天使の堕落

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6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/05/02(土) 22:54:45.29 ID:uO2u3FBy0
ルシファーが片手を股間にあてたまま、振り向くと、店舗の高さが半分になっており、屋根によってぺちゃんこに潰されていた。

ルシファー「w」

ルシファー「続きを」

天使A「ルシファー、そんなところに立っていると、巻き込まれるわよ」

ルシファー「おおおおお君は、天使の中では下からの2番目の大天使に属する、公正と調和を司どるラグエルじゃないか!!?」

天使Aことラグエルは髪を梳きながら、ルシファーの前に降り立った。

ラグエル「急にどうしたのよ。まさか、わたしのこと忘れた?」

ルシファー「いやいや、神の前であんなアクメ晒した君を忘れるわけがない。どうしてここに?」

ラグエル「この屑、早く地獄に堕ちろ!…私の神内機の持ち主が、ここにいるからよ」

ラグエルの指さした方を見ると、ぺしゃんこになったツ〇ヤから一人の男が出てきた。

金髪ピアスに整った顔立ち、そして右手には身の丈ほどある槌を握られている。

金髪男「ラグエル様、そこのお方は?」

ラグエル「天使ルシファーよ。今はこんなナリだけれど、天使だから失礼のないように」

ルシファー「よっ」

金髪男「ルシファー様、このようなお見苦しい姿で申し訳ありません。私はニチェと申します」

ルシファー「その武器を見るに、お前がラグエルの守護者になったんだな」

金髪男「はい、私は人を超えた、超人となったのですよぉ」

ラグエル「調子に乗ってんじゃないわよ。神に感謝しないと逝かせちゃうんだから!」スパーン

金髪男「これは失礼」

ルシファー「ピエロがよ…」ボソ

ルシファー「それで、なんでツ〇ヤ潰したんだよ」

ラグエル「私は、神を狂わせたあのAVを販売しているのを片っ端潰すことにしたの」

金髪男「そのための神内機でございます。神内機を取り込むことであらゆる存在の概念を破壊する『シャルウル』を扱う能力を得ました。」

金髪男が広げて見せた槌は、鋭く黄金色に輝き、その圧倒的な質量は見るだけで背筋に寒気が走る。

ルシファー「ラグエル、だからって●●●をこんな風にするのはやりすぎだろう。あれ?」

●●●ってなんだ?●●●は、わたしにとって大切ななにかだったのに。
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