの」


 アマゾンNEOα(シェフ)「アマゾンの肉は、やめられないわねぇ・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・そうかよ。なら・・・お前も共食いアマゾン、だな」


 アマゾンNEOα(シェフ)「共、食い・・・?」


 アマゾンΩ(一方通行)「アマゾン細胞を手前の体に組み込ンだ時点で、お前はアマゾンだ」


 アマゾンΩ(一方通行)「だからよォ・・・災難だと諦めな」


 アマゾンNEOα(シェフ)「ふ、ふざけた事言うんじゃないわよ!?私は人よ!?」


 アマゾンNEOα(シェフ)「アマゾンなんて化け物じゃないんだから!」


 アマゾンΩ(一方通行)「>>821
822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 10:27:24.99 ID:8d4bYxHJO
今更ンな甘いこと言って許されてるとでも思ったのか?
そんな気持ちでやってンなら余計に許せねえ…
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 19:17:20.10 ID:8d4bYxHJO
来ない…
824 :1 [saga]:2021/07/31(土) 20:14:42.64 ID:hnDGswpV0
 アマゾンΩ(一方通行)「今更、ンな甘い事言って許されてるとでも思ってたのか?あ?」


 ―ザッ

 アマゾンΩ(一方通行)「ヘリウムよりも軽い気持ちでアマゾンになったってンなら・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「余計に許せねェなァ。お前も、亡本もよォ・・・!」


 ―ザッ

 アマゾンΩ(一方通行)「生きたまま斬り裂いて、ぶっ殺してやらァッ!!」


 アマゾンNEOα(シェフ)「ひっ・・・!?」


 アマゾンNEO(アルファル)「ガァァアアアアッ!!」



 ―ドガッ! ドガァッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「ハァッ!」


 『AMAZON STRIKE』

 ―バッ・・・・!

 バッファローアマゾンにアマゾンNEOは縦横に蹴りつけ、一度距離を取る。
 アマゾンズインジェクターを倒して、薬液を注入しアマゾンストライクを発動させて
 床を蹴り、宙返りをしながら跳び上がる。
 スタジアムの天井に足がつくと、それを利用して先程と同じ様に天井を蹴り、今度は
 前転向きに回転しながらバッファローアマゾン目掛けて飛びかかる。


 アマゾンNEO(アルファル)「グルォオォオオオオオオオッ!!」


 ―ヒュオンッ ヒュオンッ ヒュオン ヒュオン ヒュオンヒュオンッ!

 ―メギョオォオッ!! グチャアァッ・・・!


 ―ドロォ ゴプププ・・・

 回転の勢いに乗せた踵落としにより、フットカッターの刃がバッファローアマゾンの
 頭部を縦に斬り裂く。
 バッファローアマゾンの頭部は肉片と黒い液体を撒き散らしながら粉砕されて
 首の断面からも黒い液体を噴きながら、やがて肩から溶けていった。
 黒い液体の水溜まりからは白い蒸気が昇っていた。


 アマゾンNEO(アルファル)「ヴォオオオオオッ!!」


 
 アマゾンΩ(一方通行)「・・・あと2匹だな。お前と、あの頭でっかちなサメか」


 アマゾンNEOα(シェフ)「っ・・・!」
 



 ― 偶数
 〜 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)

 >>823 諸事情でバタついてました。さーせん
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:39:14.18 ID:8d4bYxHJO
おつおつ
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:39:19.67 ID:H2clHfB6O
きたこれ
827 :1 [saga]:2021/07/31(土) 21:45:37.32 ID:hnDGswpV0
 アマゾンNEOα(シェフ)「・・・っ!」


 ―ギュイイィィィイイイインッ!!

 アマゾンNEOα(シェフ)「キヤァアアアッ!!」


 ―ギュンッ! ヂャインッ!

 アマゾンΩ(一方通行)「チッ・・・」


 アマゾンNEOαはチェーンソーを振ってアマゾンΩの脇をすり抜けると、そのまま
 アマゾンNEOと対峙するサメアマゾンに向かって行く。
 サメアマゾンに飛びかかって、押し倒すと仰向けになった所に馬乗り状態になって
 口部分に手を突っ込む。

 アマゾンNEOα(シェフ)「ギェアアアアッ!!」


 ―メギメギメギメギメギィッ・・・!

 ―ブヂィイッ!!


 アマゾンNEOα(アルファル)「あっ・・・!?」


 
 アマゾンΩ(一方通行)「あァ・・・?」


 ―ガブチュッ! ムシャッ グジュッ!

 突っ込んだ口の上顎部分に指を引っかけて、強引にサメアマゾンの頭部を引き千切る。
 引き千切った頭部をアマゾンNEOαは両手で持ち、躊躇なく断面に喰らいつく。
 肉片や黒い粘液が飛び散って、アマゾンNEOαの仮面を汚していくがそんな事は気にせず
 一心不乱に貪り食っていく。
 アマゾンNEOは突然の捕食行動に動揺し、アマゾンΩも訝しくアマゾンNEOαを見据えた。


 ―グチャッ・・・ ゴクンッ

 アマゾンNEOα(シェフ)「っあぁぁ・・・ん〜、最高ねぇ。やっぱりアマゾンの肉は・・・」


 アマゾンNEOα(シェフ)「それと・・・この食後酒も、いただこうかしら」スッ



 アマゾンΩ(一方通行)「(あいつァ・・・!)チッ!おいっ!油断すンじゃねェぞっ!」


 アマゾンNEO(アルファル)「っ・・・!」コクリ



 アマゾンNEOα(シェフ)「姫戯のネクターなら、アンタ達を潰すなんて・・・」

 ―トポポポ・・・ ゴクンッ ゴクッ・・・



 アマゾンNEOα(アルファル)「――――」

 ―ドッ クン・・・

 ―ゴップン!


 ―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!

 アマゾンNEOα素体「ゲァァアアアアアアッ!!」




 アマゾンNEO(アルファル)「ぼ、暴走・・・!?」


 アマゾンΩ(一方通行)「図体が4倍デカくなりやがったなァ・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「>>828
828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:50:29.18 ID:H2clHfB6O
破れかぶれにも程があンだろうがよォ…
ここで倒さねェといけねェな
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:51:16.21 ID:8d4bYxHJO
こンなに大きくなるなンて大したものだなァ、その自己犠牲には敬意を払ってやるがやることはやるぞ
830 :1 [saga]:2021/07/31(土) 22:21:31.60 ID:hnDGswpV0
 アマゾンΩ(一方通行)「破れかぶれにも程があンだろうがよォ・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「まァ、こンなにまで肥大化するなンざ大したもンだなァ」


 アマゾンΩ(一方通行)「その自己犠牲には敬意を払ってやるが・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「お前は本当の意味で、異形の化け物になっちまったンだ」


 アマゾンΩ(一方通行)「ここで殺さねェとならねェなァ・・・ッ!」



 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」



 アマゾンNEO(アルファル)「・・・もう、何を言っても無駄みたいだよ」


 アマゾンΩ(一方通行)「ハッ・・・なら耳障りな命乞いも聴かなくて済むなァ」


 アマゾンΩ(一方通行)「おい、躊躇なンざするな。確実に殺れ」


 アマゾンNEO(アルファル)「うんっ・・・!」



 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」



 アマゾンΩ(一方通行)「ヴオ゛オ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!」


 アマゾンNEO(アルファル)「ア゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」



 アマゾンΩとアマゾンNEOは雄叫びを上げながら、素体の姿となり身長が6mにも巨大化した
 アマゾンNEOαに向かって行った。
 腕、脚、胴体が尋常ではない程にまで肥大化し、装甲が全て割れてアマゾンスキンが
 露出している。
 仮面のクラッシャー部分が外れると、凶暴そうな鋭い牙が不整合に並んでいる顎が
 現れていて、その口からは不気味な鳴き声を発している。
 アマゾンΩはベクトル操作を用いた回し蹴りを、アマゾンNEOはその反対回りの回し蹴りを
 繰り出した。しかし、アマゾンNEOαの屈強な肉体が衝撃を無効化して、攻撃が通用しない。
 

 アマゾンNEO(アルファル)「グゥッ・・・!?」


 アマゾンΩ(一方通行)「グ、ッォオオ・・・!」



 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」


 ―ギュオォオッ!!


  

 ◎ 50以上orゾロ目
 ○ 30以上
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:27:33.42 ID:8d4bYxHJO
いけ!
832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:27:44.62 ID:H2clHfB6O
結構厄介だよね…
833 :1 [saga]:2021/07/31(土) 22:46:38.75 ID:hnDGswpV0
 ―ドガァァァアアアッ!!
 

 アマゾンNEOαの豪腕によって、壁やその周囲は粉々に叩き潰されてしまっていた。
 アマゾンNEOαからの攻撃を跳び上がって回避したアマゾンΩとアマゾンNEOは、先程まで
 立っていた所にまで跳び、着地した。
 

 ―グルンッ スタンッ!


 ―ズザザッ・・・!


 アマゾンΩ(一方通行)「クソッタレがァ・・・!」


 アマゾンNEO(アルファル)「打撃だと威力を全部消されてしまうみたいだよっ・・・!」


 アマゾンΩ(一方通行)「なら・・・ぶった斬るかッ」


 『BLADE LOADING』

 アマゾンNEO(アルファル)「ハァァァッ・・・!」



 アマゾンΩはアームカッターをアマゾン細胞の活性化によって伸長させる。
 続いてアマゾンNEOもアマゾンネオブレードを手首の装甲から展開した。
 アマゾンNEOαは手を突き出して、指と首から糸状の何かを射出してきた。
 それは針金であり、まるで生物のように蠢きながら接近してくる。
 アマゾンΩとアマゾンNEOは冷静に目の前まで来たところで、アームカッターと
 アマゾンネオブレードを振い、針金を切断した。


 ―ズバァアッ! ザシュッ! ブチィッ・・・!


 アマゾンΩ(一方通行)「針金か、こいつァ?・・・あァ、なるほどなァ」


 アマゾンΩ(一方通行)「図体だけで衝撃を吸収したンじゃねェ。あの身体中に」


 アマゾンΩ(一方通行)「この針金を張り巡らせてるに違いねェなァ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・それなら、対処法は」


 アマゾンΩ(一方通行)「>>834
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:57:32.53 ID:8d4bYxHJO
この針金を何とかするに決まってンだろ、手間かけさせやがって…
835 :1 [saga]:2021/07/31(土) 23:43:40.00 ID:hnDGswpV0
 アマゾンΩ(一方通行)「この針金を何とかしねェといけねェなァ」


 アマゾンΩ(一方通行)「手間が掛かるが・・・このクソ邪魔くせェもンを」


 アマゾンΩ(一方通行)「全部引っこ抜いてしかねェな」


 アマゾンNEO(アルファル)「わかった・・・!」



 
 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」

 ―キュラララッ! ギュラッ!


 アマゾンΩ(一方通行)「グルァアアッ!!」


 アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアッ!!」


 ―ブツンッ! ザシュッ! ブツッ! ブチィッ・・・!

 アマゾンΩの作戦通り、蠢く針金を切断していきアマゾンNEOαの体内にある
 全ての針金を抜き取り始める。
 アマゾンNEOαはパックリと割れた指先と口から針金を伸ばしていたが、更に
 背鰭と複眼の隙間から、針金を伸ばしてきた。
 大容量の針金の攻撃にアマゾンΩとアマゾンNEOは徐々に対処しきれなくなり始めて
 アマゾンΩがアマゾンNEOに向かって叫ぶ。


 アマゾンΩ(一方通行)「埒が明かねェな!通路に誘き寄せるか!」


 アマゾンNEO(アルファル)「でも!どうやって、グルアッ!・・・通路に!?」


 アマゾンΩ(一方通行)「1番上の客席の壁に穴開けろ!その裏側が通路だッ!」


 アマゾンNEO(アルファル)「グウゥウッ!」


 ―バッ!

 ―ドガアァアアアッ!!


 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエッ!!」

 ―ギュララララッ! ギュラッ! キュラッ! キュラッ!


 アマゾンΩとアマゾンNEOはそれぞれ左右に分かれて、スタジアムの観客席を駆け上り
 壁を力任せに蹴り破って通路に出た。
 針金は2つの穴へと伸びていき、通路へ移動していったアマゾンΩとアマゾンNEOαに
 襲いかかってくる。


 アマゾンNEO(アルファル)「グルルルルッ・・・!」


 
 アマゾンΩ(一方通行)「どんどん伸ばして来やがれ・・・!」


 アマゾンΩ(一方通行)「ヴォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!」



836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 07:57:56.40 ID:czQ9ObBtO
おつおつ
837 :1 [saga]:2021/08/01(日) 09:23:23.26 ID:Vkgopo/30
 


 -エスコフィエ号 Fデッキ-

 ―ガキィンッ! ビュンッ! ズバァッ!

 
 ゴーストBST(エステル)「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」


 ダークゴースト(菱形)「っと・・・まだやるかい?」

 
 ゴーストBST(エステル)「お前を・・・倒すまで、私は諦めるものかぁあああっ!!」


 『ガンガンセイバー!』

 ゴーストはガンガンセイバーを召喚し、サングラッシャーとの二刀流で挑む。
 通常ではガンガンセイバーを太刀と小太刀に分離させ、小回りの利く小太刀と
 多大なダメージを与える太刀の一撃による斬撃が行える。
 サングラッシャーとガンガンセイバーでの二刀流では、どちらも斬撃の威力が高く
 闘魂ブースト魂に変身した事によって、スペックが向上しているためどちらの
 重さに振り回される事なく攻撃する事が出来るのだ。
 ダークゴーストがガンガンセイバーを受け止め、その一瞬の隙を狙いゴーストは
 サングラッシャーで斬り付けた。

 ―ザシュッ!!

 
 ダークゴースト(菱形)「ぐっ・・・!」

 
 ゴーストBST(エステル)「幹比古!蛭魅はお前が居なくなって、心配しているんだぞ」


 ゴーストBST(エステル)「だから、お前を探し出してやると約束した」


 ゴーストBST(エステル)「だが・・・何故、お前はこんな事をしているんだッ!」


 ダークゴースト(菱形)「・・・仕方ないだろ。僕だって事情があるんだよ」


 ダークゴースト(菱形)「>>838
838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 10:35:00.25 ID:G8tICWXOO
君に話すのはできないかな、まだね
839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 10:35:15.39 ID:czQ9ObBtO
悪いけどそんなに甘い理由じゃないんだ
840 :1 [saga]:2021/08/01(日) 11:06:49.90 ID:Vkgopo/30
 ダークゴースト(菱形)「君にはまだ話す事は出来ないかな、うん。まだね・・・」


 ゴーストBST(エステル)「何の事だ。話してもらうぞっ!」


 ダークゴースト(菱形)「悪いけど、ダメだよ。うん、そんな甘くはないんだから」


 ダークゴースト(菱形)「この街に関わる事でもあるし・・・何より・・・」


 ゴーストBST(エステル)「・・・?」


 ダークゴースト(菱形)「・・・僕自身の大事なものを、守るためだよ・・・っ!」


 ―ビキュンッ!

 ―バヂィンッ!

 ゴーストBST(エステル)「クッ・・・!」


 ダークゴースト(菱形)「ハァアアッ!」


 ―ガキィンッ!

 ガンモードにさせたガンガンセイバーからエネルギー弾を放ったダークゴーストは
 ゴーストが弾き落したと同時に、斬り掛かった。
 それをゴーストは両刀で受け止め、前蹴りを繰り出す。それに合わせるように
 ダークゴーストも前蹴りを繰り出し、お互いの足底がぶつかり合った。
 蹴飛ばされる衝撃で両者は後退すると、自身の握ってる武器を構え直す。


 ゴーストBST(エステル)「ッ!」


 
 ダークゴースト(菱形)「フーッ・・・」


 亡本『菱形、さっさと終わらせろ。でないとわかっているな?』


 ダークゴースト(菱形)「・・・はいはい」


 ダークゴースト(菱形)「悪いけど、エステル。卑怯な手を使わせてもらうよ、うん」

 ―カチャッ
 

 ゴーストBST(エステル)「(何だあれは・・・?形状が違う、眼魂、なのか?)」


 ―ヒュオォォン・・・

 眼魔コマンド「「「「「「「「「「ヴアァァ・・・!」」」」」」」」」」


 ゴーストBST(エステル)「!?。何だ、こいつらは・・・!?」


 ダークゴースト(菱形)「ゴーストのエネルギーを用いて産み出した・・・所謂、戦闘員だよ」


 ダークゴースト(菱形)「君が以前に見せてくれた事のある、禍斗だっけ?うん、それをモデルに」


 ダークゴースト(菱形)「僕のアレンジで創った魂魄も使っているよ」


 ゴーストBST(エステル)「くっ・・・!」


 ダークゴースト(菱形)「降参するかい?出来ればそうしてほしいかな、うん」


 ゴーストBST(エステル)「>>841
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:07:51.07 ID:czQ9ObBtO
するわけ無いだろ、みんなが頑張って繋いだんだ…!
これを無駄にするのは私のプライドにかけてさせん!
842 :1 [saga]:2021/08/01(日) 11:46:45.94 ID:Vkgopo/30
 ゴーストBST(エステル)「する訳がないだろう・・・皆が頑張って繋いできた戦いを」

 
 ゴーストBST(エステル)「無駄にさせる事なんて絶対に許さないっ!」

 
 ゴーストBST(エステル)「武蔵が言ってくれた。誰かが傷付き倒れた時、私なら」


 ゴーストBST(エステル)「仲間として、友として為すべき事を成すか、と・・・」


 ゴーストBST(エステル)「当然答えた。ヒーローであってもなくても友達のためなら・・・」


 ゴーストBST(エステル)「そのために動くぞとっ!」


 ゴーストBST(エステル)「私は、私を信じる!皆との絆は絶対に途切れはしない!」


 ゴーストBST(エステル)「だから、戦うんだっ!最後までっ!」


 ダークゴースト(菱形)「・・・そうか。なら・・・」


 ―ドガアァアアアアンッ!!


 ゴーストBST(エステル)「っ!?」


 ダークゴースト(菱形)「うん・・・?」




 ネクロムSNZ(リーダー)「エステルッ!」


 ナル「すっごい!ピンポイントで会えた!」


 スペクターFDN(清ヶ)「ラッキーだな。しかも・・・アイツも居るしな」



 ゴーストBST(エステル)「清ヶ!よかった、目が覚めたんだな・・・!」


 スペクターFDN(清ヶ)「ああっ。リーダーと信長達にナルのおかげでな」



 ダークゴースト(菱形)「・・・」



 スペクターFDN(清ヶ)「よぉ・・・散々俺を利用してくれやがったな?」


 スペクターFDN(清ヶ)「>>843
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:56:02.60 ID:czQ9ObBtO
俺の分だけで済むと思うなよ?
みんなと挟美ちゃんの分までキッチリ落とし前をつけさせてもらうぜ
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:56:25.10 ID:XLJcxceTO
どんな野望かしらねえがしっかり仕返しさせてもらうからな
845 :1 [saga]:2021/08/01(日) 12:13:23.32 ID:Vkgopo/30
 スペクターFDN(清ヶ)「俺の分だけで済むと思うなよ?」


 スペクターFDN(清ヶ)「皆と挟美ちゃんの分までキッチリ落とし前をつけさせてもらうぜ!」


 ネクロムSNZ(リーダー)「あっ、挟美の救出は?」


 ゴーストBST(エステル)「無事に成功しているぞ。ただ、まだ目覚めてはいないから」


 ―バンッ!

 薬丸「あっ!皆居るっ!清ヶも!」


 ゆみ「よかった・・・!」


 挟美(禍斗)「ご主人様。ご無事で何よりです」


 スペクターFDN(清ヶ)「!?。は、挟美ちゃん・・・!」


 ネクロムSNZ(リーダー)「ど、どうして・・・さっきまだ目覚めていないって」


 ゴーストBST(エステル)「そうだ。この中に魂を保管しておいて」


 ゴーストBST(エステル)「今は擬似魂魄・・・私の使い、禍斗が憑依しているんだ」


 ゴーストBST(エステル)「すまない、清ヶ。緊急だったからこうするしか・・・」


 スペクターFDN(清ヶ)「・・・気にすんな。後で戻してくれたら」


 ―ギュッ

 スペクターFDN(清ヶ)「えっ・・・?」


 挟美(禍斗)「・・・」


 スペクターFDN(清ヶ)「・・・な、何で抱きついて、強く見つめてるんだよ」


 挟美(禍斗)「わかりません。ですが・・・脳内にドーパミンの分泌を確認しました」


 挟美(禍斗)「貴方をこの身体の持ち主は、とても愛しているからだと推定します」

 
 スペクターFDN(清ヶ)「・・・それに影響してるから、って事か?」


 挟美(禍斗)「>>845
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:17:50.98 ID:XLJcxceTO
私の気のせいかもしれませんが胸の高鳴りのようなものも強く感じます
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:18:29.69 ID:N1/bQU4lO
あなたの声を聞くだけでとても落ち着くのでしょう
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:18:51.36 ID:czQ9ObBtO
私自身もあなたをもっと知りたいです
849 :1 [saga]:2021/08/01(日) 12:50:14.30 ID:Vkgopo/30
 挟美(禍斗)「はい。私自身でも理解不能ですが・・・」


 挟美(禍斗)「心臓の鼓動が高鳴るようなものを強く感じます」


 スペクターFDN(清ヶ)「・・・ヘヘっ。他人からそう言われると変な感じがすっけど・・・」


 スペクターFDN(清ヶ)「悪くねぇな。・・・挟美ちゃんの身体、守ってくれて」


 スペクターFDN(清ヶ)「ありがとな」


 挟美(禍斗)「はい」


 ―ゾ ゾ ゾッ・・・
 
 眼魔コマンド「ヴアァア・・・」


 ゆみ「って危な!」


 ―ドカァアッ!!

 ―ボシュウゥ・・・


 スペクターFDN(清ヶ)「・・・え?」


 挟美(禍斗)「ご主人様からのご命令ですので。必ず守ります」


 ネクロムSNZ(リーダー)「な、なん・・・?」


 ゴーストBST(エステル)「禍斗が憑依している事で、常人よりも身体能力が高くなるんだ」


 ゴーストBST(エステル)「だから、今の状態なら戦えるぞ。傷も付かないからな」


 ゆみ「うん。怪人に変身してた私の妹の攻撃も受け止めてたし・・・」


 スペクターFDN(清ヶ)「・・・今、正に見たから信じるしかないだろ」
 

 スペクターFDN(清ヶ)「じゃ・・・一緒に戦ってくれ。禍斗」


 挟美(禍斗)「はい。・・・清ヶさん」


 薬丸「(わ、何か挟美ちゃんが清ヶさん呼びするのすごい違和感・・・)」


 ネクロムSNZ(リーダー)「まぁ、それはそれとして・・・皆!行くぞっ!」


 スペクターFDN(清ヶ)「アイツには、こいつで借りを返してやる」


 ネクロムSNZ(リーダー)「ボクも友情の力を見せてやる・・・!」


 ゴーストBST(エステル)「その眼魂は、どこで手に入れたんだ?」


 ネクロムSNZ(リーダー)「>>848
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:16:06.68 ID:N1/bQU4lO
奇跡かな
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:19:11.14 ID:uCbmrqqeO
僕のとっておきだよ、いざというときに使おうなんてね
852 :1 [saga]:2021/08/01(日) 13:59:08.02 ID:Vkgopo/30
 ネクロムSNZ(リーダー)「ん〜・・・奇蹟的にかな?僕のとっておきだよ」


 ネクロムSNZ(リーダー)「この眼魂のおかげで清ヶを元に戻せたんだ」


 ゴーストBST(エステル)「そうか。・・・それなら、2人が預けている眼魂は使わないのか」


 スペクターFDN(清ヶ)「ん?まぁ、そういう事だな。信長達には悪いけど・・・」


 ゴーストBST(エステル)「いや、私となら皆で戦える!」


 ネクロムSNZ(リーダー)「え?どうやって・・・?」 


 ゴーストBST(エステル)「見てくれたらわかる」


 ゆみ「私も一緒に戦うよ!妹が託してくれて、変身出来るようになったから」


 ゴーストBST(エステル)「そうなのか。よし!一緒に戦おう!」


 ゆみ「うんっ!」スチャッ



 ダークゴースト(菱形)「あっ。それは・・・」



 『GEAR ENGINE!』

 『GEAR REMOTE CONTROL!』


 『FUNKY MATCH!』


 ゆみ「潤動!」

 『FEVER!』

 『PERFECT!』


 ヘルブロス(ゆみ)「これが・・・強化変身・・・!」


 ヘルブロス(ゆみ)「ヘルブロス・・・!」 
853 :1 [saga]:2021/08/01(日) 14:09:29.02 ID:Vkgopo/30
 『DIVE TO DEEP』

 
 『アーイ!』

 『ギロットミロー!ギロットミロー!』

 
 『ゲンカイガン!ディープスペクター!』

 『ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!』


 DPスペクター(清ヶ)「フッ・・・!」



 『STAND BY』

 『YES SIR・LOADING』


 『友情カイガン!バースト!』

 『MEGA ULORD』


 『俺らバースト!友情ファイーヤ!止めてみせるぜお前の罪を!』


 ネクロム友情BST(リタ)「ハァッ・・・!」
  



 ゴーストBST(エステル)「皆!全員集合だ!」

 
 ムサシ魂「(よかろう!各々方!エステル達に力を貸そうではないか!)」


 エジソン魂「(OK!)」


 ロビン魂「(ああっ!)」


 ニュートン魂「(もちろんだとも!)」


 ビリー・ザ・キッド魂「(イエア!)」


 ベンケイ魂「(うむ!)」

 
 ゴエモン魂「(あいよっ!)」


 リョウマ魂「(おうっ!)」


 ヒミコ魂「(ええっ)」


 ツタンカーメン魂「(うん!)」

   
 ノブナガ魂「(うむ!)」


 フーディーニ魂「(ああっ!)」


 グリム魂「(よし!/うん!)」


 サンゾウ魂「(ええっ)」

 
 ムサシ魂「(エステル!ワシらの魂を受け取れ!)」
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:11:30.54 ID:uCbmrqqeO
こういうのすごく良い…!
855 :1 [saga]:2021/08/01(日) 14:21:46.91 ID:Vkgopo/30
 『グレイトフル!』


 『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』
 
 『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』


 ゴーストBST(エステル)「変身ッ!」

 
 『全カイガン!』

 
 『ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!』


 『ダ〜イ〜へ〜ンゲ〜〜!』


 ゴーストGTF(エステル)「ハァアッ!!」




 ダークゴースト(菱形)「何だあれ・・・?偉人達を全身に纏っている・・・?」

 
 
 ゴーストGTF(エステル)「これが偉人達との絆の力だっ!」


 我ら思う、故に我ら在り
 (http://www.youtube.com/watch?v=LKcCTMVJKKs)


 ゴーストBST(エステル)「私達は負けはしないっ!」


 ゴーストBST(エステル)「命、燃やすぞっ!」



 DPスペクター(清ヶ)「俺の生き様、見せてやるっ!」


 
 ネクロム友情BST(リタ)「心の叫びを聴けっ!」



 ヘルブロス(ゆみ)「妹のために、皆のために・・・っ!」



 ナル「ヤっくん、背中は任せて!」


 薬丸「ええっ!禍斗、アンタも頼むわよ!」


 挟美(禍斗)「わかりました」


 

 ◎ 偶数
 △ 奇数

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:14.80 ID:uCbmrqqeO
いけ!
857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:20.57 ID:vuFCKRqJO
それ
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:30.71 ID:2t8bcbs4O
ほい
859 :1 [saga]:2021/08/01(日) 15:44:22.49 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「待ったなしで一気に叩くぞ!」


 DPスペクター(清ヶ)「ああっ!」


 ネクロム友情BST(リタ)「うんっ!」


 『メガマブシー!メガマブシー!』

 『闘魂ダイカイガーン!』


 『メガオメガシャイン!』


 ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアッ!!」


 ―ズバァアアアッl!!


 オレゴースト眼魂と闘魂ブースト眼魂を2つをデュアルアイソケットに装填し
 ギガシェイドを閉じる。刀身のクァンタムプロミレンスにエネルギーが蓄積されていく。
 下から斜めに振い上げ、刃から斬撃を飛ばしゾロゾロと迫ってきている眼魔コマンド達を
 斬り裂いた。
 腰部分を境に斬り裂かれた部分から黒い液体を飛び散らし、眼魔コマンド達は黒い煙となり
 消滅していった。
 


 『メガハゲシー!メガハゲシー!』

 『極限!ダイカイガン!』


 『ギガオメガダマ!』
  

 DPスペクター(清ヶ)「デアリャァアアッ!!」


 ―ギュルルルルルッ!

 ―ギュォオオオオオオオンッ!!


 ブラスターモードのディープスラッシャーにスペクター眼魂とディープスペクター眼魂の
 2つをデュアルアイソケットに装填し、ギガシェイドを閉じる。
 クァンタムバレルに増幅させたエネルギーを、ハイブレンダーファーネスから送り込み
 充填させ、紫色の稲妻を放電させる強力なエネルギー弾を発射した。
 エネルギー弾は1体の眼魔コマンドに命中するとその周囲の眼魔コマンド達を巻き込んで
 爆発を起こし倒した。


 『DAIKAIGAN』
 
 『OMEGA CLASH』


 ネクロム友情BST(リタ)「テァアアアアッ!!」


 ―ギュオンッ ギュオンッ ギュオンッ!

 ―ドギュウウゥウウウンッ!!


 友情バースト眼魂をガンガンキャッチャーに装填し、ディサイダーグリップを握りしめ
 勢いよく突き出す。
 シーズフィンガーズに金色のエネルギーによって形成された掌が現れて、伸びて行く先に
 居る眼魔コマンド達を握り潰した。
 大爆発を起こし、眼魔コマンドは殲滅され残されたのはダークゴーストのみとなる。


 ダークゴースト(菱形)「あらら・・・あっさりやられちゃった」


 ゴーストGTF(エステル)「>>860
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:20.52 ID:VnioONCMO
どうだ、これがお前の持っていない力だ!
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:40.01 ID:2t8bcbs4O
観念しろ、しっかりここで成敗してやる
862 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:20:51.05 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「どうだ!これがお前の持っていない力だ!」


 ゴーストGTF(エステル)「観念しろ。お前の負けだ!」



 ダークゴースト(菱形)「・・・」


 『ダイカイガン!』

 『オメガドライブ!』


 ダークゴースト(菱形)「負けるなら・・・潔くがいいかな」


 ダークゴースト(菱形)「その方が都合がいいんだ」



 ゴーストGTF(エステル)「幹比古・・・それが望みならば・・・!」


 『全ダイカイガン!グレイトフル!』

 『オメガドライブ!』


 ゴーストGTF(エステル)「私達は手加減などしないっ!」


 ゴーストGTF(エステル)「清ヶ!リーダー!」


 『ダイカイガン!ディープスペクター!』

 『オメガドライブ!』


 『友情ダイカイガン!バースト!』

 『オメガドライブ!』


 DPスペクター(清ヶ)「倍返しだっ。つりごと持ってけッ!」


 ネクロム友情BST(リタ)「僕らの友情の力を受けてみろッ!」


 3人の背後にそれぞれの異なる紋章が出現し、そこから前傾姿勢で前に出している利き足に
 エネルギーが収束していく。
 紋章はエネルギーが全て収束されると消滅した。
 ゴースト、スペクター、ネクロムは高く跳び上がり、エネルギーによって発光している足を
 突き出す。


 ダークゴースト(菱形)「ハァアアアアアアアッ!!」



 ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアアアアッ!!」


 DPスペクター(清ヶ)「デァァアアアアアアアアッ!!」


 ネクロム友情BST(リタ)「タァァアアアアアアッ!!」



 ―ドガァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!


 ◎ 14〜51orゾロ目
 × ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:34.98 ID:2t8bcbs4O
意外と厳しい?
864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:47.33 ID:VnioONCMO
許容範囲が狭い…
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:23:04.06 ID:HDCjroTXO
52〜98はNG?
866 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:41:35.17 ID:Vkgopo/30
 同じ様に飛び蹴りを繰り出すダークゴーストの足からは黒く燃え上がる炎が灯っていた。
 ダークゴーストのライダーキックとトリプルライダーキックが炸裂し、衝撃波が室内に
 響き渡った。

 ダークゴースト(菱形)「グゥゥ・・・!ウオアアアアアアアアッ!!」


 ―ギュオォオオオオオオオオオオッ!!


 ゴーストGTF(エステル)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 DPスペクター(清ヶ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 ネクロム友情BST(リタ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」


 3対1と、力の差があるにも関わらずダークゴーストは渾身に力でキックを続けていくが
 ゴースト達は蓄積させたエネルギーの出力を最大まで解放する事によって、更に強く
 発光させながらダークゴースト目掛けて加速する。 


 ―ドガァアアアッ!! ドガァアアッ!! ドガァアッ!! ドガァアアアアアッ!!


 ダークゴースト(菱形)「グアァアアアアアアァアアアアッ!!」


 ―ドガァアアアアアアアアアアアアアッ!!

 そして、ダークゴーストのキックの威力が弱まった瞬間に、均衡が破れ姿勢が崩れた
 ところを狙いゴースト達はダークゴーストの胸部に叩き込む。
 トリプルライダーキックを叩き込み、そのまま船内の壁を次々と破りながら突き進み
 船内の端になる箇所の壁を最後にゴースト達はキックを止め、着地する。
 ダークゴーストは壁に壁にめり込み、全身から火花を散らしながら俯せに倒れた。

 
 ―ドサッ・・・!

 ダークゴースト(菱形)「あ、ぐっ・・・!」


 ダークゴースト(菱形)「・・・ハハ・・・」


 ―ドガァアアアアアアアアアアンッ!!

 最後は両手をついて上半身を起こそうと粘るが、力尽き倒れたと同時に爆発が起きて
 通路を爆煙が覆った。
 

 ゴーストGTF(エステル)「・・・」


 DPスペクター(清ヶ)「・・・殺っちまったか?」


 ネクロム友情BST(リタ)「・・・いや」



 菱形「っかふ・・・がはっ・・・!」


 菱形「っ、は・・・うぐっ・・・」



 DPスペクター(清ヶ)「・・・お前、最後の一撃・・・」


 ゴーストGTF(エステル)「>>867」 





 >>865 はい。あと01〜13もOut。ま。ゾロ目だからセーフなり
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:44:44.46 ID:2t8bcbs4O
みねうちって奴だな、ここで何も聞かずに終わらせるのは私としては忍びない
すべて話してもらおうか
868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:45:01.67 ID:+jUvcGs9O
ああ手を抜いたぞ
869 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:18:09.22 ID:Vkgopo/30
 ゴーストGTF(エステル)「ああ。峰打ちという奴だ」


 ネクロム友情BST(リタ)「どうして、そんな事を」


 ゴーストGTF(エステル)「何かを知っているようなんだ。今回の黒幕の陰謀を」


 ゴーストGTF(エステル)「だから、ここで何も聞かずに終わらせるのは・・・」


 『オヤスミー』

 
 エステル「私としては忍びないと思ったんだ。・・・幹比古、全て話してもらおうか」


 『オヤスミー』

 ―ギュウウゥン・・・

 清ヶ「全部吐けよ。でないと、次はマジで殺すぞ」


 リーダー「ライダーを学園都市から追放するなんて・・・一体何を考えているんだ」


 菱形「・・・っ、あぁ・・・そうだね、うん」ゴロン


 菱形「簡単に話すと、亡本さんの展開してる・・・事業の利益をもっと得るため、かな」


 菱形「けど、亡本さんの事業は大抵・・・非合法だし、バレる訳には、いかない・・・」


 菱形「だから、警備員は外してライダーを、追い出す打算を出したんだ」


 リーダー「・・・なるほど、それで強気になったあんな会見を・・・!」


 エステル「・・・まだ隠しているだろう?お前の大事なものを守るためと、言っていたな」


 菱形「・・・はぁ・・・蛭魅を、殺すと言われたんだ。爆発物でね、うん」


 エステル「何・・・!?」


 菱形「それも悪趣味に、蛭魅が好きそうなアクセサリーを身に付けさせて・・・」


 菱形「自宅にも、学校にも仕掛けてる、ってさ・・・」


 菱形「・・・だから、協力せざる得なかったんだよ、うん・・・」


 清ヶ「>>870
870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:19:33.05 ID:2t8bcbs4O
あの外道そんなことしやがってるのか、挟美ちゃんだけじゃなくて
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:20:35.89 ID:+jUvcGs9O
俺を手駒にしようとしたのは亡本を倒すための協力者というのもあったのか?
872 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:38:56.05 ID:Vkgopo/30
 清ヶ「あの外道そんな事しやがってたのか・・・挟美ちゃんだけじゃなくて・・・!」


 リーダー「もう許される事じゃないよ。終身刑じゃ、生温く思う・・・!」


 菱形「っ、ゴフッ・・・」


 清ヶ「・・・おい。俺を手駒にしようとしたのは・・・」


 清ヶ「亡本のクソ野郎を倒すための協力者が必要だったっていうのもあったのか?」


 菱形「・・・っ、はは・・・」


 エステル「・・・何故、それを言ってくれなかったんだ・・・!」


 菱形「僕の舌には、通信機が埋め込まれていて・・・話すに話せなかったんだ」


 菱形「バレたら蛭魅を殺されて、いたから・・・まぁ、もう大丈夫だよ」


 リーダー「何が大丈夫だって言うんだい?今、この会話を聴かれてるなら妹が」


 菱形「僕が死ねば、その爆弾も強制的に自滅する仕組みにしてあるんだ。うん・・・」


 エステル「なっ・・・!?」


 菱形「なんとも・・・慈悲的だよ、亡本さんは。蛭魅だけは解放してくれたんだから」


 リーダー「・・・死んだら、妹には会えなくなるだよ?いいのかい?」


 菱形「・・・。・・・うん・・・エステル。これを」


 エステル「!。これは、ア、むぐっ・・・!?」


 菱形「・・・僕は眠る事にするよ。・・・だから・・・この身体は、頼んだ・・・」


 菱形「それと・・・このベルトも、好きに使いなよ・・・」カチャッ


 エステル「・・・>>873
873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:40:40.19 ID:+jUvcGs9O
それは使えない、私には私のものがある
起きるときまで預かってやる
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:41:07.18 ID:etoHB1xTO
…ああ、そうする
必ず助けてくるから安心しろ
875 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:53:52.13 ID:Vkgopo/30
 エステル「・・・ああっ、そうする。私には私のものがあるが・・・」


 菱形「・・・蛭魅には、ごめんって言っておいてくれるかな?」


 エステル「おい、そんな事を言うんじゃない。必ず助ける!」


 菱形「・・・」クスッ


 菱形「・・・もう、十分だよ・・・ありが、と・・・」

 ―ガクッ・・・


 エステル「・・・幹比古っ」


 ―シュッ シュッ ギュオオォン・・・

 ―シュウウゥゥ・・・


 エステル「・・・」


 清ヶ「エステル、何やったんだ・・・?」


 エステル「・・・挟美と同じ方法で、眼魂に幹比古の魂を保管した」


 リーダー「え・・・!?」


 エステル「死とは、あくまで魂が肉体から離れただけだからな」


 エステル「この身体の状態を治療すれば、心臓も正常に動く状態となって」


 エステル「そこに魂を入れ直せば・・・」


 リーダー「・・・そうか、爆弾を自滅させるために死ぬ事を・・・」


 清ヶ「危ない賭けをしやがるな・・・ったく」


 ―・・・タッ タッ タッ!

 挟美(禍斗)「ご主人様、ご友人2人」


 薬丸「3人ともっ!大丈夫!?」


 ナル「こっちは何とかなったよー!・・・って、あ!その人・・・」


 ゆみ「し、死んだの・・・?」


 エステル「今はな。・・・全てが終わり次第、息を吹き返すはずだ」


 ゆみ「ど、どういう事・・・?」


 ―ドオォオオオオオンッ・・・!

 ―グラグラ・・・ グラグラ・・・

 薬丸「キャッ!な、何?地震・・・!?」


 リーダー「いや・・・多分、一方通行はまだ戦ってるんだ」


 エステル「>>876
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:12.92 ID:2t8bcbs4O
こちらは落ち着いたが待ってるだけでは良くないな…行くか!
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:33.37 ID:5PUcwIiyO
アイツだけほっておくのは出来ないし行くぞみんな
878 :1 [saga]:2021/08/01(日) 19:16:16.58 ID:Vkgopo/30
 エステル「こちらは落ち着いたが、一方通行を放っておく事は出来ないな」


 エステル「行くぞ、皆!」


 清ヶ「ああっ」


 リーダー「わかった」


 薬丸「ええっ!」


 ナル「よーしっ!」


 ゆみ「うんっ!・・・あれ?エステルさん、ポケット光ってるけど・・・?」


 エステル「ん?・・・あっ!」ゴソゴソッ


 挟美眼魂「(あっ!エ、エステルさん!それに、皆!)」


 清ヶ「挟美ちゃんの声がする!?」


 エステル「言ったじゃないか。挟美の魂はこの中に保管してあると」


 挟美(禍斗)「なので、彼女の声であるのは当然です」


 挟美眼魂「(え、えっと、私どうなってるの?というか私がどうしてそこに居るの!?)」


 薬丸「あぁ、えっとー・・・ちょっと立て込んでて・・・」


 ナル「んっと、挟美は今目玉になってるかな」


 挟美眼魂「(>>879)」
879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:27:47.29 ID:5PUcwIiyO
あの清ケくんが持ってた目玉!?
えーっとでも意外と心地は悪くないかも…
880 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:11:53.69 ID:Vkgopo/30
 挟美眼魂「(あ、あの、エステルさん達が使ってる、あの目玉!?)」


 清ヶ「そうそう、眼魂な。それになってるんだよ」


 エステル「安心しろ。すぐにこの身体に戻せる」


 挟美眼魂「(そ、そっか・・・よかったぁ・・・)」


 清ヶ「大丈夫だって。たとえ挟美ちゃんが一生そのままでも、俺は愛してるよ」クスッ


 挟美眼魂「(せ、清ヶ君・・・//)」ポッ


 ゆみ「(目、だけに?Eyesってかけて・・・)」プフッ


 エステル「ただ、薬を体内に注入しないとお前を身体に戻しても、また眠ってしまうんだ」


 エステル「禍斗」


 挟美(禍斗)「はい」プスッ、チュニュー・・・


 ナル「うおわ!?自分で打つのはボク無理・・・」


 清ヶ「もうちょい丁寧に扱ってくれよ・・・」


 挟美(禍斗)「・・・解毒剤投与、完了しました。これでいつでも入れ替わり可能です」スッ


 挟美眼魂「(あ、ありがと・・・)」


 薬丸「それじゃあ・・・挟美はここに居ると危険だし、姫戯が居るところに」


 エステル「・・・いや、待ってくれ」


 薬丸「え・・・?」


 ナル「どうしたの?」


 エステル「・・・清ヶ、挟美」


 清ヶ「なんだ?」


 挟美眼魂「(何・・・?)」


881 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:38:12.41 ID:Vkgopo/30




 ―ザシュッ! ブチィッ・・・! ブツッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「グルァアアッ!!」


 ―ブチィッ!

 アマゾンNEO(アルファル)「ハァッ・・・!」


 ―キュララララッ・・・! キュラッ・・・!

 アマゾンNEO(アルファル)「しつこいっ・・・!」


 ―ダダダッ・・・!

 アマゾンNEOは斬り裂き続けても未だ、追いかけてくる針金に怒りの声色を上げると
 走り出した。
 連続で攻撃するより、船内を駆け回って伸し続けた所で斬り落とす作戦を思いついたのだ。
 通路を駆け抜け、時折壁をぶち破って反対側の通路へ出たりするが、それでも針金は
 追いかけ続け、そのデッキの通路全体にまで張り巡らされていく。
 そして、アマゾンNEOは再び壁をぶち破った。


 ―ドカァアアッ!

 ―ガシャァーン! カラカラッ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「グゥッ!・・・ハッ・・・」



 「「「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」」


 「・・・キ」


 「「「「「キャァアアアアアアアアアアッ!」」」」」



 アマゾンNEO(アルファル)「(しまった!まさかこんな所に・・・!)」


 アマゾンNEO(アルファル)「(>>882)」
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 20:55:23.47 ID:S7F9Mi04O
この人たちに被害を与えないようにしないと、私にだけ目を向けさせて…
883 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:06:02.61 ID:Vkgopo/30
 アマゾンNEO(アルファル)「(この人達に被害を与えないようにしないと・・・)」


 アマゾンNEO(アルファル)「(私にだけ来るように離れて)」


 ―ピトッ

 アマゾンNEO(アルファル)「え・・・?」


 「あぁ、なんて筋肉質で美味しそうなの・・・!」


 「これは是非とも食べてみたいわ!」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・は?」


 「奥様!独り占めなんていけませんわ!私もこれを食べてみたいのですから!」


 ―ガヤガヤ ガヤガヤ

 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」 


 「おい!今すぐ捕獲しろ!」


 「大人しくしていろ!今すぐ仲間のところに連れ戻してや」


 ―ジャキ・・・ッ!
 
 「・・・ひぃっ!?」ヘタ・・・


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・」フーッフーッ


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・グウゥゥウッ!」




 ◎ 50以上orゾロ目
 △ ↑以下

 ↓2まで(コンマが高い安価で決定)
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:09:51.56 ID:S7F9Mi04O
そりゃキレるわな…
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:10:05.50 ID:5PUcwIiyO
アルファルが少し不憫
886 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:30:25.76 ID:Vkgopo/30
 アマゾンNEO(アルファル)「今すぐ・・・失せろオォオオオオオオオオオオッ!!!」


 ―バシュッ! バシュッ! バシュバシュッ! バシュバシュバシュッ!

 ―ザクッ! バリーンッ! ガシャン! ドカァッ! バキィッ・・・!


 アマゾンNEOが叫ぶと、全身の装甲の関節部から無数の触手が飛び出した。
 それはその会場全体を覆い尽くすまでに伸びて、テーブル、壁、天井、床を斬り付け
 テーブルの上に置かれていた多種多様な料理もめちゃくちゃにする。
 しかし、触手は周囲の船客やウエイター達を誰1人殺さず、傷つけたりもしていない。
 
 アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアアアアアアアッ!!」


 「「「「「うわぁあああああ!!」」」」」

 
 「「「「「イヤァアアアアアアアアッ!!」」」」」


 ―ドタドタッ! ドタドタッ!

 ―グシャッ! グチュッ! 


 「ぎゃんっ!」

 ―ドカッ! ドコッ!

 
 アマゾンNEOの攻撃で錯乱状態に陥った船客やウエイター達は一目散に逃げ始めた。
 床に散らばった料理を踏みつけ、先を走って転んでしまった人も踏みつけてる事を
 気にせず会場から逃げていく。
 そして、会場に居た全員が居なくなり、アマゾンNEOだけが残された。
 アマゾンNEOは、息を荒げながら間接部から伸ばしている触手を縮小させていく。


 ―シュルルルル・・・

 アマゾンNEO(アルファル)「フーッ・・・!フーッ・・・!」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・グゥウウッ!」


 アマゾンα(オッレルス)「よく耐えたな。すごいじゃないか」


 アマゾンα(オッレルス)「誰1人、殺さず傷つけずに追い払うなんて」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・>>887
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 07:20:21.09 ID:MNeK8jTXO
ママならきっとこうすると思ったから…
ああいう人は叩きのめしたいけど私の手を汚すことはないかなって
888 :1 [saga]:2021/08/02(月) 08:13:29.18 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンNEO(アルファル)「・・・ママならきっとこうすると思ったから」


 アマゾンNEO(アルファル)「あんな人達なんて、叩きのめしたいけど・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「私の手を汚す事はないかなって、冷静に考えただけだよ」


 アマゾンα(オッレルス)「そうだね。彼らは人間によって裁かれるべきなんだ」


 アマゾンα(オッレルス)「君は、仮面ライダーとしての本質を守れる事も出来たよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・誰か、1人でも殺してたら、貴方は私を殺してたの?」


 アマゾンα(オッレルス)「・・・1人くらいなら、大目に見てあげるよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・これから1人、アマゾンになった人を殺すけど・・・」


 アマゾンNEO(アルファル)「いいんだね?」


 アマゾンα(オッレルス)「アマゾンになっているなら、もう人ではない」


 アマゾンα(オッレルス)「好きにしていいよ。・・・あぁ、そういえば彼はどこかな?」


 アマゾンα(オッレルス)「ほら、瞳が赤い真っ白な」


 アマゾンNEO(アルファル)「別の所でまだ戦ってると思うよ。・・・あれがまだ居るから」


 ―キュララララッ キュラッ

 アマゾンα(オッレルス)「そうか。わかった、手伝うよ」


 アマゾンNEO(アルファル)「・・・奥さんに怒られない?戻らないといけないんじゃ」


 アマゾンα(オッレルス)「>>889
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 12:26:23.80 ID:o2lPhZHhO
怒るだろうけど、あの子も僕のすることを理解してくれるから平気だよ
…きっとね、うんきっと
890 :1 [saga]:2021/08/02(月) 12:46:58.13 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンα(オッレルス)「あはは・・・まぁ、うん。怒られるだろうね」


 アマゾンα(オッレルス)「けど、彼女も僕の行いを理解してくれるから・・・きっと平気だ」


 アマゾンNEO(アルファル)「そっか。じゃあ・・・お願いっ。戦って!」

 ―ジャキンッ
 

 アマゾンα(オッレルス)「ああっ」


 

 -エスコフィエ号 Eデッキ-

 アマゾンΩ(一方通行)「ヴグォァアアッ!」


 ―ザシュッ! バツンッ! ブチィッ!


 アマゾンΩ(一方通行)「ハァァッ・・・!」


 ―チカチカッ・・・

 アマゾンΩ(一方通行)「チィッ・・・」


 アマゾンΩ(一方通行)「(身体ン中のタンパクが少なくなって来やがった!)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(変身解いて戦うってのもいいが・・・それじゃァ、意味がねェ)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(亡本の野郎が気に食わねェと思ってる)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(ライダーのままで勝負をつけてェンだッ・・・!)」


 ―キュラララッ! キュキュンッ! キュラッ!

 ―ザシュッ! ザシュッ! ズバァッ!

 アマゾンΩは無数に襲いかかってくる針金を斬り裂きながら、通路を走り出す。
 時折、より接近してきた針金を斬り裂きつつも走っていく。
 曲がり角へ入り、そのままその先にある扉へ体当たりするようにぶち破った。

 ―バァァーーンッ!!

 ―ガシャァアーンッ! ドカァッ・・・!


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・あァ?ここは・・・厨房か」


 アマゾンΩ(一方通行)「(何か食えるモンがあるはずだっ。・・・よし、卵だ)」


 アマゾンΩ(一方通行)「(・・・あン?・・・そォだなァ、肉もタンパクになるか)」


 アマゾンΩ(一方通行)「・・・」



 
 SELECT

 卵
 肉

 ↓3まで(多数決)
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:26.02 ID:ExKa9QXmO
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:30.77 ID:o2lPhZHhO
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:45.25 ID:uNOHkdR0O
894 :1 [saga]:2021/08/02(月) 19:08:31.25 ID:VdXhOFCN0
 アマゾンΩ(一方通行)「・・・鶏肉のがタンパク豊富だよな」


 ―シュウウゥゥ・・・

 一方通行「ちっ、強制解除されちまったか・・・」


 一方通行「なら、適当に焼いて食うか。生でもまぁ、食えやしねェみたいだが・・・」


 一方通行「・・・流石に意識があると抵抗があるなァ」


 一方通行は床に落ちていた大きめの中華鍋とその蓋を拾い上げ、丸鶏を投げ入れた。
 水を適当に入れて蓋をするとその上に手を置き、ベクトル操作で中の空気を圧縮させる。
 圧縮された空気が圧縮熱によって、分子が速く動くようになり鍋の中の温度が上昇して
 蓋の隙間から湯気が噴き上がってきた。
 数秒して、蓋を捨てて丸鶏を確認する。湯気が立ちこめる鍋の中には十分に蒸された丸鶏が
 白く変色していた。
 それを一方通行は掴み上げるや否や、皮越しに背肉に喰らいつき噛み千切る。

 ―ブチィッ ムシャムシャッ


 一方通行「ンぐっ!ふぅっ、むぐっ・・・!」


 丸鶏をひっくり返して胸肉も喰らい、ポッカリ空いた部分から覗くお目当てのタンパクが
 最も多く含まれているササミを見つる。
 口にまだ含んでいるにも関わらず、そのままササミに喰らいつき、少し噎せながらも
 食べていく。
 そして、残った部分の肉も噛み千切って食べ尽くし、骨を投げ捨てる。


 一方通行「っ、ッハァァ・・・」


 一方通行「>>895
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:15:36.08 ID:ExKa9QXmO
くそ、まだ十分じゃねェ…
俺としたことがこンなみっともねェなンてな
896 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:31:13.10 ID:VdXhOFCN0
 一方通行「クソ、みっともねェ喰い方して腹八分目もいかねェか・・・」


 一方通行「まァ・・・変身して一撃浴びせられるくらいなら出来るはずだ」


 一方通行「それまでは・・・」


 ―ゾゾゾ ゾ ゾ・・・ッ

 一方通行「腕だけでやり過すしかねェなァ」


 ―キュララララッ! キュラッ ギュラッ・・・

 一方通行「よォ、待たせたなァ。俺はここだぜ」


 一方通行「全部引き千切ってやらァッ!」


 ―キュキュンッ!

 ―ガシッ!


 ―ブチィッ!

 一方通行「ギャハハハハハッ!!」

 ―ブチッ! ブチブチィッ・・・!




 -エスコフィエ号 亡本の自室-

 ―ズズ・・・ ズン・・・

 「な、亡本様!このままではエスコフィエ号が!」


 亡本「・・・」

 ―スクッ


 亡本「ボートを用意しろ。港へ退避する」


 「わ、わかりました。じょ、乗客の皆様にもご用意を」


 亡本「私が先だ。客は放っておけ」

 
 「えっ!?そ、そんな!?」

 
 亡本「客よりも私の命が最優先だと覚えておけ。早くしろ」

 ―カツカツカツッ・・・
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:41:16.73 ID:ExKa9QXmO
悪役らしいなあ
898 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:45:23.79 ID:VdXhOFCN0



 -エスコフィエ号 Aデッキ-

 ―ドカァアッ!!


 ―ドシャァア! ドガァアアッ・・・!


 アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」


 アマゾンNEOαはエスコフィエ号の最上階の屋根へと辿り着き、咆哮を上げる。
 針金は先程まで伸ばしていた箇所よりも更に増え、全身から伸ばしているようだった。
 屋根を這って針金は一方通行達の所まで未だに伸びていき、攻撃は止まらないように見える。


 一方通行「アァアアアアッ!!」


 ―ザシュッ! ブチィッ!

 ―キュララララッ! キュキュンッ!


 一方通行「まだ伸びて来やがるのか・・・!」


 一方通行「(面倒くせェ・・・!どんだけ体内に入れてンだよ!)」


 ―ビギュンッ! ビギュンッ!

 一方通行「あ?・・・」クルッ


 リーダー「一方通行!よかった、やっと見つけたよ!」

 
 薬丸「なんか、切断されてる針金が沢山落ちてるんだけど・・・これ、何?」


 一方通行「・・・見りゃわかンだろ」


 ―キュララララッ! キュラッ! キュキュンッ


 ナル「うわ!?針金が勝手に動いてる!?」


 ゆみ「誰かが操って、攻撃してきてるの?」


 一方通行「ンなとこだ。・・・で、そっちは上手くやったンだな」

 
 挟美「ご、ご心配おかけしました・・・!」


 清ヶ「・・・悪かったな。1回、殺しちまいそうになって」


 一方通行「>>898
899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:58:07.80 ID:dMqY600+O
許すわけねェだろ
仕事増やすから覚悟しろよ
900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:59:15.94 ID:ExKa9QXmO
本気でかかってこられたのは悪くねェ、俺が弱かったのも分かったのは良い反省材料だしな
ただしやられたからにはやり返すぞ
901 :1 [saga]:2021/08/02(月) 21:31:02.92 ID:VdXhOFCN0
 一方通行「許すと思ってンのか?」

 
 清ヶ「・・・後でいくらでも相手してやるよ」


 挟美「清ヶ君・・・」


 一方通行「はァン・・・なら、仕事増やすから覚悟しろよ」

 
 清ヶ「・・・それだけでいいのか?」


 一方通行「本気でかかって来やがったのは悪くねェ。俺の弱さも理解出来て」


 一方通行「良い反省材料になったしなァ」


 清ヶ「・・・そうかよ。なら、いくらでもやってやるよ」


 一方通行「あァ。それよりもまずは・・・カマ野郎をぶっ殺すぞ」


 一方通行「あの姫戯の心臓に溜まってる液体を飲んで、暴走状態になっちまってンだ」


 清ヶ「アイツかっ・・・!」


 エステル「姿が見えないが、別のところから攻撃してきているのか?」


 一方通行「あァ。恐らくアマゾン特有の共鳴で俺を見つけてンだろうよ」


 ゆみ「た、倒せるの?あんな能力を使う相手に・・・」

 
 ナル「倒せないかなんて聴く必要はないよ!絶対に倒すんだから!」


 エステル「ああっ。必ず・・・私達の報いを受けさせてやるんだっ」


 薬丸「そういう事。でも、ナル?無茶はしないでよね」


 リーダー「一方通行、敵はどこから攻撃をしてきてるんだい?」


 一方通行「ちょっと待ってろ(反響による空間把握で・・・)」

 ―とんっ

 ―と ぉ ん・・・


 ―・・・キィン・・・


 一方通行「・・・屋上だ。先に行ってろ、もう2人こっち側についてる奴らを連れてくる」

 
 一方通行「この人数なら申し分ねェが・・・死ぬなよ」


 清ヶ「>>902
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