【リトバス安価】恭介「人気投票に納得がいかない。」理樹「ええっ?」その2

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716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 21:39:12.31 ID:WAcZXmDtO
コンビニ
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/14(月) 11:17:21.34 ID:680xVhp5O
ゆり「あたしがコンビニの店員になって温めますか?って聞くから、それに返すかたちでボケてね。大山くんだけだとあれだから、そっちからも参加してちょうだい。」

大山「うわぁ、他の作品の人たちとやるなんて、ドキドキしてきたなぁ。」

理樹「え、僕らもやるの?」

真人「へっ、普段恭介から鍛えられてる実力見せてやるぜ!」

佳奈多「…やったことないんだけど…」

ゆり「よーし、それじゃ、いくぞー、コント、コンビニ。」

ゆり「温めはどうなさいますか?」

四人「「「「~@"×<$&〒○☆!」」」」

ゆり「よーし、ひとりずつ聞いていくぞー、まずは二木、何て言った?」

佳奈多「…それタバコです。」

ゆり「タバコだったのかよ!暖めたらタバコのいろんな成分がへっちまうよ!もはやタバコにならねぇよ!てかあたしら未成年だからタバコ買えねぇよ!法律違反だよ!死後の世界だからタバコ吸おうが何しようが健康だがな!25点!」

佳奈多「…その点数はなに?」

ゆり「次井ノ原、何つった?」

真人「あの葉っぱみたいなのがどろどろになるまでお願いします。」

ゆり「溶けたらしきられてる具材混ざっちゃうじゃねーか!てか溶けたらその具材食えなくなるだろ!死後の世界だから食っても何もないだろうけどな!そしてそんだけ溶かすのどれだけ時間かかるんだよ!迷惑だろ!35点!」

真人「それは高いのか…?」

ゆり「次は直枝、なんつった?」

理樹「お手拭きだけ温めてください。」

ゆり「普通温めねぇよ!おしぼりじゃねぇんだよ!お手拭き暖めても顔吹いたり出来ねぇよ!しかもなんかアルコールも蒸発しそうだから効果もなくなりそうだな!ただの布になっちまうよ!だがまぁまぁよかった、60点。」

理樹「やった…でいいのかな…」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「良い感じに温めて増やしてください。」

ゆり「増えねぇよ!電子レンジを何だと思ってんだよ!培養装置じゃねぇんだよ!てか培養装置でも増えねぇよ!弁当はひとりでに増えねぇよ!植物じゃねぇんだよ!65点!」

大山「ふぅ、何とか勝てた…」

ゆり「もう一回だけ別ので行くぞ、コント、>>718
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 13:04:52.51 ID:RKuDwHrGo
風紀委員
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/14(月) 18:49:49.06 ID:NgVDmtelO
大山「風紀委員?」

ゆり「そうねぇあたしが風紀委員になって不良のあんたらに注意するために何やってるのか聞くから、ボケろよ。」

大山「よーし、頑張るぞ!」

佳奈多「…不良なんて出来るかしら…」

ゆり「じゃ、いくぞー。コント、風紀委員。」

ゆり「よーし今日もバシバシ取り締まっていくわよーって早速不良発見!こら!あなたたち何やってるの!?」

四人「「「「@·¥-'¥;〒[○<!」」」」

ゆり「よーしひとりずつ聞いていくぞー。まずは井ノ原、なんつった?」

真人「教室の時計を全部1分ずらしてやったぜ。」

ゆり「地味だな!あれーあの時計なんかちょっと早くね?ってなるだけだろ!何の意味があるんだよ!不良の癖にやってることがちっちぇな!30点!」

真人「ちっ、下がった…」

ゆり「次直枝、なんつった?」

理樹「駐輪場の自転車のサドルを全部ロマネスコにした。」

ゆり「サドルが時々盗まれてるあれお前だったのかよ!てか指すなら普通ブロッコリーだろ!せめてカリフラワーだろ!なんだよロマネスコって!聞いたあたしも一瞬あれ、ロマネスコって何だっけ?ってなりますから!変なところでオリジナリティを出すな!だが良いぞ、65点。」

理樹「やった、ちょっと上がった!」

ゆり「次二木、なんつった?」

佳奈多「…>>720
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 08:12:59.54 ID:exbNt5PRO
午後の紅茶を午前中に飲んでやった
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/15(火) 17:37:46.03 ID:hXqEl/GoO
ゆり「おめぇも規模がちっちゃいな!てかどうでも良いわ!勝手にしろ!別にあれ午前に飲んじゃだめって訳じゃねぇから!それくらいで不良を名乗るな!30点!」

理樹「佳奈多さんは風紀委員長だから不良なんて出来ないんだね。」

佳奈多「そうね、悪いことが全然思いつかなかったわ。」

ゆり「最後に大山、なんつった?」

大山「太陽を2つに増やしてやった!」

ゆり「それは規模がでかすぎだろ!2つに増やしてどうすんだよ!大迷惑だよ、地球が滅ぶわ!取り締まれねぇよ!あとお前増やすの好きだな!てか不良にそんなこと出来ねぇよ!神か、お前は神なのか?だとしたら今すぐ撃つ!」

大山「やだなぁ、そんなわけないじゃん。」

ゆり「しっとるわ!てめぇ相変わらず異次元だな!75点!」

大山「ひゃっほう、やった!」

ゆり「はぁ…はぁ…疲れた…」

大山「ねぇゆりっぺ、もう終わり?あと最後の全員揃える奴を…」

ゆり「もう、勘弁して…あなたのキャラはもう伝わったでしょうから…」

大山「そっか、それもそうだね!それじゃ、またね、ゆりっぺ。直枝くんたち。」

ゆり「ええ…」



ゆり「…疲れたし、定例会議もあるし、次で一旦最後にしましょうか…最後に、>>722
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/15(火) 18:20:29.67 ID:5yRXOFpkO
音無結弦
723 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/16(水) 18:09:08.06 ID:qlF5fWyYO
ゆり「最後に新入りの彼に聞いてみましょうか…」



ゆり「いたわね、音無くん。」

音無「ん?ゆりか。どうしたんだ、そいつらも戦線メンバーなのか?」

ゆり「違うわ、他作品からの客よ。」

音無「他作品?…この世界はそんなこともあるのか?」

ゆり「こっちに来るのは初めてじゃないかしら。まあ珍しいことね。」

音無「そうなのか…この世界もいろいろあるんだな…まあいい、俺は音無だ。よろしく。」

理樹「直枝理樹です。」

理樹(何か、主人公感が溢れた人だなぁ…)

音無「で、俺に何のようだ?ゆり。」

ゆり「この子達が困ってることがあるみたいなのよ、貴方は何かしらないかと思って。」

音無「困ってること?何なんだ?」

理樹「これの持ち主を…」

音無「…女子制服?しかも俺たちの学校のじゃない…他の学校が世界にあるのか?」

ゆり「無いはずだから不思議なんじゃない。それで、何かしらない?」

音無「そうだな……あ。」

ゆり「あら、何か知ってる?」

音無「いや、何か、天使が女の子を連れてるのを見たってだけだ。」

ゆり「天使がねぇ…良くあることだけど、新しい人間が来たのかしら、それもそれで調べときましょうか。それだけ?」

音無「ああ。」

ゆり「わかったわ、ありがとう…」



ゆり「…音無くんくらいだったわね、情報があったのは。ごめんなさいね、あんまり力になれなくて。」

理樹「いやいや、ちょっとでも見つかっただけ良かったよ。ありがとう。」

ゆり「いえいえ、当然のことをしたまでよ。…それじゃ、あたしは一旦失礼するわ、また定例会議とオペレーションが終わったら会いましょう。」

理樹「うん…」




理樹「…さて、それじゃあここからは僕らで探さなきゃだめなわけだけど…」

佳奈多「手がかりは…天使だけね。」

真人「天使かぁ…どうする理樹、会いに行くか?」

理樹「>>724
724 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 18:49:06.15 ID:8x6iWcSQo
>>688-690で会っているけど
この世界から成仏したらどうなるのかも知りたいから、
もう一回会いにいこう
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/16(水) 21:37:12.74 ID:qLjM7EoRO
佳奈多「そうね、行きましょうか。」

真人「でもどこで会えるんだ?」

理樹「生徒会長って言ってた気がするから…生徒会室みたいなところにいけばいいんじゃないかな。」



理樹(生徒に話を聞いて、生徒会室にたどり着く。)

理樹「失礼します…」ガチャッ

天使「どうぞ…あら、あなた…直枝くんだったかしら、やっと来たわね。」

理樹「やっと…?」

天使「制服の話よ。準備はできてるから。」

理樹「あ、そんなこと言ってたっけ…」

天使「…ところで、後ろの二人は?見たところあなたたちも制服が違うようだけど…」

佳奈多「…私たちも来たばかりだから…」

天使「…そう、あなたたちもね…わかったわ、少し待ってて、あなたたちの分も貰ってくるから…」

理樹「…あ、ちょっと待って…立華さん、聞きたいことがあるんだ。」

天使「…何かしら。」

理樹「この世界が死後の世界ってことはわかったんだけどさ、だったら成仏…この世界から消えたら、どうなるのかな?」

天使「…それは私にはわからないわ。」

理樹「じゃあ、立華さんはどうして生徒を成仏させているの?」

天使「……この世界から消えることは、望ましいことだから…」

理樹「…望ましいこと…なんで?」

天使「…それは……そういうものだからよ。」

理樹「そういうものって言われても…」

天使「…消えることについてこれ以上答えることは出来ないわ…」

理樹「…そっか…」

天使「…じゃあ、制服を準備してくるから…」

理樹「あ、ちょっと…」

天使「…まだ、何かあるの?」

理樹「うん、えーっと…」

理樹(少し質問をかえて…)
1この世界に来る人たちについて
2この世界の目的について
3距離をつめるために、生徒会長について
>>726
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:29:06.19 ID:UzER2oOY0
1
727 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/17(木) 12:25:40.65 ID:YBc8VphjO
理樹「えっと、この世界に来る人たちって…」

天使「…死んだ人間よ。」

理樹「いや、そうなんだけど…全員がここに来る訳じゃないよね?どういう人が選ばれてここに来てるの?」

天使「……ここに来た人たちはみんな、悲しい生前だった人…」

理樹「えっ。」

天使「…事故、事件、病気…いろんな原因で死んだ、普通の学校生活を送れなかった…そういう人がここに来るの…」

理樹「…そっか…だから立華さんは、ここに来た人に授業を受けたりとか、普通の学校生活を贈って欲しいって思ってるんだね。」

天使「…そうね。」

理樹「なるほど。…だから立華さんは成仏を望ましく思ってるんだね。成仏するって言うのは、聞いた話によれば普通の学校生活を送った結果みたいだから…成仏するって言うのは、普通の学校生活を送れた証だもんね。」

天使「……そうね、そういうことで良いわ。」

理樹「なるほどね、良く分かったよ。ありがとう。立華さん。」

天使「…それじゃあ、もう良いかしら。」

理樹「うん、良いよ、ごめんね。」

天使「…構わないわ。…じゃあ、服を取ってくるから、ここで待ってて…」



理樹「…うん、なんとなく分かってきたね。ここのことが。ここは普通の学校生活をおくれなかった人にそういう場所を提供する場所みたいだね。それで、その普通の生活を送れた人は、成仏して、ここから消える…」

真人「結局その先は分からなかったけどな。」

理樹「そうだね、結局そこは分からなかったね…」

佳奈多「ねぇ直枝、私たちがそこまでこの世界のことを知る必要あるのかしら?私たちは結局他作品の人間なんだし…」

理樹「気になるじゃないか。死後の世界だよ?中々来れる場所じゃないし…そういうのを探るのも面白いじゃないか。面白いこと、楽しいことをするのが僕たちリトルバスターズだよ。」

佳奈多「…そうだったわね、直枝もそういう人だったわ。」

理樹「もちろん本来の落とし主探しは忘れてないからさ…良いでしょ?」

佳奈多「…良いわよ、もう…」

理樹「ありがとう。」

真人「じゃあ理樹、次は何をする?」

理樹「次は…>>728
728 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 21:13:53.25 ID:qdcJ8c1VO
NPCの観察
729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/18(金) 14:50:23.44 ID:oZvFaa+kO
理樹「ここからちょっとNPCの様子を見てみよう。さっきだけだと良くわからない所もあるし。」

真人「ここの前を通る人とかを見てれば良いんだな。」

理樹「うん…」


NPC1「はぁー…部活の基礎練だるいぜ…」

NPC2「なー、でもやんねぇと監督に怒られるからな…」

NPC1「だなー…」


NPC3「ねぇ、期末に向けての勉強やってる?」

NPC4「やってるとも…次こそは負けないからね。」

NPC3「ふっ、お互い頑張ろうじゃないか、勝つのは俺だけどね…」


NPC5「ねぇねぇ聞いた?馬場ちゃん、A組の高橋くんと付き合い始めたんだって!」

NPC6「あの野球部のエース高橋くんと?信じらんなーい!」



NPC7「はぁー、授業まじつらたんだわー。」

NPC8「それな〜。」


理樹「…何か、NPCにもそれなりにバリエーションがあるみたいだね…」

佳奈多「まぁ、世界を再現してるっていうんだから。いろんな人がいるでしょうね。」

理樹「そうみたいだね…ほんと、区別がつかないなぁ…」

真人「話してみるとなんか違和感があるのかもしんねぇな。」

理樹「違和感、そうなのかな…よし、ちょっと行ってみてみようか。この制服来てけば違和感も持たれないだろうし…」



理樹「や、やぁ…」

NPC「ん?…見かけない顔だな、誰?」

理樹「えっと、今日来た転校生なんですけど…」

NPC「転校生…へぇ、珍しいな。ま、良いや、おれは安藤、あんたは?」

理樹「直枝です。」

NPC「直枝か、よろしくな!」

理樹「うん、よろしく…」

NPC「それで、何か用?場所でもわからないのか?」

理樹「まあ、そんなとこ…」

NPC「そうか、案内してやろうか?」

理樹「あ、うん…」


理樹(案内して貰う途中…)

NPC「なぁ、あんた部活は?」

理樹「部活は…野球かなぁ……」

NPC「野球か!実は俺野球部なんだよ。」

理樹「え、そうなの?」

NPC「ああ、もしはいるんだったら、よろしくな。」

理樹「うん…」

理樹(…今のところは、普通だね…ちょっと普通すぎて怖いけど…)

NPC「…」

理樹(…ちょっと、こっちで変なことをしたときのアクションとかも見てみよう。…そうだな…>>730)
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 17:43:29.57 ID:lCi/cu7dO
愛の告白
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/19(土) 15:44:37.25 ID:8v0xOM4xO
理樹(よーし…)

理樹「こんなときに場所も選ばずすみません!安藤くん!あなたのことがずっと好きでした!付き合ってください!」

理樹(周りにいたNPCもざわつき出す。さあ、どういう反応を…)

NPC「は、はぁ!?え、えーっと、まず俺たちあったばかりだし……俺にそんな趣味はないし…お前とはせいぜい友達までであってだな…だから…えーっと…うん…すまん…」

理樹「…そっか…」

理樹(普通に断られた…こちらを全面的に受け入れてくれるわけではないようだ。)

理樹「うん、わかった…こっちこそごめん、変なこと言っちゃって…じゃあね。」

NPC「待て、案内は良いのか?」

理樹「いや、ほんと、大丈夫だから…ごめん!」



理樹(…特に不自然じゃなかったなぁ。僕も突然男の子から告白されたらあんな感じだろう…やっぱり違いが良くわからない…)

理樹(…そんなことを考えていると…>>732に出会った。)
732 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 17:14:50.08 ID:rzhfMHoiO
ゆいにゃん
733 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/20(日) 14:45:51.61 ID:SCQXk4ezO
理樹「…あれ、あのピンクの髪の子は…たしか、ユイさん?」

ユイ「あ、あなたは…直枝先輩でしたっけ。」

理樹「さっき首しまってたけど、大丈夫なの?」

ユイ「大丈夫っすよ、死後の世界なんで。で、何の用ですか、ガルデモをかけたギター対決ならまた後で…」

理樹「いや、そうじゃなくて、さっきも言ったけど別にガルデモの座は奪わないから…単に何してたのか気になってさ、戦線の人は定例会議なんじゃ…」

ユイ「なんだ、そんなことっすか。あたしはガルデモのポスター張りですよ。あたしはまだそんな上の立場じゃないんで呼ばれないんすよ。」

理樹「あ、そうなんだ…」

ユイ「で、直枝先輩はなにしてんすか。」

理樹「僕はちょっとNPCとか、この世界がどんな感じなのか調べてて。」

ユイ「NPCですか。ゆりっぺ先輩からだいたい話は聞いてるんじゃないんすか?」

理樹「そうなんだけど、実際にどんな感じなのか見たくてね。告白とかいろいろやってみたけど、あんまり人との違いは感じなかったなぁ。」

ユイ「告白…さっきからNPCに男が男に告白してたって騒がれてましたけど、もしかして…」

理樹「あ、噂になってるんだ…そういうのも現実に則してるんだ、良くできてるなぁ。」

ユイ「まじっすか…男に告白って…もしかして直枝先輩、コレなんですか?」

理樹「いやいやいや!違うよ!あくまで調査だから!」

ユイ「いやーでも調査とはいえちょっとはその気がないとその発想は出ませんよ。まあでも大丈夫ですよ直枝先輩、うちの戦線はそういう人も一杯いますから。」

理樹「だから違うって…というか、そうなの?」

ユイ「はい、藤巻先輩とか、ひなっち先輩とか…それっぽい人が一杯いますよ。」

理樹「ええ…」

理樹(まだ会ったことない人だけど…そんな人たちもいるんだ…)

ユイ「なんで先輩のことも優しく受け入れてくれますよ、たぶん。」

理樹「いやだから僕は違うんだって…でも噂になってるってことは、そう思われちゃうのか…」

ユイ「ああ、それはまあ大丈夫ですよ、NPCなんて明日にでもなりゃ忘れてるんで。」

理樹「えっ、そうなの?」

ユイ「はい、いつまでいる気か知りませんけど、明日にもいるなら、その告白したNPCに話しかけてみれば良いんじゃないですか、何もなかったことになってますよ。」

理樹「そうなんだ…」

理樹(そこは都合が良いようになってるんだ…)

理樹「また一つわかったよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。…じゃ、あたしは仕事に戻りますね。」

理樹「うん…」

理樹(ポスターが多くて大変そうだな…どうしようかな。)
手伝う
手伝わない
>>734
734 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 17:49:32.58 ID:5S4kAZmPO
手伝う
735 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/21(月) 14:45:07.66 ID:n8m4LcVrO
理樹「大変そうだね、手伝う?」

ユイ「え、良いんですか。」

理樹「ひとりじゃ大変でしょう?ほっとけないからさ。僕もやるよ。」

ユイ「ありがとうございます!直枝先輩いい人っすね!じゃあ半分お願いします!」

理樹「うん…」



理樹「…」

ユイ「よいせっ…と…」

理樹(二人でポスター貼りをする。)

理樹「そういえばこのガールズデッドモンスターって、どれくらいの人気なの?演奏はすごかったけど…」

ユイ「そりゃあもうものすごい人気ですよ、最高ですよねガルデモ、あの歌詞がまず良いですよね、特に「Alchemy」とか最高ですよ。これはいつもライブの最後にやる曲で最高に盛り上がりますし、まじかっこいいですよ。んで、歌詞もそうですが、メロディもすごいんですよ。型にはまらないサウンドというか、こんなところで!?みたいなところで転調したりとか、ここでこのコード使うの!?みたいな、ガツンと来ちゃいますよね。ほんと。いやーこれを全部ひとりでこなしちゃう岩沢さんはまじ天才ですよね、あたしの憧れの人ですよ、作詞作曲だけじゃなくて歌も上手い、声も良い、なんてほんと完璧っすよ。しかもクールでミステリアスでカリスマ性もすごくて……もちろん岩沢さんだけじゃないですよ、ガルデモは。ギターのひさ子先輩のテクニックも凄いんです。あの技術があってこそ、岩沢さんもあの曲がかけるんでしょうね。あんなギターあたしも弾けるようになりたいですねー。あと入江先輩も普段はおどおどした小動物みたいな感じですけど、ドラムの前に立つと人が変わったみたいになるんですよ。あれはまさに…」

理樹「あ、うん、わかった、もう大丈夫だよ。」

ユイ「え、まだ語り足りないんですけど。」

理樹「いや、十分良くわかったから。」

理樹(あの辺りで止めとかないとずっと語ってそうだからね…さっきの岩沢さんといい、ガルデモはそういう人が多いんだろうか。)

理樹「…ユイさんはガールズデッドモンスターが大好きなんだね。」

ユイ「そりゃあもう!ギターだって岩沢さんに憧れて始めたくらいですし!」

理樹「そっか、じゃあ何年くらいやってるの?1、2年とか?」

ユイ「まさか、もう何年になるんですかね、10年越えたくらいから数えなくなったんで忘れちゃいましたよ。」

理樹「10年以上…それなのに3週間の僕より下手っていわれたんだ…」

ユイ「うるせぇ!これでもガルデモの曲は一通り弾けるし、路上ライブの固定ファンは何人もいるんだからな!」

理樹「路上ライブなんてやってるんだ。」

ユイ「やってますよ!今日もこれが終わったらやる予定なんで見に来いやごらぁ!」

理樹「なんで怒ってるのさ…まあ、良いけどね。行くよ。」

ユイ「絶対来いよ!」

理樹(こんな風に会話してると…>>736がここを通る)
736 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 22:41:39.72 ID:Mw0Fw8e/O
ひなっち先輩
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/22(火) 18:02:38.44 ID:uuDnUIt2O
???「…」

理樹(戦線の服を来た人が歩いてくる。)

???「ん?なんだ、このポスター。」

ユイ「あ、ひなっち先輩、どもっす!ガルデモ告知ライブのポスターですよ。」

???「ほーん。ほんとにやるんだな、告知ライブ。」

理樹「…」

???「ん?誰だ、こいつは。ガルデモファンのNPCか?」

ユイ「違いますよ。他作品から来た直枝先輩です。」

理樹「あ、どうも、直枝理樹です。」

日向「あー、おまえがゆりっぺの言ってたお客さんか!そうかそうか、俺は日向、よろしくな!」

理樹「日向さん…」

理樹(たしか日向さんって…コレだっていわれてた人だよね…)

理樹「あ…はい…よろしくお願いします…」

日向「何時までいれるのかはわからないが、仲良くしようぜ!直枝!」

理樹「…いや、えーっと…はい…日向さん…」

日向「…なんだろう、めっちゃ心の距離を感じるんだが…なんでだ?」

理樹「いや、その…日向さんって…その…コレなんですよね?」

日向「ちげーよ!音無といいなんでみんな俺をそんな風に見るんだよ!いたって俺はノーマルですから!てか誰から聞いたんだよそんなこと!」

理樹「ユイさんから…」

日向「てめぇかぁぁぁぁ!」

ユイ「ああぁぁぁ!ギブギブギブー!」

理樹(すごい、完全に極ってる…)



ユイ「はぁ…はぁ…いきなり卍固めはないっすよ…」

日向「お前が何も知らない奴に変なこと吹き込むからだろ!…ともかく、俺は本当にコレじゃない、安心しろ、直枝。」

理樹「…そういうなら…よろしくお願いします…」

日向「ああ!こう見えてもこの世界にいる歴は長いから、わからないことがあったらなんでも頼ってくれよな!」

理樹「え、じゃあさっそく良いですか?」

日向「おうなんでも来い!」

理樹「じゃあ…」
1生前のこと
2戦線メンバーの事
3自由安価
>>738
738 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 18:23:11.32 ID:k8AZoGMdO
生前に普通の学生生活が出来なかった人が
未練が無くなって成仏して生まれ変わるって説は議論された?
739 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/23(水) 18:40:46.64 ID:32Xj+QA3O
理樹「成仏についてなんだけど…」

日向「成仏?ああ、成仏ってのは、天使のいう通りに模範的な生活を送ると…」

理樹「いや、どういう言葉なのかはわかるんだけど…単純に、その後はどうなってるのかなって…」

日向「成仏のその後なぁ…すまねぇが、そいつは俺にもわからないな。」

理樹「そう…」

理樹(その立華さんもわからないって言ってた…誰にもわからないんだろうか、知ってて黙ってる可能性もあるけど…)

ユイ「考えたことないっすけど、生まれ変わったりするんじゃないっすかね。」

日向「生まれ変わりなぁ…無いとはいえねぇけど…少なくとも、ここに2回来たやつはいないからな…」

理樹「生まれ変わった先は普通の人生を送れたから…ってことじゃ…」

日向「どーだかねぇ…成仏についてはいろいろわからねぇんだよ。成仏の原因も俺たちは「普通の学校生活を送ったからだ」って思ってるけど、それもあってるかはわからねぇしな。何か別の条件があるかもしれない。正確なとこを知ってるのは神か天使くらいだろう…ま、神は見つかんねぇし、天使にきいても答えてくれないわけなんだがな。」

理樹「…なるほど…」

日向「にしても、なんでそんなことが気になってんだ?別に直枝は死んでるわけじゃないんだろ?」

理樹「いや、何かわからないことがあるなら調べてみたくなっちゃって…何か、世界の秘密みたいなのを調べるのってワクワクするっていうか…」

日向「ワクワクする…か…確かに、その気持ちはわかるぜ。」

ユイ「でも成仏の事なんて調べていってもわかるんですかね?ひなっち先輩やゆりっぺ先輩でも完全には把握してないのに。」

日向「わかんねぇぞ?他所から来たやつ独自の視点から見れば何かわかるかもしんねぇしな。俺は応援するぞ、直枝。お前のためならなんでもしてやる!」

理樹「コレなの?」

日向「ちがーう!さっきもいったろ!普通に協力してやるってだけですから!」

ユイ「なんでツッコミ途中から敬語なんですか。」

日向「ただの癖だよ!気にすんな!…はぁ、ほんと何かあったらいつでも頼れよって言いたかっただけなのに…まあいい、そいじゃ、俺はオペレーションの準備あっから。またな。」

理樹「あ、はい…」




理樹(…この世界に関してある程度は聞き取れたけど…どうしようか…)
まだ聞き込む
一旦佳奈多と真人のところへ戻る
>>740
740 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 19:25:23.38 ID:9cPeDpmZO
聞き込み
741 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/23(水) 20:45:08.40 ID:gv6MMIVvO
理樹(まだ聞き込みにしよう…)

ユイ「あれ、先輩、どっか行くんですか。」

理樹「うん、ちょっと、いろんな人に話を聞いてみたくて。」

ユイ「なるほど。ちなみに今までは誰にあったんですか。」

理樹「えーっと…ゆりさん、ガルデモの人たち、遊佐さん、椎名さん、野田さん、大山さん、音無さん、あとユイさんと日向さんかな。」

ユイ「なんだ、メインどころには会ってるじゃないですか、もう。松下先輩とか高松先輩とかっすよ。」

理樹「その人たちはどこにいる?」

ユイ「あの辺の人たちは外で鍛えてるんじゃないですかね。でもあの人たちが成仏とか考えてるようには思えないっすけどね。」

理樹「まあでも聞くだけ聞いてみるよ、ありがとう。」

ユイ「いえ、いいっすよ。では、また後で!」




理樹(というわけで、外に行ってみる。さて、誰に会えるか…)
次に会う人
>>742
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/23(水) 23:24:39.87 ID:2nDszGu10
松下護騨
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/24(木) 16:59:06.66 ID:unFSyUkmO
???「ふんっ!…ふんっ!」

理樹「…」

理樹(柔道着を着てる人がいる…恐らくあの人も人間…戦線メンバーなのだろう。)

理樹「あの…」

???「…うん?なんだ?」

理樹「あの、戦線の方ですよね?はじめまして、リトルバスターズの世界から来た直枝理樹です…」

松下「直枝?…ああ、確かゆりっぺが言っていたな…俺は松下護騨、よろしくな。」

理樹「五段…」

理樹(柔道の有段者…なのかな。)

松下「よし、ではさっそく始めるか。」

理樹「えっ、始める…?」

松下「こーい!」

理樹(松下さんは構えている。)

理樹「え、いや…」

松下「こーい!」

理樹「そういう目的じゃ…」

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(話を聞いてくれない…これはやるしかないのだろうか…)

松下「こーい!」

理樹(…やるしかない!僕は立ち向かうが…)

松下「…!」
クルッ!バーーン!
理樹「いっ!…たぁ…」

理樹(簡単に一本を取られる。)

松下「こーい!」

理樹「え。」 

松下「こーい!」

理樹「…」

理樹(またやるしかないのか…)





松下「…なんだ、乱取りの練習相手になってくれるわけじゃないならもっと早く言ってくれ。」

理樹「…話聞いてくれなかったじゃないですか…」

理樹(何回も投げられた、全身が痛い…)

松下「すまないな。つい柔道の事となると熱中してしまう…で、本当の用事は何だ。」

理樹「この世界の事をいろいろ調べてて…この世界に長くいる人に聞いてるんです。」

松下「なるほどな。…とはいえ、俺が知ってるこの世界の事なら、他のメンバーでも知ってることだと思うがな。まあ良いだろう。なんだ?」

理樹「>>744
744 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/24(木) 17:57:00.55 ID:QufWEIaMo
学園の外はどうなっているのか?
745 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/25(金) 23:05:52.18 ID:F0NX6ER0O
松下「外ならない。この世界にあるのはこの広大な学校だけだ。」

理樹「じゃあこの世界の縁はどうなってるの?」

松下「壁がある、どれだけ登っても登りきれない壁がな。もちろん壊すことも出来ない。」

理樹「…なるほど…」

松下「最初のうちは閉塞感のようなものも感じたが、学校のなかに必要なものはだいたいある。不便は今は感じないな。」

理樹「そういえば、ここってお金はどうなってるんです?」

松下「奨学金が出ていることになってる。我々は神から与えられたものは使わない主義だから基本は使わんがな。」

理樹「…そっか…」

松下「あとはもう平気か?」

理樹「あとは…そうですね…また別の人に聞いてみます、いろいろ教えてくれてありがとう。松下五段さん。」





理樹(次にあったのは、>>746)
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 05:52:32.12 ID:rminQlurO
クライスト
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/26(土) 19:02:57.54 ID:iuPZAxsxO

理樹(あ、あそこに戦線の服着た知的な雰囲気の人がいる…)

理樹「あの…」

???「はい?」

理樹「あの、戦線の人ですよね?」

???「そうですが…何か?」

理樹「僕、リトルバスターズの世界から来た、直枝って言います。この世界について調べてて…」

???「なるほど…あなたが…僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「え、クラ…?本名は…?」

竹山「…竹山と言いますが、僕の事はクライストとお呼びください。」

理樹「竹山さん、聞きたいことがあって…」

竹山「…なんですか。あと、僕の事はクライストと…」

理樹「えーっと…」
1成仏の条件について
2Angel playerについて
3自由安価
>>748
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/26(土) 21:39:17.69 ID:WifgDCCO0
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/27(日) 19:00:19.55 ID:sO9byFG0O
理樹「成仏の条件って何だと思います?」

竹山「成仏したいんですか?」

理樹「いや、そうじゃないんですけど、気になるので…竹山さん、知りませんか?」

竹山「天使のいう通り模範的な学園生活を送ると成仏する…と聞いてますよ。あと僕の事はクライス」

理樹「それはいろんな人に言われて知ってるんです。それ以外になにかある気がして…」

竹山「ほう、それ以外に何かあるとお考えなんですか?」

理樹「はい、だって、戦線の人たちは戦線に誘われる前には普通に暮らしてたわけですよね?」

竹山「まあ、人によるでしょうが、そうなりますね。」

理樹「普通に暮らすと成仏するなら、戦線に誘われる前に消えちゃうと思うんです、だから、普通に暮らすことだけが成仏の条件じゃない気がして…」

竹山「…なるほど、確かに、大山さんはゆりっぺさんよりも前に来て、普通に暮らしていたと聞いてますが、消えていませんしね。可能性はあります。」

理樹「そうですよね。」

竹山「なかなか興味深いですね。これは次のオペレーションでの重要テーマになり得ますよ。」

理樹「次のオペレーション?」

竹山「…天使エリア侵入作戦ですよ。天使の部屋の中枢のコンピューターを調べに行くんです。」

理樹「天使エリア…」

理樹(そこを調べれば、一気になぞがわかるかもしれないのか…)

理樹「…それ、僕も一緒に行けたりは…」

竹山「それは僕の一存ではなんとも…ゆりっぺさんに聞いてみなければ。」

理樹「そっか…竹山さん、ゆりさんはどこに?」

竹山「校長室だと思いますよ。案内しましょうか、あと僕の事はクラ」

理樹「ありがとうございます!」




校長室
ゆり「…オペレーションに参加したい?」

理樹「はい、僕もこの世界の秘密をしりたくて…お願いします!」

ゆり「>>750
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/28(月) 00:39:14.63 ID:5a/doA2Z0
特別ゲストとして参加を許可します
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/28(月) 21:32:35.25 ID:JS2Z9AKdO
ゆり「ただし、来るのならその制服じゃなくて、うちの制服で来ること。」

理樹「戦線の…制服ですか?」

ゆり「そうよ。ほら、これ。オペレーションの時には着てきなさい。」

理樹「あ、どうも…」

ゆり「実行は夜19時から、集合場所はここね。それまでは自由に過ごしてくれて良いからね。それじゃ、よろしく頼むわ、直枝くん。」

理樹「はい!」




理樹(…さて、それじゃあ一旦、二人のところへ戻ろう…かなり長く待たせてしまっただろう、急がないと。)




生徒会室前

理樹「…あ、二人とも…遅くなってごめん…」

佳奈多「…何してたの。」

理樹「ちょっと、NPC調査ついでに、校内探索まで、色々と…」

真人「なんだ、それなら俺たちも呼んでくれりゃよかったのに。」

理樹「ごめん…」

天使「…ようやく戻ってきたのね。」

理樹「あ、立華さん、ごめんなさい、勝手に出ちゃって…」

天使「…大丈夫よ。」

佳奈多「…長々と居座って申し訳なかったわね、直枝とも合流できたから、失礼させて貰うわ。」

天使「…ええ。」




理樹「…さて、じゃあ夜まで何してようか。」 

佳奈多「>>752
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 05:34:27.23 ID:amw9W3fgO
もちろん、拾った女子制服の持ち主探しに決まっているでしょ
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/29(火) 18:01:08.21 ID:JcCYQMnAO
佳奈多「まさか忘れてたんじゃないでしょうね?」

理樹「あはは、まさかー。」

理樹(ごめん、ちょっと忘れてた…)

佳奈多「本当に?」

理樹「ほんとだよ。」

佳奈多「…そう。じゃあ聞くわね、直枝があった人で、なにか知ってる人はいた?」

理樹「い、いなかったよ…」

佳奈多「そう、情報は無しなのね。」

真人「よし、ならさっそく、どんどん聞いていこうぜ!なあ、そこのお前!少し良いか?」
であった人物
>>754
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/29(火) 20:56:32.10 ID:UAOVGcp3O
高松
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/09/30(水) 19:03:13.04 ID:cQQuMCHQO
???「はい?…どなたですか?」

真人「俺は井ノ原真人、他作品から来たぜ!んで、こっちにいるのが理樹と二木だ。」

高松「なるほど、皆さんの行っていた…私は高松です。よろしくお願いします。」

真人「おう!んでよ、この制服の持ち主を探してるんだが…」

高松「制服ですか?…ふむ、なるほど。」

理樹「なにか知ってるんですか?」

高松「いえ、何も知りませんね。見たこともないです、この服は。申し訳無いです。」

佳奈多「だめだったわね、じゃあ次に…」

高松「おや、もうよろしいのですか?他の人はもっと色々と聞かれたようですが…」

佳奈多「…制服の事知らないなら、私は別に…」

真人「じゃあ、俺から少し良いか?高松だったか、お前…感じるぜ…」

理樹「?真人、何の話?」

真人「筋肉の鼓動だよ…」

高松「……筋肉…ほう…」

真人「ふっ、…着痩せするのか、知的な雰囲気で誤魔化してるのか知らねぇが…俺の筋肉は誤魔化せねぇぞ……お前はその服の下に、相当な筋肉を持っているはずだ!」

高松「…ふふふふ…なるほど…まさか初見で見抜くものがいるとは、井ノ原さん、やりますね…その通り!」
バッ!
理樹「!?」

理樹(突然服を脱いだ!?)

高松「戦線で戦うために鍛え上げられたこの肉体美を見よ!!」

真人「ふっ、やっぱりな…なかなかの筋肉だ…だが、俺も負けてねぇ!」
バッ!
理樹(こっちも!?)

高松「…」ゴゴゴゴゴ…

真人「…」ゴゴゴゴゴ…

理樹「両者、睨みあってる…始まったね…」

佳奈多「…何が始まったの?」

理樹「どちらが美しい、良い筋肉か…それを競う漢同士の対決だよ…」

佳奈多「…わけがわからない…」

真人「…はっ!」ムキッ!

理樹「真人は…ダブルバイセップス!」

高松「はいぃぃっ!」ムキッ!

理樹「たいしてこっちは、サイドチェストだ!さあ勝敗は!」

真人「…やるじゃねぇか…」グッ!

高松「…そちらこそ…」グッ!

理樹「お互いに認めあった!これは筋肉和解!この勝負、引き分けだ!」

佳奈多「直枝はさっきからなんで実況みたいなことしてるの…?」

理樹「こんな熱い筋肉勝負見たら実況せずにはいられないよね!」

佳奈多「…井ノ原から筋肉バカが完全にうつってるわね…」

真人「なあ高松、これから一緒にトレーニングしに行かねぇか?」

高松「ふっ、良いですよ。やりましょう、井ノ原さん。」

佳奈多「…ちょっと、井ノ原、目的を…」

真人「俺はとめらんねぇぜ!なあ理樹、お前も行こうぜ!」

高松「ほう、あなたも筋肉仲間ですか、やりましょう!」

理樹「>>756
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/30(水) 19:12:16.41 ID:kUbfPVZq0
もちろんさ!筋肉いぇいいぇーいっ!!
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/01(木) 16:01:37.06 ID:AEhAwXmPO
佳奈多「…は?ちょっと、調査は…」

理樹「ごめん佳奈多さん!任せるよ!筋肉いぇいいぇーい!」

真人「筋肉いぇいいぇーい!」

高松「おお、なんだか楽しげだ…筋肉いぇいいぇーい!」

理樹「筋肉いぇいいぇーい!」

佳奈多「……………」

佳奈多(バカ…あまりにもバカ…好きになる人を間違えたかと一瞬思ったわ…)

佳奈多「はぁ……」

佳奈多(…ため息をついてもしょうがないわね、仕方ない、一人でやるしかないわ…)



佳奈多(…一人であるいていると、>>758に出会う。)
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/01(木) 22:49:10.48 ID:kl78Sa8GO
岩沢
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/02(金) 20:16:32.55 ID:+9c+tEO3o
岩沢「…♪ー♪〜…うん、これだな…」

佳奈多「彼女は…」

佳奈多(確か、ガールズデッドモンスターとか言うバンドのボーカルの…)

佳奈多「…岩沢さん…」

岩沢「♪~♪〜…」

佳奈多「…岩沢さん?」

岩沢「…いや、こっちの方が…」

佳奈多「あの、岩沢さん!」

岩沢「…ん?なんだ…ああ、お前は…えーっと…轟音指揮者だっけ。」

佳奈多「二木佳奈多です。」

岩沢「ああ、そうだったね。…で、何?」

佳奈多「あの、この制服の持ち主をまだ探してて…」

岩沢「ああ、まだ見つかってないのか。頑張れよ。」

佳奈多「あ、はい…」

岩沢「…♪ー♪〜」

佳奈多「…あの…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多(…音楽に戻ってしまった、音楽以外の事はほぼ興味が無いのかしら。)

佳奈多「…」
どうする?
もう少し聞いてみる
別の人のところへ
>>760
760 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/02(金) 21:50:25.49 ID:BLz8ATPS0
もうちょっと聞いてみよう
761 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/03(土) 20:44:32.02 ID:mNdXLPZSO
佳奈多「…岩沢さん、なにか知ってることは…」

岩沢「♪〜♪〜」

佳奈多「…岩沢さん、岩沢さん!岩沢さん!」

岩沢「…なんだ、またお前か…なんだ?」

佳奈多「この制服に繋がりそうな何か、知らないですか?」

岩沢「知らないな。」

佳奈多「本当、なんでも良いんです。」

岩沢「知らない。音楽以外興味ないからな。」

佳奈多「…」

岩沢「どうしても私と話したいなら、私が楽しめるような話題にしてくれ。」

佳奈多「…あなたが…楽しめる…っていうと…」

佳奈多(音楽のこと……というと…)

佳奈多「…実は私、キーボードを少しやってるんです。」

岩沢「へぇ、キーボードか。確か直樹はギターだったよな、バンドでも組んでるのか?」

佳奈多「まあ、文化祭程度ですけど。」

岩沢「そうか。あいつがあれだけ出来るのなら…よし、お前も少し弾いて見せてくれ。」

佳奈多「えっ?」

岩沢「ちょうどキーボードはいないしな。キーボードもいた方が音楽に幅みたいなのが出る。腕次第ではお前もメンバーだ。楽器は音楽室にあるからな、来い。」

佳奈多「いや、ちょっと…」

岩沢「恥ずかしがるな。弾いてくれたら話も聞いてやるから。」

佳奈多「…」




音楽室
岩沢「…さあ、こいつだ、弾いてみてくれ。」

佳奈多「…」

佳奈多(やるしかないわね…)




佳奈多「…どうでした?」

岩沢「>>762
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/04(日) 07:53:41.08 ID:rE3y3DRQ0
悪くないな
今夜一緒に演奏してみるか?
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/04(日) 18:48:18.19 ID:i7QHhICIO
佳奈多「えっ?」

岩沢「知らないのか?今夜私たちのライブをやるんだ。一緒にやろうぜ。」

佳奈多「え、いや…そんな突然言われても…曲の練習とかしてないですし…」

岩沢「大丈夫だ、これから夜まで練習すりゃいい。」

佳奈多「でもこの落とし物のこととかも…」

岩沢「ライブにはたくさん人が来るからな、そこで聞けば言い。最後にそれを聞く時間をつくるからさ。」

佳奈多「…」

佳奈多(…それで聞けるならそれでも…それに、直枝たちも調査を放りだしてるわけで)

岩沢「な、良いだろう?」

佳奈多「…わかりました…」




岩沢「…ということだから、今日のライブにはこいつに参加して貰う。」

佳奈多「…どうも…二木佳奈多です。」

ひさ子「…直枝とか言う奴を諦めたと思ったら、また別の奴を…」

岩沢「良いだろう?キーボードはいなかったわけだし。」

ひさ子「キーボードなぁ…今さらいるか?」

岩沢「あたしは試したい。とりあえずは今夜だけで良いから。なぁ、良いだろう?ひさ子。」

ひさ子「はぁ……腕は確かなのか?」

岩沢「まあ問題ない。」

入江「あの…キーボードの楽譜はあるんですか?」

岩沢「もう出来てる、さっき急いで書いた。」

入江「あ、そうなんですか…」

岩沢「ま、そういうことだから、とりあえず一回やってみよう。いくぜ。」

佳奈多「…ええ…」



佳奈多(…とりあえず、一度会わせてみた。)

岩沢「…うん、良かった、音楽の幅が広がったな。」

ひさ子「技術は追い付いてないが…初めてにしては悪くはなかったな。」

岩沢「えーっと…二木はどう思った。」

佳奈多「>>764
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/04(日) 20:23:52.60 ID:Z2nmoWQmO
ついていくのがやっと
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/05(月) 19:13:50.34 ID:kM0c4mAqO
佳奈多「私なんかが一緒にやってて良いのかと思うくらいで…」

関根「最初はそんなもんですから、気にしないで良いですよ。練習すりゃいずれ追い付けるようになりますよ。」

佳奈多「…そうかしら。」

岩沢「ああお前なら問題ない、とりあえず1、2曲は弾けるようになれば最悪大事丈夫だしな。それくらいならなんとか間に合わせられるだろ。…よし、それじゃ、もっかい、やるぞ!」




岩沢「…よし、それじゃ、休憩にしようか。一旦。」

ひさ子「ああ、そうするか。」

佳奈多(…休憩ね…せっかくだし、だれかと話してみようかしら。)
誰と話す?
>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/05(月) 19:35:27.86 ID:WK/rohNvO
関根
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/06(火) 18:52:18.41 ID:5hDiKZpSO
佳奈多「…あの…」

関根「はいはい!なんでしょう?」

佳奈多「…ベース、凄かったわ。」

関根「あざっす!二木さん…でしたか、あなたも悪くなかったですよ。」

佳奈多「そうかしら?あなたたちのレベルには到底達してないと思うけど…」

関根「経験浅いのにあれくらい弾ければ大したもんですよ、入りたての頃の私はもっと酷かったですから。」

佳奈多「そうなの?」

関根「はい!学祭で弾いたことあります!くらいの感じで入ったらもう想像以上のガチで、もー最初はビックリしましたよ。死ぬほどの思いで、練習して、やっとここまでたどり着きました!」

佳奈多「…死ぬほどの…」

関根「いや、一回死んでたかもしんないですね。ひさ子先輩の鬼、いや悪魔のような特訓で。何年かかりましたかねぇ…いやぁ、あれは辛かったっすよ…天国なのに地獄のような日々でしたよ。ほんと。ひさ子先輩の理不尽な暴力に耐えに耐えたあの日々…」

佳奈多「暴力、虐待…それは…酷いわね。」

関根「まあ二木さんは今は体験なんでそんなことも無いかと思いますけどね。」

佳奈多「…だといいわ…」

関根「ところで、二木さん、私から一つ聞いても良いですか?」

佳奈多「…何?」

関根「>>768
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/06(火) 22:26:17.12 ID:eiHILOUz0
大きいのと小さいのどっちが彼氏なんですか?
769 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/07(水) 19:11:33.24 ID:i+dekpBBO
佳奈多「…はい?」

関根「どっちか、あなたの彼氏ですよね?」

佳奈多「…なんでそう思ったの?そして、なんでそんなことを…」

関根「私は浮いた話に飢えてるんですよ、もう何年もいますけど戦線内でそういう話が出たのは一度もないんですよねー。そんな中であなたたちが来た!しかも男女で!これは何かあるに違いない!そう思いましたよ。さあ、小さい人と大きい人、どっちです?」

佳奈多「…あなたには関係ないでしょ…」

関根「そう答えた時点で、どっちかは彼氏なんですね。教えてください!」

佳奈多「…っ!…嫌よ…」

関根「そんな隠すこと無いじゃないですか。なあ姉さん、とっとと吐いちまいなよ。」

佳奈多「…」

関根「頼みますよー。ほんと教えて貰えるだけで良いんですよー。ほんと、それだけで良いんですよー。」

佳奈多「……はぁ……もう…わかったわよ。」

佳奈多(しつこいし、言うしか無いわね…)

佳奈多「……小さい方よ。」

関根「おおー、やっぱりそうでしたか!てことは恋人同士でバンドやってんですね!良いですねー!じゃああの大きい方もバンドマンですか?」

佳奈多「いえ、彼は小さい方…直枝の友達ってだけ。」

関根「彼氏と、彼氏の友達…まさか、三角関係ですか?」

佳奈多「…違うわよ…井ノ原はただの筋肉バカだから。」

関根「ふむふむ、付き合ってどれくらいですか?」

佳奈多「…一ヶ月前後?」

関根「なるほど。ファーストキッスは?どうでした?ディープキスはしましたか?もしかしてキスの先まですましたり…」

佳奈多「…ちょっと、そこまでは…」

関根「いやー気になるんすよねぇ、生前そんなことせずに死んじまったもんで…なんで、教えてくださいよ。経験者として。」

佳奈多「>>770
770 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/07(水) 19:39:18.88 ID:phjgjQVuO
ABCのCまでやった
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/08(木) 22:23:06.85 ID:u2f8qpmGO
関根「ええー!Cまで!うはー!すごい!一ヶ月でC!うはー!すげー!」

佳奈多「…ちょっと、あんまり言わないで…」

入江「ちょっとしおりん、うるさいよ…」

ひさ子「そうだぜ、びっくりしたじゃねぇか。」

関根「いやいやこりゃ騒がずにはいられないでしょう!付き合って一ヶ月でCまでだよこの人!AやBならともかくCだよ!」

入江「AとかCとか…いったい何のことなの?」

関根「そんなことも知らないんだねみゆきち、恋のABCって言うのがあって、それは…」

ひさ子「おいやめろ入江に変なこと教えるな…」

関根「おっとそうですね。入江たんはずっとピュアなままでいておくれよ。二木さんのようなオトナの世界に入るにはまだ早いからね。」

入江「大人の…?」

関根「そう、この人は私たちが想像もつかないことをすでに経験済みの人なんだよ。それだけわかってれば大丈夫だから。」

入江(いったいどんな体験なんだろう…)

関根「いやー、にしてもまさかそこまでいってたとは…岩沢先輩、すごくないですか?」

岩沢「え、何?」

関根「この人彼氏いて、Cまでいってるらしいですよ。」

岩沢「C?ああ、それくらいあるんじゃない?」

関根「えっ、岩沢先輩、もしやあなたも…」

岩沢「あたしは…Bかな。」

関根「えええ!?岩沢さん、恋人いたことあるんですか?」

岩沢「無いぞ?」

関根「ええええ!?じゃあAやBは誰と?」

岩沢「誰って…何が?っていうか関根は何を驚いてるんだ、BとかCとか普通だろ?」

関根「えええええ!?普通なんですか!?Aもない私が異常!?」

岩沢「いやさすがにお前もAはあるだろ。」

関根「ないですよ!」

佳奈多「…岩沢さん、何の話してると思ってます?」

岩沢「何って…カップ数だろ?」

関根「えっ?」

岩沢「カップ数といえば、昔を思い出すな、確かあたしとひさ子だけでやってたときにバンド名「Fカップ&Bカップバンド」として活動してた時期が…」

ひさ子「ねぇよ!てか岩沢、お前勘違いしてるぞ?」

岩沢「え、何が?」

関根「岩沢先輩、ここで話してたのは恋のABCですよ。」

岩沢「恋のABC?」

佳奈多「…彼女、天然なの?」

ひさ子「天然っつうか、音楽以外興味ないって言うか…」

佳奈多「なるほどね…」

入江「あの…そろそろ練習に戻りませんか?」

岩沢「ん?ああ、そうだね。」

関根「えっ、ちょっと、まだ聞き足りないんですが。しまった、岩沢先輩に気をとられたうちに…じゃあ最後に一つ!」

佳奈多「何?」

関根「>>772
772 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 13:39:08.09 ID:uq6duH2dO
同性愛について
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/09(金) 19:44:50.03 ID:MBxE2UlMo
関根「同性愛って有りだと思います?」

佳奈多「…は?…何をいってるの?」

関根「いやー、最近もう男と縁が無さすぎてもう女の子でいいかもな〜と思いはじめまして…ほら、それに岩沢先輩とひさ子先輩の百合カップルみたいな感じであたしも入江たんと百合ペアで売っていくのも有りかなって…」

ひさ子「おい、あたしと岩沢はそんな関係じゃねぇからな?」

入江「百合って何?」

関根「女と女のエロスだよ。」

入江「ええーー!嫌だよ!」

関根「ええ!?なんで?ペアで売ってけば今より人気者だよ!?」

入江「だってしおりんとはただの友達だもん…」

関根「振られたー!…なら二木さん、あなたと…」

佳奈多「…恋人いるから…」

関根「そうだったーー!くぅぅ…じゃあやっぱりみゆきちしか……」

入江「だから嫌だって…」

関根「はっきり拒絶された!」

ひさ子「関根、もう諦めろ、騒ぐのやめてさっさと練習戻ろうぜ?」

関根「くぅぅ…」

佳奈多「…」

佳奈多(なんか、騒いでるところは、葉留佳みたいね…どこにもああいう人はいるのね…)





その頃…
理樹「ふぅ、良い汗かいた…」

高松「なかなかよいトレーニングになりました、ありがとうございました。」

真人「良いってことよ…よし、じゃあ、理樹、そろそろ時間か?」

理樹「あと少し、なにか出来そうかな…よし、じゃあ、>>774
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 03:31:05.94 ID:plRXFs+GO
腹ごしらえ
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/10(土) 21:13:46.21 ID:RhAOmhgbO
高松「名案ですね。付き合ってくださったお礼に今日は私が奢りましょう。」

真人「え、良いのか?」

高松「はい、では、食堂へいきましょうか。」



食堂
真人「おお、いろいろあるな!」

理樹「トムヤムカレー…すごく変わってるのもあるけどね…」

高松「あらゆるニーズに対応できるようになっているわけですね。」

真人「なあ、俺トンカツで良いか?」

高松「はい、トンカツ定食ですね。どうぞ。」

理樹「あれ、券売機で買うんじゃないの?」

高松「我々戦線は神から支給されたお金は原則使用しないということになっています。ですから食券は買うのではなく、一般生徒から巻き上げるという形で得ています。」

理樹「えっ、巻き上げるって…」

高松「別に暴力的なことをしているわけではありません…我々の陽動部隊、ガールズデッドモンスター、通称ガルデモについてはご存じで?」

理樹「あ、はい、会いましたけど…」

高松「彼女たちが定期的に行うライブの代金のようなものとして、NPCから食券を受け取っています。…まあ厳密には少し違いますが、まあ良いでしょう。それを我々で分けあって日々の食事を確保しているということですね。ガルデモは陽動部隊であるとともに、我々の収入源にもなっているというわけですね。」

理樹「ああ、なるほど…」

高松「わかってくださいましたか…では直枝さん、あなたは何にしますか?井ノ原さんのトンカツ定食を抜くと…麻婆豆腐、肉うどん、カレーライス、ブイヤベース…」

理樹(一杯あるなぁ…まあ、どれでも良いや…)

理樹「じゃあ…これ!」
選んだ食券
>>776
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:45:01.42 ID:Q6ec4yqOo
蒙古タンメン
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/11(日) 18:37:30.95 ID:428q/zpLO


真人「うめぇ!ここの料理最高だな!」


理樹「うっ、辛い…」ズルズル

高松「ここの学食は妙が本格的ですからね。蒙古タンメンは辛いのは当然でしょう。」

理樹「こんな本格的なんて…」ズルズル

高松「直枝さんが選んだのですから、最後まで食べてくださいよ?ちなみにその蒙古タンメンは学食のなかでも相当に辛い部類ですが、一番ではありません。」

理樹「そうなの?」

高松「この学食では激辛麻婆豆腐がもっとも辛いともっぱら言われていますね。興味があるなら食べてみては?」

理樹「これでも十分辛いと思うから…遠慮するよ…」

高松「そうですか…豆腐は筋肉にも言いそうなのですが…」

真人「豆腐が筋肉?そうなのか?高松。」 

高松「はい、豆腐にもかなりのタンパク質が含まれているようでして…」

真人「ふむ、なるほどな…」

理樹(筋肉談義で盛り上がってるなぁ…しかし、本当に辛い…適当に蒙古タンメンなんて選ばなきゃよかったよ…)

理樹(…あれ、あそこに…>>778がいる…)
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/11(日) 20:45:40.29 ID:UKR7fJ+pO
日向
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/13(火) 19:01:11.94 ID:qb4/QFJFO
理樹「あ、日向さん…」

日向「ん?おお、直枝か。蒙古タンメンか、中々チャレンジャーだな。」

理樹「後悔気味ですけどね…日向さんもご飯ですか?」

日向「まあな、オペレーション前に食っとかねぇといけないからな。」

理樹「僕もそんな感じです。オペレーション、よろしくお願いしますね。」

日向「え、お前も参加するのか、そうか、よろしくな。何やるかは聞いてるか?」

理樹「天使エリアっていう、天使さんの部屋に侵入するって…」

日向「ああ。その通りだ。」

理樹「でもそれって天使さん本人にばれないんですか?」

日向「ばれないためのガルデモライブだよ。ユイと一緒に張ってたポスターのあれさ。無許可なのにあれだけ予告して大々的にやれば天使は止めざるを得ない。俺たちはその隙に天使エリアを探るのさ。」

理樹「なるほど…」

日向「うまくいけば特に危険なことはないはずだな。その上お前が知りたがってるようなこともわかるかもしれん。」

理樹「そうですね…」

日向「まぁいざとなったら俺がお前を守ってやるからな。」

理樹「コレなの?」

日向「違ーう!」




理樹「ふぅ、ごちそうさま…」

日向「よーし、じゃあ直枝、行くか!」

理樹「はい!」




理樹(向かう途中、>>780に出会う。)
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 19:46:50.75 ID:roF7z4ZIO
音無
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/14(水) 21:13:04.15 ID:MSZBE8nUO
日向「おー、音無じゃん、よう、お前もオペレーションか?」

音無「日向か、ああ、そうだ…あれ、直枝も来るのか?」

理樹「はい、知りたいことがあって。ゆりさんに許可をもらって一緒に行かせて貰うことに…」

音無「そうか。…知りたいことって、何なんだ?」

理樹「成仏とか、天使とか…この世界の秘密についてです。」

音無「世界の秘密、か…別にこの世界のひとでもないのに調べてるのか?」

理樹「はい。気になっちゃって。」

音無「それだけか?」

理樹「ダメですか?」

音無「いや、全然良いが…ただの好奇心でよくここまでやるな…」

日向「面白い奴だよな。」

理樹「そうですかね?」

日向「そうだろ、俺たちが何十年かけてわからないことをわかろうとしてるんだからな。…お、話してるうちに校長室についたな、よーし、それじゃ、いくぞ。」

理樹「あ。はい…」




校長室
ゆり「…揃ったわね。ガルデモライブの準備も出来たようだし、それじゃ、さっそくいくわよ、オペレーション、スタート!」




理樹「そういえば、天使エリアってどこに?」

日向「女子寮の部屋だぜ?」

理樹「えっ?」

日向「まあ有り体にいえば部屋荒らしだな。」

理樹「ええー…」

ゆり「気にしないの、天使は私たちの敵なんだから。…よーし、ついたわね。じゃ、突入するわよ…突入!!」

ガチャッ!
???「っ!?」

ゆり「…ん?」

野田「おいゆりっぺ!誰かいるぞ。」

ゆり「え?天使は一人部屋のはず…」

理樹「え、いったい何が……!?き、きみは…」

理樹(そこにいたのは…>>782(リトバスキャラで)だった。)
782 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/14(水) 21:49:49.99 ID:e4cwwbsFO
クド
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/15(木) 17:20:28.60 ID:WWVJzO9vO
クド「わふー!へるぷみー、なのですー!」

理樹「く、クド?」

クド「わふ?その声は…リキ!」

理樹「クド、どうしてこんなところに…」

クド「学校でよくわからない通路を見つけたので、入っていたらこの学校に来てて…」

ゆり「…ちょっと、直枝くん。知り合い?」

理樹「そうです、僕と同じ世界から来た、僕の友達です。」

ゆり「そう…彼女もそうなのね。」

クド「わふぅ…リキ、この武器を持った人たちは…」

理樹「ああ、この人たちは…」

ゆり「私たちは死んだ世界戦線。理不尽な人生を強いた神に復讐する組織よ。私はリーダーのゆり、皆はゆりっぺと呼ぶわ。」

クド「ゆりっぺさん…ですか…」

ゆり「ねぇ能美さん、どうしてあなたは天使の部屋にいるのかしら?」

クド「天使?」

理樹「生徒会長…立華さんのこと。」

クド「わふー、立華さんは知らないところに来てしまった私を助けてくれたんです。学校の案内もしてくれましたし、この世界の事とかも教えてくれたのです!さらに部屋がなかったといったら部屋まで貸してくれました!しーいずべりーかいんどねす、なのです!」

ゆり「…なるほど、あなたは天使の正体を知らないわけね…まあ、良いわ。今は天使エリアの捜索を急がないと…」

クド「わふ?何をするんですか?」

ゆり「…直枝くん、説明してあげて。」

理樹「あ、はい…」




理樹「…というわけなんだ、クド。だから…そうだね、一旦外に出ない?僕も一緒にいくからさ。」

クド「>>784
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/15(木) 23:15:40.35 ID:SRDfUsWp0
わふー、わかりました
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/16(金) 20:07:12.22 ID:DzXC1qzjO
理樹「ありがとう。」

ゆり「じゃ、よろしく頼むわよ。直枝くん。…それじゃ、私らは、捜索開始よ!」



理樹(…さて、とりあえず連れ出せた…)

理樹「…えーっと、クド。」

クド「はい?」

理樹「実は、聞きたいことがあって…」

クド「わふー、なんですか?」

理樹「えっと…」
1制服をどうしたか聞いてみる
2なんでこの世界に来たのか聞いてみる
3立華さんのことについて聞いてみる
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/16(金) 20:28:02.71 ID:liWoCfgKO
3
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/17(土) 20:46:10.13 ID:qy5VyArAO
理樹「ねぇクド、立華さんの事について教えてくれない?」

クド「立華さんの事ですか?」

理樹「うん。立華さんの事も僕の知りたいことを知るためには大事だから。」

クド「そうなんですか…わかりました。えっとですね、立華さんはこの世界で生徒会長をやってる人で、さっきもいった通り、この世界に来た私を丁寧に案内してくれました。この世界の説明もしてくれましたし…」

理樹「うん、世界の説明って、その時何か言ってた?」

クド「話したことですか?わふー、そうですね…ここは死後の世界で、未練が残った状態で死んでしまった学生さんが来る場所だと…」

理樹「うん。」

クド「そういう人を助けて、満足させるのが自分の生徒会長としての役目だ、と言ってましたよ。」

理樹「そっか。」

理樹(今のところ僕が知ってる以上のことはないけど…)

理樹「部屋で何か変わったとこは?」

クド「特には…普通の部屋だったと思いますよ。」

理樹「何か、神様みたいな感じの人と連絡してたりとかは…」

クド「そんなことしてませんでしたよ?」

理樹「そっか…なんでも良いけど、変わったとことかもなかった?」

クド「そうですね…>>787
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/18(日) 05:53:21.92 ID:Zkzzq1900
なんか変なポースとりながらハンドソニーック!って叫んでました
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/19(月) 20:50:16.95 ID:lh7GOQ1co
理樹「ポーズ?」

クド「私に見られてるのに気がついたら…」


クド『…立華さん、今のは何ですか?』

天使『……見てたのね。…どうだったかしら?』

クド『今の変なポーズですか?』

天使『…変、かしら…そう……』シュン…

天使(かっこいいと思ったのに…)



クド「ということが…あと、別の世界から来てしまった、ということを言ったら…」


天使『…異世界転生ってことかしら…素敵ね…』ワクワク


クド「…って言われたりもしました。」

理樹「…なるほど、そっか…」

理樹(クールで無機質な印象だったけど…そんな一面もあるんだ…天使なんて言われてるけど、結構人間味もあるし、やっぱり普通の人のように思えるね…)

理樹「…うん、ありがとう。」

クド「立華さんの事を聞いてどうするんですか?」

理樹「いや、こっちのこと…クドは聞きたいことある?」

クド「そうですね…>>790
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/19(月) 22:47:27.16 ID:bn3ZRvZaO
帰る方法
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/20(火) 20:43:59.19 ID:a467zcVJO
クド「ここからどうやって帰るんでしょうか…」

理樹「…わからないけど、普通に、来たところから戻れば良いんじゃない?」

クド「はい、そう思って確認はしたんですが、扉は消えてました…」

理樹「え?…クドはどこから出てきたの?」

クド「私は花壇?みたいなところに出まして…それですぐ立華さんとあいました。」

理樹「…僕らとは出てきたところが違うね…僕らは地下みたいなところから…扉が消えたかどうかは確認してないけど…そこも消えてるのかな…」

クド「もし消えてたら、どうやって帰れば良いんでしょうか?リキ。」

理樹「……どうするんだろうね…」

クド「明日には帰らないと、文化祭が始まって、みんなに迷惑をかけてしまいます…わふぅ…」

理樹(あ、そっか文化祭…あやうく忘れかけてたよ…)

理樹「…確かに早く戻らないとね…立華さんはなにか知らなかったの?」

クド「考えてはくれましたが、わからないそうで…」

理樹「そっか…後で戦線のみんなに聞いてみるよ、帰る方法。僕たちも考えるし。少なくとも明日には戻れる方法を探そう。」

クド「おねがいします。リキ!私も探しますので!」

理樹「うん。頑張ろう。…他に聞きたいことは?」

クド「私は大丈夫です!」

理樹「そっか。」

クド「リキはもう平気ですか?」

理樹「>>792
792 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/21(水) 00:59:57.80 ID:AgvtrbKzO
大丈夫
793 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/21(水) 21:16:28.72 ID:NGp3NR5FO
クド「そうですか。」

理樹「うん。」

クド「…でしたら、部屋に戻っても大丈夫ですか?」

理樹「あ、いや、待って、まだだめ…だと思う。」

クド「ダメですか?」

理樹「うん、まだ…えーと、じゃあ…ライブでも見に行く?」

クド「わふ?ライブ?」

理樹「この世界で人気のバンドがライブをやってるんだよ、今日。良かったら行かない?」

クド「良いですよ、行きましょう!」




その、少し前…

佳奈多「……」

佳奈多(もうすぐ、本番みたいね…)

岩沢「…緊張してるか?二木。」

佳奈多「ええ…まあ…」

岩沢「だろうな、最初は誰でもそれなりに緊張するもんだ。…ほら、これでも飲んで落ち着きな。」

佳奈多「…」

佳奈多(…飲みかけのコーヒー…)

佳奈多「ど、どうも…」

岩沢「…」

佳奈多「…あの、岩沢さん。」

岩沢「ん?どうした?」

佳奈多「…聞きたいんですけど…>>794
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/22(木) 08:00:51.70 ID:wObldegC0
この世界に来る前の事を…
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/22(木) 21:01:42.20 ID:wKSORXTSO
岩沢「…あたしが生きてた頃の話…ってことか?その話題はあんまり軽々しくは出来ないぞ?」

佳奈多「はい…ここに来る人たちはみんなそれなりの過去をもってるのは知ってます、語りたくないということもわかります。ですが、あんな音楽を作れるあなたという人がどういう人なのか、もっと知りたくなって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…言いたくないなら、言わなくても…」

岩沢「…いや、良いよ。これから一緒に音楽を奏でるんだ。あたしの過去くらい知っててくれても良いだろう。それじゃ、どこから話そうかな…」



佳奈多(…岩沢さんの過去の話を聞く。喧嘩ばかりのろくでもない両親のあいだに生まれて、うんざりして荒んでたころにあるバンドに出会って、ギターを拾って、音楽の道を志したこと。そして音楽で生きようと家を出て日々夢を目指していたのに、両親の喧嘩が原因の損傷で声がでなくなり、夢を絶たれたまま静かに死んでしまったこと…)

岩沢「…これがあたしの人生だよ、二木。どうだ。」

佳奈多「…………辛かったでしょうね……でも、わかったわ。あなたの音楽があれだけのパワーを持ってる理由が。」

岩沢「パワー?」

佳奈多「あなたが音楽に支えられたから…あなたの音楽にも誰かを支えていけるような、変えていけるような…そんな力を感じたわ。」

岩沢「はは、そういって貰えると嬉しいな……じゃ、二木、あたしも一つ聞いて良いか?」

佳奈多「…何ですか?」

岩沢「>>796
796 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 06:39:41.93 ID:oU9n6n450
ステージで二木を紹介するとき本名じゃつまらないからCカップのカナとかでいいか?
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/23(金) 21:36:44.65 ID:uKUFrBjLO
佳奈多「…はい?」

岩沢「聞こえなかったか、Cカップの…」

佳奈多「…いや、聞こえてますけど…この雰囲気で普通そんなこと言います?」

岩沢「…?だめなのか?」

佳奈多「……あなたって人は………なにか音楽以外のことは無頓着というか、抜けているというか…」

岩沢「抜けてる?何が?」

佳奈多「…いえ、良いです…」

岩沢「そうか、んで、紹介はそれで良いか?」

佳奈多「良くないです!セクハラじゃないですか。」

岩沢「ひさ子にも言ったら同じこといわれたな。やっぱりだめか…」

佳奈多「普通に本名でいってくれたら良いですから。」

岩沢「それじゃロックじゃないだろ。」

佳奈多「ロック…?」

岩沢「じゃあ…あれだ。水着で出てこよう。」

佳奈多「却下。」

岩沢「じゃあ…>>798
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/23(金) 21:54:48.54 ID:HIYX3XDbO
バニー
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/24(土) 20:46:38.89 ID:nNRnuD/dO
岩沢「これならいいだろ?」 

佳奈多「嫌です。」

岩沢「何でだ?」

佳奈多「恥ずかしいのと…腕とかを露出するのはちょっと…事情があって…」

岩沢「…そうか…」

佳奈多「…ですから、普通に…」

岩沢「じゃあこの耳だけで妥協するか…」

佳奈多「え…」

岩沢「良いだろう?頼む!な?」

佳奈多「……いや、ちょっと…」

岩沢「…だめか?」シュン…

佳奈多「…うっ…」




岩沢「…ほう、中々良いじゃないか。」

佳奈多「……」

佳奈多(すごく悲しそうな目をされたから、断れなかった…)

岩沢「十分ロックだ。良いぞ。」

佳奈多(…まあ、この世界の人たちにみられても特に後には影響しないし、岩沢さんは楽しそうだし、まあ良いわ…)

岩沢「よし、ロックに決まったところで、行くぞ、二木。あたしたちの演奏、見せてやろうぜ。」

佳奈多「……ええ…」




ライブ会場
ワー!ワー!
佳奈多「…!すごい数ね…」

岩沢「何人来ようが、あたしたちの音楽を奏でるだけさ。…よし、みんな、行くぞ!」


ワーーーー!
クド「わふー!始まったみたいですね。」

理樹「そうみたいだね……」

岩沢「今日は集まってくれてサンキュー。さっそく演奏…の前に、新メンバーを紹介する。」

理樹「新メンバー?」

岩沢「…キーボードの…カナだ!」

クド「カナ…?」

佳奈多「…」

理樹「え!?か…佳奈多さん!?」

クド「わふーー!びっくりなのです!」

岩沢「みんなに一言挨拶してくれ、カナ。」

佳奈多「えっ?」

佳奈多(一言挨拶…突然言われても…)

佳奈多「…えっと……>>800
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/25(日) 08:20:37.36 ID:45fp/hc/O
ライブは生き物
全く同じライブはないのだから
今回のライブを未練を残さないように楽しんでね
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/26(月) 21:09:12.93 ID:wZIDlcdMO
岩沢「ありがとう。その通りだ、同じ音楽なんてのはない。今日のあたしたちを全部ぶつけていくから、お前たちも、全力で楽しんでくれよ。」
ワー!ワー!

佳奈多(こ、こんな感じでよかったのかしら?)

岩沢(さすが二木、音楽をわかってるな…)

理樹(佳奈多さん、良いこと言うなぁ…)

クド(わふー…あのウサミミは何なんでしょうか…)

岩沢「よし、じゃあ、さっそく最初の曲いこうか…『Crow Song』!」

理樹「あ、始まる…」
♪〜♪〜
岩沢「♪背後には シャッターの壁」

佳奈多「…」

佳奈多(…やっぱり、ついていくのがやっと……でも…)

岩沢「♪指先は鉄の匂い」

佳奈多(…演奏前に、岩沢さんの生前を知って、音楽への思いがわかった。)

岩沢「♪いつも思うよ いつ寝てるんだろ」

佳奈多(だったら私も…この思いに応えないといけない…だから…私の思いを…)

佳奈多「…!」

岩沢「♪Find a way ここから」

岩沢(良いぞ二木。良い…お前の心、伝わってきたぜ…やっぱり、私の見込んだ通りだ…)



理樹「…これは…すごいね、クド…」

クド「>>802
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 06:23:54.19 ID:FEd6puQe0
佳奈多さんからききせまるものを感じます
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/27(火) 20:40:34.37 ID:p+jyN4OiO
クド「あそこまで本気になってる佳奈多さん、珍しいですね。」

理樹「…」

理樹(短時間だけど、とっても練習したんだろう…僕たちとやってるときよりも本気で、楽しそうだな…何か…複雑だなぁ…)

クド「…リキ?どうしました?」

理樹「!あ、ごめん…ちょっと…」

クド「そうですか…」

理樹「…」




岩沢(…人は来てるが…まだ足りない…もっと…来い!)

岩沢「…!」

佳奈多「!」

佳奈多(これは確か…『Alchemy』…言われてた曲順とは違う…)

岩沢「…」

佳奈多(…岩沢さん…何を…)




理樹「…!」

理樹(あそこに…)

天使「…」

理樹(立華さんだ…見に来た、のかな…)

天使「…」

理樹(…どうしよう?)
話しかける。
話しかけない。
>>804
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/27(火) 21:39:56.24 ID:nV7AVICYo
話し掛ける
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/28(水) 20:31:25.05 ID:iX05qUyPO
理樹「…やあ、立華さん。」

クド「あ、立華さん!」

天使「…あなたたちは…」

理樹「立華さんもライブ見に来たの?すごいよね、ガルデモ。」

天使「…違うわ。」

理樹「え?じゃあ何しに?」

天使「…止めに来たの。無許可でこんな大きなライブ、認められないわ…」

理樹「え…」

クド「わふー、立華さん、そんなこと言わないでください。こんなに盛り上がってるのに…」

理樹「そうだよ、みんなこんなに楽しそうなのに…」

天使「…だめよ。」

理樹「そんな…」

クド「おねがいします立華さん!」

天使「…どれだけ頼まれても、無理よ。」

理樹「…」

理樹(…交渉は無理だろうか?…どうする?)
戦うしかない
諦める
まだ交渉する
>>806
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/28(水) 21:17:44.31 ID:DRn103QZO
交渉
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/29(木) 21:34:42.19 ID:jGjEebICO
理樹(まだ粘ろう…)

理樹「…中止させるにしても、せめてこの曲が終わるまで、とか…」

天使「無理よ。」

理樹「…だったら、1番だけとか…」

天使「…だめよ。」

理樹「…どうしてそんな頑ななの?」

天使「…ルールは守って貰わなきゃ、困るわ…」

理樹「…みんなこんなに楽しそうなのに、みんなこのライブを望んでるのに…ルールにこだわって、生徒の楽しみを奪うのは、どうなのかな?」

天使「仕方のないことよ……」

理樹「…頑なにルールを守らせようとするんだね。」

天使「…それが私の仕事だから。」

理樹「…」

天使「…そろそろどいてくれるかしら。」

理樹「嫌だよ。どうしても止めさせるなら、僕はどかない。」

天使「……」

理樹「岩沢さんたちの、そして佳奈多さんの音楽を邪魔はさせないよ。立華さん。」

天使「>>808
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/30(金) 07:38:39.73 ID:/fRWBQuM0
(カッコいい?ポーズで)ハンドソニーック!
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/10/31(土) 18:31:42.27 ID:Jrp9xntPO
理樹「…!」

理樹(なにか妙なポーズとともに、腕から剣みたいなものが…)

クド「わふー!あれはなんですか!?」

理樹「…あれが立華さんの力…」

天使「…そう、これか私の力…異世界より来たりし迷い子よ…私の力で、導いてあげる…」ビシッ!

天使(…決まったわ…)

理樹「…?」

クド「わふ?」

天使「…」

天使(…反応が薄いわね…まだかっこよさが足りないのかしら…)

天使「…さあ、浄化の時間よ…」

理樹「じ、浄化?」

天使「…!」ダッ!

理樹「!」

理樹(来た……やっぱり戦うしかないのか…)

天使「!」

理樹(…止めるためには…やるしかない!)
コンマ判定
下一桁が5か0なら天使の妨害に成功
>>810
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/01(日) 00:18:11.19 ID:2dGKxlZUO
はい
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/01(日) 19:10:59.94 ID:PwpOKcbYO
理樹(あの剣を避けることが出来れば…)

天使「…!」

理樹「!」

理樹(速い!)

天使「!」ザシュッ!

理樹「…っ!」

クド「リ、リキ!」

理樹「ぐ…うっ…」バタッ!

天使「…」

クド「た、立華さん…」

天使「…あなたも…邪魔をするの?」

クド「わ、わふ…」

天使「…私の部屋を使って良いから、帰ってて。そうすればなにもしないから。」

クド「>>812
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/02(月) 11:28:52.70 ID:Kqb0rkVN0
そ、そうはいきません
リキのかたきです
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/04(水) 18:55:00.02 ID:2hXteQoqO
クド「こ、ここは通しません!」

天使「……そう、残念ね……」

クド「わ、わふ…」

天使「…ガードスキル、ハンドソニック…」

クド「…」

クド(こ、怖いのです…リキの敵討ちなのです…それに、佳奈多さんたちの邪魔をさせるわけにはいきません!)

クド「わふー!ちぇすとー!なのです!」
コンマ判定
下二桁がゾロ目か、90以上で妨害成功
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/11/04(水) 21:14:26.30 ID:AO1fiN7SO
わふ
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2020/11/05(木) 19:29:15.76 ID:iDo4h8fgO
天使「警告はしたから……」ザクッ!

クド「!わ…ふ…た、たちばなさ…」ガクッ…

天使「……ごめんなさいね…」

理樹(クドも僕も倒れ、意識が遠のいていく…僕たちが最後にみた光景は、立華さんと、教師たちがぞくぞくとステージへ侵入してくる光景だった…)




天使「…」

教師「お前たち、何をやってる!」

佳奈多「…!」

佳奈多(…ここの教師たちかしら…)

教師「文化祭でもないのに、こんな大規模にライブをやるなんて認められないぞ!連行して、楽器も没収だ!」

岩沢「っ!」

佳奈多(ぞくぞく教師たちがステージに侵入し、私たちを取り押さえようとする。)

佳奈多「…」

佳奈多(どうしようかしら…)
1おとなしく捕まる
2抵抗する
3自由安価
>>816
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