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【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」
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530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 22:09:07.06 ID:gDDllfdJo
レジスタンスの痕跡
531 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:16:41.09 ID:ZIl1JwSD0
P「....」スタスタ
P「....千夜」
千夜「なんでしょう」
P「....これを見てくれ」スッ
千夜「....地面に何かが点々と落ちていますね」
P「千夜スキャンで落ちているものを鑑定してくれないか?」
千夜「いいでしょう」
何が落ちていた?
>>532
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 22:18:21.19 ID:D5DKLT530
レイナサマのイタズラグッズの数々
533 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:22:41.81 ID:ZIl1JwSD0
千夜「....わかりました」
P「なんだ」
千夜「これは、イタズラグッズです」
P「あ、やっぱり?」
千夜「スキャンするまでもなくそうでしょう」
P「いや一応ね?」
534 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:23:56.89 ID:ZIl1JwSD0
P「それでな」
P「辿っていくと、この路地の奥の方まで続いているんだ」
P「さらに追いかけると」
P「このマンホールで途切れている」
千夜「....」
千夜「....明らかに怪しい」
P「ああ、怪しすぎる」
535 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:24:32.02 ID:ZIl1JwSD0
P「この落とし方は偶然ではないだろう」
千夜「これを見た者に何らかのメッセージを送っている」
千夜「もしくは」
千夜「この中に誘導している」
P「....だろうな」
P「さてどうしようか」
千夜「....」
どうする?
>>536
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 22:25:23.47 ID:Yl0uMkdjO
入る
537 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:31:00.26 ID:ZIl1JwSD0
P「入るしかねぇよなぁ!」
千夜「当然です」
P「ただ、敵の罠だった場合待ちかまえられてる可能性もあるよな」
千夜「ええ」
P「じゃ、こっちから仕掛けるか」
千夜「望むところです」
538 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:31:53.93 ID:ZIl1JwSD0
ガシャ ガシャ ガシャ
カシュン
カシャシャシャシャシャシャシャ
チュイーン
千夜イアンマン「マンホールの蓋を外してっと」
千夜イアンマン「狭っ!これ突き抜けられるか?」
千夜『のんびりと降りていても危険ですし、無理やり突入した方が幾分マシでは』
千夜イアンマン「確かに」
千夜イアンマン「よっしゃ行くか」
千夜イアンマン「押し通おおおおおおおおおおおおおおおる!!!!!!!!!!」
バシューン!!!!
539 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:32:38.43 ID:ZIl1JwSD0
ガシャーン
千夜イアンマン「開けた場所に出たな....」
チュイーン
カシャシャシャシャシャシャシャ
カシュン
ガシャ ガシャ ガシャ
P「ふう....」チラ
マンホールの底に広がっていた光景
>>540
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 22:35:00.30 ID:aplH77uLO
七海が指揮するレジスタンスのアジト
541 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:47:38.08 ID:ZIl1JwSD0
??「随分と遅かったですねぇ」
P「お、お前....」
P「なぜここに....!」
下衆極三「まったく、あれだけ私がお膳立てをしたというのに」
下衆「どれだけ時間をかけているんですかぁ?」ニヤニヤ
P「答えろ!なぜお前が
??「本当れすよ〜」ハァ
P・千夜「「!!!」」
542 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:48:37.06 ID:ZIl1JwSD0
七海「待ちくたびれてエラ呼吸になるところれした〜♪」パクパク
P「な、七海!!!」ダッ
P「お前!心配したんだぞ!!!」ギューッ
七海「プロデューサーさん、痛いれすよ〜」ジタバタ
七海「あ、今は痛くないんれした」アハハ
千夜「....」
千夜「....その身体」
七海「....」ニコ
543 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:49:38.45 ID:ZIl1JwSD0
七海「....やっぱり」
七海「急造のボディは違和感がありますか?」
P「え....」
七海「これでも七海たち、頑張って逃げようとしたんれすよ?」
下衆「....しかし」
下衆「七海さんの脳のデータを救出するのが精いっぱいで」
P「どういうことだ!」
七海「今ここにいるのは、七海の人格のコピーれす」
七海「....身体は」
七海「奴らの手に落ちました」
544 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/01(月) 22:50:31.09 ID:ZIl1JwSD0
本日はここまでになります
素晴らしい安価をありがとうございます
面白くなりそうで楽しみです
明日の夜20時以降に再開します。
545 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 22:52:13.18 ID:AtSpr7ss0
下衆氏まさかの味方サイドは熱い
546 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/01(月) 23:59:42.85 ID:/e2XbRvDO
混乱中
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/02/02(火) 04:18:54.76 ID:9qpxDlz+0
は?wwww家に何年も引きこもってる奴が何言ってんの?wwwwww
最後に日にあたったのはいつでっか?wwwwww
ちょw頼むわw さすが失敗作やな
顔が親不孝ww 正直その顔じゃ外にも出れないよなw
さすがニートww 汗臭いけど ちゃんとお風呂入ってんの?w
眼鏡曇り過ぎw
お前失敗作の分際で大口叩くなよwwww鏡見てから言えよ 特Aクラスのブサ面がwwww今世紀まれに見る不細工だなwwww
救いようのない低能ですねw
マジ吹いたwwwwwwww特に顔wwwwww
548 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:49:00.46 ID:6cnjaIU40
P「....わけがわからん」
千夜「....説明してもらえますか」
七海(仮)「....七海も、まさか青森がこんなことになってるなんて」
七海(仮)「知らなかったんれす....」
千夜「一方的な独立を宣言してからの青森は」
千夜「内部の情報を徹底的に秘匿してきましたからね」
七海(仮)「七海は....」
七海(仮)「今回のマグロ漁ロケをとっても楽しみにしてたんれす!」
P「そこ?」
549 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:49:45.66 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「ロケの何日も前から予習をたくさんして!」
P「マグロ漁に密着するあの番組だろ....」
七海(仮)「それなのに、漁師さんのところについたと思ったら」
七海(仮)「いきなり鍵のかかっていない部屋に案内されて、そこに閉じ込められました....」
P「....?」
P「鍵のかかってない部屋じゃ閉じ込められたって言わないだろ」
七海(仮)「....捕まってすぐ、口の中にニンニクを詰め込まれたんれす」
千夜「なるほど」
P「どういう意味だ?」
550 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:50:30.66 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「七海はアイドルれす、ニンニクを食べてしまった最後」
七海(仮)「しばらく外には出られません....」
千夜「乙女心を利用した卑劣な拘束方法です....!」
P「どちらかといえば人道的じゃ....」
七海(仮)「口はニンニク、手足はイカ、目は長芋で拘束されて」
七海(仮)「ここ、大鰐町まで連れてこられました....」
千夜「全て青森の特産品です」
P「ここで特産品を使う意味ある?」
551 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:51:05.86 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「その道中で、レジスタンスのみんなが助けに来てくれました」
下衆「....でも結局、七海さん本人を取り戻すことは叶わず」
下衆「本当に申し訳ありません」ペコ
七海(仮)「これで十分れす」ニコ
P「....」
552 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:52:02.14 ID:6cnjaIU40
P「....七海」
P「これだけはお前の口から聞かせてくれ」
七海(仮)「....なんれすか」
P「改めて聞くが、お前は青森国側の人間じゃないんだよな」
七海(仮)「....」
七海(仮)「....当たり前れす!」
七海(仮)「もしそうなら、プロデューサーたちを誘い込んだ瞬間に殺してますよ〜」
P「確かに....」ゾッ
553 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:52:30.03 ID:6cnjaIU40
P「いやさ」
P「ここに来る途中に、お前の銅像や」
P「お前の名を冠した施設なんかをたくさん見た」
P「あれはなんなんだ?」
七海(仮)「....七海もよくわかりません」
七海(仮)「下衆さんやレジスタンスの人たちに聞いたら」
七海(仮)「七海は、独立後の青森では国民的大スターみたいれす」
千夜「番組表が七海さん一色に染まっていました」
七海(仮)「七海だってあんなにチャンネルを占拠できるならやってみたいれすよ〜」
554 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:54:10.63 ID:6cnjaIU40
P「てことはやっぱり、七海は青森国の象徴として祭り上げられてたのか?」
下衆「どうやらそのようですねぇ」
下衆「最新鋭のCG技術と合成音声を使用して」
下衆「番組を成立させていたようですよ」
P「....その技術うちに売ってくれないかな」
千夜「おい」
555 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:54:44.51 ID:6cnjaIU40
下衆「....」チラ
七海(仮)「....」コクリ
下衆「....施設に関しては」
下衆「七海さんの親御さんが関わっているようです」
七海(仮)「....」
P「親御さんが!?」
556 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:55:15.35 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「....父さまと母さまとは、まだ連絡が取れていないので」
七海(仮)「きっともう....」
P「そういうことか....」
千夜「利用できるものはなんでも利用する....」
千夜「下衆の極みです....!」ググッ
557 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:57:17.36 ID:6cnjaIU40
P「下衆といえば」
P「あの下衆さん、でいいんですよね?」
下衆「はい、週刊下世話の記者をしております下衆極三と申します」
下衆「先日は失礼しました」
P「七海のことは多少わかりましたが、あなたのことは一切分からないんですよ」
P「さっきから七海を助けただとか、レジスタンスだとか色々出て来てますけど」
P「一体何者なんですか、あなたは」
下衆「....」
558 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:58:46.67 ID:6cnjaIU40
下衆「....お伝えした通り、私の職業はゴシップ誌の記者です」
下衆「副業ですがねぇ」ニヤリ
P「副業....」
下衆「三流ゴシップ誌の記者って案外動きやすい立場なんですよ」
下衆「一般人相手には、記者を名乗ってやりたい放題」
下衆「逆に芸能人や政界は、三流記者なんて相手にしません」
下衆「評判は最悪ですが、攻守を兼ね備えたいい職業です」
P「....それが本業に役立つと」
下衆「....えぇ」
559 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 21:59:41.28 ID:6cnjaIU40
下衆「....隠しておいても仕方ありませんねぇ」
下衆「私、某国の特殊工作員をやっております」
P・千夜「「!!!」」
P「と、特殊工作員!?」
下衆「さすがに自ら詳しくお伝えするわけにはいきませんが」
下衆「アルファベット3文字の組織、とだけ」ニヤニヤ
P「3文字の組織....?」
560 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:06:47.75 ID:6cnjaIU40
P「3文字の組織の特殊工作員....」
P「要するにスパイってことですよね?」
P「一番最初に浮かぶのはアメリカのCIAだよなあ」
千夜「CIAの中の、IMFかもしれません」
P「国際通貨基金?」
千夜「いえ、ミッション:インポッシブルに出てくるCIA内の部隊です」
P「創作物じゃねえか」
561 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:07:17.16 ID:6cnjaIU40
千夜「ふむ、それではMIBはどうでしょう」
P「MIB?」
千夜「ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズです」
P「創作物じゃねえか」
P「そもそもあれ元々はアメリカの都市伝説だし」
562 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:07:59.25 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「じゃあ七海はキングスマンにします!」
P「創作物じゃねえか!」
P「アルファベット3文字とか関係なくなっちゃったよ!」
下衆「あの、そろそろ次に進んでもいいですか」
P・千夜・七海(仮)「「「すみません」」」
563 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:08:50.95 ID:6cnjaIU40
P「しかし本当なんですか?」
P「あなたの言ってること、俄かには信じがたいんですけど」
下衆「逆に、工作員が派遣される条件しかありませんよ」
下衆「この青森社会主義共和国には」
P「....そうかもしれません」
564 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:09:57.66 ID:6cnjaIU40
下衆「日本という国が成立してから150年近くが経過したというのに」
下衆「何の前兆もなく、47都道県中の1県だけが突然の独立宣言」
下衆「しかもそれが住人投票で可決されたと言うんですから驚きですよねぇ」
下衆「日本国が対応を検討する中で、あまりにも早く順調な武装化」
下衆「日本政府も何度か交渉の場を設けたようですが」
下衆「結局、今は黙認の立場を取っている」
下衆「日本人から見てもおかしなことでしょうが」
下衆「情報を一切知らされない国際社会からすればそれは」
下衆「ただの脅威でしかありませんよ」
千夜「....」
565 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:10:34.66 ID:6cnjaIU40
P「....正直、最初の頃は俺たち一般人も騒いでいましたよ」
P「ただ、政府と青森国側の交渉が進んでいくうちに、報道は激減して」
P「次第に関心を持たなくなりました」
P「....今その話を聞くと、持たなくなったのではなく」
P「持たなくなるように調整されていたのかもしれませんが」
下衆「おそらくそうなのでしょう」
下衆「メディアとはそういうものです」
下衆「私も三流とはいえ記者の端くれですから、よくわかっています」
566 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:11:42.88 ID:6cnjaIU40
千夜「大都市が独立をしたのなら、まだ話題になったのかもしれませんが」
千夜「青森は本州の端の片田舎です」
千夜「日常的にかかわる人もそう多くはありません」
P「それで、この青森国の正体はわかっているんですか」
下衆「....いえ」
下衆「それは未だに謎のままです」
下衆「このナノマシンの出所を辿れば自ずと辿り着くのでしょうが」
P「それも難しい、か....」
他に聞きたいことは?
>>567
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/02(火) 22:12:11.46 ID:+uoOrQAK0
村上組はどうしちゃったんですか?
568 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:24:41.30 ID:6cnjaIU40
>>400
の通り、村上組青森支部は既にナノマシンによって壊滅しているようです
569 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:33:28.58 ID:6cnjaIU40
P「で、あなたたちはどうするつもりなんですか?」
下衆「我々ですか」
P「俺と千夜は2人で突入するつもりなんですけど」
下衆「2人で!?」
七海(仮)「プロデューサー、それはいくらなんでも無茶れす!」
P「そうかなあ、俺は手をつないでいれば摩擦係数を操れるし」
P「千夜は巨大ロボットになれるし」
P「ドラゴンもいるし」
P「案外行けるんじゃないかと思ってるんだけど」
下衆「(ドラゴン?)」
570 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:33:58.67 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「自信があるのはいいことれす」
七海(仮)「でも、絶対にミスをしない」
七海(仮)「青森国に負けない覚悟はありますか?」
P「そ、それは....」
下衆「よく考えてください」
下衆「今回は七海さんを助けるだけではありません」
下衆「100万人以上の青森県民の命がかかっています」
下衆「そしてこれが、最後のチャンスかもしれません....!」
P「最後!?」
571 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:34:24.59 ID:6cnjaIU40
七海(仮)「一度失敗すると、相手は対策を取ります」
七海(仮)「学習するんれす」
P「....」
下衆「これだけのことを隠し通してきたやつらです」
下衆「今後、青森だけで終わるとも限りませんよ」
P「....そうかもしれない」
下衆「もう少し情報を整理して、作戦を練りましょう」
P「....そうですね、すみません」
572 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/02(火) 22:37:04.88 ID:6cnjaIU40
本日はここまでになります
レス数も500を超えて折り返しに入りました、おそらく1000までには終わると思います
万が一終わらなかったり埋まってしまったりしても、次スレを立てて続きますのでご安心ください
明日の夜20時以降に再開します
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/02(火) 23:15:17.97 ID:pgheF3lAo
おつー
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/03(水) 07:16:09.38 ID:mUq4GL2DO
KGBもDIAも三文字だからなぁ
575 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/03(水) 21:26:40.71 ID:de2zuFXV0
申し訳ありません、本日再開予定でしたがお休みさせていただきます。
理由は、めちゃくちゃに書きすぎたために忘れている設定や伏線が多々ありそうなので、
一から全部読み返すことにしたからです。
明日の夜20時以降に再開します。よろしくお願いします。
576 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 20:56:17.41 ID:CUrSjami0
〜かくかくしかじか〜
下衆「なるほど、そちらの戦力は能力者のプロデューサーさん」
下衆「15m級のロボットやアーマーに変形できる千夜さん」
下衆「ドラゴンのヒロミさんと....」メモメモ
下衆「先ほどの言葉の通りだったんですね....」ゾッ
P「だからそう言ってたじゃないですか」
下衆「作戦が固まり次第、ドラゴンさんの方に使者を送って作戦を伝えましょう」
下衆「最大999mまで大きくなれる彼は最高戦力といってもよいので」
下衆「音が聞こえてから、などという曖昧な情報伝達では不安が残ります」
P「了解です」
577 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 20:56:59.14 ID:CUrSjami0
P「こっちとしちゃあこのくらいですかね」
七海(仮)「プロデューサーが手をつなぐ相手は誰でもいいんれすか?」
P「俺がトキメク相手なら誰でも問題ない」
七海(仮)「じゃあ....七海でもいいんれすか?」
七海(仮)「今は仮の身体れすけど....」
P「....」
P「全然興奮できるからイケる!全く問題ない!」
七海(仮)「うわぁ」
千夜「....それで」
千夜「そちらの戦力はいかがなのですか」
下衆「こちらも、持てる戦力は全て投入するつもりです」
レジスタンスの人数(コンマ2桁)
>>578
レジスタンスの持つ戦力(人間以外)
>>579
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:04:59.60 ID:WEePvF0oo
はい
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:05:44.85 ID:AbetiZpg0
ティラノサウルス
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:05:54.69 ID:WAJAT/VEO
超合金アーマードサバオリくん
581 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:35:59.28 ID:CUrSjami0
下衆「まず、レジスタンスの人数は私を含めて60人です」
下衆「全員がこの地下施設で待機しています」
P「60人!なかなかの数ですね」
千夜「何を言っているんですか」
千夜「敵の人数を考えたら僅かな数でしかありません」
下衆「おっしゃる通りです....」
P「それもそうか....」
582 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:36:31.30 ID:CUrSjami0
下衆「あとは....」
下衆「あなた、彼を連れてきてください」
モブレジスタンス「はいっ!」
P「彼?」
ドスン
ドスン
P「!?」
千夜「これは....」
583 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:37:14.97 ID:CUrSjami0
七海(仮)「ティラノサウルスくんれす!」
ティラノサウルス「こけこっこ〜」ガオー
P「めちゃくちゃデカいニワトリ....?」
下衆「彼は私の所属する組織がとある大企業と協力して」
下衆「琥珀に閉じ込められた蚊の腹部に残されていた」
下衆「恐竜の血液から復活させた」
下衆「ティラノサウルス・レックスです!」
P「いやどう見てもニワトリだよな?」
千夜「美味しそうです」
584 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:38:26.84 ID:CUrSjami0
七海(仮)「ほら、ごはんれすよ〜」スッ
ティラノサウルス「こけっ!こけっ!」ガツガツ
P「ほら、穀物食べてるじゃないですか」
下衆「失礼ですね、これは穀物だけではなく煮干しも含まれています!」
P「ティラノサウルスの食生活とは似ても似つかないんですが....」
585 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:38:58.03 ID:CUrSjami0
ティラノサウルス「....」
ティラノサウルス「....」プリッ
ボトッ
七海(仮)「今日の晩御飯を生んでくれました〜」
P「ニワトリやん」
千夜「どのような味がするのでしょうか....」ジュルリ
586 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:39:24.55 ID:CUrSjami0
千夜「最近の研究では、ティラノサウルスとニワトリは遺伝子的に近いという結果が出ています」
下衆「その通りです」
下衆「つまりニワトリとほんの少しだけ似てしまうのは必然」
P「少しだけなんてレベルじゃないですよこれ」
下衆「うるさいですね!」
下衆「ティラノサウルスだろうが大きいニワトリだろうが」
下衆「質量は正義!大きければ強いんですよ!」バンバン
P「えぇ....」
587 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:40:35.81 ID:CUrSjami0
七海(仮)「あとはこれれす!」
【超合金アーマードサバオリくん】
P「これは....サバオリくん....?」
七海(仮)「超合金アーマードサバオリくんれす!」
P「....」
P「見た目はギラギラ光ってる金属製のサバオリくんだな」
七海(仮)「そうれす!」
七海(仮)「ただ重いだけのサバオリくんれす!」
P「それは何に使うんだ?」
七海(仮)「観賞用れす!」
P「さいですか....」
588 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:44:51.72 ID:CUrSjami0
P「レジスタンスは総勢60人という話でしたが」
P「その人たちの構成や装備はどうなっているんですか?」
下衆「皆さん青森国の住人の生き残りなんですが」
下衆「彼・彼女たちはみな、りんごを食べなかった方々なんです」
千夜「青森の人間がりんごを食べないわけがないでしょう」
下衆「ええ、基本的に青森の人間はりんごが主食」
下衆「かつてほとんどの日本人が米を食べていたように」
下衆「ほとんどの青森人の主食はりんごです」
589 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:46:08.04 ID:CUrSjami0
七海(仮)「青森人の主食はりんご」
七海(仮)「飲物はスタミナ源たれ、常識れす」
下衆「しかし、やむを得ない理由でりんごを食べられない方々もいまして」
下衆「それが今回は功を奏したという形です」
P「りんごを食べられない....?」
590 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:46:55.05 ID:CUrSjami0
下衆「私以外のレジスタンスは全員が後期高齢者となっています」
七海(仮)「みんな歯がないからりんごを食べられなかったんれす〜」
P「あっ(察し)」
下衆「また、レジスタンスの方々の意見を尊重して」
下衆「装備は全員竹やりです」
千夜「戦力としては数えない方がよさそうですね」
P「だな」
591 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:47:38.16 ID:CUrSjami0
P「まあこちら側の戦力は把握できました」
P「....肝心なのは敵側の戦力です」
下衆「....えぇ」
P「俺たちは青森の現状を知ったのがつい最近なので、ほとんど情報を知らないんですが」
P「下衆さんの組織はある程度わかってるんですかね?」
下衆「当然です」
下衆「青森国の戦力は....」
青森国の戦力@
>>592
青森国の戦力A
>>593
青森国の戦力B
>>594
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:49:06.11 ID:WAJAT/VEO
メイウェザー
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:50:21.55 ID:JUeq/HddO
洗脳された村上組員
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:50:26.53 ID:EtGykaKIo
トリケラトプス(ニワトリ)
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:50:26.56 ID:WEePvF0oo
ねぷた戦車
596 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 21:52:10.69 ID:ZWMaE6ZLo
ゾロ目に嫌な予感しかしないのは俺だけか?
597 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 21:56:32.65 ID:CUrSjami0
>>596
面白い発想なので採用させていただきます
598 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:06:51.45 ID:CUrSjami0
下衆「敵の戦力と布陣ですが」
下衆「彼らの中枢がここ、アオモリン」
下衆「阿闍羅山の山頂に築かれた巨大な宮殿が本丸です」
下衆「今はそこを取り囲むように、洗脳された青森の住人が100万人以上集められています」
下衆「彼らは思考を奪われているだけなので敵とは言えませんが....」
P「ええ、俺もさっき洗脳中の人間と接してきました」
P「無害無抵抗の人間とはいえ、宮殿の周りにこれだけの人数を集められると」
P「かなり戦いにくい....」
千夜「彼らの扱いは、戦闘の前にハッキリ決めておかなければなりませんね」
七海(仮)「....」
599 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:07:59.90 ID:CUrSjami0
下衆「現在はこのくらいですが、戦闘が始まると本格的に武装した兵士たちが出てくるでしょう」
下衆「青森国中枢における主戦力は、洗脳された旧村上組青森支部の構成員たちです」
千夜「村上組青森支部といえば」
千夜「勇猛で敏捷、山岳戦では圧倒的な力を誇るグルカ兵」
千夜「クルド語で『死に立ち向かうもの』の名を冠する、クルド人軍事組織ペシュメルガ」
千夜「この2つの組織出身者のみで構成されている」
千夜「日本最強と名高い指定暴力団ですね」
P「なんで平和な日本なのにとんでもない連中がいるんだよ!」
P「日本要素皆無じゃねえか!」
600 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:25:31.98 ID:CUrSjami0
下衆「彼らは全員で50数人と僅かな数ですが」
下衆「一般人を操っているナノマシンとはわけが違うんです」
P「うちの事務所の連中も、自意識を保ったまま青森国への忠誠を誓っていましたが」
P「やっぱりナノマシンには種類があるんですね?」
下衆「ご名答」
下衆「ですから、旧村上組青森支部構成員は」
下衆「自らの保有する戦闘スキルをいかんなく発揮しつつ」
下衆「青森国に忠誠を誓った決死隊、必死隊として死を恐れずに立ち向かってくるでしょう....」
P「俺ら生きて帰れるかなあ....」
601 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:26:07.24 ID:CUrSjami0
下衆「他の脅威としては」
下衆「やはりトリケラトプス軍とねぷた戦車隊ですか....」
P「向こうにもいるんですか!?」
下衆「ええ、青森国側も恐竜を復活させているようです」
下衆「トリケラトプスもおよそ50体、見た目はうちのティラノサウルスと酷似しています」
P「じゃあ大丈夫か」
千夜「ですね」
七海(仮)「仲間が増えますよ、よかったれすね〜」ナデナデ
ティラノサウルス「こけ!」コケ!
602 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:27:05.95 ID:CUrSjami0
下衆「ねぷた戦車はその名の通り、青森で有名なねぷた(ねぶた)を戦車に転用したものです」
P「戦車に?」
下衆「ええ、転用されたものは青森内の様々な場所から集められています」
下衆「青森ねぶた祭は人形型で横に大きく」
下衆「弘前ねぷたまつりは扇型が主」
下衆「立佞武多祭は縦にかなり大きくなっています」
下衆「また掛け声もそれぞれの地域によって違い」
下衆「青森はラッセラー、弘前はヤーヤドー、立佞武多はヤッテマレ」
下衆「このように地域ごとの特色を見比べてみると、より楽しめるでしょう」
P「観光案内かな?」
千夜「これは目が離せませんね」
七海(仮)「一緒に見に行きましょう!生のねぷたは圧巻れすよ〜!」
P「ここが戦場であることを忘れてしまうほどのほほえましさ....」
603 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:29:34.61 ID:CUrSjami0
下衆「トリケラトプス軍、ねぷた戦車隊とも数は50強」
下衆「強大です....」
P「....」
P「....あれ?でもねぷたって紙ですよね?」
下衆「そうですが?」
P「じゃあ千夜かドラゴンブレスでどうにかなるかも」
下衆「あっ、確かに....」
P「ま、希望的観測でしかありませんけど」
604 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:35:03.17 ID:CUrSjami0
下衆「それで、戦闘開始の日時ですが....」
P「その前に」
P「さっき言っていた、戦闘場所にいる大量の一般人をどうするか」
P「これを決めないと先へは進めませんよ」
下衆「....」
下衆「....彼らは不幸です」
下衆「意識を奪われ、強制的に危険な場所に集められるなんて」
下衆「青森国のやっていることは許せません」
605 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:36:37.75 ID:CUrSjami0
下衆「....しかし」
下衆「今はそれに対処している暇はない」
下衆「これが私の見解です」
P「見捨てろと、そう言うんですか」
下衆「今我々が失敗すれば、彼らの数より遥かに多い犠牲が出かねません」
下衆「ならば失敗の原因になりうる可能性は摘んでおきたい」
下衆「そう思ってはいけませんか?」
P「っ....」
606 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:37:25.22 ID:CUrSjami0
下衆「こちら側も敵側も、それぞれの戦力を踏まえると」
下衆「歩兵レベルより大規模な戦闘になる可能性が高い」
下衆「そんな中で人間1人1人を気にすることなんて可能なんでしょうか」
P「....でも」
P「そうだ!七海の親御さんだってあの中にいるかもしれないんですよ!?」
下衆「....」チラ
七海(仮)「....」
七海の意見
>>607
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 22:44:12.41 ID:Fp00btYmO
山形のりんごさえあればナノマシンをなんとかできるんれすが…
608 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 22:44:17.22 ID:AbetiZpg0
皆助けて、青森を日本に返すのれす
609 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:46:37.90 ID:CUrSjami0
申し訳ありません
下衆さんの意見に対する賛成反対を募ったつもりだったので
>>608
を採用させていただきます
610 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:52:00.48 ID:CUrSjami0
七海(仮)「....七海の願いは1つだけれす」
七海(仮)「青森を、日本に帰すこと」
下衆「そうです、だから我々が失敗するわけには
七海(仮)「違います」
七海(仮)「下衆さんの言うとおりにしたら、青森は帰ってきません」
下衆「何を言っているんですか!?」
下衆「青森国から青森を奪還すれば、自動的に日本に帰ってくるんですよ!!!」
七海(仮)「....青森は」
611 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:52:59.51 ID:CUrSjami0
七海(仮)「山や海だけじゃありません」
七海(仮)「青森に住む人たち」
七海(仮)「みんな助けて、青森を日本に返すのれす」
下衆「....な、何を言っているんです」
下衆「そんなに甘いことを言っていたら我々は負けますよ!」
七海(仮)「....でも」
七海(仮)「っ....!」
千夜「私も七海さんに賛成します」スッ
下衆「なっ....」グッ
612 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 22:56:52.51 ID:CUrSjami0
下衆「....」
下衆「....わかっています、わかっていますよ」
下衆「それが最良だということくらい」
下衆「私だってできるならそうしたい」
下衆「....でも、それではあまりにも現実味がなさすぎる」
下衆「....もしも、その理想論を叶えるというなら」
下衆「我々の戦力で遂行可能かつ」
下衆「具体的な作戦を提示していただきたい!」
P「....」
作戦内容を挙げてください、レス番は問いません
(現実的でなかったり、作戦が挙がらなかった場合は私が考えます)
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 23:05:48.21 ID:Fp00btYmO
全青森国民が見る七海のお魚さん講座を七海(仮)がジャックして乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 23:09:03.99 ID:rdoEC64q0
本部を強襲、戦闘部隊をおびき出して本部が手薄になったところを千夜内蔵大音量スピーカーで洗脳する
615 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:18:45.79 ID:CUrSjami0
>>613
「いいでしょうか」
下衆「どうぞ」
>>613
「全青森国民が見る『七海のお魚さん講座』」
>>613
「これを七海さんが電波ジャックします」
>>613
「そして」
>>613
「乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます」
>>613
「これはどうでしょう!」
下衆「むぅ....」
616 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:20:10.19 ID:CUrSjami0
下衆「乳首ドリルすんのかいせんのかいについては先ほど報告を受けましたが」
下衆「それは映像と音声による呼びかけだけで効果があるのですか?」
千夜「....私が行ったときは」
千夜「棒状のもので乳頭への刺激を与えながらの乳首ドリルすんのかいせんのかいでした」
下衆「....となると、メインの作戦とするには不安です」
下衆「また、映像さえ流すことが出来れば洗脳下にある方々でもそれを見るかもしれませんが」
下衆「住民はみな、山中にあるアオモリン周辺に集められています」
下衆「全員に映像を見せるには、巨大なモニターを用意しなければならないでしょうね」
>>613
「そう、ですか....」
下衆「しかし、これで人々の避難の可能性に繋がるならば大きいでしょう」
下衆「戦闘開始前の事前作戦として検討します」
>>613
「ありがとうございます!」
617 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:26:45.52 ID:CUrSjami0
>>614
「あの、私もいいでしょうか」
下衆「はい、どうぞ」
>>614
「まずアオモリンを強襲し、戦闘部隊をおびき出します」
>>614
「そして本丸が手薄になったところを」
>>614
「千夜さん内蔵の大音量スピーカーで洗脳を上書きする」
>>614
「これはいかかでしょうか!」
下衆「むぅ....」
618 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:27:30.49 ID:CUrSjami0
下衆「千夜さん、あなたは大音量スピーカーを内蔵しているんですか?」
千夜「はい、なぜこの方がご存じなのかは知りませんがその通りです」
下衆「なるほど....」
下衆「ではこのような作戦は可能ですか?」
千夜「問題ありません」
下衆「ありがとうございます」
619 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:28:07.61 ID:CUrSjami0
下衆「現在、洗脳の上書きと音量の因果関係は解明されていませんが」
下衆「先ほどの作戦の補強として有効でしょう」
下衆「乳首すんのかいせんのかいからあぶれた人間を」
下衆「少しでも多く拾い上げることが出来るなら御の字です」
>>614
「!!!」
>>614
「ありがとうございます....!」ペコ
620 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:28:44.86 ID:CUrSjami0
P「となると最後は俺の出番ですね」
下衆「え?」
下衆「もう
>>613
さんと
>>614
さんの作戦だけで十分ですよ」
P「読者に負ける主人公がどこにいますか!!!」
下衆「はぁ?」
621 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/02/04(木) 23:29:38.07 ID:rdoEC64q0
メメタァ……
622 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:42:17.81 ID:CUrSjami0
P「当然、2人の作戦を遂行した上で」
P「さらに多くの住人や戦力を無効化したいんです」
P「限りなく0に近づくように」
下衆「できるんですか、そんなことが」
P「....俺の能力、物体の摩擦係数を操る力を使います」
下衆「....まさか!」
P「阿闍羅山の摩擦をなくす!」
千夜・七海(仮)・下衆「「「!!!」」」
623 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:43:21.20 ID:CUrSjami0
下衆「そんなことをしたら山はどうなるんですか!?」
P「俺の能力はあくまで物体の表面だけに干渉します」
P「山の木々や草花は、どれも土に根を張っているので問題ないかと」
P「建物も基礎工事をしているでしょうし、ただ表面に置いてあるだけじゃありませんからね」
下衆「なるほど....」
下衆「山中や山頂にいる人間や置いてある武器だけを」
下衆「一気に山の麓まで流してしまうと....」
P「その間に事を済ませてしまいましょう」
624 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:43:47.80 ID:CUrSjami0
下衆「....それならば
千夜「待ちなさい」
下衆「今度は何ですか!?」
千夜「お前、能力には制限があると言っていましたね」
下衆「制限!?」
P「....」
625 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:44:18.62 ID:CUrSjami0
千夜「使い過ぎると、頭がアルファベットのPの形に変形し」
千夜「皮膚の色が鮮やかな黄色に変色してしまうと」
P「....」
千夜「そんなものは人間ではありません、ただの化け物です」
P「....大丈夫、阿闍羅山への使用だけならまだ持つ」
千夜「戦闘中に使わない保証があるのですか」
P「....」
626 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:45:07.81 ID:CUrSjami0
千夜「....お前はきっと、残り回数のことなど全く気にせず」
千夜「戦闘中も使ってしまうでしょう」
P「....」
千夜「下衆さんの言った通り、
>>613
さんと
>>614
さんの作戦だけでも十分なはずです」
千夜「ならば来るべき時のために温存しておくべきではありませんか」
P「....」
627 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:45:57.47 ID:CUrSjami0
P「....さっきは変形変色してもどうでもいいって感じだったのに」
P「優しいこと言ってくれるじゃないか」
千夜「....私はお前がどうなろうがかまいませんが」
千夜「お嬢さまが悲しまれるかと思いましたので」
P「....ふっ」
P「それはどうかな」
千夜「....?」
628 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:46:55.83 ID:CUrSjami0
P「ちとせも、みんなも」
P「俺が異形の姿になったってわかってくれるさ」
P「それこそ」
P「『俺がどうなろうとかまわない』」
P「お前だってそうなんだろ、千夜」
千夜「....」
P「....ありがとう」
千夜「....チッ」
七海(仮)「プロデューサー....」ウルッ
下衆「....あなたの覚悟、受け取りました」グッ
629 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2021/02/04(木) 23:48:48.41 ID:CUrSjami0
ガンガン
ガチャ
モブレジスタンス「大変ですっ!」
下衆「なんです?」
モブレジスタンス「偵察部隊からの情報によると」
モブレジスタンス「明日の正午から」
モブレジスタンス「七海さんの戴冠式を行うようですっ!」
下衆「....マズい」
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