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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】
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507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:26:43.50 ID:MALYOfBqO
さらなる高みを見つけ、次はそこに到達しようと決心する春雨
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:40:42.50 ID:FlqGzLUcO
遅いだけかもだけど一応
鎮守府に連れて帰られた春雨は
>>506
でひたすら反省
509 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:42:29.37 ID:rSj+9xt+0
ーー横須賀鎮守府
春雨「私が気絶させられるなんて思いもしませんでした。世界は広いんだと改めて確認できました」
春雨「私はもっと高みを目指します。性欲の向こう側…それは一種の天国(Heaven)だと思うんです」
春雨「そこに到達できればきっと…私が求めている答えがあるんです」
漣「…遺言はそれでお終いですか?」
春雨「……」
漣「天国だか地獄だか知りませんけど、こっちはあんたのせきでご主人様が大怪我してんすよ!!」
春雨「ごめんなさい…」
漣「絶っっっ対に許しません!!」
510 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:48:50.07 ID:rSj+9xt+0
漣「骨盤にヒビが入って気管にも異常有り!どうせ声を出させない為に首でも締めてたんでしょうよ!」
春雨「大声を出そうとしてたので…」
漣「骨盤にヒビ!?アホみたいに騎乗位で動き過ぎだ!!」
春雨「だって…提督さんから動いてくれなかったから…」
漣「我慢ならねぇ……お前だけは…」
潜水新棲姫「冷静になるんだ漣。暴力は何も解決しない」
漣「先に暴力を振るったのはアイツでしょうがよ!」
春雨「ごめんなさい……」
漣「どうやっても許さない……あんたはご主人様だけじゃなくその家族も傷付けた!どうやっても責任なんかとれないんですよ!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:53:17.16 ID:mNaBfY4bo
当人だけの責ではないだろうと新棲姫
春雨が性欲異常で必要な措置をあまりとってなかったこちら側にも問題の一端はあるし、提督をただ一人だけの監視のままというのは組織として問題があったと
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:56:57.89 ID:g8ux6bHDO
>>511
そんな話を聞いている内にようやく事態の重みを悟ってきた春雨の顔がみるみる青ざめていく
513 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:12:30.21 ID:UlFednI80
潜水新棲姫「何度も言うが冷静になれ。ワタシ達にも責任はあるんだ」
漣「何が!?」
潜水新棲姫「春雨の性欲は異常だというのに必要な措置をあまり取っていなかった。霞の薬を与えていたくらいだ」
潜水新棲姫「それに提督を一人だけの監視のままというのは組織としても問題があった」
漣「……」
潜水新棲姫「秘書艦代理が認められるなら執務室には二人以上の艦娘を配備することは可能なんだ。事実何度かそういう状況はあっただろう」
漣「漣達は春雨を管理し切れなかった……」
潜水新棲姫「春雨の監視と提督の護衛がきちんとしていれば今回の悲劇は無かった」
漣「……」
潜水新棲姫「今回はこれで良かったんだ。もし春雨ではなく艦娘による自爆テロなら提督は死んでいた」
漣「死……」
514 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:16:29.64 ID:UlFednI80
春雨「あ…あのぅ……」
潜水新棲姫「お前も事の重大さが分かってきたようだな」
春雨「私はそんなつもりじゃ……」
潜水新棲姫「殺すつもりは無かった。殺人事件の加害者がよく吐く台詞だ」
潜水新棲姫「春雨、お前は提督を殺せたんだ」
春雨「……」
潜水新棲姫「お前がプライベートで何をしようと構わない。だが他人に迷惑だけはかけるな」
春雨「…気を付けます」
潜水新棲姫「…話はこれくらいにして提督の様子を見に行こう。喋れる状態なのかも確認しておきたい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:23:12.52 ID:qHhWlWnZo
死ぬようなことはないけど声はガラガラになってて困ってる
菊月は流石に治してやってくれ…と菊月提督に頼まれてる
頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは良くないと言われて仕方ないな…と
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:27:46.39 ID:/5EL/pygO
>>515
+当分抱く事をやめようと思うくらいには抜かれて、良かった面も考えてみればあるかもしれないと提督
517 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:38:03.63 ID:UlFednI80
ーー医務室
提督「痛みはあるが…死ぬようなごどは…ない…」
漣「声がガラガラじゃないですか…」
提督「少じ…不便だな…」
潜水新棲姫「明石、提督は自力で歩けるのか?」
明石「無理です。車椅子での移動でも提督に負担がかかります」
潜水新棲姫「本来ならば入院して絶対安静といった所か」
漣「菊月さん、流石に治してくれますよね?」
菊月「話を聞いた時は無視をするつもりだった。だが司令官から言うから来るだけきてみれば…」
漣「確かに怪我をした理由に問題はありますけど、この怪我なら納得ですよね?」
菊月「勘違いするな、司令官が頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは都合が悪いと言ったからだ」
漣「なんでもいいんで後でグラーフさんをお願いしますよ」
518 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:47:06.58 ID:UlFednI80
漣「ご主人様が横須賀に来てから災難続きで見てられないです。何も悪いことなんかしてないのに…」
提督「いや…今回のは…少じいいごどは…あっだ…」
提督「当分…抱ぐ事をやめようど…思うように…なっだ…」
漣「プチ絶倫のご主人様が、それくらい空っぽにされたってことですか…」
提督「そう考えれば…良がっだど…」
漣「ご主人様はそうかもしれませんけどね、朝霜さんはどうするんですか」
提督「それは…だな…」
漣「そういうスキンシップを選んだのはご主人様なんですから、きちんと相手をしてあげて下さいね」
提督「そうだった…な…」
菊月(龍驤に関わるからこうなるのだと、いい加減認めるべきだ)
ーー
519 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:47:41.02 ID:UlFednI80
今日はここまでです
コメントなどあればお願いします
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:51:36.02 ID:o8ztnEghO
乙でした
綾波がパワーアップ!
やっぱトラブル関連はこれくらいの規模でハチャメチャしてるくらいが好きだなぁ
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:51:42.73 ID:kJClX8hDO
お疲れ様でした
やっぱり貞操帯云々は無かった事になってるみたいだね
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:57:23.20 ID:qHhWlWnZo
おつです
早く穏やかにほんわかできるようになりたいな…
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:17:31.98 ID:eOtI4zhio
おつおつ
その論法に乗るな!菊月!
今回うまいこと進行しているなぁ流石です
新棲姫は本当に要
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:26:10.38 ID:/NHfbOUvo
皐月ちゃん秘書艦権限使ったの初めてだよね
もっと秘書艦面していいのよ
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:56:01.83 ID:kJClX8hDO
読者が理解が深くて安定しているから安心して読んでいられる
以前のようにぶっ飛んだ安価をどう捌くか見られなくなったのはちょっとだけ…
526 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:14:35.10 ID:UlFednI80
ーー横須賀鎮守府
幹部「あえて詳しいことは聞かないが、随分と大変だったらしいね」
提督「……はい」
幹部「後遺症も無く治ったというのなら、悪いが提督として働いてもらうよ」
提督「もちろんです」
幹部「さて…今日はまずこれを見て欲しい」ピラッ
提督「何かが燃えている写真…」
幹部「これは海の向こう、ロシアのとある廃工場跡だ。この周辺でソビエト派の生き残りが目撃されていてね、この廃工場には何かあると睨んでいたんだ」
提督「その工場を燃やしたということはやはり…」
幹部「それがね、これをやったのは私達では無いんだよ」
提督「じゃあ一体……」
幹部「…焼け跡を調査した結果、この工場には組織が使用していたとされる傀儡の製造機が見つかったんだ」
提督「それが……燃えてしまった」
527 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:21:22.91 ID:UlFednI80
幹部「老幹部がいなければあの機械は満足に動かすことはできなかったと推測できる。かといって燃やして処分するにはあまりにも惜しい」
提督「仲間割れでしょうか?」
幹部「違う……これは誰かによる破壊工作だよ」
提督「なぜそんなことを…いえ、やる意味が分かりません。破壊するのでは無く奪うというのなら理解できます」
幹部「提督君、私がこれを事故や仲間割れでないと判断したのには理由がある」
幹部「この火災で……誰も死傷者が出なかったんだ。ソビエト派の連中も近くの住民も、誰も怪我一つしていない」
幹部「この火災の凄まじさは写真を見ればわかるだろう?それなのに怪我人すら居ないんだ」
提督「……この施設だけを破壊するという明確な意思があった」
幹部「破壊活動を行なった誰かはここに何があるのを知っていたんだ。そうとしか思えない」
提督「…脅威が減ったと喜ぶべきでしょうか」
幹部「一筋縄ではいかないだろうがね…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 19:45:56.81 ID:eOtI4zhio
傀儡狙いか、と読んでしまう提督達
傀儡艦娘達に周りで怪しい事はなかったか聞き取りをすることに
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 19:47:01.43 ID:1jZxlgb2O
休みだから今日もやるのね
ポーラ
兵器としての傀儡を大量生産できるのは影響が大きすぎでしたね〜
530 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:59:05.84 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ(兵器として傀儡を大量生産できるのは〜影響が大き過ぎますね〜)
ポーラ(これであの国の脅威は減りました。あとは旧大本営派にどれだけ力が残っているかですね〜)
ポーラ(核が無くなって大和も居なくなった。普通に考えれば脅威でも何でも無いですけど油断はできません)
ポーラ(それとあとやらないといけないのは…)
ポーラ(あ……そうでした、今日はあの人達と会うんです)
ポーラ(遅れないように、早めに行かないといけませんね〜)
ポーラ(それでは…失礼しますね〜)
531 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/21(月) 20:04:47.33 ID:UlFednI80
ーー??
「オブザーバー、今日は参加されるんですね」
ポーラ「はい〜」
「ではどうぞこちらへ…」
ポーラ(組織の会合には参加しないといけません。どこかの国が変なものを開発してたらすぐに分かりますからね〜)
ポーラ(艦娘を兵器なんかにさせません。人殺しをするために艦娘は存在してるんじゃないんです)
「……」
ポーラ(始まりましたね〜)
ポーラ(戦争で商売ができなくなるような世界に、早くなって欲しいですね〜)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:15:54.76 ID:kJClX8hDO
組織の出資者達が集まって話し合っている
我々の理念は世界の均衡を保つ事
某国の出資者の裏切りによりそれが脅かされたがそれももう無くなったと語る
かつて老幹部もそれを目指していた
その意志は我々が継いでいくのだと
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:25:07.90 ID:qHhWlWnZo
まずは艦娘の社会融和状況についての話題
やはり日本が一歩先を進んでいて好状況、大本営が変わったことの影響が大きい
他の国へも波及させる方法を検討していく必要あり
534 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:36:16.14 ID:UlFednI80
ーー
「……」
ポーラ(艦娘の話題。他の国にも普及すべき…ですか)
ポーラ(大本営が変わったことで日本が好状況。人権も認められている)
ポーラ(これを利用しない手は無い。艦娘を軍人として扱って……)
ポーラ(うーん…これは私の求めているものじゃありません)
ポーラ(艦娘の技術が世界に広まってしまったら、物量のある国が強大な力を手にしてしまいます)
ポーラ(そんなのはダメです。こうなったらアレを使いましょう)
ポーラ「…すいません、これをあの人達に渡してくれませんか?」スッ
「…分かりました。すぐに手配しますオブザーバー」
535 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:44:16.94 ID:UlFednI80
「これは?」
「オブザーバーから皆さんへと」
「……兵器の設計図か?」
「ほう……」
「核より高威力で、確実に仕留められる」
「これが量産できれば…」
「艦娘を作って教育するより安いな」
「これを我々に渡すか。オブザーバーも分かっているようだな」
「管理された戦争は平和である」
「それが我々の思想だからな」
536 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:49:00.12 ID:UlFednI80
ポーラ「よかったです〜艦娘から興味を逸らせました〜」
ポーラ「あの設計図には〜欠点があるので絶対に完成しません〜」
ポーラ「荷電粒子砲だなんて〜夢のまた夢ですからね〜」
ポーラ「艦娘は人殺しの兵器なんかじゃない…」
ポーラ「…さて〜ここはもういいですね〜」
ポーラ「ポーラはまた〜自分のやるべきことをやりましょう〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:52:57.60 ID:kJClX8hDO
何者でもないという事は何者にもなれるという事なのよ…なんですよ〜
そしてポーラは新たな火種になりそうなものを探しに行く
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:02:34.28 ID:0/xWs/ae0
↑+とある大型艦娘にメガ粒子砲が
積み込まれるとのうわさを耳にした
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:08:38.91 ID:PHoCPQ2xo
ポーラ「さて〜ここの会合は重要なので緊張しますね〜」
とあるビルに入る彼女、表札には「酒税を下げる会」と記されている
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:09:24.26 ID:1jZxlgb2O
酒造の様子をに行くとぴょこぴょこ嬉しそうにする技術者くん
もう〜///何かあったのか勘ぐられちゃいますよ〜
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…
541 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:15:29.68 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ「何者でもないという事は〜何者にもなれる〜ふふ〜ん〜」
ポーラ「さて〜ここが噂の施設ですね〜」
ポーラ「ここでは艦娘に載せる新兵器を作ってるって聞きました〜」
ポーラ「メガ…粒子砲?よく分かりませんけど〜量産されるとダメなら対処しないといけません〜」
ポーラ「横須賀の金剛と榛名さんが使ってる連結砲みたいに〜限定的なものなら放置ですね〜」
ポーラ「どうなんでしょうかね〜〜」
542 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:21:01.82 ID:UlFednI80
ポーラ「……」
ポーラ「来るだけ無駄でしたねぇ〜あんなの成功するはずありません〜」
ポーラ「仮にできたとしても〜量産なんかできませんね〜」
ポーラ「……下らない」
ポーラ「そんな時間があればお酒でも作ってればいいんです〜」
ポーラ「力を均等にする、それだけなのにこんなに難しいだなんて〜」
ポーラ「そんなに殺したいなら、自分でも殺してればいいんですよ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:24:20.45 ID:1jZxlgb2O
>>540
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:48:51.38 ID:eOtI4zhio
>>540
口調とかは努めていつも通りにしているので周りの技術者にバレバレ
545 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:58:12.92 ID:UlFednI80
ーー大本営、某施設
ポーラ「……」キョロキョロ
「ポーラさん!」
ポーラ「もう〜そんな嬉しそうにしないで下さいよ〜」
「あ、すいません…」
ポーラ「何かあったって〜皆んなに知られちゃうじゃないですか〜」
「はい…」
「おい…あいつとポーラさんって…」
「マジか…」
「女になんか興味無かったはずだろ…?」
「この酒蔵もそうだが、人は変わるってことなのかもな」
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…
546 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:00:29.65 ID:UlFednI80
「あの…今日は何を?」
ポーラ「貴方の顔を見に来ただけですよ〜」
「そんな…」
ポーラ「うふふ〜美味しいお酒を作って下さいね〜」
「ポーラさんの為に頑張ります!」
ポーラ「お願いしますね〜」ニコッ
「なんて素敵な…こんな人が僕の…」
ポーラ「えへへへへ〜」
547 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:02:52.06 ID:UlFednI80
ポーラ「あの〜ところでアレはできましたか〜?」
「はい、頑張ってすぐに完成させました」
ポーラ「ありがとうございます〜また持って帰りますね〜」
「ポーラさん、あれは一体何に使うんですか?前にも聞いたかもしれませんけど…」
ポーラ「……」チュッ
「えぇっ!?」
ポーラ「うふふ〜今夜、お部屋にお邪魔しますね〜」
「…はい、お待ちしてます」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:26:24.56 ID:kJClX8hDO
大本営内を散策するポーラ
訓練施設に差し掛かり人の気配がして覗いてみる
深海綾波が近接戦闘の訓練をしていた
手首に包帯を巻いているのはなんなのだろうと聞いてみるとまあまだまだ未熟って事だよ…ですよ
と半端に綾波として振る舞う
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:30:23.40 ID:qHhWlWnZo
この根本から再設計しないとどれだけ改良しないと完成しない設計図…
彼は人としても技術者としても素敵ですね〜
なんて思いながら
>>548
550 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:40:00.97 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ「彼は本当に役に立ちますね〜アレを作ってもらう以外に絶対に完成しない設計図も作ってくれるなんて〜」
ポーラ「丁度いい人が見つかって良かったです〜彼みたいなのは欲しかったんですよ〜」
ポーラ「……あれ〜?大本営の訓練施設…誰かが使ってるんですかね〜」
ポーラ「少し気になりますね〜誰が居るんでしょうか…」チラッ
深海綾波「……」
ポーラ「…少しお話していきましょう〜」
551 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/21(月) 22:43:44.73 ID:UlFednI80
ポーラ「綾波さんお疲れ様です〜」
深海綾波「…ポーラさん」
ポーラ「近接戦闘の訓練ですか〜?」
深海綾波「ええ…」
ポーラ「手首に包帯を〜巻いているのはなんですか〜?」
深海綾波「まだまだ未熟って事だよ……ですよ…」
ポーラ「あはは〜変に気を使わなくていいですよ〜」
深海綾波「何が…ですか」
ポーラ「貴女の正体は〜知ってますから〜」
深海綾波「……」
ポーラ「半端に寄生してしまうと〜苦労も多いですよね〜」
深海綾波「……」ガチャッ
ポーラ「……あれ〜?なんで部屋の鍵をかけたんですか?」
深海綾波「お前に聞きたいことができた」
ポーラ「……」
552 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:48:56.30 ID:UlFednI80
深海綾波「私は綾波に半端に寄生した深海棲艦だ。それを誰から聞いた?」
ポーラ「それは〜秘密で…」
深海綾波「…」バギッ
ポーラ「……」
深海綾波「これは紛れも無く鉄アレイだ。私はそれを握りつぶせるほどの力がある」
ポーラ「……」
深海綾波「誰から聞いた、言え。この事実を知ってる奴は限られた奴で全員何があっても喋るヤツじゃない」
深海綾波「私ほど保身に命を賭けてる奴は居ないんだよ!言えないなら力づくで黙らせるしかねぇ!!」ゴォッ
下2 この後の展開やその他起こったことなど
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:56:13.59 ID:kJClX8hDO
中の綾波に止められる
止めた方がいいです…彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません
そんな気がするんですと
心配しなくても私は誰にも話しませんよ〜お墓まで持っていきますとポーラ
誰から聞いたかの問ですけど〜始めから知っていましたので皆ちゃんと秘密は守ってますよ〜
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:08:44.41 ID:bK11YtvDO
>>553
信用できないなら代わりにポーラの秘密1つ教えちゃいます
555 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:21:34.37 ID:UlFednI80
(ダメです)
深海綾波「な…なんだよ綾波!なんで止めるんだ!」
(止めた方がいいです。彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません)
深海綾波「多分なんて言葉信用できるか!」
(そんな気がするんです。そうじゃないと…)
ポーラ「心配しなくても私は誰にも話しませんよ〜お墓まで持っていきます〜」
深海綾波「…そうじゃねぇんだよ。誰から聞いたのかをこっちは聞いてんだ!」
ポーラ「それですけど〜始めから知ってたので〜」
深海綾波「はぁ!?」
ポーラ「秘密はちゃんと守ってますよ〜」
深海綾波「意味が分からねぇって…」
556 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:24:57.87 ID:UlFednI80
ポーラ「信用できないなら〜代わりにポーラの秘密一つ教えちゃいます〜」
深海綾波「…分かった、それで判断してやる」
ポーラ「それは〜……」
……
深海綾波「お、お前!!なに考えてんだよ!!」
ポーラ「ポーラは〜皆んなで仲良くお酒を飲みたいだけなんです〜」
深海綾波「自分が何をやろうとしてるのか分かってんのか!?」
ポーラ「はい〜」
深海綾波「……綾波、やっぱりコイツはここで止めるべきだ」
(……)
深海綾波「綾波…?どうしたんだよおい!」
ポーラ「あら〜寝ちゃったみたいですね〜」
深海綾波「…何をした」
ポーラ「何も、ポーラは何もしてませんよ〜」
深海綾波「……」
557 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:28:11.28 ID:UlFednI80
ポーラ「ポーラの秘密、誰にも話さないで下さいね」
深海綾波「……」
ポーラ「もし喋ったら〜永遠に綾波さんは起きないかもしれませんね〜」
深海綾波「……お前は何なんだ」
ポーラ「お酒が大好きな艦娘ですよ〜」
深海綾波「……やってやれねぇって!武蔵といいなんでこんな奴ばっかりいやがんだよぉーー!」ガチャッ
ポーラ「あちゃ〜逃げちゃいましたか〜」
ポーラ「足りないものがまた一つ…えへへへへ〜」
ポーラ「早く皆んなで美味しいお酒が飲みたいですね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:48:12.39 ID:eOtI4zhio
起きた綾波に話を聞くも容量をえない回答で余計怖くなっちゃう深海綾波
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:54:33.19 ID:Hy/105y+O
>>558
絶対に話しちゃダメなやつだ……と黙秘を誓う
560 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 00:03:20.48 ID:zDb60Ob30
ーー
深海綾波「なぁ、なんで急に寝たっていうんだよ…」
(私だって常に起きてるわけじゃありません)
深海綾波「おい…なんだよそれぇ…」
(もういいじゃないですか、それより早く訓練に戻りましょう)
深海綾波(綾波が言い淀むってなんなんだよ…こんなの絶対に誰にも話せない…)
深海綾波(それにあのポーラって奴…あんな考えまともじゃねぇって…)
深海綾波(喋ったらそれこそ…死……)
深海綾波(やってらんねぇよぉ……!安心して眠れる日はいつになるっていうんだよぉ…)
(……力を平等に。彼女はそう言っていましたが、一言も平和にしたいとは言ってなかったんですよ)
ーー
561 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 00:03:46.54 ID:zDb60Ob30
今日はここまでです
コメントなどあればお願いします
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:10:31.99 ID:uKHMnkm+o
乙
その3ではみんな仲良く平和な世界にって言ってたはずだけど…
キャラ付が固まったせい?
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:10:32.97 ID:UWNkFLmDO
お疲れ様でした
やっぱりポーラはそうなのか…言動と設計図でもしかしてとは思ったんだけど
どんな秘密かは解らないけど例えば世界を滅ぼす爆弾があって解除も不可能ならどうするか…とか
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:16:11.32 ID:xD1Ah5k5o
おつおつ
全員核持とうぜ!論者…?
技術者くん頑張れ…頑張れ…
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:22:39.05 ID:GRxJYchSO
うーんやっぱそんな感じだよね
最初は仲良く〜平和に〜って言ってたはずなのがだんだん安価外で力を平等にってキャラを作ってた気がしてた
最初だからキャラがぶれてたってことかな
でも戦争を良しとしてるわけじゃなさそうだよね
戦争が起きたら当然みんな仲良くお酒飲めるわけないし
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:49:54.54 ID:In8yG7a3O
第三次世界大戦で使われる武器は予想もつかないが、第四次世界大戦は石と木の棒で争うことになる、的な名言があるやん?
そのくらいになればお酒仲良く呑めそう(白目)
567 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 19:23:42.25 ID:zDb60Ob30
ーー横須賀鎮守府、執務室
Y朝潮「私がやるに決まってるでしょう!」
朝霜「いーや、司令の隣は譲れねぇ」
Y朝潮「貴女は特務艦です!秘書艦代理の仕事なんかをしてる暇があるなら、他のことをして下さい!」
朝霜「なんだと?」
潜水新棲姫「朝から元気だなコイツらは」
漣「元気っていうかバトられるのも困るんですけど」
潜水新棲姫「これが女の戦いというヤツか」
漣「あながち間違ってはいませんねぇ」
568 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/22(火) 19:27:29.74 ID:zDb60Ob30
漣「春雨さんの一件で秘書艦代理は常に二名置くことに決まりました。一人は漣がやるとして、もう一人の枠を争ってるんですよ」
潜水新棲姫「毎日同じ奴がやるわけじゃないだろう。漣だってそうじゃないか」
漣「あの二人が拘ってるのは記録ですよ。二人目の秘書艦代理として正式に名前を残したいんです」
潜水新棲姫「提督の取り合いか」
漣「これは中々いい勝負になりそうですよ」
潜水新棲姫「…ところで提督はどうした?」
漣「精密検査という名の逃亡です。また一つ賢くなったみたいですね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
569 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 19:33:11.21 ID:UWNkFLmDO
骨盤にヒビと聞いたが自由に動けるのか?と新棲姫
というかそれで提督を一人にしていたら意味が無いなと
570 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 19:38:19.65 ID:xrcVzXpxO
(記録上なら3名にすればいいんじゃないのか?
交代でやるんだから2名でも3名でも変わらないだろう)
と思ってる新棲姫
まあ収集がつかなくなったらそうするかと考えてる
571 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 19:45:47.80 ID:zDb60Ob30
潜水新棲姫(そもそも記録上なら三人にすればいいんじゃないのか?交代でやるんだから二人でも三人も変わらないだろう)
漣「……」
潜水新棲姫(漣も同じことを考えていそうだな。収集がつかなくなったらそれを提案するか)
Y朝潮「……私が司令官の隣に相応しいんです!」
朝霜「バーカそれはあたいだ。司令はあたいのパパでもあるんだぜ?」
Y朝潮「そんなの誰でも言えます!本物の親子じゃないのは貴女も理解しているでしょう!」
朝霜「そんなの分かってんだよ。でも司令はあたいを受け入れてくれたんだ。お前と違ってな〜」
Y朝潮「ぐっ……!!」
572 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 19:50:26.50 ID:zDb60Ob30
Y朝潮「あのメンヘラ朝潮はどうにかなったと思ったら今度は朝霜が…!」
朝霜「はっ、そんなこと言ってる内はどうやっても無理だ」
Y朝潮「なんですか!?」
朝霜「ほら、諦めて部屋に戻ってろ。あ、た、い、が秘書艦代理だ」
Y朝潮「……納得いきません!!なぜ私は司令官に受け入れてもらえないんですか!」
朝霜「下心しかねぇ奴なんか無理に決まってるだろ」
Y朝潮「メンヘラ朝潮は!!」
朝霜「はぁぁ…よく司令はこれの相手してられたよな」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
573 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:02:25.27 ID:Cd7/Rt5y0
「ギネス世界記録に挑戦しよう」なんてんで、
駆逐艦娘全員で秘書艦をやろうと漣が提案
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:04:39.13 ID:vGba0D2yO
口の悪さは心の汚さ
取り繕っていても他人は見ているし、切羽詰まった場面で化けの皮が剥がれるぞと注意する潜水ちゃん
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:05:01.17 ID:UWNkFLmDO
改めて諭すように朝霜が
S朝潮はもう司令だけを見てるわけじゃない
あいつは変わったんだ
…あたいの先に行っちまったとボソリ
お前はまだスタート地点なのさと
576 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 20:13:02.39 ID:zDb60Ob30
朝霜「あの朝潮はもう司令だけを見てるわけじゃねぇ、あいつは変わったんだ」
Y朝潮「そんなの…!」
朝霜「……あたいの先に行っちまったんだよ」
Y朝潮「…先?」
朝霜「あたいは司令の優しさにつけ込んで体の関係まで持ち込んだ。口に出せば最低な奴だよ」
朝霜「でも…それでも司令は受け入れてくれた」
Y朝潮「…同情ですか」
朝霜「あたいは司令と出会って無かったら早霜に殺された。あたい一人どころか何人も巻き込んで死んでたかもしれねぇんだ」
朝霜「司令が優しいって意味、分かるだろ」
Y朝潮「……」
577 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 20:16:39.21 ID:zDb60Ob30
朝霜「あたいは司令が居なくなったら死ぬ。口だけじゃなくて本気だ」
朝霜「幻肢痛に死にそうな時、司令が居るから我慢して生きようとするんだよ。司令が居なきゃ死んだ方がマシだ」
Y朝潮「……」
朝霜「…お前はまだスタート地点なんだ。司令に拘る必要なんか無いだろ?」
Y朝潮「……」ガチャッ
朝霜「無言か…ま、別にいいけどな」
潜水新棲姫「終わったか」
朝霜「ま、こんなもんだよ。漣、書類にはちゃんと書いといてくれよ〜」
漣「…了解です」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:31:23.89 ID:uKHMnkm+o
ガチャッって帰ってきてじゃあ席を増やしましょう!このスタート地点からどこへ向かうにしても今の気持ちは嘘じゃないので!
漣「ガッツありますね〜」
朝霜「根性だけは見習うとこあるかもな〜」
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:35:11.97 ID:xD1Ah5k5o
>>578
580 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 20:42:54.73 ID:zDb60Ob30
ガチャッ
潜水新棲姫「ん?」
Y朝潮「じゃあ席を増やしましょう!!」
漣「は…?」
Y朝潮「確かに私はまだ進んでいません。でもこのスタート地点からどこにでも行けるんです!」
朝霜「お前……」
Y朝潮「この気持ちに嘘はありません!!それだけは確かです!」
漣「なんというか…ガッツはありますね〜」
朝霜「この根性だけは見習うとこあるかもな…」
581 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 20:49:34.41 ID:zDb60Ob30
ーー医務室
漣「…で、めでたくY朝潮さんも秘書艦代理になりましたとさ」
提督「…そうか」
漣「ご主人様、分かってるとは思いますが簡単に手なんか出さないで下さいよ」
提督「当たり前だ」
漣「漣が居るとはいえ、強引な手を使うかもしれません。S朝潮さんが大人しくなった今、要注意人物のトップですからね」
提督「……大丈夫なはずだ」
漣「春雨の件がありましたから不安しか無いんですよ。力づくでならご主人様を襲えるって分かったんですから」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 20:57:53.45 ID:/363Ag6YO
ふんすと秘書艦の仕事を勉強してるY朝潮
朝霜と皐月も付き合ってる
583 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 21:10:51.90 ID:uKHMnkm+o
>>582
やるからには足を引っ張りたくありません!(ふんすふんす
584 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 21:19:42.66 ID:zDb60Ob30
ーー
Y朝潮「……」
漣「様子はどうですかな〜っと」
皐月「ちゃんと頑張ってるよ」
朝霜「何回か経験はあるんだろ?そこまで苦労することも無さそうだぜ」
Y朝潮「やるからには司令官の足を引っ張りたくありません!」ふんす
漣「こっちとしてはちゃんと仕事をしてくれるなら問題ありませんよ」
Y朝潮「司令官とお仕事!一緒に、共同作業!」ふんすふんす
皐月「興奮し過ぎないで頑張って〜」
漣「……すいませんちょっと」
朝霜「ん……」
585 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 21:26:01.48 ID:zDb60Ob30
漣「Y朝潮さんですけど、正直どう思いますか?」
朝霜「…このままだと司令とヤることはやるだろうな」
漣「ご主人様のことですもんなぁ…」
朝霜「あたいが同情誘ってんのと同じで、あれだけ言い続けてたら流石に無視できないだろ」
漣「Y朝潮さんに好都合といいますか、龍驤さんが帰ってこない今なら…」
朝霜「あり得るな……」
漣「一番最悪なのは避妊せずに一発ツモです。それだけは絶対に避けますよ」
朝霜「そうなったらあたいは首吊って死ぬ」
漣「執務室やY朝潮の部屋に避妊具を常備しておきましょう。大量に購入してますからいくらでも余りはありますぜ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 21:46:48.32 ID:/363Ag6YO
提督は霞のとこへ
色々騒がしくしてしまったなと寄り添って霞だけでなくお前もなとお腹なでなで
(艦娘の子は成長早いってどのくらいだっけ?)
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 21:51:50.20 ID:xD1Ah5k5o
>>586
霞ちゃんまだ本調子じゃないので心地よさそうにされるがまま
(半年位だっけ?)
588 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 21:58:50.70 ID:zDb60Ob30
ーー霞の部屋
提督「色々騒がしくしてしまったな」
霞「騒がしいのは慣れてるわよ」
提督「霞だけじゃなく…こっちもな」なでなで
霞「ん……」
提督「また少し大きくなったな」
霞「えぇ……艦娘の子ども…現代艦娘なら半年以内には生まれるもの」
提督「そうか…この中に俺の子どもが……」なでなで
霞「ん…ふふ……」
589 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 22:03:50.47 ID:zDb60Ob30
提督「気持ち悪かったか?」
霞「逆よ。心地良くて…安心してたわ」
提督「……辛い時に何度も心配をかけてしまったな」
霞「そうね。意識不明で倒れたり、怪我をさせられたり…不安でしか無かったもの」
提督「…すまない」
霞「ふふ…その分いっぱい愛してね?」
提督「……あぁ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 22:19:55.48 ID:xD1Ah5k5o
榛名「まだ安定期じゃないですよ! 勝手は榛名が許しません!」
二人(そんなつもりないんだけどなぁ)
591 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 22:27:23.68 ID:uKHMnkm+o
>>590
お姉さまは気が早すぎよ…
ガラガラと哺乳瓶持ってイメトレしてる榛名
592 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 22:32:04.45 ID:zDb60Ob30
バターン
榛名「話は聞きましたよ!!」
霞「お姉さま…」
榛名「霞ちゃんはまだ安定期じゃないんですよ! 勝手は!榛名が!許しません!」
提督「そんなつもりは無かったんだが…」
霞「そうよお姉さま」
榛名「エッチなことをする前に!ちゃんと赤ちゃんのことを考えて下さい!」
霞「言うことは合ってるけど、少し気が早過ぎよ」
593 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 22:37:11.91 ID:zDb60Ob30
榛名「これは!赤ちゃんをあやすのに必須なんです!」
提督「ガラガラは分かるが…」
霞「お姉さま、その哺乳瓶に入ってるのは牛乳よね?」
榛名「いいえ、雲龍さんのミルクです!」
提督「……」
榛名「中身もリアルな方が練習になるんです!」
霞「…誰に飲ませるの?」
榛名「練習なので霞ちゃんに…!」
霞「司令官、お願い」
提督「榛名……気持ちだけは受け取っておく」グイッ
榛名「あぁ、そんな!」
提督「霞のことは任せてくれ。だから榛名も部屋で大人しく…な?」グイグイッ
榛名「霞ちゃん!霞ちゃん〜〜!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 22:50:00.28 ID:HcnKDbAkO
雲龍にもとりあえず侘びに行っておく
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 22:57:29.32 ID:ObjgZ5Efo
>>594
榛名が張り切りすぎてるのに付き合ってくれて申し訳ないってしてたら
これくらいお安い御用よと言われちゃう
596 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 23:06:38.61 ID:zDb60Ob30
ーー
提督「雲龍…すまなかった」
雲龍「これくらいお安い御用よ」
提督「無理に付き合う必要は無いんだぞ?」
雲龍「本当に嫌なら嫌だって言うから平気」
提督「なら良かったんだが…」
雲龍「龍驤さんが居なくて母乳を飲む人が少なくなって、胸も張ってたから丁度良かったのよ」
提督「……」
雲龍「体を貸せっていうなら断ってたけど、母乳なら安いものよ」
597 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 23:11:09.69 ID:zDb60Ob30
雲龍「それより提督、あの話を聞いたわよ」
提督「何がだ?」
雲龍「Y朝潮が秘書艦代理をやるんでしょ」
提督「…そうなってしまったな」
雲龍「彼女、提督の事が好きなのよ」
提督「…そうだな」
雲龍「……私も提督を支えたいのだけど」
提督「……」
雲龍「このロリコン」
提督「待ってくれ…」
雲龍「あの時、私に言ったことは嘘だったの?」
提督「違う……そうじゃないんだ」
雲龍「簡単には許さないわよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 23:22:59.68 ID:/363Ag6YO
雲龍も秘書艦代理に就任!
女磨きの道に引き込んでY朝潮の手綱も握ってくれてる模様
Y朝潮、秘書はできるウーマンよ。
はい!
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 23:24:12.08 ID:xyW2EimR0
提督の珍宝が空打ちするまでおしゃぶり&ごっくんし続ける雲龍
最後に「今日はこのくらいで許してあげる また今度、ね?」と言って荒い呼吸を続ける提督から去っていく
600 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 23:28:24.14 ID:uKHMnkm+o
>>598
なんだかY朝潮にもいい感じに影響与えてくれてますなと漣
601 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 23:35:25.33 ID:zDb60Ob30
ーー数日後
雲龍「……」
Y朝潮「……」
漣「ご主人様〜秘書艦代理が増えて良かったですな」
提督「……」
漣「ぶっちゃけ二人以上なら変わらないんですから、もっと早くこうするべきだったんですよ」
提督「そうかも…しれないな」
漣「雲龍さんなんか一番お世話になってるじゃないですか。普通なら真っ先に秘書艦代理をやってもらう存在ですよ」
提督「……」
漣「分かってますよ、ご主人様はロリコンですから揺れる胸よりまな板を見て仕事したかったんですよね」
提督「…………違う」
602 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 23:39:18.10 ID:zDb60Ob30
雲龍「Y朝潮、秘書艦はできる女じゃないといけないの」
Y朝潮「できる…ウーマン…」
雲龍「それは恋愛でもそう。いつでも気持ちを曝け出すのは効果が薄いの」
Y朝潮「なるほど…!」
漣「Y朝潮さんにもいい影響があるみたいですし、雲龍さんが秘書艦代理は必要でしたな」
提督「…そうか」
漣「Y朝潮さんもS朝潮さんみたいに、気持ちを整理してくれたら一番なんですけどねぇ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 23:49:27.54 ID:H2stklFso
何人増えても一番はあたいだけどな〜
余裕の発言は朝霜
けど提督の膝上で体擦り付けながらのそれは強がりでは…?と漣
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 23:59:38.71 ID:ObjgZ5Efo
雲龍の生活をリスペクトしたY朝潮のできる女ロードが今始まる
605 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/23(水) 00:15:01.28 ID:OYzdtboE0
ーー
Y朝潮「……」
漣「Y朝潮さん…何というか、変わりましたな」
朝霜「雲龍の奴、余計なことしやがって」
漣「横須賀に来れるくらい元々のスペックは高いんですよ。それを活かし切れてなかっただけって感じでしたね」
朝霜「……正直あたいと比べてどうだ?」
漣「勝負になりませんよ。朝霜さんはただ甘える面倒な女ですもん」
朝霜「…パパは渡さねぇ」
漣「ならそれ相応の努力が必要ですな」
朝霜「早霜…………」
漣「あのサイコさんに色々と学ぶ……最狂の艦娘が誕生しそうですな」
ーー
606 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/23(水) 00:21:05.03 ID:OYzdtboE0
ーー
八島「あ、あーー聞こえる?」
八島「やっほーあたしだよ」
八島「あのね〜突然出てきて何が言いたいのかって言うとね…」
八島「昨日のどれとは言わないけど、オチっていうか核心部分を当てられたからある日突然更新休むかもって話」
八島「見なかったことにしておくのもいいんだけど、縦読み当てた人も居るしそのままなのはちょっとなぁって思って」
八島「まあこれはさ、一応安価で進行するからオチを安価にしてもいいんだけど、それだと…さ」
八島「まだどうなるかは分かんないよ。でも知っといて欲しかったからさ」
八島「勘違いしないで欲しいんだけど、色々考えて書き込んでくれるのは嬉しいんだよ。これはあたしのエゴっていうのかな…」
八島「…昔さ、オチを当てられた状態でそのまま突っ走ったら軽く燃えちゃったんだよね」
八島「別のオチを思い付いたらそっちに変えるけど、それにちょっと時間がかかるかもって話」
八島「もしそのまま行くとしても……燃やさないでね?」
八島「以上八島でした。長々とごめんね〜」
ーー
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