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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】
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469 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:38:26.96 ID:1hsZbGeto
ん〜?なんだぁ?
470 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:39:26.19 ID:g8ux6bHDO
お疲れ様でした
技術者一人に作れる物で力関係の何か…
471 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:43:22.87 ID:UIru4gs0o
しかも二つとな
まあーでもタダで体重ねたりしねぇだろうなぁとは思ってたよこのポーラは
蒼提督は無事に春来たと期待しとる
おつ
472 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:46:25.95 ID:g8ux6bHDO
力は均等とは言っても現状某国も傀儡の技術を持ってるから突出してるよね…
日本とそこ以外の国との力関係はどうなっているんだろう
473 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:47:32.10 ID:mxlnsdaKO
もっとほのぼのしたいんだ😭
474 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 00:48:39.85 ID:mNaBfY4bo
あと某国には念願の艦娘ハーフもいるしな
475 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 01:20:50.95 ID:1hsZbGeto
そういえば駆逐古姫はあのスレの駆逐古姫かな?
前もローソン店員の二人がゲスト出演してたし
476 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 19:34:52.56 ID:rSj+9xt+0
ーー
漣「私が嫁と共に横須賀鎮守府に帰ってきた時、目にしたのは最悪の光景でした」
漣「執務室に血は散乱し、朝霜さんが取り乱し、霞さんは放心状態でした」
漣「提督に何かあった。その事実だけはすぐに理解できました」
漣「情けない話ですが私はその時点で思考が止まってしまったんです。いつもなら怒りが先にくるようなシチュエーションですが、動揺し過ぎると何もできなくなるんですね」
漣「そんな中冷静だったのは嫁です。何があって被害状況はどうなんだと秘書艦の皐月さんに聞いていました」
漣「後で聞いたら嫁も動揺はしたらしいんですが、すぐに切り替えたんですって。ほんと…流石って思いますよね」
漣「私も嫁のおかげでなんとか頭は回るようになったので、自分の仕事をしようと思ったんです」
477 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/20(日) 19:40:01.80 ID:rSj+9xt+0
漣「まず確認しなければいけないのは誰にやられたのか。外部や深海棲艦にしろ、それは真っ先に確認すべき事柄です」
漣「ですが…私は医務室に走りました。提督とこんな形でお別れだなんて嫌だったからです」
漣「嫁の待て!と止める声が聞こえましたが無視しました。聞こえないフリをして走り出したんです」
漣「この私の行動は褒められたものじゃありません。職務放棄もいいところですよ」
漣「秘書艦代理としてやるべきことは何もせずに医務室に走り出す……」
漣「でも私の気持ちも分かってくれませんか?提督のことは嫁に次いで大切な人なんです」
漣「私はそんな大切な人の無事を確認したかった…ただそれだけだったんですよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
478 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:05:29.32 ID:mNaBfY4bo
春雨がやっぱり手を出そうとしたので速吸の折檻によりこの光景になった模様
なお提督は軽い精神的ショックですんだ
479 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:06:46.93 ID:UIru4gs0o
提督は無事ですから、今は会いたくないそうですから、面会できません
応対するのは春雨
480 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 20:17:12.26 ID:rSj+9xt+0
ーー医務室
漣「提督!!」
春雨「提督は無事ですから…中にはちょっと…」
漣「そこをどけ!早く提督に会わせろ!」
春雨「て……提督が言ってましたよ。今は会いたくないそう…なんです」
漣「……」
春雨「間違いなく無事ですから……」
漣「…命を賭けられますか」
春雨「はい…絶対に……大丈夫です…」
漣「……分かりました、信じましょう」
春雨「漣さんは…執務室に戻った方が……」
漣「言われなくてもそうしますよ」タタタッ
春雨「……」
春雨「…………」
春雨「逃げるなら今のうち!」ダッシュ
481 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 20:25:19.32 ID:rSj+9xt+0
ーー執務室
漣「あのクソアマーーーーー!!」
朝霜「汚れた……パパが汚されちまったよぉ…」グスグス
速吸「申し訳ありません…報告の為に早霜さんを連れて大本営に向かった隙を突かれて…」
早霜「油断……してしまったわね…」
霞「…………」
潜水新棲姫「血は提督や春雨の鼻血だったり、体の何処かから出た血だそうだ。余程激しく襲い掛かったんだな」
漣「ご主人様をぼろぼろにした挙句…逃げるなんて許せねぇ!!」
潜水新棲姫「冷静になれ、漣では春雨に勝てない」
漣「じゃあこのまま泣き寝入りしろってんですかよぉ!」
482 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 20:28:15.80 ID:rSj+9xt+0
明石「あの……」ガチャッ
漣「ご主人様はどうなんですか!!」
明石「このままだと…入院になるかも…しれないです…」
漣「絶対に許せない……半殺しにしてやる」
潜水新棲姫「漣、落ち着くんだ」
朝霜「…待てよ漣、あたいもやる」
早霜「ダメよ姉さん」
朝霜「こっちは家族がやられてんだ、無視なんかできねぇ」
漣「漣も重巡棲姫の力を使えばそれなりに戦えます。ご主人様の仇は取りますからね!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
483 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:30:34.32 ID:FlqGzLUcO
任せるとやり過ぎると察した早霜「速吸、付いてこれるかしら?」
早霜の意図を察した速吸「それが任務ですから」
484 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:30:54.04 ID:24RRTbYF0
春雨を部屋の片隅に
見つけたが……油で
滑って転ばされた漣
485 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:37:10.89 ID:1hsZbGeto
>>483
皐月は漣たちの様子を見てまずは幹部さん経由で治療をお願いしたほうがいいんじゃ…と
486 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 20:47:10.51 ID:rSj+9xt+0
早霜「やっぱりダメ。朝霜姉さん達には任せられない」
漣「どういう意味なんですか!」
早霜「速吸、私についてこれる?」
速吸「…ええ、それが任務ですから」
朝霜「なに勝手に話進めてんだよ!」
皐月「早霜の言う通りだよ!まずは幹部さんを頼って治療をお願いするのが先!」
漣「何をしゃしゃり出て来てんですか!」
皐月「僕はこの鎮守府の秘書艦なんだよ!大人しく僕の言うことを聞いて!」
漣「クソが……!」
487 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 20:50:34.92 ID:rSj+9xt+0
霞「……」ふらっ
皐月「危ない!」ガシッ
霞「……」
皐月「意識が無い……霞は病院に運ぶよ。二人とも手伝って!」
朝霜「……」
皐月「霞のお腹の中には司令官の赤ちゃんが居るんでしょ!何かあったらどうするの!!」
漣「…分かりましたよ、至急手配します」
皐月「……後はお願い」
速吸「はい、特務艦としての仕事は果たします」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
488 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 20:57:32.07 ID:FlqGzLUcO
追い忍ならぬ追い変態達も春雨を追いかける
489 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 21:00:56.06 ID:phEwthiro
>>488
白露「最近大人しかったから油断した、済まない。本当に提督に危害を加えたのならちょっと許されない」
490 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 21:09:02.37 ID:rSj+9xt+0
ーー
白露「最近大人しかったから油断してた。本当にごめん」
早霜「謝るのなら姉さん達にして」
村雨「速吸が来て怯えていたのも演技だったかもしれないわね…」
時雨「あの提督に危害を加えたのは許されないことだね」
速吸「春雨さんはどこに逃げたのか…当てはありますか?」
白露「いくつかあるよ。一つ分かってるのは行ったことの無い所には逃げない」
村雨「でもあの子は特務艦時代の時に視察という名の淫行行脚をしていたわよ」
時雨「どの鎮守府にも居る可能性があるんだね」
491 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 21:12:13.39 ID:rSj+9xt+0
速吸「私は一人でも春雨さんを捕まえられます。皆さんはどうですか?」
白露「ハッキリ言って一対一じゃ厳しいかな。二人でなら勝てると思うけど」
村雨「速吸と早霜は離れられないのよね?」
早霜「そういう規則だから…」
時雨「効率は悪いけどある程度まとまって行動するしか無いよ。僕達までやられたら元も子もないから」
速吸「…ではそれでいきましょう」
白露「春雨はほとぼりが冷めるまで身を潜めるはず。短期決戦でいくしかないよ!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
492 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 21:36:58.34 ID:1hsZbGeto
春雨の足取りを追っていく早霜達
493 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 21:46:44.82 ID:FlqGzLUcO
逃げなきゃ…でもあの子可愛い…いけない我慢我慢…(鼻血ぽたぽた
痕跡をバッチリ残して逃げてく春雨
494 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 21:51:44.36 ID:rSj+9xt+0
ーー
春雨(もっと遠くに逃げなきゃ…あぁでもあの子可愛い…)
春雨(う……男の人とあんなに激しくシたの久しぶりで……体が元気になり過ぎて…)ボタボタ
春雨(鼻血が止まらない……なんとかしないとすぐにバレちゃう…)
春雨(仕方ない…ここは奥の手で……)
春雨(奥の……手…奥の方まで……あんなに…)ボタボタ
春雨(あぁダメ…出血多量で死んじゃう……早く…あそこに…)
495 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 21:54:44.97 ID:rSj+9xt+0
ーー
白露「これ、どう思う」
村雨「血と混じって粘液も落ちてる」
白露「明らかに春雨が通った後だね」
村雨「男の人を襲って元気になって鼻血を吐き出すなんて、世界であの子だけよ」
白露「これで大体の場所は分かった。速吸達も呼んで合流しよう」
村雨「あの子を放置すればするほど被害者が増える可能性がある。早くしないと…」
白露「捕まえていっちばんキツイお仕置きもしないとね」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
496 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 22:16:21.61 ID:RGp7kWceo
春雨、視察で千人(重複カウント有り)以上切りを達成して百戦(どころじゃない)錬磨技術を手に入れ無尽蔵の絶倫と化して一回りはアレが大きくなった深海綾波にバッタリ遭遇する
なにげに相手にしてたのがみんな特務艦なのでスペックも上がってる
そしてお互いにコイツ"できる"とキュピーンって感じ取る
497 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 22:21:35.37 ID:1hsZbGeto
>>496
春雨
恐らく戦力は互角…
性力は…互角っ?いやっそれ以上!?
498 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 22:30:47.59 ID:rSj+9xt+0
ーー大本営
深海綾波「なんだってんだよもう…視察なんて名前だけしか残ってねぇだろぉ…」
(全国やりまくり行脚でしたね)
深海綾波「先っぽが乾く暇なんか無かったって…」
(でも良いこともありましたよ。視察のお陰で累計千人を超えました)
深海綾波「それの何が嬉しいんだよ…」
(レベルアップしたかもしれません。大きさが増してスタミナも無限大に近付きました)
深海綾波「嬉しくねぇ〜!速吸にでもバレたら一日中絞られるだけだ!」
(絶倫は大きなアドバンテージです。これでまた生き残る確率が増えましたよ)
深海綾波「そこまでしないといけないのかよぉ…」
499 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 22:34:08.01 ID:rSj+9xt+0
「……」
深海綾波「ん…クキが居るな。また幹部とでも喧嘩したのか」
「……」キイッ
深海綾波「いや、車椅子に乗ってるってことは義足の調整中か?」
「……」
深海綾波「ウロチョロされると目障りだな。幹部の所に連れて行くか」
(あ)
深海綾波「おいクキ、幹部なら…」
春雨「……」クルッ
深海綾波「……ぎゃっ!」
春雨「じゅるっ」
500 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 22:39:06.62 ID:rSj+9xt+0
ーー
春雨「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ…!」
深海綾波「なんて力だよ…!片腕だけで私を引っ張って空き部屋に叩き込むなんてよぉ!」
(これはマズイですよ)
春雨「私には分かりますよ…!綾波さんのあそこは前とは違う!!」
深海綾波「やべぇ……!この春雨、いつもと違うぞ!」
(絶好調って感じですね。先に謝っておきますけど私の力を使ってもどうしようも無いかもしれません)
深海綾波「なんでだよ!あの技使えよ!」
(性行為中にできるものならして下さいよ)
深海綾波「そんな……オッ!!」
春雨「あは…あはぁ……あはぁぁぁぁ……!!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
501 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 22:49:12.57 ID:FlqGzLUcO
押され気味になるけどこんなところで負けねぇ!背負ってるものが違うんだよ!(深海綾波の背中を支えるみんなの想い)と奮い勃つ
綾波は(違うのはぶら下げてるものじゃないですかね)ってツッコミ
真剣勝負()の末ついに春雨を撃破して更に経験値を獲得
502 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 22:51:44.15 ID:g8ux6bHDO
痕跡を追って来た白露達に見付かった
追われてる身でずいぶん暢気なものだよね
声が聞こえてたよと春雨を捕縛しようとする
503 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 22:59:43.17 ID:rSj+9xt+0
ーー
白露「まさか駆逐棲姫に変装するだなんて」
村雨「大本営に居れば情報も入ってくる。遠い鎮守府に逃げるより現実的ね」
時雨「あとは捕まえるだけだと思ってたけど…」
「あぁぁぁ〜〜!!」
早霜「追われているのに随分と陽気なものね」
速吸「この気配は間違いない…よくも綾波様を…!」ギリッ
白露「綾波が倒れちゃう前に春雨を回収しよっか」
村雨「そこまでよ春雨、いい加減にしなさい」ガチャッ
504 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:02:37.98 ID:rSj+9xt+0
もわぁ…
早霜「なんて臭い…」
時雨「…見て、春雨が!」
春雨「ご、ごめんな…さ…もう…許して……」
深海綾波「お前から仕掛けてきたんだろうが…よぉ!」
春雨「おごっ!!」
白露「春雨が……!?」
村雨「あの春雨がいいようにされてるっていうの…?」
早霜「……」
505 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:07:42.33 ID:rSj+9xt+0
春雨「あぁ、ぁ、ぁぁぁ……ダメ…飛ぶ…飛んじゃう…!」
深海綾波「お前は…いい加減に反省しろ!!」
春雨「お"っ!おぉぉぉっ!!」ビクンッ
春雨「…………」
春雨「……」ガクッ
深海綾波「……勝った…」
時雨「ありがとう…そしてお疲れ様って言っておこうかな」
深海綾波「早く…コイツを連れて帰ってくれ…」
白露「…貴女、一体何者?」
深海綾波「ただの…特務艦だよ……」
速吸「綾波様…」
早霜「貴女はいいの?」
速吸「…今は任務中です。私用を優先するわけにはいきませんから」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
506 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:16:07.75 ID:1hsZbGeto
春雨は天井を知ったことで自身をセーブできるようになって性欲が溢れださなくなった
507 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:26:43.50 ID:MALYOfBqO
さらなる高みを見つけ、次はそこに到達しようと決心する春雨
508 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:40:42.50 ID:FlqGzLUcO
遅いだけかもだけど一応
鎮守府に連れて帰られた春雨は
>>506
でひたすら反省
509 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:42:29.37 ID:rSj+9xt+0
ーー横須賀鎮守府
春雨「私が気絶させられるなんて思いもしませんでした。世界は広いんだと改めて確認できました」
春雨「私はもっと高みを目指します。性欲の向こう側…それは一種の天国(Heaven)だと思うんです」
春雨「そこに到達できればきっと…私が求めている答えがあるんです」
漣「…遺言はそれでお終いですか?」
春雨「……」
漣「天国だか地獄だか知りませんけど、こっちはあんたのせきでご主人様が大怪我してんすよ!!」
春雨「ごめんなさい…」
漣「絶っっっ対に許しません!!」
510 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/20(日) 23:48:50.07 ID:rSj+9xt+0
漣「骨盤にヒビが入って気管にも異常有り!どうせ声を出させない為に首でも締めてたんでしょうよ!」
春雨「大声を出そうとしてたので…」
漣「骨盤にヒビ!?アホみたいに騎乗位で動き過ぎだ!!」
春雨「だって…提督さんから動いてくれなかったから…」
漣「我慢ならねぇ……お前だけは…」
潜水新棲姫「冷静になるんだ漣。暴力は何も解決しない」
漣「先に暴力を振るったのはアイツでしょうがよ!」
春雨「ごめんなさい……」
漣「どうやっても許さない……あんたはご主人様だけじゃなくその家族も傷付けた!どうやっても責任なんかとれないんですよ!」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
511 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:53:17.16 ID:mNaBfY4bo
当人だけの責ではないだろうと新棲姫
春雨が性欲異常で必要な措置をあまりとってなかったこちら側にも問題の一端はあるし、提督をただ一人だけの監視のままというのは組織として問題があったと
512 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/20(日) 23:56:57.89 ID:g8ux6bHDO
>>511
そんな話を聞いている内にようやく事態の重みを悟ってきた春雨の顔がみるみる青ざめていく
513 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:12:30.21 ID:UlFednI80
潜水新棲姫「何度も言うが冷静になれ。ワタシ達にも責任はあるんだ」
漣「何が!?」
潜水新棲姫「春雨の性欲は異常だというのに必要な措置をあまり取っていなかった。霞の薬を与えていたくらいだ」
潜水新棲姫「それに提督を一人だけの監視のままというのは組織としても問題があった」
漣「……」
潜水新棲姫「秘書艦代理が認められるなら執務室には二人以上の艦娘を配備することは可能なんだ。事実何度かそういう状況はあっただろう」
漣「漣達は春雨を管理し切れなかった……」
潜水新棲姫「春雨の監視と提督の護衛がきちんとしていれば今回の悲劇は無かった」
漣「……」
潜水新棲姫「今回はこれで良かったんだ。もし春雨ではなく艦娘による自爆テロなら提督は死んでいた」
漣「死……」
514 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:16:29.64 ID:UlFednI80
春雨「あ…あのぅ……」
潜水新棲姫「お前も事の重大さが分かってきたようだな」
春雨「私はそんなつもりじゃ……」
潜水新棲姫「殺すつもりは無かった。殺人事件の加害者がよく吐く台詞だ」
潜水新棲姫「春雨、お前は提督を殺せたんだ」
春雨「……」
潜水新棲姫「お前がプライベートで何をしようと構わない。だが他人に迷惑だけはかけるな」
春雨「…気を付けます」
潜水新棲姫「…話はこれくらいにして提督の様子を見に行こう。喋れる状態なのかも確認しておきたい」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
515 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:23:12.52 ID:qHhWlWnZo
死ぬようなことはないけど声はガラガラになってて困ってる
菊月は流石に治してやってくれ…と菊月提督に頼まれてる
頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは良くないと言われて仕方ないな…と
516 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:27:46.39 ID:/5EL/pygO
>>515
+当分抱く事をやめようと思うくらいには抜かれて、良かった面も考えてみればあるかもしれないと提督
517 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:38:03.63 ID:UlFednI80
ーー医務室
提督「痛みはあるが…死ぬようなごどは…ない…」
漣「声がガラガラじゃないですか…」
提督「少じ…不便だな…」
潜水新棲姫「明石、提督は自力で歩けるのか?」
明石「無理です。車椅子での移動でも提督に負担がかかります」
潜水新棲姫「本来ならば入院して絶対安静といった所か」
漣「菊月さん、流石に治してくれますよね?」
菊月「話を聞いた時は無視をするつもりだった。だが司令官から言うから来るだけきてみれば…」
漣「確かに怪我をした理由に問題はありますけど、この怪我なら納得ですよね?」
菊月「勘違いするな、司令官が頻繁に横須賀の提督がいなくなるのは都合が悪いと言ったからだ」
漣「なんでもいいんで後でグラーフさんをお願いしますよ」
518 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:47:06.58 ID:UlFednI80
漣「ご主人様が横須賀に来てから災難続きで見てられないです。何も悪いことなんかしてないのに…」
提督「いや…今回のは…少じいいごどは…あっだ…」
提督「当分…抱ぐ事をやめようど…思うように…なっだ…」
漣「プチ絶倫のご主人様が、それくらい空っぽにされたってことですか…」
提督「そう考えれば…良がっだど…」
漣「ご主人様はそうかもしれませんけどね、朝霜さんはどうするんですか」
提督「それは…だな…」
漣「そういうスキンシップを選んだのはご主人様なんですから、きちんと相手をしてあげて下さいね」
提督「そうだった…な…」
菊月(龍驤に関わるからこうなるのだと、いい加減認めるべきだ)
ーー
519 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 00:47:41.02 ID:UlFednI80
今日はここまでです
コメントなどあればお願いします
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:51:36.02 ID:o8ztnEghO
乙でした
綾波がパワーアップ!
やっぱトラブル関連はこれくらいの規模でハチャメチャしてるくらいが好きだなぁ
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:51:42.73 ID:kJClX8hDO
お疲れ様でした
やっぱり貞操帯云々は無かった事になってるみたいだね
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 00:57:23.20 ID:qHhWlWnZo
おつです
早く穏やかにほんわかできるようになりたいな…
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:17:31.98 ID:eOtI4zhio
おつおつ
その論法に乗るな!菊月!
今回うまいこと進行しているなぁ流石です
新棲姫は本当に要
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:26:10.38 ID:/NHfbOUvo
皐月ちゃん秘書艦権限使ったの初めてだよね
もっと秘書艦面していいのよ
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 01:56:01.83 ID:kJClX8hDO
読者が理解が深くて安定しているから安心して読んでいられる
以前のようにぶっ飛んだ安価をどう捌くか見られなくなったのはちょっとだけ…
526 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:14:35.10 ID:UlFednI80
ーー横須賀鎮守府
幹部「あえて詳しいことは聞かないが、随分と大変だったらしいね」
提督「……はい」
幹部「後遺症も無く治ったというのなら、悪いが提督として働いてもらうよ」
提督「もちろんです」
幹部「さて…今日はまずこれを見て欲しい」ピラッ
提督「何かが燃えている写真…」
幹部「これは海の向こう、ロシアのとある廃工場跡だ。この周辺でソビエト派の生き残りが目撃されていてね、この廃工場には何かあると睨んでいたんだ」
提督「その工場を燃やしたということはやはり…」
幹部「それがね、これをやったのは私達では無いんだよ」
提督「じゃあ一体……」
幹部「…焼け跡を調査した結果、この工場には組織が使用していたとされる傀儡の製造機が見つかったんだ」
提督「それが……燃えてしまった」
527 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:21:22.91 ID:UlFednI80
幹部「老幹部がいなければあの機械は満足に動かすことはできなかったと推測できる。かといって燃やして処分するにはあまりにも惜しい」
提督「仲間割れでしょうか?」
幹部「違う……これは誰かによる破壊工作だよ」
提督「なぜそんなことを…いえ、やる意味が分かりません。破壊するのでは無く奪うというのなら理解できます」
幹部「提督君、私がこれを事故や仲間割れでないと判断したのには理由がある」
幹部「この火災で……誰も死傷者が出なかったんだ。ソビエト派の連中も近くの住民も、誰も怪我一つしていない」
幹部「この火災の凄まじさは写真を見ればわかるだろう?それなのに怪我人すら居ないんだ」
提督「……この施設だけを破壊するという明確な意思があった」
幹部「破壊活動を行なった誰かはここに何があるのを知っていたんだ。そうとしか思えない」
提督「…脅威が減ったと喜ぶべきでしょうか」
幹部「一筋縄ではいかないだろうがね…」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 19:45:56.81 ID:eOtI4zhio
傀儡狙いか、と読んでしまう提督達
傀儡艦娘達に周りで怪しい事はなかったか聞き取りをすることに
529 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 19:47:01.43 ID:1jZxlgb2O
休みだから今日もやるのね
ポーラ
兵器としての傀儡を大量生産できるのは影響が大きすぎでしたね〜
530 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 19:59:05.84 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ(兵器として傀儡を大量生産できるのは〜影響が大き過ぎますね〜)
ポーラ(これであの国の脅威は減りました。あとは旧大本営派にどれだけ力が残っているかですね〜)
ポーラ(核が無くなって大和も居なくなった。普通に考えれば脅威でも何でも無いですけど油断はできません)
ポーラ(それとあとやらないといけないのは…)
ポーラ(あ……そうでした、今日はあの人達と会うんです)
ポーラ(遅れないように、早めに行かないといけませんね〜)
ポーラ(それでは…失礼しますね〜)
531 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/21(月) 20:04:47.33 ID:UlFednI80
ーー??
「オブザーバー、今日は参加されるんですね」
ポーラ「はい〜」
「ではどうぞこちらへ…」
ポーラ(組織の会合には参加しないといけません。どこかの国が変なものを開発してたらすぐに分かりますからね〜)
ポーラ(艦娘を兵器なんかにさせません。人殺しをするために艦娘は存在してるんじゃないんです)
「……」
ポーラ(始まりましたね〜)
ポーラ(戦争で商売ができなくなるような世界に、早くなって欲しいですね〜)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
532 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:15:54.76 ID:kJClX8hDO
組織の出資者達が集まって話し合っている
我々の理念は世界の均衡を保つ事
某国の出資者の裏切りによりそれが脅かされたがそれももう無くなったと語る
かつて老幹部もそれを目指していた
その意志は我々が継いでいくのだと
533 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:25:07.90 ID:qHhWlWnZo
まずは艦娘の社会融和状況についての話題
やはり日本が一歩先を進んでいて好状況、大本営が変わったことの影響が大きい
他の国へも波及させる方法を検討していく必要あり
534 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:36:16.14 ID:UlFednI80
ーー
「……」
ポーラ(艦娘の話題。他の国にも普及すべき…ですか)
ポーラ(大本営が変わったことで日本が好状況。人権も認められている)
ポーラ(これを利用しない手は無い。艦娘を軍人として扱って……)
ポーラ(うーん…これは私の求めているものじゃありません)
ポーラ(艦娘の技術が世界に広まってしまったら、物量のある国が強大な力を手にしてしまいます)
ポーラ(そんなのはダメです。こうなったらアレを使いましょう)
ポーラ「…すいません、これをあの人達に渡してくれませんか?」スッ
「…分かりました。すぐに手配しますオブザーバー」
535 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:44:16.94 ID:UlFednI80
「これは?」
「オブザーバーから皆さんへと」
「……兵器の設計図か?」
「ほう……」
「核より高威力で、確実に仕留められる」
「これが量産できれば…」
「艦娘を作って教育するより安いな」
「これを我々に渡すか。オブザーバーも分かっているようだな」
「管理された戦争は平和である」
「それが我々の思想だからな」
536 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 20:49:00.12 ID:UlFednI80
ポーラ「よかったです〜艦娘から興味を逸らせました〜」
ポーラ「あの設計図には〜欠点があるので絶対に完成しません〜」
ポーラ「荷電粒子砲だなんて〜夢のまた夢ですからね〜」
ポーラ「艦娘は人殺しの兵器なんかじゃない…」
ポーラ「…さて〜ここはもういいですね〜」
ポーラ「ポーラはまた〜自分のやるべきことをやりましょう〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 20:52:57.60 ID:kJClX8hDO
何者でもないという事は何者にもなれるという事なのよ…なんですよ〜
そしてポーラは新たな火種になりそうなものを探しに行く
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:02:34.28 ID:0/xWs/ae0
↑+とある大型艦娘にメガ粒子砲が
積み込まれるとのうわさを耳にした
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:08:38.91 ID:PHoCPQ2xo
ポーラ「さて〜ここの会合は重要なので緊張しますね〜」
とあるビルに入る彼女、表札には「酒税を下げる会」と記されている
540 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:09:24.26 ID:1jZxlgb2O
酒造の様子をに行くとぴょこぴょこ嬉しそうにする技術者くん
もう〜///何かあったのか勘ぐられちゃいますよ〜
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…
541 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:15:29.68 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ「何者でもないという事は〜何者にもなれる〜ふふ〜ん〜」
ポーラ「さて〜ここが噂の施設ですね〜」
ポーラ「ここでは艦娘に載せる新兵器を作ってるって聞きました〜」
ポーラ「メガ…粒子砲?よく分かりませんけど〜量産されるとダメなら対処しないといけません〜」
ポーラ「横須賀の金剛と榛名さんが使ってる連結砲みたいに〜限定的なものなら放置ですね〜」
ポーラ「どうなんでしょうかね〜〜」
542 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:21:01.82 ID:UlFednI80
ポーラ「……」
ポーラ「来るだけ無駄でしたねぇ〜あんなの成功するはずありません〜」
ポーラ「仮にできたとしても〜量産なんかできませんね〜」
ポーラ「……下らない」
ポーラ「そんな時間があればお酒でも作ってればいいんです〜」
ポーラ「力を均等にする、それだけなのにこんなに難しいだなんて〜」
ポーラ「そんなに殺したいなら、自分でも殺してればいいんですよ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:24:20.45 ID:1jZxlgb2O
>>540
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 21:48:51.38 ID:eOtI4zhio
>>540
口調とかは努めていつも通りにしているので周りの技術者にバレバレ
545 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 21:58:12.92 ID:UlFednI80
ーー大本営、某施設
ポーラ「……」キョロキョロ
「ポーラさん!」
ポーラ「もう〜そんな嬉しそうにしないで下さいよ〜」
「あ、すいません…」
ポーラ「何かあったって〜皆んなに知られちゃうじゃないですか〜」
「はい…」
「おい…あいつとポーラさんって…」
「マジか…」
「女になんか興味無かったはずだろ…?」
「この酒蔵もそうだが、人は変わるってことなのかもな」
まさか…!?俺達もいい人を見つけないと…
546 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:00:29.65 ID:UlFednI80
「あの…今日は何を?」
ポーラ「貴方の顔を見に来ただけですよ〜」
「そんな…」
ポーラ「うふふ〜美味しいお酒を作って下さいね〜」
「ポーラさんの為に頑張ります!」
ポーラ「お願いしますね〜」ニコッ
「なんて素敵な…こんな人が僕の…」
ポーラ「えへへへへ〜」
547 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:02:52.06 ID:UlFednI80
ポーラ「あの〜ところでアレはできましたか〜?」
「はい、頑張ってすぐに完成させました」
ポーラ「ありがとうございます〜また持って帰りますね〜」
「ポーラさん、あれは一体何に使うんですか?前にも聞いたかもしれませんけど…」
ポーラ「……」チュッ
「えぇっ!?」
ポーラ「うふふ〜今夜、お部屋にお邪魔しますね〜」
「…はい、お待ちしてます」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:26:24.56 ID:kJClX8hDO
大本営内を散策するポーラ
訓練施設に差し掛かり人の気配がして覗いてみる
深海綾波が近接戦闘の訓練をしていた
手首に包帯を巻いているのはなんなのだろうと聞いてみるとまあまだまだ未熟って事だよ…ですよ
と半端に綾波として振る舞う
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:30:23.40 ID:qHhWlWnZo
この根本から再設計しないとどれだけ改良しないと完成しない設計図…
彼は人としても技術者としても素敵ですね〜
なんて思いながら
>>548
550 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:40:00.97 ID:UlFednI80
ーー
ポーラ「彼は本当に役に立ちますね〜アレを作ってもらう以外に絶対に完成しない設計図も作ってくれるなんて〜」
ポーラ「丁度いい人が見つかって良かったです〜彼みたいなのは欲しかったんですよ〜」
ポーラ「……あれ〜?大本営の訓練施設…誰かが使ってるんですかね〜」
ポーラ「少し気になりますね〜誰が居るんでしょうか…」チラッ
深海綾波「……」
ポーラ「…少しお話していきましょう〜」
551 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/21(月) 22:43:44.73 ID:UlFednI80
ポーラ「綾波さんお疲れ様です〜」
深海綾波「…ポーラさん」
ポーラ「近接戦闘の訓練ですか〜?」
深海綾波「ええ…」
ポーラ「手首に包帯を〜巻いているのはなんですか〜?」
深海綾波「まだまだ未熟って事だよ……ですよ…」
ポーラ「あはは〜変に気を使わなくていいですよ〜」
深海綾波「何が…ですか」
ポーラ「貴女の正体は〜知ってますから〜」
深海綾波「……」
ポーラ「半端に寄生してしまうと〜苦労も多いですよね〜」
深海綾波「……」ガチャッ
ポーラ「……あれ〜?なんで部屋の鍵をかけたんですか?」
深海綾波「お前に聞きたいことができた」
ポーラ「……」
552 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 22:48:56.30 ID:UlFednI80
深海綾波「私は綾波に半端に寄生した深海棲艦だ。それを誰から聞いた?」
ポーラ「それは〜秘密で…」
深海綾波「…」バギッ
ポーラ「……」
深海綾波「これは紛れも無く鉄アレイだ。私はそれを握りつぶせるほどの力がある」
ポーラ「……」
深海綾波「誰から聞いた、言え。この事実を知ってる奴は限られた奴で全員何があっても喋るヤツじゃない」
深海綾波「私ほど保身に命を賭けてる奴は居ないんだよ!言えないなら力づくで黙らせるしかねぇ!!」ゴォッ
下2 この後の展開やその他起こったことなど
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 22:56:13.59 ID:kJClX8hDO
中の綾波に止められる
止めた方がいいです…彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません
そんな気がするんですと
心配しなくても私は誰にも話しませんよ〜お墓まで持っていきますとポーラ
誰から聞いたかの問ですけど〜始めから知っていましたので皆ちゃんと秘密は守ってますよ〜
554 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:08:44.41 ID:bK11YtvDO
>>553
信用できないなら代わりにポーラの秘密1つ教えちゃいます
555 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:21:34.37 ID:UlFednI80
(ダメです)
深海綾波「な…なんだよ綾波!なんで止めるんだ!」
(止めた方がいいです。彼女は…いえ、わからない…だけど多分彼女は敵じゃありません)
深海綾波「多分なんて言葉信用できるか!」
(そんな気がするんです。そうじゃないと…)
ポーラ「心配しなくても私は誰にも話しませんよ〜お墓まで持っていきます〜」
深海綾波「…そうじゃねぇんだよ。誰から聞いたのかをこっちは聞いてんだ!」
ポーラ「それですけど〜始めから知ってたので〜」
深海綾波「はぁ!?」
ポーラ「秘密はちゃんと守ってますよ〜」
深海綾波「意味が分からねぇって…」
556 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:24:57.87 ID:UlFednI80
ポーラ「信用できないなら〜代わりにポーラの秘密一つ教えちゃいます〜」
深海綾波「…分かった、それで判断してやる」
ポーラ「それは〜……」
……
深海綾波「お、お前!!なに考えてんだよ!!」
ポーラ「ポーラは〜皆んなで仲良くお酒を飲みたいだけなんです〜」
深海綾波「自分が何をやろうとしてるのか分かってんのか!?」
ポーラ「はい〜」
深海綾波「……綾波、やっぱりコイツはここで止めるべきだ」
(……)
深海綾波「綾波…?どうしたんだよおい!」
ポーラ「あら〜寝ちゃったみたいですね〜」
深海綾波「…何をした」
ポーラ「何も、ポーラは何もしてませんよ〜」
深海綾波「……」
557 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/21(月) 23:28:11.28 ID:UlFednI80
ポーラ「ポーラの秘密、誰にも話さないで下さいね」
深海綾波「……」
ポーラ「もし喋ったら〜永遠に綾波さんは起きないかもしれませんね〜」
深海綾波「……お前は何なんだ」
ポーラ「お酒が大好きな艦娘ですよ〜」
深海綾波「……やってやれねぇって!武蔵といいなんでこんな奴ばっかりいやがんだよぉーー!」ガチャッ
ポーラ「あちゃ〜逃げちゃいましたか〜」
ポーラ「足りないものがまた一つ…えへへへへ〜」
ポーラ「早く皆んなで美味しいお酒が飲みたいですね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
558 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:48:12.39 ID:eOtI4zhio
起きた綾波に話を聞くも容量をえない回答で余計怖くなっちゃう深海綾波
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/21(月) 23:54:33.19 ID:Hy/105y+O
>>558
絶対に話しちゃダメなやつだ……と黙秘を誓う
560 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 00:03:20.48 ID:zDb60Ob30
ーー
深海綾波「なぁ、なんで急に寝たっていうんだよ…」
(私だって常に起きてるわけじゃありません)
深海綾波「おい…なんだよそれぇ…」
(もういいじゃないですか、それより早く訓練に戻りましょう)
深海綾波(綾波が言い淀むってなんなんだよ…こんなの絶対に誰にも話せない…)
深海綾波(それにあのポーラって奴…あんな考えまともじゃねぇって…)
深海綾波(喋ったらそれこそ…死……)
深海綾波(やってらんねぇよぉ……!安心して眠れる日はいつになるっていうんだよぉ…)
(……力を平等に。彼女はそう言っていましたが、一言も平和にしたいとは言ってなかったんですよ)
ーー
561 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 00:03:46.54 ID:zDb60Ob30
今日はここまでです
コメントなどあればお願いします
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:10:31.99 ID:uKHMnkm+o
乙
その3ではみんな仲良く平和な世界にって言ってたはずだけど…
キャラ付が固まったせい?
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:10:32.97 ID:UWNkFLmDO
お疲れ様でした
やっぱりポーラはそうなのか…言動と設計図でもしかしてとは思ったんだけど
どんな秘密かは解らないけど例えば世界を滅ぼす爆弾があって解除も不可能ならどうするか…とか
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:16:11.32 ID:xD1Ah5k5o
おつおつ
全員核持とうぜ!論者…?
技術者くん頑張れ…頑張れ…
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:22:39.05 ID:GRxJYchSO
うーんやっぱそんな感じだよね
最初は仲良く〜平和に〜って言ってたはずなのがだんだん安価外で力を平等にってキャラを作ってた気がしてた
最初だからキャラがぶれてたってことかな
でも戦争を良しとしてるわけじゃなさそうだよね
戦争が起きたら当然みんな仲良くお酒飲めるわけないし
566 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/22(火) 00:49:54.54 ID:In8yG7a3O
第三次世界大戦で使われる武器は予想もつかないが、第四次世界大戦は石と木の棒で争うことになる、的な名言があるやん?
そのくらいになればお酒仲良く呑めそう(白目)
567 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/09/22(火) 19:23:42.25 ID:zDb60Ob30
ーー横須賀鎮守府、執務室
Y朝潮「私がやるに決まってるでしょう!」
朝霜「いーや、司令の隣は譲れねぇ」
Y朝潮「貴女は特務艦です!秘書艦代理の仕事なんかをしてる暇があるなら、他のことをして下さい!」
朝霜「なんだと?」
潜水新棲姫「朝から元気だなコイツらは」
漣「元気っていうかバトられるのも困るんですけど」
潜水新棲姫「これが女の戦いというヤツか」
漣「あながち間違ってはいませんねぇ」
568 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/09/22(火) 19:27:29.74 ID:zDb60Ob30
漣「春雨さんの一件で秘書艦代理は常に二名置くことに決まりました。一人は漣がやるとして、もう一人の枠を争ってるんですよ」
潜水新棲姫「毎日同じ奴がやるわけじゃないだろう。漣だってそうじゃないか」
漣「あの二人が拘ってるのは記録ですよ。二人目の秘書艦代理として正式に名前を残したいんです」
潜水新棲姫「提督の取り合いか」
漣「これは中々いい勝負になりそうですよ」
潜水新棲姫「…ところで提督はどうした?」
漣「精密検査という名の逃亡です。また一つ賢くなったみたいですね〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
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