【モバマス×ポケモン】凛・藍子「ガールズ・イン・ザ・フロンティア!!」

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552 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:01:29.62 ID:eR7msfb40

恵磨『ああっとブラッキー、まもるを使うも完全には防ぎきれていなーい!!』

瑞樹『とはいえ、ダメージは最小限に抑えたわね』

凛「これでも倒れないか……まだまだいくよ、サンダース!」

サンダース「ダァァァァァァス!!」

ズバァァァン

卯月「やった、さすがにこれだけダイマックス技を当てれたら――」

ブラッキー「…………ブラッ!」

未央「ウ、ウソ!?」

奏「つきのひかりよ」

パァァ

恵磨『なんと!? ブラッキー、凄まじい耐久力で3発のダイサンダーを凌いでしまったー!!』
553 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:02:35.22 ID:eR7msfb40

バシュゥ

サンダース「ダ、ダース……!」ヨロッ

奏「ダイマックスしても倒せなかった。これで勝負あったわね」

凛「…………」

凛「戻って、サンダース!」シュゥゥ

恵磨『凛選手、ここでサンダースを引っ込めます! 瑞樹さん、これはどういうことでしょうか?』

瑞樹『凛ちゃんのサンダースは、かみなりがメインウェポンのポケモンだわ。だけど逆を言えば、それ以外で強力な攻撃手段を持っていない』

瑞樹『奏ちゃんはそこに着目した。かみなりに必ず耐えられる試合運びをすることで、相手を倒すのではなく、倒せない状況にさせたのよ』
554 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:03:16.46 ID:eR7msfb40

瑞樹『このまま闇雲に戦っても、何も変わらない。そう考えて、凛ちゃんは交代を選んだのでしょう』

恵磨『ということは、この勝負は実質……』

瑞樹『ええ。ブラッキーの粘り勝ちね』

恵磨『な……なんと、イーブイの進化系同士の対決は、意外な決着となりました!!』

ワァァァァァ

奏「まきびしの被害を抑えるために、サンダースに拘った結果がこれ。ダイマックスまで使ったというのにね」

凛「くっ……」
555 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:04:12.29 ID:eR7msfb40

奏「実質、残りのポケモンは1匹だけ。だけど私には、誰が出てくるのか見当がつくわ」

凛「……ゲッコウガ、いくよ!」ポンッ

ゲッコウガ「ゲコ」

ゲッコウガ ♂ Lv.85 げきりゅう
みずしゅりけん/ハイドロカノン/つばめがえし/みがわり
やんちゃなせいかく まけずぎらい

奏「……予想通り、ここまで温存していたのね」

凛(あの要塞のようなブラッキーを倒すには……)

凛(とにかく、回復させちゃいけない!)

凛「ゲッコウガ、まずはブラッキーに近づくよ! みずしゅりけん!」

ゲッコウガ「ゲコ!」シュババババ
556 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:04:44.44 ID:eR7msfb40

ブラッキー「ブラッ!」ォォォン

恵磨『ブラッキー、バークアウトで連続攻撃を打ち消していきますが……』

ブラッキー「……ブ、ブラッ」ズバッ ズバッ

奏「さすがに素早いわね。けどこの程度の怯みなら――」

凛「ゲッコウガには十分だよ!」

ゲッコウガ「ゲコ!」フッ

卯月「一気に目の前まで来た!」

凛「つばめがえし!」

ゲッコウガ「ゲコ!!」ズバッッ

未央「やった、決まったっ!」
557 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:05:18.89 ID:eR7msfb40

凛「まだまだ!」

奏「させないわ、あやしいひかり!」

ブラッキー「ブラ!」パッッ

恵磨『おっとゲッコウガ、至近距離であやしいひかりを受けてしまった! 混乱は免れないか!?』

凛「もう一度つばめがえし!」

ゲッコウガ「ゲコ!」ズバッ

恵磨『いや、混乱していません!!』

凛「忘れたの? 見ちゃいけないなら、見なければいいだけだよ」
558 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:05:45.33 ID:eR7msfb40

凛「斬り上げて!」

ゲッコウガ「ゲコ!」ズバッ

ブラッキー「ブラッ……」

凛「みずしゅりけん!!」

ズバババババ

ブラッキー「ブ、ブラッ……」

バタンキュー

恵磨『ブラッキー、怒涛の攻めに耐えきれずダウーン!!』

ワァァァァァ
559 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:06:29.38 ID:eR7msfb40

瑞樹『ブラッキーもつきのひかりを連発して疲れていたのでしょうね』

恵磨『奏選手、いよいよ追い詰められてしまった!!』

『いいぞ凛! 頑張れー!』

『やっぱ凛の方が見てて気持ちいいわ。奏なんて蹴散らしてやれー!』

奏「あらら……すっかりヒール役ね、私」

奏「まあ、こうなるのも妥当か」

凛(……奏の顔が強張っている。そうだよね。これだけ非難の声を浴びるのは、誰だって辛い……)

凛「たしかにガラル流の戦い方とはズレてるかもしれないけどさ。私は奏のやり方だって、立派な作戦の一つだと思うよ」
560 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:07:31.70 ID:eR7msfb40

奏「……もしかして、慰めようとしてる?」

凛「平気なふりしたって、顔に出てるよ」

奏「……そう。私もまだまだね」

奏「だけど、安易な共感なんていらないわ。私はガラルという場所で、こういう生き方を選んでしまった。元からマジョリティに迎えられる資格なんて、なかったのよ」

奏「私は私のやり方で、貴方を倒す。そこにしか道は残っていないのよ」

凛「……本当に、そうかな」

奏「お喋りが過ぎたわ。いくわよ、ブリムオン」ポンッ

ブリムオン「ブリム」

恵磨『奏選手、最後はやはりエースのブリムオンだ!』
561 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:08:03.31 ID:eR7msfb40

凛「交代! いくよ、サンダース!」ポンッ

サンダース「ダース!」

グサァ

奏「マジカルフレイム!」

ブリムオン「ブリム!」ボォォ

恵磨『交代で出てきたサンダースですが、さっそく特攻を下げられてしまいました!』

瑞樹『それにまきびしのダメージも効いているわね』

凛「かみなりは使えなくても、ブリムオン相手ならシャドーボールで戦える!」

サンダース「ダース!」ボッ

ブリムオン「ブリム……!」バシィ
562 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:08:39.38 ID:eR7msfb40

奏「叩き潰してあげるわ」

ブリムオン「ブリム!」ブゥン

凛「パワーウィップが来るよ、サンダース!」

サンダース「ダース!」ヒョイッ

凛「もう一度シャドーボール!」

サンダース「ダース!」ズドンッ

ブリムオン「ブリム……!!」

ブゥン

凛「連続攻撃……これも躱すよ!」

サンダース「ダース!」ヒョイッ
563 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:09:22.17 ID:eR7msfb40

ブゥン

凛「もう一発!」

奏「かかったわね」

サンダース「……ダース!?」ボコッ

恵磨『おっと!? サンダース、なにかに引っかかったようだ!』

凛「! あれはドリュウズが開けた穴……!」

奏「墓穴を掘ったわね。ブリムオン、じゃれつく!」

ブリムオン「ブリム!」ダッ

凛(くそ、これは避けれない!)

凛「でんじは!」
564 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:10:39.16 ID:eR7msfb40
サンダース「ダース!」バリリ

ブリムオン「ブリム!」ケロリ

凛「効いてない!?」

ボコスカ

サンダース「ダース」バタンキュー

恵磨『サンダース、ダウーン! 奏選手、先程までとは打って変わって猛攻を見せます!!』

瑞樹『これまでの鬱憤を晴らすかのような勢いね』

凛「っ……戻って、サンダース」

奏「残念ね。せめてマヒだけでも撒こうとしたんでしょうけど、ブリムオンは『マジックミラー』が守ってくれているの」

マジックミラー
常にマジックコートを張り、変化技を受け付けない
565 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:11:44.21 ID:eR7msfb40

凛「なるほどね……ずっとゲッコウガでしか戦ってなかったから、気づかないわけだよ」

奏「さ、あとは三度目の正直を果たすだけ……今度こそ、ゲッコウガを跪かせるわ」

奏「このキョダイマックスで、ね」シュゥゥ

凛「……!」

奏「『荒ぶる女神』の天罰を受けなさい。キョダイマックス」ブゥン

ブリムオン「ムオオオォォォン」ズンッッ

恵磨『出た、キョダイマックスだっ!! 奏選手、最後の仕上げにかかります!!』

瑞樹『凛ちゃんはダイマックスなしで立ち向かわなきゃいけないのね。……この勝負、どちらに転ぶか最後までわからないわね』
566 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/09(土) 22:15:23.93 ID:eR7msfb40

2回戦第2ラウンド 試合終了
凛…×ムクホーク ×ドリュウズ ×サンダース ゲッコウガ
奏…×クレッフィ ×ヨノワール ×ブラッキー ブリムオン

キョダイマックスブリムオンをゲットするためにどれだけベロバーやギモーと戦ったことか…
次回で奏とのバトルもおしまい ではまた
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/09(土) 22:20:54.83 ID:H5xVt5bX0
乙 そういえば毎回ゲッコウガにやられてたのか
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2021/10/16(土) 17:50:34.25 ID:lorVoD9HO
金ネジキ最終章
『APEXカトマス企画』(ネジキver.)開幕。

ポケモンプラチナ/バトルファクトリー
49連勝挑戦『加藤純一VS金ネジキ』
49日目(長時間耐久配信)

『ポケットモンスタープラチナ
カトネジキ』1枠目
(18:00〜放送開始)

https://youtube.com/watch?v=-F-IwkZEOM4
569 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:09:44.52 ID:Mqn406mA0

凛「くっ……ゲッコウガ!」ポンッ

ゲッコウガ「ゲコ」

グサァ

卯月「まきびしのダメージもあるから、体力は五分五分って感じだね」

未央「でもあんなに大きな相手に、ダイマックスなしでどうやって戦うんだろ……?」

奏「ブリムオン、ダイバーン!」

ブリムオン「ムオオオォォォン」ゴォォォォ

恵磨『おっとブリムオン、相性の悪いダイバーンを使ったぞ!? これはどういうことだ!?』

カッッ

瑞樹『なるほど。あえて日差しを強くすることで、ゲッコウガのみず技を弱体化させたのね』
570 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:10:33.31 ID:Mqn406mA0

凛「ゲッコウガ、つばめがえし!」

ゲッコウガ「ゲコ!」ズバッ

恵磨『先程は連続攻撃でブラッキーを翻弄したつばめがえしですが……これは!』

瑞樹『うーん、擦り傷程度のダメージね……』

奏「いくわよ、ブリムオン。キョダイテンバツ!」

ブリムオン「ムオオオォォォン」カッッ

恵磨『こ、これは……! ブリムオンから稲妻のようなビームが放たれて――』

凛「……!」

チュドォォォォォン

恵磨『ゲッコウガを襲うーー!!』
571 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:11:11.75 ID:Mqn406mA0

凛「うわああっ!!」

卯月「り、凛ちゃんっ!」

未央「しぶりん!!」

凛「ぐ……」

恵磨『な、なんということでしょう。フィールドの半分が一気に焼け焦げてしまいました!』

瑞樹『ゲッコウガは無事かしら?』

シュゥゥ……

身代わり人形「」ボサッ

凛「けほっ、けほっ……ゲッコウガ、大丈夫――」
572 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:12:27.78 ID:Mqn406mA0

ゲッコウガ「ゲコ……」ピヨピヨ

凛「混乱してる……!?」

奏「キョダイテンバツの追加効果よ。こういうのって、みがわりでは防ぎきれないものね」

奏「さて、勝敗は決したといってもいいかしら」

恵磨『追い詰められた凛選手、これは万事休すか!?』

凛(っ……ここから何ができる?)

凛(天候は晴れ、混乱状態、相性の悪いキョダイマックス技……何をすれば、この状況を打破できる?)

奏「そうよ、そういう表情が見たかったのよ、凛」

奏「貴方がここで倒れたら、大勢の人が失望するでしょうね。そう、先に決勝に進んだあのトレーナーも」

凛(藍子……)
573 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:13:59.59 ID:Mqn406mA0

凛(そうだ。まだ立ち止まるわけにはいかない。この状況を乗り越えなきゃいけないんだ)

凛(考えろ……どうすればいい?)

凛(普通に攻撃しても、キョダイマックスで増えた体力は削りきれない――)

凛「……!」

凛「…………そうか」

奏「?」

凛「いや、まだだ。まだできることは、ある」
574 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:15:17.95 ID:Mqn406mA0

奏「……ふうん」

奏「妙に説得力があるのは、本心からそう思っているからなのね」

奏「貴方はこれまでも、そうやって……」

凛「いや……今回ばかりは、勝算がないよ。けど賭けてみる価値はある」

凛「ゲッコウガ! 全力で走れる!?」

凛「フラフラしながらでもいい……なるべくブリムオンに接近するんだ!」

ゲッコウガ「ゲ、ゲコ……!」ダッ

凛(ごめん……でもあと少しだけ、踏ん張って……!)

奏「なるほど。足元まで来ればたしかにキョダイテンバツは食らわない。その通りだわ」

奏「そうはさせないわ」
575 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:15:47.78 ID:Mqn406mA0

ブリムオン「ムオオオォォォン!!」ブゥン

ゲッコウガ「ゲコッ!?」ガシィ

恵磨『ゲッコウガ、ブリムオンの触手に捕まってしまった!!』

ブリムオン「ムオォォン……ムオォォン……!」ギリギリ

ゲッコウガ「ゲ……コ……!」

奏「ここまで締め上げれば、もう逃げられないわね」

コォォォォ

卯月「キョダイテンバツが……!」

未央「そんな……」

奏「これで本当に、終わりよ」
576 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:17:09.18 ID:Mqn406mA0

凛「まだだ!」

ゲッコウガ「!」パチクリ

凛「ブリムオンの本体は、小さな身体」

凛「そこを目がけて……ゲッコウガ! ハイドロカノン!!」

ゲッコウガ「ゲコ……!」ゴポォ

ゲッコウガ「ゲコォォォ!!」

ズドォォォン

恵磨『な……なんと! ゲッコウガ、見事なカウンターが決まった!!』

ブリムオン「ムオオォン……ッ」

奏「至近距離でのハイドロカノン……いえ、これだけじゃ――」
577 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:17:49.40 ID:Mqn406mA0

ズズゥゥン

恵磨『ブリムオン、思わぬダメージに倒れ込んでしまった!』

瑞樹『それだけじゃないわ! あの場所は……!』

グサァァァァ

奏「……!?」

恵磨『ま……まきびしだああーー!!』

ブリムオン「ムオオオォォォン……!!」

ドカァァァァァァン

ブリムオン「……ブリ……ム……」

バタンキュー
578 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:18:55.24 ID:Mqn406mA0

恵磨『き、決まったーー!! ブリムオン、戦闘不能っ!!』

恵磨『凛選手、まきびしを逆利用して大逆転!! 決勝戦に進出だぁぁぁ!!!』

ワァァァァァ

恵磨『瑞樹さん、物凄い試合でした!』

瑞樹『ええ。ブリムオンがあそこまで締め上げなければ、ゲッコウガの混乱は解けなかったかもしれない』

瑞樹『奏ちゃんの思考を完全に読み切って、逆境をチャンスに変えたんだわ……お見事ね』

凛「お疲れ様、ゲッコウガ。何度も苦しい場面を任せてごめん」

凛「でも……よく頑張ってくれたね」
579 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:20:07.40 ID:Mqn406mA0

奏「…………」

凛「奏。いい勝負だったよ。ありがとう」

奏「……はぁ」

凛「……奏?」

奏「徹底的にヒールを演じて、こんな所までやって来たのに、肝心な所で醜態を晒して。愚者に相応しい結末だと思わない?」

凛「……思わないね」

凛「たしかに苦しいバトルだった。けど前にレジエレキやレジドラゴと戦った時は、ただそれだけだった」

凛「相手が奏だったからこそ、倒しがいのあるバトルができたんだ。……楽しかったよ」
580 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:21:21.94 ID:Mqn406mA0

奏「これだけの仕打ちを受けておいて、楽しかっただなんて」

奏「……バカね。貴方も私も」

奏「……もし違う道を選んで、違う生き方をしていたら、私も貴方のようになれたのかな」

奏「……なんてね」

奏「敗者に口なし。私はさっさと立ち去るわ」

奏「凛。次に会う時は、私は――」

チュッ

凛「!」

奏「それじゃあね」ザッ

凛「…………」
581 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:22:24.85 ID:Mqn406mA0

凛(奏。アンタのこと、ちょっとはわかった気がする)

凛(負けず嫌いで、寂しがりで、器用に見えて本当は不器用で)

凛(そういうところ、私と似ているのかもしれない)

凛(……アンタにどれだけ憎まれようと、私はキライになれないな)

恵磨『さあ、明日はいよいよ決勝戦です!!』
582 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/16(土) 20:28:15.27 ID:Mqn406mA0

2回戦第2ラウンド 試合終了
凛…×ムクホーク ×ドリュウズ ×サンダース ゲッコウガ
奏…×クレッフィ ×ヨノワール ×ブラッキー ×ブリムオン

>>580
奏「……もし違う道を選んで、違う生き方をしていたら、私も貴方のようになれたのかな」
人と分かり合えるか合えないかっていうすべては、結局この言葉に帰結すると思います
凛と奏はそういう関係だったんでしょう

来週は2日連続で投下します。初日に大事な安価をしてから決勝戦に臨みます
では
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/16(土) 20:37:00.58 ID:S7y+4FML0
乙 以前あった安価の別の選択肢の方で奏の設定が小出しされるってあったがもう全部出てるのかな?
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2021/10/18(月) 19:16:14.27 ID:3NdVkbLBO
▽笑顔を絶やさない。
『加藤純一vs金ネジキ』Round.51

『金ネジキを笑顔でクリアする。』
(19:08〜放送開始)

https://youtube.com/watch?v=CZFQbRqDk5o
585 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/23(土) 22:18:50.77 ID:kSnqMWeH0
>>583
奏「なにもかも太陽に照らされているなんて、つまらないと思わない?」
ワイ「せやな」

つまりお蔵入りですわ
586 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/23(土) 22:19:22.05 ID:kSnqMWeH0

試合前

恵磨『――! ――――!!!』

ドワァァァァ

凛(……さて)

凛(この先のスタジアムに、藍子が待ち構えている)

凛(藍子は必ず、ダイマックスを使ってくるだろう。ゴリランダーだけじゃなくて、マホイップもキョダイマックスすることができるようになったみたいだし)

凛(私は……どうしよう)
587 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/23(土) 22:21:07.96 ID:kSnqMWeH0

チャキッ

凛(メガシンカとダイマックス。ルール上では、使えるのはどちらか一つだけ)

凛(藍子は、私がメガシンカを使えることも知っている。どちらを取っても対策は練られているだろう)

凛(その上で……私はどっちで戦おうか)

安価 メガシンカorダイマックス
多数決 期限は明日、同時刻まで
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/23(土) 22:36:18.03 ID:nH6Xo5w/0
メガシンカ
かな凛はあんまりダイマックスと相性良くないし
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 21:16:50.85 ID:qHbL1ado0
メガシンカで
590 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:42:45.68 ID:wMKZCJhm0

凛(……決めた、メガシンカでいこう。チャーレム、よろしくね)

凛(よし……行こう)

恵磨『お待たせいたしました! ただ今より、ガラルスタートーナメント・決勝戦を行います!!』

ワアアアァァァ

瑞樹『チャレンジャー同士の頂点を決める戦い。ここで勝った方が、明日のチャンピオン決定戦に進めるわ。挑戦権を得られるのはどちらかしら?』
591 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:44:01.65 ID:wMKZCJhm0

恵磨『まず登場するのはこのトレーナー!』

ドンッ

恵磨『王道かつ大胆なスタイルで、堅実に勝利を重ねてきた、ガラル地方生え抜きのホープ!』

恵磨『藍子選手だっ!!』

藍子「……!」

ウワアアアァァァ

藍子「すごい熱量……これが決勝戦……!」

未央「あーちゃん頑張れー!」
592 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:44:34.76 ID:wMKZCJhm0

恵磨『そして、対するは――』

恵磨『苦しい戦いが続く中で、その底力を改めて証明してきた、アイマス地方最強のトレーナー!』

恵磨『凛選手ゥゥ!!』

ウワアアアァァァ

卯月「凛ちゃーん!」

凛「…………」ザッザッ
593 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:45:08.70 ID:wMKZCJhm0

藍子「……凛さん」

凛「……不思議だね」

凛「ずっと隣にいた藍子が、目の前に立っているなんてさ」

藍子「……あの」

藍子「ナックルシティで、私、凛さんに勝ちたいって言いましたよね」

藍子「そう思うようになったのは、マーメイドバッジをゲットした頃でした」
594 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:45:38.29 ID:wMKZCJhm0

藍子「ずっと、凛さんを追いかけて旅を続けてきて。凛さんの背中はとても大きくて、私なんかが届く距離にはいなくて……」

藍子「それでも……もし凛さんのようにはなれなくても、ずっと二人で旅ができたら幸せだろうなあって、ぼんやりと考えていたんです」

藍子「でも凛さんには、アイマス地方という帰る場所がありますよね」

凛「!」

藍子「いつかは凛さんと離れなくちゃいけない。それはトーナメントが終わったらすぐなのかも。もしそうなったら……」

藍子「きっと私はまた、前までの弱気な私に戻ってしてしまうって思ってしまいました」
595 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:46:14.38 ID:wMKZCJhm0

藍子「だから変わらなくちゃって決めたんです。もしも凛さんがいなくなっても、一人で頑張っていけるようにって」

凛「……そういうことだったんだね」

藍子「私は凛さんと一緒だったから強くなれました。凛さんと離れたから、もっと強くなれました」

藍子「今なら、追いつけないと思っていた背中に、手が届くかもしれない……」

藍子「だから、凛さん……いえ」

藍子「凛ちゃん!」
596 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:46:44.77 ID:wMKZCJhm0

凛「……!!」

藍子「私と……バトル、して下さい!」

凛「……うん。わかった」

チャキッ

凛「私にだってプライドがあるんだ。まだ負けるわけにはいかない」

凛「強くなれたって、変われたって証明してみせてよ! 藍子!」

藍子「いきます!」
597 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:47:25.93 ID:wMKZCJhm0

凛 手持ちポケモン

ゲッコウガ Lv.86 げきりゅう
やんちゃなせいかく まけずぎらい

ムクホーク Lv.83 いかく
いじっぱりなせいかく うたれづよい

ドリュウズ Lv.83 すなかき
せっかちなせいかく ものおとにびんかん

サンダース Lv.83 はやあし
おくびょうなせいかく ひるねをよくする

サザンドラ Lv.82 ふゆう
なまいきなせいかく ちのけがおおい

チャーレム Lv82 ヨガパワー
おだやかなせいかく しんぼうづよい


藍子 手持ちポケモン

ゴリランダー Lv.?? グラスメイカー
むじゃきなせいかく ちのけがおおい

マホイップ Lv.?? スイートベール
おだやかなせいかく のんびりするのがすき

サニーゴ Lv.?? はりきり
わんぱくなせいかく うたれづよい

ドラパルト Lv.?? すりぬけ
さみしがりなせいかく すこしおちょうしもの

ヤドキング Lv.?? きみょうなくすり
おっとりしたせいかく ぬけめがない

ウーラオス Lv.?? ふかしのこぶし
やんちゃなせいかく こうきしんがつよい
598 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:48:13.49 ID:wMKZCJhm0

恵磨『バトルスタート!! さあ、注目の一番手は――』

凛「ムクホーク、いくよ!」ポンッ

藍子「ヤドキング!」ポンッ

ムクホーク「ムクホー!」

ヤドキング「ヤドキン」

瑞樹『凛ちゃんはムクホーク、藍子ちゃんは予想通りヤドキングね』

恵磨『やはりカギを握るのはトリックルームでしょうか!?』

瑞樹『でしょうね。二人の読み合いに注目だわ』
599 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:49:01.75 ID:wMKZCJhm0

凛(一度トリックルーム状態に入ってしまえば、対応できる術がほとんどない)

凛(まずは……何としても阻止しないと)

藍子「ヤドキング、トリックル――」

凛「させないよ、ふきとばし!」

ムクホーク「ムクホー!」ブワッ

藍子「わっ!?」

ヤドキング「!?」シュン

恵磨『おおっとお!? 凛選手、早くもヤドキングを退けた!』
600 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:49:33.45 ID:wMKZCJhm0

ドラパルト「ドラパッ?」ポンッ

藍子「ふきとばし……トリックルームより先に繰り出せるんですね」

凛「そう。ムクホークがいる限り、あの技はもう使えないよ」

凛「さあ、どうする? 藍子」

藍子「このまま戦います。ドラパルトなら、ムクホークにも対抗できるはず……!」

藍子「ドラゴンアロー!」

ドラパルト「ドラパ!」ズギュン

凛「躱して!」

ムクホーク「ムクホ!」ヒラッ
601 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:50:02.56 ID:wMKZCJhm0

ドラメシヤB「メシャーッ!」ギュン

凛「ふきとばし!」

ムクホーク「ムクホ!」ブワッ

ドラメシヤB「メシャ〜」

藍子「今だよドラパルト、一気に近づいて!」

ドラパルト「ドラパ!」ギュン

藍子「おにび!」

ドラパルト「ドラパ!」

ムクホーク「ッ!」ボッ
602 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:50:43.39 ID:wMKZCJhm0

恵磨『ムクホーク、やけどを負ってしまった!』

瑞樹『これは……凛ちゃんにはかなりの痛手ね』

凛「ムクホーク、距離を取るよ!」

ムクホーク「ムクホ!」バサッ

藍子「させません! とんぼがえり!」

ドラパルト「ドラパ!」バシィ

ムクホーク「ムクホッ……」

シュゥゥ
603 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:51:47.86 ID:wMKZCJhm0

恵磨『とんぼがえりが決まった! ということは――』

藍子「いくよ、ヤドキング!」ポンッ

恵磨『やはり再びヤドキングだ!!』

凛(っ……まずい)

凛(トリックルームを封じれるムクホークは貴重だ。なるべく温存しておきたいけど、ここで交代を選んだらトリックルームが発動されてしまう)

凛(もう一度ふきとばせれば回避できるけど……)

凛(ここは……賭けてみようか?)

凛「ならもう一度――」
604 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:52:39.94 ID:wMKZCJhm0

藍子「ふしぎなじゅもん!」

凛「!?」

ヤドキング「ヤドッ!」

ムクホーク「ムクホ……!」ズバン

ムクホーク「――ムクホッ!!」ブワッ

ヤドキング「!」シュン

恵磨『ああっと! トリックルームは免れましたが、ムクホーク、大ダメージだ!!』

瑞樹『読みが外れたわね、凛ちゃん』

凛「くっ……」
605 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:53:33.33 ID:wMKZCJhm0

藍子「凛ちゃんならもう一度ふきとばしを使うだろうと思っていました。次でムクホークを倒します!」ポンッ

サニーゴ「サニ!」

未央「あーちゃん、やるじゃん!」

卯月「ムクホークはやけどで攻撃力が下がっているし、ダメージも受けちゃった……凛ちゃん、ここからどうするんだろう?」

藍子「いくよ、サニーゴ!」

サニーゴ「サニー!」

凛「やるじゃん、藍子。だけどタダでは倒れないよ……!」
606 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:54:07.31 ID:wMKZCJhm0

凛「ムクホーク、おいかぜ!」

ムクホーク「ムクホー!」バサッッ

藍子「パワージェム!」

サニーゴ「サニー!」バババ

ムクホーク「ムクホッ……」

凛「ムクホーク、まだいけるよね!?」

ムクホーク「ムクホッ!」

凛「それだけ元気があれば充分……いくよ藍子!」

凛「がむしゃら!」
607 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:54:38.72 ID:wMKZCJhm0

ムクホーク「ムクホー!」ズドドド

恵磨『決まったァ!! 凛選手、土壇場のがむしゃらでサニーゴも追い詰めたぞ!!』

藍子「っ……サニーゴ、いのちのしずく!」

サニーゴ「サ、サニッ!」パァァ

凛「交代!」シュゥゥ

恵磨『回復の隙をつき、凛選手はムクホークを引っ込めました! 解説の瑞樹さん!』

瑞樹『藍子ちゃんのサニーゴは特性『はりきり』。トリックルーム下では頼もしい戦力になるから、ここは温存させたかったのでしょう』

瑞樹『それを見越して凛ちゃんは交代を選んだ。ただ安全に行動できるからじゃなく、もう一度がむしゃらを打つタイミングを狙うためにね』
608 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 22:55:25.15 ID:wMKZCJhm0

瑞樹『裏を読み合い、先を見据えた慎重な采配。この緊張感がたまらないわね。先に突破口を開けるのはどちらかしら?』

凛(……この勝負、今まで戦ってきた相手と決定的に違うところがある)

凛(藍子ならこうするだろうな、っていうのがある程度読める。ずっと一緒に過ごしてきて、お互いのバトルも間近で見てきたんだ)

凛(そしてそれは、藍子も同じ……きっと、私ならこうするだろうって計算しながら動いている)

凛(だからこそ、先入観に頼り切っているだけじゃ絶対に勝てない。裏を読んで、読まれていることも読んで、相手の想定を超えていかないと)
609 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/24(日) 23:00:14.27 ID:wMKZCJhm0
今回はここまで
言い忘れてましたがさっきのが最後の安価でした。本当はもっと安価もコンマもしたかったけど叶わなかったなあ

来週も二日連続で投下します
今年中には絶対に完結させます
ほなまた
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/24(日) 23:01:36.59 ID:Coki6prg0
乙 やっぱりこの二人の戦いはワクワクするな
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2021/10/30(土) 20:33:35.24 ID:FscJCsX0O
ポケモンプラチナ/BF/49連勝挑戦
『加藤純一vs金ネジキ』54日目
ラウンド156・闇のハロウィン決戦編

『マジで金ネジキクリアするぞ!!放送』
(19:45〜放送開始)

https://youtu.be/VCeFqXJJAh4
612 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:37:23.04 ID:5KEEmfbV0

藍子(ムクホークを倒しきれなかった……けど仕方ない。今はとにかく、目の前に集中しなきゃ)

藍子(次に凛ちゃんが出してくるのは――)

凛「サザンドラ!」ポンッ

サザンドラ「サザ!」

恵磨『凛選手、2体目はサザンドラが登場です!』

藍子(サザンドラ……あくタイプのポケモン)

藍子(たとえヤドキングにトリックルームを使われても、何もさせない算段ですね……)
613 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:38:06.49 ID:5KEEmfbV0

凛「あくのはどう!」

サザンドラ「サザ!」バババ

藍子「躱して、サニーゴ!」

サニーゴ「サニッ」

凛「外れたか……でも次で決めるよ」

藍子「サニーゴのしぶとさなら、凛ちゃんも知っているはずです。簡単には倒れませんよ!」

凛「わかってるよ……サザンドラ!」

藍子(来る……大技だ!)

藍子「サニーゴ、ミラーコ――」

凛「かえんほうしゃ!」
614 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:38:40.48 ID:5KEEmfbV0

藍子「っ!?」

サザンドラ「サザ!」ボォォ

恵磨『なんとサザンドラ、相性の悪いかえんほうしゃを、しかも腕から繰り出したぞ!? どういうことだ!?』

サニーゴ「サニ!」カキィン

恵磨『対するサニーゴはミラーコートを張っていた! 攻撃を跳ね返しましたが、解説の瑞樹さん!?』

瑞樹『ま、見ていればわかるわ』

凛「予想通り……!」

凛「サザンドラ、あくのはどうで打ち消して!」

サザンドラ「サザァ!!」バババ

ズバァン
615 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:39:19.96 ID:5KEEmfbV0

凛「ミラーコートはたしかに強力な技だよ。でもその分、隙も大きくなる」

藍子「だからわざと大ぶりな動きで、技を使わせた……」

凛「気づくのが遅かったね。これで仕留める……!」

サザンドラ「サザッ!」コォォォ

凛「きあいだま!!」

ズバァァァン

恵磨『決まったアアー!! サニーゴ、これは耐えられないか!?』

サニーゴ「サ、サニー」バタンキュー
616 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:39:56.43 ID:5KEEmfbV0

恵磨『サニーゴダウン! ようやく試合が動きました、先制したのは凛選手!!』

ワァァァァ

藍子「サニーゴ、お疲れさま……ゆっくり休んで」シュゥゥ

凛「きあいのハチマキ、持ってたんだね」

藍子「はい。けど、そう都合よくは助けてくれませんよね」

藍子「……まだまだここからです。いくよ、ドラパルト!」ポンッ

ドラパルト「ドラパ!」

凛「ドラゴンタイプ同士の対決ね……受けて立とうじゃない」
617 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:40:22.14 ID:5KEEmfbV0

藍子(サザンドラは2つの腕からも攻撃できるポケモン……)

藍子(それなら、攻撃できなくすれば!)

藍子「ドラゴンアロー!」

ドラパルト「ドラパ!」ズギュン

凛「……狙いは両腕か! あくのはどうで打ち消して!」

サザンドラ「サザ!」バババ

ドラメシヤA「ドラ〜」

ドラメシヤB「メシャー!」ズギュン

凛「! 両腕じゃない、片腕ずつ……!?」
618 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:41:00.26 ID:5KEEmfbV0

ズバァン

藍子「やった……!」

凛「……そういうことか」

藍子「ドラメシヤ、頑張って! もう1発、いくよ!」

ドラパルト「ドラパー!」ズギュン

凛「躱して!」

サザンドラ「サザッ」ヒョイ

ドラメシヤB「メシャー!」

凛「っ、生きてる銃弾だもんね……!」

サザンドラ「サザ!」ズバァン
619 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:41:52.61 ID:5KEEmfbV0

恵磨『サザンドラ、片腕でドラメシヤをブロックしました!』

瑞樹『だけどその片腕がやられてしまったようね』

凛「アイツもサザンドラと同じ……本体を倒すしかないみたいだね」

藍子「ドラパルト、ゴーストダイブ!」

ドラパルト「ドラパ!」フッ

恵磨『ドラパルト、姿を消した!』

藍子「さあ、どこから攻撃しましょうか?」

凛「身を隠したんだね。だけどドラメシヤの気配までは、消せてないんじゃないかな?」

藍子「……!」
620 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:42:21.22 ID:5KEEmfbV0

凛「そこ!」

サザンドラ「サザ!!」バババ

ズドォン

恵磨『なんとサザンドラ、姿を消していたはずのドラパルトを見破った!!』

ドラパルト「ドラパッ……」

凛「今だ、あくのはどう!」

藍子「ドラパルト、立ち直って!」

ドラパルト「……ドラパッ!」

藍子「もう片腕……もらいます!」

ドラパルト「ドラパ!」ズギュン
621 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:43:05.11 ID:5KEEmfbV0

凛「っ、速い……!」

ズドォン

恵磨『サザンドラ、両腕を痛めてしまった!!』

藍子「あとは本体だけ……ドラパルト、いくよ!」

ドラパルト「ドラパ!」ズギュン

ドラメシヤA・B「ドラメシャー!!」

凛「挟み撃ち……!」

ズドォン

恵磨『決まった!! 遂にドラゴンアローがサザンドラに命中ー!!』

藍子「よし――」
622 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:43:33.46 ID:5KEEmfbV0

凛「――どうしてサザンドラが避けなかったか、わかる?」

藍子「えっ?」

パァァ

恵磨『これは、まさか……』

凛「サザンドラの最後の足掻きだよ!」

凛「――りゅうせいぐん!!」

カッ

ズドドドドドド

ドラパルト「ドラパッ……」

サザンドラ「サザッ……」

ズシャァァン
623 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:43:59.24 ID:5KEEmfbV0

恵磨『ドラパルトとサザンドラ、同時にフィールドに打ちつけられたー!!』

ドラパルト「ドラパ……」バタンキュー

サザンドラ「サザ……」バタンキュー

瑞樹『……同時KOね』

ワァァァァ

凛「頑張ったね、サザンドラ」

藍子「お疲れさま……ドラパルト」

藍子(トリックルームが解けた時のために、ドラパルトは残しておきたかった……)

藍子(これでやっと一匹。やっぱり、凛ちゃんは強い……!)
624 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/10/30(土) 21:44:28.03 ID:5KEEmfbV0

つづきはあした
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/10/30(土) 21:58:09.53 ID:Lsx9yM590
乙 ちゃんみおのマンダもだが600族ドラゴン同士の戦いはいいね
626 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:32:09.54 ID:TwEsG7EG0

凛(……次だ。次の藍子の出方次第では、一気に不利になる……)

恵磨『さあお互いに仕切り直しの一手。ここが勝負の分かれ目になるか!?』

凛「いくよ、ムクホーク!」

藍子「ヤドキング、いくよ!」

ムクホーク「ムクホー……!」

ヤドキング「ヤドキン」

藍子「……っ」

凛(よし……ここで一気に叩く!)
627 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:32:41.84 ID:TwEsG7EG0

凛「ムクホーク、がむしゃら!」

ムクホーク「ムクホー!!」ズドドド

恵磨『ここでがむしゃらが決まりました!!』

瑞樹『ムクホークを温存していたのは正解だったわね』

瑞樹『だけどがむしゃらだけでは、倒すには至らないわ。これで藍子ちゃんは――』

藍子「この時を待っていました……トリックルーム!」

ヤドキング「……ヤドキンッ!」カッ
628 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:33:16.13 ID:TwEsG7EG0

卯月「ついにトリックルームが張られちゃった……!」

未央「……いや、しぶりんのことだ。まだ考えがあるはず!」

藍子「ここからは私のペースです、凛ちゃん!」

ヤドキング「ヤドキン!」カッッ

凛「っ――」

ズバァン

ムクホーク「ムクホー」バタンキュー
629 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:33:53.12 ID:TwEsG7EG0

恵磨『ムクホーク、藍子選手を翻弄しまくりましたが……ここで力尽きました!』

瑞樹『今回のムクホークは完全に対トリックルーム用の技構成だったわね』

瑞樹『それを失った凛ちゃん、ここから巻き返せるかしら?』

凛「上等だよ……いくよチャーレム!」ポンッ

チャーレム「チャー!」

藍子「ヤドキング、この調子でどんどん攻めるよ!」

藍子「ふしぎなじゅもん!」

ヤドキング「ヤドキン!」パァァ
630 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:34:28.05 ID:TwEsG7EG0

凛「躱して!」

チャーレム「チャー!」ヒョイッ

藍子「無駄のない動き……トリックルームの中でもそんなに動けるんですね」

凛「たとえ時空が歪んでいても、技の威力や出方を予測すれば躱すのは不可能じゃない」

凛「そして、私たちのトリックルーム対策は……一つじゃない!」

凛「ひかりのかべ!」

チャーレム「チャー!」パァァ

恵磨『チャーレム、ここでひかりのかべを展開! 特殊攻撃の威力を半減させます!』

藍子「……!」
631 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:35:32.73 ID:TwEsG7EG0

凛「藍子の手持ちの中で、トリックルームが最大限活きるのはサニーゴ、マホイップ、そしてヤドキング」

凛「つまりサニーゴが倒された今、藍子は特殊攻撃で――いや、特殊攻撃しか使ってこないはず」

凛「これで凌がせてもらうよ……!」

藍子「っ……やっぱりそう簡単には、いきませんよね……!」

藍子「ヤドキング、ヘドロウェーブ!」

ヤドキング「ヤドキン!」ドババ

恵磨『ヤドキング、最後に状態異常を狙いましたが――』
632 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:36:22.59 ID:TwEsG7EG0

凛「残念だったね! しねんのずつき!」

チャーレム「チャー!」ドゴオッ

ヤドキング「ヤド、キン……」バタンキュー

恵磨『ヤドキングダウーン!!』

藍子「ありがとう、ヤドキング」

藍子「いくよ、マホイップ!」ポンッ

マホイップ「マホ〜ッッ」
633 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:37:17.25 ID:TwEsG7EG0

恵磨『さあ続いてはマホイップ! 気合が入っていますね、瑞樹さん!』

瑞樹『ええ。藍子ちゃんにとってはここが正念場だもの』

凛(マホイップか……相性も悪いし、ここは引いておくべきか)

凛「戻って! いくよドリュウズ!」ポンッ

ドリュウズ「ドリュ!」

藍子「そう来ると思いました! マホイップ、デコレーション!」

マホイップ「マホ〜!」シャキーン

凛(なるほどね。いくらひかりのかべがあるとはいえ、あの火力は侮れない……)

凛「ドリュウズ、みがわり!」

ドリュウズ「ドリュ!」
634 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:37:54.04 ID:TwEsG7EG0

藍子「マジカルフレイム!」

マホイップ「マホ〜!」ゴオオッ

恵磨『マホイップ、弱点のほのお技をヒットさせましたが――』

身代わり人形「」ボサッ

藍子「みがわり……ドリュウズは?」

藍子「……潜ったんですね」

凛「地面の中なら、トリックルームの影響は受けない。どうする、藍子?」

藍子「なら、こうさせてもらいます」

藍子「デコレーション!」

マホイップ「マホ〜」シャキーン

瑞樹『ドリュウズが出てくるまで、能力を上積みし続けるつもりね』
635 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:38:31.58 ID:TwEsG7EG0

藍子「このままドリュウズが出てこなかったら、試合は膠着したままです。それは凛ちゃんらしくないんじゃないですか?」

凛「言うじゃん。……けど、その誘いには乗らないよ」

藍子「でしたらこうするだけです。デコレーション!」

シャキーン

凛(……これでマホイップの能力は限界まで引き上げられた。ひかりのかべも、もう気休めでしかない)

凛「だけど、これで……!」

凛「ドリュウズ!」

ドリュウズ「ドリュ!」ボコオッ

恵磨『遂にドリュウズが飛び出した!』
636 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:38:59.84 ID:TwEsG7EG0

凛「アイアンヘッド!!」

藍子「マジカルフレイム!」

ゴオオッ

恵磨『超火力のマジカルフレイムが炸裂! これはドリュウズ、ひとたまりもないか――』

ウニュニュ……

身代わり人形「」ボサッ

恵磨『な、なにっ!? 今のはみがわりだった!?』

凛「本物は――」

藍子「後ろですね!」

ボコオッ
637 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:39:33.42 ID:TwEsG7EG0

凛「アイアンヘッド!」

ドリュウズ「ドリュ!!」ドゴォッ

マホイップ「マホッ……」

凛「決まった――」

藍子「――いえ!」

凛「なっ……!?」

藍子「マジカルフレイムっ!」

マホイップ「マホ〜ッ!!」

ゴオオォォ

恵磨『マホイップのマジカルフレイム、今度こそ本物のドリュウズにクリーンヒットだあーっ!!』
638 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:40:16.72 ID:TwEsG7EG0

ドリュウズ「ド、ドリュ……」

バタンキュー

恵磨『ドリュウズダウン! 互いに攻めの一手でしたが、わずかにマホイップが上回りました!』

恵磨『瑞樹さん、ドリュウズもいい位置から攻められましたね!』

瑞樹『ええ、でも……あれを見て』

恵磨『! なるほど、クリームの壁でドリュウズの勢いを抑えていたんですね!』

フッ

未央「トリックルームが消えた!」

卯月「もう藍子ちゃんの戦法は通じないね……」
639 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/01(月) 00:44:55.81 ID:TwEsG7EG0

決勝戦 試合経過
凛…×ムクホーク ×ドリュウズ ×サザンドラ チャーレム サンダース ゲッコウガ
藍子…×ヤドキング ×サニーゴ ×ドラパルト マホイップ ウーラオス ゴリランダー

つづきはらいしゅう
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/11/01(月) 00:54:40.24 ID:SoqYFZXD0
乙 連日お疲れ様です
641 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:26:33.46 ID:Y2NsnUJK0

凛「お疲れ、ドリュウズ」

藍子「トリックルームは消えちゃいましたけど、まだまだ勝負はこれからです」

藍子「今のマホイップは、怖いですよ?」

凛「そういう怖さがあるから、バトルは面白いんだよね……!」

凛「チャーレム!」ポンッ

チャーレム「チャー」

藍子(いくら凛ちゃんのポケモンでも、今のマホイップが与えるダメージは怖いはず……!)

642 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:27:31.16 ID:Y2NsnUJK0

藍子「一撃で倒します! マジカルシャイン!」

マホイップ「マホ〜ッ!」カッッ

凛「もう一度ひかりのかべ!」

チャーレム「チャー!」

恵磨『なんとチャーレム、二重で壁を張った!?』

ズバァァァン

未央「うわわっ、すごい威力……雷が落ちたみたい!」

卯月「チャーレム、大丈夫かな……!?」
643 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:28:05.62 ID:Y2NsnUJK0

チャーレム「……チャー」ググッ

藍子「……!」

凛「よし、いくよチャーレム」

凛「じこあんじ!」

チャーレム「……チャー!」

恵磨『おっと!? じこあんじは相手の能力変化をコピーする技だ!』

藍子「能力変化をコピー……!?」

凛「いくよ藍子。お返しの――」
644 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:28:34.85 ID:Y2NsnUJK0

凛「しねんのずつき!!」

ドゴォォォン

藍子「マホイップっ!」

マホイップ「マ……マホ〜ッ」

バタンキュー

恵磨『決まったああー!! これは大ダメージ、たまらずダウンですっ!!』

藍子「そんな……凛ちゃん、最初からこれを狙って……!?」
645 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:29:00.32 ID:Y2NsnUJK0

凛「もちろん。ドリュウズが時間を稼いでくれたおかげで、トリックルームも解けたしデコレーションも重ねてくれた」

凛「本当はドリュウズでマホイップを倒せた方がよかったんだけどね。それでも計算通りの動きだったよ、藍子」

藍子「……っ」

恵磨『さあ、目の前に立っているのは攻撃の鬼と化したチャーレム。手持ちの数以上の差があるように思えますが、瑞樹さん!?』

瑞樹『藍子ちゃんは大ピンチね。とにかくあのチャーレムを何とか止めなきゃ』
646 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:29:32.73 ID:Y2NsnUJK0

藍子「……止めてみせます! ウーラオス、お願い!」ポンッ

ウーラオス「ベアッ!」

恵磨『続いてはウーラオスの登場! ドラゴン対決の次はかくとう対決となりました!』

凛「一気に蹴散らす……チャーレム!」

チャーレム「チャー!」

藍子(たしかに今のチャーレムは強力です。でも)

ウーラオス「……!」

藍子「ウーラオス、みきり!」

ウーラオス「ベア!」

クルッ
647 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:30:04.44 ID:Y2NsnUJK0

チャーレム「チャー……!?」

恵磨『か、躱した! ウーラオス、滑らかな動きでチャーレムの横をすり抜けました!!』

藍子「いくら強力な攻撃でも、当たらなければ意味がありません」

藍子「ウーラオス、すいりゅうれんだ!」

ウーラオス「ベアッ……!」

ドドドドド

恵磨『そしてすいりゅうれんだによるカウンターが決まった!!』
648 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:30:35.16 ID:Y2NsnUJK0

凛「やるじゃん。けど、その手は何度も使えないよね?」

凛「チャーレム、もう一度!」

チャーレム「チャー!」ダッ

恵磨『再びしねんのずつきが迫る! ウーラオスどうする!?』

藍子「躱します!」

藍子「ウーラオス、相手をよく見て――」

ウーラオス「ベア――」
649 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:31:19.43 ID:Y2NsnUJK0

藍子「――今だよ!」

パシッ

恵磨『ウーラオス、チャーレムを受け止めて――』

恵磨『受け流したァ!?』

凛「へえ……!」

藍子「ウーラオスは水のようにしなやかな体術を持っています。直接攻撃ならこうして受け流すことも簡単です」

藍子「みきりはその補助でしかありません」

凛「なるほど、肉弾戦ではこっちが不利ってことか」

凛「だったら……ここで奥の手、使おうかな」チャキッ
650 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:31:50.82 ID:Y2NsnUJK0

藍子「それは……」

凛「前にも話したと思うけど、私はメガシンカも使えるんだよね」

凛「ここからは本気でいかせてもらうよ……!」

チャーレム「チャー……!」

凛「メガシンカ!!」

カッッ

メガチャーレム「チャーッ!!」ドンッ
651 : ◆7P/ioTJZG. [saga]:2021/11/06(土) 23:32:20.88 ID:Y2NsnUJK0

恵磨『で、出たあああ!! 凛選手、ダイマックスではなくメガシンカを選択!!』

ドワアアア

『なんだありゃあ!?』

『メガシンカを使えるトレーナーって珠美以外にもいたのかよ!!』

藍子「メガ……チャーレム……!」

凛「いくよ藍子!」

メガチャーレム「チャー!!」ダッ

恵磨『チャーレム、目にも止まらぬ速さで――』

藍子「懐に……!?」
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