【艦これ安価】電「間違えないのです」【たまにコンマ】

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 16:49:24.06 ID:mNM0QxTW0
注意

基本的に安価やコンマで展開を決めていきます

よろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1577260163
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 16:55:42.67 ID:mNM0QxTW0


電「司令官さん、今日は新しい艦娘さんが着任する日なのです!」


提督「新人だが訓練所でも優秀な成績だったそうだな」


電「この鎮守府には強い艦娘さんが沢山いるのです。でも皆に負けないくらい活躍して欲しいのです」


提督「ここには各地から配属された猛者の艦娘が大勢いる。それはこの鎮守府が最前線であるというのもあるが、艦娘の強さを見せつける為でもある」


電「この鎮守府の第一艦隊は艦娘の花形と呼ばれているらしいのです!」


提督「誇らしいと同時に気が引き締まるな。その名声に負けぬよう精進していこう」


電「なのです!」


下2 着任してくる艦娘を
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:14:41.32 ID:90F1cZMRo
那珂ちゃんさん
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:14:43.01 ID:xIzXhGNI0
アトランタ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 17:27:58.75 ID:mNM0QxTW0
コンコン


電「あっ、話をしてたら来てくれたのですよ!」


提督「入ってきてくれ、アトランタ」


ガチャ


アトランタ「あたしはアトランタ級軽巡、その一番艦のアトランタよ」


提督「海の向こうからご苦労だった、君の着任を歓迎しよう」


電「アトランタさんは防空巡洋艦なのです!凄く強そうなのですよ!」


アトランタ「……」


提督「どうした?この部屋に入ってから急に表情が暗くなったように見えるが…」


アトランタ「…提督さん、ここってハナガタと呼ばれるエリート部隊がある鎮守府なのよね?」


提督「その認識で間違ってはいないな」


アトランタ「その鎮守府の秘書艦が…これ?」


電「なのです?」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 17:33:12.85 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「あたし、鎮守府を間違えて無いわよね」


電「間違ってなんか無いのです!アトランタさんは今日ここに着任する予定になっているのです!」


提督「納得できないのか?」


アトランタ「納得も何もこの子は戦えないでしょう?だって…」


電「戦闘だけが秘書艦の仕事じゃないのです!それに電だってやるときはやるのですよ!」


アトランタ「ねぇ…こんな子が最前線に出るなんて何かの冗談よね?」


提督「冗談なんかじゃない、電は…」


電「司令官さん、アトランタさんにこの鎮守府を案内してくるのです!」


提督「…分かった、頼む。アトランタは電の話をよく聞いてくれよ」


アトランタ「…」


下2 次の展開など
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:49:38.16 ID:xen4YGGx0
雷がアトランタのピンチを救う
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:51:35.84 ID:ZzbniiTZO
アトランタ vs 電で演習
アトランタは雷に手も足も出ず惨敗
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:51:42.62 ID:WoPdp3JTO
海防艦の存在に目眩を覚えるアトランタ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 17:55:34.63 ID:xIzXhGNI0
赤ちゃんの肌並みに脆い13o装甲 (wowsの方)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 18:06:47.17 ID:mNM0QxTW0



電「鎮守府の案内は一通り終わったのです!アトランタさんは何か気になった所はあるのですか?」


アトランタ「そうね、演習場にもう一度行きたいわ」


電「やっぱり気になりますよね!最新鋭の設備が揃った演習場は電達の自慢なのです!」


アトランタ「それもあるけど貴女と演習がしたいのよ」


電「電と、なのですか?」


アトランタ「本当に戦えるというならその実力を直接見せて。勿論手加減はいらないわよ」


電「なのです…」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 18:13:32.00 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「乗り気じゃないみたいだけど、何か理由があるの?言っておくけど調子が悪いとかそんな言い訳は聞きたくないわよ」


電「なのです…」


アトランタ「態度が大きいと思うかもしれないけど当然よ。あたしは向こうの訓練所で誰にだって負けなかったの」


アトランタ「空母だって戦艦だってあたしの敵じゃ無かった。最後の方なんてあたしに勝てる教官や練習艦が居なくなったのよ」


電「アトランタさんは凄く強いのですね…」


アトランタ「あたしは自分より強い艦娘しか従わない。あ、提督さんは上司だから別よ」


アトランタ「あんたがあたしに勝てば貴女を秘書艦として認める。それなら文句はないでしょう?」


電「電は…演習は無理なのです……」


アトランタ「そうでしょうね、そんな体じゃ出撃どころか演習だって無理だわよね」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 18:19:41.38 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「貴女の片眼は潰れてるし腕も足も片方無い。ここは障害者施設か何かかと思ったわよ」


電「違うのです、ここは鎮守府なのです…」


アトランタ「あたしが戦うのに相応しい鎮守府だと思ったのに、ガッカリだわ。異動手続きを取らせてもらうわよ」


電「そんな、着任したばっかりなのに!そんなの嫌なのです!」ガシッ


アトランタ「手を離しなさ…ちょ…!貴女!耳も片方無いの!?」


電「なの…です」


アトランタ「…もう貴女と話すことは何も無いわ。後は提督と異動について話すから着いてこないで」


電「…なのです」


下2 次の展開とか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 18:29:32.15 ID:WoPdp3JTO
異常な怪力でアトランタを引き止める電
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 18:29:45.92 ID:xIzXhGNI0
電の重体を見て外では相当な接戦を繰り広げてるのか提督に問う

普段酷薄な状態でいられてるかも問う
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 18:41:08.24 ID:mNM0QxTW0
執務室


アトランタ「提督さん、いくつか聞きたいことがあるのだけど」


提督「それよりも電はどうしたんだ?」


アトランタ「置いてきたわよ。彼女は歩くのが遅いから仕方ないわ」


提督「…」


アトランタ「まずは一つ。ここは最前線だとは聞いているけど、艦娘が修復材で治らないような怪我を負うような所なの?」


提督「それは無い、余程のことがない限りは全ての怪我は完治する」


アトランタ「怪我が治りきる前に出撃させられるようなことも無いのね?」


提督「それは無い。そんなことはあり得ない」


アトランタ「二つ目の質問だった艦娘を酷使しているかの答えになってるわね。いいわ、今の所は信じてあげる」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 18:47:21.41 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「じゃあ三つ目。秘書艦はどうしてあんな怪我をしているの?目や腕は理解できても、耳まで片方無いのは異常よ」


提督「…」


アトランタ「詳細を言わないというならここから異動させてもらうわ。あたしは看護師じゃないからあんなの世話できないわよ」


提督「分かった…遅かれ早かれ知ることだ。自分と一緒に工廠まで来てもらえるか?」


アトランタ「それであたしが納得できるというの?」


提督「アトランタからしてくれる。間違いない」


アトランタ「…いいわ、一緒に行きましょう」   


下2 工廠での出来事とか
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 18:58:20.17 ID:D/vzyIO90
艤装メンテ中の利根と明石がダベってる
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 18:59:34.29 ID:9PmHgekGO
科学プラントレベルの、一拠点には過剰すぎる施設で何かの研究が行われている
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 19:03:09.77 ID:yjxEbTTwO
足りない龍驤の人?
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 19:30:39.25 ID:mNM0QxTW0
地下、研究所


アトランタ「な、なによこれ…」


提督「ここは工廠兼科学研究所だ。それなりの広さがある」


アトランタ「それなりって…こんなのプラントレベルじゃない。とても鎮守府にあるような研究所じゃないわ」


提督「もしかしたら上の鎮守府よりこの研究所の方が広いかもしれないな」


アトランタ「こんな…こんな事になっているだなんて…」


提督「言っておくがこの研究所の事は鎮守府の艦娘全員が知っている。一部の関係者も知ってるからな」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 19:43:00.59 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「…理解したわ。秘書艦はこの研究所の実験台になったのね」


提督「…」


アトランタ「演習ができないと言っていたのは気になるけど、実験で破格の強さを手に入れたというなら納得だわ」


アトランタ「あと貴方達に人の心が無いというのも分かったわ。この鎮守府の提督ということはそれなりに偉いんでしょうけど、どれたけの艦娘を犠牲にした結果なのかしらね」


提督「アトランタ…話を聞いてくれるか?」


アトランタ「言い訳なんか聞きたくないわね」  


提督「言い訳なんかじゃない。そもそも俺は優秀な提督なんかでも無いんだ」


アトランタ「…話しなさい」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 20:25:58.84 ID:mNM0QxTW0
提督「今から数ヶ月前、大本営はある兵器を完成させたんだ」


アトランタ「艤装じゃなくて?」


提督「あれは艤装という名前の兵器だ。あんなものを作って大本営は何を考えているんだ…」


提督「…話しを戻そう。その兵器を完成させたのはいいが適応する艦娘が居なかったんだ」


アトランタ「そんなの簡単に見つかるわけ無いわよ」


提督「最初は戦艦や練度が高かったりする艦娘を優先的に検査した。だがいつまで経っても適応者は表れなかった」


提督「そして次は重巡や軽巡。そして次は…駆逐艦だ」


アトランタ「あの電はその艤装に適応したというのね」


提督「俺は電の指揮官だった。だからこの鎮守府の提督になってしまったんだ」


アトランタ「…そういう事情があったのね」


下2 次の展開とか
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 20:31:36.01 ID:N+92Nom+O
電に起こったことを説明する
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 20:32:18.95 ID:xIzXhGNI0
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 21:23:34.01 ID:mNM0QxTW0
アトランタ「秘書艦がああなったのはその艤装の影響なの?」 


提督「…電は目と腕と脚、そして耳が片方無いがそれだけじゃない。体の中も片方無いものがある」


アトランタ「体の中?」  


提督「臓器だ。電には肺と腎臓も片方しかない」


アトランタ「…」


提督「肋骨や卵管もだ。綺麗に片側だけが無くなったんだ」


アトランタ「彼女は納得しているの?」


提督「…大本営は艤装の適応者が出て大いに喜んだ。そしてその強さを見せつける為にこの鎮守府を作ったんだ」


アトランタ「貴方は答えたくない質問には答えない主義なのね」


提督「…」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 21:31:34.67 ID:mNM0QxTW0
提督「電についての話はここまでだ。もう十分だろう」


アトランタ「あたしは納得してないけど、そういうことにしてあげるわ」


提督「ありがとう…」


アトランタ「はぁ…本当にもう。期待してやってきた鎮守府がまさかこんな所だなんて思いもしなかったわ」


提督「事情は特殊だが各地の猛者が集まっていることには変わりは無い。その強さは保証する」


アトランタ「今の話を聞いて全部を信じることはできないわ。けどすぐにここから出ていくのは止めておいた方が良さそうね」


提督「そうして貰えると助かる」


アトランタ「これから中々ベビーな展開になりそうね…」


下2 次の展開とか
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 21:43:28.45 ID:sXYVtSXYO
ksk
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 21:43:37.32 ID:SDRYhWo0O
化学兵器が暴走してパンデミックが起きる
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 22:03:30.83 ID:NxGtYdioO


アトランタ「…ここには色んなものがあるみたいね。何をしているのかはまるで分からないけど、提督の話を聞けばなんとなく分かるわ」


アトランタ「これなんか…まるで何かの内臓みたいな」スッ


明石「どかーーん!」


アトランタ「っ!!」


明石「なんちゃって、冗談ですよ」


アトランタ「…貴方ねぇ」


明石「おやおや、誰かと思えば噂のアトランタさんでしたか。提督は一緒じゃなかったですか?」


アトランタ「彼は先に執務室に戻ったわ。そろそろ電が戻ってくる頃だって」


明石「成る程〜そういうことでしたか。見学でしたら好きなだけ見ていって下さい」


アトランタ「隅々まで見てもいいのね?」


明石「はい!あ、でもあちこち触るのは勘弁して下さいね?パンデミックでも起きたらシャレになりませんからね!」


アトランタ(パンデミックになりそうなものがあると言っているようなものじゃない)
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 22:09:08.49 ID:NxGtYdioO
明石「あ〜ちなみに今アトランタさんが触ろうとしてたのは電ちゃんの内臓ですよ!」


アトランタ「…どういうこと」


明石「新型艤装で出撃を…えーと何回でしたっけ?まぁとにかく慣らし運転が終わった後の出撃で、電ちゃんは弾けたんですよ」


アトランタ「何が?」


明石「電ちゃんの体がです!いや〜あれは凄まじかったですよぉ!」


明石「ドックがあっという間に血の海になっちゃうんですから。それはそれは凄惨な光景でした!」


アトランタ「電は一度死んだの?」


明石「それがなんと生きてたんですよ!まぁ虫の息には変わりなかったですけどね」


明石「電ちゃんが生きてて大本営のお偉いさんもホッとしたらしいですよ。そりゃそうですよね〜」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/25(水) 22:13:35.42 ID:NxGtYdioO
アトランタ「よく分かったわ。電はその時に片方ずつ失ったのね」


明石「いえいえ、その時は内臓だけで腕とか脚はその前の実験で…って話は提督から聞いてません?」


アトランタ「聞いたけど答えてはくれなかったわね」   


明石「あ……そういえばこの話口止めされてたような気が」


アトランタ「残念ね、もうあたしは知ってしまったわ」


明石「うーんと、その……私から聞いたって言わないで下さいね?」
  


アトランタ「どうかしら」

 
明石「うぇぇ…また怒られちゃいますよぉ」


下1〜3低コンマ 次の展開とか
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/25(水) 22:21:19.36 ID:NmiAn4jRo
ちょっと唸ってたけどすぐ立ち直った明石「貴女もどっかぶっ壊れたらすぐに修理してあげますよっ」
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