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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:59:06.97 ID:NMY6NIK2O
- ほい
- 703 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:02:59.54 ID:K2sNIQS50
- あ、逆算して答えていただきたい。
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 23:15:21.68 ID:NMY6NIK2O
- 77
- 705 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:18:47.44 ID:K2sNIQS50
- 正解。
今日はここまで
おやすみなさいませー
このスレでは出さないだろうなーって思ってましたが、まさかの登場です。
- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 07:37:39.11 ID:VQeNng3+O
- おつおつー
誰だ…
- 707 :1 [saga]:2021/07/25(日) 09:06:29.02 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「・・・!」
ゴースト(エステル)「挟美を眠らせたまま、動いてもらえばいいのか・・・!」
ゴースト(エステル)「(だが、魂を体に2つ入れる事は出来ない・・・)」
ゴースト(エステル)「(・・・いや、待てよ?確か・・・)」ゴソゴソ
ゴースト(エステル)「(じっちゃんから補給してもらったブランクの眼魂・・・)」
ゴースト(エステル)「(あった!よしっ!この中に一度、挟美の魂を保管すれば・・・)」
ゴースト(エステル)「挟美、少しの間だけだから我慢してくれ」
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」カサカサッ
薬丸「あっ、見つけたの?」
クモランタン「」カサカサッ
ゆみ「ど、どうしよう?ここから離れたらエステルさんと合流が・・・」
薬丸「・・・場所を把握してくるから、ここで待ってて」
薬丸「もしかすれば、エステルも見つけてるかもしれないから」
ゆみ「・・・わかった。誰かに見つかったら・・・その時は、やむなしだね」
薬丸「>>708」
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 09:57:35.71 ID:VQeNng3+O
- 見つからないように行けばいいんだよ、動かないと始まらないし…!
- 709 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:25:43.56 ID:FJQaCWzN0
- 薬丸「ええっ。ここに居る連中は容赦無く殺しにかかるわ」
薬丸「見つからないように行けばいいんだけだけど・・・」
薬丸「動かない事には始らないものねっ・・・!」
薬丸「もし、エステルが戻ってきたら蜘蛛を追いかけに行ったって伝えて!」
ゆみ「わかった!」コクリ
―タッタッタッ・・・!
ゆみ「・・・まみは多分、厨房に居るからそこに行かないと会えないよね・・・」
ゆみ「・・・帰ってきたら、一緒にお店で働いてもらいたいな〜」クスッ
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」チキチキッ
薬丸「え?・・・あ、そこの角の通路なのね」
薬丸「・・・」コソッ
DAアラウズ1「・・・時間だ。容態を確認するぞ」
DAアラウズ2「ああっ」
薬丸「!(マズい!このままじゃ挟美が・・・!)」
薬丸「(アイツらを凍らせて、ゆみの所に・・・!)」
―ウィィーーンッ
―ドカァアッ!!
DAアラウズ2「ゴハァッ・・・!?」
―ドサッ!
DAアラウズ1「うおっ・・・!?」
薬丸「え・・・?」
DAアラウズ1「き、貴様!何故目を覚ましているんだ!?」
挟美「・・・危険排除を実行。対象の五体への定着を再度開始」
挟美(?)「対象の五体への定着を確認」
挟美(禍斗)「薔薇渓谷家参式 禍斗・・・起動します」
- 710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 10:33:41.36 ID:VQeNng3+O
- あら意外
- 711 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:45:52.71 ID:FJQaCWzN0
- ―チャコッ
DAアラウズ1「動くなッ!正義の前に平伏せッ!」
挟美(禍斗)「危険を察知。危険排除の行動を開始します」
挟美(禍斗)「排除実行のため、筋力解放を行ないます」
DAアラウズ1「絶対正義は我らにありィイッ!」
―ガシッ
DAアラウズ1「ぐっ・・・!?」
ゴースト(エステル)「禍斗!」
挟美(禍斗)「はい」
―ドッ グシャアアッ!!
DAアラウズ1「ぁ・・・ぁ・・・」
―ドシャッ・・・
ゴースト(エステル)「不要な殺生としたかったが・・・お前は許されない事をした」
ゴースト(エステル)「死をもって償ってもらったぞ」
挟美(禍斗)「ご主人様。あそこにまだ1名居ます」
薬丸「・・・は、挟美?アンタいつからそんな武闘派に・・・?」
ゴースト(エステル)「薬丸?待っていてくれと言ったはずだろう」
薬丸「ご、ごめん、この蜘蛛が見つけたって教えてくれたから・・・」
ゴースト(エステル)「そうだったのか・・・ゆみはあの場で待っているんだな?」
薬丸「うん。だから、早く戻らないと」
挟美(禍斗)「ご主人様。こちらはお知り合いですか?」
ゴースト(エステル)「ああっ、私の友だ。お前が憑依している挟美の友でもある」
挟美(禍斗)「把握しました。ご主人様の友人、よろしくお願いします」
薬丸「・・・ア、アンタ誰よ!?挟美じゃないの!?」
挟美(禍斗)「>>712」
- 712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:26.69 ID:e5FIKbLKO
- そうですが?
- 713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:54.34 ID:VQeNng3+O
- 私はご主人さまに使える存在ですから、普段の彼女とは全く違いますよ
- 714 :1 [saga]:2021/07/25(日) 11:17:30.27 ID:FJQaCWzN0
- 挟美(禍斗)「はい。私は薔薇渓谷家参式 禍斗。ご主人様に仕える擬似魂魄です」
薬丸「ぎ、ぎじこんぱく?」
挟美(禍斗)「なので、この肉体を持つ本来の持ち主とは別の存在となります」
薬丸「・・・いや、全然意味がわからな」
挟美(禍斗)「ご主人様、ご主人様の友人。後方から2名、近付いてきています」
ゴースト(エステル)「っ・・・!」
薬丸「!」
スーシェフ「やぁ!やぁ!こんな所に居るとは・・・え?」
スーシェフ「・・・ひ、菱形さん?あ、あれ、なんで・・・?」
菱形「おやおや?・・・何で、その子は起きてるのかな?」
ゴースト(エステル)「まだ挟美自身は起きてはいない」
ゴースト(エステル)「今、動いているのは私の使いが憑依しているからだ」
ゴースト(エステル)「挟美は幽体離脱を利用して、魂を肉体から離し眼魂に保管したんだ」
薬丸「そ、そんな事出来るんだ(オカルトってやってやばいわね)」
ゴースト(エステル)「だから、お前が持っている解毒剤を渡せ」
菱形「・・・」
スーシェフ「ひ、菱形さん?まさか・・・」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:21.75 ID:VQeNng3+O
- ほい
- 716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:27.31 ID:e5FIKbLKO
- それ
- 717 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:16:59.33 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「・・・まっ、どっちにしろだしね。うん」
菱形「ほらっ」ポイッ
スーシェフ「えぇえ!?」
ゴースト(エステル)「っと・・・。・・・随分とあっさりだな」
薬丸「これ、ホントに解毒剤なんでしょうね?」
菱形「うん、そうだよ?僕が創った薬だから、間違いないね」
スーシェフ「ひ、菱形さん、なんで渡しちゃうんですか!?」
スーシェフ「あれ、食材にするのに・・・シェフに怒られちゃいますよ」アタフタ
菱形「まぁまぁ、そう慌てず。うん・・・ここからは、小細工は無しでいこうじゃないか」
ゴースト(エステル)「・・・ああっ。最初からそのつもりだ・・・!」
挟美(禍斗)「ご主人様。サポートします」
薬丸「ちょっと何言ってんのよ!?その体は挟美のなんだから怪我でもしたら」
ゴースト(エステル)「心配はいらない。禍斗が憑依していれば身体能力や語感が強化され」
ゴースト(エステル)「戦う事が出来る。禍斗、お前は薬丸と共闘してくれ」
挟美(禍斗)「わかりました」
薬丸「・・・ホントに大丈夫なんでしょうね。もう!」
菱形「スーシェフ。僕がライダーを引き受けるから、残りの2人は任せるよ」
スーシェフ「O、Oui・・・」コクリ
菱形「・・・エステル。こうなる展開はある程度、予想はしていたけど・・・」
菱形「>>718」
- 718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:14.30 ID:VQeNng3+O
- こちらとしては流石にこれ以上は引っかき回されたくないってことは理解できるね?
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:51.69 ID:e5FIKbLKO
- やりすぎだよ、ここまでされたらこっちの沽券にも関わるから譲れないよ
- 720 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:51:05.79 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「こちらとしては流石に、これ以上は引っかき回されたくないって事・・・」
菱形「わかってもらえるよね?」
スーシェフ「そ、そうだそうだ!お客様に迷惑だ!」
ゴースト(エステル)「黙れ。こんな事をしているお前達に聞く耳など貸さない」
ゴースト(エステル)「トラックに運ばれていたあの動物達は、全て」
ゴースト(エステル)「絶滅危惧種とされているのも知っている」
ゴースト(エステル)「・・・命の尊さを何だと思っているんだ」
菱形「それは僕じゃなしに、亡本さんに言ってほしいかな」
『ゴーストドライバー!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
菱形「僕を釈放してくれた、その分の借りは返したよ。うん」
菱形「だから・・・この戦いは・・・僕なりのケジメとして、相手をしよう」
菱形「変身」
『カイガン!ダークライダー!』
『闇の力!悪い奴ら!』
ゴースト(エステル)「ダーク、ゴースト・・・!」
薬丸「白くて如何にもなオーラ出してるわね・・・」
ダークゴースト(菱形)「さぁ・・・始めよう。エステル」
ゴースト(エステル)「ああっ・・・これで決着をつけよう。幹比古」
―ボオォオオオオッ・・・!
『一発闘魂!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
ゴースト(エステル)「>>721」
- 721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:00:21.89 ID:e5FIKbLKO
- 私のほうが正しいことを身を持って教えてやる!
- 722 :1 [saga]:2021/07/25(日) 13:28:35.66 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「お前の過ちは、私が身を以て教えてやる!」
『闘魂カイガン!ブースト!』
『俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
ゴーストBST(エステル)「薬丸、禍斗!あの肉ダルマは任せたぞッ!」
挟美(禍斗)「はい」
薬丸「わかった!」
『サングラッシャー!』
ゴーストBST(エステル)「ハァァアッ!」
『ガンガンセイバー!』
ダークゴースト(菱形)「フッ・・・!」
―ガキィンッ!
ゴーストとダークゴーストは鍔迫り合いをしたまま、通路の後方へと走っていく。
壁にぶつかりそうになった途端に反実体化し、壁を次々と透過して行った。
会議室に使うような広い部屋に着くと、そこでお互いに離れてそれぞれの武器を振い
室内に刃と刃がぶつかり合う音を響かせる。
スーシェフ「・・・さぁーて、俺も調理を始めようか」
―バンッ!
―ゴゴンッ ゴン ゴゴン ガン ゴゴン
薬丸「な、何の音・・・?」
挟美(禍斗)「水道管を流れる水が強制的に流され、あそこから放水されるようです」
薬丸「(水流操作系ね。・・・それなら)」
―プシィ・・・ シャアァァァ・・・!
◎ 30以上orゾロ目
○ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:34.07 ID:VQeNng3+O
- やっくんいいねえ
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:42.69 ID:e5FIKbLKO
- どりゃー!
- 725 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:14:20.99 ID:FJQaCWzN0
- ―ヴ ワ ッ
スーシェフ「この水竜軌道でお前らまとめて調理して」
―ガチンッ プシューッ
薬丸「っそら!」
―ブンッ!
―ヒュルルルルッ・・・
スーシェフ「ん?」
―プシャァアアアッ・・・!
薬丸は薬品などを収納しているウエストポーチから銀色の球体と試験管を取り出す。
表面にあるピットに試験管を填め込み、球体の中に注入すると試験管を外して
スーシェフに向かって投げ飛ばした。
それを目で追うスーシェフの頭上で球体の中心部分が割れて、無数の小さな穴から
注入されていた液体が霧状に散布される。
スーシェフ「・・・何のつもりだ?こんなので何が」
―シュワァァァ・・・
スーシェフ「・・・あれ?」
薬丸「残念でした〜♪アンタが使える水はもう蒸発して気化してありませーん」
薬丸「いくら水を持ってきたとしても、また同じパターンで意味ないわよ」
スーシェフ「・・・」
スーシェフ「(ま、不味い・・・)」ダラダラ
スーシェフ「(も、もう一度パイプから水を引っ張り出さなけないと!)」
―ザッ
スーシェフ「ヒッ・・・!?」
挟美(禍斗)「私自身ではありませんが、そちらはこの肉体の持ち主に危害を加えた」
挟美(禍斗)「ご主人様の友人を傷つけようとしたのなら」
挟美(禍斗)「>>726」
- 726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 14:18:13.13 ID:VQeNng3+O
- 私としては当然看過することはできません、覚悟をしてください
- 727 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:51:46.13 ID:FJQaCWzN0
- 挟美(禍斗)「当然、看過することはできません。お覚悟を」
スーシェフ「ま、待っ」
―ギュオッ! メキィ!
―ドンッ! ゴンッ! ゴシャ・・・!
薬丸「おー、スーパーボールみたい」
禍斗はスーシェフの言葉を遮るように硬く握り締めた拳を、そのふっくら膨れた
頬に叩き込み、めり込ませる。
ゴースト達が走り抜けていった方へスーシェフは体を回転させながら、薬丸が言った通り
スーパーボールのように弾みながら転がっていった。
最後は背中から、ジャーマンスープレックスを掛けられたような姿勢で倒れた。
挟美(禍斗)「・・・危険排除を確認」
薬丸「なーんだ。雑魚だったわね、こいつ」
薬丸「ま、相性の問題だったんでしょうけど。・・・さてと」
挟美(禍斗)「ご命令は、口答にてお願いします。ご主人様の友人」
薬丸「とりあえず、ゆみと合流して妹さんと誘拐された子達を助けるわよ」
挟美(禍斗)「わかりました」
-エスコフィエ号 亡本の自室-
亡本「・・・」
亡本「シェフに連絡を入れろ。報告が遅すぎる」
「ただいま」
亡本「・・・おのれ・・・」ギリッ
-エスコフィエ号 厨房-
シェフ「・・・かしこまりました。では・・・」
―ガチャッ
シェフ「・・・皆さん。私は少し外れますけど、しっかり手を動かしなさいね」
シェフ「食前酒。洗うのはもういいですから、他の方を手伝いなさいね」
まみ「は、はい!」
シェフ「>>728」
- 728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:25:13.05 ID:VQeNng3+O
- あなたも必ず持ち場を離れないこと、何かあるかわかりませんからね
- 729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:27:38.27 ID:e5FIKbLKO
- 何があっても落ち着いてやること、いい?
- 730 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:04:48.64 ID:FJQaCWzN0
- シェフ「持ち場を離れない事。何かあるかわかりませんからね」
シェフ「何があっても落ち着いて対処を。・・・それと」
シェフ「これを渡しておきましょう。貴女から採取したネクターです」
まみ「え?・・・こ、これを、どうすれば」
シェフ「1滴のみ舐めなさい。それで対処は出来るはずよ」
まみ「・・・わ、わかりました」スッ
―プルルルルッ
シェフ「準備はどうかしら?・・・ええ、結構」
―ガチャッ
シェフ「さぁ!準備が出来たから、お客様を楽しませに行ってくるわよ!」
―ガチャッ バタン・・・
まみ「・・・」
―トプン・・・
まみ「・・・っ」ゴクリ
-エスコフィエ号 Aデッキ 通路-
―フッ パッ
―スタスタ・・・
一方通行「ちっ・・・点けたり消したり、面倒くせェ誘い方しやがって・・・」
―パッ
一方通行「・・・やっとか。あそに入りゃァいい訳だな」
―バンッ!
―スタスタ・・・
- 731 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:12:56.48 ID:FJQaCWzN0
-
-エスコフィエ号 Aデッキ スタジアム-
一方通行「・・・何だァ、ここは?」
―パッ
『レッディィィィ〜〜〜〜!!』
『スゥ!アァアアンドォオジェントルメェェン!!』
『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』
一方通行「・・・」
『お料理をお楽しみいただけておりますでしょうか?』
『今宵はこの場に居られるお客様は幸運でございます!』
『お客様のために舌以外にも楽しんでいただくべくぅぅ!』
『当倶楽部に相応しい料理同様、刺激たっぷりのショーを用意しました!』
『今日のショーの目玉!灯りに誘われ迷い込んだ虫を調理するのはぁぁ!』
―カッ
『こぉぉいつだぁぁぁ!』
―バタンッ
『当倶楽部、自慢の「フルコース」のリーダァァーーー!!シェーーーフッ!』
シェフ「」ペコリ
シェフ「(いれはこれは・・・良いショーになりそうね。活きの良さそうな虫だこと)」ニィ
-エスコフィエ号 亡本の自室-
『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』
亡本「(一方通行め・・・死に損ないがわざわざ殺されに来るとは・・・)」
亡本「(お前の命もこれまでだな)」
―クイッ・・・
亡本「・・・良いワインだ」
― 奇数
≡ 奇数(5以上)
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:38.65 ID:VQeNng3+O
- んーどうだこれは
- 733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:43.90 ID:e5FIKbLKO
- やっちまえ!
- 734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:53.80 ID:qQyRzZHuO
- グースーがない
- 735 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:42:57.31 ID:FJQaCWzN0
-
一方通行「おいお前。亡本の野郎はどこだ」
シェフ「あら、虫が亡本様に何のご用があるのかしら?」
一方通行「取引だァ。アイツが自分でしてきた事を包み隠さず報道するか・・・」
一方通行「ミンチのスクラップ和えになるか・・・」
一方通行「どっちかお好みで選ばせてやるよォ・・・!」ニヤリ
シェフ「あらあら・・・亡本様は確かに人肉は好みだけれど・・・」
シェフ「そうさせるのは遠慮してもらおうかしら」
―パチンッ!
―ガゴンッ ウィィィン・・・
サメアマゾン「ジェァァアアッ!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!」
『ご覧下さい!これが皆様のお料理にお出しされる最高級精肉!』
『アマゾンです!』
『オォオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜ッ!!』
一方通行「・・・」
シェフ「あの虫達は人肉を好みとしていて、もちろん貴方も食べちゃうわよ」
シェフ「ちなみに虫達は私を仲間だという調教をしてあるから私は大丈夫よ」
一方通行「・・・あァ、そォかよ。・・・はン」
一方通行「お前ら、そいつらを食材扱いしてるようだがよォ・・・」
一方通行「味覚と食感がイカれてンだろ。人肉を喰うのも含めてなァ」
シェフ「とんでもないわ!アマゾンはとても素晴らしい精肉よ!」
シェフ「アマゾンほど、最高の食材はないわねぇ」ジュルリ
一方通行「>>736」
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:55:50.97 ID:OcNMNzDdO
- 人として見てねェってことか、傲慢もここまで行くと清々しいな
- 737 :1 [saga]:2021/07/25(日) 17:41:10.81 ID:FJQaCWzN0
- 一方通行「食い物としか見てねェって事か・・・」
一方通行「傲慢もここまで行くと清々しいなァ・・・」
シェフ「あら。貴方も食べてみたらわかるわよ?もう食べたら止まらないんだから」
シェフ「まぁ・・・お客様ではない、貴方に喰わせるのは生ゴミくらいよ」
一方通行「はン・・・そうかよ。なら・・・お前のキャリアも生ゴミぐらい汚れてンだな」
シェフ「・・・何ですって?」
一方通行「楽しいかよ?真っ当な飯も作らずに生涯を終わらすなンてよォ・・・」
一方通行「ガキでもンな気色悪いモン喰わねェよ」
シェフ「・・・お子様ね。大味な学園都市のデジタルな尺度では測れない美味」
シェフ「そして洗練され、研ぎ澄まされる職人による芸術の技」
シェフ「わからない者はその美味をわからず死ぬ・・・あぁ、何て損な事」
シェフ「最高の料理、最高の技・・・どちらも仕込みが大切なのよ」
一方通行「人目気にしながら隠れて、作ったゲテモノ料理なンかに使うのは・・・」
一方通行「努力の無駄遣いって奴だな」
シェフ「・・・貴方、本当に口が悪いわね。まぁ、乱暴な言葉でした話せない子供には」
シェフ「わかるわけないわよね」
一方通行「あァ、意味不明だ。よくもまぁ、異形の化け物で飯を作れる理由もなァ」
一方通行「>>738」
- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:30:36.86 ID:VQeNng3+O
- まっとうな料理で評価されずにただの食材ありきで注目されてる料理人なんて料理人じゃねェな、ただの調理係くらいなもンだ
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:31:11.12 ID:OcNMNzDdO
- 自分から異形にもなったのに同じそいつらを使えるのもなおさら愉快だわ
- 740 :1 [saga]:2021/07/25(日) 18:59:31.42 ID:FJQaCWzN0
- 一方通行「不当な料理でしか評価されずに、ゲテモノな食材ありきで注目されるなンざ」
一方通行「一流の料理人じゃねェな・・・ただのママゴトで作るやつじゃねェかよ」
シェフ「・・・ママゴト、ですって・・・?」
一方通行「ああっ。ガキが作る蛇口の水の味噌汁と砂の飯だろ、作れンのは?」
シェフ「・・・」ワナワナ
シェフ「この・・・クソガキがぁぁぁぁ・・・!」
一方通行「おーおー、俺をガキ呼ばわりしてたくせにキレンのかよ」ケラケラ
シェフ「私の料理を、よくもコケにしてくれたわね・・・」
―プツッ シュルッ
―パサ・・・
シェフ「後悔する事しても・・・もう遅いわよォオオオッ!!」
―キュイン
シェフ「アマゾンッ!!」
―ボオォォォォオオオオッ!!
―グチュルルッ ギュオン
『NEO』
―シュウウゥゥウ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「アァアアアアアッ!!」
一方通行「・・・自分から異形にもなったのに、同じそいつらを使えるのも」
一方通行「尚更、哀れな奴だなァ・・・お前もそう思うだろ?」
―・・・スタンッ
アルファル「・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「んん?・・・何かしら、その子は・・・?」
アマゾンNEOα(シェフ)「同じ感じがするけど・・・アマゾンかしら?ふーん・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「見た目から上質そうねぇ!是非味わってみたいわ!」
アルファル「>>741」
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 19:28:13.81 ID:VQeNng3+O
- 残念だけどそれは叶わないよ、あなたみたいな人を許すわけにはいかない
- 742 :1 [saga]:2021/07/25(日) 20:12:25.72 ID:FJQaCWzN0
- アルファル「残念だけど、それは叶わないよ」
アルファル「貴方みたいな人を許す訳には・・・いかないから」
アマゾンNEOα(シェフ)「生意気な事を言う虫ねぇ・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「まぁ、どうせ食材になるのだから我慢してあげるわぁ」
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
一方通行「あのサメと牛を殺れ。残念ながら、調教されて聞く耳は持ってねェみたいだ」
アルファル「・・・わかった」コクリ
一方通行「・・・ハァァ・・・!」
―スチャッ
アルファル「・・・」
―カチャッ・・・
アマゾンNEOα(シェフ)「あら・・・何で同じベルトを貴女が・・・?」
―カチリッ キュリリリッ キュォーン
―グチュルルッ ギュオン
[NEO]
―キュリリリッ キュィィン・・・
―ゴブ・・・ゴブゴブ・・・ゴブ・・・ゴブゴブ・・・
アルファル「アマゾンッ!!」
一方通行「ア゛マ゛ソ゛ン゛!!」
『OMEGA』
『EVOLU-E-EVOLUTION』
―ボオォォオオッ!! ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!
モグラー
(http://www.youtube.com/watch?v=tu0g9i5AdvM)
アマゾンΩ(一方通行)「とりあえず・・・散々、ダチを利用した借りを返してやる」
アマゾンNEO(アルファル)「アマゾンは家畜なんかじゃないんだっ!」
アマゾンNEOα(シェフ)「ほざけぇぇエエエエエエエエエエエッ!!」
◎ 30以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 20:58:52.36 ID:VQeNng3+O
- 倒せ!いけ!
- 744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 20:59:14.34 ID:YeZ9+wwZO
- この二人に人造が勝てるとは思えん
- 745 :1 [saga]:2021/07/25(日) 21:45:26.47 ID:FJQaCWzN0
- ―ギュリリリリリリリッ!!
―ガギギギギギイギギィイッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「オォオオッ・・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「クカカカ・・・!」
―ドガァアッ!
アームカッターでアマゾンΩはアマゾンズスイーパーのチェーンソーによる斬撃を防ぎ
嘲笑う。
アマゾンNEOαは左腕でアマゾンズスイーパーを押し込もうとするが、アマゾンΩの
前蹴りによって蹴飛ばされる。
腹部を押さえながら蹌踉め、後退するアマゾンNEOαはアマゾンズスイーパーの機関銃を
突き出して射撃する。
―ドガガガガガガガガッ!!
―チュォーン! チュイーン! チューンッ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「グウゥウウウウッ!」
『な、なんという事だぁぁぁ!あの虫は銃弾を全て跳ね返しているぞぉぉーーー!?』
アマゾンΩ(一方通行)「ちっ・・・うるせェなァ。失せろ」
―チューンッ!
『ひぃぃいっ!?こ、これ以上ここに居ては危険と判断したので避難しますぅぅぅ!!』
実況者が逃げて行くのを見送り、アマゾンΩは銃弾の雨を反射で弾き飛ばしながら
アマゾンNEOαへと接近していく。
叫ぶ事もせず、ただ睨みながら殺気を漂わせて近付いていく。
―ドガガガガガガガガッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「このぉぉォオオオ!!虫螻ガァアアアア!!」
―チュィーン! チュィンッ! チューンッ!
アマゾンΩ(一方通行)「虫螻か。なら、お前は・・・蛆虫か?」
―ガシッ!
―ギギギギッ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「グ、ヌゥゥウアァ・・・ッ!?」
アマゾンΩ(一方通行)「いや、医療に役立ってるしなァ。蛆虫に失礼だよ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「なァッ!!」
―バギャァアッ!!
アマゾンΩは機関銃を掴み上げ、強引に回転する砲身を止めさせる。
ベクトル操作を使わず、握力だけで砲身を握り潰す。砲身を折られた機関銃の
根元から銃弾がこぼれ落ちていった。
アマゾンNEOαは破壊された機関銃を見て、混乱しながら後退する。
手に持っている機関銃の砲身を投げ捨てたアマゾンΩは鼻で笑った。
アマゾンΩ(一方通行)「>>746」
阿部兄妹のお2人初出場で金メダルおめでとー
- 746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 21:57:58.68 ID:VQeNng3+O
- 顔そっくりだったあの兄妹
こんなもンかよ、アマゾンのこと何も知らねェくせによくもほざいていやがったな
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 21:58:30.27 ID:YeZ9+wwZO
- どうしたよォ、これで終わりなンてねェよなァ?
- 748 :1 [saga]:2021/07/25(日) 22:13:18.09 ID:FJQaCWzN0
- アマゾンΩ(一方通行)「おいおい。どうしたよォ?こンなもンか?」
アマゾンΩ(一方通行)「これで終わりなンてねェよなァ?」
アマゾンΩ(一方通行)「アマゾンの事をなァーにも知らねェくせに・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「よくもほざいていやがったなァ?」
アマゾンNEOα(シェフ)「アイツらなんてただの家畜よ!」
アマゾンNEOα(シェフ)「家畜なんかに、自由はないわァアアッ!」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・自由なンざ、他人様に決められる事じゃねェよ」
―ガギィィイイイッ!!
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
―ズ オォ オ オッ!
アマゾンNEO(アルファル)「グルァアッ!!」
―ドガァアッ!!
水中を泳ぐように床スレスレを滑空しながら、鋭く尖った頭部を突き出して
アマゾンNEOに突進していく。
それをアマゾンNEOは跳び上がって回避し、サメアマゾンの背中に着地する勢いで
サメアマゾンを踏みつけた。
踏みつけられて床に這いつくばる、サメアマゾンから降りるとバッファローアマゾンが
襲いかかり、強烈なアッパーを繰り出してくる。
◎ 30以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>746 ね
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:05.05 ID:pv9kyCr6O
- ほい
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:13.06 ID:GfcRXOZ5O
- うまく行くかな
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:19.70 ID:DVtlToJHO
- な
- 752 :1 [saga]:2021/07/26(月) 19:27:15.89 ID:yi/vEoCB0
- アマゾンNEO(アルファル)「グァアッ!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
―ブゥンッ!
―ドサァッ!
バッファローアマゾンのアッパーが顎に直撃してしまい、アマゾンNEOの身体が
宙に浮かび上がる。
浮かび上がったところをバッファローアマゾンは両足を脇の下に挟み込んで
回転せずのジャイアントスイングをして投げ飛ばす。
アマゾンNEOは床を転がり、仰向けに倒れたところで立ち上がろうとした。
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
―ガブシュッ!!
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアッ!!」
―ブシュウゥッ!! バシャァッ!
先程と同じような滑空をして突進してきたサメアマゾンは、その勢いのまま
アマゾンNEOの脚に噛みついた。
プロテクターが装着されていない箇所を噛みつかれ、鮮血が噴き出している。
サメアマゾンを引き剥がそうとするアマゾンNEOだが、向こうから迫って来る
バッファローアマゾンの気配に気付くのが遅れる。
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
サメアマゾン「ジェァッ!」
―バッ!
―ドゴォオオオオンッ!!
―ド ス ッ!
アマゾンNEO(アルファル)「ガアッ、ア、ヴァアアアッ!!」
―ズ ザ ザ ザ ザァッ!
鋭い2本の角を突き立てて突進してきたバッファローアマゾンを受け止めようとした
アマゾンNEOだが、またしてもプロテクターで守られていない腹部に2本の角が
突き刺さる。
激痛で叫び声をあげるアマゾンNEOだが、バッファローアマゾンはそれに構わず
突進の勢いを弱めないまま突き進んでいく。
◎ 40以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:51:24.65 ID:KwFhhwjpO
- 意外と粘るな
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:51:28.93 ID:3z2EyaWmO
- んー
- 755 :1 [saga]:2021/07/26(月) 21:19:06.87 ID:yi/vEoCB0
- アマゾンNEO(アルファル)「グルァァアアアアアッ!!」
―バギィイイッ!!
―ガガガガッ! ガガガッ・・・! ギギィッ!
腹部に突き刺さった角を抜くためにアマゾンNEOは、根元に拳を叩き込んでへし折る。
そうして動けるようになるとバッファローアマゾンの頭部を押さえつけながら、足底を
床につけて踏み止まろうとする。
突進の勢いに最初は負けていたが、次第に弱まっていき火花を散らしながら停止させた。
バッファローアマゾン「ヴブォオッ!ブォオオオッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアッ!!」
―ザクッ! ザシュッ!
バッファローアマゾンが力尽くでアマゾンNEOを押し倒そうと足を踏み締めようと
してくるのを察知するアマゾンNEO。
先程のアッパーのお返しとばかりに、膝蹴りで顎を上げさせるとへし折った2本の角を
目に突き刺した。
バッファローアマゾンは目を押さえながら、角を引き抜こうと床を転がって悶える。
バッファローアマゾン「ヴブオォアァアアァアアアッ!!」
―ズオォ オ オッ!!
サメアマゾン「ジェァァアアッ!」
アマゾンNEO(アルファル)「グウゥウッ!!」
―バキィンッ! ボキッ! バキッ・・・!
再び突進してきたサメアマゾンの口に、アマゾンNEOは足を突き出して
鋭い歯が並ぶ口に突っ込んだ。
特殊な素材で作られた硬質のブーツによって、サメアマゾンの歯を全て折った
アマゾンNEOは口に足を突っ込んだまま、サメアマゾンを未だに悶えている
バッファローアマゾンの方へと投げ飛ばした。
―ドカァアッ!
サメアマゾン「ジェァアアアッ・・・!」
バッファローアマゾン「ヴブォオオオォォォッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「フーッ!フーッ!ヴオォオオッ!!」
- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:26:06.36 ID:KwFhhwjpO
- やっぱり強いなこの二人…
- 757 :1 [saga]:2021/07/26(月) 21:45:10.46 ID:yi/vEoCB0
-
『ナンデヤネーン』
『DAIKAIGAN』
『OMEGA CLASH』
ネクロム(リーダー)「テァアアアアッ!!」
―ガシッ!
―ドガァァアアアッ!!
サンゾウ魂を装填した状態でオメガクラッシュを発動し、掌を模したエネルギーを纏わせた
ガンガンキャッチャーを振るネクロム。
だが、スペクターの頭部に直撃する寸前で、スペクターはクァンタムリストを掴み
攻撃を受け止め、紫色のエネルギーを蓄積した右拳をネクロムの胸部に叩き込んだ。
衝撃波と共に、ネクロムは殴り飛ばされ強制的に変身解除される。
―ギュロォォン・・・
リーダー「ぐぁあっ!ぐふっ・・・!」
―ザァァァァ・・・
DPスペクター(清ヶ)「」
リーダー「ハァッ・・・!っく・・・!」
リーダー「・・・清ヶっ・・・まだ、目を覚まさないのかい・・・?」
リーダー「ッ、ハハハ・・・!何か、思い出すよ・・・」
リーダー「皆、寝相が良すぎて、全然起きてくれなかった、あの頃をね・・・」
リーダー「今の僕があるのは、いつも僕の側で支えてくれた・・・皆がのおかげだよ」
リーダー「僕を捨てた同級生や先生、いや、この学園都市自体が大嫌いになって・・・」
リーダー「心があるから苦しくなるなら、そんなの要らないって思ってたんだ・・・」
リーダー「>>757」
- 758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:49:50.47 ID:D96S1uI6O
- だけど一人じゃない…!
僕が本気で気持ちを込めて何かをしたら答えてくれる人に出会えたからね、一方通行もみんなも!
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:56:59.94 ID:KwFhhwjpO
- でも今はとても必要なんだ、何より欠かせない…
- 760 :1 [saga]:2021/07/26(月) 22:17:58.87 ID:yi/vEoCB0
- リーダー「だけど、もう1人じゃない!」
リーダー「僕が本気で気持ちを込めて、何かをしたら答えてくれる・・・」
リーダー「君達や一方通行にエステルや挟美!皆のおかげで」
リーダー「僕は初めて、友達の本当の意味を知った・・・」
リーダー「僕達は助け合って!お互いを信じてきた!それが・・・」
リーダー「どんなに心の支えになってる事か・・・」
リーダー「拳でぶつかってもいい!迷ったっていい!」
リーダー「・・・ナルを傷つけてしまった事に動揺して、信じられなくなって、ごめん!」
リーダー「でも・・・どんな事があっても、友達である事は永遠に変わりはない!」
リーダー「僕は決めたんだッ!道に迷っているなら、殴ってでも引き戻すッ!」
リーダー「君は僕の友達なのだからッ!!」
ナル「ボクも、そう思ってるよ」
リーダー「!?。ナル・・・!?」
ナル「友達なんだから・・・喧嘩だってするし、嫌いになっちゃったりもする」
ナル「でも、ごめんって謝り合って、もっと大好きになりたくなるんだよ」
ナル「だから、友達をやめるなんて事はしない」
ナル「友達をやめろって誰かに言われたって、そんな奴の言う事なんて関係ない」
ナル「大好きになった友達なんだから。・・・だよね?
ナル「リーダー」ニコリ
リーダー「・・・うんっ」ニコリ
リーダー「>>760」
- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:20:04.46 ID:KwFhhwjpO
- ナルも君も大事な友達だからね、こんな姿見せたら彼女にも怒られちゃうだろうし
- 762 :1 [saga]:2021/07/26(月) 22:46:54.97 ID:yi/vEoCB0
- リーダー「ナルも君も大事な友達だからね。こんな姿を見せたら・・・」
リーダー「挟美にも怒られちゃうだろうし・・・」
リーダー「清ヶっ!!君を止めてみせるっ!!」
―・・・キュイン
―ボォオオオオオオッ!
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
リタ「変身!」
『友情カイガン!バースト!』
『MEGA ULORD』
『俺らバースト!友情ファイーヤ!止めてみせるぜお前の罪を!』
―シュウウウゥゥ・・・!
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶ・・・心の叫びを聞かせてくれ!!」
ナル「ボクも・・・ちゃんと聞いてあげるからっ!」
パズル
(http://www.youtube.com/watch?v=DmZ4Hb5RIOU)
ネクロム友情BST(リタ)「フッ・・・!」
DPスペクター(清ヶ)「」
―ダダッ!
―ドカァァアアッ!
―バシィッ! バシッ! バシィッ!
スペクターとネクロムは同時に走り出し、先制を仕掛けてきたスペクターは拳を突き出す。
それをネクロムは掌で受け止め、更に次の攻撃も掌で受け止め続けていく。
ナルはそれを見て、どうして反撃しないのかを疑問には思わなかった。
何故ならば、友達としてリタは握り締めた清ヶの拳を全てを受け止めたいという気持ちを
心で伝わってきたからだ。
DPスペクター(清ヶ)「」
―ギュオォオッ!!
ネクロム友情BST(リタ)「ハァァアアアッ!!」
ネクロムは拳だけでなく、スペクターの繰り出すキックも掌で全て受け止め続ける。
掌の玉。それは大切なもの、大事なものという意味である。
だから掌で受け止めている、という訳ではない。しかし、ネクロムはスペクターが繰り出す
攻撃を受け止める。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:51:32.79 ID:KwFhhwjpO
- ほい
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:51:37.55 ID:KYiTu9FmO
- たのむぞい
- 765 :1 [saga]:2021/07/26(月) 23:16:31.77 ID:yi/vEoCB0
- ネクロム友情BST(リタ)「テァアアッ!!」
―ガバッ! ガシッ!
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶッ!君だって1人じゃない!」
ネクロム友情BST(リタ)「皆がついてるんだッ!」
背後を取ったネクロムはスペクターの右腕を掴み、懸命に話しかける。
それに呼応するようにネクロムは持っていた、ノブナガ魂、ツタンカーメン魂、そして
フーディーニ魂が浮遊してパーカーゴーストとなる。
ネクロムを剥がそうとするスペクターの左腕に纏わり付いて、動きを止めさせた。
身動きが取れなくなったスペクターは足掻こうと、身動ぎする。
DPスペクター(清ヶ)「・・・っ!」
DPスペクター(清ヶ)「離セェッ!挟美ヲ、挟美ヲ助ケネェトイケネェンダァ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「っ!。清ヶッ!」
DPスペクター(清ヶ)「モウ猶予ガネェンダヨッ!!挟美ヲ助ケネェトォオッ!!」
ツタンカーメン魂「(どうやら、まだ完全には目が覚めてないみたいだっ!)」
フーディーニ魂「(ダメージを与えて眼魂を引き抜くしかないな!)」
ノブナガ魂「(ワシらではこれで手一杯じゃ。あの小娘の力を借りねばっ!)」
ネクロム友情BST(リタ)「わかった!ナルッ!眼魂を引き抜くよっ!いいねっ!?」
ナル「うんっ!!」
ネクロムは右腕を離して、距離を取る。ナルもすぐに近づける位置まで移動した。
左腕を突き出すと、目を中心に火花が飛び散るような紋章が出現してネクロムを
通過していく。
紋章を潜り抜けたネクロムの全身は金色の炎が纏っていき、徐々に真っ赤な炎へと
変化した。
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶッ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「心の叫びを聞けェエエエッ!!」
- 766 :1 [saga]:2021/07/26(月) 23:20:32.43 ID:yi/vEoCB0
- 『友情ダイカイガン!バースト!』
『オメガドライブ!』
上空へ舞うネクロムは、スペクターに狙いを定めて跳び蹴りの構えを取る。
5つの炎が囲うように広がってからネクロムの右足に、眩く光りながら収束した。
パーカーゴースト達はタイミングを見計らって、スペクターの両腕を離し、その場から
離脱する。
そして、ネクロムはスペクター目掛け跳び蹴りを放つ。
ネクロム友情(リタ)「ハァァァアアアアッ!!!」
―ドガァァアアアアアアアンッ!!
DPスペクター(清ヶ)「グアァ、ァアアア、ァア・・・!」
ナル「清ヶェエエエエエエッ!!」
―ギュロンッ
―ギシュンッ
―キュイィン・・・
清ヶ「っ・・・ぁ・・・」
ネクロム友情BST(リタ)「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・清ヶッ!」
ナル「清ヶッ!大丈夫?しっかりしてよ!」
清ヶ「・・・ナル・・・?俺・・・」ムクリ
―ギュロォォン・・・
リーダー「・・・まったく!君って奴は・・・!」
―ギュッ・・・
ナル「もうっ!バカ!清ヶたんのバカ〜〜〜!!」
―ギュウッ・・・!
清ヶ「っ・・・」
清ヶ「・・・>>767」
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 07:23:31.13 ID:Q1PklYJOO
- なんだよ、いきなり抱きつくなって…///
俺はどうしたんだ…
- 768 :1 [saga]:2021/07/27(火) 18:59:02.04 ID:oh2eT2E70
- 清ヶ「・・・なんだよ、いきなり抱きつくなって・・・//」
ナル「うえぇぇ〜〜〜ん!」ビエーッ
清ヶ「泣く事もないだろ・・・俺が、悪いんだから・・・」
リーダー「・・・。・・・覚えて、いるのかい?今までの事を・・・」
清ヶ「・・・ああっ。お前らが俺を止めようとしてくれただろ?」
清ヶ「あの時までは、挟美ちゃんの事で必死になって叫んでたけど・・・」
清ヶ「お前がその眼魂を抜き取ってくれた途端に、今までの事が頭の中に入ってきたんだ」
ナル「そっか・・・でも、ホントによかったぁ」ギュウッ
清ヶ「・・・ナル。俺はお前を」
ナル「いいよ。言わなくても、わかってるから・・・」
リーダー「君が悪いんじゃない。全部悪いのは亡本のせいなんだ」
リーダー「だから、誰も君を責めたりなんかしないよ」
清ヶ「・・・いや・・・亡本のせいでも・・・」
清ヶ「全ての過ちは・・・俺の罪だ・・・」
リーダー「>>769」
ナル「>>770」
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:14:31.24 ID:1r2D9Yr3O
- よしじゃあどうしようか、罪は償ってもらわないとだからね…
今すぐ一緒にぶち壊しに行こう、拒否権はないよ
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:26:31.57 ID:yL18i4NZO
- 責めるとしたら独断専行したことかな?
気づいた時点で電話してくれればみんなで色々したのにさ
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:27:18.33 ID:Ui6y66yQO
- んー面倒だから亡本をかっ飛ばしてから処遇は決める感じにしよう!
- 772 :1 [saga]:2021/07/27(火) 20:48:50.78 ID:oh2eT2E70
- リーダー「・・・じゃあ、どうしようか。そこまで言うなら償ってもらわないとね」
ナル「でも、責めるとしたら独断専行した事くらいだよ?」
ナル「気づいた時点で電話してくれれば、皆で色々したのにさ」
清ヶ「悪い。連絡する前に、出来なくさせられちまってな・・・」
清ヶ「信長達はエステルに渡してたしさ・・・」
ナル「あー、そっか・・・」
リーダー「それを見越して、とは思えないけど・・・運が悪かったんだね」
清ヶ「ああ・・・まったくだよ・・・」
リーダー「・・・今すぐ一緒に亡本のところへ行こう。拒否権はないからね?」
ナル「亡本をぶっ飛ばしてから、それは決める感じにしよ!」
清ヶ「・・・だなっ。こんな所に居る間にも、挟美ちゃんが・・・っ!」
リーダー「大丈夫だよ。今、一方通行達が亡本が居る船に乗り込みに行ってるから」
清ヶ「今から行って、乗り込むのは間に合いそうか?」
ナル「わかんないけど・・・乗り込むしかないよ!」
清ヶ「・・・ああっ、そうだな」
清ヶ「>>773」
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:56:16.15 ID:a57/S0DeO
- ここで止まってる場合じゃないからな、進むだけだ
- 774 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:09:19.39 ID:oh2eT2E70
- 清ヶ「ここで止まってる場合じゃないからな・・・行こうぜっ」
リーダー「うんっ。・・・ナル、病院は無断で抜け出したと思うけど」
リーダー「怒られてもいいんだね?」
ナル「大丈夫っ!清ヶは助けたんだし、次は挟美を助けないとっ!」
清ヶ「ああっ。空飛んで行けば、船に乗り込めるだろ」
リーダー「そうだね。じゃあ、三蔵さん、お願いします」
サンゾウ魂「(いざ、外道の退治へ向かいましょう)」
清ヶ「フーディーニ・・・迷惑かけて悪かったな。力を貸してくれ」
フーディーニ魂「(よし、一っ飛びと行こうか!)」
リーダー「ナル、君は僕と一緒に行くよ。落されないようにね」
ナル「オッケー!」
視点変更
ゴーストVSダークゴースト
ゆみ&薬丸&禍斗
アマゾンΩ・アマゾンNEOVSアマゾンNEOα・サメアマゾン・バッファローアマゾン
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:12:58.20 ID:1r2D9Yr3O
- ゆみ
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:13:06.20 ID:a57/S0DeO
- タブルゴースト
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:13:15.63 ID:vfRRygPKO
- アマゾンズ
- 778 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:29:12.96 ID:oh2eT2E70
- -エスコフィエ号 Eデッキ-
―タッタッタッ・・・!
薬丸「ホントにこっちであってるの!?」
挟美(禍斗)「様々な調味料の匂いが往復している痕跡があります。間違いありません」
ゆみ「じゃあ、そこにまみがっ・・・!」
挟美(禍斗)「前方から何者かが来ます」
薬丸「っ・・・!」スッ
―・・・カラカラ
ゆみ「待って待って!あれ、ウエイターだよ。あの曲がり角から出てきたって事は・・・」
薬丸「妹さんはあそこだね!」
挟美(禍斗)「警戒態勢を強化。戦闘時に対応します」
薬丸「私もいつでも攻め込めるよっ!」
ゆみ「よしっ・・・!行くよっ!」
-エスコフィエ号 厨房-
―バァーーーンッ!!
まみ「!?・・・!?」
ゆみ「まみっ!」
「な、なんだ!?お、お客様、こちらは立ち入り禁止であって」
薬丸「あぁ、大丈夫大丈夫。すぐに失礼するからご安心を」
まみ「・・・」ハァー
まみ「何しに来たの?ここ、関係者以外入って来ちゃダメなんだよ?」
ゆみ「関係者だからこそ来たんだよっ」
ゆみ「>>779」
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:30:31.86 ID:1r2D9Yr3O
- そう簡単に姉妹の仲って切れないからさ、助けに来たんだ
- 780 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:51:40.19 ID:oh2eT2E70
- ゆみ「そう簡単に姉妹の仲って切れないものなんだしさ、助けに来たんだよ」
ゆみ「まみ。言ったよね?暗闇に浸かってしまっていても・・・」
ゆみ「助けてあげるんだ、って!」
まみ「・・・って・・・」
ゆみ「え・・・?」
まみ「黙ってェェエエ!!」
―ガシャァーンッ!
ゆみ「っ・・・!?」
まみ「信じるしかなかったの!私達は病気で壊れかけてるから!」
まみ「お姉ちゃんが同じ病気になっても、治療が出来るようにするからって言われて・・・」
まみ「学園都市で生き続けるしかないんだって・・・!」
まみ「私は・・・私はっ・・・!」
『GEAR ENGINE!』
『FUNKY!』
まみ「潤動・・・!」
『ENGINE RUNNING GEAR』
「う、わぁああああっ!?」
―バリーンッ!
―ドタドタッ! ドタドタッ・・・!
エンジンブロス(まみ)「邪魔しないでよっ!お姉ちゃんのためなんだからっ!」
ゆみ「・・・まみ・・・」
薬丸「・・・何よ。自分勝手も良いところよね」
エンジンブロス(まみ)「は?・・・はぁ?自分勝手?」
エンジンブロス(まみ)「私お姉ちゃんのためにやってるんだよ?それが自分勝手なの?」
薬丸「>>781」
- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:01:07.74 ID:RiPEfrNEO
- 本当にそれを望んでるか確かめた?
独りよがりは誰も幸せにならないよ
- 782 :1 [saga]:2021/07/27(火) 22:18:55.33 ID:oh2eT2E70
- 薬丸「本当にそれを、ゆみが望んでるか確かめたの?」
薬丸「独りよがりは誰も幸せにならないよ」
エンジンブロス(まみ)「っ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「で、でも、もし病気になったら、どうするの!?」
エンジンブロス(まみ)「手遅れになるんだよ!?だから協力しないと!」
薬丸「そもそもさ・・・本当に協力してくれてた素振りなんて見せてたの?」
エンジンブロス(まみ)「え・・・?」
薬丸「暗部組織なんて、口先だけの身勝手極まりない連中の集まりなのよ」
薬丸「研究のためだけに貴女達みたいな病気になって子達を誘拐して」
薬丸「どんな風に死ぬかを観察するだけって事もあるんだから」
エンジンブロス(まみ)「・・・そんな・・・そんな事、ある訳ないっ!」
エンジンブロス(まみ)「絶対にッ!!そんな事ォオオオッ!!」
挟美(禍斗)「敵対を確認。ご注意を」
ゆみ「・・・姫戯さんも助けないといけないんだけど・・・」
薬丸「・・・―――」
1.私が捜しに行ってくる!
2.今は妹さんを止めないと!
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:16:52.49 ID:XqVSAY+nO
- 1
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:16:58.23 ID:0F7radhLO
- 2
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:17:04.25 ID:AbJn3XspO
- 1
- 786 :1 [saga]:2021/07/28(水) 18:07:40.57 ID:IndIVRuA0
- 薬丸「・・・私が捜しに行ってくる!だから、妹さんを止めてあげて!」
ゆみ「薬丸さん・・・うんっ。お願いするね!」
薬丸「はさ、じゃなくて禍斗!これ渡しておくから、使ってみて」
挟美(禍斗)「どのように使えばよろしいのですか?」
薬丸「このボールの穴に試験管を差し込んで、中身を注入すれば投げつけた後、爆発するし」
薬丸「こっちは蓋を開けてそのまま中身をぶち撒けたら、物理的に凍結させる事が出来て」
薬丸「もう1個は煙みたく膨らんで凝固化するの。わかった?」
挟美(禍斗)「はい。お気をつけください」
薬丸「アンタもね!挟美の体に傷1つ付けたら許さないから!」
薬丸が厨房の奥へ続く扉へ走り出すと、それを止めようとエンジンブロスが動く。
しかし、その前にゆみと禍斗が立ち塞がって、その間に薬丸は扉を開け、奥へと侵入していった。
エンジンブロスは叫びながら怒りに任せて、2人に攻撃を仕掛けてくる。
ゆみは噴出球体で牽制しようとするが、それよりも先に禍斗が前に出てエンジンブロスの放つ拳を
受け止めてみせた。
―バシィィッ!
ゆみ「えっ・・・!?」
エンジンブロス(まみ)「な、ぁ・・・!?」
挟美(禍斗)「攻撃対象の停止を確認。追撃をしてください」
ゆみ「っ!ハァァアッ!」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 19:30:23.37 ID:hyu1+bFQO
- (あれ、これもしかしてリモコン&ヘルブロスの流れ···?)
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:21:53.12 ID:TE9BOzBzO
- …おあう
- 789 :1 [saga]:2021/07/28(水) 20:41:02.98 ID:II00HFIO0
- エンジンブロス(まみ)「っ!退っけェエエッ!!」
―ギュォオオッ!
挟美(禍斗)「危険を感知退避します」
―バッ!
―ボ ボ ボ ボ
エンジンブロス(まみ)「ウアアアァアアッ!!」
―キイィイイイ・・・!
―ボ ッ
噴出球体を放とうとしてきたゆみに、エンジンブロスは自身も噴出球体を掌に形成して
ゆみとほぼ同時に圧縮させた空気を解き放った。
2人を中心に厨房で暴風が吹き荒れ、食器や調理器具などが散乱する。
ほぼ同時に噴出球体を解き放っていたが、怪人態となって身体が強化されている事もあり
エンジンブロスの噴出球体の風圧にゆみは押されてしまった。
―ドカァアアッ!!
ゆみ「ぐうぅううっ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「今まで、私達は苦しんで・・・苦しみ続けてきたのに・・・」
エンジンブロス(まみ)「そんな事、認めたくないに決まってるでしょ!?」
エンジンブロス(まみ)「「フルコース」に居て、ずっと言う通りにしてきたのは・・・」
エンジンブロス(まみ)「無駄だっていうの・・・?」
挟美(禍斗)「大丈夫ですか?お怪我は?」
ゆみ「っ・・・大丈夫。まだまだへばってないからっ」
挟美(禍斗)「わかりました」
どうする?orどうなる?
↓2まで
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:58:06.78 ID:zcWmiTcDO
- 禍斗がエンジンブロスを仕留めようとするも私にやらせてと懇願してくるゆみに根負けしてサポートへ
ゆみもそれに感謝しつつお説教タイム
- 791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:00:32.13 ID:TE9BOzBzO
- 自らが放つ球体を軽くいなす禍斗に驚きながらも続けて打ち続けるエンジンブロス
数を増やし流石にダメージを受けていく禍斗だったが死角からゆみがエンジンブロスを攻撃する
- 792 :1 [saga]:2021/07/28(水) 21:19:51.87 ID:II00HFIO0
- 挟美(禍斗)「ですが、ここは私にお任せください」
挟美(禍斗)「身体を強化している私であれば、撃破出来る可能性が高まります」
ゆみ「・・・っ。い、いや、待って!」
ゆみ「私はお姉ちゃんとして・・・まみを止めたいの。だから、私にやらせて」
挟美(禍斗)「しかし」
ゆみ「サポートをしてくれたら、私でも勝てるんじゃないかな?」
挟美(禍斗)「・・・では、サポートします」
ゆみ「よしっ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「ヴヴヴ・・・!ヴヴヴヴ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「ヴァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
怒り狂うエンジンブロスは、スペックはギアトルクガントレットから生成した
スチームブレードを手に取った。
乱暴に振うとまず目に入った、禍斗に突撃していきスチームブレードを振った。
禍斗は斬撃の軌道を読みつつ回避し、振い下ろした腕は動かない事を利用して
肘打ちを顔面に叩き込んだ。
―ガキィンッ!
エンジンブロス(まみ)「イ゛ィ゛ッ・・・!」
ゆみ「まみ!私は嬉しいよ!そう考えててくれたなんて・・・」
ゆみ「だけど、自分のためにならないなら・・・私は許せないっ!」
ゆみ「>>793」
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:36:12.23 ID:/EUC98vzO
- 私は自分もまみもみんな幸せになりたいから!
誰か一人が苦しむのは間違ってる!
- 794 :1 [saga]:2021/07/28(水) 21:55:36.31 ID:II00HFIO0
- ゆみ「私は、私自身も!まみにも!皆にも幸せになってほしいから!」
ゆみ「誰か1人が苦しむなんて間違ってるよ!」
エンジンブロス(まみ)「っ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「うるさいっ!うるさいうるさいうるさいっ!」
―ボ ボ ボッ キイイィィン・・・!
挟美(禍斗)「危険を感知。攻撃の回避を」
ゆみ「くっ・・・!」
―ボ ッ
―ガシャァアアンッ!! バリィイインッ! ガシャァアアンッ!!
エンジンブロスはスチームブレードを握っていない手から噴出球体を放ち、続けて
スチームブレードを振い調理台やガスコンロを破壊する。
攻撃しているのか暴れているのはわからない挙動をするエンジンブロスに対し、禍斗は
自ら接近していき隙を与えようとする。
エンジンブロス(まみ)「アァァアアアアアアアッ!!」
―キイイィインッ・・・!
―ボ ッ
―ガシャァアアアンッ!!
挟美(禍斗)「回避成功」
エンジンブロス(まみ)「だったら、これはぁあああっ!」
―ボ ボボ ボッ キイィィイン・・・!
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:06:52.50 ID:/EUC98vzO
- いけ!
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:06:59.20 ID:zcWmiTcDO
- ぬ
- 797 :1 [saga]:2021/07/28(水) 22:24:02.01 ID:II00HFIO0
- ―ガシッ グリンッ
エンジンブロス(まみ)「!?」
―ボ ッ
―ドカァアアッ!!
挟美(禍斗)「自滅に成功」
エンジンブロス(まみ)「が、ぁ・・・!」
―キイィイイインッ・・・!
ゆみ「ッセァアアアアッ!!」
―ボ ッ
―ドガァアアアアッ!!
―ドゴォオオオオオオンッ!!
噴出球体を解き放つ寸前で、禍斗はエンジンブロスの手首を掴み、掌がエンジンブロスの方を
向く様にひっくり返す。
突然の騙し討ちにエンジンブロスは噴出球体を消そうとするも、既に遅く、噴出球体から
解き放たれた空気で吹き飛ばされる。
冷蔵庫に背中からぶつかり、蹌踉めきながら前に数歩でた所で、死角からゆみが
噴出球体を解き放つ。
凄まじい勢いでエンジンブロスは吹き飛ばれ、厨房の壁に激突するとそのまま突き破って
隣接する通路に放り出された。
ゆみ「ハッ・・・ハッ・・・!」
ゆみ「・・・っ。・・・あっ、これは・・・」
挟美(禍斗)「先程、貴女の姉妹が変身する際に使用していた武器とアイテムです」
挟美(禍斗)「しかし、貴女の姉妹が使っていたアイテムとは別物の様ですね」
ゆみ「・・・なら、これを使って・・・」
挟美(禍斗)「私は危険だと判断しますが。本当に使いますか?」
ゆみ「>>798」
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:35:48.15 ID:/EUC98vzO
- ええ、やるわ
私も覚悟を決めないと…、あの子は絶対にこれで止める!
- 799 :1 [saga]:2021/07/28(水) 22:54:06.89 ID:II00HFIO0
- ゆみ「・・・やるよっ。私も覚悟を決めないと・・・」
ゆみ「あの子を止める事ができない・・・だから!」
挟美(禍斗)「・・・わかりました。サポートを続行します」
ゆみ「うんっ!」
-エスコフィエ号 Eデッキ 通路-
エンジンブロス(まみ)「ぐっ!ううぅ・・・!」
―スタンッ
ゆみ「・・・」
『GEAR REMOTE CONTROL!』
エンジンブロス(まみ)「っ!?お、お姉ちゃん!?何してるの・・・!?」
エンジンブロス(まみ)「ダメッ!それは適合率が高くないと変身出来ないんだから!」
ゆみ「だったら・・・変身出来るよ。だって・・・双子なんだもん」ニコリ
『FUNKY!』
ゆみ「潤動!」
―ブシュウウゥゥウッ・・・!
―バリバリバリィッ! バチバチッ・・・!
ゆみ「グ、ガァア・・・!グウウゥッ!」
エンジンブロス(まみ)「お姉ちゃん・・・!」
ゆみ「まみっ・・・!絶対に・・・お姉ちゃんが、止めて・・・みせるからッ!!」
ゆみ「ッアアァアアアアアアア!!」
『REMOTE CONTROL RUNNING GEAR』
リモコンブロス(ゆみ)「ッ・・・!」
http://i.imgur.com/9hsH2l1.png
エンジンブロス(まみ)「嘘・・・なんで・・・?」
エンジンブロス(まみ)「私なんて、何度も変身出来なかったのに・・・!」
リモコンブロス(ゆみ)「>>800」
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:56:06.25 ID:/cn1SO0BO
- ハハハ…本当になっちゃった
でもこれなら本気でやれるねまみ!
- 801 :1 [saga]:2021/07/29(木) 21:27:26.80 ID:10JYNfa90
- リモコンブロス(ゆみ)「ハハハ・・・イチかバチかだったけど、変身しちゃった」
リモコンブロス(ゆみ)「でも、これなら本気で相手してあげられるね」
エンジンブロス(まみ)「・・・お姉ちゃん。私・・・間違ってる事してた?」
エンジンブロス(まみ)「お姉ちゃんや、この病気に苦しむ人達を助けたいから・・・」
エンジンブロス(まみ)「「フルコース」に入って、協力してたのは・・・」
リモコンブロス(ゆみ)「・・・誰かのためにって、願っていた事は間違ってなんかないよ」
リモコンブロス(ゆみ)「それが・・・正しくしている場所じゃなかっただけなの」
リモコンブロス(ゆみ)「でもね?それに気づけなかったまみは、悪くないよ」
エンジンブロス(まみ)「・・・」
リモコンブロス(ゆみ)「だから・・・お説教は、これが代わりって事にしてあげる」
リモコンブロス(ゆみ)「掛かってきなよ。全力で・・・ね?」
エンジンブロス(まみ)「・・・ヴヴ・・・ヴヴヴッ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「・・・アァァアアアアアアアアッ!!」
リモコンブロス(ゆみ)「フゥゥゥッ・・・!」
最初にリモコンブロスは左掌、エンジンブロスは右掌に噴出球体を創り出して
次にそれぞれ左右のギアトルクガントレットに青と白の歯車型のエネルギーカッターを
形成する。
エネルギーカッターは回転しながら巨大化していった。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
食蜂「ついに私の時代が来たんだゾ☆」
http://comic.webnewtype.com/contents/mentalout/
帆風「おめでとうございます!」パチパチッ
上条「よかったな、おめでと」パチパチッ
蜜蟻「おめでとお☆」パチパチッ
おめでとう、みさきち!また千夜ちゃんの出番あるっぽいから楽しみ!
ただ新キャラがまた増えてウレシイゴブフッ(吐血)
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