バニル「安価式占い」カズマ「なんだそれ」

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188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 21:11:04.25 ID:WKNdtT0hO
決着ついたぞ…
いやそれでいいのか
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 21:12:17.97 ID:Cr60niA1O
作りやすいかもしれないスケボー
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 21:13:38.12 ID:WKNdtT0hO
あとなんか謎の爆破スイッチとかクソ安価とってすまんかった
それはともかく宝くじ1兆エリス超えとかスケボーの恩恵は全然なさそう
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 21:13:55.36 ID:0LBgF6FO0
ハンドスピナー
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 21:16:22.22 ID:Cr60niA1O
スケボーなら中世世界でもそんな手間掛からんだろう
現代と違って路がそこまで整ってないから多少車輪そのものの改良もいるけど最悪石畳の上なら移動の利便性
あとはパフォーマンス芸の発展とか庶民の娯楽になればいい
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 21:17:56.69 ID:Cr60niA1O
>>190
気にすることないさ、爆破スイッチだって立派な安価だ
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 21:44:27.82 ID:RUxY/b9W0
『宝くじが当たってウィズとバニルの借金がチャラになるほどの金額を手に入れる』
『スケボー』


カズマ「まさかの大逆転キタコレ」

バニル「フワーッハッハッハ!ハハハハハハハハ!」

ダクネス「な、なにごとだ?とうとうバニルもとち狂ったか?」

カズマ「あー、今日できた借金が全て返せそうで嬉しさで舞ってるだけだ」

ダクネス「被害総額凄まじい額になると言ってなかったか?それを返せそうとは…」

カズマ「なんか宝くじが当たるって占いで出たらしい。しかし宝くじか…俺1回も買ったことないな」

ダクネス「買ったことないのか?カズマの運の良さから買ったことがあると思っていたが」

カズマ「宝くじに意識は回ってなかったからなあ…ここ来てから割とすぐ借金背負ってたしそんな状態でギャンブルはしたくないしな、俺安定志向だし。ギャンブルするなら後ろ盾は欲しい」

ダクネス「そうか…まあ、借金が解決するなら何よりだな。まさかこんなスピード解決するとは夢にも思わんが」

カズマ「全くだ、大悪魔があのはしゃぎよう、割とすごい光景かも」

195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 21:54:02.92 ID:RUxY/b9W0
バニル「小僧、貴様にはかなりの恩ができたな。我輩は恩を仇で返すような真似はしない、汝幸運な男よ、ピンチの際に助けて見通す悪魔と唱えればいついかなる時も我輩が駆けつけることを誓おう」

カズマ「お、おう…そんなピンチな状況には陥りたくはないが…」

バニル「さて、現時点での借金が返せることは決まったわけだが…今後100万エリスの借金を背負うのは決まっている。占いで出てきたこのスケボーとやらも制作にとりかかろうか」

カズマ「スケボーか、移動手段にもなるしなんならうちの国じゃ競技にまでなってたし…うまくいけばこれもいい利益が出せるんじゃないか?」

バニル「では仮面と同時進行で進めていくことにしよう、我輩の魔力があれば通常の商品よりもっと良いものが作れそうだ」

カズマ「ちなみに…」

バニル「わかっておる、利益の1部は無論貴様にも渡る」

196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:10:04.73 ID:RUxY/b9W0
めぐみん「夜ご飯できましたよ、私はアクア呼んできますね。ウィズは目を覚ましてるでしょうか」

ダクネス「カズマはどうするんだ?忙しそうだが…」

カズマ「俺も一緒に食べるよ。悪いバニル、中断で」

バニル「気にするな」







ウィズ「皆さんには多大なご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません…」

ダクネス「バニルにも散々謝ったのだろう?私たちも特に迷惑を受けたわけじゃない、気にするな。それに占いで借金が返せるのは決まっているみたいだしな」

めぐみん「お店の再建が終わるまではこの屋敷を使ってくれて大丈夫ですよ」

カズマ「それはそうと少し気になるんだが、ウィズは爆破スイッチとやらをどこから仕入れたんだ?」

ウィズ「仕入れたというか…直接店頭でやり取りしたんですよ。バニルさんがお店に戻って来る前にです」

アクア「さっきも怪しいとか言ってたけどカズマは何が気になるの?」

カズマ「いやだって爆破スイッチだぞ?ウィズが店の爆薬に誤って引火してしまって爆発させたわけじゃない、誰かが明らかな悪意を持ってウィズにスイッチを持たせたように思えるんだよ」

めぐみん「だとしたらウィズにわざわざ売らないでその場で爆発させればいいのでは?」

アクア「めぐみん遠いわねえ…」

めぐみん「お気になさらず。しかし私も爆破スイッチの構造はすこし興味がありますね…押すと爆発する何かがあったんでしょうか?」

カズマ「俺のいた国じゃ遠隔操作で爆発を起こすこともできたしその類じゃないか?それより、ウィズに売らないで爆発させなかったのにはわけがあると思うんだが」

ダクネス「随分と疑っているな」

カズマ「恐らくスイッチ押したら押した本人毎爆発する仕組みで…だからウィズに押させる必要があった…?」

めぐみん「でもウィズが押すという確証もないじゃないですか」

カズマ「いやウィズなら押すだろ」

ウィズ「ええ!?」





197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:17:21.78 ID:RUxY/b9W0
カズマ「バニルが見通せばすぐわかることだけど…当の本人は商品開発に入れ込みすぎて忙しいみたいだしな」

ダクネス「もしウィズを狙った爆破事件なら一応注意する必要があるな、その爆破スイッチを売りにきたのはどんな奴だったんだ?」

ウィズ「ええと…フードを深く被ってたのでお顔は見えなかったです、声からして男性の方だったと思います」

ダクネス「さすがに情報が少なすぎるな…」

ウィズ「すみません…」

ダクネス「謝らなくともいい。とりあえず今後は気をつけた方がいいぞ、カズマの考えすぎかもしれないがそうでないならウィズを狙った奴がいることになる」

アクア「当の本人が爆発で受けたダメージは極めて少なかったけど。あの悪魔が庇ったとはいえ」

カズマ「ウィズがリッチーだって知らなかったんじゃないか?」

めぐみん「多分そうでしょうね」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:26:13.91 ID:RUxY/b9W0
カズマ「さて、バニルは睡眠の必要がないから作業を続けると言っていたけど、俺は寝ないとなあ」

カズマ「その前に風呂入るか」

アクア「あ、立て札は見ておきなさいよ?ウィズが入ってるかもしれないわ」

カズマ「先に入ってるのか。まあアクアが風呂入って浄化した後にウィズが入ったりしたらとんでもない大惨事になるもんな」

アクア「私が1番最後なのはいつものことだからいいけどなるべく早く上がって頂戴ね」

カズマ「日本人に早く上がれとは無茶を仰る」

アクア「それと高級シュワシュワ、忘れてないでしょうね!」

カズマ「はいはい」

アクア「あ、もう1ついいかしら」

カズマ「なんだよ」

アクア「さっき占いがどうとか言ってたけどそれってまさかあの臭い悪魔がやってるの?」

カズマ「そうだよ、未来に起こることが事前にわかる最早未来予知の域だけどな」

アクア「胡散臭いわねえ、カズマったら信じちゃってるの?」

カズマ「信じてるも何も事実バニルが『アクアがウィズを消滅寸前まで浄化させてしまう』って占い結果だした後にお前が実際そう動いてたからな」

アクア「なによそれ、ますます怪しいわ…特にいつも私を見通せない、鬱陶しいとかほざくあいつが私の行動を見透かしてるのが1番嘘くさいわね、問い詰めてくるわ!」

カズマ「ほどほどになー」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:28:48.39 ID:RUxY/b9W0
カズマ「さーてと立て札は…うん、入ってないな」

カズマ「しかしスケボーかあ、日本じゃ経験なかったけどこの世界でステータスが上がった今なら乗れそうだな」

カズマ「スケボー乗りこなす俺…カッコよくね?」


カズマ「風呂だー!」

ウィズ「えっ…」

カズマ「へ?」




ウィズがいる…

1.気のせいか
2.お邪魔しました!


安価下
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 22:29:24.06 ID:OKut05CS0
a2
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 22:29:52.14 ID:OKut05CS0
ごめん2ね
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:38:43.26 ID:Ox9QvaBvO
カズマ「お邪魔しましたァ!」

ウィズ「あ、た、立て札入浴中に変えるの忘れてました!すみませんカズマさん!私が悪いので気にしないでください!」

カズマ「そ、そうか…ええと、自分の部屋にいるから風呂から出たら声かけてくれ」

ウィズ「わかりました、ごめんなさいカズマさん」




カズマ「いやあ…少し見えてしまったがサキュバスサービスでお世話になってるとはいえ…」

カズマ「実際に見るとなんかその…凄いな、うん」

カズマ「とりあえず部屋戻るか」



203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:48:26.95 ID:Ox9QvaBvO
ギャ-ギャ-!!! 



カズマ「…なんか広間が騒がしいな」

カズマ「様子だけ見るか」



アクア「わざとでしょ!あんたよっぽど私に沈められたいようね!」

バニル「わざとな訳あるか!貴様の運の低さを呪え!」

ダクネス「」プスプス

めぐみん「ダクネスー!!!!」

カズマ「えぇ…」

アクア「あ、カズマ!ちょっとこの反則悪魔どうにかしてよ!」

カズマ「なにがあったんだよ」

バニル「この泣き虫女神が我輩の占いにケチをつけてくるので成敗したまで」

アクア「成敗って言った!?やっぱわざとじゃない!」

バニル「知らんわ!自爆だろう!」

カズマ「その成敗とダクネスが倒れてることになんの関係があるんだか…」

アクア「このペテン悪魔が私を占った結果、『泣かされるでしょう』とかふざけたことぬかすから正義のゴッドブローをお見舞いしたのよ」

バニル「我輩は正当防衛の名の元に筋肉クルセイダーを盾に使用、反撃のバニル式殺人光線を放った」

アクア「それをなんとこいつダクネスに当てたのよ!人を殺さないとかいいつつ殺人光線を人に当ててるのよ!」

バニル「貴様が焼き焦げクルセイダーを盾にしたからだろうが!」

204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 22:51:51.70 ID:0bvStX9HO
ちなみに借金100万ってこの爆発の借金には含まれないんだろうか
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 22:53:41.91 ID:Ox9QvaBvO
カズマ「ダクネスが焦げてるのはそれが原因か…」

バニル「我輩はその後もう一度と懇願する土下座女神に仕方なく占いをしてやったのだが結果は『泣かされる』だった」

アクア「誰が土下座女神よ!捏造とは悪魔らしい逃げ道ですこと!プ-クスクス!」

カズマ「まあ占いで泣かされるって出たならそうなんだろうけどこいついつも泣くしなあ…」

アクア「カズマ!?」

バニル「だろう、小僧もこう言っている、わざとな訳があるまい」

カズマ「アクアははやくダクネス回復してあげろよな」

ダクネス「」

バニル「そういえば殺人光線を当ててしまっていたな…殺人光線を耐えるなんて凄いですね、自慢の腹筋の固さが産んだ守りを誇ってくださいと伝えておいてくれ」

カズマ「俺が沈められるから嫌だよ!」

206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:02:04.42 ID:Ox9QvaBvO
>>204
含まれません、新たな方法でウィズが借金を錬金します




ウィズ「カズマさんこちらにいらしたんですね」

カズマ「あ、悪いウィズ…部屋に戻るって言ってたのに」

ウィズ「いえいえ、声ですぐここにいるってわかったので大丈夫ですよ。お風呂空きました」

カズマ「了解」







カズマ「ふー、今日は波乱の1日だったな…」

カズマ「死んで何故か額を隠すエリス様と会うわバニルから謎のポーション貰うわウィズの店吹き飛ぶわバニル達が泊まることになるわ…」

カズマ「…そうだ、ポーションだポーション。あれ結局どっちなんだろうな」

カズマ「めぐみんが発情するか、ダクネスと関係が進展するか…」

カズマ「めぐみんが発情するってのは多分、最初の占い結果である『めぐみんに性的に襲われる』に繋がるんだろうな」

カズマ「ダクネスと関係が進展するってのは…恋人になるとか?」


カズマ「でも俺はどっちかというとーーーーーーーーー



1.めぐみんの方が好き
2.ダクネスの方が好き


現時点でのカズマさんの好きな人を選んでください、安価下多数決3〜5
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:05:55.49 ID:OKut05CS0
1
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:06:36.88 ID:rt6RKZwqO
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:06:54.56 ID:0LBgF6FO0
2
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:07:05.28 ID:oQ09iXZqO
1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:07:13.53 ID:qqMpDXNsO
2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:07:26.88 ID:Cr60niA1O
2
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/07(日) 23:09:13.94 ID:1LrliWVb0
多数決終わってそうだけど2
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:30:24.95 ID:RUxY/b9W0
『被虐趣味がなくなるポーションを所持している』『現時点でカズマが好きなのはダクネス』『ダクネスはカズマと結婚する』『ダクネスは被虐趣味を恥ずかしく思うようなまともな人間になる』

現時点じゃダクネスルートまっしぐら!







ダクネス「」

カズマ「あれ…ダクネス?俺立て札…」

ダクネス「こ、焦げたせいで汗を大量にかいてしまったから急いで風呂に入ろうと思って立て札をみ、見てなかった!す、すまない!」

カズマ(ウィズ→俺→ダクネスと覗き覗かれの関係が出来上がっている…)

カズマ「お気になさらず、あとちょっとで上がるから待っててくれ」

ダクネス「…」

カズマ「?どうしたんだよ座り込んで…お前今の自分の格好自覚してる?タオル1枚よ?」

ダクネス「そ、その…カズマがよければ、今ここで身体だけ先に洗ってもかまわない…だろうか?」

カズマ「俺がよければって…お、お前…」

ダクネス「あ、いや、こうしよう!普段世話になってるんだ、背中を流してやる!」

カズマ「!」

ダクネス「タオルでだからな!タオルで、背中を流す!」

カズマ「ダクネス…」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:36:04.86 ID:RUxY/b9W0
カズマ「俺が紳士で良かったな、他の男だったら今頃お前パクーっといかれてるぞ」

ダクネス「いや…他の男の背中を流す予定はない」

カズマ「そ、そう…うん…」

ダクネス「…」ゴシゴシ

カズマ「スゥ-----ッ」

ダクネス「何してるんだ…?」

カズマ「深呼吸」

ダクネス「し、深呼吸か…呼吸は大事だしな…」

カズマ「…」

ダクネス「…」ゴシゴシ

カズマ(やばい、俺やばいよ)

カズマ(ここで自制してるのが正しいかどうかの判断もつかなくなってきてるよやばいよ)

カズマ(い、いや我慢だ…今この屋敷にはバニルもウィズもいるんだ…ウィズはともかくバニルは俺が暴走したなんて知ったら何されるか…!)

カズマ「フシュゥゥゥゥ」

ダクネス「ぷ、な、なんだその深呼吸…」

カズマ「き、緊張してんだよ…」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:43:26.72 ID:RUxY/b9W0
ダクネス「…なあカズマ、バニルの占いのことなんだが…」

カズマ「占い?そういえばバニルが今度ダクネスも占ってやるって言ってたっけ?」

ダクネス「そうだ、あの後やってもらった」

カズマ「あれすげえよなあ…的中率100%でバニルが自分の私利私欲のために使ってもお咎めなしだぞ?」

ダクネス「確かに凄い、それで受けた結果なんだが」

カズマ「おう」

ダクネス「私の結婚相手が見えたらしい」

カズマ「結婚…相手?」

ダクネス「そうだ」

カズマ「へぇええ…へえ…」

ダクネス「なんだその反応は」クスクス

カズマ「いやとんでもない内容だなって…俺のなんて…」

ダクネス「俺のなんて?」

カズマ「あー、あー…スケボーを作れば売れるとかそんなもんだ」

ダクネス「すけぼー?」

カズマ「今作ってるんだよ、出来たらダクネスもやってみてくれ」

ダクネス「そうだな、楽しみにしてるぞ」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:49:40.12 ID:RUxY/b9W0
カズマ「それで…結婚相手は…え?俺それ聞いて大丈夫?」

ダクネス「それがバニルのやつが、教えるのはまだ早いと言って結局相手は伏せたままだった」

カズマ「相手を伏せた?つまり…悪感情を得ることを優先した結果、その場ではなくて別の時に教える…的な?」

バニル「だいたい合っているな」

カズマ「バニルがやりそうなことはなんとなくわかるしな」

ダクネス「ふふ、波長が合うんじゃないか?」

カズマ「悪魔と波長が合うとか勘弁してくれ…しかし、良かったじゃん、独身貴族にはならないみたいでさ」

ダクネス「そうだな、私はダスティネス家の娘、跡取りはもちろん必要だ。結婚相手がいるとわかったのは素直に喜ばしいことだろう。結婚相手は正直まだ知りたいとは思わないから、良かった」

カズマ「将来的にこいつと結婚するんだよなってわかってたらつまらないしな」

ダクネス「ただ…」

カズマ「ただ?」
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/07(日) 23:56:19.16 ID:RUxY/b9W0
ダクネス「バニルに聞いてから妙に結婚相手という言葉が頭に残っている…」

カズマ「…」

ダクネス「…」

ダクネス「私は…誰と」

ダクネス「結婚するんだろうな?」

カズマ(俺は鈍感じゃない)

カズマ(ダクネスがそれを俺に言うということは、つまりそういうことだろう)

カズマ(俺は鈍感じゃない)

カズマ(だからーーーーーーーーー

ダクネス「…か、カズマ!い、今は振り向くな!私たおる
アクア『ちょっとカズマさーん、まだー?」


カズマ「!?」ビクッ

ダクネス「!?」

アクア『入ってるのカズマでしょ?眠くならないうちに私もそろそろ入りたいんですけどー』

カズマ(やばい!声にびっくりして身を縮めた結果、ダクネスに抱きついちまった!)

ダクネス「あ、か、カズマっ、」
カズマ「し、しーっ!」


カズマ「わ、悪い時間かけすぎたか?もう少ししたら出るから部屋にいてくれ!呼びに行くから!」

アクア『わかったわ!』




219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:03:24.24 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「い、行ったか…?」

ダクネス「…」

カズマ「あ、悪い!」

ダクネス「…」

カズマ(良い雰囲気だったのにちくしょー!俺が押し倒したみたいじゃねえか!)

ダクネス「その、固かった…だろうか?」

カズマ「へ!?」

ダクネス「私は…クルセイダー、聖騎士だ。固さを誇るが…その分、女性的な柔らかさとは程遠くなって…」

ダクネス「実はバニルに別の内容も占ってもらったんだが、結果は『更に腹筋が固くなる』だそうだ…」

カズマ「…」

ダクネス「その…」

カズマ「い、いや柔らかかった」

ダクネス「!」

カズマ「薄いタオル越しに抱きついちまったから感触は、伝わった。柔らかかったよ」

ダクネス「…」

カズマ「あの…すんません」

ダクネス「普段はよくセクハラしてくる割にはこういう場面で随分と縮こまるんだな?」

カズマ「しかたねーだろ…お、俺もう上がるから!ダクネスは後から上がってくれ!時間置いてから俺がアクアの部屋行くから!」

ダクネス「あ、そこせっけんーーー

カズマ「おわっ!?」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:08:34.37 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「いてて…あれ?痛くない…どころか…」ムニュ

ダクネス「…」

カズマ(なんとーーーダクネスが倒れる俺を引っ張ってくれたんだろう、しかし勢いよく掴まれた手はーーーー)

カズマ「」

ダクネス「うっ…///」

カズマ「土下座で許していただけないでしょうか」

ダクネス「あ、え、え!?」

カズマ「土下座で許していただけないでしょうか」

ダクネス「い、今のは不可抗力だろう!カズマが悪い訳じゃないんだ、頭を上げてくれ!」

カズマ「う、そ、そうか…?」

ダクネス「気にするな…うん、気にするな。とりあえず、アクアを待たせるわけにはいかない、カズマは先に上がってくれ。私は本来の目的の汗を流してからいくから…」

カズマ「わかった、上がるな」

ダクネス「ああ」






その日の夜はとても舞い上がった。
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:16:57.85 ID:WtKQ7ANO0
次の日の朝


バニル「起きたか猥褻小僧」

カズマ(バレテーラ)

バニル「今日は汝に頼みたいことがいくつかある」

カズマ「頼みたいこと?」

バニル「まずは宝くじだ。締め切りは今日らしい、占い対象の貴様に買ってもらう予定である」

カズマ「へえ、今日なのか」

バニル「あとは部品の買い出しだな、バニル仮面の方だが、乗って空を飛べるようにする。そのために色々足りんのだ、店の商品は爆発したしな…」

カズマ「空を飛べるって凄いな」

バニル「我輩の魔力があるからこそなしえる技術だ。メモを書いておいた、その通りに買えば良い」

カズマ「バニルはどうすんだ?」

バニル「寝坊助店主と昨日の爆発の事情説明や被害を出したことによる被害総額等を確認してくる」

カズマ「どんな額になるか知らないけど相当高いんだろ?」

バニル「店の商品、店そのもの、周辺一帯に影響がでだからな、特に抑えきれなかった周辺一帯への被害がな…」

カズマ「吹っ飛んだのがウィズの店だけですんだのは凄いよ普通に」
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:23:55.30 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「よし、そろそろ行くかな」

ダクネス「出かけるのか?」

カズマ「ダクネス」

カズマ(昨日の風呂での出来事を思い出してしまうな…)

カズマ「宝くじとか商品の試作のための部品とか諸々買ってくるわ」

ダクネス「宝くじか、場所はわかるか?」

カズマ「そういえば俺今まで意識してなかったしどこで売ってるか知らないな」

ダクネス「だと思った、私も一緒に行こう。少しだけ待っててくれないか?」

カズマ「わかった」



アクア「おはよー、あら、どっか行くの?」

カズマ「おそよう」

アクア「普段はカズマの方がおそよう言われる立場なのに、今日は早いわね」

カズマ「まあな」

アクア「ちなみに起きたのは結構前よ、めぐみんのおねしょを掃除してたらこの時間に降りることになっただけ」

カズマ「今日もか…」

アクア「私ならおねしょでアクセルの街は描けるわよ、まあ女神なのでそもそもトイレいかないしおねしょなんてできないけど」

カズマ「さいですか」
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:33:18.27 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「アクア、ありがとうございます…あ、カズマ…おはようございます…///」

カズマ「おはよう…」

カズマ(以前、性的に襲われることが確定したからめぐみんが夢に俺を見るようになったと推測してたけどこの反応は…)

アクア「あ、お土産に高級シュワシュワ頼んだわよ」

カズマ「1ヶ月分な、はいはい」

ダクネス「待たせたな」

カズマ「んじゃ行くか」






カズマ「こっちの宝くじはその場で引いて、その場で結果まで見れて、その場で当選したかどうかもわかるんだな」

ダクネス「す、すごい…全ての桁が一等と揃っている…」

カズマ「当たると知ってなければもっと喜べたのになあ」

ダクネス「それで、どうするんだ?」

カズマ「受け取りはすぐじゃなくてもいいらしいし、それはバニルに任せよう」

ダクネス「そうだな…しかし、宝くじの一等の額が凄まじいな…国家予算並ではないか」

カズマ「…占いの結果って借金が返せる額が宝くじで当たるだったような」

ダクネス「つまりバニルとウィズは国家予算並の借金を背負うところだったと…」
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:37:33.35 ID:WtKQ7ANO0
ダクネス「さて、部品を買うんだったな?」

カズマ「そうそう、まずはバニル仮面に必要なものを…」

ダクネス「…ん?あれは…」

カズマ「どうかしたか?」

ダクネス「…フードを深く被った人がいる」

カズマ「フードを…?それって昨日ウィズの店に爆破スイッチを置いていった?」

ダクネス「かもしれない、確証は持てないが…どうする?追うか?」

カズマ「…」



安価下
追うor追わない
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 00:38:25.50 ID:tUULRsn00
追う
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:46:40.17 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「何か手がかりが掴めるかもしれない、追うぞ」

ダクネス「わかった、幸い今日の私は軽装だ。音は立たないだろうが、気づかれないよう追おう」

カズマ「よし」










ダクネス「随分歩いたが…ここは…」

カズマ「キールのダンジョン、か?なんでここに…」

ダクネス「追って正解だった、あのフードの男は手ぶらだったな、丸腰でダンジョンに行くなど自殺もいいところだぞ…怪しいな」

カズマ「いくら初心者用ダンジョンでも死ぬときは死ぬしな…でもここって確かバニルが人形使ってダンジョン内のモンスターは一掃されたんじゃなかったっけ?」

ダクネス「そういえば…ここは初めてバニルと会った場所でもあったな」

カズマ「とりあえず丸腰なのは俺たちも同じだ、フードの奴がキールのダンジョンに入っていったという情報だけでも十分だしな、今日のところは引き上げようぜ」

ダクネス「…ん、わかった」

227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 00:55:22.66 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さて、部品も買えたし今日はもう帰るか?」

ダクネス「あ、帰る前にウィズの店…元だが。少し様子を見てみないか?」

カズマ「りょーかい」


ドオオオオオオオオオオオン!!!!


カズマ「んー、今のはめぐみんだな」

ダクネス「昨日のアクアじゃないが私たちも随分爆音に慣れてしまったな…」

カズマ「俺たちどころかアクセルの街全体がもう慣れてるだろ、今の音聞いても街の喧騒は一瞬とて止まなかったし」





カズマ「おー…昨日と変わらず更地のまんまだな」

ダクネス「あそこにバニルとウィズがいる」

カズマ「本当だ」

ウィズ「あ、カズマさん、ダクネスさん!」

カズマ「バニル達の方はもう予定終わったのか?」

バニル「うむ、被害総額を聞いて流石の我輩も目ん玉ひんむいたわ、隣の顔面蒼白店主は先ほどまで気絶しておった」

ウィズ「本当にすみませんバニルさん…そして借金の件、ありがとうございます…」

バニル「礼ならそこの小僧に言え、我輩は占っただけだ」
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:02:12.39 ID:WtKQ7ANO0
バニル「しかし…そうか、我輩の見通しも絶好調なようで何よりだ」

カズマ「何のことだ?」

バニル「店の更地化が衝撃的すぎて忘れているかもしれんが貴様にポーションを渡した際に見通しをしただろう?」

カズマ「そういえば…あっ!」

バニル「そういうことだ、いらっしゃいませお客様…売る商品も店もないが」

ウィズ「すみませんすみませんすみません!」

カズマ「いや、でもすっかり忘れてた。だから持参すると良いって言われてたけどポーションは持ってきてないんだよ」

ダクネス「あ、そうだ。カズマに言うのをすっかり忘れていたな、このポーションカズマのだろう?」

カズマ「えっ、なんでダクネスがそれ持ってるんだ?」

ダクネス「食卓の上に置いてあったぞ?」

カズマ「そんなとこ置いたっけ…?でもわざわざ持ってくることはないだろうに」

ダクネス「…言われてみればそうだな。なぜか持っていかないとと思い込んでしまっていた」
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:06:45.98 ID:WtKQ7ANO0
バニル「店に来る、声をかけられた方を連れてくる…以上の要素から導き出される結論があるな、小僧」

カズマ「結論…」

バニル「わかるであろう?」

カズマ「そうだな…」

カズマ(つまり、このポーションはダクネスとの関係が進展する方のポーションだったのか)

カズマ(昨日あんなことがあってからのこれか…)

バニル「だが本来ここで我輩がもう1つのポーションを持っているはずだったのだがな」

ウィズ「ああ、見覚えがあると思ったらひょいざぶろーさんのポーションだったんですね」

バニル「このポンコツ店主が絡むと見通し結果がずれるからな…」

カズマ「もう1つの方はもう爆散したんだろ?」

バニル「綺麗さっぱりな」

バニル「ところでーーーーーーー
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 01:13:35.15 ID:WtKQ7ANO0
バニル「中々面白いことになってるな?」

カズマ「…」

ダクネス「?」

バニル「そこで、占いだ」

カズマ「いやなんでだよ」

バニル「今、この場で占いをすると良いと我輩が判断したまで」

バニル「拒否権は与えんぞ?」

ダクネス「私も占い対象に含まれているのか?」

バニル「無論」

カズマ「俺もだろ?」

バニル「当然」

ウィズ「えっと」

バニル「当面占いはしないと言っただろう爆砕店主、占い関係なく大惨事おこしよってからに」

ウィズ「はいぃ…」

バニル「よし、やるぞ」



占い対象>カズマ
占い結果>カズマとダクネスに関すること>>232

占い対象>ダクネス
占い結果>クリスとダクネスに関すること>>235



制限安価です、制限の中での安価よろしくお願いします
今日はここまで!ありがとうございました



231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:26:12.55 ID:rRicL0LuO


二人で手をつなぐと肉離れする体質になる
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:28:17.22 ID:B2lKa0jAo
中身が入れ替わる
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:38:13.31 ID:SzzUCLuy0
踏み台昇降
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:41:15.50 ID:VJUOuZgDO
身体はカズマ中身はダクネスの状態でクリスとデートすることになる
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 01:44:43.89 ID:Eij2nOgzO
借金が増える
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 18:34:17.03 ID:IzkBFipQ0
一夫多妻が認められるとかでもいいのかな
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:35:03.65 ID:WtKQ7ANO0
>>236
バニルさんが何とかしてくれるから大丈夫





バニル「…なるほど」

カズマ「どんなのが見えたんだ?」

バニル「まずは小僧と娘、今後2人の精神が入れ替わる事態になるだろう」

ダクネス「精神が…入れ替わる?」

カズマ「何だその同人誌的展開は」

バニル「大方何かしらの魔道具による作用だろう」

ウィズ「そんな凄い魔道具が世の中にはあるんですねえ」

カズマ(多分日本人が持ち込んだチートアイテムだろうな…)
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:36:15.85 ID:WtKQ7ANO0
バニル「そしてこっちは…娘、貴様とその友人だというクリスとやらに関係する結果が出た」

ダクネス「クリスが?」

バニル「ずばり、2人の間で借金が増える、と」

カズマ「増える?なんだダクネスお前借金あったのかよ」

ダクネス「身に覚えがないのだが!?」

バニル「ならそのクリスとやらが持ち込んできてそれを一緒に背負う、そんな形で占いの結果につながるのだろう」

ダクネス「ああ…なるほどな、確かにクリスが借金を背負っているなら私としても見過ごせないな」
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:37:02.98 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さっきからクリスとやらってずっと言ってるけどバニルは会ったことないのか?」

バニル「ない。が、少し気になる」

カズマ「というと?」

バニル「以前クリスとやらを占った際に、結果の一部がぼやけて見えないことがあった。後にも先にもその時だけ見えなかったのだ」

カズマ「…」

バニル「貴様何か知ってるな?」

カズマ「まあ…でも多分俺見通しても意味ないんじゃないか?」

バニル「…今の貴様の言葉でなんとなく事情は掴めた」

カズマ「え、マジ?」

バニル「マジだ。我輩とクリスとやらは会わん方が吉。そうだろう?」

カズマ「うーん、まあ…確かに会わない方がいいな。クリスが何するかわかんないし」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:37:31.25 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「で、結局ポーションはどうするのが正解なんだ?」

バニル「以前言ったよう、取っておくがよい。今この場にあるのは見通した結果が働いているのだろうが…使用の際にはやはり2つ揃って必要だ」

バニル「それにそれを持ち帰った昨日、イベントがあっただろう?」

カズマ「…あったけどさ」

バニル「そういうことだ、もう1つのポーションは爆破店主に再度持って来させる故気長に待つがよい」
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:38:32.78 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「さて、屋敷に帰ろうか」

ウィズ「すみません、今日もお邪魔します…店の再建の目処はすぐ立てますので!」

ダクネス「早く元の生活に戻れるといいな」

バニル「そういえば小僧、宝くじはどうした?」

カズマ「ああ、あれ受け取りは後でもいいらしいからバニルも来て欲しくてさ。当てた本人がいないと問題だから俺も一応行くけど」

バニル「御意」

ダクネス「そういえば、今日ウィズの店に爆破スイッチを持ち込んだのと同じだと思われるフードを被った奴を見かけたぞ」

ウィズ「えっ?そうなんですか?」

ダクネス「ああ、キールのダンジョンに入っていった。個人的にはかなり怪しいと思うが…バニルはどうするつもりなんだ?」

バニル「…時が来るまでは静観するが吉。爆破スイッチを店に恣意的に置いた報いは当然受けさせるとしてそれはすぐではないな」

カズマ「なんだ、もう見通してるのか」

バニル「無論…まあ?スイッチを持ち込んだところで押さなければそもそも被害がでることはなかったのになあ?」

ウィズ「ずびばぜん…」

ダクネス「バニルすら被害に巻き込まれるほどの爆発か…」

バニル「爆発自体は鎧を着た汝なら笑顔で耐えれるレベルかもしれんレベルだぞ?被虐趣味にはちと物足りないだろう」

ダクネス「べ、べべべべつに私は爆発を喰らいたいなんて一言も…」

バニル「爆発自体大したことないのに店が全て吹っ飛んだのは店に置いてあった爆薬が原因だ、あれさえなければ…」

ダクネス「それで凄まじい威力に…」ゴクリ

カズマ「ゴクリ…じゃねえよ!本当お前それさあ!」

ダクネス「や、やめろお!耳を引っ張りゅな!!!い、いた…いけどこれもカズマにやられてると思うと中々…」

カズマ「こ、こいつにはどんな仕置きも通じねえ…普段から昨日のような態度でいてくれればなあ…」

バニル「それより我輩はネタ種族の娘共があそこで固まっている方が気になるが」

ウィズ「あれは…ゆんゆんさんとめぐみんさん?」



ゆんゆんとめぐみんは何をしていたか
安価下2
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:40:33.13 ID:N/TaA4fC0
a
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 21:44:16.46 ID:SzzUCLuy0
やつあたりにゆんゆんの乳をしばき回していた
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:48:27.33 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「無駄に!でかい!乳を!しおって!この!この!」

ゆんゆん「痛い痛い!なんで胸を重点的に叩くの!」

カズマ「…」

ダクネス「ガン見するな」

カズマ「痛たたたたたたたた!!!」

ウィズ「えーと…お二人ともどうしたんです?」

ゆんゆん「あ、ウィズさん…」

めぐみん「おや、4人一緒ですか」 バチ-ン!

ゆんゆん「ひにゃあああ!」

カズマ「おおっ!」

ダクネス「だからゆんゆんの胸をガン見するな!」

245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 21:55:22.03 ID:WtKQ7ANO0
ウィズ「け、喧嘩ですか?」

ゆんゆん「喧嘩というか…」

めぐみん「先程爆裂魔法を放ってきたのですがその衝撃でジャイアントトードが目覚めてしまいまして。そのまま一目散に他の冒険者を襲いかかろうとしていたところを」

ゆんゆん「わ、私が倒したらとっても感謝されて…えへへ」

めぐみん「ずっと自慢してくるので乳を叩いて黙らせようとしたところ喜んでたので更に叩くともう歓声をあげ続けて…次第にむかついてきたところで4人が来たというわけです」

ゆんゆん「歓声なんかあげてないわよ!」

カズマ「ほぼ八つ当たりにしか見えなかったが」

めぐみん「八つ当たりではありません。無駄にスタイルが良いのにむかついたりはしてません」

ゆんゆん「え、私スタイル良い…かな」

めぐみん「無自覚っぽく振る舞うのが1番アウトです!この!」

ゆんゆん「やめてえ!身体弄らないでえ!」
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:00:52.65 ID:WtKQ7ANO0
バニル「スタイル、な…我輩昨日までスタイルの良くなるという眉唾物みたいなポーションを持っていたが」

めぐみん「くわしく」

バニル「燃え尽きた」

めぐみん「」

ゆんゆん「めぐみんも燃え尽きたわ…」

ダクネス「そういえばカズマのポーションはどんな効果なんだ?」

カズマ「え?」

バニル「おっと効果は内密にしておくように」

カズマ「だ、そうです」

めぐみん「そ、それよりバニル?燃え尽きたというそのポーションの製作者に心当たりはありませんか?」

ゆんゆん「めぐみん必死ね…」

めぐみん「その余裕な態度はやめてもらおうか!私が爆裂魔法を極める過程にスタイル抜群になることは必須事項!」

バニル「製作者は貴様の父だが」

めぐみん「ええ!?」
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:04:29.95 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「…するとスタイル抜群になる代わりに多分とんでもない副作用があるのでしょうね」

バニル「父親のことをよくわかってるではないか、ちなみに飲むと発情するそうだ」

めぐみん「我が父はなんというものを…副作用抜きには作れないのでしょうか」

ダクネス「つまりそのカズマのポーションもめぐみんの父君が制作したものなのか?」

バニル「そうだ…しかし貴様やけにそのポーションを気にかけるな」

ダクネス「…なぜだか気になるのだ」

めぐみん「どうせろくでもない副作用ついてますしカズマも捨てた方がいいと思いますよ?」

カズマ「いやあ…ははは」

248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:08:58.86 ID:WtKQ7ANO0
カズマ(ダクネスとの仲が進展するって聞いてるんだ、副作用がなんだろうとぜってー捨てねー!)

バニル「ではそろそろ戻ろうではないか」

めぐみん「そうですね、誰かさんのせいで無駄に体力使ってしまいました」

ゆんゆん「あんたが自分でやったくせに!」

ゆんゆん「というか…あれ?ウィズさん達の店ってそっちの方角でしたっけ?」

ウィズ「実は…






ゆんゆん「お泊まり…!」

ウィズ「ええ、しばらくの間…カズマさん達には本当に助けられてます」

ゆんゆん「…」チラッ

めぐみん「なんですその目は」

ゆんゆん「お、お泊まりかあ〜」

めぐみん「うわなんと白々しい」

ゆんゆん「だ、だって…」

めぐみん「…はあ」


ゆんゆんを泊めてあげるorあげない

安価下
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:09:21.94 ID:N/TaA4fC0
あげる
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:27:30.25 ID:WtKQ7ANO0
めぐみん「泊まりたいなら準備してからうちに来ればいいじゃないですか、まったく」

ゆんゆん「いいの!?や、やぅた!今すぐ準備してくるわ!」

ゆんゆん「あ、あれからめぐみんのためにおむつまた買ったからそれも一緒に持ってくるわね!」

めぐみん「…」

ゆんゆん「え?めぐみんも私の準備てつだってくれ…ん?ちょ、ちょっと目が真っ赤!なんで!?」

めぐみん「ブッコロ」

ゆんゆん「お、鬼の形相で追っ掛けてこないでえええええ!!!」


ダクネス「…私達は今度こそ屋敷に戻るとするか」

カズマ「そーだな…ってやべ、忘れてた」

ダクネス「ん?」

カズマ「ほら、アクアの土産だよ」

ウィズ「あ、バニルさんを泊める対価にシュワシュワが必要なんですよね。私もお供します!」

カズマ「ほんとか?助かるよ、じゃあ」

バニル「我輩も行こう」

カズマ「バニルも?俺これからアクアへの土産買いに行くんだぞ?」

バニル「わかっておる。娘、先に部品等々持ち帰りを任せる」

ダクネス「別にかまわんが…どういう風の吹き回しだ?」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:45:09.79 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「シュワシュワに何か入れようとか企んでんの?」

バニル「入れたところでどうせ煩くなるだけだ、無駄なことはせん」

バニル「屋敷に戻ったら低俗女神に思考を邪魔されそうなのでこちらに混ざったまで」

カズマ「思考ねえ…何考えてんのか知らんけど俺らにとってろくでもないことなんだろうな」

バニル「そうとも言い切れんぞ、占いのことだからな」

カズマ「占いがどうかしたのか?」

バニル「うむ、我輩は今まで計20回占ったわけだがどうやら熟練度でも上がったのか少し効果が上がったように感じる」

カズマ「熟練度とかあるのか」

ウィズ「効果が上がったというのは具体的にどういう…?」

バニル「占い結果を意識的に限定できるようになった」

バニル「例えば今後売れる商品は、という目的を持って小僧を占うとその商品が出る」

カズマ「すげえ!」

バニル「が、そんな都合の良い話ではない。確率で売れる商品を占っても売れない商品が出てくることもある」

バニル「しかも、占いが成功したか否かは我輩にはわからん。売れる商品で爆薬が出ても我輩達が本当に売れるのか判断しなくてはならない」

ウィズ「随分博打的になりましたね…効果が上がったとは言えないような」

バニル「今まで通りの占いがしたいなら何も意識せずやればそれで大丈夫だ、あくまで意識的にやる場合にそのような足枷がつく」

カズマ「確率とはいえ占いの範囲を限定的にできるなら確かにそれは効果が上がったと言えそうだな」

バニル「だろう?まあ我輩も先程把握したので思考の時間を必要としたわけだが…小僧」

カズマ「まーた俺に実験台になれって?」

バニル「そういうことだ」

カズマ「1番最初の占いの時は有無を言わさずやったくせに…いいよ、実験台になるよ」
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 22:50:56.17 ID:WtKQ7ANO0
バニル「では何を占おうかは選ばせてやろう」

カズマ「そうだな…」


以前何か売れそうな商品と制限して安価出しましたが、これに成功判定をつけました、効果が上がったとか言ってますがこちらからの視点じゃ弱体化です



カズマ「>>253について占ってくれ」

占い対象>>253、コンマ50以下で失敗、51以上で成功
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 22:58:56.29 ID:ZGsfMZ3oO
ウィズのパンツ
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:06:54.53 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「ウィズのパンツについて占ってくれ」

ウィズ「カズマさん!?」

バニル「…ふむ、至って普通の白色の下着とでたが」

カズマ「さて、これは当たってるのかな?それとも外れているのかな?」

ウィズ「これセクハラですよね!?」

バニル「貴様の悪知恵の働き方は尊敬に値するな」

カズマ「ほめんなほめんな…で、今ウィズはどんなパンツ穿いてるんだ?」

ウィズ「ひっ!下着に視線を向けないで…ください!」

カズマ「んー?答えてくれればいいだけだろう?ほおら…白色の下着穿いてるのか…それとも違うなら何色なんだ…?」

バニル「清々しいクズさだな…この通りに人が少ないとはいえ街中でよくやる」
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:15:39.37 ID:WtKQ7ANO0
ウィズ「外れてても色を答える必要なんてないですよね!?あ、ちょ、み、みないで!そんなに視線を向けない…で///」

カズマ「…なんか想像以上の反応なんだけど」

バニル「言ってなかったがこの店主、以前飲んだポーションの副作用で身体のとある部位が敏感になっている」

カズマ「ほう」

バニル「時間や日によって部位は変わるらしいが今は貴様の見つめる先がそうなのかもしれん」

カズマ「…」ジイイイイイ  

ウィズ「う、っん…あ、はぁっ…///」

カズマ「ほらウィズ!何色の下着穿いてるんですか!答えてくれないとバニルの占いが成功してるのか失敗してるのかわからないだろ!?」

バニル(占いが失敗してるのであれば否定すればいいだけで色まで答える必要はないが敏感店主は小僧の圧に飲まれているな…)

ウィズ「う、ううう…っ!は、はぁっ…!は、、ふ///」

カズマ「ウィズの今穿いている下着は…白色か!?」

ウィズ「黒ですうううううううう!!!!///////」


ウィズ「あ、あああああっ、ああああ!!////」ガクガク

カズマ「そうか…占いは失敗したようだな…」

バニル(この小僧面白すぎだろう)
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:19:34.97 ID:WtKQ7ANO0
カズマ「ねえちょっと奥さん、ウィズめっちゃガクガクして涎まで垂らしてるんだけど副作用強すぎない?俺これ普通に考えてやばくない?」

バニル「誰が奥さんだ、我輩としては失敗した結果がわかれば良いので後処理は任せた」

カズマ「うそん」

バニル「この状態のウィズといるより狂犬女神に土産を買う方が良いと我輩は判断したので任せた」

カズマ「」

ウィズ「はぁ…はぁ…///」
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:23:14.45 ID:tUpLS/YgO
バニル(その後氷漬けにされた小僧を抱えてウィズは屋敷に帰ってきて、すぐに風呂へ向かった)

めぐさん「前衛的な芸術作品ですねえ」

ゆんゆん「カズマさん何やったんだろ…」

ダクネス「どうせろくでもないことだろう。それよりゆんゆん、料理はできるか?今日は私が当番なんだがもしできるなら手伝ってはくれないだろうか」

ゆんゆん「あ、喜んで!お手伝いしますね!」

バニル「さて、我輩は仮面制作の続きを」







258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:34:10.89 ID:tUpLS/YgO
やべまたID変わった、>>1です





ゆんゆん「みんなで食卓を囲んでご飯を食べる夢が叶って私今とっても幸せ…」

めぐみん「ちっさい夢ですねえ…」

ゆんゆん「それでね、今日のお風呂一緒に入らない…///?」

めぐみん「あ?発育を私に自慢しようと?」

ゆんゆん「違うわよ!普通に一緒に入りたいだけ!」

めぐみん「別にいいですけど…テンション高いですね」

ゆんゆん「お泊まりなんてテンション上がらない方がどうかしてるわよ!」




アクア「ウィズに聞いたけどあんたうらないの範囲をげんていできるようになったんですってええ?」

バニル「そうだが…何の用だ酔いどれ女神」

アクア「わたしをうらないなさいな!!悪魔がうらないなんてそもそもわらえるじょうきょうだけどね!プ-クスクス!!!」

バニル「おい保護者、鬱陶しいこいつを捨ててこれんのか」

カズマ「無理です。すみません」

バニル「マジギレ店主に凍らされてからどうにもダメだな…」

アクア「こら無視してんじゃないわよ!」

バニル「我輩の占いは例え貴様であろうとも未来を確定できる超すごい代物だが無償でやるとでも?」

アクア「え〜っとね、私は>>259を占ってほしいんでした!」

バニル「聞けえええええええええ!!!!!」



アクアの占ってほしいこと>>259、コンマ80以上で成功、79以下は失敗
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:35:33.92 ID:BV5rDqJw0
向こう5年の信者増加数
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:38:34.40 ID:tUULRsn00
これは成功も失敗もわからんなあ
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:40:30.21 ID:tUpLS/YgO
成功するのか(困惑)




アクア「向こう5年の信者増加数をうらなって!」

バニル「はぁ…不運女神対象の占いなので失敗するだろうな、やるだけやって黙ってもらうか」



今後5年で増えるアクシズ教徒の数、安価下
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:40:45.09 ID:ZGsfMZ3oO
信者がどれだけ増えようと駄女神がアクアだと認識されないしな…
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:41:40.98 ID:tUpLS/YgO
あ、成功した場合はこんな感じで再度安価を取ります
失敗した場合は安価なしで勝手に話が進みます
被ったら安価下
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/08(月) 23:42:27.99 ID:tUULRsn00
1000万人
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:48:13.96 ID:tUpLS/YgO
増えすぎぃ!




バニル「5年間で1000万人増える」

アクア「うっそ!エリスのとことどっちが多くなるかしら!あっはっはっは!!!楽しみねええ!!!!」

バニル(…失敗だろうな?成功してた場合、本当に5年で1000万人増えるぞ…?アクシズ教徒は我輩ですら関わりたくないと思うような狂人の集まりだぞ…?)

アクア「気分良いからあんたにもシュワシュワ分けてあげるわ!こうえいにおもいなさいな!」

バニル「土の身体で酒なんぞ飲んでもな…」
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/08(月) 23:55:46.12 ID:tUpLS/YgO
次の日の朝





カズマ「…なにごと?????」

ゆんゆん「あ、え、えっと…おはようございます…」

カズマ「ええと…なんで俺の下半身が剥き出しになってるの?」

ゆんゆん「あの…その…お、襲いに…きました」

カズマ「なずぇ…?」

ゆんゆん「カズマさん…めぐみんと、どこまでいったんですか…?」

カズマ「へ?めぐみん?」

ゆんゆん「そうです、めぐみんです…ど、どこまで男女の関係が進行したんですか!?」

カズマ(朝から下半身剥がれるわ身に覚えのない男女関係を問い詰められるわどうなってるのか)
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:05:12.21 ID:7fZsB9ygO
カズマ「落ち着こう、落ち着こう。ゆんゆんに襲われるのは後に回すとしてまずは俺を襲うことになった経緯を聞きたい。ほら、訳がわからない状態でハジメテなんてお互い嫌だろ?」

ゆんゆん「あ、そ、そうですね…ごめんなさい、焦っちゃって……え?襲われるのは後に回す?」

カズマ「いいから!何があったのか3行で!」

ゆんゆん「短い!!!!」





カズマ「つまり…昨日めぐみんと一緒に風呂に入ってる時に俺の話題が出てからめぐみんが挙動不審になったと」

ゆんゆん「はい、私それでカズマさんと既に色々進んじゃったんだと思って…このままだと本当に1人ぼっちになってしまいそうで、それで私もカズマさんと…って」

カズマ「変なところで行動力あるなゆんゆん…一応言っておくと別にめぐみんとはなんもないぞ?どころかあいつ最近お漏らしが酷くて俺とは距離とってるし」

ゆんゆん「そ、そうなんですか…おむつ買っておいて正解でした」

カズマ(しかしゆんゆんは本当にめぐみんが大事なんだな…行動の基軸にめぐみんを置いてるようにすら思える。めぐみんと結ばれるともれなくゆんゆんがついてくるんじゃないか)

ゆんゆん「えっとカズマさん…早とちりしてしまったとはいえ寝込みを襲う真似してすみませんでした」
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:09:00.61 ID:7fZsB9ygO
カズマ「それはいいけど…寝込みを襲うなら普通夜じゃないか?」

ゆんゆん「え…そうなんですか…///」

カズマ「まあ俺は朝だろうと構わないけどな、じゃあ続きをしようかゆんゆん」

ゆんゆん「で、では失礼しましたーーー!あ、めぐみんにはどうか秘密に!!お願いします!!!」

バタン!


カズマ「…ふうむ」

カズマ「最近お色気イベントが多すぎて嬉しいですね」

269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:16:45.31 ID:7fZsB9ygO
バニル「起きたか猥褻小僧」

カズマ(デジャヴ)

バニル「試作段階ではあるがバニル式仮面が今日完成する、動作確認等色々手伝ってもらうぞ小僧」

カズマ「ああ、もうその段階か。設計図くらいしか担当してないな俺」

バニル「動かすために我輩の魔力が必要故、元々製作は我輩がやる予定だったので気にするな」

カズマ「なら良いけど…じゃあできるまで俺はスケボーの方にとりかかるか」







バニル「フハハハハハハハ!!!凄い、凄いぞ我が魔力!これからは空中都市が栄える時代になるか!?誰もが空を飛べる時代の開幕だ!フワーッハッハッハ!!」

カズマ「ちょっと待てええええええ!色々危なすぎるだろ!これ売っちゃダメなやつだ!」

バニル「占いで売れると出てるんだ、売るにきまってるだろう」

カズマ「安全面の確保が終わるまで売らせねーぞこんなもん!技術力は確かに凄いけど俺の設計したやつどこいった!」
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:25:37.49 ID:7fZsB9ygO
ダクネス「庭の方が騒がしいな…」

ウィズ「空を飛べるようになる装置ですか…ぜひ完成したら乗ってみたいですね!」

めぐみん「空に何か思い入れでもあるんですか?」

ウィズ「特にあるわけじゃないですが…飛べたら楽しいと思いません?」

ダクネス「確かに、楽しそうではあるな」

めぐみん「お2人はそうなんですねえ…まあ私もいつか空を割るような爆発魔法を放ちたいなと考えているので思い入れがないわけじゃないですが」

ダクネス「やめろ」




アクア「ここね!ここを叩けば私の勝ちになるとみているわ!」

ゆんゆん「えっと、テレポート」

アクア「なあああああんでよおおおおおおお!!!」



ウィズ「あちらはあちらで楽しそうですね」

ダクネス「ゆんゆんもあのボードゲーム強いんだな」

めぐみん「紅魔族は知力が高い種族ですからね」

ウィズ「懐かしいですねえ、あのボードゲーム」

ダクネス「懐かしいということはウィズはやったことあるのか?」

ウィズ「ええ、何十年前かは忘れちゃいましたけどね」

めぐみん「…ウィズの年齢って…あ、なんでもないです。なんでもないです、本当です」
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:30:39.62 ID:7fZsB9ygO
ウィズ「さて、じゃあ私はちょっと紅魔の里まで出かけてきますね」

めぐみん「え?紅魔の里行くんですか?」

ウィズ「はい、バニルさんに頼まれたものもあるので。後はバニルさん達が作った商品を買って販売してくれる商人の方達にもお話してきます!」

めぐみん「バニルが頼んだもの、ねえ…突然ですがウィズ、私の父の作品をどう思いますか?」

ウィズ「時代の開拓者だと思ってます!」

めぐみん「手遅れですね…まあウィズが父から作品を買ってくれないと我が家が困窮するのでありがたいんですけども」

272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/09(火) 00:33:20.20 ID:7fZsB9ygO
ねみいのでここまで
このすば世界だし占いも都合よくいくはずがないよねってことでコンマ判定つけたけど結果的に書く量増えて自分の首を絞めてるだけかもしれない
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/09(火) 00:39:00.43 ID:qBAyo1pv0
じゃあ元に戻そう
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 00:42:41.04 ID:ByS7gDNAO
安価を繰り返してレベル上げることで元に戻す方針でいこう、安価スレだもの



数日後


カズマ「売れたなあ…」

バニル「買えば空を飛べるのだ、売れるに決まってたな」

カズマ「飛ぶ際の衝撃がかなり強いのを除けばまあ良い商品にはなったと思うけどさ」

バニル「あれは設計上どうあがいても仕方ない部分なので受け入れるが吉、ここ数日は宣伝に販売に技術の伝達に大忙しだったがよくやく休めそうだ」

カズマ「軌道に乗ったししばらくは大丈夫だろうな…」

バニル「これで負債店主が借金を作っても何とかなるだろう…店の再建も見えてきた、貴様らには世話になったな」

カズマ「世話になったと言われても今回は特に何かやったわけじゃないしな、商品販売まで漕ぎ着けたバニルと売り手を探し出してくれたウィズ達が頑張ってたわけだし」

バニル「こいつなら頭のおかしい商品でも何だろうと買ってくれると期待されてのパイプだろうが、役に立つとはな」

カズマ「たまには褒めてやれよ?」

バニル「褒めてもつけ上がるだけだ」

カズマ「一見ツンデレっぽいけどそんな風には…うん、見えねえ」

バニル「それに結局のところ、貴様らに世話になったのは変わらんからな」

カズマ「まあ…そう、ビジネスだよビジネス、俺らのとこにも利益回ってくんだし手伝うのは当然だ」

バニル「その金にがめつい性格はやはり悪魔向きだな」

カズマ「金にがめついとか言うな、欲望に忠実と言え」
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 00:43:41.75 ID:ByS7gDNAO
バニル「どちらにしろ悪魔向きだが。して、最近やっていなかった占いをしばらくは進めたいと思っているのだが」

カズマ「ああ、忙しくてやってなかったな…というかなんだよ進めたいって」

バニル「成否の可能性こそあれど結果の対象
を限定的にできるようになったのだ、繰り返せばいつかは成否の可能性すら消せるやもしれん」

カズマ「もうそれ占いじゃないよなって言って良い?」

バニル「安価式占いである、さて誰を占うか」

カズマ「俺は散々やってもらったし俺以外で」

バニル「なんだ貴様はいいのか?」

カズマ「ほら、めぐみんとか占ってもなぜか俺が出てくることが多いし…」.

バニル「貴様がそういうなら構わんが」



占い対象>>276
占い結果>>277

占い対象>>279
占い結果>>280

276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:45:06.29 ID:JkJKSbvEo
ゆんゆん
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 00:50:56.03 ID:DM2i0w2K0
めぐみんのおもらしの気配で絶頂する体質になってしまう
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:05:23.65 ID:4XDXelJIO
加速下
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:05:33.20 ID:cfDQplyU0
アイリス
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:06:05.50 ID:4XDXelJIO
カズマの家に引っ越す
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 01:26:37.31 ID:ByS7gDNAO
書き始めたばっかで申し訳ない、続きは明日というか今日というか
安価は了解しました、何気にアイリス出てなかったなこのスレ
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:28:20.48 ID:FDYRcTLR0
『ゆんゆんがめぐみんのおもらしの気配で絶頂する体質になってしまう』

『アイリスがカズマの家に引っ越す』


カズマ「お、う、お、あ、あ?」

バニル「1つ目と2つ目の占い結果の格差
が凄まじいな、おい小僧戻ってこい」

カズマ「はっ…えーと、まずゆんゆんだな?これ…絶対起こることなんだよな?」

バニル「なんどもそう言ってるであろう」

カズマ「う、うーん…絶頂と聞くと前にウィズの下着の色聞いたときのこと思い出す…あの時は死ぬかと思ったしすっげえ怖かったなあ…」

バニル「氷の魔女の異名を特等席で味わえて良かったではないか」

カズマ「良くねえ…しかし…ゆんゆんが絶頂する機会が今後絶対訪れるということだろ?仕方ない、しばらくの間見張るとするか」

バニル「見張る必要あるか?」

カズマ「あるに決まってんじゃん何言ってんの」

バニル「なんとまあ…澄んだ目をしたクズだろうか」
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:29:13.17 ID:FDYRcTLR0
カズマ「それでもう1つだよ!アイリスが!?引っ越してくるだって!?」

バニル「みたいだが…一国の王女がこの屋敷に泊まりに来るとは中々凄まじい事態になりそうで何より」

カズマ「凄まじい?ただ引っ越すだけだろ?」

バニル「王女が引っ越すという字面に疑問すら持ってないな貴様、我輩の予想でしかないが王都が陥落して苦肉の策で王女だけでもここへ、という流れを占いが王女が引っ越してくるという結果で出したとも考えられる」

カズマ「なるほど、そういう可能性もあんのか」

バニル「あの王女、我輩が見通しにくい人物の1人なのでそう簡単に王都も陥落する事態にはならんだろうがな」

カズマ「アイリスやっぱ強いんだな、てかお前見通せるかどうかわかるってことは会ったことあるんだな」

バニル「ハチベエとしてな」

カズマ「ハチベエ?…俺が話してあげた水戸黄門のやつかな」

バニル「臨時収入が入ったのでまたハチベエ役をやってもよい頃かもしれん」

カズマ「それよりお前と会ったってことはアイリスはここにきてたったことだろ!言えよ!」

バニル「言えと言われても…というかなぜそんな悪感情を出しておる、美味ではあるがこんなことで得れるのか」

カズマ「アイリスに関することなら俺は常に全力でいたいので。というかアクセルに来たならアイリスも声かけてくれればいいのに…!でも今後引っ越してくるんだよな、うへっへ」

バニル「うむ、気色悪い」

カズマ「何かいった?」

バニル「なにも。さて、占いはやったことだし我輩ちと出かけてくるぞ」

カズマ「おーう」
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:30:07.66 ID:FDYRcTLR0
バニル「さて、と」

バニル「スタイルが良くなる代わりに発情するふざけたように見えて我輩にとって超重要なポーション制作を紅魔の里にウィズが聞きに行ったところ」

バニル「>>285>>286が必要と出たのだったな」

バニル「…ウィズに取りにいかせるか」
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:32:55.37 ID:evC60VHQO
オークの雄の血
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/06/10(水) 23:36:49.98 ID:7l0BouRzO
サキュバスの体液

雄のオークとかこのすば世界じゃ激レアなんじゃ……
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/06/10(水) 23:45:46.71 ID:FDYRcTLR0
バニル「『オークの雄の血』と『サキュバスの体液 』…ウィズに取りにいかせるなら前者だな」

バニル「サキュバスの体液に関しては我輩が欲しいと言えばす手に入るだろう…我輩が下級悪魔に物を乞う姿勢をとる必要があるのが釈だが」

バニル「だがオークの雄の血は難易度が遥かに高い…この世界での雄のオークは産まれては絶滅、産まれては絶滅の繰り返しだからな…雌オークに搾り取られて」

バニル「ふーむ、どうしたものか」

バニル「…そうだ、占いがあったな。対象をオークの雄にして…今現在生息している地域を割り出し…」

バニル「ウィズに取りに行かせれば良いな…どうせ雌オークが周りを囲っているだろうが、こちらも餌を用意すれば良いだけだ」

バニル「見えた、雄オークの生息地はーーーー

安価下、雄オークの生息地
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