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【劇場版安価】一方通行「EAT KILL All」7つの罪 【禁書】
- 553 :1 [saga]:2021/07/22(木) 12:52:07.96 ID:mrQaXyAw0
- 円周「すごい目になってた・・・」
円周「結膜まで真っ赤になってて・・・すごく、怖かった・・・」
アルファル「・・・座って?」
円周「・・・」ポスン
アルファル「・・・あの人がアマゾンって事は知っていたの?」
円周「・・・うん。私が小さい頃、お話し相手になってあげてて・・・」
円周「でも、あんな風になった事は一度も見た事なかったよ・・・」
アルファル「・・・嫌な事が積み重なって、怒りが募ったからなんじゃないかな」
円周「でも・・・清ヶお兄ちゃんは操られていたんだから・・・」
円周「清ヶお兄ちゃんは悪くないよ・・・悪いのはあのおじさん。だから・・・」
アルファル「・・・誰が悪いとか、そういうのであの人が怒ってるんじゃなくて」
アルファル「負けた悔しさから怒ってるんじゃないかな」
アルファル「この街ですごく強いんだよね?それなら、人1倍悔しがると思う」
円周「・・・」
アルファル「>>554」
- 554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 13:04:23.95 ID:NIFpbbEqO
- 弱さをあなたには見せたくなかったのかもね
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 13:04:55.07 ID:hOeKpjraO
- その悔しい彼をあなたはどうしたいの?
もちろん隣で支えてくれるんだよね
- 556 :1 [saga]:2021/07/22(木) 15:04:46.17 ID:mrQaXyAw0
- アルファル「その弱さを・・・貴女には見せたくなかったのかもね」
アルファル「・・・彼を貴女はどうしたいの?」
円周「・・・そばに居たら、迷惑になっちゃうから・・・」
円周「見守るだけでも・・・いいと思ってた・・・けど・・・」
アルファル「違うよね?」
円周「・・・」コクリ
アルファル「・・・私もね、人じゃなくて・・・可愛がってる猫なんだけど」
アルファル「一度は私のせいで・・・傷つけてはいないけど酷い子事をしてしまった」
アルファル「でも、ママが来てくれたおかげで助かったの」
アルファル「その時までは、私も・・・貴女と同じ気持ちになってたから、わかるよ」
アルファル「救う事が出来ない無力さを感じて、悲しみに浸っているかもしれない」
アルファル「でも、あの人のそばに居てあげないと・・・」
アルファル「あの人も同じ気持ちのままなんだよ」
円周「>>557」
- 557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 15:11:14.41 ID:NIFpbbEqO
- そうだね、一方通行がそう思ってるなら私は…
そう思ってなくてもいたいけど
- 558 :1 [saga]:2021/07/22(木) 16:21:54.84 ID:mrQaXyAw0
- 円周「・・・うんうん、そうだね。一方通行がそう思ってるなら・・・」
円周「そう思ってなくても、私はそばに居てあげたい」
アルファル「それでいいんだよ。何か飲み物持っていってあげたらどうかな?」
円周「うんうん、そうしてみるね。アドバイスしてくれて、ありがとう」
円周「えっと・・・あなたはだあれ?」
アルファル「私はアルファルだよ。貴女は?」
円周「私はね、木原円周」
アルファル「円周。私は別行動するけど・・・」
アルファル「恐らくあの人と同じ場所に行く事になるだろうから、その時は」
アルファル「援護してあげるよ。だから、心配しないでね」
円周「うんうん。一方通行の事・・・お願いね」
-病院 病室 869号室-
薬丸「・・・」
ナル「・・・」コヒュー・・・コヒュー・・・
―ガラララッ
薬丸「・・・え?」
「失礼します。・・・ナルハ・・・」
薬丸「(・・・ナルにそっくり・・・って事は)あの・・・ナル、ハのお母さん・・・?」
作楽木母「ええっ。娘が重症だと連絡がありましたので・・・」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 16:32:08.77 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 16:32:15.15 ID:mBEbAslUO
- んにゃー
- 561 :1 [saga]:2021/07/22(木) 16:51:01.29 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「・・・っ!」
―バッ
―ザッ・・・
薬丸「ごめんなさい!ごめんなさいっ!」
作楽木母「え・・・っ?」
薬丸「こ、こうなったのは、仲ま・・・友達との、その・・・喧嘩で起きた事で・・・」
薬丸「この子は止めようとして、でも、止められなくて・・・」
薬丸「で、でもっ!友達も決して悪気があってやったんじゃないんですっ!」
薬丸「必死になってたんです!大事な人を、助けたくて、それで・・・っ!」
薬丸「私っ、私が、ぅっ・・・止めてあげ、られ、てったら、ぇぐっ・・・」ポロポロ
薬丸「こんな事に、なら、なかったんで、すっ・・・!」
薬丸「ごめん、なさ゛いっ!ごめ゛んな゛さい!」
薬丸「私の事を、ぇぐっ・・・引っぱたいても、蹴飛ばしてもいいですから・・・」
薬丸「友達の事は、許してあげてくださいっ!」
作楽木母「・・・」
―ナデナデ
薬丸「っ・・・」
作楽木母「顔を上げてください。・・・わかっています」
作楽木母「この子から、ずっと貴女方のお話しを聴かせていただいているんです」
薬丸「え・・・?・・・そ、そうなんですか?」
薬丸「(連絡取ってないって言ってたのは、嘘って事・・・?)」
作楽木母「お友達のせいで重症になった事には、少し・・・戸惑いました」
作楽木母「けれど、きっとそれには複雑な理由があるからなんですよね?」
作楽木母「私はナルハが信じている貴女方を信じます。それが母親なのですからね」
薬丸「>>562」
- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 17:22:39.79 ID:NIFpbbEqO
- あ、ありがとうございますっ…
ナルも頑張ってくれました、今も頑張ってますけど…私が不甲斐ないばかりに…
- 563 :1 [saga]:2021/07/22(木) 18:12:07.47 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「あ、ありがとうございますっ・・・」グシッ
薬丸「ナルはとっても頑張ってくれました。今も頑張ってますけど・・・」
薬丸「私が不甲斐ないばかりに・・・」
作楽木母「いいんです。貴女が無事でこの子も、安堵しますよ」
薬丸「そう、ですか・・・それなら、いいんですけど・・・」
作楽木母「この子はこの街へ来てから・・・寂しかったと話していました」
作楽木母「もうお家に帰りたい、この街が嫌いになった、って・・・」
薬丸「ナルが、そんな事を・・・全然知りませんでした・・・」
作楽木母「随分昔の話ですからね、恥ずかしくて話したくはなかったんでしょう」クスッ
作楽木母「それからしばらくして、ナルを引き取る手続きをしている時に」
作楽木母「やっぱりこの街に居ると言ってきたんです。友達が出来たから」
作楽木母「もう寂しくなんかないよ、と明るくなっていたのがわかりました」
作楽木母「ですから・・・貴女方にはとても感謝しています」ニコリ
薬丸「お母さん・・・」
作楽木母「・・・そのお友達に何があったのか、わかちませんが・・・」
作楽木母「また仲直りしていただける事を、願っていますよ」
薬丸「>>564」
- 564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 18:18:04.64 ID:NIFpbbEqO
- …はい!
必ず私達みんなで力を合わせてやりますから…!
まともなお母さん?
- 565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 18:18:33.66 ID:mBEbAslUO
- 仲直りしますよ、そのために一発ちゃんとやり返してからですけどね!グシッ
- 566 :1 [saga]:2021/07/22(木) 18:55:20.91 ID:mrQaXyAw0
- 薬丸「・・・はい!必ず・・・必ず仲直りして・・・」
薬丸「これからも皆で力を合わせ漫画を描いていきますっ」
薬丸「友達には・・・ちゃんと言い聞かせておきますので、ご心配なく」
作楽木母「あまり過度にはしてあげないでくださいね?」クスッ
薬丸「いえ、きっちり落とし前を付けさせます」
作楽木母「あら、怖いです事・・・」クスッ
ゆみ「・・・」
ゆみ「(懐かしいな・・・私達もあんな頃があって、楽しかったよね・・・)」
ゆみ「(まみもあんな風に笑い合ってたりして・・・)」
ゆみ「(>>567)」
>>564 一週間フレンズの藤宮さんのお母さんみたいな感じ。声は高山みなみがいいなーって
- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:04:07.09 ID:mBEbAslUO
- そうか…私もそうしたいんだ…
みんなと協力してやっていけばまみも…
- 568 :1 [saga]:2021/07/22(木) 20:20:02.15 ID:mrQaXyAw0
- ゆみ「(・・・そっか。私もそうしたいんだ・・・)」
ゆみ「(私の場合は友達じゃなくて、家族としての問題だけど・・・)」
ゆみ「(きちんとあの子の気持ちを理解してあげたらよかったんだ・・・)」
ゆみ「(無我夢中になって、抵抗だけしかしてなかったから・・・)」
ゆみ「(話し合えなくて・・・負けちゃったんだよね・・・)」
ゆみ「(あの人達と協力してやってみれば・・・)」
ゆみ「っ・・・ね、ねぇ・・・ちょっと、ごめん」ムクリ
薬丸「え?・・・私?」
ゆみ「うんっ・・・あのね、さっきの話の事なんだけど・・・」チラッ
薬丸「・・・ナルのお母さん。少し込み入った話をしますので・・・」
作楽木母「ええっ、廊下で待っていますね」コクリ
―ガラララッ パタン・・・
薬丸「・・・で、何?」
ゆみ「私の妹も亡本に利用されてるっぽいの。だから・・・」
ゆみ「・・・足手纏いには絶対ならないから、協力させてほしいの」
薬丸「・・・」
- 569 :1 [saga]:2021/07/22(木) 20:55:19.79 ID:mrQaXyAw0
- -学園都市 第一五学区 テレビ局-
―パシャパシャッ パシャパシャッ
「亡本様。そろそろお時間です」
亡本「ふむ・・・では、これで失礼する。取材の一面は必ず私の部下に目を通す事だ」
「あの!先程の発言が本気だとすれば、この街の都民が信じると思いですか?」
「少なくとも・・・半数以上は信じようとしないと思いますが」
亡本「・・・何故だ?あの映像が何よりの証拠ではないか」
亡本「信じまいとしても、私の決定事項でライダーには気の毒に思うが・・・」
亡本「この街には居てもらっては困るのだよ」
―スタスタ・・・
-第一五学区 高速道路-
―ブロロロロローッ
亡本「(やっとうるさい蠅共から離れられるな)」
亡本「(・・・しかし、こうも事が進むとは実に清々しいものだ)」
亡本「(私の事業の利益が向上し、更なる利益を得られる)」
亡本「(そのためには、まず邪魔なライダー共を消し去らなければならなかった)」
亡本「(が、それも時間の問題となったな)」
「亡本様。お電話です」
亡本「ふむ・・・私だ。予定変更は伝えてくれたのか?」
亡本「・・・では、断念せざるを得ない客達には3日後」
亡本「ホテルでのパーティを開く予定とする。いいな?」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:59:06.96 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 20:59:12.59 ID:mBEbAslUO
- な
- 572 :1 [saga]:2021/07/22(木) 21:18:02.67 ID:mrQaXyAw0
- 亡本「・・・では」
―ガチャン
亡本「おい、エスコフィエ号まではどのくらいかかる?」
亡本「30分居ないに到着しろ。さもなければクビだぞ」
「はい」
―ブロロロロローッ!
-学園都市 第一一学区 運河 エスコフィエ号-
亡本「・・・丁度だな。今度からは5分短縮しろ」
「かしこまりました」
菱形「どうも亡本さん。「フルコース」は船でネクターの採取をしてますよ、うん」
亡本「ふん・・・所詮Bランクの味気ないものだが、仕方ないな」
DPスペクター(清ヶ)「」
亡本「・・・それはアイツなんだな?姿が違うが」
菱形「もちろんそうですよ。強化形態に変身してるだけですからね、うん、」
菱形「姫戯の回収は済みましたので、命令権は僕に戻ってます」
亡本「では・・・今後は私がその命令権を譲り受けようか」
菱形「>>573」
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:29:27.29 ID:NIFpbbEqO
- 構いませんけどどうするんですか?
- 574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:29:40.60 ID:mBEbAslUO
- んーしかしこの子は僕の友達ですからね
- 575 :1 [saga]:2021/07/22(木) 21:42:18.00 ID:mrQaXyAw0
- 菱形「んー・・・構いませんけど、ずっと操り人形として使うつもりなんですか?」
亡本「当然だ。こいつが使い物にならなくなるまでな」
亡本「学園都市最強だった一方通行を葬ったんだ」
亡本「誰でも喉から手が出るほど使いたいだろう」
菱形「そうですか。・・・あー、ただ1つ誤りがありますね、うん」
亡本「何?」
菱形「一方通行はまだ生きてますよ?うん、今頃あのニュースを観て・・・」
菱形「貴方を殺すプランでも立ててるんじゃないですかねー」
亡本「馬鹿な。心臓を貫かれて生きているだと?」
菱形「彼はアマゾンですよ?それも特別な存在であり・・・」
菱形「そう簡単に死ぬ訳がありませんね。うん」
亡本「・・・なら、早速使ってやろう」
菱形「では・・・これからは亡本様の言う事を聴く事。いいね?」
DPスペクター(清ヶ)「」コクリ
亡本「一方通行を殺せ。病院事潰しても構わん、確実に始末しろ」
菱形「あー、それは流石にやり過ぎじゃ?」
亡本「私の事業の利益を得るための、致し方ない犠牲に過ぎん」
亡本「邪魔なライダーを消し去るためにも、民間に不興を買わせるだけだ」
菱形「・・・>>576」
- 576 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:46:17.03 ID:NIFpbbEqO
- んー流石に病院はまずいかと、あまり醜態を晒しすぎると他のライダーがこっちに来ますよ
ただでさえアマゾンは厄介なのに
- 577 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:47:27.32 ID:NIFpbbEqO
- それは賛成しかねますね、一方通行だけを狙うならこっちが出てこずとも向こうから来たときにやればいいだけですし
その子の強さはわかったでしょう?
- 578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 21:47:51.85 ID:mBEbAslUO
- それは承服できませんね
- 579 :1 [saga]:2021/07/22(木) 22:08:11.56 ID:mrQaXyAw0
- 菱形「んー・・・流石に病院ごとがマズいですよ。あまり醜態を晒しすぎると」
菱形「他のライダーがこっちに来ますよ?ただでさえアマゾンは厄介ですのに」
菱形「それに、一方通行だけを狙うならこっちが出てこずとも」
菱形「向こうから来た時にやればいいだけだと思いますよ?」
亡本「手を先に打てばこちらが有利になるだろう。それくらいわかれ」
菱形「いやいや、無謀って言葉知ってます?」
亡本「私がやるのではない。コレがやるのだから、そんな言葉は当てはまらないぞ」
亡本「一方通行を殺せるコレなら、すぐに片付けられるだろう?」
菱形「・・・ええ、まぁ。うん」
亡本「それならさっさと行け。一方通行を殺せ」
DPスペクター(清ヶ)「」コクリ
亡本「用がないなら、私は先に行くぞ」
菱形「・・・」ハァー
菱形「わかりましたよーっと」
-学園都市 第一一学区 運河 エスコフィエ号 調理室-
―ガタッ ガタガタ ガタッ ガタッ
まみ「っ・・・!」フーフー
シェフ「さて、これで今回の調整は終わりです。ネクターもそれなりに集まりましたね」
まみ「っぷは!」
シェフ「貴女のネクター、B級ですがデザートに使えます。安心しなさい」ポン
まみ「・・・はい」コクリ
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:25:51.88 ID:NIFpbbEqO
- ほい
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:26:05.34 ID:mBEbAslUO
- あ
- 582 :1 [saga]:2021/07/22(木) 22:31:49.04 ID:mrQaXyAw0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
- 583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/22(木) 22:58:57.77 ID:NIFpbbEqO
- おつおつ
- 584 :1 [saga]:2021/07/23(金) 08:55:27.81 ID:3/OFdjuY0
- シェフ「とにかく量が必要よ。時間が押しているから、この際品質は問わないわ」
まみ「あ、あの、まだ、足りないんですか・・・?」
まみ「た、確かに姫が戻れば、もう皆には手を出さないと、約束しましたが・・・」
シェフ「もちろんよ。私は約束は守るわよ!大事な食前酒との約束よ。破るわけないわ」
シェフ「・・・でも、その皆って何の事かしら?」
まみ「・・・え?」
シェフ「貴女の他にも子供達が居るのは知っていたけど・・・」
シェフ「ここに子供なんていたかしら」
シェフ「ここには最初から食材しかいないわよ?」
―ゴゴン・・・
まみ「・・・!?」
シェフ「ここまで準備するのに苦労したのよ。ネクターの製造ラインを造るのにね」
まみ「ぁ・・・ぁぁ・・・」
シェフ「けれど、やっぱり透明度が低いのよねぇ。この程度しか出来ないなんて」
シェフ「ひどいものよ。食前酒、見て頂戴」
まみ「・・・まだ・・・生きてるん、ですか・・・?」
まみ「みんな、まだ・・・死んで、いないですよね・・・?」
シェフ「当たり前じゃない。生きていなかったらネクターが脳内で分泌されないもの」
シェフ「見なさい。心臓がある箇所を裂いて繋いでいるパイプから採取しているのよ」
シェフ「貴女や姫戯と違ってアナログだけれど、手っ取り早く採取できるから」
シェフ「私とスーシェフの能力を使って採取しなくて済むわ」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 08:56:18.24 ID:h/mmV7fuO
- きつい…
- 586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 08:56:26.98 ID:wPyqwr2SO
- ん
- 587 :1 [saga]:2021/07/23(金) 09:16:04.80 ID:3/OFdjuY0
- スーシェフ「シェフ。この食材、もう絞っても出ませんよ」
シェフ「なら捨てなさい」
まみ「・・・」
―ガコッ
スーシェフ「よっと・・・」
―ガサガサッ ・・・ドチャッ
シェフ「でも、すぐに使い物にならなくなるのよね。それが欠点だわ」
シェフ「やっぱり幼体だとネクター採取には合わないのかしらねぇ」
まみ「・・・」
[まみ姉ちゃん!カエル捕まえた!]
まみ[か、可愛そうだから逃がしてあげて!]
[いたいよ〜!]
まみ[ちょっと待ってて。すぐに絆創膏貼るから]
[まみお姉ちゃん!これ、あげる!]
まみ[・・・ありがとう]
―ゴポポポッ・・・
まみ「・・・ぁ」
―ぺたん・・・
―ガシャァアアンッ!!
まみ「」ビクッ
カニアマゾン「!」ブクブク
「開けろぉッ!ここから出せぇッ!」
シェフ「ちっ。煩いわね・・・」
まみ「あ、あの・・・あの人達は・・・?」
シェフ「あれ?まぁ、家畜よ。新鮮なまま運んで、調理の際に絞めてから使うの」
まみ「使う、って・・・あ、あれ、人、ですよね・・・?食べたりなんて・・・」
シェフ「あら?貴女、虫の事を知らなかったの?」
シェフ「>>588」
- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 09:58:21.30 ID:h/mmV7fuO
- 美味しく食べれるのよ、っていうかそれを目当てに来てる人も多いし
- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 09:58:44.55 ID:wPyqwr2SO
- どこまで説明したのかわからなくなっちゃうわね全く…
- 590 :1 [saga]:2021/07/23(金) 10:30:22.85 ID:3/OFdjuY0
- シェフ「どこまで説明したのかわからなくなっちゃうわね、まったく・・・」
シェフ「この虫は正式名、アマゾン。とある計画で生み出された細胞によって」
シェフ「人間サイズになるまで培養した生き物よ」
シェフ「人食いの肉食動物で、細胞そのものが人間の味を好む化け物でもあるわ」
シェフ「でも、そのアマゾン細胞のおかげで、色んな部位が無駄のない」
シェフ「ハラミの柔らかさと赤身の旨みを兼ね備えている素晴らしいお肉になってるの」
シェフ「今までにない美味なる精肉っていう、売り文句を目当てに」
シェフ「今回、お越しになるお客様が多いわね」
シェフ「私も味見をしてみたけど・・・あれはネクターとの相性はバッチリだったわぁ」
―ジュルリ・・・
まみ「・・・」ゴクリ
シェフ「それで、亡本様はこの細胞を利用したライダー計画を知って・・・」
シェフ「私に計画の参加を命じてくださり体内に移植して、変身できるようになったのよ」
シェフ「貴女はカイザーシステムの改良型の変身者となったのだから見直したわ」
シェフ「>>591」
- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 10:34:44.17 ID:h/mmV7fuO
- あれを使えるのがこんな子なんてね
しかも従順に私に手伝ってくれるからありがたいわねぇ、ホント
- 592 :1 [saga]:2021/07/23(金) 10:50:52.22 ID:3/OFdjuY0
- シェフ「あれを使えるのが貴女だけだったんだからね」
シェフ「他の連中は大抵、変身の耐性がなくてダメだったみたいだし」
シェフ「貴女は従順に私に手伝ってくれるからありがたいわねぇ、ホント」
まみ「い・・・いえ・・・」
シェフ「さっ、無駄話はこれでおしまいよ」パンッ
シェフ「今夜出航して、お客様へ最高のおもてなしをしないとね」
まみ「・・・」
シェフ「どうしたのよ?まさか貴女は今更船はダメなんて言わないでしょうね」
まみ「だ、大丈夫です・・・少し、緊張してしまって・・・」
シェフ「そう・・・心配しないで。私がついているから」
スーシェフ「シェフ!俺も!俺もいます!」
シェフ「アンタいつの間にいたのよ。・・・まぁ、いいわ」
シェフ「行くわよ。仕込みを始めないと」
スーシェフ「Oui!」
まみ「・・・はぃ」
- 593 :1 [saga]:2021/07/23(金) 11:07:15.72 ID:3/OFdjuY0
-
-第七学区 第七病院 中庭 共有トイレ 女子トイレ-
リーダー「・・・」
エステル「・・・リーダー。そのまま塞ぎ込むつもりか?」
リーダー「・・・」
エステル「あのテレビを壊してしまった事なら心配するな。一方通行が弁償して」
リーダー「本気でそれを言っているのかい?君は・・・」
エステル「・・・ちょっとした気休めの冗談を言おうとしただけだ」
エステル「清ヶと挟美を助けだそう。そして幹比古と亡本に目に物を見せてやろう!」
リーダー「・・・無理だよ。あの一方通行でも勝てなかったのに・・・」
リーダー「どうやって勝つって言うんだ・・・」
エステル「一方通行が勝てなかったのは、私達が変身する系統のライダーが持つ機能との」
エステル「相性が悪かったからだ。物理攻撃を無効化するからな」
エステル「だが、同じその機能を持っているなら攻撃は出来る。勝ち目はあるはずなんだ」
リーダー「一方通行が負けたっていうんだよ。・・・その時点で勝てっこないじゃないか」
エステル「>>594」
- 594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 11:32:51.54 ID:h/mmV7fuO
- 君はそう簡単に諦める子だったか?
- 595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 11:33:36.16 ID:wPyqwr2SO
- 勝つか負けるかは置いといて君は清ケにぎゃふんと言わせたないのか?
- 596 :1 [saga]:2021/07/23(金) 11:54:31.55 ID:3/OFdjuY0
- エステル「勝つか負けるかは置いといて、お前は仲間・・・いや」
エステル「友を見捨てるつもりか?」
リーダー「・・・」
エステル「そんな簡単に諦めるなんて・・・情け無いぞ」
リーダー「・・・うるさい」
エステル「うるさいのか?なら、そこから出て黙らせてみろ!」
エステル「友を救えないで何が友情だと言うんだ!お前もライダーなんだろう!?」
エステル「ライダーは助け合いじゃないのか!」
リーダー「・・・」
エステル「お前には聞えてないだけで清ヶは心から叫んでいるんだ!」
エステル「助けて、と・・・!」
エステル「>>597」
- 597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 11:58:21.94 ID:h/mmV7fuO
- リーダーとして仲間として勇気を出してみないか?
無論私も協力しよう
- 598 :1 [saga]:2021/07/23(金) 12:19:38.16 ID:3/OFdjuY0
- エステル「リーダーとして、友として、勇気を出してみないか?」
エステル「私も当然手を貸す。清ヶと挟美を助けるためにな」
リーダー「・・・」
エステル「今後、気まずい関係になってしまうという恐怖はわかる」
エステル「だが、そうなるという答えは喜怒哀楽の欠片があってこそ、重なっていき」
エステル「地図になっていき、まだ未完成のままになるだろうが」
エステル「明日を照らしてくれる、光になるんだ」
エステル「誰もが認める完成図よりも皆が描く景色を描けば良い」
エステル「まだ見ぬ未来は、お前が答えを出すしかないんだぞ」
リーダー「・・・」
エステル「リーダー。・・・そこから出て来い」
リーダー「・・・」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 12:28:21.91 ID:h/mmV7fuO
- 頑張れリーダー
- 600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 12:28:31.73 ID:wPyqwr2SO
- んひ
- 601 :1 [saga]:2021/07/23(金) 13:08:17.27 ID:3/OFdjuY0
- ―ガチャッ・・・
リーダー「・・・」
エステル「・・・トイレは済ませたか?」
リーダー「別に漏らしたりしないから、大丈夫だよ」
エステル「そうか」クスッ
リーダー「・・・ありがとう、エステル」
エステル「なに。友なら支え合ってなんぼだ」
エステル「・・・清ヶが変身していた形態は、ネクロムの複眼と同様だったんだな?」
リーダー「うん。それからあの紫と銀の強化形態に変身したよ」
エステル「・・・ネクロムには洗脳する機能を備え付けようという」
エステル「人道的ではない案を幹比古は出していた。恐らくそれで操っているんだ」
エステル「洗脳を解くには、変身を解除させなければいけない」
リーダー「なるほど・・・わかった。エステル、清ヶの事は僕に任せてほしい」
エステル「え?い、いや、私も協力しなければ危険だ」
リーダー「君は菱形幹比古と決着をつけないといけないんじゃないのかい?」
エステル「・・・それは、そうだが・・・」
リーダー「>>602」
- 602 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 13:33:45.81 ID:h/mmV7fuO
- 僕は清ケと決着をつけたい、エステルは菱形と決着をつけたい
気持ちは同じだよ、僕も君に負けないように立ち向かうから
エステルは割とこういうやる気にさせるのうまそうな気がする
- 603 :1 [saga]:2021/07/23(金) 13:47:36.58 ID:3/OFdjuY0
- リーダー「僕は清ヶと決着をつけたい、エステルは菱形と決着をつけたい」
リーダー「気持ちは同じだよ。僕も負けないように立ち向かうから」
リーダー「一方通行は・・・どうするのか、わからないけど」
リーダー「彼も必ず立ち上がるよ。だって・・・彼も友達なんだからね」
リーダー「放っておく訳がないさ。・・・絶対に」
エステル「・・・そうだな。一方通行はとっても強いんだ」
エステル「1度や2度敗北したからといって、諦めるとは思えない」
エステル「信じよう、一方通行を。・・・一先ず、ナルが居る病室へ戻ろうか」
リーダー「そうだね。一方通行が戻ってきたらすぐにでも作戦を立てられるように」
-第七病院 屋上-
一方通行「・・・」
手塩「・・・一方通行。黄泉川に、教えていた件・・・居場所はわかっているんだろう?」
一方通行「・・・」
手塩「何故、嘘をついたんだ?」
一方通行「>>604」
>>602 元ネタのタケル殿も鼓舞するのが上手いでせうからね
- 604 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 13:54:09.23 ID:wPyqwr2SO
- 黄泉川を巻き込むのはなンか違うからな、これは俺とアイツの問題だ
ケリをつけにいかねェとなっとくできねェ
- 605 :1 [saga]:2021/07/23(金) 14:13:43.32 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「黄泉川を巻き込むのは・・・なンか違うからなァ」
一方通行「これは俺の問題だ。・・・ダチとしての・・・」
一方通行「ケリをつけにいかねェと納得できねェンだ」
手塩「だが、相手が相手なんだ。やはり、黄泉川の、手は借りた方が」
手塩「あの男を、取り逃しそうになっても、手配できると、思うぞ」
一方通行「あの野郎を捕まえンのはどうだっていい」
一方通行「俺はまず・・・アイツを止めねェと気が収まらねェ」
手塩「・・・それなら、何故・・・あの子達のところへ、戻らない?」
一方通行「・・・勝手に俺だけで行けばいいだけの事だろ」
手塩「あの子達を、頼らないのか・・・?」
一方通行「俺がやられちまったのは知ってンだろ。なら・・・」
一方通行「>>606」
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 14:15:17.25 ID:wPyqwr2SO
- そンなかっこ悪いところ見せて協力してくれはいえねェ…
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 14:15:44.60 ID:h/mmV7fuO
- 俺を負担、足枷にしてアイツらの邪魔になるのはない
- 608 :1 [saga]:2021/07/23(金) 14:49:37.12 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「情けねェところを見せちまった以上、協力なンざ言えねェよ」
一方通行「俺を気遣って、負担にも足枷にもなっちまったら邪魔でしかねェだろ」
一方通行「だったら・・・俺だけで止めてやるよ」
手塩「・・・友達を、信じないのか?」
一方通行「信じるどうこじゃねェ。アイツらが死ぬのを見たくねェんだ」
一方通行「死ぬなら俺だけで十分だろ・・・」
手塩「・・・一方通行」
一方通行「・・・あ?」
手塩「っ・・・」
- 609 :1 [saga]:2021/07/23(金) 14:53:49.58 ID:3/OFdjuY0
-
―パァンッ!!
一方通行「・・・、」
手塩「・・・」
一方通行「・・・危ねェだろ。反射切ってなかったら腕がもげてたかもしれねェってのに」
手塩「・・・お前が、死ぬよりは、マシだ」
手塩「母親なら・・・そう思う、からな」
一方通行「・・・あァ?」
手塩「お前に組み込まれた人間の遺伝時は・・・私のものだ。だから・・・」
手塩「お前は、私の息子だ。一方通行」
一方通行「・・・。・・・そォかよ」
手塩「>>610」
- 610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 14:54:55.16 ID:h/mmV7fuO
- だからこそ息子がそんなこと言って止める母親ではないんだ私は、そんなことは二度と言うな
- 611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 14:55:33.92 ID:wPyqwr2SO
- 生きて戻ってこい、私との約束だ
- 612 :1 [saga]:2021/07/23(金) 15:16:24.11 ID:3/OFdjuY0
- 手塩「だからこそ、息子が、そんなこと言って止めない母親ではないんだ」
手塩「私の前で、そんなことは、二度と言うな」
一方通行「・・・」
手塩「情けないだと?お前は、友達を、助けるために戦ったんだ」
手塩「すごく、立派な、事じゃないか。息子として、誇りに思う」
手塩「友達だって、お前を信じている、はずだ」
手塩「無謀な事をするお前では、ないと。協力して、戦ってくれると」
手塩「もう、お前は、1人ではない。漫画家として、大切な、友達と恋人と・・・」
手塩「これからも、生きてもらいたいんだ」
一方通行「・・・」
円周「一方通行」
一方通行「・・・円周」
円周「飲み物、買ってきたの。・・・飲む?」
一方通行「・・・おう」
手塩「・・・私は、黄泉川のとこへ行く。上手く、誤魔化して、誘導しておく」
一方通行「おい・・・その後で黄泉川がうるさくなって知らねェぞ」
手塩「>>613」
- 613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 15:20:55.76 ID:h/mmV7fuO
- アイツのうるささなら慣れてるさ、困ったら飲みに連れて行って潰せばいいしな
- 614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 15:21:27.64 ID:wPyqwr2SO
- 黄泉川も警備員だし私の本意がわかると思うわ
- 615 :1 [saga]:2021/07/23(金) 15:39:24.52 ID:3/OFdjuY0
- 手塩「アイツの、怒鳴り声になら、慣れてるさ」
手塩「困った時は、飲みに連れて行って、潰せばいいしな」
手塩「まぁ・・・黄泉川も、私の本意が、わかると思ってくれる、はずだ」
一方通行「・・・ならいいがよォ」
手塩「・・・生きて、戻ってこい、私との約束だ」
一方通行「・・・おゥ」
―スタスタ・・・
円周「はい。コーヒー」
一方通行「・・・ああっ」
―カシュッ ゴクゴクッ・・・
一方通行「・・・」
円周「・・・皆、ナルお姉ちゃんがいる病室に戻ってくるのを待ってたよ」
円周「清ヶお兄ちゃんと挟美お姉ちゃん・・・それから」
円周「誘拐されてる子達も、助けようって言ってた」
円周「・・・一方通行も、行くよね?」
一方通行「>>616」
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 15:45:25.01 ID:h/mmV7fuO
- …ああ、ほっとけねェしな
- 617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 15:45:38.17 ID:wPyqwr2SO
- 俺にできることをするだけだ
- 618 :1 [saga]:2021/07/23(金) 17:17:52.28 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「・・・ああっ。放っておける訳ねェしな」
一方通行「俺にできることをするだけだ」
円周「うんうん。それでこそ一方通行だね」ニコリ
一方通行「・・・アイツらも本気でやンのか?」
円周「うん。すごく気合が入ってる感じだったよ」
一方通行「・・・なら、俺もやらなきゃならねェな・・・」
一方通行「ったく・・・仕事始めの前日だってのに、忙しくさせやがってよォ」
一方通行「亡本裏蔵・・・(ぶっ殺してやろうか・・・)」
―ゴクゴクッ・・・
一方通行「・・・さァーて、戻るとするか」
円周「うん。私も混ざっていい?」
一方通行「・・・聴くだけならまァ、いいだろ」
円周「やった♪」ワクワク
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 17:28:27.91 ID:h/mmV7fuO
- ほい
- 620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 17:28:33.89 ID:wPyqwr2SO
- んーとこれさ
- 621 :1 [saga]:2021/07/23(金) 17:50:02.74 ID:3/OFdjuY0
- ―プルルルルッ プルルルルッ
一方通行「あン?・・・なンだ?」
土御門『おぉ、やっぱ生きてたか。よかったぜい』
一方通行「からかいに電話してきてンなら切るぞ」
土御門『まぁまぁ、生存してるとわかって安心したにゃー』
土御門『で、亡本の野郎が開くパーティなんだが今夜開かれるぜよ』
一方通行「・・・場所は昨日言ってた場所で間違いねェな?」
土御門『ああっ。乗り込む方法はどうするつもりだ?』
土御門『料理を作るのに使う、新鮮な食材を運ぶトラックに忍び込んでいくか』
土御門『客を装って乗り込むか、上空からパラシュート無しで乗り込むか』
一方通行「・・・最後のは確実にバレンだろ」
土御門『だから、オススメはトラックか客を装うかだにゃー』
土御門『ちなみになんだが、船籍が外国で警察犬は船長にある』
土御門『離岸されれば警備員や風紀委員じゃ手出しは出来なくなるぜよ』
一方通行「なら丁度よかったなァ。俺の顔見知りには別の方へ行ってもらってンだ」
土御門『なら・・・一方通行と愉快な仲間達で乗り込むって事だな』
土御門『準備は午後7時までに済ませておけ。その時にはもう出航してるぜよ』
一方通行「>>622」
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 17:57:32.76 ID:h/mmV7fuO
- 時間まで教えてくれるなンて随分親切だなァ
しかし客に扮するのが一番目立たないだろうが…
- 623 :1 [saga]:2021/07/23(金) 18:07:27.91 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「時間までわかってンのか」
土御門『どうやら本来翌日に客を集めて、出航予定だったみたいなんだが』
土御門『急遽、予定変更して本日から豪華客船3日間の旅へお招きしたみたいだにゃー』
一方通行「随分と親切心に欠ける事すンだなァ。行けれねェ客も居るだろうってのに」
土御門『そこも考えて3日後に別のところでパーティを開いてやるみたいだぜい』
一方通行「はン・・・まァ、それはどうでもいいか」
一方通行「客に扮して乗り込むのが目立たねェだろうが・・・」
一方通行「パーティを滅茶苦茶にしてやるなら、乗り込む手段なンざ何でもいいかァ」
土御門『ま、それはお前の考えに任せるぜよ。・・・一方通行』
一方通行「あン?」
土御門『あのニュース見て、俺も流石に笑って済まそうとは思えなくなってな』
土御門『・・・物理的に殺すか、社会的に殺すか・・・好きにしていいぜい』
一方通行「・・・俺じゃなしに、別の奴に委ねるかもしれねェが・・・」
一方通行「>>624」
- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 18:14:56.29 ID:KoCX7vQKO
- ンなこと考えなくて良いだろォよ、これは俺が手打ちにする
お前の手まで使わせねェ…
- 625 :1 [saga]:2021/07/23(金) 18:30:24.84 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「ンな事は考えるだけ無駄だろォ。それはどうにかしてやる」
一方通行「お前の手まで借りはしねェよ」
土御門『そうか。じゃ、任せるですたい』
土御門『それと言い忘れてたんだが、食材を運ぶトラックは第四学区で一度確認を行なって』
土御門『エスコフィエ号が停泊している港へ行くそうだぜい』
一方通行「・・・ああ、覚えておく」
一方通行「ンじゃ・・・明日の特ダネを楽しみにしてな」ニヤリ
土御門『ああっ。もちろんだにゃー』
―プツッ
一方通行「・・・行くぞ、円周」
円周「うん、わかった」コクリ
-第七病院 病室 869号室-
―ガラララッ
一方通行「お前ら、全員集まってンな?」
リーダー「遅いよ、一方通行。いつまで休憩してたんだい」
一方通行「お前に言われたかねェよ。ったく、これを誰が弁償すると思ってンだよ」
薬丸「あ、ホントに弁償してくれるんだ・・・」
エステル「なぁ?私の予想通りだろう」フフン
リーダー「・・・一方通行。気持ちはもう固まっているんだね?」
一方通行「>>626」
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 18:40:10.77 ID:h/mmV7fuO
- あァ、やることは少なくねェがやるしかねェからな
悪いが協力してくれ、いいか?
- 627 :1 [saga]:2021/07/23(金) 19:09:10.19 ID:3/OFdjuY0
- 一方通行「あァ、やることは少なくねェがやるしかねェからな」
一方通行「お前らには悪いが・・・協力してくれ、いいか?」
リーダー「寧ろ、協力させてもらうよ。絶対に」
薬丸「ナルのお母さんが来たんだけど、その時約束したからね。清ヶに一発入れるって」
エステル「私の旧友が引き起こした事でもある。協力する他はないんだ」
ゆみ「え、えっと・・・妹を助けるために、協力させてほしい、な」
一方通行「あァ?・・・お前、何があったってンだ?」
薬丸「姫戯を攫った亡本お抱えの暗部組織に妹さんが居て、その子を助けたいんだって」
エステル「その妹は怪人に変身するそうだ。中々厄介そうだな」
ゆみ「でも、きっと話し合えば誰も傷付かずに済むはずなの・・・」
ゆみ「姉として、私が止めてあげなきゃいけないから・・・お願いっ!」
一方通行「・・・足手纏いになンじゃねェぞ」
ゆみ「うんっ」コクリ
◎ 76以上or39〜65orゾロ目
△ ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 19:40:11.35 ID:h/mmV7fuO
- ほい
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 19:40:18.49 ID:KoCX7vQKO
- きつし
- 630 :1 [saga]:2021/07/23(金) 20:17:05.35 ID:3/OFdjuY0
- ―ムクリ・・・
ナル「・・・」
リーダー「っ!。ナルっ!目が覚めたんだね・・・!」
薬丸「で、でもダメじゃない!ちゃんと寝てなきゃ!」
ナル「ううん、大丈夫大丈夫。・・・一方通行」
ナル「ボクも行くよ。清ヶと挟美を助けたいんだから」
リーダー「えっ?」
一方通行「・・・」
薬丸「・・・アンタ、数時間前まで死にかけてたのよ」
リーダー「そうだよ!先生だって、安静にしていないとって言われてるんだ」
リーダー「ナル。気持ちだけ受け取っておくよ」
ナル「・・・あのウサミミの子はよくて、ボクはダメなの?」
円周「ナルお姉ちゃんは重症の度合いが酷いから・・・やめておいた方がいいよ」
一方通行「最悪・・・死ンじまっても文句は言わせねェぞ」
ナル「>>631」
ついにオリンピックの開会式が日本で始りましたねー。すごーい
- 631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 20:36:14.71 ID:h/mmV7fuO
- うーむ現実にオリンピックがやってるなんて…
一方通行だって寝てたんじゃないの?
それなのに僕が休むわけには行かないよ…
- 632 :1 [saga]:2021/07/23(金) 21:25:55.16 ID:3/OFdjuY0
- ナル「一方通行だって寝てたんじゃないの?今はもう大丈夫そうだけど・・・」
ナル「それなら、僕だって休む訳にはいかないよ」
一方通行「・・・」
リーダー「・・・薬丸。睡眠薬を創って」ヒソ
薬丸「うん・・・」コクリ
一方通行「・・・無謀と無茶の違いってのはわかってるか?」
ナル「無謀は出来ないのにやる事で、無茶は出来ないけどやってみてみる事でしょ」
ナル「ボクは後者だから、大丈夫だよね?」
一方通行「ンな訳あるか。お前がやろうとしてンのは、前者の方だ」
一方通行「後先考えずにやろうとすンのが無謀っつゥ正しい意味なンだよ」
ナル「ふーん。そうなんだ」
エステル「ナル、運が良くて命拾いしたんだ。その身体で行けば、戦わなくても」
エステル「死んでしまうかもしれないんだぞ!」
リーダー「・・・足手纏いになるから、付いて来て欲しくないよ」
ナル「・・・>>633」
>>631 生きてる内に日本でオリンピックが開催されたのは恵まれてますね〜
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 21:53:35.45 ID:KoCX7vQKO
- それでも僕だけ置き去りは気に食わないんだよね!
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 21:54:04.19 ID:h/mmV7fuO
- 足手まといになんかならないし…もっと考えて動けばよかったんだから!
- 635 :1 [saga]:2021/07/23(金) 22:10:37.32 ID:3/OFdjuY0
- ナル「・・・足手纏になんかなんないし・・・ボクだけ置き去りなんて、やだよ」
エステル「今の全快でないお前では・・・本当に危険な場面で殺されかねないんだ」
エステル「私達を信じてくれ。ナル」
薬丸「少し前まで、お母さんが来てくれてたの。だから、お母さんを安心させてあげて?」
薬丸「これ言うのもなんだけど・・・アンタは友達の私達のことを信じてくれてるんでしょ?」
ナル「っ・・・」
薬丸「だったら・・・清ヶと挟美をきっと助け出すから、待ってて?」
ナル「・・・」
一方通行「・・・お前は馬鹿だからよォ・・・そこまで馬鹿じゃねェだろ?」
ナル「・・・」
―バサッ モゾモゾ
ゆみ「(ふ、布団に潜り込んじゃった・・・)」
薬丸「ナル・・・」
リーダー「・・・一方通行、作戦を立てよう。目的地は船だね?」
一方通行「あァ。乗り込む方法は・・・2通り考えてある」
― 奇数
= 偶数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:25.29 ID:h/mmV7fuO
- 頼むデー
- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 22:34:37.63 ID:KoCX7vQKO
- 高く狙ってみますか
- 638 :1 [saga]:2021/07/23(金) 22:52:57.10 ID:3/OFdjuY0
- ―ジリリリリッ ジリリリリンッ
エステル「ん?誰からだ・・・?」
―ガチャッ
エステル「はい、もしもし?」
菱形『やぁ、エステル。僕だよ、うん』
エステル「・・・」
菱形『おっと即座に切るのはなしだよ?うん』
菱形『亡本さんが清ヶをそっちへ送ったんだ。当然、一方通行を殺すためにね』
エステル「何っ・・・!?」
菱形『病院ごと潰すつもりだから、気をつけてね。それじゃ』
エステル「ま、待て!・・・何故、そんな事を教えてくれるんだ・・・」
菱形『んー、後の事考えて本当に病院を潰したら確実に僕もやばいからねー』
菱形『って事で、この通話からの逆探知で発信地を割り出してよ。うん』
―ブツッ・・・
エステル「・・・っ」
一方通行「・・・誰からだ?」
エステル「・・・幹比古だ。清ヶがこっちに向かってきているらしい」
リーダー「っ・・・!」
薬丸「清ヶが・・・!?」
円周「もしかして・・・狙いは、一方通行・・・?」
一方通行「・・・なら話は早ェ。今度こそアイツの目を覚まさせてやる」
エステル「いやっ、待て一方通行!清ヶの相手はリーダーか私でなければダメだ」
一方通行「あ?・・・おいおい、まさか俺がまた負けるとか思ってンじゃねェだろうな?」
エステル「>>639」
- 639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:13.72 ID:KoCX7vQKO
- いや相性というのがある、ここは私とリーダーに任せろ!
お前は亡本の所を目指せ!
- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/23(金) 23:01:57.73 ID:h/mmV7fuO
- 冷静に考えろ、同じ系統の私の方がやり口も知っえいる
- 641 :1 [saga]:2021/07/23(金) 23:33:00.88 ID:3/OFdjuY0
- エステル「いや、冷静に考えろ。ライダーとしての相性では絶対に攻撃は当たらない」
一方通行「・・・あン時の事はわかってンのか」
エステル「ああっ。同系統のライダーでならあの機能と同等の存在となり」
エステル「攻撃をしてダメージを与えられるんだ。ここはリーダーに任せろ!」
薬丸「え?リ、リーダーだけって、そんな」
リーダー「僕が一方通行の分とで清ヶと決着をつけるんだ」
リーダー「それなら文句はないんじゃないかな?」
一方通行「・・・」
エステル「私達は亡本と幹比古の所を目指すしかない!」
一方通行「・・・チッ。絶対ェ死ぬなよ?」
リーダー「死にかけてた君に言われてもなぁ〜」クスッ
一方通行「ンだとコラ」
エステル「リーダー、信長達を渡しておく。力になってくれるそうだ」
エステル「コンドルデンワーが清ヶが居る場所へ案内してくれるから、追ってくれ」
コンドルデンワー「キュャーッ!」バサッ
リーダー「わかった。・・・力を貸してもらうよ」
薬丸「それじゃあ・・・一方通行。どうやって船に乗り込む?」
一方通行「・・・船で出される飯の食材を第四学区からトラックが運ぶみたいだ」
一方通行「それに忍び込むぞ。いいな?薬丸、エステル・・・と、飛緒だったか?」
ゆみ「うん。・・・(やっぱり学園都市第一位なだけあって、すごいなぁ・・・)
エステル「なぁ、一方通行。せっかくだからあれを言わないか?」
一方通行「・・・何をだよ」
エステル「あの時の掛け声だ!あれを言えば、気持ちが引き締まりそうだろう?」
一方通行「・・・」ハァー
一方通行「>>642」
- 642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 06:46:38.25 ID:6qU62dmrO
- …全員アイツラをぶっ倒して帰るぞ、絶対に!
ライダースレディーゴー!
- 643 :1 [saga]:2021/07/24(土) 07:55:54.96 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「・・・お前ら!亡本の野郎と「フルコース」の連中」
一方通行「ついでに清ヶに一発かまして、人皮とこいつの妹も助け出して帰ンだぞ」
一方通行「・・・絶対に1人も欠けンじゃねェよな」
リーダー「うん」
薬丸「ええっ」
エステル「ああっ!」
ゆみ「よし来た!」
一方通行「・・・ライダーズ、イグニッション!」
リーダー・薬丸・エステル「「「イグニッション!!」」」
ゆみ「イ、イグニッション!」
- 644 :1 [saga]:2021/07/24(土) 08:03:41.29 ID:K2sNIQS50
-
―・・・リン・・・ ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン ギャリン
―ギャリンッ!
姫戯「っ・・・!」パチッ
姫戯「ぃたっ!っちょ!何これ!?」ギシッギシッ
―ギャリン ギャリン
姫戯「・・・!」
―ギャリン
姫戯「まみ・・・?」
まみ「・・・」
姫戯「まみ!」
まみ「・・・」
姫戯「・・・まみ?」
―ジッ ギャリン ギャリン ギャリン
姫戯「ねぇ・・・っ!無視しな」
まみ「姫が。・・・姫が警備員に匿われて、あそこに居るから取り返すって」
まみ「言われた時、絶対間違いだって思ってた・・・もう学園都市の外にいるはずで」
まみ「この街にはいないはずなのに、って・・・」
まみ「それなのに・・・姫はあそこに居た」
―ガッ
まみ「姫を逃がした後、私は・・・改造手術をされて、もう「フルコース」の一員なの」
まみ「だからもう・・・姫を助ける事が出来ない・・・っ!」
まみ「できないんだよ・・・」ペタン・・・
姫戯「>>645」
- 645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:09:13.64 ID:6qU62dmrO
- そこで諦めてどうするの?
あがこうとしないなんてつまらなくない?
- 646 :1 [saga]:2021/07/24(土) 09:42:50.55 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「そこで諦めてどうするの?足掻こうとしないなんて」
姫戯「カッコ悪いじゃない!」
姫戯「まみ、今すぐにこれを外して。ここから逃げる準備を」
―ガコッ
姫戯「うわっ!?」
―ワーーーッ! ワーーーッ!
―ガシャンッ
姫戯「・・・何、ここ・・・?」
―ドッ
―ワーーーッ!! ワーーーッ!!
シェフ『お集まりの紳士淑女の皆様・・・大変お待たせしました』
―カッ
シェフ『こちらが当倶楽部が誇るハンター達の我らが歳戻した・・・』
シェフ『世にも稀なるエキスを産み出す生きた食材製造器でございます!』
―オ オ ォ オ オ オ オオ オオ オ オッ!!
姫戯「っ・・・!」
シェフ『彼女の全身に張り巡らされた特殊な抽出機から抽出されるものこそ・・・』
シェフ『汲めど尽きぬ甘露、その結晶はそれこそ黄金と等価で取引される』
シェフ『神の飲み物・・・我らはそれを・・・!』
―ガチリッ
―カッ・・・!
姫戯「な・・・っ!?なに・・・!?」
―パシュッ パシュッ
―ヒュンッ ヒュンッ ヒュンッ
―キュッ キュンッ・・・
シェフ『こう名付けました。・・・ネクターと!!』
―ポチャン・・・
―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:51.46 ID:6qU62dmrO
- それ
- 648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 09:49:56.67 ID:B6ecqr3zO
- いけ
- 649 :1 [saga]:2021/07/24(土) 10:01:07.08 ID:K2sNIQS50
- ―ウィィィン・・・
シェフ『そして、今回の目玉!皆様もご存知と思われますが、こちらもまた』
シェフ『この世のものとは思えない精肉となる食材・・・』
シェフ『世界各国に4000匹しかいない、アマゾンです!』
クモアマゾン「ガァァアアアッ!!」
―ガシャンッ! ガシャンッ!
―オォオオオオオオオオオオ〜〜〜〜ッ!!
シェフ『アマゾン細胞という精肉をより良く細胞によって、様々な部位が無駄のない」
シェフ『ハラミの柔らかさと赤身の旨みを兼ね備えている素晴らしいものとなっており』
シェフ『今までにない美味なる精肉を皆様に味わっていただけます!』
―ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!
シェフ『そしてそれに加え、ネクターを今回の宴の最後を彩る』
シェフ『締めのデザートとなります!』
亡本「演出過剰だな。下品だ」
「後ほど注意しておきます」
姫戯「違う・・・私は・・・私は・・・!」
姫戯「違う!私はそんなんじゃない!人間なんだからッ!!」
―から・・・! から・・・! から・・・! あぁ・・・!
―シーン・・・
シェフ『と、このように生きの良さ折り紙付きでございます』
―ワハハハハ・・・! ワハハハハハ・・・!
シェフ『食材の思いがけない逃走により延期になっておりました』
シェフ『至極の料理の数々をお楽しみいただければと思います』
シェフ『3日間続く禁忌なき食のワンダーランドをたっぷりお楽しみください』
シェフ『>>650』
- 650 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:11:00.81 ID:6qU62dmrO
- ここにいる皆さまが喜びますように腕を精一杯振るわせていただきます!
- 651 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:30:22.41 ID:K2sNIQS50
- シェフ『ここにいる皆様がお喜びいただけますよう』
シェフ『我らも腕を存分に振る舞わせていただきます!』
シェフ『それでは、後ほど・・・』
―パチパチパチパチッ! パチパチパチパチッ!
―ガコンッ・・・ グォォン・・・
-エスコフィエ号 厨房-
―ゴゴン・・・
シェフ「さて、お披露目は終わったわ。肉付きはイマイチよねぇ・・・」
シェフ「これじゃあ出汁ガラくらいにか使えないわ。ネクターと合わせて」
シェフ「何か1品作ろうと思ってたのに。でもまぁ、あれね〜」グニッ
姫戯「ふぎゅ・・・」
シェフ「食べるとこないけど、乳牛だと思えば優しい気持ちに」
姫戯「あぐっ!」
―ガブッ!
シェフ「痛っ・・・!この・・・離せ!」
まみ「姫・・・・!やめてっ!」ガシッ、グイッ
―ガッ
姫戯「ぶっ・・・ペッ!」
姫戯「言ったでしょ、私は人間よ。牛なんかじゃないわ」
シェフ「・・・くくく。ふふっ・・・」
姫戯「何よ・・・」
シェフ「いえ、1つ思い出したの。・・・乳牛も乳が出なくなれば喰われるのよ」
姫戯「・・・」ゾクッ
シェフ「ま、アンタじゃなくて別のものを食材にしましょうか。あの坊やの恋人」
まみ「!?」
シェフ「あれがいいわねー。もうあの坊やへの使い道はないし」
姫戯「(坊や・・・?)」
まみ「ま、待ってください。か、彼女を使うなんて・・・もしも清ヶが知ったら」
姫戯「!?。清ヶに何したのよ!?それにアイツの恋人にまで・・・!」
姫戯「>>652」
- 652 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:36:31.56 ID:6qU62dmrO
- あの二人は普通の人間なのにそんな許せない!
- 653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 11:38:18.68 ID:B6ecqr3zO
- 恋人を引き裂いてまですることなの!
なんでよ!
- 654 :1 [saga]:2021/07/24(土) 11:58:06.07 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「恋人の仲を引き裂くなんてアンタ極悪人よ!最低!地獄に落ちろ!」
シェフ「あらあら、随分な言いようね。私はお客様にお出しする料理の食材として」
シェフ「彼女を選んだのよ。名誉なことじゃない」
姫戯「どこがよっ!今すぐに解放してあげろっ!」
シェフ「お断りよ。もうオーダーは決めたのだから・・・アンタの苦情は受け付けないわ」
シェフ「さっ。食前酒、世話しときなさい!乳が止まるなんて事がないようにね!」
まみ「・・・承知しました」
―ガチャッ バタン・・・
まみ「・・・」
姫戯「まみ!今すぐに清ヶの彼女を逃がしてあげて!私はいいから早く!」
まみ「ごめん。無理・・・薬で眠らせてて、解毒剤がないと目を覚まさないから・・・」
姫戯「何なのよそれ・・・!・・・あっ、清ヶは?清ヶには何をしたのよ!?」
まみ「・・・洗脳してこっち側についてるよ。今は、一方通行を殺しに行ったって」
姫戯「そんな・・・!・・・なら、この事を警備員に伝えてきて」
姫戯「この際風紀委員でもいいから!」
まみ「・・・無理なんだって。姫・・・もう手遅れだよ・・・」
まみ「私はここに居ないといけないから・・・」
姫戯「何で・・・?そんな理由なんてあるわけないじゃない」
まみ「・・・これ、見て?」ズイッ
―チキキ・・・ チキキ・・・
姫戯「っひ・・・」
まみ「私ね、目を取り出して代わりにこれを内蔵したの。ネクターを採取するためにね」
まみ「私も姫と同じ病気だったから姫を逃がした後、私が姫の代わりになるから」
まみ「姫を放っておいてって言ってみたけど・・・ダメだって」
まみ「姫を捕まえられなくて、次に誰かを逃がしたら・・・」
まみ「皆を殺すって。管理できない食材はいらないから、って・・・」
まみ「・・・どうして、学園都市から逃げなかったの?なんで?ねぇ・・・」
姫戯「・・・決まってるでしょ。皆を助けたかったからよっ・・・!」
姫戯「>>655」
- 655 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 12:23:38.91 ID:B6ecqr3zO
- 逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!
- 656 :1 [saga]:2021/07/24(土) 12:45:46.13 ID:K2sNIQS50
- 姫戯「逃げるなんて私の誇りが許さなかったもの!」
まみ「・・・変だよ、そんなの」
姫戯「変じゃないわよ。普通に考える事でしょ」
まみ「変だよ」
姫戯「変じゃありません!」
まみ「変だよ!だって」
姫戯「まみッ!!」
まみ「っ・・・・」ビクッ
姫戯「・・・変だって言うなら、目を見ていいなさいよ」
まみ「・・・」
―チク タク チク タク
まみ「あ、時間だ。ごめん、もう行かないと」タタッ
姫戯「はぁ!?まだ話の途中でしょ!ちょっと!待ちなさ」
―ガチャッ バタンッ
姫戯「・・・何よ!まみのバーーーカッ!」
姫戯「・・・くっ!このっ!このっ!外れなさいよっ!」ガチャガチャッ
姫戯「何とかして、清ヶの恋人を助けないと・・・!」
視点変更
リーダー SIDE
一方通行 SIDE
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:02.24 ID:6qU62dmrO
- お姉ちゃんしてて良いな…
一方通行サイド
- 658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:00:13.61 ID:B6ecqr3zO
- リーダー
- 659 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:27:56.71 ID:K2sNIQS50
-
―ザァァァァ・・・
-学園都市 第七学区 路地裏-
―バサッ バサッ
コンドルデンワー「キュャーッ!」
リーダー「こっちか・・・!」
リーダー「・・・っ・・・ここは・・・」
リーダー「(・・・初めて、一方通行とエステルを見かけた・・・)」
リーダー「(・・・まさか、ここを通って・・・あ)」
―ピカッ ゴロゴロゴロ・・・!
DPスペクター(清ヶ)「」
リーダー「清ヶ・・・」
リーダー「・・・君は何であんな奴の肩を持つんだい?洗脳されてるからといって」
リーダー「君なら、心の中で少しぐらいの抵抗はしているはずだよ」
リーダー「今、一方通行達が頑張ってくれているんだ」
リーダー「>>660」
- 660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:29:22.34 ID:6qU62dmrO
- だからこそ僕は君をぶん殴って治す、君のためにも僕らのためにも!
- 661 :1 [saga]:2021/07/24(土) 13:57:17.58 ID:K2sNIQS50
- リーダー「だからこそ、僕は君をぶん殴ってでも治す・・・」
リーダー「君のためにも・・・挟美のためにも・・・」
リーダー「僕らのためにもッ!!」
リーダー「変身!」
―ギュオォォン・・・
ネクロム(リーダー)「フッ!」
―ダッ!
DPスペクター(清ヶ)「」
スペクターは接近してくるネクロムの攻撃を回避しようと、アーマーフィアージェントで
自身を反実体化させる。
しかし、目の前まで迫ってきたネクロムの拳打が胸部に直撃し、蹌踉めきながら後退する。
ネクロム自身も反実体化しているため、別の空間に居る自分と同じ空間へ干渉してきた
事になっているので攻撃が可能となっているのだ。
それに気付いたスペクターは反実体化は無意味だと判断し、自身を実体化させた。
ネクロムも実体化し、構えを取る。
ネクロム(リーダー)「ハァアッ!」
―ドガッ! ドゴッ・・・!
―ガシッ
DPスペクター(清ヶ)「」
ネクロム(リーダー)「くっ・・・!」
―グンッ!
―ドガアァアッ!!
ネクロム(リーダー)「ぐあっ・・・!」
胸部に拳を叩き込んだネクロムだったが、スペクターに腕を引く直前に掴まれてしまい
そのままビルの壁に叩きつけられる。
スペクターは壁に張り付けるつようにネクロムの首を掴み、押しつけていく。
ネクロム(リーダー)「(力の差がありすぎるっ・・・!)」
ネクロム(リーダー)「(でも、だからって・・・諦める訳にはいかない!)」
ネクロム(リーダー)「(>>662)」
- 662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 13:59:49.46 ID:B6ecqr3zO
- 僕にはみんながついてるんだ…だから絶対に負けない!
- 663 :1 [saga]:2021/07/24(土) 14:36:39.62 ID:K2sNIQS50
- ネクロム(リーダー)「(僕には皆がついてくれてるんだ!)」
ネクロム(リーダー)「(だから、絶対に負けない!)」
ネクロム(リーダー)「(信長さんっ!力を貸してください!)」
ノブナガ魂「(良かろう!わしの力を貸そう!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・NOBUNAGA』
『MEGA ULORD』
―ガシッ! ギチギチギチ・・・!
ネクロムNBNG(リーダー)「デァアッ!」
―ドガァアッ!
ネクロムはノブナガ魂へ変身し、首を掴むスペクターの手を引き剥がすと拳打で
突き飛ばす。
体勢を崩したまま後退したところを狙い、ネクロムは更に連打で胸部に拳を叩き込んだ。
スペクターが回し蹴りで反撃してきて、ネクロムは咄嗟に片腕を曲げたまま突き出して
攻撃を防ぐ。
しかし、ネクロムに脚をぶつけたまま片足を上げた状態の体勢でスペクターは
ディープスラッシャーを手にしており、クァンタムバレルを向けていた。
ネクロムNBNG(リーダー)「!?」
―ビギュギュンッ!
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:09.61 ID:6qU62dmrO
- リーダー頑張れ!
- 665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 14:38:17.31 ID:B6ecqr3zO
- ほい
- 666 :1 [saga]:2021/07/24(土) 15:23:38.36 ID:K2sNIQS50
- ネクロムNBNG(リーダー)「ぐっ!」
―ザザッ!
ネクロムNBNG(リーダー)「フーディーニ!」
フーディーニ魂「(任せろっ!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・HOUDINI』
『MEGA ULORD』
ネクロムHDN(リーダー)「それっ!」
―シュルルルルッ! ガチィッ! ギリギリッ!
ネクロムは間一髪のところでビームを回避し、フーディーニ魂へと変身した。
フーディーニの脱出マジックにおける性能によって、ネクロムはその場から抜け出すと
両腕を突き出し、タイトゥンチェーンを伸ばしていく。
タイトゥンチェーンはゴーストドライバーのみを省いて、スペクターの全身に巻き付き
動きを封じ込めた。
ネクロムHDN(リーダー)「(これでベルトの眼魂を抜き取ればっ・・・!)」
―シュルルルルッ!
ネクロムは再びタイトゥンチェーンを伸ばして、スペクターのゴーストドライバーを
開かせようとする。
◎ 70以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:43.63 ID:B6ecqr3zO
- 70以上ってやっぱ相当強いわよね…
- 668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 15:33:54.10 ID:9C170RIhO
- 取れないかな
- 669 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:15:23.25 ID:K2sNIQS50
- ―ギチッ・・・! メギョッ!
―バキャァアアッ!!
ネクロムHDN(リーダー)「なっ!?」
スペクターは拘束しているタイトゥンチェーンを、両腕の脅威的な力だけで引き千切り
ネクロムが腕から伸ばしたタイトゥンチェーンを掴み取った。
そして、そのまま強引にネクロムを引き寄せた。
―シュルルルルッ
―ガシッ
―グイッ!
ネクロムHDN(リーダー)「ぐっ・・・!」
―ドガァアアアッ!!
ネクロムHDN(リーダー)「が、ぁっ・・・!」
―ドサッ! ゴロゴロ・・・
宙を舞いながらスペクターに引き寄せられたネクロムは、緊急回避をしようとしたが
スペクターが先に横蹴りを繰り出してきて、腹部にキックが叩き込まれる。
蹴飛ばされるネクロムは、地面を転がり腹部を押さえながら激痛に悶える。
スペクターは引き千切れて肩に引っかかっている、タイトゥンチェーンを振り払い
投げ捨てると、ネクロムに近付いていく。
ネクロムNBNG(リーダー)「(マズいっ・・・!ツタンカーメン!)」
ツタンカーメン魂「(わかった!)」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『TENGAN・TUTANKHAMEN』
『MEGA ULORD』
ネクロムTTNK(リーダー)「ハァァ・・・!」
―グオオォオン・・・
ツタンカーメン魂へ変身したネクロムは、ネメスフードから権威ある王としての
オーラを放つ。
これによって通常なら敵の身体を一時的に硬直させることが可能なのだ。
◎ 80以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:38.53 ID:msEyqZYuO
- マジで強い…
- 671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:16:49.54 ID:oRptUGiOO
- ぐらは
- 672 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:29:02.06 ID:K2sNIQS50
- ―・・・ザッ ザッ ザッ
ネクロムTTNK(リーダー)「・・・くそっ!」
―グオオォオン・・・!
―ザッ ザッ ザッ
しかし、スペクターはそのオーラをものともせず、突き進んでくる。
清ヶ自身の意識がないためなのか、精神エネルギーを操って無効化しているのかは
不明だが、効果は無かった。
スペクターはケイオスウィスプホーンから、ペインフルスパークを放出し攻撃を仕掛ける。
狭い空間で放出されるペインフルスパークはビルの外壁やゴミ、地面の雑草を炎上させて
ネクロムにも直撃した。
ネクロムTTNK(リーダー)「ウワァアアアアアアッ!!」
―ドサッ! ゴロゴロッ
ネクロムTTNK(リーダー)「あぐぅ・・・!ぁあ・・・!」
DPスペクター(清ヶ)「」
ネクロムTTNK(リーダー)「っ・・・清ヶ・・・!」
―ザァァァァ・・・
- 673 :1 [saga]:2021/07/24(土) 16:43:40.21 ID:K2sNIQS50
-
-学園都市 第四学区 倉庫-
アボイエ「はい、今回の料金。少しオマケしてありますのでー」
アボイエ「また依頼するかもですから、よろしくでーす」
「む、無理ですよ!これを集めるのだってどれだけヤバかったか・・・」
アボイエ「まー、拒否権は私に言っても困るのでー、上に言ってくださいねー」
アボイエ「あなたも証拠隠滅されるかもしれませんけどー」
「え・・・?」
アボイエ「お気にせずー。・・・んー?」
アボイエ「・・・あなた達、何ですかー?」
「な、何ですか、って・・・?」クルッ
一方通行「・・・よう。お前、「フルコース」の1人か?」
アボイエ「・・・ええ。まぁ、はい」
エステル「大人しく降参しろ。勝負は既についているぞ」
薬丸「もしやるんだったら・・・わかってるわね?」
ゆみ「私の妹を誑かしたからには、私は容赦なんてしないよ」
アボイエ「・・・あー、食前酒さんの姉さんですかー」
アボイエ「そっくりですねー」
◎ 偶数orゾロ目
△ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:40.07 ID:NMY6NIK2O
- それ
- 675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 16:53:54.08 ID:4dBTEGfnO
- コンマ運イマイチ
- 676 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:08:56.47 ID:K2sNIQS50
- アボイエ「・・・自首したら殺さないって事で見逃してくれますかー?」
一方通行「・・・はン。あっさち仲間を裏切ンのかよ」
アボイエ「まぁ、自分の命は大切ですからねー」
ゆみ「・・・なら、ここで拘束するから。朝になるまで連行されるのを待つ事だよ」
アボイエ「それはそれで厳しいですねー。まぁ、死なないよりはマシですかー」
―カチャンッ
ゆみ「警備員には後で連絡しておくから」
エステル「お前、挟美を知っているか?清ヶの恋人だ」
アボイエ「はい。居場所も知ってますよー」
薬丸「どこよ。教えなさい、でないと」
アボイエ「えーっと、エスコフィエ号っていうこのトラックが向かう船の中で」
アボイエ「Fデッキ、6階にある部屋に監禁してますよー。見張りが立っているので」
アボイエ「見つけるにはわかりやすいかとー」
エステル「よし。・・・薬丸、一緒にそこへ行くぞ」
薬丸「オッケー」コクリ
アボイエ「あー、あとですねー。あなたに似たライダーにうちのシェフは変身しますよー」
一方通行「あァ?・・・似てるだと?」
アボイエ「アマゾン細胞でしたっけ?それを自分の身体に移植してるんですよー」
アボイエ「それで変身出来る様になったそうですねー」
一方通行「>>677」
- 677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:13:37.74 ID:4dBTEGfnO
- 自分の体も改造してるとはつくづく業の深い奴だなそいつも…
- 678 :1 [saga]:2021/07/24(土) 17:32:39.57 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「・・・」ハァー
一方通行「手前の体を平気で改造するとは、熟々業の深い奴だなァ。そいつも・・・」
アボイエ「まー、料理出来ればそれでいいって感じですからねー」
エステル「何てやつだ・・・!」
アボイエ「えっとー、これ言っても怒るのはシェフにしてくださいねー?」
薬丸「何よ。早く言って」
アボイエ「その挟美って人、用済みだからシェフが食材として調理するみたいですよー」
エステル・薬丸・ゆみ「「「っ!?!」」」
一方通行「・・・マジで人間まで食材にしてるってのかよ」
アボイエ「それは亡本さんの趣味嗜好ですからねー」
エステル「ア、一方通行!早く行かないと挟美が危険だ!」
一方通行「・・・一応聴いておくが、メインでか?それともフレンチでいう6番目か?」
アボイエ「6番目ですねー。でも、早まったら調理されるでしょうねー」
薬丸「一方通行・・・!」
ゆみ「多分、相当な人数を招いてるから時間はあると思うけど・・・」
一方通行「慌てンな。・・・おい、お前」
「は、はひ!?」
一方通行「黙ってスピード違反してでも、このまま納品しろ。いいな?」
「は・・・はい・・・」コクリ
一方通行「>>679」
- 679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:37.32 ID:NMY6NIK2O
- とにかくぶっ飛ばせ、間にあわなかったらどうなるかはわかるな?
- 680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 17:48:57.41 ID:4dBTEGfnO
- 事故らねェくらいにはいけ
- 681 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:04:36.92 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「とにかくぶっ飛ばせ、間に合わなかったら・・・」
一方通行「どうなるかはわかるなァ?」ギラッ
「も、もも、もちろんですはい!」ダラダラ
ゆみ「事故らないようお願いしますね」
薬丸「コンテナ開けて。そこに乗って行くから」
「は、はい」
―ガシャンッ
エステル「行こう、一方通行」
一方通行「あァ・・・」
アボイエ「お気をつけてー」
―ブロロロローッ・・・!
-学園都市 第三学区-
黄泉川「なんでじゃんよ!全然見つからないじゃん!」
手塩「相手は、統括理事会だ。そう簡単には、見つからない、だろうな」
黄泉川「・・・手塩。随分とやる気なさ気じゃん?どうかしらのか?」
手塩「>>682」
- 682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:13:05.81 ID:NMY6NIK2O
- こちらが焦っても向こうの思うツボな気がしてね、情報収集は大事だけど焦ったらね
- 683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 18:14:43.44 ID:4dBTEGfnO
- 何枚も上手な輩に焦っていると思わせるのもな…
黄泉川も少し落ち着け
- 684 :1 [saga]:2021/07/24(土) 18:46:25.55 ID:K2sNIQS50
- 手塩「こちらが、焦っても、向こうの、思うツボな気がしてね」
手塩「情報収集は、大事だが、焦ってしまったら意味がない」
手塩「何枚も上手な輩に、焦っていると、思わせるのもな」
手塩「黄泉川も、少し落ち着け」
黄泉川「それもそうだけども・・・」
黄泉川「・・・何か腑に落ちないじゃん」
手塩「・・・何が、だ?」
黄泉川「一方通行はここまでの事は知っていたのに、居場所までがわからないなんて・・・」
黄泉川「アイツならそこも踏まえて調べてるはずじゃん」
手塩「・・・確かに、な。一方通行に、もう一度、聴いてみるか?」
黄泉川「・・・いや、多分聴いても無駄だと思うじゃん」
黄泉川「>>685」
- 685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:33:47.62 ID:NMY6NIK2O
- アイツが自分でなにかしようという時に声をかけても無駄じゃんよ…
止めようとしても無駄だろうしな
- 686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 19:52:48.05 ID:4dBTEGfnO
- 逆に水を指すことになりそうだしよ
- 687 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:23:05.33 ID:K2sNIQS50
- 黄泉川「アイツが自分で何かしようという時に声を掛けても、無駄じゃんよ」
黄泉川「逆に水を差す事になるからな」
手塩「そう、だな」コクリ
黄泉川「・・・よし!こっちはこっちで絶対に探し出してみるじゃん!」
手塩「ああっ」
黄泉川「高梁!伊東!亡本が会見を開いてた曲を見つけ出すじゃん!」
高梁・伊東「「ああっ!(了解!)」」
黄泉川「手塩、大人の意地ってのを見せつけてやるじゃん!」
手塩「ああっ」コクリ
手塩「(・・・まぁ、既に追いかけずにいるんだがな・・・)」
-学園都市 第一一学区 運河 乗船場-
―キキィッ・・・
「に・・・荷物届けに来ました・・・」
―ピッ
「よし、行っていいぞ」
「ど・・・どーもですー・・・」
―ブロロロロローッ・・・
-エスコフィエ号 厨房-
―ジューッ ジューッ ジャッ ジャッ ジャッ
スーシェフ「で、ですからただで少ないネクターをソースとしてお客様のお皿に」
スーシェフ「配るのじゃあ、あまりに芸がないので、麒麟をモデルにして」
スーシェフ「俺の水竜軌道でソースを空中で縦横無尽に走らせて盛り上げようかと思って」
シェフ「・・・なるほど。納得出来る部分はあるけど、そもそも」
―プルルルル・・・ プルルル・・・
シェフ「食材が届きましたか?・・・では、すぐにこちらへ運んでください」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:48.35 ID:NMY6NIK2O
- ばれませんよーに
- 689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 20:28:55.74 ID:4dBTEGfnO
- そいや!
- 690 :1 [saga]:2021/07/24(土) 20:41:11.38 ID:K2sNIQS50
- シェフ「さぁ、これからが本番よ!皆さん、気を引き締めていきましょう!」
「「「「「はい!」」」」」
シェフ「さて・・・それではスーシェフ。あの食材を出航してから30分後に」
シェフ「こちらへ運び入れてちょうだい」
スーシェフ「はい、シェフ。あ、ついでに食前酒も手伝ってもらって」
シェフ「ダメよ。皿洗いの人数が大幅に減ってしまっているのだから」
シェフ「食前酒は皿洗いに集中してもらわないと。いいわね、食前酒」
まみ「は、はい・・・」
スーシェフ「わ、わかりました・・・」
―ザザーン ザザーン・・・
―ド ド ド ド ド ド・・・
「・・・よし、無事に出航出来たな。・・・ん?そういえば」
「あのトラックの荷物を確認しに行った、アイツはどうしたんだ?」
「さぁ?そのまま帰ったんじゃないのか」
「そうか・・・」
アボイエ「ハックションッ!」
アボイエ「っあぁ、寒・・・早く来ないかなー・・・」
-エスコフィエ号 食品倉庫内-
「お、お待たせしましたー」
「よし。荷物を降ろすぞ!ちょっとでも傷つけたら命はないと思えよ!」
―ゾロゾロ ゾロゾロ・・・
「・・・あ、あー!俺ちょっとトイレに行ってきますね!」
「ん?ああ。あっちにあるぞ」
◎ 30以上orゾロ目
△ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:08.83 ID:NMY6NIK2O
- きたきた
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:03:14.19 ID:4dBTEGfnO
- よーし
- 693 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:30:53.36 ID:K2sNIQS50
- 「よっと・・・ん?」
―ガシッ ファサッ
「ーーーっ!っ!ーーーっ!」
薬丸「おやすみ〜」ニコリ
「」カクン
薬丸「まず1人。次は・・・これで、意識を混濁させてあっちに歩かせるの」
薬丸「それを追いかけさせて、減らしてやるわ」
一方通行「ああ、やれ」
「」フラフラ
「・・・ん?・・・おい?おい!どこ行くんだよ!おい!」
―タッタッタッ・・・
「どうした?・・・なんであっちに行ってるんだよ」
「おいおい、早く運ばないと減給されちまうってのに」
「アイツらの事は後にしようぜ。早く運んじまって」
一方通行「仕事を終わらせようってかァ?」
「っ・・・!?」
見張りの1人が最後に見たのは、赤い瞳で自身を見据えながら肩に手を置く
白い死神だった。
肩から走ってきた痺れる感覚を数秒間だけ感じた途端に、意識がプッツリと切れる。
他の2名は腰のホルスターに収納していた拳銃を取り出そうとしたが、項に激痛が襲い
バタリと倒れる。
背後に居た、エステルとゆみがそれぞれガンガンセイバーの柄と頚髄の7番を
強打させた事によるものだった。
一方通行「これで乗り込むのは成功したなァ」
薬丸「案外楽勝だったわね。誰にもバレずに済んでよかった」
エステル「よし。・・・では、それぞれの役割分担通りに行こう」
ゆみ「一方通行は亡本裏蔵の所へ、私と薬丸さんにエステルさんは」
ゆみ「人皮さんと誘拐された子達と・・・私の妹の救出だね」
薬丸「エステル。菱形の所に行かなくていいの・・・?」
エステル「まず優先すべきは挟美を助ける事だ。幹比古との決着はいつでもいい」
一方通行「俺も適当に部屋を見つけたら、人皮が居ないか確認してみるかァ」
一方通行「>>694」
- 694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 21:36:34.52 ID:4dBTEGfnO
- 清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえといけねえかもしれないからな
愛とか絆とか信じたくねェが
- 695 :1 [saga]:2021/07/24(土) 21:59:36.66 ID:K2sNIQS50
- 一方通行「清ヶを止めるには一肌脱いでもらわねえェと、いけねェかもしれないからなァ」
一方通行「愛とか絆とかあり得ねェが・・・」
エステル「いや、愛と絆はしっかりあるぞ!だらこそ人は繋がっていくんだからな」
薬丸「そうそう。まぁ、それとは関係なしに挟美は友達なんだし、助けてあげないと」
ゆみ「そうだね。・・・じゃあ、見つかる前に行こっ」
一方通行「死なねェようになァ」
エステル「心配するな。任せておけ」
薬丸「アンタこそ、首を斬り落とされたら流石に死にそうだし、気をつけてよね」
ゆみ「必ず生きて戻ったら、私のお店に皆で来なよ」
一方通行「・・・ああ」コクリ
―スタスタ・・・
エステル「6階に挟美は居る。分散はせずにお互いをカバーしながら探そう」
薬丸「それがいいわね。映画みたく分散したら絶対フラグになるだろうし」
ゆみ「だ、だね・・・」コクリ
視点変更
一方通行
エステル・薬丸・ゆみ
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
高藤さん金メダルおめでとでせう。感動した!(小泉総理風)
- 696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:03:53.02 ID:NMY6NIK2O
- 一方通行
金メダリストもう出たのか
びっくひ
- 697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:04:03.17 ID:4dBTEGfnO
- エステルたち
- 698 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:19:13.14 ID:K2sNIQS50
- -エスコフィエ号 Fデッキ-
―タッタッタッ・・・!
エステル「どこだっ・・・どこの部屋なんだ・・・!」
薬丸「この客船どんだけ広いのよ・・・!」ゼェゼェッ
ゆみ「何せ7000人乗せられる、外では世界最大の客船よりも大きいからねっ」
エステル「私の持っているガジェット達にも探しているが・・・」
エステル「これだけ広ければ時間がかかってしまいそうだな・・・」
薬丸「・・・ねぇ、変身して透視とかで探せないの?」
エステル「残念ながらそういった機能は無くてな・・・」
エステル「・・・いや、そうか!透過すれば壁の有無は関係なくなるんだ!」
薬丸「あぁ・・・そっか。ゴーストだものね」
ゆみ「ゴースト・・・?」
『ゴーストドライバー!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
エステル「変身!」
『カイガン!オレ!』
『レッツゴー!覚悟!ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!』
ゴースト(エステル)「ここで待っててくれ!」
―フ・・・
ゆみ「・・・あ、そういうライダー、なんだ・・・」
薬丸「まぁ、ビックリするのも無理はないわよ」
― 奇数
= 偶数
≡ 奇数(5以上)
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 699 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:28.86 ID:NMY6NIK2O
- みつカレー
- 700 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:31:38.26 ID:4dBTEGfnO
- それ
- 701 :1 [saga]:2021/07/24(土) 22:56:12.06 ID:K2sNIQS50
- ―ジーーー・・・
菱形「ふーむ・・・来ちゃったかー・・・」
菱形「・・・仕方ない。連絡入れないと怒られるもんねー」
―ピッ プルルルルッ
菱形「・・・あ、僕です。ネズミが紛れ込みましたよ、3匹・・・いや」
菱形「多分、もう1匹はトムとジェリーのジェリーくらいマズいネズミですね」
-エスコフィエ号 厨房-
シェフ「・・・かしこまりました」
ガチャンッ
シェフ「スーシェフ、料理に虫が入っているそうよ」
スーシェフ「じゃあ、駆除・・・しないといけませんね」
シェフ「お願い出来るかしら」
スーシェフ「はい、シェフ」
―バカッ
まみ「あっ!そ、それ、そのままの形でお出しするカボチャ・・・」
スーシェフ「・・・え」
シェフ「・・・もういいから早く行ってらっしゃい」
スーシェフ「」トボトボ
-エスコフィエ号 Fデッキ-
―フ・・・
ゴースト(エステル)「・・・!」
挟美「・・・」
ゴースト(エステル)「(挟美っ!よかった、見つけた・・・)」ホッ
ゴースト(エステル)「(薬丸に伝えたいが・・・もし、その間に連れて行かれたら)」
ゴースト(エステル)「(それこそ、おしまいだ。外に居る見張りを何とか・・・)」
QUESTION
833 + >>702 = 910
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 22:59:06.97 ID:NMY6NIK2O
- ほい
- 703 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:02:59.54 ID:K2sNIQS50
- あ、逆算して答えていただきたい。
- 704 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/24(土) 23:15:21.68 ID:NMY6NIK2O
- 77
- 705 :1 [saga]:2021/07/24(土) 23:18:47.44 ID:K2sNIQS50
- 正解。
今日はここまで
おやすみなさいませー
このスレでは出さないだろうなーって思ってましたが、まさかの登場です。
- 706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 07:37:39.11 ID:VQeNng3+O
- おつおつー
誰だ…
- 707 :1 [saga]:2021/07/25(日) 09:06:29.02 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「・・・!」
ゴースト(エステル)「挟美を眠らせたまま、動いてもらえばいいのか・・・!」
ゴースト(エステル)「(だが、魂を体に2つ入れる事は出来ない・・・)」
ゴースト(エステル)「(・・・いや、待てよ?確か・・・)」ゴソゴソ
ゴースト(エステル)「(じっちゃんから補給してもらったブランクの眼魂・・・)」
ゴースト(エステル)「(あった!よしっ!この中に一度、挟美の魂を保管すれば・・・)」
ゴースト(エステル)「挟美、少しの間だけだから我慢してくれ」
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」カサカサッ
薬丸「あっ、見つけたの?」
クモランタン「」カサカサッ
ゆみ「ど、どうしよう?ここから離れたらエステルさんと合流が・・・」
薬丸「・・・場所を把握してくるから、ここで待ってて」
薬丸「もしかすれば、エステルも見つけてるかもしれないから」
ゆみ「・・・わかった。誰かに見つかったら・・・その時は、やむなしだね」
薬丸「>>708」
- 708 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 09:57:35.71 ID:VQeNng3+O
- 見つからないように行けばいいんだよ、動かないと始まらないし…!
- 709 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:25:43.56 ID:FJQaCWzN0
- 薬丸「ええっ。ここに居る連中は容赦無く殺しにかかるわ」
薬丸「見つからないように行けばいいんだけだけど・・・」
薬丸「動かない事には始らないものねっ・・・!」
薬丸「もし、エステルが戻ってきたら蜘蛛を追いかけに行ったって伝えて!」
ゆみ「わかった!」コクリ
―タッタッタッ・・・!
ゆみ「・・・まみは多分、厨房に居るからそこに行かないと会えないよね・・・」
ゆみ「・・・帰ってきたら、一緒にお店で働いてもらいたいな〜」クスッ
-エスコフィエ号 Fデッキ 通路-
クモランタン「」チキチキッ
薬丸「え?・・・あ、そこの角の通路なのね」
薬丸「・・・」コソッ
DAアラウズ1「・・・時間だ。容態を確認するぞ」
DAアラウズ2「ああっ」
薬丸「!(マズい!このままじゃ挟美が・・・!)」
薬丸「(アイツらを凍らせて、ゆみの所に・・・!)」
―ウィィーーンッ
―ドカァアッ!!
DAアラウズ2「ゴハァッ・・・!?」
―ドサッ!
DAアラウズ1「うおっ・・・!?」
薬丸「え・・・?」
DAアラウズ1「き、貴様!何故目を覚ましているんだ!?」
挟美「・・・危険排除を実行。対象の五体への定着を再度開始」
挟美(?)「対象の五体への定着を確認」
挟美(禍斗)「薔薇渓谷家参式 禍斗・・・起動します」
- 710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 10:33:41.36 ID:VQeNng3+O
- あら意外
- 711 :1 [saga]:2021/07/25(日) 10:45:52.71 ID:FJQaCWzN0
- ―チャコッ
DAアラウズ1「動くなッ!正義の前に平伏せッ!」
挟美(禍斗)「危険を察知。危険排除の行動を開始します」
挟美(禍斗)「排除実行のため、筋力解放を行ないます」
DAアラウズ1「絶対正義は我らにありィイッ!」
―ガシッ
DAアラウズ1「ぐっ・・・!?」
ゴースト(エステル)「禍斗!」
挟美(禍斗)「はい」
―ドッ グシャアアッ!!
DAアラウズ1「ぁ・・・ぁ・・・」
―ドシャッ・・・
ゴースト(エステル)「不要な殺生としたかったが・・・お前は許されない事をした」
ゴースト(エステル)「死をもって償ってもらったぞ」
挟美(禍斗)「ご主人様。あそこにまだ1名居ます」
薬丸「・・・は、挟美?アンタいつからそんな武闘派に・・・?」
ゴースト(エステル)「薬丸?待っていてくれと言ったはずだろう」
薬丸「ご、ごめん、この蜘蛛が見つけたって教えてくれたから・・・」
ゴースト(エステル)「そうだったのか・・・ゆみはあの場で待っているんだな?」
薬丸「うん。だから、早く戻らないと」
挟美(禍斗)「ご主人様。こちらはお知り合いですか?」
ゴースト(エステル)「ああっ、私の友だ。お前が憑依している挟美の友でもある」
挟美(禍斗)「把握しました。ご主人様の友人、よろしくお願いします」
薬丸「・・・ア、アンタ誰よ!?挟美じゃないの!?」
挟美(禍斗)「>>712」
- 712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:26.69 ID:e5FIKbLKO
- そうですが?
- 713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 11:07:54.34 ID:VQeNng3+O
- 私はご主人さまに使える存在ですから、普段の彼女とは全く違いますよ
- 714 :1 [saga]:2021/07/25(日) 11:17:30.27 ID:FJQaCWzN0
- 挟美(禍斗)「はい。私は薔薇渓谷家参式 禍斗。ご主人様に仕える擬似魂魄です」
薬丸「ぎ、ぎじこんぱく?」
挟美(禍斗)「なので、この肉体を持つ本来の持ち主とは別の存在となります」
薬丸「・・・いや、全然意味がわからな」
挟美(禍斗)「ご主人様、ご主人様の友人。後方から2名、近付いてきています」
ゴースト(エステル)「っ・・・!」
薬丸「!」
スーシェフ「やぁ!やぁ!こんな所に居るとは・・・え?」
スーシェフ「・・・ひ、菱形さん?あ、あれ、なんで・・・?」
菱形「おやおや?・・・何で、その子は起きてるのかな?」
ゴースト(エステル)「まだ挟美自身は起きてはいない」
ゴースト(エステル)「今、動いているのは私の使いが憑依しているからだ」
ゴースト(エステル)「挟美は幽体離脱を利用して、魂を肉体から離し眼魂に保管したんだ」
薬丸「そ、そんな事出来るんだ(オカルトってやってやばいわね)」
ゴースト(エステル)「だから、お前が持っている解毒剤を渡せ」
菱形「・・・」
スーシェフ「ひ、菱形さん?まさか・・・」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:21.75 ID:VQeNng3+O
- ほい
- 716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:04:27.31 ID:e5FIKbLKO
- それ
- 717 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:16:59.33 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「・・・まっ、どっちにしろだしね。うん」
菱形「ほらっ」ポイッ
スーシェフ「えぇえ!?」
ゴースト(エステル)「っと・・・。・・・随分とあっさりだな」
薬丸「これ、ホントに解毒剤なんでしょうね?」
菱形「うん、そうだよ?僕が創った薬だから、間違いないね」
スーシェフ「ひ、菱形さん、なんで渡しちゃうんですか!?」
スーシェフ「あれ、食材にするのに・・・シェフに怒られちゃいますよ」アタフタ
菱形「まぁまぁ、そう慌てず。うん・・・ここからは、小細工は無しでいこうじゃないか」
ゴースト(エステル)「・・・ああっ。最初からそのつもりだ・・・!」
挟美(禍斗)「ご主人様。サポートします」
薬丸「ちょっと何言ってんのよ!?その体は挟美のなんだから怪我でもしたら」
ゴースト(エステル)「心配はいらない。禍斗が憑依していれば身体能力や語感が強化され」
ゴースト(エステル)「戦う事が出来る。禍斗、お前は薬丸と共闘してくれ」
挟美(禍斗)「わかりました」
薬丸「・・・ホントに大丈夫なんでしょうね。もう!」
菱形「スーシェフ。僕がライダーを引き受けるから、残りの2人は任せるよ」
スーシェフ「O、Oui・・・」コクリ
菱形「・・・エステル。こうなる展開はある程度、予想はしていたけど・・・」
菱形「>>718」
- 718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:14.30 ID:VQeNng3+O
- こちらとしては流石にこれ以上は引っかき回されたくないってことは理解できるね?
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 12:33:51.69 ID:e5FIKbLKO
- やりすぎだよ、ここまでされたらこっちの沽券にも関わるから譲れないよ
- 720 :1 [saga]:2021/07/25(日) 12:51:05.79 ID:FJQaCWzN0
- 菱形「こちらとしては流石に、これ以上は引っかき回されたくないって事・・・」
菱形「わかってもらえるよね?」
スーシェフ「そ、そうだそうだ!お客様に迷惑だ!」
ゴースト(エステル)「黙れ。こんな事をしているお前達に聞く耳など貸さない」
ゴースト(エステル)「トラックに運ばれていたあの動物達は、全て」
ゴースト(エステル)「絶滅危惧種とされているのも知っている」
ゴースト(エステル)「・・・命の尊さを何だと思っているんだ」
菱形「それは僕じゃなしに、亡本さんに言ってほしいかな」
『ゴーストドライバー!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
菱形「僕を釈放してくれた、その分の借りは返したよ。うん」
菱形「だから・・・この戦いは・・・僕なりのケジメとして、相手をしよう」
菱形「変身」
『カイガン!ダークライダー!』
『闇の力!悪い奴ら!』
ゴースト(エステル)「ダーク、ゴースト・・・!」
薬丸「白くて如何にもなオーラ出してるわね・・・」
ダークゴースト(菱形)「さぁ・・・始めよう。エステル」
ゴースト(エステル)「ああっ・・・これで決着をつけよう。幹比古」
―ボオォオオオオッ・・・!
『一発闘魂!』
『アーイ!』
『バッチリミナー!バッチリミナー!』
ゴースト(エステル)「>>721」
- 721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:00:21.89 ID:e5FIKbLKO
- 私のほうが正しいことを身を持って教えてやる!
- 722 :1 [saga]:2021/07/25(日) 13:28:35.66 ID:FJQaCWzN0
- ゴースト(エステル)「お前の過ちは、私が身を以て教えてやる!」
『闘魂カイガン!ブースト!』
『俺がブースト!奮い立つゴースト!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!ゴー!ファイ!』
ゴーストBST(エステル)「薬丸、禍斗!あの肉ダルマは任せたぞッ!」
挟美(禍斗)「はい」
薬丸「わかった!」
『サングラッシャー!』
ゴーストBST(エステル)「ハァァアッ!」
『ガンガンセイバー!』
ダークゴースト(菱形)「フッ・・・!」
―ガキィンッ!
ゴーストとダークゴーストは鍔迫り合いをしたまま、通路の後方へと走っていく。
壁にぶつかりそうになった途端に反実体化し、壁を次々と透過して行った。
会議室に使うような広い部屋に着くと、そこでお互いに離れてそれぞれの武器を振い
室内に刃と刃がぶつかり合う音を響かせる。
スーシェフ「・・・さぁーて、俺も調理を始めようか」
―バンッ!
―ゴゴンッ ゴン ゴゴン ガン ゴゴン
薬丸「な、何の音・・・?」
挟美(禍斗)「水道管を流れる水が強制的に流され、あそこから放水されるようです」
薬丸「(水流操作系ね。・・・それなら)」
―プシィ・・・ シャアァァァ・・・!
◎ 30以上orゾロ目
○ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:34.07 ID:VQeNng3+O
- やっくんいいねえ
- 724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 13:33:42.69 ID:e5FIKbLKO
- どりゃー!
- 725 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:14:20.99 ID:FJQaCWzN0
- ―ヴ ワ ッ
スーシェフ「この水竜軌道でお前らまとめて調理して」
―ガチンッ プシューッ
薬丸「っそら!」
―ブンッ!
―ヒュルルルルッ・・・
スーシェフ「ん?」
―プシャァアアアッ・・・!
薬丸は薬品などを収納しているウエストポーチから銀色の球体と試験管を取り出す。
表面にあるピットに試験管を填め込み、球体の中に注入すると試験管を外して
スーシェフに向かって投げ飛ばした。
それを目で追うスーシェフの頭上で球体の中心部分が割れて、無数の小さな穴から
注入されていた液体が霧状に散布される。
スーシェフ「・・・何のつもりだ?こんなので何が」
―シュワァァァ・・・
スーシェフ「・・・あれ?」
薬丸「残念でした〜♪アンタが使える水はもう蒸発して気化してありませーん」
薬丸「いくら水を持ってきたとしても、また同じパターンで意味ないわよ」
スーシェフ「・・・」
スーシェフ「(ま、不味い・・・)」ダラダラ
スーシェフ「(も、もう一度パイプから水を引っ張り出さなけないと!)」
―ザッ
スーシェフ「ヒッ・・・!?」
挟美(禍斗)「私自身ではありませんが、そちらはこの肉体の持ち主に危害を加えた」
挟美(禍斗)「ご主人様の友人を傷つけようとしたのなら」
挟美(禍斗)「>>726」
- 726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 14:18:13.13 ID:VQeNng3+O
- 私としては当然看過することはできません、覚悟をしてください
- 727 :1 [saga]:2021/07/25(日) 14:51:46.13 ID:FJQaCWzN0
- 挟美(禍斗)「当然、看過することはできません。お覚悟を」
スーシェフ「ま、待っ」
―ギュオッ! メキィ!
―ドンッ! ゴンッ! ゴシャ・・・!
薬丸「おー、スーパーボールみたい」
禍斗はスーシェフの言葉を遮るように硬く握り締めた拳を、そのふっくら膨れた
頬に叩き込み、めり込ませる。
ゴースト達が走り抜けていった方へスーシェフは体を回転させながら、薬丸が言った通り
スーパーボールのように弾みながら転がっていった。
最後は背中から、ジャーマンスープレックスを掛けられたような姿勢で倒れた。
挟美(禍斗)「・・・危険排除を確認」
薬丸「なーんだ。雑魚だったわね、こいつ」
薬丸「ま、相性の問題だったんでしょうけど。・・・さてと」
挟美(禍斗)「ご命令は、口答にてお願いします。ご主人様の友人」
薬丸「とりあえず、ゆみと合流して妹さんと誘拐された子達を助けるわよ」
挟美(禍斗)「わかりました」
-エスコフィエ号 亡本の自室-
亡本「・・・」
亡本「シェフに連絡を入れろ。報告が遅すぎる」
「ただいま」
亡本「・・・おのれ・・・」ギリッ
-エスコフィエ号 厨房-
シェフ「・・・かしこまりました。では・・・」
―ガチャッ
シェフ「・・・皆さん。私は少し外れますけど、しっかり手を動かしなさいね」
シェフ「食前酒。洗うのはもういいですから、他の方を手伝いなさいね」
まみ「は、はい!」
シェフ「>>728」
- 728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:25:13.05 ID:VQeNng3+O
- あなたも必ず持ち場を離れないこと、何かあるかわかりませんからね
- 729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 15:27:38.27 ID:e5FIKbLKO
- 何があっても落ち着いてやること、いい?
- 730 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:04:48.64 ID:FJQaCWzN0
- シェフ「持ち場を離れない事。何かあるかわかりませんからね」
シェフ「何があっても落ち着いて対処を。・・・それと」
シェフ「これを渡しておきましょう。貴女から採取したネクターです」
まみ「え?・・・こ、これを、どうすれば」
シェフ「1滴のみ舐めなさい。それで対処は出来るはずよ」
まみ「・・・わ、わかりました」スッ
―プルルルルッ
シェフ「準備はどうかしら?・・・ええ、結構」
―ガチャッ
シェフ「さぁ!準備が出来たから、お客様を楽しませに行ってくるわよ!」
―ガチャッ バタン・・・
まみ「・・・」
―トプン・・・
まみ「・・・っ」ゴクリ
-エスコフィエ号 Aデッキ 通路-
―フッ パッ
―スタスタ・・・
一方通行「ちっ・・・点けたり消したり、面倒くせェ誘い方しやがって・・・」
―パッ
一方通行「・・・やっとか。あそに入りゃァいい訳だな」
―バンッ!
―スタスタ・・・
- 731 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:12:56.48 ID:FJQaCWzN0
-
-エスコフィエ号 Aデッキ スタジアム-
一方通行「・・・何だァ、ここは?」
―パッ
『レッディィィィ〜〜〜〜!!』
『スゥ!アァアアンドォオジェントルメェェン!!』
『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』
一方通行「・・・」
『お料理をお楽しみいただけておりますでしょうか?』
『今宵はこの場に居られるお客様は幸運でございます!』
『お客様のために舌以外にも楽しんでいただくべくぅぅ!』
『当倶楽部に相応しい料理同様、刺激たっぷりのショーを用意しました!』
『今日のショーの目玉!灯りに誘われ迷い込んだ虫を調理するのはぁぁ!』
―カッ
『こぉぉいつだぁぁぁ!』
―バタンッ
『当倶楽部、自慢の「フルコース」のリーダァァーーー!!シェーーーフッ!』
シェフ「」ペコリ
シェフ「(いれはこれは・・・良いショーになりそうね。活きの良さそうな虫だこと)」ニィ
-エスコフィエ号 亡本の自室-
『ワァァァアアアアアアアアアアアッ!!』
亡本「(一方通行め・・・死に損ないがわざわざ殺されに来るとは・・・)」
亡本「(お前の命もこれまでだな)」
―クイッ・・・
亡本「・・・良いワインだ」
― 奇数
≡ 奇数(5以上)
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:38.65 ID:VQeNng3+O
- んーどうだこれは
- 733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:43.90 ID:e5FIKbLKO
- やっちまえ!
- 734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:13:53.80 ID:qQyRzZHuO
- グースーがない
- 735 :1 [saga]:2021/07/25(日) 16:42:57.31 ID:FJQaCWzN0
-
一方通行「おいお前。亡本の野郎はどこだ」
シェフ「あら、虫が亡本様に何のご用があるのかしら?」
一方通行「取引だァ。アイツが自分でしてきた事を包み隠さず報道するか・・・」
一方通行「ミンチのスクラップ和えになるか・・・」
一方通行「どっちかお好みで選ばせてやるよォ・・・!」ニヤリ
シェフ「あらあら・・・亡本様は確かに人肉は好みだけれど・・・」
シェフ「そうさせるのは遠慮してもらおうかしら」
―パチンッ!
―ガゴンッ ウィィィン・・・
サメアマゾン「ジェァァアアッ!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!」
『ご覧下さい!これが皆様のお料理にお出しされる最高級精肉!』
『アマゾンです!』
『オォオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜ッ!!』
一方通行「・・・」
シェフ「あの虫達は人肉を好みとしていて、もちろん貴方も食べちゃうわよ」
シェフ「ちなみに虫達は私を仲間だという調教をしてあるから私は大丈夫よ」
一方通行「・・・あァ、そォかよ。・・・はン」
一方通行「お前ら、そいつらを食材扱いしてるようだがよォ・・・」
一方通行「味覚と食感がイカれてンだろ。人肉を喰うのも含めてなァ」
シェフ「とんでもないわ!アマゾンはとても素晴らしい精肉よ!」
シェフ「アマゾンほど、最高の食材はないわねぇ」ジュルリ
一方通行「>>736」
- 736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 16:55:50.97 ID:OcNMNzDdO
- 人として見てねェってことか、傲慢もここまで行くと清々しいな
- 737 :1 [saga]:2021/07/25(日) 17:41:10.81 ID:FJQaCWzN0
- 一方通行「食い物としか見てねェって事か・・・」
一方通行「傲慢もここまで行くと清々しいなァ・・・」
シェフ「あら。貴方も食べてみたらわかるわよ?もう食べたら止まらないんだから」
シェフ「まぁ・・・お客様ではない、貴方に喰わせるのは生ゴミくらいよ」
一方通行「はン・・・そうかよ。なら・・・お前のキャリアも生ゴミぐらい汚れてンだな」
シェフ「・・・何ですって?」
一方通行「楽しいかよ?真っ当な飯も作らずに生涯を終わらすなンてよォ・・・」
一方通行「ガキでもンな気色悪いモン喰わねェよ」
シェフ「・・・お子様ね。大味な学園都市のデジタルな尺度では測れない美味」
シェフ「そして洗練され、研ぎ澄まされる職人による芸術の技」
シェフ「わからない者はその美味をわからず死ぬ・・・あぁ、何て損な事」
シェフ「最高の料理、最高の技・・・どちらも仕込みが大切なのよ」
一方通行「人目気にしながら隠れて、作ったゲテモノ料理なンかに使うのは・・・」
一方通行「努力の無駄遣いって奴だな」
シェフ「・・・貴方、本当に口が悪いわね。まぁ、乱暴な言葉でした話せない子供には」
シェフ「わかるわけないわよね」
一方通行「あァ、意味不明だ。よくもまぁ、異形の化け物で飯を作れる理由もなァ」
一方通行「>>738」
- 738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:30:36.86 ID:VQeNng3+O
- まっとうな料理で評価されずにただの食材ありきで注目されてる料理人なんて料理人じゃねェな、ただの調理係くらいなもンだ
- 739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 18:31:11.12 ID:OcNMNzDdO
- 自分から異形にもなったのに同じそいつらを使えるのもなおさら愉快だわ
- 740 :1 [saga]:2021/07/25(日) 18:59:31.42 ID:FJQaCWzN0
- 一方通行「不当な料理でしか評価されずに、ゲテモノな食材ありきで注目されるなンざ」
一方通行「一流の料理人じゃねェな・・・ただのママゴトで作るやつじゃねェかよ」
シェフ「・・・ママゴト、ですって・・・?」
一方通行「ああっ。ガキが作る蛇口の水の味噌汁と砂の飯だろ、作れンのは?」
シェフ「・・・」ワナワナ
シェフ「この・・・クソガキがぁぁぁぁ・・・!」
一方通行「おーおー、俺をガキ呼ばわりしてたくせにキレンのかよ」ケラケラ
シェフ「私の料理を、よくもコケにしてくれたわね・・・」
―プツッ シュルッ
―パサ・・・
シェフ「後悔する事しても・・・もう遅いわよォオオオッ!!」
―キュイン
シェフ「アマゾンッ!!」
―ボオォォォォオオオオッ!!
―グチュルルッ ギュオン
『NEO』
―シュウウゥゥウ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「アァアアアアアッ!!」
一方通行「・・・自分から異形にもなったのに、同じそいつらを使えるのも」
一方通行「尚更、哀れな奴だなァ・・・お前もそう思うだろ?」
―・・・スタンッ
アルファル「・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「んん?・・・何かしら、その子は・・・?」
アマゾンNEOα(シェフ)「同じ感じがするけど・・・アマゾンかしら?ふーん・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「見た目から上質そうねぇ!是非味わってみたいわ!」
アルファル「>>741」
- 741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 19:28:13.81 ID:VQeNng3+O
- 残念だけどそれは叶わないよ、あなたみたいな人を許すわけにはいかない
- 742 :1 [saga]:2021/07/25(日) 20:12:25.72 ID:FJQaCWzN0
- アルファル「残念だけど、それは叶わないよ」
アルファル「貴方みたいな人を許す訳には・・・いかないから」
アマゾンNEOα(シェフ)「生意気な事を言う虫ねぇ・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「まぁ、どうせ食材になるのだから我慢してあげるわぁ」
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
一方通行「あのサメと牛を殺れ。残念ながら、調教されて聞く耳は持ってねェみたいだ」
アルファル「・・・わかった」コクリ
一方通行「・・・ハァァ・・・!」
―スチャッ
アルファル「・・・」
―カチャッ・・・
アマゾンNEOα(シェフ)「あら・・・何で同じベルトを貴女が・・・?」
―カチリッ キュリリリッ キュォーン
―グチュルルッ ギュオン
[NEO]
―キュリリリッ キュィィン・・・
―ゴブ・・・ゴブゴブ・・・ゴブ・・・ゴブゴブ・・・
アルファル「アマゾンッ!!」
一方通行「ア゛マ゛ソ゛ン゛!!」
『OMEGA』
『EVOLU-E-EVOLUTION』
―ボオォォオオッ!! ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!
モグラー
(http://www.youtube.com/watch?v=tu0g9i5AdvM)
アマゾンΩ(一方通行)「とりあえず・・・散々、ダチを利用した借りを返してやる」
アマゾンNEO(アルファル)「アマゾンは家畜なんかじゃないんだっ!」
アマゾンNEOα(シェフ)「ほざけぇぇエエエエエエエエエエエッ!!」
◎ 30以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 20:58:52.36 ID:VQeNng3+O
- 倒せ!いけ!
- 744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 20:59:14.34 ID:YeZ9+wwZO
- この二人に人造が勝てるとは思えん
- 745 :1 [saga]:2021/07/25(日) 21:45:26.47 ID:FJQaCWzN0
- ―ギュリリリリリリリッ!!
―ガギギギギギイギギィイッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「オォオオッ・・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「クカカカ・・・!」
―ドガァアッ!
アームカッターでアマゾンΩはアマゾンズスイーパーのチェーンソーによる斬撃を防ぎ
嘲笑う。
アマゾンNEOαは左腕でアマゾンズスイーパーを押し込もうとするが、アマゾンΩの
前蹴りによって蹴飛ばされる。
腹部を押さえながら蹌踉め、後退するアマゾンNEOαはアマゾンズスイーパーの機関銃を
突き出して射撃する。
―ドガガガガガガガガッ!!
―チュォーン! チュイーン! チューンッ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「グウゥウウウウッ!」
『な、なんという事だぁぁぁ!あの虫は銃弾を全て跳ね返しているぞぉぉーーー!?』
アマゾンΩ(一方通行)「ちっ・・・うるせェなァ。失せろ」
―チューンッ!
『ひぃぃいっ!?こ、これ以上ここに居ては危険と判断したので避難しますぅぅぅ!!』
実況者が逃げて行くのを見送り、アマゾンΩは銃弾の雨を反射で弾き飛ばしながら
アマゾンNEOαへと接近していく。
叫ぶ事もせず、ただ睨みながら殺気を漂わせて近付いていく。
―ドガガガガガガガガッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「このぉぉォオオオ!!虫螻ガァアアアア!!」
―チュィーン! チュィンッ! チューンッ!
アマゾンΩ(一方通行)「虫螻か。なら、お前は・・・蛆虫か?」
―ガシッ!
―ギギギギッ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「グ、ヌゥゥウアァ・・・ッ!?」
アマゾンΩ(一方通行)「いや、医療に役立ってるしなァ。蛆虫に失礼だよ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「なァッ!!」
―バギャァアッ!!
アマゾンΩは機関銃を掴み上げ、強引に回転する砲身を止めさせる。
ベクトル操作を使わず、握力だけで砲身を握り潰す。砲身を折られた機関銃の
根元から銃弾がこぼれ落ちていった。
アマゾンNEOαは破壊された機関銃を見て、混乱しながら後退する。
手に持っている機関銃の砲身を投げ捨てたアマゾンΩは鼻で笑った。
アマゾンΩ(一方通行)「>>746」
阿部兄妹のお2人初出場で金メダルおめでとー
- 746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 21:57:58.68 ID:VQeNng3+O
- 顔そっくりだったあの兄妹
こんなもンかよ、アマゾンのこと何も知らねェくせによくもほざいていやがったな
- 747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/25(日) 21:58:30.27 ID:YeZ9+wwZO
- どうしたよォ、これで終わりなンてねェよなァ?
- 748 :1 [saga]:2021/07/25(日) 22:13:18.09 ID:FJQaCWzN0
- アマゾンΩ(一方通行)「おいおい。どうしたよォ?こンなもンか?」
アマゾンΩ(一方通行)「これで終わりなンてねェよなァ?」
アマゾンΩ(一方通行)「アマゾンの事をなァーにも知らねェくせに・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「よくもほざいていやがったなァ?」
アマゾンNEOα(シェフ)「アイツらなんてただの家畜よ!」
アマゾンNEOα(シェフ)「家畜なんかに、自由はないわァアアッ!」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・自由なンざ、他人様に決められる事じゃねェよ」
―ガギィィイイイッ!!
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
―ズ オォ オ オッ!
アマゾンNEO(アルファル)「グルァアッ!!」
―ドガァアッ!!
水中を泳ぐように床スレスレを滑空しながら、鋭く尖った頭部を突き出して
アマゾンNEOに突進していく。
それをアマゾンNEOは跳び上がって回避し、サメアマゾンの背中に着地する勢いで
サメアマゾンを踏みつけた。
踏みつけられて床に這いつくばる、サメアマゾンから降りるとバッファローアマゾンが
襲いかかり、強烈なアッパーを繰り出してくる。
◎ 30以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>746 ね
- 749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:05.05 ID:pv9kyCr6O
- ほい
- 750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:13.06 ID:GfcRXOZ5O
- うまく行くかな
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 07:31:19.70 ID:DVtlToJHO
- な
- 752 :1 [saga]:2021/07/26(月) 19:27:15.89 ID:yi/vEoCB0
- アマゾンNEO(アルファル)「グァアッ!」
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
―ブゥンッ!
―ドサァッ!
バッファローアマゾンのアッパーが顎に直撃してしまい、アマゾンNEOの身体が
宙に浮かび上がる。
浮かび上がったところをバッファローアマゾンは両足を脇の下に挟み込んで
回転せずのジャイアントスイングをして投げ飛ばす。
アマゾンNEOは床を転がり、仰向けに倒れたところで立ち上がろうとした。
サメアマゾン「ジェァァアアッ!!」
―ガブシュッ!!
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアッ!!」
―ブシュウゥッ!! バシャァッ!
先程と同じような滑空をして突進してきたサメアマゾンは、その勢いのまま
アマゾンNEOの脚に噛みついた。
プロテクターが装着されていない箇所を噛みつかれ、鮮血が噴き出している。
サメアマゾンを引き剥がそうとするアマゾンNEOだが、向こうから迫って来る
バッファローアマゾンの気配に気付くのが遅れる。
バッファローアマゾン「ヴブオォオオオッ!!」
サメアマゾン「ジェァッ!」
―バッ!
―ドゴォオオオオンッ!!
―ド ス ッ!
アマゾンNEO(アルファル)「ガアッ、ア、ヴァアアアッ!!」
―ズ ザ ザ ザ ザァッ!
鋭い2本の角を突き立てて突進してきたバッファローアマゾンを受け止めようとした
アマゾンNEOだが、またしてもプロテクターで守られていない腹部に2本の角が
突き刺さる。
激痛で叫び声をあげるアマゾンNEOだが、バッファローアマゾンはそれに構わず
突進の勢いを弱めないまま突き進んでいく。
◎ 40以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:51:24.65 ID:KwFhhwjpO
- 意外と粘るな
- 754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 20:51:28.93 ID:3z2EyaWmO
- んー
- 755 :1 [saga]:2021/07/26(月) 21:19:06.87 ID:yi/vEoCB0
- アマゾンNEO(アルファル)「グルァァアアアアアッ!!」
―バギィイイッ!!
―ガガガガッ! ガガガッ・・・! ギギィッ!
腹部に突き刺さった角を抜くためにアマゾンNEOは、根元に拳を叩き込んでへし折る。
そうして動けるようになるとバッファローアマゾンの頭部を押さえつけながら、足底を
床につけて踏み止まろうとする。
突進の勢いに最初は負けていたが、次第に弱まっていき火花を散らしながら停止させた。
バッファローアマゾン「ヴブォオッ!ブォオオオッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアッ!!」
―ザクッ! ザシュッ!
バッファローアマゾンが力尽くでアマゾンNEOを押し倒そうと足を踏み締めようと
してくるのを察知するアマゾンNEO。
先程のアッパーのお返しとばかりに、膝蹴りで顎を上げさせるとへし折った2本の角を
目に突き刺した。
バッファローアマゾンは目を押さえながら、角を引き抜こうと床を転がって悶える。
バッファローアマゾン「ヴブオォアァアアァアアアッ!!」
―ズオォ オ オッ!!
サメアマゾン「ジェァァアアッ!」
アマゾンNEO(アルファル)「グウゥウッ!!」
―バキィンッ! ボキッ! バキッ・・・!
再び突進してきたサメアマゾンの口に、アマゾンNEOは足を突き出して
鋭い歯が並ぶ口に突っ込んだ。
特殊な素材で作られた硬質のブーツによって、サメアマゾンの歯を全て折った
アマゾンNEOは口に足を突っ込んだまま、サメアマゾンを未だに悶えている
バッファローアマゾンの方へと投げ飛ばした。
―ドカァアッ!
サメアマゾン「ジェァアアアッ・・・!」
バッファローアマゾン「ヴブォオオオォォォッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「フーッ!フーッ!ヴオォオオッ!!」
- 756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:26:06.36 ID:KwFhhwjpO
- やっぱり強いなこの二人…
- 757 :1 [saga]:2021/07/26(月) 21:45:10.46 ID:yi/vEoCB0
-
『ナンデヤネーン』
『DAIKAIGAN』
『OMEGA CLASH』
ネクロム(リーダー)「テァアアアアッ!!」
―ガシッ!
―ドガァァアアアッ!!
サンゾウ魂を装填した状態でオメガクラッシュを発動し、掌を模したエネルギーを纏わせた
ガンガンキャッチャーを振るネクロム。
だが、スペクターの頭部に直撃する寸前で、スペクターはクァンタムリストを掴み
攻撃を受け止め、紫色のエネルギーを蓄積した右拳をネクロムの胸部に叩き込んだ。
衝撃波と共に、ネクロムは殴り飛ばされ強制的に変身解除される。
―ギュロォォン・・・
リーダー「ぐぁあっ!ぐふっ・・・!」
―ザァァァァ・・・
DPスペクター(清ヶ)「」
リーダー「ハァッ・・・!っく・・・!」
リーダー「・・・清ヶっ・・・まだ、目を覚まさないのかい・・・?」
リーダー「ッ、ハハハ・・・!何か、思い出すよ・・・」
リーダー「皆、寝相が良すぎて、全然起きてくれなかった、あの頃をね・・・」
リーダー「今の僕があるのは、いつも僕の側で支えてくれた・・・皆がのおかげだよ」
リーダー「僕を捨てた同級生や先生、いや、この学園都市自体が大嫌いになって・・・」
リーダー「心があるから苦しくなるなら、そんなの要らないって思ってたんだ・・・」
リーダー「>>757」
- 758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:49:50.47 ID:D96S1uI6O
- だけど一人じゃない…!
僕が本気で気持ちを込めて何かをしたら答えてくれる人に出会えたからね、一方通行もみんなも!
- 759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 21:56:59.94 ID:KwFhhwjpO
- でも今はとても必要なんだ、何より欠かせない…
- 760 :1 [saga]:2021/07/26(月) 22:17:58.87 ID:yi/vEoCB0
- リーダー「だけど、もう1人じゃない!」
リーダー「僕が本気で気持ちを込めて、何かをしたら答えてくれる・・・」
リーダー「君達や一方通行にエステルや挟美!皆のおかげで」
リーダー「僕は初めて、友達の本当の意味を知った・・・」
リーダー「僕達は助け合って!お互いを信じてきた!それが・・・」
リーダー「どんなに心の支えになってる事か・・・」
リーダー「拳でぶつかってもいい!迷ったっていい!」
リーダー「・・・ナルを傷つけてしまった事に動揺して、信じられなくなって、ごめん!」
リーダー「でも・・・どんな事があっても、友達である事は永遠に変わりはない!」
リーダー「僕は決めたんだッ!道に迷っているなら、殴ってでも引き戻すッ!」
リーダー「君は僕の友達なのだからッ!!」
ナル「ボクも、そう思ってるよ」
リーダー「!?。ナル・・・!?」
ナル「友達なんだから・・・喧嘩だってするし、嫌いになっちゃったりもする」
ナル「でも、ごめんって謝り合って、もっと大好きになりたくなるんだよ」
ナル「だから、友達をやめるなんて事はしない」
ナル「友達をやめろって誰かに言われたって、そんな奴の言う事なんて関係ない」
ナル「大好きになった友達なんだから。・・・だよね?
ナル「リーダー」ニコリ
リーダー「・・・うんっ」ニコリ
リーダー「>>760」
- 761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:20:04.46 ID:KwFhhwjpO
- ナルも君も大事な友達だからね、こんな姿見せたら彼女にも怒られちゃうだろうし
- 762 :1 [saga]:2021/07/26(月) 22:46:54.97 ID:yi/vEoCB0
- リーダー「ナルも君も大事な友達だからね。こんな姿を見せたら・・・」
リーダー「挟美にも怒られちゃうだろうし・・・」
リーダー「清ヶっ!!君を止めてみせるっ!!」
―・・・キュイン
―ボォオオオオオオッ!
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
リタ「変身!」
『友情カイガン!バースト!』
『MEGA ULORD』
『俺らバースト!友情ファイーヤ!止めてみせるぜお前の罪を!』
―シュウウウゥゥ・・・!
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶ・・・心の叫びを聞かせてくれ!!」
ナル「ボクも・・・ちゃんと聞いてあげるからっ!」
パズル
(http://www.youtube.com/watch?v=DmZ4Hb5RIOU)
ネクロム友情BST(リタ)「フッ・・・!」
DPスペクター(清ヶ)「」
―ダダッ!
―ドカァァアアッ!
―バシィッ! バシッ! バシィッ!
スペクターとネクロムは同時に走り出し、先制を仕掛けてきたスペクターは拳を突き出す。
それをネクロムは掌で受け止め、更に次の攻撃も掌で受け止め続けていく。
ナルはそれを見て、どうして反撃しないのかを疑問には思わなかった。
何故ならば、友達としてリタは握り締めた清ヶの拳を全てを受け止めたいという気持ちを
心で伝わってきたからだ。
DPスペクター(清ヶ)「」
―ギュオォオッ!!
ネクロム友情BST(リタ)「ハァァアアアッ!!」
ネクロムは拳だけでなく、スペクターの繰り出すキックも掌で全て受け止め続ける。
掌の玉。それは大切なもの、大事なものという意味である。
だから掌で受け止めている、という訳ではない。しかし、ネクロムはスペクターが繰り出す
攻撃を受け止める。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:51:32.79 ID:KwFhhwjpO
- ほい
- 764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/26(月) 22:51:37.55 ID:KYiTu9FmO
- たのむぞい
- 765 :1 [saga]:2021/07/26(月) 23:16:31.77 ID:yi/vEoCB0
- ネクロム友情BST(リタ)「テァアアッ!!」
―ガバッ! ガシッ!
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶッ!君だって1人じゃない!」
ネクロム友情BST(リタ)「皆がついてるんだッ!」
背後を取ったネクロムはスペクターの右腕を掴み、懸命に話しかける。
それに呼応するようにネクロムは持っていた、ノブナガ魂、ツタンカーメン魂、そして
フーディーニ魂が浮遊してパーカーゴーストとなる。
ネクロムを剥がそうとするスペクターの左腕に纏わり付いて、動きを止めさせた。
身動きが取れなくなったスペクターは足掻こうと、身動ぎする。
DPスペクター(清ヶ)「・・・っ!」
DPスペクター(清ヶ)「離セェッ!挟美ヲ、挟美ヲ助ケネェトイケネェンダァ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「っ!。清ヶッ!」
DPスペクター(清ヶ)「モウ猶予ガネェンダヨッ!!挟美ヲ助ケネェトォオッ!!」
ツタンカーメン魂「(どうやら、まだ完全には目が覚めてないみたいだっ!)」
フーディーニ魂「(ダメージを与えて眼魂を引き抜くしかないな!)」
ノブナガ魂「(ワシらではこれで手一杯じゃ。あの小娘の力を借りねばっ!)」
ネクロム友情BST(リタ)「わかった!ナルッ!眼魂を引き抜くよっ!いいねっ!?」
ナル「うんっ!!」
ネクロムは右腕を離して、距離を取る。ナルもすぐに近づける位置まで移動した。
左腕を突き出すと、目を中心に火花が飛び散るような紋章が出現してネクロムを
通過していく。
紋章を潜り抜けたネクロムの全身は金色の炎が纏っていき、徐々に真っ赤な炎へと
変化した。
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶッ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「心の叫びを聞けェエエエッ!!」
- 766 :1 [saga]:2021/07/26(月) 23:20:32.43 ID:yi/vEoCB0
- 『友情ダイカイガン!バースト!』
『オメガドライブ!』
上空へ舞うネクロムは、スペクターに狙いを定めて跳び蹴りの構えを取る。
5つの炎が囲うように広がってからネクロムの右足に、眩く光りながら収束した。
パーカーゴースト達はタイミングを見計らって、スペクターの両腕を離し、その場から
離脱する。
そして、ネクロムはスペクター目掛け跳び蹴りを放つ。
ネクロム友情(リタ)「ハァァァアアアアッ!!!」
―ドガァァアアアアアアアンッ!!
DPスペクター(清ヶ)「グアァ、ァアアア、ァア・・・!」
ナル「清ヶェエエエエエエッ!!」
―ギュロンッ
―ギシュンッ
―キュイィン・・・
清ヶ「っ・・・ぁ・・・」
ネクロム友情BST(リタ)「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・清ヶッ!」
ナル「清ヶッ!大丈夫?しっかりしてよ!」
清ヶ「・・・ナル・・・?俺・・・」ムクリ
―ギュロォォン・・・
リーダー「・・・まったく!君って奴は・・・!」
―ギュッ・・・
ナル「もうっ!バカ!清ヶたんのバカ〜〜〜!!」
―ギュウッ・・・!
清ヶ「っ・・・」
清ヶ「・・・>>767」
- 767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 07:23:31.13 ID:Q1PklYJOO
- なんだよ、いきなり抱きつくなって…///
俺はどうしたんだ…
- 768 :1 [saga]:2021/07/27(火) 18:59:02.04 ID:oh2eT2E70
- 清ヶ「・・・なんだよ、いきなり抱きつくなって・・・//」
ナル「うえぇぇ〜〜〜ん!」ビエーッ
清ヶ「泣く事もないだろ・・・俺が、悪いんだから・・・」
リーダー「・・・。・・・覚えて、いるのかい?今までの事を・・・」
清ヶ「・・・ああっ。お前らが俺を止めようとしてくれただろ?」
清ヶ「あの時までは、挟美ちゃんの事で必死になって叫んでたけど・・・」
清ヶ「お前がその眼魂を抜き取ってくれた途端に、今までの事が頭の中に入ってきたんだ」
ナル「そっか・・・でも、ホントによかったぁ」ギュウッ
清ヶ「・・・ナル。俺はお前を」
ナル「いいよ。言わなくても、わかってるから・・・」
リーダー「君が悪いんじゃない。全部悪いのは亡本のせいなんだ」
リーダー「だから、誰も君を責めたりなんかしないよ」
清ヶ「・・・いや・・・亡本のせいでも・・・」
清ヶ「全ての過ちは・・・俺の罪だ・・・」
リーダー「>>769」
ナル「>>770」
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:14:31.24 ID:1r2D9Yr3O
- よしじゃあどうしようか、罪は償ってもらわないとだからね…
今すぐ一緒にぶち壊しに行こう、拒否権はないよ
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:26:31.57 ID:yL18i4NZO
- 責めるとしたら独断専行したことかな?
気づいた時点で電話してくれればみんなで色々したのにさ
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:27:18.33 ID:Ui6y66yQO
- んー面倒だから亡本をかっ飛ばしてから処遇は決める感じにしよう!
- 772 :1 [saga]:2021/07/27(火) 20:48:50.78 ID:oh2eT2E70
- リーダー「・・・じゃあ、どうしようか。そこまで言うなら償ってもらわないとね」
ナル「でも、責めるとしたら独断専行した事くらいだよ?」
ナル「気づいた時点で電話してくれれば、皆で色々したのにさ」
清ヶ「悪い。連絡する前に、出来なくさせられちまってな・・・」
清ヶ「信長達はエステルに渡してたしさ・・・」
ナル「あー、そっか・・・」
リーダー「それを見越して、とは思えないけど・・・運が悪かったんだね」
清ヶ「ああ・・・まったくだよ・・・」
リーダー「・・・今すぐ一緒に亡本のところへ行こう。拒否権はないからね?」
ナル「亡本をぶっ飛ばしてから、それは決める感じにしよ!」
清ヶ「・・・だなっ。こんな所に居る間にも、挟美ちゃんが・・・っ!」
リーダー「大丈夫だよ。今、一方通行達が亡本が居る船に乗り込みに行ってるから」
清ヶ「今から行って、乗り込むのは間に合いそうか?」
ナル「わかんないけど・・・乗り込むしかないよ!」
清ヶ「・・・ああっ、そうだな」
清ヶ「>>773」
- 773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 20:56:16.15 ID:a57/S0DeO
- ここで止まってる場合じゃないからな、進むだけだ
- 774 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:09:19.39 ID:oh2eT2E70
- 清ヶ「ここで止まってる場合じゃないからな・・・行こうぜっ」
リーダー「うんっ。・・・ナル、病院は無断で抜け出したと思うけど」
リーダー「怒られてもいいんだね?」
ナル「大丈夫っ!清ヶは助けたんだし、次は挟美を助けないとっ!」
清ヶ「ああっ。空飛んで行けば、船に乗り込めるだろ」
リーダー「そうだね。じゃあ、三蔵さん、お願いします」
サンゾウ魂「(いざ、外道の退治へ向かいましょう)」
清ヶ「フーディーニ・・・迷惑かけて悪かったな。力を貸してくれ」
フーディーニ魂「(よし、一っ飛びと行こうか!)」
リーダー「ナル、君は僕と一緒に行くよ。落されないようにね」
ナル「オッケー!」
視点変更
ゴーストVSダークゴースト
ゆみ&薬丸&禍斗
アマゾンΩ・アマゾンNEOVSアマゾンNEOα・サメアマゾン・バッファローアマゾン
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:12:58.20 ID:1r2D9Yr3O
- ゆみ
- 776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:13:06.20 ID:a57/S0DeO
- タブルゴースト
- 777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:13:15.63 ID:vfRRygPKO
- アマゾンズ
- 778 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:29:12.96 ID:oh2eT2E70
- -エスコフィエ号 Eデッキ-
―タッタッタッ・・・!
薬丸「ホントにこっちであってるの!?」
挟美(禍斗)「様々な調味料の匂いが往復している痕跡があります。間違いありません」
ゆみ「じゃあ、そこにまみがっ・・・!」
挟美(禍斗)「前方から何者かが来ます」
薬丸「っ・・・!」スッ
―・・・カラカラ
ゆみ「待って待って!あれ、ウエイターだよ。あの曲がり角から出てきたって事は・・・」
薬丸「妹さんはあそこだね!」
挟美(禍斗)「警戒態勢を強化。戦闘時に対応します」
薬丸「私もいつでも攻め込めるよっ!」
ゆみ「よしっ・・・!行くよっ!」
-エスコフィエ号 厨房-
―バァーーーンッ!!
まみ「!?・・・!?」
ゆみ「まみっ!」
「な、なんだ!?お、お客様、こちらは立ち入り禁止であって」
薬丸「あぁ、大丈夫大丈夫。すぐに失礼するからご安心を」
まみ「・・・」ハァー
まみ「何しに来たの?ここ、関係者以外入って来ちゃダメなんだよ?」
ゆみ「関係者だからこそ来たんだよっ」
ゆみ「>>779」
- 779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 21:30:31.86 ID:1r2D9Yr3O
- そう簡単に姉妹の仲って切れないからさ、助けに来たんだ
- 780 :1 [saga]:2021/07/27(火) 21:51:40.19 ID:oh2eT2E70
- ゆみ「そう簡単に姉妹の仲って切れないものなんだしさ、助けに来たんだよ」
ゆみ「まみ。言ったよね?暗闇に浸かってしまっていても・・・」
ゆみ「助けてあげるんだ、って!」
まみ「・・・って・・・」
ゆみ「え・・・?」
まみ「黙ってェェエエ!!」
―ガシャァーンッ!
ゆみ「っ・・・!?」
まみ「信じるしかなかったの!私達は病気で壊れかけてるから!」
まみ「お姉ちゃんが同じ病気になっても、治療が出来るようにするからって言われて・・・」
まみ「学園都市で生き続けるしかないんだって・・・!」
まみ「私は・・・私はっ・・・!」
『GEAR ENGINE!』
『FUNKY!』
まみ「潤動・・・!」
『ENGINE RUNNING GEAR』
「う、わぁああああっ!?」
―バリーンッ!
―ドタドタッ! ドタドタッ・・・!
エンジンブロス(まみ)「邪魔しないでよっ!お姉ちゃんのためなんだからっ!」
ゆみ「・・・まみ・・・」
薬丸「・・・何よ。自分勝手も良いところよね」
エンジンブロス(まみ)「は?・・・はぁ?自分勝手?」
エンジンブロス(まみ)「私お姉ちゃんのためにやってるんだよ?それが自分勝手なの?」
薬丸「>>781」
- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/27(火) 22:01:07.74 ID:RiPEfrNEO
- 本当にそれを望んでるか確かめた?
独りよがりは誰も幸せにならないよ
- 782 :1 [saga]:2021/07/27(火) 22:18:55.33 ID:oh2eT2E70
- 薬丸「本当にそれを、ゆみが望んでるか確かめたの?」
薬丸「独りよがりは誰も幸せにならないよ」
エンジンブロス(まみ)「っ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「で、でも、もし病気になったら、どうするの!?」
エンジンブロス(まみ)「手遅れになるんだよ!?だから協力しないと!」
薬丸「そもそもさ・・・本当に協力してくれてた素振りなんて見せてたの?」
エンジンブロス(まみ)「え・・・?」
薬丸「暗部組織なんて、口先だけの身勝手極まりない連中の集まりなのよ」
薬丸「研究のためだけに貴女達みたいな病気になって子達を誘拐して」
薬丸「どんな風に死ぬかを観察するだけって事もあるんだから」
エンジンブロス(まみ)「・・・そんな・・・そんな事、ある訳ないっ!」
エンジンブロス(まみ)「絶対にッ!!そんな事ォオオオッ!!」
挟美(禍斗)「敵対を確認。ご注意を」
ゆみ「・・・姫戯さんも助けないといけないんだけど・・・」
薬丸「・・・―――」
1.私が捜しに行ってくる!
2.今は妹さんを止めないと!
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:16:52.49 ID:XqVSAY+nO
- 1
- 784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:16:58.23 ID:0F7radhLO
- 2
- 785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 08:17:04.25 ID:AbJn3XspO
- 1
- 786 :1 [saga]:2021/07/28(水) 18:07:40.57 ID:IndIVRuA0
- 薬丸「・・・私が捜しに行ってくる!だから、妹さんを止めてあげて!」
ゆみ「薬丸さん・・・うんっ。お願いするね!」
薬丸「はさ、じゃなくて禍斗!これ渡しておくから、使ってみて」
挟美(禍斗)「どのように使えばよろしいのですか?」
薬丸「このボールの穴に試験管を差し込んで、中身を注入すれば投げつけた後、爆発するし」
薬丸「こっちは蓋を開けてそのまま中身をぶち撒けたら、物理的に凍結させる事が出来て」
薬丸「もう1個は煙みたく膨らんで凝固化するの。わかった?」
挟美(禍斗)「はい。お気をつけください」
薬丸「アンタもね!挟美の体に傷1つ付けたら許さないから!」
薬丸が厨房の奥へ続く扉へ走り出すと、それを止めようとエンジンブロスが動く。
しかし、その前にゆみと禍斗が立ち塞がって、その間に薬丸は扉を開け、奥へと侵入していった。
エンジンブロスは叫びながら怒りに任せて、2人に攻撃を仕掛けてくる。
ゆみは噴出球体で牽制しようとするが、それよりも先に禍斗が前に出てエンジンブロスの放つ拳を
受け止めてみせた。
―バシィィッ!
ゆみ「えっ・・・!?」
エンジンブロス(まみ)「な、ぁ・・・!?」
挟美(禍斗)「攻撃対象の停止を確認。追撃をしてください」
ゆみ「っ!ハァァアッ!」
◎ 50以上orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 19:30:23.37 ID:hyu1+bFQO
- (あれ、これもしかしてリモコン&ヘルブロスの流れ···?)
- 788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:21:53.12 ID:TE9BOzBzO
- …おあう
- 789 :1 [saga]:2021/07/28(水) 20:41:02.98 ID:II00HFIO0
- エンジンブロス(まみ)「っ!退っけェエエッ!!」
―ギュォオオッ!
挟美(禍斗)「危険を感知退避します」
―バッ!
―ボ ボ ボ ボ
エンジンブロス(まみ)「ウアアアァアアッ!!」
―キイィイイイ・・・!
―ボ ッ
噴出球体を放とうとしてきたゆみに、エンジンブロスは自身も噴出球体を掌に形成して
ゆみとほぼ同時に圧縮させた空気を解き放った。
2人を中心に厨房で暴風が吹き荒れ、食器や調理器具などが散乱する。
ほぼ同時に噴出球体を解き放っていたが、怪人態となって身体が強化されている事もあり
エンジンブロスの噴出球体の風圧にゆみは押されてしまった。
―ドカァアアッ!!
ゆみ「ぐうぅううっ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「今まで、私達は苦しんで・・・苦しみ続けてきたのに・・・」
エンジンブロス(まみ)「そんな事、認めたくないに決まってるでしょ!?」
エンジンブロス(まみ)「「フルコース」に居て、ずっと言う通りにしてきたのは・・・」
エンジンブロス(まみ)「無駄だっていうの・・・?」
挟美(禍斗)「大丈夫ですか?お怪我は?」
ゆみ「っ・・・大丈夫。まだまだへばってないからっ」
挟美(禍斗)「わかりました」
どうする?orどうなる?
↓2まで
- 790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 20:58:06.78 ID:zcWmiTcDO
- 禍斗がエンジンブロスを仕留めようとするも私にやらせてと懇願してくるゆみに根負けしてサポートへ
ゆみもそれに感謝しつつお説教タイム
- 791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:00:32.13 ID:TE9BOzBzO
- 自らが放つ球体を軽くいなす禍斗に驚きながらも続けて打ち続けるエンジンブロス
数を増やし流石にダメージを受けていく禍斗だったが死角からゆみがエンジンブロスを攻撃する
- 792 :1 [saga]:2021/07/28(水) 21:19:51.87 ID:II00HFIO0
- 挟美(禍斗)「ですが、ここは私にお任せください」
挟美(禍斗)「身体を強化している私であれば、撃破出来る可能性が高まります」
ゆみ「・・・っ。い、いや、待って!」
ゆみ「私はお姉ちゃんとして・・・まみを止めたいの。だから、私にやらせて」
挟美(禍斗)「しかし」
ゆみ「サポートをしてくれたら、私でも勝てるんじゃないかな?」
挟美(禍斗)「・・・では、サポートします」
ゆみ「よしっ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「ヴヴヴ・・・!ヴヴヴヴ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「ヴァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
怒り狂うエンジンブロスは、スペックはギアトルクガントレットから生成した
スチームブレードを手に取った。
乱暴に振うとまず目に入った、禍斗に突撃していきスチームブレードを振った。
禍斗は斬撃の軌道を読みつつ回避し、振い下ろした腕は動かない事を利用して
肘打ちを顔面に叩き込んだ。
―ガキィンッ!
エンジンブロス(まみ)「イ゛ィ゛ッ・・・!」
ゆみ「まみ!私は嬉しいよ!そう考えててくれたなんて・・・」
ゆみ「だけど、自分のためにならないなら・・・私は許せないっ!」
ゆみ「>>793」
- 793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 21:36:12.23 ID:/EUC98vzO
- 私は自分もまみもみんな幸せになりたいから!
誰か一人が苦しむのは間違ってる!
- 794 :1 [saga]:2021/07/28(水) 21:55:36.31 ID:II00HFIO0
- ゆみ「私は、私自身も!まみにも!皆にも幸せになってほしいから!」
ゆみ「誰か1人が苦しむなんて間違ってるよ!」
エンジンブロス(まみ)「っ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「うるさいっ!うるさいうるさいうるさいっ!」
―ボ ボ ボッ キイイィィン・・・!
挟美(禍斗)「危険を感知。攻撃の回避を」
ゆみ「くっ・・・!」
―ボ ッ
―ガシャァアアンッ!! バリィイインッ! ガシャァアアンッ!!
エンジンブロスはスチームブレードを握っていない手から噴出球体を放ち、続けて
スチームブレードを振い調理台やガスコンロを破壊する。
攻撃しているのか暴れているのはわからない挙動をするエンジンブロスに対し、禍斗は
自ら接近していき隙を与えようとする。
エンジンブロス(まみ)「アァァアアアアアアアッ!!」
―キイイィインッ・・・!
―ボ ッ
―ガシャァアアアンッ!!
挟美(禍斗)「回避成功」
エンジンブロス(まみ)「だったら、これはぁあああっ!」
―ボ ボボ ボッ キイィィイン・・・!
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:06:52.50 ID:/EUC98vzO
- いけ!
- 796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:06:59.20 ID:zcWmiTcDO
- ぬ
- 797 :1 [saga]:2021/07/28(水) 22:24:02.01 ID:II00HFIO0
- ―ガシッ グリンッ
エンジンブロス(まみ)「!?」
―ボ ッ
―ドカァアアッ!!
挟美(禍斗)「自滅に成功」
エンジンブロス(まみ)「が、ぁ・・・!」
―キイィイイインッ・・・!
ゆみ「ッセァアアアアッ!!」
―ボ ッ
―ドガァアアアアッ!!
―ドゴォオオオオオオンッ!!
噴出球体を解き放つ寸前で、禍斗はエンジンブロスの手首を掴み、掌がエンジンブロスの方を
向く様にひっくり返す。
突然の騙し討ちにエンジンブロスは噴出球体を消そうとするも、既に遅く、噴出球体から
解き放たれた空気で吹き飛ばされる。
冷蔵庫に背中からぶつかり、蹌踉めきながら前に数歩でた所で、死角からゆみが
噴出球体を解き放つ。
凄まじい勢いでエンジンブロスは吹き飛ばれ、厨房の壁に激突するとそのまま突き破って
隣接する通路に放り出された。
ゆみ「ハッ・・・ハッ・・・!」
ゆみ「・・・っ。・・・あっ、これは・・・」
挟美(禍斗)「先程、貴女の姉妹が変身する際に使用していた武器とアイテムです」
挟美(禍斗)「しかし、貴女の姉妹が使っていたアイテムとは別物の様ですね」
ゆみ「・・・なら、これを使って・・・」
挟美(禍斗)「私は危険だと判断しますが。本当に使いますか?」
ゆみ「>>798」
- 798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/28(水) 22:35:48.15 ID:/EUC98vzO
- ええ、やるわ
私も覚悟を決めないと…、あの子は絶対にこれで止める!
- 799 :1 [saga]:2021/07/28(水) 22:54:06.89 ID:II00HFIO0
- ゆみ「・・・やるよっ。私も覚悟を決めないと・・・」
ゆみ「あの子を止める事ができない・・・だから!」
挟美(禍斗)「・・・わかりました。サポートを続行します」
ゆみ「うんっ!」
-エスコフィエ号 Eデッキ 通路-
エンジンブロス(まみ)「ぐっ!ううぅ・・・!」
―スタンッ
ゆみ「・・・」
『GEAR REMOTE CONTROL!』
エンジンブロス(まみ)「っ!?お、お姉ちゃん!?何してるの・・・!?」
エンジンブロス(まみ)「ダメッ!それは適合率が高くないと変身出来ないんだから!」
ゆみ「だったら・・・変身出来るよ。だって・・・双子なんだもん」ニコリ
『FUNKY!』
ゆみ「潤動!」
―ブシュウウゥゥウッ・・・!
―バリバリバリィッ! バチバチッ・・・!
ゆみ「グ、ガァア・・・!グウウゥッ!」
エンジンブロス(まみ)「お姉ちゃん・・・!」
ゆみ「まみっ・・・!絶対に・・・お姉ちゃんが、止めて・・・みせるからッ!!」
ゆみ「ッアアァアアアアアアア!!」
『REMOTE CONTROL RUNNING GEAR』
リモコンブロス(ゆみ)「ッ・・・!」
http://i.imgur.com/9hsH2l1.png
エンジンブロス(まみ)「嘘・・・なんで・・・?」
エンジンブロス(まみ)「私なんて、何度も変身出来なかったのに・・・!」
リモコンブロス(ゆみ)「>>800」
- 800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 07:56:06.25 ID:/cn1SO0BO
- ハハハ…本当になっちゃった
でもこれなら本気でやれるねまみ!
- 801 :1 [saga]:2021/07/29(木) 21:27:26.80 ID:10JYNfa90
- リモコンブロス(ゆみ)「ハハハ・・・イチかバチかだったけど、変身しちゃった」
リモコンブロス(ゆみ)「でも、これなら本気で相手してあげられるね」
エンジンブロス(まみ)「・・・お姉ちゃん。私・・・間違ってる事してた?」
エンジンブロス(まみ)「お姉ちゃんや、この病気に苦しむ人達を助けたいから・・・」
エンジンブロス(まみ)「「フルコース」に入って、協力してたのは・・・」
リモコンブロス(ゆみ)「・・・誰かのためにって、願っていた事は間違ってなんかないよ」
リモコンブロス(ゆみ)「それが・・・正しくしている場所じゃなかっただけなの」
リモコンブロス(ゆみ)「でもね?それに気づけなかったまみは、悪くないよ」
エンジンブロス(まみ)「・・・」
リモコンブロス(ゆみ)「だから・・・お説教は、これが代わりって事にしてあげる」
リモコンブロス(ゆみ)「掛かってきなよ。全力で・・・ね?」
エンジンブロス(まみ)「・・・ヴヴ・・・ヴヴヴッ・・・!」
エンジンブロス(まみ)「・・・アァァアアアアアアアアッ!!」
リモコンブロス(ゆみ)「フゥゥゥッ・・・!」
最初にリモコンブロスは左掌、エンジンブロスは右掌に噴出球体を創り出して
次にそれぞれ左右のギアトルクガントレットに青と白の歯車型のエネルギーカッターを
形成する。
エネルギーカッターは回転しながら巨大化していった。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
食蜂「ついに私の時代が来たんだゾ☆」
http://comic.webnewtype.com/contents/mentalout/
帆風「おめでとうございます!」パチパチッ
上条「よかったな、おめでと」パチパチッ
蜜蟻「おめでとお☆」パチパチッ
おめでとう、みさきち!また千夜ちゃんの出番あるっぽいから楽しみ!
ただ新キャラがまた増えてウレシイゴブフッ(吐血)
- 802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:34:42.20 ID:QjSSSiRXO
- 乃木先生やっぱみさきちうまいなあ
愛を感じる
- 803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/29(木) 21:34:54.62 ID:URbREov7O
- 最高すぎる…
- 804 :1 [saga]:2021/07/29(木) 22:09:56.09 ID:10JYNfa90
- エンジンブロスが先に動き、エネルギーカッターでリモコンブロスを斬り付けようとする。
それをリモコンブロスは、色違いのエネルギーカッターで受け止めるとギリギリのところで
相殺する事が出来た。
斬撃を相殺した衝撃によって、お互いに蹌踉めきながら後退した。
エンジンブロス(まみ)「ッ!」
リモコンブロス(ゆみ)「くっ・・・!」
―キイィイイインッ・・・!
エンジンブロス(まみ)「ヴアァアアアアアアアアッ!!」
―キイィイイインッ・・・!
リモコンブロス(ゆみ)「ッハァアアアアアアアアッ!!」
―ボ ン ッ!!
エンジンブロスとリモコンブロスは同時に先制攻撃を繰り出した。
お互いこれが最後の一撃だと言わんばかりに、目の前まで接近し、渾身の力で噴出球体を
胴体に叩き込む。
エンジンブロスは叩き込んだと思われた掌を見て驚く。
もう片方の掌に創っていた噴出球体を先に盾として解き放ち、リモコンブロスは
エンジンブロスの噴出球体をも相殺させたので。
そして、リモコンブロスが解き放つ、空気の塊がエンジンブロスの胸部に直撃した。
エンジンブロスの身体が弓なりになりながら、宙を舞い、最後は大の字で倒れる。
―シュウウゥゥ・・・
まみ「ぐ、ぅぅ・・・!」
リモコンブロス(ゆみ)「・・・っ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
―タッ・・・!
リモコンブロス(ゆみ)「まみっ!大丈夫!?生きてる、よね・・・?」
まみ「・・・死んだかと思った」
リモコンブロス(ゆみ)「・・・死んだと思って、生まれ変わりなさい」
まみ「・・・ヴヴヴ・・・出来るかな?」ポロポロ
―シュウウゥゥ・・・
リモコンブロス(ゆみ)「>>805」
>>802 ホントですせうね〜。大好きだから描ける事になって嬉しい事でしょう
>>803 ねー!派閥解散って東城会と近江連合の解散みたいになりそうで怖い
- 805 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/07/30(金) 03:23:18.53 ID:l4RwdsbT0
- VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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- 806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 07:41:45.57 ID:EkKNtQDJO
- 生まれ変わる最後のチャンスだと思って挑みなさい、私が隣にいてあげるから…約束よ
- 807 :1 [saga]:2021/07/30(金) 21:15:31.07 ID:oD0UAS4d0
- リモコンブロス(ゆみ)「生まれ変わる最後のチャンスだと思って挑みなさい」
ゆみ「私が隣にいてあげるから・・・ね?約束だよ」ニコリ
まみ「・・・うん」エグッ
挟美(禍斗)「使いますか?」スッ
まみ「あ・・・あ、ありがと・・・」フキフキ
ゆみ「・・・あ、そういえば薬丸さんは」
薬丸「ここよ。すっごい音がして、何事かと思ったら・・・」
姫戯「まみ!」
まみ「姫・・・!」
ゆみ「あっ、姫戯さ」
―ゴツッ!
ゆみ「いったぁ!?」ジンジン
薬丸「うわっ」」
姫戯「〜〜っもう!もう!このわからず屋!目が覚めるの遅いのよ!」ジンジン
まみ「・・・ひ、姫?そっちは私のお姉ちゃんなんだけど・・・」
姫戯「・・・え?」
挟美(禍斗)「服装が明らかに違いますので、よく見てください」
姫戯「・・・あ、あはは!あはははっ!いやー、ごめんなさいねついうっかり!」
薬丸「>>808」
- 808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 21:31:12.13 ID:jpEiPlwTO
- 全くそそっかしいたらありゃしないね
いい感じの雰囲気だね、スッキリした?
- 809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 21:31:27.37 ID:oJ3ebDJNO
- んー確かに似てる
- 810 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:01:24.69 ID:oD0UAS4d0
- 薬丸「まったく・・・そそっかしいたらありゃしないわね・・・」
まみ「それが姫だから・・・」
薬丸「まっ、いい感じの雰囲気になったから結果オーライね。スッキリした?」
姫戯「うーん・・・まだわだかまりがあるけど、一応は」
まみ「・・・ごめんね。私、間違ってた・・・」
まみ「皆のために思ってたけど・・・騙されてたから・・・」ヴヴヴ・・・
姫戯「大丈夫よ。ちゃんとしている大人はちゃんと居るんだから」
姫戯「アンタも皆も、きっと病気を治せる方法考えてくれる人がいるわ」
姫戯「だから・・・しっかりしなさいよ」ポンポンッ
まみ「・・・ふぐっ」ポロポロ
姫戯「おぉ・・・慣れないわね、アンタの泣き顔には・・・」
薬丸「・・・よかったじゃない。妹さん、助け出す事が出来て」ニコリ
ゆみ「うん・・・。・・・薬丸さん、これからどうしますか?」
薬丸「私?そりゃもちろん、エステルの加勢に行くわよ」
挟美(禍斗)「私もご主人様の支援及び援護に向かいます」
ゆみ「・・・わかった。まみ、姫戯さんと安全な場所に隠れてて?」
まみ「え?お、お姉ちゃんは・・・?」
ゆみ「>>811」
- 811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:14:39.81 ID:jpEiPlwTO
- 戦うよ、お世話になった人がたくさんいるしまみを泣かせることをした人は殴らないと!
- 812 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:23:34.60 ID:oD0UAS4d0
- ゆみ「私は風紀委員として助太刀するよ」
ゆみ「助けてもらったんだから、その借りを返さないと。それに・・・」
まみ「・・・?」
ゆみ「まみを泣かせた人を殴り飛ばしてくるっ!」フンスッ
まみ「・・・その人はすっごく強いよ。だから・・・これ」スッ
ゆみ「これ・・・まみが使ってた・・・?」
まみ「最初に、さっき使ったギアの次に連続で装填すれば強化変身が出来るの」
まみ「多分、対抗出来るぐらいパワーアップするはずだから」
ゆみ「・・・うん。ありがとう、使わせてもらうね」
挟美(禍斗)「ご主人様の友人、こちらをお返しします。使わずに済みましたから」
薬丸「そう。なら、私が使うかもしれないわね」
ゆみ「姫戯さん、まみと一緒に居てあげてくださいね」
姫戯「ええっ、貴女達に私の想いを託すわ。絶対に・・・勝ってきて!」
ゆみ「はいっ」コクリ
挟美(禍斗)「・・・」コクリ
薬丸「>>813」
- 813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:33:05.90 ID:oJ3ebDJNO
- 私も頑張らなきゃね、見せ場作っちゃお
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:33:31.44 ID:B8KRyGLvO
- とーぜんでしょ、勝つし負けないわ
- 815 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:46:13.51 ID:oD0UAS4d0
- 薬丸「当然でしょ。見せ場作って勝つしかないし・・・頑張らないと」
薬丸「よしっ!エステルを助けに行くわよっ!」
挟美(禍斗)「わかりました」
ゆみ「うんっ!」
―タッタッタッ・・・!
まみ「・・・気をつけてね」
姫戯「・・・あっ!そ、そうだ!」
姫戯「ねぇまみ?私の友達の恋人がこの船に拉致されてるみたいなの」
姫戯「その人の事、知らない?」
まみ「え?そ、それが、さっきの長髪で茶髪の人なんだけど・・・」
姫戯「え?」
まみ「へ、変身してた私と生身で戦えるくらい強かったよ・・・?」
姫戯「え?」
視点変更
ゴーストVSダークゴースト
アマゾンΩ・アマゾンNEOVSアマゾンNEOα・サメアマゾン・バッファローアマゾン
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
五和ちゃんとレッサーちゃんとオリアナ姉さんとオルソラさんの水着実装ktkrっ!!!
http://i.imgur.com/eG80YAG.png
- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:19.03 ID:jpEiPlwTO
- もう!胸のでかい人が多すぎる!
ゴーストズ
- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:25.88 ID:B8KRyGLvO
- アマゾンズ
- 818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/30(金) 22:50:35.49 ID:8rHzVNobO
- ゴースト
- 819 :1 [saga]:2021/07/30(金) 22:57:09.86 ID:oD0UAS4d0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
>>816 意外な事にオリアナ姉ちゃんの水着は公式のイラストでも無いため、これが初となる
オルソラさんは頂上決戦で着た事はあるもよう
http://i.imgur.com/M9GWtci.jpeg
- 820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 07:56:59.02 ID:k2/GyoJOO
- おつおつー
意外に水着グラ無いのか…
- 821 :1 [saga]:2021/07/31(土) 09:11:08.36 ID:zR6XYDSs0
- ―ギュイィイイイイイイインッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「キェアアアアアッ!!」
―ヒュンッ! ビュンッ!
―ガギィィッ! ヂャインッ! チュチューンッ!
アマゾンΩはアマゾンズスイーパーのチェーンソーによる斬撃を手で弾き返しながら、アマゾンNEOαを
スタジアムの壁際まで追い詰めていく。
全く攻撃が通用しない現状に焦りを隠せないアマゾンNEOα。その攻撃も狙いが定まらなくなり始めて
ついに、背中が壁に着く。
アマゾンNEOα(シェフ)「くっ・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「ア、アンタ、私を殺す気・・・?」
アマゾンNEOα(シェフ)「クフ、フフフッ・・・!そんな事出来ないわよね?」
アマゾンΩ(一方通行)「あン?」
アマゾンNEOα(シェフ)「仮面ライダーは人を守るために生きているんでしょう?」
アマゾンNEOα(シェフ)「なら、貴方に人は殺せない。私を殺せないわねぇ!!」
アマゾンNEOα(シェフ)「アハハハハハッ!ハハハハハッ!!」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・お前、アマゾンを喰ったりしてンだよなァ?」
アマゾンNEOα(シェフ)「ええっ、お客様に勧めするからには私も味を知らないといけないもの」
アマゾンNEOα(シェフ)「アマゾンの肉は、やめられないわねぇ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・そうかよ。なら・・・お前も共食いアマゾン、だな」
アマゾンNEOα(シェフ)「共、食い・・・?」
アマゾンΩ(一方通行)「アマゾン細胞を手前の体に組み込ンだ時点で、お前はアマゾンだ」
アマゾンΩ(一方通行)「だからよォ・・・災難だと諦めな」
アマゾンNEOα(シェフ)「ふ、ふざけた事言うんじゃないわよ!?私は人よ!?」
アマゾンNEOα(シェフ)「アマゾンなんて化け物じゃないんだから!」
アマゾンΩ(一方通行)「>>821」
- 822 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 10:27:24.99 ID:8d4bYxHJO
- 今更ンな甘いこと言って許されてるとでも思ったのか?
そんな気持ちでやってンなら余計に許せねえ…
- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 19:17:20.10 ID:8d4bYxHJO
- 来ない…
- 824 :1 [saga]:2021/07/31(土) 20:14:42.64 ID:hnDGswpV0
- アマゾンΩ(一方通行)「今更、ンな甘い事言って許されてるとでも思ってたのか?あ?」
―ザッ
アマゾンΩ(一方通行)「ヘリウムよりも軽い気持ちでアマゾンになったってンなら・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「余計に許せねェなァ。お前も、亡本もよォ・・・!」
―ザッ
アマゾンΩ(一方通行)「生きたまま斬り裂いて、ぶっ殺してやらァッ!!」
アマゾンNEOα(シェフ)「ひっ・・・!?」
アマゾンNEO(アルファル)「ガァァアアアアッ!!」
―ドガッ! ドガァッ!
アマゾンNEO(アルファル)「ハァッ!」
『AMAZON STRIKE』
―バッ・・・・!
バッファローアマゾンにアマゾンNEOは縦横に蹴りつけ、一度距離を取る。
アマゾンズインジェクターを倒して、薬液を注入しアマゾンストライクを発動させて
床を蹴り、宙返りをしながら跳び上がる。
スタジアムの天井に足がつくと、それを利用して先程と同じ様に天井を蹴り、今度は
前転向きに回転しながらバッファローアマゾン目掛けて飛びかかる。
アマゾンNEO(アルファル)「グルォオォオオオオオオオッ!!」
―ヒュオンッ ヒュオンッ ヒュオン ヒュオン ヒュオンヒュオンッ!
―メギョオォオッ!! グチャアァッ・・・!
―ドロォ ゴプププ・・・
回転の勢いに乗せた踵落としにより、フットカッターの刃がバッファローアマゾンの
頭部を縦に斬り裂く。
バッファローアマゾンの頭部は肉片と黒い液体を撒き散らしながら粉砕されて
首の断面からも黒い液体を噴きながら、やがて肩から溶けていった。
黒い液体の水溜まりからは白い蒸気が昇っていた。
アマゾンNEO(アルファル)「ヴォオオオオオッ!!」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・あと2匹だな。お前と、あの頭でっかちなサメか」
アマゾンNEOα(シェフ)「っ・・・!」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
>>823 諸事情でバタついてました。さーせん
- 825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:39:14.18 ID:8d4bYxHJO
- おつおつ
- 826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 20:39:19.67 ID:H2clHfB6O
- きたこれ
- 827 :1 [saga]:2021/07/31(土) 21:45:37.32 ID:hnDGswpV0
- アマゾンNEOα(シェフ)「・・・っ!」
―ギュイイィィィイイイインッ!!
アマゾンNEOα(シェフ)「キヤァアアアッ!!」
―ギュンッ! ヂャインッ!
アマゾンΩ(一方通行)「チッ・・・」
アマゾンNEOαはチェーンソーを振ってアマゾンΩの脇をすり抜けると、そのまま
アマゾンNEOと対峙するサメアマゾンに向かって行く。
サメアマゾンに飛びかかって、押し倒すと仰向けになった所に馬乗り状態になって
口部分に手を突っ込む。
アマゾンNEOα(シェフ)「ギェアアアアッ!!」
―メギメギメギメギメギィッ・・・!
―ブヂィイッ!!
アマゾンNEOα(アルファル)「あっ・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「あァ・・・?」
―ガブチュッ! ムシャッ グジュッ!
突っ込んだ口の上顎部分に指を引っかけて、強引にサメアマゾンの頭部を引き千切る。
引き千切った頭部をアマゾンNEOαは両手で持ち、躊躇なく断面に喰らいつく。
肉片や黒い粘液が飛び散って、アマゾンNEOαの仮面を汚していくがそんな事は気にせず
一心不乱に貪り食っていく。
アマゾンNEOは突然の捕食行動に動揺し、アマゾンΩも訝しくアマゾンNEOαを見据えた。
―グチャッ・・・ ゴクンッ
アマゾンNEOα(シェフ)「っあぁぁ・・・ん〜、最高ねぇ。やっぱりアマゾンの肉は・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「それと・・・この食後酒も、いただこうかしら」スッ
アマゾンΩ(一方通行)「(あいつァ・・・!)チッ!おいっ!油断すンじゃねェぞっ!」
アマゾンNEO(アルファル)「っ・・・!」コクリ
アマゾンNEOα(シェフ)「姫戯のネクターなら、アンタ達を潰すなんて・・・」
―トポポポ・・・ ゴクンッ ゴクッ・・・
アマゾンNEOα(アルファル)「――――」
―ドッ クン・・・
―ゴップン!
―ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ・・・!
アマゾンNEOα素体「ゲァァアアアアアアッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「ぼ、暴走・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「図体が4倍デカくなりやがったなァ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「>>828」
- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:50:29.18 ID:H2clHfB6O
- 破れかぶれにも程があンだろうがよォ…
ここで倒さねェといけねェな
- 829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 21:51:16.21 ID:8d4bYxHJO
- こンなに大きくなるなンて大したものだなァ、その自己犠牲には敬意を払ってやるがやることはやるぞ
- 830 :1 [saga]:2021/07/31(土) 22:21:31.60 ID:hnDGswpV0
- アマゾンΩ(一方通行)「破れかぶれにも程があンだろうがよォ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「まァ、こンなにまで肥大化するなンざ大したもンだなァ」
アマゾンΩ(一方通行)「その自己犠牲には敬意を払ってやるが・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「お前は本当の意味で、異形の化け物になっちまったンだ」
アマゾンΩ(一方通行)「ここで殺さねェとならねェなァ・・・ッ!」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・もう、何を言っても無駄みたいだよ」
アマゾンΩ(一方通行)「ハッ・・・なら耳障りな命乞いも聴かなくて済むなァ」
アマゾンΩ(一方通行)「おい、躊躇なンざするな。確実に殺れ」
アマゾンNEO(アルファル)「うんっ・・・!」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
アマゾンΩ(一方通行)「ヴオ゛オ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「ア゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッ!!」
アマゾンΩとアマゾンNEOは雄叫びを上げながら、素体の姿となり身長が6mにも巨大化した
アマゾンNEOαに向かって行った。
腕、脚、胴体が尋常ではない程にまで肥大化し、装甲が全て割れてアマゾンスキンが
露出している。
仮面のクラッシャー部分が外れると、凶暴そうな鋭い牙が不整合に並んでいる顎が
現れていて、その口からは不気味な鳴き声を発している。
アマゾンΩはベクトル操作を用いた回し蹴りを、アマゾンNEOはその反対回りの回し蹴りを
繰り出した。しかし、アマゾンNEOαの屈強な肉体が衝撃を無効化して、攻撃が通用しない。
アマゾンNEO(アルファル)「グゥッ・・・!?」
アマゾンΩ(一方通行)「グ、ッォオオ・・・!」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
―ギュオォオッ!!
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:27:33.42 ID:8d4bYxHJO
- いけ!
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:27:44.62 ID:H2clHfB6O
- 結構厄介だよね…
- 833 :1 [saga]:2021/07/31(土) 22:46:38.75 ID:hnDGswpV0
- ―ドガァァァアアアッ!!
アマゾンNEOαの豪腕によって、壁やその周囲は粉々に叩き潰されてしまっていた。
アマゾンNEOαからの攻撃を跳び上がって回避したアマゾンΩとアマゾンNEOは、先程まで
立っていた所にまで跳び、着地した。
―グルンッ スタンッ!
―ズザザッ・・・!
アマゾンΩ(一方通行)「クソッタレがァ・・・!」
アマゾンNEO(アルファル)「打撃だと威力を全部消されてしまうみたいだよっ・・・!」
アマゾンΩ(一方通行)「なら・・・ぶった斬るかッ」
『BLADE LOADING』
アマゾンNEO(アルファル)「ハァァァッ・・・!」
アマゾンΩはアームカッターをアマゾン細胞の活性化によって伸長させる。
続いてアマゾンNEOもアマゾンネオブレードを手首の装甲から展開した。
アマゾンNEOαは手を突き出して、指と首から糸状の何かを射出してきた。
それは針金であり、まるで生物のように蠢きながら接近してくる。
アマゾンΩとアマゾンNEOは冷静に目の前まで来たところで、アームカッターと
アマゾンネオブレードを振い、針金を切断した。
―ズバァアッ! ザシュッ! ブチィッ・・・!
アマゾンΩ(一方通行)「針金か、こいつァ?・・・あァ、なるほどなァ」
アマゾンΩ(一方通行)「図体だけで衝撃を吸収したンじゃねェ。あの身体中に」
アマゾンΩ(一方通行)「この針金を張り巡らせてるに違いねェなァ」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・それなら、対処法は」
アマゾンΩ(一方通行)「>>834」
- 834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/07/31(土) 22:57:32.53 ID:8d4bYxHJO
- この針金を何とかするに決まってンだろ、手間かけさせやがって…
- 835 :1 [saga]:2021/07/31(土) 23:43:40.00 ID:hnDGswpV0
- アマゾンΩ(一方通行)「この針金を何とかしねェといけねェなァ」
アマゾンΩ(一方通行)「手間が掛かるが・・・このクソ邪魔くせェもンを」
アマゾンΩ(一方通行)「全部引っこ抜いてしかねェな」
アマゾンNEO(アルファル)「わかった・・・!」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
―キュラララッ! ギュラッ!
アマゾンΩ(一方通行)「グルァアアッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアッ!!」
―ブツンッ! ザシュッ! ブツッ! ブチィッ・・・!
アマゾンΩの作戦通り、蠢く針金を切断していきアマゾンNEOαの体内にある
全ての針金を抜き取り始める。
アマゾンNEOαはパックリと割れた指先と口から針金を伸ばしていたが、更に
背鰭と複眼の隙間から、針金を伸ばしてきた。
大容量の針金の攻撃にアマゾンΩとアマゾンNEOは徐々に対処しきれなくなり始めて
アマゾンΩがアマゾンNEOに向かって叫ぶ。
アマゾンΩ(一方通行)「埒が明かねェな!通路に誘き寄せるか!」
アマゾンNEO(アルファル)「でも!どうやって、グルアッ!・・・通路に!?」
アマゾンΩ(一方通行)「1番上の客席の壁に穴開けろ!その裏側が通路だッ!」
アマゾンNEO(アルファル)「グウゥウッ!」
―バッ!
―ドガアァアアアッ!!
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエッ!!」
―ギュララララッ! ギュラッ! キュラッ! キュラッ!
アマゾンΩとアマゾンNEOはそれぞれ左右に分かれて、スタジアムの観客席を駆け上り
壁を力任せに蹴り破って通路に出た。
針金は2つの穴へと伸びていき、通路へ移動していったアマゾンΩとアマゾンNEOαに
襲いかかってくる。
アマゾンNEO(アルファル)「グルルルルッ・・・!」
アマゾンΩ(一方通行)「どんどん伸ばして来やがれ・・・!」
アマゾンΩ(一方通行)「ヴォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!」
- 836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 07:57:56.40 ID:czQ9ObBtO
- おつおつ
- 837 :1 [saga]:2021/08/01(日) 09:23:23.26 ID:Vkgopo/30
-
-エスコフィエ号 Fデッキ-
―ガキィンッ! ビュンッ! ズバァッ!
ゴーストBST(エステル)「ハァッ・・・!ハァッ・・・!」
ダークゴースト(菱形)「っと・・・まだやるかい?」
ゴーストBST(エステル)「お前を・・・倒すまで、私は諦めるものかぁあああっ!!」
『ガンガンセイバー!』
ゴーストはガンガンセイバーを召喚し、サングラッシャーとの二刀流で挑む。
通常ではガンガンセイバーを太刀と小太刀に分離させ、小回りの利く小太刀と
多大なダメージを与える太刀の一撃による斬撃が行える。
サングラッシャーとガンガンセイバーでの二刀流では、どちらも斬撃の威力が高く
闘魂ブースト魂に変身した事によって、スペックが向上しているためどちらの
重さに振り回される事なく攻撃する事が出来るのだ。
ダークゴーストがガンガンセイバーを受け止め、その一瞬の隙を狙いゴーストは
サングラッシャーで斬り付けた。
―ザシュッ!!
ダークゴースト(菱形)「ぐっ・・・!」
ゴーストBST(エステル)「幹比古!蛭魅はお前が居なくなって、心配しているんだぞ」
ゴーストBST(エステル)「だから、お前を探し出してやると約束した」
ゴーストBST(エステル)「だが・・・何故、お前はこんな事をしているんだッ!」
ダークゴースト(菱形)「・・・仕方ないだろ。僕だって事情があるんだよ」
ダークゴースト(菱形)「>>838」
- 838 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 10:35:00.25 ID:G8tICWXOO
- 君に話すのはできないかな、まだね
- 839 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 10:35:15.39 ID:czQ9ObBtO
- 悪いけどそんなに甘い理由じゃないんだ
- 840 :1 [saga]:2021/08/01(日) 11:06:49.90 ID:Vkgopo/30
- ダークゴースト(菱形)「君にはまだ話す事は出来ないかな、うん。まだね・・・」
ゴーストBST(エステル)「何の事だ。話してもらうぞっ!」
ダークゴースト(菱形)「悪いけど、ダメだよ。うん、そんな甘くはないんだから」
ダークゴースト(菱形)「この街に関わる事でもあるし・・・何より・・・」
ゴーストBST(エステル)「・・・?」
ダークゴースト(菱形)「・・・僕自身の大事なものを、守るためだよ・・・っ!」
―ビキュンッ!
―バヂィンッ!
ゴーストBST(エステル)「クッ・・・!」
ダークゴースト(菱形)「ハァアアッ!」
―ガキィンッ!
ガンモードにさせたガンガンセイバーからエネルギー弾を放ったダークゴーストは
ゴーストが弾き落したと同時に、斬り掛かった。
それをゴーストは両刀で受け止め、前蹴りを繰り出す。それに合わせるように
ダークゴーストも前蹴りを繰り出し、お互いの足底がぶつかり合った。
蹴飛ばされる衝撃で両者は後退すると、自身の握ってる武器を構え直す。
ゴーストBST(エステル)「ッ!」
ダークゴースト(菱形)「フーッ・・・」
亡本『菱形、さっさと終わらせろ。でないとわかっているな?』
ダークゴースト(菱形)「・・・はいはい」
ダークゴースト(菱形)「悪いけど、エステル。卑怯な手を使わせてもらうよ、うん」
―カチャッ
ゴーストBST(エステル)「(何だあれは・・・?形状が違う、眼魂、なのか?)」
―ヒュオォォン・・・
眼魔コマンド「「「「「「「「「「ヴアァァ・・・!」」」」」」」」」」
ゴーストBST(エステル)「!?。何だ、こいつらは・・・!?」
ダークゴースト(菱形)「ゴーストのエネルギーを用いて産み出した・・・所謂、戦闘員だよ」
ダークゴースト(菱形)「君が以前に見せてくれた事のある、禍斗だっけ?うん、それをモデルに」
ダークゴースト(菱形)「僕のアレンジで創った魂魄も使っているよ」
ゴーストBST(エステル)「くっ・・・!」
ダークゴースト(菱形)「降参するかい?出来ればそうしてほしいかな、うん」
ゴーストBST(エステル)「>>841」
- 841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:07:51.07 ID:czQ9ObBtO
- するわけ無いだろ、みんなが頑張って繋いだんだ…!
これを無駄にするのは私のプライドにかけてさせん!
- 842 :1 [saga]:2021/08/01(日) 11:46:45.94 ID:Vkgopo/30
- ゴーストBST(エステル)「する訳がないだろう・・・皆が頑張って繋いできた戦いを」
ゴーストBST(エステル)「無駄にさせる事なんて絶対に許さないっ!」
ゴーストBST(エステル)「武蔵が言ってくれた。誰かが傷付き倒れた時、私なら」
ゴーストBST(エステル)「仲間として、友として為すべき事を成すか、と・・・」
ゴーストBST(エステル)「当然答えた。ヒーローであってもなくても友達のためなら・・・」
ゴーストBST(エステル)「そのために動くぞとっ!」
ゴーストBST(エステル)「私は、私を信じる!皆との絆は絶対に途切れはしない!」
ゴーストBST(エステル)「だから、戦うんだっ!最後までっ!」
ダークゴースト(菱形)「・・・そうか。なら・・・」
―ドガアァアアアアンッ!!
ゴーストBST(エステル)「っ!?」
ダークゴースト(菱形)「うん・・・?」
ネクロムSNZ(リーダー)「エステルッ!」
ナル「すっごい!ピンポイントで会えた!」
スペクターFDN(清ヶ)「ラッキーだな。しかも・・・アイツも居るしな」
ゴーストBST(エステル)「清ヶ!よかった、目が覚めたんだな・・・!」
スペクターFDN(清ヶ)「ああっ。リーダーと信長達にナルのおかげでな」
ダークゴースト(菱形)「・・・」
スペクターFDN(清ヶ)「よぉ・・・散々俺を利用してくれやがったな?」
スペクターFDN(清ヶ)「>>843」
- 843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:56:02.60 ID:czQ9ObBtO
- 俺の分だけで済むと思うなよ?
みんなと挟美ちゃんの分までキッチリ落とし前をつけさせてもらうぜ
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 11:56:25.10 ID:XLJcxceTO
- どんな野望かしらねえがしっかり仕返しさせてもらうからな
- 845 :1 [saga]:2021/08/01(日) 12:13:23.32 ID:Vkgopo/30
- スペクターFDN(清ヶ)「俺の分だけで済むと思うなよ?」
スペクターFDN(清ヶ)「皆と挟美ちゃんの分までキッチリ落とし前をつけさせてもらうぜ!」
ネクロムSNZ(リーダー)「あっ、挟美の救出は?」
ゴーストBST(エステル)「無事に成功しているぞ。ただ、まだ目覚めてはいないから」
―バンッ!
薬丸「あっ!皆居るっ!清ヶも!」
ゆみ「よかった・・・!」
挟美(禍斗)「ご主人様。ご無事で何よりです」
スペクターFDN(清ヶ)「!?。は、挟美ちゃん・・・!」
ネクロムSNZ(リーダー)「ど、どうして・・・さっきまだ目覚めていないって」
ゴーストBST(エステル)「そうだ。この中に魂を保管しておいて」
ゴーストBST(エステル)「今は擬似魂魄・・・私の使い、禍斗が憑依しているんだ」
ゴーストBST(エステル)「すまない、清ヶ。緊急だったからこうするしか・・・」
スペクターFDN(清ヶ)「・・・気にすんな。後で戻してくれたら」
―ギュッ
スペクターFDN(清ヶ)「えっ・・・?」
挟美(禍斗)「・・・」
スペクターFDN(清ヶ)「・・・な、何で抱きついて、強く見つめてるんだよ」
挟美(禍斗)「わかりません。ですが・・・脳内にドーパミンの分泌を確認しました」
挟美(禍斗)「貴方をこの身体の持ち主は、とても愛しているからだと推定します」
スペクターFDN(清ヶ)「・・・それに影響してるから、って事か?」
挟美(禍斗)「>>845」
- 846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:17:50.98 ID:XLJcxceTO
- 私の気のせいかもしれませんが胸の高鳴りのようなものも強く感じます
- 847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:18:29.69 ID:N1/bQU4lO
- あなたの声を聞くだけでとても落ち着くのでしょう
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 12:18:51.36 ID:czQ9ObBtO
- 私自身もあなたをもっと知りたいです
- 849 :1 [saga]:2021/08/01(日) 12:50:14.30 ID:Vkgopo/30
- 挟美(禍斗)「はい。私自身でも理解不能ですが・・・」
挟美(禍斗)「心臓の鼓動が高鳴るようなものを強く感じます」
スペクターFDN(清ヶ)「・・・ヘヘっ。他人からそう言われると変な感じがすっけど・・・」
スペクターFDN(清ヶ)「悪くねぇな。・・・挟美ちゃんの身体、守ってくれて」
スペクターFDN(清ヶ)「ありがとな」
挟美(禍斗)「はい」
―ゾ ゾ ゾッ・・・
眼魔コマンド「ヴアァア・・・」
ゆみ「って危な!」
―ドカァアッ!!
―ボシュウゥ・・・
スペクターFDN(清ヶ)「・・・え?」
挟美(禍斗)「ご主人様からのご命令ですので。必ず守ります」
ネクロムSNZ(リーダー)「な、なん・・・?」
ゴーストBST(エステル)「禍斗が憑依している事で、常人よりも身体能力が高くなるんだ」
ゴーストBST(エステル)「だから、今の状態なら戦えるぞ。傷も付かないからな」
ゆみ「うん。怪人に変身してた私の妹の攻撃も受け止めてたし・・・」
スペクターFDN(清ヶ)「・・・今、正に見たから信じるしかないだろ」
スペクターFDN(清ヶ)「じゃ・・・一緒に戦ってくれ。禍斗」
挟美(禍斗)「はい。・・・清ヶさん」
薬丸「(わ、何か挟美ちゃんが清ヶさん呼びするのすごい違和感・・・)」
ネクロムSNZ(リーダー)「まぁ、それはそれとして・・・皆!行くぞっ!」
スペクターFDN(清ヶ)「アイツには、こいつで借りを返してやる」
ネクロムSNZ(リーダー)「ボクも友情の力を見せてやる・・・!」
ゴーストBST(エステル)「その眼魂は、どこで手に入れたんだ?」
ネクロムSNZ(リーダー)「>>848」
- 850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:16:06.68 ID:N1/bQU4lO
- 奇跡かな
- 851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 13:19:11.14 ID:uCbmrqqeO
- 僕のとっておきだよ、いざというときに使おうなんてね
- 852 :1 [saga]:2021/08/01(日) 13:59:08.02 ID:Vkgopo/30
- ネクロムSNZ(リーダー)「ん〜・・・奇蹟的にかな?僕のとっておきだよ」
ネクロムSNZ(リーダー)「この眼魂のおかげで清ヶを元に戻せたんだ」
ゴーストBST(エステル)「そうか。・・・それなら、2人が預けている眼魂は使わないのか」
スペクターFDN(清ヶ)「ん?まぁ、そういう事だな。信長達には悪いけど・・・」
ゴーストBST(エステル)「いや、私となら皆で戦える!」
ネクロムSNZ(リーダー)「え?どうやって・・・?」
ゴーストBST(エステル)「見てくれたらわかる」
ゆみ「私も一緒に戦うよ!妹が託してくれて、変身出来るようになったから」
ゴーストBST(エステル)「そうなのか。よし!一緒に戦おう!」
ゆみ「うんっ!」スチャッ
ダークゴースト(菱形)「あっ。それは・・・」
『GEAR ENGINE!』
『GEAR REMOTE CONTROL!』
『FUNKY MATCH!』
ゆみ「潤動!」
『FEVER!』
『PERFECT!』
ヘルブロス(ゆみ)「これが・・・強化変身・・・!」
ヘルブロス(ゆみ)「ヘルブロス・・・!」
- 853 :1 [saga]:2021/08/01(日) 14:09:29.02 ID:Vkgopo/30
- 『DIVE TO DEEP』
『アーイ!』
『ギロットミロー!ギロットミロー!』
『ゲンカイガン!ディープスペクター!』
『ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!』
DPスペクター(清ヶ)「フッ・・・!」
『STAND BY』
『YES SIR・LOADING』
『友情カイガン!バースト!』
『MEGA ULORD』
『俺らバースト!友情ファイーヤ!止めてみせるぜお前の罪を!』
ネクロム友情BST(リタ)「ハァッ・・・!」
ゴーストBST(エステル)「皆!全員集合だ!」
ムサシ魂「(よかろう!各々方!エステル達に力を貸そうではないか!)」
エジソン魂「(OK!)」
ロビン魂「(ああっ!)」
ニュートン魂「(もちろんだとも!)」
ビリー・ザ・キッド魂「(イエア!)」
ベンケイ魂「(うむ!)」
ゴエモン魂「(あいよっ!)」
リョウマ魂「(おうっ!)」
ヒミコ魂「(ええっ)」
ツタンカーメン魂「(うん!)」
ノブナガ魂「(うむ!)」
フーディーニ魂「(ああっ!)」
グリム魂「(よし!/うん!)」
サンゾウ魂「(ええっ)」
ムサシ魂「(エステル!ワシらの魂を受け取れ!)」
- 854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:11:30.54 ID:uCbmrqqeO
- こういうのすごく良い…!
- 855 :1 [saga]:2021/08/01(日) 14:21:46.91 ID:Vkgopo/30
- 『グレイトフル!』
『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』
『ガッチミ〜ナ〜!コッチニキナー!』
ゴーストBST(エステル)「変身ッ!」
『全カイガン!』
『ケンゴウハッケンキョショウニオウサマサムライボウズニスナイパー!』
『ダ〜イ〜へ〜ンゲ〜〜!』
ゴーストGTF(エステル)「ハァアッ!!」
ダークゴースト(菱形)「何だあれ・・・?偉人達を全身に纏っている・・・?」
ゴーストGTF(エステル)「これが偉人達との絆の力だっ!」
我ら思う、故に我ら在り
(http://www.youtube.com/watch?v=LKcCTMVJKKs)
ゴーストBST(エステル)「私達は負けはしないっ!」
ゴーストBST(エステル)「命、燃やすぞっ!」
DPスペクター(清ヶ)「俺の生き様、見せてやるっ!」
ネクロム友情BST(リタ)「心の叫びを聴けっ!」
ヘルブロス(ゆみ)「妹のために、皆のために・・・っ!」
ナル「ヤっくん、背中は任せて!」
薬丸「ええっ!禍斗、アンタも頼むわよ!」
挟美(禍斗)「わかりました」
◎ 偶数
△ 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 856 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:14.80 ID:uCbmrqqeO
- いけ!
- 857 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:20.57 ID:vuFCKRqJO
- それ
- 858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 14:25:30.71 ID:2t8bcbs4O
- ほい
- 859 :1 [saga]:2021/08/01(日) 15:44:22.49 ID:Vkgopo/30
- ゴーストGTF(エステル)「待ったなしで一気に叩くぞ!」
DPスペクター(清ヶ)「ああっ!」
ネクロム友情BST(リタ)「うんっ!」
『メガマブシー!メガマブシー!』
『闘魂ダイカイガーン!』
『メガオメガシャイン!』
ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアッ!!」
―ズバァアアアッl!!
オレゴースト眼魂と闘魂ブースト眼魂を2つをデュアルアイソケットに装填し
ギガシェイドを閉じる。刀身のクァンタムプロミレンスにエネルギーが蓄積されていく。
下から斜めに振い上げ、刃から斬撃を飛ばしゾロゾロと迫ってきている眼魔コマンド達を
斬り裂いた。
腰部分を境に斬り裂かれた部分から黒い液体を飛び散らし、眼魔コマンド達は黒い煙となり
消滅していった。
『メガハゲシー!メガハゲシー!』
『極限!ダイカイガン!』
『ギガオメガダマ!』
DPスペクター(清ヶ)「デアリャァアアッ!!」
―ギュルルルルルッ!
―ギュォオオオオオオオンッ!!
ブラスターモードのディープスラッシャーにスペクター眼魂とディープスペクター眼魂の
2つをデュアルアイソケットに装填し、ギガシェイドを閉じる。
クァンタムバレルに増幅させたエネルギーを、ハイブレンダーファーネスから送り込み
充填させ、紫色の稲妻を放電させる強力なエネルギー弾を発射した。
エネルギー弾は1体の眼魔コマンドに命中するとその周囲の眼魔コマンド達を巻き込んで
爆発を起こし倒した。
『DAIKAIGAN』
『OMEGA CLASH』
ネクロム友情BST(リタ)「テァアアアアッ!!」
―ギュオンッ ギュオンッ ギュオンッ!
―ドギュウウゥウウウンッ!!
友情バースト眼魂をガンガンキャッチャーに装填し、ディサイダーグリップを握りしめ
勢いよく突き出す。
シーズフィンガーズに金色のエネルギーによって形成された掌が現れて、伸びて行く先に
居る眼魔コマンド達を握り潰した。
大爆発を起こし、眼魔コマンドは殲滅され残されたのはダークゴーストのみとなる。
ダークゴースト(菱形)「あらら・・・あっさりやられちゃった」
ゴーストGTF(エステル)「>>860」
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:20.52 ID:VnioONCMO
- どうだ、これがお前の持っていない力だ!
- 861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 16:16:40.01 ID:2t8bcbs4O
- 観念しろ、しっかりここで成敗してやる
- 862 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:20:51.05 ID:Vkgopo/30
- ゴーストGTF(エステル)「どうだ!これがお前の持っていない力だ!」
ゴーストGTF(エステル)「観念しろ。お前の負けだ!」
ダークゴースト(菱形)「・・・」
『ダイカイガン!』
『オメガドライブ!』
ダークゴースト(菱形)「負けるなら・・・潔くがいいかな」
ダークゴースト(菱形)「その方が都合がいいんだ」
ゴーストGTF(エステル)「幹比古・・・それが望みならば・・・!」
『全ダイカイガン!グレイトフル!』
『オメガドライブ!』
ゴーストGTF(エステル)「私達は手加減などしないっ!」
ゴーストGTF(エステル)「清ヶ!リーダー!」
『ダイカイガン!ディープスペクター!』
『オメガドライブ!』
『友情ダイカイガン!バースト!』
『オメガドライブ!』
DPスペクター(清ヶ)「倍返しだっ。つりごと持ってけッ!」
ネクロム友情BST(リタ)「僕らの友情の力を受けてみろッ!」
3人の背後にそれぞれの異なる紋章が出現し、そこから前傾姿勢で前に出している利き足に
エネルギーが収束していく。
紋章はエネルギーが全て収束されると消滅した。
ゴースト、スペクター、ネクロムは高く跳び上がり、エネルギーによって発光している足を
突き出す。
ダークゴースト(菱形)「ハァアアアアアアアッ!!」
ゴーストGTF(エステル)「ハァァアアアアアアアッ!!」
DPスペクター(清ヶ)「デァァアアアアアアアアッ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「タァァアアアアアアッ!!」
―ドガァアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
◎ 14〜51orゾロ目
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:34.98 ID:2t8bcbs4O
- 意外と厳しい?
- 864 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:22:47.33 ID:VnioONCMO
- 許容範囲が狭い…
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:23:04.06 ID:HDCjroTXO
- 52〜98はNG?
- 866 :1 [saga]:2021/08/01(日) 17:41:35.17 ID:Vkgopo/30
- 同じ様に飛び蹴りを繰り出すダークゴーストの足からは黒く燃え上がる炎が灯っていた。
ダークゴーストのライダーキックとトリプルライダーキックが炸裂し、衝撃波が室内に
響き渡った。
ダークゴースト(菱形)「グゥゥ・・・!ウオアアアアアアアアッ!!」
―ギュオォオオオオオオオオオオッ!!
ゴーストGTF(エステル)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
DPスペクター(清ヶ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
ネクロム友情BST(リタ)「ハァアアアアアアアアアアアアアアッ!!」
3対1と、力の差があるにも関わらずダークゴーストは渾身に力でキックを続けていくが
ゴースト達は蓄積させたエネルギーの出力を最大まで解放する事によって、更に強く
発光させながらダークゴースト目掛けて加速する。
―ドガァアアアッ!! ドガァアアッ!! ドガァアッ!! ドガァアアアアアッ!!
ダークゴースト(菱形)「グアァアアアアアアァアアアアッ!!」
―ドガァアアアアアアアアアアアアアッ!!
そして、ダークゴーストのキックの威力が弱まった瞬間に、均衡が破れ姿勢が崩れた
ところを狙いゴースト達はダークゴーストの胸部に叩き込む。
トリプルライダーキックを叩き込み、そのまま船内の壁を次々と破りながら突き進み
船内の端になる箇所の壁を最後にゴースト達はキックを止め、着地する。
ダークゴーストは壁に壁にめり込み、全身から火花を散らしながら俯せに倒れた。
―ドサッ・・・!
ダークゴースト(菱形)「あ、ぐっ・・・!」
ダークゴースト(菱形)「・・・ハハ・・・」
―ドガァアアアアアアアアアアンッ!!
最後は両手をついて上半身を起こそうと粘るが、力尽き倒れたと同時に爆発が起きて
通路を爆煙が覆った。
ゴーストGTF(エステル)「・・・」
DPスペクター(清ヶ)「・・・殺っちまったか?」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・いや」
菱形「っかふ・・・がはっ・・・!」
菱形「っ、は・・・うぐっ・・・」
DPスペクター(清ヶ)「・・・お前、最後の一撃・・・」
ゴーストGTF(エステル)「>>867」
>>865 はい。あと01〜13もOut。ま。ゾロ目だからセーフなり
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:44:44.46 ID:2t8bcbs4O
- みねうちって奴だな、ここで何も聞かずに終わらせるのは私としては忍びない
すべて話してもらおうか
- 868 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 17:45:01.67 ID:+jUvcGs9O
- ああ手を抜いたぞ
- 869 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:18:09.22 ID:Vkgopo/30
- ゴーストGTF(エステル)「ああ。峰打ちという奴だ」
ネクロム友情BST(リタ)「どうして、そんな事を」
ゴーストGTF(エステル)「何かを知っているようなんだ。今回の黒幕の陰謀を」
ゴーストGTF(エステル)「だから、ここで何も聞かずに終わらせるのは・・・」
『オヤスミー』
エステル「私としては忍びないと思ったんだ。・・・幹比古、全て話してもらおうか」
『オヤスミー』
―ギュウウゥン・・・
清ヶ「全部吐けよ。でないと、次はマジで殺すぞ」
リーダー「ライダーを学園都市から追放するなんて・・・一体何を考えているんだ」
菱形「・・・っ、あぁ・・・そうだね、うん」ゴロン
菱形「簡単に話すと、亡本さんの展開してる・・・事業の利益をもっと得るため、かな」
菱形「けど、亡本さんの事業は大抵・・・非合法だし、バレる訳には、いかない・・・」
菱形「だから、警備員は外してライダーを、追い出す打算を出したんだ」
リーダー「・・・なるほど、それで強気になったあんな会見を・・・!」
エステル「・・・まだ隠しているだろう?お前の大事なものを守るためと、言っていたな」
菱形「・・・はぁ・・・蛭魅を、殺すと言われたんだ。爆発物でね、うん」
エステル「何・・・!?」
菱形「それも悪趣味に、蛭魅が好きそうなアクセサリーを身に付けさせて・・・」
菱形「自宅にも、学校にも仕掛けてる、ってさ・・・」
菱形「・・・だから、協力せざる得なかったんだよ、うん・・・」
清ヶ「>>870」
- 870 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:19:33.05 ID:2t8bcbs4O
- あの外道そんなことしやがってるのか、挟美ちゃんだけじゃなくて
- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:20:35.89 ID:+jUvcGs9O
- 俺を手駒にしようとしたのは亡本を倒すための協力者というのもあったのか?
- 872 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:38:56.05 ID:Vkgopo/30
- 清ヶ「あの外道そんな事しやがってたのか・・・挟美ちゃんだけじゃなくて・・・!」
リーダー「もう許される事じゃないよ。終身刑じゃ、生温く思う・・・!」
菱形「っ、ゴフッ・・・」
清ヶ「・・・おい。俺を手駒にしようとしたのは・・・」
清ヶ「亡本のクソ野郎を倒すための協力者が必要だったっていうのもあったのか?」
菱形「・・・っ、はは・・・」
エステル「・・・何故、それを言ってくれなかったんだ・・・!」
菱形「僕の舌には、通信機が埋め込まれていて・・・話すに話せなかったんだ」
菱形「バレたら蛭魅を殺されて、いたから・・・まぁ、もう大丈夫だよ」
リーダー「何が大丈夫だって言うんだい?今、この会話を聴かれてるなら妹が」
菱形「僕が死ねば、その爆弾も強制的に自滅する仕組みにしてあるんだ。うん・・・」
エステル「なっ・・・!?」
菱形「なんとも・・・慈悲的だよ、亡本さんは。蛭魅だけは解放してくれたんだから」
リーダー「・・・死んだら、妹には会えなくなるだよ?いいのかい?」
菱形「・・・。・・・うん・・・エステル。これを」
エステル「!。これは、ア、むぐっ・・・!?」
菱形「・・・僕は眠る事にするよ。・・・だから・・・この身体は、頼んだ・・・」
菱形「それと・・・このベルトも、好きに使いなよ・・・」カチャッ
エステル「・・・>>873」
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:40:40.19 ID:+jUvcGs9O
- それは使えない、私には私のものがある
起きるときまで預かってやる
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 18:41:07.18 ID:etoHB1xTO
- …ああ、そうする
必ず助けてくるから安心しろ
- 875 :1 [saga]:2021/08/01(日) 18:53:52.13 ID:Vkgopo/30
- エステル「・・・ああっ、そうする。私には私のものがあるが・・・」
菱形「・・・蛭魅には、ごめんって言っておいてくれるかな?」
エステル「おい、そんな事を言うんじゃない。必ず助ける!」
菱形「・・・」クスッ
菱形「・・・もう、十分だよ・・・ありが、と・・・」
―ガクッ・・・
エステル「・・・幹比古っ」
―シュッ シュッ ギュオオォン・・・
―シュウウゥゥ・・・
エステル「・・・」
清ヶ「エステル、何やったんだ・・・?」
エステル「・・・挟美と同じ方法で、眼魂に幹比古の魂を保管した」
リーダー「え・・・!?」
エステル「死とは、あくまで魂が肉体から離れただけだからな」
エステル「この身体の状態を治療すれば、心臓も正常に動く状態となって」
エステル「そこに魂を入れ直せば・・・」
リーダー「・・・そうか、爆弾を自滅させるために死ぬ事を・・・」
清ヶ「危ない賭けをしやがるな・・・ったく」
―・・・タッ タッ タッ!
挟美(禍斗)「ご主人様、ご友人2人」
薬丸「3人ともっ!大丈夫!?」
ナル「こっちは何とかなったよー!・・・って、あ!その人・・・」
ゆみ「し、死んだの・・・?」
エステル「今はな。・・・全てが終わり次第、息を吹き返すはずだ」
ゆみ「ど、どういう事・・・?」
―ドオォオオオオオンッ・・・!
―グラグラ・・・ グラグラ・・・
薬丸「キャッ!な、何?地震・・・!?」
リーダー「いや・・・多分、一方通行はまだ戦ってるんだ」
エステル「>>876」
- 876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:12.92 ID:2t8bcbs4O
- こちらは落ち着いたが待ってるだけでは良くないな…行くか!
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:00:33.37 ID:5PUcwIiyO
- アイツだけほっておくのは出来ないし行くぞみんな
- 878 :1 [saga]:2021/08/01(日) 19:16:16.58 ID:Vkgopo/30
- エステル「こちらは落ち着いたが、一方通行を放っておく事は出来ないな」
エステル「行くぞ、皆!」
清ヶ「ああっ」
リーダー「わかった」
薬丸「ええっ!」
ナル「よーしっ!」
ゆみ「うんっ!・・・あれ?エステルさん、ポケット光ってるけど・・・?」
エステル「ん?・・・あっ!」ゴソゴソッ
挟美眼魂「(あっ!エ、エステルさん!それに、皆!)」
清ヶ「挟美ちゃんの声がする!?」
エステル「言ったじゃないか。挟美の魂はこの中に保管してあると」
挟美(禍斗)「なので、彼女の声であるのは当然です」
挟美眼魂「(え、えっと、私どうなってるの?というか私がどうしてそこに居るの!?)」
薬丸「あぁ、えっとー・・・ちょっと立て込んでて・・・」
ナル「んっと、挟美は今目玉になってるかな」
挟美眼魂「(>>879)」
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 19:27:47.29 ID:5PUcwIiyO
- あの清ケくんが持ってた目玉!?
えーっとでも意外と心地は悪くないかも…
- 880 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:11:53.69 ID:Vkgopo/30
- 挟美眼魂「(あ、あの、エステルさん達が使ってる、あの目玉!?)」
清ヶ「そうそう、眼魂な。それになってるんだよ」
エステル「安心しろ。すぐにこの身体に戻せる」
挟美眼魂「(そ、そっか・・・よかったぁ・・・)」
清ヶ「大丈夫だって。たとえ挟美ちゃんが一生そのままでも、俺は愛してるよ」クスッ
挟美眼魂「(せ、清ヶ君・・・//)」ポッ
ゆみ「(目、だけに?Eyesってかけて・・・)」プフッ
エステル「ただ、薬を体内に注入しないとお前を身体に戻しても、また眠ってしまうんだ」
エステル「禍斗」
挟美(禍斗)「はい」プスッ、チュニュー・・・
ナル「うおわ!?自分で打つのはボク無理・・・」
清ヶ「もうちょい丁寧に扱ってくれよ・・・」
挟美(禍斗)「・・・解毒剤投与、完了しました。これでいつでも入れ替わり可能です」スッ
挟美眼魂「(あ、ありがと・・・)」
薬丸「それじゃあ・・・挟美はここに居ると危険だし、姫戯が居るところに」
エステル「・・・いや、待ってくれ」
薬丸「え・・・?」
ナル「どうしたの?」
エステル「・・・清ヶ、挟美」
清ヶ「なんだ?」
挟美眼魂「(何・・・?)」
- 881 :1 [saga]:2021/08/01(日) 20:38:12.41 ID:Vkgopo/30
-
―ザシュッ! ブチィッ・・・! ブツッ!
アマゾンNEO(アルファル)「グルァアアッ!!」
―ブチィッ!
アマゾンNEO(アルファル)「ハァッ・・・!」
―キュララララッ・・・! キュラッ・・・!
アマゾンNEO(アルファル)「しつこいっ・・・!」
―ダダダッ・・・!
アマゾンNEOは斬り裂き続けても未だ、追いかけてくる針金に怒りの声色を上げると
走り出した。
連続で攻撃するより、船内を駆け回って伸し続けた所で斬り落とす作戦を思いついたのだ。
通路を駆け抜け、時折壁をぶち破って反対側の通路へ出たりするが、それでも針金は
追いかけ続け、そのデッキの通路全体にまで張り巡らされていく。
そして、アマゾンNEOは再び壁をぶち破った。
―ドカァアアッ!
―ガシャァーン! カラカラッ・・・
アマゾンNEO(アルファル)「グゥッ!・・・ハッ・・・」
「「「「「「「「「「・・・」」」」」」」」」」
「・・・キ」
「「「「「キャァアアアアアアアアアアッ!」」」」」
アマゾンNEO(アルファル)「(しまった!まさかこんな所に・・・!)」
アマゾンNEO(アルファル)「(>>882)」
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 20:55:23.47 ID:S7F9Mi04O
- この人たちに被害を与えないようにしないと、私にだけ目を向けさせて…
- 883 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:06:02.61 ID:Vkgopo/30
- アマゾンNEO(アルファル)「(この人達に被害を与えないようにしないと・・・)」
アマゾンNEO(アルファル)「(私にだけ来るように離れて)」
―ピトッ
アマゾンNEO(アルファル)「え・・・?」
「あぁ、なんて筋肉質で美味しそうなの・・・!」
「これは是非とも食べてみたいわ!」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・は?」
「奥様!独り占めなんていけませんわ!私もこれを食べてみたいのですから!」
―ガヤガヤ ガヤガヤ
アマゾンNEO(アルファル)「・・・」
「おい!今すぐ捕獲しろ!」
「大人しくしていろ!今すぐ仲間のところに連れ戻してや」
―ジャキ・・・ッ!
「・・・ひぃっ!?」ヘタ・・・
アマゾンNEO(アルファル)「・・・」フーッフーッ
アマゾンNEO(アルファル)「・・・グウゥゥウッ!」
◎ 50以上orゾロ目
△ ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:09:51.56 ID:S7F9Mi04O
- そりゃキレるわな…
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/01(日) 21:10:05.50 ID:5PUcwIiyO
- アルファルが少し不憫
- 886 :1 [saga]:2021/08/01(日) 21:30:25.76 ID:Vkgopo/30
- アマゾンNEO(アルファル)「今すぐ・・・失せろオォオオオオオオオオオオッ!!!」
―バシュッ! バシュッ! バシュバシュッ! バシュバシュバシュッ!
―ザクッ! バリーンッ! ガシャン! ドカァッ! バキィッ・・・!
アマゾンNEOが叫ぶと、全身の装甲の関節部から無数の触手が飛び出した。
それはその会場全体を覆い尽くすまでに伸びて、テーブル、壁、天井、床を斬り付け
テーブルの上に置かれていた多種多様な料理もめちゃくちゃにする。
しかし、触手は周囲の船客やウエイター達を誰1人殺さず、傷つけたりもしていない。
アマゾンNEO(アルファル)「ガァアアアアアアアアアアアッ!!」
「「「「「うわぁあああああ!!」」」」」
「「「「「イヤァアアアアアアアアッ!!」」」」」
―ドタドタッ! ドタドタッ!
―グシャッ! グチュッ!
「ぎゃんっ!」
―ドカッ! ドコッ!
アマゾンNEOの攻撃で錯乱状態に陥った船客やウエイター達は一目散に逃げ始めた。
床に散らばった料理を踏みつけ、先を走って転んでしまった人も踏みつけてる事を
気にせず会場から逃げていく。
そして、会場に居た全員が居なくなり、アマゾンNEOだけが残された。
アマゾンNEOは、息を荒げながら間接部から伸ばしている触手を縮小させていく。
―シュルルルル・・・
アマゾンNEO(アルファル)「フーッ・・・!フーッ・・・!」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・グゥウウッ!」
アマゾンα(オッレルス)「よく耐えたな。すごいじゃないか」
アマゾンα(オッレルス)「誰1人、殺さず傷つけずに追い払うなんて」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・>>887」
- 887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 07:20:21.09 ID:MNeK8jTXO
- ママならきっとこうすると思ったから…
ああいう人は叩きのめしたいけど私の手を汚すことはないかなって
- 888 :1 [saga]:2021/08/02(月) 08:13:29.18 ID:VdXhOFCN0
- アマゾンNEO(アルファル)「・・・ママならきっとこうすると思ったから」
アマゾンNEO(アルファル)「あんな人達なんて、叩きのめしたいけど・・・」
アマゾンNEO(アルファル)「私の手を汚す事はないかなって、冷静に考えただけだよ」
アマゾンα(オッレルス)「そうだね。彼らは人間によって裁かれるべきなんだ」
アマゾンα(オッレルス)「君は、仮面ライダーとしての本質を守れる事も出来たよ」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・誰か、1人でも殺してたら、貴方は私を殺してたの?」
アマゾンα(オッレルス)「・・・1人くらいなら、大目に見てあげるよ」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・これから1人、アマゾンになった人を殺すけど・・・」
アマゾンNEO(アルファル)「いいんだね?」
アマゾンα(オッレルス)「アマゾンになっているなら、もう人ではない」
アマゾンα(オッレルス)「好きにしていいよ。・・・あぁ、そういえば彼はどこかな?」
アマゾンα(オッレルス)「ほら、瞳が赤い真っ白な」
アマゾンNEO(アルファル)「別の所でまだ戦ってると思うよ。・・・あれがまだ居るから」
―キュララララッ キュラッ
アマゾンα(オッレルス)「そうか。わかった、手伝うよ」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・奥さんに怒られない?戻らないといけないんじゃ」
アマゾンα(オッレルス)「>>889」
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 12:26:23.80 ID:o2lPhZHhO
- 怒るだろうけど、あの子も僕のすることを理解してくれるから平気だよ
…きっとね、うんきっと
- 890 :1 [saga]:2021/08/02(月) 12:46:58.13 ID:VdXhOFCN0
- アマゾンα(オッレルス)「あはは・・・まぁ、うん。怒られるだろうね」
アマゾンα(オッレルス)「けど、彼女も僕の行いを理解してくれるから・・・きっと平気だ」
アマゾンNEO(アルファル)「そっか。じゃあ・・・お願いっ。戦って!」
―ジャキンッ
アマゾンα(オッレルス)「ああっ」
-エスコフィエ号 Eデッキ-
アマゾンΩ(一方通行)「ヴグォァアアッ!」
―ザシュッ! バツンッ! ブチィッ!
アマゾンΩ(一方通行)「ハァァッ・・・!」
―チカチカッ・・・
アマゾンΩ(一方通行)「チィッ・・・」
アマゾンΩ(一方通行)「(身体ン中のタンパクが少なくなって来やがった!)」
アマゾンΩ(一方通行)「(変身解いて戦うってのもいいが・・・それじゃァ、意味がねェ)」
アマゾンΩ(一方通行)「(亡本の野郎が気に食わねェと思ってる)」
アマゾンΩ(一方通行)「(ライダーのままで勝負をつけてェンだッ・・・!)」
―キュラララッ! キュキュンッ! キュラッ!
―ザシュッ! ザシュッ! ズバァッ!
アマゾンΩは無数に襲いかかってくる針金を斬り裂きながら、通路を走り出す。
時折、より接近してきた針金を斬り裂きつつも走っていく。
曲がり角へ入り、そのままその先にある扉へ体当たりするようにぶち破った。
―バァァーーンッ!!
―ガシャァアーンッ! ドカァッ・・・!
アマゾンΩ(一方通行)「・・・あァ?ここは・・・厨房か」
アマゾンΩ(一方通行)「(何か食えるモンがあるはずだっ。・・・よし、卵だ)」
アマゾンΩ(一方通行)「(・・・あン?・・・そォだなァ、肉もタンパクになるか)」
アマゾンΩ(一方通行)「・・・」
SELECT
卵
肉
↓3まで(多数決)
- 891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:26.02 ID:ExKa9QXmO
- 肉
- 892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:30.77 ID:o2lPhZHhO
- 肉
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 18:23:45.25 ID:uNOHkdR0O
- 卵
- 894 :1 [saga]:2021/08/02(月) 19:08:31.25 ID:VdXhOFCN0
- アマゾンΩ(一方通行)「・・・鶏肉のがタンパク豊富だよな」
―シュウウゥゥ・・・
一方通行「ちっ、強制解除されちまったか・・・」
一方通行「なら、適当に焼いて食うか。生でもまぁ、食えやしねェみたいだが・・・」
一方通行「・・・流石に意識があると抵抗があるなァ」
一方通行は床に落ちていた大きめの中華鍋とその蓋を拾い上げ、丸鶏を投げ入れた。
水を適当に入れて蓋をするとその上に手を置き、ベクトル操作で中の空気を圧縮させる。
圧縮された空気が圧縮熱によって、分子が速く動くようになり鍋の中の温度が上昇して
蓋の隙間から湯気が噴き上がってきた。
数秒して、蓋を捨てて丸鶏を確認する。湯気が立ちこめる鍋の中には十分に蒸された丸鶏が
白く変色していた。
それを一方通行は掴み上げるや否や、皮越しに背肉に喰らいつき噛み千切る。
―ブチィッ ムシャムシャッ
一方通行「ンぐっ!ふぅっ、むぐっ・・・!」
丸鶏をひっくり返して胸肉も喰らい、ポッカリ空いた部分から覗くお目当てのタンパクが
最も多く含まれているササミを見つる。
口にまだ含んでいるにも関わらず、そのままササミに喰らいつき、少し噎せながらも
食べていく。
そして、残った部分の肉も噛み千切って食べ尽くし、骨を投げ捨てる。
一方通行「っ、ッハァァ・・・」
一方通行「>>895」
- 895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:15:36.08 ID:ExKa9QXmO
- くそ、まだ十分じゃねェ…
俺としたことがこンなみっともねェなンてな
- 896 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:31:13.10 ID:VdXhOFCN0
- 一方通行「クソ、みっともねェ喰い方して腹八分目もいかねェか・・・」
一方通行「まァ・・・変身して一撃浴びせられるくらいなら出来るはずだ」
一方通行「それまでは・・・」
―ゾゾゾ ゾ ゾ・・・ッ
一方通行「腕だけでやり過すしかねェなァ」
―キュララララッ! キュラッ ギュラッ・・・
一方通行「よォ、待たせたなァ。俺はここだぜ」
一方通行「全部引き千切ってやらァッ!」
―キュキュンッ!
―ガシッ!
―ブチィッ!
一方通行「ギャハハハハハッ!!」
―ブチッ! ブチブチィッ・・・!
-エスコフィエ号 亡本の自室-
―ズズ・・・ ズン・・・
「な、亡本様!このままではエスコフィエ号が!」
亡本「・・・」
―スクッ
亡本「ボートを用意しろ。港へ退避する」
「わ、わかりました。じょ、乗客の皆様にもご用意を」
亡本「私が先だ。客は放っておけ」
「えっ!?そ、そんな!?」
亡本「客よりも私の命が最優先だと覚えておけ。早くしろ」
―カツカツカツッ・・・
- 897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:41:16.73 ID:ExKa9QXmO
- 悪役らしいなあ
- 898 :1 [saga]:2021/08/02(月) 20:45:23.79 ID:VdXhOFCN0
-
-エスコフィエ号 Aデッキ-
―ドカァアッ!!
―ドシャァア! ドガァアアッ・・・!
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
アマゾンNEOαはエスコフィエ号の最上階の屋根へと辿り着き、咆哮を上げる。
針金は先程まで伸ばしていた箇所よりも更に増え、全身から伸ばしているようだった。
屋根を這って針金は一方通行達の所まで未だに伸びていき、攻撃は止まらないように見える。
一方通行「アァアアアアッ!!」
―ザシュッ! ブチィッ!
―キュララララッ! キュキュンッ!
一方通行「まだ伸びて来やがるのか・・・!」
一方通行「(面倒くせェ・・・!どんだけ体内に入れてンだよ!)」
―ビギュンッ! ビギュンッ!
一方通行「あ?・・・」クルッ
リーダー「一方通行!よかった、やっと見つけたよ!」
薬丸「なんか、切断されてる針金が沢山落ちてるんだけど・・・これ、何?」
一方通行「・・・見りゃわかンだろ」
―キュララララッ! キュラッ! キュキュンッ
ナル「うわ!?針金が勝手に動いてる!?」
ゆみ「誰かが操って、攻撃してきてるの?」
一方通行「ンなとこだ。・・・で、そっちは上手くやったンだな」
挟美「ご、ご心配おかけしました・・・!」
清ヶ「・・・悪かったな。1回、殺しちまいそうになって」
一方通行「>>898」
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:58:07.80 ID:dMqY600+O
- 許すわけねェだろ
仕事増やすから覚悟しろよ
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 20:59:15.94 ID:ExKa9QXmO
- 本気でかかってこられたのは悪くねェ、俺が弱かったのも分かったのは良い反省材料だしな
ただしやられたからにはやり返すぞ
- 901 :1 [saga]:2021/08/02(月) 21:31:02.92 ID:VdXhOFCN0
- 一方通行「許すと思ってンのか?」
清ヶ「・・・後でいくらでも相手してやるよ」
挟美「清ヶ君・・・」
一方通行「はァン・・・なら、仕事増やすから覚悟しろよ」
清ヶ「・・・それだけでいいのか?」
一方通行「本気でかかって来やがったのは悪くねェ。俺の弱さも理解出来て」
一方通行「良い反省材料になったしなァ」
清ヶ「・・・そうかよ。なら、いくらでもやってやるよ」
一方通行「あァ。それよりもまずは・・・カマ野郎をぶっ殺すぞ」
一方通行「あの姫戯の心臓に溜まってる液体を飲んで、暴走状態になっちまってンだ」
清ヶ「アイツかっ・・・!」
エステル「姿が見えないが、別のところから攻撃してきているのか?」
一方通行「あァ。恐らくアマゾン特有の共鳴で俺を見つけてンだろうよ」
ゆみ「た、倒せるの?あんな能力を使う相手に・・・」
ナル「倒せないかなんて聴く必要はないよ!絶対に倒すんだから!」
エステル「ああっ。必ず・・・私達の報いを受けさせてやるんだっ」
薬丸「そういう事。でも、ナル?無茶はしないでよね」
リーダー「一方通行、敵はどこから攻撃をしてきてるんだい?」
一方通行「ちょっと待ってろ(反響による空間把握で・・・)」
―とんっ
―と ぉ ん・・・
―・・・キィン・・・
一方通行「・・・屋上だ。先に行ってろ、もう2人こっち側についてる奴らを連れてくる」
一方通行「この人数なら申し分ねェが・・・死ぬなよ」
清ヶ「>>902」
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 21:34:52.21 ID:ExKa9QXmO
- 挟美ちゃんがいるんだぜ、そう簡単にはいかねえよ
- 903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 21:35:01.14 ID:dMqY600+O
- 一方通行もな
- 904 :1 [saga]:2021/08/02(月) 21:53:07.34 ID:VdXhOFCN0
- 清ヶ「挟美ちゃんが居るんだぜ?そう簡単にくたばるかよ」
リーダー「時間稼ぎはこっちで任せてよ。一方通行」
エステル「早く戻ってきて。一緒に倒すんだ!」
一方通行「ああっ」
―ダダダッ!
-エスコフィエ号 Aデッキ-
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエッ!!」
―ドカァァアアンッ! ガシャァアッ!!
エステル「見つけたっ、なんだあの化け物は・・・!?」
ゆみ「デ、デッカい・・・!」
薬丸「能力か何の暴走かわからないけど・・・人があんなのになるなんて・・・」
ナル「あれって怪人になるのかな?でもベルトしてるし・・・ライダー?」
リーダー「いや、ライダーなんかじゃない。異形の化け物だよ」
清ヶ「・・・挟美ちゃん、ホントに大丈夫なんだな?」
挟美「・・・うんっ!清ヶ君と・・・一緒に、戦うよ!」
清ヶ「・・・おうっ」ニカッ
清ヶ「・・・昨日だけでとんでもない罪を作っちまった」
清ヶ「亡本に操られた罪」
清ヶ「仮面ライダーの存在を危惧させた罪」
清ヶ「操られてたとはいえ、友達に手を掛けてちまった罪」
清ヶ「それと、助けようとした仲間を信じなかった罪」
清ヶ「あと・・・亡本の罪」
清ヶ「そして・・・亡本に操られた俺の弱さが罪だ」
清ヶ「それを全部、俺は受け入れてやる」
清ヶ「>>905」
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:10:28.98 ID:ExKa9QXmO
- それを受け入れて糧にして俺はもっと強くなる!
- 906 :1 [saga]:2021/08/02(月) 22:33:14.50 ID:VdXhOFCN0
- 清ヶ「全部受け入れて、糧にして・・・もっと強くなってやる!」
―・・・キュイィン・・・!
清ヶ「!。スペクター眼魂が・・・!」
エステル「これは・・・そうか!お前の心の強さに呼応して進化したんだな!」
リーダー「だから、僕のネクロム眼魂も・・・そういう事なんだ」
清ヶ「・・・よしっ!挟美ちゃん、一緒に!」
挟美「うん!禍斗さん、お願いします!」
禍斗眼魂「(お任せください)」
エステル「私達もいくぞ!リーダー!飛緒!」
リーダー「うん!」
ゆみ「いくよ!」
ゆみ「潤動!」
エステル「変身!」
リーダー「変身!」
『Jesus』
『セブン罪科!』
『『アーイ!』』
『バッチリミロ〜・・・!バッチリミロ〜・・・!』
『バッチミロー!バッチリミロー!』
挟美「変身!」
清ヶ「変身!」
『カイガン!スペクター!』
『レディゴー!覚悟!ド・キ・ド・キ・ゴースト!』
『罪カイガン!シンスペクター!』
『PRIDE!GREED!LUST!WRATH!ENVY!GLUTTONY!SLOTH!BREAK!』
『DEADLY SIN!』
シンスペクター(清ヶ)「シンスペクター、か。シンってのは罪って事だな」
ゼロスペクター(挟美)「あっ・・・これが、仮面ライダー・・・!」
ゼロスペクター(挟美)「>>907」
- 907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:38:32.55 ID:dMqY600+O
- 私もまさかなっちゃうなんて…///
ちょっとびっくりだけど清ヶくんやみんなとならイケそうな気がしてきたよ!
- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:38:52.38 ID:ExKa9QXmO
- 真っ黒だけどかっこよくていいかもエヘン
- 909 :1 [saga]:2021/08/02(月) 22:41:05.08 ID:VdXhOFCN0
- 今日はここまで
おやすみなませー
いよいよ終盤でせう!
- 910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/02(月) 22:49:37.80 ID:ExKa9QXmO
- おつおつー
いやーヒヤヒヤした劇場版だなほんと
- 911 :1 [saga]:2021/08/03(火) 18:26:58.95 ID:p909NO3K0
- ゼロスペクター(挟美)「まさか、私も変身しちゃうなんて・・・//」
ナル「おー!カッコいいね!真っ黒な感じが強そうって思わせてるよ!」
シンスペクター(清ヶ)「だな。禍斗のサポートがあるみたいだし、いっちょやってやろうぜ!」
ゼロスペクター(挟美)「うんっ!」
ネクロム友情BST(リタ)「薬丸とナルはアイツを引き付けて!カバーはゆみ、君に任せるよ!」
薬丸「わかった!」
ナル「よぉーーしっ!」
ヘルブロス(ゆみ)「任せて!」
ネクロム友情BST(リタ)「清ヶ!エステル!挟美!僕らはとことん叩きのめすよ!」
シンスペクター(清ヶ)「おうっ!」
ゴースト無限(エステル)「ああっ!」
ゼロスペクター(挟美)「うんっ・・・!」
Dive Deep
(http://youtu.be/ObfA9Ln1yjA)
―ドカァァアンッ!
薬丸「ほらほらこっちこっちー!」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェェエエエエエッ!!」
『RIFLE MODE』
―ビキュンッ! ビキュンッ!
―ヒュォオオオッ!
ゴースト無限(エステル)「ハァァアアッ!」
―ズバァアッ! ザシュッ!
背中で爆発が起きたのに気づいたアマゾンNEOαは、薬丸を見つけるや否や襲いかかろうとする。
その前に、ヘルブロスはトランスチームガンで顔面付近を射撃し意識を逸らさせた。
無限を描く光を翼にして、ゴーストは飛行しながら接近していき構えていたナギナタモードの
ガンガンセイバーで斬りつける。
斬りつけられたアマゾンNEOαの身体の箇所からは、黒い粘液が飛び散って体内の針金が覗いていた。
ネクロム、スペクター、ゼロスペクターはそれぞれ武器を構えると、ゴーストが斬りつけた箇所に
狙いを定めた。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 19:21:43.09 ID:C1snU9E/o
- それ
- 913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 19:21:54.55 ID:Hyn4ABDbO
- ほい
- 914 :1 [saga]:2021/08/03(火) 21:03:19.19 ID:qg9hJesh0
- シンスペクター(清ヶ)「3ッ!」
『極限!ダイカイガン!』
『ギガオメガギリ!』
ネクロム友情BST(リタ)「2ッ!」
『DAIKAIGAN』
『OMEGA FINISH』
ゼロスペクター(挟美)「1ッ!」
『ダイカイガン!』
『オメガスパーク!』
ネクロム友情BST(リタ)「いっけぇええーーッ!」
ゼロスペクター(挟美)「ッ!」
シンスペクター(清ヶ)「ハァアアアアアアッ!」
―ビギュゥウンッ! ドギュォオオンッ!!
―ギュォオオオオオオオオオオオッ!!
―ドガアアァアアアンッ!!
スペクター達の一斉射したエネルギー弾は一直線に飛んで行き、やがて交わるように
螺旋を描きながらアマゾンNEOαに命中した。
命中したエネルギー弾は切創部分の深くで爆発し、アマゾンNEOαを吹き飛ばす。
デッキの床に落ちたアマゾンNEOαは地面に倒れるも、すぐに起き上がって咆哮を上げる。
しかし、視線を上に向けているため、真下にいるナルの存在に気付かず隙を与える切っ掛けと
なってしまっていた。
ナル「オッリャァアアアッ!!」
―ドゴォオオオオ オ オ オ ンッ!!
アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲエェエ・・・ッ!!」
『GEAR ENGINE!』
『FUNKY FINISH!』
ヘルブロス(ゆみ)「ッタァアアアッ!!」
―ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!ビィーッ!
着ぐるみを着た状態でのダブルパンチで殴りつけ、アマゾンNEOαを上空へ叩き飛ばす。
上空へ飛んでいくアマゾンNEOαを待ち伏せていたヘルブロスはネビュラスチームガンに
ギアエンジンを装填してファンキーフィニッシュを発動させる。
胸部、肩部、腕部の歯車、計6つを回転させながらエネルギーカッターを創り出すと
最初に胸部と肩部からエネルギーカッターを飛ばした。
4つの白と青エネルギーカッターはアマゾンNEOαに直撃して、背鰭から伸びている針金を
斬り落とした。
―ズバァアアアッ!!
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエッ!!」
ヘルブロス(ゆみ)「>>915」
- 915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:08:47.47 ID:Hyn4ABDbO
- 喰らいなさい、私とまみの二人分っ!
- 916 :1 [saga]:2021/08/03(火) 21:49:51.67 ID:qg9hJesh0
- ヘルブロス(ゆみ)「私と、まみの分を・・・!」
ヘルブロス(ゆみ)「喰らえぇえええええッ!!」
―ギュイィイイイイインッ!!
―ガ ガガ ガ ガガガッ!!
―バキャァアア・・・ッ!!
落下する勢いに乗せて、後頭部で両手を組み、アマゾンNEOαの背中にそのまま振り下ろして
殴打するダブルスレッジハンマーを見舞うヘルブロス。
両腕のギアトルクガントレットで回転するエネルギーカッターはアマゾンNEOの背中の装甲を
削り取り、粉々に粉砕した。
殴打されたアマゾンNEOαは垂直落下して、身体の真正面から船のデッキに叩きつけられる。
―ドガァアアアッ!!
アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲゲェエエエエ・・・ッ!」
『ダイカイガン!スペクター!』
『オオメダマ!』
ゼロスペクター(挟美)「テァアアアアアッ!!」
―バシィイイインッ!
―ギュルルルルルルルッ!
―ドカァアアアアアアッ!!
オオメダマを発動させたゼロスペクターはゴーストドライバーのグリントアイから
直径21cmの眼魂型のエネルギー体を掴み取る。
手を下にエネルギー体を支えて、軽く宙に浮かせると右腕を構えてスパイクを打った。
エネルギー体は高速回転しながらアマゾンNEOαの胸部に目掛けて打ち付けられ
胸部の装甲を粉砕する。
アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲ、ゲェ・・・」
ナル「弱ってきたよ!これなら!」
ゴースト無限(エステル)「・・・いや、待て!様子がおかしい!」
―メキメキメキッ! メキッ! メキョッ!
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエエエエエッ!!」
ゴーストが叫ぶと同時に、アマゾンNEOαは床に這いつくばりながら藻掻き始めた。
それを目撃した全員は身構えて攻撃に備える。
すると、アマゾンNEOαは這いつくばっていた体勢から波打つように起き上がって
咆哮を上げた。
装甲が無くなった身体の前面と裏面から針金を伸し、全身を覆っていく。
針金で覆われた全身は、ギチギチと音を立てて攻撃を一切受け付けないような
屈強さと変貌した。
シンスペクター(清ヶ)「くそっ!足掻きやがって・・・!」
◎ 30以上orゾロ目
○ 15以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:53:53.31 ID:Hyn4ABDbO
- なかなか粘るな
- 918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 21:54:00.75 ID:7Lqvhn0oO
- うらぁ!
- 919 :1 [saga]:2021/08/03(火) 22:15:04.90 ID:qg9hJesh0
- 一方通行「だから何だってンだ?怖じ気づいてンのか?」
ネクロム友情BST(リタ)「一方通行・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「あぁ?誰がだよ。誰が」
一方通行「はン・・・ンじゃ、俺達も混ぜてもらおうじゃねェか」
アマゾンα(オッレルス)「もう片付きそうだし、そう時間は掛からないかな」
アマゾンNEO(アルファル)「うん。これで・・・終わりにする」
ゴースト無限(エステル)「あっ・・・お前と同系統のライダーも来ていたのか?」
一方通行「あァ。ちょっとばかり、こいつにも因縁がアイツにあってなァ」
一方通行「俺以上に・・・アイツは許せねェみてェだ」
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエエエエッ!!」
アマゾンNEO(アルファル)「あれはもう、単なる化け物だよ」
アマゾンα(オッレルス)「ああ。容赦しなくてもいいな」
一方通行「最初からするつもりなンざねェよ」
―カチャッ
ナル「あれ?それベルト違うくない?」
薬丸「そっちの小さいライダーのと同じベルトよね・・・?」
一方通行「この貧乏くせェのからの差し入れだ」
アマゾンα(オッレルス)「え?(・・・俺、貧乏くさく見えるの?)」
―スチャッ
一方通行「これで、最強との差を見せてやるよォ・・・!」
―カチリッ キュリリリッ キュォーン
一方通行「・・・ヴヴヴ・・・!ヴヴヴッ!!」
一方通行「ヴオ゛ォ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!!」
一方通行「アァアアアアマァアアアゾォオオオオオンッ!!!」
―グチュルルッ ギュオン
[v・OMEGA]
―キュリリリッ キュィィン・・・
―ボオォォオオッ!! ボオォォオッ!! ボオォオッ!! ボォオオッ!!
アマゾンv・Ω(一方)「>>920」
- 920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 22:47:56.84 ID:i4ZJI7heO
- さてと、本気でやってやるぜ…!
俺にも意地があるからよォ、負けっぱなしは許されねェンだ!
- 921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/03(火) 22:48:43.02 ID:i4ZJI7heO
- さてと、本気でやってやるぜ…!
俺にも意地があるからよォ、負けっぱなしは許されねェンだ!
- 922 :1 [saga]:2021/08/04(水) 20:38:33.04 ID:nIXvls4K0
- アマゾンv・Ω(一方)「こっから先は一方通行だァ!」
アマゾンv・Ω(一方)「俺にも意地があるからよォ!負けっぱなしは許されねェンだ!」
アマゾンv・Ω(一方)「本気でやってやるぜッ!!」
EAT KILL ALL
(http://www.youtube.com/watch?v=S0uDFR6JIGI&t=159s)
アマゾンNEOα素体「ゲゲェエエエエエエエッ!!」
―キュキュキュンッ! キュララララッ!
[BLADE LOADING]
アマゾンv・Ω(一方)「グルァアアアッ!!」
―ズバァアアアアッ!!
―パラパラ・・・
アマゾンNEO(アルファル)「『炎よ 破壊せよ』!」
Kenaz Hagalaz
―ボオォオオオオオオッ!!
―ジュウウウゥゥッ・・・!
大量の針金が襲いかかってきて、アマゾンΩは腕に形成されたアマゾンネオブレードを
振いながら、ベクトル操作で振った際の風圧を操作する。
針金を斬り裂き、操作された風圧の威力を暴風並みに高めて残った針金を吹き飛ばした。
その風を利用してアマゾンNEOはルーンカードをアマゾンNEOαへと飛ばし、詠唱をすると
ルーンカードが爆発するように燃え上がる。
爆炎はアマゾンNEOαを包み込み、全身を焼き尽くす程に燃え上がってアマゾンNEOαは
のたうち回りながらその場から退避した。
アマゾンNEOα素体「ゲ、ゲェエエエエエエッ・・・!!」
『VIOLENT SLASH』
アマゾンα(オッレルス)「ハァァア・・・!」
―ザッ ダ ン ッ!
アマゾンα(オッレルス)「フゥウッ!」
―ザシュッ!!
―スパァアッ!!
バイオレントスラッシュを発動させたアマゾンαは、狙いを定めアマゾンNEOαが
立ち上がったところで瞬時に駆ける。
3m手前まで接近すると跳び上がって、刃を伸ばした右腕のアームカッターを突き出し
アマゾンNEOαの右脚の膝下辺りを斬り裂いた。
―ずるぅ・・・
―ド サァ
―パキッ パキッ ズルル・・・ ズル・・・
アマゾンNEOα(シェフ)「が、ぐ、ぇ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「化けの皮がはがれやがったな!」
シンスペクター(清ヶ)「>>923」
- 923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/04(水) 21:23:55.31 ID:qhFT96lBO
- このまま一気に行く、手加減も容赦もせずやるぞ!
- 924 :1 [saga]:2021/08/05(木) 20:31:59.61 ID:fBzIV38H0
- シンスペクター(清ヶ)「手加減も、容赦もしねぇからなぁッ!!」
『シンダイカイガン』
『エンヴィースラップ!』
シンスペクター(清ヶ)「まずは俺の分!」
―ド ス ン ッ!!
嫉妬の平手 エンヴィースラップを発動させた事により、ロッドモードのガンガンハンドに
掌を模したエネルギー体が収束させ、アマゾンNEOαを叩きつける。
羨望はプラスに取ると向上心となるが、マイナスに取れば僻み、妬み、嫉みとなる。
『シンダイカイガン!』
『ラストバレット!』
シンスペクター(清ヶ)「これはナルの分ッ!」
―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!
―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!
―ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!ダギュンッ!
ガンガンハンドをガンモードに変形させ、色欲の銃弾 ラストバレットを発動する。
紫色のエネルギーを発生させながら紋章が現れて、青白いオーラに包まれている
ガンガンハンドの分身を無数に複製させ、巨大な壁のように展開した。
ガンガントリガーを引くと、同時に複製されたガンガンハンドからも光弾が一斉射され
アマゾンNEOαは全弾を被弾し、膝を付く。
奇しくも初戦で挟美を庇ったスペクターへの攻撃の仕打ちとなった。
性欲は豊穣へと繋がる重要なもの。
しかし享楽、悦楽のための淫猥な行為は許されざる大罪である。
産みの苦しみもまた失楽の罰であり、非生産的な性行為も罰せられるべき対象である。
家族や恋人への愛が大きいからこそ、分身の数が多くなっているのだ。
『シンダイカイガン!』
『グラトニーバイト!』
シンスペクター(清ヶ)「次は一方通行で・・・ッ!」
―ガシュッ! ガシュッ! ガシュッ! ガシュッ! ガ シュ ッ!
紋章を潜り抜け、暴食の咬撃 グラトニーバイトの発動によって獣の頭部を模した
エネルギー体を蹴る際に纏いながら5連続の回り蹴りを繰り出す。
獣の頭部を模したエネルギー体は蹴る度にアマゾンNEOαを噛み付き、牙が刺さった箇所から
黒い粘液を飛び散らさせた。
食事。生きるための行為も節度なき過食は誰にとっても不利益でしかない。
時に知識とも結び付けられるが、なんにせよ必要以上の吸収は早期に身を滅ぼす事になる。
- 925 :1 [saga]:2021/08/05(木) 20:36:52.71 ID:fBzIV38H0
- 『シンダイカイガン!』
『プライドフィスト!』
シンスペクター(清ヶ)「リーダー達、皆の分と!」
―ドガァッ!ドガドガッ!ドガァッ!ドガッ!ドガッ!ドガァッ!ドガァッ!ドガッ!
発動させた傲慢の拳 プライドフィストで再び紋章を潜り抜けると、猛突進しながら
アマゾンNEOαの全身を連続パンチで殴打していく。
目にも止まらない素早い攻撃でアマゾンNEOαはタコ殴りの状態となり、最後の一発まで
抵抗出来ず、殴り倒された。
高い自尊心、他人より重要、魅力的になりたいという欲望、賞賛をそれに値する者へ
送る事の怠慢、過度の自己愛などを指す。
『シンダイカイガン!』
『グリードスラッシュ』
シンスペクター(清ヶ)「濡れ衣を着せられたライダー、皆の分も・・・!」
―ザシュッ!
―ズバァアッ! ザ ブ ッ!
ディープスラッシャーを手にして、強欲の斬撃 グリードスラッシュを発動する。
片手でディープスラッシャーを斜めに構え、瀕死の状態にも関わらずまだ立ち上がる
アマゾンNEOαに近付いていく。
アマゾンNEOαがアマゾンズスイーパーで攻撃しようとしてくる直前に胸部に押し当て
そこからまたディープスラッシャーを押し込んで、斬り付ける。
振り切って、振り向き様に正面を向いていたアマゾンNEOαを再び2回斬り付けた。
アマゾンNEOαは全身を青白い稲妻に覆われて、痙攣を起こし麻痺状態となる。
あれが欲しい、これがしたいという欲望。向上心を生むそれらも行き過ぎれば問題となる。
足るを知ることなく有象無象を求めれば、やがて本当に望んでいたものをも見失う事になる。
『シンダイカイガン!』
『ラースフレイム!』
シンスペクター(清ヶ)「これは挟美ちゃんの分だぁッ!」
―ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!! ドギュォオッ!!
ブラスターモードに変形させ、憤怒の灼熱 ラースフレイム を発動させるとエネルギーが
クァンタムデプスバレルに蓄積されていく。
紋章を背に、オブリタレイトリガーを引くと強烈な発光と共にハイブレンダーファーネス内部の
全エネルギーが放出され、業火のエネルギー弾を撃ち出した。
絶大な威力を持った業火のエネルギー弾は、アマゾンNEOαの全身に被弾し、その度に炎が
燃え上がった。
自尊心、正義感も度が過ぎれば他者を傷つけるだけのもの。
憎しみからくる怒りもあれば義憤もある。純粋故に負に傾けば厄介でもある。
アマゾンNEOαに対するスペクターの憤怒は長点に達しており、命中した全弾はアマゾンNEOαの
全身の至る所を黒焦げにしていた。
アマゾンNEOα(シェフ)「こ、の・・・クソ、ガキィ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「はっ・・・まだ悪態吐ける余裕があるのかよ」
シンスペクター(清ヶ)「・・・そういや、まだ1つ罪が残ってたな。それで7つ目か」
シンスペクター(清ヶ)「>>926」
- 926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 20:51:26.70 ID:4N8w4hEGO
- その一つこの手でぶっ飛ばしてやるよ
…ああ、今度は一人ではやらねえよ
- 927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 20:51:53.47 ID:nL/eEPyjO
- しっかり最後まで責任取らせてやるよ
- 928 :1 [saga]:2021/08/05(木) 21:47:26.25 ID:fBzIV38H0
- シンスペクター(清ヶ)「・・・まぁ、それはまた別に取っとかねぇといけないからな」
シンスペクター(清ヶ)「これでキッチリ責任取って死ね・・・カマ野郎ッ!」
『罪ダイカイガン!』
『デッドリーオメガドライブ!』
シンスペクター(清ヶ)「一方通行ッ!トドメは譲ってやるから用意しとけッ!」
アマゾンv・Ω(一方)「ああっ!・・・おい。お前もやりてェなら・・・やれ」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・」コクリ
―ダダダッ!
[AMAZON SLASH]
頷いた後、アマゾンNEOは即行でアマゾンNEOαに接近しアマゾンネオブレードを構える。
アマゾンNEOαは接近してくるのに気付くと、アマゾンズスイーパーを振い上げて
カウンターを狙って斬り掛かった。
しかし、アマゾンNEOの体内ではアマゾンスラッシュを発動させた事により活性化された
アマゾン細胞で爆発的な俊敏性が与えられている。
アマゾンNEOはカウンターとなる隙さえも与えず、アマゾンNEOαの目の前まで近付いた。
―ギャリッ・・・
アマゾンNEOα(シェフ)「ひっ・・・!?い、嫌・・・」
アマゾンNEOα(シェフ)「嫌よ!やめて・・・!私はシェフなのよ!」
アマゾンNEOα(シェフ)「私から料理を奪わないで!料理を作るのに腕は欠かせな」
―シュカッ!
―ブチャァ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「ギ・・・!やあ あ あ あああ!?!?」
アマゾンNEOαの懇願に聞く耳など持たず、アマゾンNEOは振いあげたアームカッターの
一斬りでアマゾンズスイーパーごと右腕を切断した。
斬り落とされた右腕の関節から鮮血が噴き出し、アマゾンNEOの仮面を赤く汚していく。
アマゾンNEO(アルファル)「>>929」
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 22:00:23.73 ID:4N8w4hEGO
- あなたはシェフじゃない…
だから要らないよ
- 930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/05(木) 22:01:08.52 ID:hhMU9p1AO
- みんなを笑顔にするシェフなのにあなたは相応しくないよ、大人しくして
- 931 :1 [saga]:2021/08/05(木) 22:38:43.78 ID:fBzIV38H0
- アマゾンNEO(アルファル)「シェフ?違うよ。化けの皮を被ってる怪物」
アマゾンNEO(アルファル)「だから要らないよね?そんな腕・・・こっちのもっ!」
―ザ パァ ッ!
―ブチュッ・・・!
アマゾンNEOα(シェフ)「ギヤァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア アッ!!」
アマゾンNEOの斬撃によって両腕を斬り落とされたアマゾンNEOαは、絶叫しながら後退し
藻掻くように両腕の二の腕だけを動かす。
アマゾンNEOの背後で待機していたアマゾンΩはアマゾンズインジェクターを再注入し
アマゾンスラッシュを発動させる。
スペクターは6枚の青い翼を広げ、飛翔して上空まで昇ると紋章が背にしている月と
重ねるように光り輝く。
紋章の中心にある目から、弧を描くようにエネルギーが右脚に収束されていき
スペクターは跳び蹴りの構えに入った。
[AMAZON SLASH]
―ジャギン!
アマゾンv・Ω(一方)「最後の審判だ」
アマゾンv・Ω(一方)「俺の大事なもん傷つけた罪を償うなら・・・死ンどけ」
シンスペクター(清ヶ)「俺の生き様、見せてやるッ!!」
シンスペクター(清ヶ)「ハァァアアアアアアアアアアアアッ!!」
―ドガァアアアアアアアアアアアアアッ!!
翼から羽根を飛び散らせながら、海面を波立たせる程の衝撃波を放って急降下していき
堕天致死蹴り デッドリーオメガドライブを繰り出す。
その後に続いて、アマゾンΩが跳び上がりアマゾン・アイを真っ赤に発光させながら
弧を描くようにアマゾンNEOαに飛びかかった。
急降下してから平行に滑空するシンスペクターのキックが決まり、アマゾンNEOαは
船外へ蹴飛ばされ宙を舞いう。
アマゾンNEOα(シェフ)「ゲ、ゲェ・・・!」
アマゾンv・Ω(一方)「spdi切dn・・・!」
―ズ バ ァ ア ア ア ア ッ!!
アマゾンNEOαの頭部の中心から一直線に下半身まで、1本の線が走る。
限界まで伸びたアームカッターの刃は一切、血に濡れる事なくアマゾンNEOαを縦に
大切断したのだ。
真っ二つになったアマゾンNEOαの残骸は血を撒き散らしながら、海へと落下していった。
アマゾンΩもそのまま海へと落下していくかと思われたが、海面を走る何かが跳び上がって
落下していくアマゾンΩを連れ去っていく。
それはジャングレイダーだった。清ヶが借りたまま港に置き去りにされていたのが偶然にも
幸いして、アマゾンΩの脳波をキャッチし駆けつけてきたのだ。
―ガロォオオオンッ!!
―ズダァァンッ!!
アマゾンv・Ω(一方)「ハァァ・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「>>931」
- 932 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 07:49:04.76 ID:tR3jNk+nO
- コイツが本丸じゃねェのに苦労させやがって…
だが少しは気が晴れたなァ
- 933 :1 [saga]:2021/08/06(金) 21:21:50.19 ID:HFwL3m9k0
- アマゾンv・Ω(一方)「苦労させやがって・・・アイツが本命じゃねェってのに・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「まァ・・・これで少しは気が晴れたなァ」
アマゾンv・Ω(一方)「お前はどうだ?清ヶ」
シンスペクター(清ヶ)「・・・ああ、爽快としてるぜ」クスッ
アマゾンv・Ω(一方)「はっ・・・」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・!。一方通行、あれ・・・!」
―・・・バ バ バ バ バ バ バ バッ・・・!
ヘルブロス(ゆみ)「あれって、警備員が保有してる大型輸送ヘリだよ!」
アマゾンv・Ω(一方)「黄泉川と手塩の連中が嗅ぎ付けて来やがったか」
薬丸「丁度良いタイミングで来てくれたわね」
ナル「でもさ、私達の顔知られたらマズくない?」
ゼロスペクター(挟美)「え?・・・あ、そ、そっか」
ゼロスペクター(挟美)「皆、今は普通の漫画家さんをやってるもんね・・・」
アマゾンα(オッレルス)「救命ボートを1つ拝借して逃げればいいんじゃないか?」
ナル「でも、速度が遅かったら見つかって意味無くない?」
ゴースト無限(エステル)「それなら、私のサポートユニットに引っ張ってもらおう」
ゴースト無限(エステル)「馬力は申し分ないから、見つかる前に振り切れるはずだ」
ネクロム友情BST(リタ)「じゃあ、そうしよう」コクリ
ネクロム友情BST(リタ)「えっと、ゆみの妹と姫戯も含めて・・・12人だね」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・いや、俺と清ヶは乗らねェ」
シンスペクター(清ヶ)「ああっ。・・・まだやり残してる事もあるからな」
アマゾンNEO(アルファル)「え・・・?」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・亡本への報復・・・いや、制裁に行くんだね?」
シンスペクター(清ヶ)「>>934」
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:01:04.64 ID:7S5YiWk6O
- ああ、挟美ちゃんを巻き込んだことを俺は絶対に許さねえからな
きちんとその分は報復にいくさ
- 935 :1 [saga]:2021/08/06(金) 22:21:49.25 ID:HFwL3m9k0
- シンスペクター(清ヶ)「ああっ。挟美ちゃんに手を出した事を、許しはしねぇからな」
シンスペクター(清ヶ)「キッチリその分は返してもらうぜ」
シンスペクター(清ヶ)「その為に、まだ1つとっておきを残してあるんだ」
ネクロム友情BST(リタ)「・・・わかった」
アマゾンNEO(アルファル)「・・・私は、残るよ。捕えられてる仲間の皆を落ち着かせて」
アマゾンNEO(アルファル)「ヘリで来た人達を誘導して、助けてもらわないと」
ヘルブロス(ゆみ)「あの、私もここに残るね?風紀委員の私なら、お咎めも軽いだろうし」
ヘルブロス(ゆみ)「何があったのかちゃんと説明しておくよ」
アマゾンv・Ω(一方)「そうか。なら、黄泉川に俺らが来たのか聴かれたら・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・適当に答えておいてくれ」
ヘルブロス(ゆみ)「え?て、適当って・・・ん、ん〜。難しい事、要求するなぁ・・・」
薬丸「じゃあ、ナル。ヘリが来る前に救命ボートを取ってくるわよ」
ナル「はいはーい!」
アマゾンα(オッレルス)「俺も手伝うか」
ゴースト無限(エステル)「私もキャプテンゴーストを呼ぼう」
ゼロスペクター(挟美)「清ヶ君・・・あの人の事は許せないけど・・・」
ゼロスペクター(挟美)「・・・殺めるのは・・・ライダーとして、していい事なの・・・?」
シンスペクター(清ヶ)「・・・>>936」
- 936 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:23:25.78 ID:TsKkg8+xO
- っかんねえ、正しくねえことだと思う…
ただああいう食い物にした奴を野放しにするのはいけねえと思うんだ
- 937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/06(金) 22:23:55.64 ID:7S5YiWk6O
- 挟美ちゃんは許してるのか?
- 938 :1 [saga]:2021/08/06(金) 22:41:13.33 ID:HFwL3m9k0
- シンスペクター(清ヶ)「・・・わかんね。正しくはないと思うけど・・・」
シンスペクター(清ヶ)「ただ・・・ああいう食い物にした奴を野放しにするのは」
シンスペクター(清ヶ)「絶対に許せねぇと思うんだ」
シンスペクター(清ヶ)「・・・だから、もし・・・俺があの野郎を殺したら・・・」
ゼロスペクター(挟美)「・・・私は、清ヶ君の意志を尊重するよ」
ゼロスペクター(挟美)「間違っていた、って言わないけど・・・」
ゼロスペクター(挟美)「今からする事をちゃんと考えて、あの人を裁くなら」
ゼロスペクター(挟美)「・・・徹底的に懲らしめて」
シンスペクター(清ヶ)「・・・おうっ」コクリ
アマゾンv・Ω(一方)「行くぞ、清ヶ。恐らく野郎はもう先に港の戻ってるはずだ」
シンスペクター(清ヶ)「だろうな。逃げ足の速いこった」
ナル「救命ボート持ってきたよー!」
―ゴォォォ・・・
キャプテンゴースト「」
ヘルブロス(ゆみ)「え?・・・何あれ?幽霊船?」
ゴースト無限(エステル)「ボートを降ろしたら、キャプテンゴーストにロープを渡すんだ!」
―バ バ バ バ バ バ バ バッ!
伊東「着艦したぞ!船員が武装している可能性を考慮して船内を調べろ!」
黄泉川「よし!行くじゃんよっ!」
―タッタッタッタッ・・・!
視点
アルファル
ゆみ&姫戯&まみ
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 09:38:50.65 ID:lOR5buycO
- アルファル
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 09:39:03.76 ID:7sNI4vwxO
- ゆみ
- 941 :1 [saga]:2021/08/07(土) 10:09:51.94 ID:KMnLACZM0
- ゆみ「あっ、居た!まみ!姫戯さん!」
まみ「あっ、お姉ちゃん・・・!」
姫戯「手塩さん!黄泉川さんも!」
手塩「姫戯。よかった、無事で・・・」
黄泉川「助けたのは一方通行か?」
姫戯「え?いいえ、助けくれたのは薬」
ゆみ「わ、私です!私が助けました!」
ゆみ「その、極秘に入手したこの変身アイテムで船に乗り込んで、はい!」
姫戯「ちょ、ゆみ」
ゆみ「(話を合わせてください!)」パチパチッ
ゆみ「(一方通行達は加担してないって事にしたいですから)」パチンッ
姫戯「(いや、ウインクして何を伝えようとしてるのよ・・・)」
黄泉川「・・・そうか。それじゃあ、一方通行の友達の恋人の子は?」
ゆみ「あ、挟美さんなら・・・。・・・(やば。挟美さん居ないと辻褄合わなくない?)」
ゆみ「(ここに居ないと一方通行達が来てた事隠せないよ!?)」
ゆみ「(い、今からどこかに隠れてもらうしかっていうか連絡先知らないから出来ないし!)」
黄泉川「どうしたじゃん、飛緒?早く解放してあげないと」
ゆみ「そ、そのー、あのー・・・」アワアワ
手塩「・・・>>942」
- 942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 10:27:45.67 ID:7sNI4vwxO
- その様子を見るになんか知っているんだろうけど、悪いことにはなってないってことでいいのね?
- 943 :1 [saga]:2021/08/07(土) 10:42:50.77 ID:KMnLACZM0
- 手塩「その様子を見るに、何か知っているのだろうけど」
手塩「悪い事には、なっていないという事で、いいんだな?」
ゆみ「・・・はい」
黄泉川「・・・それなら、よかったじゃんよ」
姫戯「ねぇねぇ!さっきから無視するのはやめてよ〜!」
黄泉川「あぁ、すまないじゃん。・・・それで、チラッと見てしまったんだが・・・」
黄泉川「これは、一体・・・?子供が、閉じ込められてるじゃんよ・・・」
まみ「皆、能力が暴走する症状を患っている子達で・・・」
まみ「ネクターって呼ばれる液体を採取するために、利用されてしまって・・・」グッ
手塩「何て、事を・・・っ」
姫戯「お願い、黄泉川さん!手塩さん!皆を助けてあげて・・・!」
黄泉川「ああっ。この船をすぐに港へ戻して、病院へ運ぶじゃん」
ゆみ「でも、かなり時間がかかるんじゃ・・・?」
黄泉川「そうでもないじゃんよ」クスッ
黄泉川「鉄装!頼みがあるじゃん!お前の風で船を押すんだ!」
鉄装『は、はい!・・・え?あ、は、はい!?』
まみ「・・・でも、皆、助かるのかな・・・」
ゆみ「大丈夫。腕の立つ医者を知ってるから、その人なら・・・」
姫戯「蛙みたいな顔のお医者さんの事?」
ゆみ「あ、はい。そうですよ」コクリ
姫戯「>>944」
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 11:23:01.11 ID:7sNI4vwxO
- でもあの人でも私のはムズカシイッテ…
- 945 :1 [saga]:2021/08/07(土) 12:06:38.61 ID:KMnLACZM0
- 姫戯「先生が言うには、私の心臓に組み込まれてる機械は取り除く事が出来るって言ってたの」
姫戯「だから、皆も絶対に助けてくれるわ!」
まみ「・・・本当?」
ゆみ「うん。きっと大丈夫!今度こそ、信じてみよ?」
まみ「・・・うん」ポロポロ
警備員a「隊長!乗客、船員の安否確認が取れました。全員無事のようです」
黄泉川「よしっ!・・・一方通行達は、先に降りたんだろうな」ヒソヒソ
手塩「ああ。恐らく・・・病院へ、とんぼ返り、したんじゃないか」ヒソヒソ
黄泉川「そうだといいじゃんよ」クスッ
ゆみ「あ、あの、黄泉川先生?呼ばれてますけど・・・?」
黄泉川「わかってるじゃん。今行く!」
手塩「・・・よくやったな、一方通行」
-エスコフィエ号 調理室-
アルファル「ここだよ・・・!」
伊東「よし!開けるぞっ!」
―バンッ!
―ガシャンッ! ガシャンッ!
カニアマゾン「」ブクブクッ
モズアマゾン「キシャァアアッ!」
伊東「なっ・・・!?」
高梁「怪人だからじゃないかよ・・・!?マジで食材にするつもりだったのか・・・」
アルファル「少し、待ってて」
伊東「お、おい!危ないぞ!止しなさい!」グッ
アルファル「>>946」
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 12:39:52.67 ID:7sNI4vwxO
- 大丈夫、私は強いから
- 947 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 12:40:15.20 ID:soAeIygbO
- みんなは私の支持に従ってくれて方が良いかな…
- 948 :1 [saga]:2021/08/07(土) 13:02:47.95 ID:KMnLACZM0
- アルファル「大丈夫。私が、落ち着かせるから」
アルファル「ここで待ってて。・・・お願い」
伊東「・・・」
高梁「伊東・・・どうする」
伊東「・・・全員、指示に従え。誰1人も動くなよ」
高梁「了解」
クモアマゾン「グルルルルッ・・・!」
コウモリアマゾン「ギシャァアアッ!!」
アルファル「・・・大丈夫。もう怖がらなくていいよ」
アルファル「酷い目に遭って、混乱しているかもしれないけど・・・」
アルファル「助けてあげるから。・・・落ち着いて?」
アルファル「>>949」
- 949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 14:06:48.18 ID:1Q9o3RzCO
- 私の後ろにいる人はさっきまでの人たちとは違うから、約束するよ
仕事終わったから参加できる!
- 950 :1 [saga]:2021/08/07(土) 15:46:08.79 ID:KMnLACZM0
- アルファル「後ろの人達も、あなた達を閉じ込めた人達とは違うって約束する」
アルファル「だから・・・気を静めて、人の姿になって」
クモアマゾン「・・・」
コウモリアマゾン「・・・」
アルファル「それにね?もう空腹に困らなくても済むようになるよ」ニコリ
アルファル「私は皆を助けたいから、後の事も考えておいたの」
アルファル「・・・信じて、もらえないかな?」
「「「「「・・・」」」」」
―・・・コ オ ォ ォ・・・
伊東「に、人間になった・・・」
アルファル「檻を開けてあげて。私が誘導してあげるから」
高梁「・・・お前、何者なんだ?」
アルファル「>>951」
>>949 おつかれっす
- 951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 15:58:58.07 ID:1Q9o3RzCO
- 私も同じだよ、ちょっと生まれは違うけどね
- 952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 15:59:35.20 ID:9TwzZEGeO
- 通りすがりのイギリス人ってことにしといて
あまり大きな騒ぎになるのをみんな望んでないから
- 953 :1 [saga]:2021/08/07(土) 16:29:00.36 ID:KMnLACZM0
- アルファル「私も、彼らと同じ・・・アマゾンだよ。生まれ方が違ってるけどね」
高梁「アマゾン・・・?」
伊東「聴いた事のない怪人の名前だな・・・」
アルファル「あまり大きな騒ぎになるのを、皆は望んでないから」
アルファル「今はこの事を内密にお願い。・・・明日にはちゃんと説明するようにするから」
高梁「・・・わかった。開けるぞ、カッターでいけそうか?」
警備員b「はい、何とかなりそうです」
アルファル「この人達は港に着いた後、別の場所に連れて行くからね」
伊東「連れて行くって、どこにだ?」
アルファル「まだ他にも仲間が居るの。その仲間の元にだよ」
伊東「・・・移動手段は確保してあるのか?」
アルファル「うん」コクリ
伊東「そうか。なら、ちゃんと見張ってるんだぞ?」
アルファル「わかってるよ」コクリ
キュアマーチ(鉄装)「準備OKですよ、隊長!」
黄泉川『よーし!特大の風を頼むじゃん!』
キュアマーチ(鉄装)「よ〜しっ!せーーーのっ!」
―ビュオオォオオオオオオオオオオオオオッ!!
―ザパァァアッ! バシャァンッ! バシャァンッ!
- 954 :1 [saga]:2021/08/07(土) 16:40:31.07 ID:KMnLACZM0
-
-学園都市 第一一学区 運河 港-
―チャプ チャプ
亡元「・・・」
「亡元様、お乗りください」
亡元「・・・ああ。・・・この借りは高くつくぞ、一方通行」
―バタム
「出発します。各車よろしくお願いします」
『了解。パッケージを確保、移動を開始する。各車、周囲の警戒を怠るな』
『『『『『『『『了解』』』』』』』』
『雨もまた降ってきた。視界が悪くなるのを考慮しろ』
-第一五学区 高速道路-
―ザァァァァ・・・
―ブオ オ オ オ オッ・・・!
「どうぞ」
亡元「ん・・・それで、今回の損失はどれくらいだ?」
「今集めた情報から計算しましたが、客船とライダーシステムの喪失によって」
「損失は年間利益の60%に達します」
亡元「なるほど。困ったものだ・・・ラインを増設して3年で回収しよう」グイッ
「了解しました」コクリ
亡本「食料の消費は人口が増えない限りは爆発的に加速する事はない」
亡本「食を娯楽とする事こそが私の生存戦略・・・」
亡本「>>955」
- 955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 16:56:12.65 ID:9TwzZEGeO
- 邪魔が入るのは腹立たしいが、手はいくらでもある
次を考えるとしよう
- 956 :1 [saga]:2021/08/07(土) 17:12:31.70 ID:KMnLACZM0
- 亡元「料理とは常に特定の誰かに対して特化して作られるべきだ」
亡元「邪魔が入るのは腹立たしいが・・・手はいくらでもある」
亡元「こちらにはあの映像が証拠があるのだからな。次を考えるとしよう」
亡元「会見を明日、開く予定を入れておけ。客船と顧客を失わせた代償を払わ」
―ド ン ッ!!
―キ キ キ キィ! ガンッ!!
―ギシ ギシ・・・
亡本「っく・・・」
「亡本様!お怪我はありませんか?」
亡本「それより、ど・・・どうなっている?」ヨロ・・・
「ドライバー・・・各車、状況の説明を」
<何だお前らは!撃て!全員撃て撃て撃てぇ!
<くそ!くるな!くそくそくそ・・・!
―ドパパパパッ!!
―ガンッ! ガンッ!
―パァンッ! パァンッ!
―ガガガガガッ!
―バキッ! グシャッ! バキィッ!
<うわ!うわ!うわ、ぐへぇ・・・!
<くそーっ!ギ、ガァアア!
<撃て!撃てぇ!
―ドドドドドッ! バキンッ!
―パンッ!パンッ!パンッ! ベキョッ!
<撃てぇ!撃ちまくれぇえ!
<ぐあ!?あ、や、やめ、やめて!やめぇ ェェ・・・!
―・・・シーン
亡本「・・・」
「音が・・・しなくなりましたね」
―ゴドンッ! ゴンッ!
「あ・・・安心してください。爆発にも耐えうる装甲車です」
「今の衝撃で治安部隊に通報がいきますので、10分居ないに救助が」
―ベキィッ! ベキベキッ・・・!
―メリ メリ メリ・・・ メキィ!
―ザァァァァ・・・
アマゾンv・Ω(一方)「よォ。亡本さン?黒幕が逃げるなンざ、悪党失格だなァ」
亡本「お前達は、誰だ・・・!?」
アマゾンv・Ω(一方)「>>957」
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 17:48:59.42 ID:9TwzZEGeO
- 語る程の名はねェが、お前の手駒にやられた奴だ
- 958 :1 [saga]:2021/08/07(土) 18:27:27.58 ID:KMnLACZM0
- アマゾンv・Ω(一方)「あァ?・・・あー、そうか。この姿じゃァ、わからねェか」
アマゾンv・Ω(一方)「語る程の優しさはねェが・・・お前の手駒にやられた奴だ」
亡本「・・・ア、一方通行・・・!?」
シンスペクター(清ヶ)「それと、操歯清ヶだ。随分世話になったな、クソジジイ」
亡本「な、何故、お前がここに・・・!?操り人形のお前が・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「統括理事会の1人なら、それくらいわかる頭になっとけよ」クスッ
アマゾンv・Ω(一方)「同意するぜ。・・・さて、お前には2つの可能性があった」
アマゾンv・Ω(一方)「お前が自分でしてきた事を包み隠さず報道するか」
アマゾンv・Ω(一方)「ミンチのスクラップ和えになるか・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「お好みで選ばせてやろうと思ってたンだがなァ・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「お前じゃなしに、こいつが最後の審判を決めてくれる事になったぜ」
シンスペクター(清ヶ)「そういう事だ。とっておきの罪で・・・裁いてやるよ」
亡本「・・・っ!」
―ガチャッ!
「亡本様!?」
―ザァァァァ・・・
亡本「・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「何のつもりだァ?そこで土下座して許しを乞おうってのか?」
シンスペクター(清ヶ)「悪いが、お前を俺は許す気はサラサラないぜ」
亡本「・・・」スッ
―カシャンッ
アマゾンv・Ω(一方)「あン?・・・そのベルトは何だ?」
亡本「菱形幹比古の置き土産だ。お前らのような害虫から身を守るために開発しておいた」
亡本「>>959」
- 959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 18:33:03.43 ID:1Q9o3RzCO
- こんな風に雑魚共が歯向かうことくらい考えていたに決まっているだろう、子供とはいえ容赦はしないぞ
- 960 :1 [saga]:2021/08/07(土) 18:58:37.71 ID:KMnLACZM0
- 亡本「雑魚ともが歯向かう、この様な事態を考えているに決まっているだろう」
亡本「ガキと言えど、容赦はしない・・・!」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・お前、ライダーが嫌いじゃなかったのか?」
亡本「ああ。反吐が出る程にな」
シンスペクター(清ヶ)「なら、何でその嫌いなライダーに変身しようとしてんだ?」
アマゾンv・Ω(一方)「あァ。矛盾してンだろ」
亡本「毒を制して毒を制する。理に適っているではないか」
亡本「毒を食らわば皿までとも言えるだろう」
シンスペクター(清ヶ)「・・・なら、とっとと変身して掛かってこいよ」
シンスペクター(清ヶ)「おい、お姉さん。アンタはそこで絶対動くなよ」
「は、はい・・・」
亡本「ほぉ?敵の仲間を心配するとは、随分と心優しいヒーロー気取りじゃないか」
シンスペクター(清ヶ)「気取り?お前の頭の中、脳じゃなしに腐ったモンが入ってるだろ」
アマゾンv・Ω(一方)「ああ、30年ほったらかしにされてた食いモンに違いねェ」
亡本「貴、様らぁ・・・!」
―カシャンッ
亡本「その減らず口を閉じてやる・・・!」
亡本「変・・・身!」
―ザァァァァ・・・
亡本「・・・ん?・・・変身!」
―ザァァァァ・・・
シンスペクター(清ヶ)「・・・おーい、美術さーん。変身シーンはどうしたー?」
亡本「ど、どういう事だ!?動けっ!動かないかっ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「あっはははははは!ハハハハハッ!」
亡本「黙れっ!何が可笑しい!?」
シンスペクター(清ヶ)「はぁ・・・アンタ、ホント馬鹿だなぁ?菱形が創ったなら」
シンスペクター(清ヶ)「こういう眼魂が必要なの知らなかったのかよ」
亡本「な、何だと・・・!?」
アマゾンv・Ω(一方)「>>961」
- 961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 19:33:19.72 ID:1Q9o3RzCO
- そンなのも知らねェでやってたのか…
いけすかねェ奴だが教えなかったことは感謝しねェとな
あまりにもラスボスにしてはだらしない…
- 962 :1 [saga]:2021/08/07(土) 19:46:55.57 ID:KMnLACZM0
- アマゾンv・Ω(一方)「ンな事も知らねェで使おうとしてたのかよ・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「(いけ好かねェ奴だが・・・教えてやらなかった事には)」
アマゾンv・Ω(一方)「(とりあえず感謝しとくかァ)」
亡本「い、今すぐ私の前から消え失せろ!私は統括理事会なのだぞ!?」
亡本「お前らの存在意義は私が管理しているのも同然!お前達に拒否権はない!」
シンスペクター(清ヶ)「・・・だってよ?」
アマゾンv・Ω(一方)「哀れだなァ・・・状況判断も出来なくなっちまったか・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「哀れ過ぎてこっちが泣けてくるぜ・・・」
シンスペクター(清ヶ)「ああ。・・・なぁ、亡本さんよ」
―ザッ スタスタ・・・
亡本「く、来るな・・・!私に近付くな!」
シンスペクター(清ヶ)「お前が統括理事会だってんなら・・・」
―ガシッ メキッ・・・!
亡本「が、ぐぶ・・・!?」
シンスペクター(清ヶ)「俺は仮面ライダーだ」
シンスペクター(清ヶ)「だから・・・悪魔の牙を抜いて、地獄へ落す事だってしてやる」
シンスペクター(清ヶ)「>>963」
SAOクロスの平行世界で変身してた須郷も結局はダミーで成りすませてただけでしたからね
- 963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 19:58:50.59 ID:9TwzZEGeO
- 俺とみんなの分全力でた叩き潰してやる
- 964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 19:59:11.73 ID:ZhuOhSybO
- 地獄で反省してろ永遠に…!
- 965 :1 [saga]:2021/08/07(土) 21:06:22.77 ID:KMnLACZM0
- シンスペクター(清ヶ)「俺と挟美ちゃん、それと皆の分償ってもらうぜ」
シンスペクター(清ヶ)「地獄で永遠になぁッ!!」
亡本「ぐ、うぅ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「閻魔様の代わりに1つ、やっといてやるか」
シンスペクター(清ヶ)「謝罪の言葉、言っとけ。ほら、胸倉掴んどいてやるから」
シンスペクター(清ヶ)「はい、どうぞ?」
亡本「っ・・・!・・・ライダーなど、所詮は化け物だ・・・!」
亡本「人間様に楯突くんじゃない・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「・・・ん、そうか。なら・・・その化け物らしく・・・」
―ガシッ!
亡本「が、ごっぉ・・・?!」
シンスペクター(清ヶ)「惨い事してやるよ・・・お前、料理にはうるさいんだってな?」
シンスペクター(清ヶ)「んじゃ、まずはまた閻魔様の代わりに・・・」
―ググッ
亡本「お、ごぇ・・・!」
―カパ・・・ グニッ
シンスペクターは亡本の顎を掴んだまま、上の前歯に人差し指と中指を支え棒にして
口を開かせる。
下の顎は3本の指で掴まれて閉じることは出来ない。
2本の指の間にもう片方の手の指を差し込んで、舌を摘まみ引っ張り出した。
降り注ぐ雨が亡本の舌を伝い、口内へと流れていくとその度に亡本は嘔吐く。
シンスペクター(清ヶ)「その舌、切り落としてやる」
亡本「うごぉおお!?ごぇお!えごぉえッ!」
―ミチミチミチ・・・!
―ブツッ ブチッ ブチ・・・
シンスペクター(清ヶ)「お前が味わった最後の味は・・・雨水だ」
亡本「ごぇええええあああああああっ!!」
―・・・ブチィイッ・・・!
支え棒にしていた2本の指の隙間をゆっくりと閉じていき、引っ張り出している亡本の舌を
挟み込んでいく。
隙間は3cmもあるか無いかまで狭まり、舌から強く圧縮されている箇所から血が滲みやがて
噴き出してきた。
そしてスペクターは力一杯指を閉じた事により、亡本の舌が切られた。
切られた舌の先はスペクターが摘まんでおり、それをスペクターはゴミのように捨てる。
―ポイッ ・・・ペチョッ・・・
亡本「ぎ、ぶぇあぁあああぁ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「>>966」
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 21:11:15.04 ID:ZhuOhSybO
- これでもう味わえないだろうが、奇食を美食なんて二度と抜かすな
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/07(土) 21:11:41.76 ID:1Q9o3RzCO
- こんな肥えた舌はいらねえな
- 968 :1 [saga]:2021/08/07(土) 21:33:49.71 ID:KMnLACZM0
- シンスペクター(清ヶ)「こんな肥えた舌はいらねぇな。まぁ、こっちも腐ってたんだけどな」
亡本「あぎゅ、おごぇ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「これでもう味わえないだろうが・・・」
シンスペクター(清ヶ)「奇食を美食なんて二度と抜かすな」
―ドンッ ドサッ・・!
亡本「んぐぅう・・・!」
『シンダイカイガン!』
『スロウスグレイブ!』
顎を離して、亡本を地面に転がしスペクターはゴーストドライバーのデトネイトリガーを
引いて押し込む。
亡本の制裁のためだけに残していた最後の罪。怠惰の墓 スロウスグレイブを発動したのだ。
鎌モードに変形させたガンガンハンドを振うと、紋章が現れる。
その中から回転して残光を引きながら三角形の板状のエネルギー体が射出されると上空で
立体的なピラミッド型のエネルギー体となった。
休息は人間にとって必要不可欠。しかし全てに優先するべきものではない。
何もせず面倒事の全てを拒絶する姿は生物としての在り様からもかけ離れてしまっていると
言えよう。
亡本「が、ごぶ!ぶぐぅ・・・!」
シンスペクター(清ヶ)「お前は自分のやらかした事に1つも反省しなかった」
シンスペクター(清ヶ)「それは怠惰って事になるよな?」
シンスペクター(清ヶ)「>>969」
- 969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 07:48:18.83 ID:6ZcnKIcQO
- そんな大罪持ちの罪人は俺が始末する…
- 970 :1 [saga]:2021/08/08(日) 09:17:21.37 ID:TDm4R5Ak0
- シンスペクター(清ヶ)「そんな大罪を持った罪人は・・・」
シンスペクター(清ヶ)「俺が始末する。・・・死ね」
―ギュオォォオオオッ・・・!
亡本「ぐ、ぶぎゅえぇええ・・・!?」
ピラミッド型のエネルギー体の表面にある目の紋章から強力な引力光波が放出される。
その光を浴びた亡本は引き寄せられていくのに対し、踏ん張ろうとするが身体中の力が
入らず抵抗すらできない。
それは怠惰ゆえ、相手から一切の自由を奪い捕縛する能力をスロウスグレイブは持っており
抗う気力をも奪っているのだ。
―ギュオォォオオオッ!!
亡本「ぶ、ぐ、うぅぅ・・・!」
亡本「ご、ぶああぁあああああああああああああああああ!!」
―ギュロロロロォ・・・
―シュシュンッ・・・
―ベキッ!メキョッ!メキョッ!バキッ!グチャッ!ベキョッ!
―グ シャ ァ!
ピラミッド型のエネルギー体に引き寄せられ、その中に亡本は取り込まれた。
そのエネルギー体が縮まっていくと圧縮されていき、全身の骨が砕ける音が溢れ
最後は何かが潰れる音がした後、エネルギー体は亡本の亡骸ごと消滅する。
シンスペクター(清ヶ)「・・・わが恨み、現在完了」
「あぁ・・・ぁ・・・」
―ポンッ
「ひぃっ・・・!?」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・お前が今見た光景は、お前だけだが・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「公開処刑ってやつだ。自業自得で、当然だろ?」
「は・・・はぃ・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「>>971」
- 971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 09:49:31.73 ID:sOD2g+Z1O
- この事は忘れてカタギに生きろ、そうしたらまだ救われるだろうからなァ
- 972 :1 [saga]:2021/08/08(日) 10:13:38.68 ID:TDm4R5Ak0
- アマゾンv・Ω(一方)「亡本の野郎だけは許されなかったけどォ・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「この事は忘れてカタギに生きろ。そうしたら・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「まだお前は救われるだろうからなァ」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・誰にも口外しないってのも、踏まえてな」
「・・・」コクリ
アマゾンv・Ω(一方)「亡本の野郎みたく、舌を切られたくないだろ?」
「・・・」コクコクッ
アマゾンv・Ω(一方)「なら、黙ってろ。一生涯、墓まで持ってけ」
「・・・」コクリ
アマゾンv・Ω(一方)「もし、明日にでも裁判に出頭したらこう答えろ」
「・・・な、なんて・・・?」
アマゾンv・Ω(一方)「>>973」
- 973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 10:19:18.96 ID:vIt5dqGaO
- 悪魔か悪霊にやられたなんてな
- 974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 10:19:50.22 ID:ubQ8UQynO
- 自分は何も知らなかったってな
- 975 :1 [saga]:2021/08/08(日) 10:23:40.52 ID:TDm4R5Ak0
- んー、どっちもいいなぁ・・・ので
このレスが偶数だったら>>973、奇数だったら>>974
- 976 :1 [saga]:2021/08/08(日) 10:47:22.06 ID:TDm4R5Ak0
- アマゾンv・Ω(一方)「悪魔・・・いや、悪霊に殺されたってな」
アマゾンv・Ω(一方)「それ以外は何も言うな」
「・・・し、信じて、もらえなかったら・・・?」
アマゾンv・Ω(一方)「亡本の所業を知ってるなら・・・問題ねェだろ?」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・失せろ。風邪引くぞ」
「・・・っ」
―タッタッタッ・・・
アマゾンv・Ω(一方)「・・・」
―ザァァァ・・・ ポツポツ・・・ ポツ・・・
シンスペクター(清ヶ)「・・・」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・直接、手を下さない技使うとは、考えたな」
アマゾンv・Ω(一方)「あれなら、お前は罪に問われねェ訳だ」
シンスペクター(清ヶ)「>>977」
- 977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 13:36:36.19 ID:1ZMu6VzDO
- ありがてえ、でっかい恩作っちゃったな…
- 978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 13:39:14.94 ID:stEHaI6TO
- そういう頭の良さは見習いたいところだな、いかんせん真っ直ぐにやりすぎた
- 979 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:18:34.20 ID:TDm4R5Ak0
- アマゾンv・Ω(一方)「そういう頭の良さは見習いたいところだなァ」
アマゾンv・Ω(一方)「俺だったら・・・あのカマ野郎みたくしちまってただろうよ」
シンスペクター(清ヶ)「・・・だろうな」
シンスペクター(清ヶ)「一方通行。・・・お前も、この事を挟美ちゃんには」
アマゾンv・Ω(一方)「何がだ?亡本の野郎は悪霊に殺されたンだ」
アマゾンv・Ω(一方)「お前はその人皮を助けたんだろ」
シンスペクター(清ヶ)「・・・そうだな」
シンスペクター(清ヶ)「お前には・・・でかい恩を作っちまったな」
アマゾンv・Ω(一方)「はン・・・」
―シュゴオォォ・・・
一方通行「それよりも、人皮を慰めてやれ、いいな」
シンスペクター(清ヶ)「・・・ああ・・・俺がやった事は、間違ってたかどうか・・・」
シンスペクター(清ヶ)「自分でも疑っちゃ、亡本も無駄死にだよな」
アマゾンv・Ω(一方)「・・・その疑い自体をお前が疑えねェンじゃねェか?」
アマゾンv・Ω(一方)「人間の在り方ってのは、そういうもンだろ」
―スタスタ・・・
シンスペクター(清ヶ)「・・・」
―キュキィィン・・・
清ヶ「・・・我思う、故に我あり、か」
―スタスタ・・・
-fin-
- 980 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:22:15.77 ID:TDm4R5Ak0
- ED NEW WORLD
(http://www.youtube.com/watch?v=9KVANB-_zk8)
一方通行
操歯 清ヶ
飯棲 リタ
エステル=ローゼンタール
作楽 ナルハ
薬丸 医月
- 981 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:25:17.82 ID:TDm4R5Ak0
- アルファル=神裂
オッレルス
人皮挟美
木原 円周
- 982 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:27:34.52 ID:TDm4R5Ak0
- 我ら思う、故に我ら在り(仮面ライダーGIRLS ver.)
(http://www.youtube.com/watch?v=jnx-CVnLKPQ&t=10s)
姫戯 茉離
飛緒 ゆみ
飛緒 まみ
手塩 恵未
黄泉川 桔梗
- 983 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:31:24.27 ID:TDm4R5Ak0
- 鉄装 綴里
高梁
伊東
居村
冥土帰し
打ち止め
作楽木母
- 984 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:32:57.94 ID:TDm4R5Ak0
- 亡本 裏蔵
菱形 幹比古
シェフ
スーシェフ
アボイエ
薬味 久子
加頭 順
- 985 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:35:09.43 ID:TDm4R5Ak0
- 友情出演
土御門 元春
大滝 竜介
神裂 火織
禍斗
- 986 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:36:06.26 ID:TDm4R5Ak0
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――――――――――オマケ――――――――――
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- 987 :1 [saga]:2021/08/08(日) 14:48:08.68 ID:TDm4R5Ak0
- -第七学区 木山宅-
竜介「・・・」
―ガチャッ・・・
木山「・・・竜介?」
竜介「・・・」
木山「どうかしたのか?帰ってきてから、そんな調子じゃないか」
竜介「・・・春生さん・・・俺・・・俺、思い出したんだ・・・」
竜介「全部・・・過去の事、全部・・・」
木山「!。・・・そうか、それはよかった」
竜介「・・・良くないんだよ・・・全然、良くないんだっ・・・!」
木山「・・・何故だ?何か、都合が悪い事でも・・・?」
竜介「・・・春生さん。俺は、化け物なんだよ」
竜介「人間の皮を被った化け物なんだ!・・・人を食べる、化け物・・・」
木山「・・・」
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 14:57:37.05 ID:stEHaI6TO
- きやまてんてー久々
- 989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 14:57:48.41 ID:1ZMu6VzDO
- 頼むぞ…
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 14:57:57.78 ID:qDFCsZOqO
- ほい
- 991 :1 [saga]:2021/08/08(日) 15:17:03.85 ID:TDm4R5Ak0
- 木山「・・・ああ、知っていたよ」
竜介「・・・え・・・?」
木山「何度目かの催眠療法でお前の血液型を調べただろう?」
木山「・・・あの時、お前の血液の中に見た事のない細胞が見つかったんだ」
木山「それを腕の立つ先生に調べてもらって・・・その細胞はアマゾン細胞という」
木山「人食い細胞だと知ったんだ。・・・すまない、君のためにもと思い隠していたんだ」
木山「思い出してしまったなら・・・思い出したくはなかった、事もあるんだろう?」
竜介「・・・仲間を、食べたんだ・・・」
竜介「腹が減って・・・頭の中が真っ赤になって・・・」
竜介「人の肌を、見ただけで・・・自分を抑えきれなくなって・・・」
木山「・・・」
―スタ・・・
竜介「春生さん!近寄らないでくれ・・・!アンタまで俺は殺したくない!」
木山「・・・」
―スタスタ・・・
竜介「く、来るなって!春生さん!頼むから!」
竜介「春生さ・・・」
―ギュウッ・・・
木山「>>992」
- 992 :1 [saga]:2021/08/08(日) 15:18:43.91 ID:TDm4R5Ak0
- >>993
- 993 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 15:37:10.57 ID:stEHaI6TO
- 安心しろそうなったら私が全力で止めてやる、教師とはそうして向かい合うものだからな
- 994 :1 [saga]:2021/08/08(日) 16:01:47.28 ID:TDm4R5Ak0
- 木山「安心しろ。その前に・・・私が全力で止めてやる」
木山「教師というのは、そうして向かい合うものだからな」
木山「・・・いや、その前に恋人として・・・お前を愛しているから・・・」
木山「お前に食べられるなら・・・本望だよ」ニコリ
竜介「・・・そんな事、言わないでくれよ・・・」
木山「すまない。でも・・・本当にそう思っているんだ」
木山「お前が化け物だなんて、断じて私は思わない」
木山「・・・殺めてしまった、その償いを胸に生きていくんだ」
竜介「それだけで許してくれる訳ないって、そんな・・・そんな都合が良すぎる・・・」
木山「都合がどうとか関係ない。罪を背負うか、背負わないかが大切なんだ」
木山「>>995」
- 995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 16:07:18.18 ID:stEHaI6TO
- 背負うのであれば付き合うぞ、それが伴侶としての宿命だからな
- 996 :1 [saga]:2021/08/08(日) 16:16:08.59 ID:TDm4R5Ak0
- 木山「背負うのであれば付き合うぞ。それが宿命なのなら・・・」
木山「私もその宿命に付き合ってやろう」
竜介「春生さん・・・」
木山「・・・だから、竜介」
竜介「・・・ん?」
木山「私と結婚してほしい」
竜介「え!?・・・い、今それ言う?」
木山「ん?こういうシチュエーションで言うのも、ありかと思ったが・・・」
木山「・・・ダメだったか?」
竜介「・・・ダメって事はないけどさ・・・」クスッ
竜介「>>997」
104
【安価】上条「とある禁書目録で」メビオ「仮面ライダー」【禁書】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1628406467/
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 16:18:42.26 ID:stEHaI6TO
- 俺からそれは言いたかったかなあ、らしくていいけどさ
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 16:19:08.37 ID:ux3S5ionO
- 凹んでるときにたたみかけるな…
- 999 :1 [saga]:2021/08/08(日) 16:32:30.09 ID:TDm4R5Ak0
- 竜介「俺からそれは言いたかったかなぁ・・・らしくていいけどさ」
木山「そうか。ふふっ・・・」
木山「それで・・・返事は?」
竜介「・・・よろしくお願いします」
木山「ん・・・//こちらこそ//」クスッ
竜介「・・・春生さん。もし・・・俺が化け物になって、人を食べそうになったら・・・」
竜介「その時は・・・駆除、してください」
木山「・・・それは、あくまでも止める事が出来なかった時だ」
木山「絶対にそうならない事を祈るよ」
竜介「・・・」コクリ
木山「・・・竜介」
木山「不束者だが・・・よろしく頼む」ニコリ
リクエスト
↓1000まで
いやー、1ヶ月ハラハラしながら書きましたがキッチリ落とし前付けられて満足でせう。
では、次スレでお会いしましょう
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/08/08(日) 16:36:10.80 ID:ux3S5ionO
- おつおつー
せんせーたちの研究とか
あとはバレンタインデーかそろそろ
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
- /\
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,. - 、 /:::::/ . 、
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く^>':::x=fム<´::::::>'"
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ヽ:>'"´ヽ.> ` ¬'´ http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
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- 【安価】上条「とある禁書目録で」メビオ「仮面ライダー」【禁書】 @ 2021/08/08(日) 16:07:48.10 ID:TDm4R5Ak0
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私「茹でられた天使たち」 @ 2021/08/07(土) 18:59:07.59 ID:IVNRNWtJ0
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ベジータ「離すなよ〜!」人造人間19号「絶対に離さないぞ…!」 @ 2021/08/07(土) 17:40:04.03 ID:lIlDOGn60
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