【安価・コンマ】ループ世界の主人公として生きる

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/15(金) 22:23:19.99 ID:k899Yvfb0
ちょっと離席します。
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 22:25:09.02 ID:ThimCoDn0
1
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 22:26:44.24 ID:AZBkJaU8O
1
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 22:26:58.98 ID:rC/L+UebO
1
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/15(金) 23:49:18.80 ID:k899Yvfb0
1ついていく

冬野「分かりました...」

花柳「なら、ついてきて下さい」

先生と共に学校から出ると、近くに止まっていた黒のセダンに乗せられた。

黒服「チーフ、それは対象なのでは...?」

花柳「状況が変わった。車を出せ」

黒服「...わかりました」

そして車は走り出した。走行中はただエンジン音だけがその場を支配していた。

しばらく走る事数分、廃工場で車は止まった。

花柳「さあ降りて下さい」

先生に促され車から降りると、黒服が近くの地面を触っている。

冬野「あの...」

花柳「まあ、慌てないでください」

すると黒服が地面に隠してあったハッチを開け、その中へ入っていった。先生に目で促され私もその中へ入る。

しばらく階段を降りていると、開けた空間に出た。そこには大量のコンピュータやよくわからない機器、そして大きなモニターがあった。

冬野「ここは?」

花柳「私達の研究所です」

研究所...?確かに研究所勤めならMIT卒っていうのも納得がいく。

先生は自らのデスクに座る。

花柳「それでどこまで知っていますか?」

冬野「え、と...」

さっきは盗み見た単語から適当に類推して嘘を言ったが、ここではその意味もないだろう。

冬野「先生達が私を監視している事以外は何も...」

花柳「そうですか」
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/15(金) 23:52:39.32 ID:k899Yvfb0
先生は私の目をじっと見つめる。

冬野「それで...一体何のために私を?」

花柳「あなたを助けるためです」

冬野「助ける?」

花柳「はい。そうですね...例えば突然頭の中に知らない誰かの声が響いたりしませんか?」

冬野「っ...」

花柳「やっぱり。その声はあなたに付いている悪い物なんです。私達はそれからあなたを助けたいんです」

冬野「悪い、物」

『待て、耳を貸すな』

頭の中で声が響く。

冬野「あなたは静かにしてて下さい!」

花柳「やっぱり苦しんでるみたいですね」

冬野「それで、その悪い物って...?」

花柳「そこは重要じゃありません。正体なんかより大事なことを言います。昔...私の友人も、ある日から声に悩まされるようになりました」

『駄目だ、聞くな』

聞こえてくる声を無視する。

花柳「彼女は毎日毎日声が聞こえる、と苦しんでいました。そしてある日突然人が変わってしまいました。温厚な人物だったのに激しい気性に変化し、他人を傷つけるようにもなりました。...声に乗っ取られたんです」

気性が変わる...乗っ取る...。そうだ、コイツは記憶も消せるんだ。なら、不可能じゃない...?

花柳「そして彼女は1日だけですが元に戻りました。ですが...それまでの自分の行為、そして人を傷つけた罪悪感に耐えきれず命を断ちました。私はあなたにはそんなふうになって欲しくないんです」

冬野「そんな...」

『違う!...いや、確かにそれは事実だ。だが皆がそうなる訳じゃない!』

冬野「そんなの...!」

そうだ、そもそもループの原因だってコイツなんだ。もしかしたら私の精神を疲弊させてから乗っ取るつもりなのかも...!それに、私の目的はループを脱する事...でしょ?

『俺たち全てを信じなくても構わない!だが、だけど...私だけは信じて!』

花柳「声は無視しなさい。私達なら安全にその声を取り除く事ができるの。勿論あなたが望むのならね」

冬野「私は...」

↓3まで多数決
1声を取り除く
2声を取り除かない
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 23:53:41.00 ID:GJuGV2/yo
2
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 23:54:26.59 ID:ThimCoDn0
2
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/15(金) 23:54:56.84 ID:XhYyG/bDO
2
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/16(土) 00:19:14.19 ID:5k4vOW/L0
2声を取り除かない

冬野「やめておきます」

花柳「何故?」

冬野「分からない、けど、駄目な気がする。全てを知らないと...」

『...』

花柳「...残念です。殺す必要は無くなったと思ったのに」

先生が引き出しから拳銃を取り出す。

冬野「そんな、まさか...!」

花柳「私は2度と彼女の様な犠牲者出さない。その為には...ごめんなさい」

先生が引き金を引くのと同時に視界が真っ暗になった。

冬野「はぁっ...!死んだ...また。でも...今回は色々分かった。声、聞こえてるんでしょ。あなたの正体は?」

『これは引っかかるか...?だが、この程度なら...』

声は私に返事するでもなく、独り言を呟いている。

冬野「なら、いいです」

『いや...言おう。詳しい定義は難しいが...簡単に言うなら地球外生命体、エイリアンだ』

冬野「は...?」

『タチの悪い冗談だとでも?だが事実だ』

普通なら信じられないけど、とっくに今の状況は普通じゃない。

冬野「で、何で私に取り付いてるの?」

『詳しい事は言えないが、俺たちは知的生命体の精神を糧にして生きている。簡単に言えば生きる為だ。...言えるのはここまでだ』

冬野「そう...。で、ループはどうすれば終わるの?」

『お前から出ていったらだ』

冬野「...どうすれば出ていくの?」

『そのうち言うよ』

冬野「はぁ...」

思わずため息がこぼれる。

死亡により能力僅かに上昇
身体能力 1→2 運動慣れしている
洞察力 3 2.5/7→3 3/7

身体能力2 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
13ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5殺人者に勝てるよう鍛える
6洞察力を鍛える

今日はここまで。
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 00:22:30.14 ID:miLl3SlvO
6
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 00:25:44.50 ID:SxMtYhjDO
乙 6
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/16(土) 14:17:36.32 ID:dAnWBOhSo
洞察力鍛えるよりも何か調べてコンマにかけた方がいいんじゃね?デスペナで下がるんだし。
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 20:28:47.33 ID:sJzJ3N1V0
6

冬野「...」

あの臆病な花柳先生に殺されたという事実のせいで、いまいち気分が乗らない。

『今日は何もしないのか?』

冬野「あ...いや、そういう訳じゃ無いけど...。ただ、親近感を持ってた先生に殺されるのは結構ね...」

『ふむ。...今日は洞察力の訓練でもしたらどうだ?例えば殺される瞬間の事を思い出して、何か気にかかる事がなかったか、とか』

冬野「そうだね...」

目を瞑ると銃を構えた先生の姿が脳裏に浮かぶ。...そういえば、あの時はショックで分からなかったけど...。

冬野「先生の手、震えてた...。案外先生が打たれ弱いのは本当なのかも。なのに、私を殺してまで新たな犠牲者が出るのを止めたかった...ってことかな」

『かもな...』

冬野「もしかして私を元気付けるためにアドバイスしてくれたの?」

『そんな訳ないだろ』

声はそう言い放ったが、どこか語気に優しい雰囲気を感じ取る事ができた。

冬野「少し元気も出たし学校に行くよ」

『勝手にしろ』

そして図書室でいつも通り本を読み、いつも通り帰り道で殺された。

冬野「そういえばあの殺人者は先生って事なのかな。仮に違ってても対外的脅威監視室ってとこの人間なのは間違いないよね」

洞察力上昇
3 3/7→3 4/7

身体能力2 運動慣れしている
洞察力3 4/7 人より優れている
14ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5殺人者に勝てるよう鍛える
6洞察力を鍛える
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:30:41.70 ID:flLE/CnA0
1
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:33:37.84 ID:d4WeIvxDO
1
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 20:51:47.20 ID:sJzJ3N1V0
1

冬野「今日は...関係ないと思うけど水面ちゃんを調べてみようかな。親友だし、何か困ってるなら助けてあげたい...!」

という訳で学校へ登校し、10分休みの間に彼女のもとを訪れた。

朝霧「あれっ、真白!どうしたの?」

いつもと変わらない笑顔だ。

冬野「いや、今日って何か用事があるのかなーって」

朝霧「あっちゃー、今日はダメなんだ、ごめんね!でも、何で?」

冬野「いや、一緒に帰ろうかと...」

朝霧「あー...ホントごめん!」

↓3まで多数決
1問い詰める
2放課後に尾行する
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:52:15.96 ID:siNm7etoo
2
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 20:55:39.83 ID:flLE/CnA0
2
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 21:12:18.86 ID:sJzJ3N1V0
2

冬野「いや、いいんだよ」

朝霧「ありがと!じゃねー」

余り気は進まないけど...放課後に後を追ってみよう。

そして放課後、下校している多くの生徒の中から彼女の姿を探し出す。

冬野「あ、いた...。でも...」

彼女が向かったのはいつもの帰り道とは真逆の方向だ。

冬野「追いかけないと!」

彼女にバレない様に追いかける。だが、先程まで歩いていたのに突然走り出した

冬野「は、速い!そういえば水面ちゃんって運動神経良かったっけ!校内トップ...いや、それ以上だったよね!」

↓1 身体能力2
00〜70 見失った
71〜99 なんとか付いて行けた
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 21:15:03.30 ID:dIUYEMXJO
ほう
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 21:32:17.48 ID:sJzJ3N1V0
コンマ30 見失った

冬野「はぁ...はぁ...。水面ちゃん、速すぎるよぉ」

『で、どうする?』

冬野「どうするも何も...見失ったし。諦めるよ」

『もう少し体力つけたらどうだ?』

冬野「だね...。これでも皆と比べたらある方なんだけど...」

そして帰り道。

ザクッ

冬野「...ふぅ」

冷や汗は相変わらず出るが、もう叫ぶ事はなくなった。

死亡により能力僅かに上昇
身体能力 2→2 0.5/3
洞察力 3 4/7→3 4.5/7

身体能力2 0.5/3 運動慣れしている
洞察力3 4.5/7 人より優れている
15ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 21:34:57.10 ID:flLE/CnA0
2
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 21:38:51.64 ID:d4WeIvxDO
2
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 22:00:04.08 ID:sJzJ3N1V0
2

冬野「水面ちゃんの事も気になるけど、そういえば座間くんも様子がおかしかったよね...。今日は座間くん!」

『なあ、ループを脱するって目的は?』

冬野「う...でも急がば回れって言うでしょ。それにアナタが私から出ていく条件を教えないのが悪いんでしょ」

『...ふん』

感じの悪い声は無視して学校へと登校した。そして昼休み、座間くんとご飯を食べる。

座間「な、なあ」

以前と同じ様に座間くんが口を開く。

冬野「なあに?」

座間「...いや、何でもない」

冬野「...座間くん、何か悩んでるの?」

座間「え?」

冬野「もしそうなら言ってよ。助けになれるかは分からないけど、私達幼なじみでしょ?」

座間「あ、ああ。でも安心してくれ、別に悩み事じゃないさ」

冬野「じゃあ何?」

座間「いや、ただ...今日の放課後商店街に、一緒に行かないか?」

心なしか座間くんの表情がいつもに増して硬い。

冬野「へ...?」

↓3まで多数決
1行く
2行かない
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 22:01:16.58 ID:/+otsovF0
1
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 22:04:17.57 ID:x3bRBjrmO
1
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 22:20:06.74 ID:sJzJ3N1V0
1行く

冬野「うん、行くよ」

座間「よ、よかった。なら放課後な」

それだけ言って、彼は弁当を食べ終えてもいないのに自分の席に戻った。

冬野「うーん、何だろ?」

『鈍いな』

冬野「コイツ、馬鹿にして...!」

声に対する怒りは抑えつつ、放課後のことに考えを巡らせながら弁当を食べた。

そして放課後、校門で座間くんを待っていると昇降口から彼がやってきた。

冬野「じゃあ行こっか?」

座間「あ、ああ。行こう、ま、真白」

冬野「む...?」

↓1 洞察力3
00〜40 気づかなかった
41〜99 気づいた
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 22:21:39.93 ID:pFRB+F2h0
はい
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 22:43:46.13 ID:sJzJ3N1V0
コンマ93 気づいた

冬野「どうしたの、下の名前で呼んで?」

座間「べ、別に。昔はこう呼んでただろ」

冬野「...そっか」

昔...そうだったっけ?あれ、何だろ。何か違和感がある。昔の記憶が、ない...?

何故か冷や汗が流れる。

いや、ないっていうのは正確じゃない。昔の記憶はあることにはある。でも...何だろ、断片的にしか覚えてない。何か大切な事を忘れてる気がする...。

座間「真白?」

考える私に気づかずに先に進んでいた座間くんが振り返る。

冬野「あ、いや、何でもないよ」

座間「そうか?なら、行こう」

冬野「うん」

そのまま座間くんと他愛無い会話をしながら商店街までゆっくり歩いた。

冬野「それで水面ちゃんがね──」

座間「...」

返事をしない座間くんに気づいて、顔色をうかがう。

↓1 洞察力3
00〜40 気づかなかった
41〜99 気づいた
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 22:46:06.90 ID:siNm7etoo
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/17(日) 23:04:03.43 ID:sJzJ3N1V0
コンマ90 気づいた

座間くんの視線の先には岸園高校の女子生徒に人気のパフェ店があった。

冬野「なるほど...パフェが食べたいんでしょ?」

座間「なっ、ちがうぞ!」

慌てて否定するが、依然として彼の目はパフェに釘付けだ。

冬野「気にしないでいいんだよ。昔から好きだったもんね?」

座間「...ああ。じゃあ、食べようかな」

冬野「うん!それなら私は──」

2人でパフェを注文し、ベンチに座ってその甘味をじっくり堪能する。

座間「う、美味い!」

冬野「ふふ、昔なら遠慮なく食べれたかもだけど...今のガタイなら躊躇する気持ちもわかるよ」

座間「ハハハハ...」

冬野「もしかして今日私を誘ったのはこの為?」

そう聞くと彼は動揺して首を横に振った。

座間「ち、違う!そんなつもりじゃ──」

その慌てっぷりを見て思わず笑みがこぼれる。そういえば最近、こんな風に心から笑った事、なかったな。

冬野「分かってる、冗談だよ」

私の顔を見た座間くんが固まる。

冬野「どうしたの?」

座間「可愛い...」ボソッ

冬野「え?」

『鈍すぎる...見てられんな』

私を馬鹿にする声に思わずイラつくが、ここで返事をすると周りの人に頭のおかしい人と思われかねないので無視する。

座間「あ、いや、何でもない。それより早く食べよう。溶けるぞ」

冬野「そうだね」

パフェを食べ終えてからも、そのままベンチで話し続ける。

楽しい会話を続ける中、少し気になるものが視界に入った。

↓1 洞察力3
00〜40 気づかなかった
41〜99 気づいた

今日はここまで。
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/17(日) 23:07:49.10 ID:flLE/CnA0
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 20:17:13.86 ID:xOw1/KuB0
コンマ10 気づかなかった

冬野「うーん...」

座間くんが鞄につけているストラップ、不思議とそれに注意を引かれたが、その理由までは分からなかった。

座間「そろそろ帰るか」

確かに気づけばもう遅い。これ以上遅くなると私が殺される時に座間くんまで巻き込んでしまう。

冬野「そうだね」

でも結局、様子が変だったのは何だったんだろう。気のせいかな?

なんて事を思いながら座間くんと喋りながら歩いていると、気づかぬうちに家の前に着いた。

↓1 洞察力3
00〜40 気づかなかった
41〜99 気づいた
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 20:17:40.91 ID:H9KQNaLmo
NT
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 20:17:44.09 ID:Gjen7ni7o
うぬ
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 20:32:48.16 ID:xOw1/KuB0
コンマ91 気づいた

別れを告げようと座間くんの顔を見ると、彼が口籠っているのに気づいた。

冬野「どうしたの?言いたいことがあるなら言ってよ」

私の言葉を聞いて座間くんは目を見開く。

座間「な、何で分かったんだ?」

冬野「そりゃあ幼なじみ、だからかな?」

座間「ふっ...」

彼の表情が柔らかくなる。

座間「少し、安心したよ」

冬野「え、何で?」

座間「いや...昔、あの事故があった時、少しの間だけだったが真白の性格が変わった事があっただろ?」

冬野「...」

あの事故?私の覚えている限りじゃ、産まれてから今までずっと事故なんてあったことないけど...。それに、性格が変わった?

座間「だから安心したよ。真白が変わってない事を改めて確認できて」

身に覚えのないことで安心されても腑に落ちない。

冬野「うん...」

↓3まで多数決
1事故について聞く
2事故について聞かない
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 20:34:01.00 ID:URhpR3gR0
1
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 20:37:47.05 ID:Gjen7ni7o
1
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 20:38:44.32 ID:pyell0FDO
1
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 21:08:34.57 ID:xOw1/KuB0
1聞く

冬野「その...事故って?」

座間「え?」

彼が顔をしかめる。

冬野「いや、どんな事故だったっけ?」

座間「覚えて...ないのか?」

冬野「うん...」

そう言うと座間くんは俯いてしまった。

冬野「座間くん...?」

彼の肩に触れようとしたが、避けられてしまった。

冬野「あ...」

座間「っ...。すまない」

それだけ言うと彼はその場から走り去った。

冬野「...」

やってしまった...。

ボーっと遠ざかっていく彼の姿を見つめていると、突然背中に痛みを感じた。

冬野「うわぁっ!」

ベッドで目覚める。

冬野「...死んだ、のは良いんだけど。それより...」

座間くんの事が、事故とやらのことが気になる。けどあの様子じゃ彼に聞くのはやめたほうがいいかも。家族に聞いてもいいけど...同じ結果になりそう。

冬野「はぁ...」

死亡により能力僅かに上昇
身体能力 2 0.5/3→2 1/3
洞察力 3 4.5/7→3 5/7

身体能力2 1/3 運動慣れしている
洞察力3 5/7 人より優れている
16ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:10:11.69 ID:XNha6deKO
6
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:13:28.31 ID:pyell0FDO
6
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 21:31:30.74 ID:xOw1/KuB0
6

冬野「最近調べてばかりだったしたまにはトレーニングするかなぁ」

『それでどこいくんだ?』

向こうは覚えてないとはいえ、座間くんと顔を合わせるのはなんだか気まずいし...。

冬野「図書館に行くよ」

『そうか』

図書館に着くといつも通り本を読み漁った。そして帰り道。

ザクッ

冬野「ふぅ...」

洞察力上昇
洞察力 3 5/7→3 6/7

身体能力2 1/3 運動慣れしている
洞察力3 6/7 人より優れている
17ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:34:47.84 ID:URhpR3gR0
6
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:36:24.29 ID:nmb+1C/3O
6
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 21:49:54.03 ID:xOw1/KuB0
6

ベッドで仰向けになりながら天井を見つめる。

冬野「もう本もだいぶ読んだしな...。それに活字は飽きてきたよ...」

そのまましばらく呆けてると1階から声が聞こえてきた。

母「早く起きなさーい!」

冬野「...サボろう」

1階に降り、母に頭が痛い事を伝えた。勿論嘘だが、簡単に信じてくれた。

冬野「...そうだ!文字に飽きたんなら映像、つまり音にしたらいいんだ!」

その日は動画サイトでひたすら洞察力を鍛える動画を見まくった。

そして夕方、インターフォンが鳴った。

冬野「あれ、お母さんかと思ったけど宅配か〜」

外に出て荷物を受け取ろうとしたらナイフで刺された。

冬野「はぁっ!...家がバレてる。ま、私を監視してるんだし家くらい知ってるか...」

洞察力上昇
洞察力 3 6/7→4 最大値まで到達

身体能力2 1/3 運動慣れしている
洞察力4 秀才
18ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3不思議な声を調べる
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:52:38.29 ID:URhpR3gR0
3
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 21:57:50.93 ID:pyell0FDO
3
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 22:05:25.94 ID:xOw1/KuB0
3

『よし、今日はテストだ』

冬野「誰もやるとは言ってませんけど」

『やるんだ』

声の主が語気を強める。

冬野「分かりました」

前と同じように商店街に着くと突然思考にモヤがかかった。

『さあ、今回はどうかな?』

↓1 洞察力4 秀才
00〜10 気づかなかった
11〜99 気づいた
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:05:26.28 ID:j6gDUzitO
3
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 22:11:28.78 ID:xOw1/KuB0
コンマ28 気づいた

冬野「えーと...そうそう、ループの原因はアナタ」

『よくできました。さあ、次だ』

そして公園に着いた。

『じゃあ次だ。別に好きでお前を選んだわけじゃない』

↓1 洞察力4 秀才
00〜25 気づかなかった
26〜99 気づいた
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:11:47.76 ID:URhpR3gR0
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 22:18:51.23 ID:xOw1/KuB0
コンマ76 気づいた

顎に手を当て考え込む。

冬野「そうか...。その言葉、昔聞いた事があるんだ」

だが更なる違和感に気づく。

冬野「違う...聞いたんじゃなくて言ったんだっけ...?どっちだろ、思い出せない」

『ふむ...よし。なら次だ、行くぞ』

声に促されて示された場所まで移動する。

↓1 洞察力4 秀才
00〜25 気づかなかった
26〜99 気づいた
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:19:40.97 ID:nmb+1C/3O
はい
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 22:34:54.02 ID:xOw1/KuB0
コンマ97 気づいた

『それでここまで来て何か分かったか?』

冬野「うん。どこかに誘導してるでしょ」

『よし、合格だ』

その声は心なしか嬉しそうだ。

冬野「それでどこに誘導してるの?」

『やつらの研究所だ』

冬野「それって先生の?」

『いや、どうやら違うみたいだ』

確かに先生の研究所は廃工場にあった。だがこの辺りに廃工場は無く、あるのは廃病院だけだ。

冬野「よく分からないな...先生のとことは別の組織って事?」

『さあな。だがそこには俺の仲間が囚われてる、感じるんだ。だからそいつらを助け出してほしい』

冬野「そんな無茶な...。それなら洞察力より身体能力を鍛えた方が良かったんじゃない?」

『かもな...。ま、色々あるんだよ。気づいた方がいい事があるからな』

冬野「何それ?」

『それは言えない。だが...俺がお前から出ていく条件は教えてやる』

冬野「はぁ...どうぞ」

『仲間を助けてくれたらだ』

冬野「な、なるほど...」

『それで、助けてくれるのか?』

↓3まで多数決
1助ける
2助けない
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:37:08.29 ID:Gjen7ni7o
2
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:40:03.06 ID:URhpR3gR0
1
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 22:48:40.72 ID:pyell0FDO
1
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/19(火) 23:32:12.76 ID:xOw1/KuB0
1助ける

冬野「そりゃ...助けるよ。そうしないと出てってくれないんでしょ?」

『ああ。なら早速行くとしよう』

冬野「それで場所は分かるの?」

『大まかにだがな。向こうの方に見える廃病院の方から仲間の気配がする』

冬野「なら、取り敢えずそっちに向かおうか」

廃病院に近づくと人影に気付いた。ホームレスのような格好をしてはいるが、明らかに廃病院の警備をしている。

冬野「とはいったものの私だけでどうこうできるとは思えないんだよな...」

『だが他に助けはないだろ?』

声の言う通りだ。先生はエイリアンを助けるんじゃなくて殺さなくてはならないと考えている人間なんだから論外だとして、私が頼れるのはあと2人。座間くんと水面ちゃん。

冬野「だけど2人をこんな事に巻き込むわけにはいかないよね...」

『まあ、最悪死んでもループ出来るんだ。気にするな』

冬野「それはそうだけど...」

コイツがループの張本人とは言え、言っていることには一理ある。

冬野「流石に怖いけど...頑張るしか、ないか...」

そう覚悟を決めると廃病院に侵入することに決めた。

↓1 洞察力4秀才
00〜25 気づかれた
26〜99 気づかれなかった

今日はここまで。
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/19(火) 23:32:36.01 ID:URhpR3gR0
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 20:02:37.42 ID:22EdlAq30
コンマ01 気づかれた

男「おい、何してる!」

茂みから病院に近づこうとしていたら、後ろから声をかけられた。

冬野「やばっ...!」

振り返ってみると汚れた衣服に、ボロボロのキャップをかぶった男がいた。その見た目に反して体格はとても良く、目にも生気が宿っている。

男「...こんなとこで何してる?」

冬野「え、えーと...迷ってしまって」

すると男は耳に手を当てた。無線だろうか?

男「...すまないな、お嬢ちゃん。今は色々とタイミングが悪い」

そう言うと男はゆっくりと近づいてきた。

冬野「逃げないと...!」

↓1 身体能力2 運動慣れしている
00〜70 捕まった
71〜99 逃げられた
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 20:03:48.69 ID:DeE4+i5Eo
YOU DIED
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 20:15:07.83 ID:22EdlAq30
コンマ69 捕まった

冬野「やめてっ!」

男「暴れるな!」

腕を掴まれてしまって身動きができない。とてもじゃないが私の力じゃ振り解けなさそうだ。

男「本当にすまない...こっちも非常事態でな」

そう言うと男は上着の下から消音器を付けた拳銃を取り出した。

冬野「い、嫌...!」

パスッ!

ベッドで目が覚める。

冬野「はぁ...」

『ま、今回は駄目だったな』

冬野「偉そうに...」

死亡により能力僅かに上昇
身体能力 2 1/3→2 1.5/3

身体能力2 1.5/3 運動慣れしている
洞察力4 秀才(上限値)
19ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 20:15:57.27 ID:PP1TG/zt0
5
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 20:28:59.51 ID:v3seO+UDO
5
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 20:44:21.98 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える

冬野「アナタの仲間を助けたいのは山々なんだけど、先に身体的に鍛え方がいいと思うんだ」

『好きにしろ、何も言わん』

冬野「はいはい」

その日は学校に登校し、放課後校庭でひたすらトラックを周回した。勿論部活動中の生徒に変な目で見られたが。

冬野「でもどうせ死ぬんだし、何か気にならないや」

『随分性格が変わったな。前は何をするにしても躊躇いがちだったのに』

冬野「まあね。何回も死んでたら性格も変わるよ」

『それも...そうか』

そしてジャージから制服に着替え、帰り道。

ザクッ

冬野「...ふぅ。さ、今日はどうしよっかな」

身体能力上昇
2 1.5/3→2 2.5/3

身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力4 秀才(上限値)
20ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 20:51:14.18 ID:xNmUbjKxo
5
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 20:51:32.68 ID:PP1TG/zt0
5
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 21:07:13.87 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える

冬野「今日もトレーニング!」

その日は学校をサボり家で筋トレをやってから、夕方は近所で持久走をした。

そしてまた殺され、ベッドで目が覚める。

冬野「っ...!」

酷く頭が痛む。

『大丈夫か?』

冬野「う、うん...。アナタは何ともないの?」

『ああ』

冬野「そう...」

身体能力上昇
2 2.5/3→3 0.5/7

デスペナルティで能力低下
身体能力 3 0.5/7→2 0.5/3
洞察力 4→3 3/7

身体能力2 0.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
21ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える






172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:13:02.71 ID:DeE4+i5Eo
5
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:14:40.64 ID:v3seO+UDO
5
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 21:34:02.50 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える

その日も学校を休んでトレーニングに勤しむ事にした。

『今日もランニングか?』

冬野「そうだよ」

運動靴の靴紐をしっかりと結び、走り出す。

冬野「そういえば、アナタに名前はあるの?」

『名前...?』

冬野「うん。今考えてみればアナタのこと全然知らないから」

『そんなのはどうでもいいだろう』

冬野「ま、それはそうだけど...。でも私たちは運命共同体でしょ?」

『まあな。...そのうち分かるさ』

冬野「ふーん...」

相変わらず掴みどころのないヤツ...。

そしてやはりその日も殺される。

身体能力上昇
2 0.5/3→2 1.5/3

身体能力2 1.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
22ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:37:08.20 ID:p6iq5IJE0
5
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:41:02.67 ID:v3seO+UDO
5
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:41:09.58 ID:PP1TG/zt0
5
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 21:54:53.71 ID:22EdlAq30
5身体能力を鍛える

冬野「今日も頑張るぞ!」

そう意気込むと、その日はスポーツジムに行くことにした。勿論受付の人に不思議そうな目で見られたが。

冬野「そりゃ十代が、しかもこんな平日に来たら怪しいと思うよね。ま、気にしないけど」

そして1日の殆どをジムで過ごし、帰り道に殺された。

身体能力上昇
2 1.5/3→2 2.5/3

身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力3 3/7 人より優れている
23ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:55:18.98 ID:DeE4+i5Eo
6
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 21:58:15.00 ID:v3seO+UDO
5
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:01:09.46 ID:PP1TG/zt0
6
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/22(金) 22:44:41.78 ID:22EdlAq30
6洞察力を鍛える

冬野「今日は洞察力を鍛えよう!」

その日は本や動画を見る事はやめて現状の確認をする事にした。

冬野「まず私のループの原因は精神を糧にするエイリアンであるアナタ」

『そうだ』

冬野「それで、ループを脱するにはアナタが私から出ていく必要があるんだけど、それにはアナタの仲間を助けてあげないと駄目」

『その通りだな』

冬野「そしてアナタの仲間が捕まってるのは多分あの廃病院。そこに居るのが先生の組織の仲間なのかは分からないけど、とにかく警備をつけるほどの場所」

『しかも偽装してまでな』

冬野「そうそう、それで先生の組織は恐らくエイリアンを監視する組織かな。けど先生はエイリアンによる被害が広まらないように私を殺したい...と」

今でも先生に向けられた銃口が脳裏に浮かぶ。

冬野「あと気になるのは水面ちゃんと座間くん。座間くんは...多分私の事を心配してるだけだと思う。けど彼の言ってた事故っていうのが気になる...」

『朝霧はどうなんだ』

冬野「結局前回は見失っちゃったし...今のところは何も分からない、かな。...こんなところかぁ」

その後も色々と考えているとすでに日が暮れていた。そしてインターホンが鳴った。

冬野「...ここで出なかったら殺されないんじゃ?」

そう思い居留守を決め込んでいると、玄関から大きな音がした。

冬野「どうしよ...」

部屋で狼狽えていると段々と足音が近づいてきた。

冬野「っ...!」

そしてドアが開き、次の瞬間にはベッドで目が覚めた。

冬野「...結局殺されちゃうんだ」

洞察力上昇
3 3/7→3 4/7

身体能力2 2.5/3 運動慣れしている
洞察力3 4/7 人より優れている
24ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 22:53:17.19 ID:DeE4+i5Eo
5
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/22(金) 23:04:02.73 ID:PP1TG/zt0
5
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 20:35:55.61 ID:3WYPXr7q0
5身体能力を鍛える

冬野「今日は身体能力だね!」

今日は学校へ行き放課後にトレーニングをした。そして帰り道。

いつも通り殺人者が目の前に現れる。

冬野「...試してみようかな」

一目散に反対の方向へと走って逃げる。勿論相手は私を追ってきた。

冬野「はぁ、はぁ...!」

息を切らしながらも走り続けていると、気づけば殺人者の姿は消えていた。

冬野「いないよね...?」

肩で息をしながらその場で周りを見渡す。

冬野「やった!」

息を整え終えてから、角を曲がると意識を失った。

冬野「うわぁっ!」

そしてベッドで目覚める。

冬野「...待ち伏せされてた。でも、体力がついたのは間違いなさそう」


身体能力上昇
2 2.5/3→3 0.5/7 校内トップクラス

身体能力3 0.5/7 校内トップクラス
洞察力3 4/7 人より優れている
25ループ目
↓先に2票入ったやつ
1朝霧水面を調べる
2座間徹を調べる
3エイリアンの仲間を助ける
4先生を調べる
5身体能力を鍛える
6洞察力を鍛える
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:42:13.49 ID:CZQ9W9zY0
3
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:42:24.34 ID:4zc0HDvGO
5
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:48:22.05 ID:Vp//pZnDO
3
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 20:56:58.16 ID:3WYPXr7q0
3エイリアンの仲間を助ける

冬野「よし...助けに行こう」

『本当か?もういけそうなのか?』

冬野「まあ、前よりは鍛えたしね。それに死んでもやり直せるって言ったのはアナタでしょ」

『まあな』

冬野「じゃあ行くよ」

そして学校に行くフリをして家から出ると、廃病院へと向かった。

冬野「うーん...」

やはり警備は健在のようだ。

冬野「頑張るか...」

↓1 洞察力3
00〜40 見つかった
41〜99 見つからなかった
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 20:57:33.04 ID:Cd652KDUo
はい
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 21:04:45.51 ID:3WYPXr7q0
コンマ04 見つかった

男「何してる!」

またもや見つかってしまった。

冬野「やばっ、逃げないと!」

↓1 身体能力3
00〜40 捕まった
41〜99 捕まらなかった
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 21:06:46.82 ID:CZQ9W9zY0
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 21:42:23.92 ID:3WYPXr7q0
コンマ82 捕まらなかった

冬野「はぁ...助かった。にしても、ここは何処だろう?」

警備から逃げ回っているうちに、病院の中にたどり着いた。しかし周りが暗くて何も見えない。

冬野「えーと...うわぁ!」

とにかく移動しようと壁に手をつくと、突然壁が開いて転んでしまった。

冬野「いてて...」

地面に打ちつけた腰に手を当てながら様子を伺うと、細長い通路がずっと奥まで続いている。

冬野「とにかく...進んでみよう」

『ああ、この先から仲間の気配がする』

暗闇に飲み込まれるような感じはしたが先へと進む。ずっと歩いていると広い空間に出た。よくわからない機材やら何やらが山のように置いてある。

冬野「んー...」

道を探しているとどこからか声が聞こえてきた。

男「侵入者は!?」

男「分からない...とにかく探すぞ!」

慌てて物陰に隠れる。

ゴトッ

冬野「あ...」

だが肘が機材に当たり音を出してしまった。足音の近づく音が聞こえる。

冬野「っ...!」

男「居た...見つけたぞ!」

男が拳銃を取り出し、私に向ける。もう終わりだ、そう思った時轟音が響き渡った。

男「何だ!お前は──」

銃声が数発、すると目の前の男が倒れた。そして男の向こうには見知った顔があった。

花柳「あれ...どうして冬野さんがここに?」

辛うじて息のあった男にとどめを刺しながら私に質問する。

冬野「い、色々ありまして...。先生こそ何で?」

先生は私を真っ直ぐ見つめながら聞こえない大きさで独り言を呟く。

花柳「まあ、いいです。さ、ついてきてください」

冬野「...」

花柳「断れる状況ではないと思いますけど」

先生が銃をチラつかせる。

↓3まで多数決
1ついていく
2ついていかない
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 21:46:09.81 ID:0w1gBlv1o
1
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 21:47:16.77 ID:Vp//pZnDO
1
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/25(月) 22:12:59.54 ID:3WYPXr7q0
1 ついていく

冬野「分かりました...」

花柳「じゃあ後ろにピッタリついて離れないでくださいね」

先生の言う通りついていく。

男「チーフ」

花柳「ここは制圧した。2人、私と来い。残りはここを確保」

先生の指示を聞いて男達はテキパキと動き始める。


すいません、全然進んでないけど終わります。眠すぎて頭が働かない...
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/25(月) 22:14:10.04 ID:CZQ9W9zY0
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/27(水) 20:29:39.08 ID:CwpPxlrp0
花柳「それでどうしてここに?」

通路を進みながら先生が私に聞く。

冬野「えーと...」

花柳「まあ、いいです。でもここの存在を知ってるのなら私達のことも知ってるんですよね?」

冬野「は、はい」

花柳「そうですか。...まったく監視役は何をしていたんだか」

先生はため息をつきながら先へと進む。しばらく歩いていると、突然向こう側から照明で照らされた。

室長「いい加減にしたまえ、花柳!」

逆光でよく分からないが向こう側には武装した人物が数名、そして奥の方に白衣を着た中年男性が見える。

花柳「分かっていないのはそちらです!奴らは今すぐに始末しないと危険です!」

室長「それは勘違いだ!現に対象者の暴走は起きていないだろう!彼らの性質を理解することができれば我々人類はより高みにいける!」

花柳「そんなのは夢物語です!奴らが事を起こす前に全て排除しないと!」

しばらく沈黙が続いた後、白衣の男は号令をかけた。

室長「これ以上は無駄か...。やむを得ん、殺せ!」

花柳「っ...、応戦しろ!」

銃弾が飛び交う。

冬野「う、嘘でしょ...!?」

慌ててその場で伏せる。頭を抱えながら周りの様子を必死に伺う。すると横に逸れる道を発見した。

冬野「どうしよ...今なら行けるかな?」

↓3まで多数決
1逃げる
2とどまる
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 20:31:34.53 ID:A0/D8Hr3O
1
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/27(水) 20:35:57.10 ID:AsmDmPQS0
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/27(水) 20:46:28.35 ID:CwpPxlrp0
1 逃げる

冬野「よし...!」

決意を固めるとその場から走り去る。背中越しに先生の声が聞こえた気がするが、無視して通路へ飛び込んだ。

それから走り続けて数分。

冬野「...ふぅ。もう安全かな。気配はどう?」

『近づいているな』

道は二手に分かれている。片方は資料室、もう片方は実験室に続いているようだ。

冬野「どっちに行こうかな...」

↓3まで多数決
1資料室
2実験室
142.38 KB Speed:0.1   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)