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【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「その矛盾、撃ち抜きます!」【安価進行】
- 814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:35:40.42 ID:eVcWLIRy0
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- 815 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:40:21.23 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
【観客席】
ステージ下、観客席も事件の前後でだいぶ様相が変わっている…
スプリンクラーで水浸しになっているのは勿論のこと、見かけなかったものもいくつかチラホラと…
めぐる「会場のことだったら、残って準備を続けてたみんなにもいろいろ聞いた方がいいかな?」
灯織「うん、そうだね……事件の発生までの流れとか、気になるものも落ちているし、いろいろ聞き込みしてみよう」
めぐる「オッケー!捜査は徹底的に!だもんねっ」
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1.愛依に話を聞く
2.観客席に落ちている缶詰を調べる
3.観客席に落ちているボトルを調べる
4.エアコンを調べる
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- 816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:40:37.07 ID:eVcWLIRy0
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- 817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:41:07.71 ID:zGUsa0EK0
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- 818 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:43:18.26 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
灯織「愛依さん、事件当時の状況についてお伺いしてもよろしいでしょうか?」
愛依「事件当時の状況?」
めぐる「うん、灯織とわたしは寄宿舎エリアにいたから、なにが起きたのか詳しく聞いておきたいんだ!愛依は事件現場にいたんだよね?」
愛依「そっか、灯織ちゃんたちは何が起きたかよくわかってないんだ……」
愛依「や、っていってもうちも全然把握してるわけじゃないんだけど……」
灯織「いや、愛依さんの分かる範囲内で大丈夫ですので……少しでも情報を頂けたらなと」
愛依「オッケー、えっと確か……」
愛依「灯織ちゃんたちが食堂にもっかい戻ってからどれくらい経ったころだったっけ……」
愛依「確か4,5分……数分経ってからだったと思うんだよね」
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愛依『雛菜ちゃん、そっち飾り足りてる〜?』
雛菜『大丈夫ですよ〜!そっちは大丈夫ですか〜?』
愛依『こっちも足りてる〜、もうちょいだしがんばろーね!』
雛菜『はい〜』
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愛依「うちと雛菜ちゃんは会場の飾りつけをやってて……」
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咲耶『摩美々、この角度はどうだい?』
摩美々『んー、もうちょっと右に向けた方がいいかもー』
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愛依「咲耶ちゃんと摩美々ちゃんは二人で照明の調整をしてたんだよね」
愛依「咲耶ちゃんがステージ上、摩美々ちゃんがステージ脇の制御室にいたはず!」
愛依「で、そんな感じでしばらく用意してたんだけど……」
- 819 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:45:00.55 ID:CIvcJkKp0
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咲耶『摩美々、照明のパターンチェンジは大丈夫そうかい?』
摩美々『切り替えもボタン一つのお手軽操作なので大丈夫でーす』
愛依『……っしょ、凛世ちゃんすごいなー……!こんなキレーな飾り作れんだもん』
雛菜『ホントですね〜』
_____ブシュウウウウウ!
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愛依「マジでなんの前ぶれもなく、観客席から煙が吹き上がってマジでビビったんだよね!」
灯織「煙……ですか?」
愛依「そう、火事みたいな感じでモクモク〜!って真っ白な煙だった!」
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愛依『……えっ?!か、火事?!』
咲耶『……!?み、みんな、伏せるんだ!』
雛菜『え〜?』
咲耶『煙を吸うのだけは何としても避けるんだ!有毒性のガスが発生している恐れもある、口を抑えてしゃがむんだ!』
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愛依「で、うちらは咲耶ちゃんの指示に従ってその場にしゃがんだんだけど……」
愛依「その煙を感知した火災報知器がすぐにスプリンクラーを作動させて……」
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________シャアアアアア……
愛依『わっ?!つ、つめた?!』
雛菜『天井のスプリンクラーが動いてますね〜』
________ブツン!
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愛依「スプリンクラーにビビってたら突然照明も落ちてマジビビったんだよね!」
- 820 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:46:52.52 ID:CIvcJkKp0
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摩美々『ちょっと、何―?停電―?』
雛菜『真っ暗で何にも見えない〜』
咲耶『みんな、落ち着いて!冷静に立ち回るんだ!』
愛依『真っ暗じゃん、もうお先真っ暗じゃん!』
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愛依「うちなんかテンパっちゃってうまいこと言っちゃった」
灯織「パニック状態だった様子はお察しいたします……」
愛依「でも、そうやってパニくってたら……」
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咲耶『おかしいな……非常電源が作動していない……?』
摩美々『ちょっと、なんか変じゃないー……?なんか、すごく眠いんですけどー』
雛菜『……すぅ、すぅ』
愛依『ひ、雛菜ちゃん……?』
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愛依「急に眠気に襲われ始めて……」
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咲耶『み、みんな?!大丈夫かい?!』
摩美々『あー……これ、やばいかもー……』
愛依(……うちも、ダメ、もう瞼が……)
咲耶『……な、何が起きてるんだい?!く、口を抑えたり……対策を……』
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愛依「だんだん意識が薄れていく中でも、咲耶ちゃんの声は聞こえてて……」
愛依「でも、結局うちもそのまま寝ちゃったんだよね」
灯織「咲耶さん以外、全員が寝てしまったんですか?」
愛依「うん、照明が落ちてて真っ暗だったから確かめたわけじゃないんだけど……」
愛依「雛菜ちゃんとか摩美々ちゃんの寝息が聞こえてたし、多分そうだったと思う」
めぐる「うーん、どういうことなんだろう?」
灯織「集団幻覚……催眠ガス……科学スモッグ……?」
めぐる「ええ?!そ、そんな恐ろしいことが?!」
灯織「ご、ごめん……あくまで可能性みたいなものだから……」
灯織「咲耶さん以外が意識を失ってしまっていた状況……これは覚えておいた方がいいよね」
愛依「どう?役に立ちそう?」
灯織「はい、事件当時の状況を推理するうえではこれ以上ない材料です。助かりました」
コトダマゲット!【事件当時の状況】
〔愛依と雛菜は観客席の装飾、咲耶はステージ上で、摩美々は制御室で照明の調整をしていた。作業中唐突に煙があがり、咲耶の指示で全員が屈んでいると、煙を感知したスプリンクラーが作動。その直後に照明も落ちてしまう。真っ暗闇の中、咲耶を除いた三名はなぜか意識を失ってしまった〕
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1.観客席に落ちている缶詰を調べる
2.観客席に落ちているボトルを調べる
3.エアコンを調べる
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- 821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:47:09.04 ID:uogxD0yP0
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- 822 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:49:30.05 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
音楽室の観客席、その中央あたりには缶詰のようなものが落ちている。
めぐる「あれ?なんだろう、これ」
めぐる「『ムシコロリン』……?これって害虫駆除に使うやつかなぁ?」
灯織「いわゆる燻煙剤だね……虫に対して有効な煙を発生させて、家庭内の害虫を追い出すために使われるキッチン用品だよ」
めぐる「そっか……ってことはこの音楽室であの虫が出たってことなんだね!」
めぐる「ほら、もうつかった後っぽいし……きっと咲耶あたりが事前に焚いておいてくれたんだね!」
(そんなの、樋口さんからすれば卒倒ものだろうな)
コトダマゲット!【燻煙剤】
〔音楽室に落ちていたもの。開封して着火するとしばらく経った後に自動で煙が発生する。害虫撃退用〕
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1.観客席に落ちているボトルを調べる
2.エアコンを調べる
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- 823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:49:53.16 ID:eVcWLIRy0
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- 824 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:51:59.51 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
床に何か手掛かりはないか、顔を地面に平行にするかのようにして、必死に目を凝らす。
すると、観客席の座席のある座席の下に、ボトルのようなものを見つけた。
灯織「これ、化学薬品のボトル……?」
めぐる「ホントだ、ラベリングも毒々しい!」
灯織「すでに開封されてる……えっと、中身は……」
灯織「薬品A……これは酸素と結合して気体を発生させる薬品みたい」
めぐる「酸素と結合ってことは、開けた瞬間反応が起きちゃうんだね?」
灯織「酸素より重い無色透明な気体を発生させるみたいだけど……その煙には催眠性の効果があるみたい」
めぐる「催眠性?」
灯織「血中の酸素濃度を下げて……眠気を強く誘発する効果があるみたい」
めぐる「じゃあ不眠症の人にうってつけの薬なんだね!」
(薬で眠るのは正しい睡眠とは言えないと思うけど……)
コトダマゲット!【薬品A】
〔音楽室の座席の下に落ちていた薬品の空き瓶。酸素と反応して気化し、無色透明な気体となる。気体を吸引すると催眠性の効果を発揮し、数分で意識を失ってしまう〕
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【選択肢が残り一つとなったので自動進行します】
- 825 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:53:18.16 ID:CIvcJkKp0
-
音楽室の壁には、エアコンの操作パネルが取り付けられている……
めぐる「ねえ、灯織……なんだか肌寒くない?」
灯織「……確かに、言われてみたらそうかも……」
思えば死体発見当時もそうだった。
咲耶さんの遺体を見つけたショックがあったとはいえ、流石に体が冷えすぎている。
……それに、扉を開けようとしているとき、扉の下から冷気が漏れ出ていた。
灯織「……もしかして」
めぐる「灯織?」
灯織「……やっぱり、予想通りだよ。エアコンの温度が異常なまでに低く設定されてる」
めぐる「18度……ええ?!さ、寒すぎるよ!お、温度上げてもいいかな?!」
灯織「い、一応やめておいた方がいいかな……現場の状況はそのままにしておいた方がいいよ」
めぐる「うぅ……風邪ひいちゃいそうだよ……」
灯織「よかったら私の上着、使う?」
めぐる「そ、そんなの灯織が風邪ひいちゃうよ!」
灯織「めぐるが風邪ひく方が嫌だから……ほら、使って?」
めぐる「灯織……ありがとう、灯織大好き!!」
灯織「わあっ!急に抱き着かないでよ……もう」
(ていうか結局抱き着くんだったら上着もいらないんじゃ……)
コトダマゲット!【音楽室のエアコン】
〔音楽室のエアコンは壁に取り付けられたパネルで制御されていた。温度は18度と異常なまでに低く設定されている〕
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- 826 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:56:39.53 ID:CIvcJkKp0
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【入口付近】
音楽室の入り口……事件当時この扉は固く閉ざされていた……
観音開きの扉で、廊下側から音楽室側へと押して開くタイプの扉だ。
めぐる「結構扉自体重たいんだよね……」
灯織「こういうホールだと、扉がどうしても大きくなるもんね……私たちみたいな女子高生だと、一人で開けるのにも結構力がいるよね」
めぐる「なのに開けるのにモノクマは協力してくれないんだもん、困ったよね!」
そう、私たちがこの現場に踏み入ったとき、モノクマに協力を求めたのにモノクマはそれを断固として拒絶。扉の開錠を拒否したんだ。
めぐる「前は困ったときは扉を開けてくれるって言ってたのにずるいよね!ちゃんと約束は守ってほしいなー!」
モノクマ「こらー!聞き捨てなりませんな!」
灯織「また出た……!モノクマ!」
モノクマ「壁に耳あり障子にメアリー潤ですよ!人の陰口は叩くもんじゃない!」
灯織「何が陰口ですか……約束を反故にしたのはそちらじゃないですか」
モノクマ「ばっきゃろー!ボクが約束を破るわけないでしょ!アイドルとの約束は必ず守るで知られてるのがボクだよ!親愛度は必ず10上げる!シーズン2でエベレストは登る!」
灯織「どういう意味ですか……?」
モノクマ「ボクはちゃんと宣言したよ!施錠された扉の向こう側で事件が発生しており、学級裁判の進行上必要な場合に限り、要求にこたえる形で開錠するって!」
めぐる「だから、それを守らなかったんでしょー!」
モノクマ「頭固いなぁ……鰹節かってーの!」
(モノクマはあくまで約束は破っていないと主張している……)
(いい加減な相手だけど、ここまで頑ななら……考え方を変えるべきなのかもしれない)
(モノクマの発言の真の意味、それは別にあるのかも……?)
コトダマゲット!【モノクマの証言】
〔モノクマはその部屋の中で事件が起きている場合、学級裁判に必要な場合は閉まっている鍵であっても特別に開けてくれるらしい〕
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1.謎の固形物を調べる
2.扉自体を調べる
3.ガスマスクを調べる
4.智代子に話を聞く
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- 827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:57:41.67 ID:uogxD0yP0
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- 828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:57:44.93 ID:eVcWLIRy0
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- 829 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 21:59:15.00 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
扉の付近の床に、何か小さなものが落ちている。白くて弾力のある……ゴム製のものかな?
指の関節より少し大きいぐらいの小ぶりなものだ。
智代子「あっ!灯織ちゃん、何食べてるの?」
灯織「チョコ?いや、これは……」
智代子「いやー、捜査で頭を使うと疲れちゃうね!糖分補給、糖分補給♪」
チョコはそんな感じでいいわけを並び立てると、私の手から弾力のある何かを奪い取り、口へと放ってしまった。
智代子「もぐもぐ……」
灯織「ち、チョコ……それたぶん、お菓子じゃない……」
智代子「……!!」
智代子「ぺっ!」
智代子「……うう、口いっぱいに図工室みたいな味がする……早く教えてよ、灯織ちゃん……」
灯織「教える間もなかったから……ごめん」
コトダマゲット!【ゴム】
〔音楽室の入り口付近に落ちていた弾力あるゴムのような何か。智代子曰く、「図工室の味がする」らしい〕
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1.扉自体を調べる
2.ガスマスクを調べる
3.智代子に話を聞く
↓1
- 830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 21:59:50.69 ID:eVcWLIRy0
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- 831 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:01:34.01 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
灯織「音楽室の扉の鍵自体を確認しておかなくちゃダメだよね…」
咲耶さんの死体を発見した時、扉はなかなか開かなかった…
扉の構造から理解しないとね。
灯織「まず扉は観音開きの扉。廊下側から音楽室側へと押して開くタイプの扉みたい」
めぐる「向う側からストッパーを噛ませたら開くのを防いだりはできるかな?」
灯織「ドアノブの部分に棒状の物をはさんだりすれば出来なくもなさそうだけど…そういうものは見当たらないね」
灯織「事件当時、音楽室は鍵がかかってたわけだけど……」
めぐる「鍵は外側から閉めるタイプなんだね!足元の高さにつまみを捻るタイプの鍵がついてるよ!」
灯織「ってことは……鍵は音楽室の外側からしかかけられなかったんだね」
めぐる「じゃあ、事件の時も開けようと思えばすぐに開けれたんじゃない?!」
灯織「うぅ……あの時は慌ててたからそんなこと気づきもしなかったよ」
コトダマゲット!【音楽室の扉の鍵】
〔扉下部にいわゆるシリンダー式の鍵がついている。施錠できるのは外側からだけ〕
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1.ガスマスクを調べる
2.智代子に話を聞く
↓1
- 832 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 22:02:17.88 ID:VO/KB+vo0
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- 833 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:06:17.62 ID:CIvcJkKp0
- 1 選択
入り口付近に、見慣れない物体がある。
これは、ドラマやバラエティでしか見たことのない、災害救助の場で使われる……ガスマスク?
めぐる「本物を見たのは初めてだよ……これってガスマスク……だよね?」
円香「それ、化学室の備品でしょ」
灯織「樋口さん……?」
円香「薬品を調合するときに間違って気体を吸引しないように使う」
めぐる「詳しいんだねー」
円香「そりゃね」
灯織「……」
(でも、どうしてそんなものが音楽室に……?)
(誰かが有害な気体を吸わないようにしたってことなんだよね……?)
コトダマゲット!【ガスマスク】
〔音楽室の入り口付近に落ちていたガスマスク。有害な気体を吸うことを防ぐために使う〕
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【選択肢が残り一つとなったので自動進行します】
- 834 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:07:10.14 ID:CIvcJkKp0
-
灯織「ねえ、チョコ。何か気が付いたことってないかな?」
智代子「あ、灯織ちゃん!えっと……そうだね……」
智代子「今ちょっと咲耶ちゃんの作ってた、今回のライブで使う予定だった音楽室の道具のリストを見返してたんだけどすごい丁寧に準備してたみたいなんだよね……」
チョコに手渡された一枚の紙には事細かにステージ演出やそのための道具についてのメモ書きが残されていた。
智代子「ピアノを私が演奏するって行ったから、図書館で本を取ってきて見様見真似で町立までしてくれたみたいなんだよね……」
めぐる「すごい熱意だねー……」
智代子「咲耶ちゃん、本当に楽しみにしてたんだと思うよ……」
(……咲耶さんはピアノの様子を気にして、予備のピアノ線を倉庫から持ってきていたみたいだ)
(……ピアノ線といえば、よく推理漫画で目にするけど……まさかね)
コトダマゲット!【ピアノ線】
〔咲耶がライブの前に予備を用意していたらしい〕
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灯織「……よし、音楽室での捜査はこれでひと段落かな?」
めぐる「ふー、結構かかったねー!」
灯織「うん……でも学級裁判をやる以上は手を抜くこともできないから」
めぐる「あとはどうする?」
灯織「うーん、今回の事件では薬品が二種類も使われていたし……その出所の化学室の調査はしておきたいかな」
めぐる「よーし、それじゃあ早速化学室に出発だよ!」
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- 835 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:08:28.02 ID:CIvcJkKp0
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【化学室】
灯織「さてと、やるべきことははっきりしてる」
めぐる「今回の事件で使われた薬品の確認だね!」
さっそく私とめぐるは化学室の薬品棚へと近づいて、調査を開始する。
ここに来るのは4階が開放されたとき以来。危険物だらけのこの部屋にはあまり近寄りたくもなかった。
めぐる「灯織、ここに棚の中の薬品をまとめたリストがあるよ!」
灯織「ありがとう、これで一つ一つ点検していこうか」
めぐるに渡された備品リストには、棚に収められている薬品について事細かに記載されている。
薬品の使用用途や形状、個数などまで網羅してある。
棚と備品リストを丁寧に比較していくと……気づきがあった。
灯織「うん、やっぱり薬品AもBもここの棚から持ち出されたもので合ってるみたいだね」
めぐる「うん、個数が合わないもんね……」
灯織「そして、個数が合わないものがもう一つ。毒薬の『コトキレルX』、これが無くなってるよ」
めぐる「備品リストによると、コトキレルXは液体の薬みたいだね」
灯織「犯人が持ち出したものとみて良さそうだけど……どうなんだろう」
めぐる「うーん、やっぱり事件に関係はあるよね……」
灯織「うん、しっかり覚えておこう」
コトダマゲット!【化学室の薬品棚】
〔薬品A,Bが入っていた棚。他にも毒薬の『コトキレルX』が盗難されていた〕
コトダマゲット!【備品リスト】
〔化学室の薬品について事細かに記載されたリスト。これによると『コトキレルX』は液体の薬品らしい〕
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- 836 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:09:35.10 ID:CIvcJkKp0
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キーンコーンカーンコーン……
『ねえ、オマエラは死ぬ前に最後に好きなものを一つ食べれるとしたら何が食べたい?』
『ボクはお母さんが作ってくれたとっておきのミートパイが食べたいね!丹精に愛情をこめて工場の人が練り上げた市販品のパイ生地に、牧場の人が愛情をたっぷり込めて育て上げた牛肉を具材にして』
『お母さんが愛情をこめて家政婦さんに作るように命令して出来上がった思い出の味のミートパイ!あれがもう忘れられない味なんだよね!』
『ま、オマエラが何を食いたいかなんて興味はないんだけどね!だってそもそもこの裁判で誰かはその最後の晩餐を迎えることもなく死んじゃうんだし!』
『つーわけで、学校エリアの赤い扉ン中のエレベーターホールにさっさと集まれやーい!』
プツン
灯織「……時間だね」
めぐる「うん……」
あまりにも多くの出来事が私の中を駆け抜けていった。
これからライブが始まるというドキドキは咲耶さんの死で上書きされ、このコロシアイ合宿生活が終わるかもしれないという淡い期待は無残にも夢のまま散ってしまった。
そして、今から始まるのは自分の命を死の前に晒そうとする学級裁判。
感情のやり場を失ってしまったことを自覚すると、足がすくんでしまうだろう。
だから私は必死に自分の感情から目をそらし、その足を一歩ずつ動かしていった。
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- 837 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:10:42.90 ID:CIvcJkKp0
- 【エレベーターホール】
摩美々「……っ!」
もうくぐるのも四度目になる赤い扉。
ホールに入るなり摩美々さんと目が合ってしまった。
いつもなら情報共有や励まし合い、となるはずなのだけど摩美々さんは未だに私の近くに寄ろうとはしない。
めぐる「摩美々、どうしちゃったんだろう……」
灯織「うん……」
でも、摩美々さんは怯えているわけでも、まして敵意をぶつけているわけでもない。
何かを決心していて、それを守り続けるために、接触を避けている。
一人で研ぎ澄ますことに一心になっているような雰囲気を感じ取れる。
だとすれば、私がすべきなのは摩美々さんを信じること。
きっと摩美々さんなら、必ずその腹の中も打ち明けてくれるはずだ。
裁判場で、同じ立場で戦っていれば……いずれは。
- 838 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:12:09.73 ID:CIvcJkKp0
-
エレベーターに私が乗り込むと、すぐに背後で扉が閉まった。
咲耶さんというかけがえのないリーダーを失ったことで、これまでの事件以上にエレベーター内の空気は重たかった。
耳障りなゴウンゴウンという音のほかに聞こえるのは息遣いだけ。
本来なら、今頃はみんな揃って笑顔でライブに参加していたはず。
それなのに、むしろ私たちが向かっているのは地下の奥深く、華々しい舞台とは真反対の処刑場だ。
天国から地獄なんてのはまさに今みたいな状況のことをさすんだろう。
ああ、堕ちていく。私の体がエレベーターとともに下降していく。
頭の先から足先まで、死の香り立ち込める、裁判場へと堕ちていく。
_____チーン!
暗く重たい空気の末、エレベーターは場違いな音を立てて停止した。
モノクマ「ようこそ!生死のユートピア、学級裁判場へ!」
雛菜「相変わらず模様替えが手早いですね〜」
モノクマ「今回は被害者の白瀬さんのソロ曲、千夜アリアをイメージしてアラビアンな内装にしちゃいました!なんだかリッチな気分ですよね!」
摩美々「……咲耶の曲、もう一度聞きたかった」
- 839 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:13:13.25 ID:CIvcJkKp0
-
咲耶さん……
私たちの中で最年長であった彼女は私たちのリーダーであるとともに、誰よりもコロシアイを憎んでいた。
私たちの間で起きたコロシアイに胸を痛め、仲間を疑うことに苦しみ続けていた……
そんな心優しき人が……殺された。
モノクマの提示したかくれんぼ。そのルールに振り回された結果、潔白な彼女が犠牲となってしまった。
……どうして?
なんでよりにもよって、咲耶さんが?
この学園では理不尽しか起こらない。抗うこともできず、覆すこともできない理不尽。
人の命も簡単に巻き込んで、希望も絶望も一緒くたにしてしまう理不尽。
そんな理不尽を理不尽で上塗りするような、最低最悪の学級裁判が今また始まろうとしている。
この事件の理不尽はどこに向かうのか。
私たちは理不尽にも、それに向き合うことが義務付けられている。
それならもういっそ……逃げずに立ち向かってやる。
絶対にこの理不尽のすべてを、解き明かしてやる。
- 840 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:14:05.26 ID:CIvcJkKp0
-
__________命がけの、【学級裁判】で。
- 841 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:16:17.53 ID:CIvcJkKp0
- キリがいいところなのでここまでで終了。
テンポよく進んだので捜査パートも最後まで行けましたね。
今回事件の謎自体は易しめな感じはするので、もしかするともう犯人までたどり着けるかもしれません。
その分裁判パートが前回より気持ち難しめになってるので、
もしかすると前回以上に深読みして間違いに行くケースも出てくるかも……?
次回更新は6/4 22:00〜予定、金土日で裁判をやってしまいたいですね。
それではお疲れ様でした。
- 842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 22:18:36.27 ID:zGUsa0EK0
- 乙です
- 843 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/02(水) 22:21:38.41 ID:CIvcJkKp0
-
あ、念のため。
毎章恒例ですが、直接的に犯人を特定するようなネタバレ書き込みは控えていただけると助かります。
- 844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 22:22:21.13 ID:uogxD0yP0
- お疲れ様でしたー
- 845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/02(水) 22:59:21.28 ID:zSi4DoPr0
- 【ネタバレ】犯人は10代の女性
- 846 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2021/06/03(木) 02:52:38.33 ID:+4MKsle/0
- VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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- 847 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/03(木) 21:42:42.62 ID:+FVJC/vU0
-
突然の書き込みすみません、金土日と学級裁判をやる予定だったのですが、
いつもの時間だとアーカイブ鑑賞会と重なることが判明しました。
そこで土日は日中の更新をしたいのですがよろしいでしょうか?
おおよそ15:00~17:00になるとは思うのですが…
- 848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/04(金) 01:16:26.50 ID:9X8gNHCoO
- 大丈夫ですよー!
- 849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 01:18:42.17 ID:9X8gNHCoO
- すいませんsage忘れました
大丈夫ですよー!
- 850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 08:11:22.17 ID:DopKkcI20
- 了解しました!
- 851 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 21:53:52.65 ID:wJb9QWU10
- ご回答ありがとうございました、お伝えした通り土日は15:00~17:00目安で更新しようと思います。
学級裁判パートは一気に集中してやりたいですからね。
それではぼちぼち更新していきます。
- 852 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 21:56:12.31 ID:wJb9QWU10
- 【コトダマ】
【かくれんぼ】
〔かくれんぼのルール
1.オマエラは鬼となって、オマエラの中に潜む裏切り者を探してもらいます。
2.見つけ出した裏切り者をぶっ殺します。
3.裏切り者をオマエラが殺した場合、学級裁判は行われずそのままコロシアイ合宿生活はおしまいとなります。
4.みんなで協力して裏切り者をぶち殺して仲良くなりましょう。
5.なお、このかくれんぼにはモノクマは参加しません。
以上のルールが今回の動機として設けられた。白瀬咲耶の殺害において、この条件は満たされたことにならず、学級裁判が行われることになった〕
【モノクマファイル4】
〔被害者は白瀬咲耶。死亡推定時刻は16時20分ごろ。音楽室のステージ上で殺害された模様。目立った外傷はなく、犯人と争った形跡もない。事件発生当時、現場ではスプリンクラーが作動しており、死体も頭からつま先まで全身が濡れてしまっている〕
【スプリンクラー】
〔音楽室に備え付けられているスプリンクラー。煙を感知し、火元の消化のために水を散布する。事件当時にも作動していたようで、灯織たちが現場に踏み入った際には現場は水浸しになっていた。〕
【非常電源】
〔音楽室が停電になると起動する。一台で音楽室のすべての設備を維持できるほどの発電力を有している〕
【断線ケーブル】
〔ステージ上に落ちていたケーブルの一部が、途中でちぎれてしまっていた〕
【フロアライト】
〔ライブステージ上に並べられていたライト。感暗式で、一定の光度以下になると自動で転倒する。電源は電池を使用し、それぞれ独立している〕
- 853 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 21:57:28.99 ID:wJb9QWU10
- 【薬品A】
〔音楽室の座席の下に落ちていた薬品の空き瓶。酸素と反応して気化し、無色透明な気体となる。気体を吸引すると催眠性の効果を発揮し、数分で意識を失ってしまう〕
【薬品B】
〔ステージ上に落ちていた薬品の空き瓶。酸素と反応して気化し、無色透明な気体となる。薬品Aと結合すると強い有毒性のガスを発生させ、吸引すると数分で呼吸困難になり、適切な治療を行わなかった場合死に至る。使用後のボトルは特殊な洗浄が必要となるため、使いまわしはできない〕
【ブレーカー】
〔音楽室全体の電力供給をつかさどるブレーカー。レバーを上下させてオンオフを切り替える。かなり高い位置に取り付けられており、灯織たちでは降ろせそうもない〕
【制御室のエアコン】
〔ステージ脇の制御室に取り付けられていたエアコン。16時20分になると起動するようにタイマーが設定されていた〕
【事件当時の状況】
〔愛依と雛菜は観客席の装飾、咲耶はステージ上で、摩美々は制御室で照明の調整をしていた。作業中唐突に煙があがり、咲耶の指示で全員が屈んでいると、煙を感知したスプリンクラーが作動。その直後に照明も落ちてしまう。真っ暗闇の中、咲耶を除いた三名はなぜか意識を失ってしまった〕
【燻煙剤】
〔音楽室に落ちていたもの。開封して着火するとしばらく経った後に自動で煙が発生する。害虫撃退用〕
- 854 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 21:58:50.64 ID:wJb9QWU10
- 【音楽室のエアコン】
〔音楽室のエアコンは壁に取り付けられたパネルで制御されていた。温度は18度と異常なまでに低く設定されている〕
【モノクマの証言】
〔モノクマはその部屋の中で事件が起きている場合、学級裁判に必要な場合は閉まっている鍵であっても特別に開けてくれるらしい〕
【ゴム】
〔音楽室の入り口付近に落ちていた弾力あるゴムのような何か。智代子曰く、「図工室の味がする」らしい〕
【音楽室の扉の鍵】
〔扉下部にいわゆるシリンダー式の鍵がついている。施錠できるのは外側からだけ〕
【ガスマスク】
〔音楽室の入り口付近に落ちていたガスマスク。有害な気体を吸うことを防ぐために使う〕
【ピアノ線】
〔咲耶がライブの前に予備を用意していたらしい〕
【化学室の薬品棚】
〔薬品A,Bが入っていた棚。他にも毒薬の『コトキレルX』が盗難されていた〕
【備品リスト】
〔化学室の薬品について事細かに記載されたリスト。これによると『コトキレルX』は液体の薬品らしい〕
-------------------------------------------------
- 855 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:01:50.82 ID:wJb9QWU10
- あ、裁判開始直前ですが一つだけ。
前章クリアボーナスとして習得した幽谷霧子のスキル【包・帯・組・曲】ですが
裁判終了後にモノクマメダルを獲得する際に、誤答ペナルティを三回分までないものとして判定する効果で確定させます。
三回まで間違えても、ノーダメージみたいなイメージです。
それでは学級裁判開始します。
- 856 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:02:36.58 ID:wJb9QWU10
- 【学級裁判 開廷!】
モノクマ「まずは学級裁判のルールの確認から始めます」
モノクマ「学級裁判では皆さんの中に潜むクロを探していただきます」
モノクマ「議論の結果指摘されたクロが正解ならクロのみがおしおき、不正解ならクロ以外の全員がおしおきとなります」
モノクマ「今回は裁判も開けないかと思ったけど、クロには感謝しなきゃだね!なんたって彼女のおかげでこうやって続けられるんだから!」
摩美々「……」
(摩美々さん……やっぱり様子がおかしい……)
(咲耶さんという心のよりどころを失ったにしては冷静すぎるような……)
灯織「……ひとまず、議論を開始しましょう」
灯織「今回の事件は、咲耶さん主催の音楽会……その会場で起きた事件です」
円香「主催がその現場で殺される……皮肉なものですね」
雛菜「ライブには円香先輩以外の全員が参加予定でしたね〜」
めぐる「円香も開演前に誘おうとしたんだけど……個室にはいなかったんだよね」
円香「……」
凛世「ちなみに、円香さんはそのときどちらに……」
円香「……別に。娯楽室で雑誌を読んでただけ」
智代子「で、事件自体はわたしたちが寄宿舎に行ってる間に起きたんだよね!」
愛依「イルミネと放クラの四人がいなくなったときに、事件が起きた系で…」
めぐる「なら、まずは事件現場に居合わせた三人の話を聞くところからだね!」
雛菜「っていうと雛菜たちのことですか〜」
愛依「オッケー、とりあえずうちらが体験したこと、そのあることないこと全部話すかんね!」
灯織「……あったことだけで、お願いします」
- 857 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:04:11.24 ID:wJb9QWU10
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【ブレーカー】
‣【事件当時の状況】
‣【薬品A】
‣【モノクマファイル4】
‣【化学室の薬品棚】
‣【ゴム】
智代子「事件が起きたのは【16時20分】……」
智代子「ちょうどわたしたちが【音楽室を離れたタイミング】だったよ!」
愛依「うちらはその間もずっと【会場の準備をしてた】んだよね!」
摩美々「咲耶はステージ照明の点検をして、わたしは制御室」
摩美々「あとの二人は会場の装飾をやってたんですよねー」
雛菜「音楽室の壁に飾りをつけたりやってましたね〜」
愛依「で、うちらが飾り付けやってたら突然煙があがったんだよね!」
愛依「【その煙を吸ったせいで】意識を失って…」
雛菜「目が覚めたらもう事件も終わってたんですよね〜」
摩美々「……これが私たちの知る全てですー」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:05:40.98 ID:5mV1R3t00
- 【その煙を吸ったせいで】に【薬品A】
- 859 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:08:19.28 ID:wJb9QWU10
- 灯織「それは違います!」論破!
【BREAK!】
灯織「愛依さん、音楽室で突如噴出した煙を吸い込んで意識を失ってしまった…そうですね?」
愛依「え?う、うん……多分」
灯織「だとしたらおかしいんですよ……愛依さんたちが意識を失う原因となったこちらの薬品A、これは酸素と結合して催眠性のガスを発生させるんですが……」
灯織「そのガス自体は無色透明。愛依さんの言うように視認可能な煙にはならないと思うんです」
愛依「えっ?!ま、マジ?!」
雛菜「あは〜?雛菜もおかしいと思ってたんだよね〜、確かにあの時、煙は出てたと思うけど〜」
雛菜「雛菜はその煙を吸ってはないと思う〜」
摩美々「私も雛菜に同じくー」
灯織「愛依さん、思い出してください……本当に、煙を吸って意識を失ったんですか?」
愛依「ん〜〜〜……」
愛依「ごめん、うちの記憶違いかも……」
智代子「ズコー!」
凛世「でしたら、その煙とはいったい何だったのでしょう……」
凛世「音楽室におられた、お三方が目撃した狼煙……その正体とは……?」
灯織「煙の正体ならわかってるよ」
凛世「なんと……!」
(事件現場に落ちていて、有色の煙を発生させるもの……あれしかないよね)
【正しいコトダマを指摘しろ!】
>>852〜>>854
↓1
- 860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:09:44.09 ID:B4hq1dFn0
- 燻煙剤
- 861 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:14:01.91 ID:wJb9QWU10
-
灯織「これです!」
【解!】
灯織「音楽室の座席下に落ちていた燻煙剤。これだと思う」
愛依「クンエン……?」
雛菜「煙のモクモクで部屋の中の虫を退治するやつだね〜」
円香「……!!」
雛菜「例えば〜、家に住み着いてるシロアリとか〜」
円香「……シロアリ」
雛菜「真っ黒でカサカサって動き回るゴキブリとか〜!」
円香「……雛菜」
雛菜「ゴキブリとか〜〜〜〜!!」
円香「……雛菜、お願いだから」
(な、名前を言われるのも苦手なのかな……)
摩美々「原理はマッチと同じ、摩擦面をこすり合わせて着火すると時間差で煙が発生するんですよねー」
智代子「突然そんな煙が噴き出て、意識も失っちゃったら……確かに愛依ちゃんみたいに記憶違いしちゃうかもね!」
愛依「アハハ……うちパニクッてたからさ……」
めぐる「でも、なんでそんな燻煙剤が?」
灯織「ライブの準備……ってわけじゃないだろうね」
凛世「犯人が持ち込んだものだと考えるのが自然でしょう……」
智代子「で、でもなんのためにそんな煙なんか……?事件に必須だったのかな?」
めぐる「よーし、それじゃあ次は犯人が燻煙剤を持ち込んだ理由について議論してみよう!」
- 862 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:15:28.16 ID:wJb9QWU10
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【薬品A】
‣【断線ケーブル】
‣【制御室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【備品リスト】
‣【フロアライト】
めぐる「犯人はどうして燻煙剤を現場に持ち込んだのかな?」
凛世「煙を焚いているうちに≪姿を消す≫つもりだったのでしょうか……」
凛世「忍者のように、どろんと……」
摩美々「煙を焚くことで≪警戒させること自体が目的≫だったとかはー?」
智代子「燻煙剤の煙で≪別の匂いを誤魔化そうとした≫のかな!」
愛依「発想を逆転させて、≪焚いたのは咲耶ちゃんだった≫とかは?!」
愛依「そんでもってダイイングメッセージ的な!」
雛菜「あっ!雛菜分かった〜♡」
雛菜「音楽室に≪でっかいゴキブリがいたから退治したかった≫とか〜〜〜!!」
円香「雛菜……本気でやめて」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:25:37.37 ID:B4hq1dFn0
- 別の匂いを誤魔化そうとした に 薬品A
- 864 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:29:43.17 ID:wJb9QWU10
- 智代子「……あれ?でも、薬品Aの生じさせる気体って……匂いはしないんじゃなかったっけ?」
(しまった……間違えてしまった、皆さんからの心証が悪くなってしまったみたい……)
(燻煙剤が煙を発生したとき……現場ではどんな状況だったか落ち着いて考え直そう……!)
【スキル:包・帯・組・曲の効果で誤答ペナルティが無効化されました】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【薬品A】
‣【断線ケーブル】
‣【制御室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【備品リスト】
‣【フロアライト】
めぐる「犯人はどうして燻煙剤を現場に持ち込んだのかな?」
凛世「煙を焚いているうちに≪姿を消す≫つもりだったのでしょうか……」
凛世「忍者のように、どろんと……」
摩美々「煙を焚くことで≪警戒させること自体が目的≫だったとかはー?」
智代子「燻煙剤の煙で≪別の匂いを誤魔化そうとした≫のかな!」
愛依「発想を逆転させて、≪焚いたのは咲耶ちゃんだった≫とかは?!」
愛依「そんでもってダイイングメッセージ的な!」
雛菜「あっ!雛菜分かった〜♡」
雛菜「音楽室に≪でっかいゴキブリがいたから退治したかった≫とか〜〜〜!!」
円香「雛菜……本気でやめて」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:38:37.41 ID:B4hq1dFn0
- 警戒させること自体が目的 に 制御室のエアコン
- 866 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:42:26.17 ID:wJb9QWU10
- 摩美々「……制御室のエアコンー?」
摩美々「でも、燻煙剤がたかれたのは音楽室のホールだしなー」
(うーん、少し推理に飛躍があるのかな……もう少し考え直してみよう)
【スキル:包・帯・組・曲の効果で誤答ペナルティが無効化されました】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【薬品A】
‣【断線ケーブル】
‣【制御室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【備品リスト】
‣【フロアライト】
めぐる「犯人はどうして燻煙剤を現場に持ち込んだのかな?」
凛世「煙を焚いているうちに≪姿を消す≫つもりだったのでしょうか……」
凛世「忍者のように、どろんと……」
摩美々「煙を焚くことで≪警戒させること自体が目的≫だったとかはー?」
智代子「燻煙剤の煙で≪別の匂いを誤魔化そうとした≫のかな!」
愛依「発想を逆転させて、≪焚いたのは咲耶ちゃんだった≫とかは?!」
愛依「そんでもってダイイングメッセージ的な!」
雛菜「あっ!雛菜分かった〜♡」
雛菜「音楽室に≪でっかいゴキブリがいたから退治したかった≫とか〜〜〜!!」
円香「雛菜……本気でやめて」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/04(金) 22:44:11.93 ID:gGJS8m/U0
- 姿を消す に 断線ケーブル
- 868 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:47:00.92 ID:wJb9QWU10
- 凛世「はて……」
凛世「ケーブルと燻煙剤にどのような関係が、あるのでしょうか……」
(うーん、これも少し飛躍があったのかな……)
(燻煙剤が焚かれたことによって起きた変化を考えてみた方がいいかもしれない……)
(煙が発生した時、実際みなさんはどうしたんだろうか……)
【スキル:包・帯・組・曲の効果で誤答ペナルティが無効化されました】
【スキル:包・帯・組・曲の効果を使い切りました】
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【薬品A】
‣【断線ケーブル】
‣【制御室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【備品リスト】
‣【フロアライト】
めぐる「犯人はどうして燻煙剤を現場に持ち込んだのかな?」
凛世「煙を焚いているうちに≪姿を消す≫つもりだったのでしょうか……」
凛世「忍者のように、どろんと……」
摩美々「煙を焚くことで≪警戒させること自体が目的≫だったとかはー?」
智代子「燻煙剤の煙で≪別の匂いを誤魔化そうとした≫のかな!」
愛依「発想を逆転させて、≪焚いたのは咲耶ちゃんだった≫とかは?!」
愛依「そんでもってダイイングメッセージ的な!」
雛菜「あっ!雛菜分かった〜♡」
雛菜「音楽室に≪でっかいゴキブリがいたから退治したかった≫とか〜〜〜!!」
円香「雛菜……本気でやめて」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 869 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:50:48.69 ID:B4hq1dFn0
- 警戒させること自体が目的 に フロアライト
- 870 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:54:37.96 ID:wJb9QWU10
- 摩美々「フロアライトねー……」
摩美々「でもあれって、燻煙剤が焚かれる前から光ってなかったー?」
(あれ……違うか……)
(煙が発生した際に、みなさんは警戒して、その煙を吸うことがないようにしたはずだ……)
(それを犯人は利用して……何を狙ったんだろう)
(コトダマの情報を見返してみるのもいいかもしれない……)
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【薬品A】
‣【断線ケーブル】
‣【制御室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【備品リスト】
‣【フロアライト】
めぐる「犯人はどうして燻煙剤を現場に持ち込んだのかな?」
凛世「煙を焚いているうちに≪姿を消す≫つもりだったのでしょうか……」
凛世「忍者のように、どろんと……」
摩美々「煙を焚くことで≪警戒させること自体が目的≫だったとかはー?」
智代子「燻煙剤の煙で≪別の匂いを誤魔化そうとした≫のかな!」
愛依「発想を逆転させて、≪焚いたのは咲耶ちゃんだった≫とかは?!」
愛依「そんでもってダイイングメッセージ的な!」
雛菜「あっ!雛菜分かった〜♡」
雛菜「音楽室に≪でっかいゴキブリがいたから退治したかった≫とか〜〜〜!!」
円香「雛菜……本気でやめて」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:55:51.31 ID:B4hq1dFn0
- 警戒させること自体が目的 に 薬品A
- 872 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 22:57:30.81 ID:wJb9QWU10
- 灯織「それに賛成です!」同意!
【BREAK!】
灯織「燻煙剤の煙が立ったとき、音楽室にいたお三方が取った行動を思い出してください」
愛依「え?うちらの行動?」
雛菜「煙を見たときは、それが燻煙剤ってわかってなかったから〜」
雛菜「確か、煙を吸わないように身をかがめたんだったよね〜」
めぐる「……あっ!」
灯織「めぐる、わかった?」
めぐる「うん、わかったよ!今回の事件で使われた薬品A、あれのためだったんだね!」
円香「……ふぅん、そういうこと」
円香「薬品Aは吸引するだけで意識を混濁状態にさせる即効性のガスを発生させる。その一方で空気よりも重いという特性も持っている以上は普通にしていたら標的は吸ってくれない」
円香「それで燻煙剤を焚いて標的が煙を吸わないように低姿勢になることを誘ったってこと?」
灯織「……おそらくは」
摩美々「確かにあの時、私たちは全員煙を警戒して屈んでましたねー……」
灯織「既にそこから犯人の策略は始まっていたのかと……そう思います」
摩美々「すべては効率的に気絶させるため、そういうわけなんだー」
凛世「犯人は、そこまで読んだうえで策略を貼っていた……」
凛世「用意周到なお方とお見受けいたします……」
(凛世の言う通りだ……今回の事件は明らかに計画的な犯行)
(おそらくは、音楽界に参加すると決めたその時から計画は練られていた)
(犯人を突き止めるためには、その策略のすべてを暴かないと……!)
智代子「だとしたら怪しいのは現場にいた人だよ!」
智代子「だってそうでしょ?煙を焚いても、みんながしゃがんでくれないと意味ないんだし…現場でそれを指示しないと計画がおじゃんだよ!」
智代子「怪しいのは、現場で屈むように指示した人!犯人はその人なんじゃないかな!」
灯織「チョコ、ちょっと落ち着いて」
智代子「あれ!?」
(チョコに冷静になってもらうために、現場の状況を一度整理しよう)
(現場で屈むように指示したからって、その人が犯人とは限らない)
【正しいコトダマを選べ!】
>>852〜854
↓1
- 873 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:57:35.07 ID:5mV1R3t00
- 肝心な情報が捜査パートにしかないパターンか
- 874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 22:59:00.18 ID:5mV1R3t00
- あ、すまん
安価いいなら【事件当時の状況】
- 875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/04(金) 22:59:00.90 ID:gGJS8m/U0
- 事件当時の状況
- 876 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:02:42.82 ID:wJb9QWU10
- >>873 あー……コトダマに記載してなかったんですね、通りで……まあ原作にもこんなことあったような気もするしとりあえずこのまま進めますね
-------------------------------------------------
灯織「これです!」
【解!】
灯織「愛依さん、雛菜……現場で燻煙剤が焚かれた際の状況を改めて整理してもらってもいいですか?」
愛依「え?う、うん」
灯織「捜査のときに聞かせていただいた、現場のやり取りをもう一度、お願いします」
愛依「えっと……確か……」
~~~~~~~~~~~~~~~
咲耶「摩美々、照明のパターンチェンジは大丈夫そうかい?」
摩美々「切り替えもボタン一つのお手軽捜査なので大丈夫でーす」
愛依「……っしょ、凛世ちゃんすごいなー……!こんなキレーな飾り作れんだもん」
雛菜「ホントですね〜」
_____ブシュウウウウウ!
愛依「……えっ?!か、火事?!」
咲耶「……!?み、みんな、伏せるんだ!」
雛菜「え〜?」
咲耶「煙を吸うのだけは何としても避けるんだ!有毒性のガスが発生している恐れもある、口を抑えてしゃがむんだ!」
~~~~~~~~~~~~~~~
智代子「しゃ、しゃがむように指示したのは……咲耶ちゃんだったの?」
灯織「うん……確かに気絶させるためには現場でそのための指示を出すのが一番確実だけど……最悪失敗しても殺害計画は後ろ倒しにすればいいだけだから」
智代子「あぅ!?」
摩美々「まぁ、そうでなくても火事の際にしゃがめとは小学校でも習いますしー」
智代子「ひぐぅ!?」
めぐる「それだけじゃ犯人は絞れなそうだね…」
智代子「ふぁざなどぅ!?」
智代子「うぅ……いい発想だと思ったんだけどな……」
灯織「いや、他にも確認したかったことはあったし……完全に無駄だったわけじゃなかったよ」
愛依「確認したかったこと?」
灯織「先ほどのやり取りを思い出して下さい……現場で最後まで起きていたのは咲耶さん、ですよね?」
智代子「そういえば……他の三人の意識が遠くなっている中でも咲耶ちゃんだけはなにも変わった様子がないね」
凛世「咲耶さんは、気絶しなかったのでしょうか……?」
灯織「うん、多分……」
雛菜「ん〜?でも現場って催眠ガスで充満してたよね〜?それっておかしくない〜?」
灯織「それも説明は容易につくと思う……」
(咲耶さんが気絶せずに済んだ理由……それはこれまでの議論にも出てきた、あれが理由だ)
・高さ
・体質
・距離
【正しい選択肢を選べ!】
↓1
- 877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:04:16.02 ID:B4hq1dFn0
- 高さ
- 878 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:05:24.57 ID:wJb9QWU10
-
灯織「これです!」
【解!】
灯織「死体発見当時の状況を思い出して」
灯織「咲耶さんはステージの上で亡くなっていた……煙が発生した時も同様だったんじゃない?」
雛菜「ん〜……あっ、確かにそうかもしれない〜」
愛依「咲耶ちゃんはずっと照明を制御室の摩美々ちゃんと相談して調整してたから……うん!多分ステージの上にいた!」
摩美々「ステージは音楽室の床と1m弱ほどの高低差があるしー」
摩美々「空気より重たい気体が充満してもステージ上、更には立ってる咲耶の口までは届かないでしょうねー」
智代子「ってことは……咲耶ちゃんは現場で唯一意識を保ち続けてたってことだよね!」
智代子「……あれ?だったらどうして咲耶ちゃんは死んじゃったの?」
愛依「確かに……ほかに意識がある人がいないんだったら、犯行自体不可能だよね?」
灯織「……いや、現場には咲耶さん以外にも意識のある人がいたかもしれません」
智代子「えっ?!で、でもみんなガスを吸っちゃってたんだよね?!」
智代子「も、もしかして吸ってない人がいたの?」
(その可能性を示す証拠もあった……それを提示するんだ!)
【正しいコトダマを選べ!】
>>852〜>>854
↓1
- 879 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:06:37.87 ID:B4hq1dFn0
- 事件当時の状況
- 880 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:09:08.20 ID:wJb9QWU10
- (いや……愛依さんの話では、咲耶さん以外に意識があったとは分からないはず……)
(もっと明確に意識を保ったままでいられる何かがなかっただろうか……)
智代子「ってことは……咲耶ちゃんは現場で唯一意識を保ち続けてたってことだよね!」
智代子「……あれ?だったらどうして咲耶ちゃんは死んじゃったの?」
愛依「確かに……ほかに意識がある人がいないんだったら、犯行自体不可能だよね?」
灯織「……いや、現場には咲耶さん以外にも意識のある人がいたかもしれません」
智代子「えっ?!で、でもみんなガスを吸っちゃってたんだよね?!」
智代子「も、もしかして吸ってない人がいたの?」
(その可能性を示す証拠もあった……それを提示するんだ!)
【正しいコトダマを選べ!】
>>852〜>>854
↓1
- 881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:10:07.61 ID:5mV1R3t00
- 【ガスマスク】
- 882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:10:14.03 ID:gGJS8m/Uo
- ガスマスク
- 883 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:12:19.09 ID:wJb9QWU10
- 灯織「これです!」
【解!】
灯織「現場の片隅に落ちていたガスマスク……これがあればガスを吸わずに済みますよね?」
智代子「が、ガスマスク?!」
円香「それ……科学室にあったやつ?」
雛菜「え〜?円香先輩詳しいね〜」
円香「そりゃね……あそこは色々と使えそうなものが多いから」
(色々と使えそう……か)
灯織「現場に落ちていたのは一つだけ……意識を失ったと思われていた三人のうち一人が、倒れたように見せかけてこっそりこれを装着していた場合前提が覆りますよね」
めぐる「現場では咲耶のほかに犯人も自由に行動できたってことなんだもんね!」
めぐる「自由に動けた一人の犯人が、咲耶をみんなが意識を失っているうちに殺しちゃったんだ!」
灯織「うん、そう考えるのが妥当だと思う」
【雛菜「そんなんじゃしあわせ〜にはなれない〜!!」】反論!
- 884 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:14:05.70 ID:wJb9QWU10
- 灯織「ひ、雛菜……?」
雛菜「ガスマスクがあれば、犯人は自由に行動できたかもしれないけど〜」
雛菜「それを犯人が使ったっていう証拠はないよね〜?」
灯織「うっ……そ、それは……」
雛菜「事件の後に犯人がこっそり置いただけかもしれないし〜、意識があったかどうかの判断はつかないよね〜〜〜!」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
【コトノハ】
‣【モノクマファイル4】
‣【非常電源】
‣【事件当時の状況】
‣【モノクマの証言】
‣【ガスマスク】
‣【備品リスト】
雛菜「現場は被害者以外は全員ガスを吸って意識を失ってたよ〜」
雛菜「煙がした瞬間全員その場にしゃがみこんだから〜」
雛菜「大体そのガスマスクも誰かが使った証拠でもあるの〜?」
雛菜「そんな証拠もないなら」
雛菜「ただの偽装工作かもしれないよね〜」
-------------------------------------------------
【発展!】
灯織「確かに誰かがこのガスマスクを使用した証拠はないかもしれない……」
灯織「でもそれは同時に誰も使っていないことを証明する証拠もないってことだよ!」
灯織「誰かの意識があったことを否定する材料にはならない!」
-------------------------------------------------
雛菜「確かに物理的な証拠はどっちみちないかもしれないけど〜」
雛菜「それって屁理屈じゃない〜?」
雛菜「それに、いくら意識を失っている最中だからって誰かがガスマスクをつけてたらわかると思う〜」
雛菜「あの時だって【他のアイドルがどうなってるか実際雛菜は見てた】し〜」
雛菜「ガスマスクをつけてた人なんて雛菜は見てないよ〜?」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ60以上で論破しろ!】
【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】
【コンマの数値が+25されます】
↓1
-------------------------------------------------
- 885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:15:20.54 ID:B4hq1dFn0
- 他のアイドルがどうなってるか実際雛菜は見てた に 事件当時の状況
- 886 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:16:37.04 ID:wJb9QWU10
- 灯織「その矛盾、斬らせてもらいます!」
【BREAK!】
灯織「……雛菜、雛菜の証言には矛盾があるよ」
雛菜「え〜?」
灯織「事件発生当時の状況を思い出してみて。煙の発生と同時に、何か異常が起きていなかった?」
愛依「……あ!停電!」
灯織「うん……原因は不明だけど、煙の発生と同時に音楽室はその照明もすべて落ちてしまってた」
灯織「だとすれば……ガスマスクを着けていた人間がいたかどうかなんて判別はつかないよね?」
めぐる「ホントだ!停電はわたしたちが音楽室に戻ってくるまでそのままだったけど……」
めぐる「現場は咲耶の死体のあるステージ上以外まるで何も見えない真っ暗闇だったよ!」
灯織「ガスマスクを着けていた人間がいたかどうかなんて、断言できないはず!」
雛菜「……そうだね〜」
智代子「で、でもそれっておかしくない?!」
智代子「だって、雛菜ちゃんは事件の当事者だったんだよね?!停電のことは誰よりも知ってたはずなのに……なんでそれを黙ってたんだろう」
雛菜「もしかして、雛菜のこと疑ってます〜?」
智代子「い、いやいや!別にそういうつもりじゃないよ?!うん、ホントに!」
灯織「チョコの警戒する気持ちもわかる、けど……別にそこは咎めるべき点じゃない、と思う」
めぐる「灯織?」
灯織「さっきの反論が通って、私のガスマスクが完全に無視されることになれば、あの時現場にいた三人の容疑は一気に晴れることにもつながるから……」
灯織「雛菜は自分に投票されることを恐れてのことだったんじゃないかな」
雛菜「あは〜……」
凛世「お待ちください」
- 887 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:17:41.79 ID:wJb9QWU10
-
愛依「今度は凛世ちゃん?!」
凛世「灯織さんの理論は筋が通りません……」
凛世「今凛世たちが行っているのは学級裁判……目指すべきは全員で正答にたどり着くこと……」
凛世「雛菜さんが犯人でないにせよ、ガスマスク自体を否定するということは……摩美々さんと愛依さんも庇い建てることになります……」
凛世「雛菜さんにはお二人が犯人でないという確信がある、ということでしょうか……」
(……!!)
愛依「そ、それホント?!雛菜ちゃん?!」
雛菜「……ホントですよ〜」
摩美々「やるじゃん雛菜―」
雛菜「ていうか、ずっとなんでこの話をしないのかな〜って思ってたんですよね〜」
雛菜「この証拠の存在で、あの時音楽室にいた三人が犯人じゃないことは明らかなのにな〜って」
灯織「そ、そんな証拠が……?」
雛菜「じゃあ今から雛菜が教えてあげるので〜」
雛菜「雛菜の証言だけに集中しててね〜?」
- 888 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:18:31.29 ID:wJb9QWU10
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
【コトダマ】
‣【モノクマの証言】
‣【事件当時の状況】
‣【断線ケーブル】
‣【音楽室の扉の鍵】
‣【ピアノ線】
‣【スプリンクラー】
雛菜「今回の事件の犯人は音楽室にいた三人ではそもそも成立しないんですよね〜」
雛菜「だって思い出してみてください、【現場は密室だった】んですよ〜?」
雛菜「他の誰も侵入して、犯行の邪魔をしないように……」
雛菜「【音楽室の扉の鍵を閉めて密室にした】んですよ〜」
雛菜「音楽室の扉の鍵は外側にしかありませんし〜」
雛菜「閉めることができたのはあの時【外にいた人だけ】〜」
雛菜「音楽室の外側にいた犯人が雛菜たちを閉じ込めたうえで」
雛菜「何か【トリックを使って殺した】んじゃないですか〜?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:21:28.29 ID:5mV1R3t00
- 【音楽室の扉の鍵を閉めて密室にした】に【モノクマの証言】
- 890 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:24:55.43 ID:wJb9QWU10
-
灯織「それは違います!」論破!
【BREAK!】
灯織「確かに雛菜の言う通り、音楽室の扉は外側からしか施錠できません」
灯織「ですが、事件当時も外側から施錠されていたとは限りません!」
雛菜「え〜、なにそれ〜!内側からピッキングでもしたってこと〜?」
灯織「いや、そうじゃなくて……」
灯織「あの時、本当に鍵がかかっていたのかな?」
めぐる「えっ?!で、でも灯織……扉をいくら引いてもびくともしなかったんだよ?!」
智代子「うん、それはわたしも凛世ちゃんも一緒に確認したし……」
灯織「モノクマの発言を思い出してみて、前にモノクマは『事件発生時など学級裁判に必要な時に限り、施錠済みの扉を開錠する』って宣言してたよね」
灯織「既にあの段階で咲耶さんは死亡していて、事件は起きていた。それなのに私たちがいくら頼んでもモノクマは開錠してくれなかった」
灯織「……ということは?」
- 891 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:26:21.68 ID:wJb9QWU10
-
摩美々「なるほどねー」
摩美々「事件が起きているのに、開けてくれないなら……鍵がかかっているという前提の方がおかしいってことなんだー」
雛菜「え〜、それって結局また屁理屈じゃん〜」
雛菜「なんの証拠もなく、モノクマの言葉の揚げ足取りだけで判断するの〜?」
(……そうだ、これもまたあくまで可能性にしか過ぎない)
(……完全な否定にはつながらない)
雛菜「大体今言ってたよね〜、扉は開けられなかったって!」
雛菜「だったらやっぱり鍵はかかってたんじゃない〜?モノクマが言ったことを全部守るとは限らないし〜」
モノクマ「なんだかボクのことを悪く言われてるような気がしますが……」
モノクマ「答えは沈黙!今いいところだしね!横やりは入れませんよ!」
智代子「うーん、でも確かに雛菜ちゃんの言う通り、あの時の扉はいくら引いてもびくともしてなかったし……」
智代子「ど、どっちなんだろう……」
(いや、きっとあの時扉の鍵自体は閉められてはいなかった……それはモノクマの態度から明らか)
(だとしたら扉を開かないようにするトリックがあったはず……)
(考えよう……考えるんだ、密室を作り出した犯人のトリックを……!)
- 892 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:27:50.51 ID:wJb9QWU10
- -------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【モノクマファイル4】
‣【制御室のエアコン】
‣【音楽室の扉の鍵】
‣【音楽室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【モノクマの証言】
雛菜「事件当時音楽室の扉は≪鍵が閉められてた≫んですよ〜」
雛菜「鍵は外にしかないから、それを閉められるのは音楽室の外にいた人だけじゃないですか〜」
智代子「部屋の内側から鍵を回す方法はなかったのかな?」
愛依「そもそも音楽室ん中は【ガスが充満してた】し……」
愛依「停電もしてたから≪ピッキング≫もできなくない?」
摩美々「それこそそんな怪しい真似をしたら物音も起きるんで気づくんじゃないですかー?」
円香「鍵がかかってなかったとしたら……」
円香「≪内側から強い力で抑え込んでいた≫とか?」
雛菜「全員意識がなかったって言ったよね〜?」
雛菜「押さえつけるなんか絶対無理だよね〜」
めぐる「あっ!それじゃあ何か物を置いて≪物理的に扉を動かなくさせた≫とか!」
智代子「あっ!それならできそうだね!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:35:44.53 ID:5mV1R3t00
- ≪物理的に扉を動かなくさせた≫に【モノクマの証言】
- 894 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/04(金) 23:36:02.48 ID:B4hq1dFn0
- ガスが充満してた に 音楽室のエアコン
- 895 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:37:49.87 ID:wJb9QWU10
- めぐる「うーん、でもモノクマの話だと、鍵がかかってなかったことの裏付けにはなるけど……」
めぐる「何か物があったことの裏付けにはならないような気がするよ……むむむ」
(うーん、違うか……)
(モノクマの証言から考えるに、鍵をかけずに密室を作る方法があった……)
(そのトリック、当時の状況から考えてみるのがいいのかな)
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【モノクマファイル4】
‣【制御室のエアコン】
‣【音楽室の扉の鍵】
‣【音楽室のエアコン】
‣【燻煙剤】
‣【モノクマの証言】
雛菜「事件当時音楽室の扉は≪鍵が閉められてた≫んですよ〜」
雛菜「鍵は外にしかないから、それを閉められるのは音楽室の外にいた人だけじゃないですか〜」
智代子「部屋の内側から鍵を回す方法はなかったのかな?」
愛依「そもそも音楽室ん中は【ガスが充満してた】し……」
愛依「停電もしてたから≪ピッキング≫もできなくない?」
摩美々「それこそそんな怪しい真似をしたら物音も起きるんで気づくんじゃないですかー?」
円香「鍵がかかってなかったとしたら……」
円香「≪内側から強い力で抑え込んでいた≫とか?」
雛菜「全員意識がなかったって言ったよね〜?」
雛菜「押さえつけるなんか絶対無理だよね〜」
めぐる「あっ!それじゃあ何か物を置いて≪物理的に扉を動かなくさせた≫とか!」
智代子「あっ!それならできそうだね!」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破もしくは正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 896 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:51:49.05 ID:wJb9QWU10
- 正直ここは難易度高いところだと思うので、ヒントでも。
灯織の言う「当時の状況」はここのことです。
>>775〜>>779
- 897 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/04(金) 23:52:20.45 ID:wJb9QWU10
- あ、引き続き解答は↓1でお願いします
- 898 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:01:39.25 ID:XSsZlqvc0
- 12時来たので更にヒント、コトダマと同意ポイントを絞りますね。
-------------------------------------------------
【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【モノクマファイル4】
‣【音楽室のエアコン】
‣【燻煙剤】
雛菜「事件当時音楽室の扉は≪鍵が閉められてた≫んですよ〜」
雛菜「鍵は外にしかないから、それを閉められるのは音楽室の外にいた人だけじゃないですか〜」
智代子「部屋の内側から鍵を回す方法はなかったのかな?」
愛依「そもそも音楽室ん中はガスが充満してたし……」
愛依「停電もしてたからピッキングもできなくない?」
摩美々「それこそそんな怪しい真似をしたら物音も起きるんで気づくんじゃないですかー?」
円香「鍵がかかってなかったとしたら……」
円香「≪内側から強い力で抑え込んでいた≫とか?」
雛菜「全員意識がなかったって言ったよね〜?」
雛菜「押さえつけるなんか絶対無理だよね〜」
めぐる「あっ!それじゃあ何か物を置いて物理的に扉を動かなくさせたとか!」
智代子「あっ!それならできそうだね!」
【正しいコトダマで正しい発言に同意しろ!】
↓1
-------------------------------------------------
- 899 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/05(土) 00:08:00.72 ID:ywAuKaR80
- ≪内側から強い力で抑え込んでいた≫に【音楽室のエアコン】
- 900 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/06/05(土) 00:08:16.54 ID:0xgLWr9Q0
- 内側から強い力で抑え込んでいた に 音楽室ののエアコン
- 901 :もう少しだけ進めますね、 ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:10:52.94 ID:XSsZlqvc0
- 灯織「それに賛成です!」
【BREAK!】
灯織「そうか……そうですよ、樋口さんの言う通りです」
円香「……適当言ったつもりだったんだけど」
灯織「ねえ、めぐる、凛世、チョコ……音楽室に踏み入ったときのこと覚えてる?」
めぐる「えっ?うん……」
灯織「音楽室に入ったとき、何か不審に感じた事ってなかった?」
凛世「不審に感じた点……停電していたことでしょうか……」
智代子「あとは音楽室はスプリンクラーで水浸しになってて……」
めぐる「あとは……冷房がよく効いてたよね?」
灯織「そう、そこだよめぐる。あの部屋は以上に冷房が効いてたんだ……事件の後、操作パネルを確認したら温度は18度に設定されてた」
灯織「学校の廊下とは大きな寒暖差があったの」
摩美々「冷たい空気は暖かい空気へと流れようとする……」
摩美々「そして音楽室の扉は、外側から内側へ押して開くタイプ……」
智代子「そうか!扉を開けようとすればするほど寒暖差で押し戻されるんだね!」
灯織「冷たい空気が、扉の内側から押さえつけていたんです!」
雛菜「え〜?寒暖差っていっても大したことないよね〜?」
雛菜「確かにちょっと開きづらくはなるかもしれないけど〜、四人がかりでようやく開けられるほど強い力になるとは思いづらいな〜」
灯織「うん、もちろん密室を作るのに使ったのはそれだけではない……と思う」
雛菜「え〜?」
(寒暖差を使ったトリックを補うために犯人が使ったものがある……)
(それを雛菜につきつけるんだ……!)
【正しいコトダマを選べ!】
>>852〜854
↓1
- 902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/05(土) 00:14:04.68 ID:de2S5ski0
- ゴム
- 903 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:15:34.25 ID:XSsZlqvc0
- 灯織「これです!」
【解!】
灯織「音楽室に落ちていたゴム片……これを用いたんじゃないでしょうか」
愛依「ご、ごむ……?」
摩美々「この弾力と肌触り……それに形状からして……これってボンド?」
灯織「はい、おそらくはこれはもともと接着剤だったものが固形化したものなんだと思います。だよね、チョコ?」
智代子「うん、口に入れた時に広がる図工室の味……間違いないよ、それは接着剤だよ!」
愛依「……図工室の味?!」
灯織「犯人は寒暖差のトリックに加えてそれを補うために扉の間に接着剤を注入したんです」
灯織「こうすれば二重の力が働いて、そう簡単には開けないように細工ができたんじゃないでしょうか」
めぐる「それだけやれば、扉を閉めるのにも十分な力がありそうだよね!」
凛世「扉ももともと重厚な素材を用いております……自重も加われば、並大抵のことでは開かぬ強固なものになるかと……」
雛菜「……む〜」
灯織「雛菜、これで納得してもらえないかな」
灯織「密室は、密室の中からでも作成可能だったんだよ!」
【愛依「マジありえないんだけど!」】反論!
- 904 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:16:40.02 ID:XSsZlqvc0
-
愛依「灯織ちゃん……それはやっぱおかしいって」
灯織「め、愛依さん……」
愛依「鍵を使わなくても密室を作るトリック……その原理はわかるんだけど」
愛依「灯織ちゃんの推理には致命的な矛盾がある、と思う」
灯織「致命的な矛盾……それって」
愛依「裁判で間違った結論になっちゃいけない……そのためにも、うちと戦ってもらうかんね!」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
【コトノハ】
‣【ゴム】
‣【事件当時の状況】
‣【非常電源】
‣【薬品B】
‣【音楽室の扉の鍵】
‣【薬品A】
愛依「音楽室の扉の鍵を閉めなくても」
愛依「密室を作り出せるトリックがある」
愛依「エアコンを使って寒暖差を作り出して」
愛依「接着剤を注入して固定する」
愛依「確かに原理はわかるけど……」
愛依「それはスジが通らないって!」
-------------------------------------------------
【発展!】
灯織「筋が通らない……」
灯織「それなら根拠を示してください!」
灯織「この推理に矛盾があるなら、早々に修正しなくてはいけません!」
-------------------------------------------------
愛依「灯織ちゃんの推理のムジュン……」
愛依「それは停電を見落としてることだよ!」
愛依「事件当時音楽室は停電状態だったなら、【エアコンも止まっちゃう】っしょ?」
愛依「エアコンが止まってたらそもそもトリックが成り立たない…」
愛依「やっぱり【鍵はかけられてた】んだよ!」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ60以上で論破しろ!】
【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】
【コンマの数値が+25されます】
↓1
-------------------------------------------------
- 905 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/05(土) 00:17:51.50 ID:de2S5ski0
- エアコンも止まっちゃう に 非常電源
- 906 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:18:34.60 ID:XSsZlqvc0
- 灯織「その矛盾、斬らせてもらいます!」
【BREAK!】
灯織「愛依さん……確かにご指摘いただいた通り、事件当時音楽室は停電状態でした」
灯織「ですが……エアコンまで止まっていたとは限りません」
愛依「えっ?でもエアコンも落ちてたんじゃないの……?」
灯織「非常電源ですよ……音楽室には、停電時に自動で起動し、電力を賄うだけの仕組みがあったんです」
モノクマ「音楽室に限らず、機械を多く取り扱う部屋には大体非常電源を用意してあるよ!」
モノクマ「学園自体は災害でも問題ないように万全な設備を整えてあるけど、まあ念には念を入れてね!」
灯織「だからエアコンは変わらず冷気を発し続けますし、さきほどのトリックにも矛盾は生じません!」
愛依「そっか……だったら音楽室のエアコンはずっと稼働しっぱなしだったんだ」
めぐる「よし、これで矛盾も消えたね!」
【円香「……却下」】反論!
- 907 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:19:55.39 ID:XSsZlqvc0
-
円香「……ふふ、随分と必死みたいだけど」
灯織「樋口さん……?」
円香「非常電源があったからエアコンは作動していた、そうなると致命的な矛盾がまたしても生じるんじゃないの?」
灯織「致命的な矛盾……?」
円香「……問題外。立派な節穴をお持ちなんですね」
灯織(……うう、また嫌味を)
円香「……はぁ、仕方ない。教えてあげるから、あとは引っ込んでてもらえる?」
-------------------------------------------------
【反論ショーダウン開始!】
コトノハ
‣【フロアライト】
‣【ブレーカー】
‣【ピアノ線】
‣【非常電源】
‣【断線ケーブル】
‣【音楽室のエアコン】
円香「事件当時停電が起きていようとも」
円香「非常電源があったからエアコンは作動していた」
円香「だから音楽室の扉の鍵は閉めずとも密室は作れる」
円香「……ホントにそう?」
円香「わざわざそんな手間を踏む意味は何?」
円香「そこまでして密室を作りたかったの?」
-------------------------------------------------
【発展!】
灯織「それは論点が違います……!」
灯織「私の推理を否定するのなら、その矛盾を示してください……!」
灯織「ここでも議論を撹乱するおつもりなんですか……?」
-------------------------------------------------
円香「事件当時、音楽室の照明はそのすべてが落ちていた」
円香「非常電源が作動していたのなら、【照明はすべてついているはず】では?」
円香「照明が落ちていたことは非常電源が作動していなかったことの何よりの証拠」
円香「エアコンを使ったトリックは、根底から瓦解しているんじゃない?」
円香「これでわかったでしょう?」
円香「無駄に手を煩わせないで」
【矛盾する発言を正しいコトノハでコンマ60以上で論破しろ!】
【スキル:意地っ張りサンセットと摩的・アンチテーゼの効果が発動します】
【コンマの数値が+25されます】
↓1
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- 908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/05(土) 00:20:45.99 ID:de2S5ski0
- 照明はすべてついているはず に 断線ケーブル
- 909 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:22:13.13 ID:XSsZlqvc0
-
灯織「その矛盾、見切った!」
【BREAK!】
灯織「いえ、照明がついていなかったからといって非常電源が作動していなかったことの証明にはなりません」
円香「……説明」
灯織「ステージ上には音楽室の機材は勿論のこと、配電設備にもかかわるケーブルが多く並べられていました」
灯織「その一部は非常電源と直接接続して、緊急時でも電力を賄うような仕組みになっていたんです」
雛菜「ん〜?だからこそ、停電になっても照明は消えないっていう話じゃないの〜?」
灯織「そう、本来ならこのケーブルがあれば停電であっても照明がついていたはず……だから照明も落ちなかったはず」
灯織「でも、見てください。ケーブルは途中で切断されているんです……!」
愛依「せ、切断……?!」
摩美々「ステージの上のケーブル、私も確かめたけどー」
摩美々「灯織の言う通り、照明につながるケーブル部分だけが選んで切断されてたよー」
めぐる「ていうことは、これは犯人が狙って切断してたんだねっ」
灯織「エアコンは作動している一方で、照明は落ちているという状況を狙って作り出したんです!」
- 910 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:23:16.14 ID:XSsZlqvc0
-
円香「……ふぅん」
円香「だったらそこに矛盾はないかもね」
智代子「えっと……っていうことは、密室はエアコンを用いる寒暖差で作り出されたってことでいいの?」
灯織「明確な証拠があるわけではないけど……可能性は高いんじゃないでしょうか」
灯織「雛菜、納得してもらえる?」
雛菜「まあ今の推理もミスリードの可能性はあるけど〜」
雛菜「キリがないしね〜、とりあえずは雛菜はおとなしくしとく〜」
めぐる「よし、それじゃあ推理もまた再開だね!」
愛依「今、何の話してたんだっけ?」
智代子「催眠性のガスが発生している中でも、ガスマスクを使用して自由に動けた犯人が音楽室にいたかも……って話じゃなかった?」
摩美々「私か愛依か雛菜の誰かが、ってコト?」
愛依「まぁ……そーなるよね……」
凛世「どなたが自由に動けたのかは特定が難しい……」
凛世「なれば、自由に動いて何をなさったのか……注目すべきは、その点ではないでしょうか……」
灯織「そうだね……事件当時は音楽室は真っ暗だったから、ガスマスクを誰がつけたのかはわからない」
灯織「凛世の指摘通り、ガスマスクの人物の取った行動について議論しよう」
(ガスマスクを使って意識のある人間が現場にはいた……)
(その人物の行動を明らかにすることがそのまま学級裁判の勝利へとつながる!)
- 911 : ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:25:07.14 ID:XSsZlqvc0
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【ノンストップ議論開始!】
コトダマ
‣【ブレーカー】
‣【ガスマスク】
‣【備品リスト】
‣【モノクマファイル4】
‣【フロアライト】
‣【事件当時の状況】
凛世「事件発生当時……現場では【ガスが発生しておりました】……」
凛世「それを吸った御三方は気を失った……」
智代子「と、思われてたけど【ガスマスクを使えば】、その限りじゃないんだね!」
めぐる「そうそう!それで意識を保ったままの【犯人と咲耶は二人対面する】ことになって…」
めぐる「【犯人との対決の果てに咲耶は殺されちゃった】んだ!」
智代子「そこには熱いドラマが……」
智代子「『ここで気ぃ失ってる連中はアタイが守るんだよ!』」
凛世「『生ぬるいことを……優しさだけでは誰も救えぬというのに』」
智代子「ふふっ、バンカラちゃんと黒スーツくんを思い出しちゃうよね!」
摩美々「ちょっとー、二人だけの世界に入らないでもらえますかー?」
【正しいコトダマで矛盾する発言を論破しろ!】
↓1
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- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/06/05(土) 00:26:57.47 ID:ywAuKaR80
- 【犯人との対決の果てに咲耶は殺されちゃった】に【モノクマファイル4】
- 913 :安価としてはここで終わっておきます ◆zbOQ645F4s [saga]:2021/06/05(土) 00:28:52.59 ID:XSsZlqvc0
-
灯織「それは違います!」
【BREAK!】
灯織「めぐる……モノクマファイルをもう一度確認してみよう?」
灯織「咲耶さんの遺体には、目立った外傷はない。犯人と直接対決をしていたなら、こうはならないよね?」
めぐる「確かに、そうだね……むむむ」
凛世「となりますと、咲耶さんは……抵抗も出来ずに、殺されてしまった……ということなのでしょうか」
智代子「不意打ちを食らったとかなのかな……?」
灯織「なんにせよ、ガスマスクで行動が自由だったとはいえ犯人は咲耶さんを直接的な手段で殺そうとはしなかったってことなんじゃ」
愛依「んん……?だったら、咲耶ちゃんってどうして死んじゃったの?」
愛依「犯人と争ったわけでもないなら、殺されるタイミングがわかんないよ?!」
雛菜「直接的な手段で殺さなかったんだったら、間接的に殺したんじゃない〜?」
雛菜「ほっといても死んじゃうみたいな感じ〜?」
愛依「そんな魔法みたいな方法あるわけ……」
灯織「雛菜の言う通りだよ」
愛依「えっ?!あんの!?」
灯織「魔法とはむしろ対極的な方法ですが……咲耶さんに犯人が直接手を下さなくとも咲耶さんが命を落としてしまう方法ならあります」
円香「……それなら答えて」
円香「咲耶さんはどうやって殺されたわけ?」
【正しいコトダマを選べ!】
‣【薬品A】
‣【薬品B】
↓1
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