他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【艦これ】吹雪「パート3始まりました」 キット「最終章です」
Check
Tweet
236 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:36:01.55 ID:C/dIXMIK0
サムMK-Uとか聞いてないぞ!榛名改二乙はどうしたんだ?
お天道様が許しても、提督さんは大丈夫ではありません!
レーベ、マックス、サムは全然育ってないから慌ててレベル上げたぞ!
本日分、始まります。
237 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:37:13.06 ID:C/dIXMIK0
-執務室-
大淀「提督、お手紙が届いています」
提督「ありがとう、置いておいてくれ」
大淀「あの・・・、このお手紙気になることがあるのですが」
提督「気になること?」
大淀「差出人の名前が書かれていないんです」
提督「なるほど。ファンレターって訳では無さそうだな」
吹雪「確かに怪しいですね。封筒の中にカミソリの刃が入っていたなんて嫌がらせを聞いたことがあります」
大淀「その程度の嫌がらせならまだいいですが・・・」
提督「キット」
キット「安心してください。中には便箋以外は入っていません」フォンフォン
提督「じゃあ開けてみるか」
大淀「提督、ちゃんとハサミかペーパーナイフを使ってください」
提督「・・・。チッ、ばれたか」
大淀「前にもこんなやり取りしたじゃないですか」
提督「はいはい、ちゃんとハサミで開封しますよ」
チョキチョキ
提督「なになに・・・」
大淀「横から失礼します。えっと・・・!?」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「深海教団の教祖を名乗る人物からだ。内容を要約すると、今夜一人で港の倉庫街へ来い。さもなくば人質を生贄として神に捧げる。だそうだ」
大淀「間違いなく罠です!」
吹雪「そうですよ、こんなの無視しましょう!」
提督「ああ、そうだな。こんな見え見えの罠に誰が引っかかるんだ?だが、万が一、これが事実だったとしたら?」
吹雪「それは・・・」
提督「俺は人質を見捨てたことになる」
大淀「ですが!」
提督「心配するな。一人で来いとは書いてあるが、キットに乗って来るなとは書いてない。行ってみて罠なら直ぐに逃げればいいさ」
吹雪「・・・」
238 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:39:17.00 ID:C/dIXMIK0
-夜 鎮守府正門-
吹雪「司令官・・・」
提督「心配するな。昼間にも言ったが、罠だと分かれば直ぐに引くさ」
金剛「私も行きマース!」
長門「私もだ!」
大淀「私も連れて行ってください!」
新提「誰か護衛を付けるべきじゃないのか?」
提督「人数が増えたら近づく前にバレるリスクが高くなるだろ?」
大淀「ですが・・・」
提督「そんなに心配しなくても大丈夫だ」
キット「私が付いています」フォンフォン
提督「では、行ってくる」
金剛「今から追いかけまショウ!」
長門「今から車を取りに行っても間に合わない。それにお前の車は目立ちすぎる」
金剛「デスガ・・・」
キキーッ!
川内「私もそろそろ出発するね」
吹雪「お願いします」
新提「まさか」
川内「そのまさかだよ。場所はキットから聞いてるし、付かず離れず適度な距離で見守るから」
大淀「こうなった以上、川内さんだけが頼りです。必ず提督を守ってください」
川内「任せといて!」
239 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:42:16.47 ID:C/dIXMIK0
-倉庫街-
提督「この辺りだな」
キット「100m程前方にそれらしき人物がいます」
提督「わざわざこんな場所に呼び出しておいて人違いってことは無いだろから、奴がそうだな」
キット「周辺に狙撃手等は居ない様ですが、気を付けてください」
提督「ああ」
ガチャ
バタン
教祖「クックック・・・、よく来たな。私が君を呼び出した深海教団の教祖だ」
提督「人質は何処だ?」
教祖「まずは車を見えなくなるまで下がらせろ」
提督「キット、後ろに下がれ」
キット「ですが」フォンフォン
提督「奴の言う通りにするんだ」
キット「分かりました」フォンフォン
【NORMAL CRUISE】⇒【AUTO CRUISE】ピーッ
【P】 ガチャ ⇒【R】
ブーン
提督「これでいいか?」
教祖「充分だ」
提督「で、人質は何処だ?」
教祖「飛んで火に入る夏の虫とはまさにこのことだ」
提督「どうせそんなことだろうと思った」
教祖「だが、万が一もあり得ると思って来たのだろう?」
提督「ああ、そうだ」
教祖「噂どおりだな。早速だが、死んでもらおう。君の首を手土産として持参すれば私を深海提督にしてもらえる約束なのでな」
スッ
提督(素人が銃を持ったところで・・・)
パン!
シュッ
ツー
提督(頬を掠めた!?コイツ・・・只者ではない!)
教祖「私をただの頭のおかしな集団のリーダーだと侮っていた様だな。私は元自衛官でな」
提督「なるほど。どうりで銃の扱いに慣れている訳か」
240 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:43:53.55 ID:C/dIXMIK0
青年「教祖様、神に逆らう愚か者に鉄槌を!」
ゴスッ!
青年「うっ・・・」
バタッ
川内「わざわざビデオカメラまで持ってきて撮影とはご熱心なことで。でも、提督はあんなのに負けたりしないから」
川内「コイツを放っておく訳にもいかないし、この辺から見守るとしますかね」
241 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:46:20.49 ID:C/dIXMIK0
教祖「そうだ、少しばかり昔話をしようか。君は20年前のイージス艦の事故は知っているかな?」
提督「太平洋で演習中のイージス艦二隻が衝突事故を起こし沈没、多数の死者、行方不明者が出た事故だな」
教祖「ああ、表向きはそうなっているな」
提督「表向きは?まさか!」
教祖「そう、そのまさかだよ。あれは事故などではない。我々は正体不明の存在と遭遇し、攻撃を受けた。応戦を試みたが何も出来ずものの5分で沈められたよ。その時の数少ない生き残りの一人が私だ」
提督「当時はまだ深海棲艦の存在は一般には認知されていなかったし、たまにある目撃情報もネッシー同様のUMA扱いだったが、まさかそんなことが起きていたとは・・・」
教祖「君の師匠から聞いていなかったのかね?」
提督「聞いていないと言うより、そもそも事故だと思っていたから聞いてないと言うべきか・・・。いや、そんなことよりアンタは何故仲間の命を奪った深海棲艦を信奉するんだ?」
教祖「仲間の命を奪った?違うな。奴らは弱いから死んだのだ。そして私は神に選ばれたからこそ生き残った。この世には人知の及ばない力が存在する。私は力が欲しい!だからこそ神(深海棲艦)を指揮する側になると誓ったのだ!神を指揮する側になれば神以上の存在になれる!」
提督「いかれてやがる・・・」
教祖「私から見ればいかれているのは君たちの方だよ。何故、神に抗う?裁きを受け入れない?」
提督「奴等は神などでは無い」
教祖「やはり相容れぬか。だが、それでいい。それでこそやりがいがある。君は私が神へいたる道の第一ステップだ」
提督「人は神になどなれない」
教祖「なれるとも!さっきも言っただろう?私は君の首を手土産に深海提督となる」
提督「残念ながら俺は自分の首を差し出す気は無い。そして、この場でお前を斬る!」
教祖「艦娘たちの英雄である貴様が!人間を守る正義の味方が!地上を守るためこの私を・・・守るべき人間であるこの私を斬れるのか?」
提督「俺は正義の味方でもなければ、英雄と名乗った覚えも無い。俺はただ自分の信じるもののために戦う。目の前に敵が現れたら叩き切るまでだ!」
教祖「面白い、面白いぞ!それでこそだ、精々足掻け!そしてみっともなく命乞いをしてみろ!」
パン!
パン!
スパッ
スパッ
教祖「銃弾を斬ったか。だが、その余裕いつまで続くかな?」
242 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:48:04.21 ID:C/dIXMIK0
提督「長々と間遊んでいる気などない」ダッ
教祖「バカめ!真っ直ぐ突っ込んで来るなど愚の骨頂だ!ハチの巣にして・・・は、早い!」
提督「お前は自分を人間だと言ったな?お前は人間なんかじゃない。人の皮を被った深海棲艦だ!」
教祖(この間合いはマズイ!)
提督「春風流剣術奥義 海航艦娘舞!」
ゴスッ!
教祖「ぐわぁぁぁぁぁーっ!」
ヒューン
ドサッ
教祖「グハッ!(吐血)」
提督「・・・」
教祖「クックック・・・甘いな・・・。私を深海棲艦と言いながら・・・切らずに峰打ちとはな・・・」
提督「お前に死なれる訳にはいかないからな。あらいざらい吐いてもらうぞ」
教祖「どこまでも甘い奴だ・・・。だが、まだ終わりではない」
キット(コムリンク)「アドミラル、深海棲艦が接近中です。直ぐにその場を離れてください!」
提督「!!!」
教祖「あと少し、あと少しで・・・」
ズルズル
提督「おい何を・・・!」
ドボン
イ級「・・・」
教祖「おお、神よ・・・。我に力を・・・」
イ級「ニンゲン食ウ」
ロ級「ニンゲンノ力手ニ入ル」
ハ級「ソウスレバ強クナレル」
???「いけない!人間を食べても人間の力は手に入らない。あなたたちの血が穢れるだけだ深海棲艦じゃなくなっちゃう!(笑)」
教祖「か、神よ、何を」
ガブッ
教祖「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!腕が、腕がぁぁぁぁ!足がぁぁぁぁ!」
キット「アドミラル、その人はもう助かりません。早く車内へ!」フォンフォン
提督「クッ・・・」
243 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:49:27.46 ID:C/dIXMIK0
ペチペチ
川内「起きな」
青年「うーん。か、艦娘!?」
川内「アンタたちのリーダーが負ける瞬間をよく見とくんだね」
青年「何を言っているんだ?教祖様が負けるわけ無いだろ!お前たちの提督が・・・、そんな教祖様・・・立ってください!」
川内「あんたたちの負けだよ」
青年「まだ終わってない!見ろ!神が来てくださった!」
川内「!?(そんな、全く感知出来なかった・・・。まさか他にも仲間が居てジャミングしてる?私もコイツを連れて逃げないと。イ級程度、倒すのは簡単だけど人を守りながら戦うのはね)」
青年「え・・・、教祖様が・・・」
川内「あんたたちが神と呼んでいる深海棲艦がどんな存在かよく見とくんだね」
青年「うわぁぁぁぁぁぁ!」
川内「これでもまだアレを神と呼ぶ気?」
青年「嫌だ、死にたくない!助けてくれ!」
川内「しっ!喚かないで。アイツ等に気付かれる前に逃げるよ。ほら、被りな」つヘルメット
青年「はい・・・」
川内「後ろに乗って」
青年「はい・・・」
川内「アンタのことは海岸線をツーリング中に発見した一般人を保護したって設定にしといてあげるから、今後の身の振り方はよく考えておくんだね」
244 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:50:41.38 ID:C/dIXMIK0
???「あっけない最後だったな。だが、神に食われて血肉となれたんだ、満足だろ?さて、帰って親父殿に報告するとしますかね」
???「ん、何だ?様子がおかしい・・・。奴等共食いを始めただと!?」
ピカーッ
???「ハッハッハ!傑作だ!これぞ正に執念。良かったじゃないか、当初の予定とは違ったが夢が叶って。連れ帰って親父殿に見せるとするか」
245 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:51:49.72 ID:C/dIXMIK0
キット「アドミラル、川内さんから着信です」
提督「川内から?繋いでくれ」
川内「もしもし、提督?ちょっと、相談と言うか、報告したいことがあるから正門前で待ってるね」
提督「ああ、分かった」
川内「じゃあ、また後で」
-鎮守府 正門前-
キキーッ
ガチャ
川内「提督、おかえり」
提督「ただいま」
バタン
提督「ところでその人は?」
川内「さっき話した報告ってのはこの人のことで、海岸線を『申し訳ありませんでした!』」
提督「?」
青年「自分は貴方を殺そうとした教団の一員です!」
提督「川内、どういうことだ?」
川内「はぁ・・・、せっかく穏便に済ませてあげようと思ったのに。聞いての通りコイツも例の教団の一員なんだけど、提督がアイツと戦った場所の近くに居て、放っておいたら深海棲艦に襲われるだろうから保護したって訳」
提督「では、川内も近くに居たのか?」
川内「うん、吹雪に頼まれてこっそり付いて行ってたんだ」
提督「そうだったのか。詳しい話は執務室で聞かせてもらおうか」
246 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:53:43.75 ID:C/dIXMIK0
-執務室-
青年「自分は教祖の指示を受けて現場の近くで一部始終を撮影していました」
提督「ご丁寧なことで」
青年「ですが、教祖があのバケモノに食われるのをこの目で見て、目が覚めました・・・。自分はなんてバカなことをしていたのかと・・・」
提督「知らないというのは幸せなことだ。だが、君は知ってしまった。今後の身の振り方をしっかり考えることだな」
青年「はい・・・」
提督「今から家に帰すのも危険だ、今夜はうちで保護しよう。川内、彼を仮眠室へ案内してやってくれ」
川内「了解!朝まで見張っとくね(小声)」
247 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/15(月) 20:57:52.28 ID:C/dIXMIK0
今日のグレーテルのかまどは『給糧艦 間宮のようかん』観なければ(毎週観てるけど)
何度かかまどのネタはやったけど、今度は15代目ヘンゼルにもお越しいただかねば。
本日はここまで。
248 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2022/08/18(木) 04:17:00.74 ID:qigtmxck0
スパイクタンパク単体で心臓やその他臓器に悪影響を及ぼすことがわかっています
何故一旦停止しないのですか
何故CDCが接種による若い人の心筋炎を認めているのに情報発信がないのですか
20代はたった1ヶ月で接種後死亡がコロナ死と同等になってます
因果関係の調査は?
249 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:47:30.14 ID:xc6RpS330
先日、ついに時雨改三が実装されたけど、白露型で改二になってないには春雨ちゃんだけになってしまったではないか。
改三なんかより、春雨改二を実装してくれと思う今日この頃。
本日分、始まります。
250 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:47:59.23 ID:xc6RpS330
-執務室-
提督「では、君の知っていることを聞かせてもらおうか」
青年「はい」
ドンドンドンドン!
大淀「提督、大変です!」
ガチャ
提督「何だ騒々しい」
大淀「大変です!テレビ、テレビを点けて下さい!」
提督「テレビ?吹雪、頼む」
吹雪「はい」
ピッ
テレビ「『た、助けてくれ!』『黙れ。お前たちの様なクズが俺は大嫌いなんだ。ほら、お前たちが神と崇めている連中が迎えに来ているぞ』『嫌だー!助けてくれー!』『うるさい』ドボン『うわぁぁぁぁ!』」
提督「何だコレは!?」
新提「してやられたな」
青年「自分はこんなの知りません!」
新提「君が知らなくてもお仲間が事前に用意していたんだろう。提督を呼び出すのに合わせてな。教祖と提督、どちらが生き残ってもいいように準備していたということだ」
青年「そんな・・・」
テレビ「海軍の提督に深海教団と呼ばれる団体の一人が殺害されたとされる映像ですが・・・」
テレビ「常日頃から言っているじゃないですか。海軍は犯罪者の集まりであると!」
青年「!?」
提督「どうした?」
青年「今のコメンテーター、教団の一員です」
提督「クソッ!マスコミにまで入り込んでいたのか!」
テレビ「え?はい、分かりました。防衛省から緊急声明が発表されました。その様子をご覧ください」
テレビ「日本国民の皆様、海軍元帥です。先ほどから我が海軍の提督が殺人事件を起こしたとの報道がされていますが、事実無根のフェイクニュースであると断言します」
吹雪「元帥が否定してもこれだけ報道されてしまっては・・・」
テレビ「通常非公開となっている作戦行動中の記録映像を今回は特別に公開します」
提督「作戦行動中の記録映像?そんなもの知らないぞ・・・」
キット「・・・」フォンフォン
テレビ「『もう逃げ場は無いぞ。観念しろ!』『クックック』『何がおかしい?』『私は最初から逃げてなどいない』『追い詰められて負け惜しみか?大人しく投降しろ』『提督殿、大変です!深海棲艦が接近中です!』」
テレビ「『何ッ!?』『神よ、我が身を生贄として捧げます』『待て、早まるな!』『アーハッハッハ!』ドボン『早く引き上げないと!』『もう間に合いません!我々も退避しないと!』『離せ!』『お前たちも提督殿を押さえてくれ!』『はい!』」
テレビ「先ほどから報道さている映像は偽物であり、こちらが昨晩の実際の作戦行動となります。不手際により犠牲者が出てしまったことは真に遺憾ではありますが、作戦行動自体に違法性は無く、あくまで深海教団の一員の自殺であると考えています」
テレビ「嘘だぁぁぁぁ!こんなものは信じない!これは立派な殺人事件であり」
テレビ「しばらくお待ちください」
251 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:48:50.00 ID:xc6RpS330
提督「・・・。一体何が起きているんだ?」
キット「ディープフェイクを知っていますか?」フォンフォン
提督「まさか」
キット「はい。私が作成し、昨晩のうちに元帥に送信しておきました。昨晩の件、アドミラルはあくまで職務を全うしたまで。元帥もうまく処理すると約束してくださいました」フォンフォン
提督「キットが敵じゃなくて本当に良かった」
テレビ「先ほどの件は防衛省により悪質なイタズラであることが確認されました。今後はこの様な報道がなされない様」
吹雪「司令官を糾弾していたコメンテーターの人居なくなってますよ」
提督「これは俺が生まれる前の話なんだが、キン〇ンの番組?で放送禁止用語を連呼した子供が途中でつまみ出されてぬいぐるみに変わったって事件があったそうな。昔、から〇りTVでうつみ宮〇理が証言しているのを聞いた覚えがある」
吹雪「えぇ・・・(困惑)」
大淀「生放送だったのでしょうか?」
提督「そこまでは知らん」
新提「何はともあれ、丸く収まって良かったじゃないか。元帥が処理すると約束してくれた以上、もう大丈夫だ。海軍としてもお前を失うのは困るからな。それにお前は間違ったことなどしていない」
提督「釈然としないんだが・・・」
吹雪「司令官が居なくなると困るのは事実です!」
大淀「その通りです!」
青年「教祖が亡くなった以上、今夜にも新しいリーダーを決める会合が開かれるはずです」
提督「場所は分かるか?」
青年「○○市の雑居ビルです」
提督「雑居ビル?まさかそんな場所だったとは」
青年「あえて普通の場所にすることで怪しまれない様にしているとか」
大淀「木を隠すなら森ということですね」
提督「確かに山奥の見るからに怪しい洋館とかよりいいかも知れないが・・・。とりあえず元帥に報告しておこう」
コンコン
あきつ丸「あきつ丸であります」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
あきつ丸「提督殿、急で申し訳ありませんが、今夜陸軍の会合が開かれることになりました」
提督「そうか、気を付けてな」
あきつ丸「はい。では、行ってくるであります」
ガチャ
バタン
提督「元帥に報告の後、作戦会議を開こう」
252 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:49:18.24 ID:xc6RpS330
-会議室-
提督「深海教団の会合を利用して一斉摘発を行う訳だが、何か妙案はあるだろうか?」
川内「はい!」
提督「川内」
川内「例えばだけど、目の前で人がイ級にでも食べられて恐怖で動けなくなったところをと捕らえるのはどう?」
長門「流石にそれはマズイだろ」
川内「提督を陥れようとした奴らだし、自分たちのリーダーがどんな目に合ったか思い知らせるべきだよ!」
提督「ヲ級?顔色が悪いがどうかしたか?」
ヲ級「昔、人肉を食べさせられたことがあったわ・・・」
川内「え・・・」
ヲ級「食べた後で人肉ハンバーグだって言われて吐いたわ・・・。直ぐに今のは冗談だって言われたけど、真偽は今でも分からないの」
川内「変なこと言ってゴメン」
ヲ級「いいのよ」
イ級「私も流石に嫌だぞ」
川内「いや、流石に本物じゃないって。何か超リアルな人体パンがあるって聞いたことがあるからさ」
赤城「だとしても流石に・・・」
川内「だから本物じゃないってば!」
提督(昨晩の一件のせいか・・・。後でケアしておかないと)
ガチャ
師匠「安心せい、食料はちゃんとした業者から仕入れていた。人肉などあり得ぬ」
ヲ級「本当に?」
師匠「本当じゃ」
ヲ級「良かった」
提督「何しに来たんですか?」
師匠「昨晩の件でお主が心配で様子を見に来たのだ」
提督「そりゃどうも」
大淀「提督、大本営から連絡が・・・って師匠さん。帰って来られたのですか?」
師匠「提督が心配でな」
提督「それで大本営は何と?」
大淀「はい。今夜の会合についてはこちらで処理するので何もしなくていいと」
提督「大本営直属部隊が直々に?」
大淀「その様です」
253 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:50:43.01 ID:xc6RpS330
-夜 教団本部前-
隊長「こちら隊長。準備はいいでありますか?」
隊員α「こちらα、準備完了!」
隊員β「こちらβ、同じく準備完了です」
隊員γ「こちらγ、いつでもOK」
隊員ι「こちらι、準備完了であります」
隊長「了解。オペレーションK開始であります」
-教団施設内-
ザワザワ
男1「教祖が亡くなったって本当なのか?」
男2「タチの悪い噂だろ?」
女「だったら何で急に会合が開かれたのよ?」
ザワザワ
ドカーン!
一同「!?」
ヒューン
ドサッ
男「た、助けてくれ」
イ級「ウマソウナ ニンゲンダ」
男「い、嫌だ、死にたくない!」
イ級「ニンゲンヲ クエバ ツヨクナレル」
男「嫌だ、食われたく」
ガブッ
男「あぁぁぁぁぁ!」
ゴクッ
イ級「ウマソウナ ニンゲン マダマダ イル」
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:51:16.39 ID:xc6RpS330
男1「う、嘘だろ・・・」
女「ヒッ!?」
隊員β「おのれ深海棲艦め!こっちだ、かかって来い!」
隊員ι「皆さん、早くこちらへ!」
タスケテクレー!
ウワー!
キャー!
ドドドドド
男「・・・。こちらα、人払い完了しました。それにしてもロボットとは言え、深海棲艦に食われるのはいい気がしないな」
隊員β「これも任務だ。我慢しろ」
隊員α「分かっているさ。γ、そちらはどうだ?」
隊員γ「面白いデータが見つかりましたよ」
隊員β「!? まさかこんな大物までメンバーだったとは。お前を連れてきて正解だったな」
隊員γ「ここのセキュリティなんてガバガバですよ。まぁ、関係者以外がこんな所まで来てデータにアクセスすることも無いからでしょうけど」
隊長「こちら隊長。逃げ出した教団員は全員確保したであります」
隊員γ「こちらγ、必要なデータは全て入手しました」
隊長「了解であります。作戦を第二段階へ移行するであります。総員退避」
隊員たち「了解!」
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:51:51.49 ID:xc6RpS330
幹部A「何やら下が騒がしいな」
幹部B「有象無象のことなどどうでもいい。それより誰が次の教祖となるかだ」
幹部C「私が立候補する」
幹部A「ふむ、お前なら悪くないが」
幹部D「ワシも立候補するぞ」
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカン!
ドカーーーン!!!
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:52:33.92 ID:xc6RpS330
-鎮守府 執務室-
提督「・・・」
新提「例の教祖のことを考えていたのか?」
提督「ああ」
師匠「気にするな、と言うのは無理な話だが、避けては通れぬ道だ」
新提「元々向こう側だった私たちが言うのもおかしな話だが」
師匠(ワシは海軍→深海→海軍であって元々深海側と言う訳では無いのだが)
新提「相手は深海棲艦を神と崇めている連中のリーダーだ、話し合いで解決なんて土台無理な話だ」
提督「その通りなんだが、それでも食われる前に何かできたんじゃないかと思ってな」
師匠「気持ちは分かるが無理だろう。ワシも全盛期ならばイ級二隻程度なら相手に出来たが、今回はそれ以上だったとキットから聞いておる」
新提(いやいや嘘だろ)
-翌朝 提督私室-
テレビ「昨夜、ガス漏れにより爆発が起きた〇〇市の雑居ビル前から中継をお送りしています。夜通し救出作業が続いていますが」
吹雪「司令官!ここって・・・」
提督「ああ、例のビルだろう」
吹雪「じゃあガス漏れって」
提督「事故に見せかけて爆破し、関係者を一掃したんだろう」
吹雪「いくら何でもこんなやり方なんて・・・」
提督「これは噂で聞いた話だが、軍には汚れ仕事を請け負う部隊が存在するらしい。どうやら本当だった様だな。だが、彼らはプロだ周囲には被害を出さずに処理した様だ」
吹雪「確かに周囲には被害は無さそうですし、不幸中の幸いでしょうか?」
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:53:13.44 ID:xc6RpS330
-執務室-
青年「あの・・・、一つ聞いてもいいでしょうか?」
提督「雑居ビルのガス爆発なら恐らく軍が実行した作戦だろう」
青年「やっぱりそうですか・・・」
提督「今回は君の情報提供により実行された作戦だが、あくまで君は情報を提供しただけだ、君が気に病む必要はない」
青年「はい・・・」
提督「気にするなと言ったところで解決する話では無いが」
青年「自分はこれからどうなるのでしょうか?」
提督「それは君次第だ」
青年「え?」
提督「今回のことを踏まえて深海棲艦と決別するなら、新たな道が開けるだろう」
青年「刑務所に入れられたりとか」
提督「何を言っているんだ?少なくとも犯罪に加担はしていないんだ、捕まることはない」
青年「え?あ・・・、ありがとうございます!」
提督「もしかして現場でカメラを持って撮影していたことが犯罪になると思っていたのか?あの程度なら何も問題はない。さて、帰りはどこまで送ればいい?」
青年「送っていただけるなら、駅までお願いします」
提督「よし、川内、駅まで頼む」
川内「はーい」
青年「お世話になりました」ペコリ
ガチャ
バタン
吹雪「あの人どうなるんでしょうか?」
提督「さっきも言ったが、本人次第だ。しばらくは軍の監視が付くだろうが、問題がなければ直に引き上げるだろう」
258 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/08/08(火) 21:55:03.01 ID:xc6RpS330
今日(明日?)からイベント開始だけど、前回の様なのは止めて欲しいよな。
E2-1(ラスダン)が最大の山場で残りは消化試合って何やねん!
ダイソンだけなら許す。でも、ダイソン、ネ改×2の三択スナイプは絶許だ!
本日はここまで。
259 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2023/10/26(木) 23:55:13.41 ID:KeQ+8xrW0
スパイクタンパク単体で心臓やその他臓器に悪影響を及ぼすことがわかっています
何故一旦停止しないのですか
何故CDCが接種による若い人の心筋炎を認めているのに情報発信がないのですか
20代はたった1ヶ月で接種後死亡がコロナ死と同等になってます
因果関係の調査は?
260 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2024/02/05(月) 21:20:33.21 ID:rOFBUXZk0
暁の水平線に完結が刻まれるまで希望は捨てないぜ
261 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/02/14(水) 17:55:38.73 ID:OhZ4IMjr0
保守
262 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2024/04/22(月) 00:40:13.60 ID:kpziJvBS0
保守
更新、待つよ!
263 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2024/08/09(金) 23:16:41.39 ID:nF6IEOyj0
保守
264 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:10:53.96 ID:RpPBjuBN0
皆様、お待たせっしゅ。
書きかけのデータがぶっ飛んだり(PCそのものが臨終)で色々ありました。
人生いろいろ、男もいろいろって島倉千代子はどの辺の年代から分かるんでしょうか?同年代だとイマイチ通じなかったりするでござる。
265 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:13:38.32 ID:RpPBjuBN0
土曜の夜にゼーガペ〇ンって全く知らないアニメ(明日が最終回)と機動武闘伝の再放送を見ているんだけど、
調べてみたら是我痛は2006年の放送でB社からプラモも出ているってマジかよ・・・。
当時は今と違って普通にガン〇ラも買えたし、公式サイトで毎月新商品情報も見てたはずなのに。
機動武闘伝はもうすぐ放送される伝説の「ネオドイツの女」が楽しみすぎる。
以前、夢の世界でゲルマン忍者(ビスマルク)が活躍する話を書いたけど、また活躍させないと。
多分、ビスマルクがネオスウェーデンの女(ゴト)とイチャイチャする提督にやきもちを妬いて、家出して、「今の私はネオドイツの女」って展開になるはず(元からドイツだけど)。
でもその前にネオイタリア所属マエストラーレ級の天才が事件を起こすのが先だと思います。
本日分、始まります。
266 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:14:55.82 ID:RpPBjuBN0
-提督私室-
提督「今年ももう半分終わったが、映画をまだ三つしか観てないな」
吹雪「そうですね」
島風「え〜、二人だけで映画デート?いいないいな〜、島風も連れて行ってよ!」
卯月「うーちゃんを誘わないなんて酷いぴょん!」
提督「二人とも誘ったが、ネコ以外興味ないって行かなかったろ!」
卯月「し、知らないぴょん(汗)」
島風「ネコ、面白かったです!」
提督「久しぶりのネコは面白かったな。だが、ひとつだけどうしても気になることがあるんだよな」
吹雪「ええ、私も気になりました」
提督「竹中〇人って何かやらかしたっけ?何とかと雪の女王の雪だるまはお薬関係で捕まって交代だったけどな」
吹雪「山〇耕史さんが悪いとは言いませんが、渋さがちょっと足りなかったですね」
提督「緑の怪物がリブートするって話があるし、ラストがそういう感じの終わり方だったからな。緑の怪物の声優ははまり役だし変えないで欲しいな」
卯月「あれほど似合う人は居ないぴょん」
267 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:17:03.67 ID:RpPBjuBN0
提督「銭湯の映画は古代ローマのおバカ映画をテレビでやっていた時にCMを見て気になって観に行ったけど、あれはいい映画だったな」
吹雪「はい。実家の銭湯経営を通してバラバラだった兄弟の心が一つになるいい話でした」
提督「笑いあり涙ありでいい映画だったな。俺たちも桶でコンコンやってみるか?」
吹雪「やってみましょうか」
島風「えー、そんなにいい映画なら島風も行けばよかったー」
提督「そしてルーヴルはテレビ版から安定のクオリティーだったな。ただ、もうちょっとルーヴル美術館を映して欲しいとは思ったけど」
吹雪「そこは美術館側の都合もあるでしょうし、仕方ないんでしょうね」
提督「そうだな。で、あの映画を観ていたらルーヴル美術館に行きたくなってきた。あそこは広いから全部見ようと思ったら一週間は必要だと聞いたことがある。あと、モナリザは物凄い人だかりでまともに見えなかったし」
卯月「そんなに!?」
提督「ああ、元々王宮でかなり広いからな。で、何故かエジプトコーナーも有った」
島風「美術館なのに?」
提督「ああ。芸術と言えば芸術だが、美術館なのにミイラの棺って・・・。それは博物館じゃないのか?って思いながら見てたんだけどな」
卯月「何か不思議だぴょん」
提督「博物館と言えば、夜の博物館の映画の新作作ってくれないかな〜って待ってるんだけどな。3の終わり方からして4は無理だろうからリブートでもいいけど」
吹雪「3の円卓の人はいいキャラでしたね。蠟人形なのに松明なんて持つから熱で鼻が融けてビローンってシーンで笑っちゃいました」
提督「ヒュージ・アッ〇マンってネタも笑わせてくれたよな。その昔、ゴーゴーアッ〇マンってゲームがあったのを思い出したわ」
卯月「そんなのあったぴょん?」
提督「ああ、スーファミの時代だから知らなくて当然だろう。グレ〇リンも続編か、リブートして新作をってもう20年くらい言い続けているんだが、全く気配すら無いな。古い映画のリメイクとかしょっちゅうやってるのに何がダメなんだ?」
吹雪「ギ〇モ可愛いですね♥」
島風「キャラクターグッズは今でも結構出てるのに何でなんでしょうね?需要ありそうですけど」
268 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:23:33.28 ID:RpPBjuBN0
提督「海賊の映画もどうなってるんだろうな?主役の泥沼離婚劇の影響もあるんだろうけど、役者を変えてのリブートみたいな話もあったけど、そんなのを観る気もないし、続編やらないなら5であんな終わり方するなと言いたい」
吹雪「夢オチかと思いきや間違いなく現実でしたよね、あの魚介類の親玉」
提督「ただ、あの映画、正直3で終わった方が良かったとも思うが。まー、3の最後に次は生命の泉を目指すってやってた以上、4をやらない訳にはいかなかったんだろうけど。でも、肝心の海図があの状態だったしなぁ。やっぱ無理!でもよかったんじゃないのか」
卯月「4の最後は呪いの人形を拾うシーンで終わったから、5はあの人形で復讐をする話かと思ったら全く関係無かったぴょん」
提督「5作目のスタッフは確実に過去作観たことない奴らだろ。例のコンパスは海の女神から(黙って)貰った物なのに勝手に設定変わってたしな」
島風「あのシーンは『え?』ってなりましたね」
提督「あれがあったから尚更続編やらない方が良かったんじゃないかって思ったんだけどな、5の終わり方のせいで気になって仕方ないのに全然やらないってどうなってんだよ!魚介類の親玉!」
卯月(魚介類の親玉って・・・。確かに深海の悪魔はタコにカニで魚介類だけど)
提督「そしてもうすぐハリ〇ンお爺ちゃんのリアルガチ最後の聖戦が楽しみであり、不安なんだよな」
島風「不安?」
提督「ああ、とても不安だ。前作の水晶骸骨の王国がクソ・オブ・クソだったからな。生まれて初めてリアルタイムでヘンリー・ジョーンズJr.の映画を観られるとあって超期待してたのに、アレはガチで裏切られた!」
卯月「そんなに?」
提督「1〜3は人知を超えた神の力と呼ぶに相応しい奇跡を題材にしていたのに、4は宇宙人、いや、正確には宇宙人ではなく異次元人?らしいが、まー細かいことはどうでもいい、突然のB級SF映画になり果てたことを知らずウキウキしながら観に行って、最後のオチに絶望させられた気持ちが分かるか?」
卯月(そんなにアレ好きだったって知らなかったぴょん)
提督「ガッカリと言えば今から30年程前に放送されたドラマ版?の孔雀の眼の秘宝ってのもナニコレだった」
吹雪「そうなんですか?」
提督「まー、小学生の頃に一度観ただけだからあやふやではあるが」
卯月「どんな内容だったぴょん?」
提督「んーとな、博物館へ社会見学に来た小学生二人組が爺さん(ジョーンズJr.)と出会って、若いころの冒険談を聞くって始まり方でな。爺さんも若い頃も役者は別人だったな。ギャラの問題で役者変えたんだろうな。で、最終的にタイトルにもなっている秘宝は結局見つかりませんでしたってオチだったし。結局見つからんのかい!ってな」
島風「タイトル詐欺!?」
提督「うむ。ただし、さっきも言ったが、昔のこと過ぎてあやふやだけどな」
卯月「そう聞くとなんかガッカリってのも分かる気がするぴょん」
提督「それにしてもJr.はナチス好きだよな。本人は大嫌いだ!って言う割に、1の敵はナチス、2はインドの邪神教徒、3はまたナチスでヒトラーのサインまでもらって、4はソ連で5でまたナチスの残党だからな。まー、ボロクソ言うのも分かるが」
島風「もしかして・・・」
提督「いや、別にビルマルクやプリンツは何も悪くないし、嫌いでもないからな」
吹雪「そういえば3でJr.さんはお父さんのことをパパって呼んでましたよね」
提督「そこは小学生の頃から、いい年したおっさんがパパは無いわーって思いならが見ていて、現在進行形でやっぱ無いわーだな。パパさん4では故人だったけど、公開当時ご本人はまだ生きてたし、勝手に殺すなよ・・・」
269 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:26:21.63 ID:RpPBjuBN0
提督「ときにヒトミよ」
伊13「はい」
卯月(さっきからあえて触れなかったけど、ずっとパパの膝の上だぴょん。きっと吹雪ちゃんは怒って・・・、ってニコニコしながら見てるぴょん!?ナンデ!?もしかしてアレ?胸のサイズで判定してるぴょん!?)
提督「もうすぐ我らがトム兄の最新作が公開される」
島風「え?お父様ってハン〇スのファンだったの?」
卯月「パパがハン〇スのファンだったなんて知らなかったぴょん!でも、渋いぴょん!」
伊13(お父様?パパ?)
提督「二人とも・・・、それはトム兄やない、トム爺や!ハン〇スは名優だが、そっちじゃない!」
島風「ハン〇スじゃないトムって誰?」
卯月「分からないぴょん」
吹雪(え?二人とも冗談で言ってるんだよね?)
提督「いやいや、何で分からねぇんだよ!トム・ク〇ーズだよ!」
卯・島「あー、そっち!」
吹雪(えぇ・・・)
卯月「で、何でトム兄って呼んでるぴょん?」
島風「もしかして本当にお兄さん?」
提督「んな訳無いだろ。何年か前にラジオでマサハル・フク〇マがトム兄って呼んでいたから真似してみただけだ。本題に戻るが、ドライブ・レコニング楽しみだな!」
伊13「はい。楽しみです」
卯月(そこはつっこむ所だぴょん。ドライブレコーダーみたいになってるぴょん)
提督「公開前は二部作だとか、違うとか情報が錯綜したり、セットが燃えて大損害だとか色々と心配だったが、ここまでくればもう大丈夫だ」
島風「結局、トム兄の映画なら何でもいいんじゃ・・・」
提督「何を言うか、トム兄なら何でもいい訳無いだろ!まず、M:Iの一作目は嫌いだ。ジムの扱いが酷すぎる!」
島風「ジム?」
提督「フェル〇ス君だよ」
島風「あー、いつも指令を受ける人」
提督「そう、その人だ。最初はジムが志半ばで倒れて、イーサンが跡を継ぐって展開かと思いきや、実は裏切り者で黒幕って・・・、お前らジムに何の恨みがあるんだ!ってな。ドラマ版の出演者からの評判も悪いのも納得だ」
卯月「それだけ?」
提督「いいや、ミイラの映画もダメダメだった。やっぱハゲ(イムホ〇ップ)が居ないとダメだ。あの映画の主役はハゲだろ(笑)」
島風「ハゲって・・・(笑)」
提督「2でまたしても復活したはいいが、蠍王に媚びへつらった挙句、蠍王が倒されてピラミッドの崩壊が始まり地面の亀裂から転落しそうになって彼女に助けを求めたら見捨てられるとか・・・。最後は絶望しながら地獄へ落ちて行ってな」
吹雪「その彼女さんも直後に冥界へ逆戻りしてしまいましたね」
提督「神官なのに王の愛人に手を出して、何だかんだで処刑された挙句、数千年後にようやく彼女も復活したと思ったらあっさり見捨てられるとか絶望しか無いだろ」
卯月「自業自得だけどちょっと可哀そうだぴょん」
提督「3でまたまた復活して今度は今度は主人公サイドに付く案もあったらしいが、それはそれで観てみたかったな」
吹雪「なにをどうしたら主人公サイドに付くのか気になりますが、あんな仕打ちを受けたら心境が変化してそうなるのかもとも思いますよね」
卯月「間違ってもパパを見捨てたりしたらダメだぴょん」
吹雪「そんなことしないよ!」
270 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:44:14.45 ID:RpPBjuBN0
提督「今作はトム兄を送り出すとか、集大成とか不穏な単語がポツポツ出ているが、やっぱ最終作になるんだろうか?」
吹雪「シリーズ終了とは言ってませんけど、そんなことを言われると終了って感じがしますよね」
提督「もし本当に終了してしまったら俺は何を観ればいいんだ・・・。ブルー〇・ウィリスは認知症で引退してしまったし、筋肉大統領ももうお爺ちゃんだし。トム兄の死に戻りするアレの続編も結局どうなったのか分からないし。やるって言いつつ10年近く経ってるもんな」
吹雪「まだ、たかしさんが居るじゃないですか」
提督「そうだ、俺にはまだたかしが居た!」
島風(たかしってどのたかし?岡〇隆史?それとも藤〇隆?まだホットホット!の人の方が好きそうだけど)
伊13(提督はナイ〇イが好きなんて聞いたことないし・・・別の誰か?)
卯月「全力で」
島・13(!?)
島風「ホシを」
伊13「挙げる!」
提督「日本にはたかしが居て良かった。科学捜査研究所と捜査一課が続く限り日本は安泰だ」
島・13(たかしってその剛志だったんだ)
提督「それにしても卯月はよく分かったな」
卯月「パパの娘だから分かって当然だぴょん!」
島風「あれ?そう言えば相〇は?」
提督「やっこさん結構前に脱落したよ。ダークナイト事件が原因であまり観なくなったが、トドメを刺したのは南〇十の事件だった。何年も引っ張っといて最終的にボケ老人が自覚せずに事件起こしてました!って・・・」
吹雪「あれは演技とかではなく、本当に自覚してませんでしたよね」
提督「最後はモリ〇ーティ教授の様な感じで転落死してたけどあの出血量からして確実に死んだよな。元女子アナが少しずつ自分の血液を抜いて、充分に溜まってから自宅にぶちまけて、殺害されて連れ去られた風に演出した事件があったが、ボケ老人には無理だろうしな」
271 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:48:31.32 ID:RpPBjuBN0
-???-
イ級「イー・・・」
???「確かにお前にしか出来ない仕事とは言ったが、そんなに緊張しなくて大丈夫だ」
イ級「イー?」
???「本当だって。俺が保証する」
イ級「イー!」
???「そうそう、その意気だ。到着したぞ」
ガチャ
駆逐棲姫「待チクタビレタゾ」
???「!? さっきまでコイツと変わらない姿だったのに、もう人型になったのか!」
イ級「イー?」
駆逐棲姫「サア、オ前も我ガ一部トナレ」
イ級「イー!?」
???「おいおい、何処へ逃げる気だ?逃げ場なんてないぞ」
イ級「イー!」
???「俺を殺して逃げようってか?」
ザシッュ!
???「あ、すまん。勢い余って殺ってしまった」
駆逐棲姫「気ニスルナ。私ハ生キ肝信仰ナドシテオラヌ。喰エバ同ジダ」
ムシャムシャ
ゴクン
駆逐棲姫「オ前ヲ見テイルト、コイツト同ジ目ニ合ワセテヤリタクナル」
???「やるか?」ニヤッ
駆逐棲姫「今ノ状態デハマダ勝テヌ。同ジコトノ繰リ返シダ。モット、モット喰ッテ強クナラネバ、オ前ニモ、奴ニモ勝テヌ。モットヨコセ」
???「ヤレヤレ、人使いの荒い奴だ。次の獲物を連れてくるからいい子にして待っていろよ」
駆逐棲姫「提督ヨ、首ヲ洗ッテ待ッテイロ。私ハモット、モット、モット、強クナル。ソシテオ前ヲ喰ラウノダ。私ハ神ニ生マレ変ワッタ!」
???(コイツの執念には驚かされる。まさかこうなるとは予想だにしなかったぞ)
272 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/10/04(金) 22:50:34.48 ID:RpPBjuBN0
運命のダイヤル面白かったでち。前作がクソ・オブ・クソ過ぎて心配だったけど、有終の美で本当に良かった(涙)。お爺ちゃん過ぎてアクションがちょっと・・・なのは仕方がないよな。
ただ、一つ気になるのが最終的に冤罪は証明されたのか?
あと、ベネチアの亡霊はちょっと怖かったでち!何で三作目にして突然ホラーテイストになるんだよ博士!(アガサ違い)
探偵さんが最後に見た娘はただの幻?それとも本当に幽霊?どっちだったんだ?
本日はここまで。
273 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 20:58:11.68 ID:Ch7wC4HQ0
בובובו-בו בו-בובו の舞台に子供を無料招待ってふざけた話を聞いたけど、010月7日は大人の日!by大人の女なんだから大人の日には大人も無料招待されるべきだろ!
最近、昔のアニメのリメイク流行っているし子安が元気な内に再アニメ化(今度はちゃんと最後まで!)してくだち。間違いなく円盤も買うから。
まー、ワタシ亀ラップなんて知らないし、ガネメも知らないし、マンガも読んだこと無いし、ただしつけものテメーはダメだ!とか知らないし、ただし新説テメーはダメだ!貴様には恐竜の足すら生ぬるい。むしろ、作者ですら忘れていた漢拳4倍だろ。
本当にそっちはやっても見ない(断言)。とか思っているし、魚雷先生が居るくらいだから艦これとコラボを待っているんだけどな。
本日分、始まります。
274 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 20:59:07.70 ID:Ch7wC4HQ0
-工廠-
プリンツ「ついに出来てしまった・・・」
呂500「出来てしまいました!早く提督に見せましょうって!」
プリンツ「噂をすればあんな所に提督が!提督ぅー!」フリフリ
提督「ん?あれはプリンツにろーちゃんか」
プリンツ「提督ぅー!ちょっと来てくださーい!」
提督「分かったー」
スタスタ
提督「で、どうしたんだ?」
呂500「提督に見せたい物があるんですって!」
プリンツ「コレを見てください!」
提督「・・・。何だこれ?どこかで見たことがある気はするが」
呂500「エニグマですって!」
提督「エニグマ?エニグマ・・・エニグマって何だっけ・・・、ってエニグマ!?」
プリンツ「そう、エニグマです!」
提督「エニグマってあのドイツの暗号機の?」
プリンツ「そうです、そのエニグマです!」
提督「何か凄いのが出来たな!」
???「エニグマを知っているとは少しは出来る様ね」
提督「誰だ!?」
???「何処を見ているの?私はここよ!」
提督「俺の影から・・・って、何でドイツ国旗の様なマスクを被っているんだ?ビスマルク」
???「ビスマルク?私は世界一の科学力を誇るドイツの最高に美人で最強の戦艦ビルマルクでは無いわ!」
提督「ビスマルクで無ければどなたなんですかね?」
???「フッ、よく聞きなさい。私はシュバルツ・シュヴェスタ−。今の私はネオドイツの女よ」
プリンツ「わぁー!ビスマ・・・じゃなかった、シュバルツ・シュヴェスタ−姉さまカッコイイです!」
呂500「ビスマ・・・じゃなかった、シュバルツ・シュヴェスタ−姉さん、提督の影から現れるなんて凄いですって!」
提督「ネオかどうかは兎も角、元よりドイツの女だろ?」
シュヴェスタ−「エニグマを知っているとは流石ね、提督。褒めてあげるわ」
提督「そりゃどうも」
プリンツ「このエニグマがあれば深海棲艦なんてあっという間にやっつけられますね!」
シュヴェスタ−「ええ。暗号を駆使して奴らの裏をかいてやれば一方的にボコボコよ!」
提督「残念ながらうちでは使えないな」
シュヴェスタ−「どうしてよ!」
提督「どうしても何も、エニグマは英国の数学者アラン・チューリングに暗号を解読されているじゃないか。解読されてしまった暗号機は流石にな」
シュヴェスタ−「エ、エニグマが破られたですって・・・!?」
プ・呂(あっ・・・(汗))
275 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 21:00:20.17 ID:Ch7wC4HQ0
アークロイヤル「そう、ドイツの暗号機エニグマは我が英国の誇る天才数学者アラン・チューリングによって破られたのだ!」
シュヴェスタ−「嘘だぁぁぁぁーっ!」
キット「残念ながら嘘ではありません」フォンフォン
シュヴェスタ−「ちょっと貴方、どっちの味方よ!」
キット「私は事実を述べたまでです」フォンフォン
シュヴェスタ−「キーッ!」
提督「でも、英国もエニグマの解読に成功したはいいが、そのことに気付かれると対策をされるから敢えて知らないフリをしていたんだろ?」
シュヴェスタ−「どういうこと?」
提督「目と鼻の先にドイツの艦が居ると分かっているのに、偵察機がたまたま発見したというていで行動していたから沈められた艦艇も多かったとか」
アークロイヤル「それについては仕方あるまい」
プリンツ「確かに的確に対処してきたら情報が洩れているか、暗号を解読されているって考えますよね」
呂500「でも、それで沈められた側はどうなのかなって・・・」
提督「で、問題はアランの処遇なんだよな」
アークロイヤル「・・・。私はSwordfishの整備に来たのだった。さらばだ」
提督「都合の悪い話になったから逃げたな」
シュヴェスタ−「都合の悪い話?」
提督「アランの功績は数十年間極秘事項として隠されたうえに、同性愛は犯罪として処罰されて最終的に自殺したとされている。本当に自殺か、それとも事故死かよく分からないが」
プリンツ「ひどーい!」
呂500「信じられないですって!」
シュヴェスタ−「こんな話をされたらアークが逃げるのも納得ね」
提督「で、ビスマルクはいつまでネオドイツの女なんだ?」
シュヴェスタ−「だ・か・ら、私はビスマルクじゃないって言ってるでしょ!」
提督「ふむ。そういうことにしておこう」
シュヴェスタ−「しておこうって何よ!」
276 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 21:01:33.84 ID:Ch7wC4HQ0
-日曜日 ショッピングモール-
一同「ごちそうさまでした」
提督「はっちゃんに頼まれた本は買ったから、次はヨナだな」
マエストラーレ「何を買うんですか?」
提督「行けば分かるさ」
-家電量販店-
リベッチオ「わぁ〜、プラモデルがいっぱい!」
提督「多分、この辺りにあると思うんだけどな・・・。どこだ?」キョロキョロ
???「ッコ・・・、シロッコ・・・」
シロッコ「ん?誰〜?」キョロキョロ
???「シロッコ・・・、おいで・・・」
シロッコ「こっちの方から呼ばれた気がするんだけど」
???「こっちだシロッコ」
シロッコ「!?」
提督「あったあった、コイツだ」
マエストラーレ「コレって前に響が艦プラバトルで使ってたロボットですよね?」
提督「ああ、そうだ。あのバカが勝手に持ち出して、最終的にはアイツの物になったが」
シロッコ「提督!」
提督「ん?どうした?」
シロッコ「このプラモデルが欲しいんだけど、買ったら組み立ててくれる?」
提督「構わないがそんなのでいいのか?こっちにもっとカッコイイのとか可愛いのもあるぞ。ほら、クマVとか」
シロッコ「この子がいい!」
提督「じゃあ、カゴに入れておいてくれ。マエストラーレたちも欲しい物があれば持ってきていいぞ。この店に欲しいものが無ければ服とかでもいいが」
シロッコ「え?それって・・・」
提督「俺からのプレゼントだ」
シロッコ「いいの?」
マエストラーレ「そんなのダメです!長女として見過ごせません!」
提督「子供が遠慮するな」
グレカーレ「じゃあ、グレはねぇ〜ヴィ〇ンの」
提督「おい!」
グレカーレ「冗談だって〜」
提督「とりあえずブランド物のバッグとか、高いものはやめてくれよ」
277 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 21:02:35.95 ID:Ch7wC4HQ0
-駐車場-
???「・・・」
ガチャ
キット「!?」
???「・・・」
キット「何をするのです、早く降りなさい!」
ピッ
ピッ
キット「止めなさい!」
提督「帰ったらまずははっちゃんに本を届けて」
???「チッ!もう帰ってきたか。今日のところは退散するとしよう」
キット「アドミラル!」フォンフォン
提督「ん?何でドアが開いているんだ?」
キット「何者かが車内に侵入しました」フォンフォン
提督「何だって!?」
シロッコ「向こうに走って行く人がいるよ〜」
提督「今から追いかけても遅そうだな。皆はフードコートにでも行って休んでいてくれ。俺は明石に連絡する」
マエストラーレ「分かりました」
提督「財布だ。アイスでも何でも好きな物食べていいぞ」つ財布
グレカーレ「やりい!」
マエストラーレ「あ、コラ!提督に返しなさい!」
提督「いいからいいから」
ピッ
プルル
提督「明石か。悪いが移動本部でショッピングモール前まで迎えに来てくれ。少し問題が起きた。ああ、詳しいことは合流してから話す。うん、頼んだ」
278 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 21:03:39.14 ID:Ch7wC4HQ0
-移動本部-
提督「どうだった?」
明石「システムに侵入しようとした痕跡はありますが、未遂で終わっていますね」
提督「では一安心か」
明石「はい。でも、提督たちの帰りがもう少し遅ければ乗っ取られていたかもしれません」
提督「セキュリティの強化が必要だな」
明石「はい。その辺は妖精さんたちに相談してみます」
提督「で、犯人はどんな奴だったんだ?こんなことをするのは深海勢力だろうが。一般人のいたずら目的にしては手が込みすぎているからな」
明石「それがですね・・・」
提督「どうした?」
明石「何も映って無いんです」
提督「映ってない?カメラの故障か?」
明石「いいえ。風景は映っていますが、人物だけが記録されていません」
提督「人物だけが?」
明石「ええ、方法は分かりませんが。光学迷彩でも使ったんでしょうか?プレ〇ターみたいな」
提督「走り去る人影は見たから違うんじゃないのか?もしそうなら逃げる時も使えばいい訳だし」
明石「そうですよね。でも、キットがウイルスに汚染された様な痕跡もありませんし、何から何まで謎です」
提督「厄介だな。正体不明の相手への対策なんて何をすればいいのやら」
279 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/08(日) 21:04:43.91 ID:Ch7wC4HQ0
プリンツとろーちゃんは生存組だからエニグマが破られたのを知っている扱いにしたけど、実際には知らないままだろうな。
今回のアップデートで一つだけ気に入らないのが、投射機と爆雷はいい加減分けてくたち!毎度分からなくなってwiki見るハメになるでち。ヘッジホッグ、お前のことだよ!お前は投射機とちゃうんかい!
本日はここまで。
280 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:40:57.10 ID:ZvMHc7610
Gの再放送が終わったら次はWをやって欲しいな、って思っていたら念願叶ってWが始まる!って思ったらWの初回と漂白剤の最終回と時間が被っているでち。
ユーハとレ級ゆ゛る゛さ゛ん゛!!
本日分、始まります。
281 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:41:53.94 ID:ZvMHc7610
-執務室-
提督「昨日、はっちゃんに頼まれた本を買うついでに前から気になっていた本を買ったんだけどな」
吹雪「何を買ったんですか?」
提督「西〇京太郎サスペンスの神鉄殺人事件だ」
吹雪「え?あの時刻表トリックで有名な人の作品ですよね?そんなローカル線もあるんですか?」
提督「ああ。何でそこを選んだんだ?って言いたくなるローカル線だよな。で、読んでたら警部は渡〇恒彦、亀さんは四郎の声で脳内再生された」
吹雪「警部はたかしさんじゃないんですね」
提督「たかしの十津川警部は渡〇恒彦と比べて圧倒的に少なすぎてな。それにあの人は土〇薫と大岩〇一捜査一課長のイメージが強すぎる」
吹雪「確かにそこは否定できませんね」
提督「あのサスペンスは十津川(とつがわ)だから奈良の地名もとつがわだと思っていたら、あっちは十津川(とつかわ)でややこしい。そう言えば最近は四郎の姿を年に一、二回しか見ないな」
吹雪「病気でしょうか?」
提督「ちょっと調べてみるか。四郎で検索っと」
提督「!?」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「現在、87歳だそうな」
吹雪「そんなにお年だったんですか!?仕事を減らすのも納得ですね」
提督「ついでに気になったから調べてみたら、高橋〇樹はもうすぐ81歳だ」
吹雪「えぇ!?現在80歳ですか?随分若く見えますよね」
提督「さらに徹子は91歳と出た」
吹雪「あの人も毎日番組を放送していてお元気ですね」
提督「91歳だなんて嘘だ!」
吹雪「どうしてですか?」
提督「あの婆さんは黒船を見たという話を聞いたことがある。そうなると91歳の訳が無い!某閣下の次くらいに長寿のはずだ!」
吹雪「黒船は流石に冗談じゃないですか?」
282 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:42:51.76 ID:ZvMHc7610
コンコン
明石「明石です」
提督「どうぞ」
ガチャ
バタン
明石「妖精さんたちによるキットの精密検査が終わりました」
提督「どうだった?」
明石「妖精さんたちによると、キットに乗って帰って来なくて良かった。だそうです」
提督「それってつまり・・・」
明石「ええ。細工されていたそうです」
提督「もし、キットに乗って帰ろうとしたらどうなっていた?」
明石「キットが暴走して事故を起こしていただろうということです」
提督「やはり明石に連絡して正解だったか」
明石「本当に大正解ですよ」
吹雪「犯人については分からないままなんですか?」
明石「妖精さんがキットのログを隅から隅まで調べてくれたけど、やっぱり分からないままなのよね」
283 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:43:50.45 ID:ZvMHc7610
-食堂-
提督「今日の昼は何にし・・・!?」
吹雪「どうしたんですか?」
提督「・・・」無言の指差し
吹雪「あっち?」チラッ
吹雪「!?」
提督「見えたか?」
吹雪「はい・・・」
提督「ここは無視すべきか、声をかけるべきか・・・」
吹雪「突っ込み待ちかもしれませんよ」
提督「いや、別の意図があると思うぞ。だが、気付いた以上、素通りも悪いか」
提督「あの・・・、長門さん?何故、LEDを体に巻き付けて光ってらっしゃるのですか?」
長門「偉大な相手というのは輝いて見えるものだヨ」
吹雪「長門さんが偉大なのは認めますが、輝くのは意味が違う様な」
提督「海防艦の子たちがツリーを喜んでいるのを見て『私がクリスマスツリーだ!』とか考えただけだろ?」
吹雪「なるほど」
長門「フッ、流石だな。提督」
提督「とりあえず、感電しない様にだけ気を付けてくれ」
長門「心配は無用だ。ちゃんと明石に頼んで絶縁処理やら何やらやってもらったからな」
五月雨「あっ!」
一同「!?」
バシャッ
ビリッ!
長門「アビビビビビ・・・」
五月雨「長門さん!?大丈夫ですか!?」
提督「言わんこっちゃない」
長門「私はビッグゼブンだ。この程度の感電など屁でもなナナナナ」
プシューッ
提督「はぁ・・・、電池切れで止まったか。俺は長門を入渠させてくるから吹雪は先に食べててくれ」
五月雨「私も付いて行きます!」
提督「五月雨はゆっくり食べててくれ」
五月雨「でも・・・」
提督「いいからいいから」
吹雪「ほら、あっちで一緒に食べよ」
五月雨「はい・・・」
提督「早速感電とは不運だったな」
長門「ビッグセブンの誇り、こんな所で失う訳には」
提督「それは赤城の台詞だ。ほら、歩けるか?」
長門「あ、足が痺れて、うまく歩けそうにない」
提督「しゃーない、負ぶって行くか」
長門「スマン」
284 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:44:36.90 ID:ZvMHc7610
-海上-
重巡棲姫「フハハハハ!逃ゲロ、逃ゲロ!」
ドーン!
ドーン!
ヲ級「ナゼ仲間ヲ攻撃スルンダ!」
重巡棲姫「仲間?違ウナ、オ前タチハ私ガ強クナルタメノ糧ダ」
ドーン!
ドーン!
タ級「グワァァァーッ!」
重巡棲姫「オ前モ我ガ血肉トナルノダ。私ヲ強ク出来ルコトヲ喜ベ。アトハ、オ前ダケダ」
ドーン!
ヲ級「グワァァァーッ!」
???「おいおい、また派手にやってくれたな。この辺りの深海棲艦を全滅させる気か?」
重巡棲姫「フン、ソウナッタトシテモ何ノ問題モアルマイ。弱イ奴等ガ集マッタトコロデタダノ的ダ。艦娘ドモニヤラレル位ナラバ、私ガ食ッタ方ガ有意義ダ」
???「的になる位なら食った方がマシねぇ・・・。否定はしないが、たとえ的でも時間稼ぎにはなるぞ」
重巡棲姫「雑魚共ヲ囮ニ使イ、後ロカラ襲ウ気カ?クダラン、力デ捻ジ伏セ、艦娘ドモノ絶望ニ染マッタ顔ヲ見テコソダ」
???「アンタ、本当にいい趣味してるな」
重巡棲姫「誉メ言葉トシテ取ッテオコウ」
285 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2024/12/28(土) 21:45:20.32 ID:ZvMHc7610
吹雪は今年も画面から出てきてくれなかったな。
自分が向こうに行くのはNGっしゅ。サイバーな妖精さんたちのせいで画面がうるさくなりそう。
今回は武器屋の福箱当選したから年末年始は武器屋の女の子たちとキャッキャウフフして過ごすか。
本日はここまで。
366.97 KB
Speed:0.1
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
新着レスを表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)