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光彦「プログラミングですか、面白そうですね。」
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25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:12:32.03 ID:9J+ZGvBGO
光彦「早速探偵団バッジで・・・。」
光彦「もしもしコナン君、聞こえますか?」
コナン『どうした、光彦?』
光彦「その、みんなで遊んでいるところに、混ぜてもらえもらえませんか?」
コナン『悪いな、みんな急用ができて帰っちまったんだ。』
光彦「そっ、そうなんですか、それは仕方ないですね。」
コナン「ああ、またな。」ピッ
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:12:59.92 ID:9J+ZGvBGO
光彦「それじゃあ、プログラミングの勉強の続きでもしましょうかね。」
光彦「C言語はマスターしましたし、次は何にしましょう。」
光彦「ネットで調べてみますか・・・。」
光彦「おっ、これ見てみますか、『今後必要になるプログラム言語』。」
光彦「ふむふむ、『単独でC++を学ぶ意味は無い』、そうなんですか!」
光彦「じゃあC言語を勉強しているだけではダメなんですね。」
光彦「Javaが上位の言語・・・へえ、上位・下位なんてものがあるんですね。」
光彦「よし、次に勉強するのはJavaにしましょう!」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:13:30.19 ID:9J+ZGvBGO
〜翌日、学校〜
コナン「おはよう、光彦!」
光彦「おはようございます、コナン君。」
元太「よう、光彦!」
歩美「おはよう!」
光彦「おはようございます。そうだ、みなさんプログラミングって分かりますか?」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:13:58.18 ID:9J+ZGvBGO
元太「えっ?」
歩美「えっと・・・。」
コナン「悪いが、光彦のやる気を削がないために、知らないふりをしてやってくれ。」ヒソヒソ
元太「おっ、おう。」ヒソヒソ
歩美「分かった。」ヒソヒソ
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:14:52.04 ID:9J+ZGvBGO
元太「プログラミングって何だ?美味いのか?」
光彦「いやですねぇ、食べ物じゃありませんよ。」
歩美「教えて教えて!」
光彦「例えばこのスマホ、何で動いていると思いますか?」
元太「Androidだろ?」
光彦「えっ?」
歩美「違うわよく見て、iOSよ。」
光彦「えっ?」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:15:46.67 ID:9J+ZGvBGO
歩美「そのスマホ、iPhoneでしょ?」
光彦「まあ、はい、そうです。」
歩美「ほらね、やっぱり!」
元太「何だよ、ケースにXPERIKANって書いてるから、Androidだと思っちまったぜ。」
光彦「えっと、あの・・・。」
コナン「オホン!」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:16:14.76 ID:9J+ZGvBGO
元太「って、昨日テレビでやってたんだ!」
歩美「iPhoneとそれ以外の見分け方ってやつね!あはは!」
光彦「・・・ああ、そういうことですか!すみません、昨日はテレビを見てなくって!」
元太「それで、何で動いてるんだ?」
光彦「プログラムですよ。電子機器を動かすための仕組みが、この小さな機械に埋め込まれているんです!」
歩美「へぇ、そうなんだ!光彦君って物知り!」
光彦「いやぁ、それほどでも!」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:16:55.86 ID:9J+ZGvBGO
光彦「そして、プログラムを作成することをプログラミングって言うんです。」
元太「へぇ。」
光彦「僕は今、プログラミングの勉強をしているところなんですよ。」
歩美「そうなんだ、すごいね!」
光彦「僕の書いたコード、見ます?」
歩美「えっと・・・。」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:17:22.38 ID:9J+ZGvBGO
光彦「特別に見せてあげますよ、特別に!」
元太「おう。」
光彦「昨日はC言語の勉強をしていたんですが、C言語は低級言語と言われるくらいで、初心者には丁度いいんです。」
元太(低級の意味知ってんのかよこいつ。」
光彦「えっ、なんですか?」
元太「何でもない。」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:18:11.65 ID:9J+ZGvBGO
int sanpuru32 (int p, int* q, long r )
{
ㅤㅤq = p + r;
}
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:18:39.37 ID:9J+ZGvBGO
光彦「どうですか、分かりやすいように、簡単なものを選びました。」
元太「・・・・・・。」
歩美「・・・・・・。」
光彦「intっていうのは整数って意味で・・・、あっ、整数って分かりますか?」
歩美「うっ、うん、なんとなくね。」
光彦「それでこの米印は・・・おっと、米といっても、食べ物は関係ありませんよ、元太君?」
元太「分かってるよ。」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:19:07.82 ID:9J+ZGvBGO
光彦「これはポインタ渡しというものです。別名、参照渡しとも言います。」
歩美(別名って・・・。)
元太(別物だろうが・・・。)
光彦「う〜ん、これを説明するには、前提知識が必要ですからねぇ。」
歩美「何が必要なの?」
光彦「はぁ・・・。」
歩美「」イラッ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:19:34.76 ID:9J+ZGvBGO
光彦「歩美ちゃん、すぐに答えを求めてはいけませんよ。」
歩美「えっ?」
光彦「まだ子供だからみんな教えてくれますけど、社会に出たら優しい人ばかりではないんです。」
光彦「自分で調べ、自分で考える。そこで初めて他人へ質問できるんですよ?」
歩美「分かったわ、歩美が悪かったわ、ごめんなさい。」
光彦「うんうん、素直な子は好きですよ。」アタマポンポン
歩美「」イライラッ
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:20:36.00 ID:9J+ZGvBGO
元太「それで光彦はC言語の勉強をしているって訳か!」
光彦「いえ、C言語はもうマスターしたので、次はJavaを勉強しようと思います。」
元太(何もマスターできてねえだろうが。」
歩美「じゃっ、じゃばって何?何でそれを勉強するの?」
光彦「『今後必要になるプログラム言語』って記事がありましてね、そこでJavaが必要だと書かれていたんです。」
光彦「しかも、JavaはC言語の上位なんですよ!」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:21:05.61 ID:9J+ZGvBGO
元太(こいつ、何言ってんだ?)
歩美(上位・・・継承の話をしたいのかな?)
コナン「なっ、なあ光彦、光彦はプログラミングで何を作りたいんだ?」
光彦「僕は・・・科学者になりたいんです。」
コナン「へっ?」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:21:32.89 ID:9J+ZGvBGO
光彦「僕たち探偵団は、博士が作ってくれたバッジや腕時計を使っています。」
光彦「言わば、博士は探偵団のライフラインなんです。」
光彦「でもそれでいいんでしょうか?博士に頼りっきりで!」
光彦「他人に頼らず、自分の力で探偵団を支えたい。博士がいなくても大丈夫なように!」
光彦「道具を自分たちで作れるようになれば、探偵団はもっと活躍できる、だから・・・。」
光彦「科学者になって、博士が作るようなすごいメカを作りたいんです!」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:21:59.27 ID:9J+ZGvBGO
コナン「光彦・・・。」グスッ
元太「光彦、お前・・・。」グスッ
歩美「正直イラついてたけど、見直したわ!」
光彦「え?」
哀「ねえ、何の話?」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:22:36.48 ID:9J+ZGvBGO
光彦「灰原さん、今、僕の夢を語っていたところなんです。」
灰原「あら、どんな夢?」
光彦「それはですね・・・。」
コナン「光彦・・・その話は博士の家でしようぜ!」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:23:06.24 ID:9J+ZGvBGO
〜阿笠邸〜
光彦「・・・ということなんです。」
阿笠「そうか・・・そうか・・・。」グスッ
哀「そんなことを考えていたのね。」
阿笠「すまんのう、光彦君。この前は冷たくしてしまって。」グスッ
光彦「いいえ、博士の厳しい指導だと思っています!」
阿笠「指導・・・そうか・・・。」
コナン「光彦は博士の後継者ってわけだな。」
阿笠「うむ、ならばわしも後進の育成に力を注いでいくかの・・・。」
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:23:37.87 ID:9J+ZGvBGO
哀「ねえ、彼も私たちのチームに入れてあげたらいいんじゃない?」
元太「そうだな、いいかもしれねえ。」
歩美「まだまだ未熟だけど、将来有望だわ!」
コナン「心強いぜ!」
阿笠「これでますます研究が捗るのう!」
哀「ふふふ、決まりね。」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:24:24.47 ID:9J+ZGvBGO
光彦「研究って何のことですか?」
コナン「ああ、俺たちはここでシステム開発をしているんだ。」
哀「部活みたいなものと思ってくれればいいわ。」
光彦「どんなものを開発してるんですか?」
阿笠「各々好きなことをやってもらってるが、1つは、わしのメカの機能向上じゃな。」
コナン「例えば俺と元太で、探偵団バッジに自動応答システムを搭載したんだ!」
元太「AI技術を使っててさ、嫌いな相手には自動で応答してくれるんだぜ!」
光彦「そんな先端技術を使ってるんですか!」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:24:54.10 ID:9J+ZGvBGO
阿笠「とても助かっておるよ!何せこの年齢じゃと学べるものが限られておるのでな。」
光彦「そういえば、博士はプログラミング言語は何が使えるんですか?」
阿笠「わしはC言語だけじゃよ。」
光彦「え?」
阿笠「OSに近いところを触るのでな。」
光彦「Javaは使わないんですか?」
阿笠「使わんの。」
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:25:22.87 ID:9J+ZGvBGO
光彦「wwwwww」
阿笠「むっ、何がおかしいんじゃ!」
光彦「すみませんwwwでも、C言語だけしか知らないとかwww」
光彦「知ってますか?wwwJavaってC言語の上位互換なんですよwww」
阿笠「何を言っておる、上位・下位なんてものは存在せんわい!」
光彦「年寄りはこれだからwwwネットで調べればすぐに分かりますよwww」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:25:52.98 ID:9J+ZGvBGO
阿笠「やっぱり光彦君をチームに入れるのはやめにせんか?」
元太「そうだな。こんな奴と一緒にやりたくねえ。」
歩美「歩美も。」
光彦「何言ってるんですかwww知っちゃったからには毎日来ますよwww」
コナン「くそっ!俺がもっと気を付けていれば!」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:26:39.12 ID:9J+ZGvBGO
ジン「おい!ガキども!」
ウォッカ「失礼するぜ!」
コナン(ジン!ウォッカ!何故ここに!?)
哀(まさか、私たちの居場所がバレたの!?)
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:27:24.41 ID:9J+ZGvBGO
ジン「我々は優秀なプログラマを探している。」
ウォッカ「『AIを用いた人体成長のシミュレーション』って論文がネットで投稿されていてな、発信元を調べたらここに辿り着いたんだ。」
コナン(元太!てめえ!)
元太「いや、技術成果は共有すべきだろ?」
哀(あれは秘密にしといてって言ったのに!)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:29:13.41 ID:9J+ZGvBGO
ウォッカ「大人しく付いてきてもらおうか、えっと・・・。」
ジン「ジジイ、論文を投稿したのはお前か?」
阿笠「ちっ、違う!わしはメカを作っているだけで、AIや人体のことなんぞさっぱり分からん!」
ジン「・・・ウォッカ、本当か?」
ウォッカ「確かに事前調査では、ジジイの発表物はすべてへんちくりんな機械です。」
ジン「では別の誰かということか。」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:29:40.42 ID:9J+ZGvBGO
ジン「匿っている奴がいるんじゃないのか?」
阿笠「おらん、人違いじゃ、出ていけ!」
ジン「どうだかな。ウォッカ、この家をくまなく調べるぞ。」
ウォッカ「はい!」
哀(まずいわ・・・研究室が見られたら、正体がバレる・・・。)
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:30:11.59 ID:9J+ZGvBGO
コナン「待ってくれ!」
ジン「あ?」
コナン「実はこいつが、光彦が論文を投稿したんだ!」
光彦「・・・え・・・僕?」
元太「なんだって!?」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:30:39.07 ID:9J+ZGvBGO
ウォッカ「ふざけんな!ただのガキじゃねえか!」
コナン「ガキじゃないさ・・・。」
ウォッカ「何!?」
コナン「灰原、試作品の薬を!」ヒソヒソ
哀(なるほど・・・そういうことね。)
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:31:17.16 ID:9J+ZGvBGO
コナン「光彦、この薬を飲め!」
光彦「えぇ!?」ゴクン
光彦「うっ!!!??」
シュウウウウ
歩美「光彦君の体が・・・。」
元太「でっかくなっていく・・・。」
哀(どうやら、一応成功のようね。)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:31:59.66 ID:9J+ZGvBGO
光彦「あれ・・・体が大きく・・・。」
コナン「こうやって正体を偽っていたんだ!」
ジン「なるほどな、人体の成長だけでなく、その逆もできたのか。」
ウォッカ「こりゃデカい収穫だ!」
光彦「え・・・あの・・・。」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:32:37.00 ID:9J+ZGvBGO
ジン「よし、こいつは連れていく。邪魔したな。」
コナン「畜生!光彦おおお!!!」
元太「光彦おおお!!!あばよおおお!!!」
ウォッカ「うるせえぞ、静かにしやがれ!」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:33:03.83 ID:9J+ZGvBGO
コナン「これで邪魔者は消えたな。」
元太「やっぱりお前らの目的はあれか。」
歩美「子供が大人になる薬?」
哀「ええ、黙っててごめんなさい。」
歩美「謝らなくていいよ!私たちを危険に晒したくなかったんでしょ?」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:34:03.17 ID:9J+ZGvBGO
コナン「今は光彦が犠牲になって済んでるが、すぐに嘘だってバレちまうぞ。」
哀「早急に次の手を考えないとね。」
コナン「・・・そうだ!」
阿笠「良い案が思いついたのか!」
コナン「ああ、歩美ちゃんのおかげでな!」
歩美「?」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:34:30.26 ID:9J+ZGvBGO
〜翌日〜
ウォッカ「兄貴、MicrosoftからWindowsの緊急パッチを当てるよう、警告メールが来ています!」
ジン「よし、すぐに当てろ。」
ウォッカ「了解!」
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:35:07.43 ID:9J+ZGvBGO
光彦「だから!僕はC言語しか使ったことがないんです!」
ラム(こいつ・・・嘘をついているようには見えない。)
ラム(それに見た目の割に性格が幼すぎる・・・。)
ラム(まるで子供がそのまま大人になったような・・・。)
光彦「すいません、Windowsの緊急パッチを当てないといけないので、一旦この話は保留でお願いします。」
ラム(しかし言動は小学1年生とは思えない・・・。)
光彦「あれっ、何だかパソコンの様子がおかしいですね。」
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:35:51.17 ID:9J+ZGvBGO
コナン「よしっ、組織の居場所を突き止められた!」
哀「流石はMicrosoftね。」
元太「歩美がMicrosoftに協力する代わりにって言ったら、すぐに動いてくれたしな!」
コナン(実はFBIや公安が裏で動いてるんだけどな。)
コナン(まあ、歩美がMicrosoftと繋がりを持っていたのがきっかけだし、細かいことはいいか。)
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:36:19.31 ID:9J+ZGvBGO
ウォッカ「兄貴!警察が!」
ジン「落ち着け!一体どうなってる!?」
ウォッカ「どうやらWindowsのパッチを当てたパソコンがウイルスに感染したようで、組織の情報がダダ洩れです!」
ジン「クソがっ!」
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:37:48.03 ID:9J+ZGvBGO
その後、黒の組織の悪事が明るみになり、警察が一斉検挙。
外部に漏れたデータの中にAPTX4869の資料もあり、灰原は解毒剤を開発することができた。
俺は工藤新一に戻ってからも、探偵団の一員として開発を続け、大学卒業時に起業した。
会社は大成功し、探偵と経営を両立させるべく、毎日忙しく働いている。
あの時の光彦の犠牲があったから、俺たちは平和に暮らしていけるんだ。
光彦『他人に頼らず、自分の力で探偵団を支えたい。』
光彦、形は違うが、お前のおかげで探偵団は活躍できてるんだぜ。
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:38:17.80 ID:9J+ZGvBGO
〜起業して10年後〜
ジン「それじゃあ始めましょうか、新卒採用の面接。」
新一「ああ、そうだな。」
今日は採用面接、というのは形式だけで、あいつらの顔見せだ。
新一「あいつらのことは散々紹介しただろ?」
ジン「いや、大事なところでの立ち居振る舞いを見てみたいんですよ。」
阿笠「まったく、ジンは用心深いのう!」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:38:44.79 ID:9J+ZGvBGO
哀「それでは、お入りください。」
シツレイシマス!
新一「!?」
歩美「プリンストン大学、吉田歩美です。」
元太「ケンブリッジ大学、小嶋元太です。」
光彦「円谷光彦です。」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:39:16.44 ID:9J+ZGvBGO
新一(驚いたな、まさか光彦が来ているなんて。)
ジン「おいシェリー!どういうことだ!」ヒソヒソ
哀「えっ、社長が許可したって聞いたけど?」ヒソヒソ
新一「俺は何も知らねえぞ!」ヒソヒソ
阿笠「わしじゃよ。」ヒソヒソ
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:40:13.62 ID:9J+ZGvBGO
新一(とりあえず、適当に流して終わらせるか。)
哀「それでは自己PRをお願いします。」
歩美「組込みシステムの性能向上に取り組み、家庭向け高性能ロボットの開発を行いました。」
元太「人間の脳を分析し、AIを駆使して感情の再現に取り組みました。」
歩美・元太「そして力を合わせて・・・。」
歩美・元太「ドラえもんを作りました!!」
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:40:39.65 ID:9J+ZGvBGO
新一「はい、ありがとうございます。」
哀「では、円谷さん、お願いします。」
光彦「自己PRなんて要りません。」
阿笠「ふむ。」
光彦「私の書いたコードを見ていただければ、技術力が十分に伝わるかと。」
ジン「・・・・・・。」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:41:33.90 ID:9J+ZGvBGO
新一(光彦だって、この10年で成長しているんだ。)
哀「社長、こちらが事前に提出された資料です。」
阿笠「わしにも見せてくれ。」
ジン「俺にも。」
新一「見せてもらうぜ光彦、お前の10年の成果をな!」ニヤリ
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:42:03.53 ID:9J+ZGvBGO
int kansuu4869 (int z, int z2, int x, int temp) {
ㅤㅤz = 0;
ㅤㅤif(z = 0)
ㅤㅤㅤㅤprintf("hello world!");
ㅤㅤㅤㅤreturn z2/x;
}
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/04/26(日) 19:42:42.38 ID:9J+ZGvBGO
新一「帰れ!!」
光彦「えっ?」
おしまい
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/04/27(月) 21:25:50.02 ID:IPEH7uQ4o
乙
ゴミみたいなネーミングと無意味なif関数にワロタ
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/04(月) 18:24:03.30 ID:DFt7VpE60
10年経っても初心者やんけ
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