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【安価】教師「転校生を紹介するぞー」
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32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 00:15:03.05 ID:fCRlAumDO
キモいストーカーみたいな奴だな
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 00:33:11.54 ID:njl4HmeCo
>>32
たくかにキモいよな
やっぱ根暗好きな奴は根暗なんだな…
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 07:03:56.77 ID:fCRlAumDO
いや
>>31
に対して言ったんだが
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 16:01:03.00 ID:VPL/s5r70
>>11
がそうだってんなら
>>15
でもねじ込んでくるだろうから違うね
>>29
もまだキャラそんないないから選べるのも少ないし
>>28
から普通に思いつける安価(突飛な安価もOKだけど)
ようするに乙ありと思ったらなんだよ
大して問題ないからしょっぱなから荒波立てようとすんな
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 16:02:04.60 ID:VPL/s5r70
龍子「初日でドキドキしてるし、まだ家には帰りたくないなー」
生徒B「そっかー」
生徒A「どこか寄り道してく?」
生徒E「学校探検ならご案内いたします!」
龍子「どーしよっかな」
龍子「あ、ねえ!藤原さんも一緒にどう?」
文学少女「い、いいの…?」
龍子「いいよ!」
生徒B「部活決まってないなら見てまわろーよ、放課後にも講座があったりするから引っ越したばかりで不安なら受けてみてー」
文学少女「竜崎さん、どうする?」
龍子「↓1」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 16:09:45.72 ID:xFp8hnus0
とりあえず学校を探検する
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 16:24:03.16 ID:VPL/s5r70
龍子「とりあえず学校を探検する」
文学少女「学校探検…久しぶりでなんか不思議な気分…」
生徒E「行きたいところがあったらお教えしますよ!」
生徒A「探検なんだからそういうのはナシでしょ」
生徒B「私は門限早めだからー、みんながんばってー」
龍子「ありがとねー!」
龍子「ということで、学校探検開始だ!」
ついた場所や見つけた物とか会った人↓1
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 16:36:08.72 ID:9+YlNAJk0
用務員室といかにもいわくありげな用務員のおじさん
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 17:01:31.23 ID:VPL/s5r70
龍子「ここは?」
生徒E「用務員室ですよ」
生徒A「うわぁ、ここに住めたら通学ラクだろうなぁ」
文学少女「でも、夜もこの学校で寝るのって…怖そう…」
用務員「…?どうかしましたか…?」
龍子「転校してきたばかりで、学校探検してたんです」
用務員「転校生ですかあ…しっかり場所を覚えてくださいね」
生徒A「おじさんは学校探検慣れしてるよね」
文学少女「夜の見回りって、怖く…ないんですか?」
用務員「はっはっは、学校探検はいいものですよ…」
用務員「ただ、あまり変なとこにはいっちゃダメですよ」
龍子「はーい」
生徒E「もしかしたらナニカ隠してたりしてぇ…?」
文学少女「ひ…」
龍子「やめてあげなよ」
生徒A「じゃあ、次いこーう!」
ついた場所や見つけた物とか会った人↓1
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 17:05:27.47 ID:CTiehWp40
図書室
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 17:22:08.24 ID:VPL/s5r70
タッ タッ タッ
龍子「(窓から校庭が見える、本当に人がいっぱいだ)」
文学少女「あ!図書室!」
龍子「(人の書いた本か…)」
龍子「ちょっと何か読んでいきたいな」
文学少女「読もう読もう!」
生徒E「図書室では静かにー」
生徒A「分かってるよ」
ガラガラッ
<・・・
龍子「(おお、打って変わって静かだ)」
龍子「(さて、なにがあるかな)」
龍子がとった本↓1
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 17:32:05.47 ID:xFp8hnus0
やまたのおろちの本
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 17:52:20.84 ID:VPL/s5r70
龍子「な、なんだこれは…」
龍子「(首が八つある龍の絵…凄まじいことを思いつくものだな…)」
龍子「(…生贄をとって…酒に酔って…首を…)」
龍子「…」
生徒A「竜崎さんは何読んでるの?」
龍子「あ、えっと、コレ」
生徒E「『詳しい大蛇退治』ですか」
文学少女「昔話を掘り下げて書くシリーズだよ、もしかしてこれ好き?」
龍子「ああ、いや、たまたま手に取って…」
龍子「…みんな龍ってどう思う?」
生徒E「え?うーん…」
生徒A「あんま気にしたことないなー」
龍子「藤原さんは…」
文学少女「↓1」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 17:54:37.85 ID:lUmz4kJHO
チョーかっこいいよね〜
いるなら会ってみたい!
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 17:55:59.17 ID:CTiehWp40
人間にも善人空く人がいるように龍にも善い龍と悪い龍がいると思うから
会ってみないと分からないと思う
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 18:18:29.90 ID:VPL/s5r70
文学少女「チョーかっこいいよね〜」
龍子「…かっこいい…?」
文学少女「うん!いるなら会ってみたい!」
龍子「!お、おう…」
文学少女「あ!もしかして龍が好きだったの?」
龍子「ええっと…なんというか…まあ、好きではある」
文学少女「ふふふ、竜崎さんって不思議な喋り方だよね」
龍子「え!?(なにか間違ったことを言ってしまったか!?)」
生徒E「肝に銘じておこう、とか言ってましたね」
生徒A「あー鈴木に急に絡まれたからだよ、すぐ直るって」
龍子「う、うんうん!ビックリしちゃってさ!まだ困惑してて…アハハ…」
文学少女「竜崎さんは変じゃないよ!かっこいいよ!」
龍子「そっかー」
文学少女「え、えっと…龍が好きなら…おすすめの小説があるんだけど…読んでみて…?」
生徒A「小説ってむずかしそー」
文学少女「う…」
龍子「読んでみたいよ!」
文学少女「!」パアア
生徒A「はー漫画ないかなー」
生徒E「今は、絵がある小説もたくさんありますよ」
龍子「(それからは、図書室で本を読んでいて、ふと窓を見ると空は赤く夕焼けになる頃だった)」
生徒E「もうこんな時間ですね」
文学少女「わ、すっかり夢中になっちゃってた」
生徒「最後に一回だけ見て回ろうよ!」
ついた場所や見つけた物とか会った人↓1
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 18:25:57.80 ID:xFp8hnus0
プール、水泳部が練習中
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 18:43:18.56 ID:VPL/s5r70
龍子「(校舎の外、帰っていく生徒がぽつぽつと見える)」
龍子「(運動部の者達はまだまだ練習を続けているようだ)」
龍子「ん?策で囲まれた場所が…」
生徒A「プールだよ!」
生徒E「今は水泳部が使ってるみたいですね」
龍子「プール?」
文学少女「もしかして、前の学校ってプールなかったの?」
龍子「え?ああ、そうそう!あれがプールカー!」
文学少女「授業の時に泳げるんだよ!」
生徒「水泳あったら一緒に泳ごー?」
龍子「うん!」
↓1「あ!竜崎さん!もしかして部活見学しに来たの?」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 19:04:35.26 ID:eUyJ+XoJO
クラスメイトの水泳部員(Gカップ)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 19:40:12.75 ID:VPL/s5r70
Gカップ「あ!竜崎さん!もしかして部活見学しに来たの?」
龍子「あ!…えーっと」
Gカップ「本永音唄、音唄でいいよ!」
龍子「お、音唄さん!」
生徒A「今は学校探検ちゅー」
生徒E「でもまだ決まってないなら、ここで考えてもよさそうですね」
龍子「そうしようかな」
水泳部長「本永ー何やってんだー」
Gカップ「先輩!今日転校生がきて、部活見学させてください」
龍子「竜崎龍子です、よろしくおねがいします」
文学少女「(その言い方だともう入ったみたいに…)」
水泳部長「おー転校生!見てって見てって!…っていっても泳ぐだけだけどね」
<オーシタイムハカルゾー ハイ!
龍子「(水泳か…)」
ここで、龍子はどんなドラゴン?↓1
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 19:48:32.55 ID:lUmz4kJHO
異世界の大戦で唯一人間陣営に味方した天候を操るドラゴン
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 19:51:55.62 ID:xIhA+VYtO
そんなスゲードラゴンもやってる進○ゼミマジパねぇな
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 19:56:27.70 ID:VPL/s5r70
龍子「(雲の中でも飛べるなら水の中も泳げるか…?まあ、この体じゃどうかわからんか)」
生徒A「そういえば途中入部もできるんだよね」
生徒E「水泳部入るんですか?」
生徒A「いや入んないけど」
生徒E「竜崎さんに聞いてるんですけど」
龍子「え!えーっと…」
龍子「↓1」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 20:00:07.60 ID:xIhA+VYtO
まだ色々見て回りたいから即決は出来ないかな
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 20:13:48.67 ID:VPL/s5r70
龍子「まだ色々見て回りたいから即決は出来ないかな」
生徒E「まあ、そうですよね」
文学少女「でも、もうそろそろホントに日が暮れてきちゃうね」
生徒A「また明日も一緒に見て回ろー?」
龍子「うん!」
龍子「初めてで不安だったけど、みんなのおかげで楽しかった!今日はありがとう!」
文学少女「わ、私も楽しかったよ!」
生徒E「光栄です!」
生徒A「じゃ、また明日ねー」
<バイバーイ
龍子「(夕焼けの空も暗くなっていき、部員達も道具等を片付けていく)」
龍子「…私も帰ろう」
龍子の家↓1
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 20:16:33.86 ID:xFp8hnus0
ラーメン屋
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 20:35:34.48 ID:CYhmy57E0
なんで!?
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 21:51:34.36 ID:VPL/s5r70
サラリーマン「(俺は会社の帰りに、夕暮れの街の裏通りを歩いていた)」
サラリーマン「(厚いジャケットに身を包み、くたくたの帽子を被った中年が自転車を転がしている)」
サラリーマン「(そんな彼を横目に角を曲がると、少しいった先に目的地が見えた)」
どらごんらーめん
サラリーマン「(大きな看板を掲げながら、隣のビルに目を取られそうになるくらい目立たない小さな一軒家の店)」
サラリーマン「(会社ではそつなく仕事をこなし信頼があるが故に、あまり誰にも気にされず放っておかれる俺、この店と少し重ねてしまう)」
サラリーマン「(そんな真面目な俺が珍しく仕事を早めに切り上げたのは、最近できたというこの店にくるため)」
ガラガラッ
大将「はいらっしゃい」
サラリーマン「(店に入ると、新築の店内に似合わない貫禄のある大将が、奥から顔を出す)」
サラリーマン「(席に着くと、真っ白い蛍光灯の光が汚れ一つないカウンターを照らす)」
大将「ラーメン一丁」
サラリーマン「(まだ注文はしていないのにラーメンが出てきた、辺りを見回しても俺以外の客はいない)」
サラリーマン「(注文間違いではないならなにかと考え俺は気づく、この店にはメニューがない)」
大将「…」
サラリーマン「(ラーメンを出すと、大将はまた厨房に戻り、俺に背中を向ける)」
サラリーマン「(無口で頑固そうな大将、察するにこの店はこの一杯でやっていくつもりなのだろう)」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 22:45:18.71 ID:VPL/s5r70
大将「…」
サラリーマン「(大将が頑固な店にありがちな店でのルールなどはない様子で、何も口出しはない)」
サラリーマン「(それならば、俺も店に言うことはない、このラーメンを食べるだけ)」
サラリーマン「(そのラーメンはというと、とてもシンプルな醤油ラーメン、麺は太麺だ)」
サラリーマン「(具はチャーシュー、卵、かまぼこ、メンマ、ねぎとこれまたシンプルな物達が少量入っている)」
サラリーマン「(どうやら、この一杯どころか麺とスープでとことんこだわるつもりなのだろう)」
サラリーマン「(俺はカウンターから割り箸を取り、ラーメンの匂いを吸いながら割り箸を割る)」
サラリーマン「(昆布と鰹節の濃い匂いに唐辛子の香りがこれまた少量、俺のなかに入っていく)」
サラリーマン「(そしていよいよ麺をすする)」
ズズズッ
サラリーマン「(ああ…これだ…これのために俺は生きているのだと思わせてくれる)」
サラリーマン「(スープが麺に絡んで、さっきの匂いが口の中に強く広がり、俺は麺を噛む)」
サラリーマン「(麺はとても歯ごたえがあり、噛み切ると旨味がはじける)」
ガラガラッ
龍子「!」
大将「おう…おかえり」
サラリーマン「(どうやら大将には娘がいたよう、態度を変えずそっけなく出迎えている)」
龍子「…た、ただいま」
龍子「(客がきている…)」
サラリーマン「(あまり人の家庭をこういう形で覗き見るのは良くない、俺は気にせず麺をすする)」
龍子「(本当に客がくるなんて…お父さんや客を邪魔しては悪い、とにかく部屋に戻ろう)」
ガチャッ
龍子「お母さん、ただいま帰りました」
龍子のお母さん↓1
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 22:50:57.73 ID:CTiehWp40
元勇者
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 23:14:30.94 ID:VPL/s5r70
勇子「龍子!おかえり!学校はどうだった?」
龍子「ドラゴンということも疑われることもなく、授業にも問題なくついていけました」
勇子「そうか!友達とかはできた?」
龍子「友達…かどうかはわかりませんが、放課後に3人のクラスメイトと一緒に学校を探検し、それなりに友好的な関係は築けたと思います」
勇子「それで遅くなったのかぁ…心配したんだぞ?ドラゴンスレイヤーに狩られちゃったんじゃないかって…」
龍子「もうしわけありません、お母さん(ドラゴンスレイヤーはいないと思う)」
勇子「いいって!クラスの子と仲良くできたんならよかったよかった!」
勇子「とにかく!初めての学校で疲れただろ?お祝いのごちそう用意するから、お風呂も沸かしてあるし入ってきな!」
龍子「はい」
ちゃぽん
龍子「(といっても、この家では小さすぎて変化も少ししか解けない、思いっきり羽を広げることはできないな)」
龍子「ふー」
龍子「…」
考える龍子↓1
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 23:17:46.31 ID:xFp8hnus0
風呂から出たらTVでも見て息抜き
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/17(木) 23:30:11.11 ID:VPL/s5r70
龍子「あー…」
龍子「(思ったより学校は疲れたみたいだ、風呂に入って気が抜けてくると、疲れが響いてくる…だがそろそろ上がらなければ)」
龍子(風呂から出たらTVでも見て息抜きしよう)」
勇子「ん、おい、羽と尻尾じゃなだな!」
龍子「これでもおさえてるほうなんだー」グデーン
勇子「テレビも顔に近すぎるぞ!」
龍子「からだがおおきすぎるんだー、はなそうとするとくびまげないといけないのはつらいー」ダラダラ
勇子「…じゃあ通るついでにマッサージしてやる」フミッ
龍子「ぐっ…」
ぐにいっ
龍子「ぎにゃっ!」
勇子「はい終わり」スタスタ
龍子「あー」トローン
龍子が見てる番組↓1
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/17(木) 23:33:20.03 ID:lUmz4kJHO
世界摩訶不思議発見!
日本で巨大なドラゴンを見た!!
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 00:11:00.26 ID:MBIk6eER0
世界摩訶不思議発見!
TV<デレレンッ ファッ
TV<Let's try try try! パラパパーン ボロポポーン
龍子「…」ゴロゴロ
ナレーション「今日の摩訶不思議の舞台は日本」
ミステリーハンター「みなさん、突然ですがドラゴンについてどんなイメージをお持ちですか?」
龍子「ん」
ミステリーハンター「西洋での竜は魔物として知られ、東洋での龍は神のように崇められていましたが、どちらも恐れられており」
ミステリーハンター「昔話から近年の創作物でも取り扱われ、架空の存在でありながら馴染み深い存在でもあるドラゴン」
龍子「なんだろう、この番組は」
ミステリーハンター「しかし、ドラゴンが馴染み深いのは、もしかしたら本当に存在していたからかもしれないんです」
TV<ドラゴンバサァ
龍子「!?」
ナレーション「この映像はこの間、日本で撮影されたもの」
映像↓1
今日も疲れたから放送終了
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 00:14:40.35 ID:f2QLtHKv0
乙
北の雪山で遊んでいる子どものドラゴン
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 19:36:45.70 ID:MBIk6eER0
ナレーション「東北の雪山で、何者かが荒ぶる様子を捉えた」
ナレーション「トカゲのような頭に角が生え、コウモリのような大きな翼を持ったその姿はまさしくドラゴン」
龍子「これって…」
龍子「↓1!」
本物
知り合い
私
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 19:42:08.72 ID:eCK+Mtc1O
宿敵のライバルのドラゴン
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 19:52:27.39 ID:MBIk6eER0
龍子「間違いない…私の宿敵…」
TV<ドラゴンキャッキャ
ナレーション「今まで影もなかったドラゴンのような生き物が、突如姿を現し雪山で暴れている光景は…」
龍子「なんと間の抜けた顔ではしゃぎおって」
龍子「なにより人に撮られていることに気づかず、このように晒されてしまうとは、情けない姿を見せてくれる…」
勇子「龍子!できたぞー!お前の大好物の↓1だ!」
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 19:53:29.10 ID:ZRbg+pou0
シャケマヨ丼
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 20:20:45.20 ID:MBIk6eER0
龍子「!シャケマヨ丼!」
龍子「いただきまーす!」
勇子「ほんとすぐがっつくなあ」
龍子「おいしい!お母さんが作るシャケマヨ丼大好き!」
勇子「ははっ、誰が作ってもおんなじだろ」
龍子「全然違います!私が作るとなにか違くて…」
勇子「別に作り方なんて教えれないからな、テキトーに作っただけだし」
龍子「もぐもぐ」
勇子「ふふっ…それでー?学校での話もっと聞かせてよ」
龍子「それが、教室に入ったらすぐに質問してきた子が…………」
龍子「(つい話しすぎてしまったな)」
龍子「(しかし、本当に今日は色々あった)」
龍子「(明日もまた学校を探検して、部活を見て回って…)」
龍子「(ああ、もう寝なければならないというのに、またドキドキしてきてしまう)」
龍子「↓1しよう」
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 20:21:54.86 ID:zO1USgAF0
ヒンズースクワット
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 20:41:35.22 ID:MBIk6eER0
龍子「ふっ…はっ…」
龍子「こんな風にっ…ふっ…動けるんだ…はっ…」
龍子「この身体なら…明日は体育とやらがあるらしいし…」
龍子「ほっ…動かし方を覚えておこう…っふうっ」
龍子「ハア……ハア……」
龍子「(なんか余計ドキドキするような…)」
龍子「もういい!寝るったら寝る!」
チュン チュン
龍子「それではお母さん、いってきます」
勇子「尻尾、化けれてないぞ」
龍子「あっ!」
ググッ
龍子「これでよし…改めていってまいります」
勇子「おう!がんばってこいよ!」
ガチャッ
龍子「お父さん、いってきます」
大将「おう……いってらっしゃい」
ガラガラッ
龍子の通学方法↓1
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 20:44:58.49 ID:9KDyOuKDO
バス
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 20:54:22.44 ID:MBIk6eER0
バス<プシュー
龍子「(今日は昨日よりももっと早く来てしまった)」
龍子「(起きたら夢が覚めてしまうのではないかと…本当にこれから毎日学校に行けるんだな)」
<ハッシャシマース
ブウウウゥゥン
龍子「(景色がどんどん変わっていくのは、まだ見慣れないな)」
龍子「(周りの建物も大きくなってきた)」
<テイシャシマース
そこでバスに乗り込んできたのは↓1
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 20:54:52.63 ID:ZRbg+pou0
映研部のクラスメイト
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 20:58:12.77 ID:MBIk6eER0
映研「…」
龍子「(む、同じ制服…というか、教室で見たような…)」
<ハッシャシマース
ブウウウゥゥン
映研「…」
龍子「(話しかけたいが、前の方の席だな…移動するか?)」
どうする↓1
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 20:59:32.49 ID:f2QLtHKv0
移動して話しかけてみる
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 21:03:31.55 ID:MBIk6eER0
龍子「(よし、友達作りは歩み寄ることが大事だ!)」
龍子「おはよう!教室で会ったかな?」
映研「↓1」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 21:13:44.24 ID:6p3zszG8O
ヒロイン決定!
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 21:36:26.98 ID:MBIk6eER0
映研「ヒロイン決定!」
龍子「へ?」
映研「あなたのような人を探していたんですよ!」
龍子「わ、私…?」
映研「しなやかな脚!ツヤのある髪!元気も満ち溢れ、まさに役にピッタリです!」
龍子「ええっと…」
映研「はっ!失礼しました、私は映像研究同好会の者です」
龍子「へ、へえ」
映研「今、映像研究同好会…映研では研究の成果を形にすべく長編映画を取ることにしたのです」
映研「そこで役者をどうしようかという話になり演劇部を訊ねたのですが、ヒロインだけがどうもピンと来ないようで」
映研「途方に暮れていたところにあなたが舞い降りたのです!」
龍子「そうなんだぁ…」
映研「どうか!ヒロインを演じていただけませんか!?」
龍子「ええっ!?」
龍子「(むむむ、どうしたものか)」
龍子「↓1」
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 21:41:13.29 ID:rl+p9PAPo
友達になってくれたらいいよ
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 22:13:26.55 ID:MBIk6eER0
龍子「友達になってくれたらいいよ」
映研「!是非とも!」
龍子「本当!?やったあ!」
映研「いいですねえ…良い画が浮かびます」
<テイシャシマース
シュウウウゥゥ
龍子「あ!ついた!いこ!」
映研「はいただいま!」
<オハヨー オッハー ネーネー
龍子「(うふふ、友達ができたぞ)」
龍子「(…だが、言っておいてなんだが、このやり方はいいのだろうか?)」
生徒E「あ!竜崎さん!」
生徒F「お!おはよー!」
Gカップ「ちょうしどう?」
<キャーリュウザキサーン
龍子「(一日経ったが、まだ皆熱が冷めないみたいだ、かくいう私もそうだが)」
映研「うんうん!イメージ通り!」
文学少女「竜崎さん、おはよう!」
龍子「おはよう!今日も放課後、一緒に学校探検しよう?」
文学少女「うん!」
厨二女子「竜崎!」バッ
龍子「あ…鈴木さん、おはよう…」
厨二女子「昨日は何故来なかった、殺人倶楽部から逃れることはできないぞ」シュタッ
<マタカラマレテルヨ イツニモマシテテンションタカイナー オマエカラノガレタイヨ
厨二女子「お前は選ばれしものなのだ!」グワァッ
龍子「あー」
龍子「↓1」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 22:21:16.10 ID:ZRbg+pou0
今日の体育の50m走で勝てたらいいよ
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 22:41:09.13 ID:MBIk6eER0
龍子「今日の体育の50m走で勝てたらいいよ」
厨二女子「…なに…?」
ざわざわ
映研「(なるほど…○○たらいいよ…)」フムフム
生徒A「なになにー?どうしたのー?」
生徒D「竜崎さんが鈴木と競争すんだって」
厨二女子「…」
厨二女子「…いま、何と言った…?」
龍子「今日の体育の50m走で勝てたら、選ばれしものやるよ」
厨二女子「…」
厨二女子「…ク、ククク…」
龍子「?」
厨二女子「我を相手に…よくも上手に出たものだな…」ゴゴゴゴ
文学少女「あ、アワワ…」アセアセ
龍子「えっと、どうする?」
厨二女子「↓1」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 22:53:12.98 ID:kRc3CK3v0
受けてたつ(けど身体能力ポンコツだから内心ガクブル)
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/18(金) 23:10:34.09 ID:MBIk6eER0
厨二女子「受けてたつ」
龍子「そうこなくちゃ」
<オオォ
厨二女子「体育は2時限目、せいぜい浮かれているがいい」スタスタ
龍子「よぉし、負けないよ!」
<リュウザキサンガンバッテー スズキヲダマラセロー
生徒A「面白いこと考えるね」
文学少女「お、応援してるよ!」
龍子「ありがとう!」
生徒D「サボり魔がようやく動くな」
厨二女子「…ふん」ガクブル
キーンコーンカーンコーン
担任「おーし、お前ら席つけー」
1時限目の授業↓1
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/18(金) 23:12:03.84 ID:ZRbg+pou0
世界史
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/19(土) 00:14:34.64 ID:stePTQcP0
歴史教師「東ローマ帝国とヨーロッパ諸国は…」
文学少女「うう…難しい…」
龍子「焦らずに進〇ゼミをやれば、すぐにわかるようになるよ!」
文学少女「それがね…お母さんに言ってみたんだけど、授業で十分でしょって言われちゃって…」
龍子「もっと強く言ってみようよ!」
文学少女「つ、つよく…?」
龍子「そう!強く!」
龍子「真剣にメリットを伝えれば、きっと藤原さんのお母さんもわかってくれるよ!」
文学少女「…うん、やってみる!」
歴史教師「領主や騎士たちが…」
龍子「(それにしても、私の世界と似てるなあ…ちょっとだけ…)」
歴史教師「ここまでで、分からなかったところはありますか」
厨二女子「ふっ、久しいな…この時教皇がとった作戦の裏には異界の者の干渉が」
歴史教師「大丈夫ですね、じゃあ次行きます」ケシケシ
龍子「(鈴木という娘、いつもあの調子なのか…)」
キーンコーンカーンコーン
生徒B「ふー終わったー」
生徒F「次はいよいよ体育だなー!」
厨二女子「思えばあの戦いから世も変わったな、まああの程度のものはどうという事はなかったが50m走など実にちっぽけな話だ」
龍子「勝っても負けてもうらみっこなしだよ!」
厨二女子「は…ははは…はは…」ガクガクブルブル
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/19(土) 00:58:44.18 ID:stePTQcP0
<チョットダンシー ノゾカナイデヨ ミエテナーイ
Gカップ「もう…」ヌギヌギ
生徒H「鈴木ちゃーん、約束はちゃんと守りなよーん」
厨二女子「(わたしは支配者じゃないの?今がやめどきだというの?いやこれは妄想なんかじゃない…)」ズウウゥゥン
生徒B「おー集中してるよー」
文学少女「思ってたより熱い人なのかも…?」
龍子「こっちも真剣にいかないとね」ヌギヌギ
厨二女子「(そうだ、奴は多次元存在となった者…支配者である我でも骨が折れるということ…いいだろう…!)」
バッ
厨二女子「竜崎…いや、断頭に立つのドラグニス…お前を強者と認め、我は封印を解いてお前に挑む」ゴコウウゥゥ
龍子「…服脱いだだけじゃ…」ポツリ
文学少女「きっと鈴木さんの頭の中では神々しい姿なんだよ…」ヒソヒソ
厨二女子「この姿を見せるのはお前が初めてだ…」フッ
鈴木さんの姿↓1
頭痛くなってきたから止める
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/19(土) 01:13:58.09 ID:2J7F3V4Po
所々切り込みが入ったFカップの谷間が覗く体操服+ブルマ+腕と脚に包帯とチェーンまきまき+黒いマント
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 03:42:39.53 ID:icUFZyBU0
体育教師「ん?おい鈴木、そのチェーンどこから持ってきた!」
鈴木「これは我の溢れるエネルギーを制御する、おもりであり手綱でもあるのだ」
体育教師「体操服もボロボロにして…とにかく危ないから置いとけ!」
鈴木「やめておけ、常人では触れただけで…あっ!バカ!離せ!」ブンブン
<サスガニミスゴセナイゾ! ショウキカキサマ!
生徒F「よくあんな恰好できるなー」
生徒D「鈴木…意外とデカいな…」
体育教師「じゃあ、まず準備運動しっかりとなー」
鈴木「おのれぇ…」←ジャージ着せられた
龍子「ペアを組んで体をほぐすのか」
龍子とペア↓1
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 05:20:12.34 ID:7z60hqTDO
文学少女
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 19:24:31.89 ID:icUFZyBU0
龍子「藤原さん!一緒にやろ!」
文学少女「うん!」
厨二女子「(そうだ、アレなしでも力を使いこなすのだ…我は決して負けない)」ググッ
生徒H「鈴木ちゃんホントやる気満々ねー(全然曲がってないけど)」グッグッ
文学少女「…」グッグッ
文学少女「…竜崎さん身体↓1」
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 19:27:55.05 ID:m2u7ptgJ0
意外と柔らかいね
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 20:02:43.42 ID:icUFZyBU0
文学少女「…竜崎さん身体意外と柔らかいね」
龍子「まあね!意外だった?」グイーッ
文学少女「あ!いや、すごく伸びるから…!」
龍子「えへん!(まあ化けた姿なんだがな)」
体育教師「ちゃんとやったなー?それじゃ、タイム測ってくぞー」
厨二女子「…柔軟さなどさほど重要ではない…要は早ければいいのだ!エネルギー放出の推力で一気に駆け抜ける!」
龍子「(ううむ…この娘、この世界でやっていけるのだろうか)」
体育教師「次、鈴木ー」
厨二女子「(…まさか我がここまで追い込まれる時が来るとは思いもしなかったが…)」
体育教師「よーい」
厨二女子「(ここから這い上がってこそ面白いというもの、支配者はもう飽き飽きしていたのだ!)」
龍子「鈴木さんがんばってー!」
厨二女子「…ふっ」
厨二女子「!!」カッ
体育教師「どん!」パァンッ
厨二女子「目覚めよ!」
厨二女子「「「アクセレートトランス」」」
生徒達「!」
龍子「!」
体育教師「…」
シュピッ ピシュウウウゥゥン
ズダアアアァァン
厨二女子「…タイムは」シュウウウ
体育教師「↓1」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/12/21(月) 20:05:26.16 ID:fqSfqTxb0
かなりいい方だな・・・
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 20:07:00.48 ID:u6ErN6yy0
10m走 27秒… 遅い 遅すぎる
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 20:19:58.27 ID:icUFZyBU0
体育教師「かなりいい方だな…」
厨二女子「…そうか」フッ
生徒達「(いやいえよ)」
生徒H「鈴木ちゃんおつ〜」
生徒D「…まさかあれほどなんてな」
文学少女「竜崎さん…大丈夫?」
龍子「え、う、うん!当然だよ!」
龍子「(と、思ったが…私はこの身体だとどのくらいの速さなんだ…?)」
龍子「(そもそも元の姿ですら走ったことなどない、移動は飛んでしていたからな…)」
龍子「(バスに乗り遅れそうになって全力疾走…はしたことないな)」
体育教師「次、竜崎ー」
龍子「!」
文学少女「がんばって!」
龍子「…うん!」
<ガンバッテー! キャーリュウザキサーン! スズキニマケルナー! オマエナラカテル! オマエハエラバレシモノダー!
厨二女子「(さあ…どれほどの力か、見せてもらおう)」
体育教師「よーい」
龍子「…」
体育教師「どん!」パァンッ
ダッ
生徒達「!」
厨二女子「…」
体育教師「…」
ピッ
体育教師「タイムは」
体育教師「↓1」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 20:21:42.54 ID:5gjFFm/4O
5.00秒…嘘だろ…世界記録余裕で塗り替えてんじゃねぇか……
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 21:18:28.25 ID:icUFZyBU0
体育教師「5.00秒…嘘だろ…世界記録余裕で塗り替えてんじゃねぇか……」
龍子「…ふう」
生徒達「……お…」
オオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
龍子「…ふふっ」
生徒A「いますんごい動きしてなかった!?」
生徒B「ねー」
Gカップ「クラスから世界記録がでるなんて…」
映研「これは…表現の幅が広がりますよ…!」
体育教師「…」ポカーン
<リュウザキサンスゴイ! レンシュウシテタノ? センシュニナレンジャン! ドウヤッタラアンナニ!?
龍子「あはは…」
文学少女「ふ、ふええぇぇ…」
生徒I「ね、ねえ竜崎さん、陸上部に入らない!?」
龍子「え、ええっと、まだ考え中で…」
生徒I「絶対入った方がいいって!」
生徒C「それは流石に竜崎さんの自由ですよ」
龍子「あ、ありがとうね……あ」
生徒D「鈴木、約束だろ、もう竜崎さんを巻き込むなよ」
厨二女子「…」
龍子「鈴木さん、選ばれしものはできないけど、いつでもあそ
厨二女子「竜崎」
龍子「…?」
厨二女子「…」
厨二女子「↓1」
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 21:21:27.03 ID:m2u7ptgJ0
負けた罰として私を好きにしていいぞ(下着姿になって大の字で寝転がる)
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 21:22:14.44 ID:1u3vyqA+0
ま、まだ一敗しただけだからな!
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 21:29:32.14 ID:icUFZyBU0
厨二女子「負けた罰として私を好きにしていいぞ」
龍子「え?」
ヌギヌギ
龍子「ちょ」
生徒D「お、おい!」
ざわっ
厨二女子「…好きにしてくれ」ゴロン
体育教師「鈴木!そんなに気を落とさなくていいんだぞ!早く服着ろ!」
ヒソヒソ
厨二女子「……」
厨二女子「…我は…竜崎に話している、他の者は口を慎め…」
生徒C「なにもそんなことしなくても…」
生徒F「皆に見られちゃってるぞー!」
生徒H「す、鈴木ちゃん…」
文学少女「あ、アワワ…」アセアセ
龍子「…」
↓1
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 21:38:12.03 ID:1u3vyqA+0
破廉恥だぞと言いながら顔を真っ赤にしている
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 21:49:39.28 ID:icUFZyBU0
龍子「…破廉恥だぞ///」カアアァァ
厨二女子「……」
厨二女子「…わかった」キルキル
体育教師「鈴木どうしてこんなこと…」
厨二女子「改めて、好きにしろ」
龍子「は」
体育教師「おい!鈴木!」
厨二女子「…」
生徒J「…ほんとなんなの…」ヒソヒソ
生徒K「…いい加減にしてほしいよね」ヒソヒソ
厨二女子「罰として私を好きにしていい」
龍子「っ…」
↓1
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 21:51:19.57 ID:BnqugJIzo
ともになれ
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 21:52:08.99 ID:Mh3kKC840
「なら罰として私の友達になるんだ」(手を差しのべながら)
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 22:17:56.41 ID:icUFZyBU0
龍子「ともになれ」
厨二女子「…わかった」
龍子「…」
生徒達「…」
体育教師「…とりあえず、最後に渡辺のタイム測るぞ」
渡辺「今ほどこのありふれた苗字を恨んだことはない」
文学少女「び、びっくりしたよぉ…」
龍子「私も…」
龍子「(ま、まあ、とにもかくにも友達がまた一人できて良かった)」
龍子「(…あれ、交換条件だったり罰だったりまともな友達いないぞ)」
生徒A「竜崎さん、大丈夫だった?」
龍子「大丈夫、というか本当になんでもないよ」
生徒B「龍子ちゃんホントに脚早かったねー」
龍子「え?…あ、ああ…ありがと」
龍子「(鈴木のインパクトがありすぎて薄れている)」
生徒I「竜崎さん!」
龍子「あ、さっきの陸上に誘ってきた…ええっと…」
生徒I↓1
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 22:21:18.12 ID:m2u7ptgJ0
伊藤だよ、たまに男子と間違われる時もあるけどね
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/21(月) 22:32:33.45 ID:icUFZyBU0
ちょっと今日は早めにキル
罰として展開を好きにしていいぞ↓1↓2↓3
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 22:52:52.14 ID:1u3vyqA+0
放課後皆で街に遊びに行く
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 23:08:24.27 ID:BnqugJIzo
買食いしまくる
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/21(月) 23:22:39.62 ID:7z60hqTDO
夕御飯を龍子の家のラーメン屋で食べることになり、後日それぞれの家に遊びに行く約束をする
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 18:44:30.61 ID:9FG0V+9v0
ボーイッシュ「伊藤だよ、たまに男子と間違われる時もあるけどね」
龍子「伊藤さん!」
生徒E「また勧誘?」
ボーイッシュ「うん!竜崎さん!陸上部に入ってくれないかな!?」
龍子「あ、ごめんなさい、本当にまだ考え中で…」
ボーイッシュ「あの足の速さで、陸上やらないなんて考えられないよ!」
生徒B「考えるのは龍子ちゃんだよー」
生徒A「そーそー!それに、今決められたら一緒に部活見学できなくなっちゃうじゃーん!」
ボーイッシュ「…ごめん…興奮しちゃってて…」
龍子「いいよいいよ!」
ボーイッシュ「…でも、絶対に才能あるから!よかったら入ってね!」
生徒E「未練がましいですねぇ」
龍子「いいよ、それくらい凄いことだったんだよ」
生徒A「えー竜崎さん自画自賛ー!」
生徒E「いいや、もっと誇れるものですよ!」
龍子「あはは…」
龍子「(むう、まさかこの身体でもあれほどとは…鈴木もあんな調子になってしまったし、気をつけた方がよさそうだ)」
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 19:03:53.92 ID:9FG0V+9v0
文学少女「えっと、じゃあ今日も部活見に行くんだよね」
龍子「うん!」
生徒A「よーし!転校生パワーで思いっきり漁るぞー!」
生徒E「お供いたしますう!」
生徒B「いいなー私も龍子ちゃんとおともしたーい!」
龍子「あ…門限があるんだよね」
生徒A「そんなの無視しちゃいなよ!」
文学少女「そ、それはダメだよ…」
生徒B「家と学校がすぐ隣だったらなー」
龍子「うーん…」
生徒E「じゃあ、Bさん家の辺りで遊ぶっていうのはどうですか?」
生徒A「えー?それって…アレじゃない?えーっと、竜崎さんの部活を見るのが目的でー、それがBちゃんと遊ぶって…あれよあれ…」
文学少女「本末転倒?」
生徒A「そうそれ!」
龍子「いいよ!私もBさんと遊びたい!」
生徒B「やったー」
生徒A「じゃーBちゃんの実家に突撃ー!」
文学少女「実家まで!?」
世うちE「切り替えが早いですなあ」
龍子「(ああ…いい…)」
Bちゃん家辺りの街↓1
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 19:06:35.68 ID:PxpyMYf/0
この地方でも有名な心霊スポットが多い街
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 19:08:49.88 ID:9FG0V+9v0
ビービー言ってたらあれなんでBちゃんキャラ付けネームド昇格↓1
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 19:13:07.36 ID:W0hCZ22X0
吉野日菜子(よしの・ひなこ)
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 20:20:38.02 ID:9FG0V+9v0
キーンコーンカーンコーン
担任「はいホームルーム終わりー、あと鈴木ちょっと職員室ー」
生徒A「やーっと終わったー!」
文学少女「鈴木さん呼び出されてたけど、大丈夫かな…?」
龍子「みんなの前で脱いだからね…」
龍子「(1時限目が嘘のように静かだったし…いや、普通は静かにして当たり前なんだろうが…人のことはよくわからん!)」
生徒E「じゃあ行きますか〜」
ガタンゴトンッ
終点〜つさらぎ駅〜
生徒A「ここがびいちゃんの街かー」
ガラッ
龍子「(人は私達だけか…いや私は人じゃないが…)」
文学少女「小説でよくある駅みたい…」
生徒E「ノスタルジックってやつですか」
びい「私も外で遊ぶことあんまりないからたのしみー!」
生徒A「ていうか、お腹空いたーおやつおやつーなんか食べよーよ!」
生徒E「もともとは竜崎さんの部活見学だったんで、ここは竜崎さんの申せのままに!」
龍子「わ、私!?」
びい「龍子ちゃん線はっしゃしまーす!」
生徒A「3両編成〜」
文学少女「竜崎さんがんばって!」
生徒E「子供ですねー」
龍子「お、おー!」
行きついたのは↓1
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 20:31:30.56 ID:QLLoPZpUO
廃校になった校舎
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 20:39:25.08 ID:9FG0V+9v0
廃校舎<コオオオォォォ
龍子「…」
びい「停車ー?」
生徒A「なにここー?」
生徒E「どうみても廃校ですね」
文学少女「こ、怖いよ…つ、次行こう…?」
生徒E「なんならここで部活見学します?ボールがひとりでに動き出す様が見れるかも?」
文学少女「や…」
龍子「…」
びい「お化けなら宇宙の真理分かるかなー」
生徒A「いーからどっかで買い食いしないと餓死するううぅ」
↓1
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/12/22(火) 20:51:38.48 ID:hYSPvfWn0
とりあえず入る
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 21:06:01.69 ID:9FG0V+9v0
コツッ コツッ
生徒E「中は思ったより奇麗すね」
生徒A「なんだかお腹空いてきたわ…」
文学少女「ね、ねえ…もう帰ろうよ…」
生徒E「なんすか詩乃し、びびってんすか?」
ヒュウウウゥゥ
文学少女「!!」
文学少女「ね、ねえ…もう帰ろうよ…」
びい「今のはただの風だよー」
龍子「(つい入ってしまったが…)」
↓1
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 21:07:12.91 ID:K3HJFF6W0
不気味だし帰る
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 21:21:11.73 ID:9FG0V+9v0
龍子「不気味だし帰る」
文学少女「ほっ…」
生徒E「まあ、竜崎さんが言ったんならそうしまっす」
生徒A「かゆ…うま…」ガジガジ
びい「私は食べ物じゃないよー」
生徒E「…こういうのって、帰ろうとしたら鍵閉まってたってパターンおおいっすよね」
文学少女「あっ…」
龍子「やめてあげてって」
生徒E「い、いえ!怖がらせようとしていったわけでは…」
ガチャッ
生徒A「やっと出れたー!!」
生徒E「さっき入ったばっかっすよ」
文学少女「は、早く遠くいこ…!」
生徒A「食べ物…食べ物!」
龍子「ご、ごめん…じゃあ行こうか」
行きついたのは↓1
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 21:22:30.44 ID:PxpyMYf/0
不気味な老婆がやってる駄菓子屋
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 21:23:58.87 ID:rakmojfDO
レトロな感じの喫茶店
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/22(火) 21:33:36.39 ID:9FG0V+9v0
生徒A「駄菓子屋だって!」ダッ
龍子「あっ!」
文学少女「すごくお腹空いてたんだね」
生徒E「ちょっとおやつ抜いたくらいで…」
老婆「イヒヒヒ…いらっしゃい…」
生徒A「あっ!あれと…あっ!これも買おー!」
文学少女「駄菓子屋なんていつぶりかな…」
生徒A「みんなもなんか買いなよー!」
生徒E「私はいいです、こういう感じのは…」
老婆「…」
生徒E「あっ、すみません、単純にお金ないってだけで…」
老婆「気にしなくていいよー…イヒヒヒッ」
龍子「(お金…)」
龍子所持金↓1
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/22(火) 21:38:23.00 ID:5sVH9qSS0
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