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貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
- 175 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/20(金) 23:13:00.90 ID:/8P/lBpP0
-
教室に残っている人も少なくなってきて、巴さんも荷物をまとめてそう言った。
巴さんは先輩としても魔法少女としても規範のような人だ。
でも、この前見た寂しげな顔を思い出すと、頼られることに張り切ってるのかな……って感じもした。
貴方「そうですね。帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください」
マミ「ええ。もちろんいいわよ」
教室を後にする。
巴さんについていくと、行き先は……繁華街のほうかな。
足を止めた先には、巴さんの雰囲気に馴染みそうな洒落た店があった。店頭で持ち帰ることもできるカフェだ。
マミ「まだ連れてきたことのない場所といったら、まずはここかしらね。ここなら落ち着いて食べることもできるし」
貴方「おおー、オシャレっすね。一押しメニューとかあります?」
マミ「そうね、イチオシはベリータルトかな。紅茶と抜群に相性がいいのよ」
貴方「へー。たしかにうまそう」
マミ「この店は紅茶がクセのないマイルドな風味だからよく合うのよね」
マミ「フルーツジャムをつけてロシアンティーにして飲む時とも似た感じかな」
貴方「詳しいんすね。俺は紅茶とか詳しくないからさっぱり。ジャム入れる飲み方もあるんですね」
マミ「ロシアンティーはジャムを入れるわけじゃないわよ?もちろん入れても美味しいのだけど、紅茶が飲み頃より少し冷めてしまうのが難点ね」
貴方「へえー……」
とりあえず今日は巴さんのおすすめ通りにしてみる。
……正直、普通の紅茶との違いはよくわかんねえ。そもそも基準がわからないが。
とにかくうまいのはわかった。それでいいか。
巴さんといると自分も紅茶に詳しくなれるような気がするけど、まあ追いつくことはないだろうな。
貴方(巴さんとカフェ、か。二人だけは初めてだな。なんかちょっと大人になったような気がするぞ!)
1二人きりですね
2普段は一人なんですか?
3自由安価
下2レス
- 176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:14:20.52 ID:bRYNiVDj0
- 1
- 177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:17:32.90 ID:aIQswE4W0
- 1
- 178 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/21(土) 00:02:39.88 ID:HPCKEZ2x0
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貴方「二人きりですね」
マミ「えっ?」
貴方「あーいや、こういうとこって大体来る時みんな揃ってたから! 今日は騒がしい美樹のやつもいないし静かだなって」
マミ「美樹さんよりももっと騒がしい佐倉さんもね」
俺とだとあんまりしゃべることがないからそう言われるとあまりイメージがないが、巴さんや美樹とは仲良さそうだ。
……騒がしいっていうか、この洒落た店では食べ方が心配になるとこはあるかもしれない。
反面というのもなんだけど、巴さんの食べ方は綺麗だな。品のある感じだ。
マミ「静かなのもいいと思うわよ。今日は、たまには作戦会議とかなしで楽しみましょ」
貴方「そうっすね、たまにはこういう雰囲気もいいな」
てことは、今は巴さんも気を抜いてくれてるわけなんだな。
魔法少女関わる時はやっぱり気を張ってるから、こういう姿を見れるのはちょっと特別だ。
貴方「また魔法少年とか関係なしに食べに行ったり、遊んだりしましょうよ」
マミ「ええ!」
二回目【貴方】 9日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・一緒に遊んだ
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート↑
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 179 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/21(土) 23:35:37.33 ID:HPCKEZ2x0
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ハジメルヨ
- 180 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/22(日) 00:02:21.57 ID:R1YgYbVV0
- ――――
10日目 教室
自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
仁美「おはようございます」
笑い声が聞こえる。話してる内容が気にならないこともないけど、今朝は何をして過ごそうか。
……よく見ると、教室の隅にキュゥべえもいるな。
1四人の会話に加わる
2巴さんの教室に行ってみる
3キュゥべえに話しかける
4自由安価
下2レス
- 181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:51:03.97 ID:aXG6XTEuo
- 1
- 182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:51:50.47 ID:U+miW5bW0
- 1
- 183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/24(火) 18:29:20.97 ID:9+EVyU240
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ヽ、 / `、!:::::::::: ∧ Y:::::::::::::::::::::レ/ ∨ (__,.ィァ
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- 184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 18:30:08.22 ID:9+EVyU240
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ヽ l!::::j\V / , `¨´ / /}`) ノ::::! ノ
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- 185 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/24(火) 22:48:29.77 ID:0pHZlo260
-
まどか「ほむらちゃんって、髪長くてきれいだよね。伸ばしてるの?」
ほむら「別に……。前にも誰かに聞かれたかしら?」
まどか「みんな羨ましがるよ。長いと手入れ大変だろうなって思うけど、やっぱ憧れるもん」
さやか「そういうまどかこそ、今伸ばしてるって聞いたぞー?」
仁美「ロングなまどかさんも似合いそうですわね」
さやか「いいねー」
まどか「さやかちゃんは?」
さやか「あたし?あたしは今の髪型気に入ってるけど、まあ一度くらい長くするのもいいかもね」
ほむら「……私は、志筑さんみたいにウェーブがかってるのもいいと思うけど」
仁美「えっ、私はむしろストレートのほうが……」
貴方「おお、今日はめっちゃガールズトークしてる」
さやか「そりゃあ、あたしたちだけだとね。【貴方】はどう思う?ここで男子の意見を聞いてみよう!」
貴方「俺の意見を代表にされても困るけどな」
仁美「【貴方】くんの好み、ですわね」
髪型の話、か。
1ロングのがいい
2ショートのがいい
3ウェーブかかってるのがいい
4結んでるのがいい
5そういや暁美さんの髪って左右に別れたクセついてるな
6そういや美樹って変わった髪型してるな
7自由安価
下2レス
- 186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:55:17.71 ID:cY1Ne3J80
- 5
- 187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:00:21.55 ID:EP/WH2KJ0
- 5
- 188 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/24(火) 23:55:03.67 ID:0pHZlo260
-
ひとまずみんなを見てみる。好みって言われてもな。
貴方「そういや暁美さんの髪って、左右に分かれたクセついてるな」
さやか「えー?出てきた感想がそれ?つまんないのー」
仁美「でもたしかにそうですわね。うねったりはしてませんけれど、変わったクセに流れてます」
ほむら「そうかしら?理由はわからないけど、とれないのよ」
まどか「うーん、分け目に何かあるってわけでもないのにね」
鹿目さんが不思議そうに暁美さんの髪を後ろから触れている。そして、何かを思いつく。
まどか「ほむらちゃんって、ふたつに結んでみても似合いそう。そしたらお揃いだね!」
ほむら「そういう髪型、私にも似合うかしら……?」
貴方「暁美さんがツインテールか。ちょっと印象変わりそうだけど、まあ悪くはないんじゃないか」
まどか「うちにまだリボンがあるんだ。色違いの。今度来た時にあげるよ。そしたらお揃いできるよ」
ほむら「……そう言うなら、今度ね」
貴方(そういやぁ、昔の……?)
鹿目さん、前は赤いリボンじゃなかったんだっけ?
おぼろげに、黄色いリボンをした姿が浮かんだ気がした。
――――
――――
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
下2レス
- 189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 00:05:25.10 ID:OqSr04EG0
- 2さやか、杏子
- 190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 00:52:29.57 ID:bw6SnKmR0
- 1仁美
- 191 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 19:24:03.19 ID:Q9mp+kMY0
- 放課後
――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴ると、教室内は一気に騒がしくなって、段々生徒たちは去っていく。
鹿目さんたちも今日はパトロールに行くって言ってた。美樹と一緒に行くから、三人はいらないだろうということだ。
俺はどうしようか。とりあえず荷物をまとめて出ようとすると、扉のそばに志筑さんがいるのが見えた。
貴方「志筑さん、帰らないの?誰か待ってるとか?あ、もしかして上条か?」
仁美「い、いえ!私ももう帰りますわ」
貴方「あ、そう?」
仁美「上条君は今日はお忙しいようなので。……コンクールが近いから、練習に集中したいのだそうです」
貴方「あー、バイオリンか。ちなみにコンクールっていつなの?」
仁美「来月の頭です。私もお誘いしていただいてるんですよ」
そう話す志筑さんはやっぱりどこか嬉しそうだ。
仁美「あ……でも、さやかさんもだって言ってました」
貴方「……もしかして、ヤキモチやいてたり?」
仁美「いえいえ。さやかさんは彼の入院中もずっと傍にいた大切な幼馴染なんですよ?」
仁美「それに恐らく、バイオリンに関してはさやかさんのほうが理解がありますから。恩のある友人を誘うのは当然のことです」
- 192 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 19:47:42.64 ID:Q9mp+kMY0
-
貴方「そりゃ……そうだな」
仁美「……はい」
俺はアイツの願いを知ってるし、恋愛じゃ駄目でも美樹の気持ちは報われてほしいと思ってる。
つーか、もし上条が恋人にかまけて美樹からの恩も音楽のことも蔑ろにしてたら、美樹に止められてもブン殴ってるとこだ。
なんか、でも、志筑さん見てるとちょっともどかしい感じはするよな。
志筑さんは理性的な人だけど、頭じゃわかってても――みたいな強がりが透けてみえる。
仁美「私もバイオリンは習い事でやっていますが、上条君ってバイオリンを弾く時は本当に活き活きとしてるんですよ」
仁美「やっぱりとても敵いません。きっと、だからこそ人を魅了する演奏が出来るのでしょうね」
貴方「志筑さんもバイオリン弾けるんだ」
仁美「はい。楽器は和洋や種類問わず色々と触ってますから、一通り演奏できると思います」
貴方「すげー。今も続けてるの?」
仁美「バイオリンだけは。でも私なんて本当にすごくないですよ」
謙遜することないだろうにな。俺からしたら想像もつかない世界だし。
仁美「私ももちろん、上条君の演奏には心惹かれておりました」
仁美「でも……私にはあまり理解できませんでした。私も続けていれば同じものが見えると思ったのですが、どうやら私には才能がないようです」
貴方「そんなことないと思うけどな。まあ、聞いたことない人に言われてもって思うかもしれないけど」
仁美「……そうでしょうか?」
1志筑さんのバイオリン聞きたい
2俺も上条のバイオリン聞いてみたいな
3パトロール行くか(キャラ指定・複数可)※まどか・さやか以外
4自由安価
下2レス
- 193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 19:50:02.90 ID:J3rBndJ30
- 1
- 194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 19:51:10.16 ID:ejb5ck110
- 1
- 195 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 20:13:02.11 ID:Q9mp+kMY0
-
貴方「あ、じゃあ俺も志筑さんのバイオリン聞きたいな」
仁美「私のバイオリンを?」
貴方「ああ。もちろん詳しいわけじゃないけど、聞いてみてから言ったほうがいいだろ? あと、まあ単純に気になってさ」
仁美「いいですけど、期待はなさらないでくださいね? 今から行きますか?」
――……志筑さんと約束を取り付けて、学校を出た。
何気に彼氏持ちの女子の家に入れてもらうのって大丈夫かなとか考えたけど。
仁美「【貴方】くん、着きましたよ。ここですわ」
案内された先は思った以上の豪邸で、そんな浅はかな考えは吹き飛んだ。
玄関に入る前から使用人が出てきて荷物を持ってもらった。室内にも執事さらメイドさんやらがいて、二人きりって感じとは程遠い。
仁美「バイオリンならスタジオのほうですわね」
貴方「そんなのもあるんだ……」
仁美「はい。防音になっていて、楽器は大体そこに置いてあります」
学校の音楽室みたいなところかな。広い廊下を進んでいくと、部屋に通されてひとまず少しだけ落ち着いた。
……さっきまでの雰囲気は仰々しすぎた。
- 196 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 21:04:42.54 ID:Q9mp+kMY0
-
貴方「これがそのバイオリンか。高そう」
仁美「あえて金額は言いませんが、練習用ですわ」
志筑さんがケースを開く。
音楽室という予想はその通りで、この部屋には小さいものから大きいものまで楽器のケースがたくさんあった。極めつけは立派なグランドピアノ。
貴方「ここにある楽器、全部弾けるの?」
仁美「はい。一通りは」
……まあ、音楽家を目指してるわけでもないのにこれだけ出来てもって気もしなくはないが、単純にすごい。
仁美「では、曲は……」
貴方「志筑さんの得意な曲でいいよ。俺そもそもあんましクラシック知らないし」
仁美「はい。では、はじめますね」
バイオリンを構える姿は本格的だ。
部屋の中にバイオリンの音色が響き渡る。
貴方(……うまいじゃん)
志筑さんは謙遜してたけど、俺の素直な感想としては十分上手に聞こえた。
音楽的に詳しいことはわからないが、難しそうな速い部分も弾きこなしてるし、強弱もしっかりついてる。
貴方(上条がすごすぎて自信をなくしてるだけなのかな?)
- 197 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 21:34:08.55 ID:Q9mp+kMY0
-
……やがて、演奏が終わる。観客はひとりだが拍手をしてみた。
貴方「すごいよ、志筑さん!俺のために弾いてくれてありがとう!」
仁美「そ、そうですか?」
貴方「上条はすごいんだろうけどさ、志筑さんだって十分うまいよ。才能がないなんて思わない」
貴方「でも……バイオリンを弾くの、好きじゃないの?」
そう聞くと、志筑さんは肯定するように苦笑を浮かべた。
仁美「『好きこそものの上手なれ』……と言うじゃないですか」
仁美「ただ単に上手だという以上に、それをどれだけ好きになれるかということも才能のひとつだと思うんです」
仁美「それこそ、何よりもそれに打ち込んでいる時が輝いているし、何よりも優先したくなる」
貴方「……上条はそうなのか」
仁美「私もバイオリンを弾くことは嫌いではありませんでした」
仁美「でも、私にとってはやっぱり『習い事』の一つなんです。彼のバイオリンは好きだけど、その気持ちは理解できない」
1志筑さんは自分を優先してほしい?
2理解しようとしただけでも十分なんじゃないか
3自由安価
下2レス
- 198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 21:37:25.49 ID:WWGtkM4E0
- 1
- 199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 21:38:21.33 ID:4QMWkipjo
- 3・・・美樹と鹿目のことはどう思う?
- 200 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 22:22:40.65 ID:Q9mp+kMY0
-
貴方「……美樹と鹿目さんのことはどう思う?」
仁美「さやかさんとまどかさんのこと?」
貴方「ああ。他の人ならその気持ちを理解できたのか……って思ってさ」
仁美「どうでしょうね……」
貴方「俺もそこまで入れ込んでるものはないかな。ってか趣味らしい趣味もないし。でも、そんな人が大半だよ」
仁美「そうなのかもしれません……ですが」
1志筑さんは自分を優先してほしい?
2理解しようとしただけでも十分なんじゃないか
3自由安価
下2レス
- 201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 22:29:23.95 ID:KMwuWGP00
- 1
- 202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 22:33:58.58 ID:fOSXEfMe0
- 1
- 203 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 23:24:53.05 ID:Q9mp+kMY0
-
そうはいっても上条がそうなんだから、それじゃ慰めにはならないってことか。
それってつまり、上条の気持ちを分かりたいっていうより――。
貴方「志筑さんは自分を優先してほしい?」
仁美「そうしたら、彼の輝きを奪ってしまうことになりますから」
貴方「ああ……そうか。でも、恋人って一方的なもんじゃないだろ。もう少しくらいアピールしてみてもいいんじゃないか?」
貴方「我慢ばっかじゃつまんないだろ」
仁美「そ、そうですわね。もう少しだけアピールしてみます」
貴方「まあ、上条も今は忙しいってのはわかるし、暇な時はまたみんなで遊びに行ったりしようよ。俺もこうして相談に乗るしさ」
仁美「はい。なんだかそう言ってくれると心強いです」
その時、ノックが鳴った。使用人のようだ。
「仁美お嬢様、お茶が入りましたよ。お持ちしましょうか?」
仁美「あっ、今行きますわ。演奏はこのくらいにして、【貴方】くんもティータイムにしましょうか」
貴方「ティータイム?作法とか大丈夫かな……」
仁美「そんなのお気になさらなくていいですわ」
……最近は巴さんと紅茶とか飲むこと多かったし大丈夫かな?
そんなことを思いながら、志筑さんと部屋を出た。
二回目【貴方】 10日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った↑
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
――――
明日は休日だ……。どこかへ行こうか?誰か誘おうか?
・誘えるキャラ(まどか/さやか/ほむら/マミ/仁美)※キャラによっては断られることもあります
・一人で行動することも可能
1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価
下2レス
- 204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:39:54.75 ID:gAVqA8xlo
- ふみ
- 205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:43:26.06 ID:fOSXEfMe0
- 1マミ
- 206 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 00:34:18.58 ID:OgNCN73V0
- ――――
二週目 週末
貴方「――あ、いたいた。巴さん、こっちです」
マミ「こんにちは、【貴方】くん」
待ち合わせの駅前で姿を見つける。
目的はとくにない。遊びに誘ったらオッケーしてくれたんだ。
貴方「巴さんは目立つ明るい色の髪をしてるし、髪型も特徴的だから見つけやすいです」
マミ「そうかしら?髪型は好きでやってるけど、色のことは考えたことなかったわね」
貴方「染めたりしたらもったいないっすよ。まあ、巴さんはこれからもしない気がしますけど」
マミ「そうね。暁美さんみたいな艶のある黒髪とか、鹿目さんのような可愛いピンクとかに憧れることもあるけどね」
マミ「魔法少女ものの主人公って大体がピンクじゃない?」
貴方「今やってるシリーズの初代はステレオタイプな法則完全に破ってましたけどねー……」
巴さんは現実を見つつも、フィクションのような、誰もが思い浮かべるような魔法少女にも憧れがあるらしい。
必殺技とかもその影響か。俺はまだそういうのないけど。
マミ「最初はどこに行く?いつもは仕切ることが多いけど、今日くらいはエスコートされたいわ」
貴方「今日はただの遊びですしね」
1映画見に行こう
2何か食べたい
3ゲーセン誘ってみる
4自由安価
下2レス
- 207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:37:31.81 ID:orOlcBJBo
- あ
- 208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:44:46.80 ID:eKKgo1iD0
- 1
- 209 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:07:21.39 ID:OgNCN73V0
-
貴方「じゃあ映画とかどうです?」
マミ「いいわね。今なにやってるのかしら?」
貴方「今よさそうなやつは、そーだなあ……」
そこらへんい映画の広告もいっぱい出てる。
映画館の中に着いてからでもチラシを見られるかな。どんなのを観ようか?
1恋愛もの
2ホラー
3コメディ
4アクション
5魔法少女?
6自由安価
下2レス
- 210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:40.67 ID:18ySyBaM0
- 4
- 211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:53.30 ID:bo7JtHnHo
- 2
- 212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:13:59.51 ID:18ySyBaM0
- 自分達の方がもっとすごいアクション出来るもんな
- 213 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:31:53.54 ID:OgNCN73V0
-
マミ「こ、これ本当に観るの……?」
貴方「え、巴さんこういうやつ駄目でした?」
面白そうな感じの映画を見つけたから提案してみた。これ多分ホラーかな?
巴さんが駄目なら別のを探してもいいんだけど。
マミ「いいえ!? 別に怖くなんかないわよ?魔女みたいなものでしょう?」
貴方「魔女と同じに考えていいんですかね? 大丈夫ならこれ観ましょ」
マミ「そ、そうね。観に行きましょうか」
チケットと飲み物を買って席に向かった。
……映画の内容にドキドキしつつ、巴さんの様子もこっそり窺ってみる。
マミ「…………!」
マミ「………………」
マミ「…………!?」
マミ「……っ」
貴方(……表情豊かだなぁ)
魔女結界の中でも見ることのない珍しい表情を見てると、巴さんと目が合った。
マミ『私を見てたって面白くないでしょう!?』
あ、これテレパシー。
貴方『いや、巴さんどうしてるかなって思って』
マミ『私も…… そう思って【貴方】くんのほうを見たわ』
ホラー上映真っ只中の暗い映画館の中。普通だったら私語厳禁な場所。
その中で、何故か思いが通じ合った瞬間だった。
- 214 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 17:46:09.96 ID:OgNCN73V0
-
――――映画が終わってロビーのほうに出てくる。
内容は怖かったけどなかなか楽しめた。巴さんも結構真剣に見てたようだった。
マミ「普段やってることがやってることだけに、脅かし系やグロテスクなのは割と平気なんだけど……」
マミ「合わせ技だとこう、少しくるものがあるわよね」
貴方「あ、グロも大丈夫っすか……」
マミ「まあ……。私たちは無事に勝ってこれたからここにいる。けど、長いことやってると見てしまうことはあるわよ」
マミ「慣れはしないつもりだけど……やっぱりそういうところの感覚はもう他の人とは違うかもしれない」
俺はまだ全然、そんな場面に出会ったことはないけど。
やっぱ周りに恵まれてるからか。
マミ「怨念とか、そういうのがきついかな。もしかしたら今まで見てきた人も……って思いを考えちゃうから」
この映画は幽霊側が恨みを持つようになる経緯が詳細に描かれてたから、話にのめり込めたのかもしれない。
ラストは少し哀れみを感じるような終わり方だったのも印象的だった。
貴方「映画見てるうちにいい時間になりましたね。お昼にしますか?」
マミ「……あれの後すぐに食べる気になるの?」
貴方「食欲があまりないならもう少しあとでもいいですけど」
マミ「別にないってほどではないわよ?美味しいパスタが食べたいかな」
貴方「パスタ!なんかオシャレな店探します!」
――……ホラー映画を見て親睦を深めた!
たまには巴さんと魔法少女関係なく遊ぶのも悪くないよな。
― 二週目休日 終了 ―
[好感度] to貴方
美樹さやか★★★※引継>暁美ほむら★巴マミ★志筑仁美★>鹿目まどか・佐倉杏子
★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。
★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!
★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。
☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。
▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。
- 215 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 18:07:25.76 ID:OgNCN73V0
- ――――
11日目 教室
自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
仁美「おはようございます」
今日からまた一週間がはじまる。
いつもみたいにみんなが話してて、教室の隅にはキュゥべえがいる。今朝は何をして過ごそうか。
1四人の会話に加わる
2巴さんの教室に行ってみる
3キュゥべえに話しかける
4自由安価
下2レス
- 216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:10:49.90 ID:18ySyBaM0
- 1
- 217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:17:46.69 ID:m3yIwJHv0
- 1
- 218 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:10:26.78 ID:OgNCN73V0
-
貴方「あっ、暁美さん髪型変わってる?」
さやか「えー、今更!気づくの遅すぎじゃない?一目見たらわかるじゃん!」
ほむら「…………」
長い黒髪を黄色いリボンでツインテールにまとめている。
なんというか……いつもより少し幼さを増したような、可愛らしい感じだ。
まどか「昨日ほむらちゃんがうちにきてね、その時にリボン渡したんだ。みんなにも見てもらいたくて、明日もそれで行くのはどうかって言ってみたの」
ほむら「長くは続けないわよ。落ち着かない」
仁美「今日は一日そのままですの?」
ほむら「……途中で外すかも」
まどか「えー!似合ってるのに。でも、やっぱいつものほうが落ち着くなあ。こういうのは珍しいくらいでいいのかも」
さやか「なんだかんだちゃんとやってくるんだね」
ほむら「まあ、少しだけなら。似合っているかはわからないわ」
1下ろしたほうが似合う
2色々試してみれば?
3そのリボンに見覚えがある
4自由安価
下2レス
- 219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:15:28.46 ID:m3yIwJHv0
- 3
- 220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:19:30.04 ID:bo7JtHnHo
- 2
- 221 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:33:10.48 ID:OgNCN73V0
-
貴方「まあ、色々試してみれば? せっかく髪長いんだし。そういうのって女子の特権だよな」
ほむら「そうかしら」
まどか「じゃあ次はどんな髪型にしようかな」
仁美「遊ぶ気満々ですわね、まどかさん。いじりがいがあるのはわかりますわ」
……朝は暫く髪の話題で盛り上がってるみんなを見ていた。
――――
――――
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
下2レス
- 222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:46:48.97 ID:GCrLP3yB0
- 2まどか杏子
- 223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:47:11.98 ID:orOlcBJBo
- 1マミ
- 224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:51:39.47 ID:m3yIwJHv0
- 杏子と関わりたい……
- 225 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 20:19:56.44 ID:OgNCN73V0
-
放課後になると、また巴さんの教室に行ってみた。
貴方「巴さん」
マミ「あら、【貴方】くん。また来てくれたのね」
貴方「今日も一日お疲れ様っす!」
マミ「ええ、【貴方】くんもお疲れ様。そっちのクラスはどう?」
貴方「相変わらずって感じです。今朝は暁美さんが髪型遊ばれてたり」
マミ「ちょっと見てみたかったかも」
貴方「巴さんも今度混ざってみたらどうです?髪型のアレンジとか凝ってそうですし」
マミ「それもいいかもね」
教室で雑談を交わす。今日はこれからどうしようか。
1パトロール行きましょう
2特訓してください
3自由安価
下2レス
- 226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:21:38.57 ID:m3yIwJHv0
- 1+杏子について
- 227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:22:09.64 ID:zsTsMXDp0
- ↑
- 228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:25:52.33 ID:zsTsMXDp0
- 髪おろしマミさん
http://www.pixiv.net/artworks/41377046
http://www.pixiv.net/artworks/43721219
- 229 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 21:01:50.09 ID:OgNCN73V0
-
貴方「さて……休みは遊んだし、今日はパトロール行きませんか?」
マミ「そうね。私もそうしようかと思ってたところだわ」
貴方「あ、ってことはまた下調べとかしてたり?」
マミ「ニュースならいつも見てるわよ」
貴方「さすがだなぁ」
教室を出て歩きはじめる。
マミ「仲間が増えてからは本当にパトロールの負担が軽くなって助かってるわ」
マミ「一人だった頃は遊んでいられる余裕なんてなかったから。他に魔法少女がいても使い魔を倒す人はいなかったもの」
貴方「他にいた……っていうのは、佐倉さん以外にも?」
マミ「話したことはなかったかしら。見滝原はずっと私が一人で仕切ってたけど、その間に契約した人がいなかったわけじゃないの」
マミ「結局、あまり関わることはなかったけど……」
貴方「その人たちって、今はもういないんですか?」
マミ「……ええ。佐倉さんの縄張りは元々風見野だし、最近まで見滝原からは離れてたわね」
ああ、そうか。佐倉さんは元々風見野にいたんだっけ。
今もそっちでも活動してるのかな。
貴方「あ、そういえば佐倉さんのことについて聞いてもいいですか?」
マミ「いいけど、何を?」
杏子について
1仲良くなりたい
2昔のこと
3自由安価
下2レス
- 230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:05:43.18 ID:m3yIwJHv0
- 1+彼女のことをよく知りたい
- 231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:09:24.93 ID:orOlcBJBo
- 2
- 232 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:13:32.26 ID:OgNCN73V0
-
貴方「昔、巴さんは佐倉さんとコンビ組んでたんですよね。その時のこと聞かせてくれませんか?」
マミ「昔の佐倉さんはね……そうね、今よりもっと素直だったのよ?私の事も『マミさん』って呼んでくれて」
貴方「えっ、そうなんですか?」
マミ「ええ、本当はもっと純朴な感じ。だから、もし付き合いにくいと思ってるなら誤解しないでほしいの」
マミ「色々とあって変わった部分はあるだろうし、今も悪ぶってる節はあるけど、根は変わらないはずだから」
貴方「ああ、付き合いにくいってことは別に……!」
……いや、本当は少しそう思ってたところはあったのかも。
もちろん、全員同じように仲良くしたいと思ってはいるけれど。
貴方「他にもエピソード聞かせてもらってもいいですか?」
マミ「それじゃ、初めて佐倉さんが必殺技の名前を叫んだ時の話でもしましょうか?」
目的地につくまで貴重な話を聞かせてもらった。
下調べをしていた場所の近くに着くと、そこには聞いた通り怪しい雰囲気があった。ついでに結界も。
魔女に操られていた人をなんとかしてから結界に乗り込むと、急ぎ足で魔女を倒していった。
――――
――――
- 233 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:51:41.77 ID:OgNCN73V0
-
貴方「――――……巴さんが手際よくて助かりました。魔女に操られた人がいた時一人だったら戸惑ってました」
マミ「ああいう時は下手に相手をしないほうがいいわ。話の聞ける状態ではないもの。行動を封じて、大本の魔女を倒すのが先決よ」
貴方「あの人たち大丈夫ですかね……?」
マミ「魔女の呪縛から解放されて、何事もなくなってくれればいいのだけど。個人的な悩みについては私達にはどうにもできないわね……」
貴方「そうですね」
人の悩みは周りにいる人にしか解決してあげられない、か。
そういえば、俺ら魔法使いでも悩みがあると取り込まれることがあるって言ってたっけ。
貴方「巴さんは今悩みとかないですか?」
マミ「ええ。今の私には仲間も友達もいるし、【貴方】くんもいてくれるから。大分心強いわよ」
マミ「……もしかして、今の話で心配してくれた?ありがとうね」
巴さんと行動して、笑った顔を見ることが増えた。
同時に、前みたいな寂しげな表情は見たくないなと思った。
これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価
下2レス
- 234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 22:56:35.63 ID:m3yIwJHv0
- 1
- 235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:00:51.75 ID:DrjxABNd0
- 2
- 236 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 23:17:08.68 ID:OgNCN73V0
-
マミ「気になるところは回ったし、パトロールはこのくらいにしましょうか?」
貴方「それなら巴さん、久しぶりに特訓に付き合ってもらってもいいすか?今日もやっぱうまくいかないなって思ったとこあったんで」
マミ「勉強熱心ね。いいわよ。後輩の熱意には応えるわ!」
周囲が暗くなり始める中、人気のない訓練場所へと移動していった……!
1射撃系の攻撃を覚える
2全般的な戦闘技術の向上
下2レス
- 237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:18:06.79 ID:orOlcBJBo
- た
- 238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:22:58.28 ID:DrjxABNd0
- 2
- 239 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/30(月) 00:15:16.75 ID:lElcFKeq0
-
マミ「――――……踏み込みが浅いのも駄目だけど、闇雲に踏み込むのも駄目よ」
貴方「相変わらず巴さんのリボンも銃も、敵にするとおそろしい……!」
巴さんとの模擬戦闘で、今使える武器の扱いを見てもらった。
前に同じ不定形の武器と言ってくれたけど、使い方はまるで違う。
……俺はまだ単純なんだろうか。器用さも意識して戦ってみるけど、やっぱり巴さんには敵わない。
貴方「相変わらず、戦ってる時の巴さんってイキイキしてますね」
マミ「もう、人を戦闘狂みたいに言わないでよ」
マミ「まあでも二年間やって大分コツが掴めたから自信はあるわね。【貴方】くんはどう?」
貴方「俺はまだまだですよ。……でも、もっと強くなって街の人も仲間も守りたいって思うんで」
マミ「この力を『傷つける』ための力じゃなくて、『守る』ための力だと思ってる人って、なかなかいないんじゃないかと思うの」
マミ「今集まってる仲間はみんな誰かを『守る』ための力だって理解してるのよね。ああ見えても佐倉さんだって元は」
マミ「……その気持ちを忘れないでね」
今はこうして戻ってきてるけど、一度仲間だった人に離れられた不安はまだ残ってるのかもしれない。
そんな不安を吹き飛ばせるように、力強く肯定の返事を返した。
二回目【貴方】 11日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート↑
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 240 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 21:42:40.89 ID:w/0Ib+310
- ――――
12日目 教室
自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
仁美「おはようございます」
今日も教室はいつも通りほどよく賑わってて、傍で当然のようにキュゥべえが見守っていた。
貴方『……ところであれ、みんな気にならないの?』
ほむら『あれ?』
貴方『キュゥべえ』
ほむら『……ああ』
みんなで話してる時も話題の中心にならない限り言葉数の少なめな暁美さんに、テレパシーで話しかけてみる。
他の人にも聞こえるようにはしてある。
ほむら『いつものことだから。みんな気にしていないんじゃない?』
さやか『なになに?キュゥべえのこと?ま、風景の一部だよね。寝てるかこっち見てたと思ったら、ふらふらどこかへ消えてったり』
貴方『羨ましい生活だな』
まどか『マミさんのとこに行ってるのかな? それとも新しく候補でも探しに行ってるのかな?』
ほむら『でも……そういえば、話とか聞かれてるのよね』
さやか『あっ、よく考えてみたらなんか嫌かも。【貴方】どうにかしてきてよ』
貴方『いやなんで俺が』
他の人も入ってきてテレパシーが盛り上がっていると、いつのまにか志筑さんに不思議そうに見られた事に気づく。
仁美「どうしましたの? そちらに何か……ありますの?」
さやか「あっ、いや別に!なにもないけど?な、なにかあるように見える?」
仁美「まさか……幽霊!?」
まどか「落ち着いて仁美ちゃん!大丈夫だよ。幽霊さんなんていないから!」
当の本人は自分が話題の中心になっていたことなんて知らずに小首をかしげて毛繕いのような動きをしていた。
……キュゥべえって、もしかして結構図太いのかもなあ。
- 241 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 22:31:00.44 ID:w/0Ib+310
-
――――HRを終えて、小休憩の時間に一人席を立ったのが気になって姿を追った。
貴方「暁美さん。あれからずっとキュゥべえのこと見てたけど、どうかした?」
ほむら「……別に」
貴方「まあ、一度気になったら気になるってのはあるよな!あっちが俺らの会話聞いてなんて思ってるかは知らないけど」
ほむら「……別に何も考えてないと思う」
貴方「んー、そうか?そうかもしれないな」
1キュゥべえのことが嫌になったら言ってくれよ!
2キュゥべえとは話さないの?
3自由安価
下2レス
- 242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:32:39.67 ID:cCHvw2QO0
- 1
- 243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:38:19.98 ID:0mFcZrgoo
- 1
- 244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 22:51:32.15 ID:9W0QfcWl0
- 3.きゅうベエって図太いと思う?
- 245 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/31(火) 23:22:55.01 ID:w/0Ib+310
-
貴方「キュゥべえのことが嫌になったら言ってくれよ!アイツちょっと無神経なとこありそうだしな」
貴方「俺がどっか誘導するなりなんなりしてみるよ」
ほむら「特に嫌いってわけではないけれど……」
貴方「そういや暁美さんのほうが付き合いは長いのか」
ほむら「…………」
貴方「……暁美さん?」
ほむら「……いいえ。私からしたらそうでもないわ」
貴方「え?」
暁美さんがどこかへ行こうとする。呼び止めちゃったけど、なにかしに出てきたんだっけ。
貴方「あっ、そういえば何か用事?」
ほむら「トイレよ。ついては来られないでしょう?」
貴方「そ、それはそうだね……」
そう言われては仕方ない。
暁美さんの背を見送って、一旦自席に戻ることにした……。
――――
――――
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
下2レス
- 246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 23:25:34.60 ID:0mFcZrgoo
- あ
- 247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/31(火) 23:28:04.21 ID:+h4lkgIg0
- 2杏子、まどか
- 248 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 00:17:57.36 ID:bjWIz1rm0
-
――――放課後になると、今日は鹿目さんと二人で学校を出て歩いていた。
これからパトロール。佐倉さんとも合流する予定だ。
貴方「なんだかんだ、こういう時はキュゥべえいないと困るんだよな……」
まどか「杏子ちゃん、スマホも携帯も持ってないもんね」
貴方「ああ。でも、思ったより待ち合わせは不便に感じることはないな」
ざっくりと場所さえ指定すれば、あとはテレパシーを駆使してなんとかなる。合流はすぐに出来た。
しかし、佐倉さんのほうはなくて不便に思うことはないのかな?
杏子「じゃ、行くか? まだなんも倒してないとこ?」
まどか「うん。今のところ魔女や使い魔には会ってないよ」
貴方「鹿目さんと一緒って久しぶりだな」
まどか「そうだね。この前ほむらちゃんとさやかちゃんが一緒だった時は、ほとんどほむらちゃんが倒したようなものだったし」
貴方「前二人いて遠くから攻撃って」
鹿目さんと一緒なのも久しぶりだが、この組み合わせも珍しい。
1佐倉さん、スマホなくて不便じゃない?
2二人がどんな話をするか聞く
3戦いの作戦について
4自由安価
下2レス
- 249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 00:20:01.61 ID:jWPjC/Ec0
- 1
- 250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 00:22:39.48 ID:vtiyRwMKo
- 1
- 251 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 00:42:03.22 ID:bjWIz1rm0
- -------------------------------------------
>>248がなんか変なとこでセリフ切れてますが
貴方「前二人いて遠くから攻撃もできるってなかなかバランスいいよね」
みたいなことを言いたかったんだとオモイマス
- 252 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 22:09:59.83 ID:bjWIz1rm0
-
貴方「佐倉さん、スマホなくて不便じゃない?」
杏子「スマホー?別に使いたいとも思わないな」
まどか「杏子ちゃん、前にわたしがスマホ貸したときすごい戸惑ってたよね。何回も電話切れちゃったりして」
貴方「もしかしてガラケーも使ったことない……?」
杏子「悪いかよ。あんなちまちましたの、金かかるだけだしなきゃないで困らないだろそんなもん」
杏子「連絡取り合いたい相手もいないしな。アンタらとのやりとりもキュゥべえの伝言で事足りる」
そうだろうか。周りも当たり前のように持ってるし、携帯もスマホもない生活なんて考えられない。
でも、昔はみんな無いのが当たり前だったのか。依存するよりは健全かもしれない。
貴方「佐倉さんが携帯使ったことないのって、お金かかるから……?」
杏子「それもあるし……あんまりそういうの好まなかったから。子供は外で遊べって教わった」
まどか「なるほど、それも大事だよね。杏子ちゃんの強さの秘訣?」
杏子「んー、それもある……かー?」
1少しは慣れておいたほうがいいんじゃない?
2文字で連絡し合うのも楽しいよ?
3自由安価
下2レス
- 253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 22:11:33.43 ID:gw1Qh+gr0
- どうでもいいがお姉ちゃんコンビだな
- 254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 22:16:43.81 ID:jWPjC/Ec0
- 1
- 255 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 23:07:28.28 ID:bjWIz1rm0
-
貴方「で、でも少しは慣れておいたほうがいいんじゃない?」
杏子「なんのために?」
貴方「なんのためって、大人になったら持つだろうし……」
杏子「……大人になったって、あたしがまともに仕事とかしないだろ」
――ああ、そうか。佐倉さんは学校に行ってない。多分これからも行かない。社会から離れたとこにいるんだ。
『行きたい』とも本人から聞いたことないけど……。
今、俺らと一緒に隣を歩いてるのに。こんなにも近くにいるのに、俺らとは違う?
貴方(まずいこと言ったかな)
まどか「ま、まぁ、もし必要になったらその時でいいと思うよ」
杏子「じゃあいつになるかわかんないな。そんな時こないんじゃね?」
杏子「それよりあたしたちの仕事は……そこの魔女ブッ倒すことだろ?」
まどか「あっ!ソウルジェム光ってるね。ぼーっとしてたかも」
貴方「ああ、行くか」
- 256 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/01(水) 23:51:09.21 ID:bjWIz1rm0
-
魔女結界の中に足を踏み入れる。
佐倉さんと二人で前に出て、後ろに射撃手がいるのはこの前巴さんとやった時と同じだ。
鹿目さんの弓から放たれるのは単なる矢ではなく、狙った通りに曲線を描いで飛ぶこともできる魔力の矢。
狙いはばっちりだし、道中の使い魔くらいなら三人でスムーズに倒せていっていた。
まどか「あれが魔女だね……!」
杏子「さっきまでと同じようにあたしらが前に出る。まどかは援護に回っとけ!【貴方】、行くぞ」
佐倉さんが素早く魔女目掛けて駆けていく。
途中にいたはずの使い魔なんてまるで存在しないかのように薙ぎ払い、あるいは踏みつけて足場にしつつ一瞬で伸していく。
こっちはその後に続いてるから楽だが、追っていくのも精一杯だ。
貴方(そろそろ武器にもっと力を込めようか)
刃を短剣から両手剣くらいの大きさまで変えていく。
俺が飛びかかれる位置に魔女を捉えた頃には、佐倉さんは更に大きく一歩を踏み出しその背後へと回り込んでいた。
挟み撃ちだ。それに、少し離れた位置には鹿目さんもいる。
三人で息を合わせて攻撃すると、あっけなく倒せた。
――――
――――
- 257 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/02(木) 00:09:58.10 ID:eYxPvs0F0
-
……パトロールを終えて、そのへんで息をつく。
佐倉さんに付き合ってみんなでコンビニでお菓子を買ってきてた。小さいお茶会、というほど優雅ではないが。
まどか「今日は三人いるからすぐたおせたね」
杏子「二人だけだったらどう立ち回ってた?」
まどか「えーと……【貴方】くんが前に出てわたしが後ろにっていうのは変わらない、かな?」
貴方「あ、ああ。それはいいと思う。鹿目さんよく狙えてたし、俺も鹿目さんに使い魔が近づく前に守るよ」
まどか「い、いざとなったらわたしも……!」
貴方「鹿目さんがそこまでしなくていいよ。俺がなんとかするから!」
杏子「『いざとなったら』だろ?アンタがなんとかしきれない時だってあるかもしんないんだから、対応出来ないより出来たほうがいいよ」
貴方「うーん、まあそうか……」
そういえば鹿目さんの弓ってそのまま杖としても使えるんだっけ?
あんまり直接戦ってる印象はないな。
まどか「魔女との戦いは杏子ちゃんがいなかったらもっと大変だったよね」
貴方「だろうな。もう少し戦い方も工夫しなくちゃいけないかな?」
……改めて話すとまだまだ伸ばさなきゃいけないところはありそうだ。
1ヒミツの特訓(まどか/杏子/二人とも)
2ご飯に誘う(まどか/杏子/二人とも)
3自由安価
下2レス
- 258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 00:30:00.11 ID:YsvG2SoL0
- 2杏子
- 259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/02(木) 02:15:35.99 ID:PIR0futHo
- 2.二人
- 260 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 18:18:18.59 ID:V3cqG7BE0
-
杏子「ま、すぐに上達するもんでもないけど意識しとくことだね」
杏子「もしくは自主練でもしといたら?どうしてもって言うなら見てやらなくもないけど」
まどか「えっ、くれるの?ありがとう!交換こしよっか」
スナック菓子を交換し合ってる光景は仲良さそうだ。
二人もそんなに仲いいんだっけ。それとも、佐倉さんがそういうのを好むタイプなのか。……ちょっと意外だけど。
杏子「なんだよ、欲しいのか? ……ほら」
貴方「あ、ありがとう」
物欲しそうに見てたつもりはないけど、二人の様子を眺めてたらもらえてしまった。
こうなったらみんなで交換すればいいか。
貴方「二人って仲いいの?」
まどか「仲いいかな?杏子ちゃんはよくお菓子くれるし、優しいよ。戦いでももちろん頼りになるし」
杏子「まー、あたしもまどかみたいな奴は嫌いじゃないな」
認め合ってるらしい。珍しい組み合わせだと思ってたけどそうでもないみたいだ。
お菓子を食べ終わると、夕方も少し遅い時間。
貴方「……そろそろお菓子だけじゃ足りない時間だな。このままみんなでご飯でもどう?」
まどか「またカフェ行く?」
杏子「焼肉の気分だな」
意見が分かれた。……どうしよう?
佐倉さんは他人に合わせるって感じじゃないし。でも、そもそもそんなにお金持ってたかな……。
どうしよ?
1カフェいこう
2……焼肉すっか!
3自由安価
下2レス
- 261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/04/04(土) 18:21:46.42 ID:OfLjvCOj0
- 2
持っているお金を確認してね
- 262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 19:00:53.85 ID:CQvFLthn0
- ↑
- 263 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 20:24:25.40 ID:V3cqG7BE0
-
貴方「焼肉か。心惹かれる響きではあるけどな……」
手持ちを確認する。
……まああるにはあるが、激安でも普通の一食分よりは高くつくだろうから少しの間は節約かな。
貴方「……焼肉いく?いっちゃう?」
まどか「あんまりお金がかからないとこがいいね。安くていいとこあったかな?」
杏子「心配しなくても、誘ったからには【貴方】が奢ってくれるだろ」
貴方「えっ」
二人分、いや三人分はさすがに厳しいぞ……。
杏子「冗談だよ冗談。あたしは安くても量食えればいいや」
貴方「佐倉さんって冗談言うんだね……」
まどか「さすがに払ってもらうのは悪いよっ」
杏子「あたしも金には困ってないし。……綺麗な金ではないけどさ」
ああ、そういえばそうか。
そう聞いて、佐倉さんがどういう生活をしているかを改めて考えた。
貴方「佐倉さんには助けられてるし、デザート一つくらいなら奢ってもいいよ」
杏子「今の話聞いてた?金には困ってないんだって。説教したいわけでもないんなら、気にするのなんて今更だろ」
貴方「それでも……じゃあ、俺がそうしたいからって理由で納得できないかな?」
まどか「それならわたしも出すよ!わたしも助けられてるから!」
杏子「……まあ、そこまで言うならもらってやってもいいけど」
みんなで激安の焼肉食べ放題の店に入ってった。みんなでこういうのもたまにはいいよな。
結局、佐倉さんへのお礼のデザートは鹿目さんと一緒に出すことにした。……カッコつけちゃったけど節約頑張らないと。
二回目【貴方】 12日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・生活大変そうだ
・巴マミ・・・プライベート
[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
- 264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 20:30:15.20 ID:OfLjvCOj0
- あれ?上がった矢印なし?
- 265 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 20:47:38.99 ID:V3cqG7BE0
- ――――
13日目 教室
自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。
さやか「おはよー」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「……おはよう」
仁美「おはようございます」
みんなの談笑する姿が目に入る。それからまた周りを見回すが、今日はキュゥべえはいなかった。
……巴さんのとこにでもいったのかな。まあいてもいなくてもいいけど。
1みんな何話してる?
2昨日の暁美さんとの会話が気になるな…
3巴さんどうしてるかな?
4自由安価
下2レス
- 266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:01:24.02 ID:iS1k6xMe0
- 1
- 267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:03:26.75 ID:OfLjvCOj0
- 1
- 268 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 21:46:59.60 ID:V3cqG7BE0
-
あれから志筑さんも幽霊疑惑のことは忘れてくれたみたいで、普通に話してるみたいだ。
昨日のドラマのことかな。
さやか「えー、まどか見てないの? おすすめだよ。今すごく面白いとこなんだから! 仁美が見てないのはまあ……仕方ないけど」
まどか「その時間は裏番組見てたから。面白いなら見てみようかなあ」
貴方「志筑さんって、漫画は読むけどテレビは見ないの?」
仁美「自室にはありませんし、漫画と違って隠せませんから……」
ほむら「私もテレビは見てないわよ」
さやか「んー、一人暮らしだから?」
ほむら「家にないわけじゃないのだけど……あまり見る気にならないのよね」
ほむら「習慣がない、のかしら」
趣味もないって言ってたし、娯楽に興味ないんだろうな。
勉強とか集中するならそのほうがいいんだろうか。将来エリートになりそうな感じは今から漂ってる。
さやか「へんなの」
貴方「テレビ見ないくらいで変って言うのは……」
さやか「別にテレビ見ないことを変って言ったわけじゃないよ」
俺はぼんやりポジティブに考えてたが、美樹が感じ取ったことは違ったようだった。
貴方「ま、まあ気にしないでいいよ」
ほむら「……」
軽くフォローしておいたけど暁美さんは何も言わなかった。
それから雑談はまた話題を変えて、普通の世間話に戻っていった。
――――
――――
*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。
下2レス
- 269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:47:52.77 ID:OfLjvCOj0
- 2マミ さやか
- 270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 21:56:29.26 ID:sff0zQ3i0
- 2マミほむら
- 271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 22:34:41.04 ID:t5wIeFDvo
- 関係全然進展しないな
魔法少年では厳しいのでは
- 272 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/04(土) 23:13:25.04 ID:V3cqG7BE0
- ---------------------------
ヒントいります?
- 273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:14:23.97 ID:OfLjvCOj0
- お願いします
- 274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/04(土) 23:16:28.03 ID:DwIJUwWm0
- ヒントくれ
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