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安価とコンマで異世界転生
- 553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 20:57:13.88 ID:Mr67HLkk0
- あ
- 554 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:12:01.99 ID:RVQIRZMDo
- 男「……さっぱりわからん!」
氷魔「………………」
男「どうした?」
氷魔「……いえ、なんでもありません……」
男「そうか。……よし、帰るか」
こうして二人は図書館を出て、ギルドハウスへと帰った
- 555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:15:34.08 ID:4JUv958KO
- 好感度が見えるマジックアイテムとかありそう(こなみ
- 556 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:17:19.49 ID:RVQIRZMDo
- 帰ると早速、食事の時間のようでいつも通り食事が並べられている
しかし、まだ中華料理人が厨房にいるらしい
なぜだろうかと思案していると、
厨房から、スパイシーな香りが漂ってきた
中華「海鮮風キノコカレーだよー」
ぶりっ子「おぉ!作ってくれてたんですね!」
中華「試作の為の食材が余ったからね。だからこの鍋に入ってるので全部さ。おかわりはないってことだね」
やる気「む……じゃあ加減して食うっす」
男「やる気が全力で食うと俺が食えないからな」
氷魔「……楽しみ……」
- 557 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:22:06.50 ID:RVQIRZMDo
- この食事ではいつもの中華に加え、カレーにも皆が舌鼓を打った
実は俺はそこまでキノコが好きではないのだが……このカレーはなかなかイケる。
そして、楽しい食事の時間が終わった
男「……ふー……食った食った」
まだ就寝までは時間がある
>>下1……何しよう?
1.中華と料理の後始末をする
2.やる気青年の部屋を訪ねる
3.氷魔の部屋を訪ねる
4.ぶりっ子の部屋を訪ねる
5.自由安価
- 558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:22:45.91 ID:AN//QWJnO
- 2
- 559 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:32:04.30 ID:RVQIRZMDo
- 俺はやる気に満ちた青年の自室を訪ねることにした。
男はドアの前に立ち、ノックをした
やる気「ん?開いてるっすよー!」
男「なんだ開いてるのか」
部屋に入ると、やはりと言うべきか、
趣味や娯楽の品は一切置かれておらず、
殺風景そのものな部屋であった
やる気「なんか用っすか?」
男「別に、用って訳じゃないさ」
- 560 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:36:18.93 ID:RVQIRZMDo
- やる気「そうっすか。まぁ何もない部屋っすけどゆっくりしていって下さい」
男「おう。……なぁ、やる気よ」
やる気「なんすか?」
男「どうして、このギルドに入ろうと思ったんだ?」
やる気「うーん……金になりそうだと思ったからっすね!」
普通ならがめついと思われるようなことを堂々と彼は口にした
彼がポジティブな人間なのはわかっているので、別に悪感情は抱かないが。
- 561 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:39:33.95 ID:RVQIRZMDo
- 男「ここ以外はどうだったんだ?得体の知れない新生ギルドより良いとこがあったんじゃないのか?」
やる気「ハッキリ言ってそれはそうっすね!でも、俺っちはガキの頃から流浪の身っすからね……対して金もないし、あまり信頼されちゃいなかったんすよ。だから断られてたんっすよ」
男「……なんか、悪いことを聞いたか?」
やる気「気にすることはないっす!」
男「そうか。なんか悩みとかあるか?」
やる気「悩みっすか?>>下1」
- 562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 21:40:13.52 ID:mVz0NB9u0
- この歳でまだ 童貞なんです
- 563 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 21:59:20.44 ID:RVQIRZMDo
- やる気「この歳でまだ 童貞なんです」
男「ははは。やる気はあってもヤる気はないってか」
やる気「ちょっと!笑わないで欲しいっすよ!」
男「や、悪い悪い。俺も童貞だからさ」
やる気「仲間っすね!」
男「そうだな。今度一緒に夜の街にでも繰り出してみるか?」
やる気「それもいいっすね!」
- 564 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:03:28.38 ID:RVQIRZMDo
- という所で俺は彼の部屋を去り、本日はもう就寝することにした
〜翌日・陰週日曜日〜
男「よし!それじゃあ本日も営業開始!」
ぶりっ子「はいはーい。提案がありますぅ」
男「なんだ?」
ぶりっ子「陰週の月曜日と水曜日は定休日にしませんか!?」
男「いいよ」
氷魔「……明日は、休み……」
- 565 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:05:45.57 ID:RVQIRZMDo
- 中華「おっけー。じゃあそういうことにしよう」
彼は手際よくカレンダーと店の看板に休業予定を書き込んだ
やる気「じゃ、今日は気合い入れていくっすよ!」
男「そうだな!」
>>下1コンマ下一桁÷3……本日の客の数
>>下2……一人目の客の依頼内容
- 566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:06:34.56 ID:QBTAvuY20
- はい
- 567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:08:36.18 ID:JuxYk5Ol0
- 湖に現れた魔物をどうにかして欲しい
- 568 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:26:04.37 ID:RVQIRZMDo
- 本日の客は二人です
早速、一人目の客がやってきた
客「湖に現れた魔物をどうにかして欲しいんです」
男「湖ですか」
客「はい、城下町から歩いて15分程の湖なんですが……」
氷魔「……戦闘なら……任せて……」
客「おお……!頼もしいですね!」
- 569 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:30:21.30 ID:RVQIRZMDo
- 早速ギルド一行は城下町を出てその湖へと向かった
湖はなかなかの大きさで、マラソンの練習にも使えそうな外周の広さだ
男「ここに魔物がいるんだな」
ぶりっ子「うーん、見当たりませんね?」
中華「いないならいないで楽だけど……」
やる気「我々に恐れを為して逃げてる可能性もあるっすよ」
氷魔「……いや……見てください……水面から何かが……」
突如水面が波打ち、>>下1が湖から姿を現した
- 570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 22:30:40.31 ID:mVz0NB9u0
- 眠りから覚めた伝説級巨大アホイグアナ
- 571 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 22:54:11.21 ID:RVQIRZMDo
- なんと、湖面から浮かび上がったそれは……
イグアナ「ゲェェェー!」
巨大なイグアナであった
男「なんじゃこりゃあ!!」
イグアナ「なんじゃこりゃあとはなんじゃ!!」
中華「イグアナ料理ってどうなんでしょうか?」
イグアナ「わしを調理するつもりかぁ!?やれるもんならやってみやがれ!!わしはもう500年は生きとるからな!!」
- 572 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:07:40.24 ID:RVQIRZMDo
- イグアナはこちらへと向かってくる
近づくとより鮮明にそのサイズ感が伝わってくる
全長50mはあるだろう
戦闘開始!
男の【素早さ】103
巨大アホイグアナの【素早さ】80
巨大アホイグアナはアホなので【MP】は0です
氷魔「……水に浸かっているということは……私の領分です」
ぶりっ子「あ!私も氷魔法でお手伝いしますよぉ!」
氷魔「……初めての合体技ですね……極大氷魔法!」
ぶりっ子「えーい!氷魔法!」
>>下1コンマ×1.25……合体攻撃の威力
巨大アホイグアナの【HP】は80です
- 573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:08:52.40 ID:5ALgx0YvO
- ん
- 574 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:22:53.02 ID:RVQIRZMDo
- 50ダメージ!
イグアナ「ぐぉっ!なんてことじゃ!まさか氷河期か!?」
男「じゃあ氷河期ってことで!」
中華「もう一回冬眠してくれると!」
やる気「助かるっすね!!」
男は、先ほどの氷魔法で出来た湖上の氷道を剣で歩けるように切り開きながら突撃する
そこで男に気を取られたイグアナを攻撃するために、やる気青年が中華料理人を掴み、全力で放り投げる
彼は槍をまっすぐに構え、空気抵抗を減らしながら矢のように飛んでいく
>>下1コンマ下一桁×6.5……連携攻撃のダメージ
巨大アホイグアナには強靭な鱗があるため、物理ダメージは-5されます
- 575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:29:27.44 ID:Mr67HLkk0
- あ
- 576 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:45:51.80 ID:RVQIRZMDo
- 26-5=21!
イグアナは三人の連携攻撃によってその肉体を貫かれた
イグアナ「が、がが、馬鹿な!!」
男「悪いな。お前に罪はないが、小市民の平和な活動の為だ」
イグアナ「くそ……ブクブクブク……」
イグアナは力なく湖の底へと沈んでいった
ギルドの勝利だ!
- 577 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:49:10.93 ID:RVQIRZMDo
- 中華「……おかしい」
やる気「なにがおかしいんすか?」
中華「あの巨大イグアナ、まだ余力を残していたはずだ」
ぶりっ子「ええっ!?そうなんですかぁ!?」
不可解な現象に一行が悩んでいると、声をかける者がいた
老婆「ほっほっほ……どうやらあのアホイグアナと戦ったようじゃな。そして……お主らは奴を逃がしてしまった」
- 578 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:55:20.40 ID:RVQIRZMDo
- そこに居たのは、謎の老婆だった
先ほどまでの戦いの際には気配すら感じなかったが、今ここに老婆がいるのだ
氷魔「……逃げられた、とは……?」
老婆「あのイグアナは元々図体に伴って、なかなか頭の切れる奴じゃった」
男「つまり、我々を騙したのか?」
老婆「いいや、今のあいつにそんな知性はない。奴はかつて、この池に投棄されたマジックアイテムを飲み込んでしまったのじゃが……」
中華「ふむ……」
老婆「それによって知性を失い、その代わりに圧倒的な自然治癒能力を手に入れたのじゃ。奴は、自分の限界を勘違いしておる。そのお陰で、アホなのに生き長らえていられるんじゃがの……」
やる気「やけに詳しいっすね?」
- 579 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/02(火) 23:57:51.40 ID:vhX3KxnUO
- 進化するタイプのヤツだな
- 580 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/02(火) 23:58:56.14 ID:RVQIRZMDo
- ひとまずここでレベルアップ処理を挟みます
中華とやる気がレベルアップしました
>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……やる気青年の成長
〜中華の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
〜やる気青年の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+2
41〜60でMP+1
61〜80で素早さ+3
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
- 581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:08:36.11 ID:IHy5rRCc0
- いいのこい!
- 582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:09:35.68 ID:hqIfUG56o
- ぱ
- 583 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 00:20:21.24 ID:DCu3eeReo
- やる気青年の【素早さ】??+22
中華料理人はゾロ目なので続行です
氷魔がレベルアップしました
>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長
〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『器用』
61〜80で習得『戦飯』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
- 584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:23:14.93 ID:cKg2Hm8O0
- あ
- 585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 00:24:05.77 ID:SvqIzbmFO
- すくすく
- 586 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 00:41:31.68 ID:DCu3eeReo
- !?
>>下1コンマ……中華料理人の成長
>>下2コンマ……氷魔の成長
〜中華料理人の成長テーブル〜
01〜30で全能力+10
41〜60で習得『器用』『戦飯』全能力+6
61〜90で『救世主の資格』
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
〜氷魔の成長テーブル〜
01〜40で全能力+6
41〜60で習得『ポリシーブレイク』
61〜80で習得『究極氷魔法』
81〜90で上記全て
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
- 587 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 01:10:59.44 ID:DCu3eeReo
- すみません本日はここまでです
ありがとうございました
このレスはコンマ判定に含めません
- 588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 01:29:45.79 ID:2YMGgxJZO
- 飯屋(メシヤ)
- 589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 02:11:56.34 ID:Uiz/7aCxO
- おつ
- 590 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 19:35:54.43 ID:DCu3eeReo
- 氷魔の【MP】101【筋力】??+10【素早さ】??+7
中華料理人が『救世主の資格』を習得しました
(初回のみ特殊イベント発生、ステータス【運命力】【求心力】が解放)
ぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……ぶりっ子の成長
>>下2コンマ÷2……中華料理人の【運命力】
〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
- 591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 19:43:00.74 ID:r3TRUSiV0
- はあっ
- 592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 19:51:01.58 ID:cKg2Hm8O0
- あ
- 593 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:22:45.68 ID:DCu3eeReo
- 中華料理人の【運命力】29
ぶりっ子の【素早さ】??+7
・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)
・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)
・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)
・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)
・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)
【ギルドの資金】560000
- 594 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:29:35.00 ID:DCu3eeReo
- 老婆「それはの……」
老婆が語り始めようとしたとき、中華料理人が唐突に気絶した
男「!?どうした!」
みんなが彼の身を案じて駆け寄ると、
空から一条の光が彼に向かって放たれた
その光はその場で炸裂し、一同の目が眩んだ
ぶりっ子「うひゃぁぁぁぁっ!?眩しいですぅ!」
やる気「うおおっっ!?」
- 595 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 20:43:10.64 ID:DCu3eeReo
- その光が晴れると、彼も目をさました
中華「……あれ?なぜ僕はここで寝ているんだい?」
氷魔「……私たちが……知りたい……」
中華「まぁ、いいや」
彼が無事なのを確認すると、
老婆は再び話し始めた
老婆「わしは昔からこの湖を見てきたからの。そういう言い伝えも聞いてきたんじゃ」
中華「なるほど」
老婆「お主らのとる行動は二つに一つ。奴にとどめを刺すために行動するか……あと十年は目覚めんであろう奴を放置するかじゃ」
男「そうだなぁ……」
>>下1……どうする?
1.民の安全のため、ここでアホイグアナを殺す
2.もう依頼は達成したししばらくは安泰なので帰る
- 596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 20:48:07.23 ID:i6V6rdKDO
- 1
- 597 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:06:23.04 ID:DCu3eeReo
- 男「ここで、奴を殺そう」
老婆「ほほう、思いきったな。なら、これを使うがよかろう」
老婆はどこからか釣竿を取り出した
これで奴を釣ればよいのだろうか?
氷魔「……釣り?」
老婆「そうとも。餌には青梗菜を使うとよいじゃろう」
- 598 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:08:34.92 ID:DCu3eeReo
- ぶりっ子「なるほど、じゃあ青梗菜はどこですかぁ?」
老婆「……持っておらん」
ぶりっ子「ずこーっ!」
ぶりっ子(このババア使えねぇな……)
中華「ははは、青梗菜なら持ってるよ」
男「そうか、お前なら持ってるか」
やる気「流石っすね……それじゃあ釣りの時間っすね!」
- 599 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:14:09.29 ID:DCu3eeReo
- ちょうど池には、貸しボート屋から伸びる桟橋があった
一同はそこから湖へと糸を垂らし、イグアナがかかるのを待った
やる気「………………!」
男「来たか?」
やる気「来たっす!みんなで引くっすよ!」
約20分ほど待ったところで、ついに奴のお出まし
全員で釣竿を引き、水面へと顔を引きずり出していく
- 600 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:19:54.62 ID:DCu3eeReo
- イグアナ「我が眠りを覚ますのは誰じゃ……」
ぶりっ子「私たちです!」
イグアナ「……え!まずい!逃げるぞ!」
イグアナは再び逃走の姿勢に入る
また逃げられてはまずい。ここで仕留めなければ。
やる気「まずいっす!」
氷魔「任せて下さい……!」
ぶりっ子「私もいきます!」
水上の敵を攻撃できる二人がここで動いた
>>下1コンマ×1.25……合体攻撃のダメージ
(巨大アホイグアナのHPは20)
- 601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/03(水) 21:20:50.29 ID:cKg2Hm8O0
- あ
- 602 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/03(水) 21:24:27.89 ID:DCu3eeReo
- すみません
本日は眠気がすごいのでここまでです
ありがとうございました
- 603 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:10:17.20 ID:FIJZ8S1/o
- ・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)
・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)
・氷魔【筋力】??+10【MP】101【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値12/16……レベル7)
・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)
・ぶりっ子
【筋力】50 【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値13/14……レベル5)
【ギルドの資金】560000
- 604 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:15:15.86 ID:FIJZ8S1/o
- 36ダメージ!
氷魔とぶりっ子がレベルアップ!
二人の合体魔法は大きな氷の槍と化し、
逃走を図るイグアナの背面部を貫いた
イグアナは短く喘ぐと、そのまま絶命した
極低温により水面に張った氷に絡められながら、一切身動きしなくなったのだ
ぶりっ子「よーっしゃー!やってやりました!」
氷魔「……水場では、我々から逃れることはできません……残念でしたね……」
- 605 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:20:15.66 ID:FIJZ8S1/o
- 氷魔とぶりっ子がレベルアップしました
>>下1コンマ……氷魔の成長
>>下2コンマ……ぶりっ子の成長
〜氷魔の成長テーブル〜
01〜20で筋力+1
21〜40でHP+1
41〜60でMP+5
61〜80で素早さ+1
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
〜ぶりっ子の成長テーブル〜
01〜20で筋力+2
21〜40でHP+1
41〜60でMP+3
61〜80で素早さ+2
81〜90で全能力+3
それ以上またはゾロ目で何かが起こる
- 606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:32:56.59 ID:C1h4Font0
- あ
- 607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:34:29.24 ID:oqt4QtIN0
- いよっ
- 608 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 19:48:45.05 ID:FIJZ8S1/o
- 氷魔の【MP】106 ぶりっ子の【HP】??+1
一行は依頼を終えたので、城下町へと帰った
もう結構時間が経っているというのに、
客はそわそわした様子で待っていた
やる気「魔物は退治したっすよー」
客「ありがとうございます!」
男「なかなか手強かったな」
客「いやぁほんと助かりました!これがお代です。それでは!」
客はまたそわそわした様子で帰っていった
>>下1……報酬金(円換算最低1万)
- 609 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 19:53:16.64 ID:b0UMO9Jv0
- 三万+イグアナの肉
- 610 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:02:33.01 ID:FIJZ8S1/o
- イグアナの肉はギルドハウスに送られるので、これに気づくのは少し後になります
【ギルドの資金】590000
ぶりっ子「いやぁ疲れましたねぇ!」
男「そうだな……ん?」
氷魔が小籠包を食べている
小籠包なので、まず中華料理人の作ったものだと分かる。恐らく、魔力を回復させる料理だろう
氷魔「……こんな食べてたら……太りそうですね……」
- 611 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:17:23.53 ID:FIJZ8S1/o
- 男「トレーニングでもするか?」
氷魔「……いえ、お断りします……」
客「すみませーん……」
やる気「お!お客さんっすね!」
客「え、あ、はい」
やる気「一体なんの依頼っすか?」
客「>>下1」
- 612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:20:39.87 ID:b0UMO9Jv0
- 絵を完成させずに失踪した父を探しています!
- 613 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:28:14.92 ID:FIJZ8S1/o
- 客「絵を完成させずに失踪した父を探しています!」
男「画家さんなんですね」
客「はい。今でも絵を取り扱う店には置いてあると思います」
ぶりっ子「へぇーっ!すごいんですねぇ!」
中華「その、最後に描いていた絵……どんな絵なんでしょうか?」
客「うーん……ぶっちゃけよく覚えてないですね」
- 614 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:32:15.50 ID:FIJZ8S1/o
- 中華「早くも迷宮入りか……」
氷魔「……諦めるのが早いです……探偵のまねしてるくせに……」
客「あ!そうだ!」
やる気「どうしたんすか?」
客「ラフ画ならあります!後でこれ売って儲けようと思ってたんですけど……」
男「見せてくれ。きっと重要だ」
客「わかりました。これで大丈夫ですか?」
>>下1……ラフ画の内容
- 615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:36:37.62 ID:br0VImXnO
- 裸婦画。
ただし、子どもが見ても大丈夫なように重要な部分はうまく隠している
- 616 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 20:37:40.16 ID:b0UMO9Jv0
- 十人の女性が描かれていた。 それぞれ持ってる物が違う様に見える
- 617 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 20:48:54.12 ID:FIJZ8S1/o
- それは裸婦画だった。
裸婦画のラフ画だった。
写すとR-18になるところはうまいこと隠してはいるが、裸婦画だった。
ぶりっ子「ひぃ!」
男「はーなるほど……」
やる気「つまり、この女性のモデルが鍵のはずっすよ!」
氷魔「……だけど……探すのは難しい……」
中華「そうだね……」
- 618 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:18:38.04 ID:FIJZ8S1/o
- やる気「こういうときは、とりあえず酒場に持ち込んでみるっすよ!」
男「なるほど……情報が集まる場所だしな」
一行は早速酒場へと向かった
酒場は昼間でも賑わっている
城下町は夜も働く人がいるので、そういった人は特に昼間の飲酒を好む
とりあえず、この裸婦画をマスターに見せよう
男「すみません。このラフ画の女性に見覚えはありませんか?」
マスター「>>下1」
- 619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 21:19:51.41 ID:b0UMO9Jv0
- 無いなー
- 620 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:42:48.43 ID:FIJZ8S1/o
- マスター「無いなー」
男「無いかー」
ぶりっ子「完全に迷宮入りですね」
氷魔「……困りましたね……」
途方に暮れる一同に、声をかけたものがいた
???「そこのご一行。お困りのご様子だね」
中華「……あなたは?」
- 621 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 21:45:28.17 ID:FIJZ8S1/o
- 占い師「私は占い師だ。何か占ってやろうかい?」
やる気「初めて見たっすよ、占い師」
占い師「あんまし儲からんからのー……」
中華「一回いくらだい?」
占い師は気を良くして答えた
占い師「おお、その気になったかの?私の占いは一回>>下1ぽっきりぞよ!」
- 622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:15:55.14 ID:b0UMO9Jv0
- とある画家を探しているが、占ってくれるか
- 623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:20:11.70 ID:br0VImXnO
- 値段ですがな
下にずれるならこのレスのコンマ一桁万円
- 624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:27:43.14 ID:b0UMO9Jv0
- 皆んなと相談
- 625 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:30:32.57 ID:FIJZ8S1/o
- >>623を採用させていただきます
占い師「10万ポッキリぞよ!」
男「たけーな!」
ぶりっ子「は?」
占い師「……え?」
ぶりっ子「どうかしましたかぁ?」
占い師は狐につままれたような顔をして、
その後、気を取り直して話しはじめた
- 626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:31:16.47 ID:Ro2TnOjQo
- ID:b0UMO9Jv0平気で連取りするし文章もまともに読めないなら参加するの止めた方がいいと思うよ?
- 627 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:36:47.80 ID:FIJZ8S1/o
- 占い師「じゃ、じゃあ8万でどうぞよ!」
男「……どうする?」
中華「ぶっちゃけ怪しいかな……」
やる気「じゃあ前金で4万渡して、それで見つかったらもう4万渡すのはどうすか?」
氷魔「……それでも……ちょっと、高い……ですね……」
ぶりっ子「そうだねぇ」
一同はしばし沈黙し、悩んだ
結局、その決定権はギルドマスターが担うことになった
- 628 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 22:42:56.03 ID:FIJZ8S1/o
- 男「じゃあ、とりあえず4万。成功報酬でもう4万……受けてくれますか?」
占い師「むぅ……まぁいいであろう」
占い師は4万を現金で受けとると、
いかにも、といった雰囲気の水晶玉を出した
やる気「おおー……やっぱ持ってるんすね」
占い師「これが一番やりやすいんじゃ……それでは、行くぞ!」
占い師は水晶玉に向けてなにやら念じ、
格闘するように唸り声をあげた
数十秒これを続けた後に、ぴたりとそれを止め、
豪快に机を叩いた
さながら、アーケードゲームで負けが込んだときのような仕草である。
占い師「出たぞ!その裸婦画のねーちゃんの居場所は>>下1ぞよ!」
- 629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:53:22.58 ID:VDC04SlJO
- 湖のほとり
- 630 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 22:53:58.90 ID:b0UMO9Jv0
- ぶりっ子の家
- 631 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 23:00:26.77 ID:FIJZ8S1/o
- 占い師「湖のほとりぞよ!」
氷魔「……まさか……」
占い師「城下町の近くにある湖をご存知か?」
男「ええ。存じております。なんせさっきまで居たので」
占い師「ほほーっ!数奇な運命だ。なんだか知らぬが、応援しておるぞ」
ぶりっ子「不思議なこともあるもんですねぇ」
一行は、なんだかとても不思議な気分になりながら、
先ほど向かった湖へと再び向かったのであった
- 632 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/04(木) 23:00:53.65 ID:FIJZ8S1/o
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:04:57.26 ID:br0VImXnO
- おつ
- 634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/04(木) 23:13:49.39 ID:b0UMO9Jv0
- 乙!
- 635 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:01:09.30 ID:Rf5JcpxVo
- ・男
【筋力】37【顔面】50【素早さ】103【料理】91【MP】38
『平凡人』(戦闘能力以外を最低保証50)
武器:ドラゴンキラー(ドラゴン系にダメージ増)
習得魔法:闇魔法
(経験値10/14……レベル5)
・中華
【中華料理】99【筋力】37【素早さ】??+9【顔面】56
(MP決定のとき+6補正)【運命力】29
『救世主の資格』(【運命力】と【求心力】追加)
武器:ボーンランス
(経験値0/14……レベル5)
・氷魔【筋力】??+10【MP】106【料理】37【素早さ】??+7【顔面】6
『消費MP1/2』
武器:ホークワンド(魔法ダメージ+5)
装飾品:冷却懐中時計(氷ダメージ+5)
習得魔法:極大氷魔法
(経験値6/17……レベル8)
・やる気
【筋力】105【MP】95 【顔面】16 【素早さ】??+22
習得魔法:回復魔法
(経験値2/14……レベル5)
・ぶりっ子
【筋力】50 【HP】??+1【MP】99【顔面】28【素早さ】??+8
『誘惑』(【顔面】以下の【MP】の生物をたまに行動阻止)
『やりくり術』(アイテム値段を二割引)
『ドジっ子』(ランダム攻撃の対象から外れ、【顔面】+10)
習得魔法:氷魔法
(経験値9/15……レベル6)
【ギルドの資金】550000
- 636 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:16:37.23 ID:Rf5JcpxVo
- 再び池までやってきた
ランニングをしている人が多く見受けられる
男「これだけ人が居れば……分かるかもな」
ぶりっ子「と言っても、たくさんいますしねぇ」
やる気「ま、気長に待つしかないっすね」
女性「あのー……」
中華「はい?」
話しかけてきたのは、どうやら先ほど湖のイグアナ討伐依頼をしてきた女性であった
氷魔「……む……」
>>下1コンマ……女性のラフ画との類以度(高いほど似てる)
- 637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 19:17:53.46 ID:sPcVuJwm0
- あ
- 638 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:26:53.33 ID:Rf5JcpxVo
- 女性「またここに来られたんですか?」
氷魔「……ちょっとした、用事がありまして……」
氷魔(あまり、似ていない……)
男「ええ、ある女性を探しているんです」
全員それとなく彼女を見たが、ラフ画のそれとはまた違った顔立ちであった
女性「まるで探偵ですね」
- 639 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:31:34.40 ID:Rf5JcpxVo
- ぶりっ子「探偵じゃなくて、名探偵ですよ!」
女性「ふふ、そうかもしれませんね」
中華「……失礼。あなたはこの一帯に住んでおられるのですか?」
女性「え……まぁ、そうですね」
急にうやうやしい態度で話に混ざってきた彼に対して、女性は恐る恐る肯定する
中華「では、こちらの女性に見覚えはありますか?」
女性「!?……ちょ、ちょっと!なんてもの見せるんですか!?」
彼はすっかり失念していたようだが、そのラフ画は裸婦画だ
よって、彼女が恥じらうのは当然であった
中華「あっ!すみません!でもそれはそれとして見覚えありませんか!?」
女性「む、むぅ……>>下1」
- 640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 19:33:22.91 ID:BC4kA4saO
- そこまでしゃくれてる人知りません
- 641 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 19:45:05.89 ID:Rf5JcpxVo
- 女性「そこまでしゃくれてる人知りません」
中華「まぁ、そうですよね」
男「……ん?しゃくれてる?」
中華「どうかしたのかい?」
俺には、そのラフ画がしゃくれている女性の絵には見えなかった。
どういうことなのだろうか?
やる気「別にしゃくれてなくないっすか?普通の黒髪の女性っすよ?」
男「ん、んんん?俺には緑髪の女性に見えるが……」
- 642 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:19:34.22 ID:Rf5JcpxVo
- 我々はパニックに陥った
この絵はなんと、見る者によって違う女性が写る、マジックアイテムだったのだ
氷魔「……困りましたね。これでは……ヒントになりません……」
男「そうだな……だが、あの占い師はここにその女がいると言っていた」
やる気「やはり、ここで張り込みするしかないっすよ……」
>>下1コンマ……張り込みの結果
01〜20……全然分からない
21〜60……もしかしてあの人は!?
61〜80……本人
それ以上で何かが起こる
- 643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:20:53.40 ID:afqJ8u8C0
- あ
- 644 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:21:12.10 ID:vKB/37idO
- あ
- 645 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:43:41.31 ID:Rf5JcpxVo
- 現在は昼過ぎである
太陽は傾き始め、アフタヌーンティーを啜る時間だ。いや、啜るのは行儀が悪い
氷魔「……あ……あの人……」
やる気「むっ!話を聞いてくるっす!」
やる気に満ちた青年はそこにいる女性に話しかけた
彼女はどうやら散歩にきたようだ
- 646 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 20:52:59.64 ID:Rf5JcpxVo
- 女A「えっ、なんですか?」
やる気「あの、俺っちたちは人を探してるんすよ!」
女A「はぁ、そうなんですか」
やる気「という訳でちょっと顔をよく見せて下さいっす!」
>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度
- 647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 20:53:25.47 ID:anAiHTM40
- おりゃ
- 648 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 21:13:53.03 ID:Rf5JcpxVo
- やる気「うーん、あんまし似てないっすね」
女A「……なんか屈辱なんですけど!」
やる気「いやぁ、申し訳ないっす」
残念ながら、不発に終わったようだ
人は角度で全く印象が変わるものなので、難しい
中華「……張り込み続行だね」
>>下1コンマ……張り込みの結果
01〜20……全然分からない
21〜60……もしかしてあの人は!?
61〜80……本人
それ以上で何かが起こる
- 649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 21:17:58.60 ID:Opw9zvno0
- あ
- 650 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 22:13:48.22 ID:Rf5JcpxVo
- 時間は夕方
そろそろ夜だ……営業時間の終わりが近づく。
ぶりっ子「……む!あの人は!」
女B「え?私?」
男「ええそうですとも。少し顔をよく見せてほしいのです」
女B「えっ、ああ……はい」
>>下1コンマ……ラフ画と顔面の類以度
- 651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/03/05(金) 22:22:49.67 ID:DovAESgDO
- はい
- 652 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2021/03/05(金) 22:54:50.77 ID:Rf5JcpxVo
- 中華「うーん……なかなか似てるね?」
氷魔「……どこか、面影があるような……」
中華料理人と氷魔がそういうということは、
彼女の顎はなかなかしゃくれているということだ
男「……あなた……お母さんはご存命ですか?」
女B「え、そうですけど……」
男「ぜひ、会わせてほしい。もしかしたら我々の探し人はあなたの母親かもしれないんだ」
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