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【咲安価】京太郎「清澄の探索者」その3【ADV】
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147 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 19:11:59.85 ID:goHbfuTX0
小ネタと本編で雰囲気の乖離がヤバい。
そろそろ始めます。
>>126
の続きから
148 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 19:13:04.05 ID:goHbfuTX0
京太郎「よっ!学食行こうぜ」
咲「これ今日返却日だから読まないと」
京太郎「学食でも読めますよ?」
咲「いいなぁ、私も今度京ちゃんに何か作ってもらおうかな」
京太郎「いいぞ。咲より俺のほうが料理うまいだろうからな」
咲「それはないよ!さすがに」ムー
宮永咲、俺の幼馴染。
咲「ツモ、32000です!」
アナウンサー「――――県予選団体はこれで完全決着!!」
アナウンサー「――――清澄高校の逆転優勝です!!」
京太郎「.........」
近いようで遠かった、俺の幼馴染。
京太郎「なあ、咲」
咲「うん、どうしたの?」
京太郎「こうしてお前と二人でゆっくりするの、随分久々な気がするぜ」
咲「え、なんで?そんなことないと思うけど」
京太郎「って咲、お前は取りに行かないのか」
咲「京ちゃんが守ってくれるんでしょ?なら要らないかなーって」
京太郎「咲...」
咲「......京ちゃん」
ようやく一緒に歩けた。そう思ったのに――――
149 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 19:15:05.12 ID:goHbfuTX0
京太郎「.........さき」
京太郎「なぁ......どこ行っちまったんだよ」
京太郎「お前、ひょっとしてトイレか?」
優希「京太郎......」
京太郎「ははっ、いっつもギリギリになるまで行かないんだもんな」
京太郎「そうならそうだって、誰かに言ってからにしろよ......」
優希「きょうたろう......」
京太郎「おい優希、お前も見張ってるならちゃんと見とけよな」
京太郎「おおかた途中でタコスのことでも考えて――――」
優希「きょうたろう!!!」
京太郎「――――ッ!」バシンッ
耳を劈くような優希の大声と共に、俺の右頬を痛みが襲った。
ここ数日で顔を殴られるのは何回目だろうか?
そのお陰で俺は正気を取り戻すことができたが、しかし同時にそれを「余計なお世話だ」と思ってしまった。
たとえ逆立ちしたって白は白のまま、黒は黒のままであり、現実は依然として斯く目前に横たわり続ける。
だが自分が正気でない間は、少なくとも現実から目を背けることは出来るのだ。
優希「バカッ!お前がこんなことでどうするんだ!」
優希「咲ちゃんが何とかなる可能性がちょっとでもあるなら、その方法を探すのが先決だろ!?」
優希「バカ犬がおかしくなるのは別にいつでもいいじぇ!」
京太郎「......あぁ、優希」
京太郎「情けねえけど、お前の言う通りだよ......でもさ」
京太郎「.........咲」
畳に一滴、二滴。
泉が枯れるまでには、少しばかりの時間がかかった。
150 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 19:15:54.94 ID:goHbfuTX0
持ち物
・携帯電話
俺のケータイ。高画素の背面カメラが自慢の機種だ。
・腕時計
旅行の時は身につけている腕時計。
普段学校に行くときはかったるいので着けないのが男子高校生。
・旅館の地図
泊まっている旅館の館内地図。流石にもう迷わない。
http://imgur.com/laCzxEN
・懐中電灯
俺の泊まっている部屋にあった懐中電灯だが、もはや私物化してしまっている。
結構酷使しているが電池は絶対大丈夫。
・小佐目村の地図
この村の簡単な地図。やけに手書きっぽく雑に見えるが目の錯覚である。
http://imgur.com/a/xUtc2WP
・電子メモ帳
神楽神社の縁台下に落ちていた電子メモ帳。中身は米本の残した書き置きだった。
・曲げたヘアピン
優希から貰ったヘアピンを曲げたもの。
相当頑張れば、補正なしの【探索】でピッキングできるかもしれない。
・小さな鍵
小佐目山の炭鉱入り口で拾った、旅館事務所の金庫の鍵だ。
・古い新聞
廃炭鉱で見つけたとても古い英字新聞。1932年に発行されたアメリカの記事だった。
・マスターキー
事務所からくすねた旅館のマスターキー。307号室の鍵を墓地に送って召喚した。
・麻酔薬
「ケタミン」という麻薬指定のアブナイ薬。茶色いビンに入っている。
・注射器
お医者さんごっこのおもちゃではない、正真正銘の注射器。
ビンから薬品を抜き出すのには多少手間取る。
・小瓶
注射一回分の薬品を入れることができる小瓶。
ここに入っている薬品はノータイムで注射できる。
・車の鍵(榎田)
榎田の作業着に入っていた軽トラの鍵。白米くんストラップ付き。
・ガムテープ
榎田宅にあったコンバインの座席から見つけた黒いガムテープ。
今のところ人を縛る用途にしか使っていない。
・電子メモ帳の充電器
101号室の宿泊客、米本の荷物に入っていた充電器。100V:50-60Hz。
・車の鍵(旅館)
旅館の主人から預かった赤いコンパクトカーの鍵。
・ワイヤーカッター
旅館の物置で手に入れたワイヤーカッター。有刺鉄線やフェンスのような細い金属ならプッツリ切れる。
・地下通路の鍵
楸野の金庫にあった鍵。「旅館・別館 2階 廊下」にあるハッチの錠を開閉できる。
・花の櫛
美しく花が咲く模様が彫られた、質素なつげ櫛。
151 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 19:16:29.41 ID:goHbfuTX0
【4日目 14:10】 楸野宅 2階 和室6
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:優希
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、優希(楸野宅 2階 和室6)
・和、山下、北村、堂島、主人(楸野宅 地下研究室 解読中)
・向坂、米本(楸野宅 2階 書斎)
・椿屋、榎田、柊、女将(村内 調査中)
4. 自由安価
↓2
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 19:19:27.95 ID:SmANv6uSo
まずは全員に咲が櫛になった?事を伝えた後、櫛を調べる
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 19:24:53.20 ID:oy1q+Hj00
↑
154 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:44:04.94 ID:goHbfuTX0
【4日目 14:10】 楸野宅 2階 廊下
米本「へぇ、それで大学でねぇ......」
向坂「そ、そうなんすよ、ははは......」テレテレ
京太郎「......」スタスタ
向坂「あれ、須賀ちゃんじゃん。しみったれた顔してどーしたのよ?」
優希「......二人とも、話があるじぇ。研究室に来てくれ」
米本「えっ、でも......お爺さんのこと見張ってなくていいの?」
優希「たぶん大丈夫」スタスタ
米本「......?」
【4日目 14:10】 楸野宅 地下研究室
ガタッ ガタッ
和「さっき観たところに確か......あれ、二人とも早かったですね」
山下「ついさっき二冊目の解読が終わって、今は三――――」
京太郎「――――椿屋たちは?」
山下「え?えーっと......お前らが15時まで寝てるって話だったから、多分その頃に帰ってくるんじゃないか」
京太郎「そうか......なら後でいいか」
京太郎「今いる奴に、言わなきゃならないことがある」
北村「言わなきゃならないこと?」
久「咲が居ないけど、揃うまで待たなくていいの?」キョロキョロ
京太郎「.........無駄ですよ。だって――――」
まこ「......京太郎?」
京太郎「咲は消えたんだから」
155 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:46:05.90 ID:goHbfuTX0
【4日目 14:20】 楸野宅 地下研究室
いや、悪いとは思ってるさ。でも勘弁してくれよ、俺だって一杯いっぱいだったんだ。
現状を説明しよう。研究室に集まったのは外出組を除く仲間たち。それら皆がみんな中央で話す俺の暗い声に耳を傾け、各々の反応を示している。
少なくとも清澄の――――つまり和と染谷先輩、それから竹井先輩の動揺具合は甚だしいものだった。
まこ「ちょ、ちょっと待て!つまり咲がいつの間にか煙のように消えて、その後に残ったのが......」
京太郎「......はい。この櫛です」
久「そんな――――」
和「そんなオカルトありえませんッ!!」
和「人間が一瞬で消えてしまうなんてある筈ないじゃないですか!」
和「咲さんが消えてしまったなんて、そんな......ッ!」
久「和......」ジワッ
北村「......みんな、同じ部活なんだっけ」
久「ええ。この夏全国に出て、インタビューも受けて......これでも、結構有名人なのよ.........?」
米本「あっ、そういえばテレビで......」
山下「苦楽を共にした仲間か......辛いね」
俺は――――恐らく俺たちはこの男の不器用な慰めに感謝していたが、それ以上にやるせない怒りを覚えていた。
こんな慰めで足りるような悲しみじゃないのに......でも、彼だって悪気があるわけじゃない。そういうやるせなさだ。
しかし、次に並べられた文言はそういった綺麗事ではない。
つい先程まで声を荒らげていた口から述べられたそれは、希望だった。
和「......もう少し調べませんか?」
京太郎「えっ?」
和「今、思いついた仮説があって......それを確認したいんです」
和「もしそれが正しければ、咲さんはきっと帰ってくるはずです」
京太郎「本当か!?」
和「はい。そのために須賀君の――――須賀君の見た『夢』の話がとても大事なんです」
和「だから......」
京太郎「......ああ、いくらでも協力するぜ!」
156 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:46:33.98 ID:goHbfuTX0
(【知識(和)】+【知識(北村)】× 0.5)× 8 + 30 = 126:自動成功
157 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:48:16.10 ID:goHbfuTX0
【4日目 14:50】 楸野宅 地下研究室
和「......やはりその櫛は、ヤマタノオロチの伝説になぞらえた物ではないでしょうか」
京太郎「ヤマタノオロチって......頭と尻尾が八本あるっていう、あれだよな?」
和「ええ、有名なあれのことです」
和「その話は、大まかにはこういう流れなんです」
158 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:48:57.71 ID:goHbfuTX0
様々な粗暴をはたらき天を追放されたスサノオノミコトは鳥髪という地に降り立ち、そこである老夫婦と美しい娘に出会った。
老夫婦には八人の娘がいたが、毎年やってくるヤマタノオロチという巨大な怪物に食べられてしまう。
今年もその時期になったので、最後に残ったこの末娘も食べられてしまうだろうというのだ。
それを聞いたスサノオノミコトは、その娘を嫁に娶ることを条件に怪物退治をすることにした。
まず娘の身体を神通力によって櫛にして自分の髪に挿し、それから強い酒がなみなみ入った酒樽を用意して待った。
やがてやって来た怪物は酒樽に気付くと、それぞれの頭で酒を飲み干してしまう。
そうしてすっかり酔ってしまったところにスサノオノミコトは出てきて、その剣で身体を切り刻んだ。
最後に尾を切ろうとすると、その尾の中から大刀が出てきた。
この時退治に使った剣が『天羽々斬』、手に入れた大刀が『天叢雲剣』である。
天叢雲剣をアマテラスオオミカミに献上したスサノオノミコトは、妻となった娘と共に安住の地を探した。
そうして最後に辿り着いたのが、出雲国にある『須賀』の地であった。
そして、その娘の名こそ――――
159 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:49:30.86 ID:goHbfuTX0
京太郎「――――『クシナダヒメ』」
和がこくりと、小さく首肯する。
クシナダ「如何にも。私はスサノオノミコトの妻、クシナダヒメです」
優希「『天羽々斬』...なんて読むんだ?これ」
京太郎「『あめのはばきり』だな。日本神話に出てくる剣だ」
父「まず『須賀』っていうのはだな――――――――――――」
和「その伝説に則るなら、咲さんは消えたのではなく『櫛』になり......」
京太郎「今、ここにいるってことか」
和「......正直信じられない話ですが、そうなります」
俺と和の目線が、挟んで座る机の上に置かれた地味な――――だけど、文字通り魔的な存在感を放つ櫛へ寄る。
これが咲......伝説の通りなら、最後にはちゃんと人間に戻るはずだというが......いやしかし.........
160 :
>>159訂正
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:53:00.57 ID:goHbfuTX0
京太郎「――――『クシナダヒメ』」
和がこくりと、小さく首肯する。
クシナダ「如何にも。私はスサノオノミコトの妻、クシナダヒメです」
優希「『天羽々斬』...なんて読むんだ?これ」
京太郎「『あめのはばきり』だな。日本神話に出てくる剣だ」
父「まず『須賀』っていうのはだな――――――――――――」
和「その伝説に則るなら、咲さんは消えたのではなく『櫛』になり......」
京太郎「今、ここにいるってことか」
和「......正直信じられない話ですが、そうなります」
俺と和の目線が、挟んで座る机の上に置かれた地味な――――だけど、文字通り魔的な存在感を放つ櫛へ寄る。
これが咲......
伝説の通りなら最後にはちゃんと人間に戻るはずだというが、果たして。
和「それから、榎田さんが帰ってきたら見てもらったほうがいいでしょう」
京太郎「榎田に?どうして」
和「ここまでの話は、あくまでそういった神話的なアプローチからの考察です」
和「なんというか、その......『オカルト』のようなものが分かる人にも確認を取ったほうが確実でしょう」
161 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 20:54:51.95 ID:goHbfuTX0
【4日目 14:50】 楸野宅 地下研究室
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・清澄、大学生、社会人、主人(楸野宅 地下研究室)
・椿屋、榎田、柊、女将(村内 調査中)
4. 自由安価
↓2
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 21:15:00.91 ID:SmANv6uS0
大学生組(北村除く)に榎田パパを連れてきてもらう
榎田親子が戻るまでは研究日誌Bを読む
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 21:26:38.71 ID:pBexKCSFo
↑
164 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 21:44:56.13 ID:goHbfuTX0
4. 研究日誌Bを読む:(【知識(和)】+【知識(北村)】× 0.5)× 8 + 30 = 126:自動成功
→【4日目 15:20】までかかります。
【4日目 15:00】 楸野宅 地下研究室
榎田「へぇ、これがその......どう思う、親父?」
榎田爺「......」ジィー
向坂に頼んでいた榎田の爺さんが到着したのと、村内を回って聞き込みをしていた榎田が帰ってきたのは同じ頃だった。
二人が櫛を――爺さんは椅子に座って、子供の方は後ろに立って覗き込むように――眺める顔はなるほど親子なはずだ、よく似ていた。
(【オカルト(榎田爺)】+【オカルト(榎田)】× 0.5)× 8 = 92
↓1
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 21:55:30.55 ID:pBexKCSFo
ん
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 21:57:34.54 ID:SmANv6uSo
ついさっき2冊目の解読が終わったって
>>154
で言ってたのは何なの?
167 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 22:13:05.61 ID:goHbfuTX0
>>166
完全に失念していた......
>>164
は地誌の解読ということにします。
判定、所要時間等は変わりません。
54/92→成功!
榎田爺「......確かに、ヒトの感覚がある」
榎田爺「状況から考えて、その『宮永咲』が姿を変えているとみて間違いないだろうな」
京太郎「......!」
168 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 22:14:14.71 ID:goHbfuTX0
<研究日誌B>
......
......
明治◯年◯月◯日
榎田から、呪術の試行の中で奇妙な事が起こったとの報告を受けた。
山に入っての修行中、周囲の枯れ果てていた草木がにわかに息を吹き返し、その一帯だけがあたかも春のような風景になったというのだ。
......確かに奇怪なことだが、少々興味深い。もう少し調べてみようと思う。
明治◯年◯月◯日
随分前に榎田から報告を受けていた『奇妙な術』のことだが、研究を重ねた結果思わぬ作用を得ることができた。
妖力か、あるいは神通力と言うべきか。ともかく人にはそういった力があるのだが、これを使うことで傷を癒やすことが出来るらしいのだ。
しかしちょっとした切り傷等には使えず、生死に関わるような大怪我でなければ効力を発揮しないようだ。
どちらにしても、知っていて損はない。以下にその方法を記す――――
......
......
〜〜〜〜〜
『蘇生』
練習の所要時間は10分
【オカルト】× 6 に成功することで習得でき、以下の効力を発揮する。
・自分の【体力】が0になったとき、【オカルト】を3消費することで全快させることができる。
・他者の【体力】が0になったとき、【オカルト】を6消費することで全快させることができる。
<【オカルト】について>
術の行使などにより消費された【オカルト】は、1時間に1ずつのペースで回復していきます。
169 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 22:17:46.46 ID:goHbfuTX0
【4日目 15:00】 楸野宅 地下研究室
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
・『蘇生』の練習(10分)
一人指定、【オカルト】× 6で習得
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、榎田、榎田爺(楸野宅 地下研究室)
・和、山下、北村、堂島、主人(楸野宅 地下研究室 解読中)
・その他(応接間 待機)
4. 自由安価
今更ですが、暇なキャラは応接間で待機ということにします。
↓2
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 22:21:00.88 ID:v4Ww6stto
なんか凄い秘伝!って感じのオカルトがあっさり出て来たな
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 22:24:24.18 ID:SmANv6uS0
地誌を読む
172 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 22:28:35.54 ID:goHbfuTX0
>>167
地誌は既に解読チームが読み始めています。終了は【4日目 15:20】です。
再安価↓1
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 22:49:46.48 ID:5wRaRDheo
4 久、榎田父、椿屋と楸野の所へ行って櫛を見せ経緯を説明する
タコスは蘇生の練習
174 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 22:59:05.31 ID:goHbfuTX0
2. 『蘇生』の練習
【オカルト(優希)】× 6 = 42
連続判定にする場合は指定お願いします。
↓1
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:07:50.49 ID:SmANv6uS0
連続で
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:14:28.85 ID:2mFEPGbCo
それ
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:14:53.74 ID:SmANv6uSo
あ
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:16:00.36 ID:SmANv6uS0
嘘だろ
179 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/16(月) 23:22:14.24 ID:goHbfuTX0
49/42→失敗
85/42+10→失敗
74/42+10→失敗
36/42+10→成功!
今日はここまでになります。コンマが奮わないのは仕様です。
>>170
まあ、最終決戦で対椿屋用に使ってもらう予定だったので(白目)
小ネタ、ヒッサが不幸自慢するみたいな指定あったけど
どう考えても煽りすぎて険悪ムードになりそうだったので断念しました。ごめんね。
明日も19時開始目標になります。
みなさま、今回もお疲れ様でした。
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:29:40.93 ID:SmANv6uS0
乙です
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/16(月) 23:45:13.49 ID:8FGL5OeOo
乙
しかし北村を筆頭に大学生組は思ってたよりも何倍も役に立つなぁ
イキり大学生犯罪者でアホな事して全員死ぬと思っててごめんなさい
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/17(火) 20:42:24.51 ID:m+lMXidPo
今日は休みか?
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/17(火) 21:29:49.32 ID:hj+pyslb0
酉ないですが
>>1
です。今日はお休みさせていただきます。
諸事情で遅くなってしまいました。本当にごめんなさい。
184 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 19:20:51.22 ID:BNiRm2Lo0
今日は20時から始めます
185 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 20:06:39.20 ID:BNiRm2Lo0
そろそろ開始ー
優希の練習は【4日目 15:40】までかかります。
186 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 20:10:01.06 ID:BNiRm2Lo0
【4日目 15:00】 楸野宅 2階 書斎
果たしてここに来るのは何度目だったろうか?その度に何かしら悶着を起こしたものの、ついぞこの老人を説得することはできないでいた。
彼の求めるものは唯一つ、『呪いからの解放』である。櫛を――非常に不本意な方法によって――手に入れた俺たちであっても、このことは未だ何一つ情報を掴めていない。
では何故、彼の所へ足が赴くのだろうか。
楸野「おやおやこれは榎田殿。お体が悪いと聞いていたが大丈夫なのかね?」
榎田爺「何、私なら構いませんよ。優秀なタクシーが運んでくれますのでね」
京太郎「なんつー言い草だよ......よいしょっと」スッ
楸野「なるほど。身体は衰えても口だけは回るようですな」
下から拝借してきた椅子に背中の老人を座らせる。
楸野は一瞬彼を――――やはり見えていないはずなのだが、睨みつけたような仕草をして、こう切り出した。
楸野「まあよろしい。今はそのような些末事より余程重要なことがあるようですし」
京太郎「判るか?」
楸野「勿論!これが判らなければ、呪術を使うものとしては盲目とさして変わりませんよ」
楸野「ふむ......あのお嬢さんですか。私を覗いてしまった、哀れなお嬢さん」
楸野「カッカッカ!災難でしょうなぁ......変なものを見せられたと思えば、今度は櫛にされてしまうとは」
京太郎「.........んなこと自分が一番わかってるさ」
そんな後悔、さっきからずっとしっぱなしだ。
久「ま、それはそうとしてよ」
久「私たちは櫛を手に入れた。呪術使いの榎田も揃ってる」
久「あとは祭壇に行って神様を何とかしちゃえばクエストクリア......違わない?」
久「あなた、そんなに余裕綽々でいいのかしら」
(【交渉(久)】+【交渉(京太郎)】× 0.5)× 8 = 96
↓2
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 20:30:11.70 ID:385SPWk2o
下
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 20:42:21.39 ID:foOsnRlOo
あ
189 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:12:29.17 ID:BNiRm2Lo0
39/96→成功!
楸野「......最早活路なし、確かに私には既に打つ手がありません」
楸野「あなたが望むなら、今すぐにでも事を終わらせようとすることは可能でしょうな」
久「だったら――――」
楸野「――――だったら、どうなろうと言うのです?」
楸野「再三申しておりますが、私の望みは『死ぬこと』のみ」
楸野「オフラシサマが鎮められてしまえばそれもどうなるか......」
楸野「ならば私の今すべきことは唯一つ、あなた方の失敗をここで願うくらいのものです」
椿屋「......ご老人、『村の為』という考えは一つもお持ちでないのか」
楸野「はっ、まさか」
椿屋「.........そうですか」
(【交渉(久)】+【交渉(京太郎)】× 0.5)× 0 = 0:自動失敗
楸野「第一、『あとはオフラシサマを鎮めるだけ』と考えていては足元を掬われますよ」
京太郎「......どういうことだよ」
楸野「アレを読んだのでしょう?書いてあった筈ですよ」
榎田は、その命と引き換えにその櫛を挿し給いた。
楸野「精々、腹は括っておくことですな」
190 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:13:06.46 ID:BNiRm2Lo0
【4日目 15:10】 楸野宅 2階 書斎
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:久、椿屋、榎田爺
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :楸野(拘束)
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
・『蘇生』の練習(10分)
人物指定、【オカルト】× 6で習得
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、久、椿屋、榎田爺(楸野宅 2階 書斎)
・和、山下、北村、堂島、主人(楸野宅 地下研究室 解読中 【4日目 15:20】まで)
・優希(楸野宅 地下研究室 『蘇生』の練習 【4日目 15:40】まで)
・その他(楸野宅 1階 応接間 待機)
4. 自由安価
↓2
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 21:14:28.36 ID:foOsnRlOo
下
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 21:24:09.70 ID:xpKlv5XZo
ちしをよむ
193 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:51:54.66 ID:BNiRm2Lo0
【4日目 15:10】 楸野宅 地下研究室
優希「ぐぬぬぬぬぬぬぬ.........」ジィー
土蔵から伸びる秘密の階段も、こう何度も昇り降りすれば新鮮みが失われるものだ。
地下室では、身長143センチのチビ助が件の研究日誌とにらめっこしていた。
優希「失礼なやつだなー。この前測ったら144だったぞ」
京太郎「いや、そんなん見てもわかんねぇよ......んで何やってんだ?」
優希「これだじぇ」スッ
京太郎「『蘇生』......?」
優希「できるんじゃないかって練習してるけど......むがー!難しくてよくわからん!」
京太郎「堪え性がないなぁ、お前は」
しばらくして、机に向かっていた和がこっちへやって来てメモを手渡してくれた。
地誌の抜粋が終わったようだ。
194 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:52:28.44 ID:BNiRm2Lo0
<地誌>
〇〇県最大の水源である〇〇山を擁する本市の地理は、平地に位置する南部と山岳に囲まれた北部に大別される。
......
......
【小佐目地区】
本市に合併される前は「小佐目村」という自治体を構成しており、現在もその名前は俗称としてよく用いられる。
・交通
地区の南側から伸びる県道42号線だけが都市部と接続する唯一の道路であり、一日に二往復程度バスが運行されている。
北側で県境を挟んで△△県△△市と接し、炭鉱が稼働していた時期(後述)には採掘された石炭が処理のため搬出されていた。
しかし現在ではそれらも廃れており、同市と小佐目地区を接続する整備された交通路は存在しない。
・地理
南側を除く三方位を山林に囲まれており、地形的に孤立している。
一方〇〇山を水源とする小佐目川の流域である南方は比較的開けていて、広大な森林が広がっている。
・気候
比較的降水量の多い北部の中でも特に雨が多く、この地域で土に吸収された雨水は河川に注ぎ込み流域の用水を支える。
しかしそれらによる天災にも多く、古くから甚大な土砂災害を被ってきた。
特に明治◯年大雨災害は300名近い死者を出すなど、同地域に甚大な被害をもたらした(別表参照)。
これは県内で発生した記録に残る土砂災害としては現時点でも最悪のものである。
・植生
高山植物を始めとした貴重な草花類が多く存在する。
特に神楽山を中心とした地域に生息する「オザメキタダケソウ」はキタダケソウの亜種であり、
環境当局の策定するレッドリストにも絶滅危惧種として掲載されている。
・産業
主な産業は農業。米が中心だが、近年はその気候を利用してレタス・キャベツ等の抑制栽培も増加している。
一帯には石炭が多く埋蔵されており、江戸中期から「小佐目炭鉱」として栄えていた。
しかし明治◯年大雨(上記参照)の際に大規模な崩落事故が起き、これをきっかけとして大正初期にかけて徐々に操業を停止。
以後、立地条件や採算等の理由から採掘は行われていない。
【表:明治◯年大雨災害による被害概要】
・犠牲者数:283名(死者・行方不明者合計)
・家屋損害:61棟(うち全壊29棟)
・土地被害:約10km^2(当時の小佐目村敷地の三割程度)
・その他炭鉱等に被害多数
......
......
195 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:53:51.53 ID:BNiRm2Lo0
京太郎「.........なあ、この『明治◯年大雨災害』って」
和「須賀君と咲さんが見たという、楸野さんが失敗させた儀式のことでしょう」
京太郎「大規模な崩落事故――――そういえば」
優希「――まるで、元々あった道が埋まっちゃったみたいだ」
京太郎「...優希、他のところも見に行くぞ」
それから見つけたいくつかの行き止まりは同じような見た目をしていた。
大小さまざまの石や岩が堰き止めるように、斜面状に道が埋め立てられている。
京太郎「あれはこの時のものだったのか」
和「ところで、これを見てください」
マシュマロのように白い指が指し示していたのは「交通」の項目、その後半部分だ。
小佐目村が接する隣県の町についての記述がある。
和「以前からおかしいと思っていたんです。この村には炭鉱はあってもそれを処理する施設がない」
和「ここには『△△市へ処理のため搬出していた』とありますから......」
和「まだ、どこかに村の外へ続く何らかの道が残ってはいないでしょうか」
京太郎「......退路ってことか?」
和「もしものためですよ、もしものため」
京太郎「でも『交通路は存在しない』ってあるぞ?」
和「車道は存在しないということでしょう。使われていたのはおそらく鉄道のような......」
確かに、線路跡を辿れば樹海を宛もなく彷徨うより余程安全に森を抜けることが出来るかもしれない。
ま、一応考えておいて損はないか......
196 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 21:55:30.65 ID:BNiRm2Lo0
【4日目 15:20】 楸野宅 地下研究室
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
・『蘇生』の練習(10分)
人物指定、【オカルト】× 6で習得
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、和、山下、北村、堂島、主人(楸野宅 地下研究室)
・優希(楸野宅 地下研究室 『蘇生』の練習 【4日目 15:40】まで)
・その他(楸野宅 1階 応接間 待機)
4. 自由安価
↓2
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 21:57:43.14 ID:dysrrJfzo
↓
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 22:44:40.13 ID:POsCu1yHo
2 蘇生練習 榎田ジュニア
199 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 22:57:45.80 ID:BNiRm2Lo0
2. 『蘇生』の練習
【オカルト(榎田)】× 6 = 42
連続判定にする場合は指定
↓1
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 22:58:57.67 ID:K+5d2abgo
連続
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 23:02:35.80 ID:9xILi+OFo
あ
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 23:07:03.75 ID:P1J8Ljr9o
それ
203 :
◆copBIXhjP6
[sage]:2020/11/18(水) 23:11:43.26 ID:BNiRm2Lo0
ほい
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 23:12:58.99 ID:+dSXdGEto
ん
205 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/18(水) 23:18:10.57 ID:BNiRm2Lo0
67/42→失敗
80/42+10→失敗
75/42+10→失敗
26/42+10→成功!
【4日目 16:00】までかかります
えー、デジャブを感じたところで今日はここまでになります。
>>189-190
の通り、もういつでも最終決戦に挑むことは可能です。
残る問題は楸野をどうするかという点になります。
昨日今日と申し訳ない。明日は19時で大丈夫なはずです、たぶん。
みなさま、今回もお疲れ様でした。
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/18(水) 23:57:58.85 ID:+dSXdGEto
乙
楸野が櫛使えば[
ピーーー
]るしオフラシ様も静まるから一石二鳥かと思ったんだけどな
207 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 18:34:02.75 ID:TsVurcCm0
30分後に始めます
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 18:58:55.63 ID:59YTAbQBo
>>206
あの櫛、榎田家以外の人でもつかえるのかね?
209 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 19:09:06.08 ID:TsVurcCm0
>>208
誰でも使えます。でも最後くらい主人公が締めてほしいなー
投下開始します。
210 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 19:09:38.72 ID:TsVurcCm0
【4日目 15:20】 楸野宅 地下研究室
柊「兄さん方、ちょっと失礼するよ」ヒョコッ
柊「ついさっき捜索隊から連絡役が来た。『未だ発見できないが、人員も体力の限界なので引き揚げたい』とさ」
連中の捜索が始まってからそろそろ八時間。この大雨の中、森林地帯を掻き分けるというのは相当な重労働だろう。
しかし村の主要人物がこちらに付いている今となっては、彼らを村から遠ざけておく理由もなくなってしまった。
京太郎「その連絡役はどうしてる?」
柊「椿屋に睨まれてビクビクしてるぜ」ケラケラ
1. 事情を伝えて引き揚げさせる
2. 事情を伏せて引き揚げさせる
3. 捜索を続けさせる
4. その他(自由安価)
↓2
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 19:15:31.44 ID:59YTAbQBo
1
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 19:17:28.90 ID:WZMqHb+Ko
1
櫛使う覚悟って言っても蘇生の術あるんだからノーリスクじゃないの?
213 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 19:34:23.61 ID:TsVurcCm0
最後は色々と状況が違うので、そうは問屋が卸しません。
1. 事情を伝えて引き揚げさせる
柊「あいよ、そういうことで伝えておく」
そういって去っていった柊とは入れ違いに、階段をドスンドスンと下りてくる足音がある。
榎田は地下室にやってくると、書物とにらめっこする優希を一瞥した。
榎田「おや。先客がいたか」
優希「むむっ、この優希ちゃんに何か用か?」
榎田「いやぁ、さっきの『蘇生』とかいうのをやってみようかと思ってね」
【4日目 15:20】 楸野宅 地下研究室
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
『蘇生』の練習
・優希:【4日目 15:40】まで
・榎田:【4日目 16:00】まで
1. 移動する
・楸野宅から出る
・応接間へ向かう
・書斎へ向かう
・地下研究室へ向かう
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・麻酔薬を使う
・『寝る』(10分)
一人指名、【オカルト】等倍
・『蘇生』の練習(10分)
人物指定、【オカルト】× 6で習得
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、和、山下、北村、堂島、主人(楸野宅 地下研究室)
・優希、榎田(楸野宅 地下研究室 『蘇生』の練習)
・その他(楸野宅 1階 応接間 待機)
4. 自由安価
↓2
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 19:39:45.03 ID:2cpkFmR90
↓
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 19:43:47.72 ID:iF0qhDVIo
蘇生練習組除いた今いるメンバーでオフラシ様の正体とか呪い解除の方法とか考察してみる
216 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 20:17:21.91 ID:TsVurcCm0
一つの話題につき10分になります。
5択の繰り返しで話を展開していき、間違えると元の選択肢に戻ります。
結論が出るか、三回間違えると終了です。
217 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 20:18:11.17 ID:TsVurcCm0
【4日目 15:20】 楸野宅 1階 応接間
まこ「......ふーむ、やっぱりあの爺さんはどうにもならんか」
久「ま、呪いについても結局何も分かってないしね」
家中からかき集めた椅子を並べると、それだけで応接間は足の踏み場も無くなりそうだ。
そうして埋め尽くすように座る仲間たちを目の前にして、俺はある問いを投げかけることにした。
京太郎「だから、一度もっと根本的なことを整理しておくべきだと思うんです」
和「根本的なこと?」
京太郎「ああ。『俺たちが立ち向かっているものが何なのか』......ピースは見えてきたけど、まだ結論は出てない」
【オフラシサマの正体】
3/3
北村「そもそもオフラシサマって、何なんだろうね」
『オフラシサマ』......この村において云千年と祀られ、禍福をもたらしてきたモノ。
俺たちはこの存在について、結構多くの手掛かりを得ている。
京太郎「そりゃ、一言で表すなら......」
1. スサノオノミコト
2. ヤマタノオロチ
3. クシナダヒメ
4. この土地固有の神様
5. 人々の妄想が作り出した幻影
↓2
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 20:22:27.20 ID:59YTAbQBo
2
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 20:28:19.18 ID:m5B7Y+tjo
2
220 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 20:54:31.42 ID:TsVurcCm0
2. ヤマタノオロチ
→2/3
京太郎「ヤマタノオロチじゃないか?」
俺の意識は、身体の体験していない120年前の出来事を思い出していた。
若かりし日の楸野へ吸い込まれていったそれは、龍の姿をしていたように思える。
和「......それは違うんじゃないでしょうか」
和「霎伝の記述では、最初期のオフラシサマは人のような形として登場しています」
和「それにもしヤマタノオロチなら、人を救うようなことはしないのでは?」
京太郎「むぅ......なら、和は何だと思うんだ?」
和「そうですね、私は......」
1. スサノオノミコト
2. (ヤマタノオロチ)
3. クシナダヒメ
4. この土地固有の神様
5. 人々の妄想が作り出した幻影
↓2
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 21:01:34.40 ID:0J6ZMi+Lo
1
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 21:10:37.31 ID:gGXK6n0Jo
1
223 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 21:43:19.15 ID:TsVurcCm0
1. スサノオノミコト
和「情報から考えると、スサノオノミコトとみるのが妥当でしょう」
和「霎伝では、夢に登場した女性が『あの方』と呼んでいました」
和「須賀君が出会った時、確かに『クシナダヒメ』と名乗っていたなら......」
まこ「そういえば、京太郎が優希と祭壇で撮ってきた写真があったのう」
染谷先輩の言葉に、ポケットに入っていたスマホの存在を思い出して取り出してみる。
昨日の朝の日付で保存されているそれらのうち何枚かには、鉄剣を持った男の木像が写っていた。
北村「『天羽々斬』か。スサノオノミコトがヤマタノオロチを倒した時に持っていた剣だね」
この大きく欠けた切っ先も意図的な意匠ということだろうか......
周囲は和の案に同意を示しているようで、首を縦に動かして頷いている者も多い。
しかし俺には未だ、一つ引っかかる点があった。
和「『荒ぶる神』というのもスサノオノミコトに重なる部分がありますね」
和「実際研究日誌にも、歴代の楸野家はオフラシサマをスサノオノミコトとして捉えていたような記述がありましたし」
京太郎「問題はそこだ。同じ日誌にはこうも書かれてたよな」
榎田に問えば、曰く「オフラシサマとは違う」とのことだった。
諏訪大明神――――今日での須我神社はまさしくスサノオノミコトを祀る神社だ。
そこに出向いた榎田が「違う」と言ったということは、オフラシサマ=スサノオノミコトとは断定できないのではないか?
1. スサノオノミコトの兄弟だ
2. スサノオノミコトが変化したものだ
3. どちらかが偽者だ
4. 同じものだが榎田が間違えた
5. わからない
↓2
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 21:59:34.26 ID:gGXK6n0Jo
2
分からないが正解な時ってどういう状況よ
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 22:01:55.31 ID:Tzm4W2B8o
2で
226 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 22:28:55.60 ID:TsVurcCm0
2. スサノオノミコトが変化したものだ
――――そういえば、最初に山下へこの村の歴史を聞いた時、こんなことを言ってたな。
山下「地方の山村には仏教や神道以外に、土着神や妖怪の類の言い伝えが残っていることが多い」
山下「更に......この村だけというわけじゃないんだが、この地域に多い傾向として」
山下「日本神話と土着信仰が融合したような神体を祀っていることが多いというものがある」
和「土着信仰ですか......」
久「そういう話に関する史料とかって見つかってないの?」
北村や堂島が顔を見合わせるが、そのどれもが横に振られた。
霎伝より古い時代......それこそ有史以前の事は知る由もない、か?
【終了】
227 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/19(木) 22:29:29.23 ID:TsVurcCm0
今日はここで終わります。
正直物語作ってる側が考察書いてもどうにもならんので、グダグダ感は許していただきたい。
あるいは「こういう進行がいい」みたいなアイデアがあれば是非。
>>224
数合わせくらいに考えておいてください。
明日は【楸野の呪いを解く方法】からの予定です。
皆さま、今回もお疲れ様でした。
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/19(木) 22:32:13.95 ID:Tzm4W2B8o
乙
229 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 18:43:04.95 ID:nOkVLZUw0
えーっとですね、皆さまに謝らなければならないことがあります。
一日手元の設定とかこねくり回しましたが、現状楸野の呪いについて得られる情報はないです。
京太郎たちはそんなこと知る由もないのでロールプレイ的には考察を進めるのが正しいのでしょうが、
何も出せないので正直どの選択肢を選んでも何もわからないまま終わると思われます。
そういった状況で安価を取り続けるのはあまりに虚無すぎるし誰も楽しくありません。
よって、【楸野の呪いを解く方法】についての考察は
>>1
からの「分かることはない」という提示をもって代えさせていただきます。
30分後に始めます
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 19:06:51.77 ID:Vd12jreSo
やっぱりそうか。楸野、呪い解きたくて研究してたはずなのに資料の一つも見つからんって事は何一つ手がかりないのか
231 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 19:21:41.81 ID:nOkVLZUw0
開始でござる
232 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 19:22:23.96 ID:nOkVLZUw0
【4日目 15:40】 楸野宅 1階 応接間
京太郎「だーっ!なんもわからんッ!」
オフラシサマの正体がどうにしても、俺たちはいつでもそれを鎮めることが出来る。
他方、それに抵抗し続けているのが楸野だ。彼の協力を得ることができれば、その知識や呪術は大きな助けになるだろう。
だからこそその呪いを解く方法――せめてその手掛かりくらいは――が掴めればよいのだが......
......結局、俺たちの考察は空転するばかりだった。
山下「あの爺さんだって相当呪いに関する研究もしてるはずだが、重要な発見はなさそうだった」
山下「そもそも、解く方法なんてあるのかねぇ......」
指を顎に宛てたり頭を掻いたりして唸っている俺たちとは対照的なのはちょうど戻ってきたタコス娘の顔だ。
ずいぶん上機嫌で、鼻歌まで歌ってやがる。
優希「ふんふんふん〜......今戻ったじぇ!」ビシッ
京太郎「何か良いことでもあったのか?」
優希「うむ。優希ちゃんは偉いのでバッチリ覚えてきました」
京太郎「マジか?!」
片岡優希、やはり天才か......!
【4日目 15:40】 楸野宅 1階 応接間
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
『蘇生』の練習
・榎田:【4日目 16:00】まで
1. 移動する
・楸野宅から出る
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・『蘇生』の練習(10分)
人物指定、【オカルト】× 6で習得
・考察(10分)
話題指定
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・榎田(楸野宅 地下研究室)
・その他(楸野宅 1階 応接間)
4. 自由安価
↓2
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 19:26:48.58 ID:Njf34kIb0
『蘇生』の練習を優希と
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 19:32:25.10 ID:Vd12jreS0
2 考察
クシナダヒメの目的?みたいなの
櫛授けるにしても何がしたいのか分からん
235 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 20:27:15.91 ID:nOkVLZUw0
2. 考察
優希「考察?」ズズッ
京太郎「ああ、ここまでの情報を集約しながらな」
何故老人というのはお茶が好きなのだろうか?そりゃ勿論甘い物好きなおじいちゃんも世の中には居るだろうが、少なくとも楸野は緑茶ばかり飲んでいるようだ。
急須に淹れたばかりの茶をグイッと飲み干すと、優希はその勢いを吐き出すように呟いた。
優希「咲ちゃん、なんでこんなことになっちゃったのかなぁ」
【クシナダノヒメの目的】
京太郎「......あの女神様に聞かないと分かんねえよ」
そっと右手を挙げて左胸へ当てる。
したらめったら物品の詰め込まれた鞄に入れてしまうのも気が引けた俺は、櫛を上着の胸ポケットに入れたままにしていたのだ。
優希「その人、一体何がした――――」
榎田爺「――――考えるだけ無駄だろうな」
「何かしたいんだろう」と言いかけた優希の言葉に眼を閉じたまま、そう老人は割り込んだ。
優希「......?」
京太郎「どういうことだ?」
榎田爺「今世の神々には各々の意志とか、ましてや目的などというものはあるまいさ」
榎田爺「言うなれば彼らは自然現象の一部。オフラシサマのように世界を荒らすものもあれば......」
榎田爺「その方のように、世界を在るべき姿に戻すために働く復元力もある。それだけの話よ」
236 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 20:28:43.47 ID:nOkVLZUw0
正直申し訳ないとは思っている。後悔はしていない。
これ以上に説明のしようがないので......
さすがに時間経過はそのままでいきます。
【4日目 15:40】 楸野宅 1階 応接間
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:
ステ :
>>5-7
周囲 :
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
『蘇生』の練習
・榎田:【4日目 16:00】まで
1. 移動する
・楸野宅から出る
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
・『蘇生』の練習(10分)
人物指定、【オカルト】× 6で習得
・考察(10分)
話題指定
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・榎田(楸野宅 地下研究室)
・その他(楸野宅 1階 応接間)
4. 自由安価
↓2
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 20:35:44.15 ID:TSp/iGTy0
↓
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 20:43:02.92 ID:P9iG7JQZo
地下祭壇って行ったらもうイベント始まる?
あと調べてなくて何かありそうなのそこぐらいなんだけど
239 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 20:45:09.61 ID:nOkVLZUw0
仕様としては、意図的に起こそうとしない限りは始まりません。
再安価↓1(連取可)
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 20:54:51.44 ID:P9iG7JQZo
地下祭壇へ移動
メンバーは咲、タコス、久、和、榎田父、椿屋、山下
他のメンバーは榎田息子の練習が終わり次第、楸野も連れて旅館で待機
241 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 21:45:50.81 ID:nOkVLZUw0
1. 地下祭壇へ
【4日目 15:40】 旅館・別館 2階 廊下 大浴場前
京太郎「そうだ、楸野の書斎の金庫で......」ゴソゴソ
ここを通るのも昨日の朝以来だろうか。二つの世界を隔てる鉄扉に鍵を差し込むが、上手く奥で嵌まっていないようだ。
しばらくガチャガチャといじるうちに漸く錠は音を立て、冷たい空気が流れ出してきた。
京太郎「俺が先に降りる。後に続いてくれ」
梯子を一段ずつ静かに踏みしめ、足の裏が冷たい鉄板に触れたと同時に両手を離す。
そういえば、優希は昨晩の怪我で脚を痛めてるんだった。ちょっと支えてやるか......
上を向くと、次に足を掛けようとしていた優希はきょとんとした顔つきでこちらを見ていた。
優希「ん?何かあったのか?」
京太郎「......」
咲「...見ないでよ」
京太郎「見るかバカ!」
京太郎「いや、優希はズボンなんだなって思ってさ」
優希「......いつも適当にあしらわれてるから、急にそういうこと言われると反応に困るじぇ」
【4日目 16:00】 小佐目山 祭壇
京太郎「――――!」ブルッ
生物的なようで静物的でもある。この妖しい紫の明かりは果たしてどうやって生まれているのだろうか。
一日半ぶりにやって来た巨大な地下空洞は、何本か松明の火が消えている以外は前と同じ様子を保っていた。
しかしこれはあくまで視覚的な情報に限った話だ。コンクリートで囲まれた長い通路を抜けると、唐突な悪寒が俺の皮膚を襲う。
洞窟特有の低い気温に由来するものにしては、あまりにも不自然だった。
山下「すげぇ、本当にこんな空間が地下に......」
榎田爺「本来なら、生贄が全員揃った後の――――つまり次の夜明け、ここで壬申の儀は執り行われる予定であった」
榎田爺「私がオフラシサマを降臨させ、他の者が生贄の喉を掻き切る......そういう手筈だ」
和「オフラシサマを降臨させるためには何か準備が必要なんですか?」
榎田爺「特には無いな。伝統的に着ることになっている装束があるが、必須ではない」
榎田爺「お望みとあらば今すぐにでも降ろせるぞ?」
久「ちょっと、勘弁してよ!」
榎田爺「くくく、冗談が通じんな」
242 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 21:46:23.05 ID:nOkVLZUw0
【4日目 16:00】 小佐目山 祭壇
まこたちがこちらへ移動中です(20分後)
どうする?
持ち物:
>>150
同行者:和、優希、久、山下、椿屋、榎田爺
ステ :
>>5-7
周囲 :炭鉱迷宮(天岩戸:閉)、地下通路
人 :
武器 :
>>9
デバフ:
・京太郎→【行動】-2(【4日目 17:10】まで)
・優希→【行動】【体力】-1(打撲、【5日目 03:20】まで)
1. 移動する
・炭鉱迷宮第5階層に出る
(【体力(椿屋)】+【体力(山下)】× 0.5)× 8 + 20 = 116:自動成功(天岩戸開閉)
・地下通路を通る(20分)
・場所指定(地図参照)
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84
・話をする(10分)
3. その他
・装備を変更する
・グループ分けを変更する
<現在のグループ>
・京太郎、和、優希、久、山下、椿屋、榎田爺(小佐目山 祭壇)
・まこ、北村、向坂、社会人、旅館夫婦、榎田、柊(旅館・別館 2階)
4. 自由安価
↓2
243 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 21:47:31.50 ID:nOkVLZUw0
嘘ついた.....
>>240
では旅館で待機だったので訂正です。
安価下
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 21:55:45.23 ID:Vd12jreS0
2 天羽々斬を調べる
245 :
◆copBIXhjP6
[saga]:2020/11/20(金) 22:32:43.20 ID:nOkVLZUw0
2. 天羽々斬を調べる
京太郎「何か分かるか?」
和「いえ、写真で見た以上は何も......」
朽ちた鉄剣は、変わらずその男の右手に握られていた。
大きく欠けた先端に判読できない刀身の銘文、そして柄に残る『天羽々斬』の四文字。
俺の目には何ら変わりなく見えたが、彼らにはどうだろうか――――
山下「......」ジィー
椿屋「......どう思う?」
榎田爺「うむ、これは......」
【知識(山下)+知識(榎田爺)× 0.5】× 8 + 30 = 78
↓1
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/11/20(金) 22:33:50.15 ID:TSp/iGTy0
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