【安価】様々なキャラクターで聖杯戦争【コンマ】

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76 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 22:26:17.26 ID:6X+FX5wO0
〜〜〜一方そのころ〜〜〜


ルフィ「まだまだぁ…!」

セイバー「ま、負けません…!」

市民1『うおお、二人の手が遂に止まるぜ…!』

市民2『どっちだ、どっちが勝ったんだ…!』

ルフィ「おれの方が…!」

セイバー「私の方が…!」



二人の勝敗は―――、


コンマ一桁奇数:ルフィの勝利

コンマ一桁偶数;セイバーの勝利


↓1
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:32:25.88 ID:6XcvowerO
そりゃ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 22:32:32.36 ID:Av3SrySSO
ほい
79 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 22:45:34.38 ID:6X+FX5wO0


ルフィ「く、くそぉ…」

セイバー「か、勝ちました…!」

セイバー「勝ちましたよ、マスター!」

さやか「愛里寿ぅ〜〜〜」ギュゥゥ

愛里寿「は、離して…!」モガモガ

セイバー「…? マ、マスター、その少女は…?」

さやか「この子は島田愛里寿。そこのライダーのマスターだって」

さやか「で、私達、同盟を結ぶことにしましたので」

セイバー「なっ…! なぜ、そんな大事なことを相談の一つもせずに決めるのです!」

さやか「だって、セイバー、お肉の方にばっか集中してたじゃん」

セイバー「ぐっ…!」グサリ

さやか「あの時何回も話しかけたけど、全然話聞いてくれなかったじゃん」

セイバー「うっ…!」グサグサ

さやか「だから、私一人で決めるしかなかったの。今更反対なんて言っても知らないからね」

セイバー「うぅ…す、すみません、マスター」

セイバー「騎士にあるまじき行動を…」

さやか「良いよ。別に怒ってないし。私には愛里寿がいるしねぇ〜」ギュゥゥ

愛里寿「く、苦しい…」

セイバー「ま、マスターぁぁああ…」


80 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 22:53:59.92 ID:6X+FX5wO0

ルフィ「くそー、負けちまったなあ。すげぇな、あいつ」

ルフィ「いやー、それにしても食った食った」

ルフィ「後はひとっ走り冒険してぇなあ!」

ルフィ「なぁ、ありす―――」


アリスゥゥゥ

ク、クルシイ

マ、マスタァ


ルフィ「……どうなってんだ、こりゃ?」

ルフィ「ま、たのしそーだし、良いか!」ニシシ



【セイバー陣営とライダー陣営が協力関係を結びました】

『セイバー陣営 ライダー陣営・2 終了』



81 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 22:55:11.11 ID:6X+FX5wO0
次に書く陣営を選択してください。

1.アーチャー陣営

2.バーサーカー陣営

3.アサシン陣営

4.アベンジャー陣営

↓1
82 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/24(日) 23:08:15.40 ID:6X+FX5wO0
一旦終了します。
時間があれば明日夜、なければ27夜辺りに再開したいと思います。

安価下
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/24(日) 23:14:21.13 ID:W0x765Lw0
3
84 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 21:16:09.58 ID:PGsc+2Xl0
再開します。
85 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 21:19:37.75 ID:PGsc+2Xl0
『アサシン陣営・2』


空閑(人の気配は少ないな)

空閑(時々人とすれ違うが、怪しい感じはしない。仮想世界の住人って奴か)

空閑(今のところ何か異変が起きてる様子もない)

空閑(とりあえず辺りを見て回るか)


コンマ判定

コンマ30以下で情報を発見

↓1
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 21:20:31.78 ID:OxSx+wa8O
ほい
87 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 21:47:08.64 ID:PGsc+2Xl0
空閑(…何もないか)

空閑(サーヴァントの気配も感じない)

空閑(近くには誰もいないか、それとも何処かで息を潜めているか)

空閑(ただ、何となく地形は把握できた)

空閑(情報を得た分、こっちで戦うなら若干有利はとれるか)

空閑(さて、こっちではサーヴァントは発見できなかったけど…)

空閑『聞こえるか、シンイチ』

新一『ああ。何かあったか?』

空閑『いや、サーヴァントに関する情報は見つからなかった』

空閑『ただ、この町の地理はある程度把握できた。戦いには役に立つだろ』

新一『そうか。お疲れ様』

空閑『それでどうする? 橋の向こう側も見ておくか?』

新一『向こうって、新都の方か?』

空閑『ああ。こっちはまだまだいけるぜ』

新一『なら―――』

空閑『ただし、そっちで何かあった時対応は遅れるぞ? 距離が離れすぎてる』

新一『た、確かに』

新一『そうだな。ここは…』


1.斥候は終了だ。戻ってきてくれ。

2.斥候継続だ。新都を見てきてくれ

3.自由記載(内容によっては再安価)


↓1

88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 21:52:12.58 ID:/ui0LIID0
1
89 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 22:16:32.77 ID:PGsc+2Xl0
新一『一旦斥候は終了だ。戻ってきてくれ、空閑』

空閑『分かった。直ぐ戻る』



〜〜〜十数分後〜〜〜


空閑「ふぃー、ただいまただいま」

新一「お疲れ。空間」

空閑「いえいえ、それ程でも」

ミギー「辺りはどうだった」

空閑「そうだな、平凡な住宅街って感じだ。ただ俺たち以外にも人はいるみたいだな」

空閑「サーヴァントでもマスターでもない、仮想の住人だ」

ミギー「ならば、人混みに紛れて不意を付く事もできる、か…」

空閑「ふむ、アサシンっぽい戦法だな」キラン

新一(ぶ、物騒な会話だけど、頼もしいな)

空閑「後は、良さそうな場所に『仕掛け』を置いてきた」

新一「『仕掛け』?」

空閑「まぁ、それは後でのお楽しみだ。役に立つかもしれんし、立たないかもしれん」

ミギー「ふむ…」

90 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 22:22:05.55 ID:PGsc+2Xl0

空閑「さて、どうする。今日はもう休むか?」

新一(確かにもう真夜中だ。そろそろ休んでも良いけど…)

新一(でも、せっかくゆっくりした時間が取れてるんだ。空閑と少し話をしよう)

新一(今後の戦い方についてでも、空閑自身の事でも、何でも良い)

新一(何を話そうかな?)



空閑と何を話す?


自由記載(内容によっては再安価)


↓1
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 22:28:07.51 ID:9KGU/HtcO
他のサーヴァントについて予想と解説
92 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 22:43:57.61 ID:PGsc+2Xl0
新一「なぁ、空閑。他のサーヴァント達はどんな奴等だと思う?」

空閑「他の? 想像もつかないな。今の時点では何の情報もないし」

空閑「それに下手な先入観を持つと、いざって時に出遅れるぞ?」

空閑「知らないなら知らないで、どんな敵が現れても良いように、柔軟に考えといた方がいい」

新一「うっ…そりゃそうかもしれないけど」

新一「そんなマジな感じじゃなくてさ。軽くどんな奴等かなーって程度でさ」

空閑「それが先入観に繋がるんだけどな。…まぁ、良いか」

空閑「今の所、相手サーヴァントで分かっているのはクラスだけだろ?」

新一「ああ、確かに」

ミギー「セイバー、アーチャー、キャスター、ライダー、バーサーカー、アベンジャーだったな」

空閑「で、俺はアサシン」

空閑「でもさ、俺って近接も射撃もある程度戦えるんだよね」


言って、空閑は光状のナイフを何処からともなく出現させる。


新一「おおっ…」

空閑「これはスコーピオンって言ってな。俺の世界の武器だ」

空閑「これ自体は宝具にも認定されていない、まぁ初期装備みたなもんなんだろう」

空閑「で―――」


言うと同時に刃が煌めき、新一の喉元に突きつけられた。


新一(は、はやっ…)

空閑「と、まぁ。ある程度は戦えるわけだ。剣も使おうと思えば、使える」
93 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 22:55:09.65 ID:PGsc+2Xl0
空閑「射撃も宝具を使えば、結構こなせるよ」

空閑「ただ、俺はそれでもアサシンだ」

空閑「罠を張り、不意を付き、意識の外から攻撃を仕掛けて戦う―――逆を言えば、そうしなくては戦えないと判断された―――クラスだ」

新一「あっ…」

ミギー「……」

空閑「つまり、セイバーに選ばれた奴は、『俺が不意を付かなければ戦えない』程の剣技を持っていて、」

空閑「アーチャーに選ばれた奴は。『俺が不意を付かなければ戦えない』程の射撃力を持つ…って考えられる訳だ」

新一「そ、そんな化け物みたいな奴が……」

空閑「まぁ、これは飽くまで推論だ。今ある情報から推測しただけの不確かな予想でしかない」

空閑「蓋を開ければ、そんな事はないのかもしれない」

空閑「けど―――それくらいの相手だとは、考えておいた方が良い」

新一「マ、マジぃ…」ブルッ

新一(も、もうビビっちゃったよ、俺…)

94 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 23:04:40.86 ID:PGsc+2Xl0
ミギー「…アサシンというクラスに定まった以上、やれるだけの小細工はしておいた方が良いな」

空閑「そういうこと。俺達が考えるのは正面きって戦う手段じゃない」

ミギー「策に策を重ねて、細工に細工を重ねて、正道ではなく邪道で相手を倒す。…それが、私達の勝機なのだろう」

新一(俺も少しは動けるし、ミギーも空閑もいるから余裕だなんて考えてたけど…)

新一(ぜ、全然そんな事ないんじゃねえか…!)

空閑「と、いう訳で、しっかりと良い作戦立ててくれよ、マスター」

ミギー「そうだな。任せたぞ、新一」

新一「うぇぇ!? そりゃないぜ、二人とも!」

新一「皆で、皆で考えようぜ。なっ」

空閑「ふぅむ。シンイチにオサムの役は荷が重いか」

ミギー「仕方ない。君に死なれても困るからな。私も知恵を絞ろう」

新一「た、たのむぜ、二人ともぉ…」


『アサシン陣営・2 終了』


―――


次に書く陣営を選択してください。


1.アーチャー陣営

2.アベンジャー陣営

3.キャスター陣営


↓1
95 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/25(月) 23:36:42.10 ID:PGsc+2Xl0
今日はここまでとします。
明後日夜くらいに再開できればと思います。

安価は下で。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/25(月) 23:57:00.99 ID:/ui0LIID0

97 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 18:25:58.97 ID:EZ61BeM40
それでは再開していきます。
98 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 18:26:32.90 ID:EZ61BeM40
『キャスター陣営・2』


入江「シリコンは入れようとするのは止めろ、十兵衛……! 巨乳になってしまうぅぅ……」zzz

なのは「…どんな夢みてるんだろ、この人」

なのは「戦いは始まってるっていうのに、最初から躓いちゃったなぁ」

なのは「マスターは変態だし…はぁ」


召喚されて何度目かも分からない溜め息を吐くなのは。
視線の先では、何重にも魔法で拘束された入江がいる。


なのは「取り敢えず探索魔法でもしとこうかな。誰か引っ掛かると良いけど」



探索魔法を使用

コンマ25以下で探索成功


↓1


99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 18:27:36.57 ID:qrAISzXL0
h
100 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 18:46:59.87 ID:EZ61BeM40
〜〜〜十数分後〜〜〜

なのは「誰もいない、か…」

なのは(サーヴァントに選ばれるくらいだもんね。そう簡単に見付からないかぁ)

なのは「…もどかしいなぁ」

入江「むっ…」

なのは「あ、」

なのは(お、起きた…! ちょっとバインド強めとこう)

入江「……」キョロキョロ

なのは「……?」

入江「ここどこぉぉぉぉお! 知らない場所ぉぉぉ!」

なのは「ちょっ、静かに!」



なのは「今は聖杯戦争中で、私は貴方のサーヴァントです。思い出しました?」

入江「ああ、思い出した…」

入江「ところで何で俺は拘束されているのだろうか?」

なのは「さっき自分が何をしたかお覚えではない?」

入江「………」

入江「何か、もの凄い興奮してたのは覚えてる」

入江「あ、これ。もしかしてそういうプレイ…」

なのは「違いますから!」

なのは「覚えてないなら良いですけど…もっと令呪の使い方は考えて下さいね」

なのは(次同じ事してきたら、宝具撃っちゃお)


101 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 19:02:35.04 ID:EZ61BeM40
入江「で、俺が気絶してた間、お前何してたんだよ」

なのは「一応魔法で周囲を探索してましたけど」

入江「誰か見つかったか?」

なのは「いえ、誰も。サーヴァントやマスター以外に住民がいることは分かりましたけど」

入江「だろうな。余程のアホじゃない限り、隠れて行動してるだろう」

なのは「どうします? 今の所マスター達の情報は皆無ですけど」

なのは「このまま魔法で探索を続けます?」

入江「はぁ…もうちょい頭を使えよ」

なのは「へ?」

入江「俺らが動かなくても、情報を入手する方法はあるだろ」

言って入江が取り出したのは、スマートフォンだった。

入江「電波は通じてて、ネットにも繋がる」

入江「この仮想空間がどこまで作り込んであるかは知らんけど、この聖杯戦争に関する事象以外は、ほぼ現実と考えた方が良い」

入江「という事は、だ」

入江「承認欲求の塊のような奴等は、こんな世界でもバズる為にネタを探している訳だ」

入江「もしそんな奴等が、お前みたいにアホ程に目立つコスプレ少女を見かけたらどうする?」

なのは「あ……!」

入江「―――こんな風にSNSにあげる訳だ」


入江のスマフォには、凄まじい勢いでステーキを食べつくす二人の人物の動画が映っていた。

102 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 19:05:52.27 ID:EZ61BeM40
入江「これでサーヴァントだろうと、アホは存在するという事が分かった訳だ」

入江「場所は新都、と。動画も今あがったばかりか」

なのは「ど、どうします? 現場に向かいますか?」

入江「そうだな。ここは―――」


1.現場に向かう

2.今日は止めとく

3.自由記載(内容によっては再安価)


↓1
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 19:08:41.27 ID:qrAISzXL0
1
104 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 19:33:45.44 ID:EZ61BeM40
入江「現場に向かうか」

入江「どんな奴等か実際に見ておくぞ」

なのは「了解です」


『アサシン陣営・2 終了』



―――


次に書く陣営を下から選択してください。


1.アーチャー陣営

2.アベンジャー陣営

3.バーサーカー陣営


↓1
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 19:34:08.26 ID:u5lKldynO
2
106 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 19:42:30.24 ID:EZ61BeM40
『アベンジャー陣営・2』


スティーブ「どうだ、何か発見できたか?」

飛龍「そうですね。一ヵ所気になる所が」

飛龍「戦闘の痕…ですかね? 半壊した道場が見つかりました」

蒼龍「魔力反応も僅かにあるね」

スティーブ「既に戦いは始まっているか…」

スティーブ「その周囲に人影は?」

飛龍「軽く偵察した感じではいないですけど…」

蒼龍「このまま哨戒を継続すれば誰か見つかるかも…」

飛龍「頑張って、妖精さん達!」



コンマ判定


75以下で情報ゲット

30以下で更なる情報ゲット


↓1


107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 19:43:21.24 ID:0IdSs5fs0
いよっ
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 19:43:22.84 ID:u5lKldynO
:
109 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 19:59:41.43 ID:EZ61BeM40
飛龍「いた…!」

飛龍「白い外套を着た女性と、その人に背負われている男性が一人!」

飛龍「…今、商店街の中に入っていきました」

スティーブ「やるな、飛龍。これで一組の所在は判明したか」

蒼龍「…あれ、ちょっと待って。今こっちにも人影が」

蒼龍「でも…上手く隠密行動してるみたい。完全に姿が捉え切れない…!」

スティーブ「飛龍、偵察機を何機か蒼龍の方に回してくれ。数であぶり出すんだ」

飛龍「了解!」

飛龍「…っと、捉えた! 白髪の子ども…かな?」

蒼龍「幾ら夜って言っても、気配の消し方が凄いよ。多分アサシンとかじゃないかな」

飛龍「辺りを回りながら何かしてるみたいだけど…」
110 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 20:05:37.12 ID:EZ61BeM40


蒼龍「あ、また移動し始めたよ!」

飛龍「くっ、要所要所で見失いかける…!」

蒼龍「何とか拠点を特定できると良いけど…」


コンマ20以下でアサシンの拠点判明。

コンマ判定
↓1
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 20:07:10.93 ID:0IdSs5fs0
いよっ
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 20:07:15.99 ID:qrAISzXL0
d
113 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 20:17:56.43 ID:EZ61BeM40
飛龍「あ…!」

蒼龍「うわ、消えた…!」

飛龍「すみません、マスター。見失っちゃいました…」

スティーブ「いや、仕方ないさ」

スティーブ「二人もサーヴァントの姿を確認できたんだ。充分さ」

スティーブ「それに一人に関しては場所も特定できているんだ。出来過ぎなくらいだ」

スティーブ(さて、ある程度情報は得られた)

スティーブ(次はどう行動するかだが―――)


1.アサシンに関して更なる情報収集を行う

2.女性サーヴァントに狙いを定める

3.自由記載(内容によっては再安価)

↓1
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 20:22:11.78 ID:u5lKldynO
1
115 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 20:38:53.06 ID:EZ61BeM40
スティーブ「アサシンと思われるサーヴァントの情報を集めよう」

スティーブ「3時間交代でアサシンが消えた付近の哨戒を続けよう」

スティーブ「動きがあれば姿を見せるだろう」

飛龍「了解」

蒼龍「OK、任せて」


『アベンジャー陣営・2 終了』



―――――

次の陣営を選択してください。

1.アーチャー陣営

2.バーサーカー陣営


↓1

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 20:39:38.33 ID:0IdSs5fs0
117 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 20:44:12.39 ID:EZ61BeM40
ちょっと休憩。
お風呂入ってきます。
118 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 21:34:49.41 ID:EZ61BeM40
再開します。
119 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 21:35:23.48 ID:EZ61BeM40
『バーサーカー陣営・2』

桐山「………」

桐山和雄は一人、新都を歩いていた。

目指すは深山町。そこにいるマスター達の抹殺であった。

彼は一直線に市街地を通り、新都と深山町とを分ける冬木大橋を目指す。

その近くではライダーとセイバーが軽い騒ぎを起こしている。

その騒ぎが、桐山に届く事は―――、



コンマ判定

コンマ30以下でライダーたちの騒ぎに気付く。


↓1
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 21:36:15.52 ID:/L+BTBItO
121 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 21:59:46.17 ID:EZ61BeM40
その騒ぎが、桐山に届く事はなかった。

何も知らぬ桐山は遂に冬木大橋へ到達する。

そうして、橋を渡り合えたその時だった。

桐山は……いや、桐山の中にある『DG細胞』がサーヴァントの気配を察知する。

桐山とは反対の方向から歩いてくる者達。

少女と、中年男性の組み合わせだ。

サーヴァントは少女の方であった。

向こうは桐山の存在に気付いていない。

桐山は無機質に二人を見やり―――、


1.一旦見逃し、後をつける。

2.不意をつき、攻撃をしかける。

3.自由回答(内容によっては再安価)


↓1
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 22:07:46.27 ID:qrAISzXL0
1
123 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 22:20:27.70 ID:EZ61BeM40
桐山はただ黙って、すれ違った。

手を伸ばせば届く程の距離まで近付き、だがそれでも何もしない。

少女達も、桐山の存在をNPと捉えたのだろう。反応は一切ない。

再び距離が離れた所で桐山が振り返り、二人の尾行を始めた。

無機質なまるで昆虫のような瞳でもって、桐山は一組のサーヴァント達の監視を続けていく。



『バーサーカー陣営・2 終了』


124 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 22:25:22.16 ID:EZ61BeM40

『アーチャー陣営・2』


ヴァッシュ「どうだい? 何か見つかった?」

レオ「んー、何か至って平穏な街並みですねえ」

レオ「こうしてみるとこの街も広すぎて、中々…」

ヴァッシュ「ま、もうちょい粘ってみようぜ。こういうのは根気の勝負だよ」
125 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 22:26:15.28 ID:EZ61BeM40
すみません、中途半端に投下しちゃいました。
正しくは下で。


―――

『アーチャー陣営・2』


ヴァッシュ「どうだい? 何か見つかった?」

レオ「んー、何か至って平穏な街並みですねえ」

レオ「こうしてみるとこの街も広すぎて、中々…」

ヴァッシュ「ま、もうちょい粘ってみようぜ。こういうのは根気の勝負だよ」

レオ「そうっすよねぇ」

レオ(うーん、何かないかなあ…)


アーチャー達は何かを発見できる?

コンマ70以下で情報入手

↓1
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 22:37:50.67 ID:y58HvE5tO
ほい
127 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 22:44:09.93 ID:EZ61BeM40
レオ「おっ…向こうの方で何かが…」

レオ「ステーキ屋さん? の中で騒ぎが起きてるみたいですね」

ヴァッシュ「どれどれ…。って、よく見えるなあ! 俺でもギリギリだよ」

レオ「いやいや、それ程でも」テレテレ

レオ「えっと、店の中で麦わら帽子の男と青いドレスの美女が大食い対決してるみたいですね」

ヴァッシュ「は〜、店の中まで見えるとは凄いねぇ」

レオ「いや、まぁ。何とかですよ、何とか」

レオ「多分二人ともサーヴァント、だとは思うんですよね」

レオ「…何で大食い対決してるかは疑問ですけど」

ヴァッシュ「確かに」

128 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 22:48:55.68 ID:EZ61BeM40
ヴァッシュ「どうする? もう少し様子を見ているかい?」

ヴァッシュ「やろうと思えば、狙撃もできるけど」

レオ「こ、この距離からですか?」

ヴァッシュ「まぁね。ただ得物の都合上、もうちょい距離は詰まってた方が良いかな」

レオ(す、すごいな、ヴァッシュさん…)

レオ(ここは―――)


1.観察を続ける

2.狙撃をする

3.自由回答(内容によっては再安価)


↓1
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 23:03:19.05 ID:y58HvE5tO
1
130 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 23:11:25.92 ID:EZ61BeM40
レオ「もうちょい監視しておきましょう。二人がどう行動するかも気になりますし」

ヴァッシュ「了解。警戒するに越したこともないしね」

レオ「さぁ、どうなるか―――」


『アーチャー陣営・2 終了』


―――


【情報まとめ】

『新都』
・セイバー陣営、ライダー陣営 ステーキ屋にて同盟を結ぶ。

・アーチャー陣営 ビル街屋上よりセイバー、ライダー陣営を監視中



『中央』
・キャスター陣営 セイバー、ライダー陣営がいる方へ移動中

・バーサーカー陣営 キャスター陣営を尾行中


『深山町』
・アサシン陣営 学校に休息中

・アベンジャー陣営 円蔵山に潜伏しつつアサシン陣営を見張り中
131 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 23:12:36.06 ID:EZ61BeM40
次に書く陣営を選択してください。

1.セイバー・ライダー陣営

2.キャスター陣営


↓1
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/27(水) 23:19:43.16 ID:qrAISzXL0
1
133 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/27(水) 23:28:21.83 ID:EZ61BeM40
今日はこれで終了。
次回はセイバー・ライダー陣営を中心とした一連の流れを進行していきたいと思います。

明日夜に再開する予定です。ありがとうございました。
134 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 18:20:52.54 ID:ysAclZFg0
では再開します。
135 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 18:21:54.96 ID:ysAclZFg0
『セイバー・ライダー陣営3』


さやか「祝! 同盟成立!」

さやか「と、いう訳で、皆さんよろしくお願いします」フカブカー

愛里寿「いえいえ、こちらこそ」フカブカー

セイバー「決まったのであれば仕方ありません。共に力を合わせましょう、ライダー」

ルフィ「おう! よく分からねえけど、よろしく!」

愛里寿「…さやかのサーヴァントは礼儀正しいし、言う事は聞くし、羨ましい…」

さやか「あー、ライダーは何だか大変そうだよね」

愛里寿「うん。さっきもすぐどっか行っちゃったし、私のことキライっていうし」グス

ルフィ「だって、弱っちいし、ウジウジしてるしよー」

ルフィ「やっぱキライだなー」ナハハ

愛里寿「」ガーン!

さやか「こら! そんな事いわないの!」

セイバー「ライダー、それは淑女に対する物言いではありませんよ」

ルフィ「でもよー」
136 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 18:35:15.15 ID:ysAclZFg0
セイバー(それにしても未知数ですね)

セイバー(粗暴な振る舞いの割に、隙は無い)

セイバー(確かにサーヴァントとして召喚されるだけの実力はありそうですが…)

さやか「よーし、同盟が決まったところで、まずは何をしようか!」

さやか「愛里寿、まかせた!」

愛里寿「え?」

さやか「だって、愛里寿すごい冷静だしさー。私より頭も良さそうだし」

さやか「さやかちゃんは頭脳労働が苦手なのです!」

さやか「だから、任せた!」

愛里寿「ええ…」

愛里寿(…まぁ、良いけど)

愛里寿(単純に戦力は増えた…他の陣営が手を組んでいない限り、一番有利な立場といっても良い…)

愛里寿(二人のサーヴァントに二人のマスター…)

愛里寿(…今やる事は―――)


セイバー・ライダー同盟はどう行動する?



自由記載(内容によっては再安価)

↓1




137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 18:41:59.30 ID:m5xyNJ5VO
鍛錬とか簡単な魔術の使い方を学んだりとか
138 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 18:55:34.68 ID:ysAclZFg0
愛里寿「まずは少し鍛錬をつもう」

愛里寿「サーヴァントの戦い方や魔術に関して、知識として知らされてはいるけど、未知数なところが多い」

愛里寿「練習をすれば、出来る事は増える筈」

さやか「確かにそうだね。私、セイバーのこと何も知らないしなあ」

さやか「そう考えると一旦腰を落ち着けて特訓するのも良い気がするね」

愛里寿「私もライダーのこと何も知らない」

愛里寿「多分、それは他の陣営も同じな筈」

愛里寿「少しでも現状を把握しておこう」

さやか「そうしよう! セイバーもそれでいい?」

セイバー「異存ありません。自分たちの状況を見直す事は大切なことです」

ルフィ「えー、おれは冒険した―――」

セイバー「ライダーも! ―――異存ありませんね」ゴゴゴ

ルフィ「お、おう」

愛里寿(あのライダーを威圧して制御した…! スゴイ…!)

139 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 18:58:50.04 ID:ysAclZFg0
さやか「でも、特訓ってどこでしようか?」

愛里寿「出来るだけ一目が付かず、少しくらい物音を立てても気付かれない所がいい」

さやか「そうすると―――」


1.港はどうだろう?

2.教会や墓地の方は?

3.郊外の森の中かな?

4.自由記載(内容によっては再安価)


↓1
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 19:04:06.13 ID:jQD9c7Gn0
3
141 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 19:35:06.54 ID:ysAclZFg0
さやか「郊外の森の中かな?」

セイバー「確かにあそこなら最適でしょう」

愛里寿「良いと思う」

さやか「じゃあ、移動しよっか!」

愛里寿「おー」



――――


『キャスター陣営・3』


入江「アイツ等、手を組んだようだな」

なのは「本当だ。そういう戦い方もあるんだね」

入江「あるに決まってるだろう。利害が一致すれば、だがな」

なのは「そっか…そうだよね」

入江「だがな、組むとするなら相手を考えた方が良い」

入江「下手をすれば足元を掬われ、後ろから撃たれる」

なのは「…難しいですね」

入江「色々とな」
142 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 19:37:42.29 ID:ysAclZFg0
入江(さて、奴等はどこかへ移動を始めるようだ)

入江(俺達はどうするか…)




キャスター陣営はどう行動する?

自由記載(内容によっては再安価)

↓1
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 19:47:52.75 ID:x5o3Nyk9O
レッツストーキング
144 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 20:04:37.72 ID:ysAclZFg0
入江(…もうちょい探っておくか)

入江「ほんじゃま。ストーキングタイムだ」

入江「情報を垂れ流してくれるまで尾行だ、尾行」

入江「ちゃんと気配消しとけよ」

なのは「了解です。入江さん」

入江「……!」

なのは「? どうしたんですか?」

入江「……もう一回」

なのは「は?」

入江「もう一回、呼んでくれない?」

なのは「えっ、やだ……」ヒキッ

入江「一回! 一回だけでいいから!

入江「今度は文学さんって! できれば上目遣いで!」

なのは「いやですよ! 何かいや!」
145 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 20:14:27.13 ID:ysAclZFg0

入江「………」ジッ

なのは「そ、そんな物憂げな眼で見ても駄目ですよ…!」

入江「父さん、僕のサーヴァントは名前すら呼んでくれないみたいだ…」

なのは「うっ……」

入江「……いや、良いんだ。無理を言った僕が悪いんだから…」

入江「二人の関係性を深めるため、ただ純粋な気持ちで頼んだだけなのに…」

入江「名前を呼んで欲しいっていう、ただそれだけの願いなのに…」

入江「こんな些細な事を願うことすら悪なんですよね……」

入江「……ああ、その通り、その通りだよ……はぁ」

なのは(な、何だか私が悪いみたいになってる…!)

なのは(で、でも、さっきの言い方には絶対下心があったもん!)

入江「名前すら呼んでくれないサーヴァントなんて、心が狭い狭い…」

入江「あぁ、もっと心の広いサーヴァントと組みたかったなぁ…!」

なのは「」カチン

なのは「分かりましたよ!」

なのは「一緒に頑張りましょうね、文学さん! ―――はい、これで良いんでしょ!」

入江「気持ちがこもってない。やり直し」ハナホジホジ

なのは「むきー!」
146 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 20:19:38.55 ID:ysAclZFg0
入江「おふざけは置いといて」

なのは(ふざけてたのは入江さんじゃない!)

入江「奴等、移動するようだ。後を付けるぞ」

なのは「分かりましたよ、もう!」



―――


『バーサーカー陣営・3』


キャスター陣営の後を付けていた桐山は、更に二組のサーヴァント達を発見した。

麦わら帽子の男と、青色の外套を着た女性。そして、そのマスター達。

これで三組。

サーヴァント達の姿を確認した事になる。

三組のサーヴァント達を見て、桐山は―――


1.監視を続ける

2.様子見に戦闘をしかける

3.自由記載(内容によっては再安価)


↓1
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 20:25:44.45 ID:MQTvxj+V0
2
148 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 20:29:35.83 ID:ysAclZFg0
桐山が、駆け出す。

感情の機微もなく、ただ前に。

彼が狙ったのは―――、


コンマ偶数:セイバー、ライダー陣営

コンマ奇数:キャスター陣営


↓1
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 20:38:36.35 ID:05L7C1gsO
150 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 20:47:01.31 ID:ysAclZFg0
キャスター陣営へ攻撃を仕掛けた。

狙うはマスターである入江文学。

一直線に踏み込み、その顔面へ掌底を叩き込む。

桐山の一撃は―――、



コンマ30以下で攻撃成功


↓1
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 20:47:53.06 ID:05L7C1gsO
152 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 21:15:16.32 ID:ysAclZFg0
入江の顔面を捉えた。

素人であれば、例え不意打ちであったとしても、入江に攻撃を当てる事は不可能だったであろう。

入江は生涯の殆どを鍛錬に費やした、格闘術のエキスパート。

そんな男に一撃を与えるなど、素人では……いや、格闘技を学んだ者であっても困難。

だが、桐山はそれを可能とした。

桐山は先の殺し合い―――バトルロワイアルにて、中国拳法の達人と戦い、その技術を会得している。

例え入江が超一流の格闘家とはいえ、中国拳法の達人からの不意打ちを受けたのであれば、完全に捌くのは不可能。

結果―――、


入江「ぐおっ……!」

なのは「入江さん!?」

入江(中国拳法……? サーヴァントか……!? いや、だが、それにしては……!)

なのは(嘘、全然サーヴァントの気配がしなかった……! いや、今だって……!)

桐山「………」ダン!


更に踏み込む桐山。

間になのはが割り込む。


なのは「シュート!」

桐山「!」


数発の射撃魔法が不規則な軌道で桐山に殺到する。

後方に跳びはね回避する桐山だったが、全ては避けきれない。

一発の射撃魔法が、その胸部で炸裂した。
153 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/28(木) 21:35:35.81 ID:ysAclZFg0
地面に転がる桐山。

その隙に入江は体勢を整える。


入江「つけられてるじゃねーか。サーヴァントの気配とやらは感じなかったのか?」

なのは「感じなかったですよ…!」

入江「気を抜いては?」

なのは「ないです」

なのは「というか、今だってサーヴァントの気配は感じません! この人、多分―――」

入江「―――サーヴァントじゃない、か…」

入江(どういう事だ? 近くにサーヴァントを待機させ、更なる不意打ちを狙っている?)

入江(だが、その行為に何のメリットがある? こっちにはサーヴァントがいるんだ。やろうと思えば、今この瞬間にだって殺れる)

入江(現に奴はアーチャーの一撃を受けた。それ程までの危険を冒して、そんな作戦をとるか?)

桐山「……これが、魔法……」

入江(ちっ、昆虫みたいな目ぇしやがって。何考えてるか全然読めねー)


―――ダン!


入江(また突撃か! 狙いは俺、ここは―――)



1.なのはに迎撃を任せる。

2.自分で迎撃する

3.自由記載(内容によっては再安価)


↓1


154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 23:22:55.40 ID:MQTvxj+V0
3二人で迎撃する、どんな切り札があるかわからないし最速で倒したい
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/11/28(木) 23:56:41.95 ID:MQTvxj+V0
セイバー「エクスカリバーぶっ放してたら聖杯戦争楽勝ですよ」
http://elephant.2chblog.jp/archives/52020755.html
156 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/29(金) 00:23:00.59 ID:9i4aHPXN0
入江(…ともかくマスターさえ、倒せば終わりだ)

入江(出し惜しみの必要はない。全力で―――)

入江「―――叩くぞ、アーチャー!!」

なのは「―――了解!!」

相手の突進に負けじと、入江が一歩を踏み込む。

同時に唾を飛ばし、桐山の視界を奪う。

僅かに勢いが削がれた所に、入江の一撃が振るわれる。

狙いは心臓。

心臓を叩き、一撃で意識を奪う、富田流が奥義―――。



入江「―――『金剛』―――」



桐山は、反応しきれない。

深々と刺さった拳に、意識が一瞬で暗闇へと飛ぶ。

残心と共に後方へと飛び退る入江。


なのは「―――まだ!」


射線から入江がどいた事を確認すると共に、なのはが叫ぶ。

臨界に至った魔力が、光の奔流として放たれる。



なのは「―――ディバイン・バスター!!」



桐山の身体が、魔力の渦へと消えた。



157 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/29(金) 00:37:35.13 ID:9i4aHPXN0
魔力渦が消えた後に、あったのは地面に倒れる桐山の姿だった。
油断なく周囲を見ながら、入江が口を開く。


入江「……サーヴァントの反応は?」

なのは「ありません」

入江「…引き続き周囲を警戒していろ」

なのは「了解です。分かりました」


警戒しながら桐山へ近付いた入江は、桐山の頭部を力強く踏み付けた。
頭蓋骨の割れる感触を感じながらも、ようやく入江は勝利を確信した。


入江「……これで一人撃破、か」

なのは「……一体何だったんでしょうね。マスター一人で勝負を仕掛けてくるなんて」

入江「分からんな。破滅願望でもあったか、そもそも何も考えていなかったか」

入江「ともかく頭を潰した。俺たちの勝ちだろう」

入江「とはいえ派手に暴れすぎたか」

入江「先に行った奴等がどう動くかだが―――」




――――




さやか「……何か後ろの方で、すごい音しなかった?」

セイバー「爆発音、ですかね。相当な魔力反応もみられます」

愛里寿「…サーヴァント同士の戦い…」

ルフィ「…つえー奴がいるなぁ」

愛里寿「ライダー、分かるの?」

ルフィ「まぁな。ちなみにこいつもスゲー強いぞ」

セイバー「未来の敵とはいえ、そう言われるとは光栄だ」

ルフィ「ま、おれの方がつえーけどな!」ドン!

セイバー「」ピキ

セイバー「ほう、言いますね。ならば、ここで手合せでもしますか?」

ルフィ「おう、いいぞ!」

さやか「ちょちょちょ、セイバー!」

愛里寿「ダメだよ、ライダー!」


158 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/29(金) 00:44:16.49 ID:9i4aHPXN0
さやか「でも、どうする? あっちにサーヴァントがいる事は確定なんでしょ?」

さやか「このままスルーしちゃって良いのかな?」

セイバー「確かに。相手を確認するチャンスではありますね」

愛里寿「……」

愛里寿(確かにさやかの言う通り、他のサーヴァントの情報を得る好機ではある)

愛里寿(でも、戦闘直後であれば警戒もしてる筈……もしこっちに気付いたら戦闘になる可能性もある)

愛里寿(出来れば特訓をした後に他サーヴァントとは当たりたい……)

愛里寿(ただ絶好の機会なのは確か……一旦、別れて偵察だけしてみる……? でも…)

愛里寿(ここは―――)



愛里寿達はどうする?

自由記載(内容によっては再安価)

↓1
159 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/11/29(金) 00:47:45.44 ID:9i4aHPXN0
今日はここまでにします。
明日夜時間があれば再開したいと思います。


安価は下で。
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/11/30(土) 18:43:21.74 ID:CAuEEu7Z0
偵察する
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/11/30(土) 20:12:37.90 ID:CAuEEu7Z0
知名度補正を考えればルフィがぶっちぎりだな
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/11/30(土) 20:58:48.18 ID:NluQLpOY0
弱点の斬撃も武装のままゴムとかできればある程度防げる可能性
163 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 17:50:47.41 ID:n2b1hvr2O
お待たせして申し訳ありません。
本日19時くらいから再開したいと思います。

>>161
知名度補正は含まない方向でお願いします…。
ワンピースとかぶっち切りのはまだしも、他作品のリアル知名度とか正直よく分からないので…。
164 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:09:56.93 ID:pboc8dYS0
再開します。
165 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:10:32.32 ID:pboc8dYS0
愛里寿「少し偵察してくる…さやか達は先に郊外に向ってて」

ルフィ「おっ、あっち行くのか。いいぞ」

さやか(別行動かぁ。余り別れて行動するのは良くない気もするけどなぁ)

さやか(愛里寿は二人で行く気満々だけど…)


さやか達はどうする?

1.愛里寿についていく

2.先に郊外で待っている


↓1
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/02(月) 19:11:32.12 ID:CVEt/WJmO
1
167 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:20:08.98 ID:pboc8dYS0
さやか「つれないこと言うなぁ、愛里寿は」

愛里寿「え……?」

さやか「一時的かもしれないけど、私達は仲間!」

さやか「こんな時こそ、一緒に行動しなくっちゃ」

愛里寿「う、うん……」

さやか「という訳で私達も付いていくので! 良いよね、セイバー?」

セイバー「勿論です。マスターがそう考えるのならば、異論はありません」

愛里寿「あ、ありがとう…」

さやか「同盟なんだからさ。もっと私達を頼って良いんだよ」

愛里寿「う、うん…」
168 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:26:59.60 ID:pboc8dYS0
さやか「そんじゃま、行きましょうか」

愛里寿「飽くまで偵察が目的だけど、戦闘になる可能性は十分あるから」

愛里寿「皆、気を付けよう」

セイバー「了解しました」

ルフィ「おう!」


―――数分後


さやか「あっ、あそこ……!」

愛里寿「白いドレスの人に、男の人……恰好からして女の人がサーヴァントかな」

セイバー「足元に人が倒れてますね。サーヴァントでしょうか?」


【偵察中のセイバー・ライダー陣営 コンマ50以下で―――】


コンマ判定

↓1


169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/02(月) 19:27:23.60 ID:KL+ZwtsZ0
いよっ
170 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:38:36.66 ID:pboc8dYS0
愛里寿「! ライダー!」グィッ

ルフィ「うお、引っ張るなよ。アリス」

さやか「どうしたの、いきなり?」

愛里寿「ライダー、今彼等の前に出てこうとしたでしょ…!」

さやか「いやいや、あんだけ偵察って言ったんだよ。幾らなんでもそんな事……」

ルフィ「おう!」

さやか「なんで!?」

愛里寿「ライダーはそういう性格だから…」

セイバー「中々の聞かん坊ですね…」

さやか「愛里寿が気付いてくれてよかったよ。じゃなきゃ、問答無用で戦闘だったよ…」

愛里寿「出会ったばかりにも同じような事されたから…」

さやか「…心中察するよ」

171 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:49:49.76 ID:pboc8dYS0
ルフィ「で、何でお前、おれの腕掴んでんだ?」

セイバー「気になさらず。共に偵察をしましょう」

ルフィ「えー、見てるだけじゃつまんねぇじゃん」ブーブー

愛里寿「ライダー」

ルフィ「ん?」

愛里寿「それが私達の目的だからね。そろそろ分かって?」ゴゴゴ

ルフィ「お、おう」

さやか(おお、愛里寿が怒ってる…)

セイバー(凄まじい圧です…)

愛里寿「…こほん」

愛里寿「とりあえず動きがあるまで待機してよう」

愛里寿「相手もさっきの戦闘で注目を集めていることは分かってる筈」

愛里寿「どう行動してるかみてよう?」

さやか「了解!」
172 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 19:58:14.06 ID:pboc8dYS0
―――


キャスター「……誰も襲ってはこなそうだね」

入江「……そうだな」

入江(だが……)


ザワザワ

ナンダアレハ

ナンカノサツエイ?


入江(目立ちすぎたな、こりゃ)

入江(他の奴等に位置が割れたと考えた方が良い)

入江(ちっ、訳のわからねー奴に掻き回されちまったか…)

入江(さて、どう行動するか……)



1.ひとまずその場を移動する

2.他のサーヴァントを待ち構える

3.自由記載(内容によっては再安価)

↓1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/02(月) 20:04:39.82 ID:NtsO2vDl0
174 : ◆0ZlNh5KnMii. [saga]:2019/12/02(月) 20:29:19.37 ID:pboc8dYS0
入江「移動するぞ、なのは」

なのは「了解」

なのは(……さっきの例がある)

なのは(警戒は全力でしておこう)

なのは(サーヴァントの気配に頼るだけじゃない。探索魔法も使って―――)


コンマ判定

コンマ60以下で情報入手

コンマ30以下で更なる情報入手


↓1
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/02(月) 20:29:52.17 ID:Fz4TZ1uT0
a
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