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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 909 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 21:18:10.59 ID:TbBt4iL00
- レッド(闘気!)バッ
トウヤ「うん?」
キョウヘイ「お?」
マサル「どうした? ……あぁ、サイトウさん。三人とも、彼女がこの街のもう一人のジムリーダーだ」
サイトウ「はい、わたしがサイトウです。みなさま、はじめまして」ペコ
レッド「……」ペコ
トウヤ「はい、はじめまして」
キョウヘイ「はじめまして〜。なんか……格闘タイプの人っぽいっすね」
サイトウ「お分かりになりますか。そうです、わたしは格闘タイプのポケモン使いであり……」
サイトウ「ガラル空手で己を鍛えてもいます」
レッド「……ガラル空手……」
サイトウ「百年ほど前、東の地からこのガラルに伝わった格闘技です」
レッド(面白そう…………)
グリーン(おもしれえじゃねえか……)
キョウヘイ(面白がっちゃったっすね)
- 910 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 21:23:02.48 ID:TbBt4iL00
- サイトウ「今回、皆さんを探していたのは他でもありません」
サイトウ「わたしと、手合わせをしていただきたいのです」
レッド「……!」
トウヤ「多分ポケモンバトルのことだと思うよ……」コソ
ユウリ「そうなのかい? 三人の事は知っていたんだったかな」
サイトウ「はい。これまでのご活躍、中継で見させていただきました。皆さん、チャンピオンが推薦するのも納得の強さです」
サイトウ「しかし……生憎、今日のジムバトル担当はわたしではありませんでした。強者である皆さんと戦えず終わるわけにはいきません」
サイトウ「ジムバトルを終えた直後で、お疲れだとは思いますが……お願いしますッ!」バッ
キョウヘイ「そんながっつり頭下げなくても大丈夫っすよ! ねっ二人とも!」
トウヤ「そうだねぇ、僕も大丈夫だよ。ポケモンたちも少し休ませたしね」
レッド「僕も……」
レッド(それから、何となくこの人の姿勢に好感がもてるので……戦ってみたい)
- 911 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 21:26:48.53 ID:TbBt4iL00
- サイトウ「ありがとうございます! 皆さんにとっても有益な時間になるよう、全力で挑ませていただきます」
サイトウ「……というのは、少しおかしいですね。一応皆さんはチャレンジャーという立場でした」
ユウリ「ふっ……そんなところも素敵だよ」クイ ✨
サイトウ「ゆ、ユウリさん……その……」アセアセ
ブラッキー「やったーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」ポーン シュウン
ホップ「な、なんなんだぞ今の鳴き声!?」キョロキョロ
レッド「何でもない……」
キョウヘイ「気にしないで大丈夫っす」
トウヤ「あはは……それはそれとして、誰からバトルしようか?」
キョウヘイ「そうっすねー。尺的に他二人はダイジェストになりそうっすし……」
誰がバトルするか 下1
- 912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 21:38:23.70 ID:TFV09cap0
- レッド
- 913 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 21:46:43.72 ID:TbBt4iL00
- レッド「……僕が、行く」
キョウヘイ「お、レッドさんやる気満々っすね!」
トウヤ「わかった。それじゃ、頑張ってね」
グリーン「一応市街地だからな、ほどほどに……っつっても聞かねえよな、お前は」
サイトウ「……あなたは、一番の実力者だと聞いています。わたしもバトルを見てそう思いました」
サイトウ「戦いの最中も感情の揺らぎを見せないそのバトルスタイル……まさに、わたしの理想です」
レッド(そう見えてるんだ……まぁ、確かにそうかも。表情筋は鍛えてないし)
サイトウ「ですが、わたしもカラテを通じて精神を鍛えてきました。わたしのカラテとあなたの武術……」
サイトウ「どちらが勝るか、の勝負でもあります。いざ!」ポーン
ルチャブル「ちゅばーーー!!」
レッド「……!」ポーン
ファイアロー「るおーー!」バサッ
- 914 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 21:53:34.47 ID:TbBt4iL00
- サイトウ「……」
レッド「……」
キョウヘイ「両者にらみ合いからスタート! いや、トレーナー同士の顔が怖いっすよ!!」
トウヤ「それだけ真剣ってことじゃないかな?」
キョウヘイ(そうだ、この人もバトルの時顔怖いんだった……顔がキュートなの俺だけっすね)
レッド(素早そうなポケモン……だから、咄嗟にファイアローを出したけど、間違ってなさそう)
レッド(一気に勝負をつけないと……よし)
レッド「……いくよ」
ファイアロー「るぉーーーッ!」バッ
サイトウ「飛んだ!? これは空を飛ぶ……いや、これは……ルチャブル!」
ルチャブル「ちゃば!?」ガッ バタッ
キョウヘイ「決まったァーーーー!! ファイアローのブレイブバードで一発KOっすね!」
グリーン「加速するために一旦離れたのがフェイントにもなったな……それにしても、すげえ威力だぜ」
レッド(……反動が大きいんだよね。まだいける?)
ファイアロー「!」コク
- 915 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:02:25.46 ID:TbBt4iL00
- レッド「……」
キョウヘイ「ファイアローは続投っすね! サイトウさんの次のポケモンは……」
サイトウ「では……タイレーツ!」ポーン
タイレーツ「たっ!」「「「「「たー」」」」」
レッド「……!?」
キョウヘイ「えー!? なんすかあれ!? いっぱいいるー!」
マサル「あれはタイレーツだな。6匹で1匹のポケモンなんだ。隊列を組んで戦う、守りが得意なポケモンだな」
レッド(……けど、その分動きは重い。守りが固いってことは体力も高い……のかな? ブレイブバードはやめておこうかな……)
ファイアロー「るぅおーーーっ!」バサッバサッ
レッド(いや……ファイアローはやる気だ。なら、ファイアローを信じよう)
レッド「行って!」
ファイアロー「!」バサッ 「るおーーーー!!!」
サイトウ「同じ手! タイレーツ、」
レッド(間に合う!)
- 916 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:07:50.90 ID:TbBt4iL00
- タイレーツ「ば」「「「「「たー……」」」」」バタバタッ
ファイアロー「……るおう!」
レッド(……耐えた。やったね、ファイアロー!)
ファイアロー「♪」
キョウヘイ「まさかのごり押し二連ブレバ!! ボーリングみたいに散っていったっすね……」
マサル「タイレーツ達に守りの陣形を組ませない……素早さに特化した戦い方だな」
レッド(でも、流石に交代。次はどうしようかな……)
サイトウ「ここが……スタジアムでないのが、残念でなりません」
サイトウ「もしそうなら、本気のわたしたちをお見せできたはずです。ですが、」
サイトウ「通常のバトルであろうと、ここが踏ん張りどころなのは間違いありません!」ポーン
カイリキー「かぁい!!!」
レッド(……すごい懐かしい気持ちを感じた カイリキー、強いよね)
レッド(それに合わせるなら……タイプ有利をとるか、格闘をぶつけるか……)
交代するポケモン 下1
- 917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 22:31:46.35 ID:iilBOWJK0
- ケルディオ
- 918 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:39:55.93 ID:TbBt4iL00
- レッド(……格闘タイプをぶつけよう。ケルディオ!)ポーン
ケルディオ「頑張るね! ……わぁ、強そうなポケモン……でも、僕は負けない!」
キョウヘイ「アレは確かケルディオっすね! テラキオンとコバルオンとビリジオンに戦いを学んだっていう幻のポケモンっす!」
グリーン「すげえ主人公みてえなポケモンだな……レッドの手持ちとは思えねえぜ」
トウヤ「キラキラしてるよね……若者って感じ……」
サイトウ「初めて見るポケモンですが……強い意志と闘志は伝わってきます。良いポケモンですね」
レッド(相性も何気によかったりするんだよね……ケルディオ、やろう!)
ケルディオ「うん、わかった! 僕の覚悟……見せてやる!」ジャキン
トウヤ「フォルムチェンジしたね……角が大きくなってる」
レッド(思いっきり斬りつけて!)
ケルディオ「えーーーいッ!!!」バッ
カイリキー「かあ"い!!!」ズサッ
- 919 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:44:49.78 ID:TbBt4iL00
- サイトウ(速いッ! それに……)
カイリキー「……かあい!!!」
サイトウ(タイプ相性は悪くないはず。なのに、カイリキーが受け止めるだけでここまで消耗するとは……)
サイトウ(ですが、あのポケモンの大きさからして体力はあまりないはず……こちらも一気に!)
サイトウ「よく耐えました、カイリキー! ここで、リベンジです!」
レッド(カウンター技! 耐えきれないことはない、けど)
ケルディオ「!」バッ
サイトウ「素早いですが、届きます! カイリキー!」
カイリキー「かあい"!!!!」バッ 「……!?」
サイトウ「なっ……消えた!?」
レッド「……残像だ」
サイトウ「!!!」
レッド「ケルディオ!」
ケルディオ「うん!!! 水のちから、アターーーック!!!」バッ
- 920 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:49:39.43 ID:TbBt4iL00
- カイリキー「かあい……」バタッ
サイトウ「! ……お見事です。ありがとうございました」スッ
レッド「……こちらこそ、ありがとう……」スッ グッ
キョウヘイ「二人が握手してるの見ると、生身で戦いました? みたいなすごみがあるっすね……」
トウヤ「二人ともそれが出来る人だもんね……」
レッド「……楽しかった」
サイトウ「そう言っていただけると嬉しいです。最後のアレは……どういった仕組みなのですか?」
レッド「……なんか……特訓してたら、できた……ね」
ケルディオ「うん! 僕、素早く動くのは上手だってお師匠たちにも言われてたんだ!」
トウヤ「そういえば、三闘士の伝説について調べた時に見た気がするなぁ、残像が出来るって」
グリーン(俺もたまにレッドとファイアにやられるんだよな……残像)
サイトウ「なるほど……鍛え上げれば、既存の技の型にとらわれない戦いが出来るということですね」
キョウヘイ「真面目ェ〜〜〜!」
- 921 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:53:49.47 ID:TbBt4iL00
- マサル「サイトウさん、ポケモンを回復するよ。この後二人ともバトルするんだろ?」
サイトウ「すみません、ありがとうございます。皆さんも、お時間をいただいてすみません」
キョウヘイ「ま、楽しいバトルは俺も楽しみっすから!」
トウヤ「そうだね、僕たちだけ一回多くジムバトルをしちゃっていいのかな……あはは、少し贅沢だよね」
サイトウ「こ、これはあくまでプライベートのバトルとして! ……失礼しました、ご冗談みたいですね」
キョウヘイ(この真面目さ、なんかデジャヴなんすよね……あ、性癖が曲がらなかった世界線のシルバー!?)
トウヤ「それじゃあ、次の相手は僕かな。その後はキョウヘイだね」
キョウヘイ「んじゃ、楽しく頑張っちゃいますか〜!」
- 922 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 22:59:52.37 ID:TbBt4iL00
- トウヤ「うん、いいバトルだったね」
ゴチルゼル「ごち〜」
キョウヘイ「いやー、パワー凄かったっすね……」
色ギャラドス「ぐおおおおう」
サイトウ「お二人とも、ありがとうございました。どちらもわたしには無い戦い方で……とても参考になりました」
トウヤ「そっか、ならよかった。僕たちも楽しかったよ。ねぇ、キョウヘイ?」
キョウヘイ「そっすね! 最後のダイマックスが無かった分、むしろ懐かしさもあったっす」
サイトウ「……して、少し聞きたいことがあるのですが……わたしはあえて、事前の調査というのをしていないのですが」
サイトウ「お二人の強さからして、以前別地方でご活躍されていたり……?」
トウヤ「……まぁ、イッシュでそれなりに……かな?」
キョウヘイ「なんでそこぼやかすんすか……俺もトウヤさんも、元チャンピオン経験者っすよ」
キョウヘイ(俺は俳優業で忙しいから辞退したっすけど……トウヤさんもすぐ降りたみたいだし)
サイトウ「そうだったのですね! 納得しました。バトルの際、一切の迷いがなかったのはそれ故ですね」
サイトウ「レッドさんも。お三方とのバトル、大変貴重な経験になりました。ありがとうございました」バッ
- 923 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:05:25.66 ID:TbBt4iL00
- レッド「……こちらこそ、ありがとう……」ペコ
ホップ「サイトウさん、凄く楽しかったんだな! まだちょっとにこにこしてるんだぞ!」
サイトウ「そう、でしょうか。そうかもしれません。本当に楽しいバトルでしたから」
サイトウ「バトル中は感情を抑えていますが、終わって気が抜けたのかもしれません。修行不足です」グッ
レッド「……少しくらいなら、大丈夫だと思う……」
サイトウ「そ、そうでしょうか? では、そう努めてみます」
キョウヘイ「まっじめ〜〜……」
ユウリ「……そんなサイトウさんだが、一部では彼氏がいるのではないかと噂になっているんだよ」コソッ
キョウヘイ「え!? マジっすか……」コソ
ユウリ「取材の際に、笑顔で誰かに駆け寄るサイトウさんの姿を見た人がいてね……彼氏ではなくファンだとか、カラテのコーチという噂もあるけれど」コソソ
キョウヘイ「普段パパラッチに追いかけられてる側として、人の熱愛報道は気になるっすね〜……」
キョウヘイ「ポケモンの悪用……にはギリ当たらないと信じて! ランクルス!」
ランクルス(ひとのこころをのぞきみる〜〜〜)ミョンミョン
サイトウさんに彼氏は 50以下でいる 51以上でいない ぞろ目でなんかある
- 924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:09:44.06 ID:ccvuR/OcO
- どうだ
- 925 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:14:22.15 ID:TbBt4iL00
- ランクルス「……」
キョウヘイ「ど、どうっすか?」
ランクルス(ばちこりおる!!!!!!!!!!!!)
キョウヘイ(ばちこりおるかぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!)
キョウヘイ(知ってスッキリしたっす やっぱストイックな人には私生活を支えてくれる人が必要っすよね)
キョウヘイ(レッドさんにもいつか……無理かな。グリーンさんも……うーん……)
キョウヘイ(トウヤさんは法改正されない限り無理だし もしかして幸せになるの俺だけ?)
ユウリ「……凄く悩んでいるようだが、どうしたんだい? もしかして何かわかったのかい!?」
キョウヘイ「あ!! 駄目っすよ秘密っす!!! 俺は人の幸せを守りたいんで!!」
ユウリ「うわ〜〜! その発言がほぼ答えのようなものじゃないか! 少しショックだ!!」
ユウリ(憧れの強い女性に恋人がいると少しショックを受ける 何故だろうな……ファンだからかな……)
ユウリ(ルリナさんはそうじゃありませんように!!!!)
- 926 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:19:31.21 ID:TbBt4iL00
- サイトウ「そうだ、皆さんはこの後もジムチャレンジを続けるんですよね」
レッド「……」コク
トウヤ「そうだね、次は……」
マサル「アラベスクジムだな。ジムリーダーはビートだ」
ホップ「ビートは新人ジムリーダーだけど、すっごい頑張ってるんだぞ!」
サイトウ「この先、ルミナスメイズの森を通ることになるかと思います。どうかお気をつけて」
レッド「……?」
サイトウ「あの森は……フェアリータイプのポケモンが多く暮らしています。彼らは少し悪戯好きで……」
サイトウ「わたしは、少し……苦手だったりします。皆さんは人数も多いですし、彼らに気付かれやすいかと」
レッド(効果は抜群だ……多分僕にも抜群)
トウヤ(どうだろう、レッドはフェアリータイプも複合してそうだからなぁ……ロリだし……)
レッド(コイツ脳内に直接!?)
- 927 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:24:09.46 ID:TbBt4iL00
- グリーン「フェアリータイプなあ……発見されてからそれなりに経つけどよ、未だに馴染まないぜ」
レッド(わかる)
ユウリ「確かに少し悪戯好きなポケモンが多いかもしれないが、可愛いものさ!」
マサル「ガラルは昔から妖精伝説やフェアリータイプのポケモンの伝承が多かったからな……」
マサル「次に向かうルミナスメイズの森、それからアラベスクタウンはそういった伝承の舞台になることが多い場所だ」
ホップ「オレもいくつか知ってるんだぞ! 確かに、妖精は結構自由なんだぞ〜」
サイトウ「命を取られたという話までは聞きませんが、どうかお気をつけて」
サイトウ「それから……こちらをどうぞ。今後の旅でお役に立つかもしれません」
レッド「?」
貰ったもの 下1
- 928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:28:31.99 ID:2ddom+jC0
- アクロマの触角
- 929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:28:51.27 ID:ccvuR/OcO
- たつじんのおび
- 930 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:31:45.90 ID:TbBt4iL00
- キョウヘイ「」
レッド「………………」「?」
ユウリ「ん? それって……」
トウヤ「えーと……それは、どこかで拾った のかな?」
サイトウ「はい。街の郊外近くで落ちていたものです。恐らくポケモンから千切れた毛の一部なのではと……」
サイトウ「これほどまでに大きいポケモンの一部があるのなら、ルミナスメイズの森のポケモンたちも恐れて逃げ出すのでは、と」
レッド「……確かに……」
レッド(いや確かにじゃないかもだけど とりあえず受け取っておこう)
キョウヘイ「…………それ…」
ホップ「凄い顔なんだぞ……」
キョウヘイ「だってそれ……あ、絶対俺に近付けないでくださいっす! 多分振動するんで!!」
サイトウ「?」
- 931 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:36:01.52 ID:TbBt4iL00
- トウヤ「あはは、こっちの話だよ……ありがとう、サイトウさん」
レッド「また、バトルしたい……」
サイトウ「そうですね。運が良ければ、また戦う事になるかと思います」
サイトウ「ジムチャレンジの最後、リーグ本戦でお会いする事。楽しみにしています」ペコ
キョウヘイ「いやー……最後のサプライズにはビビったっすけど、結構この街を満喫したっすね」
レッド(バトルできたのよかったな〜)
トウヤ「それで、次が森だっけ」
グリーン「んじゃ、俺はこの辺りで離脱だな。この後シュートシティ?とかいう場所に行かなきゃなんねえんだよ」
マサル「シュートシティか。確かにあそこにはリーグ本部があるからな」
ユウリ「そしてガラル1の大都会だとも! 是非とも楽しんでくれたまえ」
グリーン「マジかよ……今まで通ってきた街のほとんどがカントーより都会だったっつうのに」
レッド「……」
グリーン「じゃあな、レッド。また暇になったら様子見に来てやるよ!」
レッド「ん。 ……ばいばい」
- 932 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/24(木) 23:37:10.56 ID:TbBt4iL00
- 今日はここまで。次回は明日です
- 933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:38:57.00 ID:iilBOWJK0
- 乙です
- 934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:39:09.46 ID:TFV09cap0
- 乙です
果たして引っ越しの目途は立ったのか…
- 935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/24(木) 23:42:41.74 ID:2ddom+jC0
- 乙
- 936 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 00:05:46.30 ID:z6mI8veh0
- https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1648134067/l30
新スレです 掲示板ごと移動したのでご注意ください!
- 937 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 21:01:27.00 ID:z6mI8veh0
- はじめます
- 938 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 21:07:11.08 ID:z6mI8veh0
- キョウヘイ「前回のあらすじ! レッツゴールミナスメイズの森っすよ!」
レッド(トキワみたいな感じかな……)
ユウリ「私たちは案内人だが……フッ、迷子になる予感しかしないとも!」
マサル「あの森はかなり薄暗いからな……はぐれないように気を付けよう」
ホップ「そうなんだぞーー!! 入り組んでるし暗いし、いきなりポケモンが出てくるんだぞ!」
レッド(ポケモン……)ワクワク
トウヤ「フェアリータイプのポケモンの多いって話だもんねぇ。お守りが機能すればいいけど……」
キョウヘイ「その触覚のことお守りって言うのやめません?」
マサル「はは……とにかく入ってみよう。百聞は一見に如かずだな」
- 939 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 21:12:26.18 ID:z6mI8veh0
- 〜ルミナスメイズの森〜
レッド「…………暗い……」
キョウヘイ「想像の五倍くらい真っ暗っすね!?」
トウヤ「わ、あそこにあるキノコ光ってるよ」
マサル「この森に生えている謎のキノコだな。触れると光が強くなるんだ」
ユウリ「アレを使ってこの森を攻略していくべし! ……ん?」
ユウリ「あれ?」キョロ
ユウリ「もしかしてさっそくはぐれてないかい!?!?」
ベロバー「しししっ」
ユウリ「フェアリーポケモンのしわざか! 困ったな……」
どう分かれたか 下1
- 940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 21:32:40.85 ID:zUYX7RIK0
- レッド・ユウリ・ホップ、キョウヘイ・マサル・トウヤ、緑
- 941 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 21:40:21.70 ID:z6mI8veh0
- 緑は帰りました!!!!
レッド「ど、どうしよう……」
ホップ「三人がいなくなっちゃったんだぞーーーー!!!!」
ユウリ「二人とも! 近くにいたんだね、よかった!」
レッド「……もしかしたら、向こうは……キョウヘイと、マサルと、トウヤ?」
ユウリ「ふーーむ……」
ユウリ「向こうの事は心配しなくていいのでは?」
ホップ「しっかりした人たちが集まってる……んだぞ!」
レッド「うん……」
レッド(……けど、妖精がいたずらしてくるんだよね。大丈夫かな……)
ユウリ(このメンバーだと……私が仕切り役なのでは!? ふ、三人を守らねば……)
ホップ(ルミナスメイズの森に出てくるフェアリータイプのポケモンは、同じ種類を卵で孵化させたときと比べて自由奔放な事が多い研究結果が出てるんだぞ)
ホップ(この間通った時はよくわからなかったけど、今解明出来たらいいな〜!)
- 942 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 21:47:31.03 ID:z6mI8veh0
-
マサル「……はぐれたみたいだな」
キョウヘイ「あれー!? 足を踏み入れて一歩目だったっすよねぇ!?」
トウヤ「驚いたねぇ、瞬きをする間に景色が変わってるなんて……」
マサル「彼らは本当に悪戯好きだな……」
トウヤ「お守り振り回しておこうかな……」ブンブン
キョウヘイ「うわーーーー気持ち悪い!!!! やめてくださいっすそれ!!!!」
マサル「ま、まぁまぁ……でも、物を振り回したりした方がポケモンも警戒して寄ってこないかもしれないぞ」
トウヤ「そうそう」ブンブン
キョウヘイ「そ、そおっすかね〜……???」
ミブリム「……」チラッ コソコソ
妖精たちの悪戯 レッドたちに下1 キョウヘイたちに下2
- 943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:30:35.66 ID:FWK8Z3KN0
- 幻覚でその人にとって最も怖いものが見えるようになる
- 944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:37:11.50 ID:FWK8Z3KN0
- フィーなオーロンゲに襲われる
- 945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:38:20.29 ID:FWK8Z3KN0
- あり?書き込めてないと思って書き込みなおしたら書き込めてた 連投スマソ安価下
- 946 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 22:41:37.85 ID:yLRPpTsk0
- 今一番会いたくない人の幻覚が見える
- 947 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 22:47:37.11 ID:z6mI8veh0
- レッド「……?」キョロ
ホップ「ん、どうしたんだー?」
レッド「何かの気配が……、」
ユウリ「霧? その向こうに、何か……あれは……」
ユウリ(マサル? ビートにマリィもいる。それに……ホップ?)
ユウリ(姿が、遠ざかっていく。何処へいくんだ、この霧の中……待ってくれ)
ユウリ(待って)
ユウリ(私を置いていかないで)(一人に、しない で)
ホップ「っ、兄貴!!!」
ユウリ「!」ハッ
ユウリ「……そうだ、ホップは横にいるじゃないか。と、なると……幻覚か!」
ホップ「そんなわけない、兄貴が、兄貴はつよいんだ、こんなこと……」ガク
ユウリ「ホップ! しっかりしてくれ、ホップ!!」
- 948 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 22:53:27.99 ID:z6mI8veh0
- ホップ「兄貴は、兄貴は……」
ユウリ「ホップ、それは幻覚だ! 惑わされるんじゃない!」
ユウリ(私が見たものからして、おそらくこちらの精神を揺さぶるものが見えているのだろう)
ユウリ(ホップは……ダンデさんの強さを、誰よりも信じ、追いかけている。そんな彼が見ているのは……)
ホップ「兄貴は、そんな事言わない、兄貴はずっと、かっこよくて、オレの兄貴で」
ホップ「でも……駄目なのか、オレじゃ……」
ユウリ「っ……ホップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ホップ「わーーーーーーーー!?!?」キーーーン
ホップ「……ゆ、ユウリ? あれ、オレは……」
ユウリ「フェアリーにつままれたようだね。向こうは見ず、早く切り抜けた方がいい」
ホップ「そ、そうだな! それじゃあレッド……」
ユウリ(そういえば、彼はずっと静かだったが……)
- 949 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:00:00.46 ID:z6mI8veh0
- レッド「…………」
ユウリ「れ……レッド!?」
ユウリ(あの表情は……恐怖と、驚き? あの彼がこんな顔をするなんて、一体何が見えているんだ?)
ホップ「だ、大丈夫か!?」
レッド「こ、」ザッ 「来ないで!!!」バッ
ホップ「!!」
ユウリ「レッド! ……ホップ、怪我は?」
ホップ「大丈夫だぞ、でもレッドが……」
レッド「嫌だ……触らないで……見ないで……」
レッド「こないで……こないで……!」グッ
ユウリ「……」
ユウリ(思えば、彼は……過去のバトルや、ポケモンの話はすれど、自身の話はしなかった)
ユウリ(話す気になるまで聞くまいと思っていたが……こうして苦しむ友人を前にして、打開策が見つからない事の)
ユウリ(何と悔しいことか)
- 950 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:10:48.81 ID:z6mI8veh0
-
マサル「前に通った時とは地形が変わっている……簡単に出られそうにないな」
キョウヘイ「まぁ……初見で攻略ってのも醍醐味っすよ。ただ、霧が出てきてさらに迷いそうっすけど」
トウヤ「そうだねぇ、さっきまではこんな霧出てなかったのに……ん?」
キョウヘイ「あれ、誰か……あ?」
マサル「人影、が……」
マサル「…………」チラ
キョウヘイ「うげっ……な、なんで……」
トウヤ「……」グッ
マサル(なるほど。二人の様子を見るに、これは良くないものを、対象にとって忌避するものを見せているようだな)
マサル(そして、俺が二人の見ているものを見られないように、二人も俺が見ているものに気付くことはないのだろう)
マサル(……俺は、この場でお前たちの姿を見たくはなかったよ)
マサル(お前たちは俺の事を優しいというけれど、本当にそうなら、こんなもの見ていないはずなんだ)
マサル(けれど、やはり……俺は、)
マサル(この光景を見ても、笑顔のままでいるんだろうな)
- 951 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:21:40.61 ID:z6mI8veh0
- トウヤ「…………」
目覚めトウヤ『あれ、仮にも英雄様がそんな怖い顔してていいのかな?』
トウヤ「うるさいな」ボソッ
目覚めトウヤ『声も小さいよー、もっと堂々と……あれ、もしかして横の二人に聞こえないようにしてる?』
目覚めトウヤ『あらら……もしかして、仕組みはもうバレてるのかな』
トウヤ「事前に聞いていたからね。フェアリータイプのポケモンのこと」
トウヤ「霧に紛れて、幻覚を見せてきてもおかしくない。ましてや、相手がお前なら……」
目覚めトウヤ『そう。幻覚なんて所詮、自分の中にある記憶から引っ張り出したものをこねくり回しただけに過ぎない』
目覚めトウヤ『その点、僕は。お前の中に全部が入ってるから、再現も完璧ってわけ』
目覚めトウヤ『それにしても……一番会いたくない人、で僕が出てくるのも腹立つなあ。ゲーチスとかにしない?』
トウヤ「確かに、あいつも会いたくないけど……お前が一番だよ」
トウヤ「今じゃなくても、これまでも、これからもずっと」
トウヤ「一番の汚点だ」
目覚めトウヤ『散々な言いようだね。そこまで言われるようなことしたかな。したかもしれないけど』
- 952 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:26:54.00 ID:z6mI8veh0
- 目覚めトウヤ『ま、何だっていいや。次は、そこにいる子がいない時に呼んでよ』
トウヤ「……」チラ
マサル「…………」
目覚めトウヤ『まったくもって自分勝手だよね。皆が幸せならそれでいい、その皆に自分が入ってなくたって構わない』
目覚めトウヤ『自分がどうなってもいいと……それどころか、何かの罰のように自分を追い込み続ける』
トウヤ「……そんな事」
目覚めトウヤ『博愛主義、と言えば聞こえはいいけどね。僕から見たら、自分をおざなりにして満足してる自己中心的な奴だよ』
目覚めトウヤ『みんながみんな、お前に救われたいと思わない事だね』
トウヤ「本当によく回る口だね。幻覚なら、早く消えて欲しいんだけどな」
目覚めトウヤ『僕だって楽しくないよ。けど、あの子たちの前で見せないような顔をしてるのが面白いからな〜』
- 953 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:28:05.83 ID:z6mI8veh0
-
キョウヘイ「なんで……」
キョウヘイ(コイツらがここに〜〜〜〜〜!!!)
ふひひマン『ふ、ふひひ……』
ヤンデレ『宇宙ではよくもやってくれたわねぇ!?!?』
スーツの男『ビルの下に埋められたの、未だに許してないからな……』
作業服の男『増設計画をとりやめろーーーー!!!』
キョウヘイ(俺がこれまでの諸々で排除してきた方々〜〜〜……やだなーーー、旅してるときはそういうモードじゃないんすよ)
キョウヘイ(確かに全部俺が黒幕っすけど! 俺が指示したことっすけど!)
キョウヘイ(しょーがないじゃないっすか、それが一番手っ取り早いんだから!)
キョウヘイ(俺はそんな下らないことに時間かけたくないんすよ。もっと旅したいし、バトルもしたいし!)
キョウヘイ(つーかなんでこんな詰められないといけないんすか? 俺だってわからないなりに頑張ってんのに)
キョウヘイ(腹立ってきたな……こんな奴らに俺の旅を邪魔されたくない)ポーン
ピジョット「ぴじょ!」
キョウヘイ「全員吹き飛ばせ!!!!!!!」
ピジョット「!? ぴ、じょーーーー!!!!!!!」バサッバサッ
- 954 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:34:37.16 ID:z6mI8veh0
- キョウヘイ「……あれ? 霧ごと消えた?」
マサル「! あ、あぁ……すまない、少しぼーっとしていたみたいだ」
トウヤ「……うん、そうだねぇ。今の幻覚がフェアリータイプの悪戯かな?」
キョウヘイ「あ、今のがそうだったんすね! ふつーに本物かと思ってたっす」
キョウヘイ「けど、結果的に霧が吹きとんでなんとかなったんでラッキーってことで!」
マサル「はは……そうだな、助かったよ。ありがとう」
トウヤ「そうだね、偉いよキョウヘイ〜」ナデナデ
キョウヘイ「え〜〜〜!! どうしたんすか急に〜〜〜!! 褒められるんなら褒められとくっすけど〜〜〜!!」
トウヤ「……三人は大丈夫かな?」
マサル「同じことが起こっているかはわからないが……心配だな。探しに行くか」
- 955 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:40:08.30 ID:z6mI8veh0
-
レッド「……っ、う……やだ、やだ……」
ユウリ「レッド、大丈夫だ! ……具体的な事が何も言えない!!」
ホップ「何も見えないんだぞ! 何も見えないんだぞ!!」
トウヤ「レッド!!」
キョウヘイ「やっと見っけたっすよ! ……これ、どういう状況っすか?」
マサル「……レッドが、こうなっているとは思わなかったな」
ユウリ「三人とも! よかった、そっちは無事のようだね。こっちは……」
ホップ「オレはユウリのおかげで正気に戻ったんだぞー! でも……」
トウヤ「うーん……二人には、何が見えたのかな?」
ユウリ「そ、それは……」
トウヤ「全部は言わなくていいよ。何かの一場面? それとも人?」
ホップ「え、えっと……人もいたけど、多分、場面みたいな感じなんだぞ」
ユウリ「あぁ……あまり面白いものでは……はっきり言うと、恐ろしく感じるような場面だった」
キョウヘイ「ってーと……レッドさんは多分アレっすね」
トウヤ「そうだねぇ……」
- 956 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:46:05.97 ID:z6mI8veh0
- ユウリ「二人には、見当がつくのかい?」
キョウヘイ「まぁ、一応……なんすけど、結構込み入った話っすね」
トウヤ「とりあえず、レッドにとって怖い人たちが見えているのかもしれないなら納得だよ」
ホップ「うーーーん……オレたちに何かできること、あるか!?」
キョウヘイ「多分、幻覚自体は霧を晴らせばなんとかなるんすけど……」
トウヤ「……レッド、」
レッド「っ……こないで!!」
トウヤ「……よし、ここはやっぱりバトルかな」
マサル「い、今か!?」
ユウリ「何でだい!?」
トウヤ「レッドが一番好きな事、だからかな。全力で戦えば、きっとこっちを見てくれるようになる」
トウヤ「問題はー……誰が戦うか、かな。どうする?」
キョウヘイ「ガチ本気になりそうっすもんね……」
誰が戦うか 下1(コンマが低いほどいい勝負ができる)
- 957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/25(金) 23:47:48.14 ID:yLRPpTsk0
- トウヤ
- 958 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/25(金) 23:55:34.21 ID:z6mI8veh0
- マサル「……ここで、バトルを……か」
ユウリ「ふむ……」
ホップ「……」
キョウヘイ「あ、皆もっすか? わかるっすよ、さっきの幻覚でもうだいぶ萎え気味なんすよね〜……」
キョウヘイ「これじゃあ熱いバトルが出来るかどーか……トウヤさん、言い出しっぺの法則っすよ!」
トウヤ「え、僕が? ……うん、わかった。それじゃあ、レッド」ポーン
ジャローダ「……きゅおおう!!」
トウヤ「バトル、しよう」
レッド「……バトル……?」
レッド「勝てば……勝つ……」ザッ ヒュウウウウウ
マサル「何だ? 急に寒く……、雪!?」
ユウリ「どっちかっていうと霰じゃないかい!? 森の中で!?」
- 959 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:01:07.92 ID:CadAO+1g0
- レッド「……」ポーン
リザードン「ぐおおおおう!!!」ボッ
レッド「……」キュ
トウヤ「ここまで本気のレッドと戦うのは、初めてかもしれないね」
キョウヘイ「そ、うっすよねぇ……最近見てなかったっすし……」
トウヤ「……」グ
キョウヘイ(二人ともカットインの迫力ある顔になったっすね 一歩さーがろ)
ホップ「……凄いバトルになりそうなんだぞ!」
レッド「……!」
リザードン「ぐおうっ!」ボオッ
トウヤ(まっすぐな火炎放射、これなら……)
トウヤ「ジャローダ、下に!」
ジャローダ「きゅう!」サッ
キョウヘイ(ジャローダの体勢を低くさせて、火炎放射の下を潜り抜けた! いや、だいぶ賭けっすよね)
トウヤ「ジャローダ!」
レッド「…………」
- 960 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:07:37.05 ID:CadAO+1g0
- ジャローダ「きゅう!!」バッ
リザードン「ぐおおお!!」ガッ
トウヤ「入った、けど……カウンターも喰らったかな」
トウヤ(間合いを詰めて、至近距離から体を叩きつけた……けど、それを察してか体に炎を纏わせていた)
トウヤ(霰も厳しいなぁ、同条件とはいえ……)
リザードン「ぐおお!!」
トウヤ「! ジャローダ、木に!」
ジャローダ「きゅう!」スルッ
ユウリ「木に登った!? 同化してどこにいるかわからないな……」
マサル「森だからこその戦略だな」
レッド「…………それなら……」
リザードン「……」ボオオッ
キョウヘイ「……って、レッドさん!? 森ごと燃やすのは無しっすよ!?」
- 961 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:17:09.12 ID:CadAO+1g0
- トウヤ「! ジャローダ!」
レッド「……リザードン!!」
ジャローダ「きゅうう!!」スル バッ
リザードン「ぐおおおおおおう!!!」ボオオッ
トウヤ「……ギガインパクト!!」
レッド「!」
キョウヘイ「げほっ、げほ……え、すっごい砂埃で視界ヤバイんすけど!!」
マサル「今のは……どうだ!? 至近距離からのギガインパクトは……」
ユウリ「しかし、レッドのリザードンもオーバーヒートを放とうとしていた。耐えていれば、立っているのは……」
トウヤ「……」
レッド「……」
ジャローダ「きゅう……」バタッ
リザードン「……ぐおう」ボオッ
トウヤ「……ふぅ。お疲れ、ジャローダ」シュウン
- 962 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:21:54.32 ID:CadAO+1g0
- レッド「……やったね、リザードン」ナデ
リザードン「ぐおう!」
ホップ「あ、」
レッド「……いい勝負、だった。ありがとう、トウヤ……」
トウヤ「……今回は、本気で勝つつもりだったんだけどねぇ。こちらこそ、ありがとう」
キョウヘイ「れ、レッドさーーん!! マジで何とかなったっすね!」
レッド「? ……あれ、みんな……」
ユウリ「レッド、どこまで覚えてるかい? 三人とはぐれたことは?」
レッド「えっと……それは、覚えてて……その後……」
レッド「…………」察し
レッド「……ユウリ…ホップ…ごめんね……」
ホップ「大丈夫なんだぞーーーーーーーー!!!!!!!」ギュウウウウウウ
レッド(ぐえ)
ユウリ「いや、君の顔が悲しみから解放されただけで……私は実に嬉しいとも!」
レッド(こういう時に不便だし、色々話しておこうかな……)
- 963 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:28:52.07 ID:CadAO+1g0
- キョウヘイ「……にしても、よくあそこまでいい勝負に持っていけたっすね」コソ
キョウヘイ「トウヤさんってマジで強いっすね……」
トウヤ「うーん……それはちょっと違うかも。多分、バトルの腕も記憶に引っ張られてたんじゃないかな」
トウヤ「それこそ、僕たちで旅を始めてすぐとか、それくらいに。もちろんそれでも強いけど……」
キョウヘイ「……今の方が、レッドさんも俺たちも成長してると。なるほー……」
マサル「見ていてハラハラしたよ。本当に森が燃やされるかと思ったな……」
トウヤ「あはは、それで僕が焦ったのも敗因の一つかな……」
レッド「……あ」
ユウリ「うん? どうしたんだい?」
レッド「……見つけた……」ヒョイ
ベロバー「ばば!?」
キョウヘイ「……こいつが犯人っすね!!!」ビシ
マサル「ベロバーか……人が発するマイナスの感情を吸っているといわれているポケモンだな」
ホップ「それなら仕方ないか〜……とはならないんだぞー!」
- 964 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:35:28.81 ID:CadAO+1g0
- レッド「……」ジッ
ベロバー「……ばー……」
レッド「あんまり、やりすぎたら……ダメ」
ベロバー「べば!!!」ビシッ
キョウヘイ「反省したんすかね〜?」
マサル「どうだろうな……でも、許してやってもいいんじゃないか?」
トウヤ「あはは、僕たちのバトルを見て随分怖がってたみたいだしねぇ。これ以上いじめたら可哀そうだよ」
ユウリ「君たちがそう言うのならばいいけれど……食べるんなら木の実とかにするべきだね、君」
ベロバー「べば……」
ホップ「あれ? ……みんな、アラベスクタウンはすぐそこなんだぞー! 霧が出てて気付かなかったけど、ここ出口だったんだな!」
レッド「……みんな、行こう。ばいばい……」
ベロバー「べべばー……」
- 965 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/26(土) 00:36:27.73 ID:CadAO+1g0
- 今日はここまで。次回は月曜日です
- 966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 00:48:25.68 ID:7WUrgooh0
- 乙
- 967 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/26(土) 00:50:41.44 ID:7WUrgooh0
- キョウヘイ君結構思考放棄っぽく人[ピーーー]んだね?
- 968 : ◆nIESo90.aY :2022/03/28(月) 21:04:42.42 ID:2vWGClSV0
- キョウヘイ「14歳の子供に無茶言ったり過度に怖がらせてくるやつってろくなもんじゃないでしょ」
キョウヘイ「だからいいかなーって思っちゃうんすよね」
はじめます
- 969 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 21:10:28.34 ID:2vWGClSV0
- キョウヘイ「前回のあらすじ! なんだかんだでアラベスクタウンに到着っす!」
トウヤ「そのなんやかんやの部分が大変だったんだけどねぇ……」
レッド「……あんまり、雰囲気……森と、変わらない……」
マサル「この街の居住区は大きな木をくりぬいた内側に作られているんだ。だからかもしれないな」
ユウリ「……森の中に生きる人々……ふっ、彼らもまた妖精のようなものさ」
ホップ「この街の人は……たしかに、不思議な人が多いんだぞ!」
レッド(森の中にあるスタジアム……なんか不思議)
キョウヘイ「森通ったら疲れちゃいましたし、結構日も傾いてるっすし。挑戦は明日にしません?」
レッド「……わかった」
ホップ「それじゃあポケモンセンター に行くんだぞ〜〜〜!!」
今日の部屋割り 下1
- 970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 21:40:32.75 ID:IwCBeX150
- レッドとマサル、キョウヘイとトウヤ、ホップとユウリのワンパチ
- 971 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 21:48:58.67 ID:2vWGClSV0
- レッド「……行こ……」
マサル「あぁ、行こうか」
トウヤ「キョウヘイか〜……朝、気をつけてね」
キョウヘイ「本人に言われると何とも言えない気持ちになるっすよ……」
ホップ「え! ユウリ、いいのか!?」
ユウリ「あぁ、ワンパチもたまには君と遊びたいようだからね!」
ワンパチ「ぬわ!!! ぬぬわ!!!」ワクワク
ホップ「わかったんだぞ!! 怒られない程度にたくさん遊ぶんだぞーー!!」
マサル「さて、と。明日はアラベスクジムへの挑戦……つまりはビートと対戦だな」
レッド「ピンクの人……」
マサル「あぁ、そうだな。最近は特にピンクだ」
レッド(事前情報を得ようかな……)
マサルと話すこと
1.ビートってマサルから見てどんな人? 2.ビートはどんなポケモン使う人?
3.バトルしよう 4.恋バナ 5.その他
下1
- 972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:02:31.09 ID:axNJ0krC0
- 5.ガラル組との馴れ初め
(過去に書いてたら4)
- 973 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:10:46.12 ID:2vWGClSV0
- レッド「……ユウリとは、いとこ……なんだっけ」
マサル「あぁ、そうだな。僕の母親が、ユウリの母の姉なんだ」
レッド「ずっと……仲良しの感じ……?」
マサル「そうだな……初めて会ったのは、確か僕たちが5歳のころだ。物心もついてないからな、詳しくは覚えてないが……」
マサル「あの頃からユウリは変わらないよ。ずっとニコニコしててな」ニコ
レッド(楽しそうに話してる……)
マサル「それで、その少しあと……7歳くらいの頃だったかな、ユウリの一家がこっちに引っ越すことになったんだ」
マサル「僕はそれに無理を言ってついてきた形だな。ガラルと、ガラルのバトルに憧れてたんだ」
レッド(……たしかに、僕も早くここを知ってたら来たがったかも。カントーのバトルも好きだけど……)
マサル「それからは、ほぼ兄妹のように過ごしてたよ。ホップともすぐ仲良くなったな」
- 974 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:17:01.11 ID:2vWGClSV0
- マサル「ホップは……それこそ今と全然変わらないな。ずっとああだ」
マサル「元気で、明るくて、兄のことが大好きで……三人で一緒にこの街を出ようってよく話してた」
レッド「それで……そうなったんだ」
マサル「あぁ。僕たちは一緒の日に街を出て、それぞれジムチャレンジをして……」
マサル「この地方のちょっとした騒動に巻き込まれたけど、今は落ち着いて……またこうやって、旅ができてる」
レッド(どの地方も何かしら起きてるんだなぁ……カントーはそうでもなかったけど)
マサル「思えば、一緒に旅をしたことはなかったな。三人が来てくれたお陰で、こういう機会が出来た」
マサル「ありがとな」
レッド「……例には、およびません……」
マサル「はは、及ばないか」
レッド(……たしかに、僕もグリーンと旅をするのはこういう時くらいだなぁ)
レッド(でも、マサルたちは仲良しそうだったからちょっと意外かも)
- 975 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:24:43.55 ID:2vWGClSV0
- マサル「レッドたちは……よく考えると、不思議な組み合わせだよな」
レッド「……そう……?」
マサル「あぁ。二人はイッシュ出身で、レッドはカントー出身だろう? どういうきっかけで仲良くなったんだ?」
レッド「……んー……」
レッド「えっと…………」
マサル「……言いにくいことだったか?」
レッド「言いにくいっていうか……えっと」
レッド「僕が……逃げた先で……紹介してもらった……?」
マサル「に……逃げた先で?」
レッド「…………」コク
レッド「その後、色々あって……一緒に、色んな地方に……」
マサル(色々の範囲が凄いな……何となくだが、8年くらいの年月を感じる)
レッド「……今は、すっごく仲良し……の、友達……」
マサル「……そうだな。それは僕たちから見てもよくわかるよ」
- 976 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:34:11.49 ID:2vWGClSV0
- マサル「……レッド。ところで、森での事なんだが……」
レッド「あぁ……えっと……」
レッド「……さっきの、話の……続き、になる……けど」
レッド「少し前……女の人に、追いかけられてて……今は、なかなおりしたんだけど……」
マサル「……そ、そうなのか」
レッド「……エスパータイプの、人で……」
マサル(エスパータイプの人……?)
レッド「……どこにいても、見られてる ような……追いかけられてるみたいな……」
レッド「ことが……あって……」
マサル「……大丈夫か? 無理して話すことは……」
レッド「……大丈夫。それで……えっと……」
レッド「それが、怖くて……好きって言われても、わからなくて……そのときのこと、思い出してた……」
マサル「……そうか。なるほどな。話してくれてありがとう、二人には僕からそれとなく話しておくよ」
レッド「ありがとう……」
レッド(説明する時、めちゃくちゃ喋らないといけないので難しい 口がまわりません)
- 977 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:43:25.18 ID:2vWGClSV0
- マサル(まだ若いのに男女関係でそこまで拗れるとは……大変だったんだな、レッド……)
レッド(思い返すと 僕なんか 色々起こりすぎなのでは……)
レッド(……まぁいっか、僕もよくわかってないことがほとんどだし……)
マサル「……せっかくの機会だから、他にも色々聞いていいか?」
レッド「? いいよ……」
マサル「前々から時折聞こえて不思議に思ってたんだが、宇宙に行ったって話は何なんだ!?」
レッド「あぁ……あれは……」
レッド(……なんて言えばいいのかな……)
レッド「まず……国際警察の人と……仲良い友達がいて……」
マサル「え!?」
レッド「カルムなんだけど……」
マサル「そうなのか!?!?」
- 978 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 22:49:15.44 ID:2vWGClSV0
- 8日目 朝
レッド「……」パチ
マサル「……」スヤ
レッド(たくさんお話をしてそのまま寝てしまった……)
レッド(マサルは聞き上手だったな)
レッド(宇宙の話はずっとビックリしてたけど……まぁそうだよね……)
レッド「……」
レッド(何しようかな)
1.寝起きドッキリ 2.特訓 3.キョウヘイに視点を移す 4.その他
下1
- 979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 22:54:20.33 ID:VyFBXwcd0
- 3
- 980 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:03:37.98 ID:2vWGClSV0
- レッド(……キョウヘイ、大丈夫かなぁ)
レッド(一人で止められるかな いや、目覚めてないかもしれないけど……)
レッド(……多分、大丈夫だよね……)
レッド(僕は二度寝しちゃおう かな……)
レッド「ぐぅ……」
キョウヘイ「んー……」パチ
キョウヘイ「なんか視点がこっちに切り替わった気配があるっすね」
キョウヘイ「と、いうことは……そろそろトウヤさんを起こせということ……」
キョウヘイ「や、でも今日は逆にいける気がするんすよね!」
キョウヘイ「ねっトウヤさん」
トウヤ「すや……」
キョウヘイ「…………、起きてくださいっす!!!!」バッ
直下コンマ60以下で目覚めない
- 981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:09:46.48 ID:thqD3DoLO
- いや〜まさか目覚めるわけないですって〜
- 982 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:18:26.27 ID:2vWGClSV0
- トウヤ「わーっ、寒い! ……あ、キョウヘイ。おはよう〜」
キョウヘイ「……よし!」グッ
トウヤ「うん、見事なガッツポーズだねぇ……まぁ、僕も一安心だよ〜」
トウヤ「キョウヘイがすぐ止めてくれるから大丈夫な事が多いけど……やっぱり、僕も少し怖いからね」
キョウヘイ「怖い、っすか。めざトウさんが?」
トウヤ「うーん、アレがっていうか……アレがやる事が、怖いかな。僕の体だしねぇ」
キョウヘイ「……普段遠慮なくどついてすんません!!」
トウヤ「あっそれはいいよ!? そうしてくれないと引っ込まないだろうし……」
キョウヘイ「アローラの時は機械でどうにかしてたんすよね〜、エーフィがそこを狙ったりしたっすけど……」
トウヤ「そうだったねぇ……今日は運が良かった感じかな。もう少しどうにかできたらいいんだけど……」
キョウヘイ「ん〜〜〜……今度アクロマに会ったら相談してみるっす」
- 983 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/28(月) 23:19:22.36 ID:2vWGClSV0
- 今日はここまで。次回は明日です
- 984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:22:29.86 ID:axNJ0krC0
- 乙ですた
- 985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/28(月) 23:39:22.43 ID:23ayVaoe0
- 乙です
- 986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 06:41:23.07 ID:80aQRhzZ0
- 乙の舞
- 987 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 15:08:01.99 ID:Rqfqr9lB0
- 別の掲示板へ引っ越したんじゃねーの?
- 988 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:01:37.37 ID:nioGpRSm0
- >>987 ここ埋まったら移動の予定です 多分今日のうちに
はじめます
- 989 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:09:27.91 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「というわけで、俺たちが視点とってるわけっすけども」
トウヤ「そうみたいだねぇ……何する?」
キョウヘイ「そりゃあアレっすよ」
キョウヘイ「寝起きドッキリに決まってるじゃないっすか!!!」
トウヤ「だよねー」
キョウヘイ「普段はどっきり受けがちっすからね、こういうチャンスは掴んでいかないと」
トウヤ(結構キョウヘイもやる側だと思うんだけどなぁ……)
トウヤ「それはそれとして……誰に何をしようか?」
キョウヘイ「そーっすねぇ……せっかくアラベスクタウンっすし、可愛い感じの悪戯がいいんすかね」
トウヤ「本物の妖精はわりとやる事えげつなかったもんね……」
誰に 下1 何を 下2
- 990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:30:19.24 ID:96aRTT3H0
- ホップ
- 991 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 21:34:17.78 ID:rOduHkD10
- トウヤが目覚めたフリする
- 992 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:40:10.64 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「可愛い感じの悪戯 とは」
トウヤ「えぇ!? そ、それ大丈夫かな!?」
キョウヘイ「まぁ……ホップは普段そこまで目覚めトウヤさんとエンカウントしないっすし、予行練習みたいな……」
トウヤ「た、確かに……いきなり見たらびっくりしちゃうだろうしね」
トウヤ「……ところで、普段どんな感じなのかな。僕がちゃんと対面したの、2回しかないから……」
キョウヘイ「えーっと……なんていうか……言葉では説明しづらいんでモノマネしていいっすか?」
トウヤ「凄く複雑だけど……いいよ……」
キョウヘイ「んじゃあ移動しながらやるんで、いい感じに覚えてくださいっす」
トウヤ「うん……!!」
- 993 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:45:08.49 ID:nioGpRSm0
- 〜ホップのへや〜
ホップ「ぐ〜〜〜……」
ワンパチ「ぬわ……」zzz
キョウヘイ「おはよ〜〜〜ございま〜〜〜〜す……」コソコソ
ワンパチ「……ぬわ?」パチ
キョウヘイ「ほーれこっちおいで〜〜〜、お菓子あるっすよ」
ワンパチ「!」タタタッ
キョウヘイ「よし、ワンパチ確保! トウヤさん、やっちゃってくださいっす!」コソコソ
トウヤ「う、うん……!!」コソコソ
ホップ「うーーん、もう食べられないんだぞ……」
トウヤ(えーと 確か 普段の僕よりはちょっと声が低くて……)
トウヤ「……ホップ、そろそろ起きて欲しいな。放っておかれると寂しいよ」トントン
- 994 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:51:11.55 ID:nioGpRSm0
- ホップ「うーーん……? トウヤなんだぞ?」
トウヤ「そうだよ、おはよう。 ……」
キョウヘイ(ちょっとーーー!! もうちょっと頑張ってくださいっす!! これじゃ普通のトウヤさんっすよ!)
ワンパチ(ぬわぬわ!)
トウヤ(わ、ワンパチにも怒られてる! えっとえっと……)
トウヤ「君の元気な声が聴きたくて、こっちに来ちゃった。僕の事わかる?」
ホップ「え? トウヤなんだぞ? ……はっ、こうやって聞くってことは!」
トウヤ「そう、君が普段見ているトウヤとは別人だよ。少しは怖くなったかな?」
ホップ「そんなことないんだぞ!」
トウヤ「え?」
ホップ「よくわからないけど、どっちもトウヤなんだぞ! だから、少し話してみたいと思ってたんだ!!!」
トウヤ「……、…………えっと……」
トウヤ「ごめんね……!!!」
キョウヘイ「もー、トウヤさんってば嘘つくの下手っすよねぇ」
ホップ「あれ、キョウヘイもいるんだぞ!? おはよう!」
キョウヘイ「おはざーす」
- 995 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 21:59:35.72 ID:nioGpRSm0
- キョウヘイ「実は〜〜〜……ドッキリ大成功〜! 実はトウヤさんはいつものトウヤさんでした!」
トウヤ「だましてごめんね〜〜!」
ホップ「そうだったのかー!? ……ほんとだ、いつものトウヤなんだぞ!」
トウヤ「ごめんねぇ……でも、本当にアレが目覚めてる僕だったら危なかったと思うな……」
キョウヘイ「そうっすね!! ホップ、もう少し警戒した方がいいっすよ!」
ホップ「そうなのか? でも……」
キョウヘイ「普段のトウヤさん基準で考えたら駄目っすよ。目覚トウさんはもっと……こう……」
キョウヘイ「破廉恥な人なんで!!!」
ホップ「は、破廉恥なのかーーーー!?!??!?」
トウヤ「そ……そうだね……っ!!」
キョウヘイ「えっちなお兄さんなんすよ!!!」
ホップ「えっちなお兄さんなのか!??!?!?!?!?」
トウヤ「そうだけど! そうだけど!!」
- 996 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/29(火) 22:00:48.15 ID:nioGpRSm0
- (移動します いい感じに埋めておいていただけると……)
移動先→ https://engawa.open2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1648134067/l10
- 997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:09:51.87 ID:rOduHkD10
- 遂に引っ越しかー 今までお世話になりました
- 998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:20:31.34 ID:uCIlFANgO
- 歴史は重なるよどこまでも・・・今までありがとうございました
- 999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 22:37:08.68 ID:96aRTT3H0
- お世話になりまし〜!
- 1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/29(火) 23:32:25.77 ID:eMRlx7MS0
- 1000ならあと10年続く
- 1001 :1001 :Over 1000 Thread
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