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シンゲキロンパ CHAPTER 04
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129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/25(月) 16:35:04.74 ID:nTv4m1Fu0
アルミン「いや、今回はバラバラに行動しよう」
ジャン「…は?」
コニー「え? い、いいのか?」
アルミン「うん、僕の考えだけど…」
アルミン「この状況で【裏切り者】がよからぬ行動を
取る可能性は低いと思うんだ」
130 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/05/25(月) 16:40:03.22 ID:nTv4m1Fu0
今日はここまで
131 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/05/25(月) 19:58:52.52 ID:xivZZ6cYO
乙
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/30(土) 17:40:31.50 ID:9sihfriO0
ミカサ「…どうして?」
アルミン「モノクマの意に反するからだよ」
アルミン「どういう理由か知らないけど、モノクマは
僕たちに全ての謎を解かせたがっている…」
アルミン『お前は… 全ての謎を解かれても構わないと思っているのか?』
モノクマ『…? 妙な質問だね』
モノクマ『その質問に答えるなら、まあ… そういうことになるね。
そうでなきゃ、こんなこと言わないもんね』
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/05/30(土) 17:50:31.44 ID:9sihfriO0
アルミン「そんな状況で、【裏切り者】がよからぬ行動…」
アルミン「例えば、謎を解くための手がかりを隠ぺいするような
行動を取るとは思えないんだ」
ジャン「………………」
アルミン「それに、ジャンが言うように、僕たちに
与えられた制限時間がわからないということもある…」
アルミン「だから、ここは全員バラバラに分かれて
効率的に捜査を進めるべきだと思う」
134 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/05/30(土) 17:55:06.13 ID:9sihfriO0
今日はここまで
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 20:05:11.17 ID:XFpLf49B0
ミカサ「………………」
ジャン「…まあ、効率的に捜査できるっていうのには同意するけどよ」
ジャン「本当に大丈夫なのか?【裏切り者】を野放しにしておいて…」
アルミン「うん、だから今は…」
136 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 20:30:28.83 ID:XFpLf49B0
ミカサ「…待って」
ミカサ「私はアルミンと一緒に行動する」
ヒストリア「えっ…?」
ジャン「…おい、今の話を聞いていなかったのか?
全員バラバラで行動した方がいいって…」
ミカサ「よくない。みんなは大事な可能性を忘れている」
137 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/01(月) 20:35:48.82 ID:XFpLf49B0
ミカサ「もし、アルミンが【裏切り者】だったらどうするの?」
138 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/01(月) 20:40:12.67 ID:XFpLf49B0
今日はここまで
139 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/02(火) 01:29:19.81 ID:EEkNs/q8O
なるほど
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/03(水) 01:26:41.20 ID:rkhCfl7K0
正解を導く力があるとか言ってたくせに
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/03(水) 18:05:39.56 ID:gCY6taRr0
ヒストリア「…!?」
アルミン「えっ…」
ジャン「…おい、その話ならさっきもしただろうが。
アルミンが一番【裏切り者】の可能性が低いって…」
ミカサ「可能性が低いというだけで、ゼロではないはず」
ジャン「あのなあ… 第一、お前だって納得して
“ファイナルデッドルーム”での挑戦権をアルミンに渡したんだろ?」
ミカサ「それとこれとは話が別。少しでも可能性がある以上は
しっかりと考慮しなければならない」
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/03(水) 18:15:06.15 ID:gCY6taRr0
ミカサ「それに… みんなは気が付かないの?」
ミカサ「この可能性が最も危険なものであることに」
コニー「…?? ど、どういう意味だ?」
ミカサ「アルミンはこのメンバーの中では一番頭が切れる。
その上、メンバーからの信頼も厚い」
ミカサ「そんな状態で“ファイナルデッドルーム”での挑戦権が譲渡された」
ミカサ「そして今、アルミンは…
【裏切り者】が有利に動けるような単独行動を提案している」
143 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/03(水) 18:20:18.13 ID:gCY6taRr0
アルミン「…!!」
ミカサ「もし、アルミンが【裏切り者】だったら…
これ以上ないほど危険な状況だとは思わない?」
ヒストリア「そ、それは…」
ジャン「………………」
コニー「………………」
144 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/03(水) 18:25:41.95 ID:gCY6taRr0
今日はここまで
145 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 15:05:55.84 ID:YDaDRsV+0
ミカサ「…だから、みんなに提案がある」
ミカサ「私とアルミンだけ一緒に行動して、あとの3人はバラバラに行動すればいい」
ヒストリア「………………」
ミカサ「こうすれば、【みんなから一番疑われている私】と…」
ミカサ「【みんなから一番疑われていないけど、一番危険性のあるアルミン】の相互監視ができる」
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 15:10:32.04 ID:YDaDRsV+0
ジャン「…ああ、わかったよ。それでいい」
コニー「えっ… い、いいのか?」
ジャン「ミカサの言う事にも一理ある。確かにその方法なら、
危険な可能性を潰した上で効率的な捜査ができる」
ジャン「それに… こうやって、いつまでも話してても仕方ねえんだ。
時間は限られているんだからな」
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 15:15:06.56 ID:YDaDRsV+0
ミカサ「アルミン、いい?」
アルミン「…わかった、いいよ」
ジャン「よし… それじゃあ、随分と話し込んじまったが…」
ジャン「いい加減に捜査を始めるぞ。まずは担当確認からだ」
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/04(木) 17:10:51.97 ID:YDaDRsV+0
今日はここまで
149 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/04(木) 17:28:30.38 ID:YDaDRsV+0
次回以降は毎週日曜日に投稿します
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/05(金) 09:54:45.52 ID:0pnxtsEKO
乙です
151 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:00:11.51 ID:EYgPiq100
施設の特徴
・ 地下3メートルに巨大な鉄板?
・ 屋外をそのまま建物で囲った構造
施設内の場所
・ 訓練所
・ 食堂・調理場(食糧が充実)
・ 寄宿舎(大浴場、各々の個室がある)
・ 倉庫(訓練道具、生活用品、薬品類などが充実)
・ 飼育小屋(牛、豚、羊、ニワトリ、馬などを飼育)
・ ライブハウス(演奏用のステージがある)
・ 書庫(鍵のかかった扉がある。1つは解放済み)
・ 溶鉱炉
・ 研究開発所(作りかけの装置などがある)
・ 観測所(天気の予想をしている)
・ 林(死者の名前が記された石碑がある)
・ 赤い扉(裁判場に続く昇降機への入り口)
・ 裁判場
・ その他、鍵のかかっている箇所
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:05:06.29 ID:EYgPiq100
ジャン「…これが現在わかっている施設内の建物だな」
・ その他、鍵のかかっている箇所
ジャン「この鍵のかかっている箇所…
確か、あと2つくらいあるって言ってたな?」
ヒストリア「う、うん…」
ジャン「それなら、調べるのはその2つだ。手分けするぞ」
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:10:04.71 ID:EYgPiq100
コニー「鍵のかかっている場所ならもう1つあるんじゃねえか?」
・ 書庫(鍵のかかった扉がある。1つは解放済み)
コニー「前回の探索でジャンが調べた書庫に、
まだ入れない場所があるって言ってよな?」
ジャン「…ああ、そういえばそうだった。
それじゃあ、鍵のかかった場所は全部で3つか…」
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:15:50.81 ID:EYgPiq100
ヒストリア「それなら、その3か所に1人ずつあてようか?」
ジャン「それがいいだろうな。そこでアルミンの言ってた
生存者と手がかり探しだ」
コニー「だけど、それだけだと人数余っちまわねえか?
捜索隊は全部で4グループだろ?」
ジャン「ああ、だが他に場所がねえな。どうするか…」
155 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:25:27.17 ID:EYgPiq100
アルミン「それじゃあ、僕は今までの事件現場を
もう一度当たってみるよ」
コニー「…え?」
アルミン「モノクマが言ってた“全ての謎”の1つに
こういうものがあった…」
モノクマ『3つの事件に隠された真実は何か』
アルミン「あれはつまり、今までの3つの事件で
見逃している部分があるってことだと思うんだ」
アルミン「だから、今までの事件に関係する場所をもう一度回って
隠された手がかりがないか探してみようと思う」
156 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:40:06.57 ID:EYgPiq100
アルミン「…ミカサもそれでいいかな」
ミカサ「…わかった。ついて行く」
ジャン「よし、それじゃあ決まりだ」
ジャン「オレ、コニー、ヒストリアの3人で鍵のかかった3か所の捜査、
アルミン、ミカサの2人で今までの事件現場の捜査…」
ジャン「これでいいな?」
ヒストリア「うん」
コニー「おう!」
157 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 10:50:09.04 ID:EYgPiq100
ジャン「じゃあ行くぞ… 捜査開始だ!」
ダッダッダッ
アルミン(ジャンの掛け声と同時に、僕とミカサ以外の3人は
それぞれの場所へと駆けて行った)
アルミン「………………」
ミカサ「………………」
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:00:40.83 ID:EYgPiq100
ミカサ「…アルミン」
ミカサ「さっきはごめん」
アルミン「…えっ?」
ミカサ「私の発言でアルミンに不用意な疑惑を向けさせてしまった」
アルミン「別にいいよ。ミカサの言う事ももっともだし…」
159 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:05:04.71 ID:EYgPiq100
ミカサ「…あれは本心じゃない」
アルミン「…えっ?」
ミカサ「私は… アルミンを本気で疑ってるわけじゃない」
ミカサ「むしろ、この中の誰よりも信頼している」
160 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:10:14.94 ID:EYgPiq100
アルミン「じゃあ、どうしてあんなことを…?」
ミカサ「…半分は、腹いせ」
アルミン「…?」
ミカサ「私には叶えたい願いがあった」
ミカサ「だけど、その機会をアルミンに奪われた」
ミカサ「…だから、その腹いせ」
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:15:15.88 ID:EYgPiq100
アルミン「…もう半分は?」
ミカサ「………………」
ミカサ「…見届けたいと思ったから」
アルミン「えっ…?」
ミカサ「ジャンも言ってたけど、私たちは何度もアルミンに救われた」
ミカサ「その頭脳に、慧眼に… 命を救われてきた」
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:20:08.75 ID:EYgPiq100
ミカサ「…私たちの身に何が起こっているのか」
ミカサ「全ての謎を知りたいという気持ちは、私も同じ」
アルミン「………………」
ミカサ「だから、私は見届けたい」
ミカサ「あなたがどうやって今回の大きな謎に立ち向かうのか」
ミカサ「あなたのそばで… 見届けてみたい」
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/07(日) 11:25:09.37 ID:EYgPiq100
アルミン「…わかったよ、ミカサ」
ミカサ「………………」
アルミン「それじゃあ行こう」
アルミン「まずは、1番目の事件…」
アルミン「エレンが殺された現場だ」
164 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/07(日) 11:30:09.20 ID:EYgPiq100
今日はここまで
165 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:00:33.79 ID:rgBPr8Nz0
ミカサとアルミンはシロだな
166 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/07(日) 19:10:59.04 ID:rgBPr8Nz0
このスレのミカサとアニなんかねっとりしてて気持ち悪いな
てか原作のミカサこんなこと言わないだろ
こんなに語彙力無いし
167 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/14(日) 16:20:22.25 ID:sRRfl8tB0
― 訓練所(エレンの殺害現場) ―
アルミン(僕とミカサは、そのまま第1の事件現場へと足を運んだ)
アルミン(第1の事件現場…)
アルミン(脳裏に焼き付いて離れない、あの凄惨な光景…)
168 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/14(日) 16:25:08.58 ID:sRRfl8tB0
アルミン『エレン!!!!』
169 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/14(日) 16:35:08.45 ID:sRRfl8tB0
今日はここまで
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/15(月) 00:56:01.48 ID:t+R96WlVO
乙
171 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/21(日) 13:50:13.52 ID:ozoz5zJ70
アルミン(姿勢制御の訓練を行う装置…)
アルミン(そして、その下の地面に埋め込まれた歪な石…)
アルミン(よく見ると、石の吐出部には
赤黒く固まったエレンの血がそのまま残っていた)
アルミン(エレンの死の痕跡が… 生々しく残されていた)
172 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/21(日) 13:55:07.23 ID:ozoz5zJ70
アルミン「…ん?」
アルミン(そこで僕はあるものに気付く)
アルミン(それは、事件捜査当時にはなかったもの…)
アルミン(白い花の束だった)
173 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/21(日) 14:05:11.11 ID:ozoz5zJ70
ミカサ「その花は私が供えたの」
アルミン「えっ…?」
ミカサ「私がエレンにしてあげられるのは、それくらいしかないから…」
アルミン(そう言ってミカサは目を伏せる)
アルミン(その表情の下にあるのは、怒りか、悲しみか…
今の僕にはわからなかった)
174 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/21(日) 14:10:09.49 ID:ozoz5zJ70
アルミン「その花はどこから?」
ミカサ「林の一角に花畑がある。アニに教えてもらった」
アルミン「えっ、アニに…?」
ミカサ「元々、ここの花はアニが供えていた。
それで… 場所を教えてもらった」
175 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/21(日) 14:15:21.02 ID:ozoz5zJ70
アルミン(アニがここに花を…?)
アルミン「………………」
ミカサ「…アルミン、どうしたの?」
アルミン「…ううん、何でもないよ」
アルミン「それよりも今は… この事件の検証をしよう」
176 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/21(日) 14:20:07.41 ID:ozoz5zJ70
今日はここまで
177 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/06/21(日) 15:35:39.96 ID:hvv/ZEGIO
乙です
178 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/28(日) 00:45:08.17 ID:jsU5e13+0
アルミン「この事件が起こったのは、ここでの監禁生活が
始まってからわずか4日目のことだった」
アルミン「3日目に行われた姿勢制御の訓練が上手くできなかった
エレンは、成績上位者だったミーナに頼み込んで…」
アルミン「夜中に2人きりで練習する約束をした」
エレン『悪いなミーナ…こんな遅くに付き合わせちまって』
ミーナ『それは言わない約束でしょ。ほら、もっとシャキッとする!』
179 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/28(日) 00:50:23.80 ID:jsU5e13+0
アルミン「エレンの姿勢制御が上手くできなかった理由は、
金具の不具合のせいだった」
アルミン「そして、エレンの金具に不具合があったことは
エレンもミーナも知らなかった…」
ミカサ「………………」
アルミン「そして、そのせいで…」
アルミン「ミーナが装置のクランクを回してエレンを宙に浮かせた途端、
エレンは体勢を崩して地面に頭を打ってしまったんだ」
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/06/28(日) 00:55:24.36 ID:jsU5e13+0
アルミン「それを見たミーナは、急いでエレンを助け起こそうとした」
アルミン「だけど、そこにモノクマが現れて…」
アルミン「ミーナを唆し、エレンを殺すように仕向けたんだ」
アルミン「最初はためらっていたミーナだけど、
生き残っているという家族の話を持ち出されて…」
ミカサ「やめて」
アルミン「………………」
ミカサ「…それ以上、聞きたくない」
181 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/06/28(日) 01:00:10.04 ID:jsU5e13+0
今日はここまで
182 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/07/03(金) 12:15:45.83 ID:mEeGvDHB0
申し訳ありませんが、次回は 07/12(日) に投下します
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/03(金) 17:00:50.93 ID:yLKTbZzuO
了解&乙です
無理しないでね
184 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 00:55:52.50 ID:t0+hsjbk0
アルミン「…ミカサ」
アルミン「気持ちはわかるけど… これは大事なことなんだ」
モノクマ『3つの事件に隠された真実は何か』
アルミン「さっきも話した通り、今までの事件には
僕たちの見逃している部分がある…」
アルミン「それを探り出すには、こうやって
事件を丁寧に振り返る必要があるんだよ」
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:00:39.43 ID:t0+hsjbk0
アルミン「…僕だって辛いよ」
アルミン「エレンとの付き合いは、ミカサよりも長かったから…」
ミカサ「………………」
アルミン「だから、今は我慢してほしい」
アルミン「僕と一緒に… 見逃している部分を見つけてほしいんだ」
ミカサ「………………」
ミカサ「…わかった」
186 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:05:06.70 ID:t0+hsjbk0
アルミン「…ところで、ミカサは気付いた?」
アルミン「この事件には… 他の事件とは
決定的に違う点が2つあるんだ」
ミカサ「…決定的に違う点?」
アルミン「1つは、これが【突発的な犯行】だっていう事だよ」
アルミン「他の2つの事件は、どちらも
【入念な計画を練った犯行】だったけど…」
アルミン「この事件に関してはそうじゃない」
187 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:10:14.90 ID:t0+hsjbk0
ミーナ『できないよ…私にはできない…!』ポロッ…
ミーナ『私は…人殺しなんかじゃない…!』ポロポロ
アルミン「ミーナには元々、エレンを殺す気がなかった」
アルミン「モノクマに殺人を唆された後も、最後の最後まで躊躇っていた」
ミカサ「………………」
アルミン「そう、それが2つ目の決定的に違う点…」
アルミン「【モノクマの介入】だ」
188 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:15:19.56 ID:t0+hsjbk0
アルミン「モノクマが自ら介入したのはこの事件だけなんだ」
ミカサ「モノクマの介入なら、前回の事件だって…」
アルミン「あれはアニが“モノクマを利用した”だけだよ。
自ら介入したわけじゃない」
ミカサ「………………」
アルミン「どうも引っかかるんだ…」
アルミン「この事件にだけ見られる特徴に…」
189 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:20:09.19 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「…引っかかるといえば、ミーナとモノクマの
証言の違いも気になる」
アルミン「えっ…?」
ミカサ「兵団裁判のとき、ミーナはモノクマに
殺人を唆されたと証言した」
ミカサ「それに対してモノクマは、
そんなことはしていないと証言した」
ミカサ「2人の証言はまるで噛み合っていなかった」
190 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:25:10.37 ID:t0+hsjbk0
モノクマ『それにしてもさ…よくそんな言い訳しようと思ったね。
そんなのボクがいれば、すぐにウソだってバレるのに』
ミーナ『な…な…何…言ってんのよ…』
ミーナ『あんたが私に言ったんじゃない!
あんたの話を聞いたから私は!!』
191 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:30:11.66 ID:t0+hsjbk0
コニー『…なぁ、さっきから…全然訳わかんねえぞ…』
コニー『ウソだって言うのか…? 今の話が全部…?』
ミーナ『ち、違う!それだけは違う!私は本当に…!』
モノクマ『はいはい。狼少年がいくら吠えたところで
説得力なんかないから』
ミーナ『全部あんたが…!!あんたが…ッ!!』
192 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:35:12.49 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「それだけならまだいい…」
ミカサ「だけどモノクマは、ミーナの証言の一部が
事実であることを認めた」
ミカサ「つまり、調査兵団が全滅したこと、
人類の大半が死滅したこと…」
ミカサ「全ての壁が破られたこと、
私たちが数年間の記憶を失っていること…」
ミカサ「それらに関しては本当のことだと認めた」
193 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:40:03.66 ID:t0+hsjbk0
モノクマ『ボクがカロライナさんの殺人を促したという事実はありません。
あれは全て、彼女がでっち上げた苦しい言い訳です』
モノクマ『しかしながら…』
モノクマ『調査兵団が全滅したこと』
モノクマ『人類の大半が死滅したこと』
モノクマ『全ての壁が破られたこと』
モノクマ『そして、オマエラが数年間の記憶を失っていること』
モノクマ『それらは全部、本当のことでーす!!』
194 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:45:06.14 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「2人の噛み合わなさと、一部の証言の奇妙な一致…」
ミカサ「私はそこが引っかかる」
アルミン「それは… モノクマが嘘を吐いていたんだよ」
アルミン「ミーナがモノクマと会っていたのは本当で、
そこでモノクマが例の話をミーナに聞かせて…」
195 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:50:24.09 ID:t0+hsjbk0
アルミン「………………」
ミカサ「…? アルミン?」
アルミン「いや、違う…」
アルミン「どうしてモノクマはあんな嘘を吐いたんだ…?」
196 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 01:55:04.98 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「…えっ?」
アルミン「そうだ… そうだよ、ミカサ…」
アルミン「モノクマにはあんな嘘を吐く必要なんてなかったんだ」
モノクマ『つまりですね、“カロライナさんがボクに唆された”
っていうのはウソだけど…』
モノクマ『“カロライナさんが話した内容自体”はホンモノなの!!』
197 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 02:05:15.46 ID:t0+hsjbk0
アルミン『だったら…だったらどうして、
ミーナはその事を知っていたんだよ!』
モノクマ『さあね。テキトーに練った設定が
たまたま当たってたんじゃない?』
アルミン『そんな都合のいい話がある訳ないだろ!!』
アルミン「ミーナが適当に作った話がたまたま本当のことだった…」
アルミン「いくらなんでも、それは無理があり過ぎる。
嘘にしては出来が悪過ぎる…」
アルミン「何より、そんな見え透いた嘘を
モノクマがわざわざ吐くメリットがない…」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 02:10:24.40 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「それなら… モノクマの証言は本当だったというの?
ミーナの証言が嘘だったと?」
アルミン「いや… それこそおかしいよ」
アルミン「それだと、『ミーナが適当に作った話が
たまたま本当のことだった』というのが事実になってしまう…」
アルミン「そんなの… どう考えたってあり得ないじゃないか」
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/12(日) 02:15:16.33 ID:t0+hsjbk0
ミカサ「…どういう事? どっちの可能性も変だと言うの?」
アルミン「………………」
ミカサ「…アルミン?」
アルミン「…ダメだ、これ以上考えても出てこない」
アルミン「次の事件現場に行ってみよう」
200 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/07/12(日) 02:20:05.59 ID:t0+hsjbk0
今日はここまで
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/12(日) 04:55:32.71 ID:4QHbrH42O
乙
ややこしい!
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/19(日) 10:35:07.74 ID:IvjT/eKf0
― ライブハウス(ユミルの殺害現場) ―
アルミン(次に僕たちがやって来たのは、ライブハウスだった)
アルミン(この場所こそが、第2の事件現場…)
アルミン(ユミルが死んだ場所だ)
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/19(日) 10:45:09.38 ID:IvjT/eKf0
ユミル『ヒ……スト……リ……』
ユミル『ァ……』
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/19(日) 11:00:16.76 ID:IvjT/eKf0
ミカサ「…私はあの場にいなかったから、
この事件が起きた時の様子は見ていない」
ミカサ「モノクマアナウンスが聞こえて来てみたら、
みんなが騒然としていた」
アルミン「…そういえば、そうだったね」
アルミン「それじゃあ、あの時の説明も含めて…
この事件を振り返ってみようか」
205 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/07/19(日) 11:05:04.39 ID:IvjT/eKf0
今日はここまで
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 08:55:19.16 ID:edUWnmb+0
モノクマ『“こんなにも簡単にコロシアイが起きる”…そういう事でしょ?』
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 09:00:16.93 ID:edUWnmb+0
アルミン「エレンの事件の後、僕たちの雰囲気は最悪だった…」
アルミン「実際にコロシアイが起きてしまった事が受け入れられず、
ショックで疑心暗鬼に陥っていた」
アルミン「そんな一触即発の状態から僕たちを救ってくれたのが…」
アルミン「サシャのあの発言だった」
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 09:05:04.73 ID:edUWnmb+0
サシャ『パーティーを開きましょう!!』
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 09:10:25.70 ID:edUWnmb+0
アルミン「このライブハウスで、全員で役割分担をして
パーティーを開催する…」
アルミン「それがサシャの提案だった」
アルミン「そうすることで、少しでも
僕たちの気を紛らわそうとしてくれたんだと思う」
ミカサ「………………」
アルミン「だけど、そのパーティーは…」
アルミン「結果的に悪夢の舞台へと変わってしまった」
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 09:25:04.16 ID:edUWnmb+0
ユミル『うぐっ…!?』
ドサッ
サシャ『?』
ベルトルト『…え?』
ユミル『…! …ッ!!』
クリスタ『ユミル…?』
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/07/26(日) 09:30:06.99 ID:edUWnmb+0
ユミル『……ウ……ァ……』
クリスタ『ユミル!?』
ユミル『グッ……アァ……』
アニ『…!!』
ライナー『な…なんだ!?』
212 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/07/26(日) 09:35:08.68 ID:edUWnmb+0
今日はここまで
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/07/27(月) 02:54:28.78 ID:ejX5dCfPO
乙
振り返りつらいな…
214 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/02(日) 08:35:43.50 ID:VzlPpzHE0
アルミン「悪夢を企てたのはユミルだった」
アルミン「ユミルは倉庫から持ち出した
『モノクマ特製魔法の粉(A〜C粉)』という薬品を使って…」
アルミン「ヒストリアに自分自身を殺させるという計画を立てていた」
ミカサ「………………」
215 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/02(日) 08:40:47.70 ID:VzlPpzHE0
薬品 NO.22〜24
モノクマ特製魔法の粉(A〜C粉)
この“魔法の粉”は非常に強力なので、取扱いにはご注意ください。
粉は全部で3種類あり、単体では滋養強壮剤として機能します。
しかし、それぞれに特定の処置を施し、かつ適切に組み合わせることで、
様々な特性を備えた毒物へと変化させることができます。
なお、これらはニンゲンをはじめ、あらゆる生物に作用します。
A粉
純度50%以上のエタノールに溶かすことによって、物質A-2へと変化します。
A-2自体は毒にも薬にもなりませんが、C粉を摂取した状態で服用すれば
強力な毒薬として機能します。
B粉
5分間ビンのまま加熱することによって、B-2粉へと変化します。
B-2粉自体は毒にも薬にもなりませんが、C粉を摂取した状態で服用すれば
強力な毒薬として機能します。
C粉
服用することによって、体内での合成を経て物質C-2へと変化します。
C-2は身体のあらゆる細胞に染み渡り、その機能を活性化させます。
ただし、活性化した状態(服用後1時間〜24時間)で
絶対にA-2やB-2粉を摂取しないでください。
摂取した場合、以下のような症状に襲われます。
A-2 を摂取した場合:摂取直後に多臓器不全に陥ります。
B-2粉を摂取した場合:摂取後10〜30分で多臓器不全に陥ります。
いずれの場合も、副作用として身体組織の肥大化や変色が生じます。
216 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/02(日) 09:30:30.83 ID:VzlPpzHE0
アルミン「ユミルの計画はこうだ」
アルミン「まず、ユミル自身があらかじめ
倉庫でC粉を摂取しておく」
アルミン「次に、パーティーの【調理係】だったヒストリアに
A粉を使った肉のパイ包みのソースを作らせる」
アルミン「実は、A粉は特定の溶媒に溶かすことによって
調理用のソースを作ることができるんだ」
アルミン「ユミルはそれが毒薬である事を隠したまま、
ヒストリアにソース作りをさせた…」
217 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/02(日) 09:35:07.26 ID:VzlPpzHE0
薬品 NO.22
モノクマ特製 ソースの素
単体では滋養強壮剤として機能しますが、特定の液体に
溶かすことによって様々なソースを作ることができます。
なお、溶媒とする液体の種類によって作れるソースが変わります。
(T)水 … キャラメルソース
(U)エタノール(純度50%以上) … ブラウンソース
218 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/08/02(日) 09:45:10.50 ID:VzlPpzHE0
今日はここまで
219 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/03(月) 11:52:47.11 ID:wh9x9DpGO
乙
220 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/09(日) 08:45:12.01 ID:lCLK0z+v0
アルミン「それによって、ヒストリアがユミルに毒を盛ったことになり、
結果的にヒストリアをユミルを殺したクロにできる」
アルミン「ヒストリアが気付かないうちにヒストリア自身をクロにする…
それがユミルの計画だった」
ミカサ「………………」
アルミン「だけど、その計画の途中で…」
アルミン「ユミルにとって予想外のことが起きていた」
221 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/09(日) 09:00:09.83 ID:lCLK0z+v0
ポタッ
コニー『なん…で…だよ…』
コニー『なんで…酒なんて飲んでいられるんだよ…』
ポタポタ
コニー『なんで…この状況で…』
コニー『笑っていられるんだよッ…!』
222 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/08/09(日) 09:05:09.93 ID:lCLK0z+v0
今日はここまで
223 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/10(月) 22:28:13.28 ID:mruP0dai0
なんでこのスレ主相棒を女にこだわるの?もしかしてなろう信者か?
224 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/08/16(日) 19:04:00.55 ID:kT3U1uAO0
申し訳ありませんが、今週はお休みします
225 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2020/08/16(日) 20:19:31.15 ID:fnfx27zD0
次週楽しみにしてます。
226 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/23(日) 19:00:27.42 ID:yQf6ezj30
アルミン「計画の3日前、このライブハウスで事件が起きていた」
アルミン「メンバーの何人かがこの場所で酒盛りを始めて…」
アルミン「その最中に、コニーが酒瓶でジャンの頭を殴りつけたんだ」
ミカサ「………………」
アルミン「原因は、さっきも言ったけど、
エレンの事件の後に漂っていた一触即発の雰囲気…」
アルミン「サシャがパーティーの開催を提案したのも、
その事件がきっかけだった」
227 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2020/08/23(日) 19:10:08.03 ID:yQf6ezj30
アルミン「ユミルにとって予想外だったのは、
その事件の後にサシャが取った行動だった」
アルミン「事件の原因がお酒にもあると考えたサシャが、
このライブハウス内の酒をすべて水と入れ替えたんだ」
ミカサ「…私が見つけた手掛かりだね」
アルミン「うん… 実際、裁判中にミカサが提示するまで
みんな気付いていなかった」
アルミン「そしてそれは、ユミルも同様だった…」
228 :
◆qbWu2o7Q.Y
[saga]:2020/08/23(日) 19:15:05.79 ID:yQf6ezj30
今日はここまで
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