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【安価】教師「転校生を紹介するぞー」
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202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 00:10:07.01 ID:BHDvbArb0
大丈夫! 何かあっても私が守るから!
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 00:28:33.83 ID:QVVEk1MW0
龍子「大丈夫!何かあっても私が守るから!」
文学少女「…」
文学少女「…龍子ちゃあぁん…」グスッ
龍子「ほら、手つかまって!」
ち……さ……
龍子「!」
龍子「(今のは…?)」
ななななな「うわああああっ!!」
龍子「!大丈夫!?」
びい「どうしよー、ななちゃんが完全にパニックになっちゃったよー」
ななななな「来るうううぅぅぅ!!きっと来るうううぅぅぅ!!」
大食い「力づくで運ぼう!びいちゃん足持って!」ガッ
びい「うーん!よいしょー」ガッ
龍子「さ!行こ!詩乃!」
文学少女「う、うん…!」
<テンジョウニッテンジョウニッ アバレナイデー
龍子「(…なんとか銭湯から出れた…外は紅に染まり始めているな)」
びい「あー、そろそろ門限かもー」
大食い「え!?もう!ホント早いじゃん!」
ななななな「いや!話変わるの早くないすか!なんなんすかあの血!?ていうかもう大丈夫だから下して!」
文学少女「何だったんだろう…あれ…」
龍子「↓1」
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 00:29:59.95 ID:hkGiQIAr0
この世には不思議なことがあるんだよ(私含めて)
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 00:41:58.73 ID:QVVEk1MW0
龍子「この世には不思議なことがあるんだよ(私含めて)」
文学少女「…そうだね…」
びい「じゃあ、私そろそろ帰るね、付き合ってくれてありがとー」
龍子「いいよ!また遊ぼうね!」
大食い「もう解散かーあんな事あってなんか締まらないなー」
ななななな「もう思い出したくもないです…」
大食い「あ!ねえ!びいちゃん家に遊びに行くってのはどう!?」
ななななな「それは図々しいってもんですよ」
大食い「だって、流石に門限早すぎるよー、家で遊ぶなら大丈夫でしょ?」
びい「↓1」
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 00:48:43.99 ID:vFqMmrWDO
365日24時間オールオッケー
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 00:56:52.56 ID:QVVEk1MW0
びい「365日24時間オールオッケー」
大食い「イエーイ!」
ななななな「ほんと調子いいんだから…」
文学少女「じゃ、じゃあもう少しだけよろしくね?」
びい「じゃあここからは龍子ちゃん線から吉野線に乗り換え〜」
龍子「(びいちゃんの家か…ドキドキするな…)」
びいちゃん家↓1
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 02:50:41.98 ID:xHWdRBliO
至って普通の一軒家
ただし玄関の前で家の鍵をなくしたびいの兄が座り込んでいる
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 16:53:43.98 ID:QVVEk1MW0
びい「あれが私の家ー」
大食い「イエーイ!」
文学少女「奇麗なお家だね」
龍子「あれ?誰かいるよ?」
吉野兄「…」ポツーン
びい「あれはー」
吉野兄「!」
ななななな「あ、こっち見た」
吉野兄「↓1」
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 17:05:55.92 ID:BHDvbArb0
俺の前に沢山の美少女が見えるなんて、遂に幻覚が見えるようになったか…
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 17:18:42.77 ID:QVVEk1MW0
吉野兄「俺の前に沢山の美少女が見えるなんて、遂に幻覚が見えるようになったか…」
大食い「また変態!?」
びい「私のお兄ちゃんだよー」
吉野兄「日菜子…ああ、日菜子…馬鹿な兄のせいで日菜子まで帰れないんだ…」
龍子「あの、どうしたんですか?」
吉野兄「幻聴も聞こえる、妹を置いて楽園へ行ってしまうのか俺は…」
びい「どこかでかけるのー?」
ななななな「なーんだかまたややこしいことになりましたね…」
文学少女「ど、どうしよう…」
龍子「↓1」
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 17:24:03.12 ID:vFqMmrWDO
正気に戻りなさい!喝!
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 17:38:36.53 ID:QVVEk1MW0
龍子「正気に戻りなさい!喝!」
吉野兄「そ、そうだ!俺にはまだやるべきことがあるんだっ!」
吉野兄「くっ!まだ美少女の幻覚が晴れないっ!正気に戻れ!俺!」
大食い「びいちゃんのお兄ちゃんもヤバい人だね…」
びい「幻覚じゃないよー本物だよー」
吉野兄「ああ!俺は本物の美少女を見るんだ!鍵も必ず見つける!」
龍子「だから…私達は本物のびしょっ…幻覚じゃないですよ!」
ななななな「鍵って?」
びい「もしかしてなくしちゃったの?」
吉野兄「ああ、びい…お前が帰ってくる前に絶対に見つけ出すからな!」
文学少女「えっと…お父さんかお母さんはいないんですか?」
大食い「そういや…開けてもらえばいいじゃん、門限決めといて自分はいないとかないでしょ」
吉野兄「↓1」
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 17:41:16.52 ID:hkGiQIAr0
今日結婚記念日でお楽しみ中みたいなんだ
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 18:03:57.73 ID:QVVEk1MW0
吉野兄「今日結婚記念日でお楽しみ中みたいなんだ」
文学少女「結婚記念日…!素敵だなぁ…」
大食い「はあああああ?なにそれ!自分だけ出かけるって!」
吉野兄「いや、家にはいるよ多分」
ななななな「あー…」
びい「チャイム鳴らしても気づいてくれないなー」
大食い「じゃあまだ帰らなくて良くない!?」
びい「みんなと家で遊びたかったのになー」
大食い「私もびいちゃん家で遊びたい!」
吉野兄「というかいつまでいるんだ幻覚少女達よ、俺はもう大丈夫だ」
龍子「幻覚じゃないと言っているだろうっ!」
びい「私の友達だよー」
龍子「!」
吉野兄「えっ!日菜子!帰っていたのか!すまない!実は鍵をなくしてしまって…」
ななななな「またふりだしに…」
大食い「とにかくっ!どうにかしよ!」
↓1
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 18:17:20.18 ID:BHDvbArb0
とりあえず皆でファーストフード店かファミレスで時間を潰す
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 18:43:48.34 ID:QVVEk1MW0
大食い「とりあえずどこか食べに行こ!」
ななななな「なんでですか!」
大食い「開けてくれないならもう帰らなくていいじゃん!たまには遅くなってもいいでしょ!」
びい「じゃーそーするー」
文学少女「だ、大丈夫かなあ…」
大食い「大丈夫大丈夫!反抗期しちゃえー!」
吉野兄「じゃあ鍵見つけたらすぐ電話するからな!日菜子!みんなも日菜子をよろしく!」
大食い「おまかせ!」
びい「じゃあまた龍子ちゃん線に乗り換え〜」
龍子「え!あ、うん!」
大食い「食べるとこでお願い!もう腹ペコ!」
文学少女「饅頭たくさん食べてたけど…」
大食い「別腹よ別腹!早く行こ!」
龍子「…もう美鈴が決めていいよ」
大食い「よーし!特急でいくよー!」
↓1
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 18:45:33.13 ID:hkGiQIAr0
ラーメン屋を発見
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 18:58:11.11 ID:QVVEk1MW0
ななななな「ちょっとーどこまで行くんですかー!」
文学少女「もうお店いっぱい通り過ぎちゃったよ…?」
大食い「そんなのは各停がすること!私はグルメな特急だから!」
びい「グルメ特急〜」
龍子「(…ん?ここは…)」
大食い「あ!ラーメン屋発見!」
どらごんらーめん
大将「…」
ガラガラッ
大将「はいらっしゃい」
びい「わーいいにおーい!」
大食い「私の鼻に間違いはないよ!」
大将「おう龍子、おかえり」
文学少女「えっ?」
龍子「た、ただいま…」
ななななな「な」
大食い「ええええええっっ!!」
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 19:14:15.76 ID:QVVEk1MW0
文学少女「ここが龍子ちゃんのお家…!」
大食い「もーそうなら早く言ってよー!」
龍子「い、いやー、いつ言えばいいかって…」
びい「ご近所さんだったねー」
ななななな「いや、割と歩きましたけどね…」
大将「ラーメン五人前」
大食い「あれ、まだ注文してないですよ?」
龍子「あー、この店これだけだから」
大食い「えええっ!」
ななななな「こだわりのってことですかね?」
大食い「龍子なんか聞いてない?」
龍子「↓1」
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 19:19:59.93 ID:yiVXvblMO
長い修行の果てにたどり着いたのがこのシンプルイズベストなラーメンだから
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/25(金) 19:40:26.61 ID:QVVEk1MW0
龍子「長い修行の果てにたどり着いたのがこのシンプルイズベストなラーメンだから」
文学少女「龍子ちゃんのお父さんすごい…」
龍子「って言ってた」
大食い「ふーん、それでこれ一杯でやっていくってすごい自信だよね」
大将「…」
ななななな「言い方が上からみたいで失礼ですよ」
大食い「そう思ったから…まあ、食べればわかるし、いただきまーす」
びい「わたしもー」
ズズズッ
大食い「!!」
龍子「ど、どう?」
大食い「濃い旨味のスープが麺に
以下略
ななななな「ごちそうさまです」
大食い「ふー…満…足…」
文学少女「とっても美味しかったよ!龍子ちゃん!」
龍子「え…う、うん…だって、お父さん」
大将「…」
ななななな「な、なんかちょっと気まずいっすね…」
龍子「ごめんね、いつもああだから…」
大食い「ねえねえ!龍子の部屋見せてよ!」
ななななな「まーたすぐそうやって…」
龍子「いいよいいよ!こっちきて!」
びい「わーい」
大食い「うひょひょーい!」
文学少女「龍子ちゃんの部屋…」ドキドキ
龍子の部屋↓1
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/25(金) 19:49:27.84 ID:hkGiQIAr0
アニメ・漫画・ゲームだらけ
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/28(月) 21:28:50.39 ID:EYSBzqTn0
ガチャッ
龍子「ここが私の部屋!」
大食い「あ!これって話題のPS5!?」
文学少女「わぁ!本棚がたくさん…!」
びい「アニメのDVDだー、進研ゼミ高校デビュー?」
ななななな「ちょっ、勝手に探し回っちゃ…」
龍子「大丈夫だよ!」
大食い「本も全部漫画だ!」
龍子「全部ってわけじゃないけどね」
びい「龍子ちゃんすごーい」
大食い「なんか読んでいい?コレ↓1とか!」
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/28(月) 21:32:39.53 ID:Me/mO2QE0
メイドドラゴンの奮闘記
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/28(月) 22:06:55.71 ID:EYSBzqTn0
龍子「メイドドラゴンの奮闘記ね、いいよ!」
大食い「やったー!」
びい「なにそれー」
龍子「ドラゴンがメイドになって大森家ってところで仕事する話だよ」
びい「へー」
龍子「(私もいずれ高校を卒業したら、メイドとして…)」
文学少女「龍子ちゃんアニメとか漫画が好きなんだね」
龍子「うん!面白いこと考えてるなーって」
ななななな「私、こういうのに疎くて…」
文学少女「じ、実は私も…」
龍子「そっかー」
龍子「(うーむ、部屋に招いてみたものの、どうしたものか…)」
龍子「↓1」
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/28(月) 22:11:56.73 ID:/V3P5b4z0
友達が自分の部屋に来たのは初めてで嬉しい
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/28(月) 22:46:17.83 ID:EYSBzqTn0
龍子「友達が自分の部屋に来たのは初めてで嬉しい」
びい「ほんとー?来てよかったー」
文学少女「友達…龍子ちゃんと、友達…!ふふふっ」
ななななな「私も竜崎さんのお宅に招いていただけて光栄です!」
大食い「これから何度でも漫画読みに来るよ!」
ななななな「ほんとに図々しい奴ですね」
大食い「じゃあ、今度私ん家にも来てよー!これでチャラでしょ」
龍子「いいの!?」
大食い「うん!あとななん家にも」
ななななな「なんで!?」
大食い「いいだしっぺだし、嫌なの」
ななななな「美鈴が図々しいから指摘しただけで…まあ、来るのは構わないですけど」
大食い「あと、びいちゃん家にも入れなかったし、ついでに藤原さん家にも、みんなでみんなの部屋いこー!」
びい「お家パーティーだー!」
文学少女「わ、私の部屋…そんなに面白いもの無いよ…」
大食い「だいじょーぶだいじょーぶ!」
龍子「(今日で友達もたくさんできたものだ…)」
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/28(月) 23:05:33.62 ID:EYSBzqTn0
びい「あ、メール、ドア開いたってー」
龍子「じゃあ、びいちゃんはここでさよならかあ」
大食い「えーみんなでゲームもしたかったのにー」
ななななな「もう美鈴も帰った方がいいんじゃないでしょうか」
文学少女「ばいばい、びいちゃん」
龍子「またねー」
大食い「もっと親に反抗していいよー!」
ななななな「わらってお別れしませんか!」
びい「あははー、今日はありがとー!」
ガチャッ
勇子「…ん?あれ、もうおかえり?」
龍子「あ、お母さん」
大食い「お邪魔してましたー」
文学少女「龍子ちゃんのお母さん…」
ななななな「お初お目にかかります、娘さんの友人をやらせていただいております南菜々七です」
勇子「(なな…な…?)あ、おーみんなも龍子の友達になってくれてありがとなー」
大食い「どういたしまして!」
びい「お母さんもありがとうございましたー」
ガラガラッ
ななななな「…びいさん帰っちゃいましたが、どうします?」
大食い「↓1」
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/28(月) 23:07:29.03 ID:Me/mO2QE0
とりあえずこの「崖武誤判は動かない」のOVAでも見ない?
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/28(月) 23:56:11.01 ID:EYSBzqTn0
大食い「とりあえずこの「崖武誤判は動かない」のOVAでも見ない?」
ななななな「勝手に取り出して…」
龍子「大丈夫、七も良かったら見ない?」
ななななな「ぜひ、ご一緒させていただきます!」
大食い「七も藤原さんもアニメとかあんまり見ないんでしょ?コレおすすめだよー!」
文学少女「漫画家の人のお話かあ」
TV<アナタハソノセイヘキユエニシヌッドアーズヘブン ナニッブラッディアンダーウェアガ
ななななな「…いろいろとすごい話でしたね」
文学少女「うん…!不思議な絵で何か引き込まれるよね…!」
龍子「わかる!もしよかったら本編もあるから…」
大食い「ねえ!金鉄あんじゃん!やろーよ!」
ななななな「薦めておいてすぐ別の事やりだすんですから…」
龍子「いいよ!やろやろ!」
<ツギコレー スコシハエンリョッテモノヲ ダイジョウブー
勇子「…ふふっ」
文学少女「あっもうこんな時間だ」
ななななな「外も暗くなってきてますし、そろそろ私達も帰りましょうか」
大食い「すごく楽しかったよー!今度びいちゃんも来れたら私ん家ねー!」
龍子「みんなありがとねー!ばいばーい!」
ガラガラッ
龍子「…」
大将「…」
龍子「…あっという間だったな…」
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 00:05:50.34 ID:Qukw7zYt0
勇子「いやーよかったよかった、馴染めるか心配だったけど楽しそうでなによりだ!」ワシャワシャ
龍子「お、お母さん…頭をわしゃわしゃしないでくださいっ」
勇子「おおっ?思春期かー?このこのー!」ワシャワシャ
龍子「も、もうっ…お風呂入ってきますねっ」
勇子「もう私とも入りたくない時期かあー…」
龍子「…はーっ…」
ちゃぽん
龍子「(今日も色々あった、時間がとても長く感じたが、過ぎてみるとあっという間だった)」
龍子「ふー」
龍子「…」
考える龍子↓1
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 00:20:30.78 ID:hTGNtmzD0
駄菓子屋のばあさんからもらったお菓子や銭湯での怪奇現象について考える
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 00:52:18.59 ID:Qukw7zYt0
龍子「そういえば…あの老婆が作った菓子…」
龍子「…私も久しぶりに食べたいなあ…」
龍子「あの老婆も異世界から来たのだろうか…古い友人に教わったと言っていたが…」
龍子「銭湯でのことも、不可解なことばかりだ…」
龍子「血濡れの下着とあの気配…視線…よほどの変態ならば人がやったとも考えられる…」
龍子「どちらにしろ私は軽くひねれるから問題ないが、皆はとても危険な状況だった…なにごともなくてよかった…」
龍子「そろそろ上がるか」
龍子「ごちそうさまです」
勇子「はいおそまつさまー、で、今日も学校どうだった?」
龍子「はい、今日家に来た子の他にも2人友達ができて、その内の1人が昨日言った…………」
龍子「(…いつもはこの部屋に1人でいるのは当たり前だったが…)」
龍子「(昼が賑やかになるとその分、夜が寂しく感じるな…少しだけ)」
龍子「↓1しよう」
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 02:19:36.73 ID:TyBicEopO
件のライバルドラゴンについて少し調査
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 20:28:36.81 ID:Qukw7zYt0
龍子「奴め、人に姿を見られていたが…あの後どうなったのだろうか…」
龍子「腐っても私の宿敵、流石に無事ではあると思うが…人共もあれを見てなにか影響はあっただろうか…」
龍子「…」スマホポチー
出回っている情報↓1
世間の反応↓2
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 20:32:49.83 ID:gQ9TxnAO0
高級マンションに住んでるセレブらしい
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 20:33:44.14 ID:ylDjBalzo
アイスのCMに出てくる可愛いドラゴン
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 20:51:40.33 ID:hTGNtmzD0
ちゃっかりCMに出て働いてやがる……
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 21:09:21.71 ID:Qukw7zYt0
龍子「な…」
龍子「住処までバれているのかっ!?」
龍子「それどこらかCMに出ているだとっ!?」
龍子「…人としてセレブ暮らし…ドラゴンとしても受け入れられている…」
龍子「お、おのれ…奴め、易々と姿を明かしおって…しかも自ら話題になろうとはっ…」
龍子「私は、騒ぎを起こさぬよう姿を変えてつつましく暮らしていたというのにっ…」
龍子「どうしたものか…」
↓1
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 21:11:37.55 ID:e3PipLbF0
翌日、そいつが転校してくる
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 21:20:35.27 ID:Qukw7zYt0
龍子「知らんっ!あんな奴っ!もう寝るっ!」
チュン チュン
龍子「それではお母さん、いってきます」
勇子「おう!いってらっしゃい」
ガチャッ
龍子「お父さん、いってきます」
大将「おう……いってらっしゃい」
ガラガラッ
龍子「(今日も友達を増やすぞっ!)」
バス<プシュー
映研「あっ!竜崎さん!おはようございます!」
龍子「あ!…えーっと」
映研キャラ付け↓1
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 21:23:38.32 ID:lPBxhum4O
ブラコン
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 21:30:10.66 ID:Qukw7zYt0
ごめん、呼び名つけてほしかったんだ
ブラコンの↓1
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 21:36:24.97 ID:aTtKIfQ/O
監督
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 21:43:36.92 ID:Qukw7zYt0
すまん、書き方が紛らしかった
ブラコン監督の↓1(名前)
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 21:46:04.79 ID:e3PipLbF0
青島海(あおしま うみ)
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 21:47:21.22 ID:aTtKIfQ/O
めっちゃ海人
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 21:54:33.28 ID:Qukw7zYt0
龍子「青島さん!おはよう!」
映研「昨日はスタッフや役者の皆にあなたを紹介したかったんですが、すぐ帰っちゃったんですね」
龍子「あ、そうだったの?ごめんね、友達と遊びに行っちゃってて」
映研「いえ、私が事前に聞いておくべきでした、それで今日の放課後、顔出せますか?」
龍子「↓1」
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 22:01:31.94 ID:9INbmCGA0
OK
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 22:30:34.69 ID:Qukw7zYt0
龍子「OK」
映研「わかりました、それではよろしくお願いしますね」
バス<プシュー
龍子「ついたー」
ガラガラッ
大食い「あ!龍子!おっはー!」
龍子「おはよう美鈴!」
映研「それでは放課後にまた」
龍子「え、ああ、うん」
大食い「青島さんと話してたのー?」
龍子「うん、バスが一緒で」
大食い「えーなになにー?何話してたのー?」
龍子「それはー……あ!」
厨二女子「…」ポツン
龍子「おはよう鈴木さん!」
厨二女子「…ああ」
龍子「(…おとなしいな)」
大食い「まだ昨日の引きずってんのー?」
厨二女子「…」
大食い「まあいいやーそれで…あ!ねえ聞いた?今日隣にも転校生くるんだって!」
龍子「そうなの?奇遇だね」
大食い「それでさー!…」
龍子「えー!…」
厨二女子「(…ここでお喋りするのか…)」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 22:34:59.80 ID:Qukw7zYt0
キーンコーンカーンコーン
担任「おーし、席つけー」
龍子「ふう…」
文学少女「た、龍子ちゃん、おはよう」
龍子「おはよう詩乃!そういえばどうだった?」
文学少女「え、何が?」
龍子「進〇ゼミだよ!お母さんにちゃんと伝えられた?」
文学少女「↓1」
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 22:51:39.35 ID:SrCZv0/DO
伝えることができたけど、反対されちゃった…
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/29(火) 23:45:50.21 ID:Qukw7zYt0
文学少女「伝えることができたけど、反対されちゃった…」
龍子「うーん…そうだ!今度、詩乃の家に遊びに行くときに私が詩乃のお母さんに掛け合うよ」
文学少女「そ、そこまでしてもらうのは悪いよ…やっぱり、授業もっと頑張るしかないんだと思う…」
龍子「そっかー…わかった!がんばってね!私も分からないとこがあったら教えるから!」
文学少女「ありがとう!」
キーンコーンカーンコーン
国語教師「今日はこの間のテストを返していきますよー」
ざわざわ…
龍子「テスト?」
文学少女「龍子ちゃんはまだ転校してきてなかった時のだよ」
生徒J「テストかあ…」
大食い「もしかして自信ないのー?」
生徒J「そういう美鈴はどうなの?」
生徒D「そういやこの間のテスト今日一気に返ってくるかもな」
ななななな「なにも全科目まとめてやんなくたってねえ」
生徒F「やべー、ぜってー赤点だー」
厨二女子「…」
龍子「(そんなに騒ぐことなのか)」
文学少女「だ、大丈夫かな…」
文学少女の成績↓1
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/29(火) 23:55:44.21 ID:aTtKIfQ/O
保健体育が壊滅的
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 00:17:23.66 ID:+W/+Tozr0
キーンコーンカーンコーン
龍子「うん!どのテストもほとんど正解だし、この調子でやれば全然問題ないよ!」
文学少女「本当…?」
龍子「ただ…保健体育の点数が低いね…」
文学少女「うん…」
ボーイッシュ「体育のテストで分からないところがあったの?それなら陸上部に入るといいよ!」
龍子「いや、私じゃなくて詩乃が」
ボーイッシュ「そうかあ、何が分からなかったんだい?」
文学少女「えっと…[ケンゼンナセイショウネンキョウイクダヨ]ってところと…」
龍子「うーん…進〇ゼミになかったところだなあ…伊藤さんわかる?」
ボーイッシュ「え!?あ…あ、はは…僕…教えるのが下手で…講座で先生にもう一回聞いてみるといいよ!」
ボーイッシュ「じゃあ僕は購買部でお昼を買ってくるとしよう!じゃあね!あと陸上部に入りたくなったらいつでも言ってね!」ダダダダッ
文学少女「行っちゃった…」
龍子「じゃあ私達もお昼にしよっか」
文学少女「うん!」
龍子の昼食↓1
文学少女の昼食↓2
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 00:18:06.57 ID:ip1b1una0
チャーシュー丼
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 00:22:30.12 ID:Pobzs1aoo
しめさば
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 00:54:00.73 ID:+W/+Tozr0
龍子「今日の弁当チャーシュー丼なんだ!」
文学少女「チャーシュー丼のお弁当…龍子ちゃんのお母さん凄いね…」
龍子「詩乃のは?」
文学少女「私のはしめさばだよ」パカッ
龍子「え…これ生…?」
文学少女「お酢で締めてあるよ」
龍子「いや…焼いてな…」
文学少女「大丈夫!ちゃんと冷やしてあるから!この入れ物すごいんだよ!」
龍子「う、うん…」
<キャー カワイー オヒルゴイッショシテイイデショウカ コッチミテー
龍子「ん?なんか騒がしいね」
ななななな「隣のクラスの転校生ですよ」
びい「B組授業中も賑やかだったよねー」
大食い「ちょっと見に行こうよ!」
ガラガラ
文学少女「わあ…凄い人だかり…」
ななななな「転校生…と言っても異常な注目ですよ…コレ…」
大食い「龍子んときもここまでじゃなかったのにね」
びい「特別な子が来たのかなー」
わーわー
ライバル「…!」
龍子「!!!」
龍子「(奴は…↓1)」
今回はこの辺で
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 04:38:58.90 ID:TjUXAeJVO
異世界で開催された美龍グランプリで自分と同率優勝になった宝石を司るドラゴン
金剛院 雲母(こんごういん きらら)
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 20:45:42.15 ID:+W/+Tozr0
龍子「(金剛院雲母…CMで見たのと同じ姿、間違いない…)」
ヤンデレ「あら、竜崎さん」
大食い「うわっ…」
龍子「あなたは…神木さん」
ななななな「りゅ、竜崎さん…あんまり関わったらまずいっすよ…」
ヤンデレ「…」ニコッ
ななななな「ひっ」
文学少女「」ガクガクブルブル
ヤンデレ「あなたも転校生が気になるの?」
龍子「…まあ、うん…」
びい「神木ちゃんも気になるのー?」
大食い「びいちゃんっ…!」
ヤンデレ「ええ…とっても…」クルッ
タッタッタッ
<ドラゴンッテホントー? シーエムミタヨー!
ななななな「も、戻ってった…?」
ヤンデレ「ねえ、金剛院さん」
ざわっ
大食い「は、話しかけた…」
しーん
ヤンデレ「竜崎さんって子があなたとお話したいって、あそこに」
龍子「…」
ライバル「下1」
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 20:48:40.86 ID:ip1b1una0
お久しぶり、また(胸が)育ったんじゃない?
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 20:52:45.43 ID:GGm2Lhzw0
やっほー、久しぶり
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 20:53:40.56 ID:+W/+Tozr0
ライバル「お久しぶり、また(胸が)育ったんじゃない?」
龍子「下1」
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 21:02:07.45 ID:q8PEIYrjO
あんたは細くなったわね
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 21:45:33.32 ID:+W/+Tozr0
龍子「あんたは細くなったわね」
ライバル「わかる?日々トレーニングして絞ってるのよ、褒めてもらえて嬉しいわ」
龍子「私はさっきの嬉しくなかったけど」
ざわざわ
<キララチャントハナシテル アノコモテンコウセイダヨ フツクシイ
ヤンデレ「あら?知り合いだったんだ」
ライバル「ええ、この子は元居た場所で美りゅ」
龍子「ちょっとっ!」
ライバル「どうかしたかしら?」
龍子「貴様…姿も過去も何から何まで人に晒す気かっ」ヒソヒソ
ライバル「あら、あなたイメチェンしたのかと思ったら、今もその喋り方じゃない」
龍子「大きな声で言うなっ、人に合わせた口調にしているのだっ」ヒソヒソ
ライバル「どうして?あなたの喋り方はそれなんでしょう?」
龍子「それはいいだろうっ、それより貴様何を考えているんだっ、人に竜の姿を見せ、広めるとはっ」ヒソヒソ
ライバル「ごめんなさいね、聞かれたくない話なら一緒の時にゆっくりしましょう」
龍子「っっ…このっ…」
ライバル「それじゃあ、ごきげんよう」クルッ
タッタッタッ
<ナニハナシテタンデスカー オヒルナニタベルノー オトモサセテクダサイッ
ヤンデレ「じゃあね、竜崎さん…気が向いたら倶楽部来てね、C棟4階だからね」
龍子「…」
大食い「龍子ー大丈夫?あのヤンデレ…」
びい「龍子ちゃん転校生といっぱい話せていいなー」
龍子「↓1」
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 22:01:06.40 ID:3a8ri6HDO
出来ればあまり会いたくなかったけどの
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 22:10:41.25 ID:+W/+Tozr0
龍子「出来ればあまり会いたくなかったけどね」
大食い「ね!次来たら絶対に無視しようよ」
びい「人に会いたくない時もあるよねー」
文学少女「…」
龍子「…もういいや、お昼食べに行こ」
大食い「いこいこー!」
食べる場所↓1
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 22:12:02.68 ID:ip1b1una0
屋上
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 22:25:05.17 ID:+W/+Tozr0
龍子「そういえば七は?」
大食い「転校生についてってたよ」
龍子「…」
大食い「薄情だよねーあいつー」
龍子「(…一体何なんだ貴様は…また私のいる場所に割り込んで来て…かっさらうというのか…?)」
文学少女「龍子ちゃん…落ち込まないで…」
大食い「そうそう、いいってあんな奴ー」
びい「屋上とうちゃくー」
大食い「ひゃっほー!」
龍子「(空、青空、晴天…私の…)」
文学少女「あ」
屋上には↓1が
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 22:29:31.63 ID:vHuUq93EO
小学生並の身長の生徒会長
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 22:35:15.00 ID:+W/+Tozr0
生徒会長「…!」
文学少女「生徒会長」
大食い「あー本当だー!」
びい「かわいいー」
龍子「生徒会長…あの子が…」
生徒会長「↓1」
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 22:49:43.37 ID:MeFLuYzR0
君たちもここで昼食をかね?
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 23:11:10.63 ID:+W/+Tozr0
生徒会長「君たちもここで昼食をかね?」
大食い「はい!会長も一緒に食べましょうよー!」
生徒会長「いいとも」
龍子「あの、初めまして、私竜崎龍子と言います」
生徒会長「ははは、そんなにかしこまらなくてもいい、生徒会長も普通の生徒と変わらないからね」
龍子「は、はい」
生徒会長「私は↓1ぜひともよろしく」
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 23:17:45.62 ID:ip1b1una0
剣崎雪乃(けんざき ゆきの)
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/30(水) 23:22:57.75 ID:+W/+Tozr0
生徒会長「私は剣崎雪乃、ぜひともよろしく」
龍子「よろしくおねがいします」
大食い「それでそれでー?会長のお昼ご飯はー?めっちゃ高級なの食べてそー!」
生徒会長「気になるかね?」
生徒会長の昼食↓1
大食いの昼食↓2
びいの昼食↓3
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 23:26:14.84 ID:lH+6qlTQO
冷やしうどん
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 23:29:01.96 ID:MeFLuYzR0
巨大おにぎり
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/30(水) 23:36:40.65 ID:a8GCxwMJo
サンドイッチ
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/31(木) 00:01:16.07 ID:BMGMDvdp0
びい「すごーい、学校で冷やしうどん食べるんだー」
大食い「風流だねー」
龍子「これも冷やしてあるんですか、詩乃と同じ入れ物だね」
文学少女「あ、本当…!」
生徒会長「藤原君はしめさばを…」
大食い「今すっごい和風に包まれてる!」
びい「私のはサンドイッチー」
生徒会長「洋風がきたね」
龍子「それってもしかしてびいちゃんの手作り?」
びい「うんー」
大食い「!少しちょうだい!」
びい「いいよー」
大食い「もぐもぐ!」パクパク
龍子「取りすぎじゃない?」
大食い「…サイッコ―です…」
びい「よかったー」
大食い「え、龍子のそれチャーシュー丼!?すごっ」
龍子「あ、あげないよ!」
大食い「まだ何も言ってないじゃん…まあいいや、びいちゃん私のもあげるね!」
ドンッ
文学少女「きゃっ」
生徒会長「これは…おにぎり…?」
龍子「ど、どこから出したの」
大食い「色んな具がまとめて入ってるんだよ!」
びい「すごーい!」
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/31(木) 00:15:38.40 ID:BMGMDvdp0
<ナニコレー オオアタリーニクダヨ
龍子「(…にぎやかだな…)」
文学少女「おいしいね龍子ちゃん!」
龍子「え?う、うん!」
龍子「(友達…)」
ななななな『金剛院さ〜ん!』
ライバル『ごきげんよう』
龍子「(…奪われてなるものかっ…)」
生徒会長「竜崎君」
龍子「あっ、はい」
生徒会長「どうだい?この学校での生活は」
龍子「↓1」
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/12/31(木) 00:17:11.94 ID:H+n1N7Jq0
なかなか個性的な子が多いですね
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/31(木) 00:44:15.27 ID:BMGMDvdp0
龍子「なかなか個性的な子が多いですね」
生徒会長「そうかい?」
龍子「あの美鈴とびいちゃんも、がっついたりふわふわしてたり、転校してきてすぐもカップサイズ当てに来たり宇宙の真理聞いてきたり…」
龍子「そんな子が他にもいて、だから私も映画のヒロインになったり、50m走で競争してそれで陸上部に誘われたり…」
生徒会長「そういえば、凄い記録が出たんだってね」
龍子「知ってたんですか?」
文学少女「生徒会では学校で起こった色んなこと話し合ってるんだよ」
龍子「そうなんだ…」
生徒会長「はははは、本当にみんな色々考えて、色々やってるよ」
龍子「…あの、聞きたいことがあるんですけど」
生徒会長「なんだい?」
龍子「さっき言ったみたいに色々部活に誘われたんですけど、その中で殺人倶楽部っていうものにも誘われて…」
文学少女「あ…」
龍子「一体何なんですか?」
生徒会長「↓1」
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/12/31(木) 02:18:36.99 ID:uQg2TysP0
噂では実際殺人には関与してないよ妄想癖がある人の集いさ けど関わっちゃだめだよ
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 20:59:20.68 ID:tZtbWApt0
生徒会長「噂では実際殺人には関与してないよ妄想癖がある人の集いさ、けど関わっちゃだめだよ」
龍子「わ、分かりました…」
龍子「(鈴木と同じ類だったのか)」
大食い「ふ〜、食べた食べた〜」
びい「ごちそうさまー」
龍子「もうあのおにぎり食べ終わったんだ…」
文学少女「まだ授業まで時間あるね」
休み時間↓1
286 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/02(土) 21:06:09.19 ID:SmgOd47Y0
ババ抜きをする
287 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 21:23:01.25 ID:tZtbWApt0
びい「そうだー、みんなババ抜きしよー!」
大食い「お、やるやるぅ!」
龍子「トランプは持ってきていいんですか?」
生徒会長「この学校は遊具に関わらず校則は緩めだよ」
龍子「(まあ、鈴木のあのマントが許されるくらいだ、不思議ではないな)」
生徒会長「どれ、私もやっていいかね?」
びい「いいよー」
文学少女「か、会長と…!」
大食い「おー?会長もやっちゃいますー?言っときますけど私ババ抜き最強なんでー」
龍子「…ポーカーフェイスなら私も負けないよ!」
龍子「(今もやっているからな!)」
引く順番↓1
288 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/02(土) 21:28:58.08 ID:b7p90fyN0
龍子→生徒会長→びい→大食い→文学少女→龍子
289 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 22:14:03.58 ID:tZtbWApt0
大食い「はい、配り終ーわりっ」
龍子「(ここからはみんなわからんぞ…)」
文学少女「もう4枚になっちゃった」
びい「わー」
生徒会長「幸先がいいね」
大食い「うっそ、一枚も捨てられないし!?」
生徒会長「では、竜崎君から藤原君のカードを引いていこう」
文学少女「…」ドキドキ
龍子「(うーむ…詩乃はジョーカーを持っているのか…いや、いつもこんな感じだからなぁ…)」
大食い「はやくー、最初なんだからそんな気にしなくても回ってくってー!」
龍子「うるさいなあ」ヒョイッ
文学少女「!」ビクッ
大食い「どうどう?」ニヤニヤ
龍子「(ジョーカーではなかったか)」
文学少女「えへへ…龍子ちゃんに引かれちゃった…」
生徒会長「揃いはしなかったみたいだが…」
大食い「次は会長が龍子から引く番ですよ〜」ニヤニヤ
生徒会長「ふーむ」
龍子「(ジョーカーは持ってないが…どうしようか)」
↓1
290 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/02(土) 22:18:09.91 ID:SmgOd47Y0
持ってる風の表情をする
291 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 22:41:56.07 ID:tZtbWApt0
龍子「(一応持っているかのような表情をしておくか)」
龍子「(といっても、伝わるかはわからんが)」
生徒会長「…」
龍子「!」
生徒会長「…」
龍子「!!」
龍子「(あ…この娘がジョーカーをもっていたら滑稽だなこれ)」
大食い「もー!だから最初から熱戦繰り広げなくていいってー!」
びい「あははー」
生徒会長「これにしようか」ヒョイッ
龍子「…」シュン
生徒会長「揃ったね」パサッ
大食い「じゃあ安心して引けるね」
びい「でも最初から会長が持ってたかもー」
大食い「ないない、龍子は演技と見せかけて本当に持ってるパターンだし」
生徒会長「さあ、どうぞ」
びい「わーどれにしようかなー」
大食い「早く引かせてー」
龍子「(まあ…意味はあったのか…な?)」
龍子「(とにかく今は回るのを見ておくしかないか)」
一抜け↓1コンマ
龍子1,2
生徒会長3,4
びい5,6
大食い7,8
文学少女9,0
292 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/01/02(土) 23:00:45.65 ID:NmeMkN+GO
あ
293 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 23:28:49.18 ID:tZtbWApt0
パサッ パサッ
びい「あ!やったー、揃ったー」パサッ
生徒会長「おお、一抜けは吉野君か」
大食い「えーっ!びいちゃんなんで上がるの!私10枚のままなのに!」
生徒会長「圧倒的に多いな…」
文学少女「ここから逆転もできるよ…!」
大食い「そう言って私から引くのは藤原さんじゃーん!」
龍子「(美鈴以外は全員残り3枚…次に引くのは詩乃だが)」
文学少女「ほ、本当にたくさんだね…」スッ
大食い「っっ!っっ!ああっ!!」グッ グッ
文学少女「え、えぇ…?」ヒョイッ
大食い「ッッ!!!」
文学少女「…」
龍子「(あれはジョーカーも美鈴が持っているか…?)」
龍子「(今、詩乃が引いた可能性もあるが、10枚の中から引けるか…)」
文学少女「はい!龍子ちゃん!」
龍子「…なんか嬉しそうだね」
文学少女「え?そんなことないよ」
龍子「(わからん…ええいままよ!)」ヒョイッ
↓1コンマ奇数で揃う偶数で揃わない
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/02(土) 23:29:23.03 ID:SmgOd47Y0
あ
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/02(土) 23:39:46.83 ID:tZtbWApt0
龍子「(お、Kが揃った)」パサッ
大食い「もーどんどん減ってくー」
びい「会長の番!」
生徒会長「もう二択かあ」
龍子「(私が持っているのは3,4だけだが…まだ持ってる振りをするか…?)」
↓1
296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/02(土) 23:42:29.66 ID:b7p90fyN0
する
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/03(日) 00:02:18.76 ID:wzNdVom70
龍子「どっちにしますか?」
生徒会長「うーん、どっちにしようか…」
龍子「会長が引いたら私あと1枚です」
生徒会長「そうだね」
龍子「もしそれがジョーカーだったらどんなに詩乃から引いても上がれないんですよ」
生徒会長「なるほど…」
大食い「龍子そういうのいいから!そんな駆け引き意味ないから!持ってないのバレバレだから!」
龍子「(会長に仕掛けているはずなのになにかと美鈴が釣られてくれるな…)」
生徒会長「結城君が早くしてほしいようだから、こっちにしておこう」ヒョイッ
龍子「(取られたのは3か、残った4がどうなるか)」
びい「揃わなかったねー」
大食い「良いご身分だねびいちゃん」
生徒会長「では結城君、どれを…」
大食い「変わりませんよ、これだけあれば絶対どれか揃いますし」ヒョイッ
びい「揃わなかったねー」
大食い「…嘘でしょ…」
龍子「(今、美鈴が引いたのはさっき会長が私から引いた3だな…)」
二抜け↓1コンマ
龍子1,2,3
生徒会長4,5,6
大食い7
文学少女8,9,0
298 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/03(日) 00:02:29.53 ID:FGWrIhLto
あ
299 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/03(日) 00:16:41.35 ID:wzNdVom70
文学少女「じゃ、じゃあ引くね…?」
大食い「!こいこいこいこいこいこいこいこい」
文学少女「」ヒョイッ
大食い「うわあっ!…もー」
文学少女「…ごめんね…」
龍子「(ジョーカーじゃなかったんだな)」
文学少女「えっと、はい龍子ちゃん」
龍子「(一応、美鈴が演技をしているとして詩乃がジョーカーを持っていたとしたら、今美鈴から引いたのを引くのが安全だな)」
龍子「(いずれにせよ私にできるのは4を引けるのを待つだけ)」ヒョイッ
龍子「ん!揃った」パサッ
文学少女「龍子ちゃんおめでとう!」
大食い「ふーっ…」バタッ
生徒会長「残り3人かあ」
びい「龍子ちゃんいらっしゃーい」
龍子「どれどれ」
龍子「(やはりジョーカーを持っていたのは美鈴だったか…)
三抜け↓1コンマ
生徒会長1,2,3,4
大食い5,6
文学少女7,8,9,0
300 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/01/03(日) 00:17:47.52 ID:Y6JAqvqDO
はい
301 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2021/01/03(日) 00:49:28.94 ID:wzNdVom70
パサッ パサッ
大食い「ああ…いま手がすごく軽い」ヒョイッ
生徒会長「これで上がり、もっと早くいけると思っていたんだがね」
文学少女「あわわ…残っちゃった…」
龍子「残り3枚と美鈴がジョーカー」
びい「がんばれー」
大食い「もうここまで残っちゃったらもう二択にしよ!これがジョーカーだからね!これ以外ちゃっちゃと揃えて二枚にしよ!」
文学少女「え…」
生徒会長「おっと」
びい「おー」
龍子「…」
龍子「(美鈴…お前は…)」
↓1
悪知恵の働くヤツ
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