男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」

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24 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 17:50:36.89 ID:kZNIQc3r0
【名前】フー

【種族】虎族

【性別】男

【性格】自らの種族と実力に高いプライドを持ち、虎の亜人の流儀である1対1の闘いにこだわる生粋の戦士。自分にも他人にも厳しいタイプで交友は広くない

【特徴】虎人状態では黄土色の短髪で黒い道着を着ている。完全形態になると長いたてがみになり、道着が破れて上半身が露出するほど全身が発達する

【設定】格闘技を得意とし、特に一族相伝の拳法に自信を持つ。ローエンとは一度拳を交わし合った好敵手の間柄で、たまに二人で修業をしたり議論を交わしている。また、龍の亜人と虎の亜人は古くより互いに強さを競い合う関係ということもあり、その決闘を邪魔する者は誰であろうと許されないと考えている。大戦以前に虎の亜人が人間の一方的な迫害によって絶滅寸前まで追い込まれたことから、人間(特に第二種、その中でも少女)に対して憎悪に近い嫌悪を抱いている



【名前】オルタネート

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】粗暴かつ単純。

【特徴】スローガンが書かれたタスキ着用。風紀委員会対策でヘルメットも装備

【設定】「全種族平等」がスローガンの学生運動グループ…の過激派メンバー。父が所属していた頃のグループは大きく悪名高いグループだったものの支援団体に切られた事もあり、現在学内メンバーは彼女だけ。
スローガンが殴り書きされたトラック型魔導車『テラス学園長退陣号』の上で演説してる事が多い。正直暴れるのが楽しいのと大好きな父がやっていたからやってるだけであんまり考えてない。風紀委員にボコボコにされる常連。
25 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:00:29.70 ID:kZNIQc3r0
【名前】シノ・サトミ(信乃・里見)

【種族】犬娘

【性別】女

【性格】日常生活ではワガママでお転婆な部分が多いが、公の場では気品あふれる所作を見せる

【特徴】白い犬耳と尻尾を持ち、長い黒髪を簪で結って藍色の女袴を着用している。家宝である宝刀「村雨」と数珠を肌身離さず持っている

【設定】東の国にある旧家──サトミ(里見)家の生まれで、八人姉妹の長女。学園には留学生としてやってきた。一人称は「妾」で語尾に「〜のじゃ」をつける等、古風な言い回しが目立つ



【名前】
シバエモン

【種族】


【性別】


【性格】
穏やかで物腰柔らかだが、相手が誰であろうと平等に接する肝の座った部分も持ち合わせる。一方で茶目っ気を発揮したり、金にうるさい一面も見せる。

【特徴】
普段は甚平、茶室では羽織と袴を着用する。恰幅のよい体格で狸の耳と尻尾を持つが、変装中は隠している。

【設定】
東国出身の狸の亜人で変装を得意とする。趣味は和菓子作り。茶道部の部長も勤めており、作法にはあまり厳しくせずに初心者でも利用しやすいことをモットーとしている。そのもてなしは高い評価を得ており、噂では学園長がお忍びで利用していると言われるほどである。



【名前】タタラ オソラヤマ(恐山 多々良)

【種族】猩々

【性別】女

【性格】豪放磊落で豪快な性格

【特徴】赤がかった茶色の髪色をしており、セットできないほどかたい髪質のため山嵐のような髪型になっている。片方のみ肩がだされた革製の胸当てをいつもつけており、そこから見える腕にはかなりの筋肉がついている筋肉質

【設定】多々良は一族の頭首に伝わる当主の名前であり、本当の名前はヒサ(緋紗)。オソラヤマ一族は東の国の鍛冶師を取り仕切る一族で国一の鍛冶師である。得意とする妖刀の制作には右にでるものがおらず、里見の村雨のメンテナンスも手がける。
長身筋肉質で面倒見のよい性格のために女性にはモテて、男性に慕われているが本人は複雑に思っている

シノ・シバエモン・タタラで東方の御三家と呼ばれる。



【名前】
テンコ・マサキ(政木 天狐)

【種族】
白面金毛九尾の狐

【性別】


【性格】
その美貌と妖術で男を虜にし、残虐非道なまでに翻弄する悪女。と巷では噂されているが、実際は経験豊富な知識と老婆心で世話を焼きたがるちょっとお茶目な性格の持ち主。ただし、後述の事情によって人間不信に陥ったため、一部の人間や亜人以外に本性を見せることはない。

【特徴】
金髪金毛で白い顔を持つ美しい狐娘だが、普段は無用なトラブルを避けるために人間の女性に化けている。尻尾は妖力を解放する度に増えていき、最大で9本になる。一人称は「わっち」で、廓詞(くるわことば)で会話する。

【設定】
妖艶な雰囲気を醸し出す白面金毛九尾の狐娘。シノの侍女兼護衛役を勤めているが、既に保護者的存在のシバエモンがいるため、あまり表には出てこない。シノに対しては少し甘さが目立つが、逆にシバエモンとは折り合いが悪い(シバエモンは後記する風聞からテンコを警戒していることが理由であるとしている)。
かつては東国の山奥でたまに人助けをしながら暮らしていたが、彼女に魅入られて関係を迫ってきた権力者の男をやむを得ず妖術で撃退したことから追われる立場となり、以降は東国や周辺の地域を転々とすることになった。その間、「妲己」、「玉藻前」などの偽名を用いていたが、行く先々で同様に迫ってきた権力者と騒動を起こした結果政治すら乱してしまい、いつしか『傾国の美女』として語られるようになってしまった。
このような経緯から他人を信用しなくなり、人助けも行わなくなってしまった。しかし、最終的にたどり着いた里見家では、正体が露見した後もシノからは変わらぬ信頼を寄せられたため、結局そのまま居着くこととなった。
26 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:02:34.03 ID:kZNIQc3r0
【名前】
ジャンヌ・メトレス

【種族】
雀蜂

【性別】


【性格】
典型的な高飛車お嬢様。常日頃からノブレッソブリージュを欠かさないように考えているが、時として相手にとっては有り難迷惑になることも。

【特徴】
金髪ツインテで白い手袋をはめ、黒いブーツを履いている。雀蜂の触角と翅を持つ。腰には護身兼決闘用としてレイピアを差している。

【設定】
先の大戦で人間と亜人をまとめ上げて勝利へと導いた女性を先祖に持つとされる名門・メトレス家の息女。ミレイアなどの上流階級の亜人とは社交場においても交流がある。個人的な趣味としてフェンシングを嗜んでいる。気に入らない相手に対しては手袋を投げて決闘を申し込むことがある



【名前】アダム・ド・ローエングラム・アークフォード・フォン・ロスチャイルド
【種族】鳳凰
【性別】男

【性格】
全体的に雑
楽しければ全て良し
エンターテイナー
しぶとい

【特徴】
虹色の羽毛
美形遺伝子

【設定】
父親が学園理事会の一人にして貴族院議長を務め、彼も後継者として将来を嘱望されている。政治の名門のためオルタネートの標的の一人。
五大貴族の一角ロスチャイルド家の次期当主。父親共々セレナには幼少から世話されてきたので今でも頭は上がらなく、会う度に子ども扱いされる。
各分家の面々からは雑に扱われる。
家的にオルカファミリーやベル一族などの各界の上流たちとのパイプがあるが、もろ癒着なので表だった交流は控えている。
溢れる財力で私的な大会を不定期に気が向くままに開催する。料理大会やバトルロワイアルや頭脳王決定戦、我慢大会、私闘決闘、ライブ、逃走中、ギャンブルなどなど。また、放送部や新聞部などの協賛もしており、祭や大会の影にはこの人ありと言われる。
大概頼めばどんなイベントでも開いてくれるが、仕切りたがりで司会をしたがる。
おもしろそうなことがあるところにはひょっこり現れ勝手に盛り上がる。
かつて先代生徒会広報を務め、現在は大学院博士課程在学
実はイベントにかまけて留年している。


【名前】
マユ・ヤマイ

【種族】
マイマイガ

【性別】


【性格】
自信がなく大人しく根暗、と思われがちだが純粋に不満を溜め込むタイプでときおりひとりで発狂したように豹変すり

【特徴】
茶色く煤けた白色の大きな羽と髪をもっており頭の上に大きな二本の触覚を持つ。

【設定】
セリカの親戚だが遠い遠い親戚なのでマユ自体は平民の出。セリカに憧れてはいるが近づけないために遠くからこっそり見ている。嬉しくなったり気持ちが高ぶったりすると羽から大量の黄燐が撒き散らされ発火するため「カラミティーヤマイ」や「ヤマイじゃなくてヤバい」や「亜人火力発電所」など散々な名前で揶揄され、誰も近寄らずボッチ。



【名前】
セリカ

【種族】
蚕蛾(カイコガ)

【性別】


【性格】
お淑やかで誰にでも優しい。深窓の令嬢として育てられてきたので世間知らずで乙女チックな部分がある。

【特徴】
儚さが漂う美しい容貌、絹のような純白の長髪とカイコガに似た触角と翅を持つ。カイコガの亜人共通の宿命として飛行できない上に身体も弱いため、他の亜人と比べて平均寿命はかなり短い。服装はジョゼットテイラーによるオーダーメイドの白いシルクのワンピース。

【設定】
世界に事業を展開する大富豪の一人娘。身の回りには常に身体の弱い彼女を支える使用人やボディーガードがいる。父親(母親は既にこの世を去っている)が決めた名門出の許婚がいるが、本人は短い生涯だからこそ種族や身分に囚われない自由な恋愛がしたいと考えている。
あらゆる生涯を潜り抜けて求婚してきたルークに惚れており、逃げるルークをどんな手を使ってでも追い詰めることが趣味
27 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:03:01.07 ID:kZNIQc3r0
【名前】フラジール

【種族】ゴーレム

【性別】なし

【性格】能天気で忘れっぽい

【特徴】人型のストーンゴーレム
様々な鉱石の寄せ集めでできている

【設定】使役された経験があるのか、人の手伝いをしたがる。しかし何をしていたかすぐに忘れてしまう。悪びれる様子はなくいつもニコニコしている。
鉱石に含まれる複数の別のゴーレムの欠片から記憶を一部引き継いでおり、物忘れと相まって過去の記憶があやふや。
ずっと誰かを探しているような気がするが思い出せずにいる。



【名前】グレゴリー

【種族】フレッシュゴーレム

【性別】男

【性格】寡黙で温和

【特徴】全身に縫い跡がある強面の巨漢

【設定】
ロード家とも親交の深い魔術研究家フランクリン博士が作り出した人造人間であり、学問や人付き合いを学ばせるために博士が学園に通わせている。
その見た目と裏腹に優しく繊細な性格である。
大きな手からは想像できないほど手先が器用で、特技は編み物・裁縫。
演劇部の衣装の多くは彼が手掛けているらしい。



【名前】リバーシー

【種族】蒸気式機械天使

【性別】女

【性格】明るく社交的だが蒸気の量に応じてテンションが変化する。リアカーで物や人を運ぶのが大好きだが後ろ歩きなので衝突多発。

【特徴】基本は人型だがあちこちから蒸気を排出している。右目が蒸気の状態を表すメーター。

【設定】
大昔、人間の設計図を参考に亜人が見よう見まねで作った蒸気機関車に搭載されていた運行管理用魔法回路が解体出来なかった為に人型の機械ボディに移植された物。機関車時代、前後を間違えて作られた為に亜人にも人間にも欠陥品呼ばわりされていた。人型になった今でも後ろ歩きが基本。頭の上に汽笛と鳴らす為の紐が付いておりしょっちゅう他人にイタズラで鳴らされている。


28 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:03:58.15 ID:kZNIQc3r0
【名前】リューン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】お節介焼き

【特徴】眼鏡っ娘
目は悪いが超音波で常人よりも鮮明に世界は見えている

【設定】
恋のキューピッドを自称する変人
すぐ恋愛認定してきて勝手に一人で盛り上がるただのカプ厨
他人の恋路を眺めるのが好きだが、自分の恋路には疎いというか期待していない。
純愛ものや政略結婚ものなど幅広くイケる口



【名前】ルミエール
【種族】蝙蝠
【性別】女
【性格】健康的変態、おしゃべり、社交的、意外に照れ屋

【特徴】眼鏡、秘書スーツ
何かズレてるのか番長連の集まりの時はサングラスをかける

【設定】筋肉フェチ
リューンの姉でレインの妹
漢のほとばしる筋肉と漢同士の殴り合いが三度の飯より好きなただの変態。
良い筋肉には恍惚な表情で静かに興奮しだす。
筋肉を身近に見るためだけに番長連に所属している。しかし、彼女が集会にいると空気がユルユルになるのでリーゼは良い顔をしてないが、彼女は話が通じる相手ではないのでもはや諦めている。学園三奇人の一人。
総番秘書を勝手に名乗っている。
実はリーゼに惚れてるだけなのは内緒。
こんなんでも頭はいい。



【名前】レイン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】清く正しいMっ娘

【特徴】着痩せ眼鏡

【設定】
マゾな性癖でたまに暴走するが本人はなかなかに有能な人物
先代生徒会副会長にして、先代新聞部部長でべリアもソロも元部下
ベールクレアとも本人は友達と思っている
良くも悪くも顔が広く学園の大体の人と知り合い
学園の番長に踏まれるために挑みに行った伝説を持つ行動力お化け
妹がいて溺愛している
男女異種族人型不定形に関わらず年下は可愛がる年上も可愛がる無敵の変態力と不落の妄想力を誇る
29 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:04:25.04 ID:kZNIQc3r0
【名前】ルーク

【種族】朱鷺

【性別】男

【性格】紳士で強がりな寂しがり屋

【特徴】よく整った顔立ちに白色の羽毛を持つ

【設定】
絶滅種朱鷺の最後の生き残り。
種を絶やさぬために早く子孫を残さなければいけないという焦りがあり、気に入った人にすぐ求婚する悪癖がある。
誰の隣にいても分不相応にならないよう、男研きに余念がなく、勉学や運動、お洒落に家事、コミュニケーション能力などの向上に腐心する努力家。
紳士であることを心掛けているが、いろんな人に求婚していく姿から変態の烙印をよく捺される。
求婚してしまったセリカに束縛されており、必死で逃げている。




【名前】ライオ・キング

【種族】獅子

【性別】男

【性格】男女問わず優しく、戦うのが嫌い。

【特徴】身長が3mあって、獅子のようなたてがみがある。筋肉質な体型。しっぽがついている。「自分不器用だから」が口癖。

【設定】獅子族は男性が何もしなく、女性が全部行っている一族のためそれが嫌で一族を離れた。
不器用と言っているが運動、芸術器用にこなしている。その為、部活や委員会から助っ人に呼ばれることがある。見た目と種族から決闘を申し込まれたりして困っている。重いもの軽くと持ち上げる怪力を持っている。少年と一緒のクラスにいる。
30 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:04:52.69 ID:kZNIQc3r0
【名前】ニースラント

【種族】夢魔(夢に入り込み生命エネルギーを奪える種族)

【性別】女

【性格】怠惰が服来て寝そべってる

【特徴】毛先のカールした青のボブカットに羊のような角持ち。間延びした口調、発育悪し

【設定】両目はいつも閉じていて誰も開いているとこを見たことない。彼女の瞳を見た者は覚めることのない夢に誘われてしまうとかしまわれないとか。玉の輿を画策中



【名前】セフィム

【種族】天使

【性別】女

【性格】おっとりぽやぽや

【特徴】小さな一対の翼、白衣をまとった金髪の女性 

【設定】常に空を見ながらふらふらとあちこちをまわっている 意味深な物言いをすることもあるが実際は特になにも考えていない
    基本的にノリと勢いで過ごしている。スナ○キン



【名前】クチナワ

【種族】白蛇

【性別】幼女

【性格】臆病者だが嫉妬深い

【特徴】首を締めるように赤い紋様があり、白髪赤目 かなりの虚弱体質で杖がなければ歩けない

【設定】
一族にかけられた呪いによって声が出せなくなっており、筆談で会話を行う。それについて過去虐められたことがあり他人を恐れている。濁りきった愛情をセレムに向けている。



【名前】ハナヨ(花代)

【種族】河童

【性別】?女

【性格】とても奥ゆかしく自己主張をあまりしないが、困っている人がいると損得勘定抜きで助けずにはいられない心優しい性格

【特徴】一人称は私(素の時はおら)
黒のおかっぱ頭。薄緑色の肌を持ち、頭頂部には皿状の物体が存在している
この部分が乾いてしまうと調子が悪くなってしまうらしく、常に湿らせるための水筒や霧吹きを複数持ち歩いている
基本的に誰にでも丁寧な標準語で話すが、テンパった時や皿が乾いてしまったとき等には地元の方言(所謂田舎訛り)が出てしまう
見た目からは想像のつかない怪力の持ち主で、泳ぎも得意

【設定】山奥の村出身。地元では神童だったらしく、勉強も運動も得意な文武両道タイプ
田舎者であることにコンプレックスを感じているらしく、都会のハイカラなものに強い憧れを抱いている
31 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:05:18.43 ID:kZNIQc3r0
【名前】リリス・セクトニア

【種族】死神

【性別】女

【性格】クーデレ

【特徴】ドクロ黒衣大鎌と典型的な死神衣装
結構グラマラス

【設定】古くから罪人の処刑や屠殺業、悪霊成敗など忌避される職業に従事してきた日陰者の一族。
本人は自分の一族に誇りを持っているが、殺しが生業なのもあって他者から忌み嫌われてきた。その反動で、誰かに優しくされるとすぐデレる。
チョロイン。意外に家庭的。
大鎌を持ち歩いてる時点で変人の領域に足を突っ込んでいるが本人に自覚はない。




【名前】レーナ

【種族】スキュラ

【性別】女

【性格】お喋り好きで冗談をよく言う。どんなボケでもツッコミをいれる。ムードメーカー。

【特徴】緑髪でポニーテールをしてる。下半身は8本のタコの足で色はピンク色。壁、天井を自由に歩ける。

【設定】ごりごりの関西弁で話し出したらなかなか止まらない。
実家がたこ焼きを経営していて、自身もたこ焼きをつくるのが上手い。
ボケたがりのクレルとは仲が良く、いつか漫才を結成したいと考えている。
色んな変わった味の飴を多く隠し持っている。



【名前】モモ

【種族】モモンガ

【性別】女

【性格】流行に敏感なイマドキのJK。ビッチっぽい振る舞いをするが、その手の経験は全くない、いわゆる処女ビッチ

【特徴】ミニスカ金髪ショートカット褐色ギャル。モマ同様滑空のための飛膜を持っているが、種族による身体の構造上の違いからモマほど長く滑空できない

【設定】モマと同い年の従姉妹。趣味や性格が近いコダマとはよくつるんでいる。モマからは会う度に身だしなみや振る舞いを注意されているが、モモ本人はそれを疎ましく感じて反発している。ムササビの亜人とよく間違われるが、本人はそれを嫌っている



【名前】ラインメハオ

【種族】狼娘

【性別】女

【性格】クールで現実的…だったのだが絶賛厨二病中。周りからはそれさえ無ければ非の打ち所がないのにと残念がられている。

【特徴】昔話に出てくる、亜人を斬って斬って斬りまくった人間のコスプレで、身長よりも長い長剣(レプリカ)を二本背負っている。もちろん軍服。

【設定】
優秀で誰からも好印象を持たれるクールな狼娘…だったのだが中学生の時に黒衣の勇者の英雄譚を読んだところ、「今は滅びた大国」「強大な力を持つエース」といった要素に厨二心を鷲掴みにされ亜人なのに当時亜人と敵対していた現在で言う所の第二種側にすっかりハマってしまった。平たく言えば拗らせたミリオタで、特に「黒衣の勇者の後輩」のファン。黒衣の勇者の英雄譚に登場する『勇者の恋人の親友であり、勇者と交わった狼娘』と容姿が良く似ているのだが第二種側のファンなのでその事を言われるのはあまり好きでは無い。
32 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:06:16.64 ID:kZNIQc3r0
【名前】マナ

【種族】ドッペルゲンガー

【性格】悪戯好きで子供っぽいが、一方で孤独を恐れる一面も持つ。ようはかまってちゃん

【特徴】普段は普通の人間と変わらず、良くも悪くも普通な見た目の黒髪ロングJK。種族の性質上、見た目では家族や同族以外の他人に識別してもらえない

【設定】上記の特徴故に自分を識別してもらえる亜人と人間は皆無に等しく、自分を判別してもらいたいがために半ばウザイほどの悪戯を仕掛けてくる。そのせいで煙たがられることもあるが、本人はそれでも構わないと思っている。噂では母親が2人いるらしい。
     名前を失い、存在を認識されなくなったが、無事名前を取り戻した


【名前】
エリザベス(エリー)

【種族】
ハーピィ

【性別】


【性格】
見事なまでのテンプレートなツンデレ。孤高を気取っているが、一度心を許した相手にはとことん懐く
音楽への造詣が深く、特に歌は聞くことも歌うことも大好き(腕前も中々のもの)

【特徴】
腕と一体化しているタイプ(先端にカギヅメ状の手あり)の白い羽根を持つ翼人
豊かな緑色の髪をポニーテールにしている。おっぱいが大きく衣服はまるでスリングショット水着だ
腕を羽ばたかせて空を飛ぶことができるが、かなり体力を使うらしくあまりやりたがらない

【設定】
将来の夢は声楽家。でも人前ではどうしてもあがってしまって満足に歌うことができず、そこをどうにかしたいと思っているらしい
33 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:07:33.05 ID:kZNIQc3r0
【名前】
リリー・ガブリエラ

【種族】
大天使

【性別】
無性別(容姿や口調は大人びた女性)

【性格】
清貧で慈愛に満ち信仰心の厚い、まさに聖女を体現したといえる人柄。反面、人を疑うことを知らないほどに純真無垢なため、他者の悪意に気づかずに騙されてしまう危うさも抱えている。

【特徴】
修道服に身を包み、黄色のセミロングの髪と2枚の大きな翼を持つ。髪には白いユリ(マドンナリリー)の花を模した髪飾りをつけている。

【設定】
学園内にある教会で活動するシスター。教会の慈善事業として、孤児院や貧困家庭出身の子供の支援を行っている。その献身的な姿勢から、(某天使姉妹と比較して)「真の天使」とも呼ばれる。ちなみにマリアとは旧知の間柄だが、彼女の悪癖がいつまで経っても改善されないことに悩んでいる。



【名前】セレナ・ロスチャイルド

【種族】不死鳥

【性別】女

【性格】朗らかで明るくそれでいてとっても寂しがり屋

【特徴】笑顔が素敵なフカフカ羽毛に包まれたスレンダー美女
美人遺伝子持ち

【設定】
学園の長命謎お姉さんズの一人で、むかーしむかしから学園にいる。
かつての初代生徒会長でありクレルらは彼女の妹の子孫。
今は生徒会顧問でありながら、学生としての籍も持つ特異な存在。
長命種鳳凰の中でも突然変異により不死性に特化してしまった悲劇の人。
一族から他に不死鳥が現れないかと心配する反面それを期待してしまっている自分に嫌悪感を持つ。
しかし人生停滞が基本のお姉さんズの中でも特に、前進することも出来ず過去に囚われている。
愛は重い方
実は未亡人貴族属性持ち



【名前】ヨダカ

【種族】コボルト

【性別】女

【性格】竹を割ったような性格で、細かいことは気にしない一本筋の通った性格

【特徴】コボルトなので低身長かつ犬顔。毛皮に覆われているがしっかり手入れされており、短くてつやのある黒白の毛足をしている。

【設定】東の国から学園の食堂に勤めに来たコボルト。バジロウが小さなころから面倒を見ておりバジロウはヨダカに頭が上がらない。
かつては堅気ではない仕事をしており、そこからすくい上げてくれたバジロウの父親に感謝をしており、バジロウが一人前になるためには協力は惜しまない。しかしスパルタであるためバジロウのためにと思った行動がバジロウには嫌がらせに近いと思われたりする。
体が弱く床に臥せっているユナという妹がおり、薬代を稼ぐために日々必死に働く。ただし、だからといってお金を恵んでもらうことは絶対に受け入れない。



【名前】プロテア
【種族】第一種
【性別】女

【性格】情がない
社会常識はあるので、社会に溶け込むことができるが結局それは道徳的なためではなく、この場合はこうした方がいいという知識による機械的判断
目的のためなら躊躇なく親でも切り捨てられる

【特徴】白衣の似合う、白髪美人眼鏡
スタイル良し
見た目は人だが、筋肉の質も、内臓の強靭さも、鋭い五感も、飛び抜けた頭脳などの人離れの能力は全て一族が長い間獲得してきた形質

【設定】代々様々な亜人の因子と混ざり合い進化してきた第一種の一族。本来なら人としての血は薄まっていくはずだが、見た目は未だ人の形を維持している。しかし中身は、心は、とっくに人でも亜人でもない化け物である。生まれながらの邪悪で、もはや人ではない新種。進化の末路。悪役。
先代生徒会庶務であり、先代生徒会の亀裂を生んだ張本人。やりたいことは早速やってしまう欲に正直な行動派。後悔と反省を知らない。
現在は進化に関係する学問が専門の大学部の教授。密かに生命を造り出す研究もしている。先代学園四賢人。
目的は神に至ること。それは大戦期より前から続く一族の悲願
レインやミレイアの兄とは同学年であり、同生徒会メンバーであり、親友同士であり、袂を分けた。
34 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/01/21(火) 18:08:21.17 ID:kZNIQc3r0
【名前】Z-27
【種族】機械天使
【性別】なし
【性格】従順、食いしん坊

【特徴】好きな形に変化できる 
普段はキメラのような色々な生物の特徴を複合したおどろおどろしい見た目をしている

【設定】
記憶喪失で徘徊の折に学園に居着いた謎の人物。
餌を恵んでくれた人にはご主人として何でもお願いを聞いてくれる。ご主人の命令第一というその善悪のついてなさは一つの危うさを内包している。これから世の中を学び巨悪になるか勇者となるかそれは周りの人たち次第。
頬に27と刺青が入れられており、最初に発見したスザクによってニーナの名を与えられた。
好物は屋台のラーメン。
実はその正体は機械天使最高傑作Zシリーズの一体。
Zシリーズのコンセプトは0から完璧な新種の生命を作り出すことであり、表向きは試作Z-0の開発中にプロジェクトを凍結させられ終わったものとなっていたが裏で非合法に研究が進められていた。ホムンクルスとキメラの技術でできた肉塊をコアに、魔導技術でその身体を強化、補助してできた有機無機混合生命体。細胞レベルまで魔導技術と融合しており、あらゆる環境に置かれてもそれに適応すべく自己進化することができる。
家事から戦争まで一通り何でもこなせる万能屋
記憶は思い出さない方が良いのかもしれない。



【名前】サヴァンナ

【種族】ヘビクイワシ

【性別】女

【性格】某綾辻さんの如く、校内では容姿・性格・能力共に完璧な模範的優等生で通っているが、人目のつかないところでは日頃溜め込んだ鬱憤を晴らすかのようにドSな一面を覗かせる

【特徴】切れ長の目と長い睫毛を際立たせる橙色の伊達眼鏡と、黒いレギンスが映える極上の美脚がトレードマーク。スタイルはかなり良いが異性よりも同性からの支持が多い、良く言えばスレンダー、悪く言えば肉付きの足りないタイプ。
黒い風切羽が生え揃った一対の翼を備えているが飛行能力は優れておらず、むしろ彼女の脚線美からは想像もつかない強烈なキックを放つ時に真価を発揮する

【設定】学園の生徒にして現役JKモデル。常日頃からモデル歩きを忘れない、理想的な体型を維持できるように食事にも気を配るなど高いプロ意識を持っている。仕事で学園を休むことも多いが、勉学を滞らせることはなく、むしろ優秀な成績を修めている。
このように完全無欠に思える彼女だが、本人はただただ周囲から称賛されるような人物を演じているだけなのが本音。ストレスが限界に達したりブチ切れると眼鏡を叩きつけて踏み潰す、ドMが羨むような言葉責めや脚責めを披露するなど本性はドSだが、周りにはバレないように「裏表のない素敵な人」を演じている。
種族の関係かその性格故か定かではないが、クチナワなどの蛇系亜人とは仲が悪い
35 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2020/01/21(火) 20:10:53.65 ID:Snwb2wvuo
今日はここまで

お姉様ズで短編かかなきゃ
36 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2020/01/21(火) 20:11:48.69 ID:Snwb2wvuo
お姉様キャラ増えましたけど、どこまでがお姉様ズなのか
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:39:20.96 ID:tPCM1Lr1O
新スレ乙
しかし増えたなぁ…
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:42:41.85 ID:+P8WrskqO
建て乙
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:42:54.56 ID:hYbiptBqo
乙乙
1000有効だったのか
御姉様属性持ってそうなのは
セラフ
ユークリッド
ヒョウカ
ナタリー
ロア
セレナ
プロテア
リリー
レイン
テンコ
ロザリア
ヴェールソフィアあたりよね
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/21(火) 20:49:32.08 ID:6Q/Ty1RHO
御姉様ズ(武闘派)だから
セラフユーエグゾセヒョウカまでで良い気もする
まだ出てないセレナプロテアも武闘派かもしれんけど
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/24(金) 19:36:58.35 ID:7yCWfYbb0
スレまとめ


過去スレ

男「僕の生徒は亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516854637/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ヒヅキ「………2か」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521206503/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532602391/

男「僕の生徒は亜人だらけ」 ジェラルド「4回目だったらきっと僕はっ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1549544268/

男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556194775/


外伝

少年「俺のクラスは亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520564330/


番外編

【亜人だらけ】アマネ「亜人だらけの」コダマ「クリスマレディオ〜」【番外編】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1577273040/


二次創作

鈍色の涙【亜人だらけ】
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1571124811/

42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/01/25(土) 10:18:08.69 ID:4uA8cfEIo
【名前】ベルノスケ・シモフサ(下総 辺流之助)
【種族】スライムナイト
【性別】男
【性格】侍魂に溢れている
【特徴】一人称が拙者であり、赤い甲冑を纏っている。スライムナイトとはスライムが鎧に入り込み外殻として操っている種族。鎧を脱ぐことを恥と思っており何時も鎧は脱がない

【設定】シモフサ一族は東洋の商業に進出するためにレディライト一族からシバエモンの一族に嫁いだ家系。そのため、レディライトとシバエモンの両家の血を引く分家。
シモフサ一族自体は商家だが、ベルノスケは武芸者でありシノに仕えると誓った変わり者。そのため、一族からは縁を切られているような形で、自身の力で生きている流浪人。

テンコとシノの右腕役を奪い合っている関係だが、シノからは堅くて(物理的にも)真面目すぎると嫌われている。
失態を晒した時には切腹をするが、スライムのため、命に別状はない。
ベル一族とは関係が薄いがヴェールソフィアは境遇が似ているためになにかと目をかけられている。

座右の銘は武士は食わねど高翌楊枝
43 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2020/02/24(月) 18:57:08.03 ID:Ek2ybdKg0
男「雨の音がするね」

メイド「少々雨が強いですね」

男「雨の日はなんだか嫌な気になる」

メイド「私も雨の日は好きではありません。冷たい、ですから」

男「………そうだね。とても冷たい雨が降るから」
44 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2020/02/24(月) 19:01:27.27 ID:Ek2ybdKg0
ザァザァザァ

リンネ「う、うぅ………私は、…私は」

『一度だけ見逃してあげる。白鞘の時のよしみで』

リンネ「戦うことも、できない」

リンネ「私は………っ」

ヒダン「………」

リンネ「ヒダン…。すまない」

リンネ「私がもっと、強ければ」

リンネ「やはり私は、色恋なんかにかまけてる場合じゃなかったのだ」

リンネ「そう、私は…もっと」

リンネ「つよ……く……」

ポタポタ

ポタ

リンネの好感度【0】
45 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2020/02/24(月) 19:20:47.78 ID:Ek2ybdKg0
〜31週〜

男「ヒヅキさんとヒダン君が保健室に運ばれた!?」

ミーシャ「旧市街で血まみれで倒れていたそうです」

ミーシャ「警察の方が発見して病院へ。そして病院から保健室に」

男「なんで保健室に?」

ミーシャ「保健室のほうが設備が良いですから」

男「そうなんだ。……でも一体だれが」

ミーシャ「二人とも意識を失っているので誰にやられたかはまだ不明です」

男「そっか。お見舞いには行っていいのかな」

ミーシャ「どうぞ」
46 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 19:44:47.04 ID:Ek2ybdKg0
男「失礼します」ガラッ

マリア「お帰りミーシャ。それと」

マリア「あなたの生徒が一人重傷よ。多量出血でね」

マリア「切り傷なんかはなし。その代わり細かい刺し傷はあったわ。注射器の針よりも細い痕跡がね」

男「どういうことされたんでしょうか」

マリア「さっぱり。見当もできないわ」

男「……リンネさん。ヒダン君」

マリア「ヒダン君のほうは刀傷があったわ。それも相当に深い」

男「刀傷………」

男(僕を襲った子。それともリンネさんか………)

男「………刀傷」

マリア「心当たりが?」

男「あります。おそらく」

1.リンネ

2.襲った子

>>47
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 19:49:12.44 ID:j3o9PD6DO
見た目はリンネだけど中身は襲った子?
安価下
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 19:53:39.28 ID:/T9Ssast0
リンネとヒヅキ入れ替わってる?
2
49 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 20:00:46.54 ID:Ek2ybdKg0
あ、リンネとヒヅキ間違えてました
50 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 20:11:48.00 ID:Ek2ybdKg0
男「僕を襲った子です」

男(リンネさんは第二種を狙っている。だから多分リンネさんじゃない)

マリア「あなたを襲った子………というと腕を切り落とした?」

男「でしょう」

マリア「教師と学生に手を出すなんて。わかったわ。私から上に報告をするわ」

男「学長には僕から言いに行きます」

マリア「そう。よろしく頼むわ」
51 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 20:18:23.48 ID:Ek2ybdKg0
テラス「ふむ。また現れたというのか」

マヒロ「ヒヅキ達は学内の犯人に襲われたのか」

テラス「わかった犯人の確保は私に任せろ」

テラス「君の手には負えないだろうからな」

マヒロ「おい、俺の役目はどうなるんだ」

テラス「君にはまだ男君の手助けを頼む」

テラス「彼がこんな姿になったのは私のせいだからな」

マヒロ「おいおい、俺は介護士じゃないんだぜ」

テラス「なに、介護しろというわけじゃない。おそらく彼はまた襲われる」

男「犯人は僕に何を?」

テラス「事件にかかわっている第一種だからな。犯人のどちらにせよ狙われる可能性は高い」

マヒロ「そうか。まぁいいけどよ」

テラス「では頼んだ」
52 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 20:23:52.46 ID:Ek2ybdKg0
〜31週 土曜日〜

男「寝ても覚めても景色は変わらないな」

ドンドンドンッ

男「!?」

ルーティ「先生大変です!」

男「どうしたの?」

ルーティ「リンネさんが保健室から姿を消したそうです」

男「!?」
53 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 20:24:54.70 ID:Ek2ybdKg0
男「………」

男(僕はどう動けばいいんだろう)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>54
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:57:46.20 ID:4y/+M8CDO
3リンネを探す
55 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 21:03:33.64 ID:Ek2ybdKg0
また間違えました

リンネじゃない

ヒヅキが姿を消しました。

>>56
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 21:20:32.17 ID:cxH5XzMa0
難しいなぁ
とりあえずヒヅキを見つけ出したいから、生徒会か風紀委員辺りに協力してもらう
57 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 21:32:01.24 ID:Ek2ybdKg0
男「もちろんヒヅキさんを探しに行く」

ルーティ「ヒヅキさんを探しに行くんですね」

男「うん」

ルーティ「………」

ルーティ「応援してますね」

男「頑張るよ」

ルーティ「先生はなんでそんな頑張ってヒヅキさんを、大切にするんですか?」

男「生徒だからね」

ルーティ「先生はいつもそればっかり」ボソッ

ルーティ「無事、見つけられることを祈ってます」
58 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 21:33:03.78 ID:Ek2ybdKg0
男「生徒会や風紀委員に頼めば協力してくれるだろうか」

男「………なんだか後ろめたいけれど」

1.生徒会を頼る

2.風紀委員を頼る

3.頼らない

>>59
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 21:40:12.42 ID:j3o9PD6DO
1
60 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 21:44:19.48 ID:Ek2ybdKg0
男「生徒会に頼もう」

男「………生徒会室ってどこだろう」

ルーティ「よかったら案内しましょうか?」

男「いいの?」

ルーティ「先生一人じゃたどり着けないじゃないですか」

ルーティ「それに先生に頼られるのって、うれしいですから」

男「それじゃあよろしくお願いするよ」
61 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 21:51:41.02 ID:Ek2ybdKg0
〜生徒会室〜

ルーティ「どうぞ、ここが生徒会室です」

男「ありがとう。申し訳ないんだけど、ここで待っててもらえるかな」

ルーティ「はい」

コンコン

ヤツカ「はい。少々お待ちを」ガチャ

ヤツカ「こちら生徒会ですがどんな御用…って、確かあなたは教師の」

男「知られてるのかい?」

ヤツカ「襲われた教師がいるとは耳にしてますが」

男「そっか。だったら話は早い」

男「依頼をしたいんだけど構わないかな」

ヤツカ「えぇ。でしたらそちらのソファーに」

男「ごめん。目が見えないんだ」

ヤツカ「失礼。クレルさん。ご案内して差し上げてください」

クレル「おひとり様ご案内〜」

男(羽毛の手……鳥の亜人かな)

クレル「足元にお気をつけてー」

ポスン

男「ありがとう」

クレル「どういたしまして」

ヤツカ「さて早速ですがこの生徒会。またの名を生徒相互扶助組織。あまたのコネを提供する代わりに私たちの持つコネの一つになってもらうこと」

ヤツカ「それが相互扶助の契約。もちろん先生にも適応されます。場合によってはあなたを利用することもあります」

ヤツカ「同意願えますか?」

男「うん。同意するよ」

ヤツカ「では。あなたは私たちに何を望みますか?」

男「………」

男「>>62
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:04:06.06 ID:cxH5XzMa0
行方不明の僕の教え子...ヒヅキさんをなるべく早く探して保護して欲しい
63 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 22:18:24.71 ID:Ek2ybdKg0
男「行方不明の僕の教え子…ヒヅキさんをなるべく早く探して保護してほしい」

ヤツカ「ヒヅキ………たしか」

オルカ「半人半鬼だな。時折武術大会で見たことがある」ドンッ

男「その子です。重傷なのに、姿を消してしまって」

オルカ「保護というと、無理やりにでもということだな」

男「えぇ。素直についてきてくれる子ではないので」

ヤツカ「オルキヌス先輩。いけますか?」

オルカ「いや、今回は少年に行ってもらう」

少年「………」カキカキ

少年「えっ、俺!?」

オルカ「もしかしたら実戦の経験が積めるだろうからな。強くなれ、男なら」

少年「そんな。鬼相手だなんて無理ですよ」

べリア「ふははは少年よっ! 無理というから無理となるのだ! 案外自分の限界とは自分が決めているのだぞ?」

セラフ「ゴキがいうにしては珍しくまともですね。少年さんも今まで生徒会で頑張ってきました。大丈夫です。あなたはあなたが思ってるよりずっと強い」

少年「えぇ………大丈夫ですかね」

セルリア「グローブ調整しとくヨー。殺傷力マシマシで」

少年「いや殺しちゃだめですよ!?」

男(…大丈夫なんだろうか)

ヤツカ「皆さん大丈夫かって顔されますけど安心してください」

ヤツカ「思ったよりも我々、やり手ですので」キランッ
64 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/24(月) 22:19:40.37 ID:Ek2ybdKg0
今日はここまで

お久しぶりです。仕事で忙殺されてました。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:23:23.21 ID:cxH5XzMa0
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:30:56.89 ID:j3o9PD6DO

少年君はどれくらい強くなったのか
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:53:53.04 ID:zkEmHLVBO
乙happy endに辿り着けるかな
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 00:19:17.55 ID:Z+xb7rxxO
おつおつ
69 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 20:17:36.72 ID:fIoxpg6O0
ヤツカ「ではこちらに署名を」

男「はい」カキカキ

ヤツカ「………はい、ありがとうございます。ではヒヅキさんの捜索を開始します」

少年「本当に俺なんですか」

ヤツカ「マユさんの協力もありますし、セルリアもいます。大丈夫ですよ」

男「無理そうなら、別にいいのですが」

ヤツカ「生徒会に無理の二文字はありません」

男(結構大変そうだな…)

ヤツカ「一週間ほどあれば発見できますよ。安心して授業なさってください」

男「わかりました。ありがとうございます」
70 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 20:24:44.88 ID:fIoxpg6O0
〜31週 日曜日〜

男(生徒会に任せてみたけれど、ヒヅキさん大丈夫かな)

男(目も腕もない僕になにもできることはないだろうけど)

男「………さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>71
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 20:25:46.52 ID:eyBk4WFE0
2ルーティ
72 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 20:52:49.75 ID:fIoxpg6O0
男「昨日はありがとう。ルーティさん」

ルーティ「そんな。私は先生の助けになれただけで十分です」

男「いつもルーティさんにはお世話になっているけど」

男「なにか恩返しはできないかな」

ルーティ「え、恩返しですか。そんな恩返しだなんて」

男「ないなら「ありますっ」おぉ、食い気味に来たね」

ルーティ「その先生さえよければなんですけど」

ルーティ「えっと、その私、行ってみたいところがあって。でも怖くて」

ルーティ「先生が背中を押してくれたら、私も頑張れるかなって」

男「行ってみたいところ? どこだって連れて行ってあげるよ」

ルーティ「だったら、行きましょう」

ルーティ「アイドル部へ!」
73 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 21:08:08.07 ID:fIoxpg6O0
〜アイドル部〜

ルーティ「ここがアイドル部です」

男「中から歌声が聞こえてくるね」

ルーティ「私は歌えないですけど、歌を聴くのは好きなんです」

ルーティ「それに、アイドルも」

「うわわ〜 遅刻だよぉ!」ドンッ

男「わぁっ」ドテッ

「いった〜い。って私だれかにぶつかっちゃったぁ!?」

ルーティ「先生!?」

ルーティ「って」

「ごめんなさいっ。えっと、あぁっ手がない!」

男「あ、ごめん、僕の手は」

「あったあった! 腕を落とすなんてアイドルとして失態だよぉ♪」

男「………僕見えないからわかんないけど、何が起きてるの」

ルーティ「………さんです」

男「え?」

ルーティ「ホッピングハートさんです」

「私を知ってるの? ときめくハートのリズムで踊れ! ホッピングハートだよ!」ピョンッ

男「あ、アイホワイトさんっ!? ライブ見に行ったよね!?」

ルーティ「そのアイホワイトさんですっ!」

アイ「いえーい!」
74 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 21:20:06.20 ID:fIoxpg6O0
アイ「もしかして新入部員かな?」

ルーティ「い、いえ、その私は、ただアイドルが好きで」

アイ「新入部員なら一緒に行こ! 今日はライブバトルがあるから!」グイッ

ルーティ「アイホワイトさんに手をつながれてる」ドキドキ

アイ「レッツゴー」

男「おいていかないでっ! どこ!? どこいったの!?」

「大丈夫ですか」

男「あ、どうも」

「アイホワイトが迷惑をかけて申し訳ございません」

男「いえ、こちらも入り口で突っ立っていたので」

「………失礼でなければお聞きしたいのですが。もしかして目が見えないのでしょうか」

男「あぁ、はい。なので今ルーティさんと一緒に来ていたのですが」

「ではご迷惑でなければライブバトルをお聞きなされてはいかがでしょうか」

「関係者席を提供しますので」

男「いいんですか?」

「はい」

男「ところで、あなたは」

「申し遅れました。種族はキョンシー。名はユーシェン、姓はファン」

「マオシェン・ファン。アイホワイトのマネージャーをしております」
75 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/02/26(水) 21:20:31.85 ID:fIoxpg6O0
今日はここまで

おやすみなさい
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 21:25:44.31 ID:eyBk4WFE0
乙です
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 21:35:20.16 ID:igGstQtdo
乙乙アイドル部も一大勢力なんかな
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 22:06:23.86 ID:nvIAJSwf0
79 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2020/02/26(水) 22:09:07.37 ID:fIoxpg6Oo
質問等募集しておりますので、何かあったらご自由にどうぞ
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 22:22:04.91 ID:nvIAJSwf0
もう特定ヒロインのルートに入ってる?
81 :亜人好き ◆HQmKQahCZs :2020/02/26(水) 22:37:49.93 ID:fIoxpg6Oo
あるキャラはあと一回でルート入ります
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/02(月) 03:09:21.01 ID:2ouX4dT70
今の話と関係無いのですが風紀委員に関する質問です。
少年「俺のクラスは亜人だらけ」で言っていたことだけどヒョウカが1課、クロが2課、ナタリーが4課、少年が5課になっていたけど他の風紀委員所属のキャラは何課になりますか?

※一応他の風紀委員所属のキャラをまとめてみました(キャラ紹介で何課って書いてあったキャラは名前の横に「〇課」でいれてます)
カルラ、ワルフ、ビクト、ティファ、パトリシア(3課)、ベルデ(2課)
83 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 17:33:48.87 ID:rGjnhKth0
男「アイドル部の現トップ」

ユー「えぇ。私の妹はそう呼ばれています」

男「目が見えないのが残念だ。こんなに近くでみることはないのに」

男「あれだけ大規模の部活に教職権限は通用しないし、一介の教師風情じゃ、チケットを取ることすら困難」

男「それをまさか舞台袖で聞くことになるとは」

ユー「アイホワイトがルーティ様を連れていってしまったので」

ユー「それだけではなく、まさか―――舞台にまで引っ張り上げてしまうとは。我が妹ながら」

男「……まって、今ルーティさんはどこにいる?」

ユー「舞台上でアイホワイトと一緒に踊っています。初舞台にしては随分と肝の据わった方だ」

男「駄目だ!」

ユー「もう止められません。幕が上がればそこは聖域。干渉することなんて」

男「ルーティさんに、ルーティさんに歌わせてはいけない」

男(あのルーティさんが舞台に上がってしまうほど浮かれている。それに押しが弱いルーティさんと押しが強いアイホワイトさん)

男「舞台がめちゃくちゃになるぞ!」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 17:36:25.59 ID:8m1RQR5no
来たか
85 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 17:39:49.81 ID:rGjnhKth0
マオ「ほらほら〜。いいから歌ってよっ!。今日の幸運なゲストの歌声、皆も聞きたいって思うよね!?」

ワァー ワァー

ルーティ「えっと、あの、その、それじゃあ。ラ〜♪」

ドクンッ

男(まだ一節、なのにこれだけ)

ユー「うっ、こ、これは一体」

マオ「おぉ〜。歌声が綺麗! ねぇ! みんなもそう思う、よ、ね?」

ザワザワ

男「マイクを切って! 今すぐに!!」

ユー「マイクを切ってくださいっ」

「は、はいっ。わかりましたっ」

プツン

ルーティ「あ、あはは、やっぱりだめ、なんですね」

マオ「どうしたのルーティちゃん。それにみんな」

マオ「元気出していこーっ!」

バタンッ

バタンッ バタンッ

マオ「なに、なにこれっ」

ルーティ「ごめんなさい、ごめんなさいっ」
86 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:01:20.34 ID:rGjnhKth0
男(ステージの熱狂で盛り上がっていたところを、ルーティさんの歌でさらに無理やり引き上げられた)

男(その結果失神者が十数名。一節でこれなのだからマイクが止まってなければもっと被害者がでただろう)

ルーティ「ごめんなさいっ。ごめんなさいっ」

マオ「んーん。今回のは私の責任だよ。無理やり連れまわして無理やり歌わせた」

マオ「だから君はなんにも悪くないんだよん。ほらスマイルスマーイル」

ルーティ「でも私、わかってたのに。アイホワイトさんの舞台を台無しにしちゃって」

マオ「大丈夫、また歌えるから。今日がダメでも、明日も明後日も私は歌えるから」

ユー「………アイホワイト」

マオ「グァグァ」

マオ「今日の参加者をリストアップして。臨時ライブを行うから」

ユー「今日みたいな大きな箱は、取れない」

マオ「なんだっていいよ。教室でも、中庭でも、どこだって」

マオ「どうしてもだめな人には個別で歌いに行ってあげる」

ルーティ「そんなことしたら、大変なことに」

ユー「弾丸ライブ、突発ライブ、上等じゃん」

ユー「翻天覆地。いつだって私たちはそうしてきた。でしょ?」
87 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:07:52.22 ID:rGjnhKth0
ユー「マオ。厳しいスケジュールになる」

マオ「オッケーオッケー♪ 原点回帰だよっ」

ルーティ「アイホワイトさんっ。私、なんて謝ればいいか」

マオ「謝らなくていいよ。君の歌声は透き通ってて綺麗だった」

マオ「だから、自分の歌を嫌いにならないで。ね♪」ナデナデ

ボキッ

マオ「あっー! また腕が外れたぁっ!!」

ルーティ「ひっ」

マオ「大丈夫! アクシデント上等だからっ! それに私のリズムは死んでも止まらないよ!」

マオ「だからルーティちゃんっ。もし歌と向き合うつもりだったらアイドル部に来てよっ!」

マオ「今度は君のリズムで私を躍らせて!!」
88 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:17:06.78 ID:rGjnhKth0
〜32週〜

男「さすがに僕からはなにもいえないな」

ベール「でしょうね。いくら目と腕がないからって不用心すぎよ」

ベール「何も言えないじゃなくて、何も言う資格がない」

男「はは、手厳しいな」ズーン

ベール「あっ。別に、あんたは………5割くらいしか悪くない、し」

男「ルーティさんの声についての研究は進んでる?」

ベール「今それどころじゃないのよ。いろいろとね」

ベール「あんたとルーティが直々に来てくれるっていうんなら実験できるけど」

男「そっか」

ベール「そういえばそんな成りでまだ授業とか教えてるの?」

男「僕にはこれしかできないから。みんなの足を引っ張ってるかもしれないけど」

ベール「別にあんたにはほかにできることがあるわよ」

男「ある、のかな」

ベール「私を手伝うとか」

男「足手まといになるだけだよ」

ベール「………あっそ」

ベール「じゃあ好きにしなさい。べ、別にあんたが頼むっていうなら授業を手伝うことも、やぶさかではモニョモニョ」

男「ありがとうベールさん。それじゃあ失礼するね」

ベール「………………あーもっ!!」
89 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:18:33.75 ID:rGjnhKth0
男「ヒヅキさんがいないのか………」

男「それじゃあ今週は」

亜人【ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>90
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 18:28:19.48 ID:8m1RQR5no
ミレイア魔導
91 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:43:32.12 ID:rGjnhKth0
ベルスタシア 【文系 447】

ジェラルド【魔導 280】

サレム【文系 527】

ルーティ【文系 389】

プライヤ【魔導 1153】

ロウェナ【運動 227】

ミレイア【魔導 377】

リリ【魔術 548】
92 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:58:21.10 ID:rGjnhKth0
〜32週 土曜日〜

男「まだヒヅキさんは見つからず、か」

ロウェナ「大変だにー」

男「うわっ。ロウェナさん!?」

ロウェナ「うへへ、神出鬼没の癖が幽霊のころから抜けなくて」

ロウェナ「落ち込んでたら見えるものも見えなくなるよ、ボーイ」

男「………正直何が正しいのかわかんなくなってきて。こんな体になって、まだ僕にできることがあるんだろうかって」

男「誰も助けれない、救えない、こんな体で」

ロウェナ「君は、君はいつだってお姉さんを救ってくれたよ。独りぼっちの嫌われ者を」

ロウェナ「受け入れてくれたじゃない。数百年生きてて、ナーグル達以来だったんだよ。ずっとずっと寂しかった私の心をあっためてくれたのはほかでもない君なんだよ」

ロウェナ「力が強いとか魔術が得意とか。そんな人はいっぱいいるのに、私に恋を教えてくれたのは君だけ」

ロウェナ「胸を張って。君は数千万人のうち、たった一人の。ロウェナが惚れた相手なんだから」

男「………ありがとうございます。ロウェナさん」

ロウェナ「どーいたしまして」
93 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 18:59:28.96 ID:rGjnhKth0
男(僕にも、きっとできることがある)

男(そうだ、絶対に)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>94
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 19:02:17.44 ID:68P5VD94O
2ロウェナ
95 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 19:30:06.55 ID:rGjnhKth0
男「そういえばロウェナさん」

ロウェナ「なぁに?」

男「ロウェナさんが人間になった理由。まだ判明してないんですよね」

ロウェナ「そうだけど。でもそれってそんな大事なことじゃないなって」

男「自分の体のことですよ? なにかあったら」

ロウェナ「そう、自分の体のことだよ」トンッ

男「うわっ」ドサッ

ロウェナ「自分の体のこと、自分の体のこと」

ロウェナ「なんで君は自分の体のことをもっと気遣わないの? 多分、いろいろ危ないことやってるんでしょ」

ロウェナ「目も、腕も、なんで」

男「―――僕にできることがあるならやります。だって僕は」

ロウェナ「弱い! 雑魚の! ふにゃちんの男の子じゃんかっ」

ロウェナ「死んだらどうするの!」

男「………それでも、守りたいものがあるんです」

ロウェナ「君じゃなくて、いいじゃんか。もっと強い人で」

男「でも、僕ができるなら、僕がやりたい」

ロウェナ「なんで、バカ、バカバカ、バカっ。君のことを守りたい人だっているんだよっ」

ロウェナ「ここにっ」
96 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 19:40:13.61 ID:rGjnhKth0
ロウェナ「好きなんだよ。君のことが」

ロウェナ「人間になってやっと君と同じ目線に立てた。なのに君は私を見てくれない。いつもどこかを見て」

ロウェナ「傷ついて帰ってくる。ヒヅキちゃんもみんな、なんで逃げないの」

ロウェナ「死んじゃうんだよ。死ななくても、いっぱい失っちゃうのに。なんで逃げないの」

ロウェナ「みんなは幽霊になんてなれやしないんだからっ」

男「僕ができるなら僕がやります。僕以外に適した人は何人もいるのかもしれません」

男「でも、その人と変わったからと言って僕は他の誰かを助けに行くだけです」

ロウェナ「………馬鹿だなぁ。君は本当に」

ロウェナ「女の子が我儘を言ってるんだよ。わかってるよ君のことなんて。ずっと見てきたんだから」

ロウェナ「君は本当のバカで、ただの人間なのにクソ真面目で。それでも能力が足りなくて困ってて」

ロウェナ「でも助けての声ひとつあげず、無理を押し通す、本当にバカな男の子」

男「ロウェナさんには、本当迷惑をかけて」

ロウェナ「でもそれでも私は我儘を言うから。黙らせたいなら、私の唇を塞いで」

ロウェナ「その気がないなら、私はこの唇であなたをつなぎとめて見せるから」
97 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 19:43:58.25 ID:rGjnhKth0
スッ

男「ろ、ロウェナさん」

ロウェナ「勝負だよ。先生」

ロウェナ「男と女の勝負なんだよ」

男「まって誤解じゃなければ今君は僕にキスをしようとしてないかい?」

ロウェナ「んー♪」

男「拒否しろって言っても腕も、目も、何も」

ロウェナ「んんーっ♪」

ロウェナ「ちゅー♪」

男「ロウェナさ―――」

ロウェナ「きゃっ」スカッ

男「あれ、眩しい。それに体がなんかすごい軽い」

ロウェナ「………ね、ねぇ」

男「一体僕に何が起きてるんですかっ?」

ロウェナ「…君、もしかして」

ロウェナ「死んじゃったの?」
98 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 19:55:44.28 ID:rGjnhKth0
ロウェナの好感度【89】

ロウェナへの好感度【40】
99 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 20:04:45.13 ID:rGjnhKth0
〜32週 日曜日〜

男(目が見えるようになった。腕もある。触れないけれど)

男(なぜか僕は幽霊になってしまっていた)

男「いったいこれはどういうことなんだろう」

男「目が見えるようになったけれど、寝れない、食べれない、触れない。ずっとロウェナさんはこんな感覚を味わっていたのか」

男「正直辛い。でもこうなった今、人間だったころの僕にできないこともあるんじゃないだろうか」

男「もしそうなら、この姿は好都合かもしれない」

ロウェナ「だから自分のこともっと気にしてよ!」スカッ

ロウェナ「んもぉっ!」

男「ごめんねロウェナさん。心配かけて」

ロウェナ「だって心配するよ。だってそうなったの多分私のせいだもん。おかしいもん。私が人間になって、君が幽霊になるって」

ロウェナ「入れ替わりとしか思えない」

男「でもロウェナさんが悪いわけじゃないよ」

ロウェナ「わかんないけど…でも、ごめんなさいって、謝りたいよ」

男「………」

ロウェナ「自己犠牲が過ぎるよ。君ってば」
100 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 20:05:24.16 ID:rGjnhKth0
男(この姿になったのが良いことか悪いことかは今はわからない)

男(でも)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>102
101 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/01(水) 20:05:51.09 ID:rGjnhKth0
今日はここまで

おやすみなさい
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:06:13.14 ID:AdZkqhWu0
3ルーティとベールの所に行く
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:07:15.52 ID:AdZkqhWu0
乙でした
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:07:44.04 ID:68P5VD94O

おかえり
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:09:33.66 ID:FMtq+Io60
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/01(水) 20:44:07.00 ID:Yh9ZxZyZo
乙乙
男どんどん人間じゃなくなってくるの
107 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/03(金) 18:58:06.35 ID:6HK8TXc/0
男「ルーティさんを連れてきましたよー」フヨフヨ

ルーティ「先生が大変なんですっ」

ベール「………」ポカーン

ベール「………」メガネハズシ

ベール「………」メゴシゴシ

ベール「………」メガネスチャ

ベール「………」ジーッ

ベール「………ふぅ」

ベール「………はぁ?」
108 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/03(金) 19:07:19.19 ID:6HK8TXc/0
ベール「まって、ちょっと待ってちょうだい」

ベール「なんで幽霊になってるの」

男「なんででしょうね」

ルーティ「だだだ、大丈夫なんでしょうか!」

ベール「さすがの私もこんなことは見たことも聞いたこともないわ」

ベール「生者が段階すっ飛ばしてそのまま死者になるだなんてこと」

ベール「コンタミもない完璧な状態の幽霊なんてそもそも幽霊として定義できるのか、そんな学術的な議論は置いといて」

ベール「………とりあえず、あんたってバカ?」
109 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/03(金) 19:32:10.55 ID:6HK8TXc/0
男「って言われても、なんでこうなったかわからないし」

ベール「心当たりは………なんてロウェナ以外にあり得ないじゃない」

男「でもロウェナさんもわからないって」

ベール「幽霊ってそういうもんなのよ。詳しく解明されてないからなんとも言えないけど」

ベール「悪意があろうがなかろうが存在自体が毒なら害であることは自明の理」

ルーティ「ベールクレアさんでも、やっぱり先生を助けることは」

ベール「私だけじゃ無理。それこそ学内の四賢人を集めても解明にどれだけ時間がかかるか」

ベール「それにおそらく世界で最初の症例。研究の価値はあるけど、固有現象であればすべてを解明する必要なんてない」

ベール「感染はしない。それで終わり。あとは興味の範疇で調べるくらい」

ルーティ「そんな。じゃあ先生は………」

ベール「助けることはできない」

ベール「私たちは人類の中でもトップクラスの知能を持ってしまったの。申し訳ないけど私の能力はすでに私の腕を離れてしまったわ」

ベール「人類の幸福のため。そんな共産的思想の元でしか私たちは活躍を許されない。それが天才の宿命だから」

男「ベールさんは立派だね。自分の力をどう扱うかまでしっかり覚悟を決めてる」

ベール「何が立派なのよ。100万人を救うためには1人を犠牲にするのが正義であるなんて狂った世界に身を置いてるのよ」

ベール「今ですらすべて計算にかけてあんたを切り捨てるのが最善なんて結論をはじき出したわ」

男「僕だってそうでありたい。ベールさんのようでありたいって思うよ。ただ犠牲者は僕一人だけでいい」

ベール「それを妥協出来たら精神的超人の領域よ。あんたは自分を社会に溶かし込もうとしてるの?」

ルーティ「ル! ルーティさんは、わ、私を助けようとしてくれた」

ベール「ルーティ。あなたの声は研究価値があるわ」

ルーティ「っ!」ビクッ

ベール「だから研究してるだけ、それ以上でもそれ以下でもない」

ベール「利益が見込めなきゃ研究なんて金がかかることできないわ。あなたの場合、その声にスポンサーがついてくれると思ったから」

ベール「私、優しい人じゃ、ないのよ」
110 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/03(金) 19:58:57.76 ID:6HK8TXc/0
ルーティ「利益が、利益がでれば。お金が保証できれば先生の研究は進むんですか?」

ベール「そうね」

男「でも、僕よりルーティさんのほうが」

ルーティ「お金があればいいんですねっ」バンッ

ベール「四賢人をすべて引き抜いてだなんて、どれだけのお金と権力がいると思う?」

ベール「理論上可能ってことはね、不可能と同義語なのよ」

ルーティ「お金も、権力も………っ!」

ルーティ「ありますっ! 私なら!」

ベール「………ふーん」

男「ルーティさん!?」

ルーティ「利用できるものは利用する。それが私の宿命なんだと思います。結局私に綺麗な血なんて流れてなかった」

ルーティ「だから私は世界を敵に回してでも、100万人を不幸にしてでも1人を助けたいと思います」

ルーティ「それが、私の恋の、戦争です!」

ルーティ「だから、失礼します!!」

男「まってルーティさん、それはぜったいだ―――」

バタンッ

ベール「私も素直になれたら、あれだけ眩しかったら」

ベール「恋をすることができたのかしら」

ベール「金も、権力も、私ならあるのに」
111 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/03(金) 20:00:17.11 ID:6HK8TXc/0
ルーティの好感度【74】

ルーティへの好感度【30】
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/06(月) 06:45:05.24 ID:S5z7Y0Fz0
乙乙
113 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:09:23.56 ID:FZLWU9uK0
〜33週〜

メイド「ご主人様」

男「どうしたの?」

メイド「ルーティ様とエグゾセ様が朝早くに出ていかれました」

男「学校でなにかあるのかな」

メイド「学生服は着てませんでした」

男「………?」

メイド「あと大きめのカバンを持ってました」

男「旅?」
114 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:12:20.61 ID:FZLWU9uK0
男(ルーティさんがいないなぁ)スゥ

ミレイア「うわっ、幽霊!?」

男「いろいろあって…」

サレム「病院に行かれたほうがいいのでは」

プライヤ「いや、葬儀場だと思うぞぉ」

男「まぁ、僕が幽霊になったことはどうでもいいから勉強始めるよ」

ミレイア「いや、よくないでしょ………」

亜人【ベルスタシア・ジェラルド・サレム・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>115
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 19:16:35.93 ID:cbSGHs5Do
リリ理系
116 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:20:48.50 ID:FZLWU9uK0
ベルスタシア 【魔導 398】

ジェラルド【運動 368】

サレム【理系 537】

プライヤ【魔導 1168】

ロウェナ【文系 375】

ミレイア【理系 376】

リリ【理系 169】
117 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:23:03.09 ID:FZLWU9uK0
〜33週 土曜日〜

コンコン

メイド「はい」

少年「よぉ。俺だ」

メイド「少年、様」

少年「様はつけないでくれって。あの先生いるか?」

メイド「はい。どうぞ中でおかけになってください」

少年「失礼するぜ」
118 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:30:17.12 ID:FZLWU9uK0
少年「ヒヅキさんの居場所を見つけてきました」

男「もう? 早いね」

少年「いろいろと伝手があるので」

少年「今は東国の中にある霊山にいるそうですよ」

男「東の国!?」

少年「歩いて行ったそうで、痕跡を追うのに苦労しましたよ」

男「歩いて………。さすが鬼だね」

少年「地図はお渡ししておきます。それでは」

男「ありがとう。少年君」

少年「いえ。ではまた依頼をお待ちしてます」

少年「我ら生徒会は相互扶助の名のもとに」
119 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:31:14.38 ID:FZLWU9uK0
男(東国か。さすがに電車で行っても数日はかかるなぁ)

男(さて、どうしようか)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>120
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/10(金) 19:31:46.80 ID:Yzs+XSN5O
3ヒヅキの元へ
121 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 19:39:59.47 ID:FZLWU9uK0
男「メイドちゃん。ちょっと東国に行ってくるよ」

メイド「! はい。では留守の間はお任せください」

男「多分一週間くらいかかるから」

メイド「わかりました。その間の来客はいかがしましょうか」

男「出なくていいよ。もしルーティさんたちが戻ってきたらよろしく」

メイド「承知いたしました」
122 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 20:02:09.20 ID:FZLWU9uK0
〜32週 土曜日〜

リーゼ「………なんの冗談だ」

ルーティ「冗談、とは?」

リーゼ「総番長になる? いきなり何を言い出すかと思えば」

リーゼ「イメージチェンジのつもりか? 服装まで変えて」

ルーティ「これはアイドルの服装なので」

リーゼ「………」

リーゼ「正気か?」

エグゾセ「次代ボスに失礼だぞ、リーゼ・オルカ」

リーゼ「………次代はお前ではないのか」

エグゾセ「先週、親父に掛け合ってな」

リーゼ「待て、聞いてない」

エグゾセ「来週には通達されるだろう」

リーゼ「おい、待て。俺だって継承者だ」

ルーティ「順列1位と2位がそろって決めたことになにか不服が?」

リーゼ「あるに決まってるだろ! 今まで逃げてきて」

ルーティ「ユークリッド」

ユーク「はい」スチャッ

リーゼ「……裏切るのか。ユークリッド」

ユーク「裏切るも何も。オルカの名を襲名したときからこの命は海洋マフィアのためにあります」

リーゼ「………納得がいかん」

ルーティ「………納得がいかないのならばわからせてあげましょう」

ルーティ「ユークリッド、リーゼの腕を押さえなさい」

ユーク「はい」ガシッ

リーゼ「ぐっ、お、おい、やめろっ、離せユークリッド!」

ルーティ「お父様は1時間で堕ちましたが、あなたはどれくらい耐えますか?」

123 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2020/04/10(金) 23:00:22.70 ID:FZLWU9uK0
リーゼ「はぁ、はぁ、はぁ、わかった。ルーティ、様に、従う」

エグゾセ「40分か。思ったより耐えたな」

リーゼ「それで、俺は何をすればいい」

ルーティ「やってほしいことは二つ」

ルーティ「私は女性には無力ですので、身辺警護を」

ルーティ「それともう一つは………マネージャー部に入ってもらえませんか?」

リーゼ「………マネージャー、だと?」

ルーティ「私たちはアイドルとして、この学園に君臨します」

ルーティ「まずは手始めに三歌人のライブに乱入して、軒並みファンを奪い取ります」

ルーティ「アイホワイトのファンは男性中心、ヨーム達は男。簡単に勝てるとは思いますが問題はセラス」

ルーティ「効果的な倒し方を考えてください。私たちは歌い、あなたはそれを補佐する」

ルーティ「総番長と歌人の名を手に入れればこの学園の半分は私のものになるでしょう」

リーゼ「………わかった。俺からも一ついいか」

ルーティ「なんでしょうか」

リーゼ「その冷たい瞳。俺が知っているルーティはそんな奴じゃなかったはずだ」

リーゼ「一体、なにが」

ルーティ「………この身を燃やせど、あなたを照らすことができないのなら。もう世界を燃やし尽くしかない」

ルーティ「そうして燃え盛って、あの人に降りかかる不幸をすべて、私が灰にしたいと願った。それだけです」

リーゼ「………破滅しても?」

ルーティ「この身燃え尽きても、ほんの一抱きでもあの人に触れられればそれで」

リーゼ「…そうか。わかった。俺以下の番長全てルーティ様に従わせて見せる」

ルーティ「ありがとう。リーゼ」
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