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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)
- 688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 00:17:39.31 ID:ygeBo0nf0
- 乙 俺は待ってたぜ
- 689 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:00:37.62 ID:FEMcMJRU0
- はじめます
- 690 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:06:50.48 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……それじゃあ、次の町へ……」
マサル「そうだな。それじゃあ改めて、ワイルドエリアを北上していこう」
キョウヘイ「は〜い……ん? あの橋って……なんか見たことあるっすね」
トウヤ「あ、アレじゃない? 5番道路のやつ」
ホップ「そうなんだぞ! 下から見るとこうなってるんだ!」
ユウリ「レンガの柱が荘厳だろう!」
グリーン「すげー、ガラルの建築物って感じだな……ん?」
レッド「……きのみがなってる」
マサル「この後もキャンプするだろうし、カレー用に少し貰っていこうか」
ホップ「あんまり揺らしすぎるとポケモンが出てくるから気を付けるんだぞ!」
レッド「…………」
どれだけ揺らすか 下1(そのレスのコンマがその数字より小さかったらポケモンが出てくる)
- 691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:20:00.78 ID:Bbx6yn8IO
- いけっ!!マサラパンチでめっちゃ揺らしてしまえ!!
- 692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 21:21:54.04 ID:Bbx6yn8IO
- まて、数字を言わなければならなかったか?
- 693 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:25:39.08 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……」ス
マサル「……ん?」
グリーン「あっこいつ」
レッド(出るまで揺らす!!!)ゴッ
ユウリ「殴ったーーー!?」
ホップ「流石だぞ! 大きな木も揺さぶられるほどパワーのこもったパンチが放てるんだな!」
キョウヘイ「若干そんな気はしてたっすね〜〜〜」
レッド(意図は伝わったから……)
トウヤ「でも、ポケモンは出てこないね?」
マサル「うーん、相当な食い意地の持ち主なのかもしれないな」
レッド「……もう一発……!」ガッ
ヨクバリス「ばりりっ!」ドスン
キョウヘイ「落ちてき……たっすけど、既に何か食ってる!!」
- 694 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:29:25.95 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……」ス
ヨクバリス「! ばり〜〜!」ガシッ
トウヤ「きのみを抱えてる……すごい食い意地だねぇ」
レッド(かわいい……)
レッド「……これ、あげるから……一緒に行こう」つオボンのみ
ヨクバリス「ばり〜〜〜〜!!!」^^
キョウヘイ「チョッロ!!」
グリーン「現金なやつだな……」
ユウリ「交渉の上でゲットする……ヨクバリス相手ならではの面白いゲット方法だね!」
マサル「食費大変そうだな……」
ユウリ「そうでもないさ、彼らは勝手に道すがらきのみを拾って蓄えているからね」
- 695 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:35:57.57 ID:FEMcMJRU0
- マサル「やったな、レッド。ところで……木の向こうを見てみるのはどうだ?」
レッド「木の、むこう……、!」
キョウヘイ「え!!! なんすかあれ、街!?」
トウヤ「わぁ〜〜〜……大きいねぇ……」
ユウリ「あれこそがナックルシティ!! ワイルドエリアからも感じられる存在感……私も初めて見た時は驚いたとも」
グリーン「派手だな〜〜〜……んで、この辺りはどんな場所なんだ?」
ホップ「ストーンズ原野って呼ばれている場所なんだぞ! 結構大きいポケモンも沢山いるんだぞー!」
レッド「……奥に、色々ある……行こ」
キョウヘイ「おー!」
〜砂塵の窪地〜
レッド「……大きい岩」
キョウヘイ「何かこの辺り、妙に懐かしさが……あ、シンボラーいるっすよ!」
トウヤ「本当だ、普通に空を飛んでるのを見ると……ちょっと面白いよね」
キョウヘイ「イッシュだと遺跡とかにいるイメージっすもんね〜」
- 696 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:43:46.37 ID:FEMcMJRU0
- ホップ「ここは砂塵の窪地だからな〜! ちょっと荒野っぽいポケモンが多い気がする……んだぞ!」
マサル「地面タイプや岩タイプも多いな」
レッド「……」キョロキョロ
キョウヘイ「……ん、風出てきたっすねぇ」
トウヤ「砂が巻き上がらないうちに移動しようか?」
ユウリ「砂嵐は困る! バトル的にもそうだけれど、ヘアセットが崩れるからね」
キョウヘイ「わかりみっす……」
マサル「それなら……この道を通っていこうか」
レッド「……巨人の、鏡池……」
グリーン「ここから北東か。西の方は進めねえのか?」
マサル「そこは崖になってるんだ。ここからは登れないようになってる」
レッド(崖くらいならいける気もするけど……)
トウヤ「レッド、僕たちは崖を登れないんだよ」
レッド「……そうだった……」
- 697 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 21:49:06.21 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……池、あった」
グリーン「思ったより小さいな」
キョウヘイ「釣りするのにはちょうどよさそうっすね〜」
トウヤ「……向こうは地面が乾燥してるね?」
ユウリ「あぁ……あの辺りは避けた方がいい。地面から突然ダグトリオが飛び出してくるからね」
マサル「自転車で通り抜けようとすると、毎回引っかかるんだよな……」
ジャッジ「それを利用したのが巨人の鏡池名物(になる予定)の障害サイクリングレースです!!!」
ホップ「わーー!! びっくりしたんだぞ!!!」
レッド(レースさせてくる人だ……)
ジャッジ「こちらで特設コースを用意し、ディグダやダグトリオが飛び出してくる中一位を競うサイクリングレース……」
ジャッジ「個人競技となりますが、やっていきますか?」
レッド「やる……!」
ジャッジ「では出場者登録を! 四名様まで参加できますよ!」
参加する人 下1
- 698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:23:42.20 ID:cqoKanCs0
- レッド グリーン ホップ トウヤ
- 699 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:27:59.16 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……!!」ビシ
キョウヘイ「はーい、レッドさんは確定っすね。あとは〜……」
グリーン「はっ、レッドがサイクリングレース? 俺はお前より早く自転車に乗れるようになったんだぜ!!」
キョウヘイ「はいグリーンさんも、と」
ホップ「はいはいはいはい!! オレもやりたいんだぞーーーッ!!」
マサル「僕はやめておくよ、器用に走るのはあんまり得意じゃなくてな」
ユウリ「私も今回は観客になるとしようかな」
キョウヘイ「じゃあ〜……そういやトウヤさん、バイウールーレースは見学だったっすよね?」
トウヤ「え?」
- 700 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:31:59.16 ID:FEMcMJRU0
-
ジャッジ「さぁ始まりました、巨人の鏡池サイクリングレース! 実況は私ジャッジ!」
ユウリ「解説は私ッ、ユウリでお送りするよ!!」
ジャッジ「早速選手紹介と共に意気込みを聞いていきましょう! ゼッケン1、レッド!」
レッド「……自転車を壊さないように……がんばります」
ジャッジ「それは是非ともお願いします!! 続いてゼッケン2、グリーン!」
グリーン「俺が! 世界で一番! 速いってことなんだよ!!」
ジャッジ「かなりの自信だーー! 何か作戦があるのか!? 続きましてはゼッケン3、ホップ!」
ホップ「この道なら走り慣れてるんだぞーー! 頑張る!!!」
ジャッジ「地元民の意地を見せつけるかーッ!? 最後はゼッケン4、トウヤ!」
トウヤ「ぼ、僕が出る流れだとは思わなかったな〜……でも、せっかくだから頑張るよ!」
- 701 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:36:41.61 ID:FEMcMJRU0
- ユウリ「レースコースは池をの周りを一周したのち、ディグダたちの出てくるダートコースに入る!」
ジャッジ「ダートコースはディグダの妨害だけでなく、急カーブの多い道となっております!」
ユウリ「この勝負……冷静な者が勝つと言えるだろう。しかし、その定石を乗り越える情熱も見てみたいね!!」✨
キョウヘイ「SNSライブからご覧の皆さんこんにちはー、キョウヘイでーす。レース配信しまーす」
マサル「いつの間に……まぁ、話題性はすごいレースだな」
ジャッジ「それでは各選手出そろいました! レディー……ゴー!」
レッド(緑には勝ちたい!!!!)
グリーン(レッドには勝ってやる!!!)
ホップ(優勝するんだぞーー!!!)
トウヤ(転びませんようにーーっ!)
直下レスの 秒数二桁コンマ二桁 左からレッド・グリーン・ホップ・トウヤ 0〜9で数字が高い人の勝利
- 702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 22:47:03.57 ID:cqoKanCs0
- どう
- 703 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:52:09.67 ID:FEMcMJRU0
- レッド「」ドガシャーン
ジャッジ「おっとーーーー!?!? レッド選手、まさかのスタートダッシュで転倒ーーー!!」
ジャッジ「……っていうかアレ 自転車壊れてません!?!?」
レッド「……チェーン、切れた……」
ジャッジ「レース用レンタルサイクルーーーーッ!!!」
グリーン「おいレッド! ……先行くぞ!」
ユウリ「グリーンはそれに気を取られてスタートダッシュが遅れたね! これは面白いことになってきた!!」
レッド(自転車抱えて走るって言うのはセーフかな……)
キョウヘイ「ちなみに言っとくと自転車抱えて走るのはアウトっすからね!!」
レッド(がーん)
- 704 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 22:56:18.50 ID:FEMcMJRU0
-
ホップ「勝負は勝負! 手は抜けないんだぞーー!」
トウヤ(ここで心配して止まったらいつものになっちゃう! 少しでも頑張らないと……!)
ジャッジ「今のところホップ選手が優勢か!? そろそろ先頭集団が池の周りを走り終えます、後ろからはグリーン選手も追いすがる!」
ホップ「でもここからが! 本当の難関なんだぞッ!!」
マサル(ホップ、自転車に乗りながら叫ぶの似合うな……)
ジャッジ「両選手ダートコースに入った!」
ディグダ「でぃ!」ニョキ
ダグトリオ「だ」「ぐと」「りお!」バッ
ホップ「わーーっ!! 危ないんだぞーー!!」
ユウリ「ここでホップ大きくハンドルを切った! 転ばないように気を付けてくれーー!」
ホップ「うん!!!」
キョウヘイ「選手と解説が会話するの新しいっすね……」
トウヤ(ホップの言う通り、ここからが難関で勝負の分かれ目……)
- 705 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:00:28.73 ID:FEMcMJRU0
- ジャッジ「ここでトウヤ選手も減速! グリーン選手もダートコースに入り……」
グリーン「そろそろ追いついてや る!?」
ディグダ「ぐだ」ニョキ
グリーン「うおーーーーーーーーっ!??!?」
キョウヘイ「グリーンくんふっとんだー!」
ユウリ「まるでサッカーを見ているかのような吹っ飛び方だね!」
マサル(サッカー?)
ジャッジ「ディグダに思い切り躓いたようです、これは大幅ロス!」
ホップ「ひ、轢いちゃいそうなんだぞ〜〜!!」キコキコ
ジャッジ「ホップ選手も出てくるディグダに戸惑いながら蛇行しております!」
トウヤ「1、2、3……。よし、今!」ダッ
ジャッジ「おっと!? ここでトウヤ選手抜け出したーーー!」
- 706 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:05:00.42 ID:FEMcMJRU0
- ユウリ「しかし、そんなに速く漕いだらディグダが出てきたとき危険じゃないか!」
ジャッジ「トウヤ選手、捨て身の作戦か!? ……しかし引っかからずにコースを踏破していきます!!」
キョウヘイ「え、マジっすか!? トウヤさんが!?!?」
トウヤ「ここを抜けたらあとは直線……!」
ホップ「……! 差が開きすぎたんだぞ〜〜〜〜!!!」
ジャッジ「ホップ選手も速度を取り戻した、が! それより早く!」
ユウリ「彼が来た!! 速度は落とさないまま走り切って、ゴーーール!! 優勝、トウヤ!!!」
トウヤ「はぁ、はぁ……よし」
キョウヘイ「……ま、マジっすか〜〜……」
マサル(一番驚いているな、キョウヘイ……)
レッド「……トウヤ、すごい……」
グリーン「してやられたぜ……俺らは勝手に自滅したんだけどよ……」
- 707 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:09:53.39 ID:FEMcMJRU0
- ジャッジ「おめでとうございます! しかし、見事にダートコースを突破していきましたね〜」
ユウリ「そうそう、どうしてあそこで加速したんだい?」
トウヤ「えーと……あれは……げほっ」ゼエゼエ
トウヤ「ごほん。 ……あそこにいるディグダ、野生のポケモンに見せかけているけどそうじゃないですよね?」
ジャッジ「なんと! そうです、あそこにいるのは私のディグダとダグトリオです! 野生だと選手に怪我をさせる危険がありますので!」
トウヤ「それなら頭数に限りがあるはずだから、何匹いるかを数えて……3匹でしたね。それぞれが他二人を狙った時に飛び出したんです」
トウヤ「……自分より先に二人がディグダに引っかかるっていう前提の作戦だから、半分運任せだったけど。上手くいきました」
ディグダ「でぃ」
ダグトリオ「だぐ」「と」「りお」
ディグダ2「ぐだ〜」
トウヤ「あはは、君たちもお疲れ様」
ディグダ「でぃぐぐぐ〜」ユラユラ
- 708 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:13:56.35 ID:FEMcMJRU0
- レッド「……完敗」
グリーン「お前は全力で漕ごうとするからそうなんだよ」
ホップ「すごかったんだぞ〜〜〜!! オレがディグダの数に気付いた時には、もうゴールの前にいたんだぞ!」
トウヤ「あはは、たまには頑張らないとねぇ。お兄さんらしいところ、見せられたかな」
レッド「……」コク
ユウリ「素晴らしい! 冷静さをそのまま己の力として勝利を掴む姿……パーフェクト!!」
キョウヘイ「ライブも大盛り上がりだったっすよ〜。人気も上がりそうっすねぇ」
ジャッジ「それでは、今回の優勝賞品をお渡しさせていただきます!」
レッド(この人毎回賞品用意しててすごいなぁ……)
トウヤへの賞品 下1
- 709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/11(金) 23:37:22.59 ID:ygeBo0nf0
- フユカちゃんとのデート権
- 710 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:48:43.27 ID:FEMcMJRU0
- ジャッジ「とある女の子とのデート権です!」
トウヤ「わぁ」
ジャッジ「その女の子は……こちら!」
フユカ「おにいちゃん、ひさしぶり!」
トウヤ「っっっっ ふ フユカちゃん、久しぶりだねぇ。君もガラルに来ていたなんてびっくりだよ」
フユカ「フユカもびっくりー!」
トウヤ「そっか〜〜〜〜〜!!!」
マサル「……あれは?」
ユウリ「微笑ましい……ね?」
ホップ「お友達なんだぞー?」
キョウヘイ「ああ、三人は実際に見るのは初めてだったっすね……」
レッド「……ロリコン……」
グリーン「パッと見犯罪じゃねえから怖えんだよな、あいつ……」
マサル「…………」
ユウリ「普通に面倒見のいいお兄さんに見えるね……ちょっとデレデレしすぎだけど……」
- 711 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:54:33.94 ID:FEMcMJRU0
- フユカ「おにーちゃん、いっしょにあそんでくれるの?」
トウヤ「うん、そうだよ〜〜。どこに行きたい?」
フユカ「えっとね〜……あっち!」
トウヤ「……ナックルシティ。僕たちもちょうど行こうと思ってたんだ」
フユカ「あのね、パパはそっちでおしごとしてるんだけど」
トウヤ(エンジンシティかな……)
フユカ「けどね、あそんでくれないから。あっちでお兄ちゃんとあそびたい!」
トウヤ「そっかぁ。せっかく知らない場所だもんね、遊びたいよねぇ……うん、一緒に行こっか」
トウヤ「……ってことで、ごめんねみんな! 一日だけ別行動させて!!」
グリーン「全くよお……」
キョウヘイ「トウヤさん、あの子お気に入りっすよねー。よく観覧車も乗ってるみたいっすし」
マサル「観覧車に…………????」
トウヤ「あはは…………」
- 712 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/11(金) 23:59:30.43 ID:FEMcMJRU0
- トウヤ「僕自身の趣味嗜好は勿論だけど、それを抜きにしても放っておけなくて。あの子、父子家庭らしいんだ」
トウヤ「お父さんも忙しいみたいで……寂しそうで、つい……」
キョウヘイ(いい人オーラに丸め込まれそうになるんすよね〜〜〜〜 趣味嗜好が7割でしょアンタ)
マサル「……そうだったのか……そんな事情があるなら仕方ないよな」
ユウリ「くっ……愛を与えているという訳だね……!」
ホップ「それは寂しいんだぞ〜〜! 遊んであげてほしいんだぞ!」
キョウヘイ(丸め込まれてる〜! 良い子たちっすよホント)
トウヤ「あはは……それじゃあ、また。少し遊んで、お父さんのところに送り届けたら合流するよ」
フユカ「おにーちゃーん!」
トウヤ「はーい、お待たせ。それじゃあ行こうか!」
レッド「…………」
グリーン「おいレッド、一応ガキの前なんだからむすくれるのやめろよな」
レッド「む……」
キョウヘイ「これはトウヤさんが悪いっすよ。ねー」
レッド「ねー……」
- 713 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 00:03:51.10 ID:xJlQq5+G0
- 今日はここまで。明日も21時からです
レッド「窪地に置く、墓地……」
グリーン「立地悪くね?」
- 714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 01:04:42.86 ID:XORLk4y70
- 更新乙 トウヤの命運や如何に
- 715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 01:17:39.30 ID:UvGfmzmn0
- 乙です
- 716 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:01:16.02 ID:xJlQq5+G0
- はじめます
- 717 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:08:31.36 ID:xJlQq5+G0
- キョウヘイ「さて、俺らが改めて6人パーティになっちゃったところで……行きますか、ナックルシティ!」
マサル「あぁ、そうだな。この先のナックル丘陵を抜ければすぐそこだ!」
ユウリ「私たちも負けないくらいに観光をし、楽しんでやろうじゃないか!!」
ホップ「オレたちがすっごい案内するんだぞーー!!」
レッド「……」コク
〜ナックルシティ〜
キョウヘイ「いやデカ!!!!」
レッド「…………す、すごい……」
グリーン「ほ、ほんとスゲーな……あのでっかいのは何だ?」
マサル「アレはナックルスタジアムだな。挑戦できるのはバッヂを7つ集めてからで……」
キョウヘイ「え!? アレがジム……じゃなくて、スタジアムなんすか!?」
レッド「……こんなに大きいの、カントーにはない……」
グリーン「だな〜。つか城じゃね??」
マサル「古い建物を再利用しているんだ。といっても、中はかなり改築されていてな」
ユウリ「エレベーターとかもあるね、普通に」
- 718 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:14:15.58 ID:xJlQq5+G0
- ホップ「ワイルドエリアとこの街を隔てるのも、中世から残っている城壁なんだぞー!」
キョウヘイ「かっけえ…………」
レッド「……人も、たくさん……」
ユウリ「街の雰囲気もあって、かなり有名な観光地だからね! それだけに、様々な施設があるとも!」
キョウヘイ「せっかくっすし、色々見て回りたいっすね〜」
グリーン「観光ガイド見るか。 ……広いなマジで」
マサル「レッド、どこから見て回りたい?」
レッド「えーと……」
1,バトルカフェ 2,ブティック 3,スタジアムチラ見 4,宝物庫 5,その他あれば
下1
- 719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 21:29:22.57 ID:GTOluGRVO
- ブティック行ってイケイケ?になろう
- 720 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:36:55.76 ID:xJlQq5+G0
- レッド「……服屋さん?」
グリーン「マジ??」
ユウリ「素晴らしいね! うんうん良い選択だ行こう! ナックルシティのブティックはカジュアルなものが多くてね、レッドも気に入るはずさ!」グイグイ
レッド「あー……」
キョウヘイ「引っ張られていってしまったっすね……ま、オレも気になってたし〜、ちょうどよかったっす!」
マサル「しばらくかかりそうだな……」
〜ブティック〜
レッド(なんかすごい 色々ある)
ユウリ「さてレッド、どんな服にしようか! カジュアルなものが多いと言ったけれどね、スポーティなジャケットから可愛いパーカーまで色々……」
レッド「……な、なるほど……」
キョウヘイ「へー、色々売ってるんすねぇ。あ、サングラスある」😎
ホップ「うわーー!! すっごい似合うんだぞ!!!」
マサル「芸能人っぽいな」
キョウヘイ「芸能人っすから!!」
- 721 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:41:16.85 ID:xJlQq5+G0
- ユウリ「と、いう訳で! レッド……着せ替え人形になってくれないか!?」✨
レッド(直球ストレート……)
キョウヘイ「まぁ気持ちはわかるっすよ? 気持ちは。俺もたまにやるっすもん」
グリーン「楽しいのか? こいつ着せ替えて……」
キョウヘイ(ミニスカメイド持ち込む人が何言ってるんすかね)
マサル「はは、確かにレッドは着替えると雰囲気も変わるしな。色々試したくなる気持ちはわかるよ」
ホップ「オレはおしゃれはあんまりわからないけど、面白いTシャツなら教えられるんだぞ!」
レッド(いつも色々……いや、系統的に女装ばっかりなんだよな……)
レッド(でも、自分で服を選ぼうと思っても何もわからないことは確か。誰かに選んでもらおうかな……)
誰に選んでもらうか 下1(コンマが高いほどその人の趣味が出る)
- 722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 21:52:50.44 ID:GTOluGRVO
- ここはグリーンさんだよな
- 723 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 21:58:20.96 ID:xJlQq5+G0
- レッド「……」ジッ
グリーン「……俺!? マジかよ!」
ユウリ「くっ……同年代の男の子のチョイスの方がいいタイプか……!」
マサル「まぁ、ユウリに任せたらおもちゃにされるのはわかるしな……」
キョウヘイ「グリーンさん、まだガラルでのイメージはカッコいいジムリーダーっすよ」ポン
グリーン「流石に俺だってそこまでしねえっつの!!!」
レッド(ここでミニスカはしてこないだろう……という予想)
グリーン「いいぜやってやろうじゃねえか! ……レッドの服だろ……レッドの……?」
ホップ「すごい悩んでるんだぞ〜〜……」
キョウヘイ「逆に選ぶの難しいっすよね〜。楽しいっすけど」
- 724 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:04:39.86 ID:xJlQq5+G0
-
グリーン「どうだ!!」
レッド(思ったよりふつう……)
マサル「ゲンガーデザインのTシャツに、炎のトラックジャケット……」
ユウリ「そしてスポーツキャップ! パンツはあえて普段と同じものなんだね!」
ホップ「動きやすそうなんだぞ〜〜!!」
レッド(そこは気に入りポイント……)コク
グリーン「だろ? 変に洒落たものを着せたって、レッドはすぐ破るだろうからな!」
レッド(破らないんですけど)ゲシ
グリーン「いってえ!!」
キョウヘイ「ここでちゃんと赤色を選ぶあたりがグリーンさんなんすよね〜」
キョウヘイ(いつものレッドさんから外していかないスタイル……これでコンマ99だったらミニスカだったんでしょうけど)
グリーン「こいつに緑は似合わねえからな。俺と違って!」
- 725 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:09:20.35 ID:xJlQq5+G0
- レッド(今日はこれ着ていこう……)
グリーン「気に入ったみてえだな。ま、俺が選んだんだから当然だな!」
キョウヘイ「で、出〜! 俺御前当然知顔〜〜〜!」
ホップ「二人は仲良しなんだぞー!」
ユウリ「私は新作のサングラスでも買っていこうかな……」
キョウヘイ「あ、それ俺も気になってたんすよね〜」
マサル「サングラスが似合うのって才能だな……」
レッド「……マサルは、好きじゃない?」
マサル「はは、僕がつけると雰囲気がちぐはぐだって言われるんだ」
キョウヘイ「悪人顔と対極の位置にいるっすもんね〜。グリーンさんはその点似合いそうっすけど」
グリーン「誰が悪人顔だ誰が!!!!」
ユウリ「ふっ、私たちはスター顔だね……」
- 726 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:14:15.40 ID:xJlQq5+G0
-
〜外〜
レッド「……♪」
キョウヘイ「レッドさんが今にも走り出そうとしてるっすよ!!」
グリーン「おいレッドやめろ! お前がガチで走ったらぶつかった観光客が吹っ飛ぶだろうが!!」
マサル「どういうことだ……? とにかくレッド、ゆっくり行こう。その方が景色もよく見えるからな」
レッド「……確かに……」
キョウヘイ「マサルがそのポジションやってくれると助かるっすね……俺とグリーンさんにはとてもとても」
マサル(そのポジション……トウヤのことか)
ユウリ「そうだとも、この街は屈指の観光都市! 民家の一つ一つに歴史があり、街を形作るレンガ一つにすら歴史がある……」
ユウリ「この街並みを、数百年前の人々も愛しんでいたと思うと……ロマンがあるね……」✨
ホップ「うわー! 眩しいんだぞ!! オレもサングラス買っておいたほうがよかったかもだぞっ」
- 727 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:20:24.48 ID:xJlQq5+G0
- マサル「ちょうど午後の暖かい時間なのもあって、観光客が多いな」
キョウヘイ「観光って、人が若干いるときの方が賑やかで好きなんすよね〜」
ユウリ「わかるね……静かなのもいいが、人のざわめきが感じられる方がいい」
レッド(そういうものなんだ……)
グリーン「俺は空いてりゃ空いてるほうがいいけどな。そもそも観光地そんな行かねえけど」
ホップ「次はどこに行くんだぞー? 有名どころから隠しスポットまで、オレたちが案内するんだぞ!」
マサル「今日はもう一か所観光したら、トウヤと連絡をとって宿を取るか。明日、もう少し観光してから次の町に行こう」
レッド「わかった……」
レッド(明日はトウヤとちょっと観光出来るから……このメンバーで行く場所……)
1,バトルカフェ 2,スタジアムチラ見 3,宝物庫 4,駅 5,その他
下1
- 728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 22:23:59.23 ID:Kiz6Qxv90
- 1
- 729 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:29:47.18 ID:xJlQq5+G0
- レッド「……お腹空いた……」
マサル「それなら、バトルカフェだな。ブティックのすぐ隣だから……そこだ」
レッド「……♪」
グリーン「バトルがしたいだけだろ、アイツ……」
キョウヘイ「いいじゃないっすか、俺もお腹空いてたし〜」
ユウリ「話題の新作が残っていればいいんだけれどね」
ホップ「カフェをみたらお腹空いてきたんだぞ……!!」
〜バトルカフェ〜
レッド「……」カランコロン
マスター「いらっしゃい、バトルカフェへようこそ。バトル、していかれますか?」
レッド「……」コク
マスター「では参りましょう。ペロッパフ!」ポーン
ペロッパフ「ぱふゅん」
レッド「……」ポーン
ロコン「こん^^」
- 730 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:36:38.43 ID:xJlQq5+G0
-
マスター「……お見事! では、炎タイプを使いながらもクールな貴方には……こちらをどうぞ」
レッド(確かこれ、ガレット……に、アイスが乗ってる?)
マスター「アツアツのミアレガレットの上に、ひんやりしたヒウンアイスを乗せた……カロスとイッシュのコラボレーションです」
レッド(おお〜……美味しそう……)
キョウヘイ「あ、レッドさんのそれいいなー。俺も同じのください!」
ユウリ「私はガレットのストロベリートッピングで頼むよ」✨
レッド(早く食べないとアイスが溶けちゃう……どの席に行こう)
「こっち、来たら?」
レッド「? ……!」
カルム「偶然だね。それにしても、選んでるスイーツ……ま、まぁまぁのセンスなんじゃない?」
レッド「カルム……!」
- 731 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:41:46.70 ID:xJlQq5+G0
- キョウヘイ「あ、カルムだ! こっち来てたんすね?」
グリーン「マジかよ。世間ってのは狭いな……」
カルム「うん。 ……ま、まぁ、その……」
キョウヘイ「ハンサムさん関係、と。相変わらずわかりやすいっすね〜〜」
カルム「わかりやすくないから! ……まぁでも、そうだよ。こっちで長期任務があるから、一緒に……って。それで……」
カルム「別々にこっちに来てね。そしたら空港でファイアと会ったから、少し一緒に観光したりもしたよ」
レッド(そうだったんだ……)
カルム「ま、今回はお互い別の連れがいたからね。本当にちょっとだけだけど」
ユウリ「おや、三人とも。知り合いかい? ……随分とスタイリッシュな子だね」
ホップ「た、たたずまいがおしゃれなんだぞ〜〜〜!!」
カルム「まぁ、カロス人としては当然だね」
マサル「カロス……あぁ!」
- 732 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:47:35.96 ID:xJlQq5+G0
- マサル「カロスの実力のあるトレーナーの青年、カルムか! 聞いたことがあるな」
カルム「ふぅん? 向こうじゃそれなりに有名だけど、こっちで名前を知ってる人がいるとは思わなかったな」
マサル「はは、海外のバトル雑誌をよく集めているからな、よく特集されているのを見るよ」
マサル「実力もさることながら、そのスタイリッシュさはカロスでも随一のものだ……ってな」
レッド(かっこいい……)
キョウヘイ「ただのツンデレじゃないんすよね、そういえば……」
カルム「君たちのその評価の方が変なんだってば! そもそもツンデレじゃないしっ」
グリーン「そうかあ? 結構わかりやすくそうだと思うけどな」
キョウヘイ(おまいう)
ユウリ「ふむ……」ジッ
カルム「……」ジッ
- 733 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:53:13.56 ID:xJlQq5+G0
- ユウリ「ここで会ったのも何かの縁、一枚撮ろうじゃないか!」✨
カルム「ガラル人っていうのは本当に写真が好きだよね……べ、別に駄目だとは言ってないけど!」✨
キョウヘイ「むむ、ガラルとカロスの文化交流の気配! イッシュ代表としてお邪魔するっす!」✨
ユウリ「と、いう訳だ……マサル、カメラを頼む」
マサル「あ、あぁ……」
ホップ「……か、カメラ越しでも眩しいんだぞ……?!??!?!?!?!」
レッド「あ、あそこだけ……天候が違う……」
グリーン「王子と貴族と俳優……一人だけジャンルが違うとはいえ、相乗効果がすげえ……ッ」
マサル「くっ、画面が光って上手く写ってるのかわからないな……と、撮るぞ!」パシャ
ユウリ「ふっ、ありがとう! これは良い記念になったね」
カルム「……ま、悪くはなかったんじゃない」
キョウヘイ「これアップするっすよね? リツイートしちゃおっかな〜」
- 734 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 22:59:00.18 ID:xJlQq5+G0
- ホップ「……た、楽しそうなんだぞ〜〜! レッド、グリーン、マサル、オレたちも写真撮るんだぞ!!」
レッド「……いいよ……」
グリーン「俺もかよ!?」
マサル「僕もか? あんまり写真写りに自信はないんだけどな……」
ホップ「でも思い出にもなるし! 一石二ウッウなんだぞ!」
ユウリ「それは良い案だね! 私がカメラマンを務めよう!!」
キョウヘイ「じゃあ俺とカルムはアドバイザーっすね。どういう方向性が良いと思うっすか?」
カルム「このメンバーだと難しいね……僕らと同じようにしたいなら、できなくもないだろうけど……」
キョウヘイ「逆に可愛い系を狙った方がいい感じもあるっすよね……」
グリーン「可愛い系にするなら俺が邪魔すぎねえ?」
ユウリ「大丈夫だとも、君も可愛いよ……」✨
グリーン「お、おお……複雑だわそれはそれで……」
キョウヘイ「うーん……とりあえず撮りながら方向性は定めましょう!! いくっすよーー!」
どんなポーズにするか 下1(コンマが高いほどスタイリッシュ、低いほど可愛い系)
- 735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/12(土) 23:11:43.04 ID:GTOluGRVO
- 自分の思うチャンピオンがしそうなポーズ
- 736 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:20:40.23 ID:xJlQq5+G0
- キョウヘイ「自分が思う、チャンピオンポーズ! ただし、ぎゅっと寄ってくださいよ!」
カルム「写るのは胸から上だと考えて。他の人のポーズとの調和も考えること」
ユウリ「君たちがどう写りたいか! 君たち自身をどう見せたいかが重要だとも!」
レッド「……チャンピオン……」スッ
キョウヘイ「帽子のつばに手を……それいつものレッドさんっすね!? 自分こそがチャンピオンってことっすか!?」
グリーン「やるじゃねえか……なら俺はこうだ!」
キョウヘイ「で、出たーーー!! 伝説のバイビーポーズだ!!」
ホップ「オレはこうなんだぞ!!」バーン
ユウリ「ふっ、ホップはリザードンポーズだと思ったよ! ただ画面に収まりにくいな。構図を変えよう」
マサル「か、被らせるわけにもいかないしな……こ、こうか!?」ビシッ
カルム「カメラを指さすポーズ……王道だけどいいね。……でも、これなら……」
キョウヘイ「そうっすね、カメラをこっちにして……」
ユウリ「俯瞰の構図の方が……」
ユウリ「……よし、準備ができたよ! 君たち、カメラを見上げてそのポーズをやってくれ!」パシャ
- 737 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:26:59.67 ID:xJlQq5+G0
- ユウリ「……」
カルム「……」
キョウヘイ「……」
レッド「…………」
ホップ「どうなんだぞ!? 良い感じになったか!?」
グリーン「おい見せてみろよ」
ユウリ「あぁ……いいとも!!!! 君たちのゆめかわ集合写真を!!!!!」
マサル「ゆ、ゆめかわ集合写真!?!?」
レッド「!?」
キョウヘイ「まずぎゅっと寄せた上で〜……カメラを見上げて上目遣い。これは鉄板っすね」
カロス「それぞれのポーズもそれに適していたしね。それからカメラのフィルターで雰囲気を柔らかくして……」
ユウリ「素晴らしく可愛いよ、四人とも!!!!」
レッド(結局また可愛いの評価になってしまった……)
ホップ「か、可愛いか〜! なんかちょっと恥ずかしいけど、いい写真が撮れてよかったんだぞ!」
グリーン「可愛いだぁ〜? ……まぁ、このメンツに囲まれてると俺もガキっぽいか……」
キョウヘイ(レッドさん以外年上っすよ、グリーンさん……!!)
マサル「は、はは……まぁ、うん、いい思い出にはなった……な?」
- 738 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:32:59.01 ID:xJlQq5+G0
- ユウリ「この写真はあとでシェアしよう」
キョウヘイ「そっすね〜〜、だいぶ面白……んんっ、いい写真っすもん」
グリーン「おい今面白いって言いかけただろ!?!?」
ホップ「この写真、キラキラしてるんだぞ〜」
マサル「フィルターの効果だな。……それにしても、凄いけどな……」
ユウリ「そうだろう、ある意味私たちと同じさ!」✨
カルム「……そういえば、今回はトウヤいないの?」
レッド「…………」
キョウヘイ「あー……今日だけ別の子とデート中なんすよ」
カルム「トウヤが?? ……そ、そうなんだ」
レッド「……合流したら……トウヤも可愛い写真の刑……」
キョウヘイ「普通にできちゃいそうで嫌っすね〜」
カルム(可愛い写真のこと刑だと思ってるんだ……)
- 739 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/12(土) 23:34:25.86 ID:xJlQq5+G0
- 今日はここまで。明日も21時からです
- 740 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 20:58:31.03 ID:qaR7xfqx0
- はじめます
- 741 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:02:32.60 ID:qaR7xfqx0
-
〜エンジンシティ〜
トウヤ「さ、着いたよ」
ゼクロム「ばりぃ」
フユカ「ありがとー! おにいちゃん、ぜっくん!」
トウヤ「どういたしまして」ニコ
ゼクロム「……ばりっしゅ」
トウヤ「あはは、随分呼ばれなれたみたいだねぇ」
ゼクロム「ばりり……」
ビジネスマン「フユカ!」
フユカ「パパー!」
ビジネスマン「遅れてごめんな! トウヤくんも、こっちに来てまで面倒見てくれてありがとう」
トウヤ「いえいえ、こちらこそ。フユカちゃんと観光できて楽しかったですよ」
フユカ「でしょでしょ!」
ビジネスマン「こらこら……」
- 742 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:07:25.98 ID:qaR7xfqx0
- フユカ「パパ、もうおしごとおわり?」
ビジネスマン「そうだよ、明日はパパとエンジンシティを見て回ろう」
トウヤ「よかったねぇ、フユカちゃん」
フユカ「うん!」
ビジネスマン「それじゃあトウヤくん、本当にありがとう。フユカもお礼言いなさい」
フユカ「おにいちゃん、遊んでくれてありがとーー! ばいばい!」
トウヤ「うん、ばいばい」
トウヤ「……この地に来てまで、一人で遊んでいなきゃいけないなんて寂しいよね」
トウヤ「あの子が楽しそうでよかった」
ゼクロム「……ばりばりっしゅ」
トウヤ「あぁ……そうだねぇ、レッド達は怒ってるだろうなぁ。僕だけいい思いしちゃったしね……」
トウヤ「よし、急いで戻ろう!」
- 743 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:15:21.06 ID:qaR7xfqx0
-
〜ナックルシティ〜
キョウヘイ「……お、来たっすよ」
ゼクロム「ばりばりばりっしゅ!!」
トウヤ「みんな、お待たせ! 向こうまで送ってたら思ったより時間がかかっちゃって……」
グリーン(そういやアローラじゃそらをとぶ違法だったな……ガラルはいいのか……?)
レッド「…………」
トウヤ「あれ……レッド、新しい服だね? 動きやすそうでよかったねぇ」
レッド「……うん」
ユウリ「ふ……レッドがモルペコのようになっているね」
マサル「そこまで凶悪な顔にはなってないな。語弊があるぞ、ユウリ」
トウヤ「……ごめんね、でもあそこであの子を一人で放っておく訳にもいかなかったんだ」
トウヤ「明日は、ゆっくり一緒に見て回ろうね」
レッド「…………うん」
- 744 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:19:06.66 ID:qaR7xfqx0
- キョウヘイ「レッドさん、わりとパパトウヤさんにはチョロいっすよね〜」
グリーン「そうかあ? ……でもまあ、そうかもな」
マサル「絵面だけで見れば兄なんだけどな……」
ホップ「二人とも仲直りなんだぞー! よかったんだぞ!」
トウヤ「えっ、これ喧嘩だったの?」
レッド「それはわからない…………けど」
トウヤ「……けど?」
レッド「写真は撮ってもらう……」スッ
スマホロトム「!」
トウヤ「え!」
キョウヘイ「俺たちはもう撮っちゃったんで、トウヤさんはソロ写っすよ」
トウヤ「えーーー!」
- 745 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:25:36.74 ID:qaR7xfqx0
- トウヤ「そ、そんな〜〜……」
マサル「……トウヤ、ジムチャレンジは結構慣れてるようだったが。カメラは苦手なのか?」
トウヤ「うーん……一人で写るのは何ていうか……」
キョウヘイ「緊張するとか言わせないっすよ!!!!!」
トウヤ「わ〜〜〜っ」
ホップ「大丈夫だぞっ、トウヤならなんとかなるんだぞ!」
ユウリ「君の素晴らしい一枚……期待しているよ!!」
レッド「……ポーズは……?」
キョウヘイ「そ〜っすねぇ……」
トウヤのポーズ 下1(コンマが高いほどスタイリッシュ 低いほど可愛くなる)
- 746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 21:36:31.88 ID:aCLRwNoyO
- 指ハート
- 747 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:43:14.27 ID:qaR7xfqx0
- キョウヘイ「やっぱここは指ハートで!!」
ユウリ「それはかなり可愛いね……!!」
レッド(ゆびはーと)
グリーン(指ハート……?)
トウヤ「ひ、一人で!? うう……わ、わかった……こう?」v
ホップ「……な、なんかカッコいいんだぞ!?!?」
キョウヘイ「なッ 何故……!!」
グリーン「決まってんな……」
レッド(さっきの僕たちはカッコいいポーズをしてゆめかわになったというのに……)
キョウヘイ「これだからイケメンはァーーーーーーーーー!!!!!!」ダンッ
トウヤ「えーーーっ! 言われた通りにやったのにー!」
- 748 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:49:12.42 ID:qaR7xfqx0
- キョウヘイ「俺としたことが取り乱してしまったっす……じゃあこの写真をトウコさんに転送することで終わりにしまーす」
トウヤ「え!?!? そんな事したら……あーっもうアップされてる!!」
レッド(控えめな陽キャになったトウコ……行動が早い……)
キョウヘイ「トウコさんの投稿、前からトウヤさん写ってたし今更っすよ」
トウヤ「それは別にいいんだけど、僕単体でアップされるのは恥ずかしいかな〜……」
ユウリ「何も恥じることはない!! なぜなら君は……美しいから……」クイ ✨
トウヤ「あはは……ありがとう……困るかな……」
ユウリ「ふっ……」
マサル「ははは……けど、そろそろ移動した方がいいかもしれないな。場所、特定されつつあるみたいだ」
キョウヘイ「げ、マジっすか……トウヤさんファンのガチさ舐めてたっす」
レッド「……!! は、早く行こう……!!」グイグイ
トウヤ「う、うん!」
- 749 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 21:57:54.08 ID:qaR7xfqx0
- 〜ホテル〜
キョウヘイ「インターネットリテラシーって大事っすね……」
トウヤ「僕も有名人になったんだね〜……」
マサル「……悪いが、まだまだこれからだぞ」
ホップ「人気のピークは、ジムチャレンジを制覇して本戦リーグに出たあたりなんだぞ……!!」
ユウリ「それを超えれば、逆に一歩離れて見てもらえるようになるものさ」
レッド(……確かに。町を歩くだけで、結構視線を感じるし……)
トウヤ「……キョウヘイはともかく、レッドと僕は注目される練習をした方がいいのかもねぇ」
レッド(たしかに……)
キョウヘイ「んじゃ、今日は噂をもみ消しつつ〜……ホテルでゆっくりして明日に備えますか!」
ホップ「そうだな! 明日はラテラルタウンまで行ってジムチャレンジをするかもしれないしな……!!」
- 750 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:02:43.41 ID:qaR7xfqx0
- ユウリ「そうだね! 良いバトルをするためには健康が一番大事だとも!」
グリーン「本当にそうだな、その通りだ。ちゃんとした睡眠環境を取るべきだよな〜〜」
レッド(なんでこっち見るの)
グリーン「何見てんだコラ」
キョウヘイ「コラ〜ッ喧嘩しない!」
ユウリ「ふ……仲良しだね」
レッド「……」
グリーン「どうだかな」
マサル「はは……それじゃあ、部屋分けするぞ」
男子をどう分けるか 下1 (一部屋最大三人)
- 751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 22:15:33.89 ID:aCLRwNoyO
- レッドトウヤ キョウヘイホップ グリーンマサル
- 752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 22:18:10.93 ID:saOBgW7b0
- レッド、ホップと、キョウヘイ、トウヤ、マサル。緑は一人
- 753 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:22:36.57 ID:qaR7xfqx0
- レッド「…………」
キョウヘイ「レッドさん……ファイト……!!」
レッド「僕、はやおきだから……いけるはず……!!」
トウヤ「あはは……」
ホップ「キョウヘイ、部屋についたら兄貴のバトルDVD見るんだぞ!」
キョウヘイ「ダンデさんの? それはふつーに気になるっす!」
グリーン「うし、行くか」
マサル「あぁ。 ……」「(すごく落ち着けそうだな……)」
ユウリ「今日も私は一人か……どうせならそこらのレディを部屋に招待し」
マサル「やめておけ、そういうのは!」
キョウヘイ「ブラッキーは喜びそうっすけど、拡散されたらギリアウトっすよ! 需要の大きさ的に!」
ユウリ「確かにそうだ、望む全てのレディを招待できるわけじゃないからね!」
レッド(すごい王子様のセリフ)
- 754 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:28:36.13 ID:qaR7xfqx0
- 〜部屋1〜
トウヤ「ナックルシティのホテルだけあって、内装もアンティーク調だねぇ」
レッド「……高そう……」
トウヤ「あはは……それでも、チャレンジャーのために開放されているらしいからすごいね」
レッド「うん……」
レッド「この地方は……バトルが、馴染んでるかんじ、する……」
トウヤ「馴染んでる、確かにそうかもねぇ。他の地方だとジムバトルは興味あるトレーナーのものだけど」
トウヤ「ここだと、エンターテイメントととして日常に馴染んでる。だから、見られることも多いんだね」
レッド(カントーでも、僕が有名なのトレーナー界隈でだけだし……)
レッド「……カッコよくした方が、いいのかな……可愛いほうが、いい……?」
トウヤ「うーん、そうだなぁ……あまり気にしなくていいと思うよ。そういうのって、受け取る側が勝手に思う事だから」
トウヤ「ヒビキとかコトネから見たレッドがカッコよくて、僕から見たレッドが可愛いようにね」
レッド「そっか……」「……」「?」
トウヤ「ん?」
レッド「?」
- 755 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:33:24.00 ID:qaR7xfqx0
- 〜部屋2〜
ホップ「じゃーん! いっぱいあるんだぞ!」
キョウヘイ「ほんとだーーー!? え、よく鞄に入ってたっすね? レッドさんの衣装と同じようなもん……?」
ホップ「いつでも見られるように鞄に詰めてるんだぞ! これが8年前のでこっちが7年前の……これが先月ので……」
キョウヘイ「な、なんつーガチ勢……あ、それなら俺も!」バッ
キョウヘイ「イッシュの大人気アイドル、ルッコちゃんのDVDっす! 今夜は交互に見ていきましょう!!」
ホップ「サイコーなんだぞ〜〜〜〜!!!」
キョウヘイ「いえ〜〜〜〜〜い!!!」
- 756 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:39:47.98 ID:qaR7xfqx0
- 〜部屋3〜
マサル「ナックルシティは観光業にも力を入れていてな。歴史ある建物もホテルになってるんだ」
グリーン「へえ〜、すげえな……なんつうか、ちょっと緊張するぜ。高級すぎて……」
マサル「はは、あまり気にしなくていいさ。しっかりと保護してあるからな」
グリーン「だからってよお……カントーには無かったぜ、こんなの」
マサル「カントー……バトル雑誌ではよく名前を聞く地方ではあるが、実際にはよく知らないな」
マサル「よければ、カントーについて教えてくれないか?」
グリーン「カントーについて、な……どう言えばいいかわかんねえよ、何もねえもん」
グリーン「……あ、ジムはいいな。こっちほど派手じゃねえが、いいバトルが出来るぜ」
マサル「へぇ。詳しく教えて欲しいな」
- 757 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:40:46.61 ID:qaR7xfqx0
- 視点を向ける部屋 下1
- 758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 22:53:00.96 ID:aCLRwNoyO
- ユウリさんの部屋は見れますか・・・?
- 759 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 22:58:13.43 ID:qaR7xfqx0
- 〜ユウリの部屋〜
ユウリ「……」ガチャ バタン
ユウリ「とう!」ポイッ
ユウリ「さ、て……暇だな……」
ユウリ「そういえば荷物の整理してないな」
ユウリ「……」ガサガサ
ユウリ「……あ〜〜♪ 遠き日の〜〜♪」ガサゴソ
ユウリ「燃え盛る〜〜♪ ウインディ〜〜♪」バッ
ユウリ「……ふっ 要練習だな……」
- 760 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:04:49.04 ID:qaR7xfqx0
- ユウリ「……」ゴソ
ユウリ「最新のファッション誌、読むか!」
アブリボン「ありゅ〜!」ポン
ワンパチ「いぬわん!」ポン
ユウリ「君たちも気になるか〜〜〜!! よし、一緒に見よう!!」
ユウリ「やっぱり次に買うのはパンツ系がいいかな……いやしかし、あえてのスカート! それもアリなような!」
ワンパチ「ぬぬわん!!!」
ユウリ「ワンパチはパンツ派? ……それは私がパンツスタイルだと一緒に駆け回れるからだろ〜〜!?」ワシャワシャ
ワンパチ「ぬぬわ〜〜〜〜〜!!!」キャッキャ
アブリボン「り〜〜〜!!」
ユウリ「アブリボンは……いや、無理無理。私にそういう可愛い系は無理だって〜……」
- 761 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:14:53.00 ID:qaR7xfqx0
- ユウリ「……あ、SNS更新しておこうかな」
ユウリ「今日は〜〜……キョウヘイとカルムとカッコいい写真を上げたから〜……」
ユウリ「少しオフっぽい写真の方が皆嬉しいような……気もする、よし!」
ワンパチ「ぬわ?」
アブリボン「ありゅ?」
ユウリ「可愛らしい君たちとのスリーショット! だーー!!」パシャ
ワンパチ「ぬわー!」・ω<
アブリボン「ありゅ〜〜!」✨
ユウリ「……ふっ、素晴らしい!! いい写真が撮れたよ〜〜!!」
ワンパチ「ぬっぬわ〜〜!」
ユウリ「アップしておいて〜、と……」
ユウリ「そうだ、今日の特番! ルリナさんの密着!!」
- 762 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:22:39.25 ID:qaR7xfqx0
-
ユウリ「……よかったな……」ボフ
ユウリ「カッコいい女性って感じで……うん、あれに私流のカッコよさを足してやっていこう……!」
ユウリ「ふ、はーっはっはっは! 高笑いも板についてきたところだしね!」
ワンパチ(ユウリ、たのしそう〜!)
ユウリ「そうだ、今日撮った写真を整理しとこう」
ユウリ「どれどれ……」スッスッ
ユウリ(……私、思ったよりホップの写真を撮ってるな……マサル以外にバレるとイメージがアレだし……)
ユウリ(けど写真の数を減らせる気はしない、ので。他の写真もどんどん撮ってカモフラージュしよう!)
ユウリ「……皆の写真も多いな。ふっ……このゆめかわ写真はよかった……」スッスッ
- 763 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:29:46.44 ID:qaR7xfqx0
- ユウリ「……」
ユウリ「彼らのバトル、面白いんだよな……」
ユウリ「エンターテイメント性というよりも……ただ、強いというか」
ワンパチ「ぬぬわ?」
ユウリ「レッドも、キョウヘイも、トウヤも……芯があるんだな」モフモフ
ユウリ「私たちだって強いとは思っているが……うーん、年下のはずなのにベテランみを感じる」
ユウリ「彼らは不思議だな〜……」
ワンパチ「メタタワン」
ユウリ「……ん!? 今変な鳴き声しなかったか!? い、いや気のせいだよな……」
ユウリ「疲れたのかもしれないな、明日もあるし今日は寝よう!」
アブリボン「あぶり〜!」
- 764 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:36:30.72 ID:qaR7xfqx0
- 八日目 朝
レッド「…………」パチ
レッド(日の出だ……)
レッド「……」
レッド(どうして僕はパジャマがこんなにファンシーなんだろう)
レッド(ピンクもこもこロリータなんだろう)
レッド(この方が逆に……目覚めにくいのかもしれないけど……!)
レッド(……トウヤに気付かれる前に、着替えて部屋を出よう……)ゴソゴソ
直下コンマ 40以下で目覚める
- 765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/13(日) 23:44:39.87 ID:saOBgW7b0
- トウヤってなんで目覚めたんでしたっけ
- 766 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/13(日) 23:54:06.65 ID:qaR7xfqx0
- レッド(エーフィのせいだっけ……)
エーフィ(覚えてないけど僕のせいだったような気がする……)
レッド(こういうのは大体エーフィのせいな気がしちゃう)
エーフィ(わかる〜)
トウヤ「んん……あれ、レッド? もう着替えちゃうの……?」
レッド「……! お、おはよう……」
レッド(いつものトウヤだ……)
トウヤ「まだ朝早いよ、もう少しそのままでもいいんじゃないかなぁ。ほら、それ暖かいよ」
レッド「……」
トウヤ「いつもレッドは頑張ってるもんね。たまにはゆっくりしてもいいんじゃないかな?」
レッド「…………」
トウヤ「ほら、おいで?」
レッド(最後の一言だけ見たら目覚めてるほうのトウヤと変わらないんだよな……)
- 767 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/14(月) 00:02:59.84 ID:U29kxGal0
- レッド「……だめ」
トウヤ「えーっ」
レッド「代わりに……トウヤも特訓、行こう」
トウヤ「えっ、僕と? ……グリーンとかとじゃなくて?」
レッド「……うん。トウヤ、と」
トウヤ「そっか……うん、わかった。ちょっと待ってね、僕も用意するから」
レッド「……うん」
レッド(トウヤとバトルすることってあんまりないから、楽しみ……)
トウヤ(一歩引いた気でいたけど、ここでは僕もチャレンジャーだもんね。とにかく頑張らないと)
トウヤ「……よし、お待たせ。どこでやる?」
レッド「んー……外……わいるどえりあ、出よう」
トウヤ「あはは、大暴れするつもりだねぇ」
- 768 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/14(月) 00:04:50.52 ID:U29kxGal0
- 今日はここまで。次回は水曜日です
- 769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/14(月) 00:05:23.95 ID:AJJZB/mJO
- おつです!楽しみにしてます!
- 770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/14(月) 00:18:02.24 ID:RJVnoLIE0
- 更新乙
- 771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/14(月) 00:56:45.14 ID:xpCuHqz90
- 乙です
- 772 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:00:45.34 ID:rwH1qm4A0
- はじめます
- 773 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:06:23.66 ID:rwH1qm4A0
- 〜ワイルドエリア〜
レッド(……めちゃめちゃ霧)
トウヤ「朝だから冷えるねぇ……レッドは大丈夫?」
レッド「だいじょうぶ……」
レッド(こういう状況のバトルは、それはそれで楽しそう)
トウヤ(霧払い覚えてる子はいないなぁ……)
レッド「……特訓。とりあえず、バトルしよ……」
トウヤ「うん、そうだね。あはは、レッドとバトルをするのも久しぶりな気がするなぁ」
レッド「……うん。だから……本気で……!」
トウヤ「わかった。 ……いくよ!」
レッド(……どの子でいこうかな)
レッドの出すポケモン 下1
- 774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/15(火) 21:08:05.80 ID:EPq/IlN60
- 金コイキング
- 775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/15(火) 21:08:16.29 ID:2YopKb5eO
- カビゴン
- 776 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:12:33.79 ID:rwH1qm4A0
- レッド「……いくよ、相棒……!」ポーン
金コイキング「おうよ! やってやろうじゃねえの!」
トウヤ「うわーっ、その子かぁ……強いよねぇ、その子。なら、僕はどうしようかな……」
トウヤ「……よし、決めた。ゼクロム!」ポーン
ゼクロム「ばりばりっしゅ!!」バチバチ
金コイキング「すげえ覇気の奴さんが来たなァ!! こいつは……伝説級だぜ!!!!!」
レッド(伝説だからね……)
レッド(電気タイプ……相性は悪いし、ゼクロムは相当強いポケモン……)
レッド(ごり押しじゃ勝てない。作戦を考えないといけないけど……)
金コイキング「おっしゃあ!!! やってやろうぜ相棒!!!」
レッド(……勢いだけで乗り切る気だなぁ、コイキング……)
- 777 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:17:26.29 ID:rwH1qm4A0
- レッド(……それなら、その勢いに乗せていった方がいい!)
レッド「コイキング、飛び跳ねる!」
金コイキング「おっしゃァァアアア!!!!」ビョーーーン
トウヤ「え!? そんなコイキングらしい技使えるんだ!?」
ゼクロム「ばりり……」
トウヤ「……っと、ごめんねゼクロム。大丈夫、少し驚いただけだから」
トウヤ「飛び跳ねる……威力も高いけど、隙も大きい技だね。動きをよく見れば、攻撃を避けてから反撃も……」
ゼクロム「……」キョロキョロ
トウヤ「……落ちてこない……?」
レッド「……」ジッ
- 778 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:22:42.57 ID:rwH1qm4A0
- トウヤ「それなら……先に当てちゃおうか。ゼクロム、かみなり!」
ゼクロム「ばりばり……」バチバチ
レッド「……コイキング!」
トウヤ「!」
金コイキング「よっしゃあああッッ THE ENDォオ!!!!!!!」ギューーーーン
トウヤ(しまった、かみなりを打とうとする一瞬の隙を突いて……!)
レッド「勢いをつけたまま──たいあたり!!!」
金コイキング「いっけぇぇぇええ!!!」ゴッッッ
レッド(そのセリフ、多分言うべきなの僕……!!!)
ゼクロム「!?!?」ゴンッッ バタ
トウヤ「…………これは、僕の負けだね。ゼクロム、ありがとう」シュウン
金コイキング「反動いってェーーーーー!!!!」ビチビチ
レッド「おつかれ……」シュウン
- 779 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:27:32.12 ID:rwH1qm4A0
- トウヤ「すごいね、レッド。まさか、あそこで畳み掛けてくるとは思わなかったな」
レッド「……ジャンプの特訓、コイキングとしてたから……」
トウヤ「それもびっくり。あのコイキング、かみなりとか使うイメージがあったから……ちゃんとコイキングらしい技も使うんだね」
レッド(そう 今回使ったのは全部もともとコイキングが覚えられる技なのである)
レッド「……ただ、飛び跳ねる特訓、しすぎて……」
トウヤ「うん?」
レッド「しばらく、落ちてこなくなることが多くて……」
トウヤ(どういう事なんだろう……飛距離が凄すぎるってことなのかな……)
レッド「それで……空中で勢いつける練習もして……あれが、うまれました……」
トウヤ「そっかぁ……」
レッド「……実戦で、使うのは初めてだった。けど……トウヤに通用するなら、これからも使えそう……」
トウヤ「あはは、そうだねぇ。ただ、対策はされやすいかもしれないから気を付けて」
トウヤ「僕も、対抗策は思いついたからね……でも、奇襲としては本当にいい作戦だと思うよ」
レッド「やった……」
- 780 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:32:23.08 ID:rwH1qm4A0
- トウヤ「それじゃあ、ゼクロムも休ませたいし。一旦街に……ん?」
レッド「! ……あの光、確か……ポケモンの……やつ」
トウヤ「うん、ポケモンの巣だねぇ。もしかしたら、大きいポケモンがいるのかも……」
レッド「……」ワクワク
トウヤ「気になる? けど、アレって確か四人くらいいないと……」
レッド「……二人でもいける……と、思う。二匹ずつ、出して……」ワヤワヤ
レッド「僕たちなら、できる……」ジッ
トウヤ「……レッドに、そう言われたら……あはは、頑張るしかないねぇ」
トウヤ「よし、行こうか!」
レッド「うん……!!」
中にいたポケモン 下1
- 781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/15(火) 21:34:17.96 ID:YH3lfAoR0
- ムゲンダイナ
- 782 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:42:20.21 ID:rwH1qm4A0
- レッド「…………?」
レッド「知らないポケモン……出てきた……」
トウヤ「これは……僕も知らないポケモンだなぁ。っていうか……」
ムゲンダイナ「むぎょーーーん!!」
トウヤ「大きいね!?」
レッド「……すごい大きい……」
トウヤ「前にダイマックスしてたポケモンの大きさと比較して……元でも20mはあるんじゃ……」
ムゲンダイナ「むぎょーーーーん!!!」
レッド「!」
トウヤ「……考えるのは後にした方がいいみたいだね」
- 783 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:46:00.15 ID:rwH1qm4A0
- レッド(大きいし……あの姿……ドラゴンタイプかな)
レッド「それなら……!」ポーン
グレイシア「しあしあー!」(我が名は絶対零度の女王、どのような相手だろうと我が手で凍らせてやるまでよ!)
カイリュー「りゅう!」
レッド「……とりあえず、ボコる!」
トウヤ(あの色……毒タイプかな。妙な姿ではあるけど……)
トウヤ「それなら、君たち!」
- 784 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:51:34.62 ID:rwH1qm4A0
- シンボラー「しょあーー!」
ゴチルゼル「ゴチwwww」
レッド(エスパータイプだ……)
トウヤ「大きな相手だし、とにかく体力を削っていこうか」
レッド「うん……グレイシア、ふぶき! カイリュー、りゅうのいぶき!」
トウヤ「シンボラー、ゴチルゼル、サイコキネシス!」
ムゲンダイナ「みゅぎょーーー!?」
レッド「……」
トウヤ「効いてる……ね? とにかくレッド、チャンスだよ!」
レッド「う、うん……!」
レッド(いっけー!)
- 785 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 21:52:22.60 ID:rwH1qm4A0
- 直下コンマ 50以下で捕獲
- 786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2022/03/15(火) 21:54:48.30 ID:2YopKb5eO
- いけ〜!!
- 787 : ◆nIESo90.aY [saga]:2022/03/15(火) 22:01:09.69 ID:rwH1qm4A0
- ボール「」ヴ ヴ ヴ カチ
レッド「……よくわからない子、ゲット……!」
トウヤ「やったね! ……それにしても、なんてポケモンなんだろうねぇ……」
レッド「……マサルたちなら、知ってるかな……」ポーン
ムゲンダイナ「むぎゃん」
レッド「……かわいい……」
トウヤ「なんていうか、……大きいんだけど……あぁ」
トウヤ「あの子にちょっと雰囲気が似てるよね。べむちゃん」
レッド「……たしかに……?」ポーン
べむ「べべのっむ!」
レッド「ほんとだ……似てるかも」
べむ「ののむ?」
ムゲンダイナ「むぎゃーん」
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