【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その4【安価】

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881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 19:48:36.56 ID:HcSZyrVMO
ポーラが計画してる酒造メーカー立ち上げの話を持ちかける
みんなが美味しくお酒を飲むに美味しいお酒を安く作りたい
畑は違っても技術力はありますよね〜
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 19:49:59.99 ID:ANlKBMQoo
>>881
883 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 20:02:18.99 ID:+PkNMmkbO
ポーラ「新しく〜酒造メーカー立ち上げませんか〜」


「はあ?」


ポーラ「皆んなが美味しいお酒を〜お手頃な値段で飲めるようにしたいんです〜」


「なんで私達がそんなこと…」


ポーラ「皆さんの技術力は〜畑が違っても発揮されますよね〜」


「それとこれとは話が違います」


ポーラ「いいえ〜違わないですよ〜」


「どういうことですか」


ポーラ「酒造メーカーは表の顔で〜裏で開発を続ければいいんです〜」
884 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 20:05:26.77 ID:+PkNMmkbO
ポーラ「美味しいお酒を作れば沢山売れて〜お金が沢山入ってきます〜」


「確かに資金難の問題は解決されますけど…」


ポーラ「これを見て下さい〜」スッ


「これは…?」


ポーラ「亜也虎のデータを基に設計した〜新しい陸上艤装の設計図です〜」


「よく見せて下さい!」


「……凄い」


「これは一体…」


「まさか富嶽さんが!?」


ポーラ「うふふふ〜」
885 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 20:09:28.14 ID:+PkNMmkbO
「富嶽さんは次のプランを考えていたんですね!」


「あの小さい技術者は…」


ポーラ「彼女は三日月さんと言って〜既にこの計画に参加してます〜」


「だから姿が見えなかったのか…」


「これが富嶽さんの意思なら喜んで協力します!」


「私もです!」


ポーラ「場所は用意してますから〜準備のできた人から移動して下さいね〜」


ポーラ(これで旧大本営派の技術者達は大丈夫ですね。野放しにしておくには惜しい皆さんですから、ちゃんと使ってあげましょう)


下2 この後の展開やその他起こったことなど
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:16:29.48 ID:ANlKBMQoo
水が合ったのかお酒造りにガチになる研究者も出てきた、ポーラもニッコリ
「いいお酒できそうですね〜、あとは…販路です〜」
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:18:42.99 ID:jAbHiWoro
酒造りの奥深さに本職そっちのけでどんどんのめり込む技術者達
ああでもないこうでもないと日々激論を交わして上手く行ったら打ち上げで飲んで喜び合う

ポーラはうふふ〜想定どおりです〜とニコニコ
三日月はこんなにうまく行くのかとびっくりして
幹部さんは酒造はひと世代で極められるものじゃないと孫くんから聞いてるよと
888 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 20:33:26.78 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


幹部「ポーラ君から大和に付いていた旧大本営派を集めたと聞いた時は冷や汗をかいたが…」


「「「「〜〜」」」」


幹部「全員酒造りに没頭しているとはね…」


三日月「ポーラさんの考えは分かりますが、こんなにうまくいくだなんて…」


ポーラ「うふふふふ〜想定通りいって良かったです〜」


幹部「ポーラ君、どこまで君の計算だったんだい?」


ポーラ「全部ですよ〜」


三日月「まさか……」
889 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 20:39:35.36 ID:Ezj+Y7QW0
ポーラ「あの人達は悪い人じゃないんです〜皆んな自分の技術を見せつけたいだけなんですよ〜」


幹部「それは旧大本営でなくともできるはずだ」


ポーラ「そうですね〜お金のことしか考えていないような所じゃ無かったら〜どこでもいいと思います〜」


三日月「そうか彼らはお金が目的じゃない…だからいつも資金難で…」


ポーラ「あの人達は権力も嫌いです〜だから大和という権力に拘らない人が魅力に見えたんですよ〜」


幹部「権力が嫌い……ふむ」


ポーラ「美味しいお酒を造るのはとっても難しいです〜暫くは大人しくこっちに集中してると思いますよ〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:46:00.59 ID:m72rMS7F0
密造酒と聞いて乗り込んだ憲兵隊
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:55:03.70 ID:ceJlDlH1o
幹部さんがポーラの正体を詳しく聞き出そうとするも本当に仲良くお酒を飲む事しか考えてない
なおも詰め寄る幹部さん、駆逐棲姫にバレたら怒られる秘密をポーラに見せられ沈黙
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 20:57:19.91 ID:ANlKBMQoo
>>891
893 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 21:01:55.03 ID:Ezj+Y7QW0
幹部「…ポーラ君、何を始めようとしているんだい」


ポーラ「ポーラは〜世界中の皆んなと楽しくお酒が飲みたいんです〜」


幹部「そんな建前はいい、ここには誰も居ないじゃないか」


ポーラ「えへへへへ〜」


幹部「君はお金で動くような人物じゃない、何が欲しいんだい?」


ポーラ「皆んなで楽しく〜美味しいお酒を〜」


幹部「だからだね……」
894 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 21:06:46.24 ID:Ezj+Y7QW0
幹部「君はトリプルクロスどころかいくつもの団体や組織に所属している。並の情報屋なんか君の足元に及ばないだろう」


幹部「君は…世界を牛耳るつもりなのかい?」


ポーラ「そんなことは全然考えてないです〜」


幹部「じゃあ何故…」


ポーラ「そんなことより〜クキちゃんの機嫌を直す為に送った花束が〜貰い物だってバレないようにして下さいね〜」


幹部「なぜ君がそれを知っている!?」


ポーラ「お花さんにも〜知り合いがいるんですよ〜」


幹部「…私を脅そうというんだね」


ポーラ「違います〜花束をたらい回しにする時は〜ちゃんとお花の面倒を見てからにして下さいって言いたいんです〜」


幹部「……よーく分かったよ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:13:57.68 ID:m72rMS7F0
酒蔵で副産物を売り出すことに
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:21:09.60 ID:xF4kuzqyO
裏表なくみんなで楽しく美味しくお酒を飲むというモットーのポーラと接していると人柄にも惹かれてく技術者達
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:31:53.34 ID:ANlKBMQoo
>>896
898 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 21:39:45.08 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


「ポーラさん」


ポーラ「どうしましたか〜?」


「私達がここに来て暫く経ちますが…」


ポーラ「はい〜頑張ってお酒を造ってますね〜」


「その…上手く言えないんですけど…」


ポーラ「こんな会社は〜滅多にありませんよね〜」


「その通りです。表も裏も無く……」


ポーラ「ポーラがそうして欲しいからですよ〜」


「ポーラさんが…」


ポーラ「仕事が終わったら皆んなでお酒〜美味しいですよね〜」
899 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2020/08/30(日) 21:44:56.18 ID:Ezj+Y7QW0
「前の環境が悪かったとは言いません。けどここに居れば……ポーラさんについていけば…」


ポーラ「あはぁ〜」


「…ポーラさん一つだけ教えてくれませんか。富嶽さんは今どこに?」


ポーラ「貴女はどう思ってますか〜」


「……もう生きてはいないかと」


ポーラ「そうですね〜」


「やっぱり…」


ポーラ「でも殺されたんじゃありません〜」


「そうなんですか?」


ポーラ「天罰が下ったんだと思いますよ〜」


「富嶽さん…」
900 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 21:47:23.79 ID:Ezj+Y7QW0
ポーラ「あの人の事は忘れて〜ここで腕を奮って下さい〜」


「……はい」


ポーラ「忘れられないなら〜お酒を飲みましょう〜!」ドンッ


「…ポーラさんが飲みたいだけなんじゃないですか?」


ポーラ「そうに決まってますよ〜」


「ほんと…しょうがない人ですね」


ポーラ「皆んなで仲良く〜お酒を〜〜」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:50:40.03 ID:m72rMS7F0
視察に来た漣と一杯やるポーラ
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:54:40.00 ID:ysHG7G77o
>>901
903 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 21:56:48.44 ID:jAbHiWoro
新興酒造メーカーができたと聞いて孫さんが気にしてる
904 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 22:05:00.67 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


孫「うーん…」


ガングート「どうした孫」


孫「最近新しい酒造メーカーができたって聞いて、試供品を貰ってきたんです」


ガングート「これか、見た目は普通の日本酒だな」


孫「これだけじゃなくてワインやブランデー、ウォッカなんかも作る予定らしいんです」


ガングート「ほう、ウォッカとは分かっているな」


孫「……」


ガングート「浮かない顔をしてどうした」


孫「試しに飲んでみたんですが…中々美味しかったんですよ」
905 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 22:09:02.90 ID:Ezj+Y7QW0
ガングート「それだけか?」


孫「驚いたのは値段なんです。市場価格の半分以下…」


ガングート「大量生産なら値段も安いだろう」


孫「値段と味が釣り合わないんです。僕の店で出すならこの値段の倍以上はつけないと…」


ガングート「相手は薄利多売というわけか」


孫「薄利多売どころか儲けるつもりが無いかもしれません……」


ガングート(ここまで考え込んでいる孫は久しぶりに見たな…下手に放っておくと面倒なことになる。ここは気分転換をさせてやるか)
906 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 22:11:11.82 ID:Ezj+Y7QW0
ガングート「…孫よ、これから一緒にどうだ」


孫「…どこにですか?」


ガングート「龍驤と提督の所だ。子どもを見せに行くと約束していたんだ」


孫「提督さん……」


ガングート「私一人でも良いんだが孫が居た方が話も弾むだろう」


孫「……そうですね、一緒に行きましょうか」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:15:14.36 ID:6ARxByXjo
実際に会って龍驤の変わりように流石に驚いてしまう孫さん
龍驤の方は子どもたちと遊んでる
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:15:47.97 ID:2GLn9+7KO
>>907
909 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 22:24:20.01 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


孫「…………龍驤さん」


ガングート「話で聞いている以上だなあれは」


提督「普段と比べるととても普通とは思えないが、一時退院できるほど安定はしているんだ」


孫「あんな…まるで別人の……」


ガングート「そう見えるだろうがあれは間違いなく龍驤だ」


ごるしこふ「……」ツンツン


龍驤「義足が気になる?優しくだったら触っていいよ」


「ふぇぇ…」


龍驤「おっと、君はまだ乳飲み子だからねー」


孫「…………」
910 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 22:28:46.31 ID:Ezj+Y7QW0
提督「孫さん…?」


ガングート「なんでも無いんだ、今は仕事は忘れてた方がいい」


孫「…そうでしたね、提督さんに会いに来てるんですから」


龍驤「ガングート、この子お腹空いたんだと思う」


「うぇぇぇ〜!」


ガングート「その様だな…乳をやるから渡してくれ」


龍驤「なら私はこの子を見ておくから」


ごるしこふ「……」ツンツン


龍驤「今度は義手?いいよゆっくり触ってねー」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:55:13.81 ID:ANlKBMQoo
孫さん家族の近況を聞く
ちょっとだけど新しい酒の事も
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 22:57:10.38 ID:cKh/davfO
孫さんがしばらく謹慎になった気分を提督に聞いたら否が応でも自分を見つめ直すことができたと前向きな答えが
孫さんはそれを聞いて自分を見つめ直す機会…そうですねと何か腑に落ちた感じ
913 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 23:05:18.11 ID:Ezj+Y7QW0
孫「提督さん、こんな事を聞くのは失礼かもしれませんが…」


提督「何でしょう?」


孫「謹慎になった気分って……どんな感じなんですか?」


提督「そうですね……自分を見つめ直すことができました」


孫「謹慎を前向きに捉えたと…」


提督「そう考えるしかありませんでしたから。落ち込んでる暇なんかありませんでしたよ」


孫「落ち込んでる暇は無く、自分を見つめ直す機会……なるほど、ありがとうございます」


提督「こんな自分でも何かのお役に立てたのなら良かったです」


孫「提督さんのお陰で悩みの原因が分かったんです、モヤモヤしたものが取れた気がするんです」


提督「それは良かったです」
914 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 23:07:56.94 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


龍驤「泊まっていっても良かったのに」


ガングート「子どもの面倒があるからな、そこまで苦労はかけさせんさ」


孫「提督さんまた会いに来ます。横須賀に戻っても電話させてもらいますね!」


提督「お待ちしてます」


ガングート「龍驤……無理はするなよ」


龍驤「この感じになってから無理は一回もしてないから平気。心配してくれてありがとう」


ガングート「…提督、分かっているな」


提督「勿論だ、龍驤の事は任せてくれ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 23:17:13.36 ID:6ARxByXjo
こどもかわいかったね、と言いつつ密着してくる龍驤
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 23:27:51.42 ID:jAbHiWoro
自宅に帰って安くて美味しいものが出てくるなら値段に文句をつけられない商品を作ればいいとやる気を出す孫さん

ポーラはポーラで値段が安すぎると他が潰れちゃいますね〜それじゃあ美味しく飲めないですと思案中
技術者達もみんなで知恵を出し合いましょうと考えてる
917 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 23:36:49.78 ID:Ezj+Y7QW0
ーー


ガングート「よし、子どもは寝かしつけたし孫を…」


孫「……」


ガングート「む…仕事中だったか」


孫「安くて美味しいものが出てくるなら、値段に文句をつけられないようなものを作ればいい…!」


孫「味と品質にもっと拘って、誰も真似できないようなお酒を作るんだ!」


ガングート「ふふ…心配する必要はなかったな。そうだ孫、お前は二児の父親なんだ」


ガングート「私が艦娘を辞めた後も生活できるよう、もっと頑張るんだ」


ガングート「…ひと段落したら孫も癒してやるか」
918 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 23:40:36.94 ID:Ezj+Y7QW0
ーー足りないもの鎮守府


ポーラ「値段が安すぎると他の酒蔵とかが潰れちゃいますね〜」


雲林院「私に酒の話をするのか」


ポーラ「だって〜それじゃあ皆んなで美味しく飲めないじゃないですか〜」


雲林院「私には関係ない」


ポーラ「いいアイデアが〜あればと思ったんです〜」


雲林院「私に聞くのが間違っている」


ポーラ「そうだったかもしれませんね〜」


雲林院「もういい。お前がここに来た理由は分かってる」


ポーラ「ポーラの心を読めばすぐに分かりますよね〜」
919 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/30(日) 23:43:39.60 ID:Ezj+Y7QW0
雲林院「この場所が知られたのか」


ポーラ「はい〜」


雲林院「敵は誰だ」


ポーラ「それはちょっと〜」


雲林院「私に隠し事は……なに?」


ポーラ「えへへへへ〜」


雲林院「…そうか。私はどうすればいい?」


ポーラ「何もしないでください〜」


雲林院「それでいいのか?」


ポーラ「はい〜後は全部ポーラが片付けておきますからね〜」


雲林院「あの二人が危険に晒されないならそれが一番だ」


下2 この後の展開やその他起こったことなど
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 23:48:52.37 ID:fTLAYATDO
何かの役には立つかもしれないと欠片をポーラに渡す雲林院
私の家に代々伝わるもの
それの欠片だと
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/30(日) 23:55:24.73 ID:ceJlDlH1o
>>920
ちょっとだけ真面目になって後で必ずお返し致しますと受け取るポーラ
すぐに使う事もないでしょう〜と元の調子に戻る
922 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/31(月) 00:02:46.72 ID:GEDsDBEo0
雲林院「ならこれを持っていけ、何かの役には立つかもしれない」スッ


ポーラ「そちらに代々伝わってるモノの欠片ですね〜」


雲林院「そうだ、持っておいて損は無いだろう」


ポーラ「……必ずお返し致しますね」カチャッ


雲林院「無茶はするな、するくらいなら私を呼べ」


ポーラ「大丈夫ですよ〜これを使う事もないはずです〜」


雲林院「ならいいんだがな」


ポーラ「ここはポーラにお任せ下さい〜」
923 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/31(月) 00:08:09.20 ID:GEDsDBEo0
ーー


ポーラ「ごば……ぁ……」ドサッ


「やったか」


「あぁ」


「…もう時間だ、引き揚げるぞ」


「対象は確認できずか…」


「コイツは旧大本営派らしい。対象を庇っているとは思えない」


「なら偶然か…」


「誰であろうと邪魔をするなら容赦はしない」


「死体はどうする」


「海に捨てておけばいい」


「それが一番楽だな」


「サメの餌になれば証拠も消えるしな」
924 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/31(月) 00:14:45.17 ID:GEDsDBEo0
ポーラ「…」


ポーラ「……」ブクブク


ポーラ「…………」ブクブクブクブク


ポーラ「…ぷはぁ〜〜!」ザバッ


ポーラ「はぁ…この欠片ちょっと使っちゃいました……」キラッ


ポーラ「雲林院さんにバレちゃいますよねぇ…でもこれしか無かったんですよぉ」


ポーラ「……あの人達は一体誰なんでしょう」


ポーラ「言語に若干の鈍りを感じました。日本語に慣れていなくて、とても強い…」


ポーラ「…………深海棲艦」


ポーラ「いやそうとは言い切れない、地下に潜った組織の残党の可能性もある」


ポーラ「どっちにしても調べる必要がある……場合によっては潜り込んで…」


ポーラ「……」


ポーラ「とりあえず〜帰ってお酒でも飲みましょう〜」


ーー
925 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [sage saga]:2020/08/31(月) 00:15:12.54 ID:GEDsDBEo0
このスレはここまでです


コメントなどあればお願いします
926 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 00:17:55.49 ID:zSroMyIcO
乙でした
これは最後の戦いが始まる予感?
そして価格破壊って怖いよね
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 00:18:28.35 ID:CkfnDEJDO
お疲れ様でした
かつてない最速フラグ回収を見た
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 00:31:39.92 ID:CkfnDEJDO
そういえばこのポーラって菊月の所のポーラかははっきりしてないんだっけ
でもあっちで登場してないという事は…?
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/08/31(月) 01:14:30.19 ID:qgqrLidso
おつ 
007ポーラ
幹部さんは釣った魚をちゃんと世話しよう!
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/03(木) 18:48:55.04 ID:PmrN/xXoo
【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】
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