【ミリマス】徹底検証!聖母力(仮)の謎に迫れ!

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1 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 22:55:00.85 ID:D/IMiy5y0
百合子「朋花さんの聖母力って」

昴「ん?」

ロコ「は?」

朋花「はい?」


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2 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 22:56:32.90 ID:D/IMiy5y0
百合子「一体どういうものなんでしょうね」

すばロコとも「……」

百合子「私が思うにですね」

昴「待て待て待て」

ロコ「一体なんですか、その……セイ、ボリョク? というのは」
3 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 22:57:47.61 ID:D/IMiy5y0
百合子「何って……聖母力ですよ。いつも朋花さんが纏ってる」

昴「そんな皆さんご存知の通りみたいに言われてもな」

ロコ「ユリコはちょくちょくサドンかつアンビギュアスなことを言いますね。バッドハビットです」

百合子「え? でも伝わりません? ほら、今も」

朋花「(ニコニコ)」(パァァ

4 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:50:43.42 ID:D/IMiy5y0
ロコ「まあ……なんとなく言いたいことは……」

昴「要はアレか? なんかこう、オーラ的な」

百合子「そうですそうです。なんだ、わかってるじゃないですか」

百合子「で、話を戻しますが」

百合子「朋花さんの聖母力ってどれほどのものなんでしょう」

昴「ん、この先も聖母力で通すのか」

ロコ「ここはスルーするのがスマートですスバル。トークが進みません」
5 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:51:55.01 ID:D/IMiy5y0
朋花「どれほどのもの、というのはどういうことでしょう〜」

百合子「私、前から気になってたんですよ」

昴「何が」

百合子「ほら、今私たちはこうして普通に朋花さんと話してますけど」

百合子「多くの男の人は朋花さんに近づいただけでどんどん子豚ちゃんになっていくじゃないですか」

百合子「これってちょっと不思議だと思いません?」

ロコ「それは単にメールとフィメールの差というだけでは」

百合子「ダウトですロコちゃん!」

ロコ「!?」
6 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:52:30.70 ID:D/IMiy5y0
百合子「男の人は男の人でも、プロデューサーさんは子豚ちゃんになってないですよ! さあまた謎が増えました!」

ロコ「なんでユリコがプラウドリーなんですか」

百合子「ね? よく考えてみると結構わからないことが多いんです。聖母力」

ロコ「ロコ的にはなんでそんなことをよく考えてみようかと思ったのかがわからないです」

昴「でも言われてみればそうだな。その辺どうなんだ?」
7 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:53:10.38 ID:D/IMiy5y0
朋花「うーん、そうですね〜」

朋花「私もそれほど意識しているわけではありませんが〜」

朋花「良い機会ですし、ちょっと試してみましょうか〜」

すばロコゆり「へ?」
8 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:53:39.89 ID:D/IMiy5y0
朋花「せーの」

朋花「えーいっ」

 パァァァ!!

すばロコゆり「!?」
9 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:54:49.71 ID:D/IMiy5y0
朋花「どうですか〜?」

百合子「ど、どうって……(テレテレ」

昴「べ、別に何も変わってないよ、なあ?(テレテレ」

ロコ「どこがですか! スバルもユリコも何をシャイになってるんです!」

昴「そういうロコだって顔真っ赤じゃん!」

百合子「うう……どうしてだろう、朋花さんの顔が見れない……。まともに目を合わせたらその瞬間……ハッ! まさかこれが『聖母力(マリア・トラップ)』の力!?」

ロコ「なぜ今ソングの話を!?」
10 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:56:31.68 ID:D/IMiy5y0
朋花「ふふ、なるほど〜」

 スゥゥゥ…

昴「お?」

ロコ「ふぇ……?」

百合子「ダメダメダメこのままじゃ私、禁断の領域に堕ちちゃ……あれ?」

朋花「いかがでしたか〜?」

昴「朋花、今のって」

朋花「いつもよりちょっと気を張ってみました〜。うふふ、皆さんの可愛いお顔が見られましたね〜」
11 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:57:13.21 ID:D/IMiy5y0
ロコ「気を張ってみたって……」

百合子「ひょっとして朋花さんは……」

百合子「聖母力を『コントロール』出来るんですか!?」

朋花「ある程度自由には出来ますね〜。聖母力という名前はともかくとして」

百合子「わあ! スゴイスゴイ!」
12 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:57:48.88 ID:D/IMiy5y0
ロコ「ええ……。なんですかそのファンタスティックな話は」

朋花「そんなに大それたことではありませんよ〜? 皆さんも普段とよそいきの態度がありますよね〜? 本質的にはそれと同じことです〜」

ロコ「う、うーん。アグリーできるようなできないような……」

昴「ていうか、朋花も自覚あったんだな。なんか纏ってること」

朋花「それはもちろん」
13 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:58:42.59 ID:D/IMiy5y0
朋花「昴ちゃんにもロコちゃんにも百合子さんにも、そして私にも。アイドルには皆それぞれ、その人だけの個性というものがあります」

朋花「私の場合は、世界中の子豚ちゃんに注ぐべき愛を収めるだけの器、とでも言いましょうか。器がしっかりしていないと届ける前に愛も溢れてしまいますからね〜」

朋花「そしてそのような器には、自然と相応の風格が備わるものでしょう」
14 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:59:14.45 ID:D/IMiy5y0
ロコ「なるほど、つまりトモカのオーラはロコにとってのアートセンスってことですね。ロコにはよくわかります!」

昴「確かにいるもんな、顔でフォアボール取ってくるバッター。いいなー、俺にもそういうオーラがあったら出塁率上がったのに」

朋花「それで、聖母力のお話ですが」

ロコ「えっ、トモカもそのネーミングでいいんですか」

朋花「ふふ、せっかくですからね〜」
15 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/05(火) 23:59:51.72 ID:D/IMiy5y0
朋花「今皆さんにお届けした聖母力は全力の60%といったところでしょうか〜」

百合子「60%!?」

昴「あ、聖母力ってパーセンテージで表せるものなんだ」

ロコ「いよいよコミックじみてきましたね」

百合子「60%であんなにドキドキしちゃうなんて……。はぁ、やっぱり朋花さんはスゴいなあ」

朋花「いえいえ、6割も発揮すれば普通の女性なら子豚ちゃんになっている所です。やはり同じアイドルの皆さんには簡単には通用しないようですね〜」
16 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/06(水) 00:00:49.83 ID:BJoet2g00
昴「じゃあさ、今こうして普通に喋ってるときはどれくらいのパワーなんだ?」

朋花「3割くらいですかね〜」

ロコ「ああ、もうナチュラルにパワーなんてワードが飛び交い始めました」

百合子「え、じゃあ普段朋花さんは30%のパワーで男の人を子豚ちゃんにしてるってことですか?」

朋花「そうなりますね〜。基本的に殿方には少し刺激が強いみたいです〜」

ロコ「じゃあメールにとっての60%なんて」

朋花「昇天必至の致死量ですね〜」

昴「死ぬのか。危ねーな、聖母力」

百合子「まさに神か悪魔かって感じですね……!(ゴクリ」

朋花「聖母ですよ〜? うふふ♪」
17 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/06(水) 00:01:38.54 ID:BJoet2g00
百合子「聖母力がコントロール出来るとわかったのは大きな収穫ですけど、もう少し検証が必要ですね」

ロコ「えっ、まだ続けるんですかこのトークテーマ」

百合子「そこはかとなく朋花さんのノリが良い今がチャンスなんです! やるなら徹底的にやりましょう!」

昴「まあオレもちょっと気にはなってきたんだけどさ。朋花はいいのか?」

朋花「構いませんよ〜。今の私はノッてるみたいですからね〜」
18 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/06(水) 00:02:20.20 ID:BJoet2g00
百合子「いいですか皆さん。次は個人差の謎に迫ります」

百合子「朋花さんは男の人によく効くって言ってましたけど、どうも聖母力の効き目にはそれ以上に細かい差があるみたいです。さっきもお話したプロデューサーさんが良い例ですよね」

昴「うんうん、確かに」

朋花「つくづく生意気ですね〜♪」
19 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/06(水) 00:03:03.03 ID:BJoet2g00
ロコ「で、テストとやらはどうするんです」

百合子「これはもう出会った人たちに手当り次第聖母力をぶつけてもらいましょう。それが一番手っ取り早くてわかりやすいはずです」

昴「なんか通り魔みたいだな」

ロコ「聖母のパワーのテストなのにそんなバイオレンスでいいんですか」

百合子「あ! 早速一人目のサンプルが!」

昴「サンプルってお前」
20 : ◆nzxhv4bDzU [sage saga]:2020/05/06(水) 00:03:59.82 ID:BJoet2g00
「ハァ〜〜〜♪ おど〜りお〜どる〜な〜ら〜ちょいとルミルミお〜ん〜ど〜〜ほ♪ほ♪」


ロコ「どこがくたばれですって? お?」(ザッ

昴「落ち着けロコ。それは幻聴だ。おーっすまつり」
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