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レッド(無口とか幽霊とか言われるけどダイマーックス!)

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10 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:13:56.22 ID:u9dimfXu0
キョウヘイ「はいあざまーす。多分いないとは思うっすけど、板の上のほうに上がってる時だけ読んでる物好きもいたかもしれないっすからね」

トウヤ「あはは、沢山更新されてた時期から何年……あれ、僕は今何を言っていたんだろう」

キョウヘイ「誤魔化し方ざっつ……まぁい〜や、じゃあライブも終わったっすし移動しますか!」

レッド(細かいあらすじ 今灯台の前でキョウヘイとマサルがライブ見てて、その間にホップとユウリがGBAで遊んでて、)

レッド(僕は……海を見ていました)

トウヤ「ところでレッド、セーラー服の幼女見なかった? 港町だからいると思ったんだけどな……」

レッド(海を見ながらトウヤを見張っていました)

トウヤ「なんならレッドがなってくれたりする?」

レッド「持ち帰って…検討させていただきます……」
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 21:16:30.20 ID:5QQgY+cv0
たて乙
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 21:17:46.20 ID:v9qYomtc0
たて乙
13 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:18:49.30 ID:u9dimfXu0
レッド「……それじゃあ、ジムに行きたい……」

キョウヘイ「お、とうとうジムチャレンジ2戦目っすね〜!」

トウヤ「そうだね〜……よし、頑張ろっか」

マサル「それじゃ、案内するよ。何回も言っているが、ここのジムリーダールリナさんは水タイプのスペシャリストだ」

ユウリ「そして、彼女の水ポケモンはとても力強い! まるで洪水のようにね!」

ホップ「だから、それに対抗する方法を考えるのが大変なんだぞ〜! あと…ここのジムは仕掛けが大変だったんだぞ!!!」

マサル「そうか? 僕はすぐに通り抜けられたんだけどな……」

ユウリ「あー……そうだね、少し面倒に感じる人もいるかもしれない。レッド、キミはホップと似ているしそう思うかもね」

レッド(面倒な仕掛け…? クイズじゃありませんように……しねしね光線しか言えないから……)
14 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:22:55.71 ID:u9dimfXu0
〜バウスタジアム〜

レッド「……今日も、人がたくさんいる」

ユウリ「そりゃあそうだとも! ジムチャレンジ期間中はいつでもこんなものさ」

キョウヘイ「俺たちからすると、見られてるバトルってのがそもそも慣れねーっつーか……」

トウヤ「ジムがイベント式なのも面白いよね。向こうだと常設の施設みたいなものだし」

レッド(そのせいで、緑はいつも仕事だって言ってたっけ……サカキみたいに、留守にしててもいいと思うけど)

マサル「そうして時期を一定にすることで、集中した観光客集めを狙っているのかもな……と、話していて大丈夫か?」

ホップ「そうなんだぞ〜〜! ユニフォームに着替えて、レッツ挑戦! なんだぞーーー!!」
15 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:27:30.77 ID:u9dimfXu0


レッド「…………」

レッド(パズル形式のやつ………!!!!!!!!!!)

レッド(そりゃあ苦手だ いや…何これ? 水の壁…?)

レッド(こっそり気合で水を潜り抜けちゃダメかな……駄目だ、観客がいる……!!)

レッド(そっか……不正防止も兼ねてるんだ、この観客システム……!!!!!!)

レッド(こうなったら……気合でパズルを解いたり……ジムトレの人にヒントを聞きながらいこう!!)

1、気合で解く(コンマ30以下で成功) 2、ジムトレさんにヒントを聞く(方法も書く 方法によって目標値が変わる) 3、その他  

下1
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 21:30:02.50 ID:mnqIZU8DO
2
キラキラして頼んでみよう!
17 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:35:45.22 ID:u9dimfXu0
レッド(やっぱそれか…! わかってたところはある)

レッド(なんだかんだTwitterではあんまりやってこなかった気もする)

ジムトレ「チャレンジャーさんですね、いざ勝負!」

レッド(なら…可愛いポケモンを出そう。見た目も強さも可愛いポケモン……!)ポーン

キテルグマ「ぐま」

レッド(……この子、めっちゃ強かった気もする。まあいっか!)

レッド「とりあえず……倒してから聞き出す……!!」

キテルグマ「ぐまー!」



ジムトレ「な……なんなのあの強さは……!」

レッド「……あ、あの……」

ジムトレ「はい!?!?」

レッド「……こ、ここのパズル、よくわからなくって……ヒント、教えてもらえませんか……?」キラキラ
18 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:39:09.15 ID:u9dimfXu0
ジムトレ「」キュン


〜控室〜

キョウヘイ「落ちたっすね……」

トウヤ「落ちたね……」

キョウヘイ「キテルグマの圧倒的強さで怯えさせてからのキラキラ…吊り橋効果っすね」

トウヤ「まぁルール違反ではないしねぇ……」


ジムトレ「そ、そうだったの? ほんとはダメなんだけど…特別ね!」

レッド「ありがとうございます……!」キラキラ

ジムトレ「お姉さんはね〜…次のあそこのボタン押して、次にあっちを押せばいいんじゃないかって思うな〜」

レッド「なるほど……わかった……!」

ジムトレ「うん、頑張ってね〜!」
19 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:47:02.32 ID:u9dimfXu0
レッド(こっちのボタンを押して……次に、あっちのボタン……)ポチ

レッド「!」

レッド(道が開いた……あと入口に向かっての道も開いた)

レッド(ってことは、この先にいるのがジムリーダー……! 楽しみ!)ダッ


ルリナ「よくぞいらっしゃいました! 私がバウタウンジムリーダー、ルリナです」

レッド(……日に焼けてる、美人さん。そういえば、モデルやってる人なんだっけ)

ルリナ「……もしかして、あなたレッド? そうだよね、ヤローからも話を聞いているもの」

レッド「……話…」

ルリナ「えぇ。とっても強い、黒髪で物静かなチャレンジャー! この目で見てわかったわ」

ルリナ「あなたのその静けさは、凪いでいる海とは違う……吹雪のような、険しい静けさなのね」

レッド「……」
20 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 21:51:43.80 ID:u9dimfXu0
ルリナ「けれど……どんな険しい吹雪だろうと、海の上では雨と同じ」

ルリナ「全力を出して! 私と自慢のパートナーで……あなたのその冷たい闘志、全て流し去ってあげるから!」ポーン

アズマオウ「ずまっお」バッシャ

レッド(アズマオウ…! こっちにもいるんだ、ちょっと嬉しい……)

レッド(…じゃなくて、繰り出すポケモンを決めないと!)

レッド(相手は水タイプ……それから、力強いポケモンを使うタイプかな。押し流すって言ってたし)

レッド(なら……先に倒すか、耐えて押し返すか……どの子にしよう)

使用ポケモン 下1
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 21:56:37.11 ID:A9cpXsBz0
サンダースおにいちゃんのカッコいいところ見てみたい!イッキ!イッキ!
22 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:02:16.82 ID:u9dimfXu0
レッド(……速攻で倒すに限る!)ポーン

サンダース「だぁーす!」バチバチ

レッド(サンダースは素早さも高いし……何より、わりと長くいるから、単にレベルが高い!!)

ルリナ「可愛らしいポケモンね……だけど、もちろん油断はしないわ! アズマオウ、」

レッド(遅い! 指示をする前に倒してしまえばこっちのもの……!)

レッド「行って!」

サンダース「さんっだぁーーす!!!」ビリビリビリ

アズマオウ「あ ずまお……」バタッ

ルリナ「一撃で倒れるなんて……今のは雷? なら、命中率の低い技はもう打ってこないはず…」

ルリナ「よく頑張ったわ、交代よ! カマスジョー!」ポーン

カマスジョー「かましたろか…」

レッド「……!?!?」

レッド(何あれ、なんかスクリューついてる…!? どういうポケモン!?!?)
23 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:06:33.35 ID:u9dimfXu0
レッド(っていうか、なんか素早そうなポケモン……サンダースには、不利かも)

レッド(まぁ僕のサンダースは凄いからもっと速いんだけど!!!!)

レッド「サンダース!」

サンダース「だーす!」

ルリナ「速いッ! カマスジョー、スクリュー…」

サンダース「だ〜〜〜〜〜〜すっ!」ドシーン

カマスジョー「かまされてしもたわ……」バタッ

ルリナ「……!」

ルリナ(今のは…エレキボール? それにしては妙ね。エレキボールは素早さが相手より高いほど強くなる技…)

ルリナ「レベルが高いとはいえ…カマスジョーと比べて、この威力が出るほど素早いなんて…!」

サンダース「だすっ、だーす!」フンス
24 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:11:52.00 ID:u9dimfXu0
サンダース(やっぱバトルは楽しいな〜〜! それにこの場所、あれが出来るんだろ!)

レッド「……うん。そろそろ、かな…」

サンダース(だよな! もふもふポケモンが相手じゃないことだけは残念だけど、楽しみだぜ!)

レッド(…水タイプだしね、相手……)

ルリナ「まさか、こんなに早くこの子を出すことになるなんてね……最後の一匹、じゃないわ」

ルリナ「私はこの隠し玉のポケモンで、このスタジアムを海に変えるッ! カジリガメ、ダイマックスなさい!」ポーン

レッド「……サンダース、こっちもダイマックス……!」ポーン

デカジリガメ「がっめぇぇぇええ…!!!」ドシン

デカサンダース「だぁぁぁああす!!!」ドシン

観客「うおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!」
「すげえ、大迫力だぜ!!!!!!!!」
「あの技がダイマックスした状態で放たれたら……どうなっちまうんだ!?!?!?」
「頑張れーーーーーッ、どっちも頑張れーーーーーーーー!!!!!!」
25 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:17:38.10 ID:u9dimfXu0
レッド(……バトルしてる間は、あんまり気にならないと思ってたけど)

レッド(やっぱり人に見られてるとちょっと…やりにくいかも)

レッド(でも……これはこれで楽しい、のかな? 難しいな、ガラル式ジムチャレンジ……)

デカサンダース「……」チラ

レッド「… ごめんね、大丈夫。やろう…!」

ルリナ「お互いの全てをぶつけ合いましょう…! カジリガメ、ダイストリーム!!!」

レッド「……サンダース、ダイサンダー……!!」

デカジリガメ「がめぇぇええええ!!!」ゴゴゴゴゴ
                                  ドカーーーーーン
デカサンダース「だぁぁ……ああああああす!!!」バチバチバチバチ

ルリナ「くっ……なんて水しぶき! 相当なエネルギーがぶつかったのね! 一体どうなって……」

レッド「……」

ルリナ「、……!」
26 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:21:41.62 ID:u9dimfXu0
デカサンダース「だぁぁあああす!」バチッ

カジリガメ「がめら……」バタッ

『カジリガメ、戦闘不能! 勝者、ジムチャレンジャー!!』

観客「うおおおおおおおおおおおおお!!!! すげえ!!!!!!!!」
「おめでとうーーーッ!!! チャレンジャー、おめでとう!!!!」
「ルリナさぁーーーーーーーーん!!!!!! うおーーーーーーーーー!!!!!」
「凄かったぞーーーーーーーー!!!!!!!」

レッド「……サンダース!」

サンダース「だーす!」シュウン ピョン

レッド「やったね……ガンガン行こうぜ作戦、成功……!」

ルリナ「私の自慢のメンバーが……こんなにあっさり押し流されるなんて……!」グッ

ルリナ「……、…」 「お手合わせ、ありがとう。とても良い試合でした! 文句なしのジムチャレンジ合格ね」

レッド「……じゃあ…」

ルリナ「えぇ。このみずバッヂに相応しいトレーナーね!」

レッド(水バッヂ…ゲットだぜ!)
27 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:24:35.38 ID:u9dimfXu0
ルリナ「次に挑むのはエンジンジムね。開会式があったでしょう? そこよ」

レッド(戻ってくるんだ…)

ルリナ「ヤローと私を倒した今なら、エンジンジムのジムリーダーも相手してくれるはず…頑張ってね」

レッド「……」コク


ルリナ「……あ〜もう! 切り替えないとダメ、ルリナ。今日はまだまだチャレンジャーが来るんだから!」

レッド(……ストイックな人だ…)

レッド(それじゃあ…僕も観客席に行こう)
28 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:27:55.32 ID:u9dimfXu0
〜観客席〜

レッド「……!?」

マサル「レッド、お疲れ。いい試合だったな」ビショ

ユウリ「フッ……キミにはいつも驚かされるね」ビショ

ホップ「水しぶきもいつもより凄かったんだぞ〜〜!」ビッショビショ

レッド「……それ…」

マサル「あぁ、これか? このスタジアムはな、濡れるんだ。ほら、貴重品を預けるロッカーがあっただろ」

ユウリ「あそこに機械とか濡れたら困る物を入れておいてね、ここではこの水を楽しむのさ…」

ホップ「暑い日にはピッタリなんだぞ〜〜! ダイマックスの衝撃ったらすごいんだぞ!」

レッド「そうなんだ……」(貴重品、フーパに預けておこうかな)

レッド(次は…トウヤの番だったはず)
29 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 22:32:49.64 ID:u9dimfXu0


トウヤ「よし、これでパズルはクリアだね」

レッド(あれーーーーー?!?!?!??! はやくない!?!?)

トウヤ(パズルって言っても、簡単に通り抜けられるような仕掛けになってるんだね)

トウヤ(まぁ、ここで脱落者が出ても大変だし……そりゃそうか)



ルリナ「よく来たわね、私はルリナ。貴方は……トウヤね?」

トウヤ「はい。レッドだけじゃなくて、僕のこともご存じなんですね?」

ルリナ「えぇ。貴方たちのことは聞いてるもの。ヤローから…それに、チャンピオンから」

ルリナ「私には見えるわ。貴方の…その穏やかさの下で、荒れ狂わんとする大波が……」

トウヤ「……どうでしょう、僕はそこまで大層な人間じゃないですよ。それか…」

トウヤ(僕じゃない僕の事かも…なんて)

ルリナ「……いいでしょう、貴方を見極める為にも。バトルよ!」ポーン

ペリッパー「ぺりぱー」

トウヤ「ペリッパー…水・飛行タイプだね。草タイプは等倍になっちゃうか…」

出すポケモン 下1
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 22:36:11.23 ID:mnqIZU8DO
メタモン
31 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:00:00.92 ID:u9dimfXu0
トウヤ「それ!」ポーン

メタモン「めた〜」ムニョ

ルリナ「メタモン…? 不思議なポケモンを出すのね」

トウヤ「あはは……実は、何ていうか……」

トウヤ(……ちょっと、変わった子なんだよね)

トウヤ「とりあえず。メタモン、変身!」

メタモン「めたぁ……」ドロ…

メタッパー「めりぱー」

ルリナ「!? な……何なの、そのメタモン!?」

ペリッパー「ぺりぱ?」

ルリナ「どうして……そんなに、変身が微妙な仕上がりなの!?!?!?」

メタッパー「めりめり」
32 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:03:48.15 ID:u9dimfXu0
トウヤ「この子、変身が苦手…ってわけじゃないけど、好きじゃないらしいんです」

メリッパー「めぱー」

トウヤ「昔色々あって……それをどうにかバトルに活用できないかなって思ってたら、こうなってました」

メリッパー「めぱ!」

ルリナ「……!」チラ

ルリナ「このペリッパー…いえ、メタモン。変身の加減が出来るということね。だから、どこまで相手をコピーするかも自在…」

ルリナ「そのメタモン……今、ノーマル・水タイプね」

トウヤ「あはは、面白いでしょう?」

メリッパー「めっぱ」

ルリナ「そうね、奇抜なアイデアなのは認めましょう。でも、それだけで勝ち進めると思わないことね! ペリッパー、エアスラッシュ!」

ペリッパー「りぱ!」ザシュ
33 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:09:43.91 ID:u9dimfXu0
メリッパー「めぱっ」

トウヤ「まだいけるね? ……よし。それじゃあ、そうだね」

トウヤ「……メタモン、超音波!」

ルリナ「!?」

メリッパー「めぱゃ〜〜〜〜」ミョンミョン

ペリッパー「ぺりっぱ!? ぴぺ」グルグル

ルリナ「……どういうこと? 私も混乱しそうよ。私のペリッパーは超音波なんて覚えていないわ!」

トウヤ「そうなんですねぇ…でも、覚える可能性のある技です。そして、ノーマルタイプ」

トウヤ「この子は、完璧なコピーが出来ない代わりに…変身したポケモンが覚えられるノーマルタイプの技をいくつか使えるんです」

ルリナ「…!? 何それ、聞いた事ないわ! そんな…そんなメタモンがいるなんて…!」

トウヤ「あはは、これは僕とこの子が頑張って出来るようになったことですから…他の子は出来ないかもですね」

トウヤ「それに結構大変なんですよ。変身する相手の覚えられる技、全部暗記しないといけませんから」

ルリナ(……それを、彼はやったから このポケモンと共に立っているということね)
34 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:16:28.66 ID:u9dimfXu0
トウヤ「……と、説明はこれくらいにしましょうか。もう、隠している事はありませんよ」

トウヤ「最初の技に超音波を選んだのは、これを落ち着いて説明したかったから……それと」

メリッパー「めりぱ」ゲフー

ペリッパー「ぺり…」グルグル

ルリナ「! 混乱しているうちに蓄えていたのね。中々抜け目のないチャレンジャーだわ…!」

トウヤ「それだけ貴女が手ごわいってわかってましたからねぇ。さ、メタモン!」

トウヤ「デビュー戦待たせてごめんね。けど、沢山の人が見てるジムチャレンジの一匹目…」

トウヤ「中々の電撃デビューだよ。技はノーマルタイプだけど……『はきだす!』」

メリッパー「めりゃ〜〜〜〜! ペッ」

ペリッパー「りぱ〜〜〜……」バタッ

ルリナ「ペリッパー! ……ふふ、やるじゃない。次はこの子よ!」
35 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:19:39.77 ID:u9dimfXu0
ヌオー「ぬぉ……」

トウヤ「ヌオー…だったら、次はジャローダに……」

メリッパー「めた〜〜〜!?!?」

トウヤ「いたたた、引っ張らないで〜! 君のそれは負担がかかるから、相手は一匹だけって約束したでしょ?」

メリッパー「…」デロ…

メタモン「めた……」

トウヤ「うんうん、良い子だねぇ。後でまた遊んであげるからね」

ルリナ(……凪いだ海のようで、荒れ狂う波を秘めて、そして…根底にあるのは、やはり優しさなのね)

ルリナ(良いトレーナーだわ)

トウヤ「お待たせしてすみません…よし、行くよジャローダ!」ポーン

ジャローダ「きゅうう!」
36 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:24:22.76 ID:u9dimfXu0
〜観客席〜

レッド「…………」

ホップ「レッド、すごく集中して見てるんだぞ…!」コソコソ

ユウリ「邪魔をしてはいけないね…」コソコソ

マサル「そうだな…それにしても、凄い戦いだったな」コソコソ

ホップ「オレ、すごいびっくりしたんだぞー…あんなメタモンがいるなんて…」

ユウリ「初めて見たね。あれはあれで、少し戦い辛そうではあるけれど…」

マサル「それでも、二度相手の意表を突いたんだ。その時点で、バトルの流れをコントロールしたようなものだな」

レッド(……あのメタモン、ああなってたんだ。知らなかった…)

レッド(ああいう戦いが出来るなら、他にもやれることは増えそう…うーん……)

レッド(…って、考えてる間にもバトルは続いてるんだった。しっかり見ないと…)
37 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:27:11.56 ID:u9dimfXu0
ルリナ『ドヒドイデ、ダイストリーム!!』

トウヤ『ジャローダ、ダイソウゲン!』

デカドヒドイデ「どどどっでぇえ……!!」

デカジャローダ「きゅおおおおぉぉう!!」

レッド(あ、ダイマックスまで行ってる。 …ってことは…!)

マサル「来るぞ、構えろ!」

ユウリ「美しく受け止めて見せるとも!!」

ホップ「こっちにどれくらい飛んでくるか…楽しみなんだぞ〜〜!!」

レッド(あっそういう感じ…受け止める感じなんだ……!)

直下コンマ 高いほどびしょびしょ
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 23:28:30.91 ID:xJL1Is670
水も滴るなんとやら
39 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:34:01.11 ID:u9dimfXu0
レッド「…………?????????」

マサル「げほっ、げほ……みんな、大丈夫か!? 跳ね返されたダイストリームがこっちに来たんだな…!」

ユウリ「か、辛うじてといったところかな……! しかしもう、海に落ちたようなものだね…」✨

ホップ「しょ しょっぱいんだぞ!?!?!?!??」

レッド(塩水だ……海が近いから……?)

近くの観客「うわ〜〜!ずいぶんいったな」
「直撃したな〜〜」
「後で着替え買って帰ろ〜」

レッド(見に来てる人たち、すっごい慣れてる……)

エーフィ(レッド…レッド…!!)

レッド(…どうしたの……?)

エーフィ(次回の安価内容が見える…未来予知で… 次の安価は、全員の着替えについてなんじゃないかな…!?)

レッド(…そうなりそうだから、やだな…)
40 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/03(水) 23:35:25.39 ID:u9dimfXu0
今日はここまで。次回は金曜の21時くらいから。

今日のダジャレ
レッド「バウスタジアムを……奪う……!」

マサル「盗むにはちょっと大きいと思うぞ」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 23:43:45.79 ID:KQ0x/YUw0
更新乙
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/03(水) 23:44:24.26 ID:xJL1Is670
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/04(木) 21:16:48.64 ID:GoGNMXiq0
乙です。Twitterやってないんで過去ログ何度も読み返してました。
こちらで復活と聞いて嬉しいです。ありがとうございます。
44 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 21:49:41.77 ID:jPwcbNCR0
はじめます。今日は何の日?
45 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 21:52:24.60 ID:jPwcbNCR0
トウコ「双子の日〜〜〜〜〜!!!」

トウヤ「あんど〜」

リーフ「ピカチュウの日ーーーーっ!」

ファイア「でーす」

ヨウ「やっば! ぼくたちどっちも余っちゃった!」

ミヅキ「しゃーなし、盛り上げとこ!! わっしょいわっしょい!!!」

ファイア「えーというわけでね。こないだも番外編に出演したファイアくんです」

リーフ「その双子の妹、リーフよ!!!!!!」

トウヤ「トウヤでーす」

トウコ「トウコよ! ……トウヤ、もうちょっと何かないの?」

ヨウ「わっしょいわっしょ……あ! アローラのプロポーズマシンガン、ヨウと!!」

ミヅキ「わっしょ アローラの最速ゾンビ! ミヅキで〜〜す!!!!」
46 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 21:56:37.84 ID:jPwcbNCR0
ファイア「こん中でピカチュウ連れてるの俺だけじゃん……」

ミヅキ「っていうか、何で今日がピカチュウの日なんですか?」

トウヤ「それはね、ピカチュウの図鑑ナンバーが25だからなんだって」

ヨウ「へ〜、流石トウヤさん! 博識なお兄さんにもうテンションが抑えられない! 結婚してください!」

トウヤ「ごめんね、性転換して五歳若返ってから言ってね」

ヨウ「ゥオ〜ッ今までの回答の中で一番手厳しい…………」

トウコ「あら、いつかの元気な子たち? ……っていうか、私たちで集まって何するのよ?」

ファイア「俺は今日運営に関わらないんで!!!!!!!!」

ミヅキ「そのリアクション…前回ひどい目に遭ったんですね…!!」
47 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:00:03.91 ID:jPwcbNCR0
トウヤ「まぁ、せっかく僕ら双子なわけだしね。えーと……3組もいるんだ」

ミヅキ「兄弟がいる人は多いみたいですけど、双子ってなるとあんまいないんですね〜」

ヨウ「えー、では僭越ながら! このヨウが今日やる事を読み上げさせていただいちゃいま〜す!」

ヨウ「なになに? ……1時間、片割れシャッフル……? エッ!??!?!?!?!?!?」

リーフ「え? ファイア以外の人がきょうだいになるってこと?」

ファイア「一時間だけね、一時間だけ。それでも面白そうですな〜」

トウコ「……食われないか心配ね」

トウヤ(キャラがだね……)

ミヅキ「え〜お兄さんが出来るのかお姉さんが出来るのか妹が出来るのか弟が出来るのか…楽しみ!」

ミヅキ「それではシャッフルボタン〜、スタート!」

組み分け 下1
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 22:03:06.09 ID:BDw/a/YPO
トウコヨウ、トウヤリーフ、ミヅキファイア
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 22:03:24.10 ID:moLG5NKI0
ファイアミズキ

トウヤリーフ

トウコヨウ
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 22:05:41.63 ID:DlN7DnJl0
ファイアとヨウ
トウコとリーフ
トウヤとミヅキ
51 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:08:13.90 ID:jPwcbNCR0
ファイア「息ピッタリだね〜」

ミヅキ「弟だァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 実はわたし年上なんですよね」

トウコ「あら! こんな小さい弟が出来るなんて嬉しいわね」

ヨウ「えっ エヘッいいんですか〜〜〜〜!?!?!?!? お お姉さま……!!!!!!」

トウヤ「先に言っておくけど、僕だって流石に死ぬことが確定してる戦には出ないからね」

リーフ「誰に言ってるの? そっちには誰もいないわよー?」
52 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:11:47.64 ID:jPwcbNCR0
ファイア「というわけで。よろしくシスター」

ミヅキ「おふっ…弟だ……え〜、どうしよう?」

ファイア「どうもしないでいただけるとありがたいんですけども……あ、そーだ。バトルする?」

ミヅキ「え!?」

ファイア「今だけ双子なんだから、軽くバトルするくらいあるでしょ」

ミヅキ「まあ、確かにヨウとはよくバトルするか〜……でもなんか緊張するな〜!」

ファイア「安心してくださいよ、俺兄さんほどは強くないからさ」ポーン

ピカチュウ♀「ぴーか!」

ミヅキ「あ、女の子だ…かわいい…!」ポーン

ガオガエン(今日はアシスタントじゃないな よし!)
53 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:15:42.23 ID:jPwcbNCR0
ファイア「非公式試合だけど、手加減はなしね」

ミヅキ「わ、わかりました! ……じゃないか、今は双子だもんね。わかった!」

ファイア「うむ。って俺が偉そうにするのも変だけどさ……チャンピオンの実力、見せていただこう」

ミヅキ「うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜プレッシャーだよお〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!」

ファイア「兄さんと戦ったことあるんならこれくらい平気でしょ。ピカチュウ、十万ボルト!」

ピカチュウ♀「ぴっか〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

ミヅキ「これはこれで違うタイプのプレッシャーだよ!!! ガオガエン、炎のキバ〜!」


ヨウ「うへ〜、あっちは凄い感じになってる〜…」

トウコ「あら、あなたもバトルがしたい?」

ヨウ「エッ! いやぼくはエヘヘ お姉さんと一緒に過ごせればもうそれだけで最の高ですんで……」
54 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:22:12.94 ID:jPwcbNCR0
トウコ「ふうん? ……でも、せっかく双子だものね。何かしたいけど…」

トウコ「……そうだ、一緒に写真撮る?」

ヨウ「い、いいんですか!?!?!?!??!??!!」

トウコ「もちろんよ! 気分が乗ればトウヤとも写真撮ったりするし、何もおかしいことはないわよ!」グイッ

ヨウ(アッ 近ァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! あっ自撮り!!なるほど!!!!あっえへっいいにおいする)

トウコ「撮るわよ、はいチーズ!」

ヨウ「ぽへ……」ピース

トウコ「も〜、そんなに緊張しなくてもいいのよ? ……これ、SNSにアップしてもいい?」

ヨウ「は、はい!!!!!!!!」

トウコ「ありがと! #新しい弟 #双子の日 #トウヤはどっかいった …っと!」ピロン
55 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:26:36.85 ID:jPwcbNCR0
ヨウ(トウヤさんどっかいったことにされてる……)

トウコ「いい写真が撮れたわ、ありがとね! そうだ、貴方は何かやりたいことないの?」

ヨウ「いや〜〜〜……え〜〜〜〜と……」

トウコ「遠慮することないのよ! お姉ちゃんになんでも言ってみなさい!」

ヨウ「結婚してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



トウヤ「向こうは大変そう……でもないか。トウコならなんとかするだろうしね……」

リーフ「う〜ん……」

トウヤ「あれ、そんなに唸ってどうしたの? 僕じゃ駄目だったかな……?」

リーフ「いいえっ、そんなことはないのよ! でも、トウヤはやっぱり大きいお兄さんじゃない?」

トウヤ「そうだねぇ、6歳離れてるから結構大きなお兄さんだねぇ」

リーフ「だから、やっぱり双子って感じはしないのよ……何をすればいいかしら?」
56 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:31:25.19 ID:jPwcbNCR0
トウヤ「そうだね〜……」

トウヤ(僕が普段トウコとしてることってなんだろう? 巻き込まれてSNS用の写真撮らされるか買い物で荷物持ちさせられるか……)

リーフ(ファイアとは普段よく手合わせをするけれど、流石にマサラ人じゃない人とは出来ないわ! 兄さんに怒られるもの)

トウヤ「……みんな色々頑張ってるところだけど、のんびりお話でもする?」

リーフ「お話! いいわねっ、私もお話は大好きよ! そうだ、トウヤにはいろいろ聞きたいことがあったのよ!」

トウヤ「そうなの? 何かな、なんでも聞いてね」

リーフ「兄さんのことよ! トウヤは色んなところを兄さんと旅したんでしょ? すっごく羨ましいわ!」

リーフ「ねぇ、どんな旅をしたのか聞かせて! 兄さんはあんまり話してくれないのよ!」

トウヤ「レッドのことかぁ〜〜〜〜……そうだね〜〜〜〜……」

トウヤ(うっかり話したら僕が物理的に大怪我しちゃいそうだし、話題選びは気を付けないとね…)

思い出話 下1
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 22:40:05.09 ID:k9yMrEZJ0
もふもふ戦士巫女レッドの話
58 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:44:26.22 ID:jPwcbNCR0
トウヤ「……リーフは……もふもふ戦士巫女レッド、見た…?」

リーフ「えぇ! DVDが家に送られてきたわっ、兄さんがすっごく可愛いやつよね!」

リーフ(前にファイアもやってたわ……! 秘密にしてって言われたから言えないけど!)

トウヤ(好印象! これなら大丈夫そう!)

トウヤ「うんうん、そうなんだよね。それを撮影したのが、ちょうど一緒に旅をしてた時なんだ」

リーフ「そうだったの! 撮影してる兄さんはどう? かっこよかった?」

トウヤ「うーん……かっこかわいいって感じだったよ」

リーフ「そうなのねーっ! でもそうだと思ってたわ!」ニコーッ

トウヤ「そのあとも、撮影はされなかったんだけど巫女さんになる機会があってね……」

リーフ「そうだったの? それは知らなかったわ! 教えて教えてーっ!」
59 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:48:17.47 ID:jPwcbNCR0


トウヤ「……って感じだったんだ」

リーフ「そうなのね! やっぱり兄さんって凄いわ!」ニコニコ

トウヤ(よし、うまく話せたね)

リーフ「あ……私の聞きたい話ばっかり聞いちゃったわ!」

トウヤ「いいんだよ、妹を喜ばせるのはお兄ちゃんとして当然だからねぇ」

リーフ「そうなの? すごいわ! ありがとう、トウヤお兄ちゃん!」

トウヤ「ッッッッ ちょ ちょっと待っててもらっていいかな………?」

リーフ「? えぇ、わかったわ! いい子で待ってるわ!」

トウヤ「僕には……僕は……流石に……」ブツブツ

ファイア「……」ソーッ
60 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:51:26.59 ID:jPwcbNCR0
ファイア(壁際でぶつぶつ言いながら一心に何かを見ている…)

トウヤ「僕にはレッドってロリがいる……流石に殺される……僕は大丈夫……」

ファイア(……ロリ服を着た兄さんの写真だ……)

ファイア(見なかったことにしよう……)スッ

トウヤ「……よし!!! 待たせてごめんね〜」

リーフ「大丈夫よ! 私はもう10才だもの、一人で待つくらいできるわ!」

トウヤ「……リーフって、結構レッドと似てるところあるよねぇ」

リーフ「本当!? 嬉しいわっ、普段全然言われないもの! そうなの、私も兄さんの妹だもの〜〜!!」

トウヤ「ふとした時の喜んだ表情とか似てるよねぇ」
61 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 22:55:12.20 ID:jPwcbNCR0


ファイア「はい、というわけでね! 皆さんどうでした? 兄弟を交換してみて」

ミヅキ「まさかバトルが相打ちで終わるなんて〜〜〜! ファイア、今度もう一回バトルしようね!」

ファイア「もちのろーん。今度は圧勝しちゃうからね」

ヨウ「普通に仲良くなってる!? ぼくはすっごいお金払いたくなるような時間を過ごさせていただきました」

トウコ「大げさね、ちょっと抱っこしてあげただけでしょ? 流石に結婚は出来ないからその代わりにね」

ヨウ「いやもう………神に感謝……………………」

トウヤ「トウコ、あんまり甘やかしすぎちゃダメだよ」

トウコ「それ、トウヤに一番言われたくないわね」

リーフ「……あ! 私は全然甘やかされてないわ! ちょっとお菓子を沢山もらっただけよ!!!」

トウヤ「後でファイアにも分けてあげてね?」

リーフ「えぇ!」
62 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 23:01:24.13 ID:jPwcbNCR0
リーフ「はいファイア、チョコとバニラどっちがいい?」

ファイア「ん〜、チョコ……」

リーフ「😢」

ファイア「はこないだ食べたから、バニラにしようかな」

リーフ「! わかったわ、バニラね! はいどうぞ!」

トウヤ「……ほら、ちょっとレッドに似てると思わない?」

トウコ「わからなくもないけど……トウヤ、言っておくけどね」

トウヤ「言わなくても結構。流石に僕も弁えてるよ」

トウコ「そう? それならいいけど。あ、そうそう。一枚撮るわよ!」

ヨウ「……」

ミヅキ「こいつ……思い出し放心してやがる……!」

ヨウ「だってさぁ…明るい陽キャ系お姉さんと密着して写真撮ってそのあと抱っこしてもらえたんだよ?」

ヨウ「ぼく、いつのまに夢の世界に入ってたんだろう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ミヅキ「わたしが普通にバトルの腕を磨いたってのに こいつゥ〜〜〜!!!!!! うらやまけしからん!!!!バトルだ!!!!!!!!!!」
63 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/05(金) 23:02:55.84 ID:jPwcbNCR0
ピカチュウ「………」

ピカチュウ「ぴかぴ?」(ぼくは?)


今日はここまで。次は明日、本編更新です
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:06:35.60 ID:moLG5NKI0
乙です
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:07:11.46 ID:n3U8UR6m0
おつかれーな
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/05(金) 23:08:55.80 ID:+6d/UAdI0
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/06(土) 01:16:49.09 ID:YMMiGjHL0
68 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:00:18.95 ID:Mxo4muDD0
はじめます
69 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:04:45.86 ID:Mxo4muDD0
レッド「前回のあらすじ……」ビショ

トウヤ「なんとか勝てたんだけど……みんな、それどうしたの?」

マサル「すぐわかる。着替えはキョウヘイの試合が終わってからだな」ビショ

エーフィ(もしかして番外編挟んだから僕のみらいよちはずれた?)

ホップ「あ! キョウヘイが入ってきたんだぞ!」ビッショビショ



キョウヘイ「……ま、ふつ〜にささっとパズル解いちゃうっすかね」

キョウヘイ「水タイプな〜……どーしよっかな」
70 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:09:12.90 ID:Mxo4muDD0
キョウヘイ「なんだかんだでジムリーダーにチャレンジっすよ!」キラッ

ルリナ「随分とカメラ慣れしているのね……あぁ、あなた。イッシュのキョウヘイね?」

キョウヘイ「あれっ、もしかしてもう知ってくれてる感じっすか?」

ルリナ「えぇ。色々な噂を聞くもの。トレーナーとしても、芸能人としてもね」

キョウヘイ「その色んな噂については後で聞かせてもらいたいところっすけど……」

キョウヘイ「とりあえず、今の俺は一人のチャレンジャーっす! 込み入ったお話はまた後で!」

ルリナ「そうね。わざわざこのスタジアムでするものでもないわ……」

ルリナ「あなたはまるで船ね。だけど、この海を容易く通っていけるとは思わないで!」ポーン

グソクムシャ「むっしゃ」

キョウヘイ「うげ〜〜、水・むしじゃないっすか!」

キョウヘイ「……よし、こいつに決めたっす!」ポーン

ポケモン 下1
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 21:11:34.73 ID:AEtOtH/s0
ポッポ
72 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:22:15.99 ID:Mxo4muDD0
キョウヘイ「ふっ、テンプレ更新を怠ったところを突いてきたっすね! そんなに俺に負けてほしいんすか!?」

キョウヘイ「とでもいうと思ったか〜〜! テンプレ更新怠惰は俺の知りえぬメタい罪! あのポッポを手にしたのはかなり前!」

キョウヘイ「その間俺が何もしないわけないじゃないっすか! いっけーピジョット!」ポーン(テイク2)

ピジョット「ぴじょー!」

キョウヘイ「ま、そのおかげでポケルスはすっかり治っちゃったっすけど! 移したポケモンをボックスに保管してるので問題なし!」

キョウヘイ「ついぞ今まで日の目を見ることがなかったその強さ、虫退治でとくと見せてやるっすよ〜〜〜!!」

ピジョット「ぴっじょ〜〜〜〜!!!」


トウヤ「キョウヘイ、元気だねぇ」

レッド「セリフ量、段違い……」

73 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:27:55.13 ID:Mxo4muDD0
ルリナ「威勢がいいわね! ならその強さ、見せてみなさい!」

キョウヘイ「そうさせてもらうっす! 俺のピジョットはとにかく速いっすからね!」

キョウヘイ「間合いを詰めてエアスラッシュっす!」

ピジョット「ぴじょ!」シュンッ ザシュ

グソクムシャ「むしゃあ!?」ビク

ルリナ「急所に!? それに怯んで……!」

キョウヘイ「いいぞいいぞ〜っ、もう一発!」

ピジョット「ぴっじょ〜〜〜!」ザシュ
74 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:31:42.70 ID:Mxo4muDD0
ルリナ「口だけじゃないようね」

キョウヘイ「勿論っす。俺の評価、ちゃんとアプデしといてくださいっすよ?」

ルリナ「そうさせてもらうわ。いくわよ、アズマオウ!」ポーン

アズマオウ「ずまおお」

キョウヘイ(単水ぅ〜〜……だと、特に有効打はないっすね。エアスラッシュでラッキー怯み狙いつつ削るっすか……)

キョウヘイ「やれるっすね、ピジョット?」

ピジョット「ぴじょおう!」

キョウヘイ「いいお返事っす! このテレビ中継のビデオ撮ってあるっすから、今度師匠に見せるっすよ!」

ピジョット「ぴじょ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」フンス
75 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:34:46.59 ID:Mxo4muDD0
トウヤ「師匠?」

レッド「…………!! そ、そういえば……」

マサル「ど、どうしたんだ?」

レッド「ほわんほわんほわん……」


レッド『何してるの……?』

グリーン『キョウヘイが今うちに来てんだよ。ジムのトレーナーの相手させてるうちに雑用済ませとくかと思ってな』

レッド『キョウヘイが……?』

グリーン『おう。なんでも修行しに来たとか言ってたな。地元じゃあんまり見ないポケモンだからどうとかって……』


レッド「……あの戦い方、見たことあると思ったら……緑……」

ユウリ「緑? 普通に茶色のピジョットに見えるけれどね?」
76 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 21:38:45.43 ID:Mxo4muDD0
レッド(師匠、別に僕でもいいじゃん……なんで緑に……)

トウヤ「ああ〜……ほらほらレッド、キョウヘイが頑張ってるから見よう? ね?」

マサル「ここはトウヤに任せるか……」

ホップ「わかったんだぞ!」

ユウリ「こういう時の扱いは父親が一番わかっているものだしね」


キョウヘイ「どこからかジェラシーなオーラを感じたっすけど、無事アズマオウ撃破っすね!」

ピジョット「ぴじょ……!」

キョウヘイ「……うし、よくやったっすピジョット! ラッキー怯みの天才!」シュウン

ルリナ「運まで味方につけるなんて、末恐ろしいわね……けれど、それだけでこの子を乗り越えられるかしら!」ポーン

デカジリガメ「がめえええ!」ポーン

キョウヘイ「よし、俺は特にレッドさんやトウヤさんみたいに見せ場があるわけじゃないっすから二度目の安価に頼るっすよ!」

キョウヘイ「こうする事でより俺について考えてもらって、俺の印象を深めるって作戦っす!!」

次のポケモン 下1
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:11:02.77 ID:lAdmC1D90
ヨノワール
78 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:16:39.02 ID:Mxo4muDD0
キョウヘイ「精々役に立て!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポーン

デカヨノワール「お任せくださーーーーーーーい!!!!!!!!!」

キョウヘイ「喋んな!!!!!」

ルリナ「ヨノワール……なかなかなついているポケモンのようね」

キョウヘイ「まぁ…………色んな縁があったんすよ」

ルリナ(? さっきまで饒舌だったのに急に黙ったわね)

キョウヘイ(昔ポケモンになって世界救ったことあって…とか言い出したら狂人のそれっすからね)

ルリナ「まぁいいわ、霊体だろうと押し流してあげます!」

キョウヘイ「そう簡単にはいかないっすよ? ちょっと癪っすけど、こいつはなかなか強いっすから!!」

デカヨノワール「その通りです! ああ〜ダイマックスいいですね〜……トレーナーさえも一口で食べられそうな……」

キョウヘイ「おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

デカヨノワール「すいません集中します!!!!」
79 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:24:46.80 ID:Mxo4muDD0
レッド「……大丈夫かな……」

トウヤ「少しポケモンともめてるみたいだね?」

マサル(まるで実際に言葉を交わしているかのように見えるな……)

アクロマ「前々からあのヨノワールは信用ならないと思っていたのですよ!」

レッド「まぁ……、!?!?!?!??!」

トウヤ「わぁ!?!? び、びっくりしたぁ……」

ユウリ「全く気付かなかった…いつの間にいたんだい?」

アクロマ「実は近くの座席に最初からいたのです! 私もキョウヘイくんの応援がしたいですからね!」

レッド(気配がしなかった……)
80 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:29:01.46 ID:Mxo4muDD0
アクロマ「ダイマックス、非常に興味深い! ポケモンの力を引き出す現象としても気になっていたので、一石二鳥と言うものです」

レッド(……本当だ、何か計測器みたいなの持ってる)

ホップ「気になるなら、ソニアとかマグノリア博士に聞いてみるんだぞ? 俺から言っておくんだぞ!」

アクロマ「ほう、あのマグノリア博士ですか! 非常に気になるところですが……今は、もう一つの研究が忙しく。落ち着いてから尋ねます」

アクロマ「早めに完成させたい物がありましてね! すぐに必要というわけではないですが……」

レッド「……それ、防水……?」

アクロマ「いえ、精密機械ですから……あっ」


ルリナ「カジリガメ、ダイストリーム!!!!」

デカジリガメ「がめぇぇぇぇえええ!!!!」バッシャアアア

キョウヘイ「やれ、ダイホロウっす!」

デカヨノワール「わぁぁぁああある!!!!」シュゴオオオオ

直下コンマが高いほど水が飛んでくる
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:30:39.11 ID:lAdmC1D90
どう
82 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:37:16.36 ID:Mxo4muDD0
反対方向にいる観客「うわーーーーーーーー!!!!!!!」
「さっき全然濡れなかったのに!!!!!!!!!」
「今度は9割くらいこっちにきた!!!!!!!!!」

レッド「……大丈夫?」

アクロマ「は、はい! おかげさまで……データも全て無事です!」

トウヤ「レッドは優しいねぇ」

レッド「……僕は、もう手遅れだから……」

マサル「ちょっと闇を含んだ感じで言ってるけど服の濡れ方の話だよな?」

ユウリ「さて、試合結果はっと……うん、無事キョウヘイの勝ちみたいだね」

ホップ「みんなに手を振ってるんだぞ! お〜〜〜い!」

アクロマ「キョウヘイく〜〜ん!! ファンサしてくださーーーい!!」


キョウヘイ「……」ピタッ フイッ


マサル「露骨に目をそらされたな」

アクロマ「そんなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
83 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:40:28.35 ID:Mxo4muDD0


キョウヘイ「ちょっとぉ、なんでアイツといたんすか〜〜!?」

レッド「気付いたら……横に……」

キョウヘイ「気配遮断のスキル持ち合わせてなさそーな見た目しといて…アイツ……」

トウヤ「すぐいなくなっちゃったね? もうしばらく居座るかと思ったけど」

キョウヘイ「多分、安価以外での出番だからじゃないっすかね。アイツわりと拘るっすし」

ユウリ「みんな、話しているところ悪いが……更衣室使用の許可が取れたよ」

マサル「キョウヘイとトウヤ以外はだいぶ濡れたからな。着替えてからジムを出よう」

ホップ「そうするんだぞ〜! ジムチャレンジ中に風邪ひいたら大変なんだぞ!」

レッド(……何事もなく着替えられたらいいけど)
84 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 22:43:08.13 ID:Mxo4muDD0
〜更衣室〜

エーフィ「そんなわけないよね!!! 僕がみらいよちしたんだもん!!!」

レッド「……失敗したんじゃないの……?」

エーフィ「この手でその未来を作り上げてこそ、今を生きるポケモン…って感じじゃない?」

レッド「エーフィ…………」

エーフィ「ごめんうそうそうそ!!! ちょっといたずらしただけだよ〜!」

レッド「具体的に」

エーフィ「みんなの着替えをサイコパワーでてきとーにレッドの衣装箱の中身と入れ替えました!!!!!」

レッド「……変なのじゃありませんように……!」パカ

レッド 下1  マサル 下2  ホップ 下3  ユウリ 下4
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:46:25.70 ID:AEtOtH/s0
幼稚園のスモック
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:47:06.33 ID:hf6lj7B5O
修道服(女物)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:48:46.07 ID:KBkwIK310
魔法使いのローブ的な
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 22:58:16.70 ID:eZX297+f0
宝塚のイケメンが着てそうな服
89 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:00:47.62 ID:Mxo4muDD0
レッド(主犯トウヤ?)

マサル「なんっ……な、なんでだ!? いつの間にか入れ替わって……っていうか女物じゃないかこれ!」

ホップ「ねるねる〇るねのCMみたいな服があるんだぞ!?!?」

レッド「……たまによくある……」

マサル「こんな事がよく…レッド、なんかしっくりくるな……」

レッド「…………」

マサル「…ごめん、失礼だったな。それにしても…これ、どうするか…」

レッド「着たらいいと思う……」

ホップ「なんだか魔法が使えそうなんだぞ〜〜〜!!」

レッド「ホップはもう着てるし……」

マサル「……………………」
90 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:06:00.88 ID:Mxo4muDD0
〜スタジアム〜

キョウヘイ「あれっ、その服のバラバラ感…もしかして衣装安価っすか!? うわー…お疲れ様っす」

トウヤ「!!! レッド〜〜〜〜〜!!!!!!!!! すっごく可愛いね!!!!!!!!!!」ビュン ガシッ

レッド(かつてない速さで抱えられてしまった)

マサル「なんでだ…なんで僕が…僕が何をしたんだ? 何か罪を犯したからこんな服を…?」

ホップ「ちちんぷいぷいのぷい! ビビデバビデブー! うぃんがーでぃあむれびおさー!」

キョウヘイ「一人だけダメージの受け方が半端ないっすね!」

ユウリ「やぁ、何やら騒がしいね?」✨✨✨

キョウヘイ「うわ!?!? まぶしっ 物理的にまぶし!!」

ユウリ「この服、キラキラしてるからね……ふっ、似合うだろう?」

トウヤ「凄いねぇ、ミュージカルに出てくる人みたいだよ」

レッド(タカラジェンヌ…)
91 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:10:19.68 ID:Mxo4muDD0
ユウリ「私も驚いたよ。確かに私は…カッコいいほうだとは思うが、自己愛が強いわけではない。そんなに」

ユウリ「まさか……こんなにも似合うなんて……!!!!!」✨✨✨✨

ホップ「うわー! すっごくカッコいいんだぞ! ほら、マサルも隠れてないで見てみるといいんだぞ!」

マサル「っ、お おいホップ!」

ユウリ「みんなも着替えが変わってたのかい? ホップは凄く…可愛らしいね。魔女さんみたいだ」

ユウリ「マサルは……、…」

マサル「いや……他に着替えが無くなっていて仕方なくなんだ。本当に。本当に!」

ユウリ「驚いただけさ。似合わないなんて一言も言ってないだろう? ただ…」

マサル「……ただ?」

ユウリ「…キミらしいなと思ったのさ。確かに君は人の悩みを聞いたりするのが上手だし、シスターに向いているかもしれないね!」

マサル「……せめて神父に向いているって言ってほしいところなんだけどな」
92 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:14:56.84 ID:Mxo4muDD0
モブ「あ、あの輝き…もしかしてユウリ様じゃない!?」

モブ「キャーーーーーー!!!!! ユウリ様ーーーーーーーー!!!!」

モブ「サインしてください!!!!!!!!!」

ユウリ「やぁ、そんなに慌てないでくれ。私は一人しかいないのだからね……大丈夫、逃げやしないさ」

マサル「…この騒ぎに乗じて、僕たちは逃げるとするか」

ホップ「わかったんだぞ! あ、この服を着ても魔法は使えないって判明したんだぞ!」

レッド(その理論で言ったら僕は幼稚園児になってしまう)

トウヤ「なってもいいと思うんだけどなぁ……」

レッド(こいつ脳内を……!)

キョウヘイ「オーラ消してる上にガラルは本拠地じゃないとはいえ…俺より人気なのはちょっと複雑っすね〜……」
93 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:19:12.40 ID:Mxo4muDD0
マサル「とりあえず…なるべく人目につかないようにここからポケモンセンターまで戻ろう」

ホップ「わかったんだぞ!」

キョウヘイ「スニーキングミッションってやつっすね。ま、トウヤさんはともかく俺は隠れなくてもいーんすけど」

トウヤ「え、僕何かアウトなところある?」

キョウヘイ「幼女(仮)を抱えてるところはアウトっすかね……」

トウヤ「そんな……ただ抱っこしてるだけなのに。ねぇレッド?」

レッド「まぁ……(目覚めトウヤと違って害はないし)うん……」

キョウヘイ「レッドさん……」

マサル「……ちょうど人通りが途切れた。行こう」

ホップ「わ ……かったんだぞ……」コソコソ

直下コンマ60以下でスニーキング成功 失敗でリプに書いてある人が来る
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:25:13.63 ID:eZX297+f0
アクロマさん
95 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:31:00.22 ID:Mxo4muDD0
キョウヘイ「別に俺までスニーキングしなくてもいいような……」コソコソ

マサル「気を抜くな、気配で気付かれるぞ」

キョウヘイ「マサルがレッドさんみたいなこと言い始めた……べっつに、俺に気付くよーな人なんか」

アクロマ「キョウヘイくん!!!!!!!!!! 何をしているんですか!??!?!?!??!」バッ

キョウヘイ「ぎゃあああああああああああ!?!?!?! お、お、驚かせんじゃねーーーっすよ!!!!!」

マサル「あっ、そんな大声を出したら…!」

モブ「なんだ…?」「男の子が何か……」「通報…?」

ホップ「まだオレたちのほうに気付いてる人はいないんだぞ! ここは無理矢理先に進んだほうがいいんだぞ…!」

トウヤ「そうだね、その途中で何人かに見られるかもしれないけど…ここで見つかるよりは被害が少ないはずだよ」

レッド(運ばれてると眠くなってくる……)

マサル「…それも…そうだな。じゃあ先に行ってるぞ!」ダッ

ホップ「また後でなんだぞ〜!」ダッ

キョウヘイ「待っ…… お おいてかないでくださいよぉ〜〜!!!」
96 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:35:03.89 ID:Mxo4muDD0
〜ポケもセンター〜

マサル「こ、ここまで来れば大丈夫だな……」

ホップ「ひやひやしたんだぞ〜!」

レッド「…トウヤ、もう大丈夫……」

トウヤ「僕が大丈夫じゃないからもう少し抱っこしててもいいかな」

マサル「……キョウヘイには悪いことをしたな。後で…」

トウヤ「いや、大丈夫じゃない? わりとキョウヘイがアクロマさんを嫌ってるのはポーズみたいなところあるし…」

レッド(僕とサカキの関係性を50倍重くしたみたいな感じなのかな…)

トウヤ「それに、いいタイミングで来たなと僕は思うし…マサルが気に病むことはないよ」

マサル「そうなのか? …そうだといいな」
97 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:44:47.11 ID:Mxo4muDD0

キョウヘイ「あ〜〜〜……もー、置いて行かれたじゃないっすか!」

アクロマ「おや? 皆さんお急ぎだったのですね。何故隠れているのだろうと思ってはいましたが!」

キョウヘイ「そんな訳もなく隠れるわけないじゃないっすか……」

アクロマ「すみません! 私のキョウヘイくんレーダーがビビッと来ましてつい!」ミョミョミョ

キョウヘイ「うおっ久しぶりに見たっすその気持ち悪い触角!!! ……つか、前のジムからいたんすか?」

アクロマ「はい! キョウヘイくんの大舞台ですよ、見ない訳がないじゃないですか!!!」

アクロマ「私はキョウヘイくんの……そうですね、オブラートに包めば大ファンですから! 何処にでも駆け付けますとも!」

アクロマ「そして、何処に隠れていても見つける自信があります……!」ミョミョミョ

キョウヘイ「キッモ!!! ……っぷ、あっはは!」

アクロマ「おや、ご機嫌ですね?」

キョウヘイ「べっつに〜、ほんとキモいな〜って思っただけっすよ!」ニッ

アクロマ「……私新たな扉を開きそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
98 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/06(土) 23:45:26.06 ID:Mxo4muDD0
今日はここまで。次回はちょっと飛んで火曜日です
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:46:06.13 ID:8qrR6xUV0
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:47:30.21 ID:AEtOtH/s0
乙です 
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/06(土) 23:49:15.00 ID:KBkwIK310
乙ーん
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/07(日) 01:31:58.83 ID:COxH307A0
乙乙
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2021/02/07(日) 01:33:15.61 ID:COxH307A0
sage忘れスマソ
104 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:00:44.09 ID:2gY77Elg0
はじめます。
105 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:03:15.23 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「前回のあらすじ!俺、勝利っす〜! そして安価衣装へ……」

トウヤ「あ、キョウヘイおかえり〜」

レッド「おかえり……」

キョウヘイ「たでまーっす。レッドさんまだ着替えられてないんすか?」

レッド「…離してくれなくて……」

トウヤ「だって……こんな可愛い幼女から手を離したら誘拐されちゃうよ!?」

キョウヘイ「今の誘拐犯主にアンタくらいしかいないっすよ。あ、二人はもう着替えたんすね?」

マサル「流石にアレをずっと着ているわけにはいかないからな……」

ホップ「魔法使いごっこも満足したんだぞ!」
106 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:06:16.87 ID:2gY77Elg0
キョウヘイ「んじゃ、あとは……」

ユウリ「やぁみんな、待たせたね……って、二人とも着替えてしまったのかい?」

マサル「お帰り。着替えるにきまってるだろ…」

ホップ「おかえりなんだぞ〜〜〜!」

ユウリ「なら私も着替えてしまおうかな。この服はかなり良いものではあるけれど……」

ユウリ「この後移動するとなると、少々動きにくいからね」

キョウヘイ「なら、レッドさんもお着換えっすよ。ほらトウヤさん、離してください!」

トウヤ「え〜〜〜〜〜〜〜〜………」

キョウヘイ「名残惜しそうにすんなっす!! レッドさん、気ィ使わなくてもいいっすから」

レッド「……わかった…」ペイッ

トウヤ「わぁ〜…はがされちゃった……」
107 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:10:02.85 ID:2gY77Elg0


レッド(よし、いつも通り。これで後は……)

トウヤ「あ、そうだ。僕市場を見に行きたいんだけどいいかな?」

マサル「そういえば、そこだけ案内出来ていなかったな。なら僕が案内するよ」

ホップ「そうなんだぞ? じゃあオレは釣りでもしながら待つんだぞ〜!」

ユウリ「私も同行するよ、ホップ。釣りの面白さにも気付いてきたところだからね」

キョウヘイ「んじゃ〜俺はちょっとサイン…じゃなくて、用事を済ませにいくっすかね〜」

レッド(自由時間だ……)

レッド(どうしよう。どこかについていくか……何か見に行くか……)

1、トウヤとマサルについていく 2、ホップとユウリについていく 3、キョウヘイについていく 4、その他
下1
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2021/02/09(火) 21:14:16.19 ID:Sax+GHGu0
1
109 : ◆nIESo90.aY [saga]:2021/02/09(火) 21:20:49.91 ID:2gY77Elg0
レッド「……」ジッ

トウヤ「レッドも一緒に来る?」

レッド「……」コク

マサル「漢方薬を売ってる店以外にも、日によって変わる露店が出ているんだ。気に入るものがあるかもな」

レッド(面白いもの売ってるといいな……)


〜市場〜

トウヤ「わぁ、結構人がいるんだね?」

マサル「観光地というより、地元住民が多い感じだけどな。それでも、面白いものがあるのには変わりない」

レッド(こういう感じなんだ……カントーにはない感じの売り方)

漢方薬屋「うちの薬は苦いよ〜〜〜〜!! 苦いけどよく効くよ!!」

雑誌屋さん「プレミア雑誌置いてるよ〜! 掘り出し物ばかりだよ!」

宝石屋さん「綺麗な石売ってるよ〜、本当は手放したくないけど……」

レッド(……どこに行こう)

1、漢方薬 2、雑誌屋さん 3、宝石屋さん
下1
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