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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)

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87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:48:46.07 ID:KBkwIK310
魔法使いのローブ的な
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:58:16.70 ID:eZX297+f0
宝塚のイケメンが着てそうな服
89 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:00:47.62 ID:Mxo4muDD0
レッド(主犯トウヤ?)

マサル「なんっ……な、なんでだ!? いつの間にか入れ替わって……っていうか女物じゃないかこれ!」

ホップ「ねるねる〇るねのCMみたいな服があるんだぞ!?!?」

レッド「……たまによくある……」

マサル「こんな事がよく…レッド、なんかしっくりくるな……」

レッド「…………」

マサル「…ごめん、失礼だったな。それにしても…これ、どうするか…」

レッド「着たらいいと思う……」

ホップ「なんだか魔法が使えそうなんだぞ〜〜〜!!」

レッド「ホップはもう着てるし……」

マサル「……………………」
90 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:06:00.88 ID:Mxo4muDD0
〜スタジアム〜

キョウヘイ「あれっ、その服のバラバラ感…もしかして衣装安価っすか!? うわー…お疲れ様っす」

トウヤ「!!! レッド〜〜〜〜〜!!!!!!!!! すっごく可愛いね!!!!!!!!!!」ビュン ガシッ

レッド(かつてない速さで抱えられてしまった)

マサル「なんでだ…なんで僕が…僕が何をしたんだ? 何か罪を犯したからこんな服を…?」

ホップ「ちちんぷいぷいのぷい! ビビデバビデブー! うぃんがーでぃあむれびおさー!」

キョウヘイ「一人だけダメージの受け方が半端ないっすね!」

ユウリ「やぁ、何やら騒がしいね?」✨✨✨

キョウヘイ「うわ!?!? まぶしっ 物理的にまぶし!!」

ユウリ「この服、キラキラしてるからね……ふっ、似合うだろう?」

トウヤ「凄いねぇ、ミュージカルに出てくる人みたいだよ」

レッド(タカラジェンヌ…)
91 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:10:19.68 ID:Mxo4muDD0
ユウリ「私も驚いたよ。確かに私は…カッコいいほうだとは思うが、自己愛が強いわけではない。そんなに」

ユウリ「まさか……こんなにも似合うなんて……!!!!!」✨✨✨✨

ホップ「うわー! すっごくカッコいいんだぞ! ほら、マサルも隠れてないで見てみるといいんだぞ!」

マサル「っ、お おいホップ!」

ユウリ「みんなも着替えが変わってたのかい? ホップは凄く…可愛らしいね。魔女さんみたいだ」

ユウリ「マサルは……、…」

マサル「いや……他に着替えが無くなっていて仕方なくなんだ。本当に。本当に!」

ユウリ「驚いただけさ。似合わないなんて一言も言ってないだろう? ただ…」

マサル「……ただ?」

ユウリ「…キミらしいなと思ったのさ。確かに君は人の悩みを聞いたりするのが上手だし、シスターに向いているかもしれないね!」

マサル「……せめて神父に向いているって言ってほしいところなんだけどな」
92 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:14:56.84 ID:Mxo4muDD0
モブ「あ、あの輝き…もしかしてユウリ様じゃない!?」

モブ「キャーーーーーー!!!!! ユウリ様ーーーーーーーー!!!!」

モブ「サインしてください!!!!!!!!!」

ユウリ「やぁ、そんなに慌てないでくれ。私は一人しかいないのだからね……大丈夫、逃げやしないさ」

マサル「…この騒ぎに乗じて、僕たちは逃げるとするか」

ホップ「わかったんだぞ! あ、この服を着ても魔法は使えないって判明したんだぞ!」

レッド(その理論で言ったら僕は幼稚園児になってしまう)

トウヤ「なってもいいと思うんだけどなぁ……」

レッド(こいつ脳内を……!)

キョウヘイ「オーラ消してる上にガラルは本拠地じゃないとはいえ…俺より人気なのはちょっと複雑っすね〜……」
93 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:19:12.40 ID:Mxo4muDD0
マサル「とりあえず…なるべく人目につかないようにここからポケモンセンターまで戻ろう」

ホップ「わかったんだぞ!」

キョウヘイ「スニーキングミッションってやつっすね。ま、トウヤさんはともかく俺は隠れなくてもいーんすけど」

トウヤ「え、僕何かアウトなところある?」

キョウヘイ「幼女(仮)を抱えてるところはアウトっすかね……」

トウヤ「そんな……ただ抱っこしてるだけなのに。ねぇレッド?」

レッド「まぁ……(目覚めトウヤと違って害はないし)うん……」

キョウヘイ「レッドさん……」

マサル「……ちょうど人通りが途切れた。行こう」

ホップ「わ ……かったんだぞ……」コソコソ

直下コンマ60以下でスニーキング成功 失敗でリプに書いてある人が来る
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:25:13.63 ID:eZX297+f0
アクロマさん
95 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:31:00.22 ID:Mxo4muDD0
キョウヘイ「別に俺までスニーキングしなくてもいいような……」コソコソ

マサル「気を抜くな、気配で気付かれるぞ」

キョウヘイ「マサルがレッドさんみたいなこと言い始めた……べっつに、俺に気付くよーな人なんか」

アクロマ「キョウヘイくん!!!!!!!!!! 何をしているんですか!??!?!?!??!」バッ

キョウヘイ「ぎゃあああああああああああ!?!?!?! お、お、驚かせんじゃねーーーっすよ!!!!!」

マサル「あっ、そんな大声を出したら…!」

モブ「なんだ…?」「男の子が何か……」「通報…?」

ホップ「まだオレたちのほうに気付いてる人はいないんだぞ! ここは無理矢理先に進んだほうがいいんだぞ…!」

トウヤ「そうだね、その途中で何人かに見られるかもしれないけど…ここで見つかるよりは被害が少ないはずだよ」

レッド(運ばれてると眠くなってくる……)

マサル「…それも…そうだな。じゃあ先に行ってるぞ!」ダッ

ホップ「また後でなんだぞ〜!」ダッ

キョウヘイ「待っ…… お おいてかないでくださいよぉ〜〜!!!」
96 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:35:03.89 ID:Mxo4muDD0
〜ポケもセンター〜

マサル「こ、ここまで来れば大丈夫だな……」

ホップ「ひやひやしたんだぞ〜!」

レッド「…トウヤ、もう大丈夫……」

トウヤ「僕が大丈夫じゃないからもう少し抱っこしててもいいかな」

マサル「……キョウヘイには悪いことをしたな。後で…」

トウヤ「いや、大丈夫じゃない? わりとキョウヘイがアクロマさんを嫌ってるのはポーズみたいなところあるし…」

レッド(僕とサカキの関係性を50倍重くしたみたいな感じなのかな…)

トウヤ「それに、いいタイミングで来たなと僕は思うし…マサルが気に病むことはないよ」

マサル「そうなのか? …そうだといいな」
97 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:44:47.11 ID:Mxo4muDD0

キョウヘイ「あ〜〜〜……もー、置いて行かれたじゃないっすか!」

アクロマ「おや? 皆さんお急ぎだったのですね。何故隠れているのだろうと思ってはいましたが!」

キョウヘイ「そんな訳もなく隠れるわけないじゃないっすか……」

アクロマ「すみません! 私のキョウヘイくんレーダーがビビッと来ましてつい!」ミョミョミョ

キョウヘイ「うおっ久しぶりに見たっすその気持ち悪い触角!!! ……つか、前のジムからいたんすか?」

アクロマ「はい! キョウヘイくんの大舞台ですよ、見ない訳がないじゃないですか!!!」

アクロマ「私はキョウヘイくんの……そうですね、オブラートに包めば大ファンですから! 何処にでも駆け付けますとも!」

アクロマ「そして、何処に隠れていても見つける自信があります……!」ミョミョミョ

キョウヘイ「キッモ!!! ……っぷ、あっはは!」

アクロマ「おや、ご機嫌ですね?」

キョウヘイ「べっつに〜、ほんとキモいな〜って思っただけっすよ!」ニッ

アクロマ「……私新たな扉を開きそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
98 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:45:26.06 ID:Mxo4muDD0
今日はここまで。次回はちょっと飛んで火曜日です
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:46:06.13 ID:8qrR6xUV0
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:47:30.21 ID:AEtOtH/s0
乙です 
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:49:15.00 ID:KBkwIK310
乙ーん
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/07(日) 01:31:58.83 ID:COxH307A0
乙乙
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 01:33:15.61 ID:COxH307A0
sage忘れスマソ
104 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:00:44.09 ID:2gY77Elg0
はじめます。
105 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:03:15.23 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「前回のあらすじ!俺、勝利っす〜! そして安価衣装へ……」

トウヤ「あ、キョウヘイおかえり〜」

レッド「おかえり……」

キョウヘイ「たでまーっす。レッドさんまだ着替えられてないんすか?」

レッド「…離してくれなくて……」

トウヤ「だって……こんな可愛い幼女から手を離したら誘拐されちゃうよ!?」

キョウヘイ「今の誘拐犯主にアンタくらいしかいないっすよ。あ、二人はもう着替えたんすね?」

マサル「流石にアレをずっと着ているわけにはいかないからな……」

ホップ「魔法使いごっこも満足したんだぞ!」
106 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:06:16.87 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「んじゃ、あとは……」

ユウリ「やぁみんな、待たせたね……って、二人とも着替えてしまったのかい?」

マサル「お帰り。着替えるにきまってるだろ…」

ホップ「おかえりなんだぞ〜〜〜!」

ユウリ「なら私も着替えてしまおうかな。この服はかなり良いものではあるけれど……」

ユウリ「この後移動するとなると、少々動きにくいからね」

キョウヘイ「なら、レッドさんもお着換えっすよ。ほらトウヤさん、離してください!」

トウヤ「え〜〜〜〜〜〜〜〜………」

キョウヘイ「名残惜しそうにすんなっす!! レッドさん、気ィ使わなくてもいいっすから」

レッド「……わかった…」ペイッ

トウヤ「わぁ〜…はがされちゃった……」
107 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:10:02.85 ID:2gY77Elg0


レッド(よし、いつも通り。これで後は……)

トウヤ「あ、そうだ。僕市場を見に行きたいんだけどいいかな?」

マサル「そういえば、そこだけ案内出来ていなかったな。なら僕が案内するよ」

ホップ「そうなんだぞ? じゃあオレは釣りでもしながら待つんだぞ〜!」

ユウリ「私も同行するよ、ホップ。釣りの面白さにも気付いてきたところだからね」

キョウヘイ「んじゃ〜俺はちょっとサイン…じゃなくて、用事を済ませにいくっすかね〜」

レッド(自由時間だ……)

レッド(どうしよう。どこかについていくか……何か見に行くか……)

1、トウヤとマサルについていく 2、ホップとユウリについていく 3、キョウヘイについていく 4、その他
下1
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/09(火) 21:14:16.19 ID:Sax+GHGu0
1
109 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:20:49.91 ID:2gY77Elg0
レッド「……」ジッ

トウヤ「レッドも一緒に来る?」

レッド「……」コク

マサル「漢方薬を売ってる店以外にも、日によって変わる露店が出ているんだ。気に入るものがあるかもな」

レッド(面白いもの売ってるといいな……)


〜市場〜

トウヤ「わぁ、結構人がいるんだね?」

マサル「観光地というより、地元住民が多い感じだけどな。それでも、面白いものがあるのには変わりない」

レッド(こういう感じなんだ……カントーにはない感じの売り方)

漢方薬屋「うちの薬は苦いよ〜〜〜〜!! 苦いけどよく効くよ!!」

雑誌屋さん「プレミア雑誌置いてるよ〜! 掘り出し物ばかりだよ!」

宝石屋さん「綺麗な石売ってるよ〜、本当は手放したくないけど……」

レッド(……どこに行こう)

1、漢方薬 2、雑誌屋さん 3、宝石屋さん
下1
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:21:32.06 ID:nVT7ZF3A0
3
111 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:28:31.16 ID:2gY77Elg0
レッド(……何か聞き覚えがあるような?)

宝石屋さん「やぁいらっしゃい、何か……って、あれ? レッド君たち!」

レッド「その声は……」

ダイゴ「まさかガラル地方で会うとはね。なるほど、噂になっているのは君のことか」

レッド「やっぱり、ダイゴさん……お久しぶりです……」

ダイゴ「うん、いつぶりだったかな……どこかの洞窟でレジロックを見かけたとき以来かな?」

レッド(他のレジ系もいたけど……)

トウヤ「この人も案外神出鬼没だよねぇ」

マサル「その人は……まさか、ホウエン地方の!」

ダイゴ「おっと、僕を知っている人がいたんだね。一応変装していたんだけど」
112 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:33:46.84 ID:2gY77Elg0
レッド「……そう、見た目が違うから、すぐわからなかった……」

トウヤ「探検服にゴーグルにヘルメット……いかにも現地で石を取ってきましたって感じだねぇ」

ダイゴ「そうとも! この町の近くにある第二鉱山というところに行ってきたんだ」

ダイゴ「ホウエンでは見られない、綺麗な石の数々……思い出すだけでテンションが上がってきたよ……!!!」

マサル(この人もまともじゃなさそうだな……)

ダイゴ「まぁ、大荷物になってしまうから厳選はしたんだけどね。ここでコレクション外の石を売っているんだ」

レッド「……わざわざ、売るんだ…?」

ダイゴ「うん、旅をするにはお金が必要だからね。何となく、現地で稼いだお金だけで旅したらどうなるかなと思って」

ダイゴ「近くのトレーナーから巻き上げるのも、少し可哀そうだからね。こうした方法を使っているんだ」

レッド「えらい……」

レッド(ダイゴさん強いから、絶対巻き上げたほうが早いのに……)
113 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:39:24.81 ID:2gY77Elg0
ダイゴ「そんな訳で、よければ品物を見ていってくれるかい。レッド君が好きそうなサービスもある」

レッド「?」

ダイゴ「僕とポケモンバトルをして勝ったら半額。……どうだい?」

レッド「!!! ば、バトルだけ、とかは……!」

ダイゴ「ははは、そう言うと思った。とりあえず見てみて」

レッド「石……」

マサル「…上手い具合に丸め込まれてないか?」

トウヤ「まぁ、レッドもバトルがしたいだろうし……法外な値段ってこともないだろうからねぇ」

マサル「それもそうか…レッドがやる気になっているのなら、いいか」

レッド「……進化の石、沢山ある…」

ダイゴ「勿論、これらもポケモンの進化の為に使える。けど、この辺りは観賞用かもしれないね」

ダイゴ「ほら見てごらん、この炎の石は中の模様が他の物とは違っているんだ。炎のような揺らぎときらめきが炎の石の特徴なんだけれど、特にこの石は猛火のような激しさをもっているだろう!? 素晴らしい石なんだ、僕も本当は持って帰りたいんだけど荷物がいっぱいで……こっちの雷の石なんかは彩度が他のものよりも低いんだ、だからこそまるで劇画に出てくるようなインパクトのある雷になっていてこっちの水の石は」

レッド(これはもう止まらない…テキトーに石を決めて話を切り上げよう。そしてバトル!!)

1、炎の石 2、水の石 3、雷の石 4、変わらずの石 5、その他(自由記述)
下1
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:41:12.11 ID:AaYJJ9O20
1 火曜日なので(???)
115 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:48:34.88 ID:2gY77Elg0
レッド「……これ!」

ダイゴ「わかった、炎の石だね。本当は1000円くらい貰おうかと思っていたけど、バトルに買ったら半額だ!」

レッド「……!」ワクワク

ダイゴ「君とバトルするのはとても久しぶりだね。あれから多くの地方を回って強くなったと聞いたよ」

ダイゴ「さぁ、鋼のように輝くバトルをしよう!」ポーン

メタグロス「めめたぁ!!」

レッド「……リザードン!」ポーン

リザードン「ぐあおおう!」


マサル「…レッド、ジムチャレンジの時より楽しそうだな」

トウヤ「そうだねぇ……レッド本人から聞いた話なんだけど、ダイゴさんはかなり強いらしくてね」

トウヤ「今まで戦った中でも三本の指に入る、って言ってたよ」

マサル「なるほど、流石チャンピオンだな……それにしても、二人とも本気で戦おうとしてるのか?」

トウヤ「そうみたいだね。どっちも集中したら周りが目に入らなくなりそうだから…周りの人を避難させておこっか」

マサル(ここで二人に注意する、とはならないんだな……つまり、それくらいじゃ止まらないということか)
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:54:54.44 ID:PvsrELeco
このスレの大誤算最後に出てきたのいつだっけ
117 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:55:20.13 ID:2gY77Elg0
ダイゴ「メタルクローだ!」

レッド「飛んでリザードン!」

メタグロス「めったぁ!!」ジャキン

リザードン「ぐおおう!」バサッ


トウヤ「風圧が…シンボラー、周りのテントに被害が出ないようにしておいてくれる?」

シンボラー「しんふぉあ」ミョミョミョ

マサル「すまないが、今こっちはバトルしてて危ないんだ。少し離れていてくれ!」

客「バトル? おお、本当だ」「巻き込まれないようにしよう」


レッド「……リザードン、フレアドライブ!」

ダイゴ「メタグロス、コメットパンチだ!」

リザードン「ぐおおおおおおう!!!!」ボオオオッ

メタグロス「めたああああ!!!」ゴオオオッ


レッド「……」(煙で向こうが見えない)

ダイゴ「これで……どちらが立っているか、だね」

直下コンマ80以下でレッドの勝ち
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 21:57:14.64 ID:byHVkbfd0
どう
119 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:03:45.72 ID:2gY77Elg0
リザードン「……」

メタグロス「……」バタッ

レッド「やった、リザードン…!」

リザードン「ぐおおう!」

ダイゴ「惜しかったな…お疲れ、メタグロス」シュウン

ダイゴ「いいバトルだったね、ありがとう。それにしても、ずいぶんと強くなったね」

レッド「こちらこそ……楽しかった……」

ダイゴ「それじゃ、この石は君にあげよう」

レッド「? 半額さーびす…じゃないの…?」

ダイゴ「はは、そんなサービスしても僕に勝てるトレーナーなんてそうそういないからね」

ダイゴ「君とバトルする為の口実さ。ただバトルするんじゃ、ここを荒らしたって怒られるかもしれないし」

レッド「……なるほど……」(値下げ交渉です、って言えば許してもらえるかもしれないということ)
120 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:07:05.17 ID:2gY77Elg0
リザードン「…ぐおう」

レッド「? どうしたの、リザードン…」

リザードン「……」

レッド「…この石、欲しいの…?」

リザードン「ぐおう!」コク

ダイゴ「へぇ、君は中々見る目があるね! 炎タイプだし、気に入ってくれた……というよりも」

ダイゴ「さっきのバトルがよっぽど楽しかったんだね」

レッド「……じゃあ、これはリザードンにあげる……」

レッド「思い出、出来たね…」

リザードン「ぐぉう!」

レッド「ダイゴさん、ありがとう…」

ダイゴ「こちらこそ、楽しいバトルをありがとう。僕はしばらくこの地方で石を探す予定だから、また会ったらよろしく」

ダイゴ「その時は一緒に石探しでもしよう! そっちの君たちも一緒にね。それじゃ!」ポーン

エアームド「えぁ〜」
121 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:09:52.68 ID:2gY77Elg0
レッド(飛んで行った……やっぱりダイゴさんって、ちょっと変わった人。強いけど…)

トウヤ「砂嵐みたいな人だったねぇ……けど、レッドは楽しかったみたいだね?」

レッド「うん……リザードンも、楽しかったみたいだし……」

マサル「さっきのバトルを見ていて思ったんだが…そのリザードン、凄く強いんだな」

レッド「うん……三年前、博士からもらって…そこから、ずっと一緒だから……ね、リザードン」

リザードン「ぐお〜!」

トウヤ「あはは、すっごく上機嫌だね、この子。普段わりとクールなのにね?」

レッド(そうかも……)
122 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:13:16.92 ID:2gY77Elg0
レッド「……そういえば、トウヤは…何を見に来たの…?」

トウヤ「うん、漢方薬が少し気になってね。ほら、万が一誰かが怪我したり風邪をひいたりしたら使えるかなって」

レッド「…なるほど」

トウヤ「マサルたちは大丈夫だと思うけど、よく無茶する子がうちには二人いるからねぇ…」

レッド「………………」

マサル(キョウヘイもなのか…)

マサル「でも、その気持ちはわかるな。あいつらに何かあったら、僕がしっかりしないとって思うし」

トウヤ「あはは、元気な友達を持つのは楽しいけど、少し心配したくなっちゃうよね」

マサル「そうなんだよな……元気なのがいいところだとはわかってるんだけど、な」

レッド(パパ友の会話だ……)
123 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:13:58.98 ID:2gY77Elg0
一方そのころ

1、ホップとユウリ 2、キョウヘイ 3、その他
下1
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:15:50.77 ID:7NokXCbF0
1
125 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:21:21.86 ID:2gY77Elg0
〜釣り堀〜

ホップ「今日は楽しい一日なんだぞ〜〜!」

ユウリ「ホップはいつも楽しそうだけれどね」

ホップ「いつも楽しいから仕方ないんだぞ! でも今日は特に楽しかったな〜」

ホップ「やっぱり、ジムチャレンジはやるのも見るのも面白いんだぞ!」

ユウリ「ふむ……そうだね。彼らはみんな面白いバトルをしていたし……、…」

ユウリ(あれ? もしかしてこれって久しぶりに二人きりになってしまったのでは!?)

ユウリ(最近誰かしらと一緒にいたから、なんというか…どう話せばいいのかわからない…!)

ユウリ(普段通りだ〜〜ユウリ〜〜!! 平然としていれば平気のはず!)

ホップ「うーん……ユウリは誰の戦い方が気になったか教えてほしいんだぞ!!」ズイッ

ユウリ「え!?!? あっ そう だね〜〜…」

ユウリ(近い近い近い近い顔がっ 近い!!!!!!!!!!!! 動揺を悟られてはいけない、ユウリ!!!!!)

何て答えるか 下1(コンマが高いほど動揺が顔に出る)
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:25:23.99 ID:nVT7ZF3A0
はい
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:25:27.37 ID:byHVkbfd0
トウヤのメタモンについて
128 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:32:35.95 ID:2gY77Elg0
ユウリ「えっあっえ〜〜〜〜とうんそうだね!?!?!??!?!?!?!?」

ホップ「ど、どうしたんだぞユウリ!?!? すっごいびっくりしてるんだぞ!?」ガシッ

ユウリ「>はい
     いいえ」

ホップ「ユウリ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? 二択の選択肢でも今まではもうちょっと喋れたはずなんだぞ!?」

ユウリ「>はい
     いいえ」

ホップ「無限ループに入っちゃったんだぞ!?!?!? 戻ってきてほしいんだぞ〜〜〜〜!!!!」

ユウリ「>はい
     いいえ」
129 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:35:50.52 ID:2gY77Elg0
ホップ「もしかして……さっきのがそんなにびっくるする質問だったってことか…!?」

ホップ「考えるんだぞ、ホップ……! どうやったらユウリが戻ってくるか……!!」

ユウリ「>はい
     いいえ」

ホップ「ずっとはいを選択してるんだぞ…!? つまり…いいえって言わせればこのループから抜け出せる気がするんだぞ!」

ホップ「ユウリ!! おなかがすいてるんだぞ!?」

ユウリ「>はい
     いいえ」

ホップ「ほんとに空いてるみたいなんだぞ…じゃ、じゃあ! ユウリ、眠いのか!?」

ユウリ「>はい
     いいえ」

ホップ「おねむなんだぞ……!!!!!!!!!!!」

ホップ「こうなったら! ダイマックス質問をぶつけるしかないんだぞ……!」

なんて聞くか 下1
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:41:35.57 ID:PvsrELeco
好きです付き合ってください
131 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:45:32.49 ID:2gY77Elg0
ホップ「好きだぞ!! 付き合ってくれ!!」

ユウリ「>は」

ユウリ「………は!?!??!?!??!?!??!?!?!?!??!」                            ガサッ

ホップ「お! ユウリがやっとはい以外の言葉をしゃべったんだぞ!」

ユウリ「ほ、ホップ、い、今の……」

ホップ「びっくりしたんだぞ? ユウリが戻ってこないから、びっくりするような事を言ってみたんだ!」

ユウリ「あ、ああ〜〜〜〜〜〜〜〜っ……そ、そういう……」

ユウリ「…………………………ふっ」

ユウリ「とても驚いたとも。ホップ、君は策士だね…」✨

ホップ「そう言われたのは初めてなんだぞ〜!」

ユウリ「けれど、誤解をされてしまったら大変だからね…他の人にこういった事を言うのはおススメしないよ」

ホップ「そうなんだぞ? わかったんだぞ、気を付ける!」

ユウリ「あぁ、そうしてくれ」

ユウリ(……ショックなような、好きって言葉が聞けただけでも収穫が凄いような…不思議な感じだ…)
132 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:49:25.82 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「わーーーーーーーーー!!!!!!」ダダダダ

キョウヘイ「とんでもないとこを見てしまったっす!!!!!!!!」ダダダダ

キョウヘイ「なんか話してるのが見えたから…なんとなく草むらに隠れて様子をうかがっただけなんすけど」

キョウヘイ「まさか釣り堀で告白イベントが起きてるとは思わないじゃないっすか!!」

キョウヘイ「つい逃げ出してきてしまったっす……ど、どうしよう」

キョウヘイ「このことから考えられる最悪の事態は……レッドさんっす……!!」

キョウヘイ「ルリちゃんについて許しを得てる俺が言うのもアレっすけど…許しってなんだ? まぁそれはおいといて」

キョウヘイ「このままだと二人のいちゃつきに堪えられないレッドさんがガラルを破壊してしまう!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「だ、誰かに相談せねば!!!!!!!!!!!!!!」

下1
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 22:52:24.48 ID:bx5N4UnX0
なぜかその辺にいた、ナツメLOVEな方のレッド
134 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 22:56:23.70 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「誰かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

別レッド「どうしたんだ!?」ヒョコ

キョウヘイ「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?!?!?!? び、ビビった……」

キョウヘイ「レッドさん……じゃないっすね。別世界の方っすか」

別レッド「多分そうだな! ナツメを追いかけてたら変な穴に落っこちちゃって…ここ、どこだ?」

キョウヘイ「ガラル地方っすよ。その穴って、世界線だけじゃなくて空間も移動させてくるんすね…」

別レッド「ふーーん…ま、俺はいつもいつの間にか帰れるしいいんだ! それより、どうしたんだ?」

キョウヘイ「へ?」

別レッド「半泣きで走り回ってただろ、何かあったのかと思って。俺でよければ相談に乗るぞ?」

キョウヘイ「レッドさんはどの世界の人でも優しいっすね……実は、かくかくしかじかで……」

別レッド「ふむふむ」
135 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:00:19.41 ID:2gY77Elg0
別レッド「告白場所が釣り堀か〜、確かにロマンチックではないよな〜」

キョウヘイ「そっちじゃないっすよ!! レッドさんのほうをどうしようって悩んでたんす」

別レッド「確かに"俺"は色々あったみたいだしな〜。まぁ俺も現在進行形でエリカがやばいけど…」

別レッド「けど、それなら俺に任せとけ!」

キョウヘイ「ほんとっすかレッドさん!」

別レッド「そういう時こそ愛のパワーで立ち向かわせる時だ!」

キョウヘイ「ん?」

別レッド「愛し合ってる二人のパワーなら!!! たとえ"俺"相手でも打ち倒せるもんだぜ!!!」

キョウヘイ(当時の少年マンガみたいな事言ってきた…!!)

キョウヘイ「でもま〜確かに…リア充オーラをぶつけられたレッドさんは萎んでいきそうっすし…」

キョウヘイ「その作戦、採用っす!」

別レッド「それじゃ、その二人と"俺"を集めないとな! 俺も暇だから最後まで見届けるぜ!」
136 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:05:53.47 ID:2gY77Elg0


〜ポケモンセンター〜

キョウヘイ「…皆さんに集まっていただいたのは他でもありません」

キョウヘイ「犯人はこの中に! …ってわけじゃないっすけど。理由があるんすよ!」

別レッド「そうだそうだー!」

マサル「ちょっと待ってくれ!!! ……だ、誰だ…?」

別レッド「俺はレッド! って言っても別世界から来たレッドだけどな!」

レッド「ちょっと似てるけど、真逆の世界の人……」

マサル「べ、別世界……?」

トウヤ「並行世界、とかそういうやつだねぇ。僕も最初は信じられなかったな〜」

ホップ「じゃあ、色んな世界に色んな俺がいるってことなんだぞ!? すごいんだぞ〜!」

ユウリ「なるほどね。その可能性は今までも否定出来ないと思っていたところさ」

別レッド「ま、今日は俺のことはどうでもいいんだ! 話を続けてくれ!」
137 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:09:01.86 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「……まず、レッドさんに聞きたいことがあるっす。同じパーティの中にリア充がいたらどうします?」

レッド「……」ピク

ユウリ「」ブフォ

ホップ「?」

キョウヘイ「その人らが旅中ずっとイチャコラしてんのを横で見ることになったらどうします!?」

レッド「……もしかしたら……ガラルを破壊するかもしれない……」

キョウヘイ「やっぱり……レッドさんは遅かれ早かれ破壊神になる定めだったんすね……」

レッド「まさか……この中に…………」

キョウヘイ「今やこのお方を倒せるのは二人しかいないんすよ!! ユウリ、ホップ!!!」

ユウリ「なんっ なななななっなな どういうことだい!?!?!?」

ホップ「どういうことなんだぞ?」

マサル「……僕にも説明してもらえるか?」

トウヤ「わぁ」
138 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:11:43.71 ID:2gY77Elg0
別レッド「どういうことも何も、釣り堀で告白したんだろ?」

マサル「…そうだったのか」

ユウリ「いや、それはだね!!」

キョウヘイ「そうっすよね、ホップ!!!」

マサル「そうなのか!?!?」

ホップ「?」

トウヤ「すっごく不思議そうな顔をしてるけど…」

別レッド「んー? こいつの話だと、釣り堀から「好きだ、付き合ってくれ」って声が聞こえたって…」

レッド「……………………」

ユウリ「いや〜〜その それは 誤解だとも!! え〜〜〜と…」

ホップ「……ああ! 驚かせた時の話なんだぞ?」

キョウヘイ「え?」

マサル「?」

レッド「……?」
139 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:15:08.29 ID:2gY77Elg0
ホップ「話してるとき、急にユウリが動かなくなったから驚かせようと思って…」

ホップ「オレが普段言わないようなことを言えば、驚いてくれる! そう思ったんだぞ、結果は大成功!」

レッド(…つまり、僕がたまにやってる寝起きドッキリと同じような物ってこと…?)

レッド「なんだ……よかった……」ホッ

キョウヘイ「……そ、そうだったんすか!?!?!? うわ〜〜〜〜〜俺まで驚かされたんすけどお……!!」

ホップ「まさかいるとは思わなかったんだぞ! ごめんなんだぞ〜…!」

キョウヘイ「いや、実際隠れてたのは俺っすから、マジで俺の勘違いってだけなんすけど……」

キョウヘイ「マジで焦ったっすよぉ、世界が滅ぶかと思ったっす」

別レッド「ははっ、実際滅ぼしそうだったな、"俺"!」

レッド「うん……」

トウヤ「あはは、僕もびっくりしたよ〜」
140 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:21:47.04 ID:2gY77Elg0
ユウリ「はは……キョウヘイが驚くのは仕方ないさ、この私ですら少し動揺してしまったのだからね」

ユウリ「けれど、もうそういった冗談は言わないよう注意してあるとも」

キョウヘイ「そっすか…あ〜ビビった〜〜〜……」

マサル「……そう、か」

マサル(安心している。俺が、俺たちが……まだ三人組でいられるという事に)

マサル(腹立たしい。冗談でそんな事を言ったホップが。けど、彼は本当に悪気はないんだ…彼が悪くないことも、わかっている)

マサル(喜んでいる。ユウリが、ホップによって傷付けられていることに)

マサル(…駄目だ、俺が考えていいのは一つ目までだな。余計な事は考えないようにしよう)ハァ

マサル(俺は、あの二人を支えていかないといけないんだ。友人として、家族として、英雄のトレーナーとして…)グッ

トウヤ「……さて、」

トウヤ「誤解も解けたところで、これからどうしようか。エンジンシティに戻るんだよね?」ニコ
141 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:25:38.80 ID:2gY77Elg0
レッド「エンジンシティ……開会式、やったところ」

マサル「! あ、あぁ。エンジンジムは、二つのバッジを手にした実力のあるトレーナーしか挑めないんだ」

ホップ「きっと三人なら普通に出場出来るけど、せっかくだから先にこっちに来たんだぞ!」

ユウリ「ゴホン…そうだね、ここからエンジンシティに戻るには第二鉱山を通っていくのが一番早い。観光ついでに向かおうじゃないか」

キョウヘイ「今ここを出たら、多分向こうに着くころには夕方過ぎてそうっすね〜」

トウヤ「暗くなってからの山は危ないから、早めに出発しようか」

別レッド「鉱山? ポケモンがたくさんいて楽しそうだなー! なぁ、俺も……あっ」パカ

別レッド「わーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」ヒューーーン……

レッド「……ばいばい…」ノシ

キョウヘイ「レッドさん、案外自分にドライっすよね…」
142 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 23:26:30.94 ID:2gY77Elg0
今日はここまで。次回は明日!
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:28:31.40 ID:kiV7bXlI0

マサルくん....
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:30:05.01 ID:bx5N4UnX0
(・ω・`)乙これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね!
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/09(火) 23:31:30.90 ID:nVT7ZF3A0
乙です
146 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:02:52.15 ID:NKUq2NgG0
はじめまーす
147 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:09:30.30 ID:NKUq2NgG0
〜第二鉱山〜

レッド「……なんか、前のところより…しっかり鉱山……」

キョウヘイ「トンネルを抜けると…抜けてないっすね。そのまま鉱山なんすね〜」

トウヤ「あまり整備されてない…現役の鉱山なのかな? 辺りもなんだかきらきらしてるね」

マサル「そうだな。暗いから足元に気を付けてくれ、池もあるし……」

レッド「……気配!」ブンッ

イシツブテ「デェーンデデン」ブンッ

マッギョ「むぎょ!?」

ホップ「流石だぞ! マッギョの気配をしっかり理解しているんだな!」

キョウヘイ「マッギョ?!?!」

トウヤ「えっこれが? あのマッギョ……??」

キョウヘイ「刺々しくなっちゃってまぁ〜〜……」
148 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:16:46.17 ID:NKUq2NgG0
レッド「……これ、モンスターボールみたいになってる」

ユウリ「そうだとも。これを拾うために近付いたトレーナーに襲い掛かるのさ」

マサル「トラバサミみたいに挟んでな。そうして餌を得ると言われてるポケモンだ」

キョウヘイ「へ〜〜……イッシュにいるマッギョは電気も使えるっすけど、こっちは鋼なんすね〜」

トウヤ「あっちのマッギョもかなり危険だけど、ここのマッギョも中々だねぇ……」

レッド「……なんでモンスターボールなんだろう…」

キョウヘイ「…確かに? 餌を得るならきのみとかに擬態したほうがよさそうっすけどね〜」

ホップ「そこは学会の中でもよく議題になってるんだぞ〜……」
149 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:25:56.75 ID:NKUq2NgG0
レッド「……あとは、水タイプも多い…?」

キョウヘイ「なんかじめじめしてるっすしね〜…」

トウヤ「釣りとかもできそうだし…あ、トロッコもある。本当に使われてる鉱山って感じだね」

キョウヘイ「それにしてはこう…整備されてないっていうか。いや、ちゃんと明かりとかはあるっすけど」

マサル「確かに、前に行った鉱山のほうが人も多いし整備されてるかもな」

ホップ「けど、こっちも色んなポケモンがいたりして楽しいんだぞ!」

ユウリ「それに……まだ見つかってない鉱石があるかもしれない、ということさ」

キョウヘイ「お、リベンジしちゃうっすか〜!?」

マサル「確かに、負けっぱなしっていうのもな」

レッド「……うけてたつ……」

ホップ「受けて立つんだぞ!」

トウヤ「そうだねぇ、宝探しやろっか?」
150 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:29:33.59 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「そんじゃ、リベンジマッチってことで組み分けは同じでよさそーっすね!」

ユウリ「ふっ……私たちカッコいい14歳組の力を見せてやろうじゃないか!」

マサル「僕たちそういうチーム名だったんだな……」

レッド「ちーむめい……」

ホップ「それじゃーこっちは元気いっぱい組なんだぞ!!!」

トウヤ「僕も二人に負けないくらい元気に頑張らないとねぇ……」

キョウヘイ「…にしても、ちょっとマンネリっすよ。せっかくっすし、誰か良い感じに通りかからないっすかね〜…」

ゲスト  下1と下2
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:31:51.50 ID:oVcDVOZM0
ファイア
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 21:33:01.75 ID:JJZhyvn60
ガチムチ
153 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:45:06.03 ID:NKUq2NgG0
ファイア「宝探しって言ったら俺ですよね!」バッ

ガチムチ「三回目の登場よぉ〜〜! アタシのファンがいるのね…アリガト!」バッ

キョウヘイ「うわーーーっビックリした!! 迫力があるからやめてくれないっすかね!?」

レッド「ファイア……!」

ファイア「はーい、ファイアくんですよ〜。番外編じゃ出まくってるから久しぶり感はないけどね」

トウヤ「そうなんだ? 僕はちょっとびっくりしたよ〜」

ファイア「ま、宝探しがあるところに俺は現れるということで」

ガチムチ「アタシたちも参戦よぉ〜〜〜!!」
154 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 21:58:34.84 ID:NKUq2NgG0
ガチムチ「そうねぇ〜〜…アタシも元気いっぱいチームに入っていい?」

ホップ「勿論なんだぞ〜!」

レッド「頼りになる……」

トウヤ「保護者が増えるのは心強いねぇ」

ガチムチ「うふふ、アリガト! さ〜て、若者に負けないくらい元気いっぱいに頑張るわよォ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」


ファイア「俺、めっちゃ十歳だけど参加していい?」

キョウヘイ「もちろんっすよ〜! 全然十歳とは思ってないっすし」

ファイア「それはそれで複雑ぅ〜…あ、俺確かガラル編初登場…だよね? お二人は初めましてなわけだ」

ファイア「ファイアって言いま〜す。あそこにいるレッドの弟。よろしくね」

マサル「えっ、レッドって末っ子か一人っ子じゃなかったのか!?」

ユウリ「弟!?!? そうだね、てっきり彼は末っ子だとばかり……」

ファイア(兄さん……)
155 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:03:04.54 ID:NKUq2NgG0
ファイア「俺には双子の妹もいるから、兄さんは一応下の子を二人持つ立派なお兄さんですぞ」

マサル「そうだったんだな……僕は少しレッドを甘やかしすぎたかもしれない」

ユウリ「まぁ仕方がないんじゃないかい? 甘やかし度で言えばトウヤとキョウヘイのほうが上だしね」

キョウヘイ「まぁトウヤさんは…ってちょっとぉ! 俺は別にそこまで甘やかし隊じゃ……うーん、自信が持てないっす」

キョウヘイ「それは置いといて!!!!! チーム対抗宝探し、スタートっすよ!」

トウヤ「ルールは前回と同じでいいかな?」

キョウヘイ「了解っす、価値の総額で勝負っすね!」

ガチムチ「オカマの目敏さ、見せつけてやるわぁん!!!!!!!!!!!!」

ファイア「俺のダウジングマシンが火を噴くぜー」

キョウヘイ「それじゃ、勝負スタートっす!!!」
156 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:08:06.53 ID:NKUq2NgG0


〜カッコいい者たちチーム〜

ファイア「あ、こういうチーム名になったんだ。いやはや照れますな〜」

キョウヘイ「自信もっていいと思うっすけど〜…と、それは置いといて。作戦を考えるっすよ!」

マサル「前回はとにかく何でもいいからコツコツ数を稼ぐ方向にしたんだったな」

ユウリ「それで負けてしまったけれど……作戦としては間違ってないと思うよ」

ファイア「ん〜、確かに……向こうは運の良さで一発逆転タイプだろ〜しね」

ファイア「天賦の才に勝ち得るのは努力と相場が決まっておりますでな。俺はその作戦に異論なしだよ」

マサル「あ、あぁ……きみ、本当にレッドの弟で十歳なのか?」

ユウリ「大人びている子だとは思ったけれど……本当に十歳?」

ファイア「助けて兄さん! 俺のキャラ設定のほとんどが疑われているよ〜う!」

キョウヘイ「はいはい、とにかく作戦が決まったんすから早速行動に移すっすよ!」
157 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:12:00.97 ID:NKUq2NgG0

〜元気いっぱいチーム〜

ホップ「よ〜〜〜し、頑張るんだぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」

ガチムチ「やるわよォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!」

レッド「…………!!!!!!!!!!」

トウヤ「あはは、みんな元気いっぱいだね。僕も…が、頑張るぞ〜〜〜!!」

レッド(キョウヘイが見てたら「これだからイケメンは!!!」って怒るんだろうな……)

ガチムチ「そういえば、こっちは何か作戦とかあるのかしらん?」

ホップ「あるんだぞ! 凄いものを拾う……なんだぞ!!!!!!」

レッド「せっかくだから…すごいお宝……!!」

ガチムチ「いいわねぇん、アタシもそういうの大好き!!! すっごいの拾って度肝を抜いてやりましょ!!!!!!」

ホップ「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

レッド(ガチムチさん、馴染むのがうまい……)
158 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:12:34.73 ID:NKUq2NgG0
トラブルが起きるほう(イベント成功したら結果に+補正、失敗したら−補正)

下1
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:16:16.73 ID:CUmizVwa0
元気いっぱいチーム
160 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:20:40.39 ID:NKUq2NgG0

〜元気いっぱいチーム〜

レッド「お宝を見つけるには……どんどん奥に進むべし……」

ホップ「まだ誰も見つけてないお宝を探すんだぞ〜!」

ガチムチ「そうねぇん、出来れば現地の作業員がまだ見てない辺りに行きたいわね〜!!」

レッド「……」コクコク 「あっち、とかは……」

トウヤ「うん……そうだね、確かに人の手があまり入ってないみたい。だけど、その分危ないんじゃないかなぁ…」

ガチムチ「この子たちもトレーナーだもの、危険は承知よねぇ? ま、アタシたちが十分注意すればいいわ!!」

トウヤ「…うん、そうですね。じゃ、行ってみようか」

ホップ「わかったんだぞ! しっかり気を付けつつなんだぞ……!!!」

レッド(山暮らしには慣れてるから、大丈夫のはず……)
161 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:27:33.62 ID:NKUq2NgG0
レッド(僕がいつも暮らしてるの、山の上だから山の中のことはあまりわかりませんでした)

ホップ「いわなだれがおきて閉じ込められちゃったところなんだぞ!!!!!!」

トウヤ「ごめんね、入り口をもう少し確認しておけば良かったね……」

ガチムチ「アタシも見たけど、ちょっとやそっとで崩れるとは思えなかったわぁん、気にしちゃダメよ!!」

レッド「……今は、出る方法を考えないと……」

ホップ「そうなんだぞ、皆に心配をかけちゃうからな! けど、どうすればいいかわからないんだぞ…」

ガチムチ「そうねぇん……アタシとレッドちゃんで壁を崩すのもいいけど、それだと他の場所も雪崩れる可能性があるわ」

トウヤ「うーん……あ、こっちに通れそうな場所があるね? けど、すごく細い道だし、先がどこに繋がっているかもわからないな…」

ホップ「う〜〜〜ん……あ、手持ちにいるエスパータイプのポケモンにテレポートを頼むはどうなんだぞ!?」

エーフィ「まぁ頑張れなくもないけど、結構細かい座標を指定しなきゃいけないっぽいから大変そ〜〜」

レッド(エーフィいつの間に……まぁいっか。どうしよう…)

1、壁を崩す 2、細い道を進む 3、テレポート
それぞれシークレットコンマ判定あり 下1
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:30:40.44 ID:JJZhyvn60
はい
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:31:19.38 ID:JJZhyvn60
ゴメン安価2で
164 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:37:06.99 ID:NKUq2NgG0
レッド「……あっち、行ってみよう…」

トウヤ「…わかった。けど、こっちも崩れるかもしれないから気を付けていこうね」

ガチムチ「レッドちゃん、先頭は任せるわぁん!! その代わり殿は任せてねぇん!」

レッド「……!」コク

ホップ「よーし、それじゃあ気を付けて出発なんだぞ!」


レッド「……」ザッザッ

レッド(すごく細い…けど、頭上からは何も振ってこないし、近くの壁は思ったより頑丈かも)

レッド(この調子なら……あっ!)

ホップ「何か光ってるんだぞ……!」

トウヤ「それって……!」

ガチムチ「あら!! ……これは、アタシたちの勝利かもしれないわねぇん…!!」

レッド「…出口も、あった……!!」
165 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:40:04.07 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「今回のアクシデント枠は向こうだったみたいっすねぇ」

ファイア「めっちゃ意気込んで出てきたけど、そこまで出番が無いという」

マサル「…彼、ダウジング中はわりと年相応って感じだったな」

ユウリ「そうだね、元気に走り回っていて……確かにレッドの弟だなと思ったよ」

ファイア「ほんとー? 確かに黙ったらそっくりとかはよく言われますけどもね〜」

キョウヘイ「お、向こうさんも戻って……なんか汚れてないっすか!?」

レッド「……ただいま…」

ファイア「お帰り〜。それにしても、途中で岩雪崩に巻き込まれたみたいな顔してどうしたの?」

トウヤ「あはは、大体そんな感じかな……でも、みんな怪我してないよ」

ホップ「元気いっぱいチームだからな!!!!!!!!!」
166 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 22:42:31.73 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「はは〜ん……ま、それでも俺たちカッコいいチームには勝てないっすよ!」

ユウリ「かなりコツコツ頑張ったからね! 努力の積み重ね、というやつさ」

マサル「ファイアのダウジングマシンもかなり役に立ってくれたしな」

ファイア「あいさー。トレジャーハンターのファイアくんとは俺のことだとも〜」

レッド「……こっちも、頑張った…」

ホップ「一個しか見つけてないけど、秘密兵器なんだぞ!」

ガチムチ「アタシもびっくりのお宝よぉん! これに勝てるかしらぁ〜〜???」

トウヤ「それじゃ、お互いに手札を見せ合うとしようか!」

下1コンマ カッコいいチーム  下2コンマ(+30)元気いっぱいチーム
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:52:24.78 ID:oVcDVOZM0
さあ
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 22:56:13.85 ID:Ar25SMxA0
そおれ
169 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:04:28.42 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「どうだーっ、星の砂が6個っす!」

ユウリ「数の暴力ということさ!」

マサル「それはちょっと違うかもしれないが…かなりの量だ」

ファイア「ま、頑張ったと思うんだよね〜…さて、どうかな」

レッド「こっちは……じゃん」

ホップ「彗星のかけらなんだぞ〜〜〜!!」

キョウヘイ「な、なにーっ!?!?」

ユウリ「え、えーと…いくらだったかな!?」

キョウヘイ「星の砂6つは9000円、彗星のかけらは12500円…俺たちの負けっす!!!」

マサル(すごいスッと値段が出てきたな……)
170 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:08:30.65 ID:NKUq2NgG0
ホップ「やった〜〜〜〜〜!!!!! 買ったんだぞ!!!!!!」

レッド「やったね……」

トウヤ「頑張ったかいがあったねぇ…」

ガチムチ「元気の勝利ね!!!!!!!!!!!!!」

キョウヘイ「ね〜〜〜〜俺もう罰ゲーム嫌なんすけど〜〜〜!!」

ファイア「えっ罰ゲームあるタイプのミニゲーム? 覚悟がまだできてないんだよな〜」

ユウリ「ば、罰ゲームはもう見飽きたんじゃないかい!? ここは勝者への商品を用意するべきでは?」

マサル「それも一理あるな…そっちのチームはどうしたい?」

レッド(ものすごく迷う……)

ガチムチ「困ってる姿を見て楽しむか、もらった景品で楽しむかってところかしらん?」

レッド(困ってる姿で楽しむってすごく悪い人みたい…)

どうするか
1、罰ゲーム(内容も添えて)  2、商品(内容も添えて)
下1
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/10(水) 23:26:27.06 ID:JJZhyvn60
1 ユウリ除いた皆をフィーらせる
172 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:33:20.01 ID:NKUq2NgG0
エーフィ「じゃあそういうことで!!!!!!!!!!」

ユウリ「えっ私はいいのかい? 悪いねみんな、私は賛成だ!」

マサル「ユウリ!!!!」

キョウヘイ「俺も嫌なんすけど!!!! ヤダヤダ!!!!キョウルリ固定です!!!!!!!」

ファイア「ね〜〜〜〜〜〜なんでそっちの方向性になっちゃうかな〜〜〜〜……ちくしょ〜めぇ」

レッド(勝ってよかった……)ホッ

トウヤ「これってこっちに…なんていうか、被害が来たりするのかな?」

エーフィ「どうだろ…そこは本人たちによる……」

マサル「僕たちの意思によっちゃうのか!? 余計嫌だな……!!!」

キョウヘイ「今から逃げればなんとか……」

エーフィ「ならないよ!!!!!!」ミョンミョンミョン
173 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:37:37.69 ID:NKUq2NgG0
キョウヘイ「グワーーーーーッ!!!!」

レッド(勝ってよかった……これ僕らが負けてたらトウヤが目覚めてる流れだった……)

アクロマ「だああああああああッ!!!!!」ゴロゴロゴロ

レッド「!?!?!??」

ホップ「わーーー!?!? 白衣が泥だらけの人が来たんだぞ! むしろ茶衣なんだぞ!!」

アクロマ「私はキョウヘイくんが他の男と良い感じになるのを許さな委員会の者と申します!!! 間に合いましたね!!!!」

アクロマ「そして今フィーらせられようとしているということは私もいい感じになるという可能性がある!!!!!」

トウヤ「あはは、私利私欲だねぇ。僕としては構わないけど…」

レッド(僕も)

アクロマ「という訳ですキョウヘイくん!!! 二人でランデブーとしゃれこみましょう!!!!!」バッ

キョウヘイ「しゃれこまねえよ!!!!!!!!!」ゴスッ

アクロマ「頭突きィ!!!!!!!!」
174 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:41:36.87 ID:NKUq2NgG0
アクロマ「ど、どういうことです? フィーっているのでは???」

エーフィ「えっなんでだろ…僕がアクロマに抵抗しがちなキョウヘイがいるアクキョウが好きっていう趣味があるからかな???」

レッド(多分それだ……)

アクロマ「なんて趣味が…もうちょっと甘い感じでお願いしたいものです! しかし諦めませんよ!!」

エーフィ「しょーがないなー」ミョンミョン

キョウヘイ「ぐわーーーっ!!」

レッド(何回も洗脳されて可哀そう…)

キョウヘイ「う、うぅ……あ、アクロマ……?」フラ

アクロマ「!!!!!!!!!!!!!!(興奮)(罪悪感)(好きな子には元気でいてほしい心)(いつもの彼が一番好きだったのだという気付き)」

エーフィ「ほらめんどくせっ」

アクロマ「と、とりあえず……この子は私が保護しますので……!!!」

レッド(凄い罪悪感に駆られてたしあれはほっといてよさそう…他はどうなったかな)
175 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:47:00.25 ID:NKUq2NgG0
マサル「う……ぼ、僕は…俺は……」

レッド(映画のミュウツーみたいになってる……!!)

トウヤ「レッドはあんまり経験がないけど…エーフィのあれ、結構つらいんだよ」

レッド「そうなの…?」

トウヤ「無理矢理混乱状態にさせられるって感じで…僕はもう無理〜ってなって意識がなくなるんだけど…」

レッド(それで代わりに目覚めトウヤが出てきてるって感じなのかな……)

トウヤ「確かマサルは直接アレを浴びるのは初めてなんだよね? 大丈夫かなぁ…」

ホップ「ところでフィーらせるって何なんだぞ?」

トウヤ「あっそうだねそこからだね……! えーと 何ていえばいいかな…」

ホップ「…わからないけど、なんだか辛そうなんだぞ。マサル、大丈夫か?」

レッド(あっ)

トウヤ「あっ」
176 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:51:55.89 ID:NKUq2NgG0
ホップ「マサル〜〜?」

マサル「……ホップ…」

マサル(お前がいなければ…、いや 何を考えてるんだ 俺は)

マサル(恋敵である前に、大事な友人なんだ。だから、そんなことは……)

マサル(……そうだ)

マサル(ユウリが諦めるように、俺が)

ホップ「やっぱり辛そうなんだぞ! エーフィに言って止めてもら…マサル?」

マサル「ホップ。お前に助けてほしいんだ、それよりも簡単な解決方法がある」

ホップ「そうなのか? ならオレも手伝うんだぞ!」

マサル「ありがとう。お前は良いやつだよ……」グイ

レッド(とっ とととととと止めるべきかな!?!??!?!)

トウヤ(なんかシリアスっぽいから動かない方がいいかなってなっちゃうよね……!!!)
177 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:56:00.71 ID:NKUq2NgG0
ホップ「マサル?」

マサル「そのまま動かないでいてくれれ ばっ!?」ドンッ ズサッ

ユウリ「あ……す、すまない! 手が勝手に……!」

ホップ「だ、大丈夫かマサル!? ダメだぞユウリ、今マサルは大変なんだ!」

ユウリ「す、すまない……でも……」

マサル「……、…」

マサル(何を笑ってるんだ、俺は)

マサル「…レッド、僕を殴ってくれ!!」

レッド「!?!?!?!!?!?!??!」

トウヤ(ここで自分が関わる事になると思ってなくてびっくりしちゃったんだね…!)

レッド「……!!!!!!!!!!!」ブンッ

トウヤ(それは手加減してるんだよね! してるよねレッド……!!!!)

マサル「」バタッ
178 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/10(水) 23:59:12.26 ID:NKUq2NgG0
レッド「あっ だ 大丈夫……!?!?!??! 手加減……した…はず…だけど……」

ホップ「なんで殴れなんて言ったんだぞ!? おーいマサル〜〜!!」

ユウリ「え、えーとえーと……こういう時起き上がらせるにはどうしたらいいのかい!?!?」

トウヤ「あ、これ使ってみようか。さっき買ったふっかつそう。漢方屋さんも人に使えるって言ってたし…結構効くんだよ」ペイ

レッド(生で……)

マサル「……ごほっ、ごほっ……すまない、皆。迷惑かけたな」

ホップ「罰ゲームだったから仕方ないんだぞ! けど、何をしようとしてたんだぞ?」

マサル「それは……、…」

ユウリ「まぁまぁまぁそれは置いておこうじゃないか! 彼が正気に戻ったのが何よりも大事、そうだろう?」

ホップ「確かになんだぞ!」
179 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:03:42.32 ID:dplAtbd60
レッド(マサルの方もなんとかなってよかった……あとは……)

ファイア「俺なんですけども」

レッド(そうだね……)

ファイア「王道カップリング、そしてシリアス展開、そのあとの俺ってめっちゃハードル高くない?」

ファイア「俺にはそういう持ちネタとかないんだけど……一定の人に媚びるとしても相方が今いないし……」

ファイア「どうしてくれんの? 落ちで滑るって最悪ですよ、時間もないし……」

エーフィ「ヒエ〜〜〜〜っなんで僕が詰め寄られてんの!??!?!?」

エーフィ「え〜〜〜〜いっ、とにかくフィーってくれやい!!!」ミョンミョンミョン

ファイア「ぐわーーーっエスパータイプに弱いのはわが一族の宿命〜〜〜ッ!」

レッド(わかる……)

トウヤ(悲鳴がすっごく具体的……)
180 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:09:52.46 ID:dplAtbd60
ファイア「……」

レッド「…ファイア、大丈夫…?」

トウヤ「効果抜群の時の音してたねぇ……」

ファイア「…大丈夫、じゃないかも」

レッド「!! トウヤ、逃げ ッ」ズサッ

トウヤ「えっ僕も!? わーー!!」ズサッ

ファイア「はいお二人とも確保〜〜! ちゃんと言ったでしょ、大丈夫じゃないかもって」

ファイア「俺、このミョンミョンってやつ真正面から受けるの初めてだからさ、どんなもんかと思ったけど」

ファイア「……随分とあくどいよね、エーフィ。悪タイプなんじゃないの?」

エーフィ「なんのことぉ〜〜〜〜?????」キュルン

エーフィ「ま、僕も仕組みはほとんどわからずに使ってるからマジでわかんないよ! みんなフィーになれ〜って思ってるだけだし!」

エーフィ「トウヤにはうまく効いてないけど。普段から……」
181 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:14:42.01 ID:dplAtbd60
ファイア「……ま、いいや。ね〜えお二人とも、お話しよ」

レッド(動けない……確かにファイアの身体能力はマサラ人の中でも上だけど、力は僕のほうが上なのに……)

トウヤ「くびっ、首絞まる……ぎぶ……」

ファイア「俺ね、普段から二人の事尊敬してるんだよ。知ってた?」

ファイア「トウヤさんはさ、いつもしっかりしてて。問題児二人をよくまとめてるなって思うし」

レッド(問題児二人って僕とキョウヘイのこと……??)

ファイア「優しいし、バトルも強いし……実はさ、本当に素直にすごいなーって思ってたんですよ。前々からね」

トウヤ「そ、そうなんだ……ちょっと照れちゃうね」

ファイア「兄さんは言わずもがな。俺は兄さんが最強だと思ってるし、最高のトレーナーだと思ってる」

ファイア「超えたるわ〜い! みたいな気持ちもあるけど……尊敬が一番なんだよ、マジでマジで」

レッド「……」テレテレ
182 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:19:45.50 ID:dplAtbd60
ファイア「なんだけどね」

ファイア「あのミョンミョンってやつ受けたらさ、それがねじ曲がっちゃった気がするんだよ」

トウヤ「えっ」

レッド「?」

ファイア「年上で、尊敬できる、そんな二人がさ……ここで俺の物になったら面白いだろうな〜って!」

エーフィ「カーッそういうタイプか〜〜〜! 若干思ってたけど、実際に見るとこれは良いフィーだね!!」

ファイア「その若干思ってたってのが原因でしょ……」ボソッ

ファイア「ま、こうなっちゃったら俺の意思では止められないよ。兄さんはともかく、トウヤさんはいつも目覚めてるんだし」

ファイア「たまには主導権を俺に譲ってくださいよ。ね、おにーちゃんたち?」

トウヤ(なんか素直に命の危機を感じてしまうね…)

レッド(マサルもユウリもホップも今は大変そうだし、キョウヘイはどっかいっちゃったし……)
183 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:24:14.31 ID:dplAtbd60
ガチムチ「駄目よぉ〜〜〜〜〜、そんなアプローチの仕方じゃ良い男も形無しね!!」ヒョイ

ファイア「!! っべ、特別ゲストすっかり忘れてたな〜〜……」

ガチムチ「アタシも色々あったからね…気配を消すのは得意なのよん♡」

トウヤ(何者なのかどんどんわからなくなるね……)

レッド「あ、ありがとう……!」

ガチムチ「お礼なんていいのよぉ〜〜〜、アタシは真実の愛がない行為が嫌いなだけ……」

ガチムチ「確かこの子、レッドちゃんの弟なのよねぇ? なら少しくらい拳骨しても平気よねぇん!!!」

ファイア「あ、あーーー……オッケー受け入れます。けど防御力はトゲピーくらいしかないもんで、手加減してもらえると……」

ガチムチ「お姉さんに任せなさぁい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!♡」ゴンッッッ
184 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:26:34.32 ID:dplAtbd60
ファイア「いっっっっっっっっ……な、ナイスパンチ……」b

ガチムチ「どうやらもとに戻ったようねん、一件落着!」

ガチムチ「それにしてもアナタ、罰ゲームにしてもやりすぎよん? せめてセーフティはつけておきなさいな」

エーフィ「さ、サーセンっした……」

ガチムチ「わかればいいのよぉ〜〜〜〜!!!」

レッド(……一件落着…?)

トウヤ(どうだろうね……)

トウヤ「とりあえず……皆が落ち着いて、キョウヘイが戻ってきたら先に進もっか」

レッド「うん……」
185 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/11(木) 00:27:02.93 ID:dplAtbd60
今日はここまで。次回は金曜日です
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/11(木) 00:30:30.31 ID:IeHr2gQf0
乙です
安価沢山取っちゃってごめんなさい
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