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【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる
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151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/19(火) 22:05:25.94 ID:xOw1/KuB0
3
『よし、今日はテストだ』
冬野「誰もやるとは言ってませんけど」
『やるんだ』
声の主が語気を強める。
冬野「分かりました」
前と同じように商店街に着くと突然思考にモヤがかかった。
『さあ、今回はどうかな?』
↓1 洞察力4 秀才
00〜10 気づかなかった
11〜99 気づいた
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:05:26.28 ID:j6gDUzitO
3
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/19(火) 22:11:28.78 ID:xOw1/KuB0
コンマ28 気づいた
冬野「えーと...そうそう、ループの原因はアナタ」
『よくできました。さあ、次だ』
そして公園に着いた。
『じゃあ次だ。別に好きでお前を選んだわけじゃない』
↓1 洞察力4 秀才
00〜25 気づかなかった
26〜99 気づいた
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:11:47.76 ID:URhpR3gR0
あ
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/19(火) 22:18:51.23 ID:xOw1/KuB0
コンマ76 気づいた
顎に手を当て考え込む。
冬野「そうか...。その言葉、昔聞いた事があるんだ」
だが更なる違和感に気づく。
冬野「違う...聞いたんじゃなくて言ったんだっけ...?どっちだろ、思い出せない」
『ふむ...よし。なら次だ、行くぞ』
声に促されて示された場所まで移動する。
↓1 洞察力4 秀才
00〜25 気づかなかった
26〜99 気づいた
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:19:40.97 ID:nmb+1C/3O
はい
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/19(火) 22:34:54.02 ID:xOw1/KuB0
コンマ97 気づいた
『それでここまで来て何か分かったか?』
冬野「うん。どこかに誘導してるでしょ」
『よし、合格だ』
その声は心なしか嬉しそうだ。
冬野「それでどこに誘導してるの?」
『やつらの研究所だ』
冬野「それって先生の?」
『いや、どうやら違うみたいだ』
確かに先生の研究所は廃工場にあった。だがこの辺りに廃工場は無く、あるのは廃病院だけだ。
冬野「よく分からないな...先生のとことは別の組織って事?」
『さあな。だがそこには俺の仲間が囚われてる、感じるんだ。だからそいつらを助け出してほしい』
冬野「そんな無茶な...。それなら洞察力より身体能力を鍛えた方が良かったんじゃない?」
『かもな...。ま、色々あるんだよ。気づいた方がいい事があるからな』
冬野「何それ?」
『それは言えない。だが...俺がお前から出ていく条件は教えてやる』
冬野「はぁ...どうぞ」
『仲間を助けてくれたらだ』
冬野「な、なるほど...」
『それで、助けてくれるのか?』
↓3まで多数決
1助ける
2助けない
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:37:08.29 ID:Gjen7ni7o
2
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:40:03.06 ID:URhpR3gR0
1
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 22:48:40.72 ID:pyell0FDO
1
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/19(火) 23:32:12.76 ID:xOw1/KuB0
1助ける
冬野「そりゃ...助けるよ。そうしないと出てってくれないんでしょ?」
『ああ。なら早速行くとしよう』
冬野「それで場所は分かるの?」
『大まかにだがな。向こうの方に見える廃病院の方から仲間の気配がする』
冬野「なら、取り敢えずそっちに向かおうか」
廃病院に近づくと人影に気付いた。ホームレスのような格好をしてはいるが、明らかに廃病院の警備をしている。
冬野「とはいったものの私だけでどうこうできるとは思えないんだよな...」
『だが他に助けはないだろ?』
声の言う通りだ。先生はエイリアンを助けるんじゃなくて殺さなくてはならないと考えている人間なんだから論外だとして、私が頼れるのはあと2人。座間くんと水面ちゃん。
冬野「だけど2人をこんな事に巻き込むわけにはいかないよね...」
『まあ、最悪死んでもループ出来るんだ。気にするな』
冬野「それはそうだけど...」
コイツがループの張本人とは言え、言っていることには一理ある。
冬野「流石に怖いけど...頑張るしか、ないか...」
そう覚悟を決めると廃病院に侵入することに決めた。
↓1 洞察力4秀才
00〜25 気づかれた
26〜99 気づかれなかった
今日はここまで。
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/19(火) 23:32:36.01 ID:URhpR3gR0
乙
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 20:02:37.42 ID:22EdlAq30
コンマ01 気づかれた
男「おい、何してる!」
茂みから病院に近づこうとしていたら、後ろから声をかけられた。
冬野「やばっ...!」
振り返ってみると汚れた衣服に、ボロボロのキャップをかぶった男がいた。その見た目に反して体格はとても良く、目にも生気が宿っている。
男「...こんなとこで何してる?」
冬野「え、えーと...迷ってしまって」
すると男は耳に手を当てた。無線だろうか?
男「...すまないな、お嬢ちゃん。今は色々とタイミングが悪い」
そう言うと男はゆっくりと近づいてきた。
冬野「逃げないと...!」
↓1 身体能力2 運動慣れしている
00〜70 捕まった
71〜99 逃げられた
164 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:03:48.69 ID:DeE4+i5Eo
YOU DIED
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 20:15:07.83 ID:22EdlAq30
コンマ69 捕まった
冬野「やめてっ!」
男「暴れるな!」
腕を掴まれてしまって身動きができない。とてもじゃないが私の力じゃ振り解けなさそうだ。
男「本当にすまない...こっちも非常事態でな」
そう言うと男は上着の下から消音器を付けた拳銃を取り出した。
冬野「い、嫌...!」
パスッ!
ベッドで目が覚める。
冬野「はぁ...」
『ま、今回は駄目だったな』
冬野「偉そうに...」
死亡により能力僅かに上昇
身体能力 2 1/3→2 1.5/3
身体能力2 1.5/3 運動慣れしている
洞察力4 秀才(上限値)
19ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:15:57.27 ID:PP1TG/zt0
5
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:28:59.51 ID:v3seO+UDO
5
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 20:44:21.98 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える
冬野「アナタの仲間を助けたいのは山々なんだけど、先に身体的に鍛え方がいいと思うんだ」
『好きにしろ、何も言わん』
冬野「はいはい」
その日は学校に登校し、放課後校庭でひたすらトラックを周回した。勿論部活動中の生徒に変な目で見られたが。
冬野「でもどうせ死ぬんだし、何か気にならないや」
『随分性格が変わったな。前は何をするにしても躊躇いがちだったのに』
冬野「まあね。何回も死んでたら性格も変わるよ」
『それも...そうか』
そしてジャージから制服に着替え、帰り道。
ザクッ
冬野「...ふぅ。さ、今日はどうしよっかな」
身体能力上昇
2 1.5/3→2 2.5/3
身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力4 秀才(上限値)
20ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:51:14.18 ID:xNmUbjKxo
5
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 20:51:32.68 ID:PP1TG/zt0
5
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 21:07:13.87 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える
冬野「今日もトレーニング!」
その日は学校をサボり家で筋トレをやってから、夕方は近所で持久走をした。
そしてまた殺され、ベッドで目が覚める。
冬野「っ...!」
酷く頭が痛む。
『大丈夫か?』
冬野「う、うん...。アナタは何ともないの?」
『ああ』
冬野「そう...」
身体能力上昇
2 2.5/3→3 0.5/7
デスペナルティで能力低下
身体能力 3 0.5/7→2 0.5/3
洞察力 4→3 3/7
身体能力2 0.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
21ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:13:02.71 ID:DeE4+i5Eo
5
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:14:40.64 ID:v3seO+UDO
5
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 21:34:02.50 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える
その日も学校を休んでトレーニングに勤しむ事にした。
『今日もランニングか?』
冬野「そうだよ」
運動靴の靴紐をしっかりと結び、走り出す。
冬野「そういえば、アナタに名前はあるの?」
『名前...?』
冬野「うん。今考えてみればアナタのこと全然知らないから」
『そんなのはどうでもいいだろう』
冬野「ま、それはそうだけど...。でも私たちは運命共同体でしょ?」
『まあな。...そのうち分かるさ』
冬野「ふーん...」
相変わらず掴みどころのないヤツ...。
そしてやはりその日も殺される。
身体能力上昇
2 0.5/3→2 1.5/3
身体能力2 1.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
22ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:37:08.20 ID:p6iq5IJE0
5
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:41:02.67 ID:v3seO+UDO
5
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:41:09.58 ID:PP1TG/zt0
5
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 21:54:53.71 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える
冬野「今日も頑張るぞ!」
そう意気込むと、その日はスポーツジムに行くことにした。勿論受付の人に不思議そうな目で見られたが。
冬野「そりゃ十代が、しかもこんな平日に来たら怪しいと思うよね。ま、気にしないけど」
そして1日の殆どをジムで過ごし、帰り道に殺された。
身体能力上昇
2 1.5/3→2 2.5/3
身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
23ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:55:18.98 ID:DeE4+i5Eo
6
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 21:58:15.00 ID:v3seO+UDO
5
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 22:01:09.46 ID:PP1TG/zt0
6
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/22(金) 22:44:41.78 ID:22EdlAq30
6洞察力を鍛える
冬野「今日は洞察力を鍛えよう!」
その日は本や動画を見る事はやめて現状の確認をする事にした。
冬野「まず私のループの原因は精神を糧にするエイリアンであるアナタ」
『そうだ』
冬野「それで、ループを脱するにはアナタが私から出ていく必要があるんだけど、それにはアナタの仲間を助けてあげないと駄目」
『その通りだな』
冬野「そしてアナタの仲間が捕まってるのは多分あの廃病院。そこに居るのが先生の組織の仲間なのかは分からないけど、とにかく警備をつけるほどの場所」
『しかも偽装してまでな』
冬野「そうそう、それで先生の組織は恐らくエイリアンを監視する組織かな。けど先生はエイリアンによる被害が広まらないように私を殺したい...と」
今でも先生に向けられた銃口が脳裏に浮かぶ。
冬野「あと気になるのは水面ちゃんと座間くん。座間くんは...多分私の事を心配してるだけだと思う。けど彼の言ってた事故っていうのが気になる...」
『朝霧はどうなんだ』
冬野「結局前回は見失っちゃったし...今のところは何も分からない、かな。...こんなところかぁ」
その後も色々と考えているとすでに日が暮れていた。そしてインターホンが鳴った。
冬野「...ここで出なかったら殺されないんじゃ?」
そう思い居留守を決め込んでいると、玄関から大きな音がした。
冬野「どうしよ...」
部屋で狼狽えていると段々と足音が近づいてきた。
冬野「っ...!」
そしてドアが開き、次の瞬間にはベッドで目が覚めた。
冬野「...結局殺されちゃうんだ」
洞察力上昇
3 3/7→3 4/7
身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力3 4/7 人より優れている
24ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 22:53:17.19 ID:DeE4+i5Eo
5
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/22(金) 23:04:02.73 ID:PP1TG/zt0
5
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 20:35:55.61 ID:3WYPXr7q0
5身体能力を鍛える
冬野「今日は身体能力だね!」
今日は学校へ行き放課後にトレーニングをした。そして帰り道。
いつも通り殺人者が目の前に現れる。
冬野「...試してみようかな」
一目散に反対の方向へと走って逃げる。勿論相手は私を追ってきた。
冬野「はぁ、はぁ...!」
息を切らしながらも走り続けていると、気づけば殺人者の姿は消えていた。
冬野「いないよね...?」
肩で息をしながらその場で周りを見渡す。
冬野「やった!」
息を整え終えてから、角を曲がると意識を失った。
冬野「うわぁっ!」
そしてベッドで目覚める。
冬野「...待ち伏せされてた。でも、体力がついたのは間違いなさそう」
身体能力上昇
2 2.5/3→3 0.5/7 校内トップクラス
身体能力3 0.5/7 校内トップクラス
洞察力3 4/7 人より優れている
25ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 20:42:13.49 ID:CZQ9W9zY0
3
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 20:42:24.34 ID:4zc0HDvGO
5
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 20:48:22.05 ID:Vp//pZnDO
3
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 20:56:58.16 ID:3WYPXr7q0
3エイリアンの仲間を助ける
冬野「よし...助けに行こう」
『本当か?もういけそうなのか?』
冬野「まあ、前よりは鍛えたしね。それに死んでもやり直せるって言ったのはアナタでしょ」
『まあな』
冬野「じゃあ行くよ」
そして学校に行くフリをして家から出ると、廃病院へと向かった。
冬野「うーん...」
やはり警備は健在のようだ。
冬野「頑張るか...」
↓1 洞察力3
00〜40 見つかった
41〜99 見つからなかった
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 20:57:33.04 ID:Cd652KDUo
はい
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 21:04:45.51 ID:3WYPXr7q0
コンマ04 見つかった
男「何してる!」
またもや見つかってしまった。
冬野「やばっ、逃げないと!」
↓1 身体能力3
00〜40 捕まった
41〜99 捕まらなかった
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 21:06:46.82 ID:CZQ9W9zY0
あ
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 21:42:23.92 ID:3WYPXr7q0
コンマ82 捕まらなかった
冬野「はぁ...助かった。にしても、ここは何処だろう?」
警備から逃げ回っているうちに、病院の中にたどり着いた。しかし周りが暗くて何も見えない。
冬野「えーと...うわぁ!」
とにかく移動しようと壁に手をつくと、突然壁が開いて転んでしまった。
冬野「いてて...」
地面に打ちつけた腰に手を当てながら様子を伺うと、細長い通路がずっと奥まで続いている。
冬野「とにかく...進んでみよう」
『ああ、この先から仲間の気配がする』
暗闇に飲み込まれるような感じはしたが先へと進む。ずっと歩いていると広い空間に出た。よくわからない機材やら何やらが山のように置いてある。
冬野「んー...」
道を探しているとどこからか声が聞こえてきた。
男「侵入者は!?」
男「分からない...とにかく探すぞ!」
慌てて物陰に隠れる。
ゴトッ
冬野「あ...」
だが肘が機材に当たり音を出してしまった。足音の近づく音が聞こえる。
冬野「っ...!」
男「居た...見つけたぞ!」
男が拳銃を取り出し、私に向ける。もう終わりだ、そう思った時轟音が響き渡った。
男「何だ!お前は──」
銃声が数発、すると目の前の男が倒れた。そして男の向こうには見知った顔があった。
花柳「あれ...どうして冬野さんがここに?」
辛うじて息のあった男にとどめを刺しながら私に質問する。
冬野「い、色々ありまして...。先生こそ何で?」
先生は私を真っ直ぐ見つめながら聞こえない大きさで独り言を呟く。
花柳「まあ、いいです。さ、ついてきてください」
冬野「...」
花柳「断れる状況ではないと思いますけど」
先生が銃をチラつかせる。
↓3まで多数決
1ついていく
2ついていかない
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 21:46:09.81 ID:0w1gBlv1o
1
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 21:47:16.77 ID:Vp//pZnDO
1
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 22:12:59.54 ID:3WYPXr7q0
1 ついていく
冬野「分かりました...」
花柳「じゃあ後ろにピッタリついて離れないでくださいね」
先生の言う通りついていく。
男「チーフ」
花柳「ここは制圧した。2人、私と来い。残りはここを確保」
先生の指示を聞いて男達はテキパキと動き始める。
すいません、全然進んでないけど終わります。眠すぎて頭が働かない...
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 22:14:10.04 ID:CZQ9W9zY0
乙
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 20:29:39.08 ID:CwpPxlrp0
花柳「それでどうしてここに?」
通路を進みながら先生が私に聞く。
冬野「えーと...」
花柳「まあ、いいです。でもここの存在を知ってるのなら私達のことも知ってるんですよね?」
冬野「は、はい」
花柳「そうですか。...まったく監視役は何をしていたんだか」
先生はため息をつきながら先へと進む。しばらく歩いていると、突然向こう側から照明で照らされた。
室長「いい加減にしたまえ、花柳!」
逆光でよく分からないが向こう側には武装した人物が数名、そして奥の方に白衣を着た中年男性が見える。
花柳「分かっていないのはそちらです!奴らは今すぐに始末しないと危険です!」
室長「それは勘違いだ!現に対象者の暴走は起きていないだろう!彼らの性質を理解することができれば我々人類はより高みにいける!」
花柳「そんなのは夢物語です!奴らが事を起こす前に全て排除しないと!」
しばらく沈黙が続いた後、白衣の男は号令をかけた。
室長「これ以上は無駄か...。やむを得ん、殺せ!」
花柳「っ...、応戦しろ!」
銃弾が飛び交う。
冬野「う、嘘でしょ...!?」
慌ててその場で伏せる。頭を抱えながら周りの様子を必死に伺う。すると横に逸れる道を発見した。
冬野「どうしよ...今なら行けるかな?」
↓3まで多数決
1逃げる
2とどまる
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 20:31:34.53 ID:A0/D8Hr3O
1
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 20:35:57.10 ID:AsmDmPQS0
1
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 20:46:28.35 ID:CwpPxlrp0
1 逃げる
冬野「よし...!」
決意を固めるとその場から走り去る。背中越しに先生の声が聞こえた気がするが、無視して通路へ飛び込んだ。
それから走り続けて数分。
冬野「...ふぅ。もう安全かな。気配はどう?」
『近づいているな』
道は二手に分かれている。片方は資料室、もう片方は実験室に続いているようだ。
冬野「どっちに行こうかな...」
↓3まで多数決
1資料室
2実験室
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 20:48:06.59 ID:rPlpW45w0
1
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 20:48:33.81 ID:s/kFhZ+DO
1
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 21:14:30.26 ID:CwpPxlrp0
1資料室
冬野「こっちにしよう!」
通路を進み、扉を開けて中に入る。
冬野「真っ暗...。照明はどこかな?」
手探りで入り口近くの壁を触っていると手がスイッチに触れた。明かりをつけると部屋の全容が見えてきた。
冬野「棚に箱がたくさん...」
箱には全く理解できない数字の羅列が書かれている。しばらく歩いていると机の上に置いてある資料が目に入った。
冬野「これ私の写真だよね...」
文章の内容は花柳先生の鞄から見えた資料と大体同じだ。今回は時間もあるためじっくり読むことにした。その中で気にかかった記述があった。
『対象は8歳の時、大きな事故に遭っている。幼なじみである座間徹を暴走したトラックから守る為身代わりになった。怪我の影響か対象は事故以前の記憶を失っていた』
冬野「事故...座間くんの言ってた...」
突然頭が痛み、記憶の断片が蘇る。
冬野「思い出してきた...」
痛みに苦しみながら頭を抑えていると、後ろから近づいてくる足音に気付いた。
だが慌てて振り返った時には意識を失い、ベッドで目覚めていた。
冬野「死んじゃった...。でも、事故のことは思い出した、から一歩前進かな?ごめんね、仲間を助けられなくて」
『別に構わない』
死亡により僅かに能力上昇
身体能力上昇 3 0.5/7→3 1/7
洞察力上昇 3 4/7→3 4.5/7
身体能力3 1/7 校内トップクラス
洞察力3 4.5/7 人より優れている
26ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 21:18:51.30 ID:A0/D8Hr3O
5
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 21:24:02.20 ID:s/kFhZ+DO
5
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 21:38:11.92 ID:CwpPxlrp0
5 身体能力を鍛える
冬野「何というか...色々分かってきたのはいいんだけど、思ったよりハードなんだよね...」
殺人者との追いかけっこぐらいは想定していたが、まさか銃撃戦に遭遇するとは思わなかった。
冬野「だから今日は鍛えよう!」
そして今日はいつも通りトレーニングを行い、殺された。
身体能力上昇 3 1/7→3 2/7
身体能力3 2/7 校内トップクラス
洞察力3 4.5/7 人より優れている
27ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 21:41:56.58 ID:AsmDmPQS0
5身体能力を鍛える
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 21:45:42.00 ID:s/kFhZ+DO
6
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 21:46:34.69 ID:rPlpW45w0
6
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 22:01:02.62 ID:CwpPxlrp0
6洞察力を鍛える
冬野「ふぅ...昨日は身体だったし今日は頭を鍛えようかな」
今日は図書館で論文を読みあさり、いつも通り殺された。
洞察力上昇 3 4.5/7→3 5.5/7
身体能力3 2/7 校内トップクラス
洞察力3 5.5/7 人より優れている
28ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 22:04:32.79 ID:i3SBAduB0
4
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 22:09:17.41 ID:s/kFhZ+DO
4
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 22:49:18.25 ID:CwpPxlrp0
4 先生を調べる
冬野「今日は先生を調べよう...!」
そして学校へ行き放課後に先生と話す。早々に先生の組織のことを話すと、以前と同じようについてくるよう促された。
↓3まで多数決
1ついていく
2ついていかない
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 22:58:39.69 ID:rPlpW45w0
1
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 23:04:51.61 ID:s/kFhZ+DO
1
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 23:30:47.10 ID:CwpPxlrp0
1ついていく
勿論ついていくことにした。そして車内。
冬野「先生は...室長とエイリアンの扱いに関して対立してるんですよね。何故ですか?」
花柳「そこまで知られているんですか...。まぁ、その理由は簡単です。室長、彼らはエイリアンを利用できると考えています」
『ふざけた話だな』
花柳「ですがそれは大きな間違いです。私達にとって彼らはコントロールできたり、理解し合えるものではありません、異種族なんです。手遅れになる前に彼らを抹消しないと...」
そう言った先生の目はどこか遠くを眺めているようだった。
『...』
花柳「本来なら今日、武力をもってでもそれを実現する予定だったんですが...」
先生は私を一瞥する。
花柳「予定が狂いました」
そして以前と同じように研究所に案内され、同じ問いがなされた。
花柳「さあ、エイリアンを取り除きましょう」
↓3まで多数決
1取り除く
2取り除かない
218 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/27(水) 23:31:14.54 ID:CwpPxlrp0
今日はここまで。
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 23:32:24.51 ID:f+sLP9Foo
2
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/27(水) 23:38:04.73 ID:rPlpW45w0
2
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 20:25:00.59 ID:SHEDBPd60
2取り除かない
冬野「嫌です」
花柳「なるほど」
そう言うと先生は引き出しを開けようとした。それを見て前回のことを思い出す。その場から逃げ出そうと出口へ向かおうとした。
黒服「悪いな...」
当然外へと繋がる通路には黒服が2人立っていた。
冬野「っ...!」
花柳「ごめんなさい。けどこれも人類の為よ」
銃口から吹き出る発火炎を目にすると同時に視界は暗くなり、ベッドで目が覚める。
冬野「...何か分かると思ったんだけどな」
死亡により僅かに能力上昇
身体能力上昇 3 2/7→3 2.5/7
洞察力上昇 3 5.5/7→3 6/7
身体能力3 2.5/7 校内トップクラス
洞察力3 6/7 人より優れている
29ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
222 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 20:25:32.34 ID:1Gfl0dGf0
6
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 20:26:04.25 ID:u5qgrsEDO
6
224 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 20:45:45.93 ID:SHEDBPd60
6 洞察力を鍛える
冬野「洞察力でも鍛えようかな...」
今日は趣向を変えて学校に行き、生徒の観察をした。普段は気にも留めない行動や発言の裏に隠された意図を読み取ることができた。
冬野「人って意外と思ってることが知らないうちに出てるんだね...」
そんなことを思いながらその日も殺された。
洞察力上昇 3 6/7→4 上限まで到達
身体能力3 2.5/7 校内トップクラス
洞察力4 秀才(上限値)
30ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 20:54:58.43 ID:8XxLVe+lO
5
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 21:00:42.58 ID:1Gfl0dGf0
5
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 21:15:31.74 ID:SHEDBPd60
5身体能力を鍛える
冬野「今日は身体能力だね」
その日は走り込みをした。そして試しに殺人者から逃げてみたが結局殺された。けど今度は1人目に加えて2人目も撒くことができた。結局3人目に殺されたが。
冬野「頭が痛い...。また負荷が来たの...」
身体能力上昇 3 2.5/7→3 3.5/7
デスペナルティで能力低下
身体能力 3 3.5/7→3 0.5/7
洞察力 4→3 3/7
身体能力3 0.5/7 校内トップクラス
洞察力3 3/7 人より優れている
31ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
228 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 21:28:16.06 ID:1Gfl0dGf0
2
229 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 21:37:16.98 ID:u5qgrsEDO
2
230 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 21:51:40.27 ID:SHEDBPd60
2座間徹を調べる
冬野「...座間くんの事、まだ気になるんだよなぁ」
という訳で今日は幼なじみである座間くんの事を調べることにした。
前回と同じく商店街に行かないか誘われた。
↓3まで多数決
1行く
2行かない
231 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 21:52:08.17 ID:95XYezEPo
1
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 21:52:35.42 ID:hiAGwxU1o
1
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 22:02:49.62 ID:SHEDBPd60
1行く
勿論行くことにした。
前回と同じように商店街に行き、パフェを食べながら話をした。日も暮れてきていい時間になったので、家の前まで2人で並んで歩いた。
そして座間くんは以前と同じように事故について言及した。
冬野(事故...。多分あの研究所で見たヤツだよね。私が座間くんを庇ってっていう...)
↓3まで多数決
1事故について聞く
2事故について聞かない
234 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:04:31.57 ID:1Gfl0dGf0
1
235 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:07:52.17 ID:u5qgrsEDO
1
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 22:40:48.57 ID:SHEDBPd60
1事故について聞く
冬野「事故ってトラックの...だよね?」
座間「ああ。...その、すまなかった」
冬野「え?」
座間「俺が不注意だったせいで真白が...」
冬野「...いいんだよ。私がしたくてしたことだから。大事な幼なじみだからね!」
座間「幼なじみ...か」
座間くんが顔を両手でパチンと叩いた。
冬野「ど、どうしたの?」
座間「その...ああ、ダメだ。はっきり言うよ。好きだ、真白」
冬野「へ?」
耳から入った情報が脳みそに到達するまで時間がかかる。その言葉を理解した瞬間、顔が真っ赤になった。
『...早く返事しろ』
声を聞いて我にかえる。座間くんの顔も真っ赤だ。
冬野「えと...その、私も、す、好きだよ」
座間「本当か!?」
座間くんの顔に笑顔が広がる。
座間「な、なら...恋人っ...てことでいい、のか?」
冬野「えと...うん」
その言葉を聞いて座間くんが思わずガッツポーズをした。
座間「あっ、すまない!嬉しくて...」
冬野「ふふ、いいよ。私も嬉しいから」
座間「ああ!おっと、もうこんな時間だ!それじゃあな、真白!」
そう言うと彼はその場から走り去って行った。
冬野「...えと、家に帰ろう」
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 22:42:10.64 ID:SHEDBPd60
その日起きた出来事を頭の中で反芻しながら家に入る。そしてそれから眠る直前までずっと頭が喜びに支配されていて、次の日になるまで大事なことに気づかなかった。
冬野「あれ...殺されてない!?」
『確かにそうらしいな』
冬野「な、何でだろう...」
その理由を考えていると下から母親に呼ばれた。私に手紙が来てるらしい。受け取りに行って、ベッドの上で封を開ける。
冬野「一体誰だろう...。まさか...座間くんかな!」
期待に満ちた思いで手紙の文章を読む。内容は...
『冬野真白。座間徹の身は預かった。助けて欲しかったら、廃工場に1人で来い』
冬野「な...」
頭が真っ白になる。
『どうするんだ?』
声が問う。
冬野「そんなの...」
↓3まで多数決
1行く
2行かない
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:42:40.71 ID:95XYezEPo
1
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 22:52:15.32 ID:u5qgrsEDO
1
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 23:16:57.76 ID:SHEDBPd60
1行く
冬野「勿論行くよ!」
『まさか、無事で済むとは思ってないよな?』
冬野「うん...。多分誘拐の相手は先生...。きっと待ち構えてるよね」
『だろうな』
冬野「だから色々と準備してから行こう」
ホームセンターやコンビニに寄って必要な物を買ってから廃工場へと向かう。どうやら秘密の研究所ではなく普通に工場の中に居るみたいだ。
物陰から様子を伺う。
冬野「やっぱり先生...。それに黒服が2人、座間くんを取り押さえてる」
『どうするんだ...?』
冬野「任せてよ」
色々と仕込みを終えてから工場の中に入る。
花柳「ようやく来ましたね」
座間「真白、ダメだ!」
座間くんの方を一瞥する。
冬野「どうも、先生」
私の態度に引っ掛かった先生が不思議そうな表情をする。
花柳「驚かないんですね...」
冬野「はい」
座間「どうして来たんだ、真白!」
黒服に掴まれた座間くんがもがきながら私に問う。
冬野「そんなの...決まってるでしょ。座間くんのことが好きだから!」
座間「っ...!」
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 23:20:17.16 ID:SHEDBPd60
花柳「あらあら」
冬野「私は大好きな座間くんの為なら何度だって危険に立ち向かうよ。それがトラックだろうと、誘拐犯だろうと!」
座間「真白...」
花柳「フフフ、美しい愛です。けれどそのお陰で冬野さんが来たんだから感謝しないといけませんよね。ありがとう、座間くん。わざわざ冬野さんを殺し易い環境を整えてくれて」
座間「このっ!」
黒服「暴れるな!」
男が座間くんの鳩尾に1発叩き込む。
冬野「ちょっと!もう離してください!」
花柳「あらあら、純真ですね、冬野さん。本当に彼を解放すると思いましたか?」
冬野「いいえ」
笑みを浮かべた私とは対照的に先生の表情が曇る。
冬野「この事は室長に告げ口しましたよ。今、工場の周りで貴方達を包囲してます」
花柳「そんなの...嘘です。大体どうして室長の、いえ、私達のことを...」
勿論嘘だ。
冬野「信じてくれないんですね?...皆さん、今です!」
私が声を上げると同時に工場の周りから銃声が響き渡る。それを聞いて先生と男達はその場で伏せた。
冬野(ただの爆竹だけどね。っと、そろそろ時間かな)
冬野「座間くん、横に飛んで!」
私の声を聞いて素早く座間くんはその場を離れた。と同時に屋根に開いた穴からレンガが男達に降りかかる。
レンガが頭やその他諸々に直撃し2人は動かなくなった。
冬野(死なないよね...?ま、まあ、私も殺されそうなんだし...)
花柳「このっ!」
私のブラフに気づいた先生が銃を取り出そうとする。
3点先取で勝ち
冬野 0
花柳 0
↓1 身体能力3 校内トップクラス
00〜40 劣勢
41〜99 優勢
今日はここまで。
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/01(月) 23:21:44.48 ID:95XYezEPo
ばきゅーん
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/02(火) 00:11:46.89 ID:v7Xxs2IDO
乙です
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/02(火) 23:06:41.03 ID:Tn1JGlRA0
乙でした
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 20:16:46.92 ID:KltW4mdM0
コンマ48 優勢
だがそれを予め予想していた私は、すぐに走り出し先生に肉薄した。
花柳「この...!」
先生が咄嗟に銃を構える。
しかしポッケに潜ませていたトンカチを取り出し、先生の手に殴りかかる。
ドゴッ
花柳「っ!」ゴトン
落とした銃を足で遠くに蹴飛ばす。
3点先取で勝ち
冬野 1
花柳 0
↓1 身体能力3 校内トップクラス
00〜40 劣勢
41〜99 優勢
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 20:17:33.75 ID:CVO3HwxzO
フルボッコ
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 20:32:50.59 ID:KltW4mdM0
コンマ75 優勢
先生は素早く距離を取り、特殊警棒を取り出した。
花柳「私は諦めない...。必ず奴らを抹殺します!」
すると先生は私に向かって突っ込んできた。
花柳「はあっ!」ブオン!
大きく振りかぶった警棒を避け、脇腹を狙う。完全にもらったと思った瞬間、先生がニヤついた。
冬野「え?」
私の攻撃は素早く警棒で防がれ、頭にキックを喰らってしまい、思わずよろめく。
花柳「さよなら、冬野さん」
再び先生は大きく振りかぶる。
が、突然体制を崩した。座間くんが先生にタックルをかましたのだ。
座間「今だ!」
その隙を見逃さず先生の足を思い切り殴る。
花柳「うぐあああっ!」
3点先取で勝ち
冬野 2
花柳 0
↓1 身体能力3 校内トップクラス
00〜40 劣勢
41〜99 優勢
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 20:42:19.89 ID:NMHgdSdY0
あ
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/04(木) 20:43:32.11 ID:PZ4GLWZ5o
ストレート勝利ジャマイカ
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 21:23:47.71 ID:KltW4mdM0
コンマ89 優勢
冬野「先生?もう諦めたらどうですか?」
先生は床に崩れ落ちながら、意志のこもった目で私を睨みつける。
花柳「それはあり得ません...。必ず奴らを...」
冬野「...」
とは言うものの先生は完全に動けなさそうだ。流石に無抵抗の人間を殴れるほどメンタルは強くなっていない。
座間くんの所に行くために先生の側から離れようとした時。
座間「危ない、真白!」
座間くんの声に反応して素早く先生の方へ視線を移すと、もう一丁隠し持っていた銃を取り出していた。
冬野「っ!」ブオン!
ドガッ
花柳「ぐ...う...」ドサッ
冬野「先生...」
座間「大丈夫か?」
座間くんが駆け寄ってきた。
冬野「うん。それよりざまく...いや、徹くんは?」
座間「少し痛むけど大丈夫だ。それより真白、どうして来たんだ。放っておけばよかったのに...」
冬野「さっきも言ったけど...徹くんの事が大好きだから」
こんな台詞を自分で言っておきながら顔が熱くなるのを感じる。
座間「...俺も大好きだ、真白」
抱きしめられて更に身体が熱くなる。
座間「ところで、警察を呼ばなくていいのか?」
冬野「うん...。きっとね...」
国民に知らせてもいない秘密の組織だ、警察を呼んでも無意味だろう。それにこれだけ派手にやれば、おそらくだけど室長の側のグループが先生の事は何とかするだろう。
冬野「さあ、行こう」
徹くんに手を差し出す。
座間「ああ!」
そして彼はその手をしっかり握ってくれた。
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