【アイマスSS】「終わらない全てを!!」

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1 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 02:54:15.92 ID:dXPMWaUk0

高木順二郎「あー、そこでこっちを見ている君!」


高木「そう君だよ、君! まぁ、こっちへ来なさい」


高木「ほう、何といい面構えだ。ティンときた!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1596650055
2 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 02:57:00.89 ID:dXPMWaUk0
このSSは以下の要素を含みます

【シンデレラガールズ】【ミリオンライブ!】【XENOGLOSSIA】
3 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:08:34.42 ID:dXPMWaUk0


登場人物の紹介



765P……美希・響・貴音のユニットを率いてIA大賞を狙う。


961P……961プロに所属するアイドルたちを率いる。


律子……竜宮小町のプロデューサー。


黒井……ジュピターに961プロを去られ、己の信念を失う。961Pをプロデューサーに雇い、ふたつのユニットをデビューさせた。



【961プロのユニット】

モンデンキント……春香、千早、雪歩、真のユニット。ジュピターの活躍によりデビューが遅れていた。ユニット名の意味は「月の子ども」


わんつ→ているず……真美、やよいのユニット。モンデンキントと同時にデビューする。
4 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:11:49.44 ID:dXPMWaUk0


【プロローグ】



5 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:12:23.12 ID:dXPMWaUk0


―――ここは765プロ。

6 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:13:23.39 ID:dXPMWaUk0

TV<961プロカラ、新ユニットデビュー!!


美希「あ、見て見て、961プロの新ユニットなの」


響「前に雑誌で見かけたな。“モンデンキント”と“わんつ→ているず”だっけ」チラッ


TV<マミダヨーン!! ウッウー!!タカツキヤヨイデスー!
7 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:15:02.92 ID:dXPMWaUk0

貴音「話には聞いておりましたが、亜美の姉妹である、双海真美はこの人物なのですね」


響「ホントに亜美そっくりだぞ」


美希「ねーねープロデューサー、このふたつのユニットどう思う?」


765P「おう、みんな可愛いが……」


765P「まだ美希たちフェアリーを超えるようなユニットじゃあないな」
8 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:15:44.52 ID:dXPMWaUk0

貴音「プロデューサー、油断はなりませんよ?この方々は961ぷろのあいどるです」


響「同じIA大賞を狙ってくるユニットだもん、自分たちもうかうかしてられないなー!」


765P「やる気があるのは良いことだ。俺たちも頑張ろう」


765P「よし、んじゃあ仕事行こうか」


美希「はいなの!」スタッ
9 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:17:41.16 ID:dXPMWaUk0

TV<ツヅイテハ、モンデンキントニヨル ビネツエスオーエス デス!


美希「たしかに、スタイル的には美希たちが勝ってるって感じかな!」アハッ


響「どういう目線なんだそれ」ハハ…
10 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:18:44.13 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――




──場所は変わって、ここは高木社長の通うバー。カウンターには高木と黒井社長の姿がある。

偶然に会した2人は、一体どんな会話を交わしているのか。
11 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:20:34.63 ID:dXPMWaUk0

高木「いやぁ〜驚いたよ!まさか961プロから新ユニットがふた組も!」


高木「同時にふた組もデビューしたんだからねぇ」


黒井「……温存していただけだ。ジュピターが消えた今、新たに我が社の看板となるのは、あの子達だ」


黒井「お前たちには二度と負けん……真の王者が誰だか思い知らせてやるからなっ!!」


高木「しかし…竜宮小町に歌唱対決で一度敗れただけで、ジュピターを手放すなんて、お前はどうして……」


黒井「奴らが勝手に離れていっただけだ!分かったようなことをいうな……!」


高木「……ああそうだな」
12 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:21:58.93 ID:dXPMWaUk0

高木「それで、お前のユニットは竜宮小町とフェアリーを超えていく算段はあるのかい?」


黒井「貴様に話すような理由もないが……」


黒井「一つ教えてくれてやろう」


高木「もったいぶるねぇ。話してくれよ」


黒井「……ジュピターの自立型アイドルユニットの体制を省みた結果」


黒井「……モンデンキント、わんつ→ているず、には新たにプロデューサーを構えることにした」
13 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:22:31.84 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――



14 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:23:22.14 ID:dXPMWaUk0


―――ここはとあるホール。今日はここで、モンデンキントとわんつ→ているずがミニライブを開催していた。

小さいながらも満員になった客席。歌の披露を終えた真美の声が会場に響く。

15 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:23:55.67 ID:dXPMWaUk0

真美「会場の兄ちゃん姉ちゃーん!!」


やよい「わんつ→ているず、これからもよろしくお願いしまーっす!!」


\ワーーーーーー!!!ヤヨイチャーン!!マミー!!/


やよい「うっうー!次はモンデンキントのみんなだよー!!」


\フゥゥゥゥゥ!!/
16 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:25:09.32 ID:dXPMWaUk0

961P「お疲れ様。二人とも、素晴らしいライブだったね」


やよい「あっプロデューサー!お疲れ様ですーっ」


真美「兄ちゃん!真美たち、ちゃんと出来てたかな?」


961P「ああ、とても素敵だったよ。本当は今一緒に喜びたい所だけど…」


961P「モンデンキントが終わったら、合同ステージもあるからな。気を抜かずに行こう」
17 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:27:58.78 ID:dXPMWaUk0

春香「さあラストだよー!みんな!!」


\ワァァァァァァァァ!!!/


雪歩「ラストの曲は、私たちモンデンキントの新曲!」


真「いっぱい盛り上がっていこうね!」


千早「最後まで、応援よろしくお願いします!」


\オォォォォォォォォォォォ!!!!/
18 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:28:42.48 ID:dXPMWaUk0

かくして、961プロのミニライブは大団円を迎えた。

ステージ袖では成功を喜びあうアイドル達の姿がある。

デビューして一カ月足らず。駆け足で彼女たちは成長を遂げている。
19 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:33:26.59 ID:dXPMWaUk0

…… 一方で、上手く回らない歯車もある。



真「…雪歩、今日は小さなミスが目立ったよ」


雪歩「…はい、ごめんなさい」 シュン


真「ステージの上であまり余計なことを考えるなよ。ミスしたらボク達は終わりなんだ」


真「特に雪歩は千早を意識しすぎだ。歌を届けるべき場所はどこだと思う?」


雪歩「…分かってます。私だって、あの人に迷惑はかけたくないです…!」


真「ボクの言いたいことは言ったから。ひきとめて悪かった」スタスタ…
20 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:34:04.82 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


21 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:34:43.93 ID:dXPMWaUk0


―――場面は再び765プロ……

全てのアイドルユニットが目指す“頂点”、『アイドルアカデミー』から通知が事務所に届いていた。

22 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:36:50.46 ID:dXPMWaUk0

音無小鳥「プロデューサーさん、今年度のIA(アイドルアカデミー)大賞の詳細が届いてますよ!」


765P「ありがとうございます、音無さん。律子には俺から伝えておきますね」


高木「いや〜今年は竜宮小町にフェアリーと、765プロからもノミネートが確実だろう!!」


高木「嬉しい限りだね、きみィ」ハッハッハ…


小鳥「今年は、765プロがIA大賞を勝ち取れますよ!」


765P「ええ、とにかく俺は全身全霊でフェアリーをプロデュースします!」


765P「他のユニットに負けないためにも」


765P「もちろん、竜宮小町にも勝てるように……!!」
23 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:38:04.28 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――




24 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:39:50.93 ID:dXPMWaUk0

ここはとあるロケ地―――


秋月律子「……ありがとうございます、IA大賞ですか」


律子「電話の内容は聞いたわね、みんな」チラッ



双海亜美「んっふっふ〜、亜美たちならヨユーで大賞とっちゃうっしょー!」


水瀬伊織「油断は感心しないけど、大賞取る気はあるわよ」


三浦あずさ「そうね♪みんなと一緒が楽しいっていう気持ちなら、私たちは誰にも負けないもの〜♪」


律子「頼もしいわ。その意気よ……さあ、ますます忙しくなるわね!」

25 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:41:00.09 ID:dXPMWaUk0

【プロローグ】 終わり
26 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:42:22.49 ID:dXPMWaUk0


第一部 【アイドルアカデミー大賞】

27 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:43:32.61 ID:dXPMWaUk0

961プロからモンデンキント、わんつ→ているずの両ユニットがデビューして、半年が経った。

軌道に乗り勢いを増す961プロ。圧倒的な実力でファンを増やしていく765プロ。

両者とも芸能界を盛り上げる先頭だ。


そんな中、アイドルユニットの頂点を決める闘いが、始まろうとしていた……
28 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:43:58.87 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


29 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:44:50.16 ID:dXPMWaUk0

―――ここは撮影スタジオ。

雪歩が初めて雑誌の表紙を飾ることになり、961Pと雪歩の2人が訪れていた。
30 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:45:29.49 ID:dXPMWaUk0

961P「雪歩、お疲れ様」


雪歩「ふぅ、緊張しました……」


961P「実は、俺もカメラを持ってきたんだ」


961P「衣装のままで、記念に一枚撮ってもいいかな?」


雪歩「大丈夫ですよ。可愛く撮ってくださいね」ニコッ


パシャッ
31 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:46:27.59 ID:dXPMWaUk0

961P「雪歩はどっちかっていうとモデル業に光るものがあるよ」


961P「もちろん、ステージが良くないって訳じゃないけど」


雪歩「うーん、その通りだと思います」


雪歩「私は……舞台に立つといつも自意識に苛まれるんです」


雪歩「私を見に来てる人はいない……そんな自意識に」
32 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:47:32.00 ID:dXPMWaUk0

961P「……?どうしてかな。そんなことはないと思うけど」


雪歩「本当ですね。理由に心当たりがあるとすれば…」


雪歩「……私がどうしてアイドルなのか、実はよく分かってないからかもしれません……」


961P「雪歩……?」


雪歩「すいません、変なこと言っちゃって。次の現場に向かいましょう」
33 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:48:15.44 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


34 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:48:47.22 ID:dXPMWaUk0


―――また別の日。ここは、真が出演するドラマの撮影現場。

新人であるにも関わらず、殆どミスの無い演技をする真に、プロデューサーは見入っていた。

35 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:50:29.20 ID:dXPMWaUk0

<キュウケイデース!


961P「真、すごいじゃないか!監督も『実力のある子だ』って褒めてたぞ!」


真「別に。誰に言ってんの」プイ


961P「別にって……真、かなり練習したんじゃないか?」


961P「そうじゃなきゃ、あれだけパーフェクトな演技は出来ないだろ」


真「……今日はボクは役者として呼ばれたんだ。ミスをしないのは当たり前なんだよ」


真「ミスしたらそこで終わり。肩書がアイドルだから低いハードルで褒められただけだ」
36 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:52:32.94 ID:dXPMWaUk0

961P「でも、普段から一人でストイックにレッスンもやってるし、もっと力を抜いてもいいと思うぞ…?」


961P「俺たちは仲間なんだから、他のみんなも頼ったりしてさ……」


真「プロデューサー、ボク達は自分一人の才能を試す世界にいるんだ」


真「今は周りに人がいても、進んでいくうちにどんどん一人になっていく」


真「一人で上に登れないヤツはどうしようもないんだよ」
37 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:53:03.18 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


38 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:57:55.24 ID:dXPMWaUk0


―――視点は変わってここは765プロ。

ついにIA大賞からノミネートユニット発表の通知が届いた。事務所を緊張が覆う。

ノミネートに選ばれたユニットは、アカデミー主催のノミネート発表会、通称「船上ライブ」に招待され、

その後、数か月の審査期間を経てから受賞ユニットが決定する。
39 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 03:59:03.04 ID:dXPMWaUk0

小鳥「IA大賞の運営から、ノミネートされたユニットの発表通知が届いてます!」


高木「おおぅ、ついにきたか…!」ガタッ


765P「音無さん、結果を教えてください」


高木「……」ドキドキ…


小鳥「ノミネートされたのは、876プロの『ディアリースターズ』を筆頭に…」


小鳥「…魔王エンジェル、ニュージェネレーション、新幹少女…」
40 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:00:34.84 ID:dXPMWaUk0

高木「音無君、765プロは……」ドキドキ…


小鳥「…765プロからは、フェアリー、竜宮小町の2組ともノミネートされています!!」


765P「やった…!」グッ


律子「ふぅ…なんだか少し解放された気分です」


高木「キミたち、大変ご苦労だった。審査期間も一層の活躍を期待しているよぉ!」


律子「プロデューサーとフェアリーには悪いですが、大賞は竜宮小町がいただきますよ」 ニヤッ


765P「む、フェアリーだって譲る気はさらさらないさ」
41 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:01:37.38 ID:dXPMWaUk0

高木「ああ、音無君……通知を見せてもらえんかね?」


小鳥「はい、どうぞ社長」


高木「ありがとう……どれどれ」



高木(961プロからは、わんつ→ているず、だけか……)
42 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:02:13.61 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


43 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:03:52.00 ID:dXPMWaUk0


―――ここは961プロ、「アイドル部門」

IA大賞ノミネートユニットが発表されたため、作戦会議が行われていた。

しかしそこにモンデンキントの名は無く……

44 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:09:34.89 ID:dXPMWaUk0

千早「……私達はノミネートされなかったのね」


雪歩「千早さん……」


春香「モンデンキントもデビューからあんなに頑張ったのになぁ……」


961P「残念だけど……でも、IA大賞がすべてじゃない。まだTOP×TOPもアイドルエクストリームもある」


真「……納得いかないよ、こんなの」


961P「真、結果は結果だ。今回は少し運が無かっただけだ」

45 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:11:11.18 ID:dXPMWaUk0

961P「……わんつ→ているずは来週ノミネート公式発表会が、船上ライブと共に行われる」


961P「大賞を取るにはその会場での良いアピールが不可欠だ。それに向けて準備していこう」


「「はいっ!」」


961P「それから……」


961P「モンデンキントにはひとつ提案がある」
46 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:15:02.19 ID:dXPMWaUk0

961P「765プロ、竜宮小町と一戦交えようかと考えている」


雪歩「竜宮小町との直接対決……ですか?」


961P「そう。まだ具体的なイメージが掴めている訳じゃないが、ステージバトルをオファーしようかと思う」


真「向こうが簡単に勝負を受けるもんか」


961P「たしかに今じゃただの妄想の内だ」


千早「そうですね、IAで盛り上がっている今、私たちはここでアピールするべきなんだと思う」
47 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:16:01.07 ID:dXPMWaUk0

千早「……私も、何もしないよりはその案に乗りたいです」


春香「私もです!モンデンキントが負けていないんだってことを証明したい!」


961P「ありがとう。雪歩と真はどうかな」


雪歩「千早ちゃんがそれを望むのなら、私もついていきます」


真「……やるからには勝つよ」
48 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:17:04.64 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


49 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:17:59.94 ID:dXPMWaUk0


―――ここは765プロの劇場(シアター)。

フェアリーと竜宮小町のノミネート決定を、後輩たちが祝福していた。

50 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:20:12.68 ID:dXPMWaUk0

春日未来「みなさんIA大賞ノミネート、おめでとうございます!!」


美希「ありがとうなの!」アハッ!


伊吹翼「いいなぁ〜私もIA大賞候補アイドルなんてなりたいなぁ〜」


最上静香「私たちもいつか同じ舞台に立ちましょう、翼」


響「自分たち、シアターのみんなの分も輝いてくるからね!」


貴音「舞台は違えど、私達の心はひとつ、ですよ」
51 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:21:45.82 ID:dXPMWaUk0

未来「船上ライブのTV中継楽しみにしています!」


翼「事務所のみんなで一緒に応援しますよー!」


あずさ「うふふ、私達も船の上でライブなんて楽しみだわ♪」ニコニコ


伊織「船の上ならさすがにあずさも迷子にならないわね」

52 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 04:23:25.50 ID:dXPMWaUk0

亜美「亜美たち、もうすぐトップアイドルになっちゃうっぽいよ?」


律子「あんたはそうやってすぐ調子に乗るんだから……」


765P「亜美も頑張ったんだ。少しくらい気を抜いてもいいじゃないか」


律子「だ・め・で・す! まったくプロデューサーは亜美に甘いんですから!!」


765P「フェアリーの3人みたいなパーフェクトなアイドルと接してると、 時々亜美のアホさが必要になるんだよ」


亜美「うあうあ〜!兄ちゃんそれってどーゆうことだYO!」
53 : ◆B.r.qjqJQo [sage]:2020/08/06(木) 04:25:47.67 ID:dXPMWaUk0
1です、いったん休憩します。また夜再開します
54 :再開 ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 11:27:54.52 ID:dXPMWaUk0

―――――

―――


55 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 11:29:19.72 ID:dXPMWaUk0

―――再び視点は変わり、ここは961プロ 社長室。

竜宮小町との共演の許可を、黒井社長が出すかどうか。

もしGOサインが出れば、765プロと961プロが関わりを持つのは、実にジュピター移籍後ぶりのこととなる。
56 : ◆B.r.qjqJQo :2020/08/06(木) 11:31:36.79 ID:dXPMWaUk0

黒井「……お前が高木の所のアイドルと共演を望むとはな」


961P「IA大賞にノミネートされたユニットに注目が集まっている今こそ、 一度剣を交える時期かと。計画は組み立て済みです」


黒井「だが、IA前のこのデリケートな期間に、歌唱対決はリスクの面から、765側が拒否する……」


黒井「……いや、その可能性はない、ということか」


961P「765プロは必ず乗ってくるはずです。相手が我々961プロですから」


黒井「こんなところで昔買った恨みが功を奏すとはな……」
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