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設計者「安価で平和に町を作るよ」
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112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 01:24:45.10 ID:U02CYLpjO
出来る限りの街づくりと鉱業の発展をさせんとレベル10もきつそうな
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 01:53:35.96 ID:znFTmPRto
極寒地が予想以上にきついな
114 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:52:44.32 ID:XYo/Mc2to
設計者「先住民の話を信じるなら、洪水のリスクはほぼ無いと考えてもいいんだけど」
設計者「こうして一度起きたからには備えが必要だ」
土木作業員「もう堤防工事初めていいですか?」
設計者「ああ、いいよ。でもあとで少し手直しできるように加減しておいて」
土木作業員「その図面は……建物には見えませんが」
設計者「開拓地の俯瞰図だ」
設計者「よし、完成だ」
開拓団建築士「開拓地の俯瞰図と鳥観図、それと建物の図面と、養殖槽の仕様書ですか」
設計者「今回は複数の設備をまとめて工事する必要があるからさ」
115 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:53:13.62 ID:XYo/Mc2to
土木作業員A「まず作るのは堤防か」
開拓団建築士「一般的な堤防を作ればいいとのこと。ただし、堤防の底には水門を用意します」
土木作業員B「俺たちの仕事は養殖場だな」
労働者「今回はガラスの水槽じゃなく、床をへこませて円形のプールを作るのか」
開拓団計器工「水温・水質調整機器を取り付けます」
鉱山労働者「掘る。……なぜ掘ってる?」
開拓団建築士「水路です」
土木作業員C「川と養殖槽を繋ぐのか」
釣り人「本当に川に網を張っていいのか? また水面が凍るんだろ?」
養殖者「ここは夏用の養殖場だからOKだ」
養殖者「川が凍る時期になったら、堤防の底にある水門から、水路を通して魚を移動させる」
養殖者「冬用の養殖場は水温が維持されてるから凍らない」
釣り人「ああ、夏場だけは自然の川で養殖できるようにしたのか」
116 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:54:11.09 ID:XYo/Mc2to
●開拓地
・堤防……開拓中のイレギュラーな洪水にも対応できる。
・養殖場(夏)……川の一部に網を張り、自然に近い環境で魚を育てる。
・養殖場(冬)U……精密な水温調節が可能な養殖施設。養殖場(夏)と水路でつながっている。
・上水道……水道管で川の水を引く。ただし夏限定。
●ステータス
・第一次産業Lv.6
開拓団開墾者「水道管と基本的なフィルターの設置は完了した」
開拓団開墾者「だが、この排水ポンプは何に使うんだ?」
設計者「冬場は水が凍って水道が詰まる可能性がある。それどころか水は凍ると膨張するからパイプが破損する恐れもある」
設計者「だから冬場は水道管から水を抜いておくんだよ」
レストランChief Luis。
開拓団スタッフ「お待たせしました。本日の日替わりメニューでございます」
労働者「今日こそまともな料理、来てくれ……!」
労働者「これは……丼ものじゃないか! あ、あったけぇ! うめぇ!」
労働者「……ん? いや、これ米じゃねぇな」
開拓団スタッフ「鮭もどきフレークのヒエ茶漬けでございます」
労働者「茶漬けにすればヒエも案外いけるもんだな。このために緑茶を取り寄せたのか、やるな」
開拓団スタッフ「いえ。発酵地衣茶を使用しています」
労働者「ブーッ!!」
117 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 18:57:56.68 ID:XYo/Mc2to
設計者「第一次産業Lv.6。町を支える一大産業になる見込みだ」
設計者「お試しレストランは、ついに正解の一つを見つけたらしい」
設計者「鮭もどきのうま味と塩気で、ヒエの食感と地衣茶の苦味をうまくカバーできている」
鉱山労働者「そろそろ地下を掘っていいか?」
設計者「あと少し待ってくれ。秘書と地質調査技師が帰ってきてから指示する。約束するよ」
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:19:20.79 ID:znFTmPRto
極寒地での土木作業の効率化
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:34:28.62 ID:IqsXWTjGo
寒くて陰気になるので娯楽でも
120 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 20:54:56.70 ID:XYo/Mc2to
設計者「工事の様子を見ていたけれど、やはり凍った地面での土木作業は、そうでない地面と同じようには進まないみたいだ」
設計者「土木工事用の機材を特注したから、操作の訓練をしっかりと行わせてほしい」
開拓団教師「はい。採掘用の機材の訓練はいりませんか?」
設計者「いや……ある程度は土木作業の応用が利くと思うけど」
開拓団教師「ではもう一冊はどうしますか?」
設計者「考えてなかったな……。ちょっと待って」
設計者「うーんと…………娯楽が欲しいかな」
設計者「こう寒いと気分も冷え込むだろ。こういう環境にこそ娯楽が必要だよね」
開拓団教師(テーマがおおざっぱ……設計者さんらしくない)
開拓団教師「皆さんは今日からエンターテイナーです」
開拓団教師「エンターテインメントを提供してください」
労働者→エンターテイナー男「あの、エンターテインメントって具体的には何ですか?」
開拓団教師「あなた方の心に聞いてください」
エンターテイナー女「そうよ……私達の思い思いのエンターテインメントを追求すればいいのよ!」
121 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 20:58:33.31 ID:XYo/Mc2to
●住民
・土木作業員U……土木工事の現場で効率的な作業を行う。
・エンターテイナー……エンターテインメントを提供する。
・凍原土木作業員U……施設を作るスピードが速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
※6週目、8週目の施設安価が1回増えます
土木作業員U「重機が届いたぞ」
開拓団メカニック「分解された状態で運ばれてきたな……カヌー水運の限界か」
開拓団メカニック「あっ大丈夫だ、組み立ては任せとけ」
凍原土木作業員U「うおおおおおお!! 燃えてきたああああ!!」
土木作業員U「あいつはどうしたんだ? いや、他にも熱くなってるのが何人かいるな」
開拓団老人「おおっ、あれは開拓魂に燃える建築系労働者!!」
土木作業員U「知っているんですか、おじいさん」
開拓団老人「何かのきっかけでスイッチが入り開拓魂に火が付いた彼らは、建築作業が素早くなるのだ!!」
開拓団老人「より正確に言うと、2週間につき1件、多くの工事をこなせるようになる!!」
開拓団建築士「す、すごいな! 次から開拓団には必ずあいつらを連れていこう」
開拓団老人「しかし、激しく燃える開拓魂の寿命は短い」
開拓団老人「開拓が終わると彼らは実力相応の建築系労働者に戻るとともに、しばらくの間やる気を失ってしまう」
土木作業員U「燃え尽き症候群か……」
122 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:09:49.22 ID:XYo/Mc2to
エンターテイナー男「……エンターテインメントってなんだ?」
エンターテイナー女「考えすぎてわからなくなってきたわ……」
エンターテインメントのヒントを求め、エンターテイナーたちはエンターテインメントとは何かを訪ねてまわった……。
1.腕を競う釣り人とハンター
2.暇そうにしているそり犬たち
3.外との寒暖差が大きい栽培棟
↓1選択
A.奇抜なファッションデザイナー
B.楽器を弾く先住民
C.天才児の開拓団数学者
↓2選択
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:11:32.51 ID:znFTmPRto
2
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:15:11.70 ID:IqsXWTjGo
2
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 21:17:05.44 ID:X5fQ7tneO
B
126 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:32:27.87 ID:XYo/Mc2to
1…スポーツハント 3…サウナ A…ピエロ C…遊園地のマシン でした
エンターテイナー男「なあ、エンターテインメントってなんだと思う?」
サモエド「……?」
ハスキー「バウッ」
エンターテイナー男「わかんないよなぁ……」
サモエド「……」
エンターテイナー男「お互い暇だなぁ……」
ハスキー「バウッワウッ」クルクル
エンターテイナー男「外で走りたいのか。よっしゃ、どうせ暇だし一緒に走るか!」
エンターテイナー女「開拓地の外を散歩してたら、丘の向こうから音がする……」
ポロロ ポロロロン
歌う先住民「おおトナカイよ走れ走れ〜♪ 森を乗り越え北限へ〜♪」
エンターテイナー女「……」パチパチパチ
歌う先住民「おや。王国の人の定住地に近づきすぎた。すまない、すぐに離れる」
エンターテイナー女「別にいいわよ、柵は超えてないでしょ」
エンターテイナー女「それ、変わった楽器を弾いてるわね」
歌う先住民「バラライカ。はじいて音を出す」ポロンッ
エンターテイナー女「もう一曲お願いしていいかしら?」
127 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 21:47:05.90 ID:XYo/Mc2to
ソリ工場が忙しくなった。
設計者「何が起きてるんだ?」
開拓団修理工「エンターテイナー改めレーサー達が無茶してるんだ」
レーサー「俺は凍原のスピード狂。そりが壊れても気にしねえ」
設計者「君は気にしなくても修理工と医者と僕らが気にするんだよ」
レーサー「誰に迷惑をかけても俺たちは意に介さない。犬たちが楽しければそれでいいのさ」
設計者「そうか、最近そり犬たちが元気だと思ったらこういうことだったんだ」
レストランChief LuisでBGMが流れるようになった。
シンガー「つれないあんた許さない♪ あたしの気持ち、コケにしないで♪」ジャン ジャン
研究家「『ツンドラ・ラブ』。心震える歌詞だ……」
開拓団スタッフ「ビューティフォー……」
設計者「エンターテイナー改めシンガーソングライター……素敵なエンターテインメントをありがとう」
労働者(えっ。ダサい歌だと思ったの俺だけ?)
●住民
・レーサー……犬ぞりで凍原を駆ける。他に人を乗せている時はスピードを抑える。
・シンガーソングライター……歌を作り、ギターを奏でながら歌う。
●ステータス
第三次産業Lv.3
128 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:39:33.38 ID:XYo/Mc2to
設計者「やあ、着いたんだね。地質調査技師。氷が融けていて驚いたんじゃないか?」
地質調査技師「…………」ズーン
設計者「どうしたんだ、いかにも聞いて欲しそうに落ち込んで」
地質調査技師「……とにかく、報告書を見てくれ」
・主要地下資源……石炭(超大量)・石油(超大量)・リン(超大量)
鉄(大量)・鉛(大量)・錫(大量)・亜鉛(大量)・コバルト(大量)・ニッケル(大量)・アルミニウム(大量)・タングステン(大量)
金(中量)・銀(中量)・銅(中量)・プラチナ(中量)・水銀(中量)・エメラルド(中量)・トパーズ(中量)
ダイヤモンド(少量)・ウラン(少量)
設計者「またサンプルが混ざった? 前回と全く同じ配合で」
地質調査技師「断言する。混ざってない」
地質調査技師「これは現実だ。えらいこっちゃ」
設計者「なるほどね。業者を呼んでおいて大正解だった」
129 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:45:17.66 ID:XYo/Mc2to
社長「君が設計者くんか。私はグローバルサイクツ社代表の社長だ。よろしく」
設計者「よろしくお願いします。思ったよりお若いですね」
社長「はは、もう40だよ。君こそ20代そこらで王都の都市計画者と開拓者を歴任とは、今後の成長が怖くなるな」
設計者「ありがとうございます。さて、相談の件ですが」
社長「ああ。わが社の設備を全面的に提供しよう」
社長「未開拓領域の地下資源が手に入るならば安いものだ」
設計者「おや、社長さん。契約書を読まれましたか? 鉱山の採掘権は開拓団が所有します」
社長「言葉の綾だよ設計者くん。では、利益の取り分について詳細を確認させてもらおう」
設計者「ええ、なんでも質問してください」
秘書「商談の結果はいかがでしたか?」
設計者「Win-Winだ」
秘書「オーライでございますね」
設計者「地下資源の分析は正しかった」
設計者「鉱山労働者がいる」
設計者「地質調査技師から資源ごとの採掘に適した地点を聞ける」
設計者「製錬、精製の準備は整った」
設計者「もはや掘らないという選択肢はないね」
130 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 22:50:51.69 ID:XYo/Mc2to
石炭(超大量)・石油(超大量)・リン(超大量)
鉄(大量)・鉛(大量)・錫(大量)・亜鉛(大量)・コバルト(大量)・ニッケル(大量)・アルミニウム(大量)・タングステン(大量)
金(中量)・銀(中量)・銅(中量)・プラチナ(中量)・水銀(中量)・エメラルド(中量)・トパーズ(中量)
ダイヤモンド(少量)・ウラン(少量)
設計者「副産物に期待するなら、似た性質の資源がないものは狙わないほうがいい」
設計者「資源によっては、町の産業や暮らしが大きく変わる」
設計者「何を掘るべきかな……」
安価↓1
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:51:53.34 ID:LoCU2fRRO
石油
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 22:54:48.72 ID:IqsXWTjGo
金属が多種ってことは黒鉱の関係とか?
小坂精錬ばりの精製技術があれば全部一気に取り出せるんだが
133 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:17:13.92 ID:XYo/Mc2to
設計者「この際、全部一気に掘り出す装置か仕組みを設計した方が早いかもしれない」
地質調査技師「一か所掘ってもこの報告書通りには出てこないぞ」
地質調査技師「鉄が大量の地点だとアルミニウムが少量しか出ない」
設計者「一応少しは出るんだ」
地質調査技師「結構遠くの方まで行ってあちこちでサンプルとってきたからな」
地質調査技師「この開拓地を中心にした、凍原の一定範囲の資源をまとめたのがその報告書だ」
設計者「よく短期間でそんなに広範囲を移動できたね?」
地質調査技師「開拓団に一台しかないトラクター車両に乗せてもらったのさ」
開拓団ドライバー「オレの私物だよ」
設計者「なるほど、それで資源を一つ狙うのが効率がいいわけだ」
設計者「だったら、まず石油にしよう」
地質調査技師「石油ならここら一帯どこでも汲みだせるぞ」
地質調査技師「環境のことを考えるならここから少し離れた、下流の方がいいな」
設計者「そうだった、鉱業に手を出すともれなく町の環境が悪化するのを失念していたよ」
地質調査技師「んなこたない。これだけ広ければ影響は無いさ」
設計者「本当、こういうところも特殊な開拓地だ……」
134 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:26:53.43 ID:XYo/Mc2to
鉱山労働者「ほ、掘る。ほっ、ほほほほほ掘るぅ!!」
設計者「鉱山労働者、出番だ!」
設計者「と思ったけど、つるはしや火薬はいらないな」
鉱山労働者「掘れなぁああああい!!」
地質調査技師「油田用の機材は用意してるのか?」
設計者「抜かりないよ」
開拓団開墾者「どちらかというと井戸掘りに近いな」
鉱山労働者「掘りたぁあああい!!」
●開拓地
・油田……石油がたくさん取れる。
●ステータス
第二次産業Lv.4
設計者「汲みだした石油はドラム缶に入れて集めておこう」
鉱山労働者「わかった、集める」
設計者「あとは定期的に、カヌーか犬ぞりで運んで、グローバルサイクツ社の設備で精製してもらうことになる」
設計者「王国では石油はまだ貴重な資源。これは大きな進歩だ!」
135 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/07(日) 23:31:05.92 ID:XYo/Mc2to
設計者「秘書、お疲れ様。社長に話をするまで大変だったろう?」
秘書「設計者様に仰せつかった重要な仕事。苦労などございません」
設計者「無理しなくていいよ」
秘書「正直に言うと、緊張しました……」
設計者「そうか。秘書が頑張ってくれたおかげで助かったよ、ありがとう」
安価↓1 秘書への依頼
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:32:29.44 ID:J2wdyKe20
近隣各都市への鉄道網の整備
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 23:36:50.48 ID:rN2a0iLkO
掘りホリック?
138 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:02:42.00 ID:3/d4eE1do
設計者「悪いんだけど、続けて大きな仕事を頼んでいいかな」
秘書「何なりと」
設計者「近隣の各都市への鉄道網を整備したい」
秘書「それは……大きな目標ですね」
設計者「そうだね。近隣には村一つ無いからね」
設計者「この地域にいくつも都市ができて、それぞれが鉄道でつながっている、そんな未来も実現不可能ではないと思う」
設計者「その第一歩として、ここから一番近い都市への鉄道を敷きたい」
秘書「一番近いのは、州都の中で最も栄えていないことで知られている、端っこの都ですね」
設計者「あれでも州都だ。交通網が整備されていて利便性の高い都市だよ」
設計者「さて、僕は王国および市長の力を借りたくない気分なんだけど」
秘書「では、わたくしはまず鉱山の町のINKレールウェイ社へ行ってまいります」
設計者「聞いたことのない会社だな」
秘書「田舎の鉄道開発と鉱石運搬用トロッコに秀でた会社です」
設計者「なるほど、最適解」
5週目結果
称号:毛皮を着こなす村 → アクセルを全力で踏み始めた町
〜住民の声〜
レーサー「地面、ガタガタで、酔う……うぷっ」
養殖者「鮭もどきの正体が分かった。こいつは、鮭の仲間だ!」
地衣類研究者「ハナゴケが今にも開花しそうです!」
〜来訪者の声〜
歌う先住民「ご清聴ありがとう」
社長「実にユニークな味の料理だ」
139 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:10:20.27 ID:3/d4eE1do
地衣類研究家「ハナゴケが満開です!」
開拓団農家「満開でこんなものか……」
ハンター「不毛の土地では十分鮮やかだ」
設計者「かなり小さいけど、可愛らしい花だと思うよ」
●開拓地
・花咲く町……花を咲かせる地衣類が植えられており、夏になると慎ましく町を彩る。
140 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:10:54.84 ID:3/d4eE1do
6週目
称号:アクセルを全力で踏み始めた町
ランク:田舎町
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・花咲く町……花を咲かせる地衣類が植えられており、夏になると慎ましく町を彩る。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・堤防……開拓中のイレギュラーな洪水にも対応できる。
・上水道……水道管で川の水を引く。ただし夏限定。
・養殖場(夏)……川の一部に網を張り、自然に近い環境で魚を育てる。
・養殖場(冬)U……精密な水温調節が可能な養殖施設。養殖場(夏)と水路でつながっている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培棟……ヒエとライ麦を栽培している。中は常に0℃を下回らない。
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
・毛皮加工場……ハンターの狩ってきた動物の毛皮を防寒具や家具に加工する。
・お試しレストラン……普通の料理の他にお試し料理が出てくる。どんな味かは食べてみるまで分からない。
・油田……石油がたくさん取れる。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員U……土木工事の現場で効率的な作業を行う。
・凍原土木作業員U……施設を作るスピードが速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
・鉱山労働者……掘る。
・ファッションデザイナー……防寒具にデザイン性をプラスする。
・レーサー……犬ぞりで凍原を駆ける。他に人を乗せている時はスピードを抑える。
・シンガーソングライター……歌を作り、ギターを奏でながら歌う。
●その他
・石炭を使う暖炉が普及している。
●ステータス
第一次産業Lv.6
第二次産業Lv.4
第三次産業Lv.3
141 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/08(月) 00:16:05.99 ID:3/d4eE1do
設計者「農業、養殖、鉱業、娯楽」
設計者「伸ばしたい分野はいっぱいあるけど、時間がない」
凍原土木作業員U「工事やるぞやるぞやるぞ!!」
設計者「でも、やる気に満ち溢れた土木作業員はいる」
※凍原土木作業員Uの力で、施設の建築・増築が一回増えます
※土木作業が関係なさそうな施設ばかり指定しても増えます
安価↓1、2、3、4 施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:17:50.71 ID:SxX56LIuo
鉱物の採掘施設
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:19:39.99 ID:Fwgs8lcZ0
図書館
144 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:33:34.64 ID:tyJXr4Y2o
服屋
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 00:44:41.91 ID:0WyobREGO
犬ぞりレース用の道の整備
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 20:13:46.28 ID:6/VEZgGio
はい
147 :
◆CpUz7d.S3o
[saga sage]:2020/06/08(月) 21:35:16.86 ID:3/d4eE1do
今日は無しです
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/08(月) 21:55:38.15 ID:Ht8Ft75FO
ゆっくりおやすみくだせぇ
149 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:12:07.70 ID:95m70SNto
設計者「ファッションデザイナーが活躍できるように、会社を立ち上げて店舗を構えた」
設計者「そして、レーサーとそり犬の安全のため、そして競技の活性化のために、犬ぞり用のレーンを用意した」
●開拓地
・アパレルショップ……凍原ブランドの直営店。おしゃれな防寒具を販売中。
・犬ぞりレーン……犬ぞりが走りやすいように路面を平坦に整えた競技場。
●住民
・レーサー……犬ぞりの速さを競う。川が凍る季節には運送業も担う。
・ファッションデザイナー……デザイン性の高い防寒具を販売する凍原ブランドの社員。
●ステータス
第三次産業Lv.4
労働者女「工事してた場所、ここだけ急にオシャレなお店が出来てる」
開拓団スタッフ「いらっしゃいませぇ〜」
開拓団スタッフ「何かお探しですか?」
労働者女「いえ、新しいお店なので見に来ただけです」
労働者女「へえ、ハナゴケ柄の長袖カットソー、コートの袖から覗く長さになってるんだ」
労働者女「……えっ、高っ」
デザイナーA「値段設定間違えたかしら」
デザイナーB「あんまり安くするとブランドの価値が下がるからダメだって、設計者さんが言ってたんだよ」
レーサーA「おおっ、走りやすい!」
レーサーB「粒の細かい砂を取り寄せたんだってさ。犬が滑りにくくて、そりを傷つけない、ちょうどいい粒径の砂を」
150 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:13:00.87 ID:95m70SNto
設計者「せっかく鉱山労働者がいるから、早めに鉱山整備にも取り掛からないといけない」
設計者「しかし選ぶのが面倒だ。時間が有限じゃなければ片っ端から採掘させるのに」
設計者「僕が去った後も継続して採掘事業を拡大できるように準備するべきか……?」
地質調査技師「悩んでるようだな」
地質調査技師「鉱山労働者も土木作業員もやる気に溢れてるし、全部掘っていいんじゃないのか?」
設計者「今週は他にも設計するものが三件あるから、どれもこれもとはいかないんだよ」
地質調査技師「そんなお前のために追加で調査を行ってきたんだ」
地質調査技師「この地図に、複数の鉱石を掘るのにベストなポイントをいくつか選定してきた」
設計者「あらためて、広いな……」
設計者「鉱山一か所ごとに一つの町を作ってもいい距離だ」
設計者「全種類まんべんなく掘れるポイントは無い?」
地質調査技師「広く浅く掘ると、パッとしない鉱山町になるぞ」
151 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:13:54.99 ID:95m70SNto
ポイント1:鉄-銅-錫-タングステン
地質調査技師「鉱山の町でもよく掘れる金属だ。埋蔵量では凍原が圧倒的だが」
設計者「これぞメタルって感じの金属類だ。重工業向きかな」
ポイント2:鉛-亜鉛-ニッケル-コバルト-アルミニウム
地質調査技師「詳しく知らないが、電池の材料になると聞いてる」
設計者「アルミニウムとマグネシウムは軽量金属だね。便利な材料だけど、加工に大量の電力が必要だから王国では普及してない」
ポイント3:金-プラチナ-銀-水銀
地質調査技師「貴金属の出やすい地点だ。儲かるぞ」
設計者「銀と水銀はどちらも伝説の多い金属だね。でも今では医療の役に立ってるから、伝説もあながち間違っていなかった」
ポイント4:石炭-リン
地質調査技師「どこでも出てくるが、この地点で掘ると一番効率がいい」
設計者「手っ取り早く産業Lvを上げるならこれか……将来性を考えると微妙だけど」
152 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:17:50.07 ID:95m70SNto
設計者「まだ選択肢が多い……! どれが最善の策だ……?」
地質調査技師「どれか一つ限定じゃないから、そこまで悩まんでも。まだ二週間あるんだろ?」
1.工業ポイント
2.電力ポイント
3.貴金属ポイント
4.石炭ポイント
5.広く浅く掘る
6.鉱業事務所を設立する
↓1 選択
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:19:45.32 ID:4mmxmDSM0
2
154 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:33:57.67 ID:95m70SNto
設計者「決めた。まずは電池の材料が多く取れる、ここにしよう」
設計者「種類が多いのも魅力だ」
地質調査技師「発電方法のあては……石油があったな」
設計者「ウランを採掘して利用するという手もある」
地質調査技師「まさか、核分裂を使うのか。制御が難しいと聞くが」
設計者「僕になら可能だよ」
設計者「なんにせよ、電線になる金属も欲しいところだ」
地質調査技師「少しなら銅も出るぞ」
設計者「それは助かる。足りなかったらグローバルサイクツ社から買えばいいか」
155 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:36:56.28 ID:95m70SNto
秘書「ただいま戻りました」
設計者「おかえり。首尾はどうだったかな?」
秘書「設計者様の名前を出すと、すぐに取り掛かるとおっしゃっておりました」
設計者「僕の名前も案外知れ渡っているんだな」
秘書「ええ。わたくしもとても嬉しいです」
秘書「しかしながら一つ問題が。INKレールウェイ社の総力をもってしても、この長距離路線の整備には数か月を要するとのこと」
設計者「うちの土木作業員を貸し出そう」
秘書「では、そう連絡しておきます」
設計者「そうだ、図書館に入れる図書の選定を手伝ってほしいんだけど」
秘書「図書館を建てるのですか?」
設計者「このタイミングで、意外だろうね。特に意味もなく図書館なんて作らないよ」
設計者「僕の設計した図書館には特別な機能を持たせている」
秘書「寒冷地に対応した空調システムでしょうか?」
設計者「それはもちろん完備してる」
設計者「特別に用意したのは、個室型のブックカフェだ」
設計者「リラクゼーション効果の高い椅子と、集中力を高める色彩の壁」
設計者「眠気対策で、空気を循環させて酸素濃度を維持、暖かいと感じない程度の気温に調整し、コーヒーを提供する」
秘書「まるで自習室ですね」
設計者「その通り。自習を促すためのブックカフェなんだ」
156 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 19:40:11.59 ID:95m70SNto
設計者「そこで、より多くの住民に当てはまる本のテーマを一緒に考えて欲しい」
秘書「例えば『発声法』だと、仕事に活かせるのはシンガーソングライターの方のみになるので、ふさわしくありませんね」
設計者「『仕事』『やる気を出す方法』で全住民を狙うと、それはそれで上手くいかないと思う」
秘書「難しいですね……」
設計者「二つの職業までなら簡単だよ。『魚類』か『犬』でカバーできる」
↓3まで 図書館の目立つ棚に置く本のテーマ (影響する住民が一番多いものが採用されます 同数なら↓1採用 20:10締め切り)
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 19:50:00.83 ID:g0jQaSYyo
土の種類による特性
158 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 20:02:50.38 ID:95m70SNto
約1時間離席しないといけないので↓3までの縛り無しで21:00まで延長です
ただ
>>157
が上手いのでこのまま決まりそうな予感
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/06/09(火) 20:16:17.40 ID:pMnVpzNr0
発酵による魚の保存食
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:20:56.71 ID:sew4zElZo
芸術
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/06/09(火) 20:33:45.72 ID:RbxkKO/e0
異世界ファンタジー
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 20:52:44.96 ID:SxmYw1wmo
原子力工学
163 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 21:38:54.32 ID:95m70SNto
『土の種類による特性』→土木作業員・地衣類研究家・鉱山労働者・レーサー
『発酵による魚の保存食』→釣り人・養殖者
『芸術』→地衣類研究家・ファッションデザイナー・シンガーソングライター
『異世界ファンタジー』→ハンター・ファッションデザイナー
『原子力工学』→ツンドラ労働者・土木作業員・レーサー
秘書「住民の方々に、好きなもの・興味のあるものについて伺ってきました」
秘書「もちろん回答の用途は伏せております」
設計者「『発酵した魚』、好きな食べ物を答えたのかな」
設計者「魚に関係する職業は二つ、『発酵』に広げても地衣類研究家を入れて三つだ」
秘書「『芸術』はいかがでしょうか?」
設計者「意外と芸能分野は少ないんだよね。地衣類研究家が芸術に目覚めても面白そうだけど」
設計者「『異世界ファンタジー』は好きな本のジャンルか。図書館についての質問だと読み取ったか、やるね」
秘書「ファンタジー小説を仕事に活かせる方がいますでしょうか」
設計者「分からない。未知数だ。住民に魔法使いはいないし、コスプレする人が出てくるかもしれない」
秘書「『原子力』……この知識をマスターできたならば、今の仕事に活かすのではなく転職するでしょう」
設計者「それ、僕が読んだ方がいい本のテーマだな」
設計者「堅実に『発酵』にするかな……。秘書から何かアイデアはある?」
秘書「わたくしは『土の特性』を推薦します。しかし、いささかカフェで読むには不似合いでしょうか」
設計者「ん? いや、なるほど……。それでいこう」
164 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 21:45:53.60 ID:95m70SNto
●開拓地
・ニッケル鉱山……大量のニッケル鉱石と同時に、亜鉛・鉛・コバルト・アルミニウムが得られる。
・図書館……湿気対策は十分。読書にぴったりのブックカフェが併設されている。
●その他
・図書館で『土』の自習を促している。
●ステータス
第二次産業Lv.5
開拓団事務員「明日が図書館オープンですね」
開拓団司書「入口前にある棚は、月ごとのテーマの本を置くように指示されたんですけど、最初のテーマは『土』ですって」
開拓団事務員「『土』……? あっ、わかった!」
開拓団事務員「きっと来月のテーマは『太陽』、その次が『月』『火』『水』と続くんですよ!」
開拓団司書「ああ、確かに!」
開拓団司書「……それなら最初の月は『木』か『金』の方が図書館映えしたと思いますけど」
165 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 21:47:22.33 ID:95m70SNto
★ランクアップ★
田舎町 → 町
設計者「第一次産業と第二次産業がLv.5に届いた」
設計者「近いうちに鉄道もできる」
設計者「もう、ここは町だ。開拓は成功した」
秘書「おめでとうございます」
秘書「次のランクアップ条件は産業Lv.10です。一般的に開拓で目標とされることが多い値ですね」
設計者「この土地では町がやっとだと思っていたけど、今では実現可能な目標になった」
設計者「石油と電気を活用すれば、大都市だって夢じゃない」
土木作業員A「本来はこのくらい発展したら、街道を作る計画だったらしいな」
凍原土木作業員U「ここじゃ街道は無理だが、こうして鉄道は敷ける!」
レーサー「犬ぞりとカヌーで機械を小分けにして運ぶのはそろそろ無理があると思ってたんだ」
開拓団ドライバー「やっとオレの負担が軽くなる……」
土木作業員B「本来は上水道と浄化槽の整備だったけど、浄化槽はできなかったな……」
土木作業員C「水道は現状維持だな」
166 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 21:48:10.17 ID:95m70SNto
開拓団事務員「ゴミ収集サービスを始めました」
開拓団事務員「毎朝、犬ぞりでゴミ捨て場へ回収に伺います」
レーサー「いいバイトだ」
ハスキー「……っ!」←悪臭に顔をしかめている
開拓団教師「警察署、消防署、そして高校が建ちました!」
教師「本日赴任して参りました。よろしくお願いします」
消防士「消火もレスキューも忙しそうな土地だな……」
警察官「開拓団でも住民でもない我々は何者なんですか?」
設計者「開拓地の住民じゃなく、市民予定者という扱いだから、開拓地の概要には記載されないよ」
開拓団医者「皆さんのおかげで、受け入れ可能な患者数が大幅に増えた病院が建ちました」
土木作業員D「今週、工事多すぎないか?」
土木作業員E「犬ぞりの競技場、アパレルショップ、図書館、警察署、消防署、高校、病院、鉱山、鉄道……本当だ……」
開拓団建築士「優秀な作業員さえいればこれほどの開発を同時並行で進められる……設計者さんの仕事の速さは異常ですよ」
ランク:町
交通……カヌーor犬ぞり+石畳の道路+鉄道(予定)
水道……上水道or氷を融かす+廃水汲み取り回収
医療……病院
廃棄物……ゴミ収集
公共サービス……学校(初等・中等・高等)・警察署・消防署
167 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 22:54:42.62 ID:95m70SNto
設計者「あれ? そうか、今週はまだ講習会を開いてないのか」
設計者「『土の性質』に何か関係する職業なら、図書館で自習する効果が狙える」
設計者「でも効果が出るまでにタイムラグがあるから、こだわらなくてもいいかもしれない」
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:56:55.37 ID:rhNrhhyf0
家畜の体の有効利用
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 22:59:41.21 ID:Lo0GTpsqo
土壌別採掘機械の取扱い方
170 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 23:32:17.15 ID:95m70SNto
開拓団教師「本日の講師はグローバルサイクツ社からいらっしゃいました技術者さんです」
技術者「初めまして。これからしばらくこの町で鉱山開発の指導を行わせていただきます」
技術者「第一回は、採掘機器の運用およびトラブル解決をテーマに話します」
労働者「ふむふむ。土砂層での事故を防ぐためには……」
鉱山労働者「む、難しいな……」
開拓団教師「本日の講師は……先住民です。寒い……」
労働者「先住民の村で屋外授業か……」
先住民「こんにちは。トナカイのこと、教えます」
先住民「トナカイを[ピー]する。よく見ていて」
トナカイ「(声にならない鳴き声)」
労働者「ひいいいい!!」
171 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 23:40:21.51 ID:95m70SNto
●住民
・トナカイ飼育員……トナカイの飼育、解体、調理技術を先住民に学んだ。
・掘削技師……凍原の土壌に対応した採掘機器の取り扱い方を心得ている。
●ステータス
第一次産業Lv.7
第二次産業Lv.6
レストランChief Luisの厨房で一部のトナカイ飼育員が働き始めた。
開拓団スタッフ「お待たせしました。ご注文のトナカイステーキでございます」
労働者「ステーキの上に地衣類を乗せるな」
ニッケル鉱山の開発は順調だ。
掘削技師「ようやく凍土層の底までたどり着いた」
鉱山労働者A「ひたすら岩石を掘りまくれ!」
鉱山労働者B「おうっ!」
掘削技師「こちらでは破砕と分別を担当する」
鉱山労働者C「おい、そっちはコバルト鉱石だぞ!」
鉱山労働者D「す、すいません! 採掘する鉱物の種類が多いから、こんがらがってしまいました」
鉱山労働者C「仕事終わったら図書館の本でちゃんと勉強しとけよ」
172 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/09(火) 23:46:50.46 ID:95m70SNto
開拓団ドライバー「精製したオイルが届いたぞ」
労働者「やったー!」
デザイナー「それで、これは何に使えるの?」
設計者「まずは燃料。石炭より燃焼効率がよくて煙も少ないけど、今のところかなり高価だからもったいない気がする」
設計者「あとは樹脂や繊維、医薬品にも加工できる」
設計者「でもこれは僕も詳しくない。化学の領分だね」
秘書「化学者を呼びますか?」
開拓団有機化学者「呼びましたか?」
安価↓1、2 石油を注ぎます(用途を指定するか、施設・住民から選択する)
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/09(火) 23:49:24.35 ID:Lo0GTpsqo
軽くて保温性のいい繊維の開発
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 00:00:43.75 ID:m3h9MN+7O
ポリウレタンなどの断熱材を作って栽培棟に使う
175 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 00:47:59.48 ID:XB6P+/TNo
開拓団有機化学者「なるほど、それならばアクリル繊維を使用したニットが適しています」
開拓団有機化学者「建物の保温には発砲プラスチックを使用すると高い断熱効果が期待できます」
設計者「それでよろしく。足りない道具があったら急いで取り寄せるよ」
労働者「疑問なんだが、こんなすごい材料と技術があるのに、どうして国中に普及してないんだ?」
設計者「理由その一。それぞれの町の市長は王様の指示がない限り、技術をその町で独占しようとするから」
設計者「理由その二。例えば、紡績工場Vの作る天然繊維は、化学紡績工場Tの化学繊維より性能がいいから」
設計者「まとめると、良くも悪くも開拓制度が原因だね」
労働者「開拓ってすごいんだなあ」
176 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 00:49:14.99 ID:XB6P+/TNo
●開拓地
・火力発電所……稼働準備中。
・石油化学工場……アクリル繊維や断熱材を製造している。
・栽培棟U……壁に断熱材を使用して保温性を高めた。ヒエとライ麦を栽培している。中は常に5℃を下回らない。
●ステータス
第一次産業Lv.8
第二次産業Lv.7
ファッションデザイナー「ウールを取り寄せなくても、もこもこの服が作り放題! しかも軽くて使いやすい!」
開拓団魔法使い「あの黒い油から作ったんでしょ? こわい……」
労働者「魔法使いがそれ言う?」
開拓団農家「設計者さん、見てくれ! 温度計の記録だ」
設計者「わずかだけど、平均室温が上がってる!」
開拓団農家「この前枯れた農作物も、今の栽培棟なら生長できるかもしれない。もう一度試してみる」
177 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 00:52:01.39 ID:XB6P+/TNo
設計者「今週は忙しかった……」
秘書「地下資源を発見した成果が出ましたね」
設計者「来週からも同じ調子だな。遅れを取り戻すために気合出していこう」
安価↓1 秘書への依頼
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 04:59:51.65 ID:g1Y9y5RUo
多分世界でも有数の地下資源だと思うので、宣伝して鉱業系の民間企業を大量に呼びこんでみたい
179 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 19:18:11.05 ID:XB6P+/TNo
設計者「考えたんだけど、僕の力、あるいはこの町と王国政府の力だけで、この広大な凍原を開拓するのは骨が折れる」
設計者「うかうかしている間に、地下資源に目を付けた他国がやってくるかもしれない」
秘書「ええ。世界屈指の埋蔵量である可能性もありますから」
秘書「一刻も早く開拓し、王国の領土であることを周知させる必要があります」
設計者「そこでだ。大々的に宣伝して民間企業の力を借りたい。できるだけ多くの企業のね」
秘書「企業に鉱山を握られますと、将来的に行政の発言力が弱くなる恐れがありますが、よろしいですか?」
設計者「それよりも開発の拡大が重要だし、税収も増えるから必ずしも悪くない」
設計者「確かに、資源を独占されて、出し渋られるようになると厄介だけど」
設計者「そうならないように調整して契約を進めるのは君の方が得意だろう? 任せたよ」
6週目結果
称号:アクセルを全力で踏み始めた町 → 鉱業拠点の町
〜住民の声〜
ファッションデザイナー「もっともっと機能性の高い繊維が欲しいわ」
地衣類研究者「土と微生物と地衣類の関係……面白い、いつまでも読んでいられる」
凍原土木作業員「死ぬほど忙しかったはずなのに全然元気だ……。俺が恐ろしい……」
〜来訪者の声〜
先住民「これが一番楽にトナカイを[ピー]する方法」
鉄道作業員「ひええ。なぜ彼らはこの寒さで普段通りに工事できるんですか」
180 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 19:21:46.25 ID:XB6P+/TNo
7週目
称号:鉱業拠点の町
ランク:町
●開拓地
・凍原……常に氷点下を下回る荒原で、降雪が少ない。夏になると地衣類が一斉に芽吹く。
・花咲く町……花を咲かせる地衣類が植えられており、夏になると慎ましく町を彩る。
・凍川……一年の半分は凍り付いている。
・堤防……開拓中のイレギュラーな洪水にも対応できる。
・上水道……水道管で川の水を引く。ただし夏限定。
・養殖場(夏)……川の一部に網を張り、自然に近い環境で魚を育てる。
・養殖場(冬)U……精密な水温調節が可能な養殖施設。養殖場(夏)と水路でつながっている。
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
・トナカイ放牧地……町の外側でトナカイを放牧する。
・栽培棟U……壁に断熱材を使用して保温性を高めた。ヒエとライ麦を栽培している。中は常に5℃を下回らない。
・発酵蔵……室内を温めて、発酵食品の製造を試している。
・太陽炉……太陽光を集めて中心に置いたものを加熱する装置。高さは2mほど。
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
・毛皮加工場……ハンターの狩ってきた動物の毛皮を防寒具や家具に加工する。
・お試しレストラン……普通の料理の他にお試し料理が出てくる。どんな味かは食べてみるまで分からない。
・アパレルショップ……凍原ブランドの直営店。おしゃれな防寒具を販売中。
・犬ぞりレーン……犬ぞりが走りやすいように路面を平坦に整えた競技場。
・図書館……湿気対策は十分。読書にぴったりのブックカフェが併設されている。
・油田……石油がたくさん取れる。
・ニッケル鉱山……大量のニッケル鉱石と同時に、亜鉛・鉛・コバルト・アルミニウムが得られる。
・火力発電所……稼働準備中。
・石油化学工場……アクリル繊維や断熱材を製造している。
●住民
・開拓団……農業、工業、建築、医療、教育など、様々な分野に長けた団員がいる。
・ツンドラ労働者……凍原で生き残る術を持ち、熱心に働く。
・土木作業員U……土木工事の現場で効率的な作業を行う。
・凍原土木作業員U……施設を作るスピードが速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
・釣り人……川の魚を釣る。凍った川には穴を空けて魚を釣る。
・地衣類研究家……凍原の地衣類を何かに使えないか調べている。
・トナカイ飼育員……トナカイの飼育、解体、調理技術を先住民に学んだ。
・ハンター……野生動物を狩る専門職。狩りすぎ注意。
・養殖者……一般的な魚介類の養殖の知識を持つ。
・鉱山労働者……掘る。
・掘削技師……凍原の土壌に対応した採掘機器の取り扱い方を心得ている。
・ファッションデザイナー……デザイン性の高い防寒具を販売する凍原ブランドの社員。
・レーサー……犬ぞりの速さを競う。川が凍る季節には運送業も担う。
・シンガーソングライター……歌を作り、ギターを奏でながら歌う。
●その他
・石炭を使う暖炉が普及している。
・図書館で『土』の自習を促している。
●ステータス
第一次産業Lv.8
第二次産業Lv.7
第三次産業Lv.4
181 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 19:25:27.67 ID:XB6P+/TNo
設計者「凍原土木作業員Uは元気だけど、普通の土木作業員が疲れてる」
設計者「鉱山開発や建築も大事だけど、そうでないものを設計してもいいな」
設計者「使いやすい道具や装置が出来れば、それを使っている施設すべての役に立つ」
安価↓1、2、3 施設や物を作ります(用地・店舗・公共施設・素材・装置ほか)
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 19:37:13.48 ID:4mCJmc2jo
寒冷地仕様の土木作業用機械
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 19:51:58.68 ID:g1Y9y5RUo
鉱業を学べる学校
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 20:06:57.64 ID:Lxa4BzFyO
鉱物の加工施設
185 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 20:39:37.93 ID:XB6P+/TNo
設計者「と思ったけど、やっぱり今は鉱山開発と建築に力を注ぐべきだ」
設計者「石油と電力を活用した作業効率の改善は、後で指示すればいいか」
開拓団メカニック「雪や氷の上でも滑らない工事用車両を作るのか」
開拓団工員「掘削技師から依頼されて設計したらしい」
開拓団メカニック「そっちか。てっきり土木作業用かと」
開拓団工員「どちらにも応用が利く車両だ」
土木作業員VA「新型の作業機械が完成したってさ!」
土木作業員VB「操作方法は予習済みだ! 早速頼まれた工事に取り掛かろう!」
凍原土木作業員V「……」コォォォォ
土木作業員VA「あいつは……全身本当に燃えてないか? 大丈夫か?」
開拓団老人「否!! あれは、燃える開拓魂が肉体の器に収まりきらず、外側にあふれ出しているのだ!!」
土木作業員VB「ああ、オーラ的なものか……」
土木作業員VC「機械を見てテンションが上がって進化したんだな」
土木作業員VB「俺たちと同じであいつも作業の効率が上がってるから、俺たちよりさらに速く作業できるってことだ」
土木作業員VC「あんなに燃えて……開拓魂の寿命も短くなるんじゃないか?」
土木作業員VB「まあ……来週までなら持つだろ」
186 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 20:42:45.14 ID:XB6P+/TNo
凍原土木作業員V「俺の開拓魂が、作業機械の燃料になる!!」
凍原土木作業員V「このペースなら今週ももう一件、多く工事できるぜ!! ウオオオオーッ!!」
安価↓1 追加で施設を作ります(用地・店舗・公共施設ほか)
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/10(水) 20:55:03.21 ID:tD8ugdKR0
太陽炉の拡張
188 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/10(水) 23:56:15.57 ID:XB6P+/TNo
設計者「製錬所は設計段階から燃え上がる土木作業員に任せた」
設計者「僕はそろそろ太陽炉の改良に取り掛かろう」
設計者「温度を上げすぎても危ない。一点を加熱するより、日光の照射される点をいくつかに分散させよう」
開拓団科学者「大型の太陽炉を何に使うんですか?」
設計者「引き続き、水の確保に使うよ」
設計者「完成だ」
設計者「太陽光を集めて、お湯を作り、パイプに流す。蒸気は弁から逃がす」
設計者「お湯が通るパイプを巻き付けた融解槽に川の氷を入れて融かす。融けた水は定期的に貯水槽へと流す」
設計者「流す際は、融解槽に少し水を残すのがポイントだ。水を通して熱した方が氷は早く融けるからね」
設計者「断熱材で覆われた貯水槽に水を蓄えて、必要に応じて取り出す」
設計者「水道管が凍る冬場に、井戸の代わりに使うんだ」
設計者「夜間はパイプから水を抜いておかないといけないけどね」
開拓団科学者「温泉が湧いていれば話は早かったのですが」
設計者「流石に僕も温泉は作れないよ」
インフラ
水道……上水道or貯水タンク
189 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 00:02:05.98 ID:zCTEyyORo
凍原土木作業員V「完成ぃっ!!」
土木作業員V「俺たちもレベルアップしてるはずだが、ついていくのでやっとだ……」
設計者「お疲れさま」
開拓団教師「鉱業専門の学校、しばらくは私が教えますが、開拓が終わったら現場で働いている方が教えるのでしょうか」
設計者「そうなるかな。鉱山労働者と掘削技師の人口が増えれば、指導に回る人も増えると思う」
開拓団製錬工員「俺の出番が来た!」
開拓団製錬工員「でもグローバルサイクツ社に悪いな……」
設計者「大丈夫。石油の精製はできないし、採掘量に対して製錬が間に合わない計算だ」
設計者「主にこの町で使う分の金属を生産することになるだろうね」
190 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 00:03:46.49 ID:zCTEyyORo
●開拓地
・土木工事局……優秀な土木作業員と工事用機械が揃った公営事業所。
・鉱業研修センター……採掘の専門家を育成する。
・製錬所……鉱石から金属を分離させて取り出す工場。
・太陽炉U……太陽光を集めて物体を加熱する大きな設備。冬季の水需要を支える。
●住民
・土木作業員V……重機を操り、開拓中に限らず短期間で土木工事を終わらせる。
・凍原土木作業員V……施設を作るスピードが非常に速い。この特性は開拓中の凍原でのみ発揮される。
●ステータス
第二次産業Lv.9
土木工事Lv.5
鉱業Lv.6
防寒具Lv.2
設計者「見込みとはいえ、第二次産業Lvが一気に2上がった」
設計者「都市と呼べるまでもうすぐだ」
秘書「開拓も終盤ですので、個別の産業規模も試算してみました」
設計者「土木工事も立派な産業だ。今のところ鉱業に引けを取らないな」
秘書「王都にいた頃はよく依頼しておりましたね」
設計者「防寒具は大した規模じゃなさそうだけど?」
秘書「すでに王国最大級でございます」
設計者「そうか、極端に寒い地方の町が少ないから」
191 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 00:04:18.03 ID:zCTEyyORo
図書館内、ブックカフェ。
土木作業員U(道路の舗装には粒径の違う石や砂を重ねて層にするのか……)
レーサー(同じ石ころでも硬度はこれほどの差が……)
設計者(うんうん、いいね。土特集コーナーの本を個室に持っていく人がちらほらいる)
安価↓1、2 労働者に学ばせるテーマ
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 00:10:34.35 ID:ZN5W2r/Vo
環境科学
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 00:11:22.22 ID:nGTt9L3Yo
災害時の土木工事と救助方法について
194 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 18:43:11.88 ID:zCTEyyORo
設計者「今週の講習会は、防災と環境だ」
開拓団教師「……えっ?」
設計者「何?」
開拓団教師「意外でした」
設計者「また洪水が起きた時のために、災害が起きた際の土木工事の段取りを決めておく」
設計者「あとは救助についても考えないといけない」
設計者「鉱山廃水や鉛鉱石などは環境を汚染する。環境科学で公害への対処が必要だ」
開拓団教師「本当に、今必要ですか?」
設計者「何か起きてからでは遅いんだ。市民に被害が出る前に、リスクを予測して備えるべきだよ」
開拓団教師「と、言われたのですが」
掘削技師「凍原は広大だから町の環境への影響は無いのに」
開拓団教師「洪水も警戒しすぎですよね。本来、堤防すら不要と先住民の方が言っていました」
開拓団弁護士「話に聞いていた通りだ。設計者さんの備え癖」
消防士「でも確か、その姿勢が評価されて、王国軍の基地の設計を依頼されたんじゃなかったですか?」
開拓団教師「都市開発においても、リスクに完璧に備えることが非常に重要なのでしょうね」
195 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 18:43:55.39 ID:zCTEyyORo
●住民
・環境学者……暖炉の排煙や製品に使われた金属などの状況をチェックし、住民の健康被害を減らす。
・土木工学者……目的に応じて必要な土木工事とその手順を計画する。
●ステータス
土木工事Lv.6
環境Lv.5(固定)
※土木作業員Vはこれ以上レベルが上がりません、Wまで上がるのは施設のみです
開拓団教師「よきにはからいました」
環境学者「一口に環境といっても、自然環境だけではなく生活環境もあります」
土木工学者「線路工事の現場指揮に行って参ります!」
196 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 18:48:26.41 ID:zCTEyyORo
開拓団電気技師「ボイラー、タービン、電線、電池の準備はバッチリだ」
設計者「よし、それじゃ火力発電所を動かそうか」
開拓団素材工学者「大きな太陽炉があるので、太陽熱発電も視野に入りますよ」
設計者「同レベルなら火力発電の方が効率がいいからね」
設計者「発電量で火力発電に勝る、他の発電所を作り上げる時間は足りないと思う」
安価↓1、2 電気を流します(用途を指定するか、施設・住民から選択する)
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 18:52:15.01 ID:RfkaGppp0
水運基地のライトアップに
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 19:40:21.16 ID:g6AVId0+O
空調による栽培棟の温度管理
199 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 20:30:56.45 ID:zCTEyyORo
設計者「まだ少ないけど電灯を用意できた」
設計者「電灯で町を明るくしよう!」
開拓団電気技師「材料足りましたか?」
設計者「足りない分は取り寄せたよ」
設計者「まずは水運基地に使おう。暗い中、川に落ちたら危険だ」
開拓団船員「助かりますよ。灯りで手が塞がると作業がやりにくいんで」
設計者「……せっかく電気を使ってバージョンアップするのに、照明だけじゃもったいないと思わないかい?」
開拓団船員「はあ。……他に何か用意してるんですか?」
設計者「これだ!」バサッ
開拓団船員「後ろに何かあるなと思ってたら、モーターボートでしたか!」
レーサー「布をめくると同時に照明で照らし出した!」
シンガー「これぞエンターテインメントね!」
200 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 20:43:53.14 ID:zCTEyyORo
設計者「これだけの発電量があれば、結構前に設計した暖房が作れそうだ」
開拓団メカニック「こりゃすごい……」
設計者「停止させずに使い続けることを想定しているから、電力をかなり使ってしまう」
設計者「だから、民家やレストラン、図書館には使えない」
開拓団メカニック「じゃあ、どこに?」
設計者「そんなの一か所しかないじゃないか。栽培棟だ」
●開拓地
・カヌー庫……川の水が解けている時期に、カヌーを用いて水運を行う。
↓
・水運基地U……川の水が解けている時期に、カヌーとモーターボートで水運を行う。
・栽培棟V……壁に使用した断熱材と最新鋭の空調機器により一般的な栽培環境を実現した。中は常に15℃を下回らない。
・火力発電所……町に電気を供給している。
●ステータス
第一次産業Lv.9
開拓団農家「あったかい!」
開拓団農家「この気温なら、寒さに弱い農作物以外ならなんでも育てられる!」
開拓団農家「小麦も栽培できる!」
設計者「手狭だから、少量でも高く売れる作物を作って、小麦は他の町から買った方が効率がいいよ」
設計者「そろそろ鉄道が完成するしね」
201 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 20:48:06.06 ID:zCTEyyORo
設計者「モーターボートの導入で、鉄道に先駆けて物流が向上した」
設計者「今は一時的に夏の気候になっているからいいけれど、冬場の物流も改善しないと、書類上、産業は育っていない計算になる」
設計者「つくづく面倒な土地だよ……」
設計者「さて、引き続き石油も活用していこう」
開拓団有機化学者「準備はできていますよ」
安価↓1、2 石油を注ぎます(用途を指定するか、施設・住民から選択する)
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 20:52:13.18 ID:GuLikK7CO
車両用道路を温熱仕様に
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 21:12:12.21 ID:PArcvES2O
レーサーに雪上車などの車両を使ってもらう
204 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 21:37:42.23 ID:zCTEyyORo
設計者「まずはこの設計書を見て欲しい」
開拓団電気技師「路面ヒーティングシステム?」
設計者「車両が走る舗装路の下に合金線を仕込み、熱によって路面の雪を融かす仕組みだ」
開拓団電気技師「舗装路も無いのにか」
設計者「舗装路の下に作るんだよ」
設計者「電力が全然足りなかった……」
開拓団電気技師「そりゃそうだ。もう結構広いんだぞ、この町」
開拓団電気技師「そもそも車も走ってないし、この土地そんなに雪は降らないだろ。一度雪が積もったら中々解けないが」
設計者「くそう。世界が僕の技術力に追いついていない」
開拓団電気技師「贅沢な悩みだな」
設計者「まあ世界に文句を言っても仕方ない。一歩ずつだ。とりあえず土木工事局に舗装を頼んで、先に車両から作ろう」
205 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 21:54:06.32 ID:zCTEyyORo
開拓団有機化学者「合成ゴムに炭素を混ぜると強度の高いタイヤになります」
設計者「あ、そこにスパイクを入れて。川の近くは特に湿気で路面が凍るから、滑り止めが必要だ」
設計者「ガソリンで動く自動車を作ったよ」
レーサー「す、すげぇ!」
設計者「いや、別にこれは一部の町で使われてるけど」
設計者「今後君たちにはこの自動車を使ってもらいたいんだ。素早い乗り物を制御するのには慣れてるだろう?」
レーサー「ものすごく速そうだから少し不安だ……!」
設計者「いや、鍛えた馬や鍛えた犬には敵わないよ。王国の動物はすごく強い」
設計者「ただし、僕の設計したタイヤは凍結した路面でも滑りにくい仕様だ」
設計者「普通のそり犬には間違いなく全てにおいて上回っているね」
レーサー「全ては言い過ぎだろ!」
レーサー「犬は、頭がよくて自分で考えられる! しかも、もふもふで可愛い!」
設計者「ごめん……僕が間違っていた」
206 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 21:56:24.68 ID:zCTEyyORo
●住民
・レーサーU……オフロードカーの速さを競う。レースの無い日にはドライバーとしても安全運転で働く。
・ドライバー……自動車で荷物を運搬する。犬を飼っている人が多い。
●開拓地
・ソリ工場……他の地域から持ってきた木材などを材料にソリの製造・修理を担う。
↓
・自動車工場……凍原に対応した自動車の製造、修理を担う。
・そり犬公園……犬との触れ合いや犬ぞり体験が楽しめる観光施設。
●ステータス
第二次産業Lv.10
第三次産業Lv.5
インフラ
交通……舗装路+鉄道(今週末)+モーターボート
土木作業員V「アスファルトでこんなに平坦に舗装して大丈夫なのか? 石畳より滑りやすそうだ」
土木工学者「道に溝を刻むことで、滑りを防止します」
開拓団工員A「ソリ工場は今日から自動車工場か。大胆な事業転換だ」
開拓団工員B「犬たちはどうするんだろう……」
ドライバー「俺の相棒は車の助手席に乗ってるぜ」
レーサー「観光客を乗せて犬ぞり体験もする予定だ。早くお客さん来ねーかな」
開拓団飼育員「犬ぞりレースも続けるし、トナカイ放牧では現役だってさ」
ドライバー「自動車が普及しても、俺たち凍原の町の住民の、犬への愛は変わらないのさ」
207 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 21:58:08.43 ID:zCTEyyORo
修正
・犬飼育場……そり犬たちが風をしのげる建物。
↓
・そり犬公園……犬との触れ合いや犬ぞり体験が楽しめる観光施設。
208 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 22:01:20.88 ID:zCTEyyORo
★ランクアップ★
町 → 地方都市
設計者「第二次産業がLv.10を達成した」
設計者「住宅や下宿も増えて、個人食堂や商店、銭湯を営む労働者もちらほらいる」
設計者「この町は多くの人口を支えられる規模になった」
秘書「おめでとうございます」
秘書「次の目標は王国で有数の都市を作ることです」
秘書「その目安は産業Lv.15です。また、第三次産業は最低でもLv.5が必要になりますが、こちらは先日達成しました」
設計者「いかに産業の一大拠点であっても、商業やサービス業が発達していなければ都市とは呼ばれないからね」
設計者「でも、普通、開拓中に産業Lv.15は目指さない」
秘書「ええ。開拓の目標は町を作ることであり、それはすでに終えています」
設計者「民間企業への宣伝はうまくいってる?」
秘書「説明会の開催が今週末です。業者が採掘を始めるのは早くて来週末でしょう」
設計者「ちょうど開拓2か月目か」
209 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 23:09:49.78 ID:zCTEyyORo
開拓団保健学者「下水道、上水道はすでにあったので浄水場も作りました」
労働者「冬場はどうするの?」
開拓団保健学者「我慢します」
開拓団事務員「ゴミ収集サービスに加えて、ゴミ箱を町の各地に設置しました。環境美化に努めましょう!」
開拓団事務員「新たに、郵便局もサービスを開始しました」
配達員「責任もって運びます!」
土木作業員「本来は今、図書館を建てる予定だったらしい。早めに作った分楽ができた」
労働者「銀行は無いの?」
開拓団事務員「送金は郵便局で受け付けています」
開拓団事務員「その他のサービスは、開拓後にすぐできると思われる民間の銀行を使ってください」
ランク:地方都市
交通……舗装路+鉄道(今週末)+モーターボート
水道……上水道or貯水タンク+浄水場+下水道
医療……病院
廃棄物……ゴミ収集+公共ゴミ箱設置
公共サービス……学校(初等・中等・高等)・図書館・警察署・消防署・郵便局
210 :
◆CpUz7d.S3o
[saga]:2020/06/11(木) 23:20:03.45 ID:zCTEyyORo
使者「こんにちは、設計者さん」
設計者「ああ、王様の使者か。どうだい、僕の町は」
使者「途中経過を見ていませんが、苦労した様子が伺えます」
設計者「分かる? 隙の無い町だと思うけど」
使者「施設や住民に地衣類を活かそうとしていた痕跡がありますから」
使者「では、本題ですが、王国軍の将軍から伝言です」
使者「来週には王国軍基地の設計を始めて欲しい、と」
設計者「というわけで、来週で終わりと決まった」
秘書「一般的な開拓と同じ期間でしたね」
安価↓1 秘書への依頼
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/11(木) 23:58:06.38 ID:RPDUeXybo
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