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中野三玖「なにがわかったの?」上杉風太郎「三玖のことが大事に思えてきた」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2020/03/14(土) 13:46:51.17 ID:5VNIrDIIO
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
彼の哄笑を聴きながら、身を悶えさせる。
これやばい。これ好き。フータロー大好き。
出し終えた後、顔面に擦り付けて、解放した。
「はあ……はあ……フータロー、生きてる?」
「ぜい……ぜい……な、なんとかな」
「私のおしっこ、飲んだでしょ?」
「の、飲んでない」
「嘘つき、嫌い」
「ちょ、ちょっとだけ……飲みました」
「ん。いい子」
正直者にはご褒美をあげよう。
よしよしと頭を撫でると、彼は嬉しそうだ。
すると、私まで嬉しくなる。心が満たされる。
「とっても、愉しかったね」
「ああ、三玖と居ると愉しいよ」
「いい子にしてたらまた飲ませてあげるね?」
「はっ……家庭教師をガキ扱いとはな」
今日、私は学んだ。とても賢くなった。
好きだからと言って、遠慮する必要はない。
自分の必要性を相手に認識させることが大事。
それこそが、恋愛の必勝法であると理解した。
「今日からフータローが私の教え子だからね」
私はフータローが好き。
彼にも私を好きになって欲しい。
そのためにどうすれば良いか、解を得た。
「先生の言うことは絶対だから。わかった?」
「ああ、わかったよ、三玖先生」
「よろしい。フータロー、好き」
骨の髄までおしっこを染み渡らせ、肉体の隅々にまで、私の必要性を身に染み渡らせよう。
【"赫脚"の三玖先生の恋愛講座】
FIN
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