【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】

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407 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/18(金) 00:59:52.17 ID:W1vHBDsJ0
ポーラ「安心して下さい、皆さんのことは何とかできるかもしれません〜」


「本当カ?」


ポーラ「確認ですけど〜艦娘には危害は加えませんね〜?」


「勿論ダ」


ポーラ「分かりました〜では鎮守府にご案内します〜」


「鎮守府ニ!?」


「大丈夫ナノカ?」


ポーラ「平気ですよ〜皆さん酔い潰れてまともに戦える人なんて居ませんから〜」


「ソレモソレデ、ドウナンダ」


ポーラ「細かいことはいいんです〜では鎮守府に向けて出発ですよ〜!」


ーー
408 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/18(金) 01:00:27.39 ID:W1vHBDsJ0
遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 01:02:49.53 ID:8CW882aXo

最近殺伐とした展開と対応に悩む展開ばかりだったから、こう言うほんわか路線が一番嬉しい
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 01:07:34.30 ID:3R78ZR3DO
お疲れ様でした
シリアス安価なら割とすぐに思い付いてしまうけどほのぼのは逆に難しいと感じる
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 01:09:38.78 ID:3b5SYX82O
乙です
ほんわかすきすき
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 01:12:46.54 ID:bWhnsgtmo
乙乙
男の目まったく無いと恥じらい消えると言いますしね…
蒼龍過去が(比較的)穏健でほぅっとした、よかった…
413 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 18:20:01.05 ID:nFz4zn3Y0
ーー横須賀鎮守府


漣「それでは行ってきますねご主人様!」


提督「二人とも頼んだ」


潜水新棲姫「蒼龍達が向かった鎮守府に何人も深海棲艦が押し寄せるとはな」


漣「全員敵意は無いらしいんですけど、人数が多いので通訳的な存在が欲しいって蒼提督が半泣きになりながら連絡してきましたから」


潜水新棲姫「数人なら電話なんかでもいいが結構な人数が居るらしい」


漣「だから直接行くしかないってことですな」


提督「敵意の無い深海棲艦を無理に海に還す必要は無い。陸で生活できるようにしてやりたい」


漣「ご主人様の考えは分かってますよ。場合によっては何人か連れて帰ってくるかもしれませんぜ」


提督「構わない。とにかく彼女達を助けてやってくれ」
414 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/09/19(土) 18:22:37.71 ID:ePkEdDE7O
春雨「秘書艦は私に任せて下さい」


漣「本当なら任せられませんけど、そうも言ってられないんですよね」


潜水新棲姫「速吸が居るから大丈夫だ」


漣「…とにかく急いで来て欲しいとのことですので早速現地に向かいます」


提督「また何かあれば連絡してくれ」


潜水新棲姫「了解だ」


漣「それではちゃちゃっとすませてきましょうかね〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 18:32:51.96 ID:tDbRNLfxo
蒼提督の鎮守府では深海棲艦達がギラついた目でお掃除とか洗濯物かたしたりしてる
トンデモナイ!トンデモナイ!見ラレナイ所コソキチンシナクチャ!
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 18:36:05.53 ID:qB8AXyfTO
>>415
ああ〜どんどんキレイになっていく〜と悲しいのか嬉しいのかわからない悲鳴が
収納の使い方もなってないと教えられたりしてる
417 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 18:42:49.22 ID:nFz4zn3Y0
ーー蒼提督の鎮守府


蒼提督「なんなのよこれは…」


「次ハコレダ」


「コレハマダ洗イ足リナイナ」クンクン


「やめてぇ!!下着の匂いを嗅ぐのだけはやめて!」


「下着は放っておいていいからぁ…!!」


「トンデモナイ!見ラレナイ所コソ綺麗ニスル!」


「あんたなんかスカートすらはいてないくせに!!」


「コレハファッションダ!」
418 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 18:46:42.97 ID:nFz4zn3Y0
ポーラ「鎮守府がどんどん綺麗になりますね〜」


蒼提督「…もうすぐ横須賀から応援が来るのよ。それまで大人しく…」


ポーラ「じゃあ次は〜掃除をしましょうね〜」


「私モ手伝ウゾ」


蒼提督「ちょっと…」


「ああ〜……廊下が…鎮守府が…どんどんキレイになっていく…」


「オイ!艦娘ノ責任者ハオ前カ!」


「ひぃ!?」


「収納ノ使イ方ガナッテナイ!軽イ物ノ上ニ重イ物ヲ乗セルナ!」


「…ひぃぃ〜ん!」


蒼提督「…もうどうにでもなればいいわ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:06:52.46 ID:MR6oftZdo
部屋でもキチンと制服着ろvs部屋でくらいは好きにさせて 
の対立を蒼龍が仲裁してと泣きつかれる
蒼龍は(蒼龍も)部屋だらしない派なので何とかそちらを立てたい
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:13:42.57 ID:tDbRNLfxo
>>419
421 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 19:20:21.37 ID:nFz4zn3Y0
ーー


漣「あのですね、こっちはそこそこ急いで来たんですよ。それで最初に言われることがそれって…」


潜水新棲姫「喧嘩の仲裁か。しかも理由がしょうもない」


蒼龍「うるさいわね…部屋でくらい好きな格好をさせて」


「そうだそうだー!」


「流石蒼龍さん!」


漣「艦娘側が自由にさせろで、深海棲艦側はちゃんとしろと言ってると」


「部屋デモ服ヲ着ルノハ当タリ前」


漣「まあぶっちゃけ漣もそうだと思いますよ」


「裏切るのかー!」


漣「裏切るも何も…まあ気持ちは分かりますがそれじゃいけませんよ」


「何がだ!」


漣「蒼提督も含め、この鎮守府の艦娘にはあるものが足りません」


蒼提督「……」
422 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 19:24:50.99 ID:nFz4zn3Y0
潜水新棲姫「これを見ろ」キラッ


「指輪…!しかも左手の薬指!」


漣「漣にもありますよ」キラッ


「貴女は提督と…いや違う、深海棲艦のとデザインが同じ!」


潜水新棲姫「ワタシは漣の嫁だ」


「艦娘と深海棲艦が!?!?」


「しかも同性…」


漣「あ、漣は女で間違い無いですけどアレは生えてますよ」チラッ


蒼提督「ぶふぅ!!」


「な、は…えぇ!?」


漣「まぁ何が言いたいかって言うとですね、皆さんには女の要素がまるで無いんですよ」


漣「今の生活は楽かもしれませんけど……一生独身かもしれませんぜ?」


「「「!!」」」
423 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 19:28:34.26 ID:nFz4zn3Y0
潜水新棲姫「お前達みたいのを干物女というんだ」


「ひ、干物…!」


蒼龍「そうとは限らないんじゃないの。深海棲艦はただの綺麗好きなだけなんだろうし、部屋でだらし無くても男くらい…」


「ン……」モジモジ


蒼龍「は…?なによその反応」


「実ハ…ソノ……」


「男ナラ……」


蒼龍「……」バターン


「蒼龍さんが倒れたー!」


蒼提督「……」


「蒼提督も倒れてたーー!」


「医務室に運べー!」


漣「…帰っていいですかね」


潜水新棲姫「面白そうだからもう少しいよう」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:33:42.10 ID:2AxaTj9DO
割と辺境の鎮守府で街からも遠く出会いも無い
なるべくしてなったんだと蒼提督
なんかこう出会いの場を提供してくれないかしら!?と漣に泣き付く
おやぁやぶ蛇…と漣が心底めんどくさそう
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:34:44.46 ID:JhWqLvOC0
干物と聞いて「酒の
肴にぴったりです〜」
と感じているポーラ
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:36:40.17 ID:WpRuE3UVO
>>424
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:37:17.00 ID:qB8AXyfTO
女子力を高めようとし始める面々
まずは部屋では下着だけでなくスパッツやインナーも着て過ごすように
428 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 19:48:15.65 ID:nFz4zn3Y0
ーー


蒼提督「ここは割と辺境の地で街からも遠い…だから出会いも何も無いのよ」


蒼提督「あの子達がずぼらな性格になったのは私の管理不届なのもある。けどなるべくしてなったのよ!」


漣「で?」


蒼提督「出会いの場を提供してよ!横須賀鎮守府の秘書艦なんだから知り合いも多いでしょ!?」


漣「漣は秘書艦代理です」


蒼提督「なんでもいいからぁ!」


漣「これは面倒臭いことになりましたな…」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 19:55:14.43 ID:kTEt1a6zo
(蒼提督もジャージで執務してるんだろうなぁ…w)
430 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 19:56:18.97 ID:nFz4zn3Y0
潜水新棲姫「あいつらへの聞き取りが終わったぞ」ガチャッ


漣「どうでしたか?」


潜水新棲姫「全員友好的だった理由は男だ。街に潜入中に仲良くなって、そのままいい関係になったらしい」


漣「全員とは驚きましたな」


蒼提督「……ちょっと待ちなさい、全員じゃないはずよ。あの連中は近くに潜んでた奴らよね?一度全員倒そうとして総攻撃を仕掛けた時に、ここには居ない奴が私達を蹴散らしたのよ」


潜水新棲姫「それは駆逐古姫だろう。あいつらが雇ったらしい」


蒼提督「雇ったぁ!?」


潜水新棲姫「艦娘が大勢で攻めてくるのが分かってたから、沈めない程度に追い払って欲しかったそうだ」


漣「深海棲艦が深海棲艦を雇うってあるんですね」


潜水新棲姫「聞いたことは無い。だがその駆逐古姫は金が欲しかったそうだ。なんでも大切な人の為だとか言っていたそうだぞ」


漣「変わった深海棲艦ですねぇ…」
431 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 20:02:01.22 ID:ePkEdDE7O
蒼提督「……」


潜水新棲姫「急に大人しくなったぞ」


漣「そりゃそうですよ。ここに来た深海棲艦全員に男が居て、挙げ句の果てに作戦までバレてんですもん」


蒼提督「……どこから情報が漏れたの?」


潜水新棲姫「お前だ。総攻撃の前に珍しく合コンに誘われただろう?その時のメンバーに深海棲艦が…」


蒼提督「あ"ぁぁぁぁぁぁもぉぉぉぉぉぉ!!」


漣「ちなみに合コンの結果は?」


潜水新棲姫「蒼提督以外お持ち帰りされた」


漣「…ドンマイ」


潜水新棲姫「ちなみにここの鎮守府の皆んなには出張と言って合コンに行ったらしいが、その嘘はバレてたぞ」


蒼提督「…殺せ……もう…」


漣「…漣達の任務はこれで完了ってことにしときますかね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 20:07:15.50 ID:kTEt1a6zo
蒼提督命令で、というより蒼提督が深海棲艦の提言を聞く姿勢になったので艦娘側も従う流れに
鬼気迫る「行き遅れないようにするのよ……」との言葉が重かった
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 20:08:59.59 ID:2AxaTj9DO
まあ一応出会いの場は提督に連絡して頼んでみますよと漣
それよりその駆逐古姫が気になりますね、もう少し詳しく聞かせてください
なんだ嫁の前で浮気宣言かと冗談めかして新棲姫
そんなわけ…解ってるとまた人前でイチャイチャ
434 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 20:17:03.58 ID:nFz4zn3Y0
漣「まあ一応出会いの場はご主人様に連絡して頼んでみますよと」


蒼提督「お願いぃぃ……!」


漣「これでよしと。それよりその駆逐古姫が気になりますね、もう少し詳しく聞かせてください」


潜水新棲姫「気になる?」


漣「一度資料で見たことあるんですよ。顔もハッキリしてて…」


潜水新棲姫「なんだ嫁の前で浮気宣言か」


漣「そんなわけないじゃないですか。気になるっていうのはあくまで…」


潜水新棲姫「冗談だ解ってる。漣はワタシのことを愛しているからな」


漣「当たり前ですって。だから…」


蒼提督「……」


漣「……あ」


蒼提督「消えろ……」


漣「…うぃっす」
435 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 20:21:22.14 ID:ePkEdDE7O
ーー


漣「マジ殺されるかと思いましたな」


潜水新棲姫「行き遅れた女ほど怖いものはない」


蒼龍「何言ってるのよ」


漣「これはこれは蒼龍さん、なんとか立ち直ったみたいですな」


蒼龍「…私にも色々事情があるのよ」


漣「触れて欲しくないものは誰にだってあります、深くは聞きませんよ」


蒼龍「…その様子だと本当にポーラは喋ってないのね」


漣「ポーラさん…そういえば彼女はどこに?」


蒼龍「貴女達と入れ替わるように出て行ったわよ。なんでも次がどうとかって」


潜水新棲姫「ポーラも中々曲者だぞ」


漣「漣達に危害を加えないなら放置で大丈夫ですよ。その内横須賀に帰ってくるでしょうからね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 20:24:55.08 ID:JhWqLvOC0
ポーラ目撃情報が入ってくる。酒を
何リットルも飲み歩いてるんだとか
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 20:42:05.85 ID:kTEt1a6zo
蒼提督と蒼龍二人会話パート
お互いが相手の方がまだいいと慰め合ってる
(どっちもどっち?とは言えない…)
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 20:42:36.60 ID:dhzgiPRAO
例の酒造に戻ってお嫁さん候補欲しくないですか〜?とポーラ
お仕事でじゃなくて家族と1杯するのもいいと思いますよ〜
しかも相手は美人さん揃いです〜

反応を示す人が出てくる

(こうすれば収入のために少し値上げして市場を壊さないようにできますね〜みんなハッピーです〜)
439 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 20:53:00.70 ID:nFz4zn3Y0
ーー大本営、某施設


ポーラ「皆さん〜お嫁さんとか欲しくないですか〜?」


「興味無いかな。今はお酒の研究と、空いた時間に兵器の…」


ポーラ「お仕事じゃなくて〜家族と一緒にお酒を飲むのもいいと思いますよ〜」


「いやでも…」


ポーラ「しかも相手は美人さん揃いですよ〜」


「うーん…」


「……」


ポーラ(いいですね〜何人か反応してくれてますね〜)


ポーラ(結婚して家族が増えればお金が必要になります。その為に少し値上げして、相場を安定させられます〜)
440 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 20:58:47.52 ID:nFz4zn3Y0
ポーラ(この人達は悪い人じゃありません。兵器の事を考えてる暇なんか無いくらい、日常を潤せばいいんです)


ポーラ(旧大本営の大和派の技術者はこれでもう大丈夫ですね)


ポーラ(これで一安心といきたいですけど、まだまだ脅威は残っています。それを全て片付けて、皆んなで美味しいお酒を飲みたいです)


ポーラ(力はどこか一つに集中してはいけません。皆んなでちょっとずつ力を持てば誰も争おうとなんかしませんよ)


ポーラ(組織や旧大本営は世界を征服しようとまでしてました。あんなことはもう起こってはいけません)


ポーラ(力のシーソーは動かないのがベストですからね〜)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:00:06.21 ID:2AxaTj9DO
イチャイチャにイラッときた蒼提督だが仕事はこなす
駆逐古姫についての戦闘記録や接触時の資料等をまとめ漣に手渡す

それに合わせて友好的な深海棲艦が居るという報告も大本営に上げないとならないわねと状況に適応し始める
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:07:05.42 ID:tDbRNLfxo
>>441
駆逐古姫はこちら追い払うだけで沈めようとはしてなかったことも思い出す
深海棲艦達が言うには人間と敵対している奴らのようなギラついた感じはない様子
443 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 21:13:12.38 ID:nFz4zn3Y0
ーー蒼提督の鎮守府


蒼提督「これが雇われたとかいう駆逐古姫との戦闘記録と資料よ」スッ


漣「ありがとうございます」


蒼提督「それ以外にも友好的な深海棲艦が居るって報告も大本営に上げないといけないわね」


漣「姫級なら尚更ですな。友好的だというなら有難いです」


蒼提督「駆逐古姫は私達を追い払うだけで沈めようとはしてこなかった。本気を出せばこちらはやられていたわね…」


漣「是非とも彼女は大本営や横須賀に連れて帰りたいですな」


潜水新棲姫「追加の情報だ。それは無理だろう」ガチャッ


漣「どんな情報があるってんですか?」


潜水新棲姫「その駆逐古姫は深海棲艦ですら無い可能性がある」


蒼提督「どういうことなのよ?」
444 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 21:17:06.66 ID:nFz4zn3Y0
潜水新棲姫「そいつは艦娘を追い払ったあと、突然姿を消したそうだ」


漣「姿を消す…」


潜水新棲姫「別次元が別世界がどうとか言っていたらしい。意味は分からないが菊月達と同じようなものだとしたら納得できる」


漣「なるほど…」


蒼提督「ちょっと待って私は全く分からないんだけど」


漣「この世には言葉じゃ説明できないこともあるってことですよ」


蒼提督「意味が分からないんだけど」


潜水新棲姫「理解しようとするだけ無駄ということだ」
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:19:29.06 ID:dhzgiPRAO
なるほど!あの駆逐古姫か!
446 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 21:21:20.96 ID:ePkEdDE7O
漣「さて…漣達はもう帰っても大丈夫ですかね?」


蒼提督「潜水新棲姫にはまだ居て欲しいわ」


潜水新棲姫「言葉なら心配ない。一人呑み込みの早い奴が居たからそいつに人間の言葉のコツを教えた」


蒼提督「……なら問題無いわね」


漣「蒼龍さん達はどうしますか?支配海域も何も無くなってしまいましたけど」


蒼提督「一応様子を見させて欲しいわ。蒼龍みたいな戦力はあって困らないもの」


漣「では引き続きこちらの鎮守府に支援を継続する形で」


蒼提督「そうしてもらえると助かるわ」


漣「分かりました、ご主人様にはそ伝えておきますね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:23:17.47 ID:JhWqLvOC0
縛られているポーラを発見
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:40:49.67 ID:dhzgiPRAO
ポーラが集めた人たちと出会いの場開催!
研究バカだった野郎共と元干物女だった蒼提督鎮守府なので初めはぎこちなくもそれぞれが相手を見つけていく
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 21:46:09.15 ID:kTEt1a6zo
>>448
始めはお互いガチガチだったのでポーラ幹事が積極的に呑んで飲ませて空気を変える
450 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 21:56:32.36 ID:ePkEdDE7O
ーー後日


ポーラ「さぁ皆さんいきますよ〜乾杯〜!」


「「「「乾杯…」」」」


ポーラ「……ぷぁ〜!ビールもいいですねぇ〜!」


「もうジャッキ開けてる…」


ポーラ「今日は合コンなんですから〜皆さんいっぱいお喋りして〜沢山飲んで下さいね〜」


「「「「……」」」」


ポーラ「店員さ〜ん、ピッチャーでお酒お願いします〜」


「「「「……」」」」


ポーラ(皆さんぎこちないですね〜ここはポーラが盛り上げていきましょう〜!)


ポーラ「皆さん〜まずは……」
451 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 22:01:07.98 ID:ePkEdDE7O
ーー


ポーラ(いいですねぇ、皆さん自然と相手を見つけて楽しく飲んでます。こういうお酒は美味しいです〜)


「ポーラさん飲みすぎじゃないですか?」


ポーラ「これくらい問題ありません〜ポーラはちっとも酔ってませんよ〜」


「あれだけ飲んでたのに…凄いや」


ポーラ「貴方はどうですか〜楽しく飲んでますか〜」


「…こんな場を作ってもらっておいて何ですが、やっぱり自分には合わないみたいです」


ポーラ「あら〜……」


「でも他の奴らは仲良くやってるみたいなんで、それで良いですよ」


ポーラ「ダメですよ〜」


「いやでも…」


ポーラ「だったら貴方の相手はポーラがします〜」


「ポーラさんが…?」


ポーラ「ほらほら〜楽しくお酒を飲みしょう〜!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:20:57.36 ID:tDbRNLfxo
静かな感じで飲むこともできるポーラ
話を聞いて仕事はできるのに自己評価が低すぎるから周りに呑まれちゃうんですね〜と分析
もっと自分に自信を持ったらいいんですよチュなんて励ましてあげる
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:35:29.06 ID:dhzgiPRAO
>>452
一瞬何が起こったかわからない技術者さん
454 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 22:42:07.19 ID:ePkEdDE7O
ーー


ポーラ「貴方は仕事はできるのに、自己評価が低すぎるから周りに呑まれちゃうんですね〜」


「周りに呑まれる…」


ポーラ「貴方が旧大本営と関わる前の話です。あそこで自分を強く持てば、きっと今頃は凄い技術者だったと思いますよ」


「…それが今ではこんなですか」


ポーラ「大和に関わったのは良くありませんでしたけど、今はちゃんとしてるじゃないですか〜」


「……」


ポーラ「……」チュッ


「え……?」


ポーラ「もっと自分に自信を持ったらいいんですよ〜」


「ポーラ…さん……」


ポーラ「えへへへ〜」
455 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 22:45:55.26 ID:ePkEdDE7O
ーー


ポーラ「今日は美味しいお酒が飲めました〜!皆さんもほとんど相手を見つけて…むふふふ〜お持ち帰りですね〜」


ポーラ「今日は大成功でした〜!ポーラも帰って祝杯です〜」


「あの…!」


ポーラ「…技術者さん?一人で帰ったんじゃありませんでしたか〜?」


「まだもう少し飲みたくて…」


ポーラ「そうですか〜なら何人か呼び戻し…」


「いえ、その…ポーラさんと……」


ポーラ「…そういうことですか〜もちろんいいですよ〜」


「ありがとうございます…!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 22:55:47.07 ID:2AxaTj9DO
お酒が飲めない蒼提督
合コンでもそのせいでノリきれず失敗したが今回はあまりお酒に強くない技術者が居て介抱してる内にいい雰囲気になっていた
あら?貴女もお持ち帰りかしら?とポーラを冷やかす
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:09:07.21 ID:uP6b4FiKo
>>456
技術者くんがお持ち帰りなんかじゃ…と否定するといいんですか〜?とポーラが

その後あいつ変わったなぁと周りに言われる技術者くん
さらに幸せそうにしてる参加したメンバーをみて新たな希望者も
458 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 23:29:35.76 ID:T1kDCknU0
蒼提督「あら、貴女もお持ち帰り?」


ポーラ「蒼提督〜?確か、お酒は飲んでませんでしたよね〜?」


蒼提督「そう…お酒が飲めないせいで今まで失敗続きだったの。でも今日は…」


「実は僕も…」


ポーラ「ええ?貴方はお酒の試飲もしてますよね〜?」


「……すいません。本当は苦手だったんです」


ポーラ「そんな……知りませんでした…ごめんなさい……」


「あ、でも作ってるお酒は飲みやすくて苦痛じゃありません。嫌だったら辞めてます」


ポーラ「なら…良かったです」


「僕達はこれからバーに行くんです。ノンアルコールの美味しいカクテルが飲めるそうなんです」


蒼提督「ポーラにそのお店を教えてもらっておいて良かったわ」
459 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 23:34:00.12 ID:T1kDCknU0
「あの…自分はお持ち帰りなんかじゃ……」


蒼提督「あら違ったの?」


ポーラ「お持ち帰らなくていいんですか〜?」


「え!?」


蒼提督「あら…」


「提督さん、僕達も行きましょうか」


蒼提督「…そうね、後は任せておきましょうか」


「ポーラさん…」


ポーラ「さぁ〜楽しい二次会の始まりですよ〜!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:50:23.00 ID:kTEt1a6zo
なんやかんやで自宅にお持ち帰られるポーラ
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 23:52:39.26 ID:tDbRNLfxo
静かなバーで2次会のあと自宅で3次会
462 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/19(土) 23:59:08.17 ID:T1kDCknU0
ーー


ポーラ「お邪魔しま〜す」


「こんな部屋ですいません…」


ポーラ「仕方ありませんよ〜貴方は研究ばっかりでほとんど帰らないんですから〜」


「…すいません」


ポーラ「場所は関係ありません〜それじゃあ三次会の開催です〜!」


「コンビニに売ってるようなお酒で良かったんですか?」


ポーラ「ポーラはお酒なら全部大好きです〜!」


「それなら良かったです」


ポーラ「はいじゃあ〜乾杯〜!」
463 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 00:05:37.02 ID:rSj+9xt+0
ポーラ「でも知りませんでした〜」


「何がですか?」


ポーラ「貴方って〜お酒強かったんですね〜」


「お酒を作るようになったからです。昼間から試飲で…」


ポーラ「それだけでお酒に強くなんかなりません〜きっと素質があったんですね〜」


「…そんな素質はいりませんでしたよ」


ポーラ「技術者さん〜もう過去のことはいいじゃないですか〜」


「……」


ポーラ「ポーラと一緒に飲んで〜大和と関わったことは忘れましょう〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:14:07.48 ID:g8ux6bHDO
忘れ…私もなにか忘れているような〜?
だいぶお酒も進んでご機嫌になったポーラは深く考えず

後日蒼提督の鎮守府から連絡が入り例のドロップ艦娘が居なくなった、何か知らないかと
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:17:47.58 ID:mxlnsdaKO
技術者さんが朝起きるとシャワー借りてます〜と聞こえてくる
466 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 00:32:23.94 ID:rSj+9xt+0
ーー翌日


「ん……」


ポーラ「もしかして起こしちゃいましたか〜?」


「ポーラさん…」


ポーラ「シャワーお借りしましたよ〜」


「すいません…昨日は……」


ポーラ「謝っちゃいけませんよ〜」


「はい…」


ポーラ「ポーラもいっぱい楽しみました〜技術者さんも楽しかったですか〜?」


「……はい」


ポーラ「皆んなで美味しいお酒が飲めて〜ポーラも大満足でした〜」


ポーラ「こういうのは〜またやってもいいかもしれませんね〜!」



ーー
467 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 00:35:38.39 ID:rSj+9xt+0
ーー


ポーラ「あ、技術者さん…ちょっといいですか?」


「何でしょう…」


ポーラ「今度空いてる時間に〜これを作って欲しいんです〜」ピラッ


「……これくらいならなんとかできますけど」


ポーラ「良かったです〜これを二つお願いしますね〜」


「それは大丈夫ですけど、何に使うんですか?」


ポーラ「それは〜内緒です〜」


「でも…」


ポーラ「また…貴方のお部屋にお邪魔させて下さいね」ボソボソ


「…分かりました。ちゃんと二つ、作っておきます」


ポーラ「えへへへ〜お願いしますね〜」


ポーラ「……力は均等じゃないといけませんから」


ーー
468 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 00:36:17.84 ID:rSj+9xt+0
今日はここまでです


コメントなどあればお願いします
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:38:26.96 ID:1hsZbGeto
ん〜?なんだぁ?
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:39:26.19 ID:g8ux6bHDO
お疲れ様でした
技術者一人に作れる物で力関係の何か…
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:43:22.87 ID:UIru4gs0o
しかも二つとな
まあーでもタダで体重ねたりしねぇだろうなぁとは思ってたよこのポーラは
蒼提督は無事に春来たと期待しとる
おつ
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:46:25.95 ID:g8ux6bHDO
力は均等とは言っても現状某国も傀儡の技術を持ってるから突出してるよね…
日本とそこ以外の国との力関係はどうなっているんだろう
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:47:32.10 ID:mxlnsdaKO
もっとほのぼのしたいんだ😭
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 00:48:39.85 ID:mNaBfY4bo
あと某国には念願の艦娘ハーフもいるしな
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 01:20:50.95 ID:1hsZbGeto
そういえば駆逐古姫はあのスレの駆逐古姫かな?
前もローソン店員の二人がゲスト出演してたし
476 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 19:34:52.56 ID:rSj+9xt+0
ーー


漣「私が嫁と共に横須賀鎮守府に帰ってきた時、目にしたのは最悪の光景でした」


漣「執務室に血は散乱し、朝霜さんが取り乱し、霞さんは放心状態でした」


漣「提督に何かあった。その事実だけはすぐに理解できました」


漣「情けない話ですが私はその時点で思考が止まってしまったんです。いつもなら怒りが先にくるようなシチュエーションですが、動揺し過ぎると何もできなくなるんですね」


漣「そんな中冷静だったのは嫁です。何があって被害状況はどうなんだと秘書艦の皐月さんに聞いていました」


漣「後で聞いたら嫁も動揺はしたらしいんですが、すぐに切り替えたんですって。ほんと…流石って思いますよね」


漣「私も嫁のおかげでなんとか頭は回るようになったので、自分の仕事をしようと思ったんです」
477 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/09/20(日) 19:40:01.80 ID:rSj+9xt+0
漣「まず確認しなければいけないのは誰にやられたのか。外部や深海棲艦にしろ、それは真っ先に確認すべき事柄です」


漣「ですが…私は医務室に走りました。提督とこんな形でお別れだなんて嫌だったからです」


漣「嫁の待て!と止める声が聞こえましたが無視しました。聞こえないフリをして走り出したんです」


漣「この私の行動は褒められたものじゃありません。職務放棄もいいところですよ」


漣「秘書艦代理としてやるべきことは何もせずに医務室に走り出す……」


漣「でも私の気持ちも分かってくれませんか?提督のことは嫁に次いで大切な人なんです」


漣「私はそんな大切な人の無事を確認したかった…ただそれだけだったんですよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:05:29.32 ID:mNaBfY4bo
春雨がやっぱり手を出そうとしたので速吸の折檻によりこの光景になった模様
なお提督は軽い精神的ショックですんだ
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:06:46.93 ID:UIru4gs0o
提督は無事ですから、今は会いたくないそうですから、面会できません
応対するのは春雨
480 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 20:17:12.26 ID:rSj+9xt+0
ーー医務室


漣「提督!!」


春雨「提督は無事ですから…中にはちょっと…」


漣「そこをどけ!早く提督に会わせろ!」


春雨「て……提督が言ってましたよ。今は会いたくないそう…なんです」


漣「……」


春雨「間違いなく無事ですから……」


漣「…命を賭けられますか」


春雨「はい…絶対に……大丈夫です…」


漣「……分かりました、信じましょう」


春雨「漣さんは…執務室に戻った方が……」


漣「言われなくてもそうしますよ」タタタッ


春雨「……」


春雨「…………」


春雨「逃げるなら今のうち!」ダッシュ
481 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 20:25:19.32 ID:rSj+9xt+0
ーー執務室


漣「あのクソアマーーーーー!!」


朝霜「汚れた……パパが汚されちまったよぉ…」グスグス


速吸「申し訳ありません…報告の為に早霜さんを連れて大本営に向かった隙を突かれて…」


早霜「油断……してしまったわね…」


霞「…………」


潜水新棲姫「血は提督や春雨の鼻血だったり、体の何処かから出た血だそうだ。余程激しく襲い掛かったんだな」


漣「ご主人様をぼろぼろにした挙句…逃げるなんて許せねぇ!!」


潜水新棲姫「冷静になれ、漣では春雨に勝てない」


漣「じゃあこのまま泣き寝入りしろってんですかよぉ!」
482 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 20:28:15.80 ID:rSj+9xt+0
明石「あの……」ガチャッ


漣「ご主人様はどうなんですか!!」


明石「このままだと…入院になるかも…しれないです…」


漣「絶対に許せない……半殺しにしてやる」


潜水新棲姫「漣、落ち着くんだ」


朝霜「…待てよ漣、あたいもやる」


早霜「ダメよ姉さん」


朝霜「こっちは家族がやられてんだ、無視なんかできねぇ」


漣「漣も重巡棲姫の力を使えばそれなりに戦えます。ご主人様の仇は取りますからね!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:30:34.32 ID:FlqGzLUcO
任せるとやり過ぎると察した早霜「速吸、付いてこれるかしら?」
早霜の意図を察した速吸「それが任務ですから」
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:30:54.04 ID:24RRTbYF0
春雨を部屋の片隅に
見つけたが……油で
滑って転ばされた漣
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:37:10.89 ID:1hsZbGeto
>>483
皐月は漣たちの様子を見てまずは幹部さん経由で治療をお願いしたほうがいいんじゃ…と
486 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 20:47:10.51 ID:rSj+9xt+0
早霜「やっぱりダメ。朝霜姉さん達には任せられない」


漣「どういう意味なんですか!」


早霜「速吸、私についてこれる?」


速吸「…ええ、それが任務ですから」


朝霜「なに勝手に話進めてんだよ!」


皐月「早霜の言う通りだよ!まずは幹部さんを頼って治療をお願いするのが先!」


漣「何をしゃしゃり出て来てんですか!」


皐月「僕はこの鎮守府の秘書艦なんだよ!大人しく僕の言うことを聞いて!」


漣「クソが……!」
487 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 20:50:34.92 ID:rSj+9xt+0
霞「……」ふらっ


皐月「危ない!」ガシッ


霞「……」


皐月「意識が無い……霞は病院に運ぶよ。二人とも手伝って!」


朝霜「……」


皐月「霞のお腹の中には司令官の赤ちゃんが居るんでしょ!何かあったらどうするの!!」


漣「…分かりましたよ、至急手配します」


皐月「……後はお願い」


速吸「はい、特務艦としての仕事は果たします」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 20:57:32.07 ID:FlqGzLUcO
追い忍ならぬ追い変態達も春雨を追いかける
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 21:00:56.06 ID:phEwthiro
>>488
白露「最近大人しかったから油断した、済まない。本当に提督に危害を加えたのならちょっと許されない」
490 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 21:09:02.37 ID:rSj+9xt+0
ーー


白露「最近大人しかったから油断してた。本当にごめん」


早霜「謝るのなら姉さん達にして」


村雨「速吸が来て怯えていたのも演技だったかもしれないわね…」


時雨「あの提督に危害を加えたのは許されないことだね」


速吸「春雨さんはどこに逃げたのか…当てはありますか?」


白露「いくつかあるよ。一つ分かってるのは行ったことの無い所には逃げない」


村雨「でもあの子は特務艦時代の時に視察という名の淫行行脚をしていたわよ」


時雨「どの鎮守府にも居る可能性があるんだね」
491 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 21:12:13.39 ID:rSj+9xt+0
速吸「私は一人でも春雨さんを捕まえられます。皆さんはどうですか?」


白露「ハッキリ言って一対一じゃ厳しいかな。二人でなら勝てると思うけど」


村雨「速吸と早霜は離れられないのよね?」


早霜「そういう規則だから…」


時雨「効率は悪いけどある程度まとまって行動するしか無いよ。僕達までやられたら元も子もないから」


速吸「…ではそれでいきましょう」


白露「春雨はほとぼりが冷めるまで身を潜めるはず。短期決戦でいくしかないよ!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 21:36:58.34 ID:1hsZbGeto
春雨の足取りを追っていく早霜達
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 21:46:44.82 ID:FlqGzLUcO
逃げなきゃ…でもあの子可愛い…いけない我慢我慢…(鼻血ぽたぽた
痕跡をバッチリ残して逃げてく春雨
494 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 21:51:44.36 ID:rSj+9xt+0
ーー


春雨(もっと遠くに逃げなきゃ…あぁでもあの子可愛い…)


春雨(う……男の人とあんなに激しくシたの久しぶりで……体が元気になり過ぎて…)ボタボタ


春雨(鼻血が止まらない……なんとかしないとすぐにバレちゃう…)


春雨(仕方ない…ここは奥の手で……)


春雨(奥の……手…奥の方まで……あんなに…)ボタボタ


春雨(あぁダメ…出血多量で死んじゃう……早く…あそこに…)
495 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 21:54:44.97 ID:rSj+9xt+0
ーー


白露「これ、どう思う」


村雨「血と混じって粘液も落ちてる」


白露「明らかに春雨が通った後だね」


村雨「男の人を襲って元気になって鼻血を吐き出すなんて、世界であの子だけよ」


白露「これで大体の場所は分かった。速吸達も呼んで合流しよう」


村雨「あの子を放置すればするほど被害者が増える可能性がある。早くしないと…」


白露「捕まえていっちばんキツイお仕置きもしないとね」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:16:21.61 ID:RGp7kWceo
春雨、視察で千人(重複カウント有り)以上切りを達成して百戦(どころじゃない)錬磨技術を手に入れ無尽蔵の絶倫と化して一回りはアレが大きくなった深海綾波にバッタリ遭遇する

なにげに相手にしてたのがみんな特務艦なのでスペックも上がってる

そしてお互いにコイツ"できる"とキュピーンって感じ取る
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:21:35.37 ID:1hsZbGeto
>>496
春雨
恐らく戦力は互角…
性力は…互角っ?いやっそれ以上!?
498 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 22:30:47.59 ID:rSj+9xt+0
ーー大本営


深海綾波「なんだってんだよもう…視察なんて名前だけしか残ってねぇだろぉ…」


(全国やりまくり行脚でしたね)


深海綾波「先っぽが乾く暇なんか無かったって…」


(でも良いこともありましたよ。視察のお陰で累計千人を超えました)


深海綾波「それの何が嬉しいんだよ…」


(レベルアップしたかもしれません。大きさが増してスタミナも無限大に近付きました)


深海綾波「嬉しくねぇ〜!速吸にでもバレたら一日中絞られるだけだ!」


(絶倫は大きなアドバンテージです。これでまた生き残る確率が増えましたよ)


深海綾波「そこまでしないといけないのかよぉ…」
499 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 22:34:08.01 ID:rSj+9xt+0
「……」


深海綾波「ん…クキが居るな。また幹部とでも喧嘩したのか」


「……」キイッ


深海綾波「いや、車椅子に乗ってるってことは義足の調整中か?」


「……」


深海綾波「ウロチョロされると目障りだな。幹部の所に連れて行くか」


(あ)


深海綾波「おいクキ、幹部なら…」


春雨「……」クルッ


深海綾波「……ぎゃっ!」


春雨「じゅるっ」
500 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 22:39:06.62 ID:rSj+9xt+0
ーー


春雨「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…!」


深海綾波「なんて力だよ…!片腕だけで私を引っ張って空き部屋に叩き込むなんてよぉ!」


(これはマズイですよ)


春雨「私には分かりますよ…!綾波さんのあそこは前とは違う!!」


深海綾波「やべぇ……!この春雨、いつもと違うぞ!」


(絶好調って感じですね。先に謝っておきますけど私の力を使ってもどうしようも無いかもしれません)


深海綾波「なんでだよ!あの技使えよ!」


(性行為中にできるものならして下さいよ)


深海綾波「そんな……オッ!!」


春雨「あは…あはぁ……あはぁぁぁぁ……!!」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:49:12.57 ID:FlqGzLUcO
押され気味になるけどこんなところで負けねぇ!背負ってるものが違うんだよ!(深海綾波の背中を支えるみんなの想い)と奮い勃つ
綾波は(違うのはぶら下げてるものじゃないですかね)ってツッコミ
真剣勝負()の末ついに春雨を撃破して更に経験値を獲得
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:51:44.15 ID:g8ux6bHDO
痕跡を追って来た白露達に見付かった
追われてる身でずいぶん暢気なものだよね
声が聞こえてたよと春雨を捕縛しようとする
503 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 22:59:43.17 ID:rSj+9xt+0
ーー


白露「まさか駆逐棲姫に変装するだなんて」


村雨「大本営に居れば情報も入ってくる。遠い鎮守府に逃げるより現実的ね」


時雨「あとは捕まえるだけだと思ってたけど…」


「あぁぁぁ〜〜!!」


早霜「追われているのに随分と陽気なものね」


速吸「この気配は間違いない…よくも綾波様を…!」ギリッ


白露「綾波が倒れちゃう前に春雨を回収しよっか」


村雨「そこまでよ春雨、いい加減にしなさい」ガチャッ
504 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 23:02:37.98 ID:rSj+9xt+0
もわぁ…


早霜「なんて臭い…」


時雨「…見て、春雨が!」


春雨「ご、ごめんな…さ…もう…許して……」


深海綾波「お前から仕掛けてきたんだろうが…よぉ!」


春雨「おごっ!!」


白露「春雨が……!?」


村雨「あの春雨がいいようにされてるっていうの…?」


早霜「……」
505 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/09/20(日) 23:07:42.33 ID:rSj+9xt+0
春雨「あぁ、ぁ、ぁぁぁ……ダメ…飛ぶ…飛んじゃう…!」


深海綾波「お前は…いい加減に反省しろ!!」


春雨「お"っ!おぉぉぉっ!!」ビクンッ


春雨「…………」


春雨「……」ガクッ


深海綾波「……勝った…」


時雨「ありがとう…そしてお疲れ様って言っておこうかな」


深海綾波「早く…コイツを連れて帰ってくれ…」


白露「…貴女、一体何者?」


深海綾波「ただの…特務艦だよ……」


速吸「綾波様…」


早霜「貴女はいいの?」


速吸「…今は任務中です。私用を優先するわけにはいきませんから」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 23:16:07.75 ID:1hsZbGeto
春雨は天井を知ったことで自身をセーブできるようになって性欲が溢れださなくなった
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