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高木社長「ねぇ、キミぃ…」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:03:42.60 ID:V4s4JV6AO
このSSはゲームや漫画、アニメの設定がごちゃ混ぜになってますのでご了承下さい
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1600772622
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:06:31.22 ID:V4s4JV6AO
00
アイドル。この世知辛い世の中で生きる人々に希望を与え、なおかつ自分も希望を与えてもらえる存在。そんなアイドルが私は大好きだ。どれくらいかと言えば、自分で事務所を構える位には。
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:07:09.28 ID:V4s4JV6AO
「ふぅ…」
我が765プロダクションも気づけば大きくなったものだ。かつては雑居ビルの一室に事務所を構え、従業員も音無君と秋月君の二人だけだったというのに。まあそうは言っても移転した今もその二人にプロデューサーである彼を加えただけなのだけれど。
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:08:14.08 ID:V4s4JV6AO
「社長、お疲れなんじゃないですか?」
「ははは、まだまだ大丈夫だよ。音無君」
ちょうど書類の区切りがついたところで音無君からお茶を差し出された。たしかこれは萩原君が持ってきてくれたものだったか。
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:09:16.10 ID:V4s4JV6AO
「今日は雪歩ちゃんが持ってきてくれた玉露を入れてみました。普段とは違いますけど…」
それも彼女なりの気遣いだろう。細かなたころまで目が届く。世界中のどこを探しても彼女より素晴らしい事務員は居ないだろう。何せ私がそう思うのだから間違いない。そう、ティンときたのだ。
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:10:46.99 ID:V4s4JV6AO
「…ありがとう」
しかし、私はどうなのだろう。彼女たちの力を引き出せているだろうか。
「大丈夫ですか?なんだかぼーっとしているような気がしますけど…」
「はは…君には敵わないな、音無君…」
アイドルのみんなと出会う前から一緒にいた彼女には隠し事は無理らしい。私は観念して懸念していたことを口にする。
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/09/22(火) 20:11:32.18 ID:V4s4JV6AO
「音無君は、ここで…765プロで本当に良かったかね?」
「え?」
鳩が豆鉄砲とはこういう時に使うのだろうか。いまいち話の要領を得ていないであろう彼女に私は続ける。
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