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【安価】上条「とある禁書目録で」挟美「仮面ライダー」【禁書】
- 186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:20:16.67 ID:Tl4kIOz9O
- 行くぞ
- 187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:20:27.05 ID:UwfJ51n9O
- おら
- 188 :1 [saga]:2021/02/07(日) 18:38:54.04 ID:yT3GeZ5u0
- <少し休むか?
<ああっ、そうしようぜ
野母崎嫁「あっ・・・」
野母崎「・・・!」ハッ
童子「・・・」ハァー・・・
姫「・・・」ハァー・・・
野母崎「・・・彼らを誘導して、ここはら離してくれ」
野母崎嫁「わかった!」コクリ
野母崎嫁<あの、すみません!ちょっといいですか?
<ん?どうかしたのかい?
野母崎嫁<バイクの調子が悪くなっちゃって、見てもらいたいのですけど・・・
<ああっ、いいよ。お前詳しいだろ?
<詳しいけど、修理できるかは・・・
野母崎嫁<いえ、見ていただくだけでもいいので。こっちです
―ザッ ザッ
アサギワシ「ピュオォーオッ!」バサバサッ
リョクオオザル「ブオッ!ブオッ!」カシャッカシャッ
キアカシシ「ボェオーオオッ!」カシャッカシャッ
―バシンッ! バシィッ・・・!
姫「鬼だね?」
―スタスタ・・・
野母崎「俺が相手をしてやる」
野母崎「>>189」
- 189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 18:47:16.10 ID:RK7NQLqjo
- お前を逃がすわけにはいかないからね
- 190 :1 [saga]:2021/02/07(日) 19:14:43.85 ID:yT3GeZ5u0
- 野母崎「お前達を逃がす訳にはいかないからな」
―ズモモ モ モ モ・・・
怪童子「・・・」
妖姫「・・・」
―フヒュゥーーーッ・・・
―ビュオォオオオ〜〜〜〜ッ!
―パラパラパラパラパラパラパプァアーーーッ!
威吹鬼(野母崎)「ハッ!」
―ズバッ!
旋風(http://www.youtube.com/watch?v=q-OabzQaje8&list=PLF2D3CD9BDBBDF071&index=13)
怪童子・妖姫「「ハァァ・・・!」」
怪童子と妖姫が迫ってくると威吹鬼は怪童子の方へと接近した。
飛びかかろうとする動作を見せて、怪童子を屈ませるとそれを利用し手を背中について
側転をし、飛び越えた。
着地すると近くに対峙した妖姫に回し蹴りを繰り出し、続けて身体を回転させながら
連続で繰り出した回し蹴りを怪童子に叩きつけようとする。
しかし、回避されて威吹鬼は背後から攻撃しようとしてきた妖姫に拳を2連打で腹部に
叩き込む。
威吹鬼(野母崎)「ハァッ!」
―キィンッ!
怪童子「カァ・・・ッ!」
威吹鬼(野母崎)「タァッ!」
―キィンッ!
妖姫「グゥッ・・・!」
前転をして、怪童子の攻撃を回避すると近付いてきた妖姫に横蹴りを叩き込んで
蹴飛ばす。
妖姫との距離を確認して、その間に威吹鬼は怪童子と対峙すると手刀を首元に叩き込み
回し蹴りも織り交ぜて攻め込んでいく。
どうする?orどうなる?(威吹鬼)
↓2まで
威吹鬼さんの打撃のキィンって音好き。
- 191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 19:35:35.51 ID:Tl4kIOz9O
- 鬼爪を出して素早く引っ掻く
もちろんこれはダメージを与えるものではなく相手の避ける速さを見る為
そして早さがわかったら旋風刃で怪童子から狙う
- 192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 19:37:57.05 ID:g0aO3WHmO
- わかる…あの音大好き
烈風で空気弾を放ったり鍵爪で引っ掻いたりと緩急を使う
- 193 :1 [saga]:2021/02/07(日) 20:31:41.33 ID:yT3GeZ5u0
- 妖姫「ヴゥゥウッ!」
―ブシュウウゥゥウウウウウーーーッ!
怪童子「キアッ!」
―バシッ!
威吹鬼(野母崎)「くっ!・・・!?」
―バシャァアアアッ!
威吹鬼(野母崎)「ぐあぁああっ!」
―怪童子が威吹鬼から離れると、妖姫は口から高圧水流を吐き出す。
凄まじい勢いの水流で威吹鬼は転倒し、高圧水流を浴びせられ続け地面を転がった。
妖姫は高圧水流を吐くのをやめると飛び上がって、起き上がろうとする威吹鬼に襲いかかる。
飛びかかってくる瞬間に合わせて威吹鬼はカウンターパンチを繰り出す。
威吹鬼(野母崎)「フンッ!!」
―ドスンッ!!
―キィンッ!
妖姫「・・・!?」
―ズルッ
―ブシュウゥーーーーッ!
威吹鬼(野母崎)「ハッ!タァッ!」
―ザシュッ! ドシュッ!
妖姫「グウゥゥウウ・・・ッ!」
―ドバァァアアアアンッ!!
カウンターパンチを腹部に叩き込んだと同時に鬼爪を突き刺していたのだ。
それを引き抜くと腹部の空いた穴から白い液体が噴出し、威吹鬼の全身に降り掛かる。
威吹鬼は立ち上がって後退する妖姫に、追撃で鬼爪による引っ掻きと刺突を繰り出した。
追撃を受けた妖姫は、次々と傷つけられた箇所から白い液体を噴出させながら爆発四散する。
怪童子「ケァアアッ!!」
威吹鬼(野母崎)「!」
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 20:51:26.65 ID:Tl4kIOz9O
- いけっ
- 195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 20:51:35.83 ID:g0aO3WHmO
- 野母崎さん頑張れ!
- 196 :1 [saga]:2021/02/07(日) 21:41:31.57 ID:yT3GeZ5u0
- 威吹鬼(野母崎)「ハァッ!」
―ダダダンッ! ダダダンッ!
―ドバッ! ドバドバッ!
怪童子「グアァァアアッ!!」
―ドバァァアアアアンッ!!
隙を突いて飛びかかってきていた怪童子に対して、腰に引っさげていた音撃管 烈風を
手にした威吹鬼は即座に構える。
圧縮空気弾を3点バーストで撃ち出し、怪童子の胴体を撃ち抜いた。
胴体に無数の風穴を空けられた怪童子は妖姫と同様に白い液体を噴出しながら、空中で
爆発四散した。
枯れ葉が舞い散り、土塊がドシャッと地面に撒き散らされる。
威吹鬼(野母崎)「ハーッ・・・」
威吹鬼(野母崎)「(これで残るは魔化魍だ。・・・どこかに住み着いてるとすれば・・・)」
威吹鬼(野母崎)「(どこに・・・)」
威吹鬼(野母崎)「・・・一先ず、ここから離れて本部に連絡を入れよう」
-イギリス ロンドン 天草式十字凄教本部-
野母崎『それで魔化魍なんだけど』
フロリス「はいはい。えっとねー、今野母崎さんが戦った童子と姫の特徴から」
フロリス「はっきり答えが出た感じだよ」
フロリス「敵はオオナマズになるね」
野母崎『オオナマズ?』
フロリス「そうっ。地下の湖や地下水路で育って、幼生期は餌を与えてもらうんだけど」
フロリス「成長すると胃袋を地上に放って人を捕食するみたい」
野母崎『胃袋を?』
フロリス「うん。その胃袋自体が動くみたいで、消化液で地面を溶かして落とし穴を作ると」
フロリス「穴に落ちた人を胃袋に生えてる触手で捕食するんだって」
フロリス「>>197」
- 197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 21:46:34.39 ID:g0aO3WHmO
- だからその胃袋を壊せばいいと思うけど…
- 198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 21:50:41.97 ID:Tl4kIOz9O
- だから胃袋を探すと自然にたどり着くと思うよ
- 199 :1 [saga]:2021/02/07(日) 22:04:35.14 ID:yT3GeZ5u0
- フロリス「だから、その胃袋を見つけ出せればいいんだけど・・・」
フロリス「童子と姫を倒しちゃったから、探すの難しくなっちゃってるよね」
フロリス「幼生期のままなら餌を与えられずに餓死するとは思うけど・・・」
野母崎『既に成長しきっているなら、探し出して倒そう』
フロリス「うん。とりあえず地下水路を探してみるといいかも」
フロリス「もし人を捕食したなら、落とし穴ができてて・・・無いといいんだけど」
フロリス「それを見つけたら正確な位置がわかると思うよ」
野母崎『そうか。わかった、じゃあまた連絡するよ』
フロリス「あっ!それとね、このオオナマズは本来、太鼓と撥で対峙するタイプなの」
フロリス「だから・・・野母崎さんの音撃管だと難しい敵なんじゃないかなって・・・」
野母崎『・・・大丈夫だよ。作戦は立てておくから』
野母崎『>>199』
- 200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 22:06:15.84 ID:Tl4kIOz9O
- 俺だって鬼なんだからそれくらいは、ね
フロリスちゃんに心配させられないよね
- 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 22:06:45.88 ID:g0aO3WHmO
- もちろん無理ならみんなの手を借りるけど、これは俺のこれからを試す試験みたいなものなんだ…
- 202 :1 [saga]:2021/02/07(日) 22:18:11.22 ID:yT3GeZ5u0
- 野母崎『俺だってこれでも君より長く鬼はやってるんだからさ』
野母崎『フロリスや皆に心配はさせないよ』
フロリス「そっか・・・うん。それならいいんだけど」
フロリス「一応、建宮さんには連絡を入れておくね?」
野母崎『ああっ、そうしてもらえるかな』
フロリス「了解。じゃあ、頑張ってください!」
野母崎『ありがとうっ』
―プツッ
フロリス「・・・すぐに斎字さんに連絡しないと」タプタプ
フロリス「・・・あ、もしもし?斎字さん、あのね」
-イギリス オックスフォード オスニー・ブリッジ-
―ブロロロロローーッ!
野母崎嫁『音撃管で倒すのが難しいんだよね?どうやって戦うの?』
野母崎「んー・・・問題はそこなんだよな」
野母崎嫁『問題はって・・・決めてないの?戦い方・・・』
野母崎「いや、決めてあるよ」
野母崎嫁「じゃあ・・・場所を確認したら、建宮さんが来るまで待つの?」
野母崎「>>202」
- 203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 06:06:06.89 ID:OWxCUvxjO
- いや待たずに行こうかと考えてる、もちろん君には彼らを呼んでもらうつもりだけどね
- 204 :1 [saga]:2021/02/08(月) 13:06:15.71 ID:+FAYwvDP0
- 野母崎「いや、待たずに行こうかと考えてるよ」
野母崎嫁『えっ?行こうかって・・・』
―♪〜♪♪〜♪〜♪〜
野母崎「あっ・・・」
―キキィッ
野母崎「・・・もしもし?」
建宮『野母崎。フロリスから事情は聴いたのよな』
建宮『で、お前さんが追ってるそのオオナマズなんだが・・・』
野母崎「ああっ、どうかしたのか?」
建宮『どうやらもう成長して、人を襲ったようなのよな・・・』
建宮『近隣住人が大きな穴が空いてるのを見つけたみたいなんだ』
野母崎「・・・そうか。場所はどこなんだ?」
建宮『落とし穴があるのはオックスフォードの細い道で・・・おっ』
建宮『ちょっと待つのよな。穴の中を探索させてた鷹が戻ってきた』
建宮『・・・当たりだ。どうやら地下の貯水槽を隠れ家にしてるようなのよな』
野母崎「貯水槽・・・となると、ここから行けるか」
野母崎「わかった。先に行って対処してみるよ」
建宮『大丈夫か?俺が担当の魔化魍なら、合流してからでも』
野母崎「>>205」
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 17:41:37.11 ID:zyJFaCNXO
- 先に行って俺が少しでもダメージを与えられればって考えたらな
勿論準備ができ次第来てくれれば助かる
- 206 :1 [saga]:2021/02/08(月) 17:56:32.61 ID:+FAYwvDP0
- 野母崎「いや、大丈夫だ。何とかやってみるよ」
野母崎「俺が少しでもダメージを与える事ができれば、単騎線で倒せるかもしれないし」
野母崎「そっちの準備が出来次第、来てくれれば助かるな」
建宮『・・・わかったのよな。んじゃ、また後でな』
野母崎「ああっ」
野母崎嫁『あなた、建宮さんから?』
野母崎「ああっ。ここの橋に続いてる地下水路の出口から入って、貯水槽に向かうよ」カポッ
野母崎嫁『えっ?向かうっ、て・・・」カポッ
-オスニー・ブリッジ 橋上 水路口真上-
野母崎「オオナマズはもう人を襲い始めて、既に被害も出でるんだ」
野母崎「捕食してから時間が経ってるなら、また人を襲い始めるかもしれないだろう?」ヨジッ
野母崎嫁「そうかもしれないけど・・・」
野母崎「・・・行ってくるよ」ニコリ
―バッ バシャーン!
野母崎嫁「あなた!」
野母崎「>>207」
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:26:01.39 ID:Ym+d5CWuO
- 大丈夫だ、思いっきり戦ってくるからご飯をたくさん頼むよ
- 208 :1 [saga]:2021/02/08(月) 18:48:00.20 ID:0MuaSGcF0
- 野母崎「大丈夫だよ。帰ったら、食事を沢山頼むよ」クスッ
野母崎嫁「・・・自分がご飯になっちゃダメだからね?」
野母崎「当然。それに胃袋が出てきても、時間稼ぎぐらいはできるはずだよ」
野母崎嫁「時間稼ぎ・・・?」
野母崎嫁「・・・勝てる自信はあるの?」
野母崎「もちろん、無理なら建宮の手を借りるけど・・・」
野母崎「これは俺のこれからを試す試験みたいなものなんだ」
野母崎嫁「試験・・・?」
野母崎「ああっ。本当に弟子を持つなら、不得意な敵でも倒せないといけないんだ」
野母崎「鬼として頑張ってくるよ」
野母崎嫁「・・・そっか。鬼のあなたは、一人前の鬼って事だね」ニコリ
野母崎「・・・ははっ」クスッ
野母崎嫁「行ってらっしゃい!」
―カンカンッ!
野母崎「・・・」スッ
-イギリス 地下水路-
野母崎「・・・」
―ザプッ ザプッ ジャブッ ザプッ・・・
野母崎「・・・!」
野母崎「(あそこが貯水槽になってる区間だな)」
―ジャプ ザプッ バシャッ・・・
― 偶数
〜 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:51:47.88 ID:Ul4yZuOto
- 鬼の戦い
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 18:52:45.87 ID:GyGjDG/KO
- ひくく
- 211 :1 [saga]:2021/02/08(月) 19:06:45.98 ID:0MuaSGcF0
- ―コツ コツ コツ・・・
野母崎「・・・あっ」タッタッタッ
野母崎「(・・・ここだけにしか瓦礫が落ちていない。となると・・・)」チラッ
野母崎「(天井に大穴が・・・やっぱりここか)」
―タッタッタッタッ・・・
-イギリス 地下貯水槽-
野母崎「(この貯水槽に・・・)」
―・・・ユラッ ザプンッ・・・
野母崎「見つけた。・・・気付かれる前に」
―フヒュゥーーーッ・・・
―ビュオォオオオ〜〜〜〜ッ!
―バシャァアアッ!
―パラパラパラパラパラパラパプァアーーーッ!
威吹鬼(野母崎)「ハッ!」
―ズバッ!
オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」
威吹鬼(野母崎)「っ!。フッ!」
―バッ!
―キィンッ!
躍動(http://www.youtube.com/watch?v=g_Ltpfi9Wj8&list=PLF2D3CD9BDBBDF071&index=15)
威吹鬼は貯水槽から飛び出してきたオオナマズの胃袋を跳び蹴りで墜落させる。
着地すると胃袋に駆け寄っていき、拳打や回し蹴りを叩き込む。
胃袋が全身に生えている触手を伸ばして鞭の様に振るってくると、威吹鬼は
身体を捻らせて前転し、回避する。
威吹鬼(野母崎)「っと!胃袋のくせして強いなっ」
どうする?orどうなる?
↓2まで
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 19:26:13.18 ID:GyGjDG/KO
- 烈風で動き回る胃袋に鬼石を的確に打ち込んでいく威吹鬼
鬼爪を振るったり避けたりと攻撃を積極的に加えることはないが鬼石が適度に広まったのを見たらすかさず烈風を響かせて疾風一閃を披露する
- 213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 19:27:43.68 ID:kigDTtycO
- 触手のように動き回る胃袋に悪戦苦闘するも旋風刃を纏い近寄ってくる胃袋に手刀を食らわせて切り裂く
勿論軽々と見をこなしつつ
- 214 :1 [saga]:2021/02/08(月) 21:03:20.23 ID:0MuaSGcF0
- オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」
威吹鬼(野母崎)「ハッ!」
―ダダダンッ! ダダダンッ!
―バキッ! バキャッ! ベキョッ!
威吹鬼は烈風で攻撃してくる触手を粉砕して、攻撃の手を緩めさせる。
右腕を伸ばして上下に滑らかな動作で動かすと、左腕を上に置き右腕は下に構えて
風を巻き起こす。
それによって溜まっていた土埃が舞い上がり、威吹鬼の姿を隠した。
オオナマズの胃袋は構わず攻撃しようと触手を振るったが、手応えが無い事に気付き
触手を振うのを止める。
土煙が晴れると、威吹鬼の姿は無くオオナマズの胃袋は見渡して見つけようとしていると
背後に青い影が現れる。
威吹鬼(野母崎)「テアッ!フンッ!ハァッ!」
―ズバッ! ザブッ! バシュッ!
―ブシャァアッ! ブシュウゥーッ!
オオナマズの胃袋「フゴォーーーッ!」
―カチッ
―プワァンッ!
威吹鬼は鬼闘術 旋風刃により手足に風をまとわせ、手刀と蹴り技で胃袋を斬り付ける。
斬り付けられた箇所から胃袋は白い液体を噴出して撒き散らした。
威吹鬼は攻撃を止め、様子見をする。胃袋は口部分から細かく黄色い泡を吹いているが
あまりダメージはないようだった。
胃袋が接近しようとしてきたのを察知すると、威吹鬼は烈風を構えて2番目と3番目の
ピストンバルブを操作した。
◎ 50以上orゾロ目
○ 30以上
× ↑以下
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:03:36.08 ID:GyGjDG/KO
- イケ
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:03:47.72 ID:kigDTtycO
- カッコいいおじさん大好き
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:13:36.17 ID:Ul4yZuOto
- 野母崎さんわかくない、を
- 218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:14:02.05 ID:Ul4yZuOto
- 若くない?とかきたかった
スマホめ
- 219 :1 [saga]:2021/02/08(月) 21:22:45.35 ID:0MuaSGcF0
- 風雅勇伝(http://www.youtube.com/watch?v=SkZy-CeQpMA&t=40s)
威吹鬼(野母崎)「ハッ・・・!」
―ガィンッ! ガィンッ! ガィンッ!
―バシュッ! ドシュッ! バシュッ!
銃口から放たれた赤い鬼石が、胃袋の全体を隅々にまで埋め込まれる。
胃袋は無数の鬼石を撃たれたダメージによって、一目散に逃げていった。
貯水槽に落ちないよう設置された手摺りを飛び越えて、本体のオオナマズが居る貯水槽へと
姿を消した。
響鬼(建宮)「野母崎っ!」
威吹鬼(野母崎)「建宮!」
響鬼(建宮)「奴は貯水槽だな!逃がすかアイツめっ!」
威吹鬼(野母崎)「待てっ!ここは俺に」
響鬼(建宮)「お前っ・・・」
威吹鬼(野母崎)「大丈夫だ。今、奴に鬼石を撃ち込んだからな」
響鬼(建宮)「って事は・・・ほぉっ。そうか、わかったのよな」バシッ
威吹鬼(野母崎)「>>218」
この爽快なテーマソング似合ってて好き
>>216 まだ野母崎さんは良いお兄ちゃんってとこでせうよ
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:37:00.79 ID:cWcMl/pjO
- 俺の晴れ舞台しっかり見ててくれ
- 221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 21:37:19.30 ID:GyGjDG/KO
- あああとは全力で響かせるだけだ
- 222 :1 [saga]:2021/02/08(月) 21:52:38.10 ID:0MuaSGcF0
- 威吹鬼(野母崎)「師匠になる俺の第一歩、しっかり見ててくれ」
響鬼(建宮)「おうっ・・・て、え?師匠?」
―カチャッ カシャンッ
―タッタッタッタッ・・・!
響鬼(建宮)「・・・ま、頑張れよ。野母崎」クスッ
威吹鬼(野母崎)「フッ・・・!」
―バッ!
―キィィ〜〜ン・・・
―ヒュゥゥウウウーーーッ・・・
―ドパァアアンッ! バシャァアッ!
―ブクブクブクブクブク・・・
貯水槽へ飛び込んだ威吹鬼は、潜水しながらオオナマズを探索する。
水中は濁っていて視界が少し悪いが、目をこらしてその巨体を見つけ出した。
威吹鬼はマウスピースと音撃鳴 鳴風を合体させた烈風を口元に構え、3本目の
ピストンバルブを押したまま烈風を吹き鳴らす。
―♪♪ーーーーーーっ!!
オオナマズ「ギュロロォオーーーッ!!」
―♪♪ーーーーーーっ!!
オオナマズ「ギュギャオォオオーーーッ!!」
オオナマズに向かって必殺の疾風一閃を吹き鳴らし続けていると、腹部に
無数の赤い発光体が見え始める。
胃袋に撃ち込んでいた鬼石が清めの音と共鳴しているからだ。
威吹鬼は水中で体勢を維持したまま、貯水槽の中を逃げ回るオオナマズに鳴風を
向け続けて清めの音を浴びせていく。
そして、オオナマズが威吹鬼に向かってきて大きな口を開き捕食しようとした瞬間に
最後は一段と高い音を鳴らした。
- 223 :1 [saga]:2021/02/08(月) 21:58:22.54 ID:0MuaSGcF0
- ―バッシャァアアアアーーーンッ!!
オオナマズ「ギュギャァアアアーーーッ!!」
―ドッパァァアアアアンッ!!
響鬼(建宮)「うわ、と!・・・野母崎はっ・・・?」
―・・・ブクブクブク
―ザパァッ!
威吹鬼(野母崎)「っぷはぁ!っふぅー・・・」
響鬼(建宮)「・・・へへっ」シュッ
威吹鬼(野母崎)「ははっ・・・っえい」バシャッバシャッ
-イギリス オックスフォード オスニー・ブリッジ-
野母崎「すまないな、建宮。ご足労かけさせて」
建宮「なーに。気にする事はないのよな」
建宮「俺の方こそ、厄介な相手だったと思うし対峙してくれて感謝するぞ」
野母崎「ああっ」コクリ
野母崎嫁「でも、どうして魔化魍が外国へ来たんでしょうか・・・」
建宮「ふむ・・・何かありそうなのよな」
野母崎「>>224」
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:05:32.09 ID:GyGjDG/KO
- 何者かが橋渡しをしたとしか思えないというのが素直なところだな
自分たちで考えて渡ってきたとしたら相当危ういことになるぞ
- 225 :1 [saga]:2021/02/08(月) 22:13:41.24 ID:0MuaSGcF0
- 野母崎「何者かが橋渡しをしたとしか思えないというのが素直なところだな」
野母崎「自分達で考えて渡ってきたとしたら、相当危うい事だろうし・・・」
建宮「ああっ。・・・日本で出現しなくなったという報告が今日「猛士」から来たんだが」
建宮「それに絡んでるのかもしれないのよな」
野母崎「まさか・・・それなら、もう日本に用は無いって事か」
建宮「恐らくは、そうだろうな」
建宮「だから来年ぐらいにフロリスと帰国して調査してくるのよな」
建宮「その間、また奴らが現れた時の対処は任せてもらう事になるぞ」
野母崎「ああっ、わかった」コクリ
建宮「・・・ところで、師匠と言っていたが弟子を取るのか?」
野母崎「あ、いや・・・まだ大分先の事になるだろうけどな」クスッ
野母崎嫁「ふふっ・・・」クスッ
建宮「?。そうか・・・まぁ、とりあえず本部に戻るのよな」
建宮「天草式の全員と作戦会議といくぞ」
野母崎「ああっ」コクリ
視点変更
弓箭猟虎
丈澤博士
全学区学生剣道大会
↓3まで(コンマが高い安価で決定)
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:15:23.68 ID:GyGjDG/KO
- 猟虎てんてー
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:15:36.94 ID:cWcMl/pjO
- 剣道大会
- 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:15:43.36 ID:Oet5SvLWO
- 剣道大会
- 229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:15:49.32 ID:Cheo+2eAO
- 博士
- 230 :1 [saga]:2021/02/08(月) 22:31:45.83 ID:0MuaSGcF0
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
少年よ(http://www.youtube.com/watch?v=jt8bnWZnxDU)
次回
とある禁書目録で仮面ライダー
小牧「負けませんよー!上里さん!」
上里「ぼくの方こそ、負けるつもりはないよっ」
「上里翔流、君に勝負を申し込む」
上条「上里は、覚えてないか?」
次回もお楽しみに!
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/08(月) 22:51:26.19 ID:Ul4yZuOto
- おつー!
- 232 :1 [saga]:2021/02/09(火) 19:27:19.85 ID:QHsURTe10
- -日本 学園都市 第二〇学区 歩道-
上条「(もう3日で今年も終わりか・・・大晦日までに大掃除しとかないとな)」
上条「(今日は珍しく、全員用事があるから1人でぶらついてるけど・・・)」
上条「・・・やっぱ暇だな。気晴らしに別の学区に来たものの・・・」
上条「・・・ん?」
―ワイワイ ワイワイ
上条「なんだ?何かイベントでもやってるのか?」スタスタ
-日本 学園都市 第二〇学区 玄龍武道館-
上条「武道館?・・・ってことは、何かの競技で大会やってるんだな」
上条「えっと・・・全学区学生剣道大会、か」
上条「・・・もしかして、アイツも参加して・・・」
上条「いや、でもアイツはこの街の学校に在学してないからな・・・」
965 >>233
36め >>234
260 >>235
↓3まで(コンマが高い安価で決定)
- 233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 19:30:07.51 ID:qInmYNg6O
- ほい
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 19:30:13.14 ID:uJrtCjmIO
- にや
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 19:30:18.52 ID:fZhNypG+O
- でや
- 236 :1 [saga]:2021/02/09(火) 20:06:34.18 ID:QHsURTe10
- ―ドンッ!
上条「おわっと!?」
府蘭「す、すみません!・・・って、上条さん」
上条「おぉ、府蘭。どうした、そんな慌てて?」
府蘭「じ、実は翔流がここの大会に出てまして、もう準々決勝に出場してるんですっ」
上条「あっ、やっぱアイツ出てんのか」
上条「学生じゃないから、てっきり出てないのかと思ってたけど・・・」
府蘭「そ、そういう訳ですので・・・あ、もし観に来られるのでしたら」ゴソゴソッ
府蘭「こちらチケットです。余ってたのでよかったらどうぞ」
上条「ああっ、悪いな。サンキュ」
府蘭「ではっ」
―ピューッ!
上条「速ぇ・・・脱兎の如くだな」
上条「・・・まぁ、暇だったし丁度いいか」
上条「>>237」
ドラマで赤楚さん見かけるようになって、ブレイクし始めてるなと嬉しく思います
- 237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 20:15:31.70 ID:qInmYNg6O
- わかるわかる
特撮出身の人が出てると嬉しくなるよね
大会に出てるのは少しビックリだけどアイツなら勝ち上がれそうだな
- 238 :1 [saga]:2021/02/09(火) 20:41:40.99 ID:QHsURTe10
- 上条「大会に出てるのは少しビックリだけど、アイツなら勝ち上がれそうだな」
上条「なんたって戦う時に使うのが剣なんだし」
上条「観に行ってみますか。受付は武道館の中か」
-玄龍武道館 館内-
上条「昨日から始って予選突破した4人が準々決勝に出場してるんだな」
上条「上里の他には・・・名荷原弘見、山城・・・しょ、しょう、なんだ?」
上条「名前が読めないな・・・おっ?小牧も出場してるのか」
上条「全学区学生だから男女混合で勝負できるって事か」
上条「これは見物だな。上里と小牧のガチンコ対決って」
上条「よしっ、ここの席からなら1番見やすそうだな」
―タッタッタッ・・・
-玄龍武道館 通路-
小牧@剣道着「いやー、ビックリしちゃいましたよ!まさか上里さんも出てるなんて!」
上里@剣道着「その、成り行きというかなんというかね・・・」クスッ
小牧「どうして出場する事になったんですか?」
上里「稽古をする時に体育館を貸してもらってる学校の方から声を掛けてもらったんだ」
上里「>>239」
>>237 ね。ちょくちょくカガーミンとかも見かけたりしますね
- 239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 20:54:59.38 ID:fZhNypG+O
- せっかくだから腕を大勢の前で披露してほしいってね
- 240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 20:55:27.23 ID:qInmYNg6O
- 出る予定の選手が体調を崩したから代打にって
- 241 :1 [saga]:2021/02/09(火) 21:43:06.50 ID:QHsURTe10
- 上里「せっかく良い腕してるんだから、大会で披露してほしいってね」
小牧「そりゃそうしてほしい気持ちは絶対ありますよ」
小牧「天然理心流の免許皆伝を為し得た、本気の腕前を見せてくださいね!」
上里「・・・うん。そうさせてもらうよ」コクリ
上里「(名前が知られると学校に行ってない事がバレたら大変だと思って)」
上里「(予選で落ちようと思ってたけど・・・つい血が騒いでしもうたなぁ・・・)」
小牧「負けませんよー!上里さん!」
上里「・・・ぼくの方こそ、負けるつもりはないよっ」クスッ
「あの・・・君が、上里翔流君かな?」
上里「え?あ、はい。そうですが・・・?」
昭府「私の名は山城昭府。同じ準々決勝に進んでいるんだが」
http://i.imgur.com/5P2LKPe.jpg
小牧「あ、あぁ!確か、次の準々決勝で名荷原さんと対戦するあの山城さん!」
上里「ぼくも気付きませんでした。・・・えっと、ぼくに何か?」
昭府「・・・単調直入に言おう。上里翔流、君に勝負を申し込む」
上里「・・・はい?」
小牧「・・・(昭府だけに?)」プフッ、プルプル
上里「>>241」
- 242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:46:54.83 ID:qInmYNg6O
- 雑意感知って特撮とか少年漫画だと守られる側のヒロインとか持ってそうな能力だよね…
構いませんけど正面から宣戦布告なんてなかなかかっこいいですね…フフッ
- 243 :1 [saga]:2021/02/09(火) 22:05:22.94 ID:QHsURTe10
- 上里「・・・構いませんけど、それよりまず名荷原君と対戦して勝たなければいけませんよ」
昭府「無論、わかっている。私が勝ち残った時には、申し込みを受けてくれるか?」
上里「・・・いいですよ。小牧さんには苦戦を強いられるとは思いますが」
上里「決勝戦で会いましょう」
昭府「・・・感謝する」ペコリ
小牧「(あ、勝負吹っ掛けてきたから癖のある人かと思ったけど、結構良い人かも)」
上里「ええっ。・・・真正面から宣戦布告なんて、決闘みたいですね」フフッ
昭府「私にとっては、間違いなくその通りなんだがな」
昭府「・・・では、失礼する」ペコリ
―スタスタ・・・
小牧「・・・うーん、何かお殿様に仕える侍みたいな感じの人でしたね」
上里「あの手は、間違いなく剣道家としての誇りを持ってる人だよ」
上里「ぼくと何故勝負するのかはわからないが・・・今、血が滾ってきてる」
小牧「>>244」
>>242 だけど1対1でないと対象絞れないのが難しいってとこでせうね。
護衛とかスパイ対策とかにならまぁ、能力的に申し分ないと思うでせうが
- 244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:19:10.80 ID:fZhNypG+O
- 少年漫画的に言えば本能って奴だと思いますよ、強い人と戦うってワクワクするじゃないですか
そういう気持ちです
- 245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:19:41.19 ID:qInmYNg6O
- 同じ志を持つ人なんじゃないですか?
正義とか思いとか色々背負ってるんですよキッも
- 246 :1 [saga]:2021/02/09(火) 22:24:34.22 ID:QHsURTe10
- 今日はここまで
おやすみなさいませー
次回、名荷原君は長槍で昭府と勝負します。昭府と勝負します
- 247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:26:27.17 ID:qInmYNg6O
- おつおつー
こういう勝負って大事だよね
- 248 :1 [saga]:2021/02/10(水) 07:20:02.93 ID:RfzW810T0
- 小牧「少年漫画的に言えば本能ってやつだと思いますよ」
上里「本能、か・・・」
小牧「同じ志を持つ人なんじゃないかと思いますし」
小牧「強い人と戦うってワクワクするじゃないですか」
上里「まぁ、確かにそうだね」クスッ
小牧「もしかしたら風紀委員やってて、正義とか色々背負ってるんですよ、きっと」
小牧「私だって上里さんと対戦できるんですから、そういう気持ちになるのはわかります」
上里「そっか。うん・・・ぼくもきみと対戦するのは楽しみだから」
上里「同じ気持ちになっているよ」クスッ
小牧「それは嬉しいですね。真剣勝負に待ったはありませんから」
小牧「全力でいかせていただきますよ、上里さん!」
上里「うんっ。わかった」コクリ
上里「>>249」
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 07:22:10.40 ID:ZqOK7e7dO
- 僕も本気でそれに答えてみせるよ
- 250 :1 [saga]:2021/02/10(水) 19:43:47.92 ID:dBm1za9z0
- 上里「ぼくも本気でそれに答えてみせるよ」ニコリ
小牧「よろしくお願いします!」
上里「さて・・・それじゃあ、控え室に戻って準備をしてくるよ」
小牧「そうですね、私もそうしましょう」
-玄龍武道館 控え室-
上里「・・・」タプタプ
上里「あった。山城昭府・・・」
上里「(一昨年あったこの大会で優勝してるんだ・・・去年は出てなかったみたいだけど)」
上里「(侮れない相手だな・・・)」タプタプ
上里「(優勝での決め手は小手一本。開始して僅か数秒で終わってる・・・)」
上里「(相手が動こうとした瞬間を狙って、下からの出小手で一本取ったのか)」
上里「(なら、小手に対する技で狙うしかないな・・・)」
上里「(>>251)」
- 251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 19:49:43.36 ID:8T1nrjqZo
- 彼が小手を打つよりも速く面を決めるしかない
出小手は本当に厄介、何をされたかわかりませんでした
- 252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 19:51:15.95 ID:lE9YMB+xo
- 素早く動いて胴を狙うか、それとも突きとか
- 253 :1 [saga]:2021/02/10(水) 20:56:56.58 ID:dBm1za9z0
- 上里「(彼が小手を打つよりも速く面を決めるしかない、って思ったけど・・)」
上里「(出小手で来るのだけは苦手なんだよね、ぼく・・・)」
上里「(素早く動いて胴を狙うか、それとも突きで小手を打たさないようにするか・・・)」
上里「(どちらにせよ、打開策はぶっつけ本番になるな)」
上里「(・・・それに、まずは小牧さんとの対戦に集中しないと)」
上里「(小牧さんの得意な技は堂々の面。それで対戦した相手全員から一本取ってる)」
上里「(この剣道でのルールは学園都市特有で、能力を使ってもいいから)」
上里「(小牧さんは透明になれるはずだけど・・・あえてそれをしないで勝ち残ってきた)」
上里「(真っ直ぐな意志があるからこそ、あの堂々とした面を叩き込めるんだろうな)」
―コンコンッ
「上里君、会場へお願いします」
上里「あ、はいっ」コクリ
上里「(>>254)」
>>251 >>1は剣道の経験皆無でせうが小手が1番難しそうだと思ってますを
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:05:22.45 ID:XYawT/17O
- 今は目の前の勝負に集中しよう
剣道は奥深い
小手警戒して面ねらったら胴くらったりつばぜり合いから相手の竹刀をあげて胴狙ったり
- 255 :1 [saga]:2021/02/10(水) 21:27:06.28 ID:dBm1za9z0
- 上里「(今は目の前の勝負に集中しようっ)」
上里「・・・おしっ!やったるかっ」
-玄龍武道館 観客席-
―ワイワイ ワイワイ
上条「あっ。府蘭、去鳴!」
去鳴「ん?おー!上条じゃん、久しぶりじゃね?」
府蘭「私はさっきぶりですね。もうすぐ始りますよ」
上条「ああっ。2組で最初に対戦するのは・・・山城と名荷原だな」
上条「なんか、長槍がどうとかって聞いたけど・・・」
府蘭「そうですよ。名荷原さんは竹刀ではなく長槍で出場しているんです」
去鳴「その名荷原って奴、私らの弟子の友達なんだよねー」
上条「弟子?」
府蘭「はい。少し前に、鷹田杳子という女の子をライダーにしてあげまして」
府蘭「私と去鳴で色々と教えてあげたことがあるんです」
府蘭「その時に3つベルトを創ったから、残りの1つをアイツに渡したって聞いたの」
上条「>>256」
>>254 読み合いしてるところが個人的に固唾を飲んじゃいますね
- 256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:31:30.99 ID:lE9YMB+xo
- 随分ノリというか理由が軽いというか…
でも素質があるって思ったんだろ?
なら期待できそうだな
- 257 :1 [saga]:2021/02/10(水) 21:46:03.84 ID:dBm1za9z0
- 上条「随分ノリというか理由が軽いというか・・・」
去鳴「それ、杳子にも言われたっしょ。いきなりすぎ、って」ケラケラ
上条「でも、まぁ・・・素質があるって思ったんだろ?」
去鳴「・・・うん。良い目はしてたし、ね?」
府蘭「はい」コクリ
府蘭「喧嘩慣れはしているようでしたので、飲み込みも早いですね」
去鳴「基礎基本をキチンと学べば、雑魚くらいなら余裕っしょ」
上条「なら、期待できそうだな。もしもの時は任せられそうだし」
去鳴「そうだね。・・・あ、始るっしょ」
―ドシドシッ・・・
名荷原@剣道着+防具「・・・」
―スタスタ・・・
昭府@剣道着+防具「・・・」
上条「いや、デケェな・・・長槍もマジで長いし・・・」
去鳴「>>258」
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:49:42.91 ID:zExTv5V6O
- デカイだけじゃないっしょ、しっかり決めてくれるし
- 259 :1 [saga]:2021/02/10(水) 22:12:49.91 ID:dBm1za9z0
- 府蘭「身長は180以上あるそうです」
去鳴「ま、デカいだけじゃ勝てないっしょ。槍じゃなくて長槍だから扱うのは難しいし」
去鳴「攻め込まれたらどう対処するのかが、勝負に影響するね」
上条「確かにあれだけ長いとどこにどう当てればいいのかわからなくなりそうだよな」
去鳴「まぁ、まず面を狙って振り上げた瞬間に懐で突きか胴」
去鳴「突くにしても横に振ったら竹刀で弾かれて戻せなくなって、同様に一本取られる」
上条「それでよく予選勝ち残ってきたな、名荷原って奴・・・」
府蘭「変身する仮面ライダーの名前はランスと言いますから」
府蘭「その名に恥じないよう、しっかり決めてもらいたいところです」
上条「そうか」
―パチパチパチッ!
昭府「・・・」タンタンッ
昭府「・・・」グッグッ
名荷原「・・・」トーンッ
名荷原「・・・」キュッキュッ
昭府・名荷原「「・・・」」ペコリ
昭府・名荷原「「・・・」」スッ
「始めっ!」
昭府・名荷原「「っ!」」バッ!
偶数-+― VS <――奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定)
- 260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:16:43.06 ID:zExTv5V6O
- やー
- 261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:16:52.66 ID:IPtYfnbyO
- あ
- 262 :1 [saga]:2021/02/10(水) 22:57:37.98 ID:dBm1za9z0
- ―ビュオンッ! ブンッ!
昭府「ッ!」
―バシィッ!
名荷原「ッ!」
―ギュインッ!
名荷原はその長身を活かして、長槍を斜め下から振い上げて胴体を狙った。
昭府は前進しながら竹刀で弾き返し、そのまま名荷原へと近付いていく。
長槍の柄を握っている手を名荷原は目一杯伸ばし、中間より少し後ろの方を握ると
振う部分が短くなる。
そうして後退していき、白線のギリギリまで立つと先程よりも素早く長槍を振って
再び昭府の胴体を狙った。
―バシィッ!
昭府「ッツァアア!」
―ダダダダッ!
名荷原「ッ!?」
―ビュンッ! ギュインッ!
―バシィッ!
昭府は身体を振われてきた長槍の方へ向けて、真正面から受け止める。
弾き飛ばすと同時に、一気に名荷原へと接近していってそれを止めようとしてくる
名荷原の2振りを同じ要領で受け止めた。
今度は力一杯弾き返して、大きく1歩踏み出すと名荷原の手目掛けて竹刀を上から
撓らせるように振った。
―バシィッ!!
昭府「小手ぇッ!」
―バッ
<<<<<おぉおおおお〜〜〜〜〜っ!!
―パチパチパチッ! パチパチパチッ!
上条「当たったのか今!?見えなかったぞ!?」
去鳴「いや、当たってた。突きの中間ぐらいの軌道でお得意の小手で一本取ったっしょ」
府蘭「>>263」
- 263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 23:08:00.07 ID:8T1nrjqZo
- は、早い…本当に目にも止まらない速さ
- 264 :1 [saga]:2021/02/10(水) 23:50:00.55 ID:dBm1za9z0
- 府蘭「それにしても、は、速かったですよ・・・」
府蘭「本当に目にも止まらない速さで・・・」
上条「あれと上里か小牧がやり合うのか・・・」
去鳴「多分だけどお兄ちゃんはスマホでどんな人か調べてるっしょ」
去鳴「相手をよく知る事こそ勝負の鍵になるって教えられてるからね」
上条「なるほどなー・・・」
去鳴「・・・まぁ、まずは小牧との対戦だね」
府蘭「はい。彼女の腕前は翔流も認めていますからね」
府蘭「苦戦はするでしょうね。同じ剣で戦うライダーですから」
上条「だろうな。・・・ちなみに2人は勝つって思ってるよな?」
去鳴「>>265」
府蘭「>>266」
- 265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 00:17:44.45 ID:kfFZDRA7O
- もちろんっ!サソードの戦いかたを省みてもみても絶対に勝てるっしょ
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 07:04:13.60 ID:dIHmSJRko
- 負けるわけは無いと思いますが、成長株が予想以上の強さっていうのはありますからね
- 267 :1 [saga]:2021/02/11(木) 07:50:36.38 ID:d9c6r9980
- 去鳴「もちろんっ!サソードの戦い方を省みても絶対に勝てるっしょ」
府蘭「負ける訳は無いと思いますが・・・」
府蘭「成長株が予想以上の強さっていうのはありますからね」
上条「確かにそうだよな。小牧も色々と修羅場くぐり抜けてきたって聞いたし」
上条「上里の奴、油断はしないと思うけど負けないでほしいな」
去鳴「ねっ。まぁ、翼さんとの勝負では勝ってたから腕は鈍ってなさそうだったよ」
上条「翼?」
府蘭「ほら、シンフォギアを纏って戦っていた、青い髪の女性ですよ。本名は風鳴翼さんといいます」
上条「ああっ、響と同じ世界から来てたアイツのことか」
上条「剣で戦うって聞いてたけど、上里と勝負したことあるのか」
去鳴「うん。実家に帰省してる時にこっちに来て、手合わせでもどうだ?って流れでね」
府蘭「>>268」
- 268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 07:55:52.43 ID:dIHmSJRko
- なかなかだったっしょ、まさかあそこまで対等だったのはビックリだったけど
- 269 :1 [saga]:2021/02/11(木) 09:55:04.68 ID:d9c6r9980
- 府蘭「中々の勝負でしたね。まさか、あそこまで対等だったのはビックリでしたが」
去鳴「まぁ、翼さん見るからに出来る感じがしてたってお兄ちゃん言ってたし」
上条「戦える奴らからは何かしら感じるよな。こう、強そうって思ったりとか」
府蘭「わかります」
去鳴「でも、力量差が圧倒的でもお兄ちゃんは逃げないんだよね」
去鳴「負けても何で負けたのかを確かめて、次に活かせることができるからって」
上条「へぇ・・・おっ。上里と小牧が出てきたな」
―パチパチパチッ!
去鳴「お兄ちゃんがんばれーーっ!!」
府蘭「頑張ってくださーーいっ!」
上里「・・・」ターンターンッ
上里「・・・」キュッキュッ
小牧「・・・」ピョンピョンッ
小牧「・・・」グッグッ
上里・小牧「「・・・」」ペコリ
上里・小牧「「・・・」」スッ
「始めっ!」
上里・小牧「「っ!」」バッ!
2回判定
偶数 上里-+― VS ―+-小牧 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目で1本取り))
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 09:57:00.44 ID:dIHmSJRko
- りゃっ
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 09:57:07.38 ID:8FOAOQSVO
- ほい
- 272 :1 [saga]:2021/02/11(木) 10:29:28.61 ID:d9c6r9980
- ―ダンッ!
小牧「タァァアアアアッ!!」
上里「ッ・・・!」
―バシッ!
小牧は先手必勝とばかりに立ち上がるや否や、前進して得意の面を狙い竹刀を振い上げた。
振い下ろしてきた竹刀を上里は横向きになるよう構えて防ぐ。
そして握っている自分の竹刀で押し退けると、弾いた竹刀で小牧が防がせるように弾いた
方向から胴に叩き込もうとする。
―グルッ
―ダンッ!
小牧「!?」
上里「面ッ!!」
―バシィッ!!
後退した小牧は竹刀を腰元まで下ろし、防ごうとしていたが上里はそこへ叩き込まなかった。
何故かというと、上里は竹刀を振っている際に手首を捻らせて強引に竹刀の軌道を変え
小牧が竹刀で防いでいない側から、胴を叩き込んだからだ。
<<<<<おぉおおおお〜〜〜〜〜っ!!
―パチパチパチッ! パチパチパチッ!
小牧「(い、今どうなったの・・・!?)」
上里「(上手くいった!おしっ・・・)」
上条「・・・何がどうなったんでせう?」
去鳴「簡単に説明するとね?まず竹刀を弾いて、そこに胴のフェイントを入れたの」
去鳴「で、胴を入れようとしてる最中にこうしてる手を裏返して」
去鳴「ガードできない側で胴を一本取ったっしょ」
府蘭「普通ならまず力が入らないですけど、前進した勢いで叩き込めたんですね」
上条「>>273」
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 10:36:08.26 ID:8FOAOQSVO
- 勢いまで考えてってやるな…
俺なんか無我夢中にやりそうだ
- 274 :1 [saga]:2021/02/11(木) 10:42:39.97 ID:d9c6r9980
- 上条「勢いまで考えてってやったのか・・・俺なんか無我夢中にやりそうだ」
去鳴「で、竹刀掴んで反則負けになるんじゃね?」
府蘭「あー」
上条「さ、流石に上条さんでもそんなルール違反はしないでせうよ」
上条「大体、竹刀握ってるんだしさ」
去鳴「わからないよー?人間って反射的に防衛本能が働くんだし」
去鳴「それこそ色々と修羅場潜ってきた上条なら、大いにやるかもしれないっしょ」
上条「・・・そこまで言うかぁ?」タラー
府蘭「残念ながら私も同意見でして・・・」
上条「さいでせうか・・・」ガックリ
去鳴「まぁ、それはそれとして。これで決勝戦進出っしょ!」
府蘭「はい。まずは一安心できましたね」
上条「>>275」
- 275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 10:47:27.12 ID:8FOAOQSVO
- 小牧を一蹴できたが決勝はどうなるだろうな
- 276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 10:48:01.91 ID:Km9bgmxXO
- 小牧もこれでまた強くなるかもな…
もっと努力しそうだしな
- 277 :1 [saga]:2021/02/11(木) 11:17:06.81 ID:d9c6r9980
- 上条「これで、小牧もまた強くなれるといいな」
上条「今よりもっと、努力して上里と渡り合えるくらい強くなれそうだぜ」
去鳴「だねー。てか、そもそも剣道はルールがあっての勝敗だし」
去鳴「ルール無しのガチだったらわからないっしょ」
上条「ガチはダメだろ・・・やり合う理由がないんだしよ」
府蘭「わかりませんよ?敵に操られてだとか、暴走してだとか」
去鳴「まっ、そもそもウチの系統では暴走するタイプのは無いから安心して?」
上条「そか・・・」
『小休止といたします』
去鳴「休憩だって。杳子荒れてないかなー」タプタプ
府蘭「少しお手洗いに行ってきます」
上条「ああっ。・・・にしてもマジで決勝戦、どうなるんだろうな」
-玄龍武道館 通路-
小牧「おみそれしました!」ペコリ
上里「そんな、頭を上げなよ。小牧さん」ポンッ
小牧「>>278」
- 278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 11:26:23.83 ID:dIHmSJRko
- 正直何がどうなったか目で追いきれなくて…
私自身まだまだって痛感しました
- 279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 11:27:04.41 ID:Km9bgmxXO
- 悔しさよりも呆気にとられたっていうのが正直な気持ちです
- 280 :1 [saga]:2021/02/11(木) 11:47:55.99 ID:d9c6r9980
- 小牧「正直何がどうなったか目で追いきれなくて・・・」
小牧「悔しさよりも呆気にとられたっていうのが正直な気持ちです」
上里「まぁ、意表を突いての技だからね」
上里「ぶっつけ本番で編み出したんだけど・・・上手くいってよかったよ」
小牧「えー、マジですかー・・・」
上里「臨機応変にどう仕掛けるか考えるのも、勝負には欠かせない戦術だからね」
小牧「・・・やっぱりすごいですね、上里さんって」クスッ
小牧「私自身まだまだって痛感しました・・・」
上里「そんなことないよ。あの面はやっぱり少しでも反応が遅れてたら」
上里「受け止めることはできない一振りだったよ」
上里「あの技を思いつかなかったら、負けてたと思うな」クスッ
小牧「・・・はい。次こそは、負けませんよ!」ニコリ
上里「>>281」
- 281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 11:53:58.96 ID:dIHmSJRko
- うん、僕も次も勝てるように腕を磨くから楽しみにしてるよ
- 282 :1 [saga]:2021/02/11(木) 12:02:07.58 ID:d9c6r9980
- 上里「うんっ。ぼくもまた次に相手をする時まで、腕を磨いておくから」
上里「楽しみにしているよ」ニコリ
小牧「はいっ!・・・そろそろ出番ですね」
小牧「山城さん、一筋縄ではいかなさそうな相手みたいですから気をつけてください」
上里「もちろんそうするよ」
上里「あの小手に対抗する対策は・・・まぁ、それなりにあるけど」
上里「勝ってみせるよ」
小牧「応援してますよ!ファイトです!」
上里「うんっ!」
「上里君、準備お願いします」
上里「はい!・・・おしっ!」
『ただいまより競技を再開します』
―パチパチパチッ!
上里「・・・」
昭府「・・・」
上里・昭府「「・・・」」ペコリ
上里・昭府「「・・・」」スッ
「始めっ!」
上里・昭府「「っ・・・!」」バッ
2回判定
偶数 上里-+― VS ―+-昭府 奇数
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目で1本取り))
- 283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 12:12:23.92 ID:dIHmSJRko
- ほい
- 284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 12:12:27.17 ID:Km9bgmxXO
- あ
- 285 :1 [saga]:2021/02/11(木) 12:31:56.17 ID:d9c6r9980
- 上里「・・・」
―ザッ
昭府「・・・」
―キュッ キュッ・・・
―ダンッ!
昭府「小手ぇッ!」
上里「くっ・・・!」
―バシッ! バチィッ!
上里が一歩前進すると、昭府も前進すると同時に早速出小手を打とうとしてきた。
それに上里は咄嗟に竹刀の剣先を下ろしたまま弦から柄までを持ち上げて受け止める。
昭府の打ってきた竹刀は鍔に引っかかって小手を阻止することができた。
そのままお互いに竹刀を重ねたまま、試合場の中央から右端へ移動していった。
昭府「ツァァアアッ!」
上里「(出小手!早速やな!)」
昭府「ハァアアアッ!!」
―ダンッ! ダンッ!
―ブンッ!
上里「っ!」
―バシッ!
昭府は足音と大きく立てて、フェイントをかける。それに上里は反応しなかったが
次も大きく音を立てると、それに合わせて前進してきた。
面を打ってくると判断した上里は竹刀を突き出して、竹刀を受け止める。
2回判定
偶数 上里-+― VS ―+-昭府 奇数 1
↓2まで(コンマが高い安価で決定(ゾロ目で1本取り))
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