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【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その4【安価】
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834 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:13:30.69 ID:4FnTjgxG0
潜水新棲姫にまで来られ
いい迷惑極まりない提督
835 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:17:59.20 ID:3/Bnu9qoo
北上は義手義足の整備、潜水艦(ごーや)は料理など、直接行く理由がある組はそれをアピールして会いにいくとグイグイくる
836 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:18:38.97 ID:B3h2xwq6o
孫さんが手配してくれた家を確認
バリアフリーを意識した作りになってる
足りないもの鎮守府周辺ではかなりそういうのが進んできてるそう
837 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:29:00.28 ID:B7MAtCqEo
>>836
838 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 20:34:56.35 ID://vCIDTu0
ーー
提督「こんな状態の良い家をタダで貸してもらえるなんて…」
孫「ここの大家さんが数日家を空けるらしいんですよ」
提督「それにしたって…」
孫「住むのは提督さんなんですって言ったら、大家さんは喜んで協力するって言ってましたよ」
提督「そんな…」
孫「街の皆さんは提督さんがやってきたことを知ってますから、当然だと思いますよ」
提督「…ありがとうございます」
孫「お礼を言うのは家を貸してくれる大家さんに、ですよ」
839 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 20:39:17.24 ID://vCIDTu0
提督「……そういえば家の中はバリアフリーの造りになっているんですね」
孫「最近特に増えてきているそうですよ。大工さんも忙しいって言ってました」
提督「そうですか…」
孫「これも提督さんの影響ですよ」
提督「私はただ…」
孫「提督さん達はハンディキャップに負けず前向きに生きています。それが皆さんの心に響いているんですよ」
孫「少し歳を取ったくらいで諦めないとか、老後を意識してバリアフリーを充実させてるらしいですよ」
提督「…そう言ってもらえると、自分のやってきたことは間違っていなかったと思えます」
孫「提督さんはこの街に良い影響を沢山与えてくれました。それは皆さんも分かってますからね」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
840 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:44:03.30 ID:4FnTjgxG0
多摩が最初に来てくれた
841 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:47:50.17 ID:3/Bnu9qoo
貴方は間違っていない。私を含め沢山の人を救っている貴方が幸せにならないなんておかしい。私に出来る事は何でもしますからね
どうしても元気のない提督を励ます孫さん
842 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:53:40.61 ID:dmSHQsazO
一時帰宅の準備が整ったので龍驤を迎えに行く提督
家に行く途中では食事を作るための買い物もしたり
843 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 20:57:11.13 ID:B7MAtCqEo
>>842
町の人はおまけもしてくれる
844 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 21:01:22.65 ID://vCIDTu0
ーー後日
提督「準備はいいか?」
龍驤「こっちは大丈夫、元々荷物も少ないし」
提督「…髪はそのままで行くんだな」
龍驤「ごめんね、いつもの髪型にしたくないっていうか…下ろしてるのも新鮮でいいでしょ?」
提督「…あぁ」
龍驤「じゃあ孫さんが紹介してくれた行こう。数日間だけど私達の家には変わりないんだから」
提督「そうだな…よし、行こう」
845 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 21:04:47.95 ID://vCIDTu0
ーー
龍驤「司令官は好き嫌い無いから買い物も楽でいいね」
提督「料理はしなくてもいいんだぞ?」
龍驤「せっかくだから作りたいの。貴方が側にいるなら安心だし」
提督「それはそうなんだが…」
龍驤「私の手料理、食べて欲しいな。あれからまた腕が上がってるはずだし」
提督「…分かった、難しい料理なら俺も手伝うからな」
龍驤「それでいいよ。さ、買い物を終わらせて家に行こう」
提督「……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
846 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:10:03.47 ID:4FnTjgxG0
サバの味噌煮に挑戦した……と
思えば間違えてアジを味噌煮に
847 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:15:36.27 ID:NDEKglnDO
今の龍驤が新鮮すぎて割りとドギマギする提督
改めて見ると儚さがすごい
848 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:20:21.31 ID:3/Bnu9qoo
料理する後ろ姿から記憶にない家庭の暖かさを感じてしまう提督
849 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 21:24:10.01 ID://vCIDTu0
ーー家
龍驤「待っててね、すぐに作るから」
提督「手伝いは…」
龍驤「簡単な料理だから要らないよ。でもお皿とか用意して欲しいな」
提督「分かった、確か食器は……」
龍驤「気を付けてねー」
提督「…………」ゴソゴソ
提督「あった、そうだここにあると聞いていたんだ。龍驤、皿の大きさは…」
龍驤「〜〜〜〜」
提督「…………ぁ…」
850 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 21:26:29.30 ID://vCIDTu0
ギュッ
龍驤「うわっ……と。もう司令官、危ないって」
提督「……」
龍驤「…どうしたの?」
提督「……」
龍驤「…よしよし」
提督「ぐ……ぅ…」
龍驤「私は貴方の母親にはなれないけど、そうらしく振る舞うことはできるから。好きなだけ甘えていいよ」
提督「…………っ」
龍驤「普通の家庭に普通の暮らし…君が一番欲しかったものだもんね」
851 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 21:30:01.51 ID://vCIDTu0
龍驤「ここには私しか居ないから母親も妻も全部やってあげる」
龍驤「貴方が望むならそれ以外、なんだってする。私は君の為なら何だってできるから」
提督「龍驤……!!」ギュッ
龍驤「この数日間で司令官の全部は取り戻せない。けどある程度は戻せるんじゃないかな」
龍驤「貴方の事が好き…この気持ちはずっと変わらない」
提督「……龍驤…!」
龍驤「…料理焦げちゃうから、続きはまた後でね」
下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなど
852 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:32:39.85 ID:4FnTjgxG0
お風呂で楽しく洗いごっこ
853 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:35:37.95 ID:B7MAtCqEo
早速来る面会第一陣
龍驤の変わり様にそれぞれ程度は違うが驚く
複雑な感情を抱く者も
854 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:53:46.34 ID:erwklIZ1o
横須賀とタブレット面会
855 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 21:57:29.71 ID:3/Bnu9qoo
>>853
856 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 22:14:37.08 ID:WVLHYNLVO
ーー
多摩「龍驤さん……」
龍驤「そんな顔しないでいいのに」
北上「いや…いきなりそんな感じになってたら戸惑うって…」
龍驤「中身は間違いなく私だから気にしないでよ」
伊58「気になるに決まってるでち」
龍驤「あはは、ごーやにそう言われたら痛いね」
伊58「……」
857 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 22:21:44.28 ID:WVLHYNLVO
伊58「何が目的なんでち」
龍驤「そういう風に捉えられても仕方ないけど、今度のはそうじゃないよ」
北上「艦娘の成分が薄くなるとか意味分かんないんだけど」
龍驤「私も良く分かってないよ。でも悪い方に安定してるって言われたら納得したかな」
多摩「にゃ…」
龍驤「許してもらおうとか点数を稼ごうとかそんなのじゃない。これだけは分かって欲しいな」
伊58「…今は信じてやるでち」
北上「まさかこんなことになってるなんて思わないじゃん…」
多摩「龍驤さん……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
858 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 22:42:09.51 ID:B3h2xwq6o
その後は食事したり近況について雑談したりしながら過ごす
859 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 22:44:27.40 ID:3/Bnu9qoo
>>858
内容は龍驤は特に58に料理を聞いている
860 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 22:48:39.55 ID:WVLHYNLVO
ーー
多摩「提督はどう思ってるにゃ」
提督「…龍驤には変わりない、何も特別なことなんて無いんだ」
北上「本音は?」
提督「……あの儚げな様子を見ていると、覚えていないはずの母親を連想した」
北上「つまり悪くないってことね〜」
提督「龍驤に悪いも良いも無い」
多摩「分かりやす過ぎるにゃよ」
提督「……」
861 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 22:53:10.30 ID:WVLHYNLVO
伊58「味付けは控えめにするのがごーや流でち」
龍驤「薄くならないの?」
伊58「野菜から旨味が出るでち。大型の鍋じゃなくても圧力鍋とかチンしたりとか方法は色々あるでち」
龍驤「なるほど……なら次は…」
北上「…向こうは盛り上がってるみたいだね」
多摩「この龍驤さんは一過性のものじゃないかもしれないにゃあ」
提督「悪いなりに安定しているんだ、無理に傾ける必要も無いらしい」
北上「いずれは元に戻るだろうけど…いやぁ違和感しか感じないわぁ」
多摩「龍驤さんが幸せならそれが一番にゃ……」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
862 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 23:13:20.88 ID:v4hChbsvO
ご飯食べたあと北上が義肢の調子を見る
863 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 23:21:17.54 ID:B7MAtCqEo
>>862
864 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 23:29:38.89 ID:uN8wMJ6C0
ーー
カチャカチャ
北上「義足と義腕も悪くないみたいだね」
龍驤「病院から帰ってきても問題無いよ」
北上「幻肢痛はどう?」
龍驤「それがこの調子っていうか、悪いなりに安定してからはあんまり起こらなくて」
北上「あんまりってことは無くなったわけじゃないと」
龍驤「でも前みたいに動けなくなるくらいに酷いのは無くなった。痛み止めも効くようになったし」
北上「痛み止めが効くんだ…」
龍驤「霞の薬でちょっとマシになるレベルだったのに、病院の薬が効くんだもの」
北上「……」
865 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 23:34:26.08 ID:uN8wMJ6C0
龍驤「安心して、北上以外の義肢は着けるつもりは無いから」
北上「…当たり前じゃん。あたしは一生龍驤さんの義肢に関わるんだから」
龍驤「約束したからね」
北上「……無理してるわけじゃないんだよね」
龍驤「無いよ、もう嘘はこりごりだから」
北上「…はぁ〜」
龍驤「調子狂う?」
北上「あたしの知ってる龍驤さんはこうじゃないんだよぉ〜」
龍驤「暫くはこのままだろうから慣れてねー」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
866 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 23:39:02.52 ID:NDEKglnDO
「龍驤」と名前を呼ぶ度にほんの僅かながら嫌そうな反応を示している
867 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/29(土) 23:41:32.05 ID:B3h2xwq6o
そろそろ北上達は帰る時間だけど今日は多摩が泊まってくにゃって
868 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 23:53:30.39 ID:uN8wMJ6C0
ーー
北上「じゃああたし達は帰るけど」
伊58「多摩は泊まっていくでちか」
多摩「多摩は提督と龍驤さんの猫にゃ」
北上「まだその設定生きてたんだ…」
伊58「迷惑はかけちゃダメでちよ」
多摩「当たり前にゃ」
龍驤「二人とも気を付けて帰ってね」
提督「菊月提督にも宜しく頼む」
869 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/29(土) 23:59:58.35 ID:uN8wMJ6C0
龍驤「……帰ってしもたね」
多摩「夫婦の時間は邪魔しないにゃ。でもそれまでは多摩を可愛がるにゃ」
提督「……多摩」
多摩「にゃあん」
龍驤「よしよし可愛いいなぁ」ナデナデ
多摩「にゃ〜」
提督「……」ナデナデ
多摩「にゃあ〜〜ん」
龍驤「司令官、子どもだけじゃなくて猫を飼うのもいいかもしれないね」
提督「そうだな…」
多摩「にゃーー」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
870 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 00:12:37.87 ID:ZRwkLntHo
お風呂は龍驤一人でも入れる様設計されていた
待つ提督に多摩が一言「今日はヤらないにゃ?」
871 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 00:19:54.53 ID:xdHwyeUWO
>>870
今日いきなりは急ぎ過ぎかなと思ってる提督
ただ自分は優先しなくていいと言っていた龍驤が子供の事に触れてくれたのは少し変化があったのかはかりかねてる
872 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 00:37:38.76 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
多摩「お風呂には一緒に入らないのかにゃ」
提督「一人でも入れるようなバリアフリーな設計なんだ」
多摩「…夜はどうするにゃ」
提督「今日帰ってきていきなりは急ぎ過ぎると思ってな」
多摩「いい判断だと思うにゃ」
提督「ただ…自分のことを優先しなくていいと言っていた龍驤が、子どもの事に触れたんだ」
多摩「少し変化があったってことかにゃ」
提督「良い変化だといいんだが、今の状況を考えると楽観視はできない」
多摩「注意深く見てないとダメだにゃ…」
ーー
873 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 00:38:20.97 ID:Ezj+Y7QW0
今日はここまでです
コメントなどあればお願いします
874 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 00:45:05.82 ID:DcvJ2seEO
乙です
龍驤をどう扱うかがまだいまいち掴めないな…
このまま触れ合いながら時間が解決するのを待つのがいいのか
875 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 00:52:17.78 ID:fTLAYATDO
お疲れ様でした
戻さない方がいいとは言ってもあくまで悪い状態だというのがなあ…
今のところどう悪いのかちょっとよく解らないけど
876 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 01:02:42.21 ID:ysHG7G77o
まだ「出題」がないから分からないけど
足りないもの鎮守府に皆で戻るのはどうなんだろうか
877 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 01:10:26.54 ID:ZRwkLntHo
おつでした
いまの龍驤が期限ありで長い事続くのはそれはそれでまたきつい展開が
878 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 19:26:42.73 ID:Ezj+Y7QW0
ーー??
「富嶽さんは一体どこへ行ってしまったんだ…」
「あの背の小さな技術者も消えてしまった」
「我々はこれから一体どうすれば…」
ポーラ「皆さん〜お久しぶりです〜」
「貴女は…」
「神出鬼没の例の艦娘ですね」
ポーラ「お元気そうで何よりです〜」
「こっちは貴女みたいに昼間から酔える状況じゃないんですよ」
「富嶽さんの行方がわからないのに…」
ポーラ「富嶽さんなら〜ポーラ知ってますよ〜」
「本当ですか!?」
「今どこで何をされているんですか?」
ポーラ「えへへへへ〜〜」
879 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 19:30:53.72 ID:Ezj+Y7QW0
ポーラ「ポーラは〜亜也虎のありかも知ってますよ〜」
「大本営の奴らが回収したあの艤装の!?」
「信憑性は…」
「彼女は亜也虎という名前を知ってます。我々でも限られた人物しかその名前は知りませんでした」
「まして大本営の奴らがあの艤装の名前を知るはずが無い…」
「ポーラさん亜也虎は貴女が回収したんですね」
ポーラ「いいえ〜ある所を知ってるだけです〜」
「…亜也虎奪還に我々の力を借りたいと言うんですか?しかしそれは無理です」
「私達は所詮技術者。戦う力なんてありません」
ポーラ「そんなこと言いませんよ〜」
「じゃあなんだって言うんですか?」
ポーラ「皆さんにとって〜いいお話を持ってきたんです〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
880 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 19:39:57.67 ID:m72rMS7F0
馬鹿でかい亜也虎の隠しどころに困っていた大本営
881 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 19:48:36.56 ID:HcSZyrVMO
ポーラが計画してる酒造メーカー立ち上げの話を持ちかける
みんなが美味しくお酒を飲むに美味しいお酒を安く作りたい
畑は違っても技術力はありますよね〜
882 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 19:49:59.99 ID:ANlKBMQoo
>>881
883 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 20:02:18.99 ID:+PkNMmkbO
ポーラ「新しく〜酒造メーカー立ち上げませんか〜」
「はあ?」
ポーラ「皆んなが美味しいお酒を〜お手頃な値段で飲めるようにしたいんです〜」
「なんで私達がそんなこと…」
ポーラ「皆さんの技術力は〜畑が違っても発揮されますよね〜」
「それとこれとは話が違います」
ポーラ「いいえ〜違わないですよ〜」
「どういうことですか」
ポーラ「酒造メーカーは表の顔で〜裏で開発を続ければいいんです〜」
884 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 20:05:26.77 ID:+PkNMmkbO
ポーラ「美味しいお酒を作れば沢山売れて〜お金が沢山入ってきます〜」
「確かに資金難の問題は解決されますけど…」
ポーラ「これを見て下さい〜」スッ
「これは…?」
ポーラ「亜也虎のデータを基に設計した〜新しい陸上艤装の設計図です〜」
「よく見せて下さい!」
「……凄い」
「これは一体…」
「まさか富嶽さんが!?」
ポーラ「うふふふ〜」
885 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 20:09:28.14 ID:+PkNMmkbO
「富嶽さんは次のプランを考えていたんですね!」
「あの小さい技術者は…」
ポーラ「彼女は三日月さんと言って〜既にこの計画に参加してます〜」
「だから姿が見えなかったのか…」
「これが富嶽さんの意思なら喜んで協力します!」
「私もです!」
ポーラ「場所は用意してますから〜準備のできた人から移動して下さいね〜」
ポーラ(これで旧大本営派の技術者達は大丈夫ですね。野放しにしておくには惜しい皆さんですから、ちゃんと使ってあげましょう)
下2 この後の展開やその他起こったことなど
886 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 20:16:29.48 ID:ANlKBMQoo
水が合ったのかお酒造りにガチになる研究者も出てきた、ポーラもニッコリ
「いいお酒できそうですね〜、あとは…販路です〜」
887 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 20:18:42.99 ID:jAbHiWoro
酒造りの奥深さに本職そっちのけでどんどんのめり込む技術者達
ああでもないこうでもないと日々激論を交わして上手く行ったら打ち上げで飲んで喜び合う
ポーラはうふふ〜想定どおりです〜とニコニコ
三日月はこんなにうまく行くのかとびっくりして
幹部さんは酒造はひと世代で極められるものじゃないと孫くんから聞いてるよと
888 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 20:33:26.78 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
幹部「ポーラ君から大和に付いていた旧大本営派を集めたと聞いた時は冷や汗をかいたが…」
「「「「〜〜」」」」
幹部「全員酒造りに没頭しているとはね…」
三日月「ポーラさんの考えは分かりますが、こんなにうまくいくだなんて…」
ポーラ「うふふふふ〜想定通りいって良かったです〜」
幹部「ポーラ君、どこまで君の計算だったんだい?」
ポーラ「全部ですよ〜」
三日月「まさか……」
889 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 20:39:35.36 ID:Ezj+Y7QW0
ポーラ「あの人達は悪い人じゃないんです〜皆んな自分の技術を見せつけたいだけなんですよ〜」
幹部「それは旧大本営でなくともできるはずだ」
ポーラ「そうですね〜お金のことしか考えていないような所じゃ無かったら〜どこでもいいと思います〜」
三日月「そうか彼らはお金が目的じゃない…だからいつも資金難で…」
ポーラ「あの人達は権力も嫌いです〜だから大和という権力に拘らない人が魅力に見えたんですよ〜」
幹部「権力が嫌い……ふむ」
ポーラ「美味しいお酒を造るのはとっても難しいです〜暫くは大人しくこっちに集中してると思いますよ〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
890 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 20:46:00.59 ID:m72rMS7F0
密造酒と聞いて乗り込んだ憲兵隊
891 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 20:55:03.70 ID:ceJlDlH1o
幹部さんがポーラの正体を詳しく聞き出そうとするも本当に仲良くお酒を飲む事しか考えてない
なおも詰め寄る幹部さん、駆逐棲姫にバレたら怒られる秘密をポーラに見せられ沈黙
892 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 20:57:19.91 ID:ANlKBMQoo
>>891
893 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 21:01:55.03 ID:Ezj+Y7QW0
幹部「…ポーラ君、何を始めようとしているんだい」
ポーラ「ポーラは〜世界中の皆んなと楽しくお酒が飲みたいんです〜」
幹部「そんな建前はいい、ここには誰も居ないじゃないか」
ポーラ「えへへへへ〜」
幹部「君はお金で動くような人物じゃない、何が欲しいんだい?」
ポーラ「皆んなで楽しく〜美味しいお酒を〜」
幹部「だからだね……」
894 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 21:06:46.24 ID:Ezj+Y7QW0
幹部「君はトリプルクロスどころかいくつもの団体や組織に所属している。並の情報屋なんか君の足元に及ばないだろう」
幹部「君は…世界を牛耳るつもりなのかい?」
ポーラ「そんなことは全然考えてないです〜」
幹部「じゃあ何故…」
ポーラ「そんなことより〜クキちゃんの機嫌を直す為に送った花束が〜貰い物だってバレないようにして下さいね〜」
幹部「なぜ君がそれを知っている!?」
ポーラ「お花さんにも〜知り合いがいるんですよ〜」
幹部「…私を脅そうというんだね」
ポーラ「違います〜花束をたらい回しにする時は〜ちゃんとお花の面倒を見てからにして下さいって言いたいんです〜」
幹部「……よーく分かったよ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
895 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:13:57.68 ID:m72rMS7F0
酒蔵で副産物を売り出すことに
896 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:21:09.60 ID:xF4kuzqyO
裏表なくみんなで楽しく美味しくお酒を飲むというモットーのポーラと接していると人柄にも惹かれてく技術者達
897 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:31:53.34 ID:ANlKBMQoo
>>896
898 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 21:39:45.08 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
「ポーラさん」
ポーラ「どうしましたか〜?」
「私達がここに来て暫く経ちますが…」
ポーラ「はい〜頑張ってお酒を造ってますね〜」
「その…上手く言えないんですけど…」
ポーラ「こんな会社は〜滅多にありませんよね〜」
「その通りです。表も裏も無く……」
ポーラ「ポーラがそうして欲しいからですよ〜」
「ポーラさんが…」
ポーラ「仕事が終わったら皆んなでお酒〜美味しいですよね〜」
899 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[saga]:2020/08/30(日) 21:44:56.18 ID:Ezj+Y7QW0
「前の環境が悪かったとは言いません。けどここに居れば……ポーラさんについていけば…」
ポーラ「あはぁ〜」
「…ポーラさん一つだけ教えてくれませんか。富嶽さんは今どこに?」
ポーラ「貴女はどう思ってますか〜」
「……もう生きてはいないかと」
ポーラ「そうですね〜」
「やっぱり…」
ポーラ「でも殺されたんじゃありません〜」
「そうなんですか?」
ポーラ「天罰が下ったんだと思いますよ〜」
「富嶽さん…」
900 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 21:47:23.79 ID:Ezj+Y7QW0
ポーラ「あの人の事は忘れて〜ここで腕を奮って下さい〜」
「……はい」
ポーラ「忘れられないなら〜お酒を飲みましょう〜!」ドンッ
「…ポーラさんが飲みたいだけなんじゃないですか?」
ポーラ「そうに決まってますよ〜」
「ほんと…しょうがない人ですね」
ポーラ「皆んなで仲良く〜お酒を〜〜」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
901 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:50:40.03 ID:m72rMS7F0
視察に来た漣と一杯やるポーラ
902 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:54:40.00 ID:ysHG7G77o
>>901
903 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 21:56:48.44 ID:jAbHiWoro
新興酒造メーカーができたと聞いて孫さんが気にしてる
904 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 22:05:00.67 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
孫「うーん…」
ガングート「どうした孫」
孫「最近新しい酒造メーカーができたって聞いて、試供品を貰ってきたんです」
ガングート「これか、見た目は普通の日本酒だな」
孫「これだけじゃなくてワインやブランデー、ウォッカなんかも作る予定らしいんです」
ガングート「ほう、ウォッカとは分かっているな」
孫「……」
ガングート「浮かない顔をしてどうした」
孫「試しに飲んでみたんですが…中々美味しかったんですよ」
905 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 22:09:02.90 ID:Ezj+Y7QW0
ガングート「それだけか?」
孫「驚いたのは値段なんです。市場価格の半分以下…」
ガングート「大量生産なら値段も安いだろう」
孫「値段と味が釣り合わないんです。僕の店で出すならこの値段の倍以上はつけないと…」
ガングート「相手は薄利多売というわけか」
孫「薄利多売どころか儲けるつもりが無いかもしれません……」
ガングート(ここまで考え込んでいる孫は久しぶりに見たな…下手に放っておくと面倒なことになる。ここは気分転換をさせてやるか)
906 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 22:11:11.82 ID:Ezj+Y7QW0
ガングート「…孫よ、これから一緒にどうだ」
孫「…どこにですか?」
ガングート「龍驤と提督の所だ。子どもを見せに行くと約束していたんだ」
孫「提督さん……」
ガングート「私一人でも良いんだが孫が居た方が話も弾むだろう」
孫「……そうですね、一緒に行きましょうか」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
907 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 22:15:14.36 ID:6ARxByXjo
実際に会って龍驤の変わりように流石に驚いてしまう孫さん
龍驤の方は子どもたちと遊んでる
908 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 22:15:47.97 ID:2GLn9+7KO
>>907
909 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 22:24:20.01 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
孫「…………龍驤さん」
ガングート「話で聞いている以上だなあれは」
提督「普段と比べるととても普通とは思えないが、一時退院できるほど安定はしているんだ」
孫「あんな…まるで別人の……」
ガングート「そう見えるだろうがあれは間違いなく龍驤だ」
ごるしこふ「……」ツンツン
龍驤「義足が気になる?優しくだったら触っていいよ」
「ふぇぇ…」
龍驤「おっと、君はまだ乳飲み子だからねー」
孫「…………」
910 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 22:28:46.31 ID:Ezj+Y7QW0
提督「孫さん…?」
ガングート「なんでも無いんだ、今は仕事は忘れてた方がいい」
孫「…そうでしたね、提督さんに会いに来てるんですから」
龍驤「ガングート、この子お腹空いたんだと思う」
「うぇぇぇ〜!」
ガングート「その様だな…乳をやるから渡してくれ」
龍驤「なら私はこの子を見ておくから」
ごるしこふ「……」ツンツン
龍驤「今度は義手?いいよゆっくり触ってねー」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
911 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 22:55:13.81 ID:ANlKBMQoo
孫さん家族の近況を聞く
ちょっとだけど新しい酒の事も
912 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 22:57:10.38 ID:cKh/davfO
孫さんがしばらく謹慎になった気分を提督に聞いたら否が応でも自分を見つめ直すことができたと前向きな答えが
孫さんはそれを聞いて自分を見つめ直す機会…そうですねと何か腑に落ちた感じ
913 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 23:05:18.11 ID:Ezj+Y7QW0
孫「提督さん、こんな事を聞くのは失礼かもしれませんが…」
提督「何でしょう?」
孫「謹慎になった気分って……どんな感じなんですか?」
提督「そうですね……自分を見つめ直すことができました」
孫「謹慎を前向きに捉えたと…」
提督「そう考えるしかありませんでしたから。落ち込んでる暇なんかありませんでしたよ」
孫「落ち込んでる暇は無く、自分を見つめ直す機会……なるほど、ありがとうございます」
提督「こんな自分でも何かのお役に立てたのなら良かったです」
孫「提督さんのお陰で悩みの原因が分かったんです、モヤモヤしたものが取れた気がするんです」
提督「それは良かったです」
914 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 23:07:56.94 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
龍驤「泊まっていっても良かったのに」
ガングート「子どもの面倒があるからな、そこまで苦労はかけさせんさ」
孫「提督さんまた会いに来ます。横須賀に戻っても電話させてもらいますね!」
提督「お待ちしてます」
ガングート「龍驤……無理はするなよ」
龍驤「この感じになってから無理は一回もしてないから平気。心配してくれてありがとう」
ガングート「…提督、分かっているな」
提督「勿論だ、龍驤の事は任せてくれ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
915 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 23:17:13.36 ID:6ARxByXjo
こどもかわいかったね、と言いつつ密着してくる龍驤
916 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 23:27:51.42 ID:jAbHiWoro
自宅に帰って安くて美味しいものが出てくるなら値段に文句をつけられない商品を作ればいいとやる気を出す孫さん
ポーラはポーラで値段が安すぎると他が潰れちゃいますね〜それじゃあ美味しく飲めないですと思案中
技術者達もみんなで知恵を出し合いましょうと考えてる
917 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 23:36:49.78 ID:Ezj+Y7QW0
ーー
ガングート「よし、子どもは寝かしつけたし孫を…」
孫「……」
ガングート「む…仕事中だったか」
孫「安くて美味しいものが出てくるなら、値段に文句をつけられないようなものを作ればいい…!」
孫「味と品質にもっと拘って、誰も真似できないようなお酒を作るんだ!」
ガングート「ふふ…心配する必要はなかったな。そうだ孫、お前は二児の父親なんだ」
ガングート「私が艦娘を辞めた後も生活できるよう、もっと頑張るんだ」
ガングート「…ひと段落したら孫も癒してやるか」
918 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 23:40:36.94 ID:Ezj+Y7QW0
ーー足りないもの鎮守府
ポーラ「値段が安すぎると他の酒蔵とかが潰れちゃいますね〜」
雲林院「私に酒の話をするのか」
ポーラ「だって〜それじゃあ皆んなで美味しく飲めないじゃないですか〜」
雲林院「私には関係ない」
ポーラ「いいアイデアが〜あればと思ったんです〜」
雲林院「私に聞くのが間違っている」
ポーラ「そうだったかもしれませんね〜」
雲林院「もういい。お前がここに来た理由は分かってる」
ポーラ「ポーラの心を読めばすぐに分かりますよね〜」
919 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/30(日) 23:43:39.60 ID:Ezj+Y7QW0
雲林院「この場所が知られたのか」
ポーラ「はい〜」
雲林院「敵は誰だ」
ポーラ「それはちょっと〜」
雲林院「私に隠し事は……なに?」
ポーラ「えへへへへ〜」
雲林院「…そうか。私はどうすればいい?」
ポーラ「何もしないでください〜」
雲林院「それでいいのか?」
ポーラ「はい〜後は全部ポーラが片付けておきますからね〜」
雲林院「あの二人が危険に晒されないならそれが一番だ」
下2 この後の展開やその他起こったことなど
920 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 23:48:52.37 ID:fTLAYATDO
何かの役には立つかもしれないと欠片をポーラに渡す雲林院
私の家に代々伝わるもの
それの欠片だと
921 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/30(日) 23:55:24.73 ID:ceJlDlH1o
>>920
ちょっとだけ真面目になって後で必ずお返し致しますと受け取るポーラ
すぐに使う事もないでしょう〜と元の調子に戻る
922 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/31(月) 00:02:46.72 ID:GEDsDBEo0
雲林院「ならこれを持っていけ、何かの役には立つかもしれない」スッ
ポーラ「そちらに代々伝わってるモノの欠片ですね〜」
雲林院「そうだ、持っておいて損は無いだろう」
ポーラ「……必ずお返し致しますね」カチャッ
雲林院「無茶はするな、するくらいなら私を呼べ」
ポーラ「大丈夫ですよ〜これを使う事もないはずです〜」
雲林院「ならいいんだがな」
ポーラ「ここはポーラにお任せ下さい〜」
923 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/31(月) 00:08:09.20 ID:GEDsDBEo0
ーー
ポーラ「ごば……ぁ……」ドサッ
「やったか」
「あぁ」
「…もう時間だ、引き揚げるぞ」
「対象は確認できずか…」
「コイツは旧大本営派らしい。対象を庇っているとは思えない」
「なら偶然か…」
「誰であろうと邪魔をするなら容赦はしない」
「死体はどうする」
「海に捨てておけばいい」
「それが一番楽だな」
「サメの餌になれば証拠も消えるしな」
924 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/31(月) 00:14:45.17 ID:GEDsDBEo0
ポーラ「…」
ポーラ「……」ブクブク
ポーラ「…………」ブクブクブクブク
ポーラ「…ぷはぁ〜〜!」ザバッ
ポーラ「はぁ…この欠片ちょっと使っちゃいました……」キラッ
ポーラ「雲林院さんにバレちゃいますよねぇ…でもこれしか無かったんですよぉ」
ポーラ「……あの人達は一体誰なんでしょう」
ポーラ「言語に若干の鈍りを感じました。日本語に慣れていなくて、とても強い…」
ポーラ「…………深海棲艦」
ポーラ「いやそうとは言い切れない、地下に潜った組織の残党の可能性もある」
ポーラ「どっちにしても調べる必要がある……場合によっては潜り込んで…」
ポーラ「……」
ポーラ「とりあえず〜帰ってお酒でも飲みましょう〜」
ーー
925 :
◆I4lwDj9Dk4S2
[sage saga]:2020/08/31(月) 00:15:12.54 ID:GEDsDBEo0
このスレはここまでです
コメントなどあればお願いします
926 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/31(月) 00:17:55.49 ID:zSroMyIcO
乙でした
これは最後の戦いが始まる予感?
そして価格破壊って怖いよね
927 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/31(月) 00:18:28.35 ID:CkfnDEJDO
お疲れ様でした
かつてない最速フラグ回収を見た
928 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/31(月) 00:31:39.92 ID:CkfnDEJDO
そういえばこのポーラって菊月の所のポーラかははっきりしてないんだっけ
でもあっちで登場してないという事は…?
929 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/31(月) 01:14:30.19 ID:qgqrLidso
おつ
007ポーラ
幹部さんは釣った魚をちゃんと世話しよう!
930 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/09/03(木) 18:48:55.04 ID:PmrN/xXoo
【艦これ】龍驤「足りないもの、その後」その5【安価】
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